JP6435551B2 - 波力発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発電装置に係り、特に波力により発電を成す、波力発電装置に関する。
波力発電装置には、主に、沖合型のものと、沿岸型のものが存在する。沖合型の波力発電装置としては、特許文献1や特許文献2に開示されているものが知られている。特許文献1や特許文献2に開示されている波力発電装置は、いずれも、波力を受けた際、2つの物体の揺れに相対的なズレが生じるようにバネなどで調整し、この振動の相対的なズレを利用して電力を生じさせる構成としている。
これに対し、沿岸型の波力発電装置としては、特許文献3に開示されているようなものが知られている。特許文献3に開示されている波力発電装置は、海底から海上にかけて立設されている杭とこの杭の外周に配置された可動部とを有するものである。可動部には、フロートが備えられ、波力による揺動が可能な構成とされている。杭には、発電機と、この発電機を稼働させるためのピニオンギヤが設けられており、可動部に設けられたラックギヤがピニオンギヤを回動させることで、電力を生じさせる構成としている。
特許第5495117号公報 特開2012−207652号公報 実用新案登録第2510876号公報
ここで、特許文献1、2に開示されているような沖合型の波力発電装置は、2つの物体の相対的な揺れのズレに起因して電力を生じさせるため、大きな電力を得ることが難しく、かつ発生させた電力を外部に取り出すことも難しいという問題がある。また、特許文献3に開示されている沿岸型の波力発電装置は、発電機を杭の上部外周に設置している。このため、塩水の影響による故障の虞がある他、予期せぬ高波が生じた場合には、可動部の衝突により発電機が損傷を受ける虞もある。
そこで、本発明では、沿岸型の波力発電装置において、耐候性の高い波力発電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る波力発電装置は、海底から海上にかけて立設される杭と、前記杭に沿って昇降可能なフロートとを有する波力発電装置であって、前記フロートを海中に沈降可能な構成とすると共に、前記フロートに発電機を備え、前記発電機の回転軸に設けられたピニオンが、前記杭に配置されたラックに係合する構成としたことを特徴とする。
また、上記のような特徴を有する波力発電装置において前記フロートには、前記発電機を複数備え、複数の前記発電機は、前記杭を中心として放射状に均等配置する構成とすると良い。このような構成とすることにより、1つのフロートによる発電効率を向上させることができる。
また、上記のような特徴を有する波力発電装置において前記フロートは、前記発電機を配置する機械室と、注水により浮力を調整する空気室とを備えていることが望ましい。このような構成とすることにより、機械室は密閉構造としつつ、空気室への海水の流入、排出により、フロートの沈降、浮上を制御することが可能となる。
また、上記のような特徴を有する波力発電装置において前記機械室には、エアコンプレッサが備えられていることが望ましい。機械室にエアコンプレッサを備えることにより、沈降させたフロートを浮上させる際、外部からのエアの圧送を必要としない。このため、エアコンプレッサのON、OFFを遠隔操作することにより、フロートの沈降、浮上を制御することが可能となる。
また、上記のような特徴を有する波力発電装置では、前記杭を中空構造とし、前記発電機により発電された電力を送電するケーブルを、前記杭の内部を通して配置する構成とすることができる。このような配置形態とすることで、海中でケーブルが外部に晒されることが無い。このため、フロートの昇降の妨げとなったり、可動部位との接触により損傷するといった虞が無くなる。
また、上記のような特徴を有する波力発電装置において前記フロートの機械室には、当該フロートを海底に沈降させた際、海上に突出することとなる吸気ダクトを設けるようにすると良い。このような特徴を有することにより、フロートを完全に沈めた状態であっても、フロート内に設けたエアコンプレッサを稼働させることで、フロートを浮上させることが可能となる。
また、上記のような特徴を有する波力発電装置において前記ケーブルは、前記杭の上端部を介し、前記吸気ダクトを通して前記機械室内の前記発電機に接続する構成とすると良い。このような構成とすることにより、杭に沿ってフロートが昇降する際、ケーブルがその動きを阻害する虞が無い。
また、上記のような特徴を有する波力発電装置おいて前記杭には、前記フロートの浮上限界と沈降限界を定めるストッパを設けるようにすると良い。このような構成とすることにより、フロートが杭から外れてしまう事、およびフロートが土台や海底の沈殿物と接触することを避けることができる。
さらに、上記のような特徴を有する波力発電装置において前記フロートには、設置状態において沖合側となる側面の下端側に、底面に向けた勾配を持つ傾斜面を設けるようにすると良い。このような構成とすることにより、波長の短い波に対する揺動性を向上させることができる。
上記のような特徴を有することにより、沿岸型の波力発電装置の耐候性を高めることが可能となる。
実施形態に係る波力発電装置の側面構成を示す図である。 図1におけるA−A断面の構成を示す図である。 フロートの機械室に設けられたエアコンプレッサと、その配管の詳細構成を示す図である。 フロートに備える発電機の数を3つとする場合の例を説明するための図である。 フロートを構成する部屋の積層数を増やし、機械室を多段とする場合の例を説明するための図である。
以下、本発明の波力発電装置に係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、図1は、実施形態に係る波力発電装置の側面構成を示す図である。また、図2は、図1におけるA−A断面の構成を示す図である。さらに図3は、フロートの機械室に設けられたエアコンプレッサと、その配管の詳細構成を示す図である。
本実施形態に係る波力発電装置10は、杭12と、この杭12に沿って昇降可能なフロート28を基本構成とする。
杭12は、海底に配置される土台14を基点として立設され、少なくともその先端が海上(海面よりも上)に出る高さを持つ。杭12は、中空構造とされており、下端部側に、送電のためのケーブルを挿通させる貫通孔16を有する。また、杭12の外周には、長手方向に沿って、ガイドレール18と、ラックギヤ20が設けられている。
ガイドレール18は、詳細を後述するフロート28の昇降をガイドするためのレールである。フロート28の揺れを抑えつつ昇降を支持するために、ガイドレール18は、先端面、および両側面の三面を支持面として構成されている。ラックギヤ20は、フロート28に備えられる発電機34の回転軸に連携するピニオンギヤ38に噛合うギヤである。実施形態に係る波力発電装置10においてラックギヤ20は、杭12の外周に直付けされたベースプレート22に沿って配置されている。杭12に直付けされるベースプレート22と別体構造とすることで、ラックギヤ20の位置調整が可能となる。このため、ピニオンギヤ38との噛合い具合を微調整することが可能となる。また、本実施形態では、ガイドレール18とラックギヤ20をそれぞれ一対、杭12の中心を通る直線上に配置する構成としている。また、対を成すガイドレール18を結ぶ直線とラックギヤ20を結ぶ直線とが、90°の関係を持つように配置されている。
また、杭12の上端側と下端側には、フロート上部ストッパ24と、フロート沈降ストッパ26がそれぞれ設けられている。干潮時に海上に延びる杭12の長さを5.8mとした場合、フロート上部ストッパ24は、海面の高さが+1.5m程度となる満潮時でも、フロート28の昇降範囲を±2.4m以上確保することができる位置に設けるようにする。このような位置にフロート上部ストッパ24を設けるようにすることで、波高4.8mの荒天時であっても、フロート28の可動範囲を十分に確保することが可能となる。
フロート28は、波力を受けることにより、杭12に沿って昇降することで、電力を生じさせる役割を担う。実施形態に係るフロート28は、機械室30と空気室32とに機密に分断されており、機械室30には、少なくとも発電機34と、エアコンプレッサ40が備えられている。発電機34は、回転軸を回転させることにより電力を生じさせる役割を担う。発電機34の回転軸と、ピニオンギヤ38との間には、減速機36が設けられている。発電機34には、電力を送電するためのケーブル(不図示)が接続されている。図1、図2に示すフロート28には、2つの発電機34が設けられている。発電機34を複数設ける場合、杭12の軸心を基点として、放射状に均等配置すると良い。フロート28の重量バランスが安定するからである。1つのフロート28に設ける発電機34の数を増やすことにより、波力に対する発電効率を向上させることができる。なお、発電機34を2つとしている本実施形態の場合、杭12の軸心を基点とした点対称な位置関係で配置されることとなる。
エアコンプレッサ40は、機械室30の気圧を向上させると共に、空気室32への空気の供給により、フロート28の浮力の調整を行う役割を担う。フロート28は、荒天時には、海底へ沈められることがある。このため、機械室30は、大気圧よりも0.5気圧程気圧が高くなるように調整されており、3m程度フロート28を沈降させた場合であっても、機械室30の大気圧が海水の侵入圧よりも高くなるように構成されている。
フロート28には、吸気ダクト42が設けられている。吸気ダクト42は、フロート28を海底に沈降させた際にも、その先端が海上に突出することとなる長さを持つものとしている。吸気ダクト42の基端、すなわちフロート28との接続部には、エアコンプレッサ40に接続される配管(吸気配管50)が配置されている。また、吸気ダクト42内には、送電のためのケーブル(不図示)が引き込まれている。なお、吸気ダクト42の先端部は図3に示すように、吸気配管50やケーブル(不図示)を挿通させる構造をもちつつ、機密に封止されている。機械室30の気圧を待機圧よりも高く保つためである。ここで、エアコンプレッサ40は、機械室30内において、機密に封止された調圧箱40aに内装されている。吸気ダクト42を介して外部空気を取り込む吸気配管50は、調圧箱40aに接続されている。エアコンプレッサ40からの吐出配管は、機械室30にエアを供給するための機械室経路配管52と、空気室32にエアを供給するための空気室経路配管54とに分岐されている。機械室経路配管52と空気室経路配管54は共に、電磁弁とレギュレータが備えられ、エアの吐出経路と吐出圧力が制御されている。
また、空気室経路配管54には、電磁切替弁54aが備えられている。電磁切替弁54aは、エアコンプレッサ40から供給されるエアを空気室側経路54bへ送る経路と、空気室側経路から逆流するエアを排出経路54cへ送る経路との切り替えを行う電磁弁である。また、空気室側経路54bには、分岐経路54dが備えられており、フロート28の外部に配置された分岐経路54dの先端には、手動解放弁54eが備えられている。
このような構成とすることで、空気室経路配管54へのエアの供給を停止し、電磁切替弁54aの切り替えにより、空気室側経路54bと排出経路54cとを接続することで、空気室32内の空気が排出され、空気室32内に海水が流入し、フロート28を沈降させることができる。ここで、手動解放弁54eと、分岐経路54dを備えていることにより、電磁切替弁54aに不具合が生じた場合であっても、手動で空気室32内のエアを排出し、フロート28を沈降させることができる。
また、フロート28を沈降させた後、電気切替弁54aにより、空気室経路配管54と空気室側経路54bを接続してエアコンプレッサ40を稼働させ、空気室経路配管54へエアの供給を行うようにすることで、吸気ダクト42に配された吸気配管50を介して大気が吸入され、空気室32へと充填される。これにより、フロート28を浮上させることができる。なお、吸気ダクト42を介して引き出されたケーブルは、杭12の上端側から杭12の内部を通って下端側へ引き込まれ、貫通孔16を通って杭12の外部へ引き出されることとなる。このような構成とすることで、海底を通り、沿岸へと電力を送電することが可能となる。
また、フロート28の中心部には、杭12を挿通させるための貫通孔44が設けられている。貫通孔44には、杭12に設けられたラックギヤ20に噛合うピニオンギヤ38や、ガイドレール18に当接するガイドローラ46(端面ローラ46a,側面ローラ46bを含む総称)が備えられている。ピニオンギヤ38は、ラックギヤ20に噛合った状態でフロート28が昇降することで回転し、減速機36を介して発電機34の回転軸を回動させる。
ガイドローラ46は、ガイドレール18に当接して回動することで、フロート28の昇降動作を安定させることができる。実施形態に係るフロート28では、ガイドローラ46は、ガイドレール18の端面に当接する端面ローラ46aと、ガイドレール18の側面に当接する2つの側面ローラ46bを組として、杭12の軸心を基点として対称となるように設けている。ガイドローラ46をこのように設けることにより、フロート28を平面視した際に、ガイドレール18に対して上下左右へのフロート28の動きを規制することができる。このため、フロート28を安定させることができ、ラックギヤ20に対するピニオンギヤ38の噛合い状態を良好に保つことができる。
また、実施形態に係るフロート28には、設置状態において沖合側に位置する側面に、底面に向けた勾配を持つ傾斜面48を設けている。波が押し寄せることとなる側面に、このような傾斜面48を設けることにより、波長の短い波に対する揺動性を向上させることができる。つまり、小さな波に対するフロート28の揺動性を向上させることができる。
また、フロート28底面には、空気室32に海水を取り込むための取水口(不図示)の他、フロート全体の腐食を防止する電気防食用の陽極部50が設けられている。なお、図示しない取水口は、解放部とされ、空気室32内の気圧変化により、取水と排水を成すように構成されている。すなわち、空気室32の気圧を低下させた場合には、空気室32内に海水が流入し、気圧を向上させた場合には、海水が排出される。
このような構成の波力発電装置10は、通常状態では、波力を受けることによりフロート28が昇降し、発電機34が稼働して電力を生じさせる。一方、荒天時には、フロート28内の空気室32に海水を流入させてフロート28を海底に沈降させる。このような動作により、フロート28に想定外の力が加わり、機器の破損を生じさせることを防ぐことができる。また、天候が安定した際には、空気室32へ空気を充填し、フロート28を浮上させることで、再び発電装置として機能させることができる。このため、実施形態に係る波力発電装置10は、従来の波力発電装置に比べ、耐候性が高いということができる。
また、本実施形態に係る波力発電装置10では、従来に比べフロート28を大型なものとし、このフロート28に複数の発電機34を配置する構成とした。このため、従来の波力発電装置に比べ、発電効率を向上させることができる。
上記実施形態では、杭12は、海底に配置された土台14を基点として立設されている旨記載した。しかしながら、杭12は、海底に直接打ち込まれるように立設されていても良い。いずれの構成であっても、その機能に違いが生じないからである。
また、上記実施形態では、フロート28に備える発電機34の数を2つとしているが、スペース的に許容できる範囲であれば、その数をさらに増やすようにしても良い。例えば発電機34を3つにする場合には、図4に示すように均等配置すると良い。発電機34の数を増やし、均等配置した場合には、フロート28の平面形状も、重量バランスのとりやすい形態に変えることが望ましい。
また、上記実施形態では、フロート28は、空気室32と機械室30とを1対1で設ける2層構造としていた。しかしながら、図5に示すように、フロート28を構成する部屋の積層数を増やし、機械室30の数を増やすようにしても良い。機械室30を増やし、機械室30に設ける発電機34の数を増やすことで、発電効率を向上させることができるからである。
なお、上記実施形態では、ラックアンドピニオンの関係について、動力伝達のロスを考慮して、両者共ギヤである旨記載した。しかしながら、摩擦抵抗等によりピニオンを回転させることが可能なものであれば、ギヤに限らず、単なるローラとガイドの関係であっても良い。
10………波力発電装置、12………杭、14………土台、16………貫通孔、18………ガイドレール、20………ラックギヤ、22………ベースプレート、24………フロート上部ストッパ、26………フロート沈降ストッパ、28………フロート、30………機械室、32………空気室、34………発電機、36………減速機、38………ピニオンギヤ、40………エアコンプレッサ、40a………調圧箱、42………吸気ダクト、44………貫通孔、46………ガイドローラ、46a………端面ローラ、46b………側面ローラ、48………傾斜面、50………吸気配管、52………機械室経路配管、54………空気室経路配管、54a………電磁切替弁、54b………空気室側経路、54c………排出経路、54d………分岐経路、54e………手動解放弁。

Claims (5)

  1. 海底から海上にかけて立設される中空構造の杭と、前記杭に沿って昇降可能なフロートとを有する波力発電装置であって、
    前記フロートを海中に沈降可能な構成とすると共に、
    前記フロートは、発電機を配置すると共に当該フロートを海底に沈降させた際、海上に突出することとなる吸気ダクトを設けた機械室と、注水により浮力を調整する空気室とを備え、
    前記発電機の回転軸に設けられたピニオンが、前記杭に配置されたラックに係合する構成とすると共に、
    前記発電機により発電された電力を送電するケーブルを、前記杭の内部を通して配置すると共に前記杭の上端部を介して前記吸気ダクトを通し、前記機械室内の前記発電機に接続する構成としたことを特徴とする波力発電装置。
  2. 前記フロートには、前記発電機を複数備え、
    複数の前記発電機は、前記杭を中心として放射状に均等配置されていることを特徴とする請求項1に記載の波力発電装置。
  3. 前記機械室には、エアコンプレッサが備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の波力発電装置。
  4. 前記杭には、前記フロートの浮上限界と沈降限界を定めるストッパを設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の波力発電装置。
  5. 前記フロートには、設置状態において沖合側となる側面の下端側に、底面に向けた勾配を持つ傾斜面を設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の波力発電装置。
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