JP6434618B2 - マルチトランスポート機構をサポートするネットワークのためのアプリケーションデータ配信サービス - Google Patents

マルチトランスポート機構をサポートするネットワークのためのアプリケーションデータ配信サービス Download PDF

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Description

第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、いくつかの電気通信規格開発団体を統一し、無線アクセス、コアトランスポートネットワーク、およびサービス能力を含む、セルラー電気通信ネットワーク技術のための仕様を開発する環境を、それらのメンバーに提供する。3GPP仕様はまた、コアネットワークへの非無線アクセスのためのフック、および他のネットワークとのインターワーキングも提供する。
無線通信のための3GPPコアネットワークアーキテクチャの最新の進化は、進化型パケットコア(EPC)と称される。EPCは、最初に、規格のリリース8において3GPPによって導入された。これは、性能および費用の観点から、データトラフィックを効率的に取り扱うために、「平坦なアーキテクチャ」を有するように設計され、少ないネットワークノードが、トラフィックの取扱に関与している。プロトコル変換も、概して、回避される。また、信号通信(「制御プレーン」としても公知である)からユーザデータ(「ユーザプレーン」としても公知である)を分離することも決定され、これは、ネットワークオペレータが、それらのネットワークを容易に定寸および適合することを可能にする。
図1は、E−UTRAN(LTEアクセスネットワーク)を経由してEPC102に接続されたユーザ機器(UE)104(例えば、携帯電話または他の無線デバイス)を図示する、基本アーキテクチャである。進化型ノードB(eNodeB))106は、LTE無線用の基地局である。この図では、EPCは、4つのネットワーク要素、すなわち、サービングゲートウェイ(サービングGW)110、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN GW)112、MME114、およびHSS116から成る。EPCは、外部ネットワーク108に接続されてもよい。
HSS(ホーム加入者サーバ)116は、ユーザ関連および加入者関連情報を含有するデータベースである。これはまた、移動性管理、呼び出しおよびセッション設定、ユーザ認証ならびにアクセス認可におけるサポート機能も提供する。
ゲートウェイ(サービングGW110およびPDN GW112)は、ユーザプレーンを取り扱う。それらは、ユーザ機器(UE)と外部ネットワークとの間でIPデータトラフィックを輸送する。サービングGW110は、無線側とEPCとの間の相互接続点である。その名前が示すように、このゲートウェイは、着信および発信IPパケットを送ることによってUEにサービス提供する。これは、LTE内移動性のアンカポイントであり(すなわち、eNodeB間のハンドオーバの場合)、LTEと他の3GPPアクセスとの間にある。これは、論理的に、他方のゲートウェイ、すなわち、PDN GWに接続される。
PDN GW112は、EPCとインターネット等の外部IPネットワークとの間の相互接続点である。これらのネットワークは、PDN(パケットデータネットワーク)、したがって、名前と呼ばれる。PDN GWは、PDNへ、およびそこからパケットを送る。PDN GWはまた、IPアドレス/IPプレフィックス割付またはポリシー制御、および課金等の種々の機能も果たす。3GPPは、独立してこれらのゲートウェイを規定するが、実践では、それらは、ネットワークベンダによって単一の「ボックス」の中で組み合わせられてもよい。
MME(移動性管理エンティティ)114は、コントロールプレーンを取り扱う。これは、E−UTRANアクセスのための移動性およびセキュリティに関係付けられる信号通信を取り扱う。MMEは、アイドルモードでUEの追跡およびページングに関与する。これはまた、非アクセス層(NAS)の終端点でもある。
図1に示されるように、UE104は、E−UTRANを使用してEPC102に到達することができるが、これは、サポートされる唯一のアクセス技術ではない。3GPPは、複数のアクセス技術、また、これらのアクセスの間のハンドオーバもサポートすることを規定する。本概念は、複数のアクセス技術にわたって種々のIPベースのサービスを提供する一意のコアネットワークを使用して、集中をもたらすことである。既存の3GPP無線アクセスネットワークがサポートされる。3GPP仕様は、どのようにしてインターワーキングがE−UTRAN(LTEおよびLTE−Advanced)、GERAN(GSM(登録商標)/GPRSの無線アクセスネットワーク)、およびUTRAN(UMTSベース技術WCDMA(登録商標)およびHSPAの無線アクセスネットワーク)の間で達成されるかを定義する。
アーキテクチャはまた、UEおよびEPCを相互接続する非3GPP技術も可能にする。非3GPPは、これらのアクセスが3GPPで規定されなかったことを意味する。これらの技術は、例えば、WiMAX、cdma2000(登録商標)、WLAN、または固定ネットワークを含む。非3GPPアクセスは、2つのカテゴリ、すなわち、「信頼できる」ものおよび「信頼できない」ものに分けられることができる。信頼できる非3GPPアクセスは、EPCと直接相互作用することができる。信頼できない非3GPPアクセスは、ePDG(進化型パケットデータゲートウェイ)(図示せず)と呼ばれるネットワークエンティティを介してEPCとインターワーキングする。ePDGの主要な役割は、信頼できない非3GPPアクセスを経由したUEとの接続のIPsecトンネリング等のセキュリティ機構を提供することである。3GPPは、どの非3GPP技術が信頼できる、または信頼できないと見なされるべきであるかを規定しない。この決定は、オペレータによって行われる。
図1に図示される3GPPネットワークアーキテクチャは、本来、人間によって従来的に操作されるデバイスの間の通信を可能にするように設計された。例えば、3GPPネットワークは、インターネット等のパケット交換ネットワークおよびグローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))ネットワーク等の回路交換ネットワークへのアクセスをスマートフォンに提供するためによく適している。3GPPネットワークは、本来、スマート計測、ホームオートメーション、eHealth、消費者製品、フリート管理等を伴う通信等の、マシンまたはデバイスがネットワークを経由して相互と通信する、マシン型通信(MTC)とも称される、いわゆるマシンツーマシン(M2M)通信を取り扱うために最適化される方法で設計されなかった。
3GPP仕様のリリース11(R11)では、3GPPは、マシン型通信/マシンツーマシン通信のためのUMTSコアネットワークのインターワーキング能力を増進した。インターワーキングとは、情報を交換する、デバイスを制御する、またはデバイスを監視する、もしくはデバイスと通信する目的で、コアネットワークにインターフェース接続する、サーバまたはアプリケーションを指す。図2は、TS 23.682 V11.5.0において3GPPによって提示されるMTCアーキテクチャを示す。
図2に図示されるように、サービス能力サーバ(SCS)212は、サービスをコアネットワーク、デバイス、およびアプリケーションに提供してもよい。SCSはまた、M2Mサーバ、MTCサーバ、サービス能力層(SCL)、または共通サービスエンティティ(CSE)と呼ばれてもよい。SCS212は、ホーム公衆陸上移動ネットワーク(HPLMN)のオペレータによって、またはMTCサービスプロバイダによって制御されてもよい。SCSは、オペレータドメインの内側または外側に展開されてもよい。SCSがオペレータドメインの内側に展開される場合、SCSは、内部ネットワーク機能であってもよく、かつオペレータによって制御されてもよい。SCSがオペレータドメインの外側に展開される場合、SCSは、MTCサービスプロバイダによって制御されてもよい。
SCSは、Tsp基準点(すなわち、インターフェース)を介して、マシン型通信(MTC)インターワーキング機能(MTC−IWF)210と通信してもよい。Tsp基準点は、コアネットワークとインターワーキングするために使用されるインターフェースの実施例である。
さらに図2に図示されるように、基準点(すなわち、インターフェース)Tsms202は、ショートメッセージサービス(SMS)サービスセンタ(SMS−SC)204をショートメッセージエンティティ(SME)206に接続してもよい。Tsms基準点は、コアネットワークとインターワーキングするために使用されるインターフェースの別の実施例である。SMS−SC204は、T4基準点を経由してMTC−IWFと通信する。
同様に図2に図示されるように、SCS212は、デバイストリガのために、ユーザ機器MTC(UE MTC)アプリケーション216、(例えば、境界218によって画定されるような)HPLMN内のMTC−IWF210、またはSMS−SC204と通信するように、3GPPネットワークに接続し得る、エンティティであってもよい。SCS212は、1つまたはそれを上回るアプリケーションサーバMTC(AS MTC)アプリケーションによって使用するための能力を提供してもよい。
UEは、無線アクセスネットワーク(RAN)219を含む公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)を通して、SCSおよび/または他のMTC UEと通信してもよい。MTC UE214は、1つまたはそれを上回るMTCアプリケーション216をホストしてもよい。MTCアプリケーションはまた、1つまたはそれを上回るAS220/222上でホストされてもよい。MTCアプリケーション216は、SCS212、AS MTCアプリケーション、または他のUE MTCアプリケーションと相互作用し得る、MTC通信エンドポイントであってもよい。
アプリケーションサーバ(AS)220/222はまた、1つまたはそれを上回るMTCアプリケーションをホストしてもよい。ASは、SCS212またはGGSN/P−GW224とインターワーキングしてもよい。AS上のMTCアプリケーションは、SCS、UE MTCアプリケーション、または他のMTCアプリケーションと相互作用してもよい。
MTCインターワーキング機能(MTC−IWF)210は、SCS212から内部PLMNトポロジを隠してもよい。MTC−IWFは、PLMN内でMTC機能性(例えば、MTC UEトリガ)をサポートするように、(例えば、Tsp基準点208を経由して)それ自体とSCSとの間で使用される信号通信プロトコルを中継および/または変換してもよい。例えば、SCSは、MTC−IWFがトリガをMTCデバイスに送信することを要求してもよい。MTC−IWFは、SMSを介して、MTCトリガをMTCデバイス214に配信してもよい。MTCデバイス216は、トリガに基づいて、SCS212に応答してもよい。MTCデバイス216は、例えば、センサ示度値で応答してもよい。MTCデバイス216がSCS212に応答するとき、MTCデバイスは、SCS212と通信するために、パケットデータネットワーク(PDN)/パケットデータプロトコル(PDP)接続を使用してもよい。MTCデバイスは、IP接続を使用して、SCSと接続してもよい。
MTC−IWF210は、SCSが3GPPネットワークとの通信を確立し得る前に、SCS212を認可してもよい。例えば、SCS212がTsp基準点上でトリガ要求を行うとき、MTC−IWF210は、SCSがトリガ要求を送信する権限を与えられているかどうか、およびSCSがそのトリガ提出の割当または割合を超えていないことをチェックしてもよい。
さらに図2に示されるように、移動切替センタ(MSC)238は、音声電話およびSMSならびに他のサービス(電話会議、FAX、および回路交換データ)を送る責任がある、GSM(登録商標)/CDMA用の主要サービス配信ノードである。MSCは、エンドツーエンド接続を設定して公開し、通話中に移動性およびハンドオーバ要件を取り扱い、課金およびリアルタイムプリペイドアカウント監視を管理する。
サービング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)234は、その地理的サービス地域内のモバイルデバイスを往復するデータパケットの配信に責任がある。そのタスクは、パケットルーティングおよび転送、移動性管理(アタッチ/デタッチおよび場所管理)、論理リンク管理、ならびに認証および課金機能を含む。SGSNの場所レジスタは、場所情報(例えば、現在のセル、現在のVLR)、およびそれに登録された全てのGPRSユーザのユーザプロファイル(例えば、IMSI、パケットデータネットワークで使用されるアドレス)を記憶する。
M2M/MTC通信は、人間の相互作用を伴う従来のデータ通信と異なる。例えば、データ通信を必要とするM2M/MTCアプリケーションは、全て同一の特性を有するわけではない。各タイプのM2M/MTCアプリケーションは、異なるタイプの通信サービスを必要とし得る。3GPP TS 22.368は、これらの異なるサービス要件を識別し、これらのサービスを提供する、異なるMTC特徴を列挙する。例えば、MTC特徴‘Low Mobility’は、移動しない、稀に移動する、またはある領域内のみで移動するMTCデバイスとともに使用するために意図される。MTC特徴‘Time Controlled’は、定義された時間間隔中のみにデータを送信または受信するように許容し、これらの定義された時間間隔外で不必要な信号通信を回避することができる、MTCアプリケーションとともに使用するために意図される。MTC特徴‘Small Data Transmissions’は、少量のデータを送信または受信するMTCデバイスとともに使用するために意図される。MTC特徴‘Infrequent Mobile Terminated’は、モバイル発信通信を主に利用する、MTCデバイスとともに使用するために意図される。MTC特徴‘MTC Monitoring’は、MTCデバイス関連イベントを監視するために意図される。MTC特徴‘Secure Connection’は、MTCデバイスとMTCサーバ/MTCアプリケーションサーバとの間の安全な接続を必要とするMTCデバイスとともに使用するために意図される。最後に、MTC特徴‘Group Based’は、MTCデバイスのグループに適用され、グループベースのポリシー、グループベースのアドレス指定等を含む。
既存の3GPPネットワークでは、アプリケーション層データ通信は、主に、パケットドメインを通して、およびSMSを通してサポートされる。(i)(SGiおよびGi基準点を介した)パケットドメイン、(ii)ショートメッセージサービス(SMS)、(iii)マルチメディアメッセージングサービス(MMS)、および(iv)非アクセス層(NAS)を含む、いくつかの異なるトランスポート機構が利用可能である。
パケットドメインメッセージングに関して、PGWおよびGGSNは、データ通信用のアンカポイントの役割を果たし、それらは、コアネットワーク内のGTP−Uトンネルを通してユーザプレーンデータを送ってもよい(PMIPもまた、S5/S8インターフェースで使用されてもよい)。3GPP TS 23.401が、本EPCアーキテクチャを定義する。GTP−Uトンネルは、共通QoS処置を、それらを通してトランスポートされるIPフローに提供する。パケットフィルタは、規定GTP−Uトンネルを通してトランスポートされるフローを決定する。
SMSの目的は、3GPP TS 23.040で説明されるように、SC(サービスセンタ)を介してMS/UEとSME(ショートメッセージエンティティ)との間にショートテキストメッセージを転送する手段を提供することである。SMSは、主に、ユーザの間でショートテキストメッセージを交換するために使用される。しかしながら、SMSはまた、ショートデータ通信用のいくつかの上位層アプリケーションによって使用されることもできる。SMSはまた、ストアアンドフォワード機構を提供することもできる。SMSは、通常のユーザプレーンデータとは異なって送られ、概して、SGi/Giインターフェースパスを使用しない。
MMSは、マルチメディアメッセージングコンテキストにおいてコンテンツの豊富なセットを加入者に提供するために使用される、サービスである。これは、SMSに類似するストアアンドフォワードパラダイムを提供する。しかしながら、MMSは、マルチメディアメッセージをトランスポートするために、パケットドメインユーザプレーン(SGi/Gi)を使用する。MMSは、ユーザプレーンを経由して作動するアプリケーションレベルサービスと見なされることができる。3GPP TS 23.140は、MMSアーキテクチャを説明する。MMSは、マルチメディアメッセージの受信側にアドレス指定するように、Eメールアドレス(RFC 2822)またはMSISDN(E.164)もしくは両方の使用をサポートする。MMSはまた、マルチメディアメッセージの受信側にアドレス指定するように、サービスプロバイダ特有のアドレスの使用をサポートしてもよい。
NASに関して、MTC−IWFが、少量データメッセージをSGSN/MMEに送信するためにT5インターフェースを使用することを可能にし、次いで、データをUEに送信するためにNASまたはRRCメッセージを使用することについて、3GPP SA2内で議論が行われている。本特徴は、まだ3GPPによってサポートされていないが、将来、何らかのそのようなサービスがサポートされ得ることが予測される。
3GPPネットワーク内のデータトランスポートのための別の既存の機構は、デバイストリガと呼ばれる。デバイストリガは、SCSとの通信を開始することを含む、アプリケーション特有の動作を行うようにUEにトリガするために、SCSが3GPPネットワークを介して情報をUEに送信する手段である。3GPP TS 23.682は、3GPPネットワークによってサポートされるデバイストリガ機構を定義する。デバイストリガは、UEのIPアドレスがSCS/ASによって利用可能または到達可能ではないときに、必要とされる。
デバイストリガが必要であるかどうかを判定するために、SCS/ASは、デバイスのIPアドレスの有効性を追跡する必要があろう。デバイスが過剰に長い間アイドルである場合、ネットワーク/PDNが、M2Mデバイスに割り当てられたIPアドレスを別のUEに再び割り付け得る可能性がある。ある場合には、SCS/ASは、SCS/ASにおいて公知であるデバイスのIPアドレスを使用して、初期通信を試行してもよく、(おそらくICMPメッセージに基づいて)通信が失敗した後に、IPアドレスが無効であることを検出してもよい。これは、M2Mデバイスとの通信を確立するために時間がかかり得る。また、既存のデバイストリガアプリーチは、アプリケーションデータを交換する前に、デバイストリガが必要とされるかどうかを判定するようにSCS/ASに要求し、SCS/ASは、デバイストリガメッセージを構築し、デバイストリガプロシージャを開始する必要があろう。
本願は、限定ではないが、3GPP MTCアーキテクチャ等のM2MまたはMTC通信ネットワーク内のアプリケーションの間のアプリケーションデータ転送のための新しい方法およびシステムを開示する。
上記のように、M2M/MTC通信は、人間を伴う従来の通信と異なる特性を有する。いくつかのM2M/MTCアプリケーションが、即時(低遅延)データ転送を必要とし得る一方で、他のM2M通信は、数日程度の遅延に耐えることができる。3GPPは、データを転送するために利用可能ないくつかの方法を有し、制御プレーンを経由して小さいユーザデータパケットを送信するためのアプローチを開発しているが、これらの既存の方法は、データを送信しているアプリケーションの基本的な基礎通信要件を考慮しない。アプリケーションデータを送信する、コアネットワークノードまたはアプリケーションサーバ(すなわち、SCS)は、どのようなデータトランスポート方法が選択されるかに影響を及ぼすことができない。アプリケーション認識をEPCに導入することによって、EPCは、QoSおよびIPフロー制御のみよりもアプリケーション認識したサービスならびに効率的なトランスポートサービスをアプリケーションに提供してもよい。
アプリケーション認識はまた、トリガをより効率的にすることもできる。3GPPネットワーク内の既存のデバイストリガ機構は、トリガがSCSによって開始されることを要求する。SCSは、UEの状態を判定し、トリガが必要であるかどうかを決定することが期待される。同様に、SCSは、少量データ伝送を使用するときをコアネットワークに示す必要がある。SCSは、最適なデータ配信方法を把握することが期待される。しかし、これらの決定は、SCSからの支援を受けて、コアネットワークによって、より知的または効率的に行われることができる。
3GPPネットワーク内の複数の異なるデータトランスポート機構の存在もまた、M2M/MTCアプリケーション開発をより困難にする。開発者が、異なるシナリオで異なるトランスポート機構を利用しようと希望する場合、アプリケーション開発者は、これらの異なる機構のそれぞれをコードしなければならず、また、所与の状況で適切な機構を選択するために必要なコードを提供しなければならない。
既存の技術分野におけるこれらの不足に対処するために、本願は、デバイスドメイン内に常駐し得るアプリケーション、例えば、M2M/MTCデバイスおよびゲートウェイと、ネットワークドメイン内に常駐するアプリケーション、例えば、ASまたはSCSとの間のアプリケーションデータ転送を促進する、本明細書ではアプリケーションデータ配信サービス(ADDS)と称される、新しいサービスを開示する。また、本明細書では、新しいデータ配信サービスを提供するためのADDSと3GPPコアネットワークノードとの間の新しいインターフェース(すなわち、基準点)も開示される。
一実施形態では、アプリケーションはそれぞれ、ADDSサービスにアプリケーションを識別する、一意のADDSサービス特有の識別子を割り当てられる。本識別子は、種々の3GPP層識別子を経由して抽象化を提供し、ADDS特有の機能性をシームレスに提供するように、ADDSサービスおよびエンドノードがアプリケーションをホストすることに役立つ。本アプリケーション識別子を用いると、アプリケーションは、IPアドレス、FQDN、外部ID、MSISDN、または同等物のような他のトランスポート層特有の識別を認識する必要がない。
一実施形態では、ADDSは、NAS、SMS、USSD、およびユーザプレーン等の既存の3GPPトランスポート機構を活用し、それは、アプリケーションデータ特性、アプリケーション/エンドノード特性および可用性、加入情報、ネットワークのポリシー、ネットワーク状態(混雑、ノード可用性等)、ならびに同等物等の基準に基づいて、アプリケーションデータを配信するためのトランスポート機構を選択するように構成される。
ADDSによって提供される他の特徴は、アプリケーション移動性(たとえネットワークにアクセスするモードが変化したとしても、アプリケーションがADDSサービスを使用し続ける能力)、ストアアンドフォワード能力、および以降で明白となるであろうその他を含む。
本概要は、発明を実施するための形態において以下でさらに説明される、簡略化形態の概念の選択を導入するように提供される。本概要は、請求された主題の主要な特徴または不可欠な特徴を識別することを目的としておらず、また、請求された主題の範囲を限定するために使用されることも目的としていない。さらに、請求された主題は、本開示の任意の部分で記述されるいずれかまたは全ての不利点を解決する制限に限定されない。
類似数字が全体を通して類似要素を示す、添付の図面と併せて、一例として挙げられる、以下の発明を実施するための形態から、より詳細に理解され得る。
本明細書は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
ネットワーク内の第1のエンドノード上で実行される第1のアプリケーションが、メッセージを第2のエンドノード上で実行される第2のアプリケーションに伝送し得、上記ネットワークは、上記メッセージを上記第2のアプリケーションに送信するために使用され得る、複数の異なるメッセージトランスポート機構をサポートすることが可能である、通信ネットワークにおいて、
上記第1のエンドノード上で実行される上記第1のアプリケーションから、メッセージを上記第2のエンドノード上で実行される上記第2のアプリケーションに送信する要求を受信するステップであって、上記要求は、上記第2のアプリケーションの一意の識別子を含む、ステップと、
上記第1のアプリケーションについての情報、上記第1または第2のエンドノードについての情報、もしくは伝送される上記メッセージについての情報のうちの少なくとも1つに基づいて、上記ネットワークによってサポートされる上記複数の異なるメッセージトランスポート機構のうちの1つを選択するステップと、
上記選択されたトランスポート機構を使用して、上記メッセージを上記第2のアプリケーションが常駐する上記第2のエンドノードに送信するステップと、
を含む、方法。
(項目2)
上記複数の異なるメッセージトランスポート機構は、ショートメッセージサービス(SMS)トランスポート機構、非アクセス層(NAS)トランスポート機構、非構造化補足サービスデータ(USSD)機構、または3GPPネットワークのユーザプレーントランスポート機構を備える、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記第1および第2のエンドノードのそれぞれは、M2MまたはMTCデバイスもしくはゲートウェイ、マシン、センサ、アプライアンス、移動局、固定または移動加入者ユニット、ポケットベル、携帯情報端末、コンピュータ、携帯電話、スマートフォン、サービス能力サーバ(SCS)、M2Mサーバ、MTCサーバ、サービス能力層(SCL)、共通サービスエンティティ(CSE)、もしくはアプリケーションサーバ(AS)のうちの1つを備え得る、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記方法のステップは、上記第1のエンドノード上で実行される論理エンティティによって行われる、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記方法のステップは、コアネットワークノード上で実行される論理エンティティによって行われる、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記第1のアプリケーションについての上記情報は、メッセージ率、サービス品質要件、遅延耐性、アプリケーション可用性、および許容メッセージ損失率のうちの1つまたはそれを上回るものを含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
上記メッセージについての上記情報は、メッセージサイズおよびメッセージ重要性のうちの1つまたはそれを上回るものを含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
上記第1もしくは第2のエンドノードについての上記情報は、エンドノード能力およびエンドノード可用性のうちの1つまたはそれを上回るものを含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
複数の異なるメッセージトランスポート機構をサポートするネットワーク接続の要求を上記第1のエンドノードから送信するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
複数の異なるメッセージトランスポート機構をサポートするネットワーク接続の上記要求は、NASメッセージの中に指示アクセスポイント名(APN)または要求フラグを含むことによって、上記ネットワークに示される、項目9に記載の方法。
(項目11)
プロセッサと、メモリとを備える、ネットワークノードであって、上記ネットワークノードは、ネットワーク内のエンドノード上で実行されるアプリケーションの間でメッセージを送信するために使用され得る、複数の異なるメッセージトランスポート機構をサポートする通信ネットワークに接続され、上記ネットワークノードの上記メモリは、上記ネットワークノードの上記プロセッサによって実行されたときに、上記ネットワークノードに、
第1のアプリケーションから、メッセージを上記通信ネットワークのエンドノード上で実行される第2のアプリケーションに送信する要求を受信するステップであって、上記要求は、上記第2のアプリケーションの一意の識別子を含む、ステップと、
上記第1のアプリケーションについての情報、上記第2のアプリケーションが常駐する上記エンドノードについての情報、もしくは伝送される上記メッセージについての情報のうちの少なくとも1つに基づいて、上記ネットワークによってサポートされる上記複数の異なるメッセージトランスポート機構のうちの1つを選択するステップと、
上記選択されたトランスポート機構を使用して、上記メッセージを上記第2のアプリケーションが常駐する上記エンドノードに送信するステップと、
を含む、ステップを行わせる、コンピュータ実行可能命令を記憶する、
ネットワークノード。
(項目12)
上記複数の異なるメッセージトランスポート機構は、ショートメッセージサービス(SMS)トランスポート機構、非アクセス層(NAS)トランスポート機構、非構造化補足サービスデータ(USSD)機構、または3GPPネットワークのユーザプレーントランスポート機構を備える、項目11に記載のネットワークノード。
(項目13)
上記ネットワークノードは、M2MまたはMTCデバイスもしくはゲートウェイ、マシン、センサ、アプライアンス、移動局、固定または移動加入者ユニット、ポケットベル、携帯情報端末、コンピュータ、携帯電話、スマートフォン、サービス能力サーバ(SCS)、M2Mサーバ、MTCサーバ、サービス能力層(SCL)、共通サービスエンティティ(CSE)、もしくはアプリケーションサーバ(AS)のうちの1つを備える、項目11に記載のネットワークノード。
(項目14)
上記第1のアプリケーションは、上記ネットワークノード上で実行される、項目11に記載のネットワークノード。
(項目15)
上記ネットワークノードは、コアネットワークノードを備える、項目11に記載のネットワークノード。
(項目16)
上記第1のアプリケーションについての上記情報は、メッセージ率、サービス品質要件、遅延耐性、アプリケーション可用性、および許容メッセージ損失率のうちの1つまたはそれを上回るものを含む、項目11に記載のネットワークノード。
(項目17)
上記メッセージについての上記情報は、メッセージサイズおよびメッセージ重要性のうちの1つまたはそれを上回るものを含む、項目11に記載のネットワークノード。
(項目18)
上記第2のアプリケーションが常駐する上記エンドノードについての上記情報は、エンドノード能力およびエンドノード可用性のうちの1つまたはそれを上回るものを含む、項目11に記載のネットワークノード。
(項目19)
上記ネットワークによってサポートされる上記複数の異なるメッセージトランスポート機構のうちの1つを選択するステップはさらに、上記ネットワークノードについての上記情報に基づく、項目11に記載のネットワークノード。
(項目20)
上記コンピュータ実行可能命令はさらに、上記ネットワークノードに、複数の異なるメッセージトランスポート機構をサポートするネットワーク接続の要求を送信させる、項目11に記載のネットワークノード。
(項目21)
複数の異なるメッセージトランスポート機構をサポートするネットワーク接続の上記要求は、NASメッセージの中に指示アクセスポイント名(APN)または要求フラグを含む、上記ネットワークノードによって、上記ネットワークに示される、項目20に記載のネットワークノード。
図1は、3GPPコアネットワークアーキテクチャの基本アーキテクチャ図である。 図2は、3GPPマシン型通信(MTC)アーキテクチャのブロック図である。 図3は、その一実施形態による、ADDクライアントおよびADDSエンティティを含む、新しいアプリケーションデータ配信サービス(ADDS)のアーキテクチャの高レベル概観を表す、ブロック図である。 図4Aは、ADDSエンティティがコアネットワーク内で別個の論理ノードとして実装される、ADDSの一実施形態を図示する、ブロック図である。 図4Bは、ADDSエンティティが3GPP MTC−IWFと一緒に配置される、実施形態を図示する。 図4Cは、ADDSエンティティが3GPP PGWの一部として統合される、実施形態を図示する。 図4Dは、ADDSエンティティがサービスドメインの一部であり、3GPPネットワークオペレータにとって外部エンティティであり得る、別の実施形態を図示する。 図4Eは、ADDSエンティティが3GPP IPマルチメディアサブシステム(IMS)アプリケーションサーバ(AS)として実装される、さらに別の実施形態を図示する。 図5は、ADDSクライアントおよびADDSクライアントを利用するアプリケーションが同一のエンドノード内に常駐するときのADDSクライアントのアーキテクチャの一実施形態を図示する。 図6は、ADDSクライアントが、ADDSクライアントがホストされるエンドノードと異なる物理デバイス上で作動するアプリケーションとインターワーキングする、ADDSクライアントのアーキテクチャの別の実施形態を図示する。 図7は、UEへのADDS広告のための方法の一実施形態を図示する。 図8は、UEへのADDS広告のための方法の別の実施形態を図示する。 図9は、UEへのADDS広告のための方法のさらに別の実施形態を図示する。 図10は、SCSへのADDS広告のための方法の一実施形態を図示する。 図11Aは、NASを経由したADDSメッセージ転送のためのプロトコルスタックを示す。 図11Bは、ユーザプレーンを経由したADDSメッセージ転送のためのプロトコルスタックを示す。 図11Cは、SMSを使用するADDSメッセージ転送のためのプロトコルスタックを示す。 図11Dは、USSDを使用するADDSメッセージ転送のためのプロトコルスタックを示す。 図12は、その一実施形態による、ADDSメッセージの形式を図示する。 図13は、その一実施形態による、アプリケーション登録の方法のための例示的呼び出しフローを示す。 図14は、エンドノードまたはネットワークがADDS更新プロシージャを開始して行う、プロセスの実施形態を図示する。 図15は、一実施形態による、ADDSデータ転送プロセスを図示するフロー図である。 図16は、その一実施形態による、ADDSイベント加入のための方法を図示する。 図17は、エンドノードによって、またはネットワークによって開始される、アプリケーション登録解除のための方法の実施形態を図示する。 図18は、ADDSクライアントが常駐し得る、例示的エンドノードの略図である。 図19は、ADDSエンティティまたはADDSクライアントが実装され得る、任意のノードを含む、図1−17に図示されるコアネットワークノードもしくはエンドポイントのうちのいずれかを実装するために使用され得る、コンピュータシステムまたはサーバのブロック図である。
(ADDSアーキテクチャ)
図3は、その一実施形態による、新しいアプリケーションデータ配信サービス(ADDS)のアーキテクチャの高レベル概観を表す、ブロック図である。本実施形態では、ADDSは、3GPPコアネットワーク(すなわち、EPC)102内に配置されるADDSエンティティ322、およびシステム300内のデータ転送のためにADDSを使用し得る種々のエンドノード上でホストされる複数のADDSクライアント324によって、実装される。ADDSを使用し得るエンドノードは、UE312および318等のユーザ機器(UE)、ならびにSCS(サービス能力サーバ)306またはAS(アプリケーションサーバ)308もしくは310等のネットワークエンティティを含む。
UEは、例えば、マシン、センサ、アプライアンス、または同等物を含む、M2MもしくはMTCデバイスまたはゲートウェイ、移動局、固定または移動加入者ユニット、ポケットベル、携帯情報端末(PDA)、コンピュータ、携帯電話またはスマートフォン、もしくは有線または無線環境で動作することが可能な任意の他のタイプのデバイス等の、3GPPまたは他の無線ネットワーク内で通信することが可能な任意の無線デバイスを備えてもよい。UEの例示的アーキテクチャが、図18に関連して以下で説明される。SCSまたはAS(例えば、AS308、310のSCS306)は、図19に関連して以下で説明される例示的コンピュータシステムまたはサーバ等のコンピュータシステムまたはサーバ上で実装されてもよい。
一実施形態では、ADDSクライアント324は、UE、SCS、またはASのメモリに記憶され得、そのデバイスのプロセッサ上で実行され得る、論理エンティティ(例えば、ソフトウェア)である。しかしながら、他の実施形態では、ADDSクライアントは、完全にハードウェアで、またはハードウェアおよびソフトウェアの任意の組み合わせで、実装されてもよい。UE上のADDSクライアント324は、UE上で(例えば、UE312上で作動するApp3およびApp4、またはUE318上で作動するApp5およびApp6)、またはネットワーク内のデータ転送のためにADDSを使用することを希望する別のデバイス上で作動するアプリケーション(例えば、デバイス314上で作動するApp1およびApp2)とインターワーキングする。同様に、SCS(例えば、SCS306)上でホストされるADDSクライアント324は、SCS上で作動するアプリケーション(例えば、SCS App)またはSCSと通信するAS上で作動するアプリケーション(例えば、AS308上で作動するApp1およびApp2)とインターワーキングしてもよい。さらに示されるように、ADDSクライアント324は、AS上でホストされ、そのAS上で作動するアプリケーション(例えば、AS310上で作動するApp3およびApp4)と直接インターワーキングしてもよい。さらに示されるように、UE上で作動するADDSクライアント324は、EPC102内のADDSエンティティ322と通信するように、3GPPアクセスネットワーク316または非3GPPアクセスネットワーク320のいずれか一方を使用することができる。
ADDSエンティティ322はまた、EPC102内の独立型ノードまたはサーバ上で、もしくは既存のノードまたはサーバの一部として実行される、論理エンティティ(例えば、ソフトウェア)として実装されてもよい。この点に関する種々の実施形態は、以下でさらに完全に議論される。SCS、AS、またはEPC102内の任意のノードもしくはエンティティのように、ADDSエンティティ322はまた、図19に関連して以下で説明されるもの等のコンピュータシステムまたはサーバ上で実装されてもよい。
一般に、ADDSは、アプリケーションメッセージ交換のためのゲートウェイの役割を果たし、ネットワークを通したデータの最適化された転送を可能にする。ADDSは、アプリケーション層が、アプリケーションの特性および転送されているデータの特性を提供することを可能にし、次いで、それらの特性は、データを配信するための最適なトランスポート機構(例えば、SMS、NAS、USSD、ユーザプレーン等)を選択する際に、ADDSエンティティによって使用されてもよい。エンドノード内に常駐するADDSクライアント324は、それがサービス提供するアプリケーションをネットワーク内のADDSエンティティ322に登録し、これらのアプリケーションおよびエンドノードデバイスの特性をADDSエンティティ322にパスする。ADDSクライアント324は、アプリケーション、それらの状態および特性を記録する。図3に図示されるように、アプリケーションおよびADDSクライアント324は、同一の物理デバイス上に共存する必要はない。例えば、M2Mネットワークでは、アプリケーションは、M2Mデバイス(例えば、図3のデバイス314)上で作動するデバイスアプリケーション(DA)であってもよく、ADDSクライアント324は、M2Mデバイスにサービス提供するM2Mゲートウェイ(例えば、図3のUE312)上に常駐してもよい。ダウンリンク方向では、ADDSクライアント324は、受信されたメッセージを正しいアプリケーションに転送する責任がある。アップリンク方向では、ADDSクライアント324は、ネットワークADDSエンティティ322によって提供されるポリシー/命令に基づいて、メッセージを送信する適切なトランスポート機構(SMS、NAS、ユーザプレーン等)を選定するであろう。
ADDSエンティティ322は、所与のADDSクライアント324とのアプリケーションの関連を追跡して維持し、アプリケーションのためのメッセージを適切なADDSクライアント324に送る。記述されるように、ADDSクライアント324は、メッセージを適切なアプリケーションに送る。一実施形態では、ADDSは、ADDS内の各アプリケーションを一意に識別するように、本明細書ではアプリケーションIDと称される一意の識別子をそのアプリケーションに割り当てる。
したがって、ADDSは、データ通信の手段であり、その通信必要性のために、(M2Mネットワーク内のSCSのように)サービス層内または(M2Mネットワーク内のNAまたはASのように)アプリケーション層内の任意のアプリケーション/エンティティによって使用されることができる。アプリケーションIDが公知である限り、任意のエンティティは、送信アプリケーション/エンドノードがそうする権限を与えられ、ADDSクライアント324にインターフェース接続される限り、メッセージをそのアプリケーションに送信することができる。ADDSは、主にM2M/MTC通信との関連で本明細書に説明され得るが、ADDSは、そのような通信に限定されないが、非M2Mアプリケーションおよびノードによっても使用され得ることが理解される。例えば、ADDSは、UE上で作動するアプリケーションとネットワーク側の外部アプリケーションサーバ上のアプリケーションと、1つのUE上で作動するアプリケーションと他のUE上で作動するアプリケーションと、およびネットワーク側のサーバ/ノード上のアプリケーションと他のサーバ/ノード上の他のアプリケーションとの間の通信のために使用されてもよい。
上記のように、ADDSエンティティは、論理的であり、別個のエンティティとして実装されることができ、または3GPP MTCアーキテクチャ内のPGWもしくはMTC−IWF等の他のネットワークノードの機能的部分としてマージされることができる。種々の代替案が、以下で説明される。ADDSは、3GPP制御プレーンまたはユーザプレーンパスを経由してメッセージを転送することができるため、(MME、HSS等のような)制御プレーンノードおよび(PGWのような)ユーザプレーンノードの両方と通信してもよく、したがって、以下で説明される種々の代替案は、どのようにしてADDSエンティティ322が、ユーザプレーンおよび制御プレーンの両方において異なる方法で統合され得るかを例証する。
図4Aは、ADDSエンティティ322がコアネットワーク内で別個の論理ノードとして実装される、ADDSの一実施形態を図示する、ブロック図である。eNodeB106、SGW110、PGW112、MME114、HSS116、SMS−SC204、MTC−IWF210、およびMSC238を含む、図4Aに図示されるコアネットワークノードの大部分は、上記で説明され、また、図1および/または2に図示される。図4Aは、3つの付加的コアネットワークノード、すなわち、オンライン課金システム(OCS)330、オフライン課金システム(OFCS)332、ならびにポリシーおよび課金規則機能(PCRF)334を導入する。
OCS330、OFCS332、およびPCRF334は、ネットワーク内で課金および請求する責任がある、コアネットワーク内の論理エンティティ/機能である。それらは、次いで、適切な課金および請求システムに転送される、課金情報の生成ならびに収集を取り扱う。オンライン課金とは、課金情報がレンダリングされるサービスにリアルタイムで影響を及ぼし得る、機構を指す。オフライン課金とは、課金情報がレンダリングされるサービスにリアルタイムで影響を及ぼさない、機構を指す。OCS330は、オンライン課金のためにリアルタイムクレジット制御を行う、エンティティである。その機能性は、トランザクション取扱、評定、オンライン相関、および加入者アカウント/残高の管理を含む。OFCS332が、オンライン課金機能を取り扱う一方で、OFCS332は、請求システムへの配信に先立ってオフライン課金情報を収集して処理する、エンティティである。PCRF334は、PGW112とインターワーキングし、それの代わりに課金実施決定を行う。これは、ネットワークオペレータのためのポリシー決定点の役割を果たすことができる。例えば、サービスプロバイダは、高帯域幅アプリケーションのそれらの使用量に基づいて、加入者に課金し、QoS保証のために余分に課金し、ユーザがローミングしている間にアプリケーション使用を制限し、またはピーク使用時間中に大量帯域幅アプリケーションを使用して無線加入者の帯域幅を低下させるために、PCRF334を使用することができる。
ADDSエンティティ322がコアネットワーク内の独立型エンティティである、図4Aに図示される実施形態では、ADDSエンティティ322は、新たに定義された基準点、すなわち、AD1、AD2、AD3、AD4、AD5、AD6、AD7、AD8、AD9、AD10、およびAD11を介して、他のコアネットワークエンティティ、ならびにSCSまたはAS340等の外部エンティティとインターワーキングする。本実施形態では、これらの基準点は、ネットワーク内のADDS機能性を有効にするための専用インターフェースである。各基準点は、以下でさらに詳細に説明される。
図4Aに図示される実施形態では、SCSまたはAS340等の任意の外部ノードが、ADDSサービスを使用するためにADDSエンティティ322に接続するであろう。ADDSエンティティ322は、メッセージをUE(例えば、UE338)に送信および受信するであろう。別個のプライベートパケットデータネットワーク(PDN)342が、ADDSエンティティ322とPGW112との間の通信のために、モバイルネットワークオペレータ(MNO)によって使用されてもよい。
単一のADDSエンティティ322が図4Aに図示されているが、他の実施形態では、複数の別個にアドレス可能なADDSエンティティ(図示せず)があり得る。これは、オペレータが、パケットデータネットワーク基準で、または加入者のサブセットへ、ADDS機能性を有効にすることを可能にし得る。
図4B−4Eは、ADDSエンティティ322が、他のコアネットワークノードと統合され、またはEPCへの外部エンティティとしてサービスドメインの一部として配置される、他の実施形態を図示する。これらの他の代替実施形態では、本明細書で定義される新しい基準点(AD1−AD11)は、既存の基準点にマージまたはマップされ得る。図4B−4Eのそれぞれの略図は、どの既存の基準点が、ADDSサービスのために本明細書で定義される新しい基準点にマージまたはマップされ得るかを示す。
図4Bは、ADDSエンティティ322がMTC−IWF110と一緒に配置される、実施形態を図示する。すなわち、ADDSエンティティ322の論理機能は、MTC−IWF110の論理機能を実装する、同一のコンピュータシステムまたはサーバ上で実装される。ADDSエンティティ322が、SCSまたはAS340内のADDSクライアント324にインターフェース接続するために使用する、AD1基準点(プロトコルおよびプロシージャ)は、3GPP Tspインターフェースにマップし、またはそれと統合されてもよく、AD1基準点の情報要素(IE)は、その実施形態では、Tspおよび他の既存の3GPP基準点を横断してメッセージを伝送するために使用されるプロトコルである、Diameterプロトコルを使用して、属性値ペア(AVP)として転送されることができる。本実施形態は、MTC−IWF210が、HSS116、SCS、またはAS340、およびその他のような他のノードとすでに有しているインターフェースが、ADDS機能性をサポートするように増進されることができるため、有利であり得る。例えば、AD6インターフェースは、3GPP S6mインターフェースにマップしてもよく、AD5インターフェースは、3GPP T5インターフェースにマップしてもよく、AD4インターフェースは、3GPP T4インターフェースにマップしてもよい。
図4Cは、ADDSエンティティ322がPGW112の一部として統合される、実施形態を図示する。本実施形態は、特定のPDN上のAS/SCSおよびその特定のPDNに接続するUEのみが、ADDSサービスを使用することを可能にするように、ネットワークオペレータが、PDN基準でADDS機能性を有効にしたい場合に、有利であり得る。例えば、示されるように、ネットワークオペレータは、ADDSエンティティ322の1つのインスタンスが、外部PDN346aにサービス提供するPGW112aと通信することを可能にし得、オペレータは、ADDSエンティティ322の第2のインスタンスが、外部PDN346bにサービス提供するPGW112bと通信することを可能にし得る。外部ネットワーク346a上のSCS/AS340aのみが、PGW112a上のADDSエンティティによって提供されるADDSサービスを使用することができる。同様に、SCS/AS340bのみが、PGW112b上のADDSエンティティによって提供されるADDSサービスを使用することができる。
また、図4Cでは、HSS116が、加入プロファイルレポジトリ(SPR)またはユーザデータレポジトリ(UDR)であり得る、論理エンティティ352と置換されることに留意されたい。SPR352は、PCRF334による加入ベースのポリシーおよびベアラレベル課金規則のために必要とされる、全ての加入者/加入関連情報を含有する、3GPP論理エンティティである。UDRは、3GPPアーキテクチャに近年導入された、より新しい概念である。現在、加入者データは、いくつかの異なるエンティティ内に常駐することができる。HSSは、加入者データが記憶される、最も周知のエンティティのうちの1つであるが、加入者データはまた、SPRおよびUDR等の場所に記憶されることもできる。UDRの背景にある発想は、全ての加入者情報が1つのスポット(UDR)に記憶されることである。UDRは、加入者データにアクセスするために使用されることができる、単一のインターフェース(Ud)を提示するであろう。本実施形態では、PCRF334(Gx)、加入プロファイルレポジトリ(SPR)352(Sp)、およびUDR(Ud)とのPGWの既存のインターフェースは、ADDS機能性を提供するように増進されてもよい。OFCS332およびOCS330とのPGWの既存のインターフェースもまた、ADDSをサポートするように増進されることもできる。また、本実施形態では、別個のプライベートPDNは、必要ではなくてもよい。
図4Dは、ADDSエンティティ322がサービスドメインの一部であり、3GPPネットワークオペレータにとって外部エンティティであり得る、別の実施形態を図示する。図4Dでは、ADDSエンティティ322は、サービスドメイン内の別個のエンティティであるが、SCSの一部として実装されることができる。ADDSエンティティ322は、本実施形態では、既存の3GPP Tsp、Mh、Mo、Mf、Rx、およびSGi/Giインターフェースを使用して、コアネットワークと相互作用することができる。MhおよびTspインターフェースは、(AD4と同様に)デバイス構成、監視および報告、加入情報の受信、デバイストリガ等に使用されてもよい。Rxインターフェースは、(AD3と同様に)ポリシー情報を提供および受信するために使用されてもよい。
図4Eは、ADDSエンティティが3GPP IPマルチメディアサブシステム(IMS)アプリケーションサーバ(AS)として実装される、さらに別の実施形態を図示する。本実施形態では、S−CSCF354、HSS116、OFCS332、OCS330、およびPCRF334へのAS322の接続が、それぞれ、AD11、AD6、AD9、AD8、およびAD3基準点を展開するために使用されてもよい。S−CSCF(サービング呼び出しセッション制御機能)は、信号通信プレーンの中心ノードとしての機能を果たす、3GPP IMSネットワークアーキテクチャ内の論理エンティティである。これは、セッション開始プロトコル(SIP)サーバであるが、セッション制御も行う。これは、HSSにインターフェース接続して、ユーザプロファイルをダウンロードし、ユーザとS−CSCFの関連をアップロードするために、DiameterプロトコルのCxおよびDxインターフェースを使用する。全ての必要な加入者プロファイル情報が、HSSからロードされる。
図4Eの実施形態では、UE214とIMS AS322’との間のHTTPベースのUt基準点が、IMS AS322’内のADDSエンティティのAD1基準点のためのデータプレーン通信を搬送するために使用されてもよい。ISC/AD11基準点は、SIPメッセージングを介してメッセージをADDSクライアント324に送信するために、IMS AS322’によって使用されてもよい。
(ADDS基準点)
図3および4A−Eに図示されるように、ADDSサービスは、新しい基準点(すなわち、インターフェース)AD1−AD11の定義を備える。基準点およびインターフェースという用語は、本明細書では同意語として使用される。各基準点/インターフェースは、以下でさらに説明される。
AD1−AD1基準点は、エンドノード上のADDSクライアント324とEPC内のADDSエンティティ322との間に常駐する。ADDS制御およびデータメッセージは、本基準点を経由して転送される。本基準点上のADDSメッセージは、3GPPネットワーク制御プレーンまたはユーザプレーンを経由してトランスポートされてもよい。本基準点は、とりわけ、(1)アプリケーションをADDSエンティティに登録/登録解除する、(2)アプリケーションペイロードをトランスポートする、(3)アプリケーション関連イベントに加入する、ならびに(4)エンドノード能力、状態情報、スケジュール、および通信要件を更新するために使用されてもよい。
AD2−AD2基準点は、エンドノード上のアプリケーションとそのエンドノード上のADDSクライアント324との間に常駐する。本インターフェースは、アプリケーションがADDS機能性を利用することを可能にする。例えば、本基準点は、(1)ADDSエンティティに登録する、(2)アプリケーション特性をプロビジョニングする、および(3)アプリケーションデータをADDSクライアント324に送信/から受信するために、アプリケーションによって使用されてもよい。
AD3−AD3基準点は、ADDSエンティティ322とEPC内のPCRF334との間に常駐する。本基準点は、(1)PCRFからエンドノードまたはアプリケーションのためのポリシーを要求する、(2)アプリケーションおよび通信セッション特性をPCRFに提供する、ならびに(3)課金特性に関係付けられる情報を受信するために、ADDSエンティティ322によって使用されてもよい。一実施形態では、AD3インターフェースは、例えば、図4Dの実施形態に示されるように、ADDSエンティティ322がEPCの外側に配置される場合に、3GPP Rx基準点に基づいてもよい。またはこれは、図4Cの実施形態に示されるように、ADDSエンティティ322がPGW112と統合される場合に、3GPP Gxインターフェースに基づき得る。
AD4−AD4基準点は、ADDSエンティティ322と3GPP SMS−SC204との間に常駐する。本基準点は、EPC内のSMSトランスポート機構/パスを使用して、UE(例えば、UE214)上のADDSクライアント324と通信するために、ADDSエンティティ322によって使用されてもよい。本インターフェースの機能性は、上記で説明されるAD1インターフェースに類似するが、実装される基礎的トランスポート機構は、SGi/Giユーザプレーンパスの代わりにSMSであってもよい。AD4インターフェースは、一実施形態では、3GPP T4インターフェースに基づいてもよい。
AD5−AD5基準点は、ADDSエンティティ322とMME114との間に常駐する。本基準点は、NASまたはRRCトランスポート機構を経由してUE214上のADDSクライアント324と通信するために、ADDSエンティティ322によって使用されてもよい。本インターフェースの機能性は、上記で説明されるAD1インターフェースに類似するが、基礎的トランスポートプロトコルは、SGi/Giユーザプレーンパスの代わりにNASまたはRRC制御プレーンであろう。一実施形態では、AD5インターフェースは、T5bインターフェースに基づいてもよい。
AD6−AD6基準点は、ADDSエンティティ322とHSS116との間に常駐する。同一の基準点はまた、例えば、図4Cの実施形態に示されるように、SPRまたはUDR352がHSS116の代わりにコアネットワークで使用される場合に、使用されてもよい。本基準点は、(1)エンドノードおよびUEの加入情報を要求する、(2)ユーザの加入情報の変更についての通知を受信する、(3)デバイス監視情報およびデバイス特性をプロビジョニングする、(4)デバイス状態および能力についての更新を受信する、(5)ADDS情報および能力をプロビジョニングして、以降で説明されるADDS広告プロシージャ中に、HSS/SPR/UDRが本情報をMMEに提供することを可能にするために、ADDSエンティティ322によって使用されてもよい。一実施形態では、AD6は、HSS116がコアネットワークで使用される場合に、Mhインターフェースの3GPP S6mにマップされてもよい。代替として、AD6インターフェースは、UDRがコアネットワークで使用される場合に、3GPP Udインターフェースにマップされてもよく、または(図4Cに示されるように)SPRが使用される場合に、Spインターフェースにマップされてもよい。別の実施形態では、ADDSエンティティ322は、3GPP TS 23.335で定義されるように、アプリケーションフロントエンドの役割を果たし、上記の用途を達成するようにUDRとのUdインターフェースを有してもよい。
AD7−AD7基準点は、ADDSエンティティ322とMTC−IWF210との間に存在する。本基準点は、ADDSエンティティ322が、デバイストリガのように、MTC−IWF210によって提供されるサービスを利用することを可能にする。一実施形態では、AD7インターフェースは、3GPP Tspインターフェースに基づいてもよい。
AD8−AD8基準点は、ADDSエンティティ322とOCS330との間に存在する。本基準点は、ADDSサービスのオンライン課金をサポートするようにOCSと通信するために、ADDSエンティティ322によって使用されてもよい。一実施形態では、AD8インターフェースは、3GPP Roインターフェースに基づいてもよい。
AD9−AD9基準点は、ADDSエンティティ322とOFCS332との間に存在する。本基準点は、ADDSサービスのオフライン課金をサポートするようにOFCS332と通信するために、ADDSエンティティ322によって使用されてもよい。一実施形態では、AD9インターフェースは、Rfインターフェースに基づいてもよい。
AD10−AD10基準点は、ADDSエンティティ322とMSC238との間に存在する。本基準点は、非構造化補足サービスデータ(USSD)トランスポート機構を使用してUE(例えば、UE214)上のADDSクライアント322と通信するために、ADDSエンティティ322によって使用されてもよい。本インターフェースの機能性は、上記で説明されるAD1インターフェースに類似するが、基礎的トランスポートプロトコルは、SGi/Giユーザプレーンパスの代わりにUSSDであろう。一実施形態では、AD10インターフェースは、3GPP T5cインターフェースに基づいてもよい。
AD11−AD11基準点は、図4Eの実施形態では、ADDS322とIMS S−CSCF354との間に存在する。本基準点は、SIPメッセージングを介してUE(例えば、UE214)上のADDSクライアント322と通信するために、ADDSエンティティ322によって使用されてもよい。本インターフェースの機能性は、上記で説明されるAD1インターフェースに類似する。一実施形態では、AD11インターフェースは、3GPP ISCインターフェースに基づいてもよい。
(ADDS機能性)
本節は、ADDSサービスがアプリケーション通信を提供する、特徴および機能性を説明する。
(アプリケーション識別子)
ADDSサービスの一実施形態では、ADDSサービスを使用することを希望するアプリケーション(例えば、図2のUE216上で作動するMTCアプリケーション216、または図3のUE312/318、デバイス314、SCS306、AS308、もしくはAS310上で作動するApp1−App6)は、一意のアプリケーション識別子(本明細書では「アプリケーションID」と称されることもある)を割り当てられる。エンドノード上のアプリケーションは、受信アプリケーションのアプリケーション識別子にアドレス指定されるADDSメッセージを送信することによって、他のアプリケーションと通信することができる。
アプリケーション識別子は、大域的にアプリケーションを一意に識別するために使用される。ネットワーク内のADDSエンティティ322は、アプリケーション識別子を割り当て、エンドノードの中に常駐するアプリケーションのリストを維持し、エンドノードIMSI、IPアドレス、MSISDN、または同等物等のエンドノードのアドレス指定情報を有する、エンドノードコンテキストを用いてアプリケーション識別子のマッピングを維持する。
メッセージがアプリケーション識別子に送信されるとき、ADDSエンティティ322は、それが記憶したマッピングテーブルから、アプリケーションが常駐するエンドノードを見出し、エンドノードIMSI、IPアドレス、MSISDN、または同等物等のエンドノードのアドレス指定情報を読み出す。エンドノードアドレスは、ADDSメッセージを正しいエンドノードに送信するために使用され、アプリケーション識別子は、メッセージを正しい宛先アプリケーションに配信するために、エンドノード内のADDSクライアント324によって使用される。
したがって、アプリケーションIDは、識別目的で使用され、エンドノードアドレスは、ネットワーク内の既存のトランスポート機構のうちの1つを介してADDSメッセージを送る目的で使用される。ADDSサービスを用いると、アプリケーションは、それが通信することを希望する別のアプリケーションが存在する、エンドノードのアドレスを認識する必要がない。送信アプリケーションは、単純に、メッセージを送信/受信し、ネットワーク内のADDSエンティティ322にエンドノードアドレス指定情報を維持させるために、その他方のアプリケーションのアプリケーションIDを使用してもよい。
一実施形態では、アプリケーション識別子は、以降で説明されるADDSアプリケーション登録プロシージャの一部としてネットワークADDSエンティティ322によって割り付けられる、英数字値である。いくつかの実施形態では、これは、大域的に一意であり得る。加えて、一実施形態では、アプリケーションIDの一部は、同一のタイプである、またはグループに属するアプリケーションの共通グループIDを前に付けられてもよい。共通グループIDは、ADDSメッセージがグループIDにアドレス指定されることを可能にすることによって、グループ通信に使用されることができる。本実施形態では、ADDSエンティティは、メッセージを、それらのアプリケーションIDの中の接頭語としてグループIDを有する全てのアプリケーションに配信してもよい。
実施形態では、同一のエンドノード内の同一のアプリケーションの異なるインスタンスが、異なるアプリケーション識別子を割り当てられてもよい。加えて、アプリケーション識別子は、アプリケーションと関連付けられ、アプリケーションがそのエンドノード上に常駐する限り、アプリケーションが現在常駐しているエンドノードに一時的にのみリンクされる。本機能性は、以下で説明されるようなアプリケーション移動性をサポートする。
(予約アプリケーション識別子)
別の実施形態では、アプリケーション識別子の範囲が、予約されると見なされてもよい。その実施形態では、ADDSエンティティ322は、本範囲内のアプリケーション識別子を割り当てなくてもよい。予約アプリケーション識別子は、アプリケーションをADDSエンティティ322に登録することなく、アプリケーションによって使用されることができる。これらのアプリケーション識別子は、ADDSクライアント内のみで一意であり得、大域的に一意ではなくてもよい。予約アプリケーションIDは、単独では、ADDSメッセージを送信するための宛先アプリケーションIDとして使用されることができない。送信エンティティもまた、予約アプリケーション識別子とともに、エンドノードADDSクライアント324アドレス指定詳細を提供するはずである。
いくつかのアプリケーションは、これらの予約アプリケーションIDを利用することができ、エンドノードのためのデフォルトADDSメッセージ取扱アプリケーションの役割を果たすことができる。予約アプリケーションIDは、アプリケーション発見等のある目的で指定されてもよい。例えば、M2Mデバイスがブートアップされるとき、そのデバイス上で作動するM2Mアプリケーションは、それが通信する必要があるSCSアプリケーションIDを認識しなくてもよいが、SCS完全修飾ドメイン名(FQDN)が利用可能であり得る。M2Mデバイスアプリケーションは、メッセージを受信するであろうSCS上の予約アプリケーションにADDSメッセージを送信し、SCS上のアプリケーションの詳細を要求M2Mアプリケーションに送信することができる。別の実施例では、M2MデバイスアプリケーションがADDSエンティティ322に登録し、アプリケーションIDを入手し、本アプリケーションIDをSCSに伝達したいとき、それは、次いで、M2MデバイスアプリケーションのADDSアプリケーションIDを習得するためにマークされるSCS上の予約アプリケーションに、その詳細をADDSメッセージとして送信してもよい。
(アプリケーション移動性)
本実施形態では、ADDSエンティティ322は、アプリケーションが、移動し、または(ADDSサービスを提供する)ネットワークにアクセスするそのモードを変更し、ADDSサービスを使用して、依然としてその通信を保持することを可能にし得る。本明細書で使用されるように、アプリケーション移動性とは、アプリケーションがネットワークに接続する方法の変化を指す。
例えば、アプリケーションが作動しているエンドノードは、EPCと接続し、または異なる3GPP加入(例えば、異なる3GPPモデムもしくは異なるSIMカード)を使用するために、Wi−FiまたはWiMAX等の異なるアクセス技術を使用してもよい。M2Mアプリケーションの場合、アプリケーションをホストするM2Mデバイスは、3GPPネットワークを経由してM2Mサーバに接続する、異なるM2M GWによってサービス提供される別の地域に移動することができる。
実施形態では、ADDSサービスは、アプリケーション移動後に、アプリケーションがそれらのアプリケーションIDを保持することを可能にすることによって、アプリケーション移動を可能にし得る。ADDSエンティティ322がアプリケーションIDを割り当てるとき、それはまた、セキュリティトークンを提供してもよい。アプリケーション移動の間に、アプリケーションがコアネットワークと接続するために使用するADDSクライアント324の変更があるとき、アプリケーションとの通信に使用される新しいADDSクライアント324のアドレス指定情報を更新するように、アプリケーション再登録が行われてもよい。アプリケーションは、前のアプリケーション識別子の再割付を要求し、セキュリティトークンを提供してもよい。次いで、ADDSエンティティ322は、セキュリティトークンを検証し、同一のアプリケーションIDを再び割り付け、そのマッピングテーブルを新しいADDSクライアント/エンドノードの詳細で更新してもよい。
(ストアアンドフォワード)
別の実施形態では、ADDSサービスは、ストアアンドフォワード機能性を提供してもよい。ストアアンドフォワード機能性は、宛先アプリケーションに意図されるメッセージがADDSエンティティ322に記憶され、次いで、後になって中継される、機構を提供する。メッセージを記憶するADDSエンティティ決定は、以下の基準に依存し得る。
(1)アプリケーション特性−アプリケーションがその通信の遅延に耐性があるかどうか。
(3)アプリケーション可用性−宛先アプリケーションは、ADDSメッセージを受信するために利用可能ではない場合がある。これは、作動していない場合があり、またはADDSから一時的に登録解除され得る。
(3)アプリケーション通知−アプリケーションが、着信ADDSメッセージを記憶し、メッセージ指示のみを送信するようにADDSエンティティ322に通知し得る。さらなる特徴として、ADDSエンティティ322は、あるサイズを超えるメッセージが以降の配信のために記憶されるべきである一方で、サイズ限界を下回るメッセージが即座に伝送されるであろうことを、アプリケーションが規定することを可能にし得る。
(4)エンドノード特性−エンドノードが、1日の規定時間周期のみにわたってデータ通信のために利用可能であり得る。例えば、UEは、1日のある持続時間のみにわたってUEを通信のために利用可能にするであろう、いくつかのM2M特徴に加入していてもよい。
(5)エンドノード到達可能性−エンドノードが、データ通信のために利用可能/到達可能ではない場合がある。それは、ネットワークからデタッチした可能性があり、または無線受信可能範囲地域内にない場合がある。
(6)ネットワーク条件−ネットワークノードは、オーバーロード状態下にあってもよく、またはネットワークノードは、一時的にダウンし、または保守中であり得る。
(7)加入情報−HSS116/UDR352からの加入情報
(8)ポリシー規則−PCRF334からのポリシーおよび課金規則
(パス選択)
ADDSクライアント324およびADDSエンティティ322の顕著な機能のうちの1つは、それらのトランスポート機構/パス選択機能である。本特徴は、ADDSメッセージをトランスポートするために3GPPネットワークに利用可能な種々の既存のトランスポート機構を活用する。例えば、一実施形態では、ADDSクライアントとネットワークとの間のADDSメッセージは、以下の既存の3GPPトランスポート機構、すなわち、ショートメッセージサービス(SMS)、非アクセス層(NAS)、非構造化補足サービスデータ(USSD)、またはユーザプレーンのうちの選択されたものを使用して、トランスポートされてもよい。上記のトランスポート方法および使用されるプロトコルスタックを経由してADDSメッセージをトランスポートするための方法は、以下でさらに完全に説明される。
他の実施形態では、ADDSサービスはまた、グループ通信のために3GPPネットワークで利用可能である、ブロードキャスティングおよびマルチキャスティング機構を採用してもよい。例えば、ADDSメッセージが複数の異なるエンドノードに伝送される場合には、以下の機構、すなわち、セルブロードキャストサービス(CBS)、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)、進化型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(eMBMS)、IPマルチキャスティング、および同等物のうちの選択されたものが採用されてもよい。
一実施形態では、以下の基準が、所与のADDSメッセージをトランスポートするために使用されるトランスポート機構/パスを選択する際に、ADDSクライアント324またはADDSエンティティ322によって使用されてもよい。
(1)メッセージ長−メッセージ長は、選択するトランスポート機構/パスを決定することの重要な要因であってもよい。例えば、メッセージサイズが小さい場合、SMSパスが使用されてもよく、代替として、メッセージサイズが非常に大きい場合は、ユーザプレーンパスが使用され得る。
(2)メッセージ特性およびアプリケーション特性−ソースアプリケーション(すなわち、メッセージが送信されることを要求するアプリケーション)は、アプリケーションの特性ならびにメッセージの特性を提供してもよく、これらの特性は、パス選択においてADDSクライアント324またはADDSエンティティ322によって考慮されてもよい。例えば、メッセージ率、サービス品質(QoS)要件、メッセージの重要性(例えば、高い重要性または低い重要性)、利用可能な識別子、および同等物等のアプリケーションまたはメッセージ特性が、使用される適切なトランスポート機構/パスを決定する際にADDSクライアント324もしくはADDSエンティティ322によって使用されてもよい。
(4)エンドノード能力および可用性−エンドノードは、いくつかのトランスポートパスのみをサポートすることが可能であり得る。例えば、LTE UEは、USSDトランスポート機構をサポートしなくてもよく、SCSは、IPパス(すなわち、ユーザプレーン)通信のみをサポートしてもよい。これらの制限は、所与のADDSメッセージのためにトランスポート機構/パスを選択する際に考慮されるであろう。
(5)コアネットワークノード可用性およびネットワーク状態−ネットワーク内のADDSエンティティ322は、3GPPコアネットワークノード(MME114、MSC238、PGW112、および同等物等)の可用性に基づいて、トランスポート機構/パスを選択してもよい。いくつかの実施形態では、ADDSエンティティ322は、あるトランスポート機構を提供するコアネットワークエンティティ/インターフェースが現在オーバーロード状態であることを識別する場合、これらのトランスポート機構を使用しないように1つまたはそれを上回るエンドノードにおけるADDSクライアント324に知らせてもよい。
(6)加入情報−HSS116/UDR352からの加入情報は、ADDSサービスを限定数の利用可能なトランスポート機構/パスの使用に制限してもよい。
(7)ポリシー情報−最後に、(OCS330、OFCS332、およびPCRF334を含む)コアネットワークのポリシーおよび課金制御(PCC)機能からのポリシーおよび課金情報もまた、ADDSメッセージ転送のために選択されるパスを動的に制御するために使用されてもよい。
トランスポート機構/パス選択のためのこれらの7つの基準のうちの1つまたはそれを上回るものが、種々の実施形態で採用されてもよいが、ADDSサービスは、これらの基準のみの使用に限定されないことが理解される。むしろ、適切なパスの選択を補助し得る、任意の基準が採用されてもよい。多くの実施形態では、ネットワークオペレータは、ネットワークのトポロジおよび現在のネットワーク状態に基づいて、パス選択ポリシーを決定するであろう。
一実施例では、「メッセージ特性およびアプリケーション特性」が、アプリケーションが高遅延に耐えることができ、低いメッセージ率を有し、メッセージが低い重要性であり、比較的短い「メッセージ長」であることを示す、アプリケーションがあってもよい。ネットワークオペレータは、SMSが少ない待ち時間を要求しない、小さいデータパケットによく適しているため、SMSトランスポート機構が本用途のために選択されるように、ADDSトランスポート機構/パス選択ポリシーを構成してもよい。代替として、ネットワークオペレータは、余分なSMSトラフィックを生成したくないことを決定してもよく、再度、データパケットが小さく希少であるため、NASまたはRRC等のある制御プレーントランスポート機構が、本用途のために選択されるように、ポリシーを構成してもよい。さらに別の代替案では、ネットワークオペレータは、SMS、NAS、またはRRC等の制御プレーントランスポート機構が、現在のところ特に混雑していないことをADDSクライアント324および/またはADDSエンティティ322に示してもよく、したがって、本メッセージに使用するトランスポート機構として、ユーザプレーンの選択をもたらす。
別の実施例では、「メッセージ特性およびアプリケーション特性」が、アプリケーションデータパスが高遅延に耐えられず、低いメッセージ率を有し、低い重要性であり、「メッセージ長」が比較的低いことを示す、アプリケーションがあってもよい。ネットワークオペレータは、SMSメッセージングが少ない配信待ち時間を保証しないため、SMSが本用途のために選択されないように、ADDSトランスポート機構/パス選択ポリシーを構成してもよい。
さらに別の実施例では、「メッセージ特性およびアプリケーション特性」が、アプリケーションデータパスが高遅延に耐えられ、低いメッセージ率を有し、低い重要性であり、「メッセージ長」が比較的高いことを示す、アプリケーションがあってもよい。ネットワークオペレータは、比較的大きいメッセージサイズが多くの制御プレーントラフィックを生成するであろうため、SMS、NSA、およびRRC等の制御プレーントランスポート機構が本用途のために選定されないように、ADDSトランスポート機構/パス選択ポリシーを構成してもよい。したがって、ネットワークオペレータのポリシーは、ユーザプレーンが本用途のために選択されることを決定付けてもよい。
(ADDSクライアント)
上記のように、一実施形態では、ADDSクライアント324は、UE、SCS、またはASのメモリに記憶され得、そのデバイスのプロセッサ上で実行され得る、論理エンティティ(例えば、ソフトウェア)を備える。しかしながら、他の実施形態では、ADDSクライアント324は、完全にハードウェアで、またはハードウェアおよびソフトウェアの任意の組み合わせで実装されてもよい。ADDSクライアント324は、エンドノード上のアプリケーションが相互と通信することを可能にするように、ネットワーク内のADDS機能性(例えば、ADDSエンティティ322)とインターワーキングする。それらのデータ通信のためにADDSを必要とするアプリケーションは、エンドノード上のADDSクライアント324に結合してもよい。一実施形態では、ADDSクライアント324は、以下の機能性を提供する。
(1)アプリケーションをネットワークADDSエンティティ322に登録し、アプリケーションIDを取得し、それぞれのアプリケーションへのアプリケーションIDのマッピングを維持し、ADDSサービスに関係付けられるアプリケーション状態を維持する。
(2)アプリケーション通信の特性の通りのアプリケーションデータの転送。これは、トランスポート機構/パス(例えば、NAS、SMS、UDDS、またはユーザプレーン)およびデータを転送する時間の選択、ならびにアプリケーションデータバッファリングを含む。
(3)基礎的データトランスポート方法および他のADDSプロシージャからアプリケーションを抽象化する。
(4)必要であればアプリケーションデータを暗号化する。
(5)ADDSプロトコルヘッダを符号化および復号する。
(6)APIをアプリケーションに提供する
本実施形態では、アプリケーションは、AD2インターフェースを経由してDDSクライアント324と結合する。アプリケーションおよびADDSクライアントが、異なる物理エンティティ内にある(例えば、デバイス314のApp1が図3のUE312上のADDSクライアント324と結合される)、またはそれらが同一の物理デバイス内で統合され得る(例えば、図3のUE312上のApp3およびApp4)ことが可能である。
図5は、ADDSクライアント324およびアプリケーション(例えば、アプリケーション#1、アプリケーション#2、およびアプリケーション#3)が同一のエンドノード500内に存在するときのADDSクライアント324のアーキテクチャの一実施形態を図示する。エンドノード500は、UE(図1−4のUE104、214、324、および318、SCS306、AS310、ならびにSCSまたはAS340等)を備えてもよい。
示されるように、ホストエンドノード500内のアプリケーションは、ADDSクライアント324と通信するためにAD2インターフェースを使用する。一実施形態では、本インターフェースは、アプリケーションがADDSサービスを使用することを可能にするように、ADDSクライアントによって提供されるAPI502のセットを備えてもよい。アプリケーションは、それら自体をADDSエンティティ322に登録するため、およびアプリケーションIDを入手するために、これらのAPI502を使用することができる。アプリケーションはまた、異なる通信要件に基づいて、必要に応じて、異なるADDSソケット(図示せず)を作成してもよい。例えば、1つのソケットが、メッセージの即時配信に使用されてもよく、1つのソケットが、遅延配信に使用されてもよい。一実施形態では、APIが、ADDSソケットを開放し、ソケットを経由してデータを送信および受信し、アプリケーション特性を伴ってソケットを構成するように提供される。ADDSクライアント324は、ソケットの特性およびアプリケーション識別子とのそれらの関連を維持する(すなわち、エンドノード500のメモリに記憶する)。一実施形態では、API502は、以下を備えてもよい。
addsRegister()
アプリケーションによって記憶されるアプリケーション識別子およびセキュリティトークンを返す。アプリケーションはまた、使用される具体的IDまたは予約アプリケーションIDを要求することもできる。
addsOpenSocket()
ソケットを識別するファイル記述子のようなソケットを返す。本ファイル記述子は、ADDSメッセージを送信するために使用されるはずである。
addsSockOptions()
遅延配信、確実な配信等のような通信特性を伴ってADDSクライアントを構成するために、アプリケーションによって使用される。
addsSend()
ADDSを使用してアプリケーションデータを送信する。
addsCloseSocket()
ADDSソケットを閉鎖する。
addsDataQuery()
ネットワークから配信される保留メッセージをチェックする。
addsReceive()
アプリケーションデータを読み取る。ソケット記述子は、メッセージを読み取るために必要とされない。
addsEventSubscription()
他のアプリケーションの(登録、登録解除のような)いくつかのイベントのために、ネットワークADDSエンティティに登録する。
addsNotificationCallbackRegister()
行われる加入に基づいて、ネットワークから通知があるときに呼び出されるコールバック機能を登録する。
addsDeregister()
アプリケーションを登録解除し、アプリケーションIDを解放する。
さらに示されるように、ADDSクライアント324は、データを送信/受信するため、ならびにネットワークトランスポートパスを習得および構成するために、それらのサービスを利用するように、エンドノード500のネットワークドライバとインターワーキングする。例えば、UEの場合、ADDSクライアントは、ADDSデータを送信/受信し、MTの能力を読み出し、MTを構成するために、ネットワーク/モデムドライバを使用して、MT(モバイル端末)とインターワーキングしてもよい。
TE(例えば、コンピュータ)と、(3GPP TS 27.007で説明されるように)TAによってインターフェース接続されるMTとを備える、抽象アーキテクチャが、UEで採用される、一実施形態では、TEとMTとの間の‘R’インターフェースが、ADDS機能性を有効にするために以下の機能を果たすように、以下の新しいATコマンドで更新されてもよい。
(1)ADDS Configure.本機能は、ADDSクライアントの存在についてMTに知らせるため、およびMTにネットワークからADDSエンティティ詳細を要求させるために果たされてもよい。本コマンドを使用して登録され得るADDSクライアント情報は、制御プレーンを経由して(NASを経由して)データを受信するときに、データをADDSクライアントに配信するためにMTによって使用されてもよい。
(2)ADDS Information Retrieval.本機能は、以下で説明されるように、MTがネットワークから受信したADDS接触情報詳細を読み出すために使用されてもよい。
(3)Data over NAS.本機能は、ADDSクライアントに、データが制御プレーン(NAS)を経由して送信される必要があることをMTに知らせるために使用されてもよい。
図6は、ADDSクライアント324が、ADDSクライアント324がホストされるエンドノード500’と異なる物理デバイス520上で作動するアプリケーション(アプリケーション#1、#2、および#3)とインターワーキングする、ADDSクライアント324のアーキテクチャの別の実施形態を図示する。例えば、本アーキテクチャは、M2MアプリケーションがM2Mゲートウェイに接続するデバイス上で作動し、ゲートウェイが3GPP ネットワークに接続する3GPP UEである、M2Mシナリオで使用されてもよい。本アーキテクチャでは、AD2インターフェースは、エンドノード500’とアプリケーションが常駐するデバイスとの間で使用される、ネットワークに依存するであろう。例えば、M2Mシナリオでは、本ネットワークは、ZigBee、6LoWPAN、Wi−Fi、または同等物に基づいてもよい。
(ADDS広告)
本節は、UEおよびSCSが、ADDSエンティティ322およびADDSサービスによって提供されるサービスについて認識させられ得る、方法を説明する。ADDS広告の目的は、ネットワークがADDS機能性をサポートすることをUEおよびSCSに認識させること、サポートされたトランスポート方法/プロトコル、アプリケーションペイロードのサイズ、および同等物のようなADDSエンティティの能力を提供すること、ならびにIPアドレス、MSISDN、FQDN、または同等物等のADDSエンティティ322の接触詳細を提供することである。いくつかの実施形態では、異なる方法が、SCSまたはAS等の外部ノード上のADDSクライアントと対比して、UE上のADDSクライアントへのADDS広告に使用されてもよい。
(UEへのADDS広告)
以下の副節は、UEへのADDS広告に使用されることができる、種々の方法を説明する。どの方法が採用されるかという選択は、展開されるADDSアーキテクチャ(すなわち、ADDSがオペレータレベルまたはPDNレベルで実装されるかどうか、もしくはADDSがサービスドメイン内にあるかどうか)、およびエンドデバイスのアクセスタイプ(すなわち、デバイスがADDSエンティティにアクセスするために3GPPアクセスまたは非3GPPアクセスを使用するかどうか)に依存する。
(アタッチ方法)
一実施形態では、ADDSをUEに宣伝するための方法は、ADDS詳細をUEに提供するために、既存の3GPPアタッチ容認メッセージを採用する。具体的には、3GPP UE/MS(例えば、図2および4A−EのUE214)が、3GPP TS 23.401または3GPP TS 23.060で記述されるアタッチプロシージャの通りにネットワークにアタッチするとき、UE/MS214は、アタッチ要求メッセージにおいてADDS詳細を要求してもよい。MME114は、ADDS情報を伴って構成されることができ、またはHSS116もしくはHLR(図示せず)に記憶されたUEの加入情報からそれを読み出すことができる。MME114は、アタッチ容認メッセージにおいて、ADDS詳細をUEに伝えることができる。図7は、既存の3GPP LTE UEアタッチプロシージャとの関連で本方法を図示する。本実施形態では、修正されたメッセージが、ADDS広告を行うように、ステップ1、2、8、11、16、17、および18で使用される。残りのステップは、既存の3GPPアタッチプロシージャから実質的に不変である。図7は、LTEネットワーク内のアタッチプロシージャを図示するが、UMTS、GPRS、または他のタイプのネットワーク内のアタッチプロシージャもまた、ADDS広告を行うように同様に増進され得ることに留意されたい。
図7のアタッチプロシージャのステップ、具体的には、本実施形態ではADDS広告をサポートするように修正されるステップを参照すると、ステップ1−2では、UE214は、UEが、存在する場合、ネットワークによってサポートされるADDS詳細について把握することを希望することを示すように、情報要素(IE)がメッセージに追加されることができる、アタッチ要求をコアネットワークに送信する。「UEネットワーク能力」IEもまた、UEがADDS機能性をサポートするかどうかという指示を含むように増進されることができる。
ステップ8では、ULRメッセージは、MME114がUEによって加入されるADDS情報を必要とすることを示すためにフラグを含むように、更新されてもよい。
ステップ11では、HSSが、ULAメッセージにADDS詳細を含んでもよい。3GPP TS 29.272で定義される「加入データ」Diameter AVPは、ADDS詳細を含むように修正されてもよい。詳細は、サポートされたADDS特徴、ADDSトランスポートパス、およびそれらの関連情報を含んでもよい。含まれ得る詳細の実施例が、以下の表1に示される。
ステップ17では、MME114が、アタッチ容認メッセージを送信するとき、表1に列挙されるようなADDS情報を含むことができる。ステップ18では、eNB106からのRRC再構成メッセージは、修正されなくてもよいが、代わりに、ピギーバック式NASアタッチ容認メッセージが、ADDS情報を含有してもよい。アタッチプロシージャにおける全ての他のステップは、影響を受けず、3GPP TS 23.401で定義されるように実行されてもよい。
(ADDS情報要求プロシージャ方法)
図8は、一実施形態による、ADDS広告のための別の方法を図示する。本方法では、UE214は、独立型ADDS情報要求を実行することによって、ADDS機能性についての情報を要求してもよい。具体的には、図8に示されるように、ステップ1では、UE214は、ADDS情報を要求するNAS EMMメッセージをMME114に送信する。ステップ2では、MME114が、ADDS情報を要求するようにULRメッセージをHSS116に送信する。一実施形態では、本ステップは、随意であり、MME114は、MME114がADDS情報をまだ有していない場合に本要求を送信してもよい。ステップ3では、HSS116が、上記で説明される図7に図示される方法のステップ11で説明されるものと同様に、ULAメッセージを送信する。ステップ4では、MME114が、UE214をADDS情報で更新するように、NAS EMMメッセージを送信する。他の実施形態では、サービングGPRSサポートノード(SGSN)がADDS情報要求に応答し得る、類似アプローチが、GPRSおよびUMTSネットワークで使用されてもよい。
(特殊APN方法)
図9は、その実施形態による、ADDS広告のためのさらに別の方法を図示する。概して、ネットワークオペレータは、独占的にADDS機能性のためにAPNをマークすることができる。ADDSを使用することを希望するUEは、本特殊APNへのPDN接続を要求することができる。コアネットワークは、UEがADDS情報を必要とすることを推論することができ、既存の3GPP PDN接続容認メッセージにおいて詳細をUEに伝えることができる。本方法は、例えば、図4Aおよび4Bに図示されるように、PGWをADDSエンティティに接続するために「プライベートPDN」が使用されるときに適用されてもよい。特殊APNへのPDN接続は、UEがネットワークオペレータのプライベートPDNを通してADDSと通信することを可能にし得る。
図9のステップは、本方法の一実施形態を図示する。APN名を提供する代わりに、UE214が、ADDSにアクセスするためにPDN接続を行うことを希望するという指示を含み得ることに留意されたい。MME114/HSS116は、それを通してADDSがアクセスされ得る、プライベートPDNに接続するために使用されるはずであるAPNを判定することができる。
図9を参照すると、ステップ1では、UE214が、ADDSを必要とすることを示すように、3GPP「PDN接続要求」メッセージ等のNASメッセージの中で特殊APNまたはフラグ(新しいIE)を提供することができる。ステップ2および3では、特殊APNがPGW112にパスされる。ステップ4aでは、PGW112が、随意に、ADDS情報クエリ要求を送信することによって、ADDSから最新情報を読み出すことができる。ADDSは、ADDSを使用するUE214の認可詳細についてHSS116(またはSPRもしくはUDR)をチェックし、次いで、詳細をPGW112に提供することができる。
ステップ5では、PGW112が、「セッション作成応答」メッセージの既存の3GPP PCO IEに(表1に列挙されるような)ADDS情報を含み、それをUE214に向かって送信してもよい。ステップ6、7、および8では、PGW112からの修正されたPCO IEが、UE214に転送される。本実施形態では、本PDN接続プロシージャにおける全ての他のステップは、影響を受けず、実質的に3GPP TS 23.401で定義される通りのままである。
(PDN接続方法)
ADDS広告に採用され得る別の方法は、図9に図示される方法に類似するが、特殊PDNは、ADDS322とPGW112との間の通信に使用されない。本方法では、UE214は、任意のPDNに接続されてもよく、そのPDNに使用されるADDS機能性を要求してもよい。「PDN接続要求」で特殊APNを使用する代わりに、UEは、ADDS詳細が要求されることを示すように、「PDN接続要求」に新しいIE(例えば、フラグ)を含むことができる。PGW112は、「セッション作成応答」メッセージのPCOIEの中のADDS詳細で応答することができる。本方法では、呼び出しフローは、図9に類似するであろう。
(ユーザ/オペレータプロビジョニング)
ADDS広告のための別の方法は、ネットワークオペレータによって公開され得る、またはネットワークオペレータから取得され得る値の通りに、デバイス上でADDS情報を手動でプロビジョニングするように、デバイスのユーザに依拠してもよい。ADDS機能性を提供するネットワークオペレータは、代替として、既存のオープンモバイルアライアンス(OMA)デバイス管理(DM)または汎用加入者識別モジュール(USIM)オーバーザエア(OTA)更新方法を使用して、ADDS情報でデバイスを動的にプロビジョニングしてもよい。
(SCSへのADDS広告)
本節は、SCSがコアネットワークによって提供されるADDS詳細を認識させられ得る、方法を説明する。
(Tspインターフェース方法)
図10は、TspインターフェースがSCSへのADDS広告に使用される、方法の一実施形態を図示する。本実施形態では、SCS340は、ステップ1に示されるように、Tspインターフェースを経由してADDS情報要求を送信することによって、ADDS情報を要求することができる。ステップ2では、MTC−IWF210は、ADDSを使用するSCS340の認可についてHSS116をチェックし、ステップ3に示されるように、ADDS情報をSCSに提供することができる。ADDSとSCSとの間のトランスポート機構/パスオプションの数が限定され得るため、SCSに提供されるADDS詳細は、UEに提供されるADDS詳細と異なり、限定された情報を有し得る。SCSに提供されるADDS詳細の実施例が、以下の表2に列挙される。
(Mh/Rxインターフェース方法)
SCSへのADDS広告のための別の方法によると、SCS340はまた、既存の3GPP MhまたはRxインターフェースを経由して、表2に列挙されるADDS情報を読み出してもよい。本方法では、ADDS情報は、SCS/AS340がMhまたはRxインターフェースを介して本情報を読み出すことを可能にするように、HSS116もしくはPCRF334においてプロビジョニングされてもよい。HSSおよびPCRFにおける本情報のプロビジョニングは、ネットワークオペレータによって、またはADDSがHSS116およびPCRF340と有するAD6ならびにAD3インターフェースを経由してADDSエンティティ322によって動的に行われてもよい。
他の実施形態では、SCS上のADDS情報は、M2Mネットワークのオペレータによって、手動でプロビジョニングされてもよい。
(ADDSプロトコルスタック)
上記で説明されるように、ADDSサービスの重要な特徴は、アプリケーションの間でADDSデータメッセージを搬送するためにコアネットワークで利用可能な複数の異なるトランスポート機構/パスのうちの1つの選択である。ネットワーク内のADDSクライアント324およびADDSエンティティ322は、上記で議論されるトランスポートパス選択基準に従って、トランスポートパスを選択する。データメッセージを伝送するプロセスは、図15に関連して以下でさらに完全に説明される。SCSまたはAS340等のネットワーク側エンドノード上のADDSクライアント322とADDSエンティティ322との間の通信は、一実施形態では、概して、IPベースであってもよい。ADDSサービスが使用する、TCP、UDP、またはSCTP等のトランスポート層は、メッセージの重要性および確実なトランスポート機構が特定のメッセージもしくはアプリケーションに必要とされるかどうか等の送信されているメッセージの特性に依存し得る。
UE(例えば、図2−4のUE214、312、および318)等のアクセス側エンドノード上のADDSクライアント324とADDSエンティティ322との間の通信は、一実施形態では、NAS、SMSのユーザプレーン等の複数の利用可能なトランスポート機構のうちのその他の選択されたものを経由して行われてもよい。図11A−Dは、これらの異なるトランスポート機構のそれぞれに採用されるプロトコルスタック、およびこれらの異なるトランスポートパスを経由してADDSメッセージをトランスポートする方式を図示する。
図11Aは、NASを経由したADDSメッセージ転送のためのプロトコルスタックを示す。本実施形態では、以下でさらに詳細に説明されるように、ADDSヘッダおよびペイロードを含み得る、ADDSメッセージは、一般NASトランスポートメッセージにカプセル化される。この場合、UPLINK GENERIC NAS TRANSPORTメッセージが、UE214からMME114にADDSメッセージを搬送するために使用されてもよく、DOWNLINK GENERIC NAS TRANSPORTメッセージが、MME114からUE214にメッセージを搬送するために使用されてもよい。これらのメッセージは、3GPP TS 23.401(第5.6.4節および第8.2.30節)で説明される。また、本実施形態では、NASトランスポートメッセージの一般メッセージコンテナタイプIEは、メッセージがADDSメッセージであることを示すように、未使用フィールドのうちの1つ(例えば、「00000011」)に設定されることができ、一般メッセージコンテナIEはまた、ADDSに配信される完全ペイロードを搬送するために使用されてもよい。
アップリンクパスでは、MME114は、一般NASメッセージがADDSに配信される必要があると解釈し、ペイロードをDiameterメッセージに変換し、AD5インターフェースを経由してそれをADDSエンティティ322に送信する。ADDSエンティティ322は、メッセージヘッダを解釈し、宛先ADDSアプリケーション識別子/デバイス識別子を抽出し、AD1インターフェースを経由してメッセージをSCS340に送信する。
ダウンリンクパスでは、SCS340は、AD1インターフェースを経由して、MTCアプリケーションのアプリケーション識別子ならびにADDSヘッダおよびペイロード情報をADDSエンティティ322に提供する。AD5転送パスがメッセージ配信のために選定される場合には、ADDSエンティティ322は、宛先アプリケーション識別子を使用し、宛先アプリケーションが常駐するUE(例えば、UE214)のIMSIを見出す。ADDSエンティティは、データをDiameterメッセージに変換し、NASを介してメッセージが送信される必要があるUEのIMSIとともに、それをMME114に送信する。MME114は、メッセージをUE214に転送するように、DiameterメッセージをDownlink Generic NAS Transportメッセージに変換する。
図11Bは、ユーザプレーンを経由したADDSメッセージ転送のためのプロトコルスタックを示す。この場合、ADDSメッセージは、通常のユーザプレーンIPパケットとしてトランスポートされ、GTPユーザプレーンを経由して転送されてもよい。
アップリンクでは、UE214上のADDSクライアント324は、メッセージ特性に基づいて、使用されるトランスポートプロトコル(例えば、TCP、UDP、またはSCTP)を選定してもよく、ADDSエンティティ322のIPアドレスにアドレス指定されるIPパケットを送信する。本IPパケットは、通常のユーザプレーンを辿ってもよく、GTP−Uパケットにカプセル化され、eNodeB106、SGW110、およびPGW112を経由してADDSエンティティ322にトランスポートされてもよい。ADDSエンティティ322は、受信されたメッセージを解釈し、宛先ADDSアプリケーション識別子/デバイス識別子を抽出し、AD1インターフェースを経由してメッセージをSCS340に送信する。
ダウンリンクパスでは、SCS340は、AD1インターフェースを経由して、MTCアプリケーションのアプリケーション識別子ならびにADDSヘッダおよびペイロード情報をADDSエンティティ322に提供する。ユーザプレーンパスがメッセージ配信のために選択される場合には、ADDSエンティティ322は、宛先アプリケーション識別子を使用し、(ADDSエンティティ322に記憶されたマッピングテーブルから)宛先アプリケーションが常駐するUEのIPアドレスを見出す。次いで、ADDSエンティティは、使用されるトランスポートプロトコル(例えば、TCP、UDP、またはSCTP)を選定し、UEのIPアドレスにアドレス指定されるIPパケットを構築し、SGiインターフェース上でそれをPGW112に送信する。
図11Cは、SMSを使用するADDSメッセージ転送のためのプロトコルスタックを示す。本実施形態では、ADDSメッセージは、SMSメッセージとしてトランスポートされてもよい。
アップリンクパスでは、UEは、SMS TPDUにADDSメッセージをカプセル化し、それをモバイル発信SMS(MO SMS)メッセージとしてトランスポートする。本実施形態では、SMSメッセージは、TP宛先アドレス(TP−DA)をADDSエンティティ322のアドレスに設定することによって、ADDSエンティティにアドレス指定される。ADDSエンティティ322は、受信されたメッセージを解釈し、宛先ADDSアプリケーション識別子/デバイス識別子を抽出し、AD1インターフェースを経由してメッセージをSCS340に送信する。
ダウンリンクパスでは、SCS340は、AD1インターフェースを経由して、MTCアプリケーションのアプリケーション識別子ならびにADDSヘッダおよびペイロード情報をADDSエンティティ322に提供する。SMSトランスポート機構/パスがメッセージ配信のために選定される場合には、ADDSエンティティ322は、その記憶されたマッピングテーブルから、宛先アプリケーションが常駐するUE214のアドレス(MSISDN)を見出すために、宛先アプリケーション識別子を使用する。本実施形態では、ADDS322は、外部SMEの役割を果たし、モバイル端末(MT)SMSとしてトランスポートされるように、ADDSメッセージをSMS−SC204に送信する。SMS−SC204とADDSエンティティ322との間のインターフェースは、MTC−IWF210とSMS−SC204との間のT4インターフェースに類似するDiameterプロトコルに基づいてもよい。代替として、ショートメッセージピアツーピア(SMPP)、メッセージ分配へのコンピュータインターフェース(CIMD)、または汎用コンピュータプロトコル/外部マシンインターフェース(UCP/EMI)等の他のプロトコルが使用されてもよい。SMSメッセージは、SGs基準点を経由したSMS、IMSネットワークを経由して、または回路交換(CS)フォールバックを使用する等、利用可能な方法のうちのいずれかを使用して、UE214とADDSエンティティ322との間でトランスポートされてもよい。
図11Dは、USSDを使用するADDSメッセージ転送のためのプロトコルスタックを示す。この場合、ADDSメッセージは、USSDメッセージとしてトランスポートされる。
アップリンクパスでは、UE214内のUSSD要素は、USSDデータバーストメッセージにADDSメッセージをカプセル化し、それは、モバイル開始USSDとしてトランスポートされる。USSDメッセージは、ADDSエンティティ322内のUSSDゲートウェイのUSSDショートコードを設定することによって、ADDSエンティティにアドレス指定されてもよい。ADDSエンティティ322は、受信されたメッセージを解釈し、宛先ADDSアプリケーション識別子/デバイス識別子を抽出し、AD1インターフェースを経由してメッセージをSCS340に送信する。
ダウンリンクパスでは、SCS340は、AD1インターフェースを経由して、MTCアプリケーションのアプリケーション識別子ならびにADDSヘッダおよびペイロード情報をADDSエンティティ322に提供する。USSDトランスポート機構/パスがメッセージ配信のために選定される場合には、ADDSエンティティ322は、その内部マッピングテーブルから、UE214のUSSDコードを見出すために、宛先アプリケーション識別子を使用する。本実施形態では、ADDS322は、USSDゲートウェイの役割を果たし、ネットワーク開始USSDとしてトランスポートされるように、USSD要求メッセージにカプセル化されるADDSメッセージまたはUSSD通知メッセージをMSC238に送信する。MSC238とADDSエンティティ322内のUSSDゲートウェイとの間のインターフェースは、一実施形態では、MAPプロトコルベースであってもよい。
(ADDSプロトコルおよびメッセージ形式)
図11A−Dに図示されるように、ADDSプロトコルが、UE(例えば、UE214)またはSCS(例えば、SCS340)上のADDSクライアント324とネットワーク内のADDSエンティティ322との間の通信に使用される。ADDSプロトコルは、メッセージ配信のために選択されるトランスポート機構/パスに基づいて、ADDSメッセージのセグメンテーションおよび再アセンブリを行ってもよい。シーケンス番号が、異なるパスを介してトランスポートされるADDSメッセージの並べ換えを可能にするために、ADDSプロトコルで使用されてもよい。
一実施形態では、ADDSメッセージは、共通ヘッダを有してもよく、トランスポート特性、アプリケーション特性、および同等物等のADDSプロシージャに関係付けられるADDS制御情報を搬送してもよい。アプリケーションデータはまた、データについての情報を含有する付加的データヘッダの包含とともに同様に搬送されてもよい。データヘッダおよびペイロードは、以下でさらに完全に説明される、「ADDSデータ転送要求」および「ADDSデータ配信」メッセージのみの中に存在し得る。図12は、その一実施形態による、ADDSメッセージの形式を図示する。以下は、メッセージ形式の共通ヘッダのフィールドのそれぞれを説明する。
メッセージタイプ:送信されているメッセージのタイプを示す。
メッセージ長:ADDSメッセージの全長。
シーケンス番号:増加する順序で送信エンティティによって割り当てられる番号。
セグメンテーションビット:メッセージがセグメント化されるかどうかを示す。
セグメントシーケンス番号:ADDSメッセージの個々のセグメントのシーケンス番号。これは、セグメンテーションビットIEが‘00’に設定されない場合のみ有効である。
チェックサム:ペイロードの完全性チェックのためのチェックサム。
拡張ヘッダ情報:これは、エラー情報、セキュリティ等のような付加的情報が搬送される場合に使用されてもよい。
さらに図7に示されるように、ADDS共通ヘッダの後には、メッセージタイプに応じて、ゼロまたはそれを上回る情報要素(IE)が続き、次いで、伝送されているデータに特有であるヘッダ、次いで、アプリケーションペイロードフィールド内のアプリケーションデータ自体が続く。
以下は、ADDSサービスの一実施形態による、伝送され得るADDSメッセージのリストである。これらのメッセージのコンテンツは、それらを利用する種々のADDSプロシージャの説明に関連して以下で説明される。
ADDSアプリケーション登録要求
ADDSアプリケーション登録応答
ADDSアプリケーションイベント通知
ADDSアプリケーションイベント応答
ADDSアプリケーション更新要求
ADDSアプリケーション更新応答
ADDSデータ転送要求*
ADDSデータ転送容認
ADDSデータ配信*
ADDSデータ転送完了
ADDSデータ通知
ADDSデータ通知確認応答
ADDSデータクエリ
ADDSデータクエリ確認応答
ADDSデータ要求
ADDSイベント加入要求
ADDSイベント加入確認応答
ADDSアプリケーション登録解除要求
ADDSアプリケーション登録解除応答
メッセージタイプのうちの特定のものの隣のアスタリスク(「*」)は、メッセージタイプがアプリケーションデータを搬送し得ることを示す。
(ADDSプロシージャ)
本節は、その機能性を提供するためにADDSサービスによって実行され得る、いくつかのプロシージャを説明する。これらのプロシージャは、ADDSアプリケーション登録、ADDS更新プロシージャ、ADDSデータ転送、ADDSイベント加入、およびADDSアプリケーション登録解除を含む。他の実施形態では、より多いまたは少ないプロシージャが提供されてもよい。これらのプロシージャのそれぞれが、以下でさらに完全に議論される。
(ADDSアプリケーション登録)
アプリケーション登録プロシージャの目的は、ADDS機能性を使用することを必要とするアプリケーションにアプリケーション識別子を割り当てることである。エンドノード内のアプリケーションがADDSソケットを開放するとき、ADDSクライアントは、ADDSアプリケーション識別子をアプリケーションに割り付けるようにネットワークADDSエンティティに要求するために、「ADDSアプリケーション登録」プロシージャを開始する。ADDSエンティティは、要求エンドノード(UEまたはSCS)の加入情報のため、およびデバイス識別子をIMSIまたはSCS IDのような内部識別子に変換するための要求をHSS/UDRに提出する。次いで、ADDSエンティティは、アプリケーション識別子を割り付け、デバイス識別子(例えば、UE IDまたはSCS ID)(本明細書では「デバイスID」とも称される)とのアプリケーション識別子のマッピングを維持する。ADDSエンティティはまた、アプリケーションのために実施されるポリシーおよび課金詳細を入手するように、アプリケーション詳細をPCRFに提供してもよい。
ネットワークは、アプリケーションを登録しようとしているエンドノードに応じて、付加的ステップを行なってもよい。例えば、プロシージャがUE内のアプリケーションによって開始された場合には、ADDSエンティティは、対応するSCSをチェック/通知し、UEの(アプリケーションタイプおよびアプリケーションIDのような)アプリケーション詳細を提供してもよい。したがって、SCSは、アプリケーション詳細を習得し、UEとの将来の通信にUEのアプリケーションIDを使用することができる。SCSは、アプリケーショントラフィックの付加的ポリシーおよび課金情報を提供することができる。例えば、SCSは、その応答において、アプリケーションの遅延耐性時間、アプリケーション可用性時間、および同等物のようなアプリケーション詳細を変更することができる。SCSはまた、SCSがアプリケーショントラフィックに対して課金される必要がある場合に、適用されるオンラインまたはオフライン課金等の課金特性およびスポンサ詳細を提供することもできる。図13は、その一実施形態による、本プロシージャのための例示的呼び出しフローを示す。
ステップ1では、ADDSクライアント324が、上記で説明されるADDS広告プロシージャのうちの1つを通して、ネットワークADDSエンティティ322の接触詳細を習得する。
ステップ2では、アプリケーションが、ADDSクライアント324に登録するためにAD2インターフェースAPIを使用する。
ステップ3では、ADDSクライアント324が、アプリケーションのアプリケーション識別子を要求するように、「ADDSアプリケーション登録要求」をADDSエンティティ322に送信する。本メッセージは、AD1インターフェースを経由して送信され、本メッセージは、利用可能なトランスポート機構(例えば、NAS、SMS、USSD、ユーザプレーン)のうちのいずれかを経由して送信されることができる。一実施形態では、以下の情報が、本メッセージの中で送信される。
(a.ADDSメッセージタイプ:)
これは、メッセージが「ADDSアプリケーション登録要求」メッセージであることを示す。
(b.デバイスタイプ:)
これは、アプリケーションが作動しているエンドノートが、UEまたはSCSのようなネットワークエンティティであるかどうかを示すものである。
(c.デバイス識別:)
デバイスを一意に識別するためにネットワークによって使用されることができる、デバイス識別子。これは、ネットワークによって割り付けられた識別子、または大域的に公知である/分解可能な識別子であり得る。以下は、デバイス識別に使用されることができる、いくつかの識別子である。使用される識別子は、エンドノードタイプに依存する。
(UEに関して)
i.IMSI
ii.MSISDN
iii.GUTI/PTMSI
iv.ネットワーク割当IPアドレス(UEがNATデバイスの背後にある場合、ローカルIPではない)
v.M2M外部識別子
vi.SIP URI
vii.NAI
(ネットワークノードに関して)
i.SCS ID/外部ID
ii.FQDN
iii.SIP URI
iv.NAI
v.IPアドレス
(a.要求されたアプリケーション識別子)
これは、随意のフィールドであり、有効なアプリケーション識別子を含有する。アプリケーションは、それに割り付けられるアプリケーション識別子を要求することができる。通常、これは、アプリケーションが前もって登録され、アプリケーション再開または失敗もしくはアプリケーションが別のデバイスに移動した後に、同一のアプリケーション識別子を再利用したい場合に、使用されてもよい。しかしながら、これはまた、具体的アプリケーションIDを要求するために、前もって登録されなかったアプリケーションによって使用されてもよい。
(b.セキュリティトークン)
本フィールドは、アプリケーションがそれに前もって割り付けられたアプリケーション識別子の再利用を要求する場合に含まれてもよい。これは、前もってアプリケーションIDをアプリケーションに割り当てたときに、ADDSエンティティによって提供されたセキュリティトークン値と同一であり得る。これは、ある他のアプリケーションがアプリケーションを欺こうとしていないことを認証するものとする。これは、そのメッセージを受信するよう、別のアプリケーションのアプリケーションIDを不当に請求することから他のアプリケーションを回避させるように、認証目的のためのものである。
(c.アプリケーション詳細)
本フィールドは、アプリケーション特性および詳細を含有する。これは、データスケジューリングおよびトランスポート機構/パス選択目的でADDSによって使用されることができる。
−アプリケーションタイプ
−アプリケーション名
−アプリケーションインスタンス
−アプリケーション特性
遅延耐性−アプリケーションへ、またはアプリケーションから向かうことになっているメッセージがどれだけ遅延させられ得るか
アプリケーション可用性−アプリケーションが利用可能になるであろう時間周期
最大メッセージサイズ−アプリケーションが送信/受信するであろうメッセージの最大サイズ
UL最大サイズ
DL最大サイズ
周期性−これは、どれだけ頻繁にアプリケーションがADDSを使用してデータ転送を行う意向があるかを示す。これは、アプリケーションレベルプロシージャまたはセッションに関し得る。
データ転送の持続時間−ADDSを経由したデータ転送が使用されるであろう持続時間
メッセージ率−「データ転送の持続時間」で送信/受信されるであろうメッセージの数。これは、2つのサブフィールドを有し得る。
ULメッセージ率
DLメッセージ率
データの最大総量−転送されるであろうデータの最大総量。これは、2つのサブフィールドを有し得る。
UL最大データ
DL最大データ
メッセージを破棄する−通信が合意されたパラメータを超えるかどうかを示すフラグ。例えば、メッセージサイズまたは率がより高くなる場合。
許容メッセージ損失率
確実な配信
メッセージ提出レポート
メッセージ配信レポート
これらのパラメータの全ては、強制的ではない。これは、アプリケーションデータ転送要件を説明するように、アプリケーション必要性の通りに含まれることができる。例えば、温度読取アプリケーションが、時間単位で示度値を送信する必要がある場合には、以下のように特性を設定してもよい。
遅延耐性:25分
周期性:1時間毎
転送の持続時間:5秒
最大メッセージサイズ
UL最大サイズ:120バイト
DL最大サイズ:80バイト
メッセージ率
ULメッセージ率:4
DLメッセージ率:2
最大合計データ
UL最大データ:350バイト
DL最大データ:100バイト
(g.デバイス情報)
これは、随意のフィールドである。デバイスレベル情報もまた、ADDSメッセージスケジューリングおよびルーティングにおいてADDSエンティティを支援するように提供されてもよい。
−デバイス利用可能時間−デバイスがMTデータのために接触されることができるとき
−デバイス移動性情報−デバイスが静止またはローミングし得るかどうか。
(h.ADDSオプション)
(i.要求されるメッセージ通知)
本オプションが設定されるとき、ADDSエンティティは、メッセージを記憶し、ADDSメッセージおよび(そのサイズのような)メッセージ詳細の到着についてエンドノードに知らせてもよい。ADDSクライアントは、後になってメッセージをプル配信することができる。
(ii.通知のための最大メッセージサイズ)
通知が送信される必要がある最大メッセージサイズ
(i.利用可能なトランスポートパス)
デバイスおよびそれらの特性とともに利用可能である、異なるトランスポート機構/パスのリスト。以下の情報のうちの1つまたはそれを上回るものが提供されてもよい。情報は、デバイスタイプに依存する(例えば、NASがUEのみに適用可能であり得る):
1.SMS
a.SMS−SCアドレス
b.デバイスのMSISDN
c.最大メッセージサイズ
d.使用されるデータコーディング
e.使用されるSMSアプリケーションポート番号
2.NAS
a.最大メッセージサイズ
3.USSD
a.USSDコード
4.ユーザプレーン
a.使用されるIPアドレス
b.使用されるトランスポートプロトコル
ステップ4では、ADDSエンティティ322が、「ADDS加入要求」メッセージをHSS116に送信する。本メッセージは、以下の情報を含有してもよい。
a.デバイスタイプ
b.デバイス識別子
c.デバイス詳細
d.報告されたトランスポートパス
e.要求されたアプリケーション識別子
提供された「デバイス識別子」は、対応する加入記録を読み出すために、IMSIまたは「SCS識別」に変換される必要があり得る。HSS/UDRは、「デバイス識別子」変換プロシージャを実行してもよく、デバイス識別子をIMSIまたは「SCS識別」に分解するように、DNSサーバ、MME、SGSN、PGW、もしくは同等物等のいくつかのノードに接触してもよい。「外部識別子」または「MSISDN」等のIDのうちのいくつかが、HSS/UDR自体によって変換されてもよい。HSS/UDRは、関連加入情報を読み出し、UEまたはSCSがADDSサービスを使用する権限を与えられているかどうかをチェックする。
ステップ5では、HSS/UDRは、以下のADDS認可情報を含有する、ADDS加入回答メッセージを送信する。
a.IMSIまたはSCS識別子
b.加入情報
i.許容トランスポートパス
ii.加入アプリケーションID
iii.アプリケーションID可搬性−アプリケーションがホストデバイスを変更することができるように、アプリケーションIDが割り付けられるべきであるかどうかを示す
iv.デバイス特性−デバイス移動性詳細および可用性時間等のような加入/制約デバイス特性(例えば、MTC特徴)
v.ピア情報−対応するSCSおよびSCSに報告されるイベントのような情報
ステップ6では、ADDSエンティティが、ADDS特有のポリシーおよび課金情報を要求するように、「ADDSポリシー応答」メッセージをPCRFに送信する。本メッセージは、以下の情報を含有してもよい。
a.IMSIまたはSCS識別子
b.アプリケーション詳細/特性
ステップ7では、PCRF334が、アプリケーションに使用されるポリシーおよび課金詳細を提供する、「ADDSポリシー応答」メッセージで応答する。本メッセージは、以下の情報を含有してもよい。
a.ポリシー情報−メッセージスケジューリング、サイズ、およびルーティング情報
b.課金情報
ステップ8では、ADDSエンティティ322が、そのデバイスのうちの1つがADDSのためのアプリケーションを登録したことをSCS等のエンドノードに通知するように、「ADDSアプリケーションイベント通知」メッセージを送信する。関心があるアプリケーションは、以下で説明される「ADDSイベント加入プロシージャ」の通りに、本イベントに登録してもよい。以下の詳細が、本メッセージにおいて送信されてもよい。
a.宛先アプリケーションID−通知を受けるはずである宛先アプリケーション
b.起こったイベントタイプ:これは、「アプリケーション登録イベント」に送信されてもよい
c.アプリケーションID−登録アプリケーションに割り付けられたアプリケーションID
d.デバイス情報
e.ステップ3fに説明されるようなアプリケーション詳細
ステップ9では、エンドノードが、「ADDSアプリケーションイベント応答」メッセージを送信する。SCSは、ある認可情報、また、アプリケーションに伝えられる必要がある、ある情報で応答してもよい。本メッセージは、以下の情報を含有してもよい。
a.ポリシー情報−適用されるアプリケーション特性
b.課金情報−適用されるオフライン・オンライン課金、およびアプリケーションがSCSによって後援されるかどうかのような情報
c.アプリケーション制約−UEアプリケーションが他のアプリケーションと通信することを許可されるか、またはその通信がSCSのみに制約されるべきであるかどうかのような情報。ADDSエンティティは、いかなる他のエンドノードもメッセージをUEのアプリケーションに送信していない、および/またはUEも他のエンドノードに送信してないことを確実にすることができる。
d.ピアアプリケーション情報−UEに提供される対応するSCSアプリケーションIDおよびその特性のような情報
ステップ10では、ADDSエンティティが、「ADDSアプリケーション登録容認」メッセージをエンドノード内のADDSクライアントに送信する。本メッセージは、以下の情報を含有してもよい。
a.許容アプリケーション識別子
b.アプリケーションID可搬性
c.アプリケーションIDリース時間
d.許容トランスポートパスおよびそれらの特性。これは、表6 2に列挙される情報に類似する。
e.交渉アプリケーション特性−これは、ネットワークが容認した最終アプリケーション特性であろう。
f.セキュリティトークン
g.ピアアプリケーション情報
最後に、ステップ11では、ADDSクライアントが、ADDSエンティティから受信される情報をアプリケーションにパスする。本情報は、以下を含有してもよい。
a.許容アプリケーション識別子
b.アプリケーションID可搬性
c.アプリケーションIDリース時間
d.交渉アプリケーション特性
e.セキュリティトークン
f.ピアアプリケーション情報
(ADDS更新プロシージャ)
ADDSクライアント324またはネットワークADDSエンティティ322は、ADDS能力もしくはアプリケーション特性の任意の変更について知らせるように、ADDS更新プロシージャを行なってもよい。本プロシージャは、(エンドノード上の全てのアプリケーションに影響を及ぼす)パスレベル変更または(アプリケーション特性のような)アプリケーションレベルあたりの変更についてADDSに知らせるために使用されてもよい。以下の特性および能力が、本プロシージャを使用して更新されてもよい。
1.データパス変更
2.アプリケーション特性変更
3.UE特性変更
4.ADDSオプション変更
5.加入変更
6.アプリケーションID更改
本プロシージャは、エンドノードまたはネットワークADDSエンティティによって開始されてもよく、プロシージャは、どのエンティティがプロシージャを開始するかに基づいて若干異なる。両方の変形例が、図14に示される。
(エンドノード開始ADDS更新プロシージャ)
エンドノード内のADDSクライアントは、以下のイベントに基づいて、ADDS更新メッセージを送信することを決定してもよい。
a.アプリケーション指示。アプリケーションが、ADDSクライアントへのその通信要件/特性を更新する。
b.ユーザプロビジョニング:エンドノードのユーザが、利用可能であるトランスポートパスまたはそれらの特性のようなノードのADDS能力に影響を及ぼす、いくつかのノードレベルパラメータを変更している。
c.アプリケーションID更改−アプリケーションIDリースタイマが、満了しようとしているところであり、更新される必要がある。
図14のステップA1−A6は、エンドノードがADDS更新プロシージャを開始して行う、プロセスの一実施形態を図示する。示されるように、ステップA1では、ADDSクライアントは、以下の情報を含有し得る「ADDS更新要求」メッセージをADDSエンティティに送信する。
a.ADDSメッセージタイプ−これが「ADDS更新要求」メッセージであることを示す。
b.更新タイプ−これは、アプリケーションレベルまたはエンドノードレベルであり得る。これは、以下の値のうちのいずれかをとることができる。
i.アプリケーション特性更新
ii.アプリケーションID更改
iii.デバイス特性更新
iv.利用可能なトランスポートパス
v.ADDSオプション更新
注記:以下のIEの包含は、更新タイプに依存する。これらのIEは、6.7.1のステップ3で詳細に説明される。
c.アプリケーションID−これは、具体的アプリケーション詳細が更新される必要がある場合に含まれる。
d.アプリケーション詳細
e.デバイス情報
f.ADDSオプション
g.デバイス識別−デバイスが、「ADDSアプリケーション登録プロシージャ」において提供した同一の識別を提供する必要がある。
ステップA2では、ADDSエンティティが、更新された特性に基づいて更新されたポリシー情報を入手するように、「ADDSポリシー更新要求」メッセージをPCRFに送信する。
ステップA3では、PCRFが、更新されたポリシーおよび課金情報とともに「ADDSポリシー更新応答」メッセージを送信する。
ステップA4では、ADDSエンティティが、「ADDSアプリケーションイベント通知」メッセージをピアアプリケーションエンドノードに送信する。本メッセージは、ピアアプリケーションエンドノード情報が加入情報の中で利用可能である場合、またはノードが以下で説明される「ADDSイベント加入プロシージャ」を使用して通知に加入した場合に、送信されてもよい。本ステップは、図13のステップ8に類似する。
ステップA5では、エンドノードは、「ADDSアプリケーションイベント応答」メッセージを送信する。本ステップは、図13のステップ9に類似する。
ステップA6では、ADDSエンティティは、ネットワークによって容認されるパラメータを提供するように、「ADDS更新応答」メッセージを送信する。本メッセージは、図13のステップ10に説明される「ADDS登録容認」メッセージに類似する情報を含有する。
(ネットワーク開始ADDS更新プロシージャ)
ネットワーク内のADDSエンティティは、ある変更について知らせるように、または使用される必要があるトランスポートパスについてコマンドを提供するように、ADDS更新コマンドメッセージをADDSクライアントに送信することを決定してもよい。本メッセージは、以下のイベントに基づいて送信されてもよい。
a.オペレータプロビジョニング
b.オーバーロード状態または他のノード/サービス可用性のようなネットワーク状態
c.PCRFからのポリシー変更通知
d.HSS/UDRからの加入変更通知
図14のステップB1−B4は、ネットワークADDSエンティティがADDS更新プロシージャを開始して行う、プロセスの一実施形態を図示する。
示されるように、ステップB1では、ADDSエンティティが、「ADDS更新コマンド」メッセージをエンドノード内のADDSクライアントに送信する。本更新は、具体的アプリケーション用またはエンドノード用であってもよい。本メッセージは、以下の情報を含有してもよい。
a.ADDSメッセージタイプ−これが「ADDS更新コマンド要求」メッセージであることを示す。
b.更新タイプ−具体的アプリケーションが影響を受けるか、またはエンドノートが影響を受けるかどうかを示す。
注記:以下のIEの包含は、更新タイプに依存する。これらのIEは、図13に関連して上記で詳細に説明される。
c.アプリケーションID−これは、具体的アプリケーション詳細が更新される必要がある場合に含まれる。
d.アプリケーションIDリース時間
e.交渉アプリケーション特性
f.ADDSエンティティトランスポートパス情報
ADDSクライアントは、情報を受信し、それに応じてそれ自体を構成する。これは、随意に、更新される情報に基づいて、影響を受けたアプリケーションに知らせてもよい。
ステップB2は、上記のステップA4に類似し、ステップB3は、上記のステップA5に類似する。
ステップB4では、ADDSクライアントは、ADDSクライアントが提供された情報でそれ自体を更新したことを確認するように、「ADDS更新コマンド応答」をADDSエンティティに送信する。
(ADDSデータ転送)
ADDSデータ転送プロシージャは、ADDSを使用してデータを転送するために、アプリケーションによって使用されるプロシージャである。本プロシージャは、ADDSエンドノード(SCS/UE)に常駐するアプリケーションが、ADDSを使用してアプリケーション特有のデータを送信することを可能にする。ADDSエンドノードは、宛先識別子としてアプリケーション識別子を使用し、アプリケーションデータおよびその特性を基礎的ADDSクライアントにパスする。ADDSクライアントは、メッセージをADDSサーバにトランスポートするように配信機構/パスを選定する。ADDSクライアントはまた、アプリケーションデータのサイズが、(例えば、NASおよびSMSの場合に)選定されたトランスポートプロトコルによってサポートされるペイロードの最大限界を超える場合に、アプリケーションデータにセグメンテーションを行なってもよい。ADDSエンティティは、データを宛先アプリケーションに配信する時間および方法を決定する際に、ネットワークポリシー、負荷状態、エンドノード状態、ならびにアプリケーションデータ特性を考慮する。ADDSエンティティは、課金制御目的でOFCSおよびOCSと相互作用してもよい。
送信アプリケーションは、確実なデータ配信を要求することができ、データの受信を承認し、また、ADDSメッセージが宛先アプリケーションに失敗なく配信されるときについての配信レポートを提供するようにADDSに要求してもよい。
(データ配信通知プロシージャ)
一実施形態では、受信アプリケーション/エンドノードが、(アプリケーション登録プロシージャに関連して上記のように)ADDSメッセージを配信する前に、それらについて通知されることをADDSに要求した場合には、ADDSエンティティは、メッセージについての詳細を含有する通知をエンドノードに送信する。次いで、エンドノード/アプリケーションは、後になって、本メッセージを読み出す具体的要求を送信することができる。随意に、エンドノードは、メッセージが即時に配信される必要がある場合に、通知確認応答メッセージの中でフラグを設定し、または配信試行が行われ得る時間周期を提供することができる。
(データクエリ/ポーリングプロシージャ)
一実施形態では、ADDSクライアントまたはアプリケーションは、任意のデータが配信されるよう保留中であるかどうかをチェックするように、クエリをADDSエンティティに送信し、メッセージ詳細を要求する、または実際のメッセージが配信されることを要求することができる。
(登録を伴わないデータ転送)
一実施形態では、ソースアプリケーションを登録することなく、アプリケーションがデータ転送要求を送信することが可能である。そのような場合において、ADDSは、メッセージを配信しようとする前に、認可についてHSS116/UDRおよびPCRF334をチェックしてもよい。
また、受信アプリケーションも登録されていない可能性がある。これは、例えば、予約アプリケーション識別子が使用される場合である。ここで、データ転送要求メッセージは、加えて、メッセージが正しいエンドノードに配信され、予約アプリケーション識別子のためにマークされる、そのエンドノード内のアプリケーションがメッセージを受信するように、デバイス識別子を有してもよい。
しかしながら、これら両方の場合において、送信および受信エンドノードは、それらのADDS能力をネットワークに示していたはずである。
図15は、プロシージャのデータメッセージ通知、クエリ、および要求部分を含む、一実施形態による、ADDSデータ転送プロセスを図示するフロー図である。
示されるように、ステップ1では、UEまたはSCS340内のADDSクライアントは、ADDSデータ転送要求をADDSエンティティ322に送信する。上記のように、ADDSクライアントは、パス選択の節で上記に説明される様式において、トランスポート機構/パスを選定する。例えば、ADDSクライアントは、例えば、メッセージのサイズ、トランスポートパスの状態、およびデバイス状態(アイドルモードであるかどうか等)を含む、種々の基準に基づいて、トランスポート機構/パスを選択してもよい。一実施形態では、以下の情報が、本メッセージにおいて送信される。
a.ADDSメッセージタイプ:
これは、メッセージが「ADDSデータ転送要求」メッセージであることを示す。
b.ソースアプリケーション識別子:
そのアプリケーション登録プロシージャ中にアプリケーションによってフェッチされるアプリケーション識別子または予約アプリケーション識別子
c.宛先アプリケーション識別子:
アプリケーションがデータを送信することを意図するアプリケーション識別子
d.宛先デバイス識別子
これは、随意のフィールドであり、「宛先アプリケーション識別子」が予約アプリケーション識別子である場合に含まれる。本フィールドは、図13のステップ3に説明される。
e.アプリケーションデータ:
エンドアプリケーションに配信される必要がある実際のデータを含有する、アプリケーション特有のデータ
f.アプリケーションデータ特性:
データおよび配信命令の特性が、本IEの中で提供される。
メッセージ重要性が、以下のように提供されてもよい。
i.重要
ii.通常
iii.不必要
加えて、エンドアプリケーションへの配信または通知の時間もまた、提供されてもよい。メッセージが有効性周期内に配信されることができなかった場合に、ADDSエンティティから削除されるように、メッセージ有効性フィールドもまた、提供されてもよい。
g.提出状態通知
本フラグは、ADDSエンティティがADDSメッセージの成功した受信について確認応答をソースアプリケーションに送信するべきであるかどうかを示す。
h.配信状態通知
メッセージが失敗なく宛先アプリケーションに配信された後に、ソースアプリケーションが配信レポートを受信することを希望するかどうかをADDSエンティティに示す。
ステップ2では、ADDSエンティティは、送信アプリケーションおよび/または受信アプリケーションが前もって登録されていない場合に、認可情報についてHSS116/UDRならびにPCRF334をチェックしてもよい。本プロシージャは、図13に説明される方法で行われるチェックに類似する。本プロシージャはまた、「宛先デバイス識別子」をIMSI/SCS ID等のローカル識別子に変換するために使用されてもよい。
ステップ3では、オンライン課金が使用される場合には、ADDSエンティティが、ADDSデータ転送プロシージャの認可のために、3GPP TS 32.296で説明されるクレジット制御プロシージャを行なってもよい。
ステップ4では、ADDSサーバが、メッセージが配信のために容認されたことを承認する、ADDSデータ転送容認メッセージを送信する。これは、随意のメッセージであり、「提出状態通知」フラグが「ADDSデータ転送要求」メッセージの中で設定される場合のみ送信される。メッセージは、サーバが宛先アプリケーション識別子を無効として識別した、または十分なクレジットが利用可能ではない場合に、エラーコードを含有し得る。エラーコードはまた、(アプリケーションデータ特性フィールドにおいて要求されるような)要求機能性がサポートされなかった場合に通知し得る。ADDSエンティティは、メッセージを記憶し、または通知を送信し、もしくはアプリケーション特性およびネットワーク状態の通りにメッセージを配信しようとしてもよい。
ステップ5では、受信エンドノードが「ADDSデータ通知」メッセージを要求した場合に、ADDSエンティティが、そのような通知を受信エンドノードに送信する。本実施形態では、本メッセージは、以下の情報を含有する。
a.メッセージサイズ
b.メッセージ識別番号(これは、メッセージのシーケンス番号、またはADDSによって割り付けられる一時的識別子であり得る)
c.送信アプリケーション識別子
d.受信アプリケーション識別子
e.メッセージ重要度
f.メッセージ有効性
ステップ6では、エンドノードが、メッセージに留意したことを示す、「ADDSデータ通知確認応答」メッセージを送信する。本メッセージはまた、随意に、示されたメッセージが即時に配信される必要があるというフラグと、メッセージがその時間に配信される必要があることを示す別の随意の時間周期値とを含有してもよい。即時配信が要求される場合には、10から先のステップが、本時点で行われる。
そうでなければ、ステップ7では、ADDSクライアントが、保留メッセージについての情報または保留メッセージの配信を要求するように、「ADDSデータクエリ」メッセージをADDSエンティティに送信してもよい。
ステップ8では、ADDSエンティティは、保留メッセージについての情報を提供する、「ADDSデータクエリ」確認応答メッセージを送信する。本メッセージは、保留メッセージのそれぞれについて、ステップ5に列挙されるような情報を含有してもよい。実際のメッセージ配信が要求された場合には、ステップ10から先のステップが行われる。
ステップ9では、エンドノードが、「データ要求」メッセージをADDSエンティティに送信し、(上記のステップ5のように)それが前もって通知された、またはステップ7でADDSクエリメッセージにおいて知らされた、具体的メッセージの配信を要求してもよい。本メッセージは、要求されているメッセージを識別するように、「メッセージ識別番号」を含有してもよい。ステップ10から先のステップは、本メッセージの受信後に行われる。
ステップ10では、ADDSエンティティが、アプリケーションデータを配信するように、「ADDSデータ配信」メッセージを送信する。ADDSエンティティは、データ配信のためのトランスポートパスを選択してもよい。ADDSエンティティは、そのマッピングテーブルから、SMSのMSISDN、NASのIMSI、およびユーザプレーンのIPアドレスのような選択されたパスのエンドノードアドレス指定情報を見出すために、宛先アプリケーション識別子を使用する。ADDSエンティティ322は、選択されたパスのためのメッセージ(IPヘッダ等)を構築し、メッセージを送信してもよい。以下の情報が、本メッセージの中に存在し得る。本情報の一部は、ステップ1において上記で説明される。
a.ADDSメッセージタイプ:
これは、メッセージが「ADDSデータ配信」メッセージであることを示す。
b.ソースアプリケーション識別子:
c.宛先アプリケーション識別子:
d.アプリケーションデータ:
e.アプリケーションデータ特性:
「メッセージ重要性」等のステップ1で列挙される情報の一部が提供されてもよい。
f.配信状態指示
本フラグは、受信ノードがADDSメッセージの成功した受信を承認するべきかどうかを示す。
ステップ11では、エンドノードが、メッセージが失敗なく取り扱われた/エンドアプリケーションに配信されたことを示すように、「ADDSデータ配信確認応答」メッセージを送信する。本メッセージは、任意の復号失敗のようなメッセージを取り扱うことのエラーがある場合、または(「宛先アプリケーション識別子」によって示される)エンドアプリケーションが利用可能ではない場合に、エラーコードを含有してもよい。
本メッセージはまた、返信データパケットをソースアプリケーションに搬送するように増進されてもよい。この場合、本メッセージは、ステップ1に列挙されるような情報を含有してもよい。ソースアプリケーションID、宛先アプリケーションIDのような情報の一部は、省略されてもよく、これは、ADDSエンティティによって記入されることができる。本目的で、ADDSエンティティは、「ADDSデータ配信確認応答」メッセージを受信するまで、実際のメッセージを保持してもよい。データが本メッセージにおいて送信される場合には、「ADDSデータ転送要求」メッセージに類似すると見なされてもよく、ステップ1からのステップが辿られてもよい。
ステップ12では、ADDSエンティティが、「ADDSデータ転送完了」メッセージを発信アプリケーションに送信することによって、メッセージの成功した配信を示すように、配信レポートをソースアプリケーションに提供する。本メッセージは、メッセージ配信のタイムスタンプを含有してもよい。
最後に、ADDSエンティティは、ADDSメッセージ配信の課金目的で、課金詳細をOFCS332に提供してもよい。
(ADDSイベント加入)
図16は、その一実施形態による、ADDSイベント加入のための方法を図示する。アプリケーションは、イベント加入をADDS322に送信し、例えば、登録解除等のこれらのアプリケーションで起こるイベントを通知されるべきであるアプリケーション識別子のリストを提供してもよい。ADDSエンティティ322は、そのメモリに本情報を記憶し、イベントについての通知を要求されたアプリケーションに送信する。
図16を参照すると、ステップ1では、エンドノード(例えば、UE214またはSCS340)が、「ADDSイベント加入要求」メッセージをADDSエンティティに送信する。本メッセージは、以下の情報を含有してもよい。
a.ソースアプリケーションID:通知される必要があるアプリケーション
b.ソースデバイスID:本フィールドは、随意であり、ソースアプリケーションがADDSに登録されない場合、または予約アプリケーションIDが使用される場合に含まれる。
c.イベント加入リスト
i.標的アプリケーションID
ii.標的デバイスID:これは、標的アプリケーションIDが把握されていない場合に含まれてもよい。例えば、SCSがUEからアプリケーション登録イベントについて把握したい場合には、SCSは、(図13の説明に関連して上記で記述されるように)UEがアプリケーションを登録するときにSCSが通知されるように、UEの外部識別子を提供してもよい。
iii.加入したイベント:通知が必要とされるイベントのリスト。一実施形態では、イベントは、以下であってもよい。
1.アプリケーション登録
2.アプリケーション登録解除
3.アプリケーション移動(例えば、アプリケーションがホストデバイスを変更する)
ステップ2では、ADDSエンティティが、容認されたイベントのリストを提供するように、「ADDSイベント加入確認応答」メッセージを送信する。
(アプリケーション登録解除)
図17は、アプリケーション登録解除のための方法を図示する。登録解除は、エンドノードによって(図17のステップA1−A4)によって、またはネットワークによって(図17のステップB1−B4)によって開始されてもよい。アプリケーション登録解除プロシージャは、エンドノードがADDSのそれらの使用を正常に終了することを可能にする。アプリケーションが登録解除するとき、ADDSエンティティ322は、割り付けられたアプリケーションIDを解放し、それと関連付けられるトランスポートマッピングを除去する。ADDSエンティティはまた、登録解除について他の関心があるアプリケーションに通知してもよい。
一実施形態では、ADDSクライアントは、(アプリケーションIDおよびデバイス情報のマッピング詳細のような)任意のアプリケーション特有のデータを除去し、プロシージャの終了についてアプリケーションに知らせてもよい。
一実施形態では、ネットワークは、以下の理由のうちのいずれかでプロシージャを開始してもよい。
1.ADDS加入撤回
2.アプリケーションIDリース時間満了
3.PCRFから示されるポリシーに基づく
4.クレジットの非可用性についてのOCSからの指示
また、一実施形態では、本プロシージャは、以下の理由のうちのいずれかでエンドノードによって開始されてもよい。
1.アプリケーションシャットダウン
2.ADDSクライアントシャットダウン
3.アプリケーションからの指示
いくつかのシナリオでは、アプリケーションが、ADDS通信を閉鎖したいのみであり得る一方で、ユーザプレーンパスを経由して、その通常のデータ通信を継続し得ることに留意されたい。
アプリケーションが登録解除されるとき、関心があるアプリケーションまたはエンドノードは、それについて通知されてもよい。通知されるアプリケーションまたはエンドノードは、以下に基づいて決定されてもよい。
1.登録解除されているアプリケーションによって提供されるリスト
2.図16に関連して上記のような他のアプリケーションからのイベント加入
3.HSS/UDRからの加入情報
(エンドノード開始登録解除)
図17のステップA1−A4は、エンドノード開始登録解除を図示する。示されるように、ステップA1では、ADDSエンドノードが、「ADDSアプリケーション登録解除要求」メッセージをADDSエンティティ322に送信する。本メッセージは、以下の情報を含有してもよい。
a.メッセージタイプ:
これは、「ADDSアプリケーション登録解除要求」に設定されるであろう。
b.登録解除の原因:
ADDSクライアントシャットダウンまたはアプリケーションシャットダウン等のような登録解除の理由
c.登録解除応答フラグ:
本フラグは、ADDSエンドノードが登録解除応答を期待するかどうかを示す。いくつかの小型/制約付きデバイスは、本フラグを、応答を送信しないようにADDSエンティティに示すFALSEに設定してもよい。本フラグはまた、ADDSクライアントがシャットダウンされるときに、FALSEに設定されてもよい。
d.アプリケーション識別子:
登録解除される必要があるアプリケーション識別子
e.通知リスト:
登録解除について通知される必要がある、他のアプリケーション識別子のリスト。ADDSクライアントがシャットダウンされる場合には、「アプリケーション識別子」のリストおよび各アプリケーションIDの「通知リスト」が提供されてもよい。
ステップA2では、ADDSエンティティ322が、「ADDSアプリケーションイベント通知」メッセージを、通知されるアプリケーション/エンドノードに送信する。本メッセージは、以下の情報を含有してもよい。
a.宛先アプリケーションID:
本通知を受信するはずである宛先アプリケーション
b.起こったイベントタイプ:
これは、「アプリケーション登録解除」に設定されるであろう。
c.登録解除の原因
d.影響を受けたアプリケーションID:
登録解除されているアプリケーションID
e.デバイス情報:
これは、アプリケーションが常駐していたエンドノードについての情報を含有してもよい。
ステップA3では、エンドノードが、イベント通知メッセージを受信したことを確認するように、「ADDSアプリケーションイベント通知確認応答」メッセージをADDSエンティティ322に送信する。
最後に、ステップA4では、ADDSエンティティが、登録解除プロシージャが完了したことを知らせるように、「ADDS登録解除容認」メッセージをエンドノードに送信する。
(ネットワーク開始登録解除)
図17のステップB1−B4は、ネットワーク開始登録解除を図示する。示されるように、ステップB1では、ADDSエンティティ322が、「ADDSアプリケーション登録解除コマンド」メッセージをエンドノードに送信し、本メッセージは、以下の情報を含有してもよい。
a.影響を受けたアプリケーションID:
登録解除されているアプリケーションID。これらのIDのリストは、1つより多くのアプリケーションが登録解除されている場合に提供されてもよい。
b.登録解除原因
ステップB2では、ADDSエンティティが、「ADDSアプリケーションイベント通知」を、通知されるアプリケーション/エンドノードに送信してもよい。本メッセージは、上記のステップA2で説明される。本メッセージおよび上記のステップB1における「ADDSアプリケーション登録解除コマンド」は、同時に送信されてもよく、順序は問題ではない。
ステップB3では、エンドノードが、イベント通知メッセージを受信したことを確認するように、「ADDSアプリケーションイベント通知確認応答」メッセージをADDSエンティティに送信する。
ステップB4では、ADDSクライアントが、登録解除プロシージャが完了したことを知らせるように、「ADDS登録解除コマンド容認」メッセージをエンドノードに送信する。
(他の特徴)
EPCにおけるADDSの導入およびADDSの特徴は、M2M型通信のために有益であり得る。ADDSは、M2M通信のための特殊化機能/サービスを提供するように増進されることができる。
一実施例として、ADDSは、レポジトリの役割を果たし、M2MデバイスおよびM2Mゲートウェイに関係付けられる、ある情報を維持することができる。SCSが、ADDSメッセージを使用して、そのような情報のクエリを行うとき、ADDSは、メッセージを覗き見、クエリが行われているリソース名を見出し、本クエリをエンドM2MゲートウェイまたはエンドM2Mデバイスアプリケーションに転送することさえなく、本情報を自律的に提供することができる。
このようにして、ADDSは、いくつかのM2Mアプリケーションにとって代理の役割を果たし、あるクエリに応答することができる。したがって、デバイスがオフラインであるとき、あるデータが、依然としてフェッチされてもよい。
本アプローチは、無線で送信されるメッセージの数を節約し、無線リソース、ネットワークリソース、およびデバイスバッテリ電力を節約してもよい。例えば、同一のリソース情報が、複数のネットワーク側アプリケーションによってクエリを行われる場合、ADDSは、本情報を一度フェッチし、要求をエンドM2M GWに実際に送信することなく、これを全ての要求アプリケーションに転送することができる。
第2の実施例として、ADDSは、アプリケーション発見またはM2Mサービス発見を支援することができる。M2MアプリケーションがADDSに登録するときはいつでも、ADDSは、アプリケーションについての情報を記憶し、全てのアプリケーションタイプおよびそれらの詳細についてレポジトリを維持することができる。M2MサービスまたはM2Mアプリケーションを見出したい、新しいM2Mアプリケーションは、ADDSにクエリを行い、サービスまたはアプリケーションを見出すことができる。
第3の実施例として、M2Mデバイス上のアプリケーションは、通信を確立する必要がある、SCSのFQDNを有してもよい。DNSクエリを行うM2Mデバイスの代わりに、それは、SCS FQDNとして宛先デバイス識別子とともにADDSメッセージを送信することができる。ADDSは、FQDNを解決し、メッセージをSCSに転送してもよい。本特徴は、M2Mデバイス上のDNS解決プロシージャを節約し、無線でのメッセージの数を削減する。
第4の実施例として、ADDSは、SCSからブートストラッピングパラメータを受信し、ADDSに登録するときに、それをM2Mアプリケーションに安全にパスすることができる。
(例示的ノードおよびネットワークエンティティアーキテクチャ)
図18は、UE(例えば、図1−4A−DのUE104、214、312、318)または他のエンドノードデバイス等のADDSクライアント324が常駐し得る例示的エンドノード30の略図である。図18に示されるように、エンドノード30は、プロセッサ32と、送受信機34と、伝送/受信要素36と、スピーカ/マイクロホン38と、キーパッド40と、ディスプレイ/タッチパッド42と、非可撤性メモリ44と、可撤性メモリ46と、電源48と、全地球測位システム(GPS)チップセット50と、他の周辺機器52とを含んでもよい。エンドノード40は、実施形態と一致したままで、先述の要素の任意の副次的組み合わせを含み得ることが理解されるであろう。
プロセッサ32は、汎用プロセッサ、特殊用途プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つまたはそれを上回るマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態機械、および同等物であってもよい。プロセッサ32は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはエンドノード30が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を果たしてもよい。プロセッサ32は、伝送/受信要素36に連結され得る、送受信機34に連結されてもよい。図18は、プロセッサ32および送受信機34を別個の構成要素として描写するが、プロセッサ32および送受信機34は、電子パッケージまたはチップにともに組み込まれ得ることが理解されるであろう。プロセッサ32は、アプリケーション層プログラム、例えば、ブラウザ、および/または無線アクセス層(RAN)プログラム、ならびに/もしくは通信を行ってもよい。プロセッサ32は、例えば、アクセス層および/またはアプリケーション層等で、認証、セキュリティキー一致、ならびに/もしくは暗号化動作等のセキュリティ動作を行ってもよい。
伝送/受信要素36は、信号を別のピアに伝送し、または別のピアから信号を受信するように構成されてもよい。例えば、実施形態では、伝送/受信要素36は、RF信号を伝送および/または受信するように構成されるアンテナであってもよい。伝送/受信要素36は、WLAN、WPAN、セルラー、および同等物等の種々のネットワークならびにエアインターフェースをサポートしてもよい。実施形態では、伝送/受信要素36は、例えば、IR、UV、もしくは可視光信号を伝送および/または受信するように構成されるエミッタ/検出器であってもよい。さらに別の実施形態では、伝送/受信要素36は、RFおよび光信号の両方を伝送ならびに受信するように構成されてもよい。伝送/受信要素36は、無線もしくは有線信号の任意の組み合わせを伝送および/または受信するように構成され得ることが理解されるであろう。
加えて、伝送/受信要素36は、単一の要素として図18で描写されているが、エンドノード30は、任意の数の伝送/受信要素36を含んでもよい。より具体的には、エンドノード30は、MIMO技術を採用してもよい。したがって、実施形態では、エンドノード30は、無線信号を伝送および受信するための2つまたはそれを上回る伝送/受信要素36(例えば、複数のアンテナ)を含んでもよい。
送受信機34は、伝送/受信要素36によって伝送される信号を変調するように、および伝送/受信要素36によって受信される信号を復調するように構成されてもよい。上記のように、エンドノード30は、マルチモード能力を有してもよい。したがって、送受信機34は、エンドノード30が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11または802.15等の複数のRATを介して通信することを可能にするための複数の送受信機を含んでもよい。
プロセッサ32は、非可撤性メモリ44および/または可撤性メモリ46等の任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶してもよい。非可撤性メモリ44は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含んでもよい。可撤性メモリ46は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード、および同等物を含んでもよい。他の実施形態では、プロセッサ32は、サーバまたはホームコンピュータ等のエンドノード30上に物理的に位置しないメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶してもよい。
プロセッサ32は、電源48から電力を受容してもよく、エンドノード30内の他の構成要素への電力を分配および/または制御するように構成されてもよい。電源48は、エンドノード30に電力供給するための任意の好適なデバイスであってもよい。例えば、電源48は、1つまたはそれを上回る乾電池バッテリ(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)等)、太陽電池、燃料電池、および同等物を含んでもよい。
プロセッサ32はまた、エンドノード30の現在の場所に関する場所情報、例えば、経度および緯度を提供するように構成される、GPSチップセット50に連結されてもよい。エンドノード30は、実施形態と一致したままで、任意の好適な場所判定方法を介して場所情報を獲得し得ることが理解されるであろう。
プロセッサ32はさらに、付加的な特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続を提供する、1つまたはそれを上回るソフトウェアならびに/もしくはハードウェアモジュールを含み得る、他の周辺機器52に連結されてもよい。例えば、周辺機器52は、加速度計、e−コンパス、衛星送受信機、センサ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および同等物を含んでもよい。
図19は、ADDSエンティティ322が実装され得る、任意のノードを含む、またはネットワーク内で独立型ノードとして動作するADDSエンティティ322の場合に、図1−4A−Dに図示されるコアネットワークノードのうちのいずれかを実装するために使用され得る、コンピュータシステムもしくはサーバのブロック図である。図19のコンピュータシステムまたはサーバは、主に、ソフトウェアの形態であり得るコンピュータ可読命令によって制御されてもよく、どこでも、またはどのような手段を用いても、そのようなソフトウェアが記憶もしくはアクセスされる。そのようなコンピュータ可読命令は、コンピュータシステム90を稼働させるように、中央処理装置(CPU)91等のプロセッサ内で実行されてもよい。多くの既知のワークステーション、サーバ、およびパーソナルコンピュータでは、中央処理装置91は、マイクロプロセッサと呼ばれる単一チップCPUによって実装される。他の機械では、中央処理装置91は、複数のプロセッサを備えてもよい。コプロセッサ81は、付加的な機能を果たすか、またはCPU91を支援する、主要CPU91とは明確に異なる、随意のプロセッサである。CPU91および/またはコプロセッサ81は、P2P通信に関連して、データを受信、生成、ならびに処理してもよい。
動作中、CPU91は、命令をフェッチ、復号、および実行し、コンピュータの主要データ転送パスであるシステムバス80を介して、情報を他のリソースへ、およびそこから転送する。そのようなシステムバスは、コンピュータシステム90内の構成要素を接続し、データ交換のための媒体を定義する。システムバス80は、典型的には、データを送信するためのデータライン、アドレスを送信するためのアドレスライン、ならびに割り込みを送信するため、およびシステムバスを動作するための制御ラインを含む。そのようなシステムバス80の実施例は、PCI(周辺構成要素相互接続)バスである。
システムバス80に連結されるメモリデバイスは、ランダムアクセスメモリ(RAM)82および読取専用メモリ(ROM)93を含む。そのようなメモリは、情報が記憶されて取り出されることを可能にする回路を含む。ROM93は、概して、容易に修正することができない、記憶されたデータを含有する。RAM82に記憶されたデータは、CPU91または他のハードウェアデバイスによって読み取られ、もしくは変更されることができる。RAM82および/またはROM93へのアクセスは、メモリコントローラ92によって制御されてもよい。メモリコントローラ92は、命令が実行されると、仮想アドレスを物理的アドレスに変換する、アドレス変換機能を提供してもよい。メモリコントローラ92はまた、システム内のプロセスを単離し、ユーザプロセスからシステムプロセスを単離する、メモリ保護機能を提供してもよい。したがって、第1のモードで作動するプログラムは、独自のプロセス仮想アドレス空間によってマップされるメモリのみにアクセスすることができ、プロセス間のメモリ共有が設定されていない限り、別のプロセスの仮想アドレス空間内のメモリにアクセスすることができない。
加えて、コンピュータシステム90は、CPU91からプリンタ94、キーボード84、マウス95、およびディスクドライブ85等の周辺機器に命令を伝達する責任がある、周辺機器コントローラ83を含有してもよい。
ディスプレイコントローラ96によって制御されるディスプレイ86は、コンピュータシステム90によって生成される視覚出力を表示するために使用される。そのような視覚出力は、テキスト、グラフィックス、動画グラフィックス、およびビデオを含んでもよい。ディスプレイ86は、CRTベースのビデオディスプレイ、LCDベースのフラットパネルディスプレイ、ガスプラズマベースのフラットパネルディスプレイ、またはタッチパネルを伴って実装されてもよい。ディスプレイコントローラ96は、ディスプレイ86に送信されるビデオ信号を生成するために必要とされる、電子構成要素を含む。さらに、コンピュータシステム90は、コンピュータシステム90を外部通信ネットワークに接続するために使用され得る、ネットワークアダプタ97を含有してもよい。
ADDSクライアント324ならびにADDSエンティティ322を含む、本明細書に説明されるシステム、方法、およびプロセスのうちのいずれかまたは全ては、命令が、コンピュータ、サーバ、ピア、プロセッサ、もしくは同等物等の機械によって実行されたときに、本明細書に説明されるシステム、方法、およびプロセスを行うおよび/または実装する、コンピュータ可読記憶媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令、例えば、プログラムコードの形態で具現化され得ることが理解される。具体的には、本明細書に説明されるようなステップ、動作、または機能のうちのいずれかは、そのようなコンピュータ実行可能命令の形態で実装されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、情報の記憶のための任意の方法または技術で実装される、揮発性および不揮発性、可撤性および非可撤性媒体の両方を含むが、そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、信号を含まない。コンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光学ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、もしくは所望の情報を記憶するために使用されることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の物理的媒体を含むが、それらに限定されない。

Claims (20)

  1. プロセッサおよびメモリを含む装置であって、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶しており、前記コンピュータ実行可能命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、通信ネットワークのインターワーキング機能として動作させ、前記コンピュータ実行可能命令は、さらに、前記インターワーキング機能に、ユーザ機器上でホストされる第1のアプリケーションとサーバ上でホストされる第2のアプリケーションとの間の通信を可能にするためのアプリケーションデータ配信サービスを提供させ、前記アプリケーションデータ配信サービスは、
    前記第2のアプリケーションに対して前記アプリケーションデータ配信サービスによってエクスポーズされたアプリケーションプログラミングインターフェースを含む第1のインターフェース上の前記第2のアプリケーションから、前記通信ネットワークを介して前記第1のアプリケーションにパケットを送信せよという第1の要求を受信することであって、前記第1の要求は、前記第2のアプリケーションが、前記パケットが承認されることを所望しているかどうかの指示と、前記第1のアプリケーションの識別子とを含む、ことと、
    前記第1の要求に基づいて、前記パケットが承認されるべきかどうかの前記指示と、前記第1のアプリケーションの前記識別子と、パケットのシーケンシングをサポートするために用いられるフィールドとを含むヘッダを符号化することと、
    前記通信ネットワークの移動性管理エンティティに、diameterインターフェースを含む第2のインターフェースを介して、前記ヘッダおよび前記パケットが前記ユーザ機器に送信されることを要求する第2の要求を送信することであって、前記第2の要求は、前記パケットおよび前記ヘッダを含む、ことと
    を含む動作を実行するように構成されている、装置。
  2. 前記アプリケーションデータ配信サービスは、最初に、
    前記第2のアプリケーションから、前記第2のアプリケーションと前記第1のアプリケーションをホストする前記ユーザ機器との間の接続を構成せよという第3の要求を受信することであって、前記第3の要求は、前記ユーザ機器の識別子、前記第1のアプリケーションの前記識別子、および前記第2のアプリケーションの識別子を含む、ことと、
    前記ユーザ機器に対する前記接続を認可せよという第4の要求を前記通信ネットワークのホーム加入者サーバに送信することであって、前記第4の要求は、ユーザ機器識別子を含む、ことと、
    前記第4の要求に対する応答を受信することであって、前記応答は、international mobile subscriber identityと、前記ユーザ機器に対する前記接続が認可されているかどうかの指示とを含む、ことと、
    前記ユーザ機器識別子と、前記第1のアプリケーションの前記識別子と、前記第2のアプリケーションの前記識別子と、前記international mobile subscriber identityとの間のマッピングを維持することと、
    前記第3の要求に応答することであって、前記応答は、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとの間の前記アプリケーションデータ配信サービスがサポートされていることを示す、ことと
    により、前記第1のアプリケーションとの通信のために構成されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記アプリケーションデータ配信サービスは、前記ユーザ機器に関連付けられた加入が変更されたことを示すメッセージを前記ホーム加入者サーバから受信する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記アプリケーションデータ配信サービスは、
    前記ユーザ機器に、前記アプリケーションデータ配信サービスがサポートされているという指示を有するメッセージを送信すること
    を含む付加的動作を実行する、請求項1に記載の装置。
  5. 前記ユーザ機器に対する前記指示を有する前記メッセージは、パケットデータネットワーク(PDN)接続要求に応答して、protocol configuration options(PCO)フィールドにおいて送信される、請求項4に記載の装置。
  6. 前記指示を有する前記メッセージは、最大パケットサイズを含む、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第1の要求は、前記パケットが前記アプリケーションデータ配信サービスによってバッファされることが可能であるかどうかの指示と、どのくらい長く前記パケットが有効であるかの指示と、前記パケットの優先順位とのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
  8. 前記アプリケーションデータ配信サービスは、前記サーバに応答し、パケットを送信せよという前記第1の要求が配信のために容認されたことを示す、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1の要求が、前記要求が遅延に耐性があるという指示を含む場合、前記アプリケーションデータ配信サービスは、前記第1のアプリケーションが到達可能になるまで前記要求をバッファする、請求項1に記載の装置。
  10. 前記アプリケーションデータ配信サービスは、前記ユーザ機器から前記パケットの確認応答を受信する、請求項1に記載の装置。
  11. 前記アプリケーションデータ配信サービスは、前記ユーザ機器から前記確認応答を受信した後、前記パケットの送信が完了したという指示を前記サーバに送信する、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第2の要求は、パケットのセグメンテーションおよび再アセンブリをサポートするために用いられる第2のフィールドをさらに含む、請求項1に記載の装置。
  13. 通信ネットワークのインターワーキング機能において実装される方法であって、前記インターワーキング機能は、ユーザ機器上でホストされる第1のアプリケーションとサーバ上でホストされる第2のアプリケーションとの間の通信を可能にするためのアプリケーションデータ配信サービスを提供し、前記方法は、
    前記第2のアプリケーションに対して前記アプリケーションデータ配信サービスによってエクスポーズされたアプリケーションプログラミングインターフェースを含む第1のインターフェース上の前記第2のアプリケーションから、前記通信ネットワークを介して前記第1のアプリケーションにパケットを送信せよという第1の要求を受信することであって、前記第1の要求は、前記第2のアプリケーションが、前記パケットが承認されることを所望しているかどうかの指示と、前記第1のアプリケーションの識別子とを含む、ことと、
    前記第1の要求に基づいて、前記パケットが承認されるべきかどうかの前記指示と、前記第1のアプリケーションの前記識別子と、パケットのシーケンシングをサポートするために用いられるフィールドとを含むヘッダを符号化することと、
    前記通信ネットワークの移動性管理エンティティに、diameterインターフェースを含む第2のインターフェースを介して、前記ヘッダおよび前記パケットが前記ユーザ機器に送信されることを要求する第2の要求を送信することであって、前記第2の要求は、前記パケットおよび前記ヘッダを含む、ことと
    を含む、方法。
  14. 前記アプリケーションデータ配信サービスは、最初に、
    前記第2のアプリケーションから、前記第2のアプリケーションと前記第1のアプリケーションをホストする前記ユーザ機器との間の接続を構成せよという第3の要求を受信することであって、前記第3の要求は、前記ユーザ機器の識別子、前記第1のアプリケーションの前記識別子、および前記第2のアプリケーションの識別子を含む、ことと、
    前記ユーザ機器に対する前記接続を認可せよという第4の要求を前記通信ネットワークのホーム加入者サーバに送信することであって、前記第4の要求は、ユーザ機器識別子を含む、ことと、
    前記第4の要求に対する応答を受信することであって、前記応答は、international mobile subscriber identityと、前記ユーザ機器に対する前記接続が認可されているかどうかの指示とを含む、ことと、
    前記ユーザ機器識別子と、前記第1のアプリケーションの前記識別子と、前記第2のアプリケーションの前記識別子と、前記international mobile subscriber identityとの間のマッピングを維持することと、
    前記第3の要求に応答することであって、前記応答は、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとの間の前記アプリケーションデータ配信サービスがサポートされていることを示す、ことと
    により、前記第1のアプリケーションとの通信のために構成されている、請求項13に記載の方法。
  15. 前記アプリケーションデータ配信サービスは、前記ユーザ機器に関連付けられた加入が変更されたことを示すメッセージを前記ホーム加入者サーバから受信する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記アプリケーションデータ配信サービスは、
    前記ユーザ機器に、前記アプリケーションデータ配信サービスがサポートされているという指示を有するメッセージを送信すること
    を含む付加的動作を実行する、請求項13に記載の方法。
  17. 前記ユーザ機器に対する前記指示を有する前記メッセージは、パケットデータネットワーク(PDN)接続要求に応答して、protocol configuration options(PCO)フィールドにおいて送信される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1の要求は、前記パケットが前記アプリケーションデータ配信サービスによってバッファされることが可能であるかどうかの指示と、どのくらい長く前記パケットが有効であるかの指示と、前記パケットの優先順位とのうちの少なくとも1つを含む、請求項13に記載の方法。
  19. 前記第1の要求が、前記要求が遅延に耐性があるという指示を含む場合、前記アプリケーションデータ配信サービスは、前記第1のアプリケーションが到達可能になるまで前記要求をバッファする、請求項13に記載の方法。
  20. 前記アプリケーションデータ配信サービスは、前記ユーザ機器から前記パケットの確認応答を受信する、請求項13に記載の方法。
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