JP6433419B2 - トルクセンサの端子台構造 - Google Patents

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Description

本発明は、トルクセンサの端子台構造に関する。
従来、ロボットの関節部分等に、関節部分等を駆動させる電動モータと、電動モータから出力される駆動力を検出するトルクセンサとを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のものでは、電動モータの減速機が固定される固定枠とトルクセンサの出力部が固定されるフレームとが関節部の屈伸により位置関係がほぼ変わらないように構成している。これにより、トルクセンサが配線の張力や重さといった外乱の影響を受け難くしている。
特開2015-123570号公報
歪ゲージ式トルクセンサを用いたトルク制御を行う場合、電動モータなどによる電気的影響をセンサ値が受けないようにする必要がある。しかしながら、歪ゲージのリード線は細く耐久性が低く、また、歪ゲージから端子台までのリード線の数が多いため、端子台を起歪体から遠ざけてノイズの発生を抑えるにも限度がある。
また、ロボットでの歪ゲージによるトルク計測では、ブリッジ回路を構成し、数mV程度の微弱な電圧を測定する必要がある。
ブリッジ回路の結線は、実際のハードウェア上では端子台と呼ばれる小型の基板上に歪ゲージのリード線と配線用のリード線を半田付けすることによって構成される。
この端子台のサイズは1cm以下であり、モータの胴部の周囲にトルクセンサを配置する場合など、電動モータが極めてトルクセンサに接近している場合、電動モータから漏れる数mTの磁束によって数十uVから数mVの誘導電圧が発生し得るため、特別な対策が必要になる。
本発明は、以上の点に鑑み、電動モータから端子台を遠ざけることなく誘導電圧を抑制させることができるトルクセンサの端子台構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のトルクセンサの端子台構造は、
負荷を駆動する駆動力を出力する電動モータのトルクを検出するトルクセンサであって、
該トルクセンサは、
前記電動モータから前記負荷に至る動力伝達系に途中に介装された起歪体を有し、
該起歪体のひずみに応じた検出信号を前記電動モータから前記負荷に伝達される駆動力を示す信号として出力する力検出器と、
該力検出器の検出信号を取得し、当該出力結果を信号処理回路部に伝達する端子台と、
を備えたものであり、
前記端子台は、その導電部を流れる信号が電動モータから出力される磁束と平行となるように設定されていることを特徴とする。
本発明のトルクセンサの端子台構造によれば、磁束密度の投影面積が減り、誘導電圧が削減される。ノイズが削減されることによりフィードバックゲインが上がり、制御能力が向上する。
ここで、軸方向にコンパクトなトルク制御アクチュエータの実現のため、電動モータの周囲を環状にトルクセンサが取り囲むレイアウトを採用する場合、電磁誘導によると思われるノイズがトルクセンサに乗り、トルク制御性能が非常に低くなってしまう。電動モータの周囲を環状のトルクセンサで取り囲むレイアウトは従来例が発見されず、また高度なフィードバック制御の実現を目標とする場合、ノイズ問題が顕著となる。
磁場の発生源と誘導電圧の発生源(磁場の受信部)の切り分けテストを何度も行った結果、誘導電圧の発生源として端子台の寄与が最も大きいことが分かった。
端子台を遠ざけることも考えられるが、歪ゲージのリード線は極めて細く、この細いリード線を遠くまで引き延ばすのは耐久性などの問題からできるだけ歪ゲージの近くに配置したい。また、端子台から外は太いリード線でしかも本数も4本で済むため都合がよい。
そこで、本発明のトルクセンサの端子台構造では、磁束密度と平行になるように端子台を起歪体に設置している。かかる構成によれば、誘導電圧が削減される。ノイズが削減されることによりフィードバックゲインが上がり、制御能力が向上する。これは、端子台を磁束と平行となるように設置することにより、端子台を通過する磁束線の数が減少する為と考えられる。
本発明のモータ用歪ゲージ式トルクセンサの端子台構造の本実施形態を示す説明図。 本実施形態の端子台を示す説明図。 本実施形態の端子台を示す回路図。 端子台の傾きとノイズとの関係を示すグラフ。 より線を解いたときの開き具合を考慮していない端子台と、より線を解いたときの開き具合を同一となるようにした端子台とのノイズの違いを示すグラフ。
図1から図3を参照して本発明のモータ用歪ゲージ式トルクセンサの端子台構造の実施形態を説明する。本実施形態の電動モータ1の外周には、環状のトルクセンサ2が電動モータ1を取り囲むように配置されている。
トルクセンサ2は、電動モータ1の出力トルクを検出するものであり、電動モータ1の外周に相対回転自在に配置される環状の起歪体3を備える。起歪体3は、円筒部3aと、円筒部3aの一端から径方向外側へ張り出す張出部3bとを備える。起歪体3には、電動モータ1の回転軸1aから出力される駆動力が遊星歯車機構などの複数のギヤで構成される減速機5を介して伝達される。
円筒部3aの外周には、力検出器としての歪ゲージ4が4つ張り付けられている。張出部3bには、矩形板状の端子台6が設けられている。電動モータ1は、支持フレーム7に支持されている。起歪体3の円筒部3aの他端には、可動フレーム8が接続されている。本実施形態においては、可動フレーム8が本発明の負荷に相当する。電動モータ1の回転軸1aから出力される駆動力は、減速機5、起歪体3を介して可動フレーム8に伝達される。
端子台6は、小型の基板であり、4つの歪ゲージ4のエナメル線などのリード線と、配線用のビニール被覆された4本のリード線と、を半田付けしてブリッジ回路を結線するために用いられる。本実施形態のトルクセンサ2は4ゲージ法を採用しており、歪ゲージ4は、第1と第2の2つの引張側ゲージT1、T2と、第1と第2の2つの圧縮側ゲージC1、C2とで構成される。
各歪ゲージ4のリード線はより線で円筒部3aの外周に沿うように引き回されている。そして、端子台6で半田付けするときにより線を解いて端子台6の対応箇所に半田付けされる。このとき、図2に示すように、歪ゲージ4のうちの第1引張側ゲージT1と第1圧縮側ゲージC1とのより線を解いた単線同士の開き具合が同一(略同一を含む)となるように、各より線が解かれている。第1引張側ゲージT1と第1圧縮側ゲージC1とは端子台6の裏面に半田付けされる。
同様にして、歪ゲージ4のうち第2引張側ゲージT2と第2圧縮側ゲージC2とのより線を端子台6に半田付けするときには、第2引張側ゲージT2と第2圧縮側ゲージC2とのより線を解いた単線同士の開き具合が同一(略同一を含む)となるように解かれている。第2引張側ゲージT2と第2圧縮側ゲージC2とは端子台6の表面に半田付けされている。
図2に点線で示すように、端子台6の裏面には、銅箔や銅板などからなる5つの長円形の導電部S1〜S5が設けられている。同様にして、端子台6の表面には、銅箔や銅板などからなる5つの長円形の導電部S6〜S10が設けられている。
ここで説明の便宜上、図2において導電部S1〜S10の下方に位置する部分を下部と定義し、図2において導電部S1〜10の上方に位置する部分を上部と定義して以下に説明する。なお、導電部S1〜S10の上部及び下部は、説明の便宜上、定義するものであって、重力方向における上下方向を示すものではない。
端子台6の裏面の導電部S1の下部には、第1引張側ゲージT1のより線を解いた一方の単線が半田付けされている。更に、端子台6の裏面の導電部S1の下部には、温度変化特性に対応するための温度補償ゲージ(図示省略)のより線を解いた一方の単線も半田付けされている。
端子台6の裏面の導電部S2の下部には、温度変化特性に対応するための温度補償ゲージ(図示省略)のより線を解いた他方の単線が半田付けされている。端子台6の裏面の導電部S2の上部には、赤色のビニールで被覆した赤リード線Rが半田付けされている。
端子台6の裏面の導電部S3の下部には、第1引張側ゲージT1のより線を解いた他方の単線が半田付けされている。更に、端子台6の裏面の導電部S3の下部には、第1圧縮側ゲージC1のより線を解いた一方の単線が半田付けされている。端子台6の裏面の導電部S3の上部には、黒色のビニールで被覆した黒リード線BKが半田付けされている。
端子台6の裏面の導電部S4の下部には、もう一つの温度補償ゲージのより線を解いた一方の単線が半田付けされている。端子台6の裏面の導電部S4の上部には、青色のビニールで被覆した青リード線BLが半田付けされている。
端子台6の裏面の導電部S5の下部には、第1圧縮側ゲージC1のより線を解いた他方の単線が半田付けされている。更に、端子台6の裏面の導電部S5の下部には、導電部S4の下部に接続された温度補償ゲージ(図示省略)のより線を解いた他方の単線が半田付けされている。
端子台6の裏面の導電部S5の上部には、端子台6の表面の導電部S6の上部とリード線で接続されている。導電部S5の上部と導電部S6の上部とを表裏で接続することによりブリッジ回路のループを小さくすることができる。なお、導電部S5の下部と導電部S6の下部とを表裏で接続しても同様の効果を得ることができる。また、導電部S5の上部と導電部S6の上部との接続はリード線に限らない。例えば、両導電部S5、S6を貫通する貫通孔を端子台6に設け、この貫通孔に半田を流し込んで接続してもよい。
端子台6の表面の導電部S6の下部には、第2引張側ゲージT2のより線を解いた一方の単線が半田付けされている。端子台6の表面の導電部S7の下部には、第2引張側ゲージT2のより線を解いた他方の単線が半田付けされている。
端子台6の表面の導電部S7の上部は、端子台6の表面の導電部S8の下部にリード線で接続されている。なお、端子台6の表面の導電部S7の下部で、端子台6の表面の導電部S8の下部とリード線で接続してもよい。端子台6の表面の導電部S8の下部は、端子台6の表面の導電部S9の上部にもリード線で接続されている。
導電部S8の下部と導電部S9の上部とを接続するリード線は、導電部S7の上部と導電部S8の下部とを接続するリード線よりも長いリード線を用いており、中間部分で捩ることにより実質的なリード線の長さを調節する調節部9が設けられている。この調節部9でリード線の実質的な長さを調節することにより、出力基準値の微妙なずれを調節できるようにしている。
端子台6の表面の導電部S8の上部には、白色のビニールで被覆した白リード線Wが半田付けされている。この白リード線Wは黒リード線BKと表裏で同一箇所に位置しており、両リード線W,BKは螺旋を描くように捩られて1つのより線を構成している。このように両リード線W,BKを捩ってより線とすることにより、両リード線W,BKで発生するノイズを低減させることができる。図3に示すように、両リード線W,BKは、信号処理回路部10に接続されている。
端子台6の表面の導電部S9の下部には、第2圧縮側ゲージC2のより線を解いた一方の単線が半田付けされている。端子台6の表面の導電部S10の下部には、第2圧縮側ゲージC2のより線を解いた他方の単線が半田付けされている。
端子台6の表面の導電部S10の上部には、端子台6の裏面の導電部S1の上部とリード線で接続されている。導電部S10の上部と導電部S1の上部とを表裏で接続することによりブリッジ回路のループを小さくすることができる。なお、導電部S10の下部と導電部S1の下部とを表裏で接続しても同様の効果を得ることができる。また、導電部S10の上部と導電部S1の上部との接続はリード線に限らない。例えば、両導電部S10、S1を貫通する貫通孔を端子台6に設け、この貫通孔に半田を流し込んで接続してもよい。
図1の実線と破線の2つで示した矢印は、3軸の磁束密度の変化率を計測可能な磁束密度センサで磁束密度の変化を測定したものである。測定した結果、電動モータ1のロータの回転角によって、磁束密度が変化するものの磁束密度の変化は所定の平面内で変化することが分かった。
従って、発明者らは、この磁束密度の変化する平面に平行に端子台6を設置することにより、磁束の発生を抑えて誘導起電力の発生を抑制できるのではないかと考えた。
図3は、本実施形態のトルクセンサ2の回路図を示している。
図4は、端子台の傾きとノイズの関係を示したものである。電動モータ1の回転軸1aの軸線方向をX、互いに直交し且つ軸線Xに直交する2つの軸線をY,Zと定義して、端子台を、YZ平面、磁界平面に直交する平面、磁界平面、XZ平面、XY面に対して夫々平行に起歪体3の張出部3bに配置した場合のノイズを測定した。夫々、温度補償センサを付けた場合と無しの場合とでも測定している。また、電動モータ1のロータの回転角によってもノイズの影響が異なるため、ロータの回転角が0°、±22.5°、±45°、±67.5°、±90°のときのノイズを測定している。
図4から明らかなように、磁界平面と平行に端子台6を設置したときが最もノイズが少ないことがわかる。また、温度補償ゲージの有り無しによるノイズの差がほとんど見られないこともわかる。
図5は、端子台6に歪ゲージ4のより線を半田付けするときにより線を解いたときの開き具合を、第2引張側ゲージT2と第2圧縮側ゲージC2とで同一となるように、且つ第2引張側ゲージT2と第2圧縮側ゲージC2とのより線とで同一となるように製造した端子台6(図5の端子台A〜C)と、より線の開き具合を同一としていない従来の端子台(図5の端子台X,Y)とで、ノイズを比較したグラフである。
図5から明らかなように、より線の開き具合を同一となるように製造した本実施形態の端子台6(端子台A〜C)の方が、より線の開き具合が同一となるように製造していない従来の端子台X,Yと比較してノイズが低減できていることがわかる。
これは、ブリッジ回路の各辺に発生した起電力をVT1,VT2,VC1,VC2として,センサ出力ΔVに及ぼす影響を計算すると、次式(1)となる。
ΔV={(C1C2−T1T2)/{(T1+C1)(T2+C2)}}V0+{(VC1-VT1-VT2+VC2)/2}・・・(1)。
式(1)の前項はセンサとしての値を示し、後項はノイズの影響としての値を示している。
従って、起電力がキャンセルされる条件は、VC1-VT1-VT2+VC2=0となる。
そこで、本実施形態のトルクセンサ2では、VT1=VC1かつVT2=VC2となるように端子台6を配線している。これにより、端子台6の表裏の片面ごとに起電力をキャンセルすることができる。なお、完全に起電力を0にすることができないのは加工公差によって完全に同一のより線の開き具合とすることが困難であることが要因の1つとして考えられる。
ここで、式(1)について説明する。
V0をブリッジ回路への印加電圧(例えば10V)とすると、
V0=I1(T1+C1)+VT1+VC1となる。
ここで、図3に示すように、I1は引張側ゲージT1を流れる電流であり、
I1=(V0-VT1-VC1)/(T1+C1)
となる。
そして、V1=V0-T1/(T1+C1)・(V0-VT1-VC1)-VT1となる。
同様にして、V2=V0-T2/(T2+C2)・(V0-VT2-VC2)-VT2となる。
よって、
ΔV=V1-V2
=-{T1/(T1+C1)}(V0-VT1-VC1)-VT1+{T2/(T2+C2)}(V0-VT2-VC2)+VC2
={(C1C2-T1T2)/{(T1+C1)(T2+C2)}}V0+{T1/(T1+C1)}(VT1+VC1)-VT1-{T2/(T2+C2)}(VT2+VC2)+VC2
となる。
各ゲージの抵抗値はほぼ同じなので、T1/(T1+C1)≒T2/(T2+C2)≒1/2と見なせるため、式(1)が導き出せる。
また、図5の下に示した「近距離」と「遠距離」は、起歪体3の円筒部3aからの所定の距離を示しており、各端子台6ともに距離をできるだけ離した方がノイズの低減を図れることがわかる。
本実施形態のトルクセンサ2の端子台構造によれば、電動モータ1の磁束密度と平行になるように端子台6を起歪体3に設置していので、逆起電圧(ノイズ)が削減される。ノイズが削減されることによりフィードバックゲインが上がり、制御能力が向上する。これは、端子台を磁束と平行となるように設置することにより、端子台を通過する磁束線の数が減少する為と考えられる。
1 電動モータ
1a 回転軸
2 トルクセンサ
3 起歪体
3a 円筒部
3b 張出部
4 歪ゲージ(力検出器)
5 減速機
6 端子台
7 支持フレーム
8 可動フレーム(負荷)
9 オフセット部
10 信号処理回路部
T1 第1引張側ゲージ
T2 第2引張側ゲージ
C1 第1圧縮側ゲージ
C2 第2圧縮側ゲージ
S1〜S10 導電部
R 赤リード線
BK 黒リード線
BL 青リード線
W 白リード線

Claims (1)

  1. 負荷を駆動する駆動力を出力する電動モータのトルクを検出するトルクセンサであって、
    該トルクセンサは、
    前記電動モータから前記負荷に至る動力伝達系に途中に介装された起歪体を有し、
    該起歪体のひずみに応じた検出信号を前記電動モータから前記負荷に伝達される駆動力を示す信号として出力する力検出器と、
    該力検出器の検出信号を取得し、当該出力結果を信号処理回路部に伝達する端子台と、
    を備えたものであり、
    前記端子台は、その導電部を流れる信号が電動モータから出力される磁束と平行となるように設定されていることを特徴とするトルクセンサの端子台構造。
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