JP6433284B2 - スマートフォン用ケース - Google Patents

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本発明は、スマートフォンを収容して保護するスマートフォン用ケースに関する。
スマートフォンを収容するスマートフォン用ケース(以下、単にケースとも呼ぶ)は、装飾的な目的で用いられるほか、スマートフォンを保護する目的で用いられる。保護の目的において、特に、タッチパネルを保護することが重要である。そこで、特許文献1にはタッチパネルをカバーするケースが開示されている。しかし、タッチパネルを使用する際にはカバーを外さなくてはならず、使用中にスマートフォンを落とした場合に、地面等に落下してタッチパネルを損傷することとなる。
登録実用新案第3183528号公報
本発明は、使用中にスマートフォンを落としてもタッチパネルを保護することのできるスマートフォン用ケースを提供することを課題とする。
本発明のスマートフォン用ケースは、スマートフォンを収容するスマートフォン用ケースであって、前記スマートフォンの裏面を覆う本体と、前記スマートフォンの表面を覆い、前記本体に対して回動可能に結合された蓋部と、前記蓋部を前記裏面から前記表面に向けて付勢して、少なくとも0.5秒以内に、前記蓋部を前記表面からの角度360度から180度まで回動する付勢部材と、を備えることを特徴とする。
これによれば、付勢部材により蓋部が本体に対して付勢されて、スマートフォンを使用する際の高さ約1〜1.2mの位置から地面に落下するまでの時間約0.5秒以内に、蓋部が、裏面に重ねられて表面に対して360度の角度から少なくとも180度の角度まで回動することで、本体と蓋部の端部とにより表面の地面への接触を回避することができる。
本発明のスマートフォン用ケースは、前記蓋部は、前記本体に対する回動軸に直交する方向の幅W及び質量Mを有し、前記付勢部材は、前記蓋部を8.4MW以上のトルクで付勢することを特徴とする。
これによれば、付勢部材が蓋部を8.4MW以上のトルクで付勢することで、使用時の高さから地面に落下するまでの時間約0.5秒以内に、蓋部を少なくとも表面から180度の角度まで回動することができる。
本発明のスマートフォン用ケースは、前記蓋部は、アルミニウム及びファインセラミックスのいずれかから成形されることを特徴とする。
これによれば、蓋部を軽量且つ十分な強度で構成することができる。アルミニウムもファインセラミックスも、0.5mm程度の厚みで十分な強度を得ることができ、軽量の蓋部とできる。例えばアルミニウムであればM=13g程度としても十分な強度が得られる。比較的小さなトルクの付勢部材を用いることができる。
本発明のスマートフォン用ケースによれば、使用中にスマートフォンを落としてもタッチパネルを保護することができる。
図1(A)及び(B)は、それぞれ、スマートフォン用ケースの構成を示す上面図及び側面図である。 図2(A)〜(C)は、蓋によりスマートフォンのタッチパネル表面を保護するメカニズムを説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るスマートフォン用ケース(以下、単にケースと呼ぶ)10の構成を示す。図1(A)及び(B)は、それぞれ、スマートフォン20を収容し、蓋を180度の角度で開けた状態においてケース10の構成を示す上面図及び側面図である。ケース10は、スマートフォンを収容するケースであり、本体11、側部13、蓋部12、及び付勢部材14a,14bから構成される。
本体11は、底板11a(図1(B)参照)及び3つの側板11bから構成される。底板11aは、スマートフォン20の裏面に等しい又は若干大きいサイズの矩形状を有し、その底面(裏面)を覆う。3つの側板11bは、それぞれ、スマートフォン20の上側面、右側面、及び下側面に等しい又は若干大きいサイズの矩形状を有し、底板11aの上端部(図面上側端部)、右端部、下端部(図面下側端部)から図面手前側に向けて立設して、スマートフォン20の上側面、右側面、及び下側面を覆う。
なお、本体は、一例としてアルミニウム及びファインセラミックスのいずれかを用いて成形される。また、底板11a及び3つの側板11bを個別に成形して互いに接続することとしてもよいし、本体11を一体的に成形することとしてもよい。それにより、本体11を軽量且つ十分な強度で構成することができる。
側部13は、本体11の左側面に等しい又は若干大きいサイズの矩形状を有し、その左側面を覆う。側部13は、ヒンジ(不図示)により、本体11の底板11aの左端部に回動可能に結合されている。側部13は、本体11と同様に、アルミニウム及びファインセラミックのいずれかから成形される。それにより、側部13を軽量且つ十分な強度で構成することができる。
蓋部12は、本体11の底板11aに等しいサイズの矩形状を有し、その表面、すなわちタッチパネル20aを覆う。蓋部12は、ヒンジ(不図示)により、側部13の左端部に回動可能に結合されている。蓋部12は、本体11及び側部13と同様に、アルミニウム及びファインセラミックのいずれかから成形される。それにより、蓋部12を軽量且つ十分な強度で構成することができる。
付勢部材14a,14bは、本体11(底板11a)と側部13との連結部に2つ、側部13と蓋部12との連結部に2つ設けられている。付勢部材14a,14bとして、一例としてスプリングを採用することができる。その他、板バネ等、適当な部材を採用することもできる。
付勢部材14aは、側部13を、本体11の底板11aの裏側から本体11の表側に向けて付勢する。付勢部材14bは、蓋部12を、側部13に対して本体11の表側に向けて付勢する。それにより、蓋部12を解放した際に、図2(A)に示すように、側部13は本体11に収容されたスマートフォン20の左側面を、蓋部12は本体11に収容されたスマートフォン20の表面、すなわちタッチパネル20aを覆う。それにより、スマートフォン20が保護される。
付勢部材14a,14bの付勢力(トルク)について説明する。
スマートフォン20を使用する際には、蓋部12を開け、図2(B)に示すように、本体11の表面から360度の角度まで回動して、本体11(底板11a)の裏面に重ねる。この状態において、スマートフォン20を落とした場合に、スマートフォン20が地面に落下するまでに少なくとも図2(C)に示す状態、すなわち蓋部12が本体11の表面に対して180度の角度(図中、一点鎖線を用いて示す)まで回動することで、本体11と蓋部12の先端12a(図2(C)参照)とにより本体11内のスマートフォン20の表面、すなわちタッチパネル20aが地面に接触するのを回避することができる。
上記の条件を満たす付勢部材14a,14bに最低必要な付勢力(トルク)Nを求める。ここで、スマートフォン20は、地面から1〜1.2m程度の高さで使用するものとする。ただし、この高さは一例であり、実際の使用状況に応じて適宜変更して考えてよい。この高さから、地面に落下するまでに要する落下時間は0.45〜0.5秒である。簡単のため、落下時間は0.5秒とする。また、付勢部材14a,14bにより蓋部12が本体11(底板11a)に対して回動するものとし、側部13の回動は考えないこととする。また、付勢部材14a,14bの付勢力(トルク)は蓋部12の角度に対して一定とする。
蓋部12の慣性モーメントIは、その質量M及び幅(図面横方向の幅)Wを用いてI=(1/3)MWと表される。蓋部12は初速(角速度)ゼロの状態から付勢部材14a,14bにより付勢されるため、蓋部12が時間Tの間に角度180度(πrad)回動するのに要する角加速度αはα=2π/Tと求められる。付勢力(トルク)N、蓋部12の慣性モーメントI、及び角加速度αの関係N=Iαより、トルクN=(2π/3)MW/Tが得られる。なお、T=0.5秒に対して、トルクN=8.4MWが得られる。蓋部12の質量30g、幅W=10cm、落下時間T=0.5秒を用いると、トルクN=0.0025N・mが得られる。これにより、蓋部は、少なくとも0.5秒以内に、本体11の表面に対して180度の角度まで回動する。蓋部12に、アルミニウム又はファインセラミックスを用いれば、その質量は30g以下となる。(アルミニウム又はファインセラミックスのうち最も比重の大きなジルコニアでも比重は6g/cmである。10cm四方の板を0.5mm厚みとした場合における質量が30gとなる。)小さなトルクの付勢部材による実施が可能である。
以上詳細に説明したように、本実施形態のスマートフォン用ケース10は、スマートフォン20の裏面を覆う本体11、スマートフォン20の表面を覆い、本体11に対して回動可能に結合された蓋部12、及び蓋部12を裏面から表面に向けて付勢して、少なくとも0.5秒以内に、蓋部12を表面からの角度360度から180度まで回動する付勢部材14a,14bを含んで構成される。付勢部材14a,14bにより蓋部12が本体11に対して付勢されて、スマートフォン20を使用する際の高さ約1〜1.2mの位置から地面に落下するまでの時間約0.5秒以内に、蓋部12が、裏面に重ねられて表面に対して360度の角度から少なくとも180度の角度まで回動することで、本体11と蓋部12の先端12aとにより表面の地面への接触を回避することができる。
なお、付勢部材14a,14bに要する付勢力(トルク)N=(2π/3)MW/Tは、簡単のために幾つかの仮定の下で導出したため、より精密な模型に基づいて導出してもよい。ただし、本発明の精神を逸脱しない限りにおいてより精密な模型に基づいて導出された条件も、本発明の範囲内に属するものである。
本発明のスマートフォン用ケースは、使用中にスマートフォンを落とした場合にタッチパネルを保護するのに好適である。
10 スマートフォン用ケース(ケース)
11 本体
11a 底板
11b 側板
12 蓋部
12a 先端
13 側部
14a 付勢部材
14b 付勢部材
20 スマートフォン
20a タッチパネル

Claims (3)

  1. スマートフォンを収容するスマートフォン用ケースであって、
    前記スマートフォンの裏面を覆う本体と、
    前記スマートフォンの表面を覆い、前記本体に対して回動可能に結合された蓋部と、
    前記蓋部を前記裏面から前記表面に向けて付勢して、少なくとも0.5秒以内に、前記蓋部を前記表面からの角度360度から180度まで回動する付勢部材と、
    を備えるスマートフォン用ケース。
  2. 前記蓋部は、前記本体に対する回動軸に直交する方向の幅W及び質量Mを有し、
    前記付勢部材は、前記蓋部を8.4MW以上のトルクで付勢することを特徴とする、請求項1に記載のスマートフォン用ケース。
  3. 前記蓋部は、アルミニウム及びファインセラミックのいずれかから成形されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のスマートフォン用ケース。
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