JP6431454B2 - クラスタ内リソース管理システム、クラスタ内リソース管理方法、管理サーバ及びプログラム - Google Patents
クラスタ内リソース管理システム、クラスタ内リソース管理方法、管理サーバ及びプログラム Download PDFInfo
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Description
例えば、図14に示すように、サーバSV2に、ベクトルVC2で示すCPU使用率20%及びメモリ使用率40%のコンテナC2と、ベクトルVC5で示すCPU使用率40%及びメモリ使用率10%のコンテナC5と、ベクトルVC6で示すCPU使用率40%及びメモリ使用率20%のコンテナC6を載せたとする。この場合、リソース残容量は、CPU使用可能率100%−(20+40+40)%=0%、メモリ使用可能率100%−(40+10+20)%=30%に対応する残容量となる。つまり、メモリ使用率70%なので、この値を100%から減算した30%に対応するメモリ容量が未使用リソースとして残ってしまう。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係るクラスタ内リソース管理システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態のクラスタ内リソース管理システム(システムともいう)の特徴は、リソースとしてCPU及びメモリの2次元を考慮し、仮想化技術が適用されたアプリケーションをホストする仮想インスタンスへのリクエストの変動に応じ、欲張り法を適用してクラスタ内の稼働サーバ数を最小限に抑えることが可能な、サーバへの仮想インスタンスの最適配置を行うものである。つまり、最適配置(又はコンテナ最適配置)とは、サーバにおけるリソース(CPU+メモリ)残容量が極力少なく又は無くなるように、サーバに仮想インスタンスを配置することである。
また、本実施形態では、サーバは全て同じCPU及びメモリ容量を持つ物理的なサーバとする。このため、コンテナのリソース使用量、サーバの残容量は全てCPU使用率及びメモリ使用率を用いて表すこととする。更に、リソース使用率が100%であれば、リソース使用量が「100」、15%であれば「15」となるように、以降、1対1の対応関係があるものとして記載する。なお、各サーバが異なるCPU、メモリ容量を持ってもよい。この場合、コンテナのリソース使用量、サーバの残容量は全サーバで比較可能な適切な尺度により評価する。
ロードバランサ14は、端末機11から送信されるコンテナへのリクエストに応じた各稼働サーバSV11〜SV14の処理負荷を分散する処理を行う。
まず、コンテナ増加時について説明する。端末機11からアプリケーションにリクエストがあると、このリクエストは、ロードバランサ14により稼働サーバSV11〜SV14の該当アプリケーションをホストするコンテナに対して振り分けられる。この際、稼働サーバSV11〜SV14の全てのコンテナが新規のリクエストを処理不能であれば、後述のコンテナ最適配置の計算を行って、コンテナを新規に配置するためのサーバを起動させる必要がある。このため、停止サーバSV21〜SV24に起動命令を送信するようになっている。
コンテナエンジン52aは、コンテナ#1〜#nをサーバ上でホストするために、サーバリソースをコンテナ毎に切り分けて各コンテナ#1〜#nに供与する。
コンテナ起動消去部55aは、配置情報受理部54aから指定のあったコンテナ(例えば#1)を起動又は消去する。
コンテナリソース監視部51bは、サーバSV内のコンテナ#1〜#nからコンテナ使用率を定期的に取得し、サーバ情報提供部54bに通知する。
次に、本実施形態のクラスタ内リソース管理システム10によるサーバSVへのコンテナ最適配置の処理を行う際の動作を、図8〜図10に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、稼働サーバ(例えばSV11)が、端末機11からのアプリケーションへのリクエストを受信したとする。
ステップS11において、例えば稼働サーバSV11にコンテナ#1,#2が配置され、サーバSV12にコンテナ#3が配置されていた状態から、稼働サーバSV11上のコンテナ#1がリクエストを受ける必要が無くなったとする。
以上説明したように、本実施形態のクラスタ内リソース管理システム10は、アプリケーションをホストするコンテナ#1〜#nへのリクエストの変動に応じ、複数のサーバSV11〜SV14,SV21〜SV24が設置されたクラスタ20内で、コンテナ#1〜#nを各サーバSV11〜SV14,SV21〜SV24に最適配置するシステムである。
シミュレーション条件は、各サーバ(SV11〜SV14,SV21〜SV24)のリソース及びコンテナ(#1〜#n)の使用リソースをCPUとメモリとの2次元とした。また、サーバは固定容量のものを用意し、コンテナは一定量のリソースを消費するものを複数種類(CPU及びメモリ等)用意した。サーバとコンテナの容量の関係は、1台のサーバにおよそ3〜4程度のコンテナが載せることのできるものとした。
方式(1)は、コンテナ配置先の評価に差分ベクトルを用いる方式である。
方式(2)は、コンテナ配置先の評価に内積を用いる方式である。
方式(3)は、コンテナ配置先の評価に単位ベクトル化した後の内積を用いる方式である。
各方式(1)〜(3)を図11の横軸に示し、また、縦軸にリソース使用率の平均(棒グラフ)及び標準偏差(誤差棒)を示した。
11 クライアント端末機
12 インターネット
13,23 ローカルネット
14 ロードバランサ
20 クラスタ
21 稼働サーバ群
22 サーバプール
40 管理サーバ
41 コンテナ配置先計算制御部(計算制御手段)
41a 配置先計算部
41b コンテナ増減制御部
41c コンテナ情報収集部
42 サーバ制御部
42a サーバ起動停止部
42b サーバ情報収集部
43 コンテナリスト
44 サーバリスト
51 監視部
51a 物理リソース監視部
51b コンテナリソース監視部
52 コンテナ部
#1〜#n コンテナ
52a コンテナエンジン
53 個別コンテナリスト
54 外部連携部
54a 配置情報受理部
54b サーバ情報提供部
55 制御部
55a コンテナ起動消去部
56 自サーバ起動停止部
SV11〜SV14 稼働サーバ
SV21〜SV24 停止サーバ
Claims (6)
- アプリケーションをホストする仮想インスタンスへのリクエストの変動に応じ、複数のサーバが設置されたクラスタ内で仮想インスタンスをサーバに配置するクラスタ内リソース管理システムであって、
前記仮想インスタンスのリソース使用量を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された仮想インスタンスのリソース使用量をベクトル化したリソース使用量ベクトルと、当該リソース使用量ベクトルを有する仮想インスタンスを配置する候補となるサーバのリソース残容量ベクトルとの双方を単位ベクトル化し、当該双方の単位ベクトルの内積を求め、当該内積が最大となるサーバへ当該仮想インスタンスを配置する制御を行う計算制御手段とを有する管理サーバを備え、
前記計算制御手段は、複数の前記仮想インスタンスを予め定められた優先度に応じて並び替え、この並び替えられた順で仮想インスタンス毎に、仮想インスタンスが配置可能で前記内積が最大となる最大適合率の前記サーバを検出し、この検出されたサーバに当該最大適合率の仮想インスタンスを配置する処理を行う
ことを特徴とするクラスタ内リソース管理システム。 - 前記計算制御手段は、前記リクエストの変動に応じた新規の仮想インスタンスが、稼働中のサーバに配置不可能な場合に、前記稼働中のサーバと、前記新規の仮想インスタンス用のサーバを含めた稼働中のサーバにおける全ての仮想インスタンスとに対して、前記双方を単位ベクトル化し、当該双方の単位ベクトルの内積が最大となるサーバを求める計算を行い、この計算の結果、稼働対象のサーバ数が増加していれば、当該増加した数の停止中のサーバを起動させて増加分のサーバとする制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載のクラスタ内リソース管理システム。 - 前記計算制御手段は、稼働中のサーバから前記仮想インスタンスが消去された際に、前記稼働中のサーバと、当該稼働中のサーバにおける前記消去後の全ての仮想インスタンスとに対して、前記双方を単位ベクトル化し、当該双方の単位ベクトルの内積が最大となるサーバを求める計算を行い、この計算の結果、稼働対象のサーバ数が減少していれば、当該減少した数の稼働サーバを停止させる制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載のクラスタ内リソース管理システム。 - アプリケーションをホストする仮想インスタンスへのリクエストの変動に応じ、複数のサーバが設置されたクラスタ内で仮想インスタンスをサーバに配置する管理サーバが行うクラスタ内リソース管理方法であって、
前記管理サーバは、
前記仮想インスタンスのリソース使用量を記憶する記憶手段を備えており、
前記記憶手段に記憶された仮想インスタンスのリソース使用量をベクトル化したリソース使用量ベクトルと、前記仮想インスタンスを配置する候補となるサーバのリソース残容量ベクトルとの双方を単位ベクトル化するステップと、
複数の前記仮想インスタンスを予め定められた優先度に応じて並び替えるステップと、
前記並び替えられた順で仮想インスタンス毎に、前記単位ベクトル化による前記双方の単位ベクトルの内積を求め、仮想インスタンスが配置可能で当該内積が最大となる最大適合率の前記サーバを検出するステップと、
前記検出されたサーバに当該最大適合率の仮想インスタンスを配置するステップと
を実行することを特徴とするクラスタ内リソース管理方法。 - アプリケーションをホストする仮想インスタンスへのリクエストの変動に応じ、複数のサーバが設置されたクラスタ内で仮想インスタンスをサーバに配置する管理サーバであって、
前記仮想インスタンスのリソース使用量を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された仮想インスタンスのリソース使用量をベクトル化したリソース使用量ベクトルと、当該リソース使用量ベクトルを有する仮想インスタンスを配置する候補となるサーバのリソース残容量ベクトルとの双方を単位ベクトル化し、当該双方の単位ベクトルの内積を求め、当該内積が最大となるサーバへ当該仮想インスタンスを配置する制御を行う計算制御手段とを備え、
前記計算制御手段は、複数の前記仮想インスタンスを予め定められた優先度に応じて並び替え、この並び替えられた順で仮想インスタンス毎に、仮想インスタンスが配置可能で前記内積が最大となる最大適合率の前記サーバを検出し、この検出されたサーバに当該最大適合率の仮想インスタンスを配置する処理を行う
ことを特徴とする管理サーバ。 - アプリケーションをホストする仮想インスタンスへのリクエストの変動に応じ、複数のサーバが設置されたクラスタ内で仮想インスタンスをサーバに配置する管理サーバとしてのコンピュータを、
前記仮想インスタンスのリソース使用量を記憶する手段、
前記記憶された仮想インスタンスのリソース使用量をベクトル化したリソース使用量ベクトルと、前記仮想インスタンスを配置する候補となるサーバのリソース残容量ベクトルとの双方を単位ベクトル化する手段、
複数の前記仮想インスタンスを予め定められた優先度に応じて並び替える手段、
前記並び替えられた順で仮想インスタンス毎に、前記単位ベクトル化による前記双方の単位ベクトルの内積を求め、仮想インスタンスが配置可能で当該内積が最大となる最大適合率の前記サーバを検出する手段、
前記検出されたサーバに当該最大適合率の仮想インスタンスを配置する手段
として機能させるためのプログラム。
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JP2015150203A JP6431454B2 (ja) | 2015-07-30 | 2015-07-30 | クラスタ内リソース管理システム、クラスタ内リソース管理方法、管理サーバ及びプログラム |
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JP2015150203A JP6431454B2 (ja) | 2015-07-30 | 2015-07-30 | クラスタ内リソース管理システム、クラスタ内リソース管理方法、管理サーバ及びプログラム |
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JP2017033117A JP2017033117A (ja) | 2017-02-09 |
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