JP6431209B2 - 基地局、移動局及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、多入力多出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)技術に関し、特にマルチデータストリームにてデータ信号を受信側に伝送する場合に適用し、基地局、移動局及び無線通信方法に関する。
現在のロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)などの無線通信システムにおいては、プリコーディングマトリックスコードブックを無線基地局及び移動局に予め格納し、移動局のチャネル状態などにより、予め格納されたコードブックから移動局が無線基地局と通信を行うために使用する符号語(コードワード)を選択する。予め格納されたコードブックから移動局が無線基地局と通信を行うために使用する符号語を高速かつ効率的に選択するために、LTEに後続するLTE−Advanced(LTE−A)などの将来の無線通信システムにおいては、まずコードブックに含まれている符号語に対し初歩的な選別を行い、初歩的に選別された符号語の中からさらに移動局が使用する符号語を選択する方法が既に提案されている。
なお、さまざまな応用場面への適用を考慮し、プリコーディングマトリックスのマスタコードブック及びマスタコードブックの異なる設定を利用し、異なる応用場面について異なるコードブックを生成してもよい。具体的には、無線基地局及び移動局に予めマスタコードブックを格納する。無線基地局は実情に応じて設定項目を介して、無線基地局と移動局とが実際のデータ伝送中に使用可能な設定項目コードブックを決定してもよく、当該設定項目コードブックの中の符号語はマスタコードブックの中の符号語のサブセットであってよい。無線基地局は設定項目の情報を移動局に送信し、移動局が設定項目コードブックを正確に生成するようにする。なお、本明細書では、設定項目(コンフィギュレーションエントリ、コンフィギュレーションアイテム)、コンフィギュレーション(設定)及びコンフィギュアド(設定される)という用語は、互換的に使用され得る。
従来の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)規格において、シングルデータストリームについてのプリコーディングマトリックスマスタコードブック及びその設定項目の構成態様が既に提案されている。一方、システム容量及びスループットを向上させるために、無線基地局と移動局との間で複数の独立のデータストリームを用い無線通信を行うことが提案されている。したがって、マルチデータストリームを用い無線通信を行う場合においてマスタコードブックの設定項目を生成する方法が必要となる。
本発明の一態様に係る基地局は、マスタコードブックの複数の設定項目の中から1つの設定項目に対応するコードブックサブセットを確定するコードブック生成部と、前記1つの設定項目の情報を送信する送信部と、を有し、前記複数の設定項目は、4つの設定項目を含み、第1の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)であるビームパターンに対応し、第2の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(0,1)、(1,1)であるビームパターンに対応し、第3の設定項目は、使用可能なビームが(0,1)、(1,1)、(2,0)、(3,0)であるビームパターンに対応し、第4の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(2,0)、(3,0)であるビームパターンに対応し、ここで、(x,y)に関して、xは第1方向上の相対インデックスを表し、yは第2方向上の相対インデックスを表すことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、マスタコードブックの設定項目を生成する方法を提供する。前記方法は、マルチデータストリーム伝送の場合においてマスタコードブックの複数の設定項目それぞれに対応する設定ビームパターンを確定し、そのうちのビームパターンは前記マスタコードブックにおいて移動局が使用可能なビームを示し、各前記設定ビームパターンは複数の独立のデータストリームビームパターンを含み、各前記設定項目について、当該設定項目に対応する前記複数の独立のデータストリームビームパターンは同様であるステップと、各前記設定項目に対応する前記複数の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームを合成し、当該設定項目についての複数のマルチデータストリームビーム項目を形成するステップと、各前記設定項目について形成された前記複数のマルチデータストリームビーム項目の中から所定の条件を満たす一部のマルチデータストリームビーム項目を候補マルチデータストリームビーム項目と確定し、確定された前記候補マルチデータストリームビーム項目に基づき当該設定項目を生成するステップと、を含む。
また、本発明の一態様によれば、電子機器を提供する。前記電子機器は、マルチデータストリーム伝送の場合においてマスタコードブックの複数の設定項目それぞれに対応する設定ビームパターンを確定し、そのうちのビームパターンは前記マスタコードブックにおいて移動局が使用可能なビームを示し、各前記設定ビームパターンは複数の独立のデータストリームビームパターンを含み、各前記設定項目について、当該設定項目に対応する前記複数の独立のデータストリームビームパターンは同様であるパターン確定部と、各前記設定項目に対応する前記複数の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームを合成し、当該設定項目についての複数のマルチデータストリームビーム項目を形成するビーム合成部と、各前記設定項目について形成された前記複数のマルチデータストリームビーム項目の中から所定の条件を満たす一部のマルチデータストリームビーム項目を候補マルチデータストリームビーム項目と確定し、確定された前記候補マルチデータストリームビーム項目に基づき当該設定項目を生成する設定項目生成部と、を含む。
本発明の上記態様は、マルチデータストリームにて無線通信を行う場合において基地局、移動局及び無線通信方法を提供する。なお、本発明に係る実施例においては、より少ないビームを用いマスタコードブックの設定項目を形成し、よって移動局に必要な後続の動作を簡略化することができる。
図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明することで、本発明の上記並びにその他の目的、特徴、長所はより明らかになる。
本発明の実施形態のマスタコードブックの設定項目を生成する方法を示すフローチャートである。 本発明の一例示の設定ビームパターンの様子を示す説明図である。 本発明のもう一例示の設定ビームパターンの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態の電子機器を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以下の図面を参照しながらの説明を提供することで、特許請求の範囲及びその均等物により限定される本発明の例示的な実施形態への理解を助ける。ただし、それらは例示的なものとしか見なしてはいけない。したがって本技術分野の当業者にとって、本発明の範囲及び思想を逸脱せずに、ここに説明した実施形態に対し各種変更又は修正を行ってもよいことは分かるはずである。なお、明細書をより清楚かつ簡潔にするために,本技術分野において熟知の機能及び構成についての詳細な説明を省略する。
理解を容易にするために、以下の説明で言及される技術用語について説明する。本発明の実施形態の送信側及び受信側のいずれにおいても予めマスタコードブックが格納されており、マスタコードブックは複数の符号語を含む。なお、本発明の実施形態において、各設定項目は当該設定項目に対応する設定項目コードブックを備えており、各設定項目コードブックはマスタコードブックのサブセットである。具体的には、所定の規則によりマスタコードブックの中の符号語をいくつかの符号語セットに分け、各設定項目に対応する設定項目コードブックは各符号語セットから選択された一部の符号語で構成されてもよい。
例えば、マスタコードブックは8192個の符号語を含み、この8192個の符号語をまずは256個の符号語セットに分け、そのうちの各符号語セットは32個の符号語を含み、設定項目Aについての設定項目コードブックは各符号語セットの中の2つの符号語を含み、合計でマスタコードブックの中の512個の符号語を含む。設定項目Bについての設定項目コードブックは各符号語セットの中の16個の符号語を含み、合計でマスタコードブックの中の4096個の符号語を含む。設定項目Cについての設定項目コードブックは各符号語セットの中の16個の符号語を含み、合計でマスタコードブックの中の4096個の符号語を含む。設定項目Dについての設定項目コードブックは各符号語セットの中の16個の符号語を含み、合計でマスタコードブックの中の4096個の符号語を含む。
各設定項目に対応する設定項目コードブックに含まれる符号語は移動局が無線基地局と通信するために使用可能なビームで表すことができる。例えば、2つのデータストリームでデータ信号を伝送する場合、第1データストリームに使用可能なビーム及び第2データストリームに使用可能なビームにより設定項目に対応するコードブックの中の各符号語を示す。なお、上記マスタコードブックの中の符号語セットは上記マスタコードブックの中の符号語セットに含まれるビーム(以下、「マスタビームセット」と称す)により表すことができる。例えば、2つのデータストリームでデータ信号を伝送する場合に、第1データストリームに使用可能なビーム及び第2データストリームに使用可能なビームによりマスタコードブックの中の各符号語を示す。
以下、図1を参照しながら本発明の実施形態のマスタコードブックの設定項目を生成する方法について説明する。図1は本発明の実施形態のマスタコードブックの設定項目を生成する方法100を示すフローチャートである。
ステップS101において、マルチデータストリーム伝送の場合においてマスタコードブックの複数の設定項目それぞれに対応する設定ビームパターンを確定する。ここで、マルチデータストリーム伝送の場合、各設定項目に対応する設定ビームパターンは複数の独立のデータストリームビームパターンを含む。独立のデータストリームビームパターンの数は伝送されるデータストリームの数と同じである。例えば、2つのデータストリームにてデータ信号を伝送する場合、各設定項目に対応する設定ビームパターンは2つの独立のデータストリームビームパターン(第1データストリームビームパターン、第2データストリームビームパターン)を含む。
本発明の実施形態において、各設定項目について、当該設定項目に対応する複数の独立のデータストリームビームパターンは同様である。例えば、マスタコードブックに対し、例えば4つの設定項目(設定項目A、設定項目B、設定項目C、設定項目D)を設けることができる。なお、本発明の実施形態において、設定項目の数は他の数であってもよい。設定項目Aについて、第1データストリームビームパターンと第2データストリームビームパターンとは同様であり、設定項目Bについて、第1データストリームビームパターンと第2データストリームビームパターンとは同様である。設定項目C及び設定項目Dについても、同様に、第1データストリームビームパターンと第2データストリームビームパターンとは同様である。
なお、ビームパターンはマスタビームセットにおいて移動局が使用可能なビームを示す。言い換えれば、各設定項目に対応する設定ビームパターンは当該設定項目の中の、マスタビームセットにおいて移動局が使用可能なビームを示す。各設定ビームパターンは無線基地局と移動局との間で通信を行うためのデータストリームと等しい数の独立のデータストリームビームパターンを含んでもよい。各独立のデータストリームビームパターンはマスタビームセットにおいて使用可能なビームを示す。例えば、第1データストリームビームパターンは第1データストリームにおいて移動局が使用可能なビームを示し、第2データストリームビームパターンは第2データストリームにおいて移動局が使用可能なビームを示す。
図2は本発明の一例示の設定ビームパターンの様子を示す説明図である。図3は本発明のもう一例示の設定ビームパターンの様子を示す説明図である。図2及び図3に示した例示においては、無線基地局と移動局との間で2つの独立のデータストリームを用いて伝送を行うと仮定する。図2及び図3に示すように、この例示において、無線基地局により送信可能な複数のビームを含むマスタビームセットは4*2の方眼で表されるマスタビームセットである。マスタビームセット中の各方眼は1つのビームを表す。各独立のデータストリームビームパターンは移動局が使用可能なビーム(図2及び図3において斜線で充填された方眼にて示される)を示す。また、図2及び図3に示した例示においては、マスタビームセットに含まれる第1方向上のビームは水平方向のビームであり、第2方向上のビームは垂直方向のビームである場合を例にあげて説明する。ただし、本発明の実施例はこれに限らず、マスタビームセットはその他の方向上のビームから構成されてもよい。
図2及び図3に示すように、設定項目A〜D中の各設定項目には2つの独立のデータストリームビームパターン、すなわち、第1データストリームビームパターン及び第2データストリームビームパターンが対応しており、なお、同一の設定項目に対応する第1データストリームビームパターンと第2データストリームビームパターンとは同様である。
以下の説明において、(x1,y1)により第1データストリーム中の使用可能なビームを表す。ここで、x1は第1データストリームビームの第1方向上の相対インデックスを表し、y1は第1データストリームビームの第2方向上の相対インデックスを表す。図2及び図3を参照した説明において、x1は第1データストリームの水平方向ビームがマスタビームセットにおいての相対インデックスを表し、y1は第1データストリームの垂直方向ビームがマスタビームセットにおいての相対インデックスを表す。もちろん、本発明の実施形態において、水平方向ビームの相対インデックスと垂直方向ビームの相対インデックスとの順序を調整してもよく、例えばx1は第1データストリームの垂直方向ビームがマスタビームセットにおいての相対インデックスを表し、y1は第1データストリームの水平方向ビームがマスタビームセットにおいての相対インデックスを表してもよい。
同様に、(x2,y2)により第2データストリーム中の使用可能なビームを表す。ここで、x2は第2データストリームビームの第1方向上の相対インデックスを表し、y2は第2データストリームビームの第2方向上の相対インデックスを表す。図2及び図3を参照した説明において、x2は第2データストリームの水平方向ビームがマスタビームセットにおいての相対インデックスを表し、y2は第2データストリームの垂直方向ビームがマスタビームセットにおいての相対インデックスを表す。もちろん、x2が第2データストリームの垂直方向ビームのマスタビームセットにおける相対インデックスを表し、y2が第2データストリームの水平方向ビームのマスタビームセットにおける相対インデックスを表してもよい。
具体的には、図2に示すように、設定項目Aについて、第1データストリームビームパターンは第1データストリームにおいて使用可能なビームが(x1=0,y1=0)であると示し、第2データストリームビームパターンにて示される第2データストリームにおいて使用可能なビームは第1データストリームビームパターンと同様である。具体的には、以下に説明しているように、特定の符号語セットにおいて、符号語の相対インデックスと符号語の絶対インデックスとは一対一に対応する。したがって、符号語セットを特定するためのパラメータ、及び当該符号語が符号語セットにおいての相対インデックスに基づき、符号語の絶対インデックスを特定することができる。設定項目Bについて、第1データストリームビームパターンは第1データストリームにおいて使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(0,1)、(1,1)であると示し、第2データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームは第1データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームと同様である。設定項目Cについて、第1データストリームビームパターンは第1データストリームにおいて使用可能なビームが(0,1)、(1,1)、(2,0)(3,0)であると示し、第2データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームは第1データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームと同様である。設定項目Dについて、第1データストリームビームパターンは第1データストリームにおいて使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(2,0)、(3,0)であると示し、第2データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームは第1データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームと同様である。
類似して図3に示すように、各設定項目について第1データストリームビームパターン及び第2データストリームビームパターンが対応しており、なお同一の設定項目に対応する第1データストリームビームパターンと第2データストリームビームパターンとは同様である。図3において、斜線で示している方眼は当該データストリームにおいて移動局が使用可能なビームを示す。
具体的には、図3に示すように、設定項目Aについて、第1データストリームビームパターンは第1データストリームにおいて使用可能なビームが(x1=0,y1=0)であると示し、第2データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームは第1データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームと同様である。設定項目Bについて、第1データストリームビームパターンは第1データストリームにおいて使用可能なビームが(0,0)、(2,0)、(0,1)、(2,1)であると示し、第2データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームは第1データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームと同様である。設定項目Cについて、第1データストリームビームパターンは第1データストリームにおいて使用可能なビームが(0,1)、(1,0)、(2,1)(3,0)であると示し、第2データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームは第1データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームと同様である。設定項目Dについて、第1データストリームビームパターンは第1データストリームにおいて使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(2,0)、(3,0)であると示し、第2データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームは第1データストリームビームパターンにて示される使用可能なビームと同様である。
なお、本発明の実施形態において、複数の設定項目は第1設定項目及び第1設定項目以外の複数の第2設定項目を含んでもよく、なお第1設定項目に対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは、異なる第2設定項目の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム同士の間で互いに重なっていないビームを含んでもよい。本発明の一例示によれば、各第2設定項目に対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームの数は、第1設定項目に対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームの数と同じである。
例えば、図2に示す設定ビームパターンにおいて、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは、異なる第2設定項目(設定項目B、設定項目D)の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム同士の間で互いに重なっていないビームを含み、そのうち設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームの数は設定項目B及びDに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと同じである。
図2に示すように、設定項目B及びDの独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム同士の間で互いに重なるビームは(0,0)、(1,0)であり、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは(0,1)、(1,1)、(2,0)、(3,0)であり、よって当該重なっているビーム(0,0)、(1,0)を含まない。
図2に類似し、図3においても4つの設定項目(すなわち設定項目A、設定項目B、設定項目C及び設定項目D)の設定ビームパターンを示している。ここで、設定項目Cについて、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは、異なる第2設定項目(設定項目B、設定項目D)の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム同士の間で互いに重なっていないビームを含み、そのうち設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームの数は設定項目B及びDに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと同じである。例えば、異なる第2設定項目(設定項目B、設定項目D)の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム同士の間で互いに重なるビームは(0,0)、(2,0)であり、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは(0,1)、(1,0)、(2,1)、(3,0)であり、したがって当該重なっているビーム(0,0)、(2,0)を含まない。
なお、本発明の実施形態においては、第1設定項目の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは第1方向及び/又は第2方向において隣接しなくてもよい。
例えば、図3に示す設定ビームパターンにおいて、設定項目Cについての独立のデータストリームビームパターンはビーム(0,1)、(1,0)、(2,1)、(3,0)を示している。示された4つのビームにおいて、水平方向ビームの相対インデックスが同一のビームは存在せず、すなわち設定項目Cについての独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは垂直方向において隣接しない。また、図3に示す斜線で充填された方眼(当該データストリームにおいて移動局が使用可能なビームを表す)によれば、斜線充填の方眼同士の間は水平方向においても隣接しない。
図1に戻り、ステップS102において、各設定項目に対応する複数の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームを合成して、当該設定項目についての複数のマルチデータストリームビーム項目を形成する。具体的には、設定項目についての複数のデータストリームビーム項目を生成する際に、当該設定項目に対応する複数の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームの中からそれぞれ1つのビームを選択し、それぞれ選択されたビームを合成して、当該設定項目についてのマルチデータストリームビーム項目を構成する。
例えば、図2に示す設定ビームパターンの場合、設定項目Aについて、第1データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(x1=0,y1=0)を選択し、第2データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(x2=0,y2=0)を選択し、したがって設定項目Aについてのマルチデータストリームビーム項目(x1=0,y1=0,x2=0,y2=0)を構成する。また、設定項目Bについて、例えば第1データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(0,0)を選択し、第2データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(0,0)を選択し、したがって設定項目Bについてのマルチデータストリームビーム項目(0,0,0,0)を構成し、また例えば第1データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(0,0)を選択し、第2データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(1,0)を選択し、したがって設定項目Bについてのマルチデータストリームビーム項目(0,0,1,0)を構成する。このように、設定項目Bについて、第1データストリームビームパターンにおいて4つの使用可能なビームを示し、第2データストリームビームパターンにおいて4つの使用可能なビームを示しているため、設定項目Bについての4×4=16個のマルチデータストリームビーム項目を構成することができる。同様に、設定項目C及び設定項目Dについても、設定項目C及び設定項目Dについての4×4=16個のマルチデータストリームビーム項目を構成することもできる。例えば、設定項目Cについて構成できるマルチデータストリームビーム項目は(0,1,0,1)、(0,1,1,1)、(0,1,2,0)、(0,1,3,0)、(1,1,0,1)、(1,1,1,1)、(1,1,2,0)、(1,1,3,0)、(2,0,0,1)、(2,0,1,1)、(2,0,2,0)(2,0,3,0)、(3,0,0,1)、(3,0,1,1)、(3,0,2,0)、(3,0,3,0)である。
上述したように、第1データストリームの使用可能なビームを表す際に、水平方向ビームの相対インデックスと垂直方向ビームの相対インデックスとの順序は調整可能であり、第2データストリームの使用可能なビームを表す際にも、水平方向ビームの相対インデックスと垂直方向ビームの相対インデックスとの順序は調整可能である。また、マルチデータストリームビーム項目を表す際に、各データストリームの相対インデックスの順序も調整可能である。例えば、先に第2データストリームの水平方向ビームの相対インデックス及び垂直方向ビームの相対インデックスを表した後に、第1データストリームの水平方向ビームの相対インデックス及び垂直方向ビームの相対インデックスを表してもよい。さらに例えば、先に第1データストリーム及び第2データストリームの水平方向ビームの相対インデックスを表した後に、第1データストリーム及び第2データストリームの垂直方向ビームの相対インデックスを表してもよい。
ステップS103において、各設定項目について形成された複数のマルチデータストリームビーム項目の中から所定の条件を満たす一部のマルチデータストリームビーム項目を候補マルチデータストリームビーム項目として確定する。
具体的には、各設定項目について形成された複数のマルチデータストリームビーム項目の中から一部のマルチデータストリームビーム項目を確定する際に、選択される一部のマルチデータストリームビーム項目中の第1データストリームのビームと第2データストリームのビームとは互いに関連しており、よって伝送効率を向上させることができる。例えば、設定項目Cについて構成できるマルチデータストリームビーム項目において、ビーム項目(0,1,2,0)について第1データストリームのビームは(0,1)であり、第2データストリームのビームは(2,0)であり、第1データストリームのビームと第2データストリームのビームとは関連性に劣るため、候補マルチデータストリームビーム項目として選択されることはない。
なお、本発明の実施形態においては、各設定項目について形成された複数のマルチデータストリームビーム項目の中から一部のマルチデータストリームビーム項目を確定する際に、他の設定項目中の候補マルチデータストリームビーム項目を考慮し、各設定項目の候補マルチデータストリームビーム項目同士の間で重なるようにしてもよい。
具体的には、図2に示す設定ビームパターンの場合に、設定項目Cについて一部のマルチデータストリームビーム項目(0,1,0,1)、(0,1,1,1)、(0,1,3,0)、(1,1,1,1)、(1,1,2,0)、(1,1,3,0)、(2,0,2,0)、(3,0,3,0)を選択し、したがって選択された8つのマルチデータストリームビーム項目を候補マルチデータストリームビーム項目とする。
なお本発明の実施形態においては、マスタビームセットの中で、第1設定項目の候補マルチデータストリームビーム項目において第1方向上のビームの数は第2方向上のビームの数と同じとしてもよい。例えば、上述したように、所定の条件に従って16個のマルチデータストリームビーム項目から8つの候補マルチデータストリームビーム項目を選択した場合、8つの候補マルチデータストリームビーム項目において、水平方向上のビームの数は垂直方向上のビームの数と同じである。
注意すべきことは、以上図2及び図3を用いて説明した複数のマルチデータストリームビーム項目の中から候補マルチデータストリームビーム項目を選択する方法は本発明の一例示に過ぎず、本発明の実施例に係る選択方法はこれに限らない。具体的な状況に基づき異なる所定の条件を設け、設けられた所定の条件に従って複数のマルチデータストリームビーム項目の中から候補マルチデータストリームビーム項目を選択する。
候補マルチデータストリームビーム項目が確定された後に、ステップS103において、さらに確定された候補マルチデータストリームビーム項目に基づき当該設定項目を生成する。
具体的には、各設定項目に対し候補マルチデータストリームビーム項目を確定した後に、当該設定項目についてのすべての候補マルチデータストリームビーム項目に基づき当該設定項目についての少なくとも1つのインデックスセットを生成する。
例えば、当該設定項目についての候補マルチデータストリームビーム項目を当該設定項目についてのインデックスセットとしてもよい。その際、当該設定項目についての各インデックスセットにおいて、第1データストリームの水平方向ビームの相対インデックス、第1データストリームの垂直方向ビームの相対インデックス、第2データストリームの水平方向ビームの相対インデックス、第2データストリームの垂直方向ビームの相対インデックスを含む。
なお、当該設定項目についての候補マルチデータストリームビーム項目に基づき当該設定項目についてのインデックスセットを生成する際に、分極方向ビームを表すインデックスnを追加してもよい。例えば、追加された分極方向ビームのインデックスの取り得る値が2個である場合に、図2に示す設定ビームパターンの設定項目Cについて、確定された8つの候補マルチデータストリームビーム項目(0,1,0,1)、(0,1,1,1)、(0,1,3,0)、(1,1,1,1)、(1,1,2,0)、(1,1,3,0)、(2,0,2,0)、(3,0,3,0)に基づき、当該設定項目Cについての16個のインデックスセット(x1=0,y1=1,x2=0,y2=1,n=0)、(0,1,0,1,1)、(0,1,1,1,0)、(0,1,1,1,1)、(0,1,3,0,0)、(0,1,3,0,1)、(1,1,1,1,0)、(1,1,1,1,1)、(1,1,2,0,0)、(1,1,2,0,1)、(1,1,3,0,0)、(1,1,3,0,1)、(2,0,2,0,0)、(2,0,2,0,1)、(3,0,3,0,0)、(3,0,3,0,1)を生成する。
上述したように、マルチデータストリームビーム項目を表す際に、各データストリームの相対インデックスの順序も調整可能である。インデックスセットの順序についても、任意に調整してもよい。上記の表示方法においては、先にマルチデータストリームビーム項目の相対インデックを表した後に分極方向ビームのインデックスを表しているが、先に分極方向ビームのインデックスを表してもよい。
具体的には、各設定項目について候補マルチデータストリームビーム項目を確定した後に、当該設定項目についての全ての候補マルチデータストリームビーム項目に基づき当該設定項目についての少なくとも1つのインデックスセットを生成する。具体的には、表1は図2に示した設定ビームパターンの設定項目Aについてのインデックスセットを示し、表2は図2に示した設定ビームパターンの設定項目Bについてのインデックスセットを示し、表3は図2に示した設定ビームパターンの設定項目Cについてのインデックスセットを示し、表4は図2に示した設定ビームパターンの設定項目Dについてのインデックスセットを示している。
Figure 0006431209
Figure 0006431209
Figure 0006431209
Figure 0006431209
具体的には、表5は図3に示した設定ビームパターンの設定項目Aについてのインデックスセットを示し、表6は図3に示した設定ビームパターンの設定項目Bについてのインデックスセットを示し、表7は図3に示した設定ビームパターンの設定項目Cについてのインデックスセットを示し、表8は図3に示した設定ビームパターンの設定項目Dについてのインデックスセットを示している。
Figure 0006431209
Figure 0006431209
Figure 0006431209
Figure 0006431209
本発明の実施形態において、さらに上記設定項目を介して設定を行い、上記マスタコードブックの中から当該設定項目に対応するコードブックサブセットを確定してもよい。また、複数の設定項目に対応する設定ビームパターンは部分的に重なる。
例えば、図2に示す設定ビームパターンにおいて、設定項目Cについて、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム(0,1)、(1,1)は設定項目Bに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと重なり、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム(2,0)、(3,0)は設定項目Dに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと重なる。また、設定項目A、B、Dについての独立のデータストリームビームパターンも他の設定項目の独立のデータストリームビームパターンと重なる。
さらに例えば、図3に示す設定ビームパターンにおいて、設定項目Cについて、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム(0,1)、(2,1)は設定項目Bに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと重なり、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム(1,0)、(3,0)は設定項目Dに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと重なる。また、設定項目A、B、Dについての独立のデータストリームビームパターンも他の設定項目の独立のデータストリームビームパターンと重なる。
なお、複数の設定項目に対応する候補マルチデータストリームビーム項目は部分的に重なる。例えば、図3に示す設定ビームパターンについて生成された候補マルチデータストリームビーム項目の中で、設定項目Cに対応する候補マルチデータストリームビーム項目(0,1,0,1)は設定項目Bに対応する候補マルチデータストリームビーム項目と重なり、設定項目Cに対応する候補マルチデータストリームビーム項目(1,0,1,0)は設定項目Dに対応する候補マルチデータストリームビーム項目と重なる。また、設定項目A、B、Dについての候補マルチデータストリームビーム項目も他の設定項目の候補マルチデータストリームビーム項目と重なる。
さらに、複数の設定項目に対応するインデックスセットは部分的に重なる。具体的には、図3に示す設定ビームパターンについて、表5に示す設定項目Aのインデックスセット、表6に示す設定項目Bのインデックスセット、表8に示す設定項目Dのインデックスセットの中にはいずれもインデックスセット(0,0,0,0,0)が含まれる。さらに例えば、表6に示す設定項目Bのインデックスセット、表7に示す設定項目Cのインデックスセットの中にはいずれもインデックスセット(0,1,0,1,0)が含まれる。さらに例えば、表7に示す設定項目Cのインデックスセット、表8に示す設定項目Dのインデックスセットの中にはいずれもインデックスセット(1,0,1,0,0)が含まれる。
また、本発明の実施形態において、当該設定項目を生成する根拠は確定された候補マルチデータストリームビーム項目である。したがって、上述したように異なる所定の条件に基づき選択された候補マルチデータストリームビーム項目が異なる場合に、当該設定項目についての全ての候補マルチデータストリームビーム項目に基づき生成された、当該設定項目についての少なくとも1つのインデックスセットも異なる。
各設定項目のインデックスセットを生成したら、インデックスセットに対応する設定項目コードブックを生成することができる。
また、本発明の実施形態においては、各設定項目についてのインデックスセットを生成し後に、さらに各設定項目のインデックスセットを組み合わせて、各設定項目についてのインデックスセットを含み、マスタコードブックの符号語セットについてのインデックスセットを生成してもよい。
表9は図2に示した設定ビームパターン例におけるマスタコードブックの符号語セットのインデックスセットを示す。上述したように、各設定項目についてのインデックスセットを生成する際に、各設定項目の候補マルチデータストリームビーム項目同士の間が重なるようにする。そのため、マスタコードブックの符号語セットのインデックスセットの数は設定項目A、設定項目B、設定項目C、設定項目Dについてのインデックスセットの数の合計より小さい。図2において、設定項目A、設定項目B、設定項目C、設定項目Dについてのインデックスセットの数は順次に2個、16個、16個、16個であり、その合計は50個であり、ただし、重畳により、表9において、設定項目A、設定項目B、設定項目C、設定項目Dについてのインデックスセットを含むマスタコードブックの符号語セットのインデックスセットの数は32個である。
Figure 0006431209
表10は図3に示した設定ビームパターン例において、マスタコードブックの符号語セットのインデックスセットを示す。図2及び表9の例示に類似し、マスタコードブックの符号語セットのインデックスセットの数は設定項目A、設定項目B、設定項目C、設定項目Dについてのインデックスセットの数の合計より小さい。
Figure 0006431209
また、本発明の実施形態において、例えば数式(1)によってデータ伝送時に用いる符号語を確定する。
Figure 0006431209
ここで、Wは符号語を表し、mは第1データストリームの水平方向ビームの絶対インデックスを表し、mは第1データストリームの垂直方向ビームの絶対インデックスを表し、m’は、第2データストリームの水平方向ビームの絶対インデックスを表し、m’は第2データストリームの垂直方向ビームの絶対インデックスを表し、nは分極方向ビームのインデックスを表す。また、vは水平方向ビーム、例えばDFTベクトルを表し、uは垂直方向ビーム、例えばDFTベクトルを示し、ψは分極方向ビーム、例えばDFTベクトルを表し、Qはアンテナ総数を表す。
具体的には、マスタコードブックの符号語セットのインデックスi1、1及びi1、2、及び当該マスタコードブックの符号語セットの中のインデックスセットに基づき、当該マスタコードブックの符号語セットに含まれる符号語を確定することができる。マスタコードブックの符号語セットのインデックスi1、1及びi1、2は送信側から受信側に通知してもよく、受信側から送信側にフィードバックしてもよく、i1、1及びi1、2はそれぞれ異なる方向上のマスタコードブックの符号語セットのインデックスであってもよい。例えば、i1、1はマスタコードブックの符号語セットの水平方向インデックスであり、i1、2はマスタコードブックの符号語セットの垂直方向インデックスであってもよい。
例えば上記の数式(1)に基づき、表11に示すようにマスタコードブックの符号語セットに含まれる符号語を求めることができる。表11に示す数式は図2に示すような設定ビームパターンに適用した場合を示す。すなわち、表11及び表9のインデックスセットは互いに対応している。
以下の表において、i’はマスタコードブックの中の符号語の順序番号を示し、pは水平方向上の隣接ビームのインデックス間隔を表し、pは垂直方向上の隣接ビームのインデックス間隔を表し、sは水平方向上の隣接符号語セットのインデックス間隔を表し、sは垂直方向上の隣接符号語セットのインデックス間隔を表す。また、本発明の実施形態の説明において、水平方向と垂直方向とは互いに入れ替えてもよく、したがって水平方向についてのインデックスなどのパラメータと垂直方向についてのインデックスなどのパラメータとは互いに入れ替えてもよい。
Figure 0006431209
ここで、以下の数式(2)により符号語の絶対インデックスを表すことができる。
Figure 0006431209
これにより、表9に示したような相対インデックスに基づき各符号語の絶対インデックスを確定する。
また、図2に示した設定ビームパターンについて、設定項目Aの場合には、s1=1、s2=1となり、設定項目B、C、Dの場合には、s1=2、s2=2となる。
ここで、p1=1、p2=1である。
また例えば上記の数式(1)に基づき、表12に示すようにマスタコードブックに含まれる符号語を求めることができる。表12に示す数式は図3に示した設定ビームパターンに適用した場合を示している。すなわち、表12と表10とのインデックスセットは互いに対応している。
ここで、表12中の数式における記号の意味は表11と同様であり、よってここでは重複する説明を省略する。
Figure 0006431209
表11及び表12に示すコードブックにおいては、表9及び表10に示すインデックスセットにそれぞれ対応するように、各符号語の順序番号i’を設定している。ただし、マスタコードブックの各符号語の順序は表11及び表12に示す態様に限らず、マスタコードブックの中の符号語の順序番号i’と各符号語のインデックスセットとの間を対応付ければよい。
上記の設定項目コードブックを生成する方法についての説明においては、2つのデータストリームにてデータ信号を伝送する場合を例にして説明したが、より多くのデータストリームにてデータ信号を伝送する場合に適用してもよい。また、設定項目の数は4個に限らず、他の数の設定項目を設けてもよい。なお各設定項目についての設定ビームパターンは図2及び図3に例示の設定ビームパターンに限らず、他の設定ビームパターンと確定してもよい。
本発明の上記実施例はマルチデータストリームを用い無線通信を行う場合にマスタコードブックの設定項目を生成する方法を提供する。また、本発明の実施例に係る設定項目の生成方法においては、より少ないビームを用いマスタコードブックの設定項目を形成し、よって移動局に必要な後続の動作を簡略化することができる。
以下、図4を参照し本発明の実施形態に係る電子機器400について説明する。本発明の実施形態の電子機器は上記のマスタコードブックの設定項目を生成する方法を実行するために用いられ、例えば基地局、移動局などである。
図4は本発明の実施形態の電子機器400を示す機能ブロック図である。本発明の実施形態の電子機器400はパターン確定部410、ビーム合成部420、設定項目生成部430を備える。この3つの手段以外にも、電子機器400は他の手段、例えばデータ信号又は制御信号に対し各種処理を行う手段をさらに含んでもよく、ただし、これらの手段は発明の実施例の内容と関係がなく、ここではその図示及び説明を省略する。また、本発明の実施例に係る電子機器400が実行する以下の動作の詳細は、以上の文面において図1〜3を参照し説明した詳細と同様であり、そのためここでは重複を避けるために同様な詳細についての重複な説明を省略する。
パターン確定部410は、マルチデータストリーム伝送の場合においてマスタコードブックの複数の設定項目それぞれに対応する設定ビームパターンを確定し、ここで、ビームパターンはビームセットにおいて移動局が使用可能なビームを示す。マルチデータストリーム伝送の場合において、各設定項目に対応する設定ビームパターンは複数の独立のデータストリームビームパターンを含む。独立のデータストリームビームパターンの数は伝送されるデータストリームの数と同じである。例えば、2つのデータストリームにてデータ信号を伝送する場合に、各設定項目に対応する設定ビームパターンは2つの独立のデータストリームビームパターン(すなわち、第1データストリームビームパターン、第2データストリームビームパターン)を含む。
マスタコードブックに対し、例えば4つの設定項目(設定項目A、設定項目B、設定項目C、設定項目D)を設けてもよい。なお、設定項目の数は他の数でもよい。また、各設定項目に対し、当該設定項目に対応する複数の独立のデータストリームビームパターンは同様である。具体的には、図2及び図3に示すように、設定項目Aについて、第1データストリームビームパターンと第2データストリームビームパターンとは同様であり、設定項目Bについて、第1データストリームビームパターンと第2データストリームビームパターンとは同様である。設定項目C及び設定項目Dについても、同様に、第1データストリームビームパターンと第2データストリームビームパターンとは同様である。
また、本発明の実施形態において、複数の設定項目は第1設定項目及び第1設定項目以外の複数の第2設定項目を含んでもよく、第1設定項目に対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは、異なる第2設定項目の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム同士の間で互いに重なっていないビームを含んでもよい。本発明に係る一例示において、各第2設定項目に対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームの数は、第1設定項目に対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームの数と同じである。
例えば、図2に示す設定ビームパターンにおいて、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは、異なる第2設定項目(すなわち設定項目B、設定項目D)の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム同士の間で互いに重なっていないビームを含み、そのうち設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームの数は設定項目B及びDに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと同じである。図2に示すように、異なる第2設定項目B及びDの独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム同士の間で互いに重なるビームは(0、0)、(1、0)であり、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは(0,1)、(1,1)、(2,0)、(3,0)であり、よって当該重なっているビーム(0,0)、(1,0)を含まない。
図2に類似し図3においても、示された設定ビームパターンの中に4つの設定項目(すなわち設定項目A、設定項目B、設定項目C及び設定項目D)を含む設定ビームパターンを示している。ここで、設定項目Cについて、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは、異なる第2設定項目(設定項目B、設定項目D)の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム同士の間で互いに重なっていないビームを含み、そのうち設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームの数は設定項目B及びDに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと同じである。例えば、異なる第2設定項目(設定項目B、設定項目D)の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム同士の間で互いに重なるビームは(0,0)、(2,0)であり、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは(0,1)、(1,0)、(2,1)、(3,0)であり、よって当該重なっているビーム(0,0)、(2,0)を含まない。
なお、本発明の実施形態においては、第1設定項目の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームは第1方向及び/又は第2方向において隣接しなくてもよい。
具体的には、図3に示す設定ビームパターンにおいて、設定項目Cについての独立のデータストリームビームパターンはビーム(0,1)、(1,0)、(2,1)、(3,0)を示す。示された4つのビームにおいて、水平方向ビームの相対インデックスが同一のビームは存在せず、すなわち設定項目Cについての独立のデータストリームビームパターンにて示されたビームは垂直方向において隣接しない。また、図3に示す斜線で充填された方眼(当該データストリームにおいて移動局が使用可能なビームを表す)によれば、斜線充填の方眼同士の間は水平方向においても隣接しない。
図4に戻り、ビーム合成部420は、各設定項目に対応する複数の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームを合成して、当該設定項目についての複数のマルチデータストリームビーム項目を形成する。具体的には、設定項目についてのデータストリームビーム項目を生成する際に、当該設定項目に対応する複数の独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームの中からそれぞれ1つのビームを選択し、それぞれ選択されたビームを合成して、当該設定項目についてのマルチデータストリームビーム項目を構成する。
例えば、図2に示す設定ビームパターンの場合、設定項目Aについて、第1データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(0,0)を選択し、第2データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(0,0)を選択し、したがって設定項目Aについてのマルチデータストリームビーム項目(0,0,0,0)を構成する。また、設定項目Bについて、例えば第1データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(0,0)を選択し、第2データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(0,0)を選択し、よって設定項目Bについてのマルチデータストリームビーム項目(0,0,0,0)を構成する。また例えば第1データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(0,0)を選択し、第2データストリームビームパターンにて示されるビームの中から1つのビーム(1,0)を選択し、したがって設定項目Bについてのマルチデータストリームビーム項目(0,0,1,0)を構成する。このように、設定項目Bについて、第1データストリームビームパターンが4つの使用可能なビームを示し、第2データストリームビームパターンが4つの使用可能なビームを示すため、設定項目Bについての4×4=16個のマルチデータストリームビーム項目を構成することができる。同様に、設定項目C及び設定項目Dについても、設定項目C及び設定項目Dについての4×4=16個のマルチデータストリームビーム項目を構成することもできる。
設定項目生成部430は、各設定項目について形成された複数のマルチデータストリームビーム項目の中から所定の条件を満たす一部のマルチデータストリームビーム項目を候補マルチデータストリームビーム項目として確定する。具体的には、各設定項目について形成された複数のマルチデータストリームビーム項目の中から一部のマルチデータストリームビーム項目を確定する際に、選択される一部のマルチデータストリームビーム項目の中の第1データストリームのビームと第2データストリームのビームとは互いに関連しており、よって伝送効率を向上させることができる。例えば、設定項目Cについて構成できるマルチデータストリームビーム項目の中で、ビーム項目(0,1,2,0)についての第1データストリームのビームは(0,1)であり、第2データストリームのビームは(2,0)であり、第1データストリームのビームと第2データストリームのビームとは関連性に劣るため、候補マルチデータストリームビーム項目として選択されることはない。
なお、本発明の実施形態において、各設定項目について形成された複数のマルチデータストリームビーム項目の中から一部のマルチデータストリームビーム項目を確定する際に、他の設定項目中の候補マルチデータストリームビーム項目を考慮し、各設定項目の候補マルチデータストリームビーム項目同士の間が重なるようにしてもよい。
具体的には、図2に示す設定ビームパターンの場合に、設定項目Cについて一部のマルチデータストリームビーム項目(0,1,0,1)、(0,1,1,1)、(0,1,3,0)、(1,1,1,1)、(1,1,2,0)、(1,1,3,0)、(2,0,2,0)、(3,0,3,0)を選択し、したがって選択された8つのマルチデータストリームビーム項目を候補マルチデータストリームビーム項目とする。
なお、本発明の実施形態においては、マスタビームセットにおいて、第1設定項目の候補マルチデータストリームビーム項目の中で第1方向上のビームの数は第2方向上のビームの数と同じであってもよい。例えば、上述したように、所定の条件に従って16個のマルチデータストリームビーム項目の中から8つの候補マルチデータストリームビーム項目を選択した場合、8つの候補マルチデータストリームビーム項目の中で、水平方向上のビームの数は垂直方向上のビームの数と同じである。
候補マルチデータストリームビーム項目を確定した後に、設定項目生成部430は、さらに確定された候補マルチデータストリームビーム項目に基づき当該設定項目を生成する。
具体的には、各設定項目に対し候補マルチデータストリームビーム項目を確定した後に、当該設定項目についてのすべての候補マルチデータストリームビーム項目に基づき当該設定項目についての少なくとも1つのインデックスセットを生成する。
例えば、当該設定項目についての候補マルチデータストリームビーム項目を当該設定項目についてのインデックスセットとしてよい。ここで、当該設定項目についての各インデックスセットにおいて、第1データストリームの水平方向ビームの相対インデックス、第1データストリームの垂直方向ビームの相対インデックス、第2データストリームの水平方向ビームの相対インデックス、第2データストリームの垂直方向ビームの相対インデックスを含む。
なお、当該設定項目の候補マルチデータストリームビーム項目に基づき当該設定項目についてのインデックスセットを生成する際、分極方向ビームを表すインデックスnを追加してもよい。例えば、追加された分極方向ビームのインデックスの取り得る値が2個ある際に、図2に示す設定ビームパターンの設定項目Cについて、確定された8つの候補マルチデータストリームビーム項目(0,1,0,1)、(0,1,1,1)、(0,1,3,0)、(1,1,1,1)、(1,1,2,0)、(1,1,3,0)、(2,0,2,0)、(3,0,3,0)に基づき、当該設定項目Cについての16個のインデックスセット(x1=0,y1=1,x2=0,y2=1,n=0)、(0,1,0,1,1)、(0,1,1,1,0)、(0,1,1,1,1)、(0,1,3,0,0)、(0,1,3,0,1)、(1,1,1,1,0)、(1,1,1,1,1)、(1,1,2,0,0)、(1,1,2,0,1)、(1,1,3,0,0)、(1,1,3,0,1)、(2,0,2,0,0)、(2,0,2,0,1)、(3,0,3,0,0)、(3,0,3,0,1)を生成する。
本発明の実施形態においては、複数の設定項目に対応する設定ビームパターンは部分的に重なってもよい。
例えば、図2に示す設定ビームパターンにおいて、設定項目Cについて、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム(0,1)、(1,1)は設定項目Bに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと重なり、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム(2,0)、(3,0)は設定項目Dに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと重なる。また、設定項目A、B、Dについての独立のデータストリームビームパターンも他の設定項目の独立のデータストリームビームパターンと重なる。
さらに例えば、図3に示す設定ビームパターンにおいて、設定項目Cについて、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム(0,1)、(2,1)は設定項目Bに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと重なり、設定項目Cに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビーム(1,0)、(3,0)は設定項目Dに対応する独立のデータストリームビームパターンにて示されるビームと重なる。また、設定項目A、B、Dについての独立のデータストリームビームパターンも他の設定項目の独立のデータストリームビームパターンと重なる。
なお、各設定項目のインデックスセットを生成し後に、電子機器400はさらに各設定項目のインデックスセットを組み合わせて、各設定項目についてのインデックスセットを含み、マスタコードブックの符号語セットについてのインデックスセットを生成してもよい。
例えば、上記の例示においてマスタコードブックインデックスセットは設定項目A、設定項目B、設定項目C、設定項目Dについてのインデックスセットを含んでもよい。上述したように、各設定項目についてのインデックスセットを生成する際に、各設定項目の候補マルチデータストリームビーム項目同士の間が重なるようにする。そのため、マスタコードブックのインデックスセットの数は設定項目A、設定項目B、設定項目C、設定項目Dについてのインデックスセットの数の合計より小さい。例えば、設定項目A、設定項目B、設定項目C、設定項目Dについてのインデックスセットの数は順次に2個、16個、16個、16個であり、その合計は50個であり、ただし設定項目A、設定項目B、設定項目C、設定項目Dについてのインデックスセットを含むマスタコードブックのインデックスセットの数は32個である。
上記の説明において、電子機器400は2つのデータストリームにてデータ信号を伝送する場合を例にして説明したが、より多くのデータストリームにてデータ信号を伝送する場合に適用してもよい。また、設定項目の数は4個に限らず、他の数の設定項目を設けてもよい。なお各設定項目についての設定ビームパターンは図2及び図3に例示の設定ビームパターンに限らず、他の設定ビームパターンと確定してもよい。
なお、電子機器400はさらにコードブック生成部を備えてもよい。コードブック生成部は設定項目を介して設定され、マスタコードブックの中から当該設定項目に対応するコードブックサブセットを確定してもよい。
本発明の上記実施例はマルチデータストリームを用い無線通信を行う場合にマスタコードブックの設定項目を生成する電子機器を提供する。また、本発明の実施例に係る電子機器においては、より少ないビームを用いマスタコードブックの設定項目を形成し、よって移動局に必要な後続の動作を簡略化することができる。
当業者にとって分かるように、本発明の実施形態において説明した各手段及びステップの組みあわせは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア又は両者の組み合わせにて実施することができる。なお、ソフトウェアモジュールはいかなる形式のコンピュータ記憶媒体に格納されてもよい。例えば、電子機器400に含まれるパターン確定部410、ビーム合成部420、設定項目生成部430により実現される機能はプロセッサ(例えばCPU)を通じて実施することができる。
ハードウェアとソフトウェアとの互換性を明らかに説明するために、上記の説明においてはすでに機能に基づき各例示の構成及びステップを一般的に説明している。これらの機能をハードウェアで実現するか又はソフトウェアで実現するかは、技術的解決手段の特定な応用及び設計の制約条件による。当業者はさまざまな特定な応用に対し異なる方法を用い説明された機能を実施することができ、ただしこのような実施は本発明の請求の範囲を超えたとみなしてはいけない。
以上に本発明の各実施形態を詳細に説明した。しかしながら、当業者にとって理解すべきことは、本発明の原理及び思想を逸脱せずに、これらの実施形態に対しさまざまな修正、コンビネーション又はサブコンビネーションを行ってもよく、なおこのような修正は本発明の請求の範囲に収まるべきである。
本出願は、2015年10月18日出願の中国特許出願第201510673152.2号に基づく。この内容は、全てここに含めておく。

Claims (4)

  1. マスタコードブックの複数の設定項目の中から1つの設定項目に対応するコードブックサブセットを確定するコードブック生成部と、
    前記1つの設定項目の情報を送信する送信部と、を有し、
    前記複数の設定項目は、4つの設定項目を含み、
    第1の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)であるビームパターンに対応し、
    第2の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(0,1)、(1,1)であるビームパターンに対応し、
    第3の設定項目は、使用可能なビームが(0,1)、(1,1)、(2,0)、(3,0)であるビームパターンに対応し、
    第4の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(2,0)、(3,0)であるビームパターンに対応し、
    ここで、(x,y)に関して、xは第1方向上の相対インデックスを表し、yは第2方向上の相対インデックスを表すことを特徴とする基地局。
  2. 前記1つの設定項目に基づいてビームを合成するビーム合成部を有することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 1つの設定項目の情報を受信する受信部と、
    マスタコードブックの複数の設定項目の中から前記1つの設定項目に対応するコードブックサブセットを確定するコードブック生成部と、を有し、
    前記複数の設定項目は、4つの設定項目を含み、
    第1の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)であるビームパターンに対応し、
    第2の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(0,1)、(1,1)であるビームパターンに対応し、
    第3の設定項目は、使用可能なビームが(0,1)、(1,1)、(2,0)、(3,0)であるビームパターンに対応し、
    第4の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(2,0)、(3,0)であるビームパターンに対応し、
    ここで、(x,y)に関して、xは第1方向上の相対インデックスを表し、yは第2方向上の相対インデックスを表すことを特徴とする移動局。
  4. マスタコードブックの複数の設定項目の中から1つの設定項目に対応するコードブックサブセットを確定するステップと、
    前記1つの設定項目の情報を送信するステップと、を有し、
    前記複数の設定項目は、4つの設定項目を含み、
    第1の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)であるビームパターンに対応し、
    第2の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(0,1)、(1,1)であるビームパターンに対応し、
    第3の設定項目は、使用可能なビームが(0,1)、(1,1)、(2,0)、(3,0)であるビームパターンに対応し、
    第4の設定項目は、使用可能なビームが(0,0)、(1,0)、(2,0)、(3,0)であるビームパターンに対応し、
    ここで、(x,y)に関して、xは第1方向上の相対インデックスを表し、yは第2方向上の相対インデックスを表すことを特徴とする無線通信方法。
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