JP6429470B2 - 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、特に、撮影不許可領域を含む画像を表示するために用いて好適な画像表示装置、画像表示方法及びプログラムに関する。
商品や技術などの各種セミナーや発表会などにおいて、プロジェクタやディスプレイなどによって画像や文字などからなる情報を表示しながらプレゼンテーションを行うことが一般化している。このプレゼンテーションの内容を記録する一つの手段として、デジタルカメラやデジタルビデオカメラを使用して表示された情報を撮影することが考えられる。ところが、撮影された聴講者向けの開示情報がインターネットなどを通じて無制限に頒布される可能性や、表示画像の著作権を保護する観点から、このような撮影は問題となっている。
そこで、映画館などで投影される著作権の保護対象となる画像の撮影を防止する技術として、赤外光などの不可視光を画面側から撮影者側に照射する方法が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。この撮影防止方法では、赤外光を画面背面から照射したり、赤外光を画面に向けて照射して画面上で反射させたりして、デジタルカメラやデジタルビデオカメラに可視光と共に赤外光を入射させるようにしている。一般的なデジタルカメラやデジタルビデオカメラに搭載されている撮像素子は赤外光に対して感度を有しているため、撮影画像には赤い色でノイズが付加されるようになる。
また、特定の人や記録用機器(デジタルカメラなど)などに対して画像の撮影を許可し、それ以外に対して画像の撮影を防止する方法も提案されている(特許文献4参照)。この撮影防止方法では、前述の撮影防止方法と同様に不可視光をデジタルカメラやデジタルビデオカメラに可視光と共に入射させる。そして、特定の人や記録用機器などに特定のIDを定義し、このIDが認識された場合に不可視光の照射を停止することにより撮影画像に赤い色のノイズを付加しないようにして撮影を許可する。さらに許可された対象だけを撮影できるように撮像装置を制御する方法も提案されている(特許文献5参照)。
国際公開第2011/002059号 特開2009−282270号公報 特開2008−300441号公報 特開2004−364250号公報 特開2006−41841号公報
しかしながら、プレゼンテーションにおいては表示内容によって撮影の許可状況が異なるため、従来の不可視光を照射する方法では、撮影の許可状況の変更に応じて不可視光を照射する装置を操作する必要がある。そして、表示内容の切り替えと同時に不可視光を照射する装置を操作すると、表示内容を切り替えてから不可視光を照射するまでに生じた遅延によって、その分の表示内容が撮影することが可能になってしまう。また、撮像装置を制御する方法では、あらかじめ撮像装置に撮影不許可時に撮影を停止する制御手段を組み込んでおく必要があり、この手段を組み込んでいない撮像装置の持ち込みを防ぐ必要がある。
本発明は前述の問題点に鑑み、表示内容の切り替えに応じて撮影の不許可である表示内容が撮影可能となることを防止できるようにすることを目的としている。
本発明に係る画像表示装置は、画像表示装置であって、画像表示手段と、前記画像表示手段により表示される画像の撮影不許可情報を取得する取得手段と、前記画像表示手段に表示させる画像を第1画像から第2画像に切り替える場合において、前記取得手段により取得された前記第2画像の撮影不許可情報に応じた撮影不許可領域に対して、前記画像表示装置とは異なる不可視光照射装置から撮影防止のための不可視光が照射済みであるか否かを前記画像表示手段による前記第2画像の表示前に判定する判定手段と、前記判定手段により前記第2画像の撮影不許可領域に対して不可視光が照射済みであると判定された後に、前記画像表示手段により表示される画像を前記第1画像から第2画像に切り替える表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、表示内容の切り替えに応じて撮影の不許可である表示内容が撮影可能となることを防止することができる。
第1の実施形態に係るプロジェクタの内部構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像表示システムの設置例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像表示システムの他の設置例を示す図である。 第1の実施形態における画像を表示する処理手順の一例を示すフローチャートである。 画像内における撮影不許可領域を説明するための図である。 赤外光を照射する領域の変化を説明するための図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の内部構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る画像表示システムの設置例を示す図である。 第2の実施形態における画像を表示する処理手順の一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態に係る画像表示システムの設置例を示す図である。画像表示システムは、プロジェクタ1と赤外光照射部2とからなる。
プロジェクタ1は、外部から有線または無線を介して入力される画像をスクリーンや壁、ホワイトボードなどの画像表示面3に投影する。投影先のスクリーンや壁、ホワイトボードは赤外光を反射するものを選択する。赤外光照射部2は、赤外LEDや赤外レーザなどで構成され、撮像素子が感度を示し不可視光である赤外光を画像表示面3の少なくとも一部に照射する。
画像表示面3は投影された画像を表示するとともに、赤外光を反射するスクリーンである。可視光と赤外光とを表面で反射するものであれば、壁やホワイトボードなどで代用することも可能である。赤外光検知部6は、赤外領域に感度を有するCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの赤外センサーで構成され、画像表示面3で反射される赤外光を検知して、赤外光検知結果をプロジェクタ1に出力する。赤外光検知結果は、画像表示面上の赤外光が照射されている領域と照射されていない領域とを区別して示す。
また、画像表示面3の裏側から表面に向けて赤外光が透過する場合は、図3に示すように、赤外光照射部2を画像表示面3の裏側に設置し、赤外光を画像表示面3の少なくとも一部に照射するようにしてもよい。
次に、画像表示システムの内部構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1の内部構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、プロジェクタ1は、データ入力部101、情報抽出部102、メモリ103、投影部104、及び制御部105を備えている。
データ入力部101は、パーソナルコンピュータ(PC)やビデオ機器などの外部機器から画像を含むデータをプロジェクタ1に入力するインタフェースである。本実施形態では、HDMI(登録商標)規格に準拠したインタフェースを用いている。情報抽出部102は、当該画像の撮影の許可または不許可を示すセキュリティ情報を生成する。
メモリ103は、RAMなどで構成され、投影するための画像を保持する。投影部104は、画像を形成する液晶及びその駆動ドライバ、投影レンズ及びその駆動系、光源で構成される。制御部105は、例えばプロセッサであり、赤外光検知部6から入力された赤外光検知結果と情報抽出部102によって生成されたセキュリティ情報とに応じて、メモリ103、投影部104、及び赤外光照射部2を制御する。
以下、画像表示システムの各部の詳細な動作について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係る画像表示システムにより画像を表示する処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、プロジェクタ1の電源が投入されて投影準備が整った後に、最初にPCやビデオ機器から次に表示するデータとして図5(A)に示す画像Aを含むデータが入力された時の動作について説明する。なお、図5(A)に示す画像Aには、撮影を不許可とする領域501、502が含まれているものとする。
データ入力部101は、外部機器などから画像を含むデータを受け取るまで待機する(ステップS401)。画像は静止画でもよく、一定周期(例えば60Hz)で更新される動画であってもよい。そして、受け取ったデータを順次、情報抽出部102へ出力する。
情報抽出部102は、次に投影する予定の画像(以下、次画像)を含むデータから撮影の許可または不許可を示すセキュリティ情報を生成する(ステップS402)。例えば、図5(A)に示す画像Aの場合は、次画像である画像A内の撮影の許可または不許可を示すセキュリティ情報を生成する。以下、セキュリティ情報によって撮影を不許可とされた画像内の領域を、撮影不許可領域と呼ぶ。ここで、セキュリティ情報の生成方法について説明する。
次画像上で撮影の不許可を示す画像パターンを探索してセキュリティ情報を取得する方法を用いる場合は、所定の文字や絵、形状などを、撮影の不許可を示す画像パターンとして探索用辞書に予め登録しておく。このとき、画像パターンは、人間の目で判別できない電子透かしでもよい。また、撮影の許可または不許可を示すメタデータからセキュリティ情報を生成する場合は、データ入力部101が受け取る画像を含むデータに、撮影の許可または不許可を示すメタデータがあらかじめ付加されているものとする。メタデータの付加方法の一例として、画像データの前後に付加したり、画像に電子透かしとして埋め込んだりする方法がある。
また、セキュリティ情報は、画像ごとに生成されて各画像と関連付けられるものとする。さらに、セキュリティ情報は、例えば人の顔などの特定の形状の存在する領域や、座標で指定された領域の撮影を不許可とするように、画像を領域に区切って領域単位に定義するものである。なお、領域単位に定義せずに画像全体に対して撮影の許可または不許可を定義するものであってもよい。
制御部105は、そのセキュリティ情報と対応付けされている画像を投影部104から投影する前に、現在の投影画像である現画像のセキュリティ情報との比較を行う(ステップS403)。なお、対象となる画像が先頭の投影画像である場合は、比較対象となるセキュリティ情報が存在しないため、比較結果は同一でないものとみなす。
ステップS403の比較の結果、セキュリティ情報が同一でない場合は、制御部105は、第一赤外光照射命令を赤外光照射部2へ出力する(ステップS405)。第一赤外光照射命令は、現画像内の撮影不許可領域と次画像内の撮影不許可領域との全体に対して赤外光照射部2に赤外光を照射させる命令である。なお、次画像内に撮影不許可領域が存在しない場合は、現画像での撮影不許可領域と変わらないため、第一赤外光照射命令の出力を省略してもよい。図5(A)に示す画像Aが先頭の投影画像である場合は現画像が存在しないため、図5(A)に示す画像A内の撮影不許可領域501、502に対して赤外光照射部2が赤外光を照射する命令を出力する。図6(A)は、この第一赤外光照射命令により赤外光が照射された後の画像表示面3の表示状態を示しており、画像表示面3には赤外光照射領域601、602が形成されている。また、画像Aの前に投影する画像が存在しないため、図6(A)に示す画像表示面3には画像が存在しない。
制御部105は、第一赤外光照射命令を出力した後、赤外光検知部6の赤外光検知結果が第一赤外光照射命令に応じた照射を示すまで待機する(ステップS406)。すなわち、制御部105は、ステップS406において、セキュリティ情報に対応する撮影不許可領域の撮影に影響を与える不可視光(赤外光)の照射が行われているか否かを判別する。
赤外光検知部6が赤外光照射領域に赤外光を検知した時は、制御部105は、メモリ103から次画像を読み出して投影するように投影部104を制御する(ステップS407)。すなわち、制御部105は、赤外光の照射が行われていると判別されたあとに、次画像を表示させる。図6(B)には、画像Aが投影された後の画像表示面3の表示状態を示す。図6(B)に示すように、赤外光照射領域601は画像Aの撮影不許可領域501と重なり、赤外光照射領域602は画像Aの撮影不許可領域502と重なっている。
次に、制御部105は、第二赤外光照射命令を赤外光照射部2へ出力する(ステップS408)。ここで第二赤外光照射命令とは、赤外光照射部2により更新後の投影画像内の撮影不許可領域に赤外光を照射させ続ける命令である。現在表示されている投影画像が最初の投影画像出る場合には、この第二赤外光照射命令による赤外光照射後の画像表示面3の表示状態は図6(B)と同じである。なお、更新後の投影画像内に撮影不許可領域が存在しない場合は、赤外光の照射を停止する命令となる。画像Aの場合は先頭の投影画像であり、第二赤外光照射命令と第一赤外光照射命令とでは、同じ領域へ赤外光の照射を指示する命令となることから、このような場合は第二赤外光照射命令の出力を省略してもよい。
第二赤外光照射命令の出力後に、制御部105は、次に表示すべき画像のデータが存在するかどうか判断する(ステップS409)。この判断の結果、次に表示すべき画像のデータが存在する場合はステップS401に戻り、次に表示すべき画像のデータが存在しない場合はステップS410に進む。
次に、次のデータとして、同一の画像が入力された時の動作について説明する。ステップS403の比較の結果、セキュリティ情報が同一である場合は、制御部105は、メモリ103から次画像を読み出して投影するように投影部104を制御する(ステップS404)。同一の画像が入力された場合は、照射領域が前画像と同じであることから、赤外光照射命令を別途出力しないものとするが、照射領域の変化の有無に関係なく、画像毎に赤外光照射命令を出力するようにしてもよい。
次に、画像Aの次データとして図5(B)に示す画像Bのデータが入力された時の動作について説明する。図5(B)に示す画像Bには、撮影不許可領域503、504が含まれているものとする。図5に示すように画像Aと画像Bとではセキュリティ情報が同一でないため、ステップS405で制御部105は第一赤外光照射命令を赤外光照射部2へ出力する。第一赤外光照射命令を受けると赤外光照射部2は、現画像内の撮影不許可領域と次画像内の撮影不許可領域との全体に対して赤外光を照射する。
ここで、画像Bが先頭の画像であると仮定した場合、第一赤外光照射命令により赤外光が照射された後の画像表示面3の表示状態は、図6(C)に示すような画面となる。図6(C)において、赤外光照射領域603は画像Bの撮影不許可領域503と重なり、赤外光照射領域604は画像Bの撮影不許可領域504と重なる。しかしながら、現画像として画像Aが投影されており、画像A内の撮影不許可領域に対して赤外光の照射を継続する必要がある。このことから、第一赤外光照射命令は、画像A及び画像Bの両方に対応する赤外光照射領域を照射する命令となる。
図6(D)は、この第一赤外光照射命令により赤外光が照射された後の画像表示面3の表示状態を示している。図6(D)において、赤外光照射領域605は、赤外光照射領域601、603を合体させた領域である。さらに、図6(B)に示す赤外光照射領域602、及び図6(C)に示した赤外光照射領域604も含まれる。ステップS405の処理が実行される前の図6(B)に示す表示状態と比べて、投影画像は画像Aのままであるが、赤外光照射領域が変化する。
ステップS405では、制御部105は、赤外光照射領域602、604、605に赤外光を検知しているかどうか確認する。そして、検知するまで本ステップを繰り返す。
続いて、ステップS107では、制御部105は、メモリ103から次画像である画像Bを読み出して投影するように投影部104を制御する。図6(E)には、画像Bを投影した後の画像表示面3の表示状態を示す。図6(E)に示すように、赤外光照射領域605は画像Bの撮影不許可領域503と重なり、赤外光照射領域604は画像Bの撮影不許可領域504と重なる。図6(D)に示す表示状態と比べて、赤外光照射領域は変わらないが、投影画像は画像Bに更新されている。
続いてステップS408では、制御部105は、第二赤外光照射命令を赤外光照射部2へ出力する。前述したように第二赤外光照射命令は、更新後の投影画像内の撮影不許可領域に対して赤外光照射部2に赤外光照射させる命令である。図6(F)に、この第二赤外光照射命令により赤外光が照射された後の画像表示面3の表示状態を示す。図6(F)に示すように、赤外光照射領域603は画像Bの撮影不許可領域503と重なり、赤外光照射領域604は画像Bの撮影不許可領域504と重なる。図6(E)に示す表示状態と比べて、赤外光照射領域が変化する。なお、更新後の投影画像内に撮影不許可領域が存在しない場合は、第二赤外光照射命令は赤外光の照射を停止する命令となる。
次に、次データが存在しない時の動作について説明する。
ステップS109の判断の結果、次に表示すべき画像のデータが存在しない場合は、制御部105は、投影部104の投影動作を停止させる(ステップS410)。そして、制御部105は、赤外光照射部2に赤外光照射停止命令を出力し、赤外光の照射を停止させる(ステップS411)。赤外光照射停止命令は、赤外光照射領域が存在しない場合に出力される第一赤外光照射命令及び第二赤外光照射命令と同じ動作内容の命令である。
また、図4のステップS406では、制御部105は、赤外光検知部6の赤外光検知結果が第一赤外光照射命令に応じた照射を示すまで待機するが、待機時間の上限を設けてもよい。この場合、所定時間が経過するまでに、第一赤外光照射命令に応じた照射を示さない場合は、ステップS410へジャンプして、投影部104の投影動作を停止させる割り込み処理を行ってもよい。
以上のように本実施形態によれば、第一赤外光照射命令及び第二赤外光照射命令を指示し、撮影不許可領域に赤外光が照射されない状態を回避するようにした。これにより、表示内容の切り替えに応じて撮影の不許可である表示内容が撮影可能となることを防止することができる。
なお、本実施形態では、プロジェクタ1の投影部104が画像表示面3に投影するものとして説明したが、画像表示面3をディスプレイの画面として、プロジェクタ1が情報処理装置として画面上に表示する場合に適用してもよい。また、その他の可視画像として表示可能な装置に適用してもよい。また、本実施形態では、赤外光照射部2が画像表示面3の前面または裏面から赤外光を照射するものとして説明したが、撮像装置に対して入射するのであれば、赤外光照射部が側面やその他の方向から照射してもよい。
さらに本実施形態では、PCやビデオ機器と、画像表示システムを接続するインタフェースとしてHDMIを用いるものとして説明したが、特定のインタフェースに限定するものではなく、他の有線やワイヤレス通信を用いてもよい。また、本実施形態では、撮影の許可または不許可を示すメタデータを付与する場合は、画像と共に同一のインタフェースでプロジェクタ1に入力されるものとして説明したが、メタデータと画像とで異なるインタフェースを用いて入力されるように構成してもよい。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図8は、本実施形態に係る画像表示システムの設置例を示す図である。画像表示システムは、情報処理装置4とディスプレイ5と、赤外光照射部2とからなる。
情報処理装置4は、例えばPCであり、プログラムで規定された処理を実行する。プログラムに画像を生成する処理が規定されている場合には、情報処理装置4は、画像も生成する。
ディスプレイ5は、情報処理装置4等から有線または無線を介して入力される画像を画像表示面3に表示する。画像表示面3は、液晶パネルなどで構成され、可視光の画像を表示する。また、画像表示面3は、表面に赤外光を反射する性質のものを使用してもよく、可視光を透過し、かつ赤外光を反射するフィルタを画像表示面3の前面に設置するようにしてもよい。赤外光照射部2及び赤外光検知部6については、図2と同様であるため、説明は省略する。
図7は、本実施形態に係る情報処理装置4の内部構成例を示すブロック図である。
図7に示すように、情報処理装置4は、データ記憶部701、データ出力部702、メモリ703、及び制御部705を備えている。
データ記憶部701は、ハードディスクまたはメモリなどで構成され、制御部705が実行するプログラムや画像ファイル、文書ファイルなどが格納されている。データ出力部702は、画像を含むデータを情報処理装置4からディスプレイ5へ出力するためのインタフェースである。本実施形態では、HDMI規格に準拠したインタフェースを用いる。メモリ703は、RAMなどで構成され、ディスプレイ5へ出力する画像を保持する。
制御部705は、データ記憶部701から画像ファイルを読み出してディスプレイ5へ出力する制御を行うとともに、当該画像の撮影の許可または不許可を示すセキュリティ情報を生成する。更に赤外光検知結果とセキュリティ情報とに応じてメモリ703、データ出力部702、及び赤外光照射部2を制御する。
図9は、本実施例に係る画像表示システムにより画像を表示する処理手順の一例を示すフローチャートである。以下、第1の実施形態と同様に図5及び図6を参照しながら説明し、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
制御部705は、不図示の操作部などから画像を出力する指示を受けるまで待機する(ステップS901)。そして、画像を出力する指示を受けると、制御部705は、出力画像を更新する必要があるか否かを判断する(ステップS902)。例えば、何も表示されていない状態で新たに次画像として画像Aを出力する場合には、現画像が存在しないことから出力画像を更新する必要があると判断する。
ステップS902の判断の結果、出力画像を更新する必要がない場合は、後述するステップS208に進む。一方、出力画像の更新が必要である場合は、制御部705は、次画像を生成するとともに、前述した自画像のセキュリティ情報を生成する(ステップS903)。セキュリティ情報については第1の実施形態と同様であるが、メタデータの付加方法の一例として、画像ファイルにバイナリーデータとして付加したり、画像に電子透かしとして埋め込んだりする方法がある。
次に、ステップS904〜S907までの処理は、それぞれ図4のステップS405〜S408までの処理と同様である。また、何も表示されていない状態で新たに次画像として画像Aを出力する場合の動作も第1の実施形態と同様である。
そして、ステップS907で第二赤外光照射命令が出力されると、制御部705は、画像出力処理が終了であるか否かを判断する(ステップS908)。この判断の結果、画像出力処理が終了でない場合は、ステップS902に戻り、画像出力処理が終了である場合は、ステップS909に進む。ここで、画像Aを継続して出力する場合には、ステップS902の戻り、さらに制御部705は出力画像を更新する必要がないと判断するため、ステップS902からステップS908へ進み、処理を繰り返すことになる。
一方、画像Aの次画像として画像Bをディスプレイ5へ出力する場合には、ステップS902の戻り、制御部705は出力画像を更新する必要があると判断するため、ステップS902からステップS903に進む。以下の手順については第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。また、次に表示すべき画像データが存在しない場合は、ステップS908からステップS909に進み、制御部705は、データ出力部702の出力動作を停止させる(ステップS209)。そして、制御部705は、赤外光照射部2に赤外光照射停止命令を出力し、赤外光の照射を停止させる(ステップS910)。以上のように本実施形態によれば、表示内容の切り替えに応じて、撮影の不許可である表示内容が撮影可能となることを防止することができる。
なお、本実施形態では、情報処理装置4のデータ出力部702が出力したデータをディスプレイ5の画像表示面3に表示するものとして説明した。一方、ディスプレイ5をプロジェクタとし、画像表示面3をプロジェクタの投影領域として表示する場合に適用してもよい。また、その他の可視画像として表示可能な装置に適用してもよい。
また、本実施形態では、赤外光照射部2が画像表示面3の前面から赤外光を照射するものとして説明したが、撮像装置に対して入射するのであれば、赤外光照射部が側面やその他の方向から照射してもよい。また、ディスプレイ5にフロントライトまたはバックライトが備わっている場合は、これらによって可視光とともに赤外光を照射してもよい。
(その他の実施形態)
前述した各実施形態では、赤外光照射部2が赤外光を照射するものとして説明したが、赤外光と可視光との両方を出力する光源を用いて、可視光カットフィルタを通して照射してもよい。また、前述した各実施形態では、赤外光照射部2と赤外光検知部6とがそれぞれ別筐体であるものとして説明したが、赤外光照射部2と赤外光検知部6とを同一筐体としたり、全てを同一筐体としたりしてもよい。
前述した各実施形態では、不可視光として赤外光を用いて説明したが、紫外光など他の不可視光を用いてもよい。また、各実施形態では、セキュリティ情報を画像の撮影の許可または不許可を示す情報として説明した。一方、セキュリティ情報として画像の表示の許可または不許可も合わせて示し、画像の表示が不許可である場合は、画像の表示とそれに対する赤外光の照射との両方を行わないようにしてもよい。
また、前述した各実施形態では、撮影不許可領域と赤外光照射領域とを同一の領域として説明したが、撮影不許可領域より赤外光照射領域の方が大きい領域であってもよい。さらに、各実施形態では、赤外光検知結果は画像表示面3上の赤外光が照射されている領域と照射されていない領域とを区別して示すものとして説明した。一方、画像全体に対して撮影の許可または不許可を定義した場合は、画像表示面3全体への照射の有無を示すものでよい。
また、前述した各実施形態では、赤外光の検知結果は画像表示面3上の赤外光が照射されている領域と照射されていない領域とを区別して示すものとして説明した。一方、赤外光の強度を検知して、それが予め定めた閾値以上の領域を赤外光が照射されている領域として示してもよい。また、赤外光照射部2を制御する機能は、プロジェクタ1とは別の装置が有していてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
102 情報抽出部
104 投影部
105 制御部

Claims (10)

  1. 画像表示装置であって、
    画像表示手段と、
    前記画像表示手段により表示される画像の撮影不許可情報を取得する取得手段と、
    前記画像表示手段に表示させる画像を第1画像から第2画像に切り替える場合において、前記取得手段により取得された前記第2画像の撮影不許可情報に応じた撮影不許可領域に対して、前記画像表示装置とは異なる不可視光照射装置から撮影防止のための不可視光が照射済みであるか否かを前記画像表示手段による前記第2画像の表示前に判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第2画像の撮影不許可領域に対して不可視光が照射済みであると判定された後に、前記画像表示手段により表示される画像を前記第1画像から第2画像に切り替える表示制御手段とを有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記判定手段により前記撮影不許可領域に対して不可視光が照射済みであると判定された後に、前記画像表示手段へ前記第2画像に係る画像データを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記撮影不許可情報に基づいて特定される前記第2画像の撮影不許可領域に不可視光を照射させるための不可視光照射命令を前記不可視光照射装置へ出力する出力手段と、
    前記出力手段による前記不可視光照射装置への不可視光照射命令の出力後に前記第2画像の撮影不許可領域から不可視光を検出する検出手段とを有し、
    前記判定手段は、前記検出手段により前記第2画像の撮影不許可領域から不可視光が検出された場合に、前記撮影不許可情報に応じた撮影不許可領域に対して不可視光が照射済みであると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 記出力手段は、前記画像表示手段により表示される画像が前記第1画像から前記第2画像へ切り替えられた後に、前記第1画像の撮影不許可情報に基づく不可視光の照射を停止させるための停止命令を前記不可視光照射装置へ出力することを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  5. 前記撮影不許可情報は所定の画像パターンにより表現されることを特徴とする請求項1乃至のうち、何れか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記撮影不許可情報は、前記画像表示手段が表示する画像のメタデータにより表現されることを特徴とする請求項1乃至のうち、何れか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記撮影不許可情報は、前記画像表示手段により表示される画像の領域ごとに、撮影の許可又は不許可が示される情報であることを特徴とする請求項1乃至のうち、何れか1項に記載の画像表示装置。
  8. 記第1画像と前記第2画像に係る撮影不許可情報が同一であるか否かを判別する判別手段を有し、
    前記判定手段は、
    前記第1画像と前記第2画像に係る撮影不許可情報が同一でないと前記判別手段により判別された場合は、前記画像表示手段による前記第2画像の表示前に、前記第2画像の撮影不許可情報に応じた撮影不許可領域に対して不可視光が照射済みであるか否かを判定し、
    前記第1画像と前記第2画像に係る撮影不許可情報が同一であると前記判別手段により判別された場合は、前記画像表示手段による前記第2画像の表示前に、前記第2画像の撮影不許可情報に応じた撮影不許可領域に対して不可視光が照射済みであるか否かを判定しないことを特徴とする請求項1乃至のうち、何れか1項に記載の画像表示装置。
  9. 画像表示装置が実行する画像表示方法であって、
    前記画像表示装置が有する画像表示手段により表示される画像の撮影不許可情報を取得する取得工程と、
    前記画像表示手段に表示させる画像を第1画像から第2画像に切り替える場合において、前記取得された前記第2画像の撮影不許可情報に応じた撮影不許可領域に対して、前記画像表示装置とは異なる不可視光照射装置から撮影防止のための不可視光が照射済みであるか否かを前記画像表示手段による前記第2画像の表示前に判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記第2画像の撮影不許可領域に対して不可視光が照射済みであると判定された後に、前記画像表示手段により表示される画像を前記第1画像から前記第2画像に切り替える表示制御工程とを有することを特徴とする画像表示方法。
  10. コンピュータに、請求項に記載の画像表示方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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