JP6427083B2 - リソース割当管理装置、および、サービスチェイニングシステム - Google Patents
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Description
したがって、サービスチェイニングのネットワーク機能が適用されるフローに対して、サービスチェイニングの実現モデルを動的に最適化することができる。
図1に示す本実施形態のサービスチェイニングシステムは、リソース割当管理サーバ1(リソース割当管理装置)と、NW機能管理サーバ2と、SFFコントローラ3(コントローラ。SFF:Small Form Factor。)と、転送装置4(SFF)と、スイッチ5と、サーバ6−1a,6−1b,6−1c,6−2とを備える。説明の便宜上、サーバ6−1a,6−1b,6−1c,6−2を、サーバ6と称する場合がある。
図1中の、オペレータ端末7は、通信キャリアのオペレータが使用する汎用な端末であり、リソース割当管理サーバ1に通信可能に接続している。
サーバ6−2は、第2のモデルを実現するサーバであり、NW機能A、NW機能B、NW機能Cという3つのNW機能を実装する。サーバ6−2は、自身を経由するフローを、NW機能A、NW機能B、NW機能Cの順番で処理する。図1には図示を省略しているが、第2のモデルを実現するサーバには、サーバ6−2とは異なる順番でフローを処理する3つのNW機能を備えるサーバや、NW機能A、NW機能B、NW機能Cのうち2つを備えるサーバもある。
転送装置4は、サーバ6にパケットを転送する。転送装置4は、当該パケットのフローの流量を計測する流量計測部41を備える。流量計測部41は、リソース割当管理サーバ1に、計測したフローの流量、および、当該フローを処理するNW機能の組み合わせを通知することができる。フローを処理するNW機能の組み合わせは、例えば、転送装置4が当該フローを解析することで特定することができる。
スイッチ5は、転送装置4とサーバ6との間でパケットを交換する。
一方、フロー(1)には、当初は、第1のモデルが適用され、フロー(1)は、サーバ6−1aに実装されるNW機能Aによる処理、サーバ6−1bに実装されるNW機能Bによる処理、サーバ6−1cに実装されるNW機能Cによる処理を経て、転送装置4から出力されていた(破線表示)。しかし、所定の条件(後記)を満たした場合、SFFコントローラ3によるフロー経路変更指示を受けて、転送装置4は、フロー(1)に第2のモデルを適用し、フロー(1)は、サーバ6−2に実装されるNW機能A、NW機能B、NW機能Cによる処理を経て、転送装置4から出力されるようになる(実線表示)。
図2に示すように、リソース割当管理サーバ1は、処理部11、通信部12、および、記憶部13を備える。
通信部12は、通信回線を介して情報を送受信する通信インターフェースによって構成され、内部バスなどを介して処理部11に接続されている。
図3に示すように、本実施形態におけるフローの経路変更処理は、以下の手順で実行される。なお、リソース割当管理サーバ1は、例えば、初期状態では、サーバ6を経由するフローのすべてに第1のモデルを適用しているとする。この処理は、ステップS1から開始する。
例えば、スコア算出部103は、各フローについて、使用中NIC帯域(Gbps)×NIC帯域(優先度)、使用中スイッチ帯域(Gbps)×スイッチ帯域(優先度)、使用中サーバリソース量×サーバリソース(優先度)をスコアとして算出する。使用中NIC帯域(Gbps)がNIC帯域(最大値)を超える場合には、MAX値(例:9999999)をスコアとする。使用中スイッチ帯域(Gbps)がスイッチ帯域(最大値)を超える場合には、MAX値をスコアとする。使用中サーバリソース量がサーバリソース(最大値)を超える場合には、MAX値をスコアとする。
図3に示す手順により、リソースの種類ごとに算出したスコアの合計が最小になるようにフローの経路を変更し、サービスチェイニングの実現モデルを動的に最適化することができる。
次に、本実施形態のリソース割当管理サーバ1が、オペレータ端末7のオペレータの希望を踏まえ、転送装置4に入力されるフローに対して、サービスチェイニングの最適な実現モデルを見つけることについて、具体例1〜3を採り上げて説明する。
図4に具体例1の内容を示す。具体例1は、NIC帯域、スイッチ帯域、サーバリソースの3種類すべてのリソースについて、スコアをバランス良く最小化したい場合における、サービスチェイニングの実現モデルの最適化に関する例である。図4(a)に示すように、説明の便宜上、本実施例で採り上げるNW機能は、A,B,Cの3種類とし、転送装置4に入力されるフローは、フロー(1)〜(6)の6つとする。各フロー(1)〜(6)に対して、当該フローを処理するNW機能組み合わせ、および、当該フローの流量が決められている(フロー情報取得部101が取得可能)。例えば、フロー(1)は、NW機能A、NW機能B、NW機能Cがこの順番で処理することになるフローであり、流量が10Gbpsとなる。サーバ6に関しては、NW機能A,B,Cのうち1つだけを実装するサーバ(第1のモデル)、および、NW機能A,B,Cのすべてを、処理順番が異なるように実装するサーバ(第2のモデル)が存在する。
図5に具体例2の内容を示す。具体例2は、NIC帯域、スイッチ帯域、サーバリソースの3種類すべてのリソースについて、使用中サーバリソース量を優先的に最小化したい場合における、サービスチェイニングの実現モデルの最適化に関する例である。図5(a)は、図4(a)と比較して、サーバリソース(優先度)が10から10,000に引き上げられている点が異なり、その他は同じである。
図5(b)には、各フロー経路パターンについて、リソースの種類(NIC帯域、スイッチ帯域、サーバリソース)ごとの使用中リソース量、および、リソースの種類ごとに算出したスコアの合計(合計スコア)の一覧表が示されている。スコアの算出方法は、具体例1と同じである。図5(b)によれば、経路決定部104は、最小の合計スコア(30,084)をとる「フロー(1)〜(6)・・・第1のモデル」のフロー経路パターンを採用する。このフロー経路パターンに対する合計スコアが最小になるのは、大きな優先度が設定されたサーバリソースに関して、フロー(1)〜(6)を処理するNW機能の数(つまり3)が、すべてのフロー経路パターンのなかで最も少ないからである。
図6に具体例3の内容を示す。具体例3は、NIC帯域、スイッチ帯域、サーバリソースの3種類すべてのリソースについて、使用中サーバリソース量を優先的に最小化しつつ、使用中NIC帯域を抑えたい(例えば、最大10Gbps(上り下りで計20Gbps)に抑えたい)場合における、サービスチェイニングの実現モデルの最適化に関する例である。図6(a)は、図4(a)と比較して、サーバリソース(優先度)が10から10,000に引き上げられている点、および、NIC帯域(最大値)が80Gbpsから20Gbpsに引き下げられている点が異なり、その他は同じである。
図6(b)には、各フロー経路パターンについて、リソースの種類(NIC帯域、スイッチ帯域、サーバリソース)ごとの使用中リソース量、および、リソースの種類ごとに算出したスコアの合計(合計スコア)の一覧表が示されている。スコアの算出方法は、具体例1,2と同じである。
本実施形態によれば、スコア算出部103が算出するスコアに基づいて、サーバを経由するフローごとに、サービスの提供の高速化を重視してフローの経路を決定するのがよいか(第2のモデルを優先適用)、サーバリソースの有効利用を重視してフローの経路を決定するのがよいか(第1のモデルを優先適用)、動的に判定することができる。
したがって、サービスチェイニングのネットワーク機能が適用されるフローに対して、サービスチェイニングの実現モデルを動的に最適化することができる。
NW機能には、その仕様によって、フローへの適用順序が決められているもの(図4(a),図5(a),図6(a)参照)と、決められていないものがある。どちらのNW機能であっても本発明によるフローの経路決定を行うことができる。
本実施形態で説明したソフトウェアをハードウェアとして実現することもでき、ハードウェアをソフトウェアとして実現することもできる。
その他、ハードウェア、ソフトウェア、フローチャートなどについて、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
2 NW機能管理サーバ
3 SFFコントローラ
4 転送装置
5 スイッチ
6,6−1a,6−1b,6−1c,6−2 サーバ
7 オペレータ端末
11 処理部
12 通信部
13 記憶部
41 流量計測部
101 フロー情報取得部
102 設定値設定部
103 スコア算出部
104 経路決定部
Claims (3)
- 1または複数のサーバに実装される1または複数のネットワーク機能の各々に割り当てる複数種類のリソースを管理するリソース割当管理装置であって、
前記サーバを経由するフローごとに、当該フローの流量、および、当該フローを処理する前記ネットワーク機能の組み合わせを、フロー情報として取得するフロー情報取得部と、
前記リソースの種類ごとに、所定の設定値を設定する設定値設定部と、
前記取得したフロー情報、および、前記設定した設定値を用いて、前記リソースの種類ごとのリソース使用量に関するスコアを算出するスコア算出部と、
前記リソースの種類ごとに算出したスコアの合計を最小にする、前記フローの各々の経路を決定する経路決定部と、を備える、
ことを特徴とするリソース割当管理装置。 - 前記設定値設定部が設定する設定値は、
前記リソースの種類ごとの、前記リソース使用量に関する最大値、および、他の種類のリソースとの間の重みづけとなる優先度、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のリソース割当管理装置。 - 1または複数のネットワーク機能を実装する1または複数のサーバと、
前記サーバにパケットを転送し、当該パケットのフローの流量を計測する転送装置と、
前記パケットを交換するスイッチと、
前記ネットワーク機能を管理するネットワーク機能管理サーバと、
前記転送装置に前記フローの各々の経路を通知するコントローラと、
1または複数の前記ネットワーク機能の各々に割り当てる複数種類のリソースを管理するリソース割当管理装置と、を備えるサービスチェイニングシステムであって、
前記リソース割当管理装置は、
前記サーバを経由するフローごとに、当該フローの流量、および、当該フローを処理する前記ネットワーク機能の組み合わせを、フロー情報として前記転送装置から取得するフロー情報取得部と、
前記リソースの種類ごとに、所定の設定値を設定する設定値設定部と、
前記取得したフロー情報、および、前記設定した設定値を用いて、前記リソースの種類ごとのリソース使用量に関するスコアを算出するスコア算出部と、
前記リソースの種類ごとに算出したスコアの合計を最小にする、前記フローの各々の経路を決定する経路決定部と、を備え、
前記決定した前記フローの各々の経路への変更を前記コントローラに指示し、
前記決定した前記フローの各々が経由する前記サーバが実装する前記ネットワーク機能を起動するように前記ネットワーク機能管理サーバに指示する、
ことを特徴とするサービスチェイニングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015205408A JP6427083B2 (ja) | 2015-10-19 | 2015-10-19 | リソース割当管理装置、および、サービスチェイニングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015205408A JP6427083B2 (ja) | 2015-10-19 | 2015-10-19 | リソース割当管理装置、および、サービスチェイニングシステム |
Publications (2)
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JP2017079352A JP2017079352A (ja) | 2017-04-27 |
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ID=58667138
Family Applications (1)
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JP2015205408A Active JP6427083B2 (ja) | 2015-10-19 | 2015-10-19 | リソース割当管理装置、および、サービスチェイニングシステム |
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ES2743547T3 (es) * | 2014-02-06 | 2020-02-19 | Nec Corp | Sistema de red, método de control de red y dispositivo de control |
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2015
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