JP6424583B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機やパチスロ機等の遊技機に関する。
上記のような遊技機は、遊技機の作動を統括的に制御するメイン制御基板と、メイン制御基板からの指令信号に基づいて遊技演出の制御を行うサブ制御基板(演出制御基板)とを有して構成されている。このような遊技機では、サブ制御基板と遊技機の各所に設けられた複数の遊技構成装置(各種入賞具、演出作動装置、電飾装置、スピーカ装置等)とをそれぞれケーブルハーネス(以下、単にケーブルと称する)を用いて接続し、サブ制御基板は、それぞれの遊技構成装置に対してそれぞれの演出指令信号をそれぞれのケーブルを介して送信するパラレル通信によって制御を行うように構成されている。ところが、このようなパラレル通信によって制御を行う構成では、サブ制御基板と複数の遊技構成装置とをそれぞれのケーブルを用いて接続しているため、配線数が多くなり配線の取り回しも難しくなっていた。そこで、サブ制御基板と複数の遊技構成装置とを一つのケーブルを用いて接続してシリアル通信によって遊技演出制御を行う遊技機(例えば、特許文献1および2を参照)が近年開発されている。
特開2012‐139538号公報 特開2014‐124394号公報
上記のように遊技機の各所には複数の遊技構成装置(演出作動装置、電飾装置等)が設けられているが、そのうちのいずれかの遊技構成装置が作動しない場合(例えば、演出作動装置であればモータやソレノイドが作動しない場合)に、その原因が遊技構成装置そのものの不具合であるのか、それともサブ制御基板(演出制御基板)および複数の遊技構成装置を電気接続した通信経路(ケーブルやコネクタ)の不具合であるのかをすぐに判断することが困難であった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、シリアル通信によって遊技演出制御を行う遊技機において、遊技構成装置が作動しない場合の原因箇所をすぐに判断することができる遊技機を提供することを目的とする。
このような目的達成のために、本発明に係る遊技機は、作動制御信号を受けて作動する遊技構成装置(例えば、実施形態における演出ボタンユニット250等)と、前記遊技構成装置の作動を制御する作動制御信号をシリアルデータ形式で送信する遊技制御手段(例えば、実施形態における枠演出接続基板32)と、前記遊技制御手段からの前記シリアルデータ形式の作動制御信号を受けるとこれをパラレルデータ形式に変換し、変換した前記パラレルデータ形式の作動制御信号を前記遊技構成装置に出力して作動させる作動制御手段(例えば、実施形態における演出ボタン接続基板251のドライバコントローラIC9,IC10等)とを備える。そして、前記作動制御手段は、前記遊技構成装置に出力している作動制御信号を前記遊技制御手段に返信するように構成され、前記遊技制御手段は、前記作動制御手段に送信している作動制御信号と、前記作動制御手段から返信されてくる作動制御信号とを比較して不具合検出を行う。さらに、前記遊技構成装置の作動状態を検出する作動状態検出手段を備え、前記作動状態検出手段により検出された作動状態検出信号が前記遊技制御手段に送られるように構成されており、前記遊技制御手段は、前記作動制御手段に送信している作動制御信号および前記作動制御手段から返信されてくる作動制御信号に加えて、前記作動状態検出手段から送られてくる作動状態検出信号を比較して不具合検出を行い、前記遊技制御手段は、前記遊技構成装置を初期状態にさせる初期化制御信号を前記作動制御手段に送信したときに、前記作動制御手段に送信している作動制御信号、前記作動制御手段から返信されてくる作動制御信号および前記作動状態検出手段から送られてくる作動状態検出信号を比較して不具合検出を行うように構成される。
本発明に係る遊技機によれば、シリアル通信によって作動制御される遊技構成装置が作動しない場合の原因箇所をすぐに判断することができる。
本発明に係る遊技機の一例であるパチンコ機の正面図である。 上記パチンコ機の背面図である。 上記パチンコ機に装着される遊技盤の正面図である。 上記遊技盤の背面図である。 上記パチンコ機の基板配置および制御系の一部を示すブロック図である。 リセット開始処理を示すフローチャートである。 演出制御側メイン処理を示すフローチャートである。 ガラス枠に設けられた各ユニットの制御系を示すブロック図である。 枠演出接続基板から出力されるシリアルデータ信号の一例を示すタイミングチャートである。 演出ボタンユニットの制御系を示すブロック図である。 不具合検出処理の結果を示す表である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。まず、本発明に係る遊技機の一例であるパチンコ機PMの全体構成について、図1〜図4を参照しながら説明する。
パチンコ機PMは、図1に示すように、外郭方形枠サイズに構成された縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載枠をなす前枠2が互いの正面左側縁部に配設された上下のヒンジ機構3により横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側縁部に設けられたダブル錠と称される施錠装置4を利用して常には外枠1と係合連結された閉鎖状態に保持される。
前枠2の前面側には、前枠2の上部前面域に合わせた方形状のガラス枠5が上下のヒンジ機構3を利用して横開き開閉および着脱可能に組み付けられ、施錠装置4を利用して常には前枠2の前面を覆う閉鎖状態に保持される。施錠装置4には、前枠2およびガラス枠5を開閉するための鍵が施錠装置4に差し込まれたことを検出する鍵差込センサが設けられている。なお、この鍵差込センサの代わりに、前枠2およびガラス枠5が開閉されたことを検出する開閉センサを設けるようにしてもよい。
ガラス枠5の背後に位置する前枠2の前面側には、遊技盤10を着脱可能に収容する収容枠が設けられており、この収容枠の上部領域に遊技盤10が後方から着脱可能にセット保持され、常には閉鎖保持されるガラス枠5の複層ガラスを通して遊技盤10の正面の遊技領域PAを視認可能に臨ませるようになっている。
遊技盤10は、図3に示すように、ルータ加工等を施した矩形状の積層合板に、所定の図柄が印刷されたセルを貼り付けて成型される化粧板11を基板として構成される。化粧板11の前面には、遊技球が転動可能な略円形の遊技領域PAが区画形成され、図3では詳細図示を省略しているが、この遊技領域PAに、多数本の遊技釘や風車、各種入賞具14、中央飾り15等の遊技構成装置が設けられている。遊技領域PAの下端部には、入賞具に落入することなく落下した遊技球を裏面側に排出させるアウト口が化粧板11を前後に貫通して形成されている。また、遊技盤10の裏面側には、図4に示すように、球寄せカバー12の他に、後述する主制御基板34を収容保持する主制御基板ユニット34Uや
、液晶表示装置50等を備える液晶ユニット40が設けられている。
図1に示すように、ガラス枠5の下部には前面側に遊技球を貯留する上下の球皿6,7が設けられ、この下球皿7の正面右側には遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8が設けられている。なお、ガラス枠5の前面側には発光ダイオード(LED)やランプ等の電飾装置や、遊技の展開状態に応じて効果音を発生させるスピーカ装置等が適宜設けられるが、図1においてはこれらを取り外した状態を示している。ガラス枠5に設けられる電飾装置やスピーカ装置等の具体的な構成例については後段において説明する。
前枠2の裏面側には、図2に示すように、中央に前後連通する窓口を有して前枠2よりも幾分小型の矩形枠状に形成された基枠体をベースとしてなる裏セット盤20が、上下のヒンジ機構3を介して前枠2後方に横開き開閉および着脱が可能に連結されている。この裏セット盤20には、前面開放の矩形箱状をなす透明樹脂製の保護カバー29が着脱自在に装着されており、常には前枠2に取り付けられた遊技盤10の後面側を覆って配設されている。
また、裏セット盤20には、多数の遊技球を貯留する球貯留タンク21、球貯留タンク21から右方に緩やかな下り傾斜を有して延びるタンクレール22、タンクレール22の右端部に繋がり下方に延びる整列待機通路23、整列待機通路23に待機された遊技球を所定条件のもと払い出す球払出装置24、球払出装置24の下方に設けられて球払出装置24から払い出された遊技球を上球皿6に導く払出通路(図示せず)、この払出通路から分岐して上球皿6が満杯の状態のときに払い出された遊技球を下球皿7に導く溢れ球通路(図示せず)等が設けられている。裏セット盤20の下部には、後述する電源基板31を収容保持する電源基板ユニット31U、枠演出接続基板32を収容保持する枠演出接続基板ユニット32U、払出制御基板33を収容保持する払出制御基板ユニット33U等が設けられている。
以上のように構成されるパチンコ機PMは、外枠1が遊技施設の遊技島(設置枠台)に固定設置され、前枠2、ガラス枠5等が閉鎖施錠された状態で遊技に供され、上球皿6に遊技球を貯留させて発射ハンドル8を回動操作することにより遊技が開始される。発射ハンドル8が回動操作されると、上球皿6に貯留された遊技球が、ガラス枠5の裏面側に配設される球送りカセットによって1球ずつ遊技補助盤のガイドホルダに送り出され、発射機構のハンマーにより遊技領域PAに打ち出されて、以降パチンコゲームが展開される。
次に、遊技盤10および裏セット盤20に設けられた各制御基板について、図2、図4および図5を参照しながらもう少し詳しく説明する。主制御基板34や払出制御基板33等の各制御基板は、不正な改造行為を防止するために透明樹脂製のケース部材に適宜収容された状態(前述の主制御基板ユニット34Uや払出制御基板ユニット33Uを参照)で取り付けられている。
図2に示すように、裏セット盤20の裏面側下部には、遊技施設側から受電して各制御基板や電気・電子部品に電力を供給する電源基板31(電源基板ユニット31U)と、ガラス枠5に設けられた電飾装置や演出作動装置等の電飾制御およびアクチュエータ制御等の各種演出制御を行う枠演出接続基板32(枠演出接続基板ユニット32U)とが左右に並んで配設されている。そして、遊技球の発射および払い出しに関する制御を行う払出制御基板33(払出制御基板ユニット33U)が電源基板31および枠演出接続基板32の後方を覆うように取り付けられている。
図4に示すように、遊技盤10の裏面側には、パチンコ機PMにおける制御の中枢を担う主制御基板34(主制御基板ユニット34U)が取り付けられており、この主制御基板
34の前面側には遊技盤中継端子板35(図5を参照)が取り付けられている。また、図5に示すように、主制御基板34の上方には、各種遊技展開に応じた演出画像や抽選図柄を表示させるための液晶表示パネル51が配設され、この液晶表示パネル51の後面側に、液晶中継基板56、演出・画像制御基板90、およびインターフェース基板140が取り付けられて後述する液晶ユニット40が構成されている。
なお、演出・画像制御基板90および枠演出接続基板32は、従来は演出制御基板として一つの回路基板により構成されていたが、本実施形態のパチンコ機PMでは、この回路基板を複数に分割して、遊技盤10(液晶表示パネル51含む)の種類に応じて相違する演出機能を実現するための演出・画像制御基板90が遊技盤10側に設けられ、遊技盤10の種類に拘わらず枠共通の演出機能を実現するための枠演出接続基板32が裏セット盤20側に設けられている。
このように、遊技盤10に設けられた遊技構成装置(各種入賞具14や中央飾り15等)および液晶表示パネル51の制御を行う演出・画像制御基板90等を備えた液晶ユニット40が、遊技盤10の裏面側に取り付けられている。図4に示すように、遊技盤10の略中央部には、化粧板11を表裏貫通する中央飾り取付孔13が開口形成されており、この中央飾り取付孔13に中央飾り(センター役物)15が取り付けられている。中央飾り15には、前後に開口した略直方体形の内部空間16(図3を参照)が形成されており、この内部空間16の開口面域は、遊技盤10の裏面側に配設される液晶ユニット40(液晶表示パネル51)の表示画面サイズに合わせて形成されている。液晶ユニット40は遊技盤10の裏面側にネジ止めされて固定されており、ガラス枠5の複層ガラスおよび遊技盤10の内部空間16を通じて、遊技者がパチンコ機PMの正面から液晶ユニット40の表示画面全体を視認可能になっている。
液晶ユニット40は、遊技盤10に取り付けられたときに表示画面となり所定の画像を表示するための液晶表示パネル51を備える液晶表示装置50と、この液晶表示装置50の後面側に設けられ、液晶表示パネル51における画像の表示等を含む各種演出を制御するための回路基板等を備える制御基板アッセンブリ80と有して構成されている。
制御基板アッセンブリ80は、図4および図5に示すように、主制御基板34から入力される演出指令信号に基づいて、パチンコ機PM全体の遊技演出および液晶表示装置50に表示させる画像の制御を行う演出・画像制御基板90と、演出・画像制御基板90から遊技盤10に設けられた各種入賞具14や中央飾り15等の遊技構成装置19に出力される制御信号を中継するインターフェース基板140と、演出・画像制御基板90から液晶表示装置50に出力される制御信号を中継する液晶中継基板56と、演出・画像制御基板90および液晶中継基板56の後面側を覆う第1基板カバー160と、インターフェース基板140の後面側を覆う第2基板カバー165とを備えて構成され、液晶表示装置50の後面側に着脱可能に取り付けられている。
演出・画像制御基板90は、パチンコ機PMの機種(バージョンを含む)および遊技展開に応じた演出の制御、および液晶表示装置50に表示させる画像の制御を行うための基板である。演出・画像制御基板90は、矩形板状のプリント配線板を基板とし、このプリント配線板にCPU(中央処理装置)、種々の半導体デバイスや抵抗、コンデンサ等の電子部品が実装されて演出処理回路や液晶パネル駆動回路等が形成されている。演出・画像制御基板90の下側縁部には第1接続コネクタ94が設けられている。演出・画像制御基板90は、第1接続コネクタ94に接続されるケーブルハーネス(図示せず)を介して、主制御基板34から演出・画像制御基板90へ一方向通信可能となるように電気接続されている。
演出・画像制御基板90の左側縁部には第2接続コネクタ92が設けられている。演出・画像制御基板90は、第2接続コネクタ92に接続されるケーブルハーネス(図示せず)を介して液晶中継基板56と電気接続されている。演出・画像制御基板90は、遊技展開状況に応じて演出ROM基板(図示せず)の画像ROMに記憶された画像データ(アニメーション画像)を読み出し、液晶中継基板56を介して液晶表示パネル51に映像出力信号を出力してアニメーション映像を表示させる制御を行う構成されている。
演出・画像制御基板90における第1接続コネクタ94の右隣には第3接続コネクタ95が設けられている。演出・画像制御基板90は、第3接続コネクタ95に接続されるケーブルハーネス(図示せず)を介して枠演出接続基板32と電気接続されている。枠演出接続基板32は、演出・画像制御基板90と同様に、矩形板状のプリント配線板を基板とし、このプリント配線板にCPU(中央処理装置)、種々の半導体デバイスや抵抗、コンデンサ等の電子部品が実装されて演出処理回路等が形成されている。演出・画像制御基板90は、音響リクエストに応じてサウンドROM基板(図示せず)の音声ROMに記憶された音響データを読み込み、これを合成処理して生成した音響制御信号を枠演出接続基板32に出力して音響制御を行うように構成されている。また、演出・画像制御基板90は、遊技展開状況に応じた演出制御信号を枠演出接続基板32に出力し、枠演出接続基板32を介してガラス枠5に配設された演出作動装置や電飾装置等の制御を行うように構成されている。
演出・画像制御基板90の右側縁部には第4接続コネクタ93が設けられている。この第4接続コネクタ93は、いわゆるボード・トゥ・ボードコネクタである。演出・画像制御基板90は、第4接続コネクタ93とインターフェース基板140に設けられた接続コネクタ145(ボード・トゥ・ボードコネクタ)とが嵌合接続されて、インターフェース基板140と電気接続(ボード・トゥ・ボード接続)されている。
インターフェース基板140は、矩形形状のプリント配線板を基板とし、このプリント配線板141に複数の接続コネクタ142,144,145が実装されている。インターフェース基板140は、接続コネクタ142に接続されるケーブルハーネス(図示せず)を介して、遊技盤10の盤面に配設された複数の遊技構成装置19(各種入賞具14やセンター飾り15等)と電気接続されている。また、インターフェース基板140は、接続コネクタ144に接続されるケーブルハーネス(図示せず)を介して枠演出接続基板32と電気接続されている。さらに、インターフェース基板140は、接続コネクタ145と演出・画像制御基板90に設けられた第4接続コネクタ93とが嵌合接続されることにより、演出・画像制御基板90と電気接続(ボード・トゥ・ボード接続)されている。演出・画像制御基板90は、インターフェース基板140を介して遊技盤10に配設された複数の遊技構成装置19にアクチュエータ制御信号および電飾制御信号を出力し、複数の遊技構成装置19のそれぞれのアクチュエータ制御および電飾制御を行うように構成されている。
次に、演出・画像制御基板90における動作処理の手順について説明する。演出・画像制御基板90は、電源投入後など演出・画像制御基板90のCPU(中央処理装置)がリセットされると実行されるリセット開始処理(演出制御側メイン処理を含む)と、演出制御側タイマ割込み処理や演出制御信号の受信割込み処理等の各割込み処理とを行うように構成されている。
演出・画像制御基板90のリセット開始処理を示すフローチャートを図6に示している。このリセット開始処理は、電源投入時のリセット、各種異常時を起因としたリセット、WDT(暴走検知時)を起因としたリセットのいずれかにより起動し、演出・画像制御基板90のCPUのセキュリティチェックが行われた後、プログラムがスタートして、S6
01以降の処理が開始される。
まず、電源投入時に必要な初期設定として、スタックポインタにスタック領域の初期値として先頭アドレスを設定する(S601)。そして、各種初期設定が完了するまで全ての割込み処理を禁止する(S602)。
続いて、ハードウェアに関する基本的な設定として、演出・画像制御基板90のCPU内に設けられている内蔵レジスタに初期値を設定するとともに、遊技盤10およびガラス枠5に配設された遊技構成装置等に制御信号を送信するシリアル通信回路を初期化する(S603)。さらに、演出・画像制御基板90のRAM内のメモリ領域を初期化する(S604)。ここでは、初期値付きの変数には初期値を設定し、初期値なしの変数には0クリアによる初期化を行う。また、演出・画像制御基板90のCPUがROMに記憶された制御プログラムをRAMに適宜展開する。
続いて、演出制御コマンド(演出制御信号)の受信割込み処理以外の割込みを禁止する(S605)。次に、予め各機種共通で設定された各種のエラーのうち、当該機種で有効とすべきエラーの種別を設定する処理を行う(S606)。さらに、遊技盤10およびガラス枠5に設けられた電飾装置を全消灯状態とするため消灯リクエストを行う(S607)。そして、演出・画像制御基板90のCPUの暴走を監視するためウォッチドッグタイマを起動する(S608)。
続いて、遊技演出の主たる処理として演出制御側メイン処理を実行する(S609)。この演出制御側メイン処理(S609)の詳細は図7を用いて後述する。なお、前記S609で演出制御側メイン処理へ移行すると、メイン処理から当該リセット開始処理へ復帰することは通常はあり得ないが、プログラムのバグ等の発生によって、万が一この処理へ復帰してきた場合には、消費電力が通常作動時よりも低減された小消費電力モード(スリープモード)へ遷移する(S610)。
演出・画像制御基板90の演出制御側メイン処理(S609)は、図7に示すように、まず、演出制御側メイン処理内で制御プログラムが演出・画像制御基板90のRAMで正確に展開されているか否かのチェックを開始するためのアドレス(プログラムが展開された先頭アドレス)を取得する(S611)。続いて、全ての割込みを許可(各種の割込み処理の起動を許可)する(S612)。
次に、遊技盤10およびガラス枠5に配設された遊技構成装置等のデバイスの初期化動作を実行する(S613)。この初期化動作は、パチンコ機PMの電源投入時(リセット開始時)に1度だけ実行される動作態様のことであり、モータやソレノイド等のアクチュエータによって遊技構成装置の動作を制御するために必要となる位置情報を確認することを目的として実行される。なお、初期化動作の終了時には、遊技構成装置は予め設定された初期位置(基準位置)に復帰する。この初期化動作については後述するようにシリアル通信を用いて制御される。
続いて、ウォッチドッグタイマをリスタートさせるべく、ウォッチドッグタイマをクリアする(S614)。このとき、演出・画像制御基板90のCPUがプログラムを正常に実行しているときは、予め設定されたタイムアウト時間内に、演出・画像制御基板90のCPUのWDTクリアレジスタに、所定のクリアワードが書き込まれることで、ウォッチドッグタイマがクリアされてリスタートされる。一方、ウォッチドッグタイマがタイムアウトすると、ユーザリセットが発生する。
続いて、はずれ図柄更新処理を実行する(S615)。このはずれ図柄更新処理では、
演出・画像制御基板90のRAMに設定されたはずれ図柄カウンタを更新する。はずれ図柄カウンタは、装飾図柄のはずれ図柄組合せを決定するためのループカウンタであり、例えば「111」〜「999」までの間を1ずつインクリメントして循環動作する。なお、本実施形態では、全ての装飾図柄の組合せ(大当り図柄、小当り図柄、リーチはずれ図柄、非リーチはずれ図柄など)を乱数抽選によって決定するため、この処理は実際には行われない。
続いて、入力ポートチェック処理を実行する(S616)。この入力ポートチェック処理では、タイマ割込み処理におけるポート入出力処理での演出・画像制御基板90のシリアル通信回路(入力ポート)の読み込みを割込み発生毎に監視して、複数回(例えば4回)の監視において入力ポートの状態が全て「1」の場合は信号レベルを「1(Hレベル)」、全て「0」の場合は信号レベルを「0(Lレベル)」、それ以外の場合は信号レベルを変化させない(これにより入力信号が確定される)。
続いて、エラー演出管理処理を実行する(S617)。このエラー演出管理処理では、後続のコマンド解析処理(S621)で設定されるエラー演出パターンに基づき、各種デバイス(液晶表示装置50、電飾装置、スピーカ装置等)によるエラー演出を開始させる。ここで、エラー演出の一態様であるエラー報知ランプ演出を行うべく、コマンド解析処理(S621)でランプ演出番号が設定された場合(ランプリクエストがある場合)は、このランプ演出番号に対応したランプパターンデータを特定して、エラー報知ランプ演出を開始させる。ランプパターンデータには、1フレーム時間(画像フレームを1回更新するのに要する時間:16ms)毎に対応付けられたランプデータがスケジュールデータとして格納されている。また、このランプパターンデータには、ランプ演出の種別に応じてレイヤ(詳細後述)が設定されている。さらに、エラー演出管理処理では、エラー管理タイマに初期値(エラー演出時間)を設定して、エラー演出の進行を管理する。このエラー管理タイマは、演出制御側タイマ割込み処理のエラー管理タイマ更新処理にて16ms周期で減算更新される。そして、エラー管理タイマがタイムアウトした場合は、電飾装置を消灯させて、エラー演出を終了させる。
続いて、演出ボタン監視制御処理を実行する(S618)。この演出ボタン監視制御処理では、図柄変動中にボタン予告演出を組み込んでいる場合に、後述する演出ボタンユニット250の演出ボタンの操作有効時間内における入力状態を監視して、当該ボタン予告演出に応じて予め設定された複数種の演出内容の中から、演出ボタンの入力状態に応じた演出の内容を決定する。
続いて、予告抽選管理処理を実行する(S619)。この予告抽選管理処理では、後続のコマンド解析処理(S621)で選択される変動演出パターンのシナリオに沿って、装飾図柄の変動過程の各段階で発生する予告演出の内容を定めた予告演出パターン(予告演出番号)を抽選で決定する。ここで決定された予告演出番号は、演出・画像制御基板90における情報記憶手段の予告演出番号格納領域に一時記憶される。また、この予告演出番号を液晶表示装置50に出力するための画像制御コマンド(映像出力信号)を生成する。このとき、予告演出パターンとして、役物予告演出パターン(役物予告演出番号)が選択された場合には、役物リクエストが発生し、後続のデバイス管理処理(S620)において、遊技構成装置の駆動パターンが特定される。
なお、本実施形態では、装飾図柄の一変動内で発生する複数種の予告演出(予告演出パターン)の全てを、1回のメインループ処理内で抽選するのではなく、当該メインループ処理効率を向上させるため、予告演出の発生時期(例えば、変動開始段階、リーチ発生段階、変動停止段階)毎に分けて、複数回のメインループ処理に跨って抽選する構成となっている。その際、装飾図柄の変動開始段階で発生する予告演出については、装飾図柄の変
動開始と同期をとる(画像制御コマンドを早急に送信する)必要があるので、先発のメインループ処理内で抽選を行うようになっている。また、この予告抽選管理処理で予告演出パターンが選択されると、当該予告演出番号を指示するための画像制御コマンドを生成し、これを演出・画像制御基板90の情報記憶手段の画像制御コマンドバッファに設定する。具体的には、割込み外用のコマンドセット関数「関数名:CmdSet」を呼び出して、画像制御コマンドを画像制御コマンドバッファに設定する処理(コマンドセット処理)を行う。
次に、遊技盤10およびガラス枠5に配設された遊技構成装置等のデバイス管理処理を実行する(S620)。このデバイス管理処理では、各種デバイスの動作要求(ランプリクエスト、役物リクエスト)があった場合、演出・画像制御基板90のROMに記憶された複数種のパターンデータ(ランプパターン、駆動パターン)の中から、演出番号(ランプ演出番号、役物予告演出番号)に対応したパターンデータを特定して、対象デバイスの制御を開始する。電飾装置のランプパターンデータには、1フレーム時間(画像フレームを1回更新するのに要する時間:16ms)毎に対応付けられたランプデータがスケジュールデータとして格納されている。このランプパターンデータには、ランプ演出の種別に応じてレイヤ(詳細後述)が設定されている。
なお、本実施形態において、1フレーム時間は、液晶表示装置50において毎秒約60フレーム(=約60fps)で描画等する場合の1フレームの描画処理に要する時間と対応するものになっている。同様に、遊技構成装置(可動役物)の駆動パターンデータには、割込み周期(1ms)毎に対応付けられた駆動データがスケジュールデータとして格納されている。これにより、後述する演出制御側タイマ割込み処理において、各制御データ(ランプデータ、駆動データ等)が対象デバイスに対して一定周期毎に出力され、対象デバイスの動作が開始されることになる。一方、後述の演出制御側タイマ割込み処理において、一連の制御データ(ランプデータ、駆動データ)の出力が全て完了した場合は、電飾装置を消灯させ、又は、遊技構成装置(可動役物)の動作を停止させ、対象デバイスの制御を終了する。
また、本実施形態では、ランプ演出の種別として、通常ランプ演出(本処理で管理)、プレミアランプ演出(本処理で管理)、エラー報知ランプ演出(上記エラー演出管理処理で管理)が用意されており、各ランプ演出の種別に応じてレイヤ(レイヤ番号)が設定されている。レイヤ番号は、ランプ演出の種別に応じた優先順位を示しており、優先順位の高い順に、エラー報知ランプ演出(レイヤ番号3)>プレミアランプ演出(レイヤ番号2)>通常ランプ演出(レイヤ番号1)となっている。このデバイス管理処理では、二以上のランプリクエストが同時又は異なるタイミングであった場合、そのレイヤ番号に関わらず、対応するランプパターンをそれぞれ特定して、内部的には全てのランプパターンに基づく制御を実行するようになっている。なお、通常ランプ演出、プレミアランプ演出、エラー報知ランプ演出は、互いに電飾装置の点灯態様が異なる。また、後述する不具合検出処理は、このデバイス管理処理において行うようになっている。
続いて、コマンド解析処理(S621)を実行する。このコマンド解析処理では、演出・画像制御基板90のコマンド格納領域に演出制御コマンドが格納されているか否かを監視し、演出制御コマンドが格納されていればこのコマンドを読み出し、読み出した演出制御コマンドの種別に対応した演出制御処理を実行する。
そして、今回のループ処理中で、コマンド解析(演出制御コマンドの解析)を実行したか否かを判定する(S622)。コマンド解析直後の場合(S622:YES)は、S614に戻り、次のループ処理へ移行する。一方、コマンド解析を実行しなかった場合(S622:NO)には、演出抽選乱数更新処理を実行する(S623)。この演出抽選乱数
更新処理では、先読み予告抽選乱数、装飾図柄乱数、変動演出パターン乱数、予告演出パターン乱数などの演出抽選乱数を更新する。具体的には、各乱数カウンタの数値を1加算して、数値が最大値を超えた場合には最小値に戻す。そして、S614に戻り、次のループ処理へ移行する。
次に、本発明に係る実施形態の一例について説明する。まず、ガラス枠5に配設される電飾装置や演出ボタンユニット等の構成例について、図8を用いて説明する。ガラス枠5には、左側電飾ユニット210、右側電飾ユニット220、トップ電飾ユニット230、左右のスピーカ装置240L,240R、演出ボタンユニット250、十字ボタンユニット260および球貸操作ユニット270が設けられている。なお、上記説明では、枠演出接続基板32が裏セット盤20の裏面側に設けられていると説明したが、図8に示すようにガラス枠5に枠演出接続基板32を設ける構成としてもよい。
左側電飾ユニット210は、枠電飾A基板211、枠電飾B基板212、枠電飾C基板213および枠電飾D基板214を有して構成され、ガラス枠5の正面視左側の位置に設けられている。枠電飾A〜D基板211〜214はそれぞれ、複数のLED(発光ダイオード)がプリント配線板上に実装されて構成されている。枠電飾B基板212は、自分に実装されたLEDおよび自分に接続された枠電飾A基板211のLEDの点灯制御を行うLEDドライバコントローラIC1を有して構成されている。また、枠電飾C基板213は、自分に実装されたLEDおよび自分に接続された枠電飾D基板214のLEDの点灯制御を行うLEDドライバコントローラIC2を有して構成されている。なお、図8では、これらのLEDドライバコントローラの図示を省略している。
左側電飾ユニット210では、枠電飾B基板212がケーブルハーネス(図示せず)を介して枠演出接続基板32と電気接続されている。そして、枠電飾B基板212と枠電飾A基板211がケーブルハーネスを介して電気接続され、さらに枠電飾B基板212と枠電飾C基板213がボード・トゥ・ボードコネクタ216を介して電気接続されている。また、枠電飾C基板213と枠電飾D基板214がケーブルハーネスを介して電気接続されている。このような左側電飾ユニット210では、枠演出接続基板32から枠電飾B基板212、枠電飾C基板213、枠電飾D基板214の順に直列に電気接続(シリアル接続)されており、枠演出接続基板32から送信されるシリアルデータ信号を枠電飾B基板212、枠電飾C基板213、枠電飾D基板214の順にシリアル通信するように構成されている。また、枠電飾A基板211には、枠電飾B基板212を経由してシリアルデータ信号がシリアル通信されるようになっている。
右側電飾ユニット220は、枠電飾E基板221、枠電飾F基板222、枠電飾G基板223、枠電飾H基板224、枠電飾J基板225および枠電飾K基板226を有して構成され、ガラス枠5の正面視右側の位置に設けられている。枠電飾E〜K基板221〜226はそれぞれ、複数のLED(発光ダイオード)がプリント配線板上に実装されて構成されている。枠電飾J基板225は、自分に実装されたLEDおよび自分に接続された枠電飾G,K基板223,226のLEDの点灯制御を行うLEDドライバコントローラIC3を有して構成されている。また、枠電飾F基板222は、自分に実装されたLEDおよび自分に接続された枠電飾E,H基板221,224のLEDの点灯制御を行うLEDドライバコントローラIC4を有して構成されている。なお、図8では、これらのLEDドライバコントローラの図示を省略している。
右側電飾ユニット220では、枠電飾J基板225がケーブルハーネスを介して枠演出接続基板32と電気接続されている。そして、枠電飾J基板225と枠電飾K基板226がケーブルハーネスを介して電気接続され、さらに別のケーブルハーネスを介して枠電飾J基板225と枠電飾G基板223が電気接続されている。また、枠電飾J基板225と
枠電飾F基板222がボード・トゥ・ボードコネクタ228を介して電気接続されている。また、枠電飾F基板222と枠電飾E基板221がケーブルハーネスを介して電気接続され、さらに別のケーブルハーネスを介して枠電飾F基板222と枠電飾H基板224が電気接続されている。
このような右側電飾ユニット220では、枠演出接続基板32から枠電飾J基板225、枠電飾F基板222、枠電飾E基板221の順に直列に電気接続(シリアル接続)されており、枠演出接続基板32から送信されるシリアルデータ信号を枠電飾J基板225、枠電飾F基板222、枠電飾E基板221の順にシリアル通信するように構成されている。また、枠電飾K基板226および枠電飾G基板223にはそれぞれ、枠電飾J基板225を経由してシリアルデータ信号がシリアル通信されるようになっている。また、枠電飾H基板224には、枠電飾F基板222を経由してシリアルデータ信号がシリアル通信されるようになっている。
トップ電飾ユニット230は、トップ電飾A基板231、トップ電飾B基板232、トップ電飾C基板233、トップ電飾D基板234、トップ電飾E基板235、トップ電飾F基板236、トップ電飾G基板237を有して構成され、ガラス枠5の正面視上側の位置に設けられている。トップ電飾A〜G基板231〜236はそれぞれ、複数のLED(発光ダイオード)がプリント配線板上に実装されて構成されている。トップ電飾E基板235は、自分に実装されたLEDおよび自分に接続されたトップ電飾A〜D,F,G基板231〜234,236,237のLEDの点灯制御を行うLEDドライバコントローラIC5を有して構成されている。なお、図8では、このLEDドライバコントローラの図示を省略している。
トップ電飾ユニット230では、トップ電飾E基板235がケーブルハーネスを介して左側電飾ユニット210の枠電飾C基板213と電気接続されている。そして、トップ電飾E基板235とトップ電飾A〜D,F,G基板231〜234,236,237とがそれぞれのケーブルハーネスを介して電気接続されている。このようなトップ電飾ユニット230では、枠演出接続基板32から送信されるシリアルデータ信号が左側電飾ユニット210の枠電飾B基板212、枠電飾C基板213、トップ電飾E基板235の順にシリアル通信されるように構成されている。そして、トップ電飾A〜D,F,G基板231〜234,236,237のそれぞれには、トップ電飾E基板235を経由してシリアルデータ信号がシリアル通信されるようになっている。
また、トップ電飾ユニット230は、トップ電飾A基板231が配設された第1可動部およびトップ電飾B基板232が配設された第2可動部を作動させる電気モータ238(例えばステッピングモータ)と、第1および第2可動部の作動状態をそれぞれ検知する可動部センサ239,239(例えばフォトインタラプタ)とを有して構成されている。トップ電飾E基板235は、電気モータ238の作動制御を行うモータドライバコントローラIC6を有して構成されている。なお、図8では、このモータドライバコントローラの図示を省略している。二つの可動部センサ239により検出された第1および第2可動部のそれぞれの作動状態信号はトップ電飾E基板235に出力され、モータドライバコントローラIC6のメモリ回路に記憶されるようになっている。
左側スピーカ装置240Lは、ケーブルハーネスを介して左側電飾ユニット210の枠電飾C基板213に電気接続されている。枠演出接続基板32から送信されるシリアルデータ信号が左側電飾ユニット210の枠電飾B基板212および枠電飾C基板213を介して左側スピーカ装置240Lにシリアル通信されるようになっている。左側スピーカ装置240Lは、このように受信したシリアルデータ信号を受けて鳴動制御を行うスピーカドライバコントローラIC7を有して構成されている。なお、図8では、このスピーカド
ライバコントローラの図示を省略している。
右側スピーカ装置240Rは、ケーブルハーネスを介して右側電飾ユニット220の枠電飾F基板222に電気接続されている。枠演出接続基板32から送信されるシリアルデータ信号が右側電飾ユニット220の枠電飾J基板225および枠電飾F基板222を介して右側スピーカ装置240Rにシリアル通信されるようになっている。右側スピーカ装置240Rは、このように受信したシリアルデータ信号を受けて鳴動制御を行うスピーカドライバコントローラIC8を有して構成されている。なお、図8では、このスピーカドライバコントローラの図示を省略している。
演出ボタンユニット250は、演出ボタン接続基板251、演出ボタンA基板252、演出ボタンB基板253、演出ボタンC基板254を有して構成され、ガラス枠5の正面視略中央の位置に設けられている。演出ボタンA〜C基板252〜254はそれぞれ、押し操作可能なボタン部を有するボタンスイッチおよび複数のLEDがプリント配線板上に実装されて構成されている。演出ボタン接続基板251は、ケーブルハーネスを介して枠演出接続基板32に電気接続されており、枠演出接続基板32から送信されるシリアルデータ信号が演出ボタン接続基板251にシリアル通信されるようになっている。演出ボタン接続基板251は、このように受信したシリアルデータ信号を受けて、演出ボタンA〜C基板252〜254のLEDの点灯制御を行うLEDドライバコントローラIC9を有して構成されている。なお、図8では、このLEDドライバコントローラの図示を省略している。
また、演出ボタンユニット250は、演出ボタンA基板252が配設された第1可動部を作動させる第1電気モータ255(例えばDCモータ)と、第1可動部の作動状態を検知する第1可動部センサ256(例えばフォトインタラプタ)と、演出ボタンC基板254が配設された第2可動部を作動させる第2電気モータ257(例えばステッピングモータ)と、第2可動部の作動状態を検知する第2可動部センサ258(例えばフォトインタラプタ)と、演出ボタンA〜C基板252〜254に実装されたボタンスイッチの操作状態をそれぞれ検知するスイッチセンサ259とを有して構成されている。
演出ボタン接続基板251は、枠演出接続基板32からのシリアルデータ信号を受けて、第1および第2電気モータ255,257の作動制御を行うモータドライバコントローラIC10を有して構成されている。なお、図8では、このモータドライバコントローラの図示を省略している。第1および第2可動部センサ256,258により検知された第1および第2可動部のそれぞれの作動状態信号、およびスイッチセンサ259により検知された各ボタンスイッチの操作状態信号は演出ボタン接続基板251に出力され、モータドライバコントローラIC10のメモリ回路に記憶されるようになっている。
十字ボタンユニット260は、押し操作可能なボタン部を有する十字ボタンスイッチが実装された十字ボタン基板261と、十字ボタン基板261の十字ボタンスイッチの操作状態を検知するスイッチセンサ(図示せず)とを有して構成されている。このスイッチセンサにより検知された十字ボタンスイッチの操作状態信号は枠演出接続基板32のメモリ回路に記憶されるようになっている。
枠演出接続基板32、左右の電飾ユニット210,220、トップ電飾ユニット230および演出ボタンユニット250を電気接続する上記ケーブルハーネスは、チップイネーブル線CE、シリアルクロック線SCL、第1シリアルデータ線SDAおよび第2シリアルデータ線SDOの4本の信号線からなるシリアル通信用ケーブルである(図9を参照)。
このように構成される各ユニットの制御について以下に説明する。各ユニットは、枠演出接続基板32から送信されるシリアルデータ形式の信号を受けて作動制御される。枠演出接続基板32は、主制御基板34から演出・画像制御基板90を介して入力される演出指令信号に基づいて、左右の電飾ユニット210,220、トップ電飾ユニット230および演出ボタンユニット250のそれぞれの点灯を制御する点灯制御信号と、左右のスピーカ装置240L,240Rのそれぞれの音声鳴動を制御する鳴動制御信号と、トップ電飾ユニット230および演出ボタンユニット250のそれぞれの電気モータの作動を制御するモータ制御信号と、ロード指令信号とを一列に繋いで構成されるシリアルデータ形式の信号(図9を参照、以下においてシリアルデータ信号と称する)を、左右の電飾ユニット210,220、トップ電飾ユニット230、左右のスピーカ装置240L,240Rおよび演出ボタンユニット250の全てに送信するように構成されている。
このシリアルデータ信号において、点灯制御信号は、左側電飾ユニット210の枠電飾A〜D基板211〜214、右側電飾ユニット220の枠電飾E〜K基板221〜226、トップ電飾ユニット230のトップ電飾A〜G基板231〜237、および演出ボタンユニット250の演出ボタンA〜C基板252〜254のそれぞれのアドレス情報および点灯内容情報を有する制御信号である。鳴動制御信号は、左右のスピーカ装置240L,240Rのそれぞれのアドレス情報および鳴動内容情報を有する制御信号である。モータ制御信号は、トップ電飾ユニット230の電気モータ238、並びに演出ボタンユニット250の第1および第2電気モータ255,257のそれぞれのアドレス情報および作動内容情報を有する制御信号である。なお、シリアルデータ信号は、後述する出力読出指令信号も有して構成されている。
このシリアルデータ信号は、図7に示す演出制御側メイン処理のデバイス初期化作動(S613)において、遊技機の電源立ち上げ時もしくは電断復帰時等において行われる各ユニットの初期化作動時間に鑑み、初期化作動時間の長い電気モータを有するユニット、すなわちトップ電飾ユニット230および演出ボタンユニット250の制御信号を送信前側に配置して構成されている(図9を参照)。なお、図9では、トップ電飾ユニット230の制御信号を演出ボタンユニット250の制御信号よりも送信前側に配置した例を示しているが、初期化作動時間を鑑みて演出ボタンユニット250の制御信号を送信前側に配置してもよい。
このようなシリアルデータ信号が枠演出接続基板32から送信されると、まず、トップ電飾ユニット230において、枠演出接続基板32からのシリアルデータ信号が左側電飾ユニット210の枠電飾B基板212および枠電飾C基板213を介してトップ電飾E基板235にシリアル通信される。トップ電飾E基板235は、受信したシリアルデータ信号におけるトップ電飾A〜G基板231〜237のそれぞれのアドレス情報を有する点灯制御信号および電気モータ238のアドレス情報を有するモータ制御信号のみを抽出し、その他のアドレス情報を有する制御信号はスルーする。また、抽出した点灯制御信号をLEDドライバコントローラIC5のメモリ回路に更新記憶するとともに、抽出したモータ制御信号をモータドライバコントローラIC6のメモリ回路に更新記憶する。
そして、LEDドライバコントローラIC5が、シリアルデータ信号の最後に付くロード指令信号を受けて、メモリ回路に記憶されているそれぞれの点灯制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換してトップ電飾A〜G基板231〜237に実装されたLEDにそれぞれ出力し、それらの点灯制御信号の点灯内容情報に基づいて、それぞれのLEDを点灯作動させる制御を行うようになっている。また、モータドライバコントローラIC6が、ロード指令信号を受けて、メモリ回路に記憶されているモータ制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換して電気モータ238に出力し、そのモータ制御信号の作動内容情報に基づいて電気モータ238を作動させる制御を行うようになっている。
次に、演出ボタンユニット250において、枠演出接続基板32からのシリアルデータ信号が演出ボタン接続基板251にシリアル通信される。演出ボタン接続基板251は、受信したシリアルデータ信号における演出ボタンA〜C基板252〜254のそれぞれのアドレス情報を有する点灯制御信号および第1および第2電気モータ255,257のそれぞれのアドレス情報を有するモータ制御信号のみを抽出し、その他のアドレス情報を有する制御信号はスルーする。また、抽出した点灯制御信号をLEDドライバコントローラIC9のメモリ回路に更新記憶するとともに、抽出したモータ制御信号をモータドライバコントローラIC10のメモリ回路に更新記憶する。
そして、LEDドライバコントローラIC9が、シリアルデータ信号の最後に付くロード指令信号を受けて、メモリ回路に記憶されているそれぞれの点灯制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換して演出ボタンA〜C基板252〜254に実装されたLEDにそれぞれ出力し、それらの点灯制御信号の点灯内容情報に基づいて、それぞれのLEDを点灯作動させる制御を行うようになっている。また、モータドライバコントローラIC10が、ロード指令信号を受けて、メモリ回路に記憶されているそれぞれのモータ制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換して第1および第2電気モータ255,257にそれぞれ出力し、それらのモータ制御信号の作動内容情報に基づいて、第1および第2電気モータ255,257をそれぞれ作動させる制御を行うようになっている。
このように、初期化作動時間の長い電気モータを有するトップ電飾ユニット230および演出ボタンユニット250を他のユニットよりも先に作動させるように構成されている。そのため、遊技機の電源立ち上げ時もしくは電断復帰時等において、各ユニットの初期化作動を行う際に、初期化作動時間の長いユニット装置を先に初期化作動させ、遊技機の電源立ち上げをスムーズに行うことができる。
トップ電飾ユニット230および演出ボタンユニット250の後には、例えば、左側電飾ユニット210において、枠演出接続基板32からのシリアルデータ信号が枠電飾B基板212および枠電飾C基板213にシリアル通信される。枠電飾B基板212は、受信したシリアルデータ信号における枠電飾A,B基板211,212のそれぞれのアドレス情報を有する点灯制御信号のみを抽出してLEDドライバコントローラIC1のメモリ回路に更新記憶する。そして、LEDドライバコントローラIC1が、ロード指令信号を受けて、メモリ回路に記憶されているそれぞれの点灯制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換して枠電飾A,B基板211,212に実装されたLEDにそれぞれ出力し、それらの点灯制御信号の点灯内容情報に基づいて、それぞれのLEDを点灯作動させる制御を行うようになっている。
また、枠電飾C基板213は、受信したシリアルデータ信号における枠電飾C,D基板213,214のそれぞれのアドレス情報を有する点灯制御信号のみを抽出してLEDドライバコントローラIC2のメモリ回路に更新記憶する。そして、LEDドライバコントローラIC2が、ロード指令信号を受けて、メモリ回路に記憶されているそれぞれの点灯制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換して枠電飾C,D基板211,212に実装されたLEDにそれぞれ出力し、それらの点灯制御信号の点灯内容情報に基づいて、それぞれのLEDを点灯作動させる制御を行うようになっている。
右側電飾ユニット220においては、枠演出接続基板32からのシリアルデータ信号が枠電飾J基板225および枠電飾F基板222にシリアル通信される。枠電飾J基板225は、受信したシリアルデータ信号における枠電飾G,J,K基板223,225,226のそれぞれのアドレス情報を有する点灯制御信号のみを抽出してLEDドライバコントローラIC3のメモリ回路に更新記憶する。そして、LEDドライバコントローラIC3
が、ロード指令信号を受けて、メモリ回路に記憶されているそれぞれの点灯制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換して枠電飾G,J,K基板223,225,226に実装されたLEDにそれぞれ出力し、それらの点灯制御信号の点灯内容情報に基づいて、それぞれのLEDを点灯作動させる制御を行うようになっている。
また、枠電飾F基板222は、受信したシリアルデータ信号における枠電飾E,F,H基板221,222,224のそれぞれのアドレス情報を有する点灯制御信号のみを抽出してLEDドライバコントローラIC4のメモリ回路に更新記憶する。そして、LEDドライバコントローラIC4が、ロード指令信号を受けて、メモリ回路に記憶されているそれぞれの点灯制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換して枠電飾E,F,H基板221,222,224に実装されたLEDにそれぞれ出力し、それらの点灯制御信号の点灯内容情報に基づいて、それぞれのLEDを点灯作動させる制御を行うようになっている。
枠演出接続基板32からのシリアルデータ信号は、左側電飾ユニット210の枠電飾B基板212および枠電飾C基板213を介して左側スピーカ装置240Lにシリアル通信される。左側スピーカ装置240Lは、受信したシリアルデータ信号における自分のアドレス情報を有する鳴動制御信号のみを抽出してスピーカドライバコントローラIC7のメモリ回路に更新記憶する。そして、スピーカドライバコントローラIC7が、ロード指令信号を受けて、メモリ回路に記憶されている鳴動制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換し、その鳴動制御信号の鳴動内容情報に基づいて左側スピーカ装置240Lを鳴動作動させる制御を行うようになっている。
また、枠演出接続基板32からのシリアルデータ信号は、右側電飾ユニット220の枠電飾J基板225および枠電飾F基板222を介して右側スピーカ装置240Rにシリアル通信される。右側スピーカ装置240Rは、受信したシリアルデータ信号における自分のアドレス情報を有する鳴動制御信号のみを抽出してスピーカドライバコントローラIC8のメモリ回路に更新記憶する。そして、スピーカドライバコントローラIC8が、ロード指令信号を受けて、メモリ回路に記憶されている鳴動制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換し、その鳴動制御信号の鳴動内容情報に基づいて右側スピーカ装置240Rを鳴動作動させる制御を行うようになっている。
このように、左右の電飾ユニット210,220、トップ電飾ユニット230、左右のスピーカ装置240L,240Rおよび演出ボタンユニット250は、枠演出接続基板32から送信されるシリアルデータ信号を受けて作動制御されるようになっている。なお、遊技盤10に設けられた複数の遊技構成装置19(センター飾り15等)の演出・画像制御基板90によるアクチュエータ制御および電飾制御についても、枠演出接続基板32による各ユニットの上記制御と同様に、シリアル通信を用いて制御を行うようになっている。演出・画像制御基板90による制御の詳細については、枠演出接続基板32による各ユニットの上記制御と同様であるため、説明は省略する。
次に、各ユニットに設けられた上記ドライバコントローラの詳細な構成について、演出ボタンユニット250のLEDドライバコントローラIC9およびモータドライバコントローラIC10を例示して説明する。図10に示すように、LEDドライバコントローラIC9は、枠演出接続基板32との間でシリアル通信を行う通信回路301と、通信回路301が受信したシリアルデータ信号における点灯制御信号を記憶するメモリ回路302と、シリアルデータ信号におけるロード指令信号を受けてメモリ回路302に記憶されている点灯制御信号をアドレス情報に該当するLEDに出力する出力回路303と、入力回路304と、シリアルデータ信号における出力読出指令信号を受けて出力回路303からLEDに出力されている点灯制御信号を読み出す出力読出回路305とを有して構成されている。なお、LEDドライバコントローラIC9は、LEDの点灯制御を行うものであ
り、入力を行う信号がないため、入力回路304は使用されていない。
通信回路301は、枠演出接続基板32から受信したシリアルデータ信号のうち、出力回路303に接続されたLEDのアドレス情報を有する点灯制御信号のみを抽出し、抽出した点灯制御信号をメモリ回路302において更新記憶させるようになっている。出力回路303は、上記シリアルデータ信号におけるロード指令信号を受けると、メモリ回路302に記憶されている点灯制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換し、その点灯制御信号をアドレス情報に該当するLEDに出力するようになっている。
出力読出回路305は、枠演出接続基板32からのシリアルデータ信号における出力読出指令信号を受けると、出力回路303からLEDに出力されている点灯制御信号(パラレルデータ形式の信号)を読み出し、その点灯制御信号をシリアルデータ形式の信号に変換してメモリ回路302に記憶させるとともに通信回路301を介して枠演出接続基板32に返信させるようになっている。
モータドライバコントローラIC10は、LEDドライバコントローラIC9と同様に、枠演出接続基板32との間でシリアル通信を行う通信回路311と、通信回路311が受信したシリアルデータ信号におけるモータ制御信号を記憶するメモリ回路312と、ロード指令信号を受けてメモリ回路312に記憶されているモータ制御信号をアドレス情報に該当する電気モータ255,257に出力する出力回路313と、第1および第2可動部センサ256,258により検知された検知信号が入力される入力回路314と、後述する出力読出指令信号を受けて出力回路313から電気モータ255,257に出力されているモータ制御信号を読み出す出力読出回路315とを有して構成されている。
通信回路311は、枠演出接続基板32から受信したシリアルデータ信号のうち、出力回路313に接続された第1および第2電気モータ255,257のアドレス情報を有するモータ制御信号のみを抽出し、抽出したモータ制御信号をメモリ回路312において更新記憶させるようになっている。出力回路313は、上記シリアルデータ信号におけるロード指令信号を受けると、メモリ回路312に記憶されているモータ制御信号をパラレルデータ形式の信号に変換し、そのモータ制御信号をアドレス情報に該当する電気モータ255,257に出力するようになっている。
入力回路314は、出力回路313から第1および第2電気モータ255,257にモータ制御信号が出力されて第1および第2電気モータ255,257が作動される毎に、第1電気モータ255により作動される第1可動部および第2電気モータ257により作動される第2可動部のそれぞれの作動状態を示す作動状態検出信号を第1および第2可動部センサ256,258から受信し、その作動状態検出信号をシリアルデータ形式の信号に変換してメモリ回路312に記憶させるとともに通信回路311を介して枠演出接続基板32に送信させるようになっている。
出力読出回路315は、枠演出接続基板32からのシリアルデータ信号における出力読出指令信号を受けると、出力回路313から第1および第2電気モータ255,257に出力されているモータ制御信号をそれぞれ読み出し、それらのモータ制御信号をシリアルデータ形式の信号に変換してメモリ回路312に記憶させるとともに通信回路311を介して枠演出接続基板32に返信させるようになっている。
このように構成される演出ボタンユニット250のLEDドライバコントローラIC9およびモータドライバコントローラIC10において、枠演出接続基板32から点灯制御信号およびモータ制御信号を有するシリアルデータ信号が送信されたにもかかわらず、当該点灯制御信号に対応するLEDが点灯作動されない場合、もしくは当該モータ制御信号
に対応する電気モータ255,257(第1可動部,第2可動部)が作動されない場合に、枠演出接続基板32(もしくは演出・画像制御基板90)が、その不具合の原因を検出するための不具合検出処理を行うように構成されている。この不具合検出処理は、例えば、図7に示す演出制御側メイン処理におけるデバイス管理処理(S620)において実行されるようになっている。
この演出ボタンユニット250の不具合検出処理において、枠演出接続基板32は、演出ボタンA〜C基板252〜254のLEDの点灯を制御する点灯制御信号と、第1および第2電気モータ255,257の作動を制御するモータ制御信号と、ロード指令信号と、出力読出指令信号とを有するシリアルデータ形式の信号(以下において検出用シリアルデータ信号と称する)を演出ボタン接続基板251に送信する。演出ボタン接続基板251では、LEDドライバコントローラIC9において、通信回路301が検出用シリアルデータ信号における点灯制御信号をメモリ回路302に更新記憶させ、出力回路303がロード指令信号を受けてメモリ回路302に記憶された点灯制御信号をアドレス情報に該当するLEDに出力してLEDを点灯作動させる。またこのとき、出力読出回路305が、出力読出信号を受けて出力回路303からLEDに出力されている点灯制御信号を読み出し、その読み出した点灯制御信号をメモリ回路302に記憶させるとともに通信回路301を介して枠演出接続基板32に返信させる。
そして、枠演出接続基板32は、演出ボタン接続基板251に送信した検出用シリアルデータ信号における点灯制御信号(以下において送信制御信号と称する)と、出力読出回路305により枠演出接続基板32に返信された出力回路303から出力されている点灯制御信号(以下において読出制御信号と称する)とを比較する。この比較において、送信制御信号と読出制御信号の内容が一致するときには、LEDドライバコントローラIC9の出力段以降、すなわちLEDドライバコントローラIC9からLEDに点灯制御信号を出力するパラレル通信経路に不具合(例えばケーブルハーネスの断線やコネクタの不具合)がある、もしくはLED(LEDが実装された演出ボタン基板)に不具合(例えば故障)があると判断(検出)する。一方、送信制御信号と読出制御信号の内容が不一致のときには、枠演出接続基板32からLEDドライバコントローラIC9に点灯制御信号を送信するシリアル通信経路に不具合(例えばケーブルハーネスの断線やコネクタの不具合)がある、もしくはLEDドライバコントローラIC9自体に不具合(例えば故障)があると判断する。そして、枠演出接続基板32は、これらの検出結果を、例えば演出・画像制御基板90等を介して液晶表示装置50に表示するようになっている。
なお、LEDが点灯制御信号に対応した点灯作動を行っているか否かを判断するため、枠演出接続基板32が、まず、全てのLEDを消灯させる点灯OFF制御信号を有するシリアルデータ形式の信号をLEDドライバコントローラIC9に送信して全てのLEDを消灯させる。そして、次に、全てのLEDを点灯させる点灯ON制御信号と出力読出指令信号とを有するシリアルデータ形式の信号(検出用シリアルデータ信号)をLEDドライバコントローラIC9に送信して、上記のように不具合検出処理を行うようにしてもよい。これにより、LEDが点灯制御信号に対応した点灯作動を行っているか否かを容易に判断することができ、上記不具合検出処理を行うことができる。
また、枠演出接続基板32から上記検出用シリアルデータ信号が送信されると、演出ボタン接続基板215では、モータドライバコントローラIC10において、通信回路311が検出用シリアルデータ信号におけるモータ制御信号をメモリ回路312に更新記憶させ、出力回路313がロード指令信号を受けてメモリ回路312に記憶されたモータ制御信号をアドレス情報に該当する電気モータ255,257に出力して電気モータ255,257(第1および第2可動部)を作動させる。またこのとき、出力読出回路315が、出力読出信号を受けて出力回路313から電気モータ255,257に出力されているモ
ータ制御信号をそれぞれ読み出し、それらの読み出したモータ制御信号をメモリ回路312に記憶させるとともに通信回路311を介して枠演出接続基板32に返信させる。
そして、枠演出接続基板32は、演出ボタン接続基板251に送信した検出用シリアルデータ信号におけるモータ制御信号(以下において送信制御信号と称する)と、出力読出回路315により枠演出接続基板32に返信された出力回路313から出力されているモータ制御信号(以下において読出制御信号と称する)とを比較する。この比較において、送信制御信号と読出制御信号の内容が一致するときには、モータドライバコントローラIC10の出力段以降、すなわちモータドライバコントローラIC10から電気モータ255,257へモータ制御信号を出力するパラレル通信経路に不具合(例えばケーブルハーネスの断線やコネクタの不具合)がある、もしくは電気モータ255,257に不具合(例えば故障)があると判断(検出)する。一方、送信制御信号と読出制御信号の内容が不一致のときには、枠演出接続基板32からモータドライバコントローラIC10にモータ制御信号を送信するシリアル通信経路に不具合(例えばケーブルハーネスの断線やコネクタの不具合)がある、もしくはモータドライバコントローラIC10自体に不具合(例えば故障)があると判断する。そして、枠演出接続基板32は、これらの検出結果を、例えば演出・画像制御基板90等を介して液晶表示装置50に表示するようになっている。
また、枠演出接続基板32は、電気モータ255,257の初期化動作の確認も併用して不具合検出処理を行うように構成してもよい。このように構成した場合には、検出用シリアルデータ信号におけるモータ制御信号として、第1および第2電気モータ255,257(第1および第2可動部)を予め設定されている初期状態にさせる初期化制御信号を用いる。このとき、モータドライバコントローラIC10において、通信回路311が初期化制御信号をメモリ回路312に更新記憶させ、出力回路313がロード指令信号を受けて初期化制御信号を電気モータ255,257に出力して第1および第2電気モータ255,257(第1および第2可動部)をそれぞれ初期状態に作動させる。
またこのとき、出力読出回路315が、出力読出信号を受けて出力回路313から電気モータ255,257に出力されている初期化制御信号をそれぞれ読み出し、それらの読み出した初期化制御信号をメモリ回路312に記憶させるとともに通信回路311を介して枠演出接続基板32に返信させる。またこのとき、入力回路314が、第1および第2電気モータ255,257により作動される第1および第2可動部のそれぞれの作動状態を示す作動状態検出信号を第1および第2可動部センサ256,258からそれぞれ受信し、それらの受信した作動状態検出信号をメモリ回路312に記憶させるとともに通信回路311を介して枠演出接続基板32に送信させる。
そして、枠演出接続基板32は、演出ボタン接続基板251に送信した検出用シリアルデータ信号における初期化制御信号(以下において送信制御信号と称する)と、出力読出回路315により枠演出接続基板32に返信された出力回路313から出力されている初期化制御信号(以下において読出制御信号と称する)とを比較するとともに、入力回路314により受信された第1および第2可動部センサ256,258からの作動状態検出信号に基づいて、第1および第2電気モータ255,257(第1および第2可動部)が初期状態に作動されたか否かを判断する。
このとき、図11に示すように、第1および第2可動部センサ256,258からの作動状態検出信号が第1および第2電気モータ255,257(第1および第2可動部)が初期状態であることを示し、送信制御信号と読出制御信号の内容が一致するときには、全てに不具合がなく正常に機能していると判断(検出)する。また、作動状態検出信号が第1および第2可動部が初期状態であることを示すが、送信制御信号と読出制御信号の内容が不一致のときには、モータドライバコントローラIC10の出力読出回路315に不具
合(例えば故障)がある、もしくはノイズの影響等により電気モータ255,257等が暴走している可能性があると判断する(図11に示す不具合A)。また、作動状態検出信号が第1および第2可動部が初期状態ではないことを示すが、送信制御信号と読出制御信号の内容が一致するときには、モータドライバコントローラIC10の出力段以降、すなわちモータドライバコントローラIC10から電気モータ255,257に初期化制御信号(モータ制御信号)を出力するパラレル通信経路に不具合(例えばケーブルハーネスの断線やコネクタの不具合)がある、もしくは電気モータ255,257に不具合(故障)があると判断する(図11に示す不具合B)。また、作動状態検出信号が第1および第2可動部が初期状態ではないことを示すとともに、送信制御信号と読出制御信号の内容が不一致のときには、枠演出接続基板32からモータドライバコントローラIC10に初期化制御信号(モータ制御信号)を送信するシリアル通信経路に不具合(例えばケーブルハーネスの断線やコネクタの不具合)がある、もしくはモータドライバコントローラIC10自体に不具合(例えば故障)があると判断する(図11に示す不具合C)。
なお、以上では演出ボタンユニット250の不具合検出処理について説明したが、左右の電飾ユニット210,220、トップ電飾ユニット230および左右のスピーカ装置240L,240Rの不具合検出処理についても、演出ボタンユニット250の上記不具合検出処理と同様であるため、説明は省略する。また、遊技盤10に設けられた複数の遊技構成装置19(センター飾り15等)の不具合検出処理についても、演出ボタンユニット250の上記不具合検出処理と同様であるため、説明は省略する。
このように本実施形態に係る遊技機によれば、枠演出接続基板32から演出ボタン接続基板251のドライバコントローラIC9,IC10に送信した検出用シリアルデータ信号における作動制御信号(送信制御信号)と、出力読出回路305,315により枠演出接続基板32に返信された出力回路303,313から出力されている作動制御信号(読出制御信号)とを比較して不具合検出を行うように構成されている。そのため、送信制御信号と読出制御信号の内容が一致するときには、ドライバコントローラIC9,IC10の出力段以降、すなわちドライバコントローラIC9,IC10からLEDや電気モータ255,257に作動制御信号を出力するパラレル通信経路に不具合(例えばケーブルハーネスの断線やコネクタの不具合)がある、もしくはLED(LEDが実装された演出ボタン基板)や電気モータ255,257に不具合(例えば故障)があると検出することができる。一方、送信制御信号と読出制御信号の内容が不一致のときには、枠演出接続基板32からドライバコントローラIC9,IC10に作動制御信号を送信するシリアル通信経路に不具合(例えばケーブルハーネスの断線やコネクタの不具合)がある、もしくはドライバコントローラIC9,IC10自体に不具合(例えば故障)があると検出することができる。したがって、LEDや電気モータ255,257により作動される第1および第2可動部が作動しない場合に、その原因箇所が、枠演出制御基板32からのシリアル通信経路に不具合(ケーブルの断線やコネクタの不具合)がある、もしくはドライバコントローラIC9,IC10に不具合(故障)があるのか、またはドライバコントローラIC9,IC10の出力段以降、すなわちLEDや電気モータ255,257へのパラレル通信経路に不具合(ケーブルの断線やコネクタの不具合)がある、もしくはLEDや電気モータ255,257に不具合(故障)があるのかをすぐに判断することができる。
また、第1および第2可動部センサ256,258からの作動状態検出信号に基づいて、第1および第2電気モータ255,257(第1および第2可動部)の初期化動作の確認も併用することにより、全てに不具合がなく正常に機能していること、または、モータドライバコントローラIC10の出力読出回路315に不具合(例えば故障)がある、もしくはノイズの影響等により電気モータ255,257等が暴走している可能性があることを検出することができる。
また、枠演出接続基板32から送信されるシリアルデータ信号が、初期化作動時間の長い電気モータを有するトップ電飾ユニット230および演出ボタンユニット250の制御信号を送信前側に配置して構成されており、これらのトップ電飾ユニット230および演出ボタンユニット250を他のユニットよりも先に作動させるように構成されている。そのため、遊技機の電源立ち上げ時において各ユニットの初期化作動を行う際に、初期化作動時間の長いユニット装置を先に初期化作動させ、遊技機の電源立ち上げをスムーズに行うことができる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、ドライバコントローラIC9,IC10が出力読出回路305,315を有して構成されているが、この出力読出回路を設けずに、入力回路304,314が、枠演出接続回路32からの出力読出指令信号を受けて出力回路303,313から出力されている作動制御信号を読み出し、その作動制御信号をシリアルデータ形式の信号に変換してメモリ回路302,312に記憶させるとともに通信回路301,311を介して枠演出接続基板32に返信させるように構成してもよい。また、出力読出回路305,315もしくは入力回路304,314が、出力回路303,313から出力されている作動制御信号を、出力回路303,313からLEDや電気モータ255,257へ出力するパラレル通信経路(ケーブルハーネス)から読み出すように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、上記不具合検出処理が、電源投入時に実行させるリセット開始処理(演出制御側メイン処理を含む)において行われる構成について説明したが、例えば、上記鍵差込センサにより施錠装置4に鍵が差し込まれて前枠2およびガラス枠5を開こうとしたことが検出されたとき、もしくは上記開閉センサにより前枠2およびガラス枠5が開かれたことが検出されたときに、上記不具合検出処理を行うように構成してもよい。このように施錠装置4に鍵が差し込まれたとき、もしくは前枠2等が開かれたときに、初期化処理および不具合検出処理を行って遊技構成装置(役物等)を初期状態にさせることにより、前枠2等が開かれることによって作動中の遊技構成装置が他の部材に衝突したりして損傷することを防ぐことができる。また、例えば、遊技施設に設けられた複数の遊技機が一斉に同様の演出動作が行われるとき、もしくはLEDや電気モータが動作していない所定のタイミングにおいて、上記不具合検出処理を行うように構成してもよい。また、例えば、ガラス枠5等に不具合検出ボタンを設け、このボタンを押し操作することにより、上記不具合検出処理を行うように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、初期化作動時間の長いユニット装置の制御信号をシリアルデータ信号の送信前側に配置し、これらのユニット装置から先に初期化作動を行うように構成したが、例えば、それぞれのユニット装置に付与されるアドレス情報の若いユニット装置から作動制御を行う構成とした上で、初期化作動時間の長いユニット装置に若いアドレス情報を付与し、これらのユニット装置から先に初期化作動を行う構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、本発明をパチンコ機に適用した事例について説明したが、パチスロ機、雀球遊技機、アレンジボール遊技機、ECO遊技機(封入式パチンコ機)などの他の遊技機に本発明を適用することができ、その場合においても同様の効果を得ることができる。
PM パチンコ機(遊技機)
32 枠演出接続基板(遊技制御手段)
250 演出ボタンユニット(遊技構成装置)
255,257 電気モータ
301,311 通信回路
302,312 メモリ回路
303,313 出力回路
304,314 入力回路
305,315 出力読出回路
IC9 LEDドライバコントローラ(作動制御手段)
IC10 モータドライバコントローラ(作動制御手段)

Claims (1)

  1. 作動制御信号を受けて作動する遊技構成装置と、
    前記遊技構成装置の作動を制御する作動制御信号をシリアルデータ形式で送信する遊技制御手段と、
    前記遊技制御手段からの前記シリアルデータ形式の作動制御信号を受けるとこれをパラレルデータ形式に変換し、変換した前記パラレルデータ形式の作動制御信号を前記遊技構成装置に出力して作動させる作動制御手段とを備え、
    前記作動制御手段は、前記遊技構成装置に出力している作動制御信号を前記遊技制御手段に返信するように構成され、
    前記遊技制御手段は、前記作動制御手段に送信している作動制御信号と、前記作動制御手段から返信されてくる作動制御信号とを比較して不具合検出を行い、
    前記遊技構成装置の作動状態を検出する作動状態検出手段を備え、
    前記作動状態検出手段により検出された作動状態検出信号が前記遊技制御手段に送られるように構成されており、
    前記遊技制御手段は、前記作動制御手段に送信している作動制御信号および前記作動制御手段から返信されてくる作動制御信号に加えて、前記作動状態検出手段から送られてくる作動状態検出信号を比較して不具合検出を行い、
    前記遊技制御手段は、前記遊技構成装置を初期状態にさせる初期化制御信号を前記作動制御手段に送信したときに、前記作動制御手段に送信している作動制御信号、前記作動制御手段から返信されてくる作動制御信号および前記作動状態検出手段から送られてくる作動状態検出信号を比較して不具合検出を行うことを特徴とする遊技機。
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