JP6424254B2 - ロータ及びかかるロータが提供された航空機 - Google Patents

ロータ及びかかるロータが提供された航空機 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
[0001] 本願は、2016年6月29日出願のFR1601027号の利益を主張し、その開示はその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
[0002] 本発明は、ロータとかかるロータが提供された航空機とに関する。
[0003] したがって本発明は、航空機ロータ、特に、航空機の上昇及び/又は推進に寄与するロータの技術分野にある。
[0004] 特にヘリコプタは、航空機の上昇、また実際には推進に寄与する、少なくとも1つのロータを含む。
[0005] ロータは、動力装置によって回転し始めるハブを備える。加えてロータは、各々がハブによる回転で駆動する複数の上昇アセンブリを備える。
[0006] 各上昇アセンブリは、移動及び保持部材によってハブに固定される。こうした移動及び保持部材は、フラッピング軸、リードラグ軸、及びピッチ軸の周りをハブに対して回転移動するための自由を、上昇アセンブリに提供する。例として、移動及び保持部材は、球状アバットメント又は可撓性ブレードの形を取ることができる。
[0007] 加えて、上昇アセンブリは、上昇部材及びハブに接続されたルートを備える。
[0008] 上昇アセンブリのルートは、上昇アセンブリをロータの移動及び保持部材に接続できるようにする接続部材である。ルートは、上昇部材から独立した機械部品、又は、上昇部材の一部を表す機械部品の形とすることができる。例として、上昇アセンブリのルートは、上昇部材に固定されたカフ、又は上昇部材の一体部分を形成するカフの形を取ることができる。
[0009] 「ブレード」という用語は、ルートが上昇部材の一体部分である場合、時々、上昇アセンブリを指定するか、又は、ルートが上昇部材の一部でない場合、上昇部材を指定することができる。
[0010] 加えて、ロータは、例えば、航空機が地面の上で静止している場合、上昇アセンブリの地面に向かったフラッピング運動を制限するためのアバットメント、又は実際には、飛行中の上昇アセンブリの上方フラッピングを制限するためのアバットメントを含むことができる。
[0011] 加えて、ロータはダンパを含むことができる。
[0012] 文献FR2630703号は、ハブに接続された複数の上昇アセンブリが提供されたロータについて記載している。
[0013] 加えて、各上昇アセンブリは、ダンパによって隣接する上昇アセンブリに接続される。そのため、こうしたダンパは「ブレード間ダンパ」と呼ばれる。
[0014] したがって各上昇アセンブリは、それぞれ2つの隣接する上昇アセンブリに接続された2つのダンパにヒンジ連結される。
[0015] 単一の上昇アセンブリの2つのダンパは、それぞれ2本のファスナピンを介して上昇アセンブリに固定される。それら2本のファスナピンは、上昇アセンブリのピッチ軸上に位置決めされる。更に、幾何学平面がそれら2本のファスナピンとロータの回転軸との間に介在し、その幾何学平面は上昇アセンブリのリードラグ軸を含み、上昇アセンブリのピッチ軸に対して直角である。
[0016] 更に、ロータには、ブレードの集合的リードラグ運動を制限するためのリードラグアバットメントデバイスが提供される。
[0017] 例として、ロータの回転にブレーキが掛けられると、上昇アセンブリはすべて、ロータの回転方向にリードラグ運動を実行する。リードラグ運動はリードラグアバットメントデバイスによって制限される。
[0018] 2つの上昇アセンブリ間に延在するダンパが提供されたロータが、特に、上昇アセンブリすべてが同じフラッピング運動を実行している時に有利であることがわかっている。アセンブリが、例えば空気共鳴現象中に異なるフラッピング運動を実行する場合、ダンパは短縮又は延伸されることによって応力を受ける。
[0019] しかしながら、そのアーキテクチャは、上昇アセンブリの集合的リードラグ運動を制限するためのリードラグアバットメントの存在につながる。
[0020] 文献FR2671049号は、複数の上昇アセンブリ及び複数のブレード間ダンパが提供されたロータについて記載している。
[0021] 各上昇アセンブリは、球状アバットメントタイプの移動及び保持部材を囲むループが提供されたルートを備える。
[0022] 加えて、各上昇アセンブリは、互いに平行な2枚のプレートが提供された機械部材を含む。上昇アセンブリの2つのダンパはそれらのプレートに固定される。
[0023] 文献US2014/299709号は、ハブ及び上昇アセンブリが提供されたロータについて記載している。各上昇アセンブリはダンパにヒンジ連結され、そのダンパもハブにヒンジ連結されるが、別の上昇アセンブリにはヒンジ連結されない。
[0024] こうしたダンパは、時々「ブレードハブ」ダンパと呼ばれる。
[0025] ブレードハブダンパが提供されたロータは、場合によってはリードラグアバットメントを有さない。しかしながら、ブレード間ダンパが提供されたロータとは異なり、ダンパは、上昇アセンブリがフラッピング運動を実行する場合は常に応力を受ける。
[0026] 更に、ブレードハブダンパが提供されたロータは、ダンパをハブにヒンジ連結するためにファスナシステムをハブ上に設置する必要がある。こうしたファスナシステムを組み込むことは、しばしば複雑、高価、及び困難であることがわかっている。
[0027] 文献FR2760425号、FR3020341号、GB787848号、及びDE1456105号も知られている。
[0028] したがって本発明は、場合によっては最適化された重さ及びコンパクトさを示す傾向がある、革新的なロータを提供することを目的とする。
[0029] したがって本発明は、少なくとも部分的に航空機の上昇及び/又は推進に寄与するように設計されたロータを提供し、ロータは、ロータの回転軸の周りを共に回転移動可能なハブ及び複数の上昇アセンブリを備え、各上昇アセンブリは、ルートと、ルートから端部に向かってスパン方向に延在する上昇部材と、を備え、ルートは、移動及び保持部材によってハブに装着され、上昇部材に固定され、各移動及び保持部材は、少なくともリードラグ軸及びピッチ軸の周りをハブに対して移動するために関連付けられた上昇アセンブリに自由度を与え、各上昇アセンブリは、2つの隣接する上昇アセンブリ間に円周方向に位置決めされ、各上昇アセンブリは、それぞれ第1のダンパ及び第2のダンパによって2つの隣接する上昇アセンブリに接続される。
[0030] 各上昇アセンブリについて、
第1の平面は、上昇アセンブリのリードラグ軸を含み、上昇アセンブリのピッチ軸に対して垂直であり、
第1のダンパは、上昇アセンブリのリードラグ軸に平行な少なくとも第1の軸の周りで上昇アセンブリにヒンジ連結され、
第2のダンパは、上昇アセンブリのリードラグ軸に平行な少なくとも第2の軸の周りで上昇アセンブリにヒンジ連結され、第1の軸は第1の平面とロータの回転軸との間にあるボリューム内に位置し、第2の軸はかかるボリューム外に位置決めされる。
[0031] 「共に回転移動可能」という用語は、ロータが回転駆動される時に、ロータの回転軸の周りで上昇アセンブリ及びハブが共に回転運動を実行することを意味する。
[0032] 「円周方向に位置決めされる」という用語は、各上昇アセンブリの前にアップストリーム上昇アセンブリが、後にダウンストリーム上昇アセンブリがあることを意味し、ここで「アップストリーム」及び「ダウンストリーム」とは、回転軸の周りでのロータの回転方向に対するものである。
[0033] 「上昇部材」という用語は、翼プロファイルを提示する上昇アセンブリの一部を指定する。
[0034] ロータには、特に上昇アセンブリのリードラグ運動をダンピングするためのダンパが提供される。ダンパは、各々が互いに隣接する2つの上昇アセンブリに共に接続するブレード間ダンパタイプである。
[0035] 所与の上昇アセンブリに対して、「第1の」ダンパという用語は、対応する第1の軸の周りで所与の上昇アセンブリにヒンジ連結されたダンパを指定する。加えて、「第2の」ダンパという用語は、対応する第2の軸の周りで所与の上昇アセンブリにヒンジ連結されたダンパを指定する。
[0036] 更に、各ダンパは、第1の軸の周りで上昇アセンブリに、また第2の軸の周りで別の上昇アセンブリに、ヒンジ連結される。
[0037] 既知のアーキテクチャの場合、集合的な上昇アセンブリの任意のリードラグ運動を、すなわち、すべての上昇アセンブリが同じリードラグ運動をほぼ同時に実行する時に、制限するために、アバットメントを使用する必要がある。
[0038] これに対して、本発明は、こうしたリードラグアバットメントデバイスを無意味にすることができる。
[0039] このため、上昇アセンブリに接続された両方のダンパは、ヒンジによって上昇アセンブリにヒンジ連結される。これらのヒンジは、どちらも上昇アセンブリのリードラグ軸に平行な第1及び第2の軸の周りで、2つのダンパそれぞれに少なくとも1つの回転自由度を与える。
[0040] 本発明は、上昇アセンブリのリードラグ軸を含む第1の平面の両側で、上昇アセンブリの第1及び第2の軸をスパン方向にオフセットすることによって、上昇アセンブリの任意のリードラグ運動がダンパを圧縮又は拡張させることを保証することができる。
[0041] 上昇アセンブリのそのリードラグ軸の周りでの回転運動中、上昇アセンブリの第1及び第2の軸のうちの一方は、ロータの回転軸に向かって移動する傾向があり、他方の軸は離れるように移動する傾向がある。こうした状況下では、たとえ上昇アセンブリがそれぞれのリードラグ軸の周りでそれぞれ共通の運動を実行する場合であっても、第1及び第2の軸の特定の位置決めが、ダンパに応力を掛けることにつながる傾向がある。
[0042] この装着に伴い、所与の上昇アセンブリの任意のリードラグ運動は、所与の上昇アセンブリにヒンジ連結されたダンパに及ぼされるけん引力又は圧縮力を伴い、これによって、特にロータにブレーキを掛ける間、上昇アセンブリのリードラグ運動をブロックすることが可能となる。例として、上昇アセンブリのリードラグ軸の周りでの5°の角運動は、ロータが停止している間、上昇アセンブリのリードラグ運動を停止させるのに十分な、700デカニュートン(daN)の静的力を、ダンパ内で生成することができる。
[0043] したがって、ダンパの寸法は、上昇アセンブリのリードラグ運動を制限できるように決められるはずである。したがってこれらのダンパは、いかなるリードラグアバットメントデバイスをも無意味にすることができる。こうした状況下で、本発明のロータは、ブレード間ダンパが提供されたロータの利点を示すが、通常の欠点は示さない。
[0044] 加えて、ロータにはブレード間ダンパが提供されるため、従来技術のブレードハブダンパにおいてダンパをハブに固定するために用いられた取り付け手段は提供されない。したがってロータは、従来のブレードハブロータの利点を示しながら、こうしたロータに対して簡略化可能である。
[0045] したがって本発明は、例えば、取り付け手段又はリードラグアバットメントデバイスの使用を避けることによって、ロータのコスト及び重さを制限するように、ロータの部品数を削減することができる。
[0046] 本発明は、ロータ全体を最小化することも可能である。特に、ハブを非常にコンパクトにすることができる。こうしたハブは、より効果的に、またトップキャップを用いることで重さを減らして、簡素化することができる。
[0047] 更に、コンパクトなハブが提供されたロータは、放射状にハブに近い翼プロファイルを有する上昇アセンブリを使用できるようにする。
[0048] ヘリコプタでは、エンジンからの排出ガスの再循環現象が、エンジン性能にとって不利なパワー損失につながる可能性がある。これらの再循環現象は、時々、ホバリング中にハブでの空気の動きがほとんどないことによって引き起こされる。こうした状況下では、排出ガスの一部がエンジン内に引き戻される場合がある。コンパクトなロータを使用することによって、上昇アセンブリの翼ゾーンはロータの回転軸に近いため、空気を回転軸付近に移動させる傾向があり、それによって循環現象を制限することができる。
[0049] 本発明のロータは、更に、以下の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。
[0050] したがって、上昇アセンブリの第1及び第2の軸を、上昇アセンブリのピッチ軸の両側に配置することができる。
[0051] この配置構成により、システムの動作を強化することができる。
[0052] 別の態様において、第1の軸を上昇アセンブリの前縁脇に配置し、第2の軸を上昇アセンブリの後縁脇に配置することができる。
[0053] 別の態様において、上昇アセンブリの第1及び第2の軸をそれぞれ、ロータの回転軸から第1の半径及び第2の半径だけ間隔を空けて配置することが可能であり、第2の半径は第1の半径よりも大きい。
[0054] 別の態様において、各ダンパは、第1の端部ゾーンから第2の端部ゾーンに向かって縦方向に延在する軸に沿って延在可能であり、第1の端部ゾーンは、「第1の」上昇アセンブリと呼ばれる上昇アセンブリに、第1の上昇アセンブリの第1の軸の周りでヒンジ連結され、第2の端部ゾーンは、「第2の」上昇アセンブリと呼ばれる上昇アセンブリに、第2の上昇アセンブリの第2の軸の周りでヒンジ連結され、縦方向に延在する軸と、第1の上昇アセンブリの「第1の」リードラグ軸と呼ばれるリードラグ軸と、の間に直角に第1の距離があり、縦方向に延在する軸と、第2の上昇アセンブリの「第2の」リードラグ軸と呼ばれるリードラグ軸と、の間に直角に第2の距離があり、第1の距離を第2の距離で割った商は、0.6より小さいか又は等しい。
[0055] したがって、短い方の距離は、長い方の距離の0倍から最大0.6倍の範囲内でなければならない。
[0056] このロケーションを用いると、上昇アセンブリが同期的に移動するイベントでは、ダンパを2つの上昇アセンブリに取り付けるための2つのポイントは、上昇アセンブリの回転方向に応じて、互いの方向に向かって又は離れるように移動する。したがってダンパに応力が掛けられ、この応力はいかなるリードラグアバットメントをも除外するのに十分であり得る。
[0057] 別の態様において、各上昇アセンブリについて、上昇アセンブリに接続された第1のダンパは、「第1の」縦方向に延在する軸と呼ばれる縦方向に延在する軸に沿って延在し、第2のダンパは、「第2の」縦方向に延在する軸と呼ばれる縦方向に延在する軸に沿って延在し、第1の縦方向に延在する軸は第2の平面と第1のポイントで交差し、第2の縦方向に延在する軸は第2の平面と第2のポイントで交差し、第2の平面は上昇アセンブリのピッチ軸を含み、上昇アセンブリの第1の平面に対して直角であり、第1のポイントは第2のポイントよりも回転軸に近い。
[0058] 別の態様において、ロータは、上昇アセンブリのリードラグ運動を制限するためのアバットメントを有する必要がない。
[0059] 別の態様において、少なくとも1つのダンパをボール接合によって上昇アセンブリにヒンジ連結することが可能であり、ボール接合はピンが通過するボールを備え、ピンは第1の軸又は第2の軸に沿って延在する。
[0060] 「ボール」という用語は、実際に球状であるか、又は、例えば平坦な領域を含む、一部のみが球状であり得る部材を指定する。
[0061] したがってピンは、第1及び第2の軸のすべてに沿って延在し得る。
[0062] 別の変形態において、各ピンは第1又は第2の軸に対して直角である。
[0063] 変形態にかかわらず、ボール接合は、3つの回転軸の周りでの回転移動の自由を与えるため、特に前述の第1及び第2の軸のいずれかの周りではない。
[0064] 加えて、上昇アセンブリのルートは、移動及び保持部材に固定されるシャックルと、シャックルと端部との間で上昇アセンブリに固定されるフィッティングと、を含むことが可能であり、フィッティングは2枚のL字型プレートを備え、各L字型プレートは第2の軸が通過するオリフィスを提示する。
[0065] 加えて、2枚のプレートは、それらの間に中間接続部材を保持し、中間部材は、ピッチロッドに接続されたフォークと、第1の軸が通過する少なくとも1つのオリフィスと、を含む。
[0066] 2つのダンパ及びピッチロッドは、上昇アセンブリの共通フィッティングに固定される。加えて2つのダンパは、上昇アセンブリの両側で横方向に、すなわち上昇アセンブリの翼弦方向に固定される。
[0067] 上昇アセンブリの両側でのダンパの取り付けを用いたこの装着により、ダンパにかかる力がフィッティングによって吸収され、ハブに伝達されないことを保証することができる。
[0068] 加えて、ピッチロッドによって伝達される制御力は、シャックルを介してではなくフィッティングを介して渡されるため、シャックルが必要とする強度を低減させる傾向がある。
[0069] 別の態様において、フィッティングは、ある方向の上昇アセンブリのフラッピング運動を制限するために、低リングアバットメントに向かい合う低スタッドアバットメントを担持することができる。
[0070] リングアバットメントは、例えば、回転軸の周りでのロータの回転を駆動するために、ハブに固定されたロータマストに取り付けることが可能である。リングアバットメントに関する情報を得るために、引用文献を参照することができる。特に、文献第FR2671049号の教示が適用可能である。したがってリングアバットメントはクランプによって担持される。
[0071] こうした配置構成によって、比較的コンパクトなシャックル、したがって比較的コンパクトなロータを取得することが可能となる。
[0072] 反対に、シャックルでのスタッドアバットメントの配置構成は、上昇アセンブリにかかるねじりモーメントがシャックルに伝達されることにつながる。シャックルは初期には、上昇アセンブリにかかる遠心力に耐えるように寸法が決められる。次いでシャックルは、これらのモーメントが遠心力よりも不利な傾向にある限り、こうしたモーメントに抵抗するために過大な寸法にする必要がある。
[0073] 別の態様において、ハブは2枚のプレートを備えることが可能であり、各上昇アセンブリのルートはプレート間の一部に延在するシャックルを備え、シャックルは移動及び保持部材によって2枚のプレートにヒンジ連結される。
[0074] ハブは2重プレートタイプである。したがってハブは、2枚のプレートを備え、アセンブリのシャックルは2枚のプレート間に配置構成される。例として、プレートは従来のシステムを用いて互いに固定される。代替様式では、プレートは単一の機械部品の一部とすることができる。
[0075] こうしたハブは、上昇アセンブリの装着及び取り外しを最適化する傾向であり得る。
[0076] 各上昇アセンブリについて、移動及び保持部材を2枚のプレート間に配置構成することが可能であり、移動及び保持部材は、2枚のプレートに固定された外部強度部材及びシャックルに固定された内部強度部材を備え、内部強度部材は、回転軸と外部強度部材との間に放射状に配置構成される。
[0077] 例として、各プレートの形状は多角形とすることが可能であり、各外部強度部材は多角形の頂点に位置する。代替として、各プレートは例えば星形とすることが可能であり、各外部強度部材は星の分岐の端部に位置する。
[0078] この配置構成は、上昇要素の装着及び取り外しを容易にする傾向がある。これは、上昇アセンブリを取り外すことができるように、外部強度部材及びピッチロッドを取り外すのに十分である。
[0079] 本発明は、ロータに加えて、ロータを含む航空機を提供する。
[0080] 例として、航空機は回転翼機であり、場合によってはヘリコプタである。
[0081] 本発明及びその利点は、例として、また添付の図面を参照しながら与えられる例と共に、以下の説明に関連してより詳細に明らかとなる。
本発明の航空機のロータを示す3次元図である。 2つの上昇アセンブリに固定されたダンパを示す断面図である。 本発明のロータを示す平面図である。 ダンパの応力を説明する図である。
[0082] 複数の図面に存在する要素は、それらの各々に同じ参照番号が与えられる。
[0083] 図1は、航空機1のロータ5を示す。ロータ5は、少なくとも部分的に航空機1の上昇又は推進に、更には航空機1の上昇及び推進に寄与する。
[0084] ロータ5は、動力伝達トレイン200によって動き始める。こうした動力伝達トレイン200は、特に、「回転軸AXROT」と呼ばれる軸の周りをロータ5と共に回転するように制約されたロータマストを備える。
[0085] ロータ5は、複数の上昇アセンブリ15、また例として少なくとも3つの上昇アセンブリを担持する、ハブ10を備える。したがってハブ及び上昇アセンブリは、動力伝達トレイン200からの駆動下で、回転軸AXROTの周りを共に回転する。
[0086] ハブ10は、互いに平行であり、回転軸AXROTに対してほぼ直角な、2枚のプレート11、12を備えることができる。これらのプレートは、中心シャフト13などの従来の部材によって互いに接続される。2枚のプレート11、12の間に高さ空間がある。各プレートは、例えば多角形又は星形の形状を提示することができる。
[0087] 加えて、各上昇アセンブリ15は、ハブ10から端部19へのスパン方向に、ほぼ放射状に延在する。特に、各上昇アセンブリ15は、ハブ10及び上昇部材18に装着されるルート16を備える。上昇部材18は、ルート16から端部19へと延在する。
[0088] ルート16は、従来の手段によって上昇部材15に固定可能であるか、又は上昇部材を構成する部品とすることができる。更に、ルート16は「シャックル17」と呼ばれるループを備えることができる。シャックル17は、ルート内の開口部を画定するために、C字型とすることができる。
[0089] こうした状況下で、各上昇アセンブリ15は移動及び保持部材20によってハブ10に装着される。こうした移動及び保持部材20は、リードラグ軸AXTRA及びピッチ軸AXPAS並びに場合によってはフラッピング軸AXBATのうちの少なくとも1つの周りで、ハブに対して移動させるために、移動及び保持部材20に固定された上昇アセンブリ上に自由度を与える。
[0090] ピッチ軸AXPASは、上昇アセンブリのほぼスパン方向に延在し、回転軸AXROTに対して直角である。更に、リードラグ軸は回転軸AXROTに対してほぼ平行である。最終的に、フラッピング軸は、リードラグ軸AXTRA及びピッチ軸AXPASに対してほぼ直角である。
[0091] 例として、各移動及び保持部材20は2枚のプレート11、12の間に配置構成される。
[0092] 移動及び保持部材20は、球状アバットメントの形を取ることができる。こうした状況下で、移動及び保持部材20には、中心ゾーン23を介して内部強度部材22に接続された外部強度部材21が提供される。例として、こうした中心ゾーン23は、交互の柔軟なエラストマ層、及び、場合によっては金属で作られた剛体層が提供される、エラストマ部材を備える。
[0093] 外部強度部材21は、「下部プレート12」と呼ばれるプレートから「上部プレート11」と呼ばれるプレートに向かって上下に延在することによって、2枚のプレート11、12に固定される。例として、外部強度部材21は、各プレートにねじで固定される。
[0094] しかしながら、内部強度部材22は、シャックル17に固定され、ハブには固定されない。例として、内部強度部材22は、場合によってはねじによってシャックルのアーチに取り付けられる。
[0095] したがって内部強度部材22は、外部強度部材21及び中心ゾーン23と共に、シャックルによって画定された開口部内に部分的に配置される。加えて、内部強度部材22は、回転軸AXROTと外部強度部材21との間に放射状に配置構成される。
[0096] 加えて、上昇アセンブリ15はハブ10の周辺に円周方向に分散される。例として、上昇アセンブリ15は、ハブ10の周辺に円周方向に均一に分散される。
[0097] こうした状況下で、各上昇アセンブリ15は2つの他の上昇アセンブリ間に円周方向に配置構成される。ロータの回転方向ROTに対して、上昇アセンブリは、アップストリーム隣接上昇アセンブリとダウンストリーム隣接上昇アセンブリとの間に配置される。
[0098] 加えて、ロータ5は複数のダンパ30を備える。特に、ロータ5は上昇アセンブリ15ごとに1つのダンパ30を備える。
[0099] 各ダンパ30は、2つの隣接上昇アセンブリ間に延在する。
[0100] 図1の例において、ロータは3つの上昇アセンブリを有する。こうした状況下で、1つのダンパが第1の上昇アセンブリ及び第2の上昇アセンブリにヒンジ連結され、別のダンパが第2の上昇アセンブリ及び第3の上昇アセンブリにヒンジ連結され、最後のダンパが第3の上昇アセンブリ及び第1の上昇アセンブリにヒンジ連結される。
[0101] このようにして、各上昇アセンブリ15は、第1の軸AX1の周りで第1のダンパ301に、及び第2の軸AX2の周りで第2のダンパ302に、ヒンジ連結される。したがって、各ダンパは、上昇アセンブリの第1の軸の周りの上昇アセンブリに、及び他の上昇アセンブリの第2の軸の周りの別の上昇アセンブリに、ヒンジ連結される。
[0102] 上昇アセンブリに関連付けられた第1及び第2の軸AX1、AX2は、上昇アセンブリのリードラグ軸に平行である。
[0103] 第1の軸AX1は、上昇アセンブリ15の前縁BAの脇に位置することができる。こうした状況下で、第2の軸AX2は同じ上昇アセンブリ15の後縁BFの脇に位置する。
[0104] 2つのダンパに固定するために、各上昇アセンブリ15はフィッティング50を含むことができる。
[0105] 上昇アセンブリのフィッティング50は、第1の軸AX1の周りで第1のダンパ301を、及び第2の軸AX2の周りで第2のダンパ302を、上昇アセンブリにヒンジ連結できるようにする。
[0106] 例として、フィッティング50は2枚のプレート51、52を備える。2枚のプレートは、上昇アセンブリのルート16のいずれかの側に上下に配置される。加えて2枚のプレートは、上昇アセンブリのシャックル17と端部19との間に、上昇アセンブリのスパン方向に配置構成される。
[0107] 2枚のプレート51、52は、長い分岐511及び短い分岐512を提示するL字型とすることができる。長い分岐511は上昇アセンブリのフラッピング軸に対してほぼ平行に延在し、短い分岐512は上昇アセンブリのピッチ軸に対してほぼ平行に延在する。
[0108] 2枚のプレート51、52は、例えばルートの厚みを通過するねじ固定手段によって、上昇アセンブリに固定される。
[0109] 各プレート51、52は、第2の軸AX2が通過するオリフィス55を提示する。オリフィス55は、長い分岐511の自由端に作ることができる。したがって2枚のプレートは共に、ダンパにヒンジ連結するのに好適なフォークを形成する。
[0110] 加えて、プレート51、52はどちらも、ねじ固定手段などの従来の手段を用いて、中間接続部材56に固定することができる。例として、中間部材56は、プレート51、52の短い分岐512の自由端に固定される。
[0111] 中間部材56は、ピッチロッド60に接続されたフォーク57を備えることができる。例として、フォークは、ピッチロッド60のラグ600にヒンジ連結される2つのチークが提供された第1のフォーク57である。
[0112] 加えて、中間部材56は、第1の軸AX1が通過する少なくとも1つのオリフィス59を含むことができる。例として、中間部材は、2つのチークが提供された第2のフォーク58を備える。第2のフォークの2つのチークの各々にはそのようなオリフィス59が提供され、ダンパにヒンジ連結される。
[0113] 別の態様において、フィッティング50は、従来の手段を用いて低スタッドアバットメント70に固定することができる。
[0114] 低スタッドアバットメントは、関連付けられた上昇アセンブリのシャックルによって画定された開口部内で、開口部の外に上下に突出することによって、上下に延在する。加えて、低スタッドアバットメントは、方向100の上昇アセンブリ15のフラッピング運動を制限するために、低リングアバットメント80と向かい合っている。
[0115] 図2を参照すると、ダンパ30は、ボール接合40によってフィッティングに固定することができる。こうした状況下で、こうしたボール接合40は、ボール41とボール41を通過するピン42とを備える。したがってピン42は、その位置に応じて第1又は第2の軸に沿って配置される。各ボール接合は、ボール接合のピンがそれに沿って延在する軸の周りでダンパに対して少なくとも1つの回転自由度を与える。
[0116] 例として、ダンパ30は、第1の端部ゾーン33から第2の端部ゾーン35へと縦方向に延在する軸AXEXTに沿って、縦方向に延在する。したがって第1の端部ゾーン33は、ピンが通過して第1の軸AX1に沿って延在するボール41を、部分的に取り囲むケージ330を含む。加えて、第2の端部ゾーン35は、このようにピンが通過して第2の軸AX2に沿って延在するボール41を、部分的に取り囲むケージを含む。
[0117] 加えて、第1の端部ゾーン33はダンパ30の第1の可動部材34に固定可能であり、第2の端部ゾーン35はダンパ30の第2の可動部材36に固定可能である。例として、ダンパ要素は第1の可動部材34と第2の可動部材36との間に配置される。図3の実施形態において、各可動部材は円筒形の強度部材の形を取ることができ、ダンパ要素は少なくとも1つのエラストマリングを備える。
[0118] それにもかかわらず、例えば、油圧ダンパなどの他のタイプのダンパが想定可能である。
[0119] 別の態様において、図3を参照すると、各上昇アセンブリについて、第1の幾何学平面P1は上昇アセンブリのピッチ軸AXPASに対して直角であり、上昇アセンブリのリードラグ軸AXTRAを含む。
[0120] こうした状況下で、第1の平面P1は3次元空間に2つのボリュームを画定する。より具体的には、第1の平面P1は、「第1の」ボリュームと呼ばれ、回転軸AXROTを含むボリュームV1を、「第2の」ボリュームV2と呼ばれ、上昇アセンブリの端部19を含むボリュームから分離する。
[0121] こうした状況下で、第1のダンパ301がそれに沿って上昇アセンブリに固定される第1の軸AX1は、ロータの回転軸AXROTを含む第1のボリュームV1内に位置する。しかしながら、第2のダンパ302がそれに沿って上昇アセンブリに固定される第2の軸AX2は、第2のボリュームV2内に位置する。第2の軸AX2は、第1の平面P1と第1の平面P1に平行な平面との間に位置決めされ、上昇アセンブリの端部19を通過する。
[0122] 加えて図3は、上昇アセンブリ15の第1及び第2の軸AX1、AX2がそれぞれ、第1の半径R1だけ、及び第2の半径R2だけ、回転軸AXROTから間隔を空けて配置されるという事実を示している。したがって第2の半径R2は、第1の半径R1よりも大きい。
[0123] 加えて、各上昇アセンブリについて、第1の軸AX1の周りで上昇アセンブリにヒンジ連結された第1のダンパ301は、「第1の」縦方向に延在する軸AXEXT1と呼ばれる、縦方向に延在する軸AXEXTに沿って延在する。第2の軸AX2の周りで上昇アセンブリにヒンジ連結された第2のダンパ302は、「第2の」縦方向に延在する軸AXEXT2と呼ばれる、縦方向に延在する軸AXEXTに沿って延在する。
[0124] こうした状況下で、第1の縦方向に延在する軸AXEXT1は、第1のポイントPT1で第2の平面P2を通過し、第2の平面P2は、観察された上昇アセンブリのピッチ軸AXPAS及びリードラグ軸AXTRA及を含み、第1の平面P1に対して直角である。
[0125] 加えて、第2の縦方向に延在する軸AXEXT2は、第2のポイントPT2で第2の平面P2を通過する。
[0126] こうした状況下で、第1のポイントPT1は、第2のポイントPT2よりも回転軸AXROTに近い。
[0127] 更に、第1及び第2の軸AX1、AX2は、第2の平面P2に含まれない。これに対して、上昇アセンブリ15に関連付けられた第1及び第2の軸AX1、AX2は、上昇アセンブリ15のピッチ軸AXPASの両側に配置される。
[0128] 加えて、図4を参照すると、各ダンパ30は、第1の上昇アセンブリの第1の軸AX1の周りでヒンジ連結された第1の端部ゾーンと、第2の上昇アセンブリの第2の軸AX2の周りでヒンジ連結された第2の端部ゾーンと、の間に延在する。
[0129] 第1の距離D1は、第1の上昇アセンブリの、縦方向に延在する軸AXEXTと、「第1の」リードラグ軸AXTRA1と呼ばれるリードラグ軸AXTRAと、の間に直角に存在する。したがってこの第1の距離D1は、縦方向に延在する軸AXEXTと、第1のリードラグ軸AXTRA1と、の間に直角に存在する最小距離を表す。
[0130] 第2の距離D2は、第2の上昇アセンブリの、縦方向に延在する軸AXEXTと、「第2の」リードラグ軸AXTRA2と呼ばれるリードラグ軸AXTRAと、の間に直角に存在する。したがってこの第2の距離D2は、縦方向に延在する軸AXEXTと、第2のリードラグ軸AXTRA2と、の間に直角に存在する最小距離を表す。
[0131] こうした状況下で、第1の距離D1を第2の距離D2で割った商は、0.6より小さいか又は等しい。
[0132] 本来、本発明は、その実装に関して多数の変形態を対象とすることができる。いくつかの実施形態を説明しているが、すべての可能な実施形態を網羅的に識別するものとは考えられないことが容易に理解されよう。本来、説明した任意の手段を、本発明の範囲を超えることなく等価の手段によって置換することが想定可能である。

Claims (14)

  1. 少なくとも部分的に航空機(1)の上昇及び/又は推進に寄与するように設計されたロータ(5)であって、
    前記ロータ(5)は、前記ロータ(5)の回転軸(AXROT)の周りを共に回転移動可能なハブ(10)及び少なくとも3つの上昇アセンブリ(15)を備え、
    各上昇アセンブリ(15)は、ルート(16)と、前記ルート(16)から端部(19)に向かってスパン方向に延在する上昇部材(18)と、を備え、
    前記ルート(16)は、移動及び保持部材(20)によって前記ハブ(10)に装着され、前記上昇部材(18)に固定され、
    各移動及び保持部材(20)は、少なくともリードラグ軸(AXTRA)及びピッチ軸(AXPAS)の周りを前記ハブに対して移動するために関連付けられた上昇アセンブリに自由度を与え、
    各上昇アセンブリ(15)は、2つの隣接する上昇アセンブリ間に円周方向に位置決めされ、
    各上昇アセンブリ(15)は、それぞれ第1のダンパ(301)及び第2のダンパ(302)によって前記2つの隣接する上昇アセンブリに接続され、
    各上昇アセンブリ(15)について、
    第1の平面(P1)は、前記リードラグ軸(AXTRA)を含み、前記上昇アセンブリ(15)の前記ピッチ軸(AXPAS)に対して垂直であり、
    前記第1のダンパ(301)は、前記上昇アセンブリ(15)の前記リードラグ軸(AXTRA)に平行な少なくとも第1の軸(AX1)の周りで前記上昇アセンブリ(15)にヒンジ連結され、
    前記第2のダンパ(302)は、前記上昇アセンブリ(15)の前記リードラグ軸(AXTRA)に平行な少なくとも第2の軸(AX2)の周りで前記上昇アセンブリ(15)にヒンジ連結され、
    前記第1の軸(AX1)は、前記上昇アセンブリの前記第1の平面(P1)と前記回転軸(AXROT)との間にあるボリューム(V1)内に位置し、
    前記第2の軸(AX2)は、前記ボリューム(V1)外に位置決めされる、ロータ(5)。
  2. 上昇アセンブリ(15)の前記第1の軸(AX1)及び前記第2の軸(AX2)は、前記上昇アセンブリ(15)の前記ピッチ軸(AXPAS)の両側に配置される、請求項1に記載のロータ。
  3. 上昇アセンブリ(15)の前記第1の軸(AX1)及び前記第2の軸(AX2)は、それぞれ、前記回転軸(AXROT)から第1の半径(R1)及び第2の半径(R2)だけ間隔を空けて配置され、
    前記第2の半径(R2)は、前記第1の半径(R1)よりも大きい、請求項1に記載のロータ。
  4. 各ダンパ(30)は、第1の端部ゾーン(33)から第2の端部ゾーン(35)に向かって縦方向に延在する軸(AXEXT)に沿って延在し、
    前記第1の端部ゾーン(33)は、「第1の」上昇アセンブリと呼ばれる上昇アセンブリ(15)に、前記第1の上昇アセンブリの前記第1の軸(AX1)の周りでヒンジ連結され、
    前記第2の端部ゾーン(35)は、「第2の」上昇アセンブリと呼ばれる上昇アセンブリ(15)に、前記第2の上昇アセンブリの前記第2の軸(AX2)の周りでヒンジ連結され、
    前記縦方向に延在する軸(AXEXT)と、前記第1の上昇アセンブリの「第1の」リードラグ軸(AXTRA1)と呼ばれるリードラグ軸(AXTRA)と、の間に直角に第1の距離(D1)があり、
    前記縦方向に延在する軸(AXEXT)と、前記第2の上昇アセンブリの「第2の」リードラグ軸(AXTRA2)と呼ばれるリードラグ軸(AXTRA)と、の間に直角に第2の距離(D2)があり、
    前記第1の距離(D1)を前記第2の距離(D2)で割った商は、0.6より小さいか又は等しい、請求項1に記載のロータ。
  5. 各上昇アセンブリについて、
    前記第1のダンパ(301)は、「第1の」縦方向に延在する軸(AXEXT1)と呼ばれる縦方向に延在する軸(AXEXT)に沿って延在し、
    前記第2のダンパ(302)は、「第2の」縦方向に延在する軸(AXEXT2)と呼ばれる縦方向に延在する軸(AXEXT)に沿って延在し、
    前記第1の縦方向に延在する軸(AXEXT1)は、第2の平面(P2)と第1のポイント(PT1)で交差し、
    前記第2の縦方向に延在する軸(AXEXT2)は、前記第2の平面(P2)と第2のポイント(PT2)で交差し、
    前記第2の平面(P2)は、前記ピッチ軸(AXPAS)を含み、前記第1の平面(P1)に対して直角であり、
    前記第1のポイント(PT1)は、前記第2のポイント(PT2)よりも前記回転軸(AXROT)に近い、請求項1に記載のロータ。
  6. 前記ロータ(5)は、前記上昇アセンブリのリードラグ運動を制限するためのアバットメントを有さない、請求項1に記載のロータ。
  7. 少なくとも1つのダンパ(30)は、ボール接合(40)によって上昇アセンブリ(15)にヒンジ連結され、
    前記ボール接合(40)は、ピン(42)が通過するボール(41)を備え、
    前記ピンは、前記第1の軸(AX1)又は前記第2の軸(AX2)に沿って延在する、請求項1に記載のロータ。
  8. 前記ルート(16)は、移動及び保持部材(20)に固定されるシャックル(17)と、前記シャックル(17)と前記端部(19)との間で前記上昇アセンブリ(15)に固定されるフィッティング(50)と、を含み、
    前記フィッティング(50)は、2枚のL字型プレート(51、52)を備え、
    各L字型プレート(51、52)は、前記第2の軸(AX2)が通過するオリフィス(55)を提示する、請求項1に記載のロータ。
  9. 前記2枚のプレート(51、52)は、それらの間に中間接続部材(56)を保持し、
    前記中間接続部材(56)は、ピッチロッド(60)に接続されたフォーク(57)と、前記第1の軸(AX1)が通過する少なくとも1つのオリフィス(59)と、を含む、請求項8に記載のロータ。
  10. 前記フィッティング(50)は、ある方向(100)の前記上昇アセンブリ(15)のフラッピング運動を制限するために、低リングアバットメント(80)に向かい合う低スタッドアバットメント(70)を担持する、請求項8に記載のロータ。
  11. 前記第1の軸(AX1)は、前記上昇アセンブリ(15)の前縁(BA)脇に位置し、
    前記第2の軸(AX2)は、前記上昇アセンブリ(15)の後縁(BF)脇に位置する、請求項1に記載のロータ。
  12. 前記ハブ(10)は、2枚のプレート(11、12)を備え、
    各上昇アセンブリ(15)の前記ルート(16)は、前記プレート(11、12)間の一部に延在するシャックル(17)を備え、
    前記シャックル(17)は、前記移動及び保持部材(20)によって前記2枚のプレート(11、12)にヒンジ連結される、請求項1に記載のロータ。
  13. 各上昇アセンブリについて、
    移動及び保持部材(20)は、前記2枚のプレート(11、12)間に配置構成され、
    前記移動及び保持部材(20)は、前記2枚のプレート(11、12)に固定された外部強度部材(21)及び前記シャックル(17)に固定された内部強度部材(22)を備え、
    前記内部強度部材(22)は、前記回転軸(AXROT)と前記外部強度部材(21)との間に放射状に配置構成される、請求項12に記載のロータ。
  14. 請求項1に記載の前記ロータ(5)を含む、航空機(1)。
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