JP6423076B2 - ワイヤレス通信デバイスおよび方法 - Google Patents

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Description

本開示は、ワイヤレスキャリア媒体における重複する送信の場合を低減するために受信機感度を管理することに関する。
ワイヤレス通信ネットワークの密度が増加している。これは、特定の関心領域内のワイヤレスネットワーキングデバイスの集結の増加と、そのようなデバイスによって行われる、利用可能なワイヤレス通信媒体、すなわち、無線周波数(RF)スペクトルの使用の増加とを含む。
密度の増加は、2つのワイヤレス送信間の衝突の可能性を軽減するための措置が講じられない限り、この可能性を高める。
衝突の可能性を低減しようと試みるための1つの手法は、局(STA)が、チャネルを使用する前に、チャネルが使用されるためにクリアであるかどうかを決定するようにチャネルを検知することである。これはしばしば、他のSTAからの着信送信に対する感度を定義するために使用されるパラメータである、クリアチャネルアセスメント(CCA)しきい値によって左右される。
本開示は、CCAの概念を利用し、チャネルアクセスの管理のさらなる例を提供する実施形態について説明する。
説明される一実施形態による、複数のデバイスを含む、関心領域内のワイヤレス通信デバイスの配置の概念図。 一実施形態による、デバイスとの互換性を例証するために提供される、ワイヤレス通信デバイスの概念図。 一実施形態による、ワイヤレス通信デバイスの概念図。 図3のデバイスによって実行される方法の概念図。
大まかに言えば、実施形態は、パケットベースのワイヤレス通信システムにおける受信機感度の管理を説明する。これは、チャネルの使用に対する感度によって左右される、チャネルが使用のためにクリアであるかどうかを決定するクリアチャネル検知プロセスを制御することによって達成される。クリアチャネル検知プロセスの感度は、複数の発信にわたって送信性能をモニタすることと、その性能と性能基準との比較に基づいて感度に対する調整を行うこととによって実施される。
本明細書で説明される一実施形態は、ワイヤレス通信チャネル上でパケットベースの通信を発信するように動作可能なワイヤレス通信局を提供し、局は、チャネルが使用のためにクリアであるかどうかを決定するように動作可能なクリアチャネル検知ユニット、チャネルの使用に対するクリアチャネル検知ユニットの感度は、クリアチャネルアセスメント、CCA、パラメータによって左右される、と、CCAパラメータを制御するように動作可能なCCAパラメータ制御ユニットとを備え、CCAパラメータ制御ユニットは、意図された宛先への該局による発信の送信成功の観点で、該局の性能をモニタするように動作可能な送信性能モニタを備え、CCAパラメータ制御ユニットは、該局の該送信性能に基づいてCCAパラメータを制御するように動作可能である。
本明細書で説明される一実施形態は、ワイヤレス通信チャネル上でパケットベースの通信を発信する方法を提供し、方法は、クリアチャネルアセスメント、CCA、パラメータによる感度を条件として、チャネルが使用のためにクリアであるかどうかを決定することと、意図された宛先への発信の送信成功の観点で、該発信することの性能をモニタすることと、該発信することの該送信性能に基づいてCCAパラメータを制御することとを備える。
本明細書で説明される一実施形態は、コンピュータにワイヤレス通信チャネル上でパケットベースの通信を発信する方法を実行させるためのコンピュータプログラム製品を提供し、製品は、コンピュータによって実行されると、コンピュータに、クリアチャネルアセスメント、CCA、パラメータによる感度を条件として、チャネルが使用のためにクリアであるかどうかを決定させる実行可能命令を備えるプログラムコードと、コンピュータによって実行されると、コンピュータに、意図された宛先への発信の送信成功の観点で、該発信することの性能をモニタさせる実行可能命令を備えるプログラムコードと、コンピュータによって実行されると、コンピュータに、該発信することの該送信性能に基づいてCCAパラメータを制御させる実行可能命令を備えるプログラムコードとを備える。
WLANネットワークの特定のケースが本開示で論じられるが、読者は、本開示は他の指定された通信技術に適合され得ることを諒解されよう。
いくつかの背景例では、STAのCCAしきい値が固定され、それによって、STAの物理キャリア検知範囲が固定されることになる。密配置では、いくつかのWLANネットワークは、同じチャネル上で互いの近傍で動作している場合がある。一方のネットワークにおける送信は、他方のネットワークにおける送信の抑制をもたらす場合がある。
これを示すために、ネットワークA内のいくつかの局によって行われる送信がネットワークB内のいくつかの局によって検出可能であり、逆の場合も同じであるほどまでに互いに隣接する局から成る、AおよびBの2つのネットワークが考慮される。
この例では、ネットワークA内のSTAは、CCAしきい値によって左右されるキャリア検知を実行する。CCAしきい値は、STAが使用できるチャネルと、当該ネットワーク内の別のSTAが使用中であるチャネルとの間の境界を決定しようとする。
ただし、CCAしきい値は、ネットワークA内のSTAが、ネットワークAのSTAの範囲内にあるネットワークB内のSTA間で行われている送信に敏感に反応するようなレベルであり得る。1つのケースでは、ネットワークA内の局によるこのキャリア検知により、局は、たまたま同じ周波数上で同時に送信している隣接するネットワークB内のSTAのせいで、媒体がビジーであることがわかる。
これは、ネットワークB内の送信が、実際には、ネットワークA内のSTAのためのチャネルの利用可能性に何の影響も及ぼさない可能性がある多くの理由があり得るので、望ましくない。この場合は、CCAしきい値は、ネットワークA内のSTAの動作がネットワークB内のSTAの動作によって中断されているので、過度に敏感に設定されていると見なされ得る。
本明細書で説明される実施形態は、合法的に行われ得る誤った通信抑制(不要なリンク抑制)の可能性を低減するために、ネットワーク内の局のためのCCAしきい値を抑えようとする。
本明細書で説明される実施形態は、STAのCCAの動的な変動を提供する。これは、トポロジおよびリンク条件が可変である状況を助けることができる。
本明細書で説明される実施形態は、そのような上述のリンク抑制効果に対抗するために、各STAがその感度を独立して更新することができる方法について説明する。
次に、図1を参照しながら、特定の実施形態が説明される。図1は、ワイヤレス通信デバイス100、102の配置を示す。これらのデバイスは、2つのネットワークAおよびBに編成される。これらのネットワークは、境界となる破線によって図1に示されている。
ネットワークAのデバイスのうちのいくつかは、ネットワークB内のデバイスによる発信がネットワークAのデバイスによって受信され得るほどネットワークBのデバイスに物理的に近い。
実施形態は、参照番号102によって示される、ネットワークAのデバイスのうちの1つに実装されるが、図示のデバイス100は、状況を考慮するためにCCAを適合させる能力が欠けている、より基本的な機能を実装する。ここで、実施形態の後方互換性を例証するために、相違点が説明される。
したがって、デバイス100が図2に概略的に示されている。デバイス100は、TxRxデュプレクサ112に接続されたアンテナ110を備える。デュプレクサ112は、RF信号を生成する手段、または他のデバイスからのRF信号を検出するための手段としてのアンテナの使用を管理するために使用される。
デュプレクサ112は、信号生成器120によって供給される。信号生成器120は、情報のパケットを運ぶ信号の発信を駆動するように動作可能である。同様に、信号プロセッサ130は、アンテナ110において受信された信号を処理し、そこからパケットベースの情報を抽出するように動作可能である。
これを行うために、デバイスは、コントローラ140の制御下にある。コントローラ140は、デバイス100の動作を管理するように動作可能であり、チャネルが使用可能であるかどうかをクリアチャネルアセスメントプロトコルに基づいて決定するために、信号プロセッサ130がある期間の間ワイヤレス通信チャネルをモニタすることと、信号生成器120によって生成された信号によって駆動されるRF発信を介してパケット化された情報の送信を実施することとを可能にする。
読者は、明瞭の理由のために、デバイス100の様々な機能的態様および構造的態様が図2に示されていないことを諒解されよう。デバイス100は、ほとんどの場合、情報と命令とを処理する能力を含んでいるコンピュータ装置であり、ラップトップ、ハンドヘルドデバイス、スマートフォン、またはテレビジョン、サウンドシステム、ゲームステーション、(DVDプレーヤなどの)メディアプレーヤなどのアプリケーション特有のデバイスであり得る。デバイス100は、洗濯機もしくは冷蔵庫などの家庭用機器の一品、体表センサーなどの医療用部品、またはセンサーもしくはアクチュエータなどの工業部品でもあり得る。後者のケースは、ワイヤレス通信対応デバイスの遍在性が高まるにつれて、衝突などの通信の問題点を回避するための技法がますます必要とされるという認識の下で、「モノのインターネット(Internet of Things)」の発展の観点で適切である。
図3は、実施形態が実装されるデバイス102を示す。上述のように、デバイスは任意のワイヤレス通信対応デバイスであり得る。
この場合、デバイス100に関して以前に説明されたすべての構成要素はまた、本明細書で実装される。ただし、加えて、CCAしきい値コントローラ150は、信号をコントローラ140に与え、コントローラ140は、その信号に基づいて、RF発信を実施する前にチャネルを検知するプロセスを管理することができる。大まかに言えば、CCAしきい値コントローラ150は、たとえば、コントローラ140によって与えられたトリガを通じて、または信号生成器120の出力を直接モニタすることによって、デバイス102によって行われた発信を記録するように動作可能である。次いで、CCAしきい値コントローラ150は、信号プロセッサ130において肯定応答(ACK)メッセージを受信することを求める。メッセージを出力するためのACKメッセージの発生は、CCAしきい値が維持されるべきか、増加されるべきか、または減少されるべきかをCCAしきい値コントローラ150がコントローラ140にシグナリングするかどうかを左右し、コントローラ140は、CCAしきい値によってクリアチャネルアセスメントを左右する。
次に、このCCAしきい値コントローラ150が実施形態に従ってこのプロセスを実行する方法が、図4を参照しながら説明される。
方法は、いくつかの初期条件を設定することによって、ステップS1−2で始まる。最初に、値maxRSTが−85dBmに設定される。maxRSTは、デバイスの感度を表す量であり、−85dBmは、実施形態が実際に実装され得るインターフェースカードによってサポートされる最大感度の典型的な値である。maxRSTは、デバイスの性能期待値に見合った任意の値に設定されてもよい。
デバイスCCAしきい値は、控えめな初期値としてmaxRSTに設定される。すなわち、プロセスの最初に、デバイスのCCA感度は、デバイスが動作条件とより適切に一致する動作状態に落ち着くまで、キャリアアクセスチェックがすべての考えられる衝突原因を必ずキャプチャするように、その可能な最大値に設定される。
カウンタCountは、ゼロに設定される。Countは、テストサイクルにおいてテストされるべき発信の数Nをカウントするために使用される。
stepAdjust値は、10dBmに設定される。stepAdjustは、チャネル利用可能性を決定する際にデバイスによって用いられるべきCCAしきい値の最小ステップ調整を表す。
2つのさらなるカウンタsuccessfulTxおよびcollisionCountも、ゼロの初期値に設定される。使用時、successfulTxは、送信成功のカウントを記憶し、collisionCountは、衝突によって失われた送信のカウントを記憶する。これらのカウントの両方は、テストサイクルの完了後にCCAが調整されるべきかどうかを決定する際に使用される。
ステップS1−4において、パケットは、デバイスによって、その関連するアクセスポイント(AP)などに送信される。ステップS1−6において、この送信されたパケットに対応するACKが受信されたかどうかについてのチェックが行われる。
ACKが受信された場合、ステップS1−8において、successfulTxが1だけ増分される。さもなければ、適切に設定された時間期間内にACKが受信されない場合、ステップS1−10において、外見上失敗した送信の理由についての決定が行われる。ACKがない場合、以前に受信に成功したACKメッセージからのACKレートフィードバックを使用するなどの技法を使用して、またはRSSI/SNRをプロキシとして使用することによってチャネルの状態における傾向を取り出すことによって、損失の潜在的原因が推定される。この分類ステップが潜在的な衝突関連の損失を指摘した場合、ステップS1−12において、collisionCountが1だけ増分される。
ステップS1−8、ステップS1−12の完了後、または代替的に、ステップS1−10において、送信失敗が衝突のせいで生じたのではないと見なされた場合、方法は、ステップS1−14においてCountを増分することによって進む。
ステップS1−16において、Countが所定の値Nに等しいかどうかについての決定が行われる。Nは送信の数であり、その数にわたって方法が実行され、その数の後にCCAが正確に設定されているかどうかについての決定が行われる。CountがまだNに達していない場合、方法は次の送信のためにステップS1−4に戻る。
さもなければ、CountがNに達した場合、方法は、collisionCountの値およびsuccessfulTxの値に記録された直近のN個の送信の結果に対する応答を決定することに進む。
ステップS1−18において、collisionCountがN/2以上であるかどうかについての決定が行われる。すなわち、直近のN個の送信のうちの少なくとも半分が衝突という結果になった。そうである場合、衝突の潜在的な原因が決定されなければならない。これは、ステップS1−20において、任意の隣接するAPがデバイスに関連するAPと同じチャネル上にあるかどうかを考慮することによって達成される。そうではない場合、ステップS1−22において、感度CCAが増加される。
本開示では、感度は対数スケール上の量として表され、最大感度maxRSTは負の値であることに留意することが重要である。したがって、数直線上の感度を考慮すると、感度を増加させる行為は、負の数のCCAの大きさを増やすことによって実施され、このことは、数直線上で値CCAを負に向けて移動し、すなわち、この行為は事実上、代数的な減少である。同様に、感度を減少させる行為は、負の数のCCAの大きさを減らすことによって実施され、このことは、数直線に沿った正に向けたCCAの移動、すなわち、増加を表す。明確にするために、本開示は、数直線に沿った増加または減少ではなく、感度の増加および減少に言及する。
感度の増加は、以下のステップによって達成される。
ステップS1−24において、感度が増加され得るかどうか、すなわち、CCAの値が現在、限界maxRSTからstepAdjustよりも大きく離れているかどうかについての決定が行われる。これは、感度CCAを値stepAdjustだけ増加させることが、CCAの値がデバイスによって達成可能な最大感度maxRSTを超えることを意味することになるかどうかを決定する。
CCAが、限界maxRSTから調整ステップstepAdjustよりも大きく離れていない場合、ステップS1−26において、CCAは値maxRSTを割り当てられる。CCAが、限界maxRSTから調整ステップstepAdjustよりも大きく離れている場合、ステップS1−28において、値CCAは数直線上で負の方向に向かって値stepAdjustだけ変更される。読者は、上記で説明されたように、CCAは負の値として表されるので、最大感度maxRSTに向けたCCA値のこの調整は感度を増加させるのに役立つことに留意されたい。
ステップS1−18において、衝突カウントがNの半分よりも少なかった場合、または、ステップS1−20において、衝突の原因が1つまたは複数の隣接するAPが対象デバイスのAPと同じチャネル上にあったことであった場合、方法は、感度を減少させるためにステップS1−30に移動する。
これを行うために、ステップS1−32において、感度がCCAによって現在定義されているレベルから減少され得るかどうかについての決定が行われる。すなわち、デバイスに関連付けられたAPから受信されたフレーム、すなわち、APから受信されたACKフレームの信号強度の平滑化された平均RSSI尺度よりも低くなることなしに、CCAの値によって表される感度がstepAdjustによって表される値だけ低減され得るかどうかについての計算が行われる。感度が低減され得ない場合、ステップS1−34において、CCAはその現在の値において維持される。CCAが値stepAdjustだけ低減され得る場合、CCAは数直線に沿って正に移動されるので、ステップS1−36において、感度を値stepAdjustだけ減少させる。
ステップS1−26、S1−28、S1−34またはS1−36のいずれかの後、カウンタCount、collisionCountおよびsuccessfulTxはゼロ値に戻され、次いで、方法は、N個の送信のさらなるセットについて継続するためにステップS1−4に戻る。
以上のように、方法は、先行するN個の送信の結果に応じて、デバイスのCCA感度の増加、減少、または維持を提供する。この実施形態の方法は、単に失われたACKの発生に反応するのではなく、むしろ、更新の決定時に損失の潜在的な原因を考慮に入れる。さらに、方法は、感度が適合されるべき方式を考慮する。またさらに、方法を実行するデバイスは、完全にそれらのデバイス独自のCCA感度の制御下にあり、他のデバイスもしくは関連するAPから制御情報を受信すること、または他のデバイスもしくは関連するAPに制御メッセージをシグナリングすることのいずれにも依存しない。したがって、この説明される方法を動作させるデバイスは、隣接するデバイスの機能に依存しない。
上記で説明されたように、感度低減をトリガする衝突関連の損失の数のしきい値は、50%である。ただし、読者は、このしきい値は一実装形態の条件を満たすように調整されてもよく、たとえば、30%とすることができることを諒解されよう。
衝突の数があまりにも多く、同じチャネル上で動作している隣接するAPがあるという特定の状況において、キャリア検知範囲を低減するという決定の背後にある根拠は、これらの衝突が近隣で生じる重複する送信に起因するものであり得る可能性が高いということである。したがって、キャリア検知範囲を低減することは、性能を改善する場合がある。
一方、衝突の数が(上記で説明された)事前定義されたしきい値を上回り、隣接するAPが同じチャネル上で動作していない場合、これは、送信が同じBSS内で行われている重複する送信によって影響されていることを示唆する。これは、キャリア検知範囲を改善する必要性を要請し、したがって、キャリア検知範囲を増加させるという決定が行われる。
最後に、衝突の数が(上記で説明された)事前定義されたしきい値を下回る場合、性能がさらに改善され得るかどうかをテストするために、感度を低減するという決定が行われる。感度の任意の減少(増加)は、既存のCCAしきい値にstepAdjustを足す(引く)ことによって実施される。
一例として、説明される方法は、10dBmであるstepAdjustの値を有する。これは概念を説明するためのものにすぎないが、適合プロセスをきめを細かく/粗くするためにstepAdjustの値を変化させることができる。実際の感度の増加/減少の決定の観点で、以下のことに留意されたい。
・ CCAしきい値は、ワイヤレスデバイスによってそのサービングAPから受信された信号レベルが減少後に得られることになる値未満である場合のみ、stepAdjustだけ減少される。さもなければ、既存のしきい値が保持される。これは、ワイヤレスデバイスがサービングAPの範囲内にあり続けることを保証するためである。
・ 同様に、CCAしきい値は、増加から得られる値がワイヤレスデバイスによってサポートされる最大感度を下回らない場合のみ、「ステップ」だけ増加される。さもなければ、CCAしきい値は、ワイヤレスデバイスのインターフェースカードによってサポートされる最大感度に設定される。
説明される実施形態が衝突の数を比較するにもかかわらず、任意の他のメトリックが代わりに使用され得ることが諒解されよう。
また、ハードしきい値ベースの手法が図4のフローチャートに示されている(衝突≧N/2)が、ソフトしきい値ベースの手法も用いられ得る。たとえば、性能メトリックの現在の値と前回の測定時の同じ性能メトリックの値との間の比較を行うことができる。考えられる性能メトリックは、測定された値と所定の統計値の比として決定され得る。
一例として、そのような一実施形態による局は、N回の送信試行のウィンドウ(window)にわたる損失率を測定することができる。次いで、局は、この損失率と、先行するN回の送信試行のウィンドウにわたる損失率とを比較することができる。
同様に、局は、損失率または再送率などのメトリックの移動平均、または任意の他の妥当な統計値を維持することができ、次いで、現在の統計値を前のウィンドウからの統計値と比較することができる。これは、傾向(改善/劣化を示す性能モニタ)を特定し、したがって、それに応じてCCA適合(増加/減少)を導くのに役立ち得る。
本開示は、リンク抑制効果に対抗するために、各STAがその感度を独立して更新することができる方法について説明する。特に図4に表されるような実施形態の主要な利益は、実施形態が既存の機器に対するソフトウェア更新によって実装され得るということである。実施形態は、いかなる新しい測定値も必要としない。さらに、説明される実施形態を実装するSTAは、実施形態を実装しないレガシーデバイス(図1に示すようなデバイス100など)と共存することができる。
上記で説明されたプロセスは、ネットワーキングのハブアンドスポークモデルを用いる一例であり、デバイスはすべて、アクセスポイント、APとの関連付けを行い、デバイスからの通信は、その関連するAP宛てとなる。ただし、読者は、本開示がそのようなネットワーク構成に限定される必要はなく、ピアツーピア手法が等しく適切であり得ることを諒解されよう。
上記で説明されたプロセスは、ネットワーク性能を決定するために、送信デバイスによって発信されたメッセージに応答してACKメッセージを受信すること(または受信しないこと)に依拠する。ただし、本開示は、ACKメッセージの特定の使用に限定されるものとして読まれるべきではない。いくつかのプロトコルは、ACKメッセージを送らない。たとえば、いくつかのプロトコルは、紛失パケットなどの問題がある場合に否定応答を送るという点で、NAKベースである。読者は、開示される方法がACKメッセージの代わりにNAKメッセージを考慮するように修正され得ることを諒解されよう。
さらなるプロトコルは、ACKメッセージとNAKメッセージとを包含する。これはさらなる情報を提供することができ、その情報に基づいて、メッセージの失敗は、衝突ベースまたは非衝突ベースであるものとして分類され得る。
プロトコルは、受信されたパケットごとにACKを送るのではなく、複数のパケットの肯定応答となるブロックACKを送る受信機を提供することができるということも考えられる。上記の実施形態は、パケット固有のACKにおいてではなく、ブロックACKにおいて運ばれる情報を考慮するように容易に修正され得る。
交換品および/または追加のソフトウェア構成要素の提供によって、説明される方法を実行するように既存の機器を再構成する可能性に関して、実施形態が概略的に説明されてきた。たとえば、一実施形態は、デバイス上に記憶された既存の構成ソフトウェアにプラグインまたは更新をインストールすることによって実装され得る。代替的に、一実施形態は、デバイス上のソフトウェアの完全な交換によって実装され得る。
本明細書で説明される実施形態は、後方互換性の潜在的な利点および/または更新もしくはプラグインによる実装の容易さに重点を置いているが、これによって何も示唆されておらず、本開示は、当初の機器の観点で一実施形態を定義する可能性、または本明細書において構成されたデバイスがこれまでに考慮されたデバイスと互換性がない場合がある可能性を除外しない。
いくつかの実施形態が説明されてきたが、これらの実施形態は例のみとして提示されており、本発明の範囲を限定するものではない。実際、本明細書で説明される新規のワイヤレス局および方法は、様々な他の形態で具現化されてもよく、さらに、本発明の趣旨から逸脱することなく、本明細書で説明されるデバイス、方法および製品の形態における様々な省略、置換および変更が行われてもよい。添付の特許請求の範囲およびその同等物は、本発明の範囲および趣旨内に入るように、そのような形態または修正形態を網羅するものである。
以下、本願出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信チャネル上でパケットベースの通信を発信するように動作可能なワイヤレス通信局であって、
前記チャネルが使用のためにクリアであるかどうかを決定するように動作可能なクリアチャネル検知ユニット、前記チャネルの使用に対する前記クリアチャネル検知ユニットの感度は、クリアチャネルアセスメント、CCA、パラメータによって左右される、と、
前記CCAパラメータを制御するように動作可能なCCAパラメータ制御ユニットと
を備え、
前記CCAパラメータ制御ユニットは、意図された宛先への前記局による発信の送信成功の観点で、前記局の性能をモニタするように動作可能な送信性能モニタを備え、
前記CCAパラメータ制御ユニットは、前記局の前記送信性能に基づいて前記CCAパラメータを制御するように動作可能である、
局。
[C2]
前記送信性能モニタは、それらの発信が意図された宛先に到達するのに失敗した割合に基づいて送信性能を決定するように動作可能である、[C1]に記載の局。
[C3]
前記送信性能モニタは、その発信が意図された宛先に到達するのに失敗したかどうかを決定し、そこから、上記発信がその意図された宛先に到達するのに前記失敗したことが、前記チャネルにおける別の発信との衝突の結果である可能性があるかどうかを決定するように動作可能である、[C2]に記載の局。
[C4]
前記送信性能モニタは、前記チャネルにおける別の発信との衝突に起因するものであるその可能性に従って失敗を分類するように動作可能な分類器を備え、前記分類器は、前記チャネルの過去の条件についてのチャネル情報を参照して動作可能である、[C3]に記載の局。
[C5]
前記送信性能モニタは、前記局によって行われたパケットベースの通信ごとに、リターンメッセージが前記パケットベースの通信の前記意図された受信者から受信されるかどうかを記憶するように動作可能である、[C1]に記載の局。
[C6]
前記送信性能モニタは、前記局による所定の数の直前の発信に関する情報を記憶するように動作可能である、[C1]に記載の局。
[C7]
前記送信性能モニタは、前記局による不成功の発信の数に基づいて、前記局の許容できない性能を前記CCAパラメータ制御ユニットにシグナリングするように動作可能である、[C1]に記載の局。
[C8]
前記送信性能モニタは、前記局による所定の数の前の発信について、送信中に衝突に遭遇した可能性がある発信のカウントを決定するように動作可能である、[C7]に記載の局。
[C9]
前記チャネル発信モニタは、衝突に遭遇した可能性がある発信の前記カウントが前記局による前記所定の数の発信内のしきい値を超える場合、許容できない性能をシグナリングするように動作可能である、[C8]に記載の局。
[C10]
前記送信性能モニタは、前記局の動作中の統計的性能メトリックのモニタに基づいて、前記局の許容できない性能を前記CCAパラメータ制御ユニットにシグナリングするように動作可能である、[C1]に記載の局。
[C11]
前記統計的性能メトリックは、前の発信にわたるパケット損失の尺度、前の発信にわたるパケットの再送の尺度、または前の発信にわたる性能メトリックの変動のうちの少なくとも1つを備える、[C10]に記載の局。
[C12]
前記統計的性能メトリックは、前の発信にわたる性能メトリックの変動量を備え、前記性能メトリックは、動作値と性能統計値の比である、[C11]に記載の局。
[C13]
前記CCAパラメータ制御ユニットは、衝突に起因して失敗した可能性がある発信の数がしきい値よりも高いことを前記局の前記性能が示す場合に、前記クリアチャネル検知ユニットの前記感度を上げるために、前記CCAパラメータを調整するように動作可能である、[C3]に記載の局。
[C14]
前記CCAパラメータ制御ユニットは、衝突に起因して失敗した可能性がある発信の数がしきい値よりも高いことと、送信の隣接発信機が前記局と同じチャネル上で動作していることとを前記局の前記性能が示す場合に、前記クリアチャネル検知ユニットの前記感度を下げるために、前記CCAパラメータを調整するように動作可能である、[C3]に記載の局。
[C15]
前記CCAパラメータ制御ユニットは、衝突に起因して失敗した可能性がある発信の数がしきい値よりも低いことを前記局の前記性能が示す場合に、前記クリアチャネル検知ユニットの前記感度を下げるために、前記CCAパラメータを調整するように動作可能である、[C3]に記載の局。
[C16]
ワイヤレス通信チャネル上でパケットベースの通信を発信する方法であって、
クリアチャネルアセスメント、CCA、パラメータによる感度を条件として、前記チャネルが使用のためにクリアであるかどうかを決定することと、
意図された宛先への発信の送信成功の観点で、前記発信することの性能をモニタすることと、
前記発信することの前記送信性能に基づいて前記CCAパラメータを制御することと
を備える、方法。
[C17]
コンピュータにワイヤレス通信チャネル上でパケットベースの通信を発信する方法を実行させるためのコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、クリアチャネルアセスメント、CCA、パラメータによる感度を条件として、前記チャネルが使用のためにクリアであるかどうかを決定させる実行可能命令を備えるプログラムコードと、
コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、意図された宛先への発信の送信成功の観点で、前記発信することの性能をモニタさせる実行可能命令を備えるプログラムコードと、
コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、前記発信することの前記送信性能に基づいて前記CCAパラメータを制御させる実行可能命令を備えるプログラムコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (12)

  1. ワイヤレス通信チャネル上でパケットベースの通信を発信するように動作可能なワイヤレス通信局であって、
    あるチャネルが使用のためにクリアであるかどうかを決定するように動作可能なクリアチャネル検知ユニット、前記チャネルの使用に対する前記クリアチャネル検知ユニットの感度は、クリアチャネルアセスメントCCA)しきい値によって左右される、と、
    前記CCAしきい値を制御するように動作可能なCCAパラメータ制御ユニットと
    を備え、
    前記CCAパラメータ制御ユニットは、テストサイクルにおいて、
    前記CCAしきい値を、前記ワイヤレス通信局がサポートし得る最大感度に対応する値に設定し、
    テストされるべきパケット発信の数を設定し、
    前記パケット発信の数だけ、前記チャネル上で、意図された宛先にパケットを送信させ、
    前記ワイヤレス通信局による前記パケット発信の各々について、当該パケット発信が成功したかどうかを示す前記意図された宛先からのリターンメッセージをモニタし、発信失敗の場合に、失敗の潜在的な原因が、前記チャネルにおける別の発信との衝突の結果であるか否かを推定し、当該原因が衝突の結果であると推定される場合にカウント値を増分し
    設定された前記パケット発信の数に達したときに、衝突の結果であると推定された場合の前記カウント値の、設定された前記パケット発信の数に対する割合がしきい値を超しているか否かと、前記ワイヤレス通信局と同じチャネルを使用する隣接する異なるベーシックサービスセット(BSS)の発信機があるか否かとに基づいて前記CCAしきい値を制御することにより、前記クリアチャネル検知ユニットの感度を調整する
    ように動作可能である、
    ワイヤレス通信局。
  2. 前記リターンメッセージは、肯定応答(ACK)メッセージであり、
    前記CCAパラメータ制御ユニットは、前記ACKメッセージが受信されない場合、失敗の潜在的な原因が、前記チャネルにおける別の発信との衝突の結果であるか否かを推定する、
    請求項1に記載のワイヤレス通信局。
  3. 前記リターンメッセージは、失敗した発信を示す否定応答(NACK)メッセージであり、
    前記CCAパラメータ制御ユニットは、前記NACKメッセージが受信された場合、失敗の潜在的な原因が、前記チャネルにおける別の発信との衝突の結果であるか否かを推定する、
    請求項1に記載のワイヤレス通信局。
  4. 前記CCAパラメータ制御ユニットは、前記チャネルにおける別の発信との衝突の結果であるか否かの推定に従って前記発信失敗を分類するように動作可能な分類器を備え、前記分類器は、前記チャネルの過去の条件についてのチャネル情報を参照して動作可能である、請求項に記載のワイヤレス通信局。
  5. 前記CCAパラメータ制御ユニットは、前記ワイヤレス通信局の動作中の統計的性能メトリックのモニタに基づいて、前記ワイヤレス通信局の許容できない性能を決定するように動作可能な送信性能モニタを備える、請求項1に記載のワイヤレス通信局。
  6. 前記統計的性能メトリックは、前の発信にわたるパケット損失の尺度、前の発信にわたるパケットの再送の尺度、または前の発信にわたる性能メトリックの変動のうちの少なくとも1つを備える、請求項に記載のワイヤレス通信局。
  7. 前記統計的性能メトリックは、前の発信にわたる性能メトリックの変動量を備え、前記性能メトリックは、動作値と性能統計値の比である、請求項に記載のワイヤレス通信局。
  8. 前記CCAパラメータ制御ユニットは、衝突である場合の前記カウント値の、設定された前記パケット発信の数に対する割合がしきい値よりも高いことを決定したが前記ワイヤレス通信局と同じチャネルを使用する隣接する発信機がないことを決定した場合に、前記クリアチャネル検知ユニットの前記感度を上げるように前記CCAしきい値を調整するように動作可能である、請求項に記載のワイヤレス通信局。
  9. 前記CCAパラメータ制御ユニットは、衝突である場合の前記カウント値の、設定された前記パケット発信の数に対する割合がしきい値よりも高いことを決定しかつ、前記ワイヤレス通信局と同じチャネルを使用する隣接する発信機があるとを決定した場合に、前記クリアチャネル検知ユニットの感度を下げるように前記CCAしきい値を調整するように動作可能である、請求項に記載のワイヤレス通信局。
  10. 前記CCAパラメータ制御ユニットは、衝突である場合の前記カウント値の、設定された前記パケット発信の数に対する割合がしきい値よりも低いことを決定した場合に、前記クリアチャネル検知ユニットの感度を下げるように前記CCAしきい値を調整するように動作可能である、請求項に記載のワイヤレス通信局。
  11. ワイヤレス通信チャネル上でパケットベースの通信を発信する方法であって、
    クリアチャネルアセスメントCCA)しきい値による感度を条件として、あるチャネルが使用のためにクリアであるかどうかを決定することと、
    テストサイクルにおいて、
    前記CCAしきい値を、サポートし得る最大感度に対応する値に設定することと、
    テストされるべきパケット発信の数を設定することと、
    前記パケット発信の数だけ、前記チャネル上で、意図された宛先にパケットを送信することと、
    前記パケット発信の各々について、当該パケット発信が成功したかどうかを示す前記意図された宛先からのリターンメッセージをモニタ発信失敗の場合に、失敗の潜在的な原因が、前記チャネルにおける別の発信との衝突の結果であるか否かを推定し、当該原因が衝突の結果であると推定される場合にカウント値を増分することと、
    設定された前記パケット発信の数に達したときに、衝突の結果であると推定された場合の前記カウント値の、設定された前記パケット発信の数に対する割合がしきい値を超しているか否かと、同じチャネルを使用する隣接する異なるベーシックサービスセット(BSS)の発信機があるか否かとに基づいて前記CCAしきい値を制御することと
    を備える、方法。
  12. コンピュータにワイヤレス通信チャネル上でパケットベースの通信を発信する方法を実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、クリアチャネルアセスメントCCA)しきい値による感度を条件として、あるチャネルが使用のためにクリアであるかどうかを決定させる実行可能命令を備えるプログラムコードと、
    コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、
    テストサイクルを実行させ、
    前記CCAしきい値を、サポートし得る最大感度に対応する値に設定させ、
    テストされるべきパケット発信の数を設定させ、
    前記パケット発信の数だけ、前記チャネル上で、意図された宛先にパケットを送信させ、
    前記パケット発信の各々について、当該パケット発信が成功したかどうかを示す前記意図された宛先からのリターンメッセージをモニタさせ、発信失敗の場合に、失敗の潜在的な原因が、前記チャネルにおける別の発信との衝突の結果であるか否かを推定させ、当該原因が衝突の結果であると推定される場合にカウント値を増分させ
    設定された前記パケット発信の数に達したときに、衝突の結果であると推定された場合の前記カウント値の、設定された前記パケット発信の数に対する割合がしきい値を超しているか否かと、同じチャネルを使用する隣接する異なるベーシックサービスセット(BSS)の発信機があるか否かとに基づいて前記CCAしきい値を制御させる
    実行可能命令を備えるプログラムコードと
    を備える、コンピュータプログラム。
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