JP6422826B2 - フルード交換装置 - Google Patents

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本発明は、自動車のトランスミッションフルード(例えばATF/CVTF)を交換するフルード交換装置に関するものである。
トランスミッションフルードの交換装置として、特許文献1が知られている。この装置は、トランスミッションのフィラーチューブからオイルパン内へノズルを挿入し、オイルパン内の古いフルードを抜き取り、この抜取量に基づき新しいフルードを注入するという交換動作を複数回繰り返すことでオイルパン内のフルードを希釈交換するものである。
最近では、レベルゲージを持たないゲージレスタイプのトランスミッションが多く見られるようになってきた。このゲージレスタイプのトランスミッションは、オイルパンの底部にドレンを開口し、このドレンにオーバーフローチューブを立設してオーバーフロープラグにより閉塞する構造を有しており、オイルパン内のフルード液位がオーバーフローチューブ上端になるようにレベル調整されている。
このようなゲージレスタイプのトランスミッションでは、オイルパンのオーバーフロープラグを外してオーバーフローチューブを抜き、ドレンから古いフルードを排出した後、オーバーフローチューブを取り付けてリフィルプラグからオイルパン内に新しいフルードを供給することでフルードの交換を行っている。また、供給した新しいフルードがオーバーフローチューブ上端からオーバーフローしたことを確認して、オイルパン内のフルードのレベル調整が図られている。
さて、トランスミッション用のフルードは、熱膨張率が高く、フルード温度が上昇すると体積が膨張するため、レベル調整の際にはフルード温度を適正温度範囲に保持した状態で行う必要がある。このため、自動車に搭載される油温検出機能を用いてフルード温度を検出し、温度が適正温度範囲になったタイミングでフルードのレベル調整を行い、油温検出機能を持たない自動車については、油温測定ツールを別途用意し、同様にフルード温が適正温度範囲になったタイミングでフルードのレベル調整を行っており、極めて専門性と難易度の高い作業となっている。
特開2003−335400号公報
そこで本発明は、ゲージレスタイプのトランスミッションに対するフルード交換作業を作業者の熟練度に依存せず、別途専用ツールを用意することなく確実に行うことができるフルード交換装置を提供することを目的とするものである。
このような課題を解決するために本発明は、オイルパン底部にオーバーフローチューブを備えたトランスミッションのフルードを交換する装置であって、オーバーフローチューブが設けられるオーバーフロープラグと差し替えて接続され、オイルパン内のフルード温を検出する温度検出手段を備えたオーバーフロープラグ用アダプタと、該オーバーフロープラグ用アダプタを先端に備えたホースと、該ホースを通じてオイルパンに対するフルードの抜取や注入を行うポンプとを備え、オイルパンにフルードを注入する作業とオイルパンからフルードを抜き取る作業を繰り返し行い、最終注入後にオイルパン内のフルード温が所定範囲内にあることを温度検出手段で検出すると、オイルパンからフルードを抜き取り、オイルパンのフルードをオーバーフローチューブの上端にレベル調整する機能を備えたものである。
また、オイルパンにフルードを注入する注入モードと、オイルパンからフルードを抜き取る抜取モードとを繰り返し行い、最終の注入モード後に温度検出手段でオイルパン内のフルード温を検出する油温検出モードを行い、該油温検出モードでフルード温が所定範囲内にあることを検出すると、オイルパンからフルードを抜き取り、オイルパン内のフルードをオーバーフローチューブの上端に調整するレベル調整モードを実行する全自動コースを備えたものである。尚、抜取ホースと注入ホースをそれぞれ独立して備えることが望ましい。
このフルード交換装置において、オイルパンに設けられるリフィルプラグと差し替えて接続されるリフィルプラグ用アダプタと、該リフィルプラグ用アダプタからフルードがオーバーフローしたことを検出するオーバーフロー検出手段とを備え、オーバーフロープラグ用アダプタからオイルパンにフルードを注入し、オーバーフロー検出手段でリフィルプラグ用アダプタからフルードがオーバーフローしたことを検出すると、オーバーフロープラグ用アダプタからオイルパンのフルードを抜き取る作業に移行する機能を備える。
本発明によれば、フルードの注入及び抜取を行うホースの先端にアダプタを備え、このアダプタをオーバーフロープラグと差し替えて接続し、オイルパンに対するフルードの注入と抜取を行うとともに、このアダプタに備えた温度検出手段で検出されるオイルパン内のフルード温度に基づいてフルードのレベル調整を行うことができ、アダプタをオーバーフロープラグに差し替えるという簡単な操作で、作業者の熟練度に関係なくフルードの交換及びレベル調整を行うことができる。
本発明のフルード交換装置を示す説明図である。 本発明の制御系を示すブロック図である。 全自動コースの動作フローを示すフローチャート図である。 フルードの注入及び抜取作業の動作を示す説明図である。 別の実施態様のフルード交換装置を示す説明図である。 別の実施態様によるフルードの注入作業の動作を示す説明図である。
図1は本発明のフルード交換装置を示している。
1は装置本体で、先端にアダプタ2を設けた注入/抜取ホース3を延出しているとともに、前面にコース選択や各種表示ランプを備えた操作パネル4を設けている。アダプタ2は、トランスミッションのオーバーフロープラグに付け替えられ、オーバーフロープラグに装着された状態で、オーバーフローチューブ内のフルード温を検出する温度センサ5を備えている。
装置本体1の内部には、正逆転可能なポンプ6と、注入する新しいフルードを貯える新油タンク7と、抜き取った古いフルードを貯える廃油タンク8とが備えられている。各タンク7・8の下部には、ロードセル9・10が設けられ、各タンク7・8の重量を検出してタンク内のフルード量を検知する。
ポンプ6には、一次側に注入/抜取ホース3と連通する注入/抜取管路11が接続され、二次側に新油タンク7に連通する注入管路12・廃油タンク8に連通する抜取管路13が接続されている。注入管路12・抜取管路13には、それぞれ開閉用の電磁弁14・15が設けられている。これにより、ポンプ6を正転させて電磁弁14のみを開弁することで、新油タンク7内の新しいフルードをトランスミッションに注入する注入流路が形成され、ポンプ6を逆転させて電磁弁15のみを開弁することで、トランスミッション内の古いフルードを抜き取って廃油タンク8へ排出する抜取流路が形成される。
図2は本発明の制御系を示している。
16はマイクロコンピュータからなる制御部で、操作パネル4、温度センサ5、ポンプ6、ロードセル9・10、電磁弁14・15が接続され、操作パネル4での設定及びロードセル9・10からの信号に基づいてポンプ6及び電磁弁14・15を作動させるとともに、温度センサ5からの信号に基づいてレベル調整のタイミングを判定する。
操作パネル4は、入力手段として、交換する油種を選択する油種選択キー17と、実行するコースを選択するコース選択キー18と、交換量の調整を行う調整キー19と、選択したコースを開始させるスタートキー20と、動作を停止させるストップキー21とを備え、表示手段として、抜取量及び注入量等を表示する第1表示部22と、設定量や総注入量等を表示する第2表示部23とを備えている。
このように構成するフルード交換装置は、レベルゲージを持たないトランスミッションのフルードを交換するための装置である。以下、この装置を用いてゲージレスCVTのフルードを交換する作業について説明する。
まず、フルード交換する自動車のエンジンを掛けて水平にリフトアップした後、トランスミッションのオイルパン底部にあるオーバーフロープラグを外し、フルード交換装置1のアダプタ2を接続する。フルード交換装置1において、操作パネル4の油種選択キー17で油種(ここではCVTF)を選択し、コース選択キー18で交換コース(ここでは全自動コース)を選択すると、第2表示部23にプリセット注入量A(例えば6リットル)が表示され、スタートキー20を入力すると、制御部16において全自動コースが実行される。尚、プリセット注入量Aは調整キー19で変更することができる。
図3は全自動コースの動作フローを示している。
全自動コースがスタートすると、電磁弁14を開き、ポンプ6を正転して、新油タンク7から注入/抜取ホース3を通じてオイルパン内に新しいフルードを注入する注入モードが実行される(1)。注入モードでは、図4(a)に示すように、オーバーフロープラグからオイルパン内に新してフルードが供給され、オイルパン内の古いフルードと混合して希釈される。この注入モードは、新油タンク7のロードセル9で注入量を測定し、規定量aの注入が行われると、電磁弁14を閉じ、ポンプ6を停止して終了する。
注入モードが終了すると、電磁弁15を開き、ポンプ6を逆転して、注入/抜取ホース3を通じてオイルパン内のフルードを抜き取る抜取モードが実行される(2)。抜取モードでは、図4(b)に示すように、オイルパン内のオーバーフローチューブより上方にある希釈されたフルードが廃油タンク8に回収される。この抜取モードは、廃油タンク8のロードセル10で抜取量の変化を測定し、注入モードで注入した規定量aと同量が抜き取られると、電磁弁15を閉じ、ポンプ6を停止して終了する。
この注入モードと抜取モードを繰り返し、オイルパン内のフルードの新油希釈率を高めていき、注入量の総和がプリセット注入量Aに達すると(3)、電磁弁14を閉じ、ポンプ6を停止して最終注入となる。最終注入後は、オイルパン内のフルード温を検出する油温検出モードが実行される(4)。油温検出モードは、フルードの熱膨張率を考慮し、フルード温を車両走行時の温度(40℃付近)にしてレベル調整を図るためのもので、アダプタ2に設けられる温度センサ5によりフルードの温度を検出し、フルードの温度が所定温度範囲(例えば40〜50℃)に入ったことを検出すると終了する(5)。尚、温度センサ5により検出される温度は、オーバーフローチューブ内のフルード温になるが、実測によりオイルパン内のフルード温と近似することが確認されている。
油温検出モードが終了すると、オイルパン内のフルード量を適正化するレベル調整モードが実行される(6)。レベル調整モードは、電磁弁15を開き、ポンプ6を逆転して、オイルパン内のフルードをオーバーフローチューブから抜き取り、オイルパン内のフルードの量がオーバーフローチューブ上端に合った状態、すなわちオイルパン内のフルードが適正量となったことを確認するためのものであり、フルードの抜取量が規定量b(例えば0.2リットル)を越えたことを確認し(7)、抜取量が所定時間内に一定量以上変化がなくなると(8)、電磁弁15を閉じ、ポンプ6を停止して終了する。
処理(7)でオーバーフローチューブからフルードが規定量b排出されなかった場合には、オイルパン内に入っていたフルードがオーバーフローチューブの上端より少なかった可能性があるので、再度注入モードを実行して規定量のフルードを注入し、オーバーフローチューブからフルードが規定量b以上排出されたことを確認してレベル調整を図る。こうしてレベル調整モードを実行すると、オイルパン内のフルード交換が完了となり、フルード交換装置1のアダプタ2を外し、オーバーフロープラグを取り付けて作業が終了となる。
尚、本実施態様では、注入と抜取を1本のホースで兼用しているため、レベル調整モードで確認するフルード規定量cは、注入/抜取ホース3内の残留分を加味して決定する必要がある。すなわち、最終注入モードが終了した後、ホース3内に新油が残留するため、抜取時には、まずこの残留した新油が回収されることになり、オーバーフローチューブからのオーバーフローを瞬時に判断することができない。そこで、注入ホースと抜取ホースをそれぞれ独立して設けることで、抜取時にホース内の残留分を考慮する必要がなくなり、オーバーフローを瞬時に判断することができるとともに、管路内の新油を無駄に回収することを防ぐことができる。
次に、この装置を用いてゲージレスCVTのフルードを全量交換する場合について説明する。
まず、自動車をエンジンを掛けずにリフトアップし、トランスミッションのオイルパン底部にあるオーバーフロープラグを外し、オーバーフローチューブを引き抜いてオイルパン内のフルードを全量排出する。(オーバーフロープラグとは別にドレンプラグを備えている場合、ドレンプラグを外してフルードを全量排出してもよい。)フルードが排出されたら、オーバーフローチューブを取り付け、オーバーフロープラグにフルード交換装置1のアダプタ2を接続した後、フルード交換装置1で自動コースを選択してスタートする。
自動コースでは、注入モード・油温検出モード・レベル調整モードが実行される。
注入モードでは、新油タンク7から注入/抜取ホース3を通じてオイルパン内に、オーバーフローチューブ上端よりも上位となる量の新しいフルードを注入する。尚、注入量は、排出された古いフルードの量に応じて決定する。油温検出モードでは、自動車のエンジンを掛けて、アダプタ2の温度センサ5でフルード温が所定温度範囲に加温されたことを検出する。レベル調整モードでは、オイルパンから所定量以上のフルードが抜き取られたことを検出して、オイルパン内のフルード量がオーバーフローチューブ上端に水準したことを検出する。こうして、フルード温度を走行時の温度帯にして、オイルパン内のフルードのレベル調整を図り、適正量のフルードがオイルパン内に注入される。こうして、ドレンから排出される古いフルードの量を測定する作業のみを作業者が行うことで、フルードの全量交換が可能となる。
次に、本発明の別の実施態様について、図5・6を用いて説明する。
この実施態様は、フルード注入用のリフィルプラグを用いて、オイルパン内の油面検出を行うことで、注入モードにおける注入量を増やし、交換率を向上するものである。この装置は、図5に示すように、注入用ポンプ24と抜取用ポンプ25を備え、注入と抜取を分離して設けている。尚、上記実施態様と同じ構成については同一の符号を付している。
注入系は、注入用ポンプ24の吐出側にオーバーフロープラグ用アダプタ2へ繋がる注入ホース26を接続し、吸込側に新油タンク7へ連通する注入管路27を接続している。抜取系は、抜取用ポンプ25の吸込側にオーバーフロープラグ用アダプタ2へ繋がる抜取ホース28とリフィルプラグ用アダプタ29へ繋がる抜取ホース30を接続し、吐出側に廃油タンク8へ連通する抜取管路31を接続している。各抜取ホース28・30には、それぞれ開閉用の電磁弁32・33を備えている。これにより、注入用ポンプ24を駆動すると、新油タンク7内の新しいフルードをトランスミッションに注入する注入流路が形成され、抜取用ポンプ25を駆動して電磁弁32のみを開弁することで、オーバーフロープラグ用アダプタ2からオイルパン内の古いフルードを抜き取って廃油タンク8へ排出する抜取流路が形成され、抜取用ポンプ25を駆動して電磁弁33のみを開弁することで、リフィルプラグ用アダプタ29からオーバーフローするフルードを抜き取って廃油タンク8へ排出する抜取流路が形成される。
以下、この装置を用いてゲージレスCVTのフルードを交換する作業について説明する。
フルード交換する自動車のエンジンを掛けて水平にリフトアップした後、トランスミッションのオイルパン底部にあるオーバーフロープラグを外し、フルード交換装置1のオーバーフロープラグ用アダプタ2を接続する。また、リフィルプラグを外し、フルード交換装置1のリフィルプラグ用アダプタ29を接続する。フルード交換装置1では、操作パネル4の油種選択キー17でCVTF、コース選択キー18で全自動コースをそれぞれ選択し、スタートキー20を入力すると、制御部16において全自動コースが実行される。
全自動コースがスタートすると、図6に示すように、注入用ポンプ24を駆動して新油タンク7から注入ホース26を通じてオイルパン内に新しいフルードを注入するとともに、電磁弁33を開き、抜取用ポンプ25を駆動して抜取ホース30を通じてリフィルプラグからのオーバーフローを検出する注入モードが実行される。この注入モードによれば、オイルパン内のリフィルプラグ位置まで新しいフルードを供給することができるため、上記実施態様に比べ、オイルパン内の古いフルードとの希釈効率を高めることが可能となる。この注入モードは、廃油タンク8のロードセル10で所定量のオーバーフローが検出されると、電磁弁33を閉じ、注入用ポンプ24・抜取用ポンプ25を停止して終了する。
注入モードが終了すると、電磁弁32を開き、抜取用ポンプ25を駆動して抜取ホース28を通じてオイルパン内のフルードを抜き取る抜取モードが実行される。抜き取りモードでは、オイルパン内のリフィルプラグ位置からオーバーフローチューブ上端位置までのフルードが廃油タンク8に回収される。この抜き取りモードは、注入モードでの注入量と同量が抜き取られると、電磁弁32を閉じ、抜取用ポンプ25を停止して完了する。
こうした注入モードと抜取モードを繰り返し行い、注入量の総和がプリセット注入量Aに達したら、油温検出モード、レベル調整モードといった上記実施態様と同様の手順が実行される。このように、新油注入時にリフィルプラグで油面検出することで、オイルパンのサイズや形状による過剰注入を心配せずに新油注入することができ、フルードの交換率を高めることができる。
1 装置本体
2 アダプタ
3 注入/抜取ホース
5 温度センサ
6 ポンプ
7 新油タンク
8 廃油タンク
9 ロードセル
10 ロードセル
16 制御部

Claims (5)

  1. オイルパン底部にオーバーフローチューブを備えたトランスミッションのフルードを交換する装置であって、オーバーフローチューブが設けられるオーバーフロープラグと差し替えて接続され、オイルパン内のフルード温を検出する温度検出手段を備えたオーバーフロープラグ用アダプタと、該オーバーフロープラグ用アダプタを先端に備えたホースと、該ホースを通じてオイルパンに対するフルードの抜取や注入を行うポンプとを備え
    前記オイルパンにフルードを注入する作業とオイルパンからフルードを抜き取る作業を繰り返し行い、最終注入後にオイルパン内のフルード温が所定範囲内にあることを前記温度検出手段で検出すると、前記オイルパンからフルードを抜き取り、オイルパンのフルードを前記オーバーフローチューブの上端にレベル調整する機能を備えたことを特徴とするフルード交換装置。
  2. 前記オイルパンにフルードを注入する注入モードと、前記オイルパンからフルードを抜き取る抜取モードとを繰り返し行い、最終の注入モード後に前記温度検出手段でオイルパン内のフルード温を検出する油温検出モードを行い、該油温検出モードでフルード温が所定範囲内にあることを検出すると、前記オイルパンからフルードを抜き取り、オイルパン内のフルードを前記オーバーフローチューブの上端に調整するレベル調整モードを実行する全自動コースを備えたことを特徴とする上記請求項1記載のフルード交換装置。
  3. 前記ホースは、注入用ホースと抜取用ホースとをそれぞれ別々に備えたことを特徴とする上記請求項1又は2記載のフルード交換装置。
  4. 前記オイルパンに設けられるリフィルプラグと差し替えて接続されるリフィルプラグ用アダプタと、該リフィルプラグ用アダプタからフルードがオーバーフローしたことを検出するオーバーフロー検出手段とを備えたことを特徴とする上記請求項1記載のフルード交換装置。
  5. 前記オーバーフロープラグ用アダプタからオイルパンにフルードを注入し、前記オーバーフロー検出手段でリフィルプラグ用アダプタからフルードがオーバーフローしたことを検出すると、前記オーバーフロープラグ用アダプタからオイルパンのフルードを抜き取る作業に移行することを特徴とする上記請求項4記載のフルード交換装置。
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