JP6421205B2 - サービス提供システム、サービス提供方法及びサービス提供プログラム - Google Patents

サービス提供システム、サービス提供方法及びサービス提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の取引チャネルから受けた要求に応じたサービスを行なうためのサービス提供システム、サービス提供方法及びサービス提供プログラムに関する。
コンピュータシステムにおいて、複数のプロセスを連携させて、一つの業務処理を行なうことがある(例えば、特許文献1参照。)。この文献に記載のシステムにおいては、取引端末から受信した取引電文に基づいて生成した処理依頼電文をサービス管理サーバに送信し、処理結果電文を受信する。この処理結果電文においてエラーと判定した場合、制御部は、エラーを登録するとともに、迂回設定を行ない、再度、処理依頼電文を送信することにより、すべての個別処理を終了するまで取引処理を続行する。すべての個別処理を終了した場合、エラーが登録されている場合には、制御部は、実行済み処理を取り消す。そして、取引処理において発生するすべてのエラーをまとめて取引端末において出力して、承認端末において承認処理を行なう。
特開2013−246753号公報
顧客との間で行なわれる取引サービスにおいては、店舗端末や現金自動預払機(ATM)、インターネットバンキングサーバ等のように、複数の取引チャネルを利用する。そして、複数のチャネルからの取引サービスに応じて、商品サービスを連携させて処理を行なう。この場合、取引チャネルが異なる場合でも、共通した業務(チャネル横断業務)が行われることがある。このチャネル横断業務を実現する機能を、取引チャネル毎に準備した場合、重複した機能により効率的なシステム構築ができない。また、取引サービスに対応する基幹システムでチャネル横断業務に対応する場合、サービス管理サーバの処理負荷が大きくなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の取引チャネルから受けた要求に応じたサービスを効率的に行なうためのサービス提供システム、サービス提供方法及びサービス提供プログラムを提供することにある。
・上記課題を解決するサービス提供システムでは、チャネル層から受信した要求電文を、個別サービス処理を実行するプロダクト層に中継する制御部を備える。前記制御部が、前記チャネル層から要求電文を受信し、前記要求電文において共通に含まれる制御コードの設定値に基づいて、呼出パターンで定められた業務横断機能処理を呼び出し、前記業務横断機能処理の結果に応じて、前記要求電文について、前記プロダクト層への転送の要否を判定し、判定結果に基づいて前記プロダクト層に要求電文を転送することを特徴とする。これにより、各チャネル層から受信した要求電文に応じて行なわれる共通処理を業務横断機能として、取りまとめて実行することができ、処理負担を軽減しながら、効率的にサービスを提供することができる。
・上記サービス提供システムにおいて、前記呼出パターンにおいて、複数の業務横断機能処理を呼び出すことが好ましい。これにより、必要な共通処理を実行することができる。
・上記サービス提供システムにおいて、複数の業務横断機能処理を呼び出す場合には、前記業務横断機能処理の呼出順番を特定し、前記呼出順番に基づいて実行することが好ましい。これにより、予め定められた順番で、共通処理を実行することができる。
・上記サービス提供システムにおいて、前記業務横断機能処理には、利用者認証処理を含むことが好ましい。これにより、利用者認証できない場合には、プロダクト層における処理を回避することができる。
・上記サービス提供システムにおいて、前記制御部が、連携先システムに接続されており、前記プロダクト層から応答電文を取得し、前記応答電文を、前記要求電文の送信元のチャネル層に返信し、前記呼出パターンに基づいて、前記応答電文の内容に応じて、前記連携先システムに対する新たな応答電文を生成し、新たに生成した応答電文を、前記連携先システムに送信することが好ましい。これにより、効率的に連携先システムに通知を行なうことができる。
本発明によれば、複数の取引チャネルから受けた要求に応じたサービスを効率的に行なうことができる。
本実施形態のシステム概略図。 本実施形態の処理手順の説明図であって、(a)は折り返すパターン、(b)は取引サービス連携パターンの説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。
以下、図1〜図5に従って、本発明を具体化した実施形態を説明する。本実施形態では、金融機関における各商品を管理する複数の業務システム(商品管理システム)を接続するサービス提供システムを説明する。このサービス提供システムは、ハブ&スポーク方式で構築されており、ハブシステムに繋がる業務システムがスポークシステムとして機能する。ハブシステムは、電文のあて先への振り分けやトランザクション処理の制御等を行なう。
図1を用いて、サービス提供システムの概要を説明する。サービス提供システムは、チャネル層10、共通システム20、取引メイン30、プロダクト層40から構成される。
チャネル層10は、店舗端末や現金自動預払機(ATM)、インターネットバンキングサーバ等、顧客との取引を受け付けるシステムである。
共通システム20は、チャネル層10とプロダクト層40との間で送受信される電文を中継するとともに、顧客との取引において共通的に行なわれる処理(チャネル横断業務)を管理するコンピュータシステムである。この共通システム20は、共通フロー制御部21、横断業務機能部22を備えている。
共通フロー制御部21は、チャネル層10からプロダクト層40への電文(往路)又はプロダクト層40からチャネル層10への電文(復路)を中継する。この場合、電文の所定項目チェックを行なう。そして、共通フロー制御部21は、横断業務機能部22に対して、チェック結果に基づいて、業務横断機能群の中で必要な業務の実行を指示する。このため、共通フロー制御部21は、業務横断機能の実行の要否を判定するための呼出条件定義テーブルを備えている。この呼出条件定義テーブルにおいては、電文に含まれる制御コードの設定値に対して、呼び出す業務横断機能及び、その呼出順番を定めた呼出パターンが記録されている。例えば、取引サービスの停止(中継不可)を判定する頻度が高い業務横断機能を優先した呼出順番を設定することにより、取引サービスの停止時にも不必要な処理を抑制し、効率的な処理を行なうことができる。
また、共通フロー制御部21は、一つの取引サービスにおいて実施される複数の商品サービス(個別サービス)のために、取引サービス要求に対して、情報を一時記憶する記憶エリアを備えている。本実施形態では、共通フロー制御部21は、リージョン内ワークエリア211と持ち回り情報エリア212を備えている。
横断業務機能部22は、チャネル横断業務処理を実行する。本実施形態では、チャネル横断業務として、対顧口座読替管理、重要帳票管理、現金有高管理、顧客認証、残高不足先管理等を行なう。
対顧口座読替管理とは、取引店舗の変更により対顧口座番号が変更された場合、変更前の口座番号の入力に基づいて顧客を特定し、この顧客に紐付けられている最新の口座番号に変換する処理である。
重要帳票管理とは、重要帳票対象の取引実施時に、重要帳票枚数の有高(発行数、在庫数、書損数)を管理する処理である。このため、重要帳票枚数の有高を管理する業務管理システム(連携先システム)に対して、処理を行なった有高情報を提供する。
現金有高管理とは、現金取扱の取引実施時に、事務管理部店単位、ATM単位、オペレータ単位の現金有高を管理する処理である。このため、現金取扱の有高を管理する業務管理システム(連携先システム)に対して、処理を行なった有高情報を提供する。
顧客認証とは、本人認証やカード媒体認証等の利用者認証処理を行なうために必要な各種情報を集約管理する処理である。
残高不足先管理とは、残高不足の口座名義人が各チャネルを利用した場合、注意喚起する処理である。
取引メイン30は、共通システム20から取得した要求電文をプロダクト層40に中継するとともに、プロダクト層40から取得した応答電文を共通システム20に返信するネットワーク中継システムである。
プロダクト層40は、金融機関が提供する各商品(融資、外国為替、信託、定期性預金等)を、それぞれ管理するコンピュータシステムである。一つの商品(例えば、外国為替)のためには、複数の商品サービス(例えば、画面入力、外貨計算、チェック、データベース書込等)を利用する。このプロダクト層40は、取引メイン30に対して、各種商品サービスを取り扱うスポーク(商品サービスコントロール)により構成される。例えば、サービスA(例えば、外貨計算)の商品を管理する商品サービスコントロールや、サービスB(例えば、データベース書込)の商品を管理する商品サービスコントロールを用いる。
また、一つの取引サービスにおいては、複数の商品サービスが関連する場合がある。この場合には、取引メイン30は、チャネル層10から取得した一つの取引要求電文に対して、複数の商品サービスを連携させるサービスフローを制御するハブとして機能する。
次に、図2を用いて、チャネル層10からの要求電文に基づいて、共通システム20が、プロダクト層40の商品サービスを利用して、取引サービスを実行する場合を説明する。ここでは、図2(a)に示すように、共通システム20で折り返すパターンと、図2(b)に示すように、取引サービス連携パターンとがある。まず、これら両パターンに共通する処理について、説明する。
共通システム20の共通フロー制御部21は、電文受信処理S1、業務横断機能群呼出前処理S2、業務横断機能群呼出処理S3、業務横断機能群呼出後処理S4、電文送信処理S5を行なう。
電文受信処理S1は、チャネル層10又はプロダクト層40からの電文を受信する処理を実行する。ここでは、取引電文を記憶エリアに格納する処理を行なう。
業務横断機能群呼出前処理S2は、受信した電文の内容に基づいて利用される業務横断機能の呼出に必要な前処理を実行する。ここでは、前処理として、例えば、取引禁止状態の確認や、電文構成の確認等を行なう。
業務横断機能群呼出処理S3は、受信した電文の内容に基づいて、必要な業務横断機能を呼び出す処理を実行する。
業務横断機能群呼出後処理S4は、利用された業務横断機能の呼出後の後処理を実行する。ここでは、後処理として、例えば、取引サービスにおいて業務エラーが発生した場合の対応、取引を応答電文の編集(取引成立又は業務エラー)、ログ出力等を行なう。
電文送信処理S5は、チャネル層10又はプロダクト層40に対して電文を送信する処理を実行する。
図2(a)に示すように、チャネル層10からの要求電文に対して、共通システム20で折り返すパターンにおいては、チャネル層10からの要求電文についての電文受信処理S1を実行し、業務横断機能群呼出前処理S2〜業務横断機能群呼出後処理S4を、順次、実行する。そして、チャネル層10に対する応答電文の電文送信処理S5を実行する。
一方、図2(b)に示すように、プロダクト層40における商品サービスを利用する取引サービス連携パターンにおいては、チャネル層10からの要求電文についての電文受信処理S1を実行し、業務横断機能群呼出前処理S2,業務横断機能群呼出処理S3を、順次、実行する。そして、プロダクト層40に対する要求電文についての電文送信処理S5を実行する。次に、プロダクト層40からの応答電文についての電文受信処理S1を実行し、業務横断機能群呼出処理S3,業務横断機能群呼出後処理S4を、順次、実行する。そして、チャネル層10に対する応答電文の電文送信処理S5を実行する。
次に、図3を用いて、中継処理(往路)を説明する。
まず、共通システム20は、電文取得処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、チャネル層10からの電文を受信する。
次に、共通システム20は、共通制御対象かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、取得した電文に含まれる制御コードの設定値を取得する。そして、取得した設定値が呼出条件定義テーブルに記録されている場合には、共通制御対象と判定する。
電文から取得した設定値が呼出条件定義テーブルに記録されておらず、共通制御対象でないと判定した場合(ステップS1−2において「NO」の場合)、共通システム20は、電文中継処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、プロダクト層40に電文を転送する。
一方、電文から取得した設定値が呼出条件定義テーブルに記録されており、共通制御対象と判定した場合(ステップS1−2において「YES」の場合)、共通システム20は、呼出パターンの特定処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、呼出条件定義テーブルから、電文に含まれる制御コードの設定値に基づいて、必要な業務横断機能を特定する。
次に、共通システム20は、呼出パターンの業務横断機能を実行する(ステップS1−5)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、横断業務機能部22を用いて、特定した業務横断機能を実行する。ここで、呼出パターンにおいて複数の業務横断機能が設定されている場合には、この呼出パターンに定められている呼出順番で、順次、業務横断機能を呼び出す。
次に、共通システム20は、中継可能かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、業務横断機能の実行結果に基づいて、中継可否を判定する。例えば、顧客認証できない場合には、中継不可と判定する。
中継不可と判定した場合(ステップS1−6において「NO」の場合)、共通システム20は、電文返信処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、チャネル層10に対して、電文を返信する。この電文には、業務横断機能における判定結果を含める。
一方、すべての業務横断機能において問題がなく、中継可能と判定した場合(ステップS1−6において「YES」の場合)、共通システム20は、電文中継処理を実行する(ステップS1−3)。
次に、図4を用いて、中継処理(復路)を説明する。
ここでは、まず、共通システム20は、電文取得処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、プロダクト層40からの応答電文を受信する。
次に、共通システム20は、ステップS1−2と同様に、共通制御対象かどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−2)。ここでは、例えば、重要帳票対象や現金取扱の取引を共通制御対象として特定する。
取得した設定値が呼出条件定義テーブルに記録されておらず、共通制御対象でないと判定した場合(ステップS2−2において「NO」の場合)、共通システム20は、電文中継処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、チャネル層10に応答電文を転送する。
一方、取得した設定値が呼出条件定義テーブルに記録されており、共通制御対象と判定した場合(ステップS2−2において「YES」の場合)、共通システム20は、ステップS1−4と同様に、呼出パターンの特定処理を実行する(ステップS2−4)。ここでも、呼出パターンにおいて複数の業務横断機能が設定されている場合には、この呼出パターンに定められている呼出順番に応じて、順次、業務横断機能を呼び出す。ここで、横断業務機能部22を用いて、重要帳票対象や現金取扱の有高情報を提供する連携先システム(重要帳票有高や現金取扱有高の管理システム)を、順番に特定する。
次に、共通システム20は、連携先電文の生成処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、プロダクト層40からの応答電文に基づいて、連携先システムに送信する通知電文を作成する。
次に、共通システム20は、連携先システムへの電文送信処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、共通システム20の共通フロー制御部21は、制御コードの設定値に基づいて特定される連携先システムに対して、ステップS2−5で作成した通知電文を送信する。
そして、共通システム20は、電文中継処理を実行する(ステップS2−3)。
次に、図5を用いて、記憶エリアの管理処理について説明する。ここでは、共通フロー制御部21は、チャネル層10から取得した取引要求電文の項目に基づいて、2種類の記憶エリアを使い分ける。
リージョン内ワークエリア211は、要求処理又は応答処理のそれぞれの間でのみ設定値を保証する共通エリアである。従って、チャネル層10から受信した要求電文をプロダクト層40に転送するまでの時間(ステップS3−1〜S3−2)や、プロダクト層40から受信した応答電文をチャネル層10に転送する時間(ステップS3−4〜S3−5)において、それぞれ設定値を仮記憶する。この場合、プロダクト層40におけるサービス処理(ステップS3−3)においては、データを保持せず、リージョン内ワークエリア211を解放する。
一方、持ち回り情報エリア212は、取引要求処理から取引応答処理を跨がって設定値を保証する共通エリアである。従って、チャネル層10からの要求電文の受信(ステップS4−1)から、プロダクト層40への転送(ステップS4−2)、プロダクト層40におけるサービス処理(ステップS4−3)、プロダクト層40からの応答電文の受信(ステップS4−4)を経て、チャネル層10への転送(ステップS4−5)までの時間において、設定値を仮記憶する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、共通システム20は、共通フロー制御部21、横断業務機能部22を備えている。これにより、複数のチャネルからなるチャネル層10からの取引サービスにおいて共通する処理を、共通システム20において実行することができる。
(2)本実施形態では、共通システム20は、共通制御対象かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−2)。共通制御対象でないと判定した場合(ステップS1−2において「NO」の場合)、共通システム20は、電文中継処理を実行する(ステップS1−3)。これにより、共通制御対象でない電文を、チャネル層10からプロダクト層40に転送することができる。一方、共通制御対象と判定した場合(ステップS1−2において「YES」の場合)、共通システム20は、呼出パターンの特定処理を実行する(ステップS1−4)。これにより、プロダクト層40に電文を転送する前に、必要な共通業務処理を行なうことができる。その結果、チャネル層10からの要求に応じた処理の効率化を図ることができる。
(3)本実施形態では、共通システム20は、共通制御対象かどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−2)。共通制御対象でないと判定した場合(ステップS2−2において「NO」の場合)、共通システム20は、電文中継処理を実行する(ステップS2−3)。これにより、共通制御対象でない電文をチャネル層10に転送することができる。一方、共通制御対象と判定した場合(ステップS2−2において「YES」の場合)、共通システム20は、呼出パターンの特定処理を実行する(ステップS2−4)。これにより、プロダクト層40において処理された商品サービスについての管理を、共通システム20において取りまとめて実行することができ、処理の効率化を図ることができる。また、業務エラーが生じた場合にも、統一した形式で取引応答電文を返信することができる。
(4)本実施形態では、共通フロー制御部21は、リージョン内ワークエリア211と持ち回り情報エリア212を備えている。これにより、電文受信から電文送信までの間に一時的に保存すればよいデータと、取引要求を受けてから取引が完了するまで保存しなければならないデータとを識別して、記憶エリアを効率的に活用することができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・上記実施形態では、サービス提供システムは、ハブ&スポーク方式で構築された共通システム20、プロダクト層40から構成される。サービス提供システムは、前述の形態に限定されるものではない。
・上記実施形態では、チャネル横断業務として、対顧口座読替管理、重要帳票管理、現金有高管理、顧客認証、残高不足先管理等を行なう。チャネル横断業務はこれらに限定されるものではなく、複数の取引チャネルにおいて共通して行なわれる処理に適用することができる。
・上記実施形態では、中継処理(往路)において、共通システム20は、中継可能かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−6)。また、中継処理(復路)において、共通システム20は、連携先電文の生成処理(ステップS2−5)、共通システム20は、連携先システムへの電文送信処理(ステップS2−6)を実行する。往路や復路における業務横断機能の呼び出しはこれに限定されるものではない。例えば、中継処理(往路)において、連携先システムへの電文送信を行なうようにしてもよい。
10…チャネル層、20…共通システム、21…共通フロー制御部、22…横断業務機能部、211…リージョン内ワークエリア、212…持ち回り情報エリア、30…取引メイン、40…プロダクト層。

Claims (4)

  1. 複数のチャネルからなるチャネル層から受信した要求電文を、個別サービス処理を実行するプロダクト層に中継する制御部と、要求電文の制御コードの設定値に対して、利用者認証処理を含む複数の業務横断機能処理を実行する業務横断機能群とを備えたサービス提供システムであって、
    前記制御部が、
    前記チャネル層のチャネルから要求電文を受信し、
    前記要求電文において共通に含まれる制御コードの設定値に基づいて、前記業務横断機能群の中から、呼出パターンで定められ必要業務について複数の業務横断機能処理を、前記呼出パターンで定められた呼出順番で呼び出して、前記業務横断機能処理において中継可否を判定し、前記呼び出した業務横断機能処理において中継不可と判定した場合には、前記チャネル層に電文を返信し、前記業務横断機能処理において中継可能と判定した場合には、前記要求電文を受信したチャネルに応じた管理処理を実行し、
    前記呼出順番で呼び出したすべての業務横断機能処理において問題がないと判定した場合には、前記要求電文について、前記プロダクト層への中継可能と判定し、判定結果に基づいて前記プロダクト層に要求電文を転送することを特徴とするサービス提供システム。
  2. 前記制御部が、連携先システムに接続されており、
    前記プロダクト層から応答電文を取得し、
    前記応答電文を、前記要求電文の送信元のチャネル層に返信し、
    前記呼出パターンに基づいて、前記応答電文の内容に応じて、前記連携先システムに対する新たな応答電文を生成し、
    新たに生成した応答電文を、前記連携先システムに送信することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 複数のチャネルからなるチャネル層から受信した要求電文を、個別サービス処理を実行するプロダクト層に中継する制御部と、要求電文の制御コードの設定値に対して、利用者認証処理を含む複数の業務横断機能処理を実行する業務横断機能群とを備えたサービス提供システムを用いて、サービスを提供する方法であって、
    前記制御部が、
    前記チャネル層のチャネルから要求電文を受信し、
    前記要求電文において共通に含まれる制御コードの設定値に基づいて、前記業務横断機能群の中から、呼出パターンで定められ必要業務について複数の業務横断機能処理を、前記呼出パターンで定められた呼出順番で呼び出して、前記業務横断機能処理において中継可否を判定し、前記呼び出した業務横断機能処理において中継不可と判定した場合には、前記チャネル層に電文を返信し、前記業務横断機能処理において中継可能と判定した場合には、前記要求電文を受信したチャネルに応じた管理処理を実行し、
    前記呼出順番で呼び出したすべての業務横断機能処理において問題がないと判定した場合には、前記要求電文について、前記プロダクト層への中継可能と判定し、判定結果に基づいて前記プロダクト層に要求電文を転送することを特徴とするサービス提供方法。
  4. 複数のチャネルからなるチャネル層から受信した要求電文を、個別サービス処理を実行するプロダクト層に中継する制御部と、要求電文の制御コードの設定値に対して、利用者認証処理を含む複数の業務横断機能処理を実行する業務横断機能群とを備えたサービス提供システムを用いて、サービスを提供するプログラムであって、
    前記制御部を、
    前記チャネル層のチャネルから要求電文を受信し、
    前記要求電文において共通に含まれる制御コードの設定値に基づいて、前記業務横断機能群の中から、呼出パターンで定められ必要業務について複数の業務横断機能処理を、前記呼出パターンで定められた呼出順番で呼び出して、前記業務横断機能処理において中継可否を判定し、前記呼び出した業務横断機能処理において中継不可と判定した場合には、前記チャネル層に電文を返信し、前記業務横断機能処理において中継可能と判定した場合には、前記要求電文を受信したチャネルに応じた管理処理を実行し、
    前記呼出順番で呼び出したすべての業務横断機能処理において問題がないと判定した場合には、前記要求電文について、前記プロダクト層への中継可能と判定し、判定結果に基づいて前記プロダクト層に要求電文を転送する手段として機能させることを特徴とするサービス提供プログラム。
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