JP6420818B2 - 骨内針セットおよびキット - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2013年3月15日に提出された米国特許出願第13/835,046号の優先権に恩典を主張し、この米国特許出願の内容は、その全体が参照として組み入れられる。
1.発明の分野
本発明は、骨内針セットおよび骨内針セットを含むキットに概して関し、中でも、そしてより具体的ではあるが限定を目的とするのではなく、標的領域(例えば皮質、胸骨、および/または上腕骨等)から試料を受け取るように構成された非円形のボアを有する骨内針セットに関する。
2.関連技術の説明
骨内針セットの例は、例えば米国特許第5,807,277号(特許文献1)、第7,455, 645号(特許文献2)、および第8,002,733号(特許文献3)に開示されている。
米国特許第5,807,277号 米国特許第7,455, 645号 米国特許第8,002,733号
概要
本開示は、中でも、骨内針セットおよび骨内針セットを含むキットの態様を包含する。本開示の骨内針セットは、例えば標的領域(例えば皮質、胸骨、および/または上腕骨等)から試料を受け取るように構成された非円形のボアを有し得る。
本願の骨内針セットのいくつかの態様は、第一端、第二端、および標的領域から試料を受け取るように構成されたボアを有するカニューレを含み、該ボアはボアの第二端から第一端を通って伸びる長さと、ボアの長さの大部分に沿って実質的に一定の直径を持つ円形断面と、ボアの長さのより小さい部分に沿った、第二端よりも第一端に近い非円形断面とを有する。いくつかの態様において、非円形断面は第一端から第二端に向かって伸びる。いくつかの態様において、非円形断面は第一の横方向の寸法(transverse dimension)および第一の横方向の寸法とは異なる第二の横方向の寸法を有する。いくつかの態様において、第一の横方向の寸法は第二の横方向の寸法よりも大きい。
いくつかの態様において、実質的に一定の直径を持つ円形断面を有する試料を受け取るために、カニューレは標的領域に回転可能に貫入し得る。いくつかの態様において、試料の断面はボアの非円形断面の第二の横方向の寸法と実質的に等しい横方向の寸法を有する。いくつかの態様において、カニューレの第一端は標的領域に貫入するように構成された少なくとも1つの切断面を含む。いくつかの態様において、カニューレの第一端は隣接する頂部の間に少なくとも1つの切断面を有する複数の頂部を含み、該頂部および該切断面は標的領域に貫入するように構成される。いくつかの態様において、カニューレの第一端は各々が先端を有する複数の歯を含む。いくつかの態様において、複数の歯の各々は第一側面および第二側面を含む。いくつかの態様において、各歯の第一側面の長さは第二側面の長さよりも短い。いくつかの態様において、複数の歯の各々の先端はその歯の第一側面および第二側面の交差によって画定される。いくつかの態様において、第一歯の第一側面は隣接する歯の第二側面と交差する。
本願の骨内針セットのいくつかの態様は第一端および第二端を有するスタイレットを含み、該スタイレットはスタイレットの第一端がカニューレの第一端と連携して標的領域に貫入するための先端を画定するように、カニューレのボアの中に配置されるように構成される。いくつかの態様において、スタイレットはスタイレットの第一端およびカニューレの第一端が連携して切断面を形成するように、カニューレの中に配置されるように構成される。いくつかの態様において、切断面は実質的に平面である。いくつかの態様において、スタイレットの第一端は少なくとも1つの先端、該少なくとも1つの先端から第一の長さだけ伸びる少なくとも1つの第一の先細の切断面、および該少なくとも1つの先端から第二の長さだけ伸びる少なくとも1つの第二の先細の切断面を含み、該第一の先細の切断面の長さは該第二の先細の切断面の長さよりも短い。いくつかの態様において、スタイレットの第一端はボアから試料を排出するように構成された表面を含む。
本願の骨内針セットのいくつかの態様は第一端および第二端を有する第一ハブを含み、第一端はカニューレの第二端と結合するように構成される。いくつかの態様において、第一ハブの第一端は、カニューレおよびスタイレットの少なくとも1つが標的領域に入ることのできる深さを制限するように構成された深度制限器を含む。
本願の骨内針セットのいくつかの態様は第一端および第二端を有する第二ハブを含み、第一端はスタイレットの第二端と結合するように構成され、第一ハブの第二端と解放可能に結合するようにさらに構成される。いくつかの態様において、第二ハブはルアーロック取付具によって第一ハブと結合するように構成される。
本願の骨内針セットのいくつかの態様は、ハンドルならびに第一ハブおよび第二ハブの少なくとも1つと解放可能に結合するように構成された駆動シャフトを含む手動の駆動装置を含む。いくつかの態様において、骨内針セットはハンドルを有するハウジング、第一ハブおよび第二ハブの少なくとも1つと結合するように構成された駆動シャフト、駆動シャフトと結合したモーター、モーターと結合した動力源、およびモーターと結合し、スタイレットおよびカニューレの少なくとも1つが標的領域に貫入できるように駆動シャフトを動かすためにモーターを作動させるように構成されたトリガーを含む動力付き駆動装置を含む。いくつかの態様において、モーターは駆動シャフトが回転軸の周りを回転するように構成される。いくつかの態様において、モーターはハウジングに関して長手方向に駆動シャフトを動かすように構成される。いくつかの態様において、動力源は電池を含む。いくつかの態様において、モーターはスタイレットおよびカニューレの少なくとも1つを標的領域から取り出すようにさらに構成される。
本願の骨内針セットのいくつかの態様は第一端および第二端を有する結合器を含み、結合器の第一端は第一ハブおよび第二ハブの少なくとも1つと結合するように構成され、結合器の第二端は駆動シャフトと結合するように構成される。いくつかの態様において、結合器はカニューレおよびスタイレットの少なくとも1つが標的領域に貫入できる深さを制限するように構成された深度制限器を含む。
本願のキットのいくつかの態様は、第一端、第二端、および標的領域から試料を受け取るように構成されたボアを有する少なくとも1つのカニューレを包含し、該ボアはボアの第二端から第一端を通って伸びる長さと、ボアの長さの大部分に沿って実質的に一定の直径を持つ円形断面と、ボアの長さのより小さい部分に沿った、第一端を通って伸びる非円形断面とを有する。いくつかの態様において、カニューレのボア内に少なくとも部分的に配置されるように構成され、そしてカニューレの第一端と連携して標的領域に貫入するようにさらに構成された少なくとも1つのスタイレットが、キットに含まれる。いくつかの態様において、キットはカニューレおよびスタイレットの少なくとも1つと結合するように構成された動力付き駆動装置および手動の駆動装置の少なくとも1つを含む。いくつかの態様において、キットは第一端および第二端を有する結合器を含み、第一端はカニューレおよびスタイレットの少なくとも1つと結合するように構成され、第二端は手動の駆動装置および動力付き駆動装置の少なくとも1つと結合するように構成される。いくつかの態様において、キットは標的領域、カニューレ、およびスタイレットの少なくとも1つの脱滅菌(desterilization)を防ぐために、動力付き駆動装置および手動の駆動装置の少なくとも1つを受け取るように構成された収納袋を含む。いくつかの態様において、キットは切断面の露出を防ぐためにカニューレおよびスタイレットの少なくとも1つが鋭利物保護器中に配置され得るように構成された少なくとも1つの鋭利物保護器を含む。
骨内針セットを製造するための本願の方法のいくつかの態様は、第一端、第二端、およびヒトにおいて標的領域から試料を受け取るように構成されたボアを有するようにカニューレを構成する段階、標的領域に貫入するように構成された少なくとも1つの切断面を第一端が含むようにカニューレの第一端を成形する段階、およびカニューレのボアの一部分が円形断面を含み、ボアの別の部分が非円形断面を含むようにカニューレを挟む段階を含む。いくつかの態様において、カニューレの第一端は非円形断面を含む。いくつかの態様において、非円形断面はボアの長さのより小さい部分に沿って伸びる。いくつかの態様において、非円形断面は第一の横方向の寸法および第一の横方向の寸法とは異なる第二の横方向の寸法を有する。いくつかの態様において、第一の横方向の寸法は第二の横方向の寸法よりも大きい。いくつかの態様において、実質的に一定の直径を持つ円形断面を有する試料を受け取るために、カニューレは標的領域に回転可能に貫入し得る。いくつかの態様において、試料の断面はボアの非円形断面の第二の横方向の寸法と実質的に等しい横方向の寸法を有する。
本願の任意の骨内針セットおよびキットの任意の態様は、任意の記載された要素および/または特徴を含み/包含し/内包し/有し得るというよりは、むしろ、任意の記載された要素および/または特徴からなるか、もしくは本質的にからなることができる。したがって、任意の請求項において、「からなる」もしくは「本質的にからなる」という用語は、非限定的な連結動詞を使用した場合に他にそうであるような範囲から所定の請求項の範囲を変更するために、上記の任意の非限定的な連結動詞を代替できる。
1つの態様の特徴もしくは複数の特徴は、本開示もしくは他の態様の本質によって明白に禁じられていない場合は、記載もしくは説明されていなくても、他の態様に適用してよい。
[本発明1001]
第一端、第二端、および
ボアの第二端から第一端を通って伸びる長さと、
ボアの長さの大部分に沿って実質的に一定の直径を持つ円形断面と、
ボアの長さのより小さい部分に沿った、第二端よりも第一端に近い非円形断面と
を有し、標的領域から試料を受け取るように構成されたボア
を有するカニューレを含む骨内針セット。
[本発明1002]
非円形断面が第一端から第二端に向かって伸びる、本発明1001の骨内針セット。
[本発明1003]
非円形断面が第一の横方向の寸法(transverse dimension)および第一の横方向の寸法とは異なる第二の横方向の寸法を有する、本発明1001の骨内針セット。
[本発明1004]
第一の横方向の寸法が第二の横方向の寸法よりも大きい、本発明1003の骨内針セット。
[本発明1005]
実質的に一定の直径を持つ円形断面を有する試料を受け取るために、カニューレが標的領域に回転可能に貫入し得る、本発明1004の骨内針セット。
[本発明1006]
試料の断面がボアの非円形断面の第二の横方向の寸法と実質的に等しい横方向の寸法を有する、本発明1005の骨内針セット。
[本発明1007]
カニューレの第一端が、標的領域に貫入するように構成された少なくとも1つの切断面を含む、本発明1001の骨内針セット。
[本発明1008]
カニューレの第一端が、
隣接する頂部の間に少なくとも1つの切断面を有し、該頂部および該切断面が標的領域に貫入するように構成された複数の頂部
を含む、本発明1001の骨内針セット。
[本発明1009]
カニューレの第一端が、各々が先端を有する複数の歯を含む、本発明1001の骨内針セット。
[本発明1010]
複数の歯の各々が第一側面および第二側面を含む、本発明1009の骨内針セット。
[本発明1011]
各歯の第一側面の長さが第二側面の長さよりも短い、本発明1010の骨内針セット。
[本発明1012]
複数の歯の各々の先端が、その歯の第一側面および第二側面の交差によって画定される、本発明1011の骨内針セット。
[本発明1013]
第一歯の第一側面が隣接する歯の第二側面と交差する、本発明1011の骨内針セット。
[本発明1014]
第一端および第二端を有するスタイレットであって、スタイレットの第一端がカニューレの第一端と連携して標的領域に貫入するための先端を画定するように、カニューレのボアの中に配置されるように構成されたスタイレットをさらに含む、本発明1001の骨内針セット。
[本発明1015]
スタイレットの第一端およびカニューレの第一端が連携して切断面を形成するように、スタイレットがカニューレの中に配置されるように構成された、本発明1014の骨内針セット。
[本発明1016]
切断面が実質的に平面である、本発明1015の骨内針セット。
[本発明1017]
スタイレットの第一端が
少なくとも1つの先端、
該少なくとも1つの先端から第一の長さだけ伸びる少なくとも1つの第一の先細の切断面、および
該少なくとも1つの先端から第二の長さだけ伸びる少なくとも1つの第二の先細の切断面
を含み、該第一の先細の切断面の長さは該第二の先細の切断面の長さよりも短い、本発明1014の骨内針セット。
[本発明1018]
スタイレットの第一端がボアから試料を排出するように構成された表面を含む、本発明1014の骨内針セット。
[本発明1019]
第一端および第二端を有する第一ハブであって、該第一端がカニューレの第二端と結合するように構成された第一ハブをさらに含む、本発明1014の骨内針セット。
[本発明1020]
第一ハブの第一端が、カニューレおよびスタイレットの少なくとも1つが標的領域に入ることのできる深さを制限するように構成された深度制限器を含む、本発明1019の骨内針セット。
[本発明1021]
第一端および第二端を有する第二ハブであって、該第一端がスタイレットの第二端と結合するように構成され、第一ハブの第二端と解放可能に結合するようにさらに構成された第二ハブをさらに含む、本発明1019の骨内針セット。
[本発明1022]
第二ハブがルアーロック取付具によって第一ハブと結合するように構成された、本発明1021の骨内針セット。
[本発明1023]
ハンドル、および
第一ハブおよび第二ハブの少なくとも1つと解放可能に結合するように構成された駆動シャフト
を含む手動の駆動装置をさらに含む、本発明1021の骨内針セット。
[本発明1024]
ハンドルを有するハウジング、
第一ハブおよび第二ハブの少なくとも1つと結合するように構成された駆動シャフト、
駆動シャフトと結合したモーター、
モーターと結合した動力源、および
モーターと結合し、スタイレットおよびカニューレの少なくとも1つが標的領域に貫入できるように駆動シャフトを動かすためにモーターを作動させるように構成されたトリガー
を含む動力付き駆動装置をさらに含む、本発明1021の骨内針セット。
[本発明1025]
駆動シャフトが回転軸の周りを回転するようにモーターが構成された、本発明1024の骨内針セット。
[本発明1026]
モーターがハウジングに関して長手方向に駆動シャフトを動かすように構成された、本発明1024の骨内針セット。
[本発明1027]
動力源が電池を含む、本発明1024の骨内針セット。
[本発明1028]
モーターがスタイレットおよびカニューレの少なくとも1つを標的領域から取り出すようにさらに構成された、本発明1024の骨内針セット。
[本発明1029]
第一端および第二端を有する結合器であって、結合器の第一端は第一ハブおよび第二ハブの少なくとも1つと結合するように構成され、結合器の第二端は駆動シャフトと結合するように構成された結合器をさらに含む、本発明1023および1024のいずれかの骨内針セット。
[本発明1030]
結合器が、カニューレおよびスタイレットの少なくとも1つが標的領域に貫入できる深さを制限するように構成された深度制限器を含む、本発明1029の骨内針セット。
[本発明1031]
第一端、第二端、および
ボアの第二端から第一端を通って伸びる長さと、
ボアの長さの大部分に沿って実質的に一定の直径を持つ円形断面と、
ボアの長さのより小さい部分に沿った、第一端を通って伸びる非円形断面と
を有し、標的領域から試料を受け取るように構成されたボア
を有する少なくとも1つのカニューレを含む、キット。
[本発明1032]
カニューレのボア内に少なくとも部分的に配置されるように構成され、カニューレの第一端と連携して標的領域に貫入するようにさらに構成された少なくとも1つのスタイレットをさらに含む、本発明1031のキット。
[本発明1033]
カニューレおよびスタイレットの少なくとも1つと結合するように構成された動力付き駆動装置および手動の駆動装置の少なくとも1つをさらに含む、本発明1032のキット。
[本発明1034]
第一端および第二端を有する結合器であって、第一端はカニューレおよびスタイレットの少なくとも1つと結合するように構成され、第二端は手動の駆動装置および動力付き駆動装置の少なくとも1つと結合するように構成された結合器をさらに含む、本発明1033のキット。
[本発明1035]
標的領域、カニューレ、およびスタイレットの少なくとも1つの脱滅菌(desterilization)を防ぐために、動力付き駆動装置および手動の駆動装置の少なくとも1つを受け取るように構成された収納袋をさらに含む、本発明1034のキット。
[本発明1036]
切断面の露出を防ぐためにカニューレおよびスタイレットの少なくとも1つが鋭利物保護器の中に配置され得るように構成された少なくとも1つの鋭利物保護器をさらに含む、本発明1034のキット。
[本発明1037]
第一端、第二端、およびヒトにおいて標的領域から試料を受け取るように構成されたボアを有するようにカニューレを構成する段階、
標的領域に貫入するように構成された少なくとも1つの切断面を第一端が含むようにカニューレの第一端を成形する段階、および
カニューレのボアの一部分が円形断面を含み、ボアの別の部分が非円形断面を含むようにカニューレを挟む段階
を含む骨内針セットを製造する方法。
[本発明1038]
カニューレの第一端が非円形断面を含む、本発明1037の方法。
[本発明1039]
非円形断面がボアの長さのより小さい部分に沿って伸びる、本発明1037の方法。
[本発明1040]
非円形断面が第一の横方向の寸法および第一の横方向の寸法とは異なる第二の横方向の寸法を有する、本発明1037の方法。
[本発明1041]
第一の横方向の寸法が第二の横方向の寸法よりも大きい、本発明1040の方法。
[本発明1042]
実質的に一定の直径を持つ円形断面を有する試料を受け取るために、カニューレが標的領域に回転可能に貫入し得る、本発明1037の方法。
[本発明1043]
試料の断面がボアの非円形断面の第二の横方向の寸法と実質的に等しい横方向の寸法を有する、本発明1042の方法。
上記の態様等に関連する詳細を以下に提示する。
以下の図面は、限定ではなく例示の目的で説明するものである。簡潔および明確にするために、所定の構造が現れるすべての図面において、構造のすべての特徴に表示が付けられているとは限らない。同一の参照番号は必ずしも同一の構造を表示しない。むしろ、同一の参照番号は、同一でない参照番号がそうであってよいように、類似した特徴もしくは類似した機能性を持つ特徴を表示するのに用いられてよい。図面では、当業者が理解するであろう図示記号を用いて記載された要素を説明する。図面中に示された本願の骨内針セットならびにキットおよびその構成要素の態様は、少なくとも示された態様については縮尺通りに描かれている。
カニューレおよびスタイレットを有する先行技術の骨内装置の透視図を示す。 別の先行技術のカニューレの一部分の透視図を示す。 図1Bのカニューレ中に配置されたスタイレットを有する先行技術のIO装置の一部分の透視図を示す。 図1Bのカニューレ中に配置されたスタイレットを有する先行技術のIO装置の一部分の透視図を示す。 他の先行技術のカニューレの部分の透視図を示す。 他の先行技術のカニューレの部分の透視図を示す。 先行技術の駆動装置の垂直断面図を示す。 先行技術の結合器アセンブリおよび先行技術のIO装置を持つ図2の駆動装置の透視図を示す。 図3の結合器アセンブリおよびIO装置を示す。 図2の駆動装置の部分および図3の結合器アセンブリおよびIO装置の一部分を示す。 図3の結合器アセンブリの様々な図を示す。 図3の結合器アセンブリの様々な図を示す。 図3の結合器アセンブリの様々な図を示す。 先行技術のキットの様々な図を示す。 先行技術のキットの様々な図を示す。 先行技術のキットの様々な図を示す。 本願の骨内針セットのカニューレの一態様の透視図を示す。 実質的に円形のボアを有するカニューレの側面図を示す。 図9Aのカニューレの一部分の側面図を示す。 少なくとも部分的に非円形のボアを有するカニューレの側面図を示す。 図10Aのカニューレの一部分の側面図を示す。 図10Aのカニューレの正面図を示す。 本願の骨内針セットのカニューレの別の態様の透視図を示す。 図11のカニューレの一部分の透視図を示す。 図11のカニューレの一部分の透視図を示す。 実質的に円形のボアを有するカニューレの側面図を示す。 図13Aのカニューレの一部分の側面図を示す。 少なくとも部分的に非円形のボアを有するカニューレの側面図を示す。 図14Aのカニューレの一部分の側面図を示す。 図14Aのカニューレの正面図を示す。
例示的態様の説明
「結合した」という用語は接続したと定義されるが、必ずしも直接的にではなく、そして必ずしも機械的にではない。2つの物品は、互いに結合できる場合に「結合可能」である。文脈によって明らかに異なることを要するのでない場合は、結合可能な物品は分離可能でもあり、逆もまた同様である。第一構造が第二構造と結合可能である非限定的な方法の1つは、第一構造について第二構造と結合するように構成されることである。「1つ(a)」および「1つ(an)」という用語は、本開示において明らかに異なることを要するのでない場合は、1つまたは複数と定義される。「実質的に」という用語は、当業者によって理解されるように、主として指定されたものであるが、必ずしも完全に指定されたものではないと定義される(そして指定されたものを包含する。例えば、実質的に90度は90度を包含し、実質的に平行は平行を包含する。)。開示された任意の態様において、「実質的に」、「およそ」、および「約」という用語は、指定されたもの「の[百分率の]範囲内に」で代替されてよく、百分率は0.1、1、5、および10%を包含する。
「含む(comprise)」(ならびに「含む(comprises)」および「含む(comprising)」等の含むの任意の形態)、「有する(have)」(ならびに「有する(has)」および「有する(having)」等の有するの任意の形態)、「包含する(include)」(ならびに「包含する(includes)」および「包含する(including)」等の包含するの任意の形態)、および「内包する(contain)」(ならびに「内包する(contains)」および「内包する(containing)」等の内包するの任意の形態)は非限定的な連結動詞である。結果として、1つまたは複数の要素もしくは特徴を「含む」、「有する」、「包含する」、もしくは「内包する」骨内針セットもしくはキットまたは骨内針セットもしくはキットの構成要素は、それらの1つまたは複数の要素もしくは特徴を保有するが、それらの要素もしくは特徴のみの保有に限定されない。同様に、1つまたは複数の段階を「含む」、「有する」、「包含する」、もしくは「内包する」方法は、それらの1つまたは複数の段階を保有するが、それらの1つまたは複数の段階のみの保有に限定されない。さらに、「第一」および「第二」等の用語は、構造もしくは特徴を識別するためにのみ使用され、異なる構造もしくは特徴を特定の順序に限定しない。
さらに、一定の方法で構成された骨内針セットもしくはキットは、少なくともその方法で構成されているが、具体的に記載された方法とは他の方法でも構成され得る。
駆動装置から伸びるシャフトの一端を骨内装置の一端と解放可能に係合させるために、本開示の教示を組み入れた様々な種類の結合器アセンブリを満足のいくように使用してよい。いくつかの態様について、動力付き駆動装置は結合器アセンブリの一端に配置された掛け金機構と解放可能に係合するように機能する概して六角形の断面を持つ一端を有する駆動シャフトを包含してよい。いくつかの態様について、本開示の教示を組み入れた結合器アセンブリは「手を使わない(hands free)」結合器、簡易切断もしくは簡易脱着結合器、および/またはポートアセンブリと呼ばれてよい。
本願の動力付き駆動装置の態様は、選択された標的領域もしくは標的部位の中へIO装置を10秒以内で挿入するのに使用してよい。しかしながら、本開示の様々な教示は動力付き駆動装置の使用に限定されない。手動の駆動装置およびバネ動力の駆動装置も、本開示の教示を組み入れたIO装置(例えば本願の骨内針セットの態様等)とともに使用してよい。
手動の駆動装置の例は、2005年1月25日に提出された手動骨内装置という名称の同時係属中の特許出願番号第11/042,912号(US 2005/0165404として公開された)に示されている。本願において「流体」という用語は、骨髄の生検もしくは吸引または骨髄もしくは他の標的部位との流体の連結に関連する血液、水、食塩溶液、IV溶液、血漿等であるがこれらに限定されない液体、または液体、粒子状物質、溶解薬物、および/または薬剤の任意の混合物を包含するように使用されてよい。本願において「流体」という用語は、任意の体液および/または、骨髄および/または標的領域から回収されてよい細胞等の粒子状物質を内包する液体を包含するように使用されてもよい。
本願において「採取する(harvest)」および「採取する(harvesting)」という用語は、骨および/または骨髄生検ならびに骨髄吸引を包含するように使用されてよい。骨および/または骨髄生検(ときどき「針生検」と呼ばれる)は、生検目的で選択された標的領域から骨および/または骨髄の相対的に小さい破片もしくは標本を取り出すように概して記載されてよい。骨髄吸引(ときどき「骨髄サンプリング」と呼ばれる)は、選択された標的領域からより大量の骨髄を取り出すように概して記載されてよい。比較的大量の骨髄は、診断、移植、および/または研究の目的で使用されてよい。例えば、いくつかの幹細胞研究技術は比較的大量の骨髄を要するかもしれない。
本願において「挿入部位」という用語は、骨および関連する骨髄の中へ骨内装置が挿入されてよい、もしくはドリルで穴を開けて入れられてよい骨上の位置を記載するのに使用されてよい。挿入部位は概して皮膚および軟組織で覆われている。「標的領域」という用語は、生きているヒトの生物学的材料等の生物学的材料上もしくは生物学的材料内の任意の位置を指す。
本願において「骨内(IO)装置」という用語は、骨内空間もしくは骨内部分に到達するか、もしくは到達させるように機能する任意の中空の針、中空のドリルビット、ペネトレータアセンブリ、ボーンペネトレータ、カテーテル、カニューレ、トロカール、スタイレット、内部ペネトレータ、外部ペネトレータ、IO針、生検針、吸引針、IO針セット、生検針セット、もしくは吸引針セットを包含するが、これらに限定されずに使用されてよい。そのようなIO装置は、少なくとも部分的には304ステンレススチール等の金属合金ならびに針および類似した医療装置に関連する他の生体適合性材料から形成されてよい。
本願の骨内針セットの態様は、国際特許出願番号第PCT/US2007/078207号(WO 2008/033874として公開された)に開示されたもの等の医療処置トレイに包含され得る。
図1A〜7Cに示された装置および構成要素は先行技術の装置および構成要素であって、それらについての以下の記載は、本願の骨内針セットおよびキットの態様と一貫して使用され得る装置および構成要素の種類について状況を読者に伝えるために提供される。
ここで図面を参照し、特に図1Aを参照すると、図面中に示され、符番100で指定されるのは本願の骨内(IO)針セットもしくは吸引針セットの一態様である。吸引針セット100は、中空の外部ペネトレータもしくはカニューレ110a、対応する内部ペネトレータもしくはスタイレット(もしくはトロカール)120、およびハブアセンブリ130aを含む。示された態様において、カニューレ110aの第一端111aおよびスタイレット120の第一端121は、骨および関連する骨髄に貫入するように機能するか、もしくは構成される。カニューレ110aの第一端111aおよびスタイレット120の第一端121の様々な特徴は、中により詳細に示される。IO針セット100の第一端101は、カニューレ110aの第一端111aおよびスタイレット120の第一端121に概して対応する。
示された態様において、カニューレ110aはカニューレの外部分上に配置された複数のマーク104を包含する。マーク104は、「位置決めマーク」もしくは「深度表示」と呼ばれてよく、骨および関連する骨髄の中への針セット100の貫入深度を表示するのに使用されてよい。いくつかの態様において、カニューレ110aはおよそ60ミリメートルの長さおよび/またはおよそ0.017インチの公称外径を有してよい(例えば16ゲージ針の寸法に概して対応する)。カニューレ110aおよび/またはスタイレット120は、ステンレススチールもしくは他の適切な生体適合性材料から形成されてよい。いくつかの態様において、マーク104はカニューレ110aの外部分上に1センチメートルの間隔で距離をあけられる。いくつかの態様において、1つまたは複数の側面ポート106はカニューレ110aの外部分中に第一端111aから距離をあけて形成されてよい。
ハブアセンブリ130aは、カニューレ110aの長手側のボアもしくは管腔内にスタイレット120を解放可能に配置するように構成および/または使用されてよい。示された態様において、ハブアセンブリ130aは第一ハブ140aおよび第二ハブ150aを包含する。第一端111aと反対側のカニューレ110aの第二端は、ハブ140aとしっかりと係合してよい。第一端121と反対側のスタイレット120の第二端は、ハブ150aの第一端としっかりと係合してよい。図1Aに示されるように、カニューレ110aはハブ140aの第一端141から長手方向に伸びてよい。スタイレット120もハブ150aの第一端から伸びてよい。ハブ140aの第二端は、第二ハブ150aの第一端内に配置された対応するルアーロック取付具と解放可能に係合してよい標準的なルアーロック取付具を包含してよい。ハブ140aの第二端上に配置されたルアーロック取付具は、カニューレ110a中のボアもしくは管と流体連結してよく、そして標準的なシリンジ型取付具および/または標準的な静脈内(IV)接続と解放可能に係合するように機能してよい。示された態様において、ハブ150aはハブアセンブリ130aの第二端132およびIO針セット100の第二端102に概して対応する第二端152を包含する。ハブ140aは、ハブアセンブリ130aの第一端131に概して対応してよい第一端141を包含してよい。カニューレ110aは、ハブ140aの第一端141およびハブアセンブリ130の第一端131から長手方向に伸びてよい。
示された態様において、以下により詳細に記載されるように、ハブアセンブリの第二端は、結合器アセンブリ中に形成された容器内に配置されるように機能してよい。本開示の1つの特徴は、結合器アセンブリの第一端中に配置された第一の容器内に解放可能に係合してよいハブアセンブリを形成することを包含してよい(例えば図6A〜6Bに示されるように、伸びたコア260の第一端261の近位の容器263)。容器263の寸法および構成は、ハブアセンブリ130aが容器263中に配置される場合は、ハブ140aに対してハブ150aの回転を防ぐように選択されてよい(例えば、骨および関連する骨髄の中へIO装置を挿入する(回転させる)間)。動力付き駆動装置は、結合器アセンブリの第二端中に配置された第二の容器と解放可能に係合してよい(例えば図6A〜6Bに示されるように、伸びたコア260の第二端262の近位の容器264)。
示された態様において、骨内装置もしくは吸引針セット100aは、ハブ140aの第二端142から距離をあけたハブ150aの第一端151を包含する。ハブ150aの第一端151から伸びるスタイレット120の部分は、カニューレ110aの管腔もしくは長手側のボア118内にスライド可能に配置されて示される。ハブアセンブリ130aは、ハブ140aの第一端141に概して対応してよい第一端131を包含してよい。ハブアセンブリ130aは、示されるように、ハブ150aの第二端152およびハブアセンブリ130aの第二端102に概して対応してよい第二端132も包含してよい。カニューレ110aは、ハブ140aの第一端141に付着してよく、そして第一端141から伸びてよい。ハブ140aの第二端142は、第二ハブ150aの第一端151中に配置されたルアーロック接続もしくは取付具の対応する部分と解放可能に係合するように機能する典型的なルアーロック接続もしくは取付具の半分を包含してよい。図1Aに示されたもの等の態様について、ハブアセンブリ130aの第一端131は、第一ハブ140aの第一端141に対応してよい。第二ハブ150aの第二端152は、ハブアセンブリ130aの第二端132および吸引針セット100aの第二端102に対応してよい。
ハブアセンブリ130aの少なくとも一部分は、図6A〜6Bに示されるように、結合器アセンブリ250の第一端251の近位に配置された容器263の概して六角形の断面内に受け取られるように機能する概して六角形の断面を有してよい。いくつかの態様について、図1Aに示されるように、縮外径部分143に隣接して配置された第一ハブ140aの部分は、概して六角形の断面を有してよい。他の態様において、動力付き駆動装置を結合器アセンブリの一端と、そして骨内装置を結合器アセンブリの反対端と解放可能に係合させるために、六角形以外の様々な断面を満足のいくように使用してよい。吸引針セットは、スタイレットや、関連するカニューレ、カテーテル、もしくは外部ペネトレータと組み合わせたスタイレットまたはペネトレータを包含してよい。しかしながら、本開示の教示に従って形成された生検針は、スタイレットや、スタイレットもしくは内部ペネトレータを包含してもしなくてもよい。
ハブ140aは、その中に形成された開口部144を持つ第二端142を包含してよい。図6A〜6Bに説明されるように、通路はハブ140aの第二端142から第一端141に向かって伸びてよい。通路は、カニューレ100aの管腔118と流体を連結するように機能してよい。図6A〜6Bに示されるように、ハブ140の第二端142は、ネジ山148等の従来型のルアーロック接続もしくは取付具の様々な特徴を包含してよく、対応するネジ山158はハブ150aの第一端151内に形成されてよい。
いくつかの適用について、ハブ140aおよびハブ150aは、例えば射出成形技術を用いて形成されてよい。そのような態様について、ハブ140aは第一端141および第二端142の間に配置された縮外径部分143を包含してよい。同じように、第二端152に隣接し、そして第二端152から第一端151の方向に伸びる複数の隙間もしくは切り抜き153がハブ150a中に形成されてよい。縮径部分143および/または切り抜き153の構成および寸法は、関連する射出成形技術を最適化し、同時に関連するハブアセンブリ130aが本開示に記載されるように機能できるために必要とされる構成、寸法、および材料強度を提供するために変化してよい。
いくつかの態様において、スタイレット120の先端123はカニューレ110aの先端の比較的近くに配置されてよい。いくつかの適用について、スタイレット120の第一端121およびカニューレ110aの第一端111aは、隣接する切断面を形成するために同時に研削されてよい。研削端111aおよび121は同時に単一の切断ユニットを形成することになり、概して揃った切断端を形成してよい。本開示の教示に従って形成された他の種類の切断面は、以下で論じられるかもしれない(例えば図1B〜1Dを参照して記載されるように)。
図1B〜1Dは、本願の態様において、カニューレおよび/または関連するスタイレットの端部に隣接して形成されてよい切断面および先端の第二例を示す。示された態様において、外部ペネトレータもしくはカニューレ110gは、第一端111g中の開口部116に隣接して形成された複数の切断面114gを有する第一端111gを包含してよい。開口部116は、関連する長手側のボアもしくは管腔118の一部分と連結し、該一部分を形成してよい。いくつかの適用について、WO 2008/033874に記載されるように、切断面114gは放電加工機(EDM)技術等を用いて形成されてよい。示された態様において、第一端111gはカニューレ110gの他の部分に比べて、概して先細の構成もしくは縮外径を有する。他の態様において、第一端111gはカニューレ110gの他の部分の外径と等しい外径を有する(例えばカニューレ110gはカニューレの全長に沿って一定の外径を有し得る)。切断面114gは、例えば研削盤技術を用いて形成されてよい。示されたもの等のいくつかの態様において、カニューレ110gの端部111gは、その間にそれぞれの頂部115を持つ6つの研削切断面114gを包含してよい。先細の端部111gならびに複数の切断面114gおよび頂部115を持つ生検針セットおよび/または生検針を形成することで、結果として得られる生検針セットおよび/または生検針が本開示の教示に従って動力付き駆動装置とともに使用された場合に、(例えば他の構成に比べて)改善された穿孔性能が提供されてよい。いくつかの適用について、らせん状の溝117は開口部116の近位の長手側のボア118内に形成されてよい。らせん状の溝117は、長手側のボア118内で生検標本もしくは骨髄標本を保持するのを支援してよい。例えば、らせん状の溝117がネジ山の巻(turns)の間に画定されるように、単一のネジ山はカニューレの長手側のボアもしくは管腔内に配置されてよい。WO 2008/033874に記載されるように、単一のネジ山を設置し、もしくは他の方法でらせん状の溝を形成するために、様々な技術および手続を満足のいくように使用してよい。
図1Cに示すように、生検針セット100gは、その中にスライド可能に配置されたスタイレットもしくは内部ペネトレータ120gを持つカニューレもしくは外部ペネトレータ110gを包含してよい。カニューレ110gおよびスタイレット120gの近位端は、図1Aに示されたカニューレ110aおよびスタイレット120のものと類似してよい(例えばハブ140aおよび150aをそれぞれ包含してよい)。いくつかの適用について、生検針セット100gの第一端101は挿入部位において皮膚および軟体組織への損傷を最小限にしてよい。いくつかの適用について、内部ペネトレータもしくはスタイレット120gは、その外部分上に形成され、関連する先端123からスタイレットもしくは内部ペネトレータ120gの第二端に向かって伸びる複数の切断面125および126を有する第一端121を包含してよい。いくつかの適用について、1つまたは複数の切断面125は、関連するカニューレ110g中で先端123から関連する切断面114gに伸びる長さ127を有して形成されてよい。1つまたは複数の切断面126は、各切断面125に隣接して第二の長さ128を持って形成されてよい。第一の長さ127は、第二の長さ128よりも長くてよい。示されるように、長さ127および128は、スタイレット120gの中心の長手軸と平行に測定される。第一の長さ127と第二の長さ128の比は、選択された骨および関連する骨髄に貫入する最適な性能を提供するために、本開示の教示に従って変化してよい。第一端101のいくつかの態様のさらなる詳細は、WO 2008/033874に記載される。
図2は、本願の骨内針セットおよびキットの態様とともに使用され得る駆動装置の一態様の断面図を示す。示された態様において、動力付き駆動装置200は本願の骨内装置の1つを骨および関連する骨髄の中へ挿入するのに使用されてよい。動力付き駆動装置200は、ハンドル214によって部分的に画定される小さいピストルに類似した一般的な構成を有するハウジング210を包含してよい。動力付き駆動装置200に関連する様々な構成要素(例えばハンドル214)がハウジング210内に配置されてよい。例えば、電池パック216等の動力源がハンドル214内に配置されてよい。ハウジング210は、ポリカーボネートもしくは他の満足のいく材料等の比較的強く頑丈な高分子材料から形成されてよい。いくつかの適用について、ハウジング210はその中に配置された動力付き駆動装置200の様々な構成要素を保護するために、流体密封されて結合されてよい2つの部分(明示せず)で形成されてよい。
モーター218およびギアアセンブリ220は、ハンドル214に隣接するハウジング210の部分内に配置されてよい。モーター218およびギアアセンブリ220は、互いに概して整列してよい。モーター218は、ギアアセンブリ220の一端と回転可能に係合してよい。駆動シャフト222は、モーター218と反対側のギアアセンブリ220の他端と回転可能に係合し、該他端から伸びてよい。いくつかの適用について、モーター218およびギアアセンブリ220の両者は、概して円筒状の構成を有してよい。ハウジング210の第一端211の遠位端は、示されるように、開口部および開口部を通って伸びる駆動シャフト222の部分を包含してよい。いくつかの適用について、ハウジング210の第一端211から伸びる駆動シャフト222の端部224もしくは部分は、その上に配置された表面226を持つ概して六角形の断面を有してよい。結合器アセンブリ250の第二端252中に配置された容器263は、図6A〜6Cに示されるように、揃った概して六角形の断面を有してよい。
表面226は、互いに概して平行に、そして駆動シャフト222の長手軸もしくは回転軸に関して平行に伸びてよい。1つまたは複数の先細の表面228も、動力付き駆動装置200を結合器アセンブリ250と解放可能に係合させるのを支援するために、端部224上に形成されてよい。動力付き駆動装置200の態様は、例えば60:1および80:1の間の減速比を包含してよく、その結果としてモーターのRPMに比べて駆動シャフトのRPMは小さくなる。対応する開口部もしくは容器を有する結合器アセンブリは、動力付き駆動装置200の第一端211から伸びる端部224と解放可能に係合してよい。例えば、ハウジング210の第一端211から伸びる端部224は、図6A〜6Bに示されるように、結合器アセンブリ250の第二端252の近位に配置された容器264と解放可能に係合してよい。
いくつかの適用について、スラスト軸受241はハウジング210の第一端もしくは遠位端211およびギアアセンブリ220の隣接部分の間に配置されてよい。スラスト軸受242は、ハウジング210の第二端もしくは近位端212およびモーター218の隣接部分の間に配置されてよい。スラスト軸受241および242は、ハウジング210の関連する部分内でモーター218、ギアアセンブリ220、および駆動シャフト222の長手側の動きを制限してよい。トリガーアセンブリ244もハンドル214の近位のハウジング210内に配置されてよい。トリガーアセンブリ244は、トリガーもしくは接触スイッチ246を包含してよい。モーター218は、トリガー246を交互に押し下げおよび解放することによって、動力を与えられおよび動力を断たれてよい。電気回路基板247も、ハウジング210内に配置されてよい。電気回路基板247は、トリガーアセンブリ244、モーター218、動力供給装置216、および表示灯248と電気的に結合してよい。いくつかの適用について、表示灯248は発光ダイオード(LED)もしくはより従来型の小さい電球であってよい。いくつかの適用について、表示灯248は電池パック216の電気記憶容量の90%が使用されたときに起動してよい。本開示の教示に従って形成された骨内装置の構成および寸法は、各骨内装置のそれぞれの意図された用途によって変化してよい。例えば、本開示の教示に従って形成された生検針の長さは、およそ5ミリメーターから30ミリメーターまで変化してよい。
本開示の教示を組み入れた結合器アセンブリは、動力付き駆動装置(例えば柔軟な収納袋もしくは滅菌スリーブ内に配置された駆動装置)からIO装置を係合および係合解除するように機能する「簡易脱着機構」として機能してもよい。そのような結合器アセンブリは、柔軟な収納袋もしくは滅菌スリーブを損傷せずにIO装置(例えば生検針もしくは針セット)が回転できるようにしてよい。結合器アセンブリの一端は、収納袋もしくは滅菌スリーブの隣接部分と流体シールもしくは流体バリアを形成するように機能してよい。本開示の教示を組み入れた結合器アセンブリは、収納袋に付着するポートアセンブリとしても記載されてよい。そのようなポートアセンブリは、IO装置から動力付き駆動装置を簡単に係合もしくは係合解除できるようにすると同時に、挿入部位から動力付き駆動装置がIO装置を「電源投入および電源切断」できるようにしてよい。
図3〜6Cは、本願のアセンブリおよびキットのいくつかの態様に適した結合器アセンブリ250の一例を示す。図3〜5は、装置100bがマーク104を包含しないことを除いて装置100aと実質的に類似する動力付き駆動装置200、結合器アセンブリ250a、および骨内装置100bの様々な図を示す透視図である。結合器アセンブリ250aは、生検針セット100bの第二端102等であるがこれらに限定されない骨内装置の一端と解放可能に係合するように機能する第一端251を包含する。結合器アセンブリ250aは、動力付き駆動装置200のハウジング210の第一端211から伸びる駆動シャフト222の端部224等であるがこれに限定されない動力付き駆動装置から伸びる駆動シャフトの一部分と解放可能に係合するように機能する第二端252も包含してよい。ここには示されていないが、結合器アセンブリ250の第二端252は、WO 2008/033874に記載されるように、収納袋もしくは滅菌スリーブ中の開口部としっかりと係合してよい。
本開示の様々な教示を組み入れた結合器アセンブリは、動力付き駆動装置もしくは手動の駆動装置と「手を使わないで」解放可能に係合できるように、一端が下方および反対端が上方を向いた、医療処置トレイもしくはキット中に設置されてよい。例えば結合器アセンブリ250aは、操作者もしくは使用者が結合器アセンブリ250aの任意の部分に物理的に接触もしくは操作する必要なしに、(駆動装置200の)駆動シャフト222の端部224が結合器アセンブリ250の第二端252の中へ挿入され、解放可能に係合してもよいように、第一端251が下向きおよび第二端252が上向きで医療処置トレイ中に配置されてよい。以下に記載されるように、結合器250aは「手を使わない」掛け金機構を包含してよい。
示された態様において、結合器アセンブリ250aは伸びたコア260および伸びたコア260の外部分上にスライド可能に配置されたハウジングアセンブリ270を包含してよい。ハウジングアセンブリ270/270aは、伸びたコア260のそれぞれの第一端261およびそれぞれの第二端262と概して整列してよい第一端271および第二端272を包含してよい。いくつかの適用について、伸びたコア260は、その上に形成された様々な肩部および/または窪みを持つ第一の外部分260aおよび第二の外部分260b中に画定される概して円筒状の構成を有してよい。いくつかの適用について、第一の外部分260aは第二の外部分260bよりも大きい直径を有してよい。ハウジングアセンブリ270は、第一のハウジング区分280および第二のハウジング区分290によって部分的に画定される概して中空で円筒状の構成を有するように記載されてよい。ハウジング区分280の第一端は、ハウジングアセンブリ270の第一端271に概して対応してよい。第二のハウジング区分290の第二端は、ハウジングアセンブリ270の第二端272に概して対応してよい。第二のハウジング区分290の第一端291は、第一のハウジング区分280の第二端282の隣接する内径よりも小さい外径を持つ概して円筒状の構成を有するように記載されてよい。第二のハウジング区分290は、結合器アセンブリ250の第二端252と係合した駆動シャフトの一端を解放するために、第一のハウジング区分280の第二端282内で第一の位置(図6A)から第二の位置(図6B)へと長手方向にスライドしてよい。
コイルバネ274等の付勢機構が、概して伸びたコア260の外部分260aの周囲に配置されてよい。コイルバネ274の第一端275は、第一のハウジング区分280の内部分上に形成された環状肩部284と接触してよい。コイルバネ274の第二端276は、第二のハウジング区分290の第一端291の近位に配置された環状肩部278と接触してよい。コイルバネ274、環状肩部284、および環状肩部278は、第一のハウジング区分280および第二のハウジング区分290を互いに関して第一の伸びた位置に概して維持するために、互いに連携してよい。板バネおよび蛇腹等であるがこれらに限定されない他の付勢機構(明示せず)も環状肩部284および環状肩部278の間に配置されてよい。コイルバネ274の第二端276に関連する環状肩部278は、概して円筒状の輪277から放射状に外向きに伸びてよい。概して円筒状の輪277は、伸びたコア260の外部分260a上にスライド可能かつ回転可能に配置されてよい。環状肩部279は、概して円筒状の輪277の内部分上に配置されてよく、伸びたコア260の隣接部分に向かって放射状に内向きに伸びてよい。環状肩部268は、伸びたコア260の外部分260a上に、第一端261および第二端262の中間に形成されてよい。環状肩部268および環状肩部279の構成および寸法は、概して円筒状の輪277の環状肩部279と伸びたコア260の環状肩部268の間の係合が、伸びたコア260の第二端262の方向に長手方向に第二のハウジング区分290の動きを制限してよいように、互いに適合するように選択される。
いくつかの適用について、複数の柔軟なコレットもしくはフィンガー477は、概して円筒状の輪277から環状肩部278と反対側に伸びてよい。それぞれのコレット頭部478は、環状肩部278と反対側に、各コレット477の端部上に形成されてよい。コレット頭部478の寸法および構成は、第二のハウジング290中に形成された、それぞれのスロットもしくは開口部297内に受け取られるように選択されてよい。結合器アセンブリ250aの製造の間に、各コレット頭部478は概して円筒状の輪277および第二のハウジング区分290の第一端291の近位の環状肩部278をしっかりと係合するために、それぞれのスロットもしくは開口部297内に配置されてよい。結果として、第二のハウジング区分290および環状肩部278は、伸びたコア260および第一のハウジング区分280に関して、単一のユニットとして概して動いてよい。結合器アセンブリ250aの第一端251から骨内装置が係合解除される間に、第一のハウジング区分280は第二のハウジング区分290に向かって長手方向に動くか、もしくはスライドしてよい。同じように、結合器アセンブリ250aの第二端252から動力付き駆動装置が係合解除される間に、第二のハウジング区分290は第一のハウジング区分280に向かって長手方向に動くか、もしくはスライドしてよい。
環状肩部267は、第一端261の近位の伸びたコア260の外部分上に形成されてよい。結合器アセンブリ250aの第二端252から動力付き駆動装置が係合解除される間に、第二のハウジング区分290が伸びたコア260の第一端261に向かって長手方向に動く間に、第一のハウジング区分280が長手方向に動くのを制限するために、環状肩部267はハウジング270の第一端271の部分と係合してよい。前述したように、環状肩部268は伸びたコア260の外部分上に、第一端261および第二端262の間に形成されてよい。概して円筒状の輪277の環状肩部268および環状肩部279の間の係合は、第二のハウジング区分290が伸びたコア260の第二端262に向かって動くのを制限してよい。バネ274ならびに第一ハウジング区分280の環状肩部278および環状肩部284の間の接触により、結合器アセンブリ250aの第一端251から骨内装置が係合解除される間に、伸びたコア260の第二端262の方向に長手方向に第一ハウジング区分280が動くのが制限されてよい。
概して円筒状の輪277および付着する環状肩部279は、環状コア260の外部分上で、環状肩部268および環状肩部267の間で長手方向にスライドしてよい。結合器アセンブリ250aの第一端251との係合から骨内装置の一端を解放するために、第一ハウジング区分280は伸びたコア260の第二端262に向かって長手方向に動いてよい。同じように、結合器アセンブリ250aの第二端252と係合した動力付き駆動装置から伸びる駆動シャフトの一端を解放するために、第二ハウジング区分290は伸びたコア260の第一端261に向かって長手方向に動いてよい。本開示の教示を組み入れた結合器アセンブリの第一端内に骨内装置の一端を解放可能に係合させるために、多様な掛け金および掛け金機構を満足のいくように使用してよい。同じように、本開示の教示を組み入れた結合器アセンブリの第二端内に動力付き駆動装置もしくは手動の駆動装置から伸びる駆動シャフトの一端を解放可能に係合させるために、多様な掛け金および掛け金機構を満足のいくように使用してよい。
結合器アセンブリ250aによって表される態様について、結合器アセンブリ250aの容器263内の生検針セット100bの第二端102等のIO装置の一端と解放可能に係合させるために、第一の掛け金410は第一端261に隣接する容器263の近位の伸びたコア260の外部分上に配置されてよい。結合器アセンブリ250aの第二端252と駆動シャフトの一端を解放可能に係合させるために、第二の掛け金機構420は第二端262に隣接する容器264の近位の伸びたコア260の外部分上に配置されてよい。第二の掛け金420は、動力付き駆動装置200から伸びる駆動シャフト222の端部224等の駆動シャフトの一部分を結合器アセンブリ250aの第二端252内で解放可能に係合させるために使用されてよい。掛け金410は結合器アセンブリ250aの第一端251と骨内装置を解放可能に係合してよく、実質的に同一の掛け金420は結合器アセンブリ250aの第二端252と動力付き駆動装置を解放可能に係合してよい。
いくつかの適用について、掛け金410および420は、概して「オメガ」形状等の類似した構成を有してよい(例えば掛け金420)。しかしながら、掛け金410は伸びたコア260の外部分260aに概して対応する、より大きい寸法を有してよい。掛け金420は伸びたコア260の外部分260bに概して対応する、より小さい寸法を有してよい。本開示の様々な特徴は、第二のハウジング区分290の隣接部分および伸びたコア260の外部分260bとともに掛け金機構420に関して記載されてよい。それぞれの戻り止め421および422は、概してオメガ形状の掛け金420の反対端上に形成されてよい。同じように、それぞれの戻り止め(明示せず)は概してオメガ形状の掛け金410の端部上に形成されてよい。戻り止め421および422の構成および寸法は、伸びたコア260の外部分260bと結合器アセンブリ250aの第二端252の近位に配置された容器264の内部分の間に伸びる、それぞれのスロットもしくは開口部中に各戻り止め421および422を設置するように適合されてよい。掛け金420は、その中で戻り止め421および422の部分がそれぞれのスロットを通って伸びてよい第一の位置を有してよい。戻り止め421および422の寸法および構成は、動力付き駆動装置200の端部224中に形成された環状溝402としっかりと係合するように機能してよい。同じように、関連する掛け金410上のそれぞれの戻り止めは、生検針100bの第二端102中に配置された環状溝401と解放可能に係合してよい。いくつかの適用について、結合器アセンブリ250aの第一端251の中へ生検針100bの第二端102が挿入される間に、オメガ形状の掛け金410に関連する戻り止め機構を放射状に外向きに放射状に広げるために、複数の先細の表面403は第一端142の近位のハブ140aの外部分上に形成されてよい。戻り止め機構は、それと整列させる際に、環状溝401の中へ「はめ込み」されてよい。同じように、結合器アセンブリ250aの第二端252の中へ動力付き駆動装置200の端部224を挿入する間に、戻り止め機構421および422を放射状に外向きに放射状に広げるために、複数の先細の表面228は動力付き駆動装置200から伸びる駆動シャフト222の端部224の外部分上に形成されてよい。戻り止め機構421および422は、それと整列させる際に、環状溝402の中へ「はめ込み」される。
掛け金410に関連する戻り止め機構とハブアセンブリ130aの環状溝401の間の係合は、結合器アセンブリ250aの第一端251としっかりと係合した生検針100bの第二端102を概して保持する。この係合は、挿入部位からカニューレもしくは生検針110bを回収する間に、動力付き駆動装置200がカニューレもしくは生検針110bを回転でき、もしくは急速に回せるようにしてよい。同じように、オメガ形状の掛け金420の戻り止め機構421および422ならびに動力付き駆動装置200の端部224の環状溝402の間の係合は、挿入部位からカニューレ110bを回収する間に、動力付き駆動装置100と係合した結合器アセンブリ250aの第二端252を概して保持する。
生検針セット100bは、第一のハウジング区分280を伸びたコア260の第二端262に向かって長手方向にスライドさせることによって、結合器アセンブリ250aの第一端251から解放されてよい。第一のハウジング区分280のそのような動きによって、内部の先細の表面286がオメガ形状の掛け金410の外部分と接触し、オメガ形状の掛け金410を圧縮して、ハブアセンブリ130aの環状溝401との係合から関連する戻り止め機構(明示せず)を放射状に広げることになる。結果として、生検針セット100bは結合器アセンブリ250aの第一端251から簡単に回収されてよい。同じように、結合器アセンブリ250aの第一端251に向かった第二ハウジング区分290の長手方向の動きによって、内部の先細の表面296がオメガ形状の掛け金420の外部分と接触し、オメガ形状の掛け金420を概して圧縮して、端部224の環状溝402との係合から戻り止め機構421および422を回収もしくは引っ込めることになる。結果として、動力付き駆動装置200および結合器アセンブリ250aの第二端222は、互いから簡単に切断されてよい。
突縁254は、拡大されたじょうご状もしくは釣鐘状の構成を有するように概して記載されてよい。突縁254の寸法および構成は、動力付き駆動装置200の端部211と適合するように選択されてよい。前述したように、結合器アセンブリ250aは、本開示の教示に従って収納袋もしくは滅菌スリーブ中に形成された開口部としっかりと係合してよい。示されたもの等の態様について、結合器アセンブリ250aのハウジング270の端部272は、突縁254の隣接部分としっかりと係合するように機能する環状の輪370を包含してよい。環状の輪370の外径は、突縁254の隣接部分の外径に概して対応してよい。環状の輪370の内径も、突縁254の隣接部分の内径に概して対応してよい。いくつかの態様について、複数の柱372および概してV字型の溝374は、突縁254の最端部上に交互に配置されてよい。環状の輪370は、その中にそれぞれの柱372を受け取る大きさの複数の穴371を包含してよい。環状の輪370は、突縁254の隣接部分中に形成された、それぞれの概してV字型の溝374内に受け取られる大きさの複数の概してV字型の突起376も包含してよい。示されたもの等の態様について、収納袋の部分(例えば開口部の周囲)は、環状の輪370および突縁254の隣接部分の間に配置されてよい。例えば、柱372は収納袋中の開口部の外周に隣接する収納袋中の対応する穴を通って挿入されてよい。環状の輪370中の穴371は、それぞれの柱372と整列してよい。収納袋の他の部分(例えば開口部に隣接する)は、それぞれのV字型の突起376およびV字型の溝374の間に挟まれてよい。突縁354の隣接部分と環状の輪370を接着させるために、レーザー溶接を含むがこれに限定されない様々な溶接技術が柱372に適用されてよい。結果として、収納袋中の開口部の周囲の収納袋の外周は、結合器アセンブリ250aの第二端252としっかりと係合してよい。
図7A〜7Cは、本開示の教示を組み入れた1つまたは複数の骨内装置および/または他の構成要素を内包してよい医療処置トレイおよび/またはキットのいくつかの例を示す。例えば、図7Aに示されるような医療処置トレイ20aは、本開示の様々な教示を組み入れた骨内針セットもしくは吸引針セット100を包含してよい。図7Bに示されるような医療処置トレイ20bは、骨内針セットもしくは生検針セット100b、排出装置90、じょうご80、および/または収納袋もしくは滅菌スリーブ170を包含してよい。図7Cに示されるような医療処置トレイ20cは、様々なIO装置ならびに生検針セット100b、結合器アセンブリ250、収納袋170、排出装置90、および/またはじょうご80aを含むがこれらに限定されない本開示の教示を組み入れた他の構成要素も包含してよい。
本開示の教示に従って形成された医療処置トレイおよび/またはキットは、操作者もしくは使用者がそれぞれの構成要素を把持もしくは操作する必要なしに操作者もしくは使用者が様々な機能を実行できるように、結合器アセンブリ、じょうご、および/または鋭利物保護器等の様々な構成要素について、支持もしくは基礎を提供してよい。例えば、図7Cに示されるような医療処置トレイ20cは、動力付き駆動装置の一端が結合器アセンブリ250の第二端252と解放可能に係合するように挿入され(押し入れられ)てよいように、結合器アセンブリ250を正しく位置させ、そして支持してよい。ここで動力付き駆動装置は、操作者もしくは使用者が結合器アセンブリ250を直接把持もしくは操作する必要なしに医療処置トレイ20cから結合器アセンブリ250を回収するのに使用されてよい。
医療処置トレイ20a、20b、および/または20cは、図7Aおよび7B中に示されるように、1つまたは複数の鋭利物保護器64を含むがこれらに限定されない多様な他の構成要素も内包してよい。鋭利物保護器64は、その中に配置された硬質発泡材料もしくは粘土状材料66を包含してよい。吸引針セットおよび生検針セット等の骨内装置は、通常は皮膚、軟組織、および骨に貫入するように機能する、それぞれの鋭利な先端および/または切断面を有する。そのような骨内装置の鋭利な先端および/または切断面は、それぞれの骨内装置を用いた医療処置が完了した後に硬質発泡材料もしくは粘土状材料66の中へ挿入されてよい。
図7Cは、本開示の教示を組み入れた収納袋内に動力付き駆動装置を設置するための1つの手続を示す。収納袋170は、従来型の滅菌技術を用いて滅菌されてもよい概して柔軟な流体不浸透性の材料から形成されてよい。収納袋170は、特に骨髄生検処置もしくは骨髄吸引処置の間に非滅菌の動力付き駆動装置が滅菌された骨内装置および/または注入部位を汚染するのを防ぐために使用されてよい。収納袋170は、ハウジングアセンブリ270の隣接部分と流体バリアを形成するように機能してよい。同時に、結合器アセンブリ250は収納袋170を損傷せずに結合器アセンブリ250の第一端251と解放可能に係合した骨内装置を動力付き駆動装置が回転できるようにしてよい。
ここで図8〜14Cを参照すると、符番510aおよび510bで指定されるのは本願の骨内針セットの態様である。示された態様において、骨内針セット510aおよび510b(まとめて骨内針セット510と呼ぶ)は、(例えば独立して、および/または他の骨内装置、駆動装置、および結合器等と組み合わせて)標的領域に貫入するように構成される。示された態様において、骨内針セット510は第一端518aおよび518b(まとめて第一端518と呼ぶ)ならびに第二端522aおよび522b(まとめて第二端522と呼ぶ)を有するカニューレ514aおよび514b(まとめてカニューレ514と呼ぶ)を含む。カニューレ514の第一端518および第二端522は、図1Aおよび3〜6Bに示され、そして本開示において前記されたカニューレの第一端および第二端と同様に構成され得る。第一端518および第二端522は、以下に記載されるようにも構成され得る。
カニューレ514は、第一端518から第二端522へと伸びる長さL1aおよびL1b(まとめて長さL1と呼ぶ)を含む。例えばいくつかの態様において、長さL1は3インチから12インチ(例えば6インチ)であり得る。そして他の態様において、長さL1は(例えば標的領域の物理的な方向性もしくは位置、対応する骨内装置、および所定の手続等によって)3インチより短いか、もしくは12インチより長くあり得る。
示された態様において、カニューレ514の第一端518は標的領域に貫入するように構成された少なくとも1つの切断面(例えば1つ、2つ、もしくはより多い切断面)を含み得る。例えば図8〜10Cに示された態様において、カニューレ514aの第一端518aは隣接する頂部の間に少なくとも1つの切断面524を有する複数の頂部523を含む。別の例として、図11〜14Cに示された態様において、カニューレ514bの第一端518bは、各々が先端527を有する複数の歯526を含む。歯526の先端527は角度Bで配置され得、この角度Bは0度から15度および15度から30度等であり得る。図11〜14Cに示された態様において、複数の歯526の各々は第一側面528および第二側面529を含む。例えば示された態様において、第一側面528の長さは第二側面529の長さよりも短い。先端527は、第一側面528および第二側面529の交差によって画定され得る。さらに、第一歯の第一側面528は隣接する第二歯の第二側面529と交差して角度A(例えば55度から80度)を画定し得る。
示された態様において、カニューレ514はボア534aおよび534b(まとめてボア534と呼ぶ)をさらに含む。骨内装置およびカニューレ514が連携して標的領域に貫入するように、ボア534は骨内装置(例えば、以下にさらに論じられるスタイレット等)を収容するように構成され得る。ボア534は、標的領域から試料を受け取るようにさらに構成され得る(例えば、標的領域の中へカニューレ514が回転していく場合)。
示された態様において、ボア534は、(カニューレ514の第二端に対応する)ボア534の第二端から(カニューレ514の第一端518に対応する)ボア534の第一端を通って伸びる長さL2aおよびL2b(まとめて長さL2と呼ぶが図示せず)を含む。ボア534の長さL2は、カニューレ514の長さL1と実質的に等しくあり得、(例えばボア534がカニューレ514の第二端を通って伸びるかどうかによって)異なる長さでもあり得る。
示された態様において、ボア534は長さL2の大部分に沿って実質的に一定の直径を持つ円形断面を含む。例えば、円形断面は長さL2の50%から99%に伸び得る。いくつかの態様において、ボア534は、(例えば所望の試料の大きさ、標的領域の物理的な方向性、対応する骨内装置等によって)ボア534の長さL2の99%より長く伸びる円形断面を含み得る。示された態様において、ボア534は、ボア534の長さL2のより小さい部分に沿って、(例えば図10Cおよび14Cに示されるようにボア534の第一端518で画定される)非円形断面をさらに含む。例えば、非円形断面はボア534の長さL2の1%から50%(例えばボア534の長さL2の0.1から0.5インチ)に伸び得る。いくつかの態様において、非円形断面は、(例えば所望の試料の大きさ、標的領域の物理的な方向性、対応する骨内装置等によって)ボア534の長さL2の1%より短く、もしくは50%より長く伸び得る。さらに他の態様において、(例えば、ボア534の円形断面がボア534の長さL2のより小さい部分を伸びるように)非円形断面は長さL2の大部分を伸び得る。
示された態様において、非円形断面はボア534の第二端よりもボア534の第一端538に近い。例えば、非円形断面はボア534の第二端522に向かって、ボア534の第一端538で開始し、および/または第一端538から伸び得る。示された態様において、ボア534の非円形断面は、距離D1aおよびD1b(まとめてD1と呼ぶ)で表される第一の横方向の寸法を有し得る。ボア534の非円形断面は、D2aおよびD2b(まとめてD2と呼ぶ)で表される第二の横方向の寸法も有し得る。図10Cおよび14Cに示されるように、ボア534が実質的に非円形の断面を含むように、ボア534の第一の横方向の寸法(例えばD1)は第二の横方向の寸法(例えばD2)よりも大きくあり得る。D2は、例えばD1の長さの94〜97%を含み得る。他の態様において、D2は(例えば所望の試料の大きさ、標的領域の物理的な方向性、ボア534内に配置された骨内装置の構成等によって)D1の長さの94%未満(例えば80%から94%もしくはより短い)、または97%超(例えば97%から99%もしくはより長い)を含み得る。ボア534の円形断面において、ボア534の第一および第二の横方向の寸法は、実質的に同一の長さを含む(例えば、D1およびD2は実質的に等しい)。
骨内針セット510は、標的領域から試料を受け取るように構成され得る。受け取られた試料の形状は、ボア534および/またはカニューレ514の第一端518の所定の構成により得る。例えば、試料が第二の横方向の寸法(例えば2つの横方向の寸法の短い方(例えば示された態様におけるD2))と実質的に等しい実質的に一定の直径を持つ円形断面を含むように、使用者は第一の横方向の寸法(例えばD1)および第二の横方向の寸法(例えばD2)を持つボア534を有するカニューレ514を標的領域に貫入させ得る。この例において、(例えば使用者が試料を排出させるのを支援して)試料の円形断面はボア534の円形断面よりも小さい。他の態様において、ボア534は複数の(例えば3、4、5、6、7、もしくはより多い)横方向の寸法を有し得る。そのような態様において受け取られた試料は、例えば複数の横方向の寸法の中でいちばん短いものと実質的に等しい、実質的に一定の直径を含み得る。
図8〜14Cに示された態様において、骨内針セット510はカニューレ514のボア534中に配置されるように構成されたスタイレット(もしくはトロカール)を含み得る。スタイレットは、カニューレ514の第一端518と連携して、標的領域に貫入するための先端を画定するように構成され得る(例えば、図1Cに示されるように)。いくつかの態様において、カニューレ514およびスタイレットによって形成された先端は実質的に平面であり得る。いくつかの態様において、スタイレットの第一端は少なくとも1つの先端、該先端から第一の長さだけ伸びる少なくとも1つの第一の先細の切断面、および該先端から第二の長さだけ伸びる少なくとも1つの第二の先細の切断面を有し得る(例えば、図1Cに示されるように)。いくつかの態様において、第一の先細の切断面の長さは、第二の先細の切断面の長さよりも短い。さらに他の態様において、スタイレットの第一端は、標的領域から受け取った試料をカニューレ514のボア534から排出するように構成された表面(例えば鈍った表面)を含み得る。
骨内針セット510は、本開示において記載された任意の他の骨内針セットおよび/または装置の1つまたは複数の構成要素および/または特徴をさらに含み得る。例えばいくつかの態様において、骨内針セット510はカニューレ514と結合するように構成された第一ハブを含み得る。第一ハブは本開示(例えば図1Aおよび3〜6B)を通して記載され、そして示された第一ハブと類似し得る。例えば、第一ハブは第二端およびカニューレの第二端(例えばカニューレ514の第二端522)と(例えばしっかりと、もしくは取り外し可能に)結合した第一端を含み得る。いくつかの態様において、第一ハブは(例えば図1Aに示されるように、深度制限器を用いて)カニューレが標的領域に貫入できる深さを制限するように構成され得る。いくつかの態様において、第一ハブの第二端は、例えば流体袋(例えばIV流体袋等)および吸引装置等の様々な骨内装置と結合するように構成され得る。第一ハブの第二端は、もし第一ハブの結合する骨内装置、結合器、および/またはハブがあれば、それらによって様々な結合構成を含み得る。
骨内針セット510は、スタイレットと(例えばしっかりと、もしくは取り外し可能に)結合するように構成された第二ハブをさらに含み得る(例えば図1Aに示されるように)。第二ハブは、スタイレットおよびカニューレが互いに一定の関係で回転できるように、(例えば第一ハブがカニューレ(例えばカニューレ514)と結合する一方で)第一ハブと結合するように構成され得る。第二ハブは、例えばネジ山およびルアーロック取付具等によって第一ハブと結合するように構成され得る(例えば図1A中の態様に示されるように)。第二ハブも、もし第二ハブの結合する骨内装置、結合器、および/またはハブがあれば、それらによって様々な結合構成を含み得る。
本開示を通して記載され、そして示された骨内装置の他の態様と同様に、骨内針セット510は手動および/または動力付き駆動装置と結合し得る。手動の駆動装置はハンドルならびにカニューレ(例えばカニューレ514)および/またはスタイレットと(例えば取り外し可能に)結合するように構成された駆動シャフトを含み得る。さらに、骨内針セット510は動力付き駆動装置と結合し得る(例えば図3のように)。動力付き駆動装置は例えば、ハンドルを有するハウジング、駆動シャフト、駆動シャフトと結合したモーター、モーターと結合した動力源(例えば電池)、および/またはモーターと結合し、かつモーターを起動するように構成されたトリガーを含み得る。駆動シャフトは、結合器(例えば図3のように)、カニューレ(例えばカニューレ514)、および/またはスタイレットの少なくとも1つと結合するように構成され得る。モーターは、スタイレット、カニューレ(例えばカニューレ514)、および/または他の骨内装置の少なくとも1つが標的領域に貫入できるように、駆動シャフトを回転させ、および/または動かすように構成され得る。
骨内針セット510は、結合器(例えば本開示において記載され、そして例えば図6A〜6Bに示された結合器アセンブリ等)とさらに結合し得る。結合器は、駆動装置(例えば手動もしくは動力付き)をカニューレ(例えばカニューレ514)、スタイレット、第一ハブ、および第二ハブの少なくとも1つと結合するように構成され得る。
骨内針セット510(もしくはその構成要素)の態様は、1つまたは複数のキットにさらに包含され得る。いくつかの態様において、骨内針セット510(もしくはその構成要素)を内包するキットは、本開示において記載された任意の他のキット(例えば図7A〜7Cに示されるキット等)の1つまたは複数の構成要素および/または特徴を含み得る。例えば、キットは1つまたは複数のカニューレ(例えばカニューレ514aおよび/またはカニューレ514b)、1つまたは複数のスタイレット、1つまたは複数の駆動装置(例えば図2に示されるように)、1つまたは複数の結合器(例えば図4に示されるように)、1つまたは複数の流体袋、1つまたは複数の吸引装置、1つまたは複数の収納袋(例えば図7B〜7Cに示されるように)、および1つまたは複数の鋭利物保護器(例えば図7A〜7Bに示されるように)等を含み得る。
本願の方法のいくつかの態様は、第一端(例えば第一端518)、第二端(例えば第二端522)、およびヒトにおいて標的領域から試料を受け取るように構成されたボア(例えばボア534)を有するようにカニューレ(例えばカニューレ514)を構成する段階、標的領域に貫入するように構成された少なくとも1つの切断面(例えば複数の頂部523、切断面524、および/または歯526)を第一端が含むようにカニューレの第一端を成形(研削)する段階、およびカニューレのボアの一部が円形断面を含み、カニューレのボアの別の部分が非円形断面を含むようにカニューレを挟む段階(例えば図10Aおよび14Aに示されるように)を包含する。
以上の明細書および例は、例示的態様の構造および使用の完全な記載を提供する。特定の態様は、ある程度の特殊性を持って、もしくは1つまたは複数の個々の態様を参照して上記されているが、当業者は本発明の範囲から逸脱することなく、開示された態様に多数の変更を加えることができる。したがって、本願の装置の様々な実例的態様は、開示された特定の形態に限定されることを意図しない。むしろ、これらは特許請求の範囲内に入るすべての修正物および代替物を包含し、示されたもの以外の態様は示された態様のいくつかもしくはすべての特徴を包含してよい。例えば、構成要素は単一構造として組み合わされてよく、および/または接続は代替されてよい。さらに、適切な場合は、上記された任意の例の局面は、記載された任意の他の例の局面と組み合わされて、同等もしくは異なる特性を有し、かつ同一もしくは異なる課題に対処する、さらなる例を形成してよい。同様に、上記した利益および長所は1つの態様に関連してよく、もしくは数個の態様に関連してよいことが理解される。
所定の請求項中で、それぞれ「のための手段(means for)」もしくは「のための段階(step for)」という語句を用いてミーンズプラスもしくはステッププラスファンクション型の限定を明らかに記載している場合を除き、特許請求の範囲はそのような限定を包含することを意図しておらず、そして包含すると解釈されてはならない。

Claims (39)

  1. 第一端、第二端、および
    ボアの第二端から第一端を通って伸びる長さと、
    ボアの長さの大部分に沿って実質的に一定の直径を持つ円形断面と、
    ボアの長さのより小さい部分に沿った、第二端よりも第一端に近い非円形断面と
    を有し、標的領域から試料を受け取るように構成されたボア
    を有するカニューレを含む骨内針セットであって、
    該ボアの長さのより小さい部分は、一定でない直径を有する概して先細の構成を有し、
    該非円形断面は、該ボアの長さのより小さい部分に沿って、第一端から第二端に向かって伸び、
    該カニューレは、該標的領域の中へ回転していくように構成されており、
    該ボアは、該カニューレが該標的領域の中へ回転させられるときに該標的領域から該試料を受け取るように構成されている、前記骨内針セット。
  2. 非円形断面が第一の横方向の寸法(transverse dimension)および第一の横方向の寸法とは異なる第二の横方向の寸法を有する、請求項1に記載の骨内針セット。
  3. 第一の横方向の寸法が第二の横方向の寸法よりも大きい、請求項2に記載の骨内針セット。
  4. 実質的に一定の直径を持つ円形断面を有する試料を受け取るために、カニューレが標的領域に回転可能に貫入し得る、請求項3に記載の骨内針セット。
  5. 試料の断面がボアの非円形断面の第二の横方向の寸法と実質的に等しい横方向の寸法を有する、請求項4に記載の骨内針セット。
  6. カニューレの第一端が、標的領域に貫入するように構成された少なくとも1つの切断面を含む、請求項1に記載の骨内針セット。
  7. カニューレの第一端が、
    隣接する頂部の間に少なくとも1つの切断面を有し、該頂部および該切断面が標的領域に貫入するように構成された複数の頂部
    を含む、請求項1に記載の骨内針セット。
  8. カニューレの第一端が、各々が先端を有する複数の歯を含む、請求項1に記載の骨内針セット。
  9. 複数の歯の各々が第一側面および第二側面を含む、請求項8に記載の骨内針セット。
  10. 各歯の第一側面の長さが第二側面の長さよりも短い、請求項9に記載の骨内針セット。
  11. 複数の歯の各々の先端が、その歯の第一側面および第二側面の交差によって画定される、請求項10に記載の骨内針セット。
  12. 第一歯の第一側面が隣接する歯の第二側面と交差する、請求項10に記載の骨内針セット。
  13. 第一端および第二端を有するスタイレットであって、スタイレットの第一端がカニューレの第一端と連携して標的領域に貫入するための先端を画定するように、カニューレのボアの中に配置されるように構成されたスタイレットをさらに含む、請求項1に記載の骨内針セット。
  14. スタイレットの第一端およびカニューレの第一端が連携して切断面を形成するように、スタイレットがカニューレの中に配置されるように構成された、請求項13に記載の骨内針セット。
  15. 切断面が実質的に平面である、請求項14に記載の骨内針セット。
  16. スタイレットの第一端が
    少なくとも1つの先端、
    該少なくとも1つの先端から第一の長さだけ伸びる少なくとも1つの第一の先細の切断面、および
    該少なくとも1つの先端から第二の長さだけ伸びる少なくとも1つの第二の先細の切断面
    を含み、該第一の先細の切断面の長さは該第二の先細の切断面の長さよりも短い、請求項13に記載の骨内針セット。
  17. スタイレットの第一端がボアから試料を排出するように構成された表面を含む、請求項13に記載の骨内針セット。
  18. 第一端および第二端を有する第一ハブであって、該第一端がカニューレの第二端と結合するように構成された第一ハブをさらに含む、請求項13に記載の骨内針セット。
  19. 第一ハブの第一端が、カニューレおよびスタイレットの少なくとも1つが標的領域に入ることのできる深さを制限するように構成された深度制限器を含む、請求項18に記載の骨内針セット。
  20. 第一端および第二端を有する第二ハブであって、該第一端がスタイレットの第二端と結合するように構成され、第一ハブの第二端と解放可能に結合するようにさらに構成された第二ハブをさらに含む、請求項18に記載の骨内針セット。
  21. 第二ハブがルアーロック取付具によって第一ハブと結合するように構成された、請求項20に記載の骨内針セット。
  22. ハンドル、および
    第一ハブおよび第二ハブの少なくとも1つと解放可能に結合するように構成された駆動シャフト
    を含む手動の駆動装置をさらに含む、請求項20に記載の骨内針セット。
  23. ハンドルを有するハウジング、
    第一ハブおよび第二ハブの少なくとも1つと結合するように構成された駆動シャフト、
    駆動シャフトと結合したモーター、
    モーターと結合した動力源、および
    モーターと結合し、スタイレットおよびカニューレの少なくとも1つが標的領域に貫入できるように駆動シャフトを動かすためにモーターを作動させるように構成されたトリガー
    を含む動力付き駆動装置をさらに含む、請求項20に記載の骨内針セット。
  24. 駆動シャフトが回転軸の周りを回転するようにモーターが構成された、請求項23に記載の骨内針セット。
  25. モーターがハウジングに関して長手方向に駆動シャフトを動かすように構成された、請求項23に記載の骨内針セット。
  26. 動力源が電池を含む、請求項23に記載の骨内針セット。
  27. 第一端および第二端を有する結合器であって、結合器の第一端は第一ハブおよび第二ハブの少なくとも1つと結合するように構成され、結合器の第二端は駆動シャフトと結合するように構成された結合器をさらに含む、請求項22および23のいずれかに記載の骨内針セット。
  28. 結合器が、カニューレおよびスタイレットの少なくとも1つが標的領域に貫入できる深さを制限するように構成された深度制限器を含む、請求項27に記載の骨内針セット。
  29. 第一端、第二端、および
    ボアの第二端から第一端を通って伸びる長さと、
    ボアの長さの大部分に沿って実質的に一定の直径を持つ円形断面と、
    ボアの長さのより小さい部分に沿った、第一端を通って伸びる非円形断面と
    を有し、標的領域から試料を受け取るように構成されたボア
    を有する少なくとも1つのカニューレを含む、骨内針セット
    を含む、キットであって、
    該ボアの長さのより小さい部分は、一定でない直径を有する概して先細の構成を有し、
    該非円形断面は、該ボアの長さのより小さい部分に沿って、第一端から第二端に向かって伸び、
    該カニューレは、該標的領域の中へ回転していくように構成されており、
    該ボアは、該カニューレが該標的領域の中へ回転させられるときに該標的領域から該試料を受け取るように構成されている、前記キット。
  30. カニューレのボア内に少なくとも部分的に配置されるように構成され、カニューレの第一端と連携して標的領域に貫入するようにさらに構成された少なくとも1つのスタイレットをさらに含む、請求項29に記載のキット。
  31. カニューレおよびスタイレットの少なくとも1つと結合するように構成された動力付き駆動装置および手動の駆動装置の少なくとも1つをさらに含む、請求項30に記載のキット。
  32. 第一端および第二端を有する結合器であって、第一端はカニューレおよびスタイレットの少なくとも1つと結合するように構成され、第二端は手動の駆動装置および動力付き駆動装置の少なくとも1つと結合するように構成された結合器をさらに含む、請求項31に記載のキット。
  33. 標的領域、カニューレ、およびスタイレットの少なくとも1つの脱滅菌(desterilization)を防ぐために、動力付き駆動装置および手動の駆動装置の少なくとも1つを受け取るように構成された収納袋をさらに含む、請求項32に記載のキット。
  34. 切断面の露出を防ぐためにカニューレおよびスタイレットの少なくとも1つが鋭利物保護器の中に配置され得るように構成された少なくとも1つの鋭利物保護器をさらに含む、請求項32に記載のキット。
  35. 第一端、第二端、およびヒトにおいて標的領域から試料を受け取るように構成されたボアを有するようにカニューレを構成する段階、
    標的領域に貫入するように構成された少なくとも1つの切断面を第一端が含むように、かつ、第一端が、一定でない直径を有する概して先細の構成を有するように、カニューレの第一端を成形する段階、および
    カニューレのボアの一部分が円形断面を含み、ボアの別の部分が非円形断面を含むようにカニューレを挟む段階
    を含む骨内針セットを製造する方法であって、
    該カニューレは、該標的領域の中へ回転していくように構成され、
    該ボアは、該カニューレが該標的領域の中へ回転させられるときに該標的領域から該試料を受け取るように構成される、前記方法。
  36. カニューレの第一端が非円形断面を含む、請求項35に記載の方法。
  37. 非円形断面がボアの長さのより小さい部分に沿って伸びる、請求項35に記載の方法。
  38. 非円形断面が第一の横方向の寸法および第一の横方向の寸法とは異なる第二の横方向の寸法を有する、請求項35に記載の方法。
  39. 第一の横方向の寸法が第二の横方向の寸法よりも大きい、請求項38に記載の方法。
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