JP6420051B2 - 認証装置、認証方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、体の特徴を用いて認証を行う技術に関する。
近年の高度情報化に伴いセキュリティ確保の要求が高まっており、この要求に応えるため、個人を認証する様々な認証技術が開発されている。例えば、認証技術として、カード、指紋、静脈、パスワード入力などを利用して認証を行う技術が開発されている。
カードを利用した認証を実施するには、予め、個人に紐付くカードを認証者(認証を受ける者)に配布しておく。認証者は、認証を受ける際に、カードをカードリーダに読み込ませる。そして、認証装置は、事前に登録されたカードとカードリーダに読み込ませたカードとを照合し、一致する場合は認証成功と判断する。
同様に、指紋認証や静脈認証、あるいは虹彩などを利用する生体認証でも、認証者は、認証を受ける際に生体情報リーダに指紋等の生体情報を読み込ませる。そして、認証装置は、当該生体情報と事前に登録された認証データを照合し、一致する場合は認証成功と判断する。
また、パスワード入力や筆跡パターン入力を利用する認証では、認証者が入力する手元の情報を目視認識すると共に入力作業を行う。認証装置は、その入力された情報と事前に登録されたデータとを照合することにより、認証成功または失敗を判断する。
例えば、特許文献1は、手のひらの置き方の自由度を向上させても、簡単な登録で、高精度の認証を高速で行うことができる生体認証装置を開示する。
特許文献2は、特定の人物のみが確実に操作指示を行うことができ、それ以外の人物による操作指示を禁止する操作指示認識装置を開示する。
特許文献3は、生体パターン撮像時における外光の影響を軽減する生体パターン撮像装置を開示する。
特許文献4は、利用者に直感的で分かりやすいインターフェイスを提供するとともに、複雑な入力操作が可能なジェスチャー入力装置を開示する。
特開2012−234440号公報 特開2011−221699号公報 特開2009−276860号公報 特開2009−042796号公報
上述したように、認証技術として、カードを用いて認証を行う技術があるが、盗難等、他人がなんらかの形でカードを入手できれば、成りすましが容易に可能であるので、個人を確実に認証することは困難であるという課題がある。
また、指紋認証や静脈認証、あるいは虹彩などを利用する生体認証では、照合に用いるデータの採取に高い精度が求められるので、その精度を維持するために煩雑な処理が必要となるという課題がある。
また、パスワード入力や筆跡パターン入力を利用する認証では、作業者の入力環境において第三者に入力データが漏えいすることがあるので、やはり個人を確実に認証することは困難である。
上記特許文献1乃至特許文献4に開示される認証技術でも、高精度のデータを要したり、個人の認証が確実にできないケースが生じたりするといった課題がある。
本願発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、高精度な情報を不要とし、かつ確実に個人を認証することができる認証装置等を提供することを主要な目的とする。
本発明の第1の認証装置は、認証者が撮像された撮像画像から、認証に用いられる部位の輪郭を抽出すると共に、当該抽出した輪郭に基づいて、前記部位が示す方向を含む当該部位の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、あらかじめ前記認証者が撮像された撮像画像に基づいて抽出された前記部位の特徴量と、前記特徴量抽出手段により抽出された前記部位の特徴量とを照合することにより、認証の成否を判断する照合手段とを備える。
本発明の第1の認証方法は、認証者が撮像された撮像画像から、認証に用いられる部位の輪郭を抽出すると共に、当該抽出した輪郭に基づいて、前記部位が示す方向を含む当該部位の特徴量を抽出し、あらかじめ前記認証者が撮像された撮像画像に基づいて抽出された前記部位の特徴量と、前記抽出された前記部位の特徴量とを照合することにより、認証の成否を判断する。
なお同目的は、上記の各構成を有する認証装置または認証方法を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、およびそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
本願発明によれば、高精度な情報を不要とし、かつ確実な認証が可能であるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る認証装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る認証装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る認証装置において、認証者が形作る左手の形状の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る認証装置が備えるベクトル算出部により、画像データからベクトル情報を抽出する動作について説明するフローチャートである。 (a)および(b)は、本発明の第1の実施形態に係る認証装置が取得した指の画像データを示す図であり、(c)および(d)は、その画像データから抽出された輪郭データを示す図である。 (a)および(b)は、第1の実施形態に係る認証装置が備えるベクトル算出部によるベクトル抽出について説明する図である。 第1の実施形態に係る認証装置が備えるベクトル算出部によるベクトル抽出の他の例について説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る認証装置の構成を示す図である。 本発明の各実施形態に係る認証装置のハードウエア構成を例示する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第1の実施形態
図1は、本発明の第1の実施形態に係る認証装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、認証装置100は、認証ボックス110a、110b、画像メモリ120、照合タイミング確定部130、ベクトル算出部140、照合パターン辞書部150、照合判定部160、認証制御部170を備える。
認証ボックス110aは、カメラ111a、押下ボタン112a、光源113aを備える。認証ボックス110bも同様に、カメラ111b、押下ボタン112b、光源113bを備える。
認証装置100は、認証者(認証を受ける者)の体の一部または全部を撮像した画像データ(撮像画像)から抽出される体の特徴を用いて、個人の認証を行う。
認証装置100が備える各構成要素の概略について説明する。
認証ボックス110aは、例えば暗室箱のように外部から内部が見られない箱であり、その内部で認証者の体の一部または全部等、認証者の特徴が取得される。押下ボタン112aは、認証者により押下されるのに応じて認証のタイミングを決定する。
カメラ111aは、CCD(Charge Coupled Device)などのいわゆる電子式カメラである。カメラ111aは、認証ボックス110a内の撮像対象を、照合タイミング確定部130からの指示に基づいて撮像すると共に、撮像対象を含む画像データを取得する。光源113aは、撮像対象がカメラ111aにより適切に撮像されるよう認証ボックス110a内の明るさを調整する。認証ボックス110bも、認証ボックス110aと同様の構成を備え、カメラ111b、押下ボタン112b、光源113bは、それぞれカメラ111a、押下ボタン112a、光源113aと同様の構成であるため、その説明を省略する。
画像メモリ120は、カメラ111aが取得した画像データを記憶する。照合タイミング確定部130は、押下ボタン112aが押下されたことを検出すると、カメラ111aに対して撮像することを指示する。照合判定部160は、画像メモリ120に記憶される画像データから算出されるベクトル情報(特徴量)と、照合パターン辞書部150に記憶されるベクトル情報とを照合することにより、認証の成否を判定する。
照合パターン辞書部150は、認証者の体の一部または全部が撮像された画像データと、その画像データにおける認証に用いられる部位(例えば指)から抽出されるベクトル情報とを記憶する。認証制御部170は、照合判定部160による認証成否の判定結果に基づく制御を行う。
図2は、認証装置100の動作を示すフローチャートである。図2を参照して、認証装置100の具体的な動作について説明する。
例えば、認証に用いる認証者の体の部位を「左手の指」とした場合の認証装置100の動作について説明する。ここで、認証者は、左手の画像データを、予めカメラ111aまたは他の撮像手段を用いて撮像する。ベクトル算出部140は、当該画像データからベクトル情報を抽出すると共に、そのベクトル情報を照合パターン辞書部150に記憶しておく(詳細は後述する)。
認証者は、認証ボックス110aの中で、左手を形作る。図3は、認証者が形作る左手の形状の例を示す図である。図3に示す左手21および22は共に、手を閉じた形(じゃんけんで云うグー)を示すが、親指の折り方が互いに異なる。すなわち、左手21は、親指が手の内側に折りこまれ人差し指および中指に包まれる形状を示し、左手22は、親指が手の内側に折りこまれていない形状を示す。
左手23および24は、共に、人差し指と中指は外に、それ以外の3本の指は閉じた形状(じゃんけんで云うチョキ)を示すが、人差し指と中指の方向が異なる。すなわち、左手23は、人差し指と中指との間が開く形状を示し、左手24は、人差し指と中指との間が閉じた形状を示す。
左手25および26は、共に、すべての指を伸ばした形(じゃんけんで云うパー)の形を示すが、各指の方向が異なる。すなわち、左手25は、各指の間が開いた形状を示し、左手26は、各指の間が閉じた形状を示す。
認証者は、認証ボックス110aにおいて、例えば図3に示すいずれかの形状を左手115aで形作ると共に、右手115bにより押下ボタン112bを押下することにより、認証タイミングを決定する(ステップST210)。ここで、認証タイミングの決定には、押下ボタン112bの押下に限らず、画面表示機器116にディスプレイ表示されるガイドや、スピーカ117からの音声指示、あるいはマイク118による音声認識等により決定してもよい。
照合タイミング確定部130は、押下ボタン112bが押下されたことを検出すると、カメラ111aに対して、左手115aを撮像する指示を出す(ステップST220)。カメラ111aは、左手115aを撮像した画像データ(デジタル化された電気信号)を画像メモリ120に記憶する(ステップST230)。
続いて、ベクトル算出部140は、画像メモリ120に記憶された画像データからベクトル情報を抽出するベクトル情報抽出処理を実施する(ステップST240)。図4は、ベクトル算出部140によるベクトル情報抽出処理について説明するフローチャートである。図4を参照して、ベクトル情報抽出処理について説明する。
ベクトル算出部140は、画像データに含まれる、認証に用いられる部位(ここでは「左手の指」)の領域を、指の境目をエッジ処理することにより抽出する(ステップST241)。図5は、指の画像データ(a)および(b)と、その画像データから抽出された輪郭データ(c)および(d)を示す図である。図5に示すように、ベクトル算出部140は、画像データをエッジ処理することにより指の領域(輪郭)を抽出する。
続いて、ベクトル算出部140は、指の輪郭に基づいて、指の長手方向と平行、かつ指の側辺を構成すると共に指の長さに関連付けた長さを持つ2つのベクトルを抽出する(ステップST242)。図6(a)および(b)は、ベクトルの抽出について説明する図である。図6(a)に示すように、ベクトル算出部140は、指の長手方向と平行、かつ指の側辺を構成すると共に指の長さに関連付けた長さを持つベクトルとして、ベクトル250、251を抽出する。
続いて、ベクトル算出部140は、上記抽出した2つのベクトルの平均を求めることにより、指ベクトル(例えば図6に示すベクトル252)を算出する(ステップST243)。ベクトル算出部140は、輪郭データに含まれる各指に関する指ベクトルを算出する。このように算出された指ベクトルは、個人固有の生体情報ではなく、記号の一つとして扱うことが可能な情報である。
例えば図6(a)および(b)に示す例では、人差し指、中指、薬指、小指に関する指ベクトルは、それぞれ(a)と(b)で互いに同一または略同一の方向および長さを有するが、親指に関する指ベクトルは、異なる方向を有する。
図7は、指ベクトルの抽出に関する他の例について説明する図である。図7に示すように、ベクトル算出部140は、開いた指に関する指ベクトルに限らず、閉じた指に関する指ベクトルも抽出してよい。以上のように、ベクトル算出部140は、各指に関するベクトル情報を抽出する。
続いて、ベクトル算出部140は、算出した指ベクトルを照合判定部160に通知する。照合判定部160は、受け取った指ベクトルと、照合パターン辞書部150に記憶されるベクトル情報とを照合する(ステップST250)。
ここで、ベクトル算出部140から取得した親指に関する指ベクトルを、ベクトルX、照合パターン辞書部150に予め記憶される、親指に関する指ベクトルを、ベクトルYと仮定する。また、例えば実験的に算出された判定誤差の基準となる許容値を許容値Rと仮定する。この場合、照合判定部160は、次のように親指に関する指ベクトルの認証の成否を判定する。
(R>|X−Y|)の場合は認証成功
(R≦|X−Y|)の場合は認証失敗
ここで、|X−Y|は、ベクトルXとベクトルYとの差の絶対値を示す。
照合判定部160は、その他の指に関する指ベクトルについても上記のように認証の成功または失敗を判定する(ステップST260)。そして、照合判定部160は、すべての指について認証成功と判定した場合、当該認証者は予め登録された本人である(認証成功)と判定する。
照合判定部160は、上記判定の結果を、認証制御部170に通知する。認証制御部170は、通知された判定の結果に基づいて、事前に設定された制御を行う(ステップST270)。すなわち、認証制御部170は、認証成功の通知を受けると、例えば、登録された者のみの入室を許可する扉を開放する。あるいは、認証制御部170は、ATM(Automated Teller Machine)またはCD(cash dispenser)等において、現金支払いをするよう制御する。また、認証制御部170は、認証失敗の通知を受けると、警報ブザーを鳴らす等を行うように制御する。
なお、上述したように、認証に用いられる情報の数は、指の数、すなわちベクトル数に比例する。本実施形態では、上述のように、片手の各指に関する指ベクトルを算出すると共に認証に用いることを説明したがこれに限られず、もう一方の手の各指に関する指ベクトルも算出してもよい。さらに、認証者の全身を撮像した画像データを取得すると共に、当該画像データに基づいて例えば腕や脚等に関するベクトルを算出してもよい。
さらに、本実施形態では、1台のカメラを用いて体の一部または全部を撮像すると共に、その画像データに基づいて2次元ベクトルを算出することを説明したが、これに限定されない。すなわち、複数台のカメラにより複数の角度から体の一部または全部を撮像すると共に、それらの画像データに基づいて3次元ベクトルを算出してもよい。このように、認証に用いるベクトルの数を増やすことにより、認証の精度を向上することができる。
また、照合パターン辞書部150は、ベクトル情報を個人の識別情報と関連付けて記憶してもよい。この場合、照合判定部160は、認証者に識別情報の入力を求めると共に、入力された識別情報とベクトル情報と、照合パターン辞書部150に記憶される個人情報とベクトル情報とを照合してもよい。
以上のように、本第1の実施形態によれば、カメラ111aは、認証者の体の一部または全部を撮像し、ベクトル算出部140は、当該撮像により得られた画像データに基づいて、認証に用いられる部位に関するベクトル情報を抽出する。照合判定部160は、抽出されたベクトル情報と、照合パターン辞書部150に予め記憶される、認証者の画像データから算出されたベクトル情報とを照合することにより、認証の成否を判定する。
この構成により、本第1の実施形態によれば、指紋や虹彩等の個人の生体情報を示す高精度の情報ではなく体の特徴から抽出されるベクトル情報を用いて認証を行うので、煩雑な処理を要することなく確実に個人を認証することが可能であるという効果が得られる。
また、上記のように生体情報ではなくベクトル情報を用いて認証を行うので、倫理性が問題にならないという効果が得られる。また、カードの盗難等により認証情報が漏えいすることはなく、また認証者が認証情報を入力する環境において目視が不要であることからも認証情報が漏えいすることはないので、確実に個人を認証することが可能であるという効果が得られる。
第2の実施形態
図8は、本発明の第2の実施形態に係る認証装置300の構成を示すブロック図である。図8に示すように、認証装置300は、特徴量抽出部301、照合部302を備える。
特徴量抽出部301は、認証者が撮像された撮像画像から、認証に用いられる部位の輪郭を抽出すると共に、当該抽出した輪郭に基づいて、前記部位が示す方向を含む当該部位の特徴量を抽出する。照合部302は、あらかじめ前記認証者が撮像された撮像画像に基づいて抽出された前記部位の特徴量と、特徴量抽出部301により抽出された前記部位の特徴量とを照合することにより、認証の成否を判定する。
特徴量抽出部301は、上記第1の実施形態におけるベクトル算出部140に相当する。照合部302は、同じく照合判定部160に相当する。
上記構成を採用することにより、本第2の実施形態によれば、高精度な情報を不要とし、かつ確実な認証が可能であるという効果が得られる。
なお、図1、図8に示した認証装置100、300が備える各部は、図9に例示するハードウエア資源において実現される。すなわち、図9に示す構成は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)11、ROM(Read Only Memory)12、外部接続インタフェース13および記憶媒体14を備える。CPU10は、ROM12または記憶媒体14に記憶された各種ソフトウエア・プログラム(コンピュータ・プログラム)を、RAM11に読み出して実行することにより、認証装置100、300の全体的な動作を司る。すなわち、上記各実施形態において、CPU10は、ROM12または記憶媒体14を適宜参照しながら、認証装置100、300が備える各機能(各部)を実行するソフトウエア・プログラムを実行する。
また、上述した各実施形態では、図1、図8に示した認証装置100、300における各ブロックに示す機能を、図9に示すCPU10が実行する一例として、ソフトウエア・プログラムによって実現する場合について説明した。しかしながら、図1、図8に示した各ブロックに示す機能は、一部または全部を、ハードウエアとして実現してもよい。
また、各実施形態を例に説明した本発明は、認証装置100、300に対して、上記説明した機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、CPU10がRAM11に読み出して実行することによって達成される。
また、係る供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能なメモリ(一時記憶媒体)またはハードディスク装置等のコンピュータ読み取り可能な記憶デバイスに格納すればよい。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを表すコード或いは係るコンピュータ・プログラムを格納した記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
本発明は、例えば、予め登録された者のみの入室を許可する際の認証に用いられる認証装置等に適用できる。
10 CPU
11 RAM
12 ROM
13 外部接続インタフェース
14 記憶媒体
100、300 認証装置
110a、110b 認証ボックス
111a、111b カメラ
112a、112b 押下ボタン
113a、113b 光源
120 画像メモリ
130 照合タイミング確定部
140 ベクトル算出部
150 照合パターン辞書部
160 照合判定部
170 認証制御部
301 特徴量抽出部
302 照合部

Claims (5)

  1. 認証者が撮像された撮像画像から、認証に用いられる部位の輪郭を抽出すると共に、当該抽出した輪郭に基づいて、前記部位が示す方向を含む当該部位の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    あらかじめ前記認証者が撮像された撮像画像に基づいて抽出された前記部位の特徴量と、前記特徴量抽出手段により抽出された前記部位の特徴量とを照合することにより、認証の成否を判定する照合手段と
    を備え
    前記特徴量抽出手段は、前記部位の長手方向に平行または略平行、かつ当該部位の長さに関連付けた長さを持つ複数のベクトルを算出すると共に、当該複数のベクトルの平均を前記部位の特徴量として抽出する
    認証装置。
  2. 前記認証者を撮像する撮像手段と、
    前記撮像の際に前記部位を外部から見られないように収容する収容手段と
    をさらに備えた請求項1記載の認証装置。
  3. 認証者が撮像された撮像画像から、認証に用いられる部位の輪郭を抽出すると共に、当該抽出した輪郭に基づいて、前記部位が示す方向を含む当該部位の特徴量を抽出し、
    あらかじめ前記認証者が撮像された撮像画像に基づいて抽出された前記部位の特徴量と、前記抽出された前記部位の特徴量とを照合することにより、認証の成否を判定し、
    前記部位の特徴量の抽出において、前記部位の長手方向に平行または略平行、かつ当該部位の長さに関連付けた長さを持つ複数のベクトルを算出すると共に、当該複数のベクトルの平均を前記部位の特徴量として抽出する
    認証方法。
  4. 前記認証者が撮像された撮像画像は、撮像手段により、前記撮像の際に前記部位を外部から見られないように収容する収容手段内において取得される
    請求項3記載の認証方法。
  5. 認証者が撮像された撮像画像から、認証に用いられる部位の輪郭を抽出すると共に、当該抽出した輪郭に基づいて、前記部位が示す方向を含む当該部位の特徴量を抽出する処理と、
    あらかじめ前記認証者が撮像された撮像画像に基づいて抽出された前記部位の特徴量と、前記抽出された前記部位の特徴量とを照合することにより、認証の成否を判定する処理と
    前記部位の特徴量を抽出する処理において、前記部位の長手方向に平行または略平行、かつ当該部位の長さに関連付けた長さを持つ複数のベクトルを算出すると共に、当該複数のベクトルの平均を前記部位の特徴量として抽出する処理と
    を、コンピュータに実行させるプログラム。
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