JP6418438B2 - 感性評価装置、感性評価方法及び感性評価プログラム - Google Patents

感性評価装置、感性評価方法及び感性評価プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6418438B2
JP6418438B2 JP2014081748A JP2014081748A JP6418438B2 JP 6418438 B2 JP6418438 B2 JP 6418438B2 JP 2014081748 A JP2014081748 A JP 2014081748A JP 2014081748 A JP2014081748 A JP 2014081748A JP 6418438 B2 JP6418438 B2 JP 6418438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
presentation information
cluster
unit
database
evaluation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014081748A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015203907A (ja
Inventor
はるか 天沼
はるか 天沼
百合子 上垣
百合子 上垣
透 中村
透 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014081748A priority Critical patent/JP6418438B2/ja
Publication of JP2015203907A publication Critical patent/JP2015203907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6418438B2 publication Critical patent/JP6418438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、被検者の感性を評価する感性評価装置、感性評価方法及び感性評価プログラムに関する。
住宅環境は、温度、湿度、照度等の物理量で環境が制御される。人が知覚するのは物理量ではなく、暑い、寒い、まぶしい、気持ちよい、落ち着かない等の感性的なものである。例えば、適当と見なされる物理量であっても感性的には不快となる場合があるため、環境の快適性を高めるには人の感性面に着目する必要がある。住宅環境の変更は、空調設備や照明設備の工事を伴う場合があるため、新築時やリフォーム時等の特定のタイミングで検討されることが望ましい。これらのタイミングで人の感性面を考慮された環境が提案されることに対する需要は大きい。
一方、被検者の体温、脳波等の生体情報を検出することにより、被検者の感性を評価する感性評価装置が提案されている(特許文献1参照)。このような感性評価装置を用いることにより、被検者の感性を客観的に評価することができる。
特開2011−120824号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、生体情報を取得するために脳波測定等の大掛かりな実験設備が必要である上、住宅環境を提案する場面に適用する場合、事前に実験空間を構築して評価する必要があり現実的でない。
本発明は、上記問題点を鑑み、簡単且つ高精度にユーザーの感性を評価することができる感性評価装置、感性評価方法及び感性評価プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る感性評価装置は、予め取得された感性評価に応じて分類された複数のクラスターと、複数のクラスター毎に関連付けられた提示情報とを含むデータベースを記憶する記憶部と、ユーザーにより理想環境に対する感性評価が入力される入力部と、複数のクラスターから、入力部に入力された理想環境に対する感性評価が属するクラスターを選択するクラスター選択部と、クラスター選択部により選択されたクラスターに関連付けられた提示情報の少なくとも一部をユーザーに提示する提示部と、データベースを更新するデータベース制御部と、を備え、入力部は、提示部により提示された提示情報のいずれか、ユーザーにより選択され、データベース制御部は、入力部において選択された提示情報に応じて、データベースを更新することを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る感性評価装置は、第1の態様に係る感性評価装置において、クラスター選択部は、理想環境に対する感性評価のパターンと、複数のクラスター毎に決定される感性評価の代表パターンとの誤差により、クラスターを選択することを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る感性評価装置は、第2の態様に係る感性評価装置において、クラスターに関連付けられた提示情報から、誤差に応じた提示情報を選択する提示情報選択部を更に備え、提示部は、提示情報選択部により選択された提示情報をユーザーに提示することを特徴とする。
本発明の第の態様に係る感性評価装置は、第1〜第のいずれかの態様に係る感性評価装置において、入力部は、理想環境に対する感性評価として、段階的な評価値が入力されることを特徴とする。
本発明の第の態様に係る感性評価装置は、第の態様に係る感性評価装置において、入力部は、理想環境に対する感性評価として、照明機器に関する複数の感性評価が入力されることを特徴とする。
本発明の第の態様に係る感性評価装置は、第の態様に係る感性評価装置において、入力部は、理想環境に対する感性評価として、空調機器に関する複数の感性評価が入力されることを特徴とする。
本発明の第の態様に係る感性評価装置は、第1〜第のいずれかの態様に係る感性評価装置において、提示部は、提示情報として、画像又は映像を提示することを特徴とする。
本発明の第8の態様に係る感性評価方法は、コンピューターが、予め取得された感性評価に応じて分類された複数のクラスターと、複数のクラスター毎に関連付けられた提示情報とを含むデータベースを記憶するステップと、コンピューターに対して、ユーザーにより理想環境に対する感性評価が入力されるステップと、コンピューターが、複数のクラスターから、入力された理想環境に対する感性評価が属するクラスターを選択するステップと、コンピューターが、選択されたクラスターに関連付けられた提示情報の少なくとも一部をユーザーに提示するステップと、コンピューターが、データベースを更新するステップと、を含み、入力されるステップにおいては、提示するステップにおいて提示された提示情報のいずれか、ユーザーにより選択され、データベースを更新するステップにおいては、入力されるステップにおいて選択された提示情報に応じて、データベースを更新することを特徴とする。
本発明の第9の態様に係る感性評価プログラムは、予め取得された感性評価に応じて分類された複数のクラスターと、複数のクラスター毎に関連付けられた提示情報とを含むデータベースを記憶するステップと、ユーザーにより理想環境に対する感性評価が入力されるステップと、複数のクラスターから、入力された理想環境に対する感性評価が属するクラスターを選択するステップと、選択されたクラスターに関連付けられた提示情報の少なくとも一部をユーザーに提示するステップと、データベースを更新するステップと、を含む処理をコンピューターに実行させ、入力されるステップにおいては、提示するステップにおいて提示された提示情報のいずれか、ユーザーにより選択され、データベースを更新するステップにおいては、入力されるステップにおいて選択された提示情報に応じて、データベースを更新することを特徴とする。
本発明によれば、簡単且つ高精度に、利用者の潜在的な嗜好を判断することができる感性評価装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る感性評価装置の基本的な構成を説明するブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る感性評価装置のデータベースの作成方法を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る感性評価装置に用いるユーザーの感性評価結果を図示した一例である。 本発明の第1実施形態に係る感性評価装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る感性評価装置に用いるユーザーの理想環境に対する感性評価結果を図示した一例である。 本発明の第1実施形態に係る感性評価装置において、ユーザーの感性評価結果と、クラスターの代表パターンとを比較する図である。 本発明の第1実施形態に係る感性評価装置に用いるデータベースの一部を図示した一例である。 本発明の第1実施形態に係る感性評価装置のデータベースの一部を図示した一例である。 本発明の第1実施形態に係る感性評価装置のデータベースの一部を図示した一例である。 本発明の第2実施形態に係る感性評価装置のデータベースの作成方法を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る感性評価装置においてユーザーの感性評価結果を2次元座標に図示した一例である。 本発明の第2実施形態に係る感性評価装置のデータベースの一部を図示した一例である。 本発明の第2実施形態に係る感性評価装置における各クラスターの座標値を図示した一例である。 本発明の第2実施形態に係る感性評価装置の動作を説明するフローチャートである。
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2実施形態を説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る感性評価装置は、図1に示すように、入力部1と、処理部2と、データベース31を記憶する記憶部3と、提示部4とを備える。本発明の第1実施形態に係る感性評価装置は、ユーザーの理想環境に対する感性評価に基づいて、ユーザーの感性の特徴を考慮した提示情報をユーザーに提示する。
入力部1は、ユーザーの操作により情報が入力され、入力された情報を制御部に出力する。入力部1は、例えばマウス、タッチパネル等のポインティングデバイスやキーボード等の入力装置からなる。
処理部2は、データベース(DB)制御部21と、感性評価部22と、クラスター選択部23と、提示情報選択部24と、提案決定部25とを有する。処理部2は、例えば、マイクロプロセッサ等の演算処理装置及び周辺回路等からなり、プログラムの実行に必要な演算及び情報の一時記憶を行う。図1における処理部2を構成する各部は、論理構成としての表示であり、一体のハードウェアから構成されてもよく、別個のハードウェアから構成されてもよい。
記憶部3は、コンピューターにより読み取り可能な記憶媒体である。記憶部3は、処理部2が行う処理に必要なプログラムやファイルを記憶する。記憶部3に記憶されるデータベース31は、予め取得された感性評価に応じて分類された複数のクラスターと、複数のクラスター毎に関連付けられた提示情報とを含む。データベース31に格納される複数のクラスターは、予め被検者毎の感性評価のパターンを取得し、感性評価のパターンを特徴に応じて分類することにより作成される。
提示部4は、種々の情報をユーザーに提示する出力装置である。提示部4は、例えば、画像、文字等を表示する表示装置や、音声を出力するスピーカー等から構成される。提示部4は、データベース31の提示情報をユーザーに提示する。
−データベースの作成方法−
図2のフローチャートを用いて、データベース31の作成方法を説明する。
先ず、処理部2は、提示部4により、空調機器、照明機器等に関する所定の環境について複数の被験者に提示する。処理部2は、提示部4により、提示した環境の理想的な状態(理想環境)を複数の被験者に想起させ、理想環境に対する感性的な評価(感性評価)をさせる。理想環境は、住環境全体について統合的に評価されるようにしてもよい。
例えば、複数の被験者は、「あなたにとって理想的なエアコンの環境を思い浮かべて、以下の項目を評価してください」という設問を提示された後、順次、評価項目を提示部4により提示される。複数の被験者は、提示された評価項目に対して、入力部1を操作して回答することにより、理想環境に対する感性評価を行う。評価項目は、例えば、「暖かい」、「爽やか」等の感性的な項目である。被験者は、評価項目に対して、はい、いいえの2段階の評価や、3以上の段階的な評価を行う。
感性評価結果は、例えば図3に示すように、所定の環境について、第1〜第nまでの複数の評価項目に対してそれぞれ評価された結果である。図3に示す例では、入力部1を介して被験者により、非常に当てはまらない、当てはまらない、やや当てはまらない、どちらでもない、やや当てはまる、当てはまる、非常に当てはまる、の7段階の評価がなされ、各評価に1〜7までの評価値が与えられる。
DB制御部21は、入力部1により入力された、被検者毎の感性評価結果を、n次元ベクトルとして、被験者の識別子(ID)と関連付けてデータベース31に格納する。処理部2は、予めデータベース31に格納された複数の提示情報を、提示部4により被検者に提示し、想起した理想環境に合致する提示情報を被検者に選択させる。提示情報は、例えば、室内に日が差す窓辺等の暖かさを連想させる画像、森林等のきれいで潤いがある空気を連想させる画像等である。提示情報は、動画像である映像であってもよい。処理部2は、各被検者が選択した提示情報のIDを、被検者のIDと関連付けてデータベース31に格納する。被検者により選択される提示情報は、複数であってもよい。
ステップS1において、DB制御部21は、データベース31に格納された、被検者のID、感性評価結果及び提示情報のIDを読み出す。ステップS2において、DB制御部21は、被検者毎の感性評価結果(n次元ベクトル)を分析し、ステップS3において、特徴が類似する評価結果を複数のクラスターに分類し、各クラスターにIDを付与する。クラスターの分類は、感性評価結果の類似度(n次元ベクトルの距離の近さ)に応じて決定される。クラスターの分類のアルゴリズムは、必要に応じて変更されてもよい。
ステップS4において、DB制御部21は、複数のクラスターと、各クラスターに属する感性評価結果の代表パターンと、各クラスターに属する被検者が選択した提示情報のIDとを互いに関連付けてデータベース31に登録する。感性評価結果の代表パターンは、n次元ベクトルであり、クラスターに属する感性評価結果の平均値や中央値等を採用可能である。以上のように、データベース31が作成される。
−感性評価装置の動作−
図4のフローチャートを用いて、本発明の第1実施形態に係る感性評価装置を用いた感性評価方法の一例を説明する。
先ず、ステップS101において、感性評価部22は、提示部4を介して、空調機器、照明機器、住環境等の所定の環境についてユーザーに提示する。感性評価部22は、提示部4により、提示した環境の理想的な状態(理想環境)を複数のユーザーに想起させ、理想環境に対する感性的な評価(感性評価)をさせる。
例えば、感性評価部22は、提示部4を介して、「あなたにとって理想的なエアコンの環境を思い浮かべて、以下の項目を評価してください」という設問を提示した後、複数の評価項目を提示する。ユーザーは、提示された評価項目に対して、入力部1を操作して回答することにより、理想環境に対する感性評価を行う。評価項目は、例えば、「暖かい」、「爽やか」等の感性的な項目である。ユーザーは、評価項目に対して段階的な評価を行う。感性評価結果は、データベース31の作成時と同様に、図3に示すように、所定の環境について、第1〜第nまでの複数の評価項目に対してそれぞれ評価された結果である。
次に、ステップS102において、感性評価部22は、ステップS101において入力された評価結果のパターンPを、図5に示すようなn次元ベクトルとして、ユーザーのIDと共にデータベース31に登録する。
次に、ステップS103において、クラスター選択部23は、図6に示すように、ステップS101において入力された評価結果のパターンPと、データベース31に予め登録された各クラスターの代表パターンQとの誤差を計算する。クラスター選択部23は、例えば、ベクトル同士の距離を評価結果のパターンPと各クラスターの代表パターンQとの誤差として計算する。
感性評価結果の代表パターンは、図7に示すように、n次元ベクトルであり、例えば、クラスターに属する感性評価結果の平均値や中央値等である。x11,x12,x13,…x1nは、例えば、各評価項目における評価値を示す。cはクラスターの数である。ベクトルの距離は、例えば、ユークリッド距離、マハラノビス距離等である。その他、誤差の計算は、ベクトルの各成分の二乗値(各次元の二乗誤差の総和)のような簡易的な指標を用いてもよい。特に、評価項目の中に、特に効果が大きな項目がある場合には、その項目に対して重み付けを行ってもよい。その他、各次元について誤差を平均してユーザーの感性評価結果と比較してもよい。
次に、ステップS104において、クラスター選択部23は、データベース31に登録される全てのクラスターについて、ステップS103の誤差の計算がなされているか否かを判定する。クラスター選択部23は、全てのクラスターについて誤差が計算されていない場合は、ステップS103に処理を戻し、全てのクラスターについて誤差が計算されている場合は、ステップS105に処理を進める。
ステップS105において、クラスター選択部23は、ステップS101において感性評価を入力したユーザーが、ステップS103において計算された誤差が最小となった代表パターンのクラスターに属すると判断する。クラスター選択部23は、ユーザーを誤差が最小のクラスターにグループ化する。なお、複数のクラスターについての誤差が同値となる場合、ユーザーは誤差が同値の複数のクラスターに属するとして、複数のクラスターにグループ化されてもよい。また、評価項目のうち、最も差分の大きな項目で誤差が最小となるクラスターをユーザーの所属クラスターとしてもよく、各項目における誤差が最小となるクラスターをユーザーの所属クラスターとしてもよい。
ステップS106において、クラスター選択部23は、ユーザーのIDと、ユーザーの感性評価結果(n次元ベクトル)と、ユーザーが所属するクラスターのIDとを、互いに関連付けてデータベース31に登録する。
ステップS107において、提示情報選択部24は、データベース31において、ユーザーが属するクラスターのIDに予め関連付けられた複数の提示情報について、提示部4により提示する順番を決定する。例えば、提示情報選択部24は、関連付けられた複数の提示情報をランダムに選択し、1ページにいくつの情報を提示するか、何ページ提示するか等を定めた表示画面のフォーマットにしたがって並べる。
データベース31は、複数の提示情報とともに、予め表示する順序が登録されていてもよく、提示情報のID順に提示するようにしてもよい。なお。ステップS105において、ユーザーを複数のクラスターにグループ化した場合、複数のクラスターそれぞれに関連付けられるすべての提示情報について、提示する順序を決定する。
ステップS108において、提示情報選択部24は、提示部4を制御し、ステップS107において決定した順に、提示部4を介して提示情報をユーザーに提示する。
ステップS109において、提案決定部25は、提示部4に提示された提示情報を入力部1によりユーザーに選択させる。ユーザーは、提示部4に提示された提示情報が、所望の環境に合致すると考える場合、入力部1により提示された提示情報を選択する。
ステップS110において、提案決定部25は、ステップS109において提示情報の選択が終了したか否かを判定する。提案決定部25は、提示情報の選択が終了している場合、ステップS111に処理を進め、提示情報がステップS109において選択されず、提示情報の選択が終了していない場合、ステップS112に処理を進める。
提示情報の選択が終了していない場合、ステップS112において、提示情報選択部24は、ステップS105においてグループ化されなかった他のクラスターに関連付けられた提示情報を、提示部4を介してユーザーに提示する。ステップS112において、提示情報選択部24は、ステップS107と同様に他のクラスターのIDに予め関連付けられた複数の提示情報について、提示部4により提示する順番を決定する。ステップS112において選択される他のクラスターは、例えば、ステップS103において計算された誤差が、ステップS105においてグループ化されたクラスターの次に小さいクラスターとすればよい。ステップS112の次に、ステップS108において、ステップS112において決定した順に提示情報を、提示部4を介してユーザーに提示する。
ステップS110において提示情報がユーザーにより選択されたと判定する場合、提案決定部25は、ステップS111に処理を進める。ステップS111において、提案決定部25は、図8に示すように、ユーザーのIDと、感性評価結果と、ユーザーのクラスターのIDと、選択された提示情報(選択画像)のIDとを互いに関連付けてデータベース31に登録する。提示情報のIDは複数であってもよい。また、提案決定部25は、図9に示すように、提示情報のIDと、提示情報に関連付けられたクラスターのIDと、提示情報が選択された選択回数とを互いに関連付けてデータベース31に登録する。
提示情報の選択回数は、選択回数が多い程多くのユーザーに好まれる特徴があるとして、ステップS107の提示する順序の決定において、重みとして用いられる。すなわち、ステップS107において、提示情報選択部24は、データベース31に登録された提示情報の選択回数を読み出し、ユーザーのクラスターのIDに関連付けられた提示情報のうち、選択回数の多い提示情報から提示するように順序を決定する。順序の決定に用いる重みは、例えば、選択回数と所定の重み計数との積にランダム値を足し合わせることにより決定されてもよい。
その他、DB制御部21は、提示情報の選択回数に応じて、データベース31において、クラスター毎に関連付けられた提示情報を更新する。例えば、DB制御部21は、関連付けられたクラスターにおいて選択回数が0の提示情報が、他のクラスターにおいて選択される場合、他のクラスターに関連付けるようにデータベース31を更新する。また、DB制御部21は、選択された提示情報に応じて、データベース31を更新することにより、ユーザーは、所望の環境と合致する提示情報を見出しやすくなる。
以上のように、提示情報が選択された後、ユーザーは、実際の環境に対する提案が決定される。実際の提案は、選択された提示情報に予め関連付けられた提案でもよく、提示情報を参照して決定された提案でもよい。
第1実施形態に係る感性評価装置によれば、住環境等の環境について、実験空間の構築や生体情報の測定を必要とせず、簡単且つ高精度にユーザーの感性を評価することができる。また、第2実施形態に係る感性評価装置によれば、ユーザーの感性に応じたクラスターに関連付けられた提示情報を提示することにより、ユーザーの感性に合致する提案を行うことができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る感性評価装置は、クラスターの分類、選択において、主成分分析を用いる点等において第1実施形態と異なる。第2実施形態において説明しない他の構成、作用及び効果は、第1実施形態と実質的に同様であり重複するため省略する。
−データベースの作成方法−
図10のフローチャートを用いて、データベース31の作成方法を説明する。ステップS11までの処理は、第1実施形態のステップS1までの処理と同様である。
ステップS12において、DB制御部21は、被検者毎の感性評価結果(xk1,xk2,xk3,…xkn)(kは1〜cまでの整数)を主成分分析する。DB制御部21は、例えば、図11に示すように、主成分分析により求められるn個の主成分のうち、第1主成分及び第2主成分のみを用いて、2次元空間における評価項目毎のベクトルを算出することにより、n次元のデータを2次元に圧縮する。DB制御部21は、必要に応じて評価結果を3次元に圧縮するようにしてもよい。
ステップS13において、DB制御部21は、主成分分析により求められた固有ベクトルの第1主成分a11,a12,a13,…a1nと第2主成分a21,a22,a23,…a2nとをデータベース31に登録する。DB制御部21は、特徴が類似する評価結果を複数のクラスターに分類し、各クラスターにIDを付与する。クラスターの分類は、感性評価結果の類似度(評価項目毎ベクトルの距離の近さ)に応じて決定される。
ステップS14において、DB制御部21は、各クラスターの代表パターンを、主成分分析により求められた固有ベクトルの第1主成分a11,a12,a13,…a1nと第2主成分a21,a22,a23,…a2nとを用いて2次元の座標値を算出する。例えばDB制御部21は、図12及び図13に示すように、pk1をa11k112k2+a13k3+…+a1nkn、pk2をa21k122k2+a23k3+…+a2nknとして、代表パターンの座標値(pk1,pk2)を算出する。
ステップS14において、DB制御部21は、図12に示すように、各クラスターのIDと、各クラスターの代表パターンと、各クラスターの代表パターンの座標値(pk1,pk2)とを互いに関連付けてデータベース31に登録する。以上のように、データベース31が作成される。
−感性評価装置の動作−
図14のフローチャートを用いて、本発明の第2実施形態に係る感性評価装置を用いた感性評価方法の一例を説明する。ステップS202処理は、第1実施形態のステップS102までの処理と同様である。
ステップS203において、クラスター選択部23は、ステップS201において入力された評価結果を、主成分分析により求められた固有ベクトルの第1及び第2主成分を用いて圧縮することにより、2次元座標値を算出する。クラスター選択部23は、DB制御部21のステップS14における処理と同様の処理により2次元座標値を算出する。
ステップS204において、クラスター選択部23は、ステップS203において算出された2次元座標と、各クラスターの代表パターンの座標との距離を計算する。次に、ステップS205において、クラスター選択部23は、データベース31に登録される全てのクラスターについて、ステップS203の距離の計算がなされているか否かを判定する。クラスター選択部23は、全てのクラスターについて距離が計算されていない場合は、ステップS204処理を戻し、全てのクラスターについて距離が計算されている場合は、ステップS206に処理を進める。
ステップS206において、クラスター選択部23は、ステップS201において感性評価を入力したユーザーが、ステップS203において計算された距離が最小となった代表パターンのクラスターに属すると判断する。クラスター選択部23は、ユーザーを誤差が最小のクラスターにグループ化する。なお、複数のクラスターについての距離が同値となる場合、ユーザーは距離が同値の複数のクラスターに属するとして、複数のクラスターにグループ化されてもよい。
ステップS207において、クラスター選択部23は、ユーザーのIDと、ユーザーの感性評価結果(n次元ベクトル)と、ユーザーが所属するクラスターのIDとを、互いに関連付けてデータベース31に登録する。
ステップS208において、提示情報選択部24は、データベース31において、ユーザーが属するクラスターのIDに予め関連付けられた複数の提示情報について、提示部4により提示する順番を決定する。例えば、提示情報選択部24は、関連付けられた複数の提示情報をランダムに選択し、1ページにいくつの情報を提示するか、何ページ提示するか等を定めた表示画面のフォーマットにしたがって並べる。提示情報選択部24は、予め提示情報に対して設定された選択回数等の重み付けにより順番を決定するようにしてもよい。
ステップS209において、提示情報選択部24は、提示部4を制御し、ステップS208において決定した順に、提示部4を介して提示情報をユーザーに提示する。
ステップS210において、提案決定部25は、提示部4に提示された提示情報を入力部1によりユーザーに選択させる。ユーザーは、提示部4に提示された提示情報が、所望の環境に合致すると考える場合、入力部1により提示された提示情報を選択する。
ステップS211において、提案決定部25は、ステップS210において提示情報の選択が終了したか否かを判定する。提案決定部25は、提示情報の選択が終了している場合、ステップS212に処理を進め、提示情報がステップS210において選択されず、提示情報の選択が終了していない場合、ステップS213に処理を進める。
提示情報の選択が終了していない場合、ステップS213において、提示情報選択部24は、ステップS206においてグループ化されなかった他のクラスターに関連付けられた提示情報を、提示部4を介してユーザーに提示する。ステップS213において、提示情報選択部24は、ステップS208と同様に他のクラスターのIDに予め関連付けられた複数の提示情報について、提示部4により提示する順番を決定する。ステップS213において選択される他のクラスターは、例えば、ステップS204において計算された距離が、ステップS206においてグループ化されたクラスターの次に小さいクラスターとすればよい。ステップS213の次に、ステップS209において、ステップS213において決定した順に提示情報を、提示部4を介してユーザーに提示する。
ステップS211において提示情報がユーザーにより選択されたと判定する場合、提案決定部25は、ステップS212に処理を進める。ステップS212において、提案決定部25は、ユーザーのIDと、感性評価結果と、ユーザーのクラスターのIDと、選択された提示情報(選択画像)のIDとを互いに関連付けてデータベース31に登録する。提示情報のIDは複数であってもよい。また、提案決定部25は、提示情報のIDと、提示情報に関連付けられたクラスターのIDと、提示情報が選択された選択回数とを互いに関連付けてデータベース31に登録する。
以上のように、提示情報が選択された後、実際の環境に対する提案が決定される。実際の提案は、選択された提示情報に予め関連付けられた提案でもよく、提示情報を参照して決定された提案でもよい。
第2実施形態に係る感性評価装置によれば、住環境等の環境について、実験空間の構築や生体情報の測定を必要とせず、簡単且つ高精度にユーザーの感性を評価することができる。また、第2実施形態に係る感性評価装置によれば、ユーザーの感性に応じたクラスターに関連付けられた提示情報を提示することにより、ユーザーの感性に合致する提案を行うことができる。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明を第1及び第2実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、既に述べた第1及び第2実施形態において、感性評価部22が提示する所定の環境は、ユーザーの住宅形態に応じて決定される環境であってもよい。例えば、ユーザーは、入力部1により、集合住宅、戸建て住宅、総面積、吹き抜けの有無等のユーザーの住宅形態を指定する。感性評価部22は、指定されたユーザーの住宅形態に応じた評価項目をユーザーに提示するようにしてもよい。また、住宅形態に関連付けられた提示情報をデータベース31に予め登録しておくことにより、ユーザーは、より現状の住宅に合致する提示情報を選択することができ、より理想に近い提案を決定することができる。
また、既に述べた第1及び第2実施形態において、DB制御部21は、所定のタイミングで、データベース31に登録されるクラスター、クラスターの代表パターン、クラスターに分類されたユーザー等を更新するようにしてもよい。
上記の他、本発明の第1及び第2実施形態を相互に応用した構成等、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 入力部
3 記憶部
4 提示部
21 DB制御部
23 クラスター選択部
24 提示情報選択部
31 データベース

Claims (9)

  1. 予め取得された感性評価に応じて分類された複数のクラスターと、前記複数のクラスター毎に関連付けられた提示情報とを含むデータベースを記憶する記憶部と、
    ユーザーにより理想環境に対する感性評価が入力される入力部と、
    前記複数のクラスターから、前記入力部に入力された前記理想環境に対する感性評価が属するクラスターを選択するクラスター選択部と、
    前記クラスター選択部により選択された前記クラスターに関連付けられた前記提示情報の少なくとも一部を前記ユーザーに提示する提示部と、
    前記データベースを更新するデータベース制御部と、
    を備え、
    前記入力部は、前記提示部により提示された前記提示情報のいずれか、前記ユーザーにより選択され、
    前記データベース制御部は、前記入力部において選択された前記提示情報に応じて、前記データベースを更新することを特徴とする感性評価装置。
  2. 前記クラスター選択部は、前記理想環境に対する感性評価のパターンと、前記複数のクラスター毎に決定される感性評価の代表パターンとの誤差により、前記クラスターを選択することを特徴とする請求項1に記載の感性評価装置。
  3. 前記クラスターに関連付けられた前記提示情報から、前記誤差に応じた前記提示情報を選択する提示情報選択部を更に備え、
    前記提示部は、前記提示情報選択部により選択された前記提示情報を前記ユーザーに提示することを特徴とする請求項2に記載の感性評価装置。
  4. 前記入力部は、前記理想環境に対する感性評価として、段階的な評価値が入力されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の感性評価装置。
  5. 前記入力部は、前記理想環境に対する感性評価として、照明機器に関する複数の感性評価が入力されることを特徴とする請求項4記載の感性評価装置。
  6. 前記入力部は、前記理想環境に対する感性評価として、空調機器に関する複数の感性評価が入力されることを特徴とする請求項4に記載の感性評価装置。
  7. 前記提示部は、前記提示情報として、画像又は映像を提示することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の感性評価装置。
  8. コンピューターが、予め取得された感性評価に応じて分類された複数のクラスターと、前記複数のクラスター毎に関連付けられた提示情報とを含むデータベースを記憶するステップと、
    前記コンピューターに対して、ユーザーにより理想環境に対する感性評価が入力されるステップと、
    前記コンピューターが、前記複数のクラスターから、前記入力された前記理想環境に対する感性評価が属するクラスターを選択するステップと、
    前記コンピューターが、前記選択された前記クラスターに関連付けられた前記提示情報の少なくとも一部を前記ユーザーに提示するステップと、
    前記コンピューターが、前記データベースを更新するステップと、
    を含み、
    前記入力されるステップにおいては、前記提示するステップにおいて提示された前記提示情報のいずれか、前記ユーザーにより選択され、
    前記データベースを更新するステップにおいては、前記入力されるステップにおいて選択された前記提示情報に応じて、前記データベースを更新することを特徴とする感性評価方法。
  9. 予め取得された感性評価に応じて分類された複数のクラスターと、前記複数のクラスター毎に関連付けられた提示情報とを含むデータベースを記憶するステップと、
    ユーザーにより理想環境に対する感性評価が入力されるステップと、
    前記複数のクラスターから、前記入力された前記理想環境に対する感性評価が属するクラスターを選択するステップと、
    前記選択された前記クラスターに関連付けられた前記提示情報の少なくとも一部を前記ユーザーに提示するステップと、
    前記データベースを更新するステップと、
    を含む処理をコンピューターに実行させ、
    前記入力されるステップにおいては、前記提示するステップにおいて提示された前記提示情報のいずれか、前記ユーザーにより選択され、
    前記データベースを更新するステップにおいては、前記入力されるステップにおいて選択された前記提示情報に応じて、前記データベースを更新することを特徴とする感性評価プログラム。
JP2014081748A 2014-04-11 2014-04-11 感性評価装置、感性評価方法及び感性評価プログラム Active JP6418438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014081748A JP6418438B2 (ja) 2014-04-11 2014-04-11 感性評価装置、感性評価方法及び感性評価プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014081748A JP6418438B2 (ja) 2014-04-11 2014-04-11 感性評価装置、感性評価方法及び感性評価プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015203907A JP2015203907A (ja) 2015-11-16
JP6418438B2 true JP6418438B2 (ja) 2018-11-07

Family

ID=54597355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014081748A Active JP6418438B2 (ja) 2014-04-11 2014-04-11 感性評価装置、感性評価方法及び感性評価プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6418438B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6547576B2 (ja) 2015-10-15 2019-07-24 株式会社デンソー 熱交換器
WO2020031813A1 (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 空間提案システム及び空間提案方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7162432B2 (en) * 2000-06-30 2007-01-09 Protigen, Inc. System and method for using psychological significance pattern information for matching with target information
JP2002297864A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Sekisui House Ltd ニーズ抽出システム及びその方法、並びにそれに用いられる配信サーバ装置、記録媒体、及びそのプログラム。
JP2007072624A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Recruit Co Ltd 住宅像の提示方法
JP2013105215A (ja) * 2011-11-10 2013-05-30 Ntt Docomo Inc レコメンド情報生成装置、レコメンド情報生成方法及びレコメンド情報生成プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015203907A (ja) 2015-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Batool et al. Telemonitoring of daily activity using accelerometer and gyroscope in smart home environments
Braun et al. Capacitive proximity sensing in smart environments
JP6418438B2 (ja) 感性評価装置、感性評価方法及び感性評価プログラム
CN112862145A (zh) 使用体形信息的居用者热舒适度推断
CN110598252A (zh) 家具布局的方法、装置、电子设备及存储介质
US11328260B2 (en) Behavior visualization device and behavior visualization method
KR101300075B1 (ko) 유사 정서 사용자집단의 감응치에 기반한 감정예측 방법 및 시스템
Aliero et al. The COVID-19 impact on air condition usage: A shift towards residential energy saving
Krithikaa et al. Differential evolution with an ensemble of low-quality surrogates for expensive optimization problems
Andrews et al. Using synthetic population data for prospective modeling of occupant behavior during design
WO2021085498A1 (ja) 移動体制御システム
Naeini et al. Improving the dynamic clustering of hyperspectral data based on the integration of swarm optimization and decision analysis
CN110991478A (zh) 热舒适感模型建立方法和用户偏好温度的设定方法及系统
Colwell et al. Projected accuracy metric for the P300 speller
JP6648435B2 (ja) 判別装置、判別方法、プログラム、モデル生成装置、及びモデル生成方法
Gaffoor et al. Evaluation of thermal comfort in mixed-mode buildings in temperate oceanic climates using American Society of Heating, Refrigeration, and Air Conditioning Engineers Comfort Database II
JP5495998B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2016009342A (ja) エリアバースト推定提示装置、エリアバースト推定提示方法及びエリアバースト推定提示プログラム
CN110779143A (zh) 空调的控制方法、装置、设备和空调
JP7117572B2 (ja) 空間提案システム及び空間提案方法
Brolin et al. Generation and evaluation of distributed cases by clustering of diverse anthropometric data
JP2021503674A (ja) データセットにおけるクエリ応答間のモデリング関係のための方法、装置、およびコンピュータ読み取り可能な媒体[関連出願データ] 本出願は2017年9月18日に出願された米国出願第15/707,356号の優先権を主張し、その開示は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
Hu et al. Quantitative analysis of evolvability using vertex centralities in phenotype network
JP5414160B2 (ja) 感性評価装置及び方法
JP2018123989A (ja) 温熱快適装置及び制御内容決定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180926

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6418438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151