JP5414160B2 - 感性評価装置及び方法 - Google Patents
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Description
穂坂倫佳、大富浩一、「製品音のデザイン」、日本音響学会講演論文集、2007年3月 日、p.777−778
評価対象の複数の音のそれぞれについて、複数種類の音質指標値を求める手段と、
前記評価対象の各音に対し得られた、複数種類の感性語対についての複数の被験者の印象評価値を基に、感性語対毎に前記複数の音に対する評価値が近い被験者をまとめた複数のクラスタを抽出するクラスタ分析手段と、
各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタにおける印象評価値を目的変数、前記複数種類の音質指標値を説明変数とする重回帰式と、該重回帰式に対するP値を求める重回帰分析手段と、
前記P値が予め定められた有意水準より小さいクラスタを選択する選択手段と、
を含む。
クラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記第1の入力手段で入力された前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記目標音の感性品質値を算出する第1の評価手段とをさらに含む。
類似度dkpqは、被験者pとqの感性語対Ikにおける印象評価ベクトルが似ていれば、小さくなり、異なっていれば最大で「2」となる。
ここでNsは全被験者数、#TcはクラスタCに含まれる被験者数である。
11…物理指標値算出部
12…物理指標値記憶部
13…印象評価入力部
14…クラスタ分析部
15…感性語クラスタ記憶部
16…重回帰分析部
17…回帰式記憶部
18…目標音設定部
19…感性品質推定部
20…表示部
Claims (19)
- 評価対象の複数の音のそれぞれについて、複数種類の音質指標値を求める手段と、
前記評価対象の各音に対し得られた、複数種類の感性語対についての複数の被験者の印象評価値を基に、感性語対毎に前記複数の音に対する評価値が近い被験者をまとめた複数のクラスタを抽出するクラスタ分析手段と、
各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタにおける印象評価値を目的変数、前記複数種類の音質指標値を説明変数とする重回帰式と、該重回帰式に対するP値を求める重回帰分析手段と、
前記P値が予め定められた有意水準より小さいクラスタを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたクラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記評価対象の各音の感性品質値を算出する評価手段と、
を含む感性評価装置。 - 前記クラスタ分析手段は、各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタ内の各被験者の前記複数の音に対する印象評価値から、当該クラスタの前記複数の音に対する代表評価値を算出し、
前記重回帰分析手段は、各感性語対のクラスタ毎の前記複数の音に対する前記代表評価値と、前記複数の音のそれぞれの前記複数種類の音質指標値とから、前記重回帰式及び前記P値を求めることを特徴とする請求項1記載の感性評価装置。 - 前記クラスタ分析手段は、
感性語対毎に、任意の2人の被験者間の前記複数の音に対する評価値の類似度を算出し、2人ずつの被験者の全組合せについて算出された前記類似度を基に、前記複数の被験者を当該感性語対の観点空間上に配置し、前記複数の被験者の前記観点空間上の配置位置から前記複数のクラスタを抽出することを特徴とする請求項1記載の感性評価装置。 - 上記類似度を、任意の2人の被験者間の前記複数の音に対する評価値の相関係数から算出することを特徴とする請求項3記載の感性評価装置。
- 各感性語対のクラスタ毎に、全被験者数と当該クラスタ内の被験者数とから、当該クラスタの一般性の度合い算出する算出手段
をさらに含む請求項1記載の感性評価装置。 - 目標音に対応する複数種類の音質指標値を入力する第1の入力手段をさらに含み、
前記評価手段は、前記選択手段により選択されたクラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記第1の入力手段で入力された前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記目標音の感性品質値を算出することを特徴とする請求項1記載の感性評価装置。 - 基準音の音質指標値に対する相対値で、目標音に対応する音質指標値を入力する第2の入力手段をさらに含み、
前記評価手段は、前記相対値、クラスタ毎の前記重回帰式の偏回帰係数、及び前記基準音の感性品質値から前記目標音の感性品質値を算出することを特徴とする請求項1記載の感性評価装置。 - 前記評価手段は、前記選択手段により選択されたクラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記基準音の複数種類の音質指標値を代入することにより、前記基準音の感性品質値を算出することを特徴とする請求項7記載の感性評価装置。
- 評価対象の複数の音のそれぞれについて、複数種類の音質指標値を求めるステップと、
前記評価対象の各音に対し得られた、複数種類の感性語対についての複数の被験者の印象評価値を基に、感性語対毎に前記複数の音に対する評価値が近い被験者をまとめた複数のクラスタを抽出するクラスタ分析ステップと、
各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタにおける印象評価値を目的変数、前記複数種類の音質指標値を説明変数とする重回帰式と、該重回帰式に対するP値を求める重回帰分析ステップと、
前記P値が予め定められた有意水準より小さいクラスタを選択する選択ステップと、
前記選択ステップにより選択されたクラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記評価対象の各音の感性品質値を算出する評価ステップと、
を含む感性評価方法。 - 前記クラスタ分析ステップは、各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタ内の各被験者の前記複数の音に対する印象評価値から、当該クラスタの前記複数の音に対する代表評価値を算出し、
前記重回帰分析ステップは、各感性語対のクラスタ毎の前記複数の音に対する前記代表評価値と、前記複数の音のそれぞれの前記複数種類の音質指標値とから、前記重回帰式及び前記P値を求めることを特徴とする請求項9記載の感性評価方法。 - 前記クラスタ分析ステップは、
感性語対毎に、任意の2人の被験者間の前記複数の音に対する評価値の類似度を算出し、2人ずつの被験者の全組合せについて算出された前記類似度を基に、前記複数の被験者を当該感性語対の観点空間上に配置し、前記複数の被験者の前記観点空間上の配置位置から前記複数のクラスタを抽出することを特徴とする請求項9記載の感性評価方法。 - 上記類似度を、任意の2人の被験者間の前記複数の音に対する評価値の相関係数から算出することを特徴とする請求項11記載の感性評価方法。
- 各感性語対のクラスタ毎に、全被験者数と当該クラスタ内の被験者数とから、当該クラスタの一般性の度合い算出する算出ステップ
をさらに含む請求項9記載の感性評価方法。 - 目標音に対応する複数種類の音質指標値を入力する第1の入力ステップをさらに含み、
前記評価ステップは、前記選択ステップにより選択されたクラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記第1の入力ステップで入力された前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記目標音の感性品質値を算出することを特徴とする請求項9記載の感性評価方法。 - 基準音の音質指標値に対する相対値で、目標音に対応する音質指標値を入力する第2の入力ステップをさらに含み、
前記評価ステップは、前記相対値、クラスタ毎の前記重回帰式の偏回帰係数、及び前記基準音の感性品質値から前記目標音の感性品質値を算出することを特徴とする請求項9記載の感性評価方法。 - 前記評価ステップは、前記選択ステップにより選択されたクラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記基準音の複数種類の音質指標値を代入することにより、前記基準音の感性品質値を算出することを特徴とする請求項15記載の感性評価方法。
- コンピュータを、
評価対象の複数の音のそれぞれについて、複数種類の音質指標値を求める手段、
前記評価対象の各音に対し得られた、複数種類の感性語対についての複数の被験者の印象評価値を基に、感性語対毎に前記複数の音に対する評価値が近い被験者をまとめた複数のクラスタを抽出するクラスタ分析手段、
各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタにおける印象評価値を目的変数、前記複数種類の音質指標値を説明変数とする重回帰式と、該重回帰式に対するP値を求める重回帰分析手段、
前記P値が予め定められた有意水準より小さいクラスタを選択する選択手段、
前記選択手段により選択されたクラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記評価対象の各音の感性品質値を算出する評価手段、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、さらに、
目標音に対応する複数種類の音質指標値を入力する第1の入力手段、
前記選択手段により選択されたクラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記第1の入力手段で入力された前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記目標音の感性品質値を算出する第1の評価手段、
として機能させるための請求項17記載のプログラム。 - コンピュータを、さらに、
基準音の音質指標値に対する相対値で、目標音に対応する音質指標値を入力する第2の入力手段、
前記相対値、前記選択手段により選択されたクラスタ毎の前記重回帰式の偏回帰係数、及び前記基準音の感性品質値から前記目標音の感性品質値を算出する第2の評価手段、
として機能させるための請求項17記載のプログラム。
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