JP2009042553A - 感性評価装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様性のある感性と数値で定量的に表すことのできる物理指標値との間の相関を容易にしかも正確に求めることができる感性評価装置及び感性評価方法を提供する。
【解決手段】評価対象の複数の音のそれぞれについて、複数種類の音質指標値を算出し、前記評価対象の各音に対し得られた、複数種類の感性語対についての複数の被験者の印象評価値を基に、感性語対毎に前記複数の音に対する評価値が近い被験者をまとめた複数のクラスタを抽出し、各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタにおける印象評価値を目的変数、前記複数種類の音質指標値を説明変数とする重回帰式と、該重回帰式に対するP値を求め、前記P値が予め定められた有意水準より小さいクラスタを選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、感性品質に基づき音質を設計するための音質設計支援装置に関する。
従来の感性の定量評価の手法では、評価対象に対する官能評価実験(例えば、Semantic Differential法)を実施し、その結果得られる官能評価の値を、被験者に対して平均化することで感性を定量化する(例えば、非特許文献1参照)。
ここでの評価対象とは、音響や意匠など、定量的に直接評価することの困難な、人の感性に依存する属性とを有するものである。
そして、評価対象から直接に計測される物理パラメータと、平均化された官能評価の値との統計的な関係を定式化することで、新規の評価対象に対する感性評価を物理パラメータにより推定する。
穂坂倫佳、大富浩一、「製品音のデザイン」、日本音響学会講演論文集、2007年3月 日、p.777−778
従来手法の問題点は、個人によって異なる多様な感性に対し、官能評価結果の平均値を感性の代表値として扱う点である。たとえば評価対象が音響の場合、音のシャープさや重厚感などの比較的共通した低次の感性の場合は平均値による近似で問題ない場合が多い。一方、音の高級感などの高次の感性においては、個人の価値観や解釈によって感性が異なるため、平均化した値は無意味な定量化結果となる場合がある。したがって、従来手法で、多様性を有する感性の定量化が困難である。
現在、製品の成熟化と顧客要求の多様化に伴って、製品の価値が、数値化が可能な性能や機能から、数値化が困難な感性に依存する品質へと急速に推移している。製品の価値に直接関係する感性は、例えば「高級感」のような高次の多様性を有する感性である。
このように、従来は、多様性のある感性と数値で定量的に表すことのできる物理指標値(音質指標値)との間の相関を容易にしかも正確に求めることができないという問題点があった。
多様性のある感性と物理指標値(音質指標値)との間の相関を求めることができないから、与えられた音に対する感性品質を容易に推定することができないという問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、多様性のある感性と数値で定量的に表すことのできる物理指標値(音質指標値)との間の相関を容易にしかも正確に求めることができる感性評価装置及び感性評価方法を提供することを目的とする。
(1)感性評価装置は、
評価対象の複数の音のそれぞれについて、複数種類の音質指標値を求める手段と、
前記評価対象の各音に対し得られた、複数種類の感性語対についての複数の被験者の印象評価値を基に、感性語対毎に前記複数の音に対する評価値が近い被験者をまとめた複数のクラスタを抽出するクラスタ分析手段と、
各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタにおける印象評価値を目的変数、前記複数種類の音質指標値を説明変数とする重回帰式と、該重回帰式に対するP値を求める重回帰分析手段と、
前記P値が予め定められた有意水準より小さいクラスタを選択する選択手段と、
を含む。
(2)目標音に対応する複数種類の音質指標値を入力する第1の入力手段と、
クラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記第1の入力手段で入力された前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記目標音の感性品質値を算出する第1の評価手段とをさらに含む。
多様性のある感性と数値で定量的に表すことのできる物理指標値(音質指標値)との間の相関を容易にしかも正確に求めることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る音の感性評価装置1の構成例を示したもので、物理指標値算出部11、物理指標値記憶部12、印象評価入力部13、クラスタ分析部14、感性語クラスタ記憶部15、重回帰分析部16、回帰式記憶部17、目標音設定部18、感性品質推定部19を含む。
図2は、図1の感性評価装置において、人の感性と音の物理指標(音質指標)との関係を抽出するための処理動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図2を参照して、図1の感性評価装置1の構成及び処理動作について説明する。
まず、図2のステップS1において、物理指標値算出部11は、評価対象の音si(i=1、2、…Np)の計測データから、当該音siの音質指標値を算出する。音質指標とし、例えば、音の大きさ(loudness)、音の甲高さ(sharpness)、音のざらざら感(roughness)、音の揺らぎ(fluctuation strength:F.S)とする。物理指標値算出部11は、Np個の評価対象の音siのそれぞれについて、これら4つの音質指標の値を算出する。
図3は、10種の評価対象の音si(i=1,2,…、10)について算出された上記4種の音質指標の値を示したものである。
音の大きさ(loudness)は、人の耳の周波数特性を考慮に入れた音の大きさを表す指標で、単位は「sone」で表す。なお、同じloudnessで違う周波数の音を聞く場合、周波数の差が1/3オクターブ以内だと、1つの音と同じ大きさに聞こえる。このことから、1/3オクターブ臨界帯域幅と呼び、単位は「bark」で表す。人が聞こえる周波数帯は全部で24barkの臨界帯域幅とされている。
音の甲高さ(sharpness)の値は、人が高く感じる音ほど大きくなり、単位は「acum」である。音の大きさ(loudness)において臨界帯域幅毎に異なる重み関数をかけて合計することで算出される。
音のざらざら感(roughness)の単位は「asper」である。1asperは周波数1kHzで音圧60dbの音が70Hzの周期で100%AM変調したときの音のざらざら感(roughness)と定義される。
音の揺らぎ(fluctuation strength:F.S)の単位は「vacil」である。1vacilは周波数1kHzで音圧60dbの音が4Hzの周期で100%AM変調したときの音の揺らぎ(fluctuation strength:F.S)と定義される。
各音siに対し算出された、4つの音質指標の値は、図3に示したように、物理指標値記憶部12に記憶される。
一方、上記各音siに対する感性品質を求めるために、評価対象の各音siを複数の(例えば、ここではNs人の)被験者に聞いてもらい、SD法(Semantic differential法)による印象評価実験を行う。印象評価に用いた感性語は、例えば、図4に示すような22対である。評価の度合いは、「どちらでもない」「少し」「とても」「非常に」の4段階、左右計7段階である。この結果は、各感性語対を変数として「−3」〜「3」で得点化し(これを印象評価値と呼ぶ)、印象評価データとして、印象評価入力部13から入力される(図2のステップS2)。
なお、図4に示した22種の感性語対は、評価対象音がクリーナは発する音に対する印象の評価のために選択されたものである。
ここで、上記印象評価データのうち、感性語対Ik(k=1,2,…Nw)について、各被験者Tj(j=1,2,…Ns)の評価対象の各音siに対する印象評価値のベクトル(印象評価ベクトル)をEjk=<eijk>と表す。
次に、ステップS3へ進み、クランスタ分析部14は、入力された上記印象評価データを用いて、感性語対Ik毎に、印象評価ベクトルが近い被験者たちをグループ化する。
クラスタ分析部14では、次のようなクラスタリング処理を行う。
図5は、感性語対Ikについて、被験者pと被験者qの印象評価ベクトルの各要素(各評価対象の音s1〜s10に対する印象評価値)をマッピングしたものである。
(1)クラスタ分析部14は、まず、任意の2人の被験者pとqの印象評価ベクトルEpkとEqk間の相関係数r(Epk、Eqk)を算出する。相関係数r(Epk、Eqk)は、EpkとEqkが似ていれば「1」に近づき、反対であれば「−1」に近づく。
(2)次に、被験者pとqの感性語対Ikにおける印象評価ベクトル間の類似度dkpqを、次式(1)からを算出する。
kpq=1−r(Epk、Eqk) (p≠q) (1)
類似度dkpqは、被験者pとqの感性語対Ikにおける印象評価ベクトルが似ていれば、小さくなり、異なっていれば最大で「2」となる。
(3)2人ずつの被験者の全組合せについて、感性語対Ikにおける印象評価ベクトル間の類似度を算出する。図6は、被験者が8人の場合に、2人ずつの被験者の全組合せについて算出された、感性語対Ikにおける印象評価ベクトル間の類似度を示したものである。
(4)次に、図6に示したような、感性語対Ikにおける印象評価ベクトルの類似度dkpqから、多次元尺度構成法を用いて、図7に示すように、全被験者を2次元平面(ここでは、観点空間と呼ぶ)上における点の布置で表現する。
多次元尺度構成法を用いた結果、図7に示すように、感性語対Ik毎の観点空間上では、類似度の値が小さい(印象評価ベクトルが類似する)被験者どうしは近くに配置され、類似度の値が「2」に近い(印象評価ベクトルが異なる)被験者どうしは遠くに配置される。
なお、図7(a)は感性語対「小さい−大きい」の観点空間を示し、図7(b)は感性語対「ぼんやり−はっきり」の観点空間を示し、図7(c)は感性語対「貧弱な−豊かな」の観点空間を示している。
(5)さらに、感性語対Ik毎の観点空間を用いて、重心法あるいは最短距離法によるクラスタ分析によって、被験者をクラスタリングする。重心法は、クラスタの重心間の距離が最小となるクラスタ同士を結合する手法である。クラスタリングするときの閾値θlは、自由度N−1、有意水準αのt検定統計量t(N−1、α)を用いて次式(2)から得られる。
Figure 2009042553
閾値θlで重心法によるクラスタリングすることにより、クラスタ内の被験者の印象評価ベクトルは、クラスタの重心の印象評価ベクトルと相関があることが統計的に有意水準αで保証される。
ここでは、Nは、被験者数となる。
ある感性語対Ikの観点空間上に配置されたデータ点(被験者)を最短距離法を用いてクラスタリングする場合、まず、観点空間上の個々のデータ点間の距離を計算する。最も距離の近いデータ間を1つのクラスタとしてまとめる。そして、クラスタ同士の距離を計算し、最も距離の近いクラスタ同士(またはクラスタとデータ点)を1つのクラスタとしてまとめる。以上を全ての点が1つのクラスタにまとまるまで繰り返す。
図7(a)の感性語対「小さい−大きい」の観点空間では、クラスタは1つのみ得られている。図7(b)の感性語対「ぼんやり−はっきり」の観点空間では、3つのクラスタが得られている。図7(c)の感性語対「貧弱な−豊かな」の観点空間では、7つのクラスタが得られている。
感性語対Ik毎の観点空間から得られた各クラスタについて、当該クラスタの中に含まれている人数が多いものから昇順に番号を与え、感性語対Ikにおけるc番目のクラスタをIk-cと表す。
さらに、ステップS4へ進み、クラスタ分析部14は、クラスタIk-cに属する被験者の印象評価ベクトルから、クラスタIk-cの重心における各音siに対する代表印象評価値を算出し、これをクラスタIk-cの代表印象評価値のベクトル、すなわち、代表ベクトルEkcとする。
また、ステップS5では、クラスタ分析部14は、感性語対Ik毎の観点空間から得られた各クラスタに対し、そのクラスタ内の被験者の観点がどの程度一般的かを表す度合いを算出する。各クラスタの一般性の度合いをcommonalityとも呼ぶ。Commonalityは次式(3)から算出される。
Commonality=#Tc/Ns (Tc∈C) (3)
ここでNsは全被験者数、#TcはクラスタCに含まれる被験者数である。
ある感性語対Ikの観点空間から得られたクラスタ内にほとんどの被験者が含まれている場合は、そのクラスタの感性語はほとんどの人が共通の観点によって評価されているといえる。一方、少数の被験者しか含まれていないクラスタの感性語は、少数波の観点を反映していることになる。commonalityが小さいクラスタ内の被験者は、大多数の人とは異なる観点から評価しているとも云える。
図8は、各感性語対の観点空間から得られたクラスタの数と各クラスタのcommonalityを示している。
クラスタ分析部14は、以上のようにして求めた、感性語対毎のクラスタに関する情報(各クラスタIk-cの代表ベクトルEkc、 commonalityを含む)を、感性語クラスタ記憶部15に記憶する。
次に、ステップS6へ進み、重回帰分析部16は、感性語クラスタ記憶部15に記憶されている各感性語対のクラスタ毎の代表ベクトルEkc=<eikc>(評価対象の各音si(ここではi=1〜10)に対する代表印象評価値<e1kc,e2kc,…,e10kc>)と、物理指標値記憶部12に記憶されている評価対象の各音siの各音質指標の値とを基に、上記音質指標fl(ここでは4種の音質指標f1=音の大きさ(loudness)、f2=音の甲高さ(sharpness)、f3=音のざらざら感(roughness)、f4=音の揺らぎ(fluctuation strength:F.S))を説明変数とし、クラスタIk-cにおける感性語Ikにおける評価値ekc(すなわち、感性指標値ekc)を目的変数とする重回帰分析を行い、次式(4)に示すような重回帰式を、各感性語対のクラスタ毎に求める。
Figure 2009042553
すなわち、重回帰分析部16は、各感性語対のクラスタ毎に、各音質指標に対応する説明変数flに対し偏回帰係数wlと、定数項βを算出する。
さらに、重回帰分析の結果により導かれる(すなわち、式(4)から導かれるekcの値(ekc )と実際のekcとの差から分散分析を行ってF値を算出し、さらに、F値のF確率分布における出現確率であるP値を求める。P値は、重回帰分析による結果の尤もらしさを表す指標であり、P値が「0」に近いほど尤もらしく、「1」に近いほど尤もらしくないということを示す。P値が予めユーザにより定められた有意水準αより小さい場合には、重回帰分析の結果は信頼できる。
ステップS7では、重回帰分析部16は、上記のようにして重回帰式やP値などを求めた感性語毎の各クラスタのなかから、P値が予め定められた有意水準αより小さいクラスタ、すなわち重回帰分析の結果が信頼できるクラスタを選択する。この選択されたクラスタを、ここではPEK(physically explained kansei-word)と呼ぶ。
図9は、感性語対毎の各クラスタについて、有意水準αを10%と設定されているときに、重回帰分析部16でPEKとして選択されたクラスタについて、その偏回帰係数、定数項、P値、及びcommonalityを示している。
回帰式記憶部17には、重回帰分析部16で求めた、各PEKの偏回帰係数、定数項、P値、及びcommonalityなどが、図9に示すように記憶される。なお、前述したように、ある1つの感性語対の観点空間から複数のクラスタが得られ、そのうちの1または複数のクラスタがPEKとして選択される。図9の「No.」という欄には、当該感性語対の観点空間から得られたクラスタの総数を分母で表し、そのうちPEKとして選択されたクラスタの番号を分子で表している。
以上説明したように、クラスタ分析部14では、感性語対Ik毎の観点空間上で、被験者Tjの評価対象の各音si(ここではi=1〜10)に対する印象評価ベクトルEjk=<eijk>=<e1jk,2jk,…,10jk>の類似度から、印象評価ベクトルの類似する被験者のクラスタを求め、各クラスタの平均的な印象評価ベクトル(代表ベクトル)Ekc=<eikc>=<e1kc,2kc,…,10kc>を算出する。そして、重回帰分析部16は、この各感性語対のクラスタ毎に、その代表ベクトルと、各音siの各音質指標の値flとの間の相関関係を表す重回帰式を求める。
例えば、図9に示すように、感性語対「値段が安そう−値段が高そう」という人の感性(感性指標)からは、commonalityが小さいP3つのPEKが得られた。この3つのPEKについて、上述の重回帰分析により得られた偏回帰係数を図10に示す。図10では、当該感性語対について上述のようなクラスタリングを行わないで、全被験者の評価対象の各音siに対する印象評価値の平均値のベクトルと、各音siの各音質指標の値flとの間で重回帰分析を行い、当該感性語対における評価値を目的変数とし、音質指標flを説明変数とする重回帰式を算出する従来の手法で求めた偏回帰係数も示している。なお、図10において凡例の数値はPEKのcommonalityである。
偏回帰係数とは、他の説明変数が変化しないという条件のもとで、その説明変数1単位の増加分に対する目的変数の増加分の期待値を表す。
音のシャープさや重厚感などの多くの被験者で比較的共通する低次の感性の場合には、平均値による従来の手法でも問題ない場合が多いが、「値段が安そう−値段が高そう」といった音の高級感などの高次の感性においては、個人の価値観や解釈によって感性が異なる。
図10において、感性語対「値段が安そう−値段が高そう」の3つのPEKは、4つの偏回帰係数の正負が逆転している場合があることが読み取れる。個人性によって分割することで(すなわち、クラスタリングすることで)、個人性、すなわち感性の多様性による違いがはっきりと確かめることができる。一方、このような感性語対では、個人性によって分割せずに(すなわち、クラスタリングせずに)全被験者の印象評価値を平均してしまった場合、打ち消しあってしまい、信頼性に欠けることとなる。
このように、上記実施形態によれば、感性に多様性があるかどうかは、当該感性語対から求まるPEKの数の多さや各PEKのcommonalityにより定量的に把握することができる。上記実施形態によれば、このような多様性のある高次の感性も、容易にしかも正確に音質指標との間の相関を求めることができるのである。また、各PEKの意味解釈は、重回帰分析によって得られる物理指標(音質指標値)との偏回帰係数により、定量的に把握することが可能である。これにより、音の設計者(デザイナー)は、自分と異なる顧客の感性を定量的に把握することができる。
図1の感性評価装置1では、回帰式記憶部17に記憶されている、各PEKの偏回帰係数、定数項などの情報を用いて、さらに、所望の音質指標値をもつ目標音に対し、各感性指標(感性品質)の値を推定する。次に、所望の音質指標値をもつ目標音に対する感性指標値(感性品質値)の推定処理動作について、図15に示すフローチャートを参照して説明する。
目標音設定部18は、例えば図11に示すような画面を表示装置20に表示する。この画面上でユーザが、目標音の音質指標値を設定する。音質指標は、上述同様、例えば、音の大きさ(loudness)、音の甲高さ(sharpness)、音のざらざら感(roughness)、音の揺らぎ(fluctuation strength:F.S)である。
目標音の音質指標値は、予め定められた基準音に対する相対値で設定することもできるし、基準音を用いない絶対値で設定することもできる。図11の画面上のエリアA1では、目標音の音質指標値の設定を相対値でするか(Relative)、絶対値でするか(Absolute)を設定する(ステップS101)。相対値で設定する場合には、さらに、図11の画面上のエリアA2において、基準音を選択する(ステップS102)。
目標音の音質指標値を絶対値で設定する場合、すなわち、基準音が存在しない目標音の場合、重回帰式から感性品質を算出する。ここでは、これを絶対評価と呼ぶ。また、基準音が存在し、目標音の音質指標値を基準音の音質指標値(基準音の音声指標flについての値をfloと表す)に対する相対値(fl−flo)で設定する場合には、相対評価と呼ぶ。
基準音は、前述したように、物理指標値算出部11で評価対象として用いた複数の音siの中から選択してもよいし、これとは別の音を基準音としてもよい。基準音の音質指標値は、物理指標値算出部11で算出されて、物理指標値記憶部12に予め記憶されているものとする。
次に、図11の画面上のエリアA3で、特に評価したい感性指標(感性品質)を予め用意されている感性語(感性語対のうちの一方の感性語)のなかから2つ選択する(ステップS103)。
最後に、図11の画面上のエリアA4で、目標音の4つの音質指標の値を入力する(ステップS104)。図11では、スライドバーをマウス等で操作することで、目標音の音質指標値を設定する。
感性品質推定部19は、基準音が設定されていない場合、すなわち絶対評価の場合には(ステップS105)、ステップS106へ進み、目標音設定部18で設定された目標音に対し、回帰式記憶部17に記憶されている各感性指標(各感性語対)の重回帰式を用いて、感性指標値(感性品質値)を算出する。
絶対評価では、感性品質推定部19は、各感性指標の重回帰式の各音質指標の変数(説明変数)flに、目標音設定部18で設定された値を代入することで、目標音の感性指標値(感性品質値)Yを算出する。
一方、感性品質推定部19は、基準音が設定されている場合、すなわち相対評価の場合には(ステップS105)、ステップS107へ進む。ステップS107では、各感性指標(各感性語対)の偏回帰係数wlと、目標音設定部18で設定された基準音の音質指標に対する相対値(fl−flo)と、基準音の各感性指標の値Yoとから、次式(5)を用いて、各感性指標について、目標音の感性指標値(感性品質値)を算出する。
Figure 2009042553
基準音の各感性指標の値(感性品質値)Yoは、当該感性指標の重回帰式の各音質指標の変数(説明変数)flに、当該基準音の音質指標値floを代入することで算出する。あるいは、基準音の各感性指標の値(感性品質値)Yoは、回帰式記憶部17に予め記憶されていてもよい。
ステップS106またはステップS107で算出された、目標音の各感性指標についての値(感性品質値)は、ここでは、推定された感性品質値と呼び、図12〜図14に示すように、表示装置20に表示する(ステップS108)。
図12は、図11に示した設定画面で指定された2つの感性指標についての、重回帰分析部16で算出された偏回帰係数とP値の表示例を示している。
図13は、全PEKについて感性品質推定部19で求めた感性品質値(各PEKに対し求めた重回帰式の説明変数に、目標音の音質指標値を代入し、その結果得られる感性品質値)の表示例を示している。図13では、全PEKをcommonalityの小さい順に上から表示している。
図14は、感性品質推定部19で算出した、図1の設定画面上で指定された目標音の2つの感性品質値(推定値)を2次元平面上に表現したものである。なお、図14では、目標音の2つの感性品質値(推定値)は、×印で示している。参考用に、図11の設定画面上で基準音を選択した場合には、その基準音の感性品質の値を表示する。この場合、感性品質推定部19は、基準音の音質指標値を、目標音設定部18で指定された2つの感性品質のそれぞれに対し求めた重回帰式の説明変数に代入することで、当該基準音の感性品質の値を求めてもよい。なお、図14に示すように、基準音を含む10種の評価対象の音si(i=1,2,…、10)の感性品質の値が表示されていてもよい。
目標音の感性品質の推定値とともに、基準音などの参照音(例えば、ここでは、上記10種の音)の感性品質の値を同じ平面上で表示することで、指定された2つの感性品質における基準音や参照音に対する目標音の位置づけが視覚的に理解できる。
ユーザが、例えば、図14に示した表示画面を参照しながら、図11のエリアA4で、スライドバーを操作して、目標音の音質指標値を変化させると、音質指標値の変化に応じて感性品質推定部19で算出された目標音の各感性指標の値が図13に示したように表示され、また、図14の表示画面上では、当該目標音の感性指標の値を示す点(図14では×印で示している)の表示が更新される。
図1の感性評価装置1を用いることで、再度、被験者に対し印象評価実験を行うことなく、音のデザイナーが作成した音(目標音)の感性品質を評価することができる。多様性のある感性語には複数のPEKが得られているから、目標音の音質指標値を物理パラメータとして、目的の感性が得られるかを客観的に判断できる。
本発明の実施の形態に記載した感性評価装置は、図1の各機能部の処理ステップ(図2及び図15に示した処理ステップ)を含むプログラムをコンピュータに実行させることにより実現できる。
また、このプログラムは、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、半導体メモリなどの記録媒体に格納して頒布することもできる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本実施形態に係る感性評価装置の構成例を示した図。 図1の感性評価装置における、人の感性と音の物理指標(音質指標)との関係を抽出するための処理動作を説明するためのフローチャート。 10種の評価対象の音si(i=1,2,…、10)について算出された4種の音質指標の値を示した図。 評価対象音としてクリーナの発する音を用いた場合に、被験者の印象評価実験に用いた22種の感性語対の例を示した図。 感性語対Ikについて、被験者pと被験者qの印象評価ベクトルの各要素(各評価対象の音s1〜s10に対する印象評価値)を平面上にマッピングした図。 被験者が8人の場合に、2人ずつの被験者の全組合せについて算出された、感性語対Ikにおける印象評価ベクトル間の類似度を示した図。 感性語対Ikにおける印象評価ベクトルの類似度dkpqを基に、全被験者を観点空間上における点の布置で表現した図であり、図7(a)は感性語対「小さい−大きい」の観点空間を示し、図7(b)は感性語対「ぼんやり−はっきり」の観点空間を示し、図7(c)は感性語対「貧弱な−豊かな」の観点空間を示している。 各感性語対の観点空間から得られたクラスタの数と各クラスタのcommonalityを示した図。 回帰式記憶部17に記憶されている情報の記憶例を示したもので、感性語対毎の各クラスタについて、有意水準αを10%と設定されているときに、PEKとして選択されたクラスタについて、その偏回帰係数、定数項、P値、及びcommonalityを示している。 本実施形態の手法(クラスタリングを行った場合)で算出された3つのPEKの偏回帰係数と、従来手法(クラスタリングを行わない場合)で算出された偏回帰係数とを比較するための図。 目標音の音質指標値を設定するための設定画面の一例を示した図。 図1の設定画面で指定された2つの感性指標(感性品質)の偏回帰係数とP値を表示例を示した図。 全PEKについて感性品質推定部で求めた感性品質値の表示例を示した図。 図1の設定画面上で指定された2つの感性品質の値(推定値)の表示例を示した図。 図1の感性評価装置における、目標音に対する感性指標値(感性品質値)の推定処理動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…感性評価装置
11…物理指標値算出部
12…物理指標値記憶部
13…印象評価入力部
14…クラスタ分析部
15…感性語クラスタ記憶部
16…重回帰分析部
17…回帰式記憶部
18…目標音設定部
19…感性品質推定部
20…表示部

Claims (19)

  1. 評価対象の複数の音のそれぞれについて、複数種類の音質指標値を求める手段と、
    前記評価対象の各音に対し得られた、複数種類の感性語対についての複数の被験者の印象評価値を基に、感性語対毎に前記複数の音に対する評価値が近い被験者をまとめた複数のクラスタを抽出するクラスタ分析手段と、
    各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタにおける印象評価値を目的変数、前記複数種類の音質指標値を説明変数とする重回帰式と、該重回帰式に対するP値を求める重回帰分析手段と、
    前記P値が予め定められた有意水準より小さいクラスタを選択する選択手段と、
    を含む感性評価装置。
  2. 前記クラスタ分析手段は、各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタ内の各被験者の前記複数の音に対する印象評価値から、当該クラスタの前記複数の音に対する代表評価値を算出し、
    前記重回帰分析手段は、各感性語対のクラスタ毎の前記複数の音に対する前記代表評価値と、前記複数の音のそれぞれの前記複数種類の音質指標値とから、前記重回帰式及び前記P値を求めることを特徴とする請求項1記載の感性評価装置。
  3. 前記クラスタ分析手段は、
    感性語対毎に、任意の2人の被験者間の前記複数の音に対する評価値の類似度を算出し、2人ずつの被験者の全組合せについて算出された前記類似度を基に、前記複数の被験者を当該感性語対の観点空間上に配置し、前記複数の被験者の前記観点空間上の配置位置から前記複数のクラスタを抽出することを特徴とする請求項1記載の感性評価装置。
  4. 上記類似度を、任意の2人の被験者間の前記複数の音に対する評価値の相関係数から算出することを特徴とする請求項3記載の感性評価装置。
  5. 各感性語対のクラスタ毎に、全被験者数と当該クラスタ内の被験者数とから、当該クラスタの一般性の度合い算出する算出手段
    をさらに含む請求項1記載の感性評価装置。
  6. 目標音に対応する複数種類の音質指標値を入力する第1の入力手段と、
    クラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記第1の入力手段で入力された前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記目標音の感性品質値を算出する第1の評価手段と、
    をさらに含む請求項1記載の感性評価装置。
  7. 基準音の音質指標値に対する相対値で、目標音に対応する音質指標値を入力する第2の入力手段と、
    前記相対値、クラスタ毎の前記重回帰式の偏回帰係数、及び前記基準音の感性品質値から前記目標音の感性品質値を算出する第2の評価手段と、
    をさらに含む請求項1記載の感性評価装置。
  8. 前記第2の評価手段は、クラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記基準音の複数種類の音質指標値を代入することにより、前記基準音の感性品質値を算出することを特徴とする請求項7記載の感性評価装置。
  9. 評価対象の複数の音のそれぞれについて、複数種類の音質指標値を求めるステップと、
    前記評価対象の各音に対し得られた、複数種類の感性語対についての複数の被験者の印象評価値を基に、感性語対毎に前記複数の音に対する評価値が近い被験者をまとめた複数のクラスタを抽出するクラスタ分析ステップと、
    各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタにおける印象評価値を目的変数、前記複数種類の音質指標値を説明変数とする重回帰式と、該重回帰式に対するP値を求める重回帰分析ステップと、
    前記P値が予め定められた有意水準より小さいクラスタを選択する選択ステップと、
    を含む感性評価方法。
  10. 前記クラスタ分析ステップは、各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタ内の各被験者の前記複数の音に対する印象評価値から、当該クラスタの前記複数の音に対する代表評価値を算出し、
    前記重回帰分析ステップは、各感性語対のクラスタ毎の前記複数の音に対する前記代表評価値と、前記複数の音のそれぞれの前記複数種類の音質指標値とから、前記重回帰式及び前記P値を求めることを特徴とする請求項9記載の感性評価方法。
  11. 前記クラスタ分析ステップは、
    感性語対毎に、任意の2人の被験者間の前記複数の音に対する評価値の類似度を算出し、2人ずつの被験者の全組合せについて算出された前記類似度を基に、前記複数の被験者を当該感性語対の観点空間上に配置し、前記複数の被験者の前記観点空間上の配置位置から前記複数のクラスタを抽出することを特徴とする請求項9記載の感性評価方法。
  12. 上記類似度を、任意の2人の被験者間の前記複数の音に対する評価値の相関係数から算出することを特徴とする請求項11記載の感性評価方法。
  13. 各感性語対のクラスタ毎に、全被験者数と当該クラスタ内の被験者数とから、当該クラスタの一般性の度合い算出する算出ステップ
    をさらに含む請求項9記載の感性評価方法。
  14. 目標音に対応する複数種類の音質指標値を入力する第1の入力ステップと、
    クラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記第1の入力ステップで入力された前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記目標音の感性品質値を算出する第1の評価ステップと、
    をさらに含む請求項9記載の感性評価方法。
  15. 基準音の音質指標値に対する相対値で、目標音に対応する音質指標値を入力する第2の入力ステップと、
    前記相対値、クラスタ毎の前記重回帰式の偏回帰係数、及び前記基準音の感性品質値から前記目標音の感性品質値を算出する第2の評価ステップと、
    をさらに含む請求項9記載の感性評価方法。
  16. 前記第2の評価ステップは、クラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記基準音の複数種類の音質指標値を代入することにより、前記基準音の感性品質値を算出することを特徴とする請求項15記載の感性評価方法。
  17. コンピュータを、
    評価対象の複数の音のそれぞれについて、複数種類の音質指標値を求める手段、
    前記評価対象の各音に対し得られた、複数種類の感性語対についての複数の被験者の印象評価値を基に、感性語対毎に前記複数の音に対する評価値が近い被験者をまとめた複数のクラスタを抽出するクラスタ分析手段、
    各感性語対のクラスタ毎に、当該クラスタにおける印象評価値を目的変数、前記複数種類の音質指標値を説明変数とする重回帰式と、該重回帰式に対するP値を求める重回帰分析手段、
    前記P値が予め定められた有意水準より小さいクラスタを選択する選択手段、
    として機能させるためのプログラム。
  18. コンピュータを、さらに、
    目標音に対応する複数種類の音質指標値を入力する第1の入力手段、
    クラスタ毎の前記重回帰式の各説明変数に、前記第1の入力手段で入力された前記複数種類の音質指標値を代入することにより、前記目標音の感性品質値を算出する第1の評価手段、
    として機能させるための請求項17記載のプログラム。
  19. コンピュータを、さらに、
    基準音の音質指標値に対する相対値で、目標音に対応する音質指標値を入力する第2の入力手段、
    前記相対値、クラスタ毎の前記重回帰式の偏回帰係数、及び前記基準音の感性品質値から前記目標音の感性品質値を算出する第2の評価手段、
    として機能させるための請求項17記載のプログラム。
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