JP6418077B2 - 液面検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体の液面の高さを検出する液面検出装置に関するものである。
従来の液面検出装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の液面検出装置は、液体が貯留されるタンク内に取付けされており、タンク内の液面に浮かぶフロート(浮き子)と、このフロートを保持すると共に、フロートの上下動に応じて回動するフロートアーム(レバー)とを備えている。
フロートアームは、細長い棒状の部材から形成されている。そして、フロートアームの先端側には、コの字状に折り曲げられたコの字状部分が形成されており、コの字状部分の開口側の先端部には係止部分が形成されている。一方、フロートの側面には、コの字状部分に対応する溝部が設けられている。そして、コの字状部分の開口側が弾性変形領域内で拡げられて、溝部にコの字状部分が入り込むようにフロートが挿入され、更に、係止部分によってフロートアームに対するフロートの抜け止めが成されている。
実開昭56−1128号公報
しかしながら、従来の液面検出装置は、タンク内に取付けされる際に、フロートを先端側として、タンクの開口部から挿入される。このとき、タンクの開口部は最小限度の大きさとされているため、タンク内におけるフロートの挿入状態を充分に目視しながら作業することができない。
よって、液面検出装置のタンク内への挿入時に、フロートがタンクの内壁に接触して、フロートの欠けや、傷付き等が発生する可能性がある。フロートの欠けや、傷付き等が発生すると、フロートの浮き特性が低下する、あるいは、傷付き時の破片が異物となって、フロートアームが回動する際の摺動部に支障をきたす等の問題が発生し得る。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、タンク内への取付け時に、フロートがタンクの内壁に接触しないようにすることのできる液面検出装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明では、タンク(10)内に貯留される液体の液面高さを検出する液面検出装置であって、
液面に浮かぶフロート(130)と、
細長の棒状を成して、一端側にフロート(130)が固定されて、他端側が支持体(110)に対して回動可能に支持されて、液面高さの変動によって上下移動するフロート(130)に応じて回動するフロートアーム(140)と、を備え、
フロートアーム(140)の一端側には、フロート(130)の周囲の少なくとも一部から離れた位置を迂回する迂回部(1410)が形成されており、
迂回部(1410)は、フロートアーム(140)の長手方向に沿うフロート(130)の先端側に形成されると共に、フロートアーム(140)の長手方向に沿う仮想ラインに対して、液面高さの最大側となる回動方向に所定量(L)離れて配置されたことを特徴としている。
この発明によれば、液面検出装置(100)を、タンク(10)内に挿入して取付けする際に、フロート(130)においてタンク(10)の内壁との干渉があったとしても、フロート(130)よりも先に迂回部(1410)がタンク(10)の内壁に当たるようになる。よって、フロート(130)がタンク(10)の内壁に直接的に接触するのを防止でき、フロート(130)の欠けや、傷付き等を防止できる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
燃料タンク内に取付けされる液面検出装置を示す説明図である。 第1実施形態におけるフロートおよびフロートアームを示す(a)は斜視図、(b)は正面図である。 燃料タンク内に燃料ポンプモジュールおよび液面検出装置を挿入する際の要領を示す説明図である。 フロートおよびフロート保持部の変形例1を示す斜視図である。 フロートおよびフロート保持部の変形例2を示す斜視図である。 フロートおよびフロート保持部の変形例3を示す斜視図である。 フロートおよびフロート保持部の変形例4を示す斜視図である。
第1実施形態における液面検出装置100について、図1〜図3を用いて説明する。まず、液面検出装置100の構成について説明する。
液面検出装置100は、車両用に適用されたものとなっており、図1に示すように、液体としての燃料を貯留する燃料タンク10内に取付け(設置)されている。燃料タンク10は、本発明のタンクに対応する。液面検出装置100は、燃料ポンプモジュール50に保持された状態で、燃料タンク10に貯留されている燃料の液面高さを検出する装置となっている。
尚、燃料ポンプモジュール50は、エンジンに燃料を供給する装置であり、例えば、燃料濾過用のフィルタ、燃料吐出用のポンプ、および燃料圧力保持用のプレッシャレギュレータ等が、円筒状のカップ部51内に収容されて形成されている。液面検出装置100によって検出された検出結果は、例えば、コンビネーションメータのECU(電子制御装置)に出力され、燃料残量情報としてコンビネーションメータによって運転者に表示されるようになっている。
液面検出装置100は、可変抵抗器を備え、燃料の液面高さの変化に応じて可変抵抗器の抵抗値が変わることで、燃料の液面高さを検出する可変抵抗型の液面検出装置となっている。液面検出装置100は、ハウジング110、インシュレータ120、フロート130、およびフロートアーム140等を備えている。
ハウジング110は、液面検出装置100の本体部であり、且つ、インシュレータ120およびフロートアーム140を支持する支持体であり、例えば、ポリアセタール(POM)樹脂等の樹脂材料よって形成されている。ハウジング110は、燃料ポンプモジュール50のカップ部51の周面の所定部位に取り付けられており、この燃料ポンプモジュール50を介して燃料タンク10に固定されている。ハウジング110には、インシュレータ120およびフロートアーム140を回動可能に支持する支持部、可変抵抗器用の抵抗体、およびインシュレータ120およびフロートアーム140の回動位置を規制するストッパー等が設けられている。
インシュレータ120は、正面形状が長円形を成す板状の部材となっており、例えば、ハウジング110と同様に、POM樹脂等の樹脂材料によって形成されている。インシュレータ120の長手方向の一端側は、ハウジング110の支持部に回動可能に支持されている。また、インシュレータ120の長手方向の一端側には、フロートアーム140の回動軸(本発明の他端側)が挿入されるアーム挿入孔121が設けられている。また、インシュレータ120の長手方向の中間部には、アーム挿入孔121を中心にしてフロートアーム140がインシュレータ120に対して移動しないように固定するための係止爪122が設けられている。よって、インシュレータ120は、フロートアーム140と一体的にハウジング110に対して回動するようになっている。
また、インシュレータ120のハウジング110側の面には、ハウジング110の抵抗体と接触する摺動プレートが設けられており、インシュレータ120の回動に伴って、抵抗体との接触位置が変化して、抵抗体の抵抗値が変化されるようになっている。ハウジング110の抵抗体と、インシュレータ120の摺動プレートとによって、可変抵抗器が形成される。
尚、インシュレータ120の回動動作は、フロートアーム140の中間部(長く延びる部位)がほぼ水平方向となる液面の最小側となる位置で、それ以上は液面の最小側に移動しないように、ハウジング110側に設けられたストッパーによって、位置規制されるようになっている。
フロート130は、図2に示すように、四角形の板状部材となっており、例えば、発泡させたエボナイト等の燃料よりも比重の小さい材料により形成されている。フロート130は、燃料の液面に浮揚可能となっている。フロート130は、フロートアーム140の一端側に設けられたフロート保持部141に固定されている。
フロート130の本体部131には、中心部を板面に沿う方向に貫通する挿入孔132が形成されている。また、挿入孔132の一方の開口側となるフロート130の側面1311には、側面1311の長手方向に延びる溝部133が形成されている。溝部133の断面形状は、フロートアーム140の断面形状の半分程度に相当する形状(半円形状)となっており、フロートアーム140の一部が、この溝部133に、はめ込まれるようになっている。
フロートアーム140は、例えば、ステンレス鋼等の金属材料からなる細長の丸棒状の心材によって形成されている。フロートアーム140の長手方向の一端側にはフロート保持部141が形成され、また、長手方向の他端側には回動軸が形成されている。尚、フロートアーム140の形状説明にあたっては、例えば、図2に示すように、インシュレータ120から延びるフロートアーム140の中間部が水平方向に延びる位置にあるときを例にしている。フロートアーム140の中間部は、フロート130の側面1311と対向する側面1312の下側を通るように延びている。
フロート保持部141は、フロートアーム140の一端側を屈曲させることによって形成されている。フロート保持部141は、本実施形態では、第1曲げ部1411、第2曲げ部1412、第3曲げ部1413、第4曲げ部1414、および第5曲げ部1415によって形成されている。
第1曲げ部1411は、フロートアーム140の中間部の先端側から、長手方向に沿う仮想ラインに対して、液面高さの最大側となる方向に所定量Lだけ離れ、且つ、フロート130からも離れるように斜め上側に曲げられた部位となっている。
また、第2曲げ部1412は、第1曲げ部1411の先端部から、フロート130の側面1313の長手方向に沿うように延びる部位となっている。側面1313は、側面1311および側面1312と隣り合う面であり、フロート130において、フロートアーム140がインシュレータ120側から延びていく先端側に対応する面である。第2曲げ部1412の長さは、側面1313の長手方向長さと同等である。また、第2曲げ部1412の上下方向の位置は、フロート130の上面の位置と同等あるいは、それよりも上側となっている。
また、第3曲げ部1413は、第2曲げ部1412の先端部から、フロート130の側面1311の高さ方向の中央位置に向けて斜め下側に曲げられた部位となっている。
また、第4曲げ部1414は、第3曲げ部1413の先端部から、フロート130に向かい、側面1311に沿って、且つ、挿入孔132の一方の開口部まで延びるように曲げられた部位となっている。第4曲げ部1414の一部は、フロート130の溝部133にはめ込まれている。
また、第5曲げ部1415は、第4曲げ部1414の先端部から、挿入孔132を貫通して、反対側(他方)の開口部から突出するように曲げられた部位となっている。第5曲げ部1415の先端部には、側面1312に当接するようにワッシャ142が装着され、更に、第5曲げ部1415の先端部が潰された潰し部143となっている。
上記のように、第4曲げ部1414が溝部133にはめ込まれ、第5曲げ部1415が挿入孔132に挿通され、且つ、第5曲げ部1415の先端部に潰し部143が形成されることで、フロート130は、第5曲げ部1415に対して回転することなく、フロート保持部141に固定されている。
ここで、各曲げ部1411〜1415のうち、主に、第1曲げ部1411〜第3曲げ部1413によって、迂回部1410が形成されている。迂回部1410は、フロートアーム140の一端側で、フロート130の周囲の少なくとも一部(ここでは側面1311〜1313)から離れた位置を迂回するように取り回しされた部位である。
一方、フロートアーム140の回動軸は、フロートアーム140の他端側を、インシュレータ120のアーム挿入孔121の軸線に沿う方向に、90度程度屈曲させることによって形成されている。回動軸は、アーム挿入孔121に挿入されて、インシュレータ120と共に、ハウジング110に対して回動可能に支持されている。
よって、フロートアーム140は、液面高さの変動に伴うフロート130の上下移動を、インシュレータ120の回動運動に変換すると共に、ハウジング110における抵抗体の抵抗値を変化させるようになっている。
次に、上記のように形成される液面検出装置100の燃料タンク10内への取付け要領について、図3を用いて説明する。
まず、燃料ポンプモジュール50に組付けされた液面検出装置100において、カップ部51に対して、フロートアーム140を回動させることで、インシュレータ120がハウジング110のストッパーによって位置規制されて、燃料タンク10内での姿勢を想定した場合に、液面の最小側となるような位置関係にする(図1相当)。
次に、フロート130を下側、カップ部51を上側として、フロートアーム140の中間部が斜めになるように、フロート130を燃料タンク10の開口部11から挿入していく(図3中の白矢印)。そして、フロートアーム140の中間部の傾斜が順次水平方向となっていくように、開口部11において、フロートアーム140およびカップ部51を回転させていく。これによって、フロート130は、開口部11と対応する燃料タンク10の底部から離れた底部側に順次移動され、また、カップ部51は、筒状の軸線が上下方向を向く本来の取付け姿勢で開口部11を通過して、挿入される。そして、カップ部51は、燃料タンク10の底部に乗るように位置固定される。
本実施形態では、フロートアーム140の一端側に迂回部1410を設けるようにしている。これにより、液面検出装置100を、燃料タンク10内に挿入して取付けする際に、フロート130において燃料タンク10の底部(内壁)との干渉があったとしても(図3中の接触)、フロート130よりも先に迂回部1410が燃料タンク10の底部に当たるようになる。よって、フロート130が燃料タンク10の底部に直接的に接触するのを防止でき、フロート130の欠けや、傷付き等を防止できる。
また、迂回部1410は、フロートアーム140の長手方向に沿うフロート130の先端側に位置するように形成されている。これにより、燃料タンク10内への挿入方向に対して、まず、干渉が心配されるフロート130先端側を確実に保護することが可能となる。
また、迂回部1410は、フロートアーム140の長手方向に沿う仮想ラインに対して、液面高さの最大側となる回動方向に所定量Lだけ離れて配置されている。これにより、迂回部1410が燃料タンク10の底部に当たったときに、回動用のモーメントが発生しやすく、フロートアーム140が、液面高さの高い側に対応する方向に回動しやすくなるので(図3中の回動)、燃料タンク10への挿入作業が容易となる。
(変形例1)
上記第1実施形態に対する変形例1を図4に示す。変形例1は、上記第1実施形態に対して、フロート130の形状を変更してフロート130Aとし、フロート保持部141の形状を変更してフロート保持部141Aとしている。また、フロート130Aの固定のためのワッシャ142、潰し部143に代えて、係止部144、145を設けたものとしている。
フロート130Aは、挿入孔132が廃止されており、側面1311、および側面1312に溝部133がそれぞれ形成されたものとなっている。
また、フロートアーム140の中間部は、フロート130Aの側面1312の高さ方向の中央位置に対応するように延びている。フロートアーム140の中間部の先端側には、フロート130Aを係止するためのクランク状に曲げられた係止部144が形成され、更に係止部144の先端側は、側面1312の溝部133にはめ込まれている。そして、フロートアーム140におけるフロート保持部141Aは、側面1312の溝部133にはめ込まれた部位、および第1曲げ部1411〜第4曲げ部1414によって形成されている。
第1曲げ部1411は、フロートアーム140の中間部の先端側から、長手方向に沿う仮想ラインに対して、液面高さの最大側となる方向に所定量L1だけ離れ、且つ、フロート130Aからも離れるように斜め上側に曲げられた部位となっている。
また、第2曲げ部1412は、第1曲げ部1411の先端部から、フロート130Aの側面1313の長手方向に沿うように延びる部位となっている。第2曲げ部1412の長さは、側面1313の長手方向長さと同等である。また、第2曲げ部1412の上下方向の位置は、フロート130Aの上面の位置と同等あるいは、それよりも上側となっている。
また、第3曲げ部1413は、第2曲げ部1412の先端部から、フロート130Aの側面1311の高さ方向の中央位置に向けて斜め下側に曲げられた部位となっている。
また、第4曲げ部1414は、第3曲げ部1413の先端部から、側面1311に沿って、延びるように曲げられた部位となっている。第4曲げ部1414は、側面1311の溝部133にはめ込まれている。
そして、第4曲げ部1414の先端側には、フロート130Aを係止するためのフック状に曲げられた係止部144が形成されている。
以上のように変形例1においては、主に、第1曲げ部1411〜第3曲げ部1413によって、迂回部1410が形成されており、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、変形例1においては、フロート保持部141Aのコの字状部の開口側が、弾性変形領域内で拡げられてフロート130がコの字状部内に挿入されて組付けされる。組付け後は、係止部144、145によって、フロート130が係止される。よって、上記第1実施形態のようなワッシャ142、および潰し部143(潰し加工)を不要とすることができる。
(変形例2)
上記第1実施形態に対する変形例2を図5に示す。変形例2は、上記第1実施形態に対して、フロート130の形状を変更してフロート130Bとし、フロート保持部141の形状を変更してフロート保持部141Bとしている。
フロート130Bは、側面1311の溝部133は廃止され、側面1312に溝部133が形成されている。挿入孔132は、フロート130と同様に形成されている。
また、フロートアーム140の中間部は、フロート130Bの側面1312の高さ方向の中央位置に対応し、且つ、側面1312から離れた位置に延びている。そして、フロートアーム140におけるフロート保持部141Bは、第1曲げ部1411〜第5曲げ部1415によって形成されている。
第1曲げ部1411は、フロートアーム140の中間部の先端側から、長手方向に沿う仮想ラインに対して、液面高さの最大側となる方向に所定量L1だけ離れ、且つ、斜め上側に曲げられた部位となっている。
また、第2曲げ部1412は、第1曲げ部1411の先端部から、フロート130Bの側面1313の長手方向に沿うように延びる部位となっている。第2曲げ部1412の長さは、フロートアーム140の中間部から、側面1312に至る長さと同等である。また、第2曲げ部1412の上下方向の位置は、フロート130Bの上面の位置と同等あるいは、それよりも上側となっている。
また、第3曲げ部1413は、第2曲げ部1412の先端部から、フロート130Bの側面1312の高さ方向の中央位置に向けて斜め下側に曲げられた部位となっている。
また、第4曲げ部1414は、第3曲げ部1413の先端部から、側面1312に沿って、延びるように曲げられた部位となっている。第4曲げ部1414は、側面1312の溝部133にはめ込まれている。
また、第5曲げ部1415は、第4曲げ部1414の先端部から、挿入孔132を貫通して、側面1311の開口部から突出するように曲げられた部位となっている。第5曲げ部1415の先端部には、側面1311に当接するようにワッシャが装着され、更に、第5曲げ部1415の先端部が潰された潰し部143となっている。
以上のように変形例2においては、主に、第1曲げ部1411〜第3曲げ部1413によって、迂回部1410が形成されており、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(変形例3)
上記第1実施形態に対する変形例3を図6に示す。変形例3は、上記第1実施形態に対して、フロート130の形状を変更してフロート130Cとし、フロート保持部141の形状を変更してフロート保持部141Cとしている。
フロート130Cにおいて、挿入孔132は、側面1313側から側面1314側に向けてフロート130Cの中心部を貫通されるように形成されている。また、側面1311の溝部133は廃止され、側面1312に溝部133が形成されている。
また、フロートアーム140の中間部は、フロート130の側面1312の高さ方向の中央位置に対応するように延びている。フロートアーム140の中間部の先端側は、側面1312の溝部133にはめ込まれている。そして、フロートアーム140におけるフロート保持部141Cは、側面1312の溝部133にはめ込まれた部位、および第1曲げ部1411〜第4曲げ部1414によって形成されている。
第1曲げ部1411は、フロートアーム140の中間部の先端側から、長手方向に沿う仮想ラインに対して、液面高さの最大側となる方向に所定量L1だけ離れ、且つ、斜め上側に曲げられた部位となっている。
また、第2曲げ部1412は、第1曲げ部1411の先端部から、フロート130Cの側面1313の長手方向に沿うように延びる部位となっている。第2曲げ部1412の長さは、側面1313の長手方向の半分に対応する長さとなっている。また、第2曲げ部1412の上下方向の位置は、フロート130Cの上面の位置と同等あるいは、それよりも上側となっている。
また、第3曲げ部1413は、第2曲げ部1412の先端部から、フロート130Cの側面1313の高さ方向の中央位置に向けて斜め下側に曲げられた部位となっている。
また、第4曲げ部1414は、第3曲げ部1413の先端部から、挿入孔132を貫通して、側面1314側の開口部から突出するように曲げられた部位となっている。第4曲げ部1414の先端部には、側面1314に当接するようにワッシャ142が装着され、更に、第4曲げ部1414の先端部が潰された潰し部143となっている。
以上のように変形例3においては、主に、第1曲げ部1411〜第3曲げ部1413によって、迂回部1410が形成されており、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(変形例4)
上記第1実施形態に対する変形例4を図7に示す。変形例4は、上記第1実施形態に対して、フロート130の形状を変更してフロート130Bとし、フロート保持部141の形状を変更してフロート保持部141Dとしている。フロート130Bは、変形例2と同じである。
フロートアーム140の中間部は、フロート130Bの側面1312の高さ方向の中央位置に対応するように延びている。フロートアーム140の中間部の先端側は、側面1312の溝部133にはめ込まれている。そして、フロートアーム140におけるフロート保持部141Dは、側面1312の溝部133にはめ込まれた部位、および第1曲げ部1411〜第3曲げ部1413によって形成されている。
第1曲げ部1411は、フロートアーム140の中間部の先端側から、挿入孔132を貫通して、側面1311の側の開口部から突出するように曲げられた部位となっている。
第2曲げ部1412は、第1曲げ部1411の先端部から、フロートアーム140の中間部の長手方向に沿う仮想ラインに対して、液面高さの最大側となる方向に所定量L2だけ離れ、且つ、フロート130B(側面1313)からも離れるように斜め上側に曲げられた部位となっている。
第3曲げ部1413は、第2曲げ部1412の先端部から、側面1313とは反対側の側面1314側を向く方向に曲げられた部位となっている。第3曲げ部1413の上下方向の位置は、フロート130Bの上面の位置と同等あるいは、それよりも上側となっている。
以上のように変形例4においては、主に、第2曲げ部1412、第3曲げ部1413によって、迂回部1410が形成されており、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、変形例4においては、フロートアーム140に第1曲げ部1411を形成した時点で、フロート130Bの挿入孔132に通し、その後、第2曲げ部1412、および第3曲げ部1413を形成することで、フロートアーム140にフロート130Bを保持するようにしている。よって、上記第1実施形態のようなワッシャ142、および潰し部143(潰し加工)を不要とすることができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明による変形例1〜4を含む実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態、および組み合わせに適用することができる。
上記実施形態では、フロートアーム140の迂回部1410を、フロート130に対して、フロートアーム140の長手方向に沿うフロート130の先端側で、フロートアーム140の長手方向に沿う仮想ラインに対して液面高さの最大側となる回動方向に所定量(L、L1、L2)離れる位置に配置するようにした。
しかしながら、燃料タンク10への液面検出装置100の挿入方向、挿入角度、あるいは燃料タンク10の形状等に応じて、迂回部1410は、フロート130の周囲の少なくとも一部から離れた位置に配置することができる。
例えば、迂回部1410を、フロートアーム140の長手方向の先端側に対して、交差する方向の側面側に配置するようにしてもよい。
また、迂回部1410を、フロートアーム140の長手方向の延長線上に配置するようにしてもよい。また、迂回部1410を、フロートアーム140の長手方向に沿う仮想ラインに対して液面高さの最小側となる回動方向に所定量、離れる位置に配置するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、可変抵抗器を用いた可変抵抗式の液面検出装置100に適用するものとしたが、これに限らず、一対の磁石の間にホールIC素子が非接触で配置されて、ホールICにおける磁束密度の変化に基づいて液面高さを検出する非接触式の液面検出装置に適用されるものとしてもよい。
更に、本発明を燃料の残量を検出する車両用の液面検出装置に適用した例に基づいて説明した。しかしながら、本発明の適用対象は、こうした液面検出装置に限る必要はなく、車両に搭載される他の液体、例えばブレーキフルード、エンジン冷却水、エンジンオイル等の容器内の液面検出装置であってもよい。更に、車両用に限らず、各種民生用機器、各種輸送機械が備える液体容器内に設けられる液面検出装置に、本発明は適用可能である。
10 燃料タンク(タンク)
100 液面検出装置
110 ハウジング(支持体)
130 フロート
140 フロートアーム
1410 迂回部

Claims (1)

  1. タンク(10)内に貯留される液体の液面高さを検出する液面検出装置であって、
    前記液面に浮かぶフロート(130)と、
    細長の棒状を成して、一端側に前記フロート(130)が固定されて、他端側が支持体(110)に対して回動可能に支持されて、前記液面高さの変動によって上下移動する前記フロート(130)に応じて回動するフロートアーム(140)と、を備え、
    前記フロートアーム(140)の前記一端側には、前記フロート(130)の周囲の少なくとも一部から離れた位置を迂回する迂回部(1410)が形成されており、
    前記迂回部(1410)は、前記フロートアーム(140)の長手方向に沿う前記フロート(130)の先端側に形成されると共に、前記フロートアーム(140)の長手方向に沿う仮想ラインに対して、前記液面高さの最大側となる回動方向に所定量(L)離れて配置されたことを特徴とする液面検出装置。
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