JP6416849B2 - 情報処理装置、プログラム、及び、情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、及び、情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、及び、情報処理方法に関する。
携帯電話などの無線通信端末を利用して、移動体通信ネットワークの回線速度等に関する情報を収集する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2003−249887号公報
しかしながら、屋内で収集された情報を選択的に抽出して解析する技術の開発は進んでいない。
本発明の第1の態様においては、情報処理装置が提供される。上記の情報処理装置は、例えば、通信端末の位置に関する複数のログ情報を取得するログ情報取得部を備える。上記の情報処理装置は、複数のログ情報のうち少なくとも2つのログ情報の中から、通信端末のユーザの拠点を示すログ情報を抽出する抽出部を備えてもよい。上記の情報処理装置において、複数のログ情報のそれぞれは、通信端末の位置を示す位置情報と、当該位置が測定された時刻を示す時刻情報とを含んでよい。上記の情報処理装置において、抽出部は、第1判定部を有してよい。第1判定部は、少なくとも2つのログ情報に含まれる第1ログ情報により示される位置と、少なくとも2つのログ情報に含まれる第2ログ情報により示される位置との間における通信端末の移動速度に関するパラメータを算出してよい。第1判定部は、移動速度に関するパラメータが予め定められた第1条件を満足する場合、第1ログ情報及び第2ログ情報の少なくとも一方を、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定してよい。
上記の情報処理装置は、第1判定部がユーザの拠点を示すログ情報であると判定したログ情報を、当該ログ情報に含まれる位置情報に基づいて、複数の区分の何れかに分類する分類部を備えてよい。上記の情報処理装置において、抽出部は、第2判定部を有してよい。第2判定部は、第1判定部がユーザの拠点を示すログ情報であると判定しなかったログ情報の少なくとも一部を、当該ログ情報に含まれる位置情報に基づいて、複数の区分の何れかに分類してよい。第2判定部は、複数の区分のうち、分類部により当該区分に分類されたログ情報の個数が予め定められた値よりも大きな区分に分類されたログ情報を、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定してよい。
上記の情報処理装置において、複数のログ情報のそれぞれは、位置情報により示される位置の精度を示す精度情報を含んでよい。上記の情報処理装置において、第1ログ情報及び第2ログ情報は、精度情報により示される精度が予め定められた第2条件を満足してもよい。上記の情報処理装置において、第1条件は、第2条件に基づいて定められてよい。
本発明の第2の態様においては、プログラムが提供される。上記のプログラムは、コンピュータを、上記の情報処理装置として機能させるための、プログラムであってよい。上記のプログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体が提供されてもよい。
本発明の第3の態様においては、情報処理方法が提供される。上記の情報処理方法は、例えば、通信端末の位置に関する複数のログ情報を取得するログ情報取得段階を有する。上記の情報処理方法は、複数のログ情報のうち少なくとも2つのログ情報の中から、通信端末のユーザの拠点を示すログ情報を抽出する抽出段階を有してよい。上記の情報処理方法において、複数のログ情報のそれぞれは、通信端末の位置を示す位置情報と、当該位置が測定された時刻を示す時刻情報とを含んでよい。上記の情報処理方法において、抽出段階は、第1判定段階を有してよい。第1判定段階は、少なくとも2つのログ情報に含まれる第1ログ情報により示される位置と、少なくとも2つのログ情報に含まれる第2ログ情報により示される位置との間における通信端末の移動速度に関するパラメータを算出する段階を含んでよい。第1判定段階は、移動速度に関するパラメータが予め定められた第1条件を満足する場合、第1ログ情報及び第2ログ情報の少なくとも一方を、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定する段階を含んでよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
ログ情報解析システム100のシステム構成の一例を概略的に示す。 拠点データ抽出部126の内部構成の一例を概略的に示す。 前処理部120における情報処理の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一または類似の部分には同一の参照番号を付して、重複する説明を省く場合がある。
[ログ情報解析システム100の概要]
図1は、ログ情報解析システム100のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、ログ情報解析システム100は、複数の通信端末20のそれぞれから、通信ネットワーク10を介して、各端末からの複数のログ情報を取得する。ログ情報の詳細については後述する。ログ情報解析システム100は、収集された多数のログ情報を解析する。本実施形態において、ログ情報解析システム100は、複数の通信端末20から収集されたログ情報を解析して、各端末のユーザの拠点に関する情報を取得する。ユーザの拠点としては、ユーザの自宅、職場、立ち寄り先などを例示することができる。ユーザの拠点において取得されたログ情報は、多くの場合、主に、屋内において取得されたログ情報である。
ログ情報の形式は特に限定されるものではないが、本実施形態において、各通信端末からのログ情報は、当該通信端末の位置を示す情報を含む。ログ情報は、例えば、複数の通信端末20のそれぞれを識別するための端末識別情報(端末IDと称される場合がある。)と、当該IDにより識別される通信端末20の位置を示す位置情報と、当該位置情報が取得された時刻を示す時刻情報とを含む。時刻情報は、時刻を示す情報を含んでいれば、その形式については特に限定されない。時刻情報は、時刻のみを示す情報であってもよく、日時を示す情報であってもよい。
端末IDとしては、通信端末20のユーザが特定されることを抑制しつつ、通信端末20を識別することができる情報が用いられることが好ましい。例えば、特定の通信端末20の端末IDとして、ランダムに選択された符号列が付与される。符号列は、通信端末20のそれぞれに固有の符号列であってもよく、複数の通信端末20の間で再利用されてもよい。端末IDは、予め定められた期間ごとに更新されてもよく、予め定められた時刻に更新されてもよく、ユーザなどの指示により任意のタイミングで更新されてもよい。端末IDを適切な間隔で更新することにより、各端末のユーザが特定されることを抑制しつつ、ログ情報の時間的な関連性を考慮した解析が可能になる。
ログ情報は、位置情報の精度を示す精度情報を含んでもよい。精度情報は、測位誤差を示す情報であってよく、水平方向における測位誤差を示す情報であってよい。精度情報は、垂直方向における測定誤差を示す情報を含んでもよい。
ログ情報は、位置情報と、当該位置情報により示される位置における何らかの情報とを含んでもよい。一実施形態において、ログ情報は、位置情報と、当該位置情報により示される位置における任意の物理量に関する情報とを含む。任意の物理量としては、気温、気圧、湿度、風速、風向き、加速度、加速の方向、任意の物質の濃度などを例示することができる。
他の実施形態において、ログ情報は、位置情報と、当該位置情報により示される位置における通信環境に関する情報(通信環境情報と称する場合がある。)とを含んでもよい。通信環境としては、通信の可否、電波状況、通信品質、通信方式、通信キャリアなどに関する情報を例示することができる。通信環境情報は、電波に関連する情報以外に、ネットワークに関する情報を含んでもよい。
通信の可否は、例えば、電波受信レベルが予め定められたレベルよりも小さい場合(例えば、圏外である場合)に、通信が可能でない(通信不可と称する場合がある。)と判断される。通信の可否は、予め定められた期間の間に通信を確立することができない場合に、通信が可能でないと判断されてもよい。通信の可否は、予め定められた回数の試行の結果、通信を確立することができた試行の回数が予め定められた値よりも小さい場合に、通信が可能でないと判断されてもよい。
電波状況としては、電波受信レベル、電波強度、RSCP(Received Signal Code Power)、CID(Cell ID)、eNodeB ID、ECGI(E−UTRAN Cell Global ID)、RSRP(Reference Signal Received Power)、RSRQ(Reference Signal Received Quality)などを例示することができる。通信品質としては、通信速度、データ通信のスループット、データ通信のレイテンシなどを例示することができる。
本実施形態において、通信ネットワーク10は、有線通信の伝送路であってもよく、無線通信の伝送路であってもよく、無線通信の伝送路及び有線通信の伝送路の組み合わせであってもよい。通信ネットワーク10は、無線パケット通信網、インターネット、P2Pネットワーク、専用回線、VPNなどを含んでもよい。通信ネットワーク10は、(i)携帯電話回線網などの移動体通信網を含んでもよく、(ii)無線MAN(例えば、WiMAX(登録商標)である。)、無線LAN(例えば、WiFi(登録商標)である。)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの無線通信網を含んでもよい。
本実施形態において、通信端末20は、通信ネットワーク10を介して、ログ情報解析システム100と情報を送受することのできる機器であればよく、通信端末20の詳細については特に限定されない。通信端末20は、移動可能又は携帯可能であることが好ましい。通信端末20は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェア及びソフトウエアにより実現されてもよい。通信端末20としては、パーソナルコンピュータ、携帯端末などを例示することができる。携帯端末としては、携帯電話、スマートフォン、PDA、タブレット、ノートブック・コンピュータ又はラップトップ・コンピュータ、ウエアラブル・コンピュータなどを例示することができる。通信端末20は、ブロックチェーンなどの分散型台帳技術又は分散型ネットワークを利用して、情報を格納してもよい。
通信端末20を構成する構成要素の少なくとも一部がソフトウエアにより実現される場合、当該ソフトウエアにより実現される構成要素は、一般的な構成の情報処理装置において、当該構成要素に関する動作を規定したソフトウエア又はプログラムを起動することにより実現されてよい。上記の情報処理装置は、(i)CPU、GPUなどのプロセッサ、ROM、RAM、通信インタフェースなどを有するデータ処理装置と、(ii)キーボード、タッチパネル、カメラ、マイク、各種センサ、GPS受信機などの入力装置と、(iii)表示装置、スピーカ、振動装置などの出力装置と、(iv)メモリ、HDDなどの記憶装置(外部記憶装置を含む。)とを備えてよい。
上記の情報処理装置において、上記のデータ処理装置又は記憶装置は、上記のソフトウエア又はプログラムを記憶してよい。上記のソフトウエア又はプログラムは、プロセッサによって実行されることにより、上記の情報処理装置に、当該ソフトウエア又はプログラムによって規定された動作を実行させる。上記のソフトウエア又はプログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体に格納されていてもよい。
[ログ情報解析システム100の各部の説明]
本実施形態において、ログ情報解析システム100は、統計処理部110と、前処理部120とを備える。本実施形態において、前処理部120は、ログ情報取得部122と、対象データ抽出部124と、拠点データ抽出部126と、入力部132と、出力部134と、格納部136とを有する。ログ情報解析システム100の各部は、互いに情報を送受してよい。拠点データ抽出部126は、抽出部の一例であってよい。
本実施形態において、統計処理部110は、ログ情報を解析する。本実施形態において、統計処理部110は、入力されたログ情報を統計処理して、統計データを出力する。例えば、各ログ情報が通信環境に関する情報を含んでいる場合、統計処理部110は、通信環境の地理的分布に関する情報を出力する。
本実施形態において、前処理部120は、統計処理部110における統計処理のための前処理を実行する。また、前処理部120は、前処理後のデータを統計処理部110に出力する。
一実施形態において、前処理部120は、前処理として、複数のログ情報の中から、統計処理部110による解析の速度又は精度に影響を与え得るログ情報を除去する。例えば、統計処理部110が通信環境の地理的分布を解析する場合、前処理部120は、通信環境情報を含まないログ情報を除去する。統計処理部110は、異常な値を含むログ情報を除去してもよい。統計処理部110は、特定の通信端末20に関連する複数のログ情報の少なくとも1つを、当該ログ情報に含まれる位置情報により示される位置に基づいて、当該ログ情報を除去するか否かを判定してよい。例えば、統計処理部110は、特定の通信端末20に関連する複数のログ情報のうち、略同一の位置において取得された第1の数のログ情報を、第2の数のログ情報に集約する。第2の数は、第1の数よりも小さくてよい。
他の実施形態において、前処理部120は、前処理として、複数のログ情報の中から、統計処理部110における解析対象となり得るログ情報を抽出する。例えば、前処理部120は、屋内で取得された可能性が高い情報を含むログ情報を抽出する。屋外で取得された可能性が高い情報を含むログ情報を抽出してもよい。前処理部120は、ログ情報に含まれる精度情報に基づいて、当該ログ情報が屋内で取得された可能性が高いか、屋外で取得された可能性が高いかを判定してよい。前処理部120は、特定の通信端末20に関連する複数のログ情報のそれぞれに含まれる位置情報に基づいて、各ログ情報が取得された時の通信端末20の移動速度に関するパラメータを算出し、当該パラメータの値に基づいて、各ログ情報が屋内で取得された可能性が高いか、屋外で取得された可能性が高いかを判定してよい。
本実施形態において、ログ情報取得部122は、複数の通信端末20のそれぞれから、複数のログ情報を取得する。ログ情報取得部122は、格納部136にアクセスして、格納部136に格納されている上記のログ情報を取得してもよい。ログ情報取得部122は、取得した複数のログ情報を対象データ抽出部124に送信する。
本実施形態において、対象データ抽出部124は、ログ情報取得部122が取得した複数のログ情報の中から、調査対象となる通信端末20に関する1以上のログ情報を抽出する。ログ情報取得部122は、例えば、各ログ情報に含まれる端末IDに基づいて、抽出すべきログ情報を決定する。対象データ抽出部124は、抽出された1以上のログ情報の中から、統計処理部110による解析の速度又は精度に影響を与え得るログ情報を除去してもよい。対象データ抽出部124は、抽出された1以上のログ情報を、拠点データ抽出部126に出力する。対象データ抽出部124は、抽出された1以上のログ情報を、各ログ情報に含まれる時刻情報に基づいて時系列に並べ替えた後、拠点データ抽出部126に出力してもよい。
本実施形態において、拠点データ抽出部126は、調査対象となる通信端末20に関する1以上のログ情報の中から、屋内で取得された可能性が高い情報を含むログ情報を抽出する。一実施形態において、拠点データ抽出部126は、複数のログ情報のうち少なくとも2つのログ情報の中から、通信端末20のユーザの拠点を示すログ情報を抽出する。例えば、拠点データ抽出部126は、対象データ抽出部124が抽出した1又は複数のログ情報の中から、通信端末20のユーザの拠点において取得された可能性の高いログ情報を抽出する。拠点データ抽出部126は、抽出されたログ情報を統計処理部110に出力する。
本実施形態において、入力部132は、ユーザまたは外部の機器からの入力を受け付ける。入力部としては、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、撮像装置、マイク、GPS受信機などを例示することができる。本実施形態において、出力部134は、ユーザ又は外部の機器に情報を出力する。出力部134としては、表示装置、印刷装置、音声出力装置などを例示することができる。本実施形態において、格納部136は、各種の情報を格納する。
[ログ情報解析システム100の各部の具体的な構成]
ログ情報解析システム100の各部は、ハードウェアにより実現されてもよく、ソフトウエアにより実現されてもよく、ハードウェア及びソフトウエアにより実現されてもよい。ログ情報解析システム100の各部は、その少なくとも一部が、単一のサーバによって実現されてもよく、複数のサーバによって実現されてもよい。ログ情報解析システム100の各部は、その少なくとも一部が、仮想サーバ上又はクラウドシステム上で実現されてもよい。ログ情報解析システム100の各部は、その少なくとも一部が、パーソナルコンピュータ又は携帯端末によって実現されてもよい。携帯端末としては、携帯電話、スマートフォン、PDA、タブレット、ノートブック・コンピュータ又はラップトップ・コンピュータ、ウエアラブル・コンピュータなどを例示することができる。ログ情報解析システム100は、ブロックチェーンなどの分散型台帳技術又は分散型ネットワークを利用して、情報を格納してもよい。
ログ情報解析システム100を構成する構成要素の少なくとも一部がソフトウエアにより実現される場合、当該ソフトウエアにより実現される構成要素は、一般的な構成の情報処理装置において、当該構成要素に関する動作を規定したソフトウエア又はプログラムを起動することにより実現されてよい。上記の情報処理装置は、(i)CPU、GPUなどのプロセッサ、ROM、RAM、通信インタフェースなどを有するデータ処理装置と、(ii)キーボード、タッチパネル、カメラ、マイク、各種センサ、GPS受信機などの入力装置と、(iii)表示装置、スピーカ、振動装置などの出力装置と、(iv)メモリ、HDDなどの記憶装置(外部記憶装置を含む。)とを備えてよい。上記の情報処理装置において、上記のデータ処理装置又は記憶装置は、上記のソフトウエア又はプログラムを記憶してよい。上記のソフトウエア又はプログラムは、プロセッサによって実行されることにより、上記の情報処理装置に、当該ソフトウエア又はプログラムによって規定された動作を実行させる。上記のソフトウエア又はプログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体に格納されていてもよい。
図2は、拠点データ抽出部126の内部構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、拠点データ抽出部126は、位置精度判定部212と、選別部214と、速度パラメータ判定部216と、マッピング判定部218とを備える。速度パラメータ判定部216は、第1判定部の一例であってよい。マッピング判定部218は、分類部の一例であってよい。マッピング判定部218は、第2判定部の一例であってよい。
本実施形態において、位置精度判定部212は、対象データ抽出部124から、調査対象となる通信端末20に関する複数のログ情報を取得する。本実施形態において、複数のログ情報は、各ログ情報に含まれる時刻情報に基づいて、時系列に並べられている。
位置精度判定部212は、ログ情報に含まれる位置情報の精度に基づいて、当該ログ情報を選別部214に出力するか否かを判定する。位置精度判定部212は、ログ情報に含まれる精度情報に基づいて、当該ログ情報を選別部214に出力するか否かを判定してよい。例えば、位置精度判定部212は、ログ情報に含まれる精度情報により示される精度が、予め定められた判定条件を満足する場合、当該ログ情報を選別部214に出力する。一方、位置精度判定部212は、(i)ログ情報に含まれる精度情報により示される精度が、上記の判定条件を満足しない場合、又は、(ii)ログ情報が精度情報を含まない場合には、当該ログ情報はノイズであると判定して、選別部214に出力しない。
上記の判定条件としては、ログ情報に含まれる精度情報により示される精度が、予め定められた基準よりも良好であるという条件、上記精度を示す指標の値が、予め定められた範囲内であるという条件などを例示することができる。上記の判定条件としては、水平方向の位置精度が200m以下であるという条件、水平方向の位置精度が150m以下であるという条件、水平方向の位置精度が100m以下であるという条件、水平方向の位置精度が75m以下であるという条件、水平方向の位置精度が50m以下であるという条件などを例示することができる。上記の判定条件は、統計処理部110における解析の内容に基づいて決定されてよい。上記の判定条件は、第2条件の一例であってよい。
上記の判定条件は、水平方向の位置精度の下限に関する条件をさらに含んでもよい。通信端末20が屋外に位置する場合、当該通信端末の位置情報の精度は非常に良好であり、水平方向の位置精度は非常に小さい。そのため、上記の判定条件が、水平方向の位置精度の下限に関する条件を含む場合、明らかに屋外で取得されたログ情報を除去することができる。例えば、上記の判定条件は、水平方向の位置精度が10m以上であるという条件、水平方向の位置精度が25m以上であるという条件、水平方向の位置精度が50m以上であるという条件、水平方向の位置精度が100m以上であるという条件、又は、水平方向の位置精度が150m以上であるという条件をさらに含んでよい。
上記の判定条件は、水平方向の位置精度が10m以上200m以下という条件であってもよく、水平方向の位置精度が25m以上200m以下という条件であってもよく、水平方向の位置精度が50m以上200m以下という条件であってもよく、水平方向の位置精度が100m以上200m以下という条件であってもよく、水平方向の位置精度が150m以上200m以下という条件であってもよい。上記の判定条件は、水平方向の位置精度が10m以上150m以下という条件であってもよく、水平方向の位置精度が25m以上150m以下という条件であってもよく、水平方向の位置精度が50m以上150m以下という条件であってもよく、水平方向の位置精度が100m以上150m以下という条件であってもよい。
ログ情報に含まれる位置情報の精度が十分でない場合には、当該ログ情報が取得された位置を特定することができない。そのため、従来、複数の通信端末により収集された複数のログ情報を利用して、通信環境の地理的分布を解析する場合において、ログ情報に含まれる位置情報の精度が良くないときには、当該ログ情報は屋内で取得されたログ情報であるとみなされ、解析対象から除外されていた。
しかしながら、発明者らは、屋内で取得された大量のログ情報を解析した結果、ログ情報に含まれる位置情報の水平方向の位置精度が、200m以下(好ましくは150m以下であり、さらに好ましくは100m以下である)であれば、当該ログ情報が取得された位置を十分に特定できることを見出した。そのため、例えば、位置精度判定部212が、位置情報の水平方向の位置精度が200m以下であるログ情報を選別部214に出力することにより、統計処理部110の解析処理において、位置の特定精度を向上させることができる。
本実施形態において、選別部214は、位置精度判定部212が出力した1又は複数のログ情報の中から、速度パラメータ判定部216に出力するログ情報を選別する。後述のとおり、速度パラメータ判定部216は、時間的に隣接する2つのログ情報のデータに基づいて、通信端末20の移動速度に関するパラメータを算出する。しかしながら、(i)通信端末20におけるサンプリング間隔が一定でない場合、(ii)位置精度判定部212において1以上のログ情報が除去された場合などには、位置精度判定部212が出力した複数のログ情報において、時間的に隣接する2つのログ情報のそれぞれに含まれる時刻情報により示される時間間隔(ログ情報の時間間隔と称する場合がある。)にバラつきが生じ得る。
例えば、通信端末20が、30分間隔でログ情報A、B、C、D、E、F及びGを取得していた場合であっても、位置精度判定部212がログ情報B、C及びEをノイズであると判定し、ログ情報A、D、F及びGを出力した場合を想定する。ログ情報A−D間の時間間隔は1.5時間であり、ログ情報D−F間の時間間隔は1時間であり、ログ情報F−G間の時間間隔は0.5時間である。上記の時間間隔のバラつきが極端に大きい場合には、速度パラメータ判定部216の判定精度が低下する可能性がある。そのため、速度パラメータ判定部216の判定対象となる複数のログ情報は、略等間隔で取得されたログ情報であることが好ましい。
また、後述のとおり、マッピング判定部218においては、一のログ情報に含まれる位置情報により示される位置が、速度パラメータ判定部216において通信端末20のユーザの拠点であると判断された位置の近傍である場合、当該一のログ情報も当該拠点において取得されたログ情報であると判定される。そのため、所望する判定精度に応じた適切な数のログ情報を、速度パラメータ判定部216に入力し、残りのログ情報をマッピング判定部218に入力することで、十分な判定精度を維持しながら、拠点データ抽出部126の処理速度を向上させることができる。
一実施形態において、選別部214は、位置精度判定部212から出力された複数のログ情報を、各ログ情報に含まれる時刻情報に基づいて、各ログ情報が取得された期間ごとに分類する。選別部214は、期間ごとに1つのログ情報を速度パラメータ判定部216に入力し、残りのログ情報をマッピング判定部218に入力する。例えば、10月19日の19時から19時半に取得されたログ情報A、B及びCのうち、ログ情報Aを速度パラメータ判定部216に送信し、ログ情報B及びCをマッピング判定部218に送信する。
他の実施形態において、選別部214は、時間的に隣接する2つのログ情報の時間間隔が略等間隔となるように、位置精度判定部212から出力された複数のログ情報の中から、2以上のログ情報を抽出してもよい。例えば、選別部214は、抽出されたログ情報と、等間隔でサンプリングされた仮想的なログ情報との時間的なズレの合計が、(i)予め定められた値よりも小さくなるように、又は、(ii)最小となるように、ログ情報を抽出してよい。選別部214は、抽出されたログ情報を速度パラメータ判定部216に入力し、残りのログ情報をマッピング判定部218に入力してよい。選別部214は、位置精度判定部212から出力されたログ情報の数が1個である場合、上記の選別処理を実行することなく、当該ログ情報を速度パラメータ判定部216に入力してもよい。
本実施形態において、速度パラメータ判定部216は、各ログ情報について、通信端末20の移動速度に関するパラメータを取得する。一実施形態によれば、速度パラメータ判定部216は、速度パラメータ判定部216に入力された少なくとも2つのログ情報に含まれる第1ログ情報により示される位置と、当該少なくとも2つのログ情報に含まれる第2ログ情報により示される位置との間における通信端末20の移動速度に関するパラメータを算出する。
より具体的には、例えば、速度パラメータ判定部216は、各ログ情報に含まれる位置情報及び時刻情報に基づいて、各ログ情報が取得された位置及び時刻を算出する。速度パラメータ判定部216は、各ログ情報の位置及び時刻に基づいて、各ログ情報について、時間的に前後するログ情報が取得された位置との距離と、時間的に前後するログ情報が取得された時刻との時間差を算出する。速度パラメータ判定部216は、上記の距離及び時間差を用いて、時間的に前後するログ情報との間における通信端末20の移動速度に関するパラメータとして、通信端末20の平均移動速度を算出する。例えば、時系列に並んだログ情報A、B及びCを想定した場合、ログBについて、ログ情報A−B間における平均移動速度と、ログ情報B−C間における平均移動速度とを算出する。
緯度速度に関するパラメータは本実施形態に限定されない。他の実施形態において、速度パラメータ判定部216に入力された複数のログ情報が取得された時間間隔が、略一定である場合、速度パラメータ判定部216は、移動速度に関するパラメータとして、時間的に前後するログ情報が取得された位置との距離を算出してもよい。
本実施形態において、速度パラメータ判定部216は、各ログ情報の上記のパラメータに基づいて、各ログ情報がユーザの拠点において取得されたログ情報であるか否かを判定する。例えば、速度パラメータ判定部216は、2つのログ情報から算出された移動速度に関するパラメータが予め定められた判定条件を満足する場合、当該2つのログ情報の少なくとも一方を、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定する。速度パラメータ判定部216は、ユーザの拠点において取得されたログ情報であると判定されたログ情報を、統計処理部110に出力する。
上記の判定条件としては、(i)上記のパラメータにより示される移動速度が、予め定められた値よりも小さい、又は、(ii)上記のパラメータの値が、予め定められた範囲内であるという条件などを例示することができる。上記の判定条件としては、平均移動速度が400m/hr以下であるという条件、平均移動速度が300m/hr以下であるという条件、平均移動速度が200m/hr以下であるという条件、平均移動速度が150m/hr以下であるという条件、平均移動速度が100m/hr以下であるという条件などを例示することができる。上記の判定条件は、平均移動速度の下限に関する条件をさらに含んでもよい。上記の判定条件は、第1条件の一例であってよい。
上記のパラメータが、特定のログ情報の取得位置と、当該特定のログ情報に時間的に隣接する他のログ情報の取得位置との距離である場合、上記の判定条件は、上記の距離が、(i)予め定められた値よりも小さい、又は、(ii)予め定められた範囲内であるという条件であってもよい。上記の距離は、特定のログ情報と、当該特定のログ情報に時間的に隣接する他のログ情報との時間間隔を考慮して定められてよい。上記の判定条件としては、ログ情報の時間間隔が約30分である場合において、2つのログ情報の取得位置の距離が200m以下であるという条件、上記の距離が150m以下であるという条件、上記の距離が100m以下であるという条件、上記の距離が75m以下であるという条件、上記の距離が50m以下であるという条件などを例示することができる。上記の判定条件は、上記の距離の下限に関する条件をさらに含んでもよい。上記の判定条件は、第1条件の一例であってよい。
速度パラメータ判定部216の判定条件は、位置精度判定部212の判定条件に基づいて定められてよい。一実施形態において、速度パラメータ判定部216の判定条件に用いられる速度パラメータに関する閾値は、位置精度判定部212の判定条件に用いられる位置精度に関する閾値に基づいて定められる。例えば、位置精度判定部212の判定条件に用いられる位置精度に関する閾値が150mであり、通信端末20によりログ情報のサンプリング間隔が30分である場合、速度パラメータ判定部216の判定条件に用いられる平均移動速度の閾値は300m/hrに設定される。
本実施形態において、マッピング判定部218は、まず、(i)速度パラメータ判定部216により、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定された1以上のログ情報を、当該ログ情報に含まれる位置情報に基づいて、複数の区分の何れかに分類する。複数の区分のそれぞれは、互いに異なる仮想的な地理的範囲を有する。複数の区分のそれぞれは、現実の空間を仮想的な複数の格子により分割して得られた各区画(メッシュと称される場合がある。)であってもよい。
マッピング判定部218は、次に、(ii)速度パラメータ判定部216により、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定されていない1以上のログ情報を、当該ログ情報に含まれる位置情報に基づいて、複数の区分の何れかに分類する。(ii)速度パラメータ判定部216により、拠点ログ情報に該当すると判断されていない1以上のログ情報は、(a)速度パラメータ判定部216により、ユーザの拠点を示すログ情報ではないと判断された1以上のログ情報と、(b)選別部214から、マッピング判定部218に入力された1以上のログ情報とを含む。
マッピング判定部218は、次に、速度パラメータ判定部216により、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定されていない1以上のログ情報のそれぞれを、各ログ情報が分類された区分に基づいて、ユーザの拠点を示すログ情報であるか否かを判定する。具体的には、マッピング判定部218は、「速度パラメータ判定部216により、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定されたログ情報を、予め定められた個数よりも多く含む区画」に分類されたログ情報を、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定する。マッピング判定部218は、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定されたログ情報を、統計処理部110に出力する。
本実施形態によれば、拠点データ抽出部126は、屋外で取得された可能性が高いログ情報と、屋内で取得された可能性が高いログ情報とを区別することができる。これにより、統計処理部110は、拠点データ抽出部126から出力されたデータを利用して、屋内に関する情報の統計値を算出することができる。例えば、各ログ情報が通信環境情報を含む場合、統計処理部110は、屋内における通信環境の地理的分布に関する情報を出力することができる。また、一実施形態によれば、拠点データ抽出部126は、各ログ情報に含まれる精度情報を解析して、屋内で取得された可能性が高いログ情報のうち、位置情報の精度が比較的良好なログ情報を出力する。これにより、ログ情報が取得された位置を、実用上十分な精度で特定することができる。その結果、統計処理部110における解析の精度を向上させることができる。
図3は、前処理部120における情報処理の一例を概略的に示す。本実施形態によれば、まず、ステップ302(ステップをSと省略する場合がある。)において、ログ情報取得部122が、複数の通信端末20からログ情報を取得する。S304において、対象データ抽出部124が、ログ情報取得部122が取得した複数のログ情報の中から、調査対象となる通信端末20のログ情報を抽出する。この時、明らかに異常なデータを含むログ情報をノイズとして除去してもよい。
S306において、位置精度判定部212が、各ログ情報の位置情報の精度に基づいて、当該ログ情報をユーザの拠点を示すログ情報として出力するか否かを判定する。位置精度判定部212は、位置情報が比較的良好なログ情報を、ユーザの拠点を示すログ情報の候補として、選別部214に出力する(S306のYes)。一方、位置精度判定部212は、その他のログ情報を破棄する(S308)。
S310において、選別部214が、複数のログ情報が取得された時間間隔が適切になるように、ログ情報を抽出する。選別部214は、抽出されたログ情報を速度パラメータ判定部216に送信する(S310のYes)。一方、選別部214は、その他のログ情報をマッピング判定部218に送信する(S310のNo)。
S312において、速度パラメータ判定部216が、時間的に隣接する2つのログ情報間における通信端末20の平均移動速度が予め定められた値より小さい場合、当該2つのログ情報は、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定する(S312のYes)。そして、S318において、速度パラメータ判定部216は、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定されたログ情報を、統計処理部110に出力する。一方、速度パラメータ判定部216は、その他のログ情報をマッピング判定部218に送信する(S312のNo)。
S314において、マッピング判定部218が、速度パラメータ判定部216によりユーザの拠点を示すログ情報であると判定されたログ情報を、当該ログ情報に含まれる位置情報に基づいて、複数の区分の何れかに分類する。これにより、ユーザの拠点を示すログ情報の地理的分布を示すマッピング情報が生成される。
S316において、マッピング判定部218は、選別部214から入力されたログ情報、及び、速度パラメータ判定部216によりユーザの拠点を示すログ情報ではないと判定されたログ情報のそれぞれが、ユーザの拠点を示すログ情報であるか否かを、S314において生成されたマッピング情報に基づいて判定する。マッピング判定部218は、S318において、ユーザの拠点を示すログ情報であると判定されたログ情報を統計処理部110に出力する(S316のYes)。一方、マッピング判定部218は、S308において、その他のログ情報を破棄する(S316のNo)。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、技術的に矛盾しない範囲において、特定の実施形態について説明した事項を、他の実施形態に適用することができる。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 通信ネットワーク、20 通信端末、100 ログ情報解析システム、110 統計処理部、120 前処理部、122 ログ情報取得部、124 対象データ抽出部、126 拠点データ抽出部、132 入力部、134 出力部、136 格納部、212 位置精度判定部、214 選別部、216 速度パラメータ判定部、218 マッピング判定部

Claims (7)

  1. 通信端末の位置に関する複数のログ情報を取得するログ情報取得部と、
    前記複数のログ情報のうち少なくとも2つのログ情報の中から、前記通信端末のユーザの拠点を示すログ情報を抽出する抽出部と、
    を備え、
    前記複数のログ情報のそれぞれは、前記通信端末の位置を示す位置情報と、当該位置が測定された時刻を示す時刻情報と、前記位置情報により示される位置の精度を示す精度情報とを含み、
    前記抽出部は、
    前記少なくとも2つのログ情報に含まれる第1ログ情報により示される位置と、前記少なくとも2つのログ情報に含まれる第2ログ情報により示される位置との間における前記通信端末の移動速度に関するパラメータを算出し、前記移動速度に関するパラメータが予め定められた第1条件を満足する場合、前記第1ログ情報及び前記第2ログ情報の少なくとも一方を、前記ユーザの拠点を示すログ情報であると判定する第1判定部を有し、
    前記抽出部は、前記精度情報により示される精度が予め定められた第2条件を満足するログ情報を、前記少なくとも2つのログ情報として抽出し、
    前記第2条件は、前記精度情報により示される水平方向の位置精度が10m以上200m以下であるという条件である、
    情報処理装置。
  2. 前記第1条件は、前記第2条件に基づいて定められる、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記抽出部は、時間的に隣接する2つのログ情報の時間間隔が略等間隔となるように、前記少なくとも2つのログ情報を抽出する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 通信端末の位置に関する複数のログ情報を取得するログ情報取得部と、
    前記複数のログ情報のうち少なくとも2つのログ情報の中から、前記通信端末のユーザの拠点を示すログ情報を抽出する抽出部と、
    を備える情報処理装置であって、
    前記複数のログ情報のそれぞれは、前記通信端末の位置を示す位置情報と、当該位置が測定された時刻を示す時刻情報とを含み、
    前記抽出部は、
    前記少なくとも2つのログ情報に含まれる第1ログ情報により示される位置と、前記少なくとも2つのログ情報に含まれる第2ログ情報により示される位置との間における前記通信端末の移動速度に関するパラメータを算出し、前記移動速度に関するパラメータが予め定められた第1条件を満足する場合、前記第1ログ情報及び前記第2ログ情報の少なくとも一方を、前記ユーザの拠点を示すログ情報であると判定する第1判定部を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記第1判定部が前記ユーザの拠点を示すログ情報であると判定したログ情報を、当該ログ情報に含まれる位置情報に基づいて、複数の区分の何れかに分類する分類部をさらに備え、
    前記抽出部は、
    前記第1判定部が前記ユーザの拠点を示すログ情報であると判定しなかったログ情報の少なくとも一部を、当該ログ情報に含まれる位置情報に基づいて、前記複数の区分の何れかに分類し、
    前記複数の区分のうち、前記分類部により当該区分に分類されたログ情報の個数が予め定められた値よりも大きな区分に分類されたログ情報を、前記ユーザの拠点を示すログ情報であると判定する第2判定部を有する、
    報処理装置。
  5. コンピュータを、請求項1から請求項までの何れか一項に記載の情報処理装置として機能させるための、プログラム。
  6. 通信端末の位置に関する複数のログ情報を取得するログ情報取得段階と、
    前記複数のログ情報のうち少なくとも2つのログ情報の中から、前記通信端末のユーザの拠点を示すログ情報を抽出する抽出段階と、
    を備え、
    前記複数のログ情報のそれぞれは、前記通信端末の位置を示す位置情報と、当該位置が測定された時刻を示す時刻情報と、前記位置情報により示される位置の精度を示す精度情報とを含み、
    前記抽出段階は、
    前記少なくとも2つのログ情報に含まれる第1ログ情報により示される位置と、前記少なくとも2つのログ情報に含まれる第2ログ情報により示される位置との間における前記通信端末の移動速度に関するパラメータを算出し、前記移動速度に関するパラメータが予め定められた第1条件を満足する場合、前記第1ログ情報及び前記第2ログ情報の少なくとも一方を、前記ユーザの拠点を示すログ情報であると判定する第1判定段階を有し、
    前記抽出段階は、前記精度情報により示される精度が予め定められた第2条件を満足するログ情報を、前記少なくとも2つのログ情報として抽出する段階を含み、
    前記第2条件は、前記精度情報により示される水平方向の位置精度が10m以上200m以下であるという条件である、
    情報処理方法。
  7. 通信端末の位置に関する複数のログ情報を取得するログ情報取得段階と、
    前記複数のログ情報のうち少なくとも2つのログ情報の中から、前記通信端末のユーザの拠点を示すログ情報を抽出する抽出段階と、
    を有する情報処理方法であって、
    前記複数のログ情報のそれぞれは、前記通信端末の位置を示す位置情報と、当該位置が測定された時刻を示す時刻情報とを含み、
    前記抽出段階は、
    前記少なくとも2つのログ情報に含まれる第1ログ情報により示される位置と、前記少なくとも2つのログ情報に含まれる第2ログ情報により示される位置との間における前記通信端末の移動速度に関するパラメータを算出し、前記移動速度に関するパラメータが予め定められた第1条件を満足する場合、前記第1ログ情報及び前記第2ログ情報の少なくとも一方を、前記ユーザの拠点を示すログ情報であると判定する第1判定段階を有し、
    前記情報処理方法は、
    前記第1判定段階において前記ユーザの拠点を示すログ情報であると判定されたログ情報を、当該ログ情報に含まれる位置情報に基づいて、複数の区分の何れかに分類する分類段階をさらに有し、
    前記抽出段階は、
    前記第1判定段階において前記ユーザの拠点を示すログ情報であると判定されなかったログ情報の少なくとも一部を、当該ログ情報に含まれる位置情報に基づいて、前記複数の区分の何れかに分類し、
    前記複数の区分のうち、前記分類段階により当該区分に分類されたログ情報の個数が予め定められた値よりも大きな区分に分類されたログ情報を、前記ユーザの拠点を示すログ情報であると判定する第2判定段階を有する、
    情報処理方法。
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