JP6415607B2 - モバイル・デバイスに関連する出退認証および管理 - Google Patents

Description

［関連出願の相互参照］
この出願は、２０１４年６月３日に出願された米国仮特許出願第６２／００７３３７号の利益を享受し、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。

同一性、時間および位置を遠隔的に認証する能力は、ますます増大する相互接続された世界経済における移動労働力の成長、携帯式及び据付式コンピュータ装置の世界的な普及、最新のコンピュータ装置のセンサにより多様なデータを測定する能力、および、このデータを無線で送信し、装置間に渡って通信する能力により、ますます重要になっている。

時間とともにそれ自体が変化し得る様々な場所（例えばオフィス、店舗、工場、倉庫、自動車、ビルディング、政府機関、鉱山など）に渡る，人（例えば労働者、ウェイタ、来客、会計士、弁護士、施設管理専門家、入場者、ドライバーなど）の出退時間管理は、企業及び個人自身の双方にとって重要な業務である。１つの様相において、出退時間の記録は、認証された人によってのみ生成され提出され得る。他の様相において、認証された人が指定の場所で働く時間量は、記録され制御されなければならない。管理は、賃金台帳、セキュリティ、活動性測定、労働時間調節などのような、様々な目的のためであり得る。しかしながら、正確な出退時間管理のための信頼できるシステムまたは手段なしでは、エラーが頻繁に発生し、財政的および運用上のコストが増大する。エラーが賃金台帳システムで発生すると、従業員は不適正な支払いを受ける。エラーが高セキュリティ環境で発生した場合、セキュリティが損なわれ、財政的および人的な危険性の両方を生じさせ得る。さらに、エンドユーザに、この重要な活動性に対して、よりエレガントに解決する権限を与えることによって、移動労働力の生産性を大幅に増大させて、日常のワークフローにおけるより大きな個人的幸福をもたらし得る。

本明細書に開示される本発明の要旨は、難問に対するワンクリック解決法を提供するために、最新のモバイル・コンピューティングハードウェアおよびソフトウェアを自動的に結合させる出退時間管理のためのシステムおよび方法である。本発明のテクノロジーは、安全な認証を利用し、特に、コンピュータ装置および通信ネットワークを通じた、同一性、時間および位置データの測定、処理および伝達を含む。

同一性、時間および位置を遠隔で認証するための能力は、増進的に相互関連する世界経済における移動労働力の増加、世界中の携帯式および据付式コンピュータ装置の普及、最新のコンピュータ装置のセンサによる、データの多様性を測定するための能力、および、このデータを無線で送信し、かつ装置間で通信するための能力により、一層重要になっている。本明細書に記載のシステムおよび方法の重要な様相は、出退時間を記録するのに必要とされる動作数を減らすための、単一動作の出退時間システムを提供する能力であり、それによって、コンピュータ装置に、特にタッチスクリーン式のスマートフォンの場合に、複数動作命令を入力し管理することが困難であると、しばしば感じている絶えず動き回っている移動労働力に対し、著しい生産性の増進を提供する。

１つの様相において、本明細書に開示されるのは、モバイルのエンドユーザによって使用される、認証および出退時間の処理に関するコンピュータシステムであって、該システムは、（ａ）実行命令を実行するように構成されたモバイルプロセッサ、メモリー・モジュールおよびモバイルオペレーティングシステム；（ｂ）モバイルエンド・ユーザからの出退時間データの第１のセットを測定し記録するように構成されたセンサであって、該出退時間データが、（１）モバイルエンド・ユーザの同一性、
（２）認証の時間、（３）地理的位置、および（４）コストコーディング（ｃｏｓｔ ｃｏｄｉｎｇ）または記録保持に対する出退時間に関連した付属情報；を含む、センサ；および（ｃ）出退時間データの第１のセットをサーバ内のデータベースへ送信するように構成された通信モジュール、を含むことを特徴とする。いくつかの実施形態において、付属情報は注釈またはタグを含む。いくつかの実施形態において、サーバは、サーバのクロックに基づいて、出退時間データを検証するように構成される。いくつかの実施形態において、システムは、モバイルエンド・ユーザが同定工程を積極的に実行することを要求せずに、モバイルエンド・ユーザの出退時間の認証を完了させることを特徴とし、該同定工程は、次のうちの１つ以上を含む：（ａ）氏名の送信（ｂ）パスコードの入力、（ｃ）キーカードの読取り（ｓｗｉｐｉｎｇ）（ｄ）１以上の生体認証特徴の提供、および（ｅ）同一性の形態の送信。いくつかの実施形態において、システムはさらに、モバイルエンド・ユーザに出退時間データを表示するように構成されたディスプレイを含む。いくつかの実施形態において、システムはさらに、１以上の生体認証の写真を撮影することにより、モバイルエンド・ユーザの生体認証情報を記録するように構成されたカメラを含む。いくつかの実施形態において、該ディスプレイは動作を指示するようにさらに構成されることを特徴とし、該動作は、下記の１つ以上を含む：（ａ）出退時間データの第２のセットの同時的または略同時的または非同期的な記録および送信における、モバイルエンド・ユーザの生体認証情報の記録、（ｂ）ボタンの押圧またはディスプレイへのタッチ、および（ｃ）１種以上音声の発生。いくつかの実施形態において、実行命令は、出退時間処理の目的で、モバイルエンド・ユーザが正確に特定の場所の範囲内に存在していることの決定を含むことを特徴とし、該決定は、以下を含む：（ａ）地球上の位置を表す自由形式の地理座標を含む地理的位置データを捕捉すること、および（ｂ）地理的位置データを、許可された地理的位置データと、システム上でローカルに、または地理的位置データをサーバへ送信することにより遠隔的に、比較すること。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データは、追加パーティによって、以下の処理において提供される：（ａ）許可された地理的位置データのデータベースへの入力；（ｂ）許可された地理的位置データのシステムとの同期。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データの入力は、許可された地理的位置データに対する目標領域を包含する形状を形成するための、コンピュータ端末上のディジタルマップ上の１以上の地理的な座標点の入力を含む。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データは、許可された地理的位置データの新しいセットで更新され、システムとリアルタイムに同期され、それによって、出退時間認証に対する、構成可能な変化する許可された場所を提供する。いくつかの実施形態において、出退時間を目的として特定の場所内で正確に、モバイルエンド・ユーザを決定する工程は、さらに、次のものを含む：２人のユーザのモバイル・デバイスの地理的位置データによって、または２人のユーザのモバイル・デバイス間の短距離無線通信によって、許可されたユーザとモバイルエンド・ユーザの近接度とを比較して、許可される近接度の十分な決定を可能にする工程。いくつかの実施形態において、出退時間を目的として特定の場所内で正確に、モバイルエンド・ユーザを決定する工程は、さらに、次のものを含む：システムの地理的位置データおよび許可されたセンサによって、またはモバイルエンド・ユーザと許可されたセンサ装置間の短距離無線通信によって、許可されたセンサ装置とモバイルエンド・ユーザの近接度とを比較して、許可される近接度の十分な決定を可能にする工程。いくつかの実施形態において、地理的位置データは：（ａ）出退時間処理を目的として、モバイルエンド・ユーザのクロックによって、自動的に生成されるとともに、（ｂ）モバイルエンド・ユーザの周囲に地理的フェンスの境界を生成し、モバイルエンド・ユーザは単に、地理的フェンスの境界によって規定される地理的座標の外部へ物理的に退出することによって、能動的に人が退出指示を入力する必要なく、退出記録されることが可能である。いくつかの実施形態において、地理的位置データは、モバイルエンド・ユーザの周囲に地理的フェンス境界を生成し、モバイルエンド・ユーザは単に、物理的に特定の地理的位置に基づく条件から離脱することにより、能動的に人が退出指示を入力する必要なく、退出記録することが可能であり、前記地理的データは、次のものを、限定的でなく、含む：（ａ）地理的フェンス境界によって規定される地理座標の外部への退出（ｂ）センサ装置の無線信号範囲の外部への退出；（ｃ）装置間の信号によって測定された距離が、他のモバイル・デバイスからの予め定められた距離を越える退出。いくつかの実施形態において、地理的位置は、一定間隔でまたはランダムな間隔でチェックされ、モバイルユーザを確認するために、なりすまし対策処理の一部として実行される位置のチェックは、下記の１つ以上に基づいて、場所の要件に従った状態を維持する：時間割り当てルール（ｔｉｍｅ−ｄｅｎｏｍｉｎａｔｅｄ ｒｕｌｅ）、および位置割り当てルール（ｌｏｃａｔｉｏｎ−ｄｅｎｏｍｉｎａｔｅｄ ｒｕｌｅ）。いくつかの実施形態において、サーバは、スマートフォン、タブレットまたはノート型コンピュータ装置、据付式コンピュータ装置、またはデスクトップ型コンピュータ装置を含む。いくつかの実施形態において、出退時間データは、第３のコンピュータ装置中のデータベースと同期する。
いくつかの実施形態において、第３のコンピュータ装置は、労働力のマネージャを含み、該マネージャは、第３のコンピュータ装置のユーザが、下記の１つ以上を実行することを可能にする：（ａ）出退時間データの閲覧；（ｂ）モバイルエンド・ユーザとの直接通信；および（ｃ）モバイルエンド・ユーザに対する出退時間認証の直接的発動。いくつかの実施形態において、出退時間データは、リアルタイムで更新されるか、または定期的に更新される。

他の様相において、本明細書の開示は、モバイルコンピューティングシステムによって実施され、モバイルエンド・ユーザによって使用された出退時間を認証および処理する方法を含み、該方法は以下を含む：（ａ）センサによって、モバイルエンド・ユーザからの出退時間データの第１のセットを測定し記録する工程であって、出退時間データが、（１）モバイルエンド・ユーザの同一性、（２）認証の時間、（３）地理的位置、および（４）コストコーディングまたは記録保持のための出退時間に関連する付属情報；を含む工程；および（ｂ）通信モジュールによって、サーバ内のデータベースへ出退時間データの第１のセットを送信する工程。いくつかの実施形態において、付属情報は注釈またはタグを含む。いくつかの実施形態において、サーバはサーバのクロックに基づいて、出退時間データを検証するように構成される。いくつかの実施形態において、さらに方法は、モバイルエンド・ユーザに識別工程を能動的に実行することを要求することなく、モバイルエンド・ユーザの出退時間認証を完了することを含み、同定工程は次のものの１つ以上を含む：（ａ）氏名の送信、（ｂ）パスコードの入力、（ｃ）キーカードの読取り、（ｄ）１以上の生体認証特徴の提供、（ｅ）同一性の形態の送信。いくつかの実施形態において、方法はさらに、ディスプレイによって、モバイルエンド・ユーザへ出退時間データを表示することを含む。いくつかの実施形態において、方法はさらに、カメラで１以上の生体認証の写真を撮影することによって、モバイルエンド・ユーザの生体認証の情報を記録することを含む。
いくつかの実施形態において、該ディスプレイは動作を指示するようにさらに構成されることを特徴とし、該動作は、下記の１つ以上を含む：（ａ）出退時間データの第２のセットの同時的または略同時的または非同期的な記録および送信における、モバイルエンド・ユーザの生体認証情報の記録、（ｂ）ボタンの押圧またはディスプレイのタッチ、および（ｃ）１種以上音声の発生。いくつかの実施形態において、さらに方法は、モバイルエンド・ユーザが、出退時間に対し特地の場所内に正確に存在していることを決定することを含み、該決定は、以下を含む：（ａ）地球上の位置を表す自由形式の地理座標を含む地理的位置データを捕捉すること、および（ｂ）地理的位置データを、許可された地理的位置データと、システム上でローカルに、または地理的位置データをサーバへ送信することにより遠隔的に、比較すること。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データは、追加パーティによって、以下の処理において提供される：（ａ）許可された地理的位置データのデータベースへの入力；（ｂ）許可された地理的位置データのシステムとの同期。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データの入力は、許可された地理的位置データに対する目標領域を包含する形状を形成するために、コンピュータ端末上のディジタルマップ上の１以上の地理的座標点を入力すること含む。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データは、許可された地理的位置データの新しいセットで更新され、システムとリアルタイムに同期され、それによって、出退時間認証に対する、構成可能な変化する許可された既述事項を提供する。いくつかの実施形態において、モバイルエンド・ユーザが、出退時間処理の目的で、特定の場所の内に正確に存在していることの決定は、さらに、次のものを含む：２人のユーザのモバイル・デバイスの地理的位置データによって、または２人のユーザのモバイル・デバイス間の短距離無線通信によって、許可されたユーザとモバイルエンド・ユーザの近接度とを比較して、許可される近接度の十分な決定を可能にすること。いくつかの実施形態において、モバイルエンド・ユーザが、出退時間処理の目的に対し、特定の場所内に正確に存在していることの決定は、さらに以下を含む：システムの地理的位置データおよび許可されたセンサによって、またはモバイルエンド・ユーザと許可されたセンサ装置間の短距離無線通信によって、許可されたセンサ装置とモバイルエンド・ユーザの近接度とを比較して、許可される近接度の十分な決定を可能にする工程。いくつかの実施形態において、地理的位置データは：（ａ）出退時間処理を目的として、モバイルエンド・ユーザのクロックによって、自動的に生成されるとともに、（ｂ）モバイルエンド・ユーザの周囲に地理的フェンスの境界を生成し、モバイルエンド・ユーザは単に、地理的フェンスの境界によって規定される地理的座標の外部へ物理的に退出することによって、能動的に人が退出指示を入力する必要なく、退出記録されることが可能である。いくつかの実施形態において、地理的位置データは、モバイルエンド・ユーザの周囲に地理的フェンス境界を生成し、モバイルエンド・ユーザは単に、物理的に特定の地理的位置に基づく条件からる離脱することにより、能動的に人が退出指示を入力する必要なく、退出記録することが可能であり、前記地理的データは、次のものを、限定的ではなく、包含する：（ａ）地理的フェンス境界によって規定される地理座標の外部への退出；（ｂ）センサ装置の無線信号範囲の外部への退出；（ｃ）装置間の信号によって測定された距離が、他のモバイル・デバイスからの予め定められた距離を越える退出。いくつかの実施形態において、地理的位置は、一定間隔でまたはランダムな間隔でチェックされ、モバイルユーザを確認するために、なりすまし対策処理の一部として実行される位置のチェックは、下記の１つ以上に基づいて、場所の要件に従った状態を維持する：時間割り当てルール、および位置割り当てルール。いくつかの実施形態において、サーバは、スマートフォン、タブレットまたはノート型コンピュータ装置、据付式コンピュータ装置、またはデスクトップ型コンピュータ装置を含む。いくつかの実施形態において、出退時間データは、第３のコンピュータ装置中のデータベースと同期する。いくつかの実施形態において、第３のコンピュータ装置は、労働力のマネージャを含み、該マネージャは、第３のコンピュータ装置のユーザが、下記の１つ以上を実行することを可能にする：（ａ）出退時間データの閲覧；（ｂ）モバイルエンド・ユーザとの直接通信；および（ｃ）モバイルエンド・ユーザに対する出退時間認証の直接的発動。いくつかの実施形態において、出退時間データ、リアルタイムで更新されるか、または規則的に更新される。

本発明の新規の特徴点は、添付の特許請求の範囲で詳細に述べられる。本発明の特徴点および利点は、本発明の原理が利用される実施形態を説明する後述の詳細説明、および添付の図面を参照することによって、より深く理解されるであろう。

出退時間認証システムの限定的でない例を示すものであって、その実施形態を図示する。

ブロック図の限定的でない例を示すものであって、その実施形態を図示する。

出退時間記録の生成のためのユーザの同一性検証における重要な工程を図示するフローチャートの限定的でない例を示す。

出退時間記録の生成のためのユーザの同定における重要な工程を図示するフローチャートを示す。

これより発明の様々な典型的な実施形態が詳細に言及される。以下の典型的な実施形態の議論は、本明細書で広範に開示されているように、本発明を制限する意図ではないことを理解するべきである。むしろ、以下の議論は読み手に本発明の一定の態様および特性についてのより詳細な理解を与えるために提供される。

本発明の実施形態が詳細に記載される前に、本明細書に使用される用語は特定の実施形態を記載する目的にのみ存在し、制限するように意図されていないことを理解するべきである。他に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語は、その用語が属する技術分野の通常の当業者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有する。本明細書に記載される任意の方法および材料と同一または類似のものが本発明を実行するために使用可能であるが、望ましい方法および材料がここでは記載される。本明細書に言及される全ての出版物は、出版物が引用される方法及び／または材料を開示および記載するために参考文献によって本明細書に組み込まれる。本明細書は、任意の組み込まれた出版物と矛盾する範囲まで管理している。

本明細書、および追加される請求項で使用される場合、単数形の「ａ」、「ａｎ」および「ｔｈｅ」は、文脈が明確に指示しない限り、複数の指示物を含む。したがって、例えば、「手のひら」の言及は個人の単一の手のひらまたは両方の手のひらを含み、また、「画像」の言及は１つ以上の画像への言及を含む。更に、同義語を使用して記載することができる用語の使用は、それらの同義語の使用を含む。したがって、例えば、用語「カメラ」の使用は物体の画像を得ることが可能である任意の装置も含むように理解されるべきである。別の例として、用語「スマートフォン」は、デジタル信号プロセッサを有する全てのモバイル装置を含む。

様々な実施形態において、本明細書で記載されるテクノロジーは、モバイルエンド・ユーザによって使用される出退時間の認証および処理のコンピュータシステムを含み、該システムは、以下を含む：（ａ）実行命令を実行するように構成されたモバイルプロセッサ、メモリー・モジュールおよびモバイルオペレーティングシステム；
（ｂ）モバイルエンド・ユーザからの出退時間データの第１のセットを測定し記録するように構成されたセンサであって、該出退時間データが、（１）モバイルエンド・ユーザの同一性、（２）認証の時間、（３）地理的位置、および（４）コストコーディングまたは記録保持のための出退時間に関連した付属情報；を含むセンサ：および（ｃ）出退時間データの第１のセットをサーバ内のデータベースへ送信するように構成された通信モジュール、を含むことを特徴とする。いくつかの実施形態において、付属情報は注釈またはタグを含む。いくつかの実施形態において、サーバは、サーバのクロックに基づいて、出退時間データを検証するように構成される。いくつかの実施形態において、システムは、モバイルエンド・ユーザが同定工程を積極的に実行することを要求せずに、モバイルエンド・ユーザの出退時間の認証を完了させることを特徴とし、該同定工程は、次のうちの１つ以上を含む：（ａ）氏名の送信、（ｂ）パスコードの入力、（ｃ）キーカードの読取り（ｓｗｉｐｉｎｇ）、（ｄ）１以上の生体認証特徴の提供、および（ｅ）同一性の形態の送信。いくつかの実施形態において、さらにシステムは、モバイルエンド・ユーザに出退時間データを表示するように構成されたディスプレイを含む。いくつかの実施形態において、さらにシステムは、１以上の生体認証の写真を撮影することにより、モバイルエンド・ユーザの生体認証情報を記録するように構成されたカメラを含む。いくつかの実施形態において、該ディスプレイは動作を指示するようにさらに構成されることを特徴とし、該動作は、下記の１つ以上を含む：（ａ）出退時間データの第２のセットの同時的または略同時的または非同期的な記録および送信における、モバイルエンド・ユーザの生体認証情報の記録、（ｂ）ボタンの押圧またはディスプレイのタッチ、および（ｃ）１種以上音声の発生。いくつかの実施形態において、実行命令は、モバイルエンド・ユーザが正確に、出退時間処理の目的に対する既述事項の範囲内であることの決定を含むことを特徴とし、該決定は、以下を含む：（ａ）地球上の位置を表す自由形式の地理座標を含む地理的位置データを捕捉すること、および（ｂ）地理的位置データを、許可された地理的位置データと、システム上でローカルに、または地理的位置データをサーバへ送信することにより遠隔的に、比較すること。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データは、追加パーティによって、以下の処理において提供される：（ａ）許可された地理的位置データのデータベースへの入力；（ｂ）許可された地理的位置データのシステムとの同期。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データの入力は、許可された地理的位置データに対する目標領域を包含する形状を形成するための、コンピュータ端末上のディジタルマップ上の１以上の地理的な座標点の入力を含む。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データは、許可された地理的位置データの新しいセットで更新され、システムとリアルタイムに同期され、それによって、出退時間認証に対する、構成可能な変化する許可された既述事項を提供する。いくつかの実施形態において、出退時間処理を目的として特定の場所内で正確に、モバイルエンド・ユーザを決定する工程は、さらに、次のものを含む：２人のユーザのモバイル・デバイスの地理的位置データによって、または２人のユーザのモバイル・デバイス間の短距離無線通信によって、許可されたユーザとモバイルエンド・ユーザの近接度とを比較して、許可される近接度の十分な決定を可能にすること。いくつかの実施形態において、出退時間処理を目的として特定の場所内で正確に、モバイルエンド・ユーザを決定する工程は、さらに、次のものを含む：システムの地理的位置データおよび許可されたセンサによって、またはモバイルエンド・ユーザと許可されたセンサ装置間の短距離無線通信によって、許可されたセンサ装置とモバイルエンド・ユーザの近接度とを比較して、許可される近接度の十分な決定を可能にする工程。いくつかの実施形態において、地理的位置データは：（ａ）出退時間処理を目的として、モバイルエンド・ユーザのクロックによって、自動的に生成されるとともに、（ｂ）モバイルエンド・ユーザの周囲に地理的フェンスの境界を生成し、モバイルエンド・ユーザは単に、地理的フェンスの境界によって規定される地理的座標の外部へ物理的に退出することによって、能動的に人が退出指示を入力する必要なく、退出記録されることが可能である。いくつかの実施形態において、地理的位置データは、モバイルエンド・ユーザの周囲に地理的フェンス境界を生成し、モバイルエンド・ユーザは単に、物理的に特定の地理的位置に基づく条件から離脱することにより、能動的に人が退出指示を入力する必要なく、退出記録することが可能であり、前記地理的データは、次のものを、限定的ではなく 包含する：（ａ）地理的フェンス境界によって規定される地理座標の外部への退出；（ｂ）センサ装置の無線信号範囲の外部への退出；（ｃ）装置間の信号によって測定された距離が、他のモバイル・デバイスからの予め定められた距離を越える退出。いくつかの実施形態において、地理的位置は、一定間隔でまたはランダムな間隔でチェックされ、モバイルユーザを確認するために、なりすまし対策処理の一部として実行される位置のチェックは、下記の１つ以上に基づいて、場所の要件に従った状態を維持する：時間割り当てルール、および位置割り当てルール。いくつかの実施形態において、サーバは、スマートフォン、タブレットまたはノート型コンピュータ装置、据付式コンピュータ装置、またはデスクトップ型コンピュータ装置を含む。いくつかの実施形態において、出退時間データは、第３のコンピュータ装置中のデータベースと同期する。いくつかの実施形態において、第３のコンピュータ装置は、労働力のマネージャを含み、該マネージャは、第３のコンピュータ装置のユーザが、下記の１つ以上を実行することを可能にする：（ａ 出退時間データの閲覧；（ｂ）モバイルエンド・ユーザとの直接通信；および（ｃ）モバイルエンド・ユーザに対する出退時間認証の直接的発動。いくつかの実施形態において、出退時間データ、リアルタイムで更新されるか、または規則的に更新される。

様々な実施形態において、本明細書に記載されるテクノロジーは、モバイルコンピューティングシステムによって実施され、モバイルエンド・ユーザによって使用される出退時間の認証および処理の方法を含み、該方法は、以下を含む：（ａ）センサによって、モバイルエンド・ユーザからの出退時間データの第１のセットを測定し記録する工程であって、出退時間データが、（１）モバイルエンド・ユーザの同一性、（２）認証の時間、（３）地理的位置、（４）コストコーディングまたは記録保持のための出退時間に関連する付属情報；を含む工程；および（ｂ）通信モジュールによって、サーバ内のデータベースへ出退時間データの第１のセットを送信する工程。いくつかの実施形態において、付属情報は注釈またはタグを含む。いくつかの実施形態において、サーバは、サーバのクロックに基づいて、出退時間データを検証するように構成される。いくつかの実施形態において、方法はさらに、能動的に同定工程を実行することをモバイルエンド・ユーザに要求することなく、モバイルエンド・ユーザの出退時間認証を完了する工程を含み、該同定工程は、次のうちの１つ以上を含む：（ａ）氏名の送信、（ｂ）パスコードの入力、（ｃ）キーカードの読取り（ｓｗｉｐｉｎｇ）、（ｄ）１以上の生体認証特徴の提供、および（ｅ）同一性の形態の送信。いくつかの実施形態において、方法はさらに、ディスプレイによって、モバイルエンド・ユーザに出退時間データを表示する工程を含む。いくつかの実施形態において、方法はさらに、カメラで１以上の生体認証の写真を撮影することによってモバイルエンド・ユーザの生体認証の情報を記録する工程を含む。いくつかの実施形態において、該ディスプレイはさらに、動作を指示するように構成され、該動作は、下記の１つ以上を含む：（ａ）出退時間データの第２のセットの同時的または略同時的または非同期的な記録および送信における、モバイルエンド・ユーザの生体認証情報の記録、（ｂ）ボタンの押圧またはディスプレイのタッチ、および（ｃ）１種以上音声の発生。いくつかの実施形態において、さらに方法は、モバイルエンド・ユーザが、出退時間に対し特地の場所内に正確に存在していることを決定することを含み、該決定は、以下を含む：（ａ）地球上の位置を表す自由形式の地理座標を含む地理的位置データを捕捉すること、および（ｂ）地理的位置データを、許可された地理的位置データと、システム上でローカルに、または地理的位置データをサーバへ送信することにより遠隔的に、比較すること。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データは、追加パーティによって、以下の処理において提供される：（ａ）許可された地理的位置データのデータベースへの入力；（ｂ）許可された地理的位置データのシステムとの同期。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データの入力は、許可された地理的位置データに対する目標領域を包含する形状を形成するための、コンピュータ端末上のディジタルマップ上の１以上の地理的な座標点の入力を含む。いくつかの実施形態において、許可された地理的位置データは、許可された地理的位置データの新しいセットで更新され、システムとリアルタイムに同期され、それによって、出退時間認証に対する、構成可能な変化する許可された既述事項を提供する。いくつかの実施形態において、モバイルエンド・ユーザが、出退時間処理の目的で特定の場所内に正確に存在することの決定は、さらに、次のものを含む：２人のユーザのモバイル・デバイスの地理的位置データによって、または２人のユーザのモバイル・デバイス間の短距離無線通信によって、許可されたユーザとモバイルエンド・ユーザの近接度とを比較して、許可される近接度の十分な決定を可能にすること。いくつかの実施形態において、モバイルエンド・ユーザが、出退時間処理の目的で、特定の場所の内に正確に存在していることの決定は、さらに、次のものを含む：システムの地理的位置データおよび許可されたセンサによって、またはモバイルエンド・ユーザと許可されたセンサ装置間の短距離無線通信によって、許可されたセンサ装置とモバイルエンド・ユーザの近接度とを比較して、許可される近接度の十分な決定を可能にする工程。いくつかの実施形態において、地理的位置データは：（ａ）出退時間処理を目的として、モバイルエンド・ユーザのクロックによって、自動的に生成されるとともに、（ｂ）モバイルエンド・ユーザの周囲に地理的フェンスの境界を生成し、モバイルエンド・ユーザは単に、地理的フェンスの境界によって規定される地理的座標の外部へ物理的に退出することによって、能動的に人が退出指示を入力する必要なく、退出記録されることが可能である。いくつかの実施形態において、地理的位置データは、モバイルエンド・ユーザの周囲に地理的フェンス境界を生成し、モバイルエンド・ユーザは単に、物理的に特定の地理的位置に基づく条件から離脱することにより、能動的に人が退出指示を入力する必要なく、退出記録することが可能であり、前記地理的データは、次のものを、限定的ではなく、包含する：（ａ）地理的フェンス境界によって規定される地理座標の外部への退出；（ｂ）センサ装置の無線信号範囲の外部への退出；（ｃ）装置間の信号によって測定された距離が、他のモバイル・デバイスからの予め定められた距離を越える退出。いくつかの実施形態において、地理的位置は、一定間隔でまたはランダムな間隔でチェックされ、モバイルユーザを確認するために、なりすまし対策処理の一部として実行される位置のチェックは、下記の１つ以上に基づいて、場所の要件に従った状態を維持する：時間割り当てルール、および位置割り当てルール。いくつかの実施形態において、サーバは、スマートフォン、タブレットまたはノート型コンピュータ装置、据付式コンピュータ装置、またはデスクトップ型コンピュータ装置を含む。いくつかの実施形態において、出退時間データは、第３のコンピュータ装置中のデータベースと同期する。いくつかの実施形態において、第３のコンピュータ装置は、労働力のマネージャを含み、該マネージャは、第３のコンピュータ装置のユーザが、下記の１つ以上を実行することを可能にする：（ａ）出退時間データの閲覧；（ｂ）モバイルエンド・ユーザとの直接通信；および（ｃ）モバイルエンド・ユーザに対する出退時間認証の直接的発動。いくつかの実施形態において、出退時間データは、リアルタイムで更新されるか、または定期的に更新される。

システムの設計
図１Ａは、本発明の下の出退時間認証の実施例となるシステムである。この実施形態は、コンピュータを使用して、インターネットによって単一動作の出退時間処理を支援する。同時またはほぼ同時のプロセスでは、ユーザ（１０１）はモバイル装置（１０３）によってユーザの生体認証のデータを認証し、モバイル装置（１０３）は時間データ、地理座標に基づいた地理的位置データ、装置間で交わされる短距離信号によって他の装置との近接度の測定に基づいた地理的位置データ、特定の時給や他の形式のコストコードをデータに帰着させる目的あるいは他のアーカイブや記録保持のためのデータに情報の注釈を関連づける目的で前記の出退時間のデータと関連付けられた注釈又はタグを含むコンテキストデータ（１０２）を取り込み、そして出退時間のデータは無線または有線のネットワーク（１０５）およびデータネットワーク（１０６）によってマネージャ端末（１０７）へ送信される。好ましい実施形態では、生体認証のデータの認証は、モバイル装置（１０３）の光学式カメラからの画像または一連の画像によって捕捉されるユーザ（１０１）の手のひらの固有の特徴による、ユーザ（１０１）の手のひらの方式の生体認証の照合によって生じる。マネージャ端末（１０７）はバーチャルの地理的フェンス境界（１０４）を用意し、ユーザ（１０１）の出退時間の認証のためにバーチャルの地理的フェンス境界（１０４）を許可された場所として関連づけることが出来る。それゆえ、ユーザ（１０１）が自身の出退時間データの認証を試みる時、ユーザ（１０１）およびモバイル装置（１０３）の地理的情報データとバーチャルの地理的境界（１０４）の照合が可能になり、承諾は出退時間のデータをマネージャターミナル（１０７）に提出することを可能にし、不承諾は出退時間のデータの提出の拒否を引き起こす。

図１Ｂは、本発明の実施形態を例証するブロック図である。サーバシステム（１２０）はクライアントＩＤ／従業員テーブル（１２１）、出退時間記録データベース（１２２）、およびサーバエンジン（１２３）を含む。クライアントＩＤ／従業員テーブルは、各従業員に対する固有のＩＤ番号のマップを含む。出退時間記録データベース（１２２）は、各従業員で作成された上記の記録のリストを含む。サーバエンジン（１２３）は記録作成のリクエストを受け取り、記録が作成された場合、確認を返す。クライアントシステム（１１０）はディスプレイ（１１１）、クライアントＩＤ（１１２）、生体認証エンジン（１１３）および生体認証のモデル（１１４）を含む。ディスプレイは、従業員にコンピュータの現行の状態を示し得る。記録がちょうど作成された場合、ディスプレイは確認を示し得る。クライアントＩＤ（１１２）は所定の従業員のための固有の識別子を保存する。生体認証のシステム（１１３）は所定の生体認証の読み取りをクライアントの特徴に変換する。この特徴はその後、記録の作成を試みる個人の同一性を承認または拒否するために、生体認証のモデル（１１４）と比較される。当業者に明白なように、ユーザ同一性のための比較と整合の機能は、任意の１つの装置、２つの装置、またはいくつかの装置の組み合わせ上で作動する生体認証のエンジン（１１３）、生体認証のモデル（１１４）、クライアントＩＤ／従業員テーブル（１２１）、および出退時間記録データベース（１２２）により、クライアントシステム（１１０）上、サーバシステム（１２０）上、またはクライアントシステム（１１０）とサーバシステム（１２０）間で交互に実施される場合がある。当業者にはさらに、サーバシステム（１２０）による機能の実行は、代替的に、限定されないが、スマートフォン、タブレット、ノートブック型コンピュータ、デスクトップ、あるいは他のモバイルまたは据え付けのコンピュータの種類を含む、任意のコンピュータ装置によって実行が可能であることが明らかになるだろう。

コンテキストデータ
図１Ａを参照して、いくつかの実施形態では、システムは出退時間の管理のためのコンテキストデータを送信する。コンテキストデータは、ユーザがシステムを使用している状態に関連したデータまたは情報を含む。

様々な実施において、コンテキストデータは、エンドユーザの位置情報、例えば、番地、ユニット番号、建物、センター、銀行、フィットネスセンター、企業、商会、会社、ホテル、クリニック、医療センター、病院、学校、大学、政府系機関、図書館、ステーション、交差点、ランドマーク、アトラクション、ホテル、劇場、道路、群、市、地理的な地域、国、大陸、航空宇宙などを含む。

いくつかのアプリケーションでは、コンテキストデータは装置情報、例えばＩＰアドレス、ブラウザ、ユーザＩＤ、タイムスタンプ、オペレーティングシステム、装置の種類、装置の製造者、ネットワーク接続、通信事業者、ネットワークの種類などを含む。

コンテキストデータの一実施例は、ユーザが乗っている車両、例えば公共交通機関、個人の自動車、自動二輪車、タクシー、車、自転車、バス、列車、路面電車、ボート、船、飛行機、シャトルなどを含む。

別の実施例では、ユーザが行っている、または参加している活動、例えば、朝食、昼食、夕食、結婚、会合、会議、移動、式典、祝賀、訓練、授業、インタビュー、チャット、通話、文書の作成、料理、入浴、シャワー、睡眠、読書、歌うこと、勤務、歩くこと、運転、音楽の演奏、スポーツ、演奏、休憩、見ること、映画鑑賞などを含む。

当業者は、容易にコンテキストデータの潜在的なバリエーションを認識可能である。

センサ
様々な実施形態において、本明細書に記載されるシステム、装置、媒体、ネットワーク、および方法は、センサ、およびその使用を含む。センサは１つ以上の物理的な信号を測定することが出来る。いくつかの実施形態では、信号は生形式である；代替的に、生信号はセンサによって処理され、取り除かれ、または組み立てられる。限定的でない例は次のものを含む：１つ以上のビデオカメラ、１つ以上の録音機、１つ以上の全地球測位システム（ＧＰＳ）、１つ以上の気象台、１つ以上のポジションセンサ、１つ以上のＲＦタグ、１つ以上のＧＰＳ追跡ユニット、１つ以上の風速センサ、風向センサ、１つ以上の温度センサ、１つ以上の雨センサ、１つ以上の雪センサ、１つ以上の液体のセンサ、１つ以上のガスセンサ、１つ以上の二酸化炭素センサ、１つ以上の一酸化炭素センサ、１つ以上の酸素センサ、１つ以上のモーションセンサ、１つ以上の速度センサ、１つ以上の加速度センサ、１つ以上の圧力センサ、１つ以上のトルクセンサ、１つ以上の力センサ、１つ以上の加重センサ、１つ以上の電流センサ、１つ以上の電圧センサ、１つ以上の安定性センサ、および１つ以上のバランスセンサ。

出退時間のデータ
いくつかの実施形態では、１つ以上のセンサで収集された生信号は、出退時間のデータを作成するために分析および処理される。いくつかの実施形態では、データは、時間的および／または空間的情報を含む。様々なアプリケーションにおいて、データは、（１）モバイルのエンドユーザの同一性（２）認証の時間、（３）地理的位置、および（４）コストコーディングまたは記録保持のための出退時間に関連した付随的な情報を含む。

いくつかの実施形態では、出退時間のデータは、注釈、タグ、マーク、文書、メッセージを含み得る付随的な情報を含む。この付随的なデータは、自動的に重大な構成要素として他の出退時間のデータに関連付けられる場合がある。例えば、現場の原価計算の場合には、この付随的なデータは、記録された時間に時給を対応させるための重要な情報を提供する場合があり、末端顧客が所定の現場で時給労働者からサービスを受ける現場自体の同一性、仕事自体の性質、および他の要因を含む様々な要因に依存して異なる仕事のシフトに応じて、時給は変化する場合がある。

いくつかの実施形態では、エンドユーザの地理的位置、およびエンドユーザの許可された場所の位置への近接度は、次のものを含むいくつかの方法の１つまたはそれらの任意の組み合わせによって測定される：（ａ）エンドユーザの地理的な座標の測定；（ｂ）センサ装置からのエンドユーザの距離の測定であり、そのセンサ装置はｉＢｅａｃｏｎ、ＮＦＣ端末として知られるような装置、同様に、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、ＮＦＣの信号、Ｗｉ−Ｆｉおよび他の信号を含む様々な他の無線信号の送信および受信が可能である様々な他の適切な装置を含む；（ｃ）例えば、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、ＮＦＣ信号、Ｗｉ−ｆｉ、同様に他の信号などの短距離信号のような許可された近接度の測定を可能にするユーザのモバイル装置間で送信される短距離の無線周波数信号によって測定される、別のユーザからのエンドユーザの距離の測定。

労働力マネージャ
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されるシステム、および方法は、労働力のマネージャを含む。いくつかの実施形態では、マネージャは、１つ以上のソフトウェアモジュール、１つ以上のハードウェアモジュール、またはそれらの組み合わせとして実施される。
特定の実施形態では、マネージャは、第三のコンピュータのユーザに、モバイルのユーザの出退時間のデータの閲覧を可能にする。様々な実施形態において、マネージャは、第三のコンピュータのユーザモバイルのユーザと直接通信する、を可能にする。いくつかのアプリケーションでは、マネージャは、第三のコンピュータ装置のユーザがモバイルのユーザに対し出退時間の認証を直接引き起こすことを可能にする。

システムのアプリケーション
システムの上記の記述および本発明の方法論に基づいて、様々なアプリケーションが可能であることが理解され得る。実施例は、限定されないが、仕事場またはプロジェクトで従業員に費やされた業務時間の記録および管理；仕事場へのアクセスの認証；仕事場へのアクセスの管理；仕事場からの従業員の解雇を含む。

いくつかの実施形態では、システムは、家、アパート、ホテルの部屋、オフィス、建物、施設、貯蔵ユニット、自動車、自転車、自動二輪車、飛行機、ヘリコプター、ドローンなどの遠隔操作されるロボット、または海上の船舶などの物理的なリソースに使用された時間を管理するために使用される。

デジタル処理装置
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されるシステム、媒体、および方法は、デジタル処理装置、およびその使用を含む。さらなる実施形態では、デジタル処理装置は、装置の機能を実行する１つ以上のハードウェア中央処理装置（ＣＰＵ）を含む。またさらなる他の実施形態では、デジタル処理装置はさらに、実行可能な命令を行うように構成されたオペレーティングシステムを含む。いくつかの実施形態では、デジタル処理装置は、コンピュータネットワークに随意に接続される。さらなる実施形態では、デジタル処理装置はワールドワイドウェブにアクセスするようにインターネットに随意に接続される。またさらなる他の実施形態では、デジタル処理装置は、クラウドコンピューティングインフラストラクチャーに随意に接続される。他の実施形態では、デジタル処理装置は、イントラネットに随意に接続される。
他の実施形態では、デジタル処理装置は、データ記憶装置に随意に接続される。

本明細書の記載によれば、適切なデジタル処理装置は、非限定的な例として、サーバコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、サブノートブックコンピュータ、ネットブックコンピュータ、ネットパッドコンピュータ、セットトップコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、インターネットアプライアンス、モバイルスマートフォン、タブレットコンピュータ、携帯情報端末、ビデオゲームコンソール、および輸送機関を含む。当業者は、多くのスマートフォンが本明細書に記載のシステムでの使用に適していることを認識するだろう。当業者は更に、随意のコンピュータネットワーク接続を備える、セレクトテレビ、ビデオプレーヤー、およびデジタル音楽プレーヤーが、本明細書に記載のシステムでの使用に適していることを認識するだろう。適切なタブレットコンピュータは、当業者に既知のブックレット、スレート、および転用可能な構成を含む。

いくつかの実施形態では、デジタル処理装置は、実行可能な命令を実施するように構成されたオペレーティングシステムを含む。オペレーティングシステムは、例えば、装置のハードウェアを管理し、アプリケーションの実行のためのサービスを提供するプログラムとデータを含むソフトウェアである。当業者は、適切なサーバオペレーティングシステムは、非限定的な例として、ＦｒｅｅＢＳＤ、ＯｐｅｎＢＳＤ、ＮｅｔＢＳＤ（登録商標）、Ｌｉｎｕｘ（登録商標）、Ａｐｐｌｅ（登録商標） Ｍａｃ ＯＳ Ｘ Ｓｅｒｖｅｒ（登録商標）、Ｏｒａｃｌｅ（登録商標）Ｓｏｌａｒｉｓ（登録商標）、Ｗｉｎｄｏｗｓ Ｓｅｒｖｅｒ（登録商標）およびＮｏｖｅｌｌ（登録商標）ＮｅｔＷａｒｅ（登録商標）を含むことを認識するだろう。当業者は、適切なパソコンオペレーティングシステムは、非限定的な例として、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（登録商標）Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）、Ａｐｐｌｅ（登録商標）Ｍａｃ ＯＳ Ｘ（登録商標）、ＵＮＩＸ（登録商標）、およびＧＮＵ／Ｌｉｎｕｘ（登録商標）のようなＵＮＩＸ（登録商標）様のオペレーティングシステムを含むことを認識するだろう。いくつかの実施形態では、オペレーティングシステムは、クラウドコンピューティングによって提供される。当業者は適切なモバイルのスマートフォンオペレーティングシステムは、非限定的な例として、Ｎｏｋｉａ（登録商標）Ｓｙｍｂｉａｎ（登録商標）ＯＳ、Ａｐｐｌｅ（登録商標）ｉＯＳ（登録商標）、Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｉｎ Ｍｏｔｉｏｎ（登録商標）Ｂｌａｃｋｂｅｒｒｙ ＯＳ（登録商標）、Ｇｏｏｇｌｅ（登録商標）Ａｎｄｒｏｉｄ（登録商標）、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（登録商標）Ｗｉｎｄｏｗｓ Ｐｈｏｎｅ（登録商標）ＯＳ、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（登録商標）Ｗｉｎｄｏｗｓ Ｍｏｂｉｌｅ（登録商標）ＯＳ、Ｌｉｎｕｘ（登録商標）およびＰａｌｍ（登録商標）ＷｅｂＯＳ（登録商標）を含むことを認識するだろう。

いくつかの実施形態では、装置は、ストレージおよび／またはメモリ装置を含む。保存および／またはメモリ装置は、一時的または恒久的な方式でデータまたはプログラムを保存するために使用される１つ以上の物理的な機器である。いくつかの実施形態では、装置は揮発性メモリであり、保存された情報を維持する動力を必要とする。いくつかの実施形態では、装置は不揮発性メモリであり、動力がデジタル処理装置に供給されない場合、保存された情報を保持する。他の実施形態では、不揮発性メモリはフラッシュメモリを含む。いくつかの実施形態では、不揮発性メモリはダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ）を含む。いくつかの実施形態では、不揮発性メモリは強誘電体ランダムアクセスメモリ（ＦＲＡＭ（登録商標））を含む。いくつかの実施形態では、不揮発性メモリは相変化ランダムアクセスメモリ（ＰＲＡＭ）を含む。他の実施形態において、装置は、非限定的な例として、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ、フラッシュメモリ装置、磁気ディスク装置、磁気テープドライブ、光ディスクドライブおよびクラウドコンピューティングベースのストレージを含む記憶装置である。さらなる実施形態では、ストレージおよび／またはメモリは、本明細書に記載されているような装置の組み合わせである。

いくつかの実施形態では、デジタル処理装置は、ユーザへ視覚情報を送るためのディスプレイを含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイは、ブラウン管（ＣＲＴ）である。いくつかの実施形態では、ディスプレイは液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）である。さらなる実施形態では、ディスプレイはＴＦＴ液晶ディスプレイ（ＴＦＴ−ＬＣＤ）である。いくつかの実施形態では、ディスプレイは、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ディスプレイである。様々なさらなる実施形態では、ＯＬＥＤディスプレイは、パッシブマトリックスＯＬＥＤ（ＰＭＯＬＥＤ）、またはアクティブマトリックスＯＬＥＤ（ＡＭＯＬＥＤ）ディスプレイである。いくつかの実施形態では、ディスプレイは、プラズマディスプレイである。別の実施形態では、ディスプレイは、ビデオプロジェクタである。またさらなる実施形態では、ディスプレイは、本明細書に記載されるような装置の組み合わせである。

いくつかの実施形態では、デジタル処理装置は、ユーザのもとへ視覚情報を送るためのディスプレイを含む。いくつかの実施形態では、入力装置は、キーボードである。いくつかの実施形態では、入力装置は、非限定的な例として、マウス、トラックボール、トラックパッド、ジョイスティック、ゲームコントローラ、またはスタイラスを含むポインティング装置である。いくつかの実施形態では、入力装置は、タッチスクリーンまたはマルチタッチスクリーンである。他の実施形態では、入力装置は、声または他の音声入力を取り込むマイクロフォンである。他の実施形態では、入力装置は、動き、または視覚入力を取り込むビデオカメラである。またさらなる他の実施形態では、入力装置は、本明細書に開示されるような装置の組み合わせである。

非一時的であるコンピュータ可読記憶媒体
いくつかの実施形態では、本明細書に記載のシステム、媒体、および方法は、随意にネットワーク化されたデジタル処理装置のオペレーティングシステムによって実行可能な命令を含むプログラムをコード化された１つ以上の非一時的であるコンピュータ可読記憶媒体を含む。さらなる実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体は、デジタル処理装置の実体の構成要素である。またさらなる他の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体は、デジタル処理装置から必要に応じて取り外し可能である。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体は、非限定的な例として、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ、フラッシュメモリ装置、ソリッドステートメモリ、磁気ディスクドライブ、磁気テープドライブ、光ディスクドライブ、クラウドコンピューティングのシステムおよびサービスなどを含む。いくつかの場合では、プログラムおよび命令は、永続的に、実質上永続的に、半永久的に、または非一時的に媒体にコード化される。

コンピュータプログラム
いくつかの実施形態では、本明細書に記載のシステム、媒体、および方法は、少なくとも１つのコンピュータプログラム、またはその使用を含む。コンピュータプログラムは、特定のタスクを実行するために書かれた、デジタル処理装置のＣＰＵで実行可能な命令のシーケンスを含む。コンピュータ可読命令は、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型を実装する機能、オブジェクト、アプリケーションプログラミングインターフェース（ＡＰＩ）、データ構造などの、プログラムモジュールとして実装され得る。本明細書の開示に照らし、当業者は、コンピュータプログラムが様々な言語の様々なバージョンで書かれ得ることを認識するだろう。

コンピュータ可読命令の機能は、様々な環境で所望されるように組み合わせられ、または分散され得る。いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、命令のシーケンスを含む。いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、複数の命令のシーケンスを含む。いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、一箇所から提供される。他の実施形態では、コンピュータプログラムは複数の位置から提供される。様々な実施形態において、コンピュータプログラムは、１つ以上のソフトウェアモジュールを含む。様々な実施形態において、コンピュータプログラムは、一部または全体において、１つ以上のウェブアプリケーション、１つ以上のモバイルアプリケーション、１つ以上のスタンドアロンアプリケーション、１つ以上のウェブブラウザのプラグイン、拡張機能、アドイン、またはアドオン、またはそれらの組み合わせを含む。

ウェブアプリケーション
いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、ウェブアプリケーションを含む。本明細書の開示に照らして、当業者は、ウェブアプリケーションが、様々な実施形態において１つ以上のソフトウェアフレームワーク、および１つ以上のデータベースシステムを利用することを認識するだろう。いくつかの実施形態では、ウェブアプリケーションは、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（登録商標）．ＮＥＴまたはＲｕｂｙ ｏｎ Ｒａｉｌｓ （ＲｏＲ）のようなソフトウェアフレームワークで作成される。いくつかの実施形態では、ウェブアプリケーションは、非限定的な例として、リレーショナル、非リレーショナル、オブジェクト指向、アソシアティブ、およびＸＭＬデータベースシステムを含む１つ以上のデータベースシステムを利用する。さらなる実施形態では、適切なリレーショナルデータベースシステムは、非限定的な例として、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（登録商標）ＳＱＬサーバ、ｍｙＳＱＬ（商標）およびＯｒａｃｌｅ（登録商標）を含む。当業者は、ウェブアプリケーションが様々な実施形態において１つ以上の言語の１つ以上のバージョンで書かれていることを認識するだろう。ウェブアプリケーションは、１つ以上のマークアップ言語、表示定義言語、クライアント側のスクリプト言語、サーバ側コード言語、データベースクエリ言語、またはそれらの組み合わせで書かれ得る。いくつかの実施形態では、ウェブアプリケーションは、ハイパーテキストマークアップ言語（ＨＴＭＬ）、拡張可能なＨＴＭＬ（ＸＨＴＭＬ）または拡張マークアップ言語規約（ＸＭＬ）などのマークアップ言語である程度まで書かれる。いくつかの実施形態では、ウェブアプリケーションは、カスケーディングスタイルシート（ＣＳＳ）のような表示定義言語である程度まで書かれる。いくつかの実施形態では、ウェブアプリケーションは、非同期Ｊａｖａ（登録商標）ｓｃｒｉｐｔおよびＸＭＬ（ＡＪＡＸ）、Ｆｌａｓｈ（登録商標）Ａｃｔｉｏｎｓｃｒｉｐｔ、Ｊａｖａ（登録商標）ｓｃｒｉｐｔまたはＳｉｌｖｅｒｌｉｇｈｔ（登録商標）などのクライアント側のスクリプト言語である程度まで書かれる。いくつかの実施形態では、ウェブアプリケーションは、アクティブサーバページ（ＡＳＰ）、ＣｏｌｄＦｕｓｉｏｎ（登録商標）、Ｐｅａｒｌ、Ｊａｖａ（商標）、Ｊａｖａ（登録商標）ＳｅｒｖｅｒＰａｇｅｓ（ＪＳＰ）、ハイパーテキストプリプロセッサー（ＰＨＰ）、Ｐｙｔｈｏｎ（商標）、Ｒｕｂｙ、Ｔｃｌ、Ｓｍａｌｌｔａｌｋ、ＷｅｂＤＮＡ（登録商標）などのサーバ側コーディング言語である程度まで書かれている。いくつかの実施形態では、ウェブアプリケーションは、構造化照会言語（ＳＱＬ）のようなデータベース照会言語である程度まで書かれている。いくつかの実施形態では、ウェブアプリケーションは、ＩＢＭ（登録商標）Ｌｏｔｕｓ Ｄｏｍｉｎｏ（登録商標）などの、企業のサーバ製品を統合する。いくつかの実施形態では、ウェブアプリケーションはメディアプレイヤの要素を含む。様々なさらなる実施形態では、メディアプレイヤ要素は、非限定的な例として、Ａｄｏｂｅ（登録商標）Ｆｌａｓｈ（登録商標）、ＨＴＭＬ ５、Ａｐｐｌｅ（登録商標）ＱｕｉｃｋＴｉｍｅ（登録商標）、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（登録商標）Ｓｉｌｖｅｒｌｉｇｈｔ（登録商標）、Ｊａｖａ（商標）およびＵｎｉｔｙ（登録商標）を含む多くの適切なマルチメディア技術の１つ以上を利用する。

モバイルアプリケーション
いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、モバイルのデジタル処理装置に提供されるモバイルアプリケーションを含む。いくつかの実施形態では、モバイルのアプリケーションは、モバイルのデジタル処理装置が製造される時に設けられる。他の実施形態では、モバイルのアプリケーションは、本明細書に記載のコンピュータネットワークによってモバイルのデジタル処理装置に設けられる。

本明細書に提供される開示を考慮して、モバイルアプリケーションは、当該技術分野で既知のハードウェア、言語、開発環境を使用して、当業者に既知の技術によって作成される。当業者は、モバイルアプリケーションが複数の言語で書かれていることを認識するだろう。適切なプログラミング言語は、非限定的な例として、Ｃ、Ｃ＋＋、Ｃ＃、Ｏｂｊｅｃｔｉｖｅ−Ｃ、Ｊａｖａ（商標）、Ｊａｖａ（登録商標）ｓｃｒｉｐｔ、Ｐａｓｃａｌ、Ｏｂｊｅｃｔ Ｐａｓｃａｌ、Ｐｙｔｈｏｎ（商標）、Ｒｕｂｙ、ＶＢ．ＮＥＴ、ＷＭＬ、およびＣＳＳを有する、または有しないＸＨＴＭＬ／ＨＴＭＬ、またはそれらの組み合わせを含む。

適切なモバイルアプリケーション開発環境は、いくつかのソースから入手可能である。市販の開発環境は、非限定的な例として、ＡｉｒｐｌａｙＳＤＫ、ａｌｃｈｅＭｏ、Ａｐｐｃｅｌｅｒａｔｏｒ（登録商標）、Ｃｅｌｓｉｕｓ、Ｂｅｄｒｏｃｋ、Ｆｌａｓｈ Ｌｉｔｅ、．ＮＥＴ Ｃｏｍｐａｃｔ Ｆｒａｍｅｗｏｒｋ、Ｒｈｏｍｏｂｉｌｅ、およびＷｏｒｋＬｉｇｈｔ Ｍｏｂｉｌｅ Ｐｌａｔｆｏｒｍを含む。他の開発環境は、非限定的な例として、Ｌａｚａｒｕｓ、ＭｏｂｉＦｌｅｘ、ＭｏＳｙｎｃ、およびＰｈｏｎｅｇａｐを含み、コストなしで利用可能である。さらに、モバイル装置製造者は、非限定的な実施例として、ｉＰｈｏｎｅ（登録商標）およびｉＰａｄ（登録商標）（ｉＯＳ）ＳＤＫ、Ａｎｄｒｏｉｄ（登録商標）、ＢｌａｃｋＢｅｒｒｙ（登録商標）ＳＤＫ、ＢＲＥＷ ＳＤＫ、Ｐａｌｍ（登録商標）ＯＳ ＳＤＫ、Ｓｙｍｂｉａｎ ＳＤＫ、ｗｅｂＯＳ ＳＤＫ、およびＷｉｎｄｏｗｓ（登録商標）Ｍｏｂｉｌｅ ＳＤＫを含む

当業者は、非限定的な例としてＡｐｐｌｅ（登録商標）Ａｐｐ Ｓｔｏｒｅ、Ａｎｄｒｏｉｄ（商標）Ｍａｒｋｅｔ、ＢｌａｃｋＢｅｒｒｙ（登録商標）Ａｐｐ Ｗｏｒｌｄ、Ｐａｌｍの装置のためのＡｐｐ Ｓｔｏｒｅ、ｗｅｂＯＳのためのＡｐｐ Ｃａｔａｌｏｇ、ＭｏｂｉｌｅのためのＷｉｎｄｏｗｓ（登録商標）Ｍａｒｋｅｔｐｌａｃｅ、Ｎｏｋｉａ（登録商標）装置のためのＯｖｉ Ｓｔｏｒｅ、Ｓａｍｓｕｎｇ（登録商標）Ａｐｐｓ、およびＮｉｎｔｅｎｄｏ（登録商標）ＤＳｉショップを含むいくつかの商用フォーラムが、モバイルアプリケーションの配信のために利用可能であることを認識する。

スタンドアロンアプリケーション
いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、独立したコンピュータプロセスとして実行され既存のプロセスへのアドオンではない、例えばプラグインではない、プログラムであるスタンドアロンのアプリケーションを含む。当業者は、スタンドアロンアプリケーションは、多くの場合、コンパイルされていることを認識するだろう。コンパイラは、プログラミング言語で書かれるソースコードを、アセンブリ言語またはマシンコードなどのバイナリオブジェクトコードへと変換するコンピュータプログラムである。適切なコンパイルされたプログラミング言語は、非限定的な例として、Ｃ、Ｃ＋＋、Ｏｂｊｅｃｔｉｖｅ−Ｃ、ＣＯＢＯＬ、Ｄｅｌｐｈｉ、Ｅｉｆｆｅｌ、Ｊａｖａ（商標）、Ｌｉｓｐ、Ｐｙｔｈｏｎ（商標）、Ｖｉｓｕａｌ Ｂａｓｉｃ、およびＶＢ．ＮＥＴ、またはそれらの組み合わせを含む。コンピレーションは、実行可能なプログラムを作成するために、少なくとも部分的に頻繁に実行される。いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、１つ以上の実行可能なコンパイルされたアプリケーションを含む。

ウェブブラウザプラグイン
いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、ウェブブラウザプラグインを含む。
コンピューティングにおいて、プラグインは、より大きなソフトウェアアプリケーションに、特定の機能を追加する１つ以上のソフトウェアコンポーネントである。ソフトウェアアプリケーションのメーカーは、第三者の開発者が、アプリケーションを拡張する能力を生み出し、新しい機能を簡単に追加することを支援し、およびアプリケーションのサイズを小さくすることを可能にするために、プラグインをサポートする。サポートされている場合、プラグインは、ソフトウェアアプリケーションの機能をカスタマイズ可能にする。例えばプラグインは、ビデオを再生し、相互作用を引き起こし、ウィルスをスキャンし、特定のファイル形式を表示するためのウェブブラウザにおいて一般的に使用される。当業者は、Ａｄｏｂｅ（登録商標）Ｆｌａｓｈ（登録商標）Ｐｌａｙｅｒ、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（登録商標）Ｓｉｌｖｅｒｌｉｇｈｔ（登録商標）、およびＡｐｐｌｅ（登録商標）ＱｕｉｃｋＴｉｍｅ（登録商標）を含むプラグインに精通しているだろう。いくつかの実施形態では、ツールバーは、１つ以上のウェブブラウザ拡張機能、アドイン、またはアドオンを含む。いくつかの実施形態では、ツールバーは、１つ以上のエクスプローラバー、ツールバンド、またはデスクバンドを含む。

本明細書で提供される開示に照らして、当業者は、非限定的な例として、Ｃ＋＋、Ｄｅｌｐｈｉ、Ｊａｖａ（商標）、ＰＨＰ、Ｐｙｔｈｏｎ（商標）、およびＶＢ．ＮＥＴ、またはそれらの組み合わせを含む、様々なプログラミング言語でのプラグインの開発を可能にするいくつかのプラグインフレームワークが利用可能であることを認識するだろう。

Ｗｅｂブラウザ（インターネットブラウザとも呼ばれる）は、Ｗｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ Ｗｅｂ上の情報資源を検索、提示、および横断するための、ネットワーク接続されたデジタル処理装置で使用するために設計された、ソフトウェアアプリケーションである。適切なウェブブラウザは、非限定的な例として、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（登録商標）Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｘｐｌｏｒｅｒ（登録商標）、Ｍｏｚｉｌｌａ（登録商標）Ｆｉｒｅｆｏｘ（登録商標）、Ｇｏｏｇｌｅ（登録商標）Ｃｈｒｏｍｅ、Ａｐｐｌｅ（登録商標）Ｓａｆａｒｉ（登録商標）、Ｏｐｅｒａ Ｓｏｆｔｗａｒｅ（登録商標）Ｏｐｅｒａ（登録商標）、およびＫＤＥ Ｋｏｎｑｕｅｒｏｒを含む。いくつかの実施形態では、ウェブブラウザは、モバイルウェブブラウザである。モバイルウェブブラウザ（マイクロブラウザ、ミニブラウザ、および無線ブラウザとも呼ばれる）は、非限定的な例として、ハンドヘルドコンピュータ、タブレットコンピュータ、ネットブックコンピュータ、サブノートブックコンピュータ、スマートフォン、音楽プレーヤー、携帯情報端末（ＰＤＡ）、および携帯型のビデオゲームシステムを含む、モバイルデジタル処理装置で使用するために設計されている。適切なモバイルのウェブブラウザは、非限定的な例として、Ｇｏｏｇｌｅ（登録商標）Ａｎｄｒｏｉｄ（登録商標）ブラウザ、ＲＩＭ ＢｌａｃｋＢｅｒｒｙ（登録商標）ブラウザ、Ａｐｐｌｅ（登録商標）Ｓａｆａｒｉ（登録商標）、Ｐａｌｍ（登録商標）Ｂｒａｚｅｒ、Ｐａｌｍ（登録商標）ＷｅｂＯＳ（登録商標）ブラウザ、モバイルのためのＭｏｚｉｌｌａ（登録商標）Ｆｉｒｅｆｏｘ（登録商標）、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（登録商標）Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｘｐｌｏｒｅｒ（登録商標）Ｍｏｂｉｌｅ、Ａｍａｚｏｎ（登録商標）Ｋｉｎｄｌｅ（登録商標）Ｂａｓｉｃ Ｗｅｂ、Ｎｏｋｉａ（登録商標）ブラウザ、Ｏｐｅｒａ Ｓｏｆｔｗａｒｅ（登録商標）Ｏｐｅｒａ（登録商標）Ｍｏｂｉｌｅ、およびＳｏｎｙ（登録商標）ＰＳＰ（商標）ブラウザを含む。
ソフトウェアモジュール

いくつかの実施形態では、本明細書中に記載のシステム、媒体、および方法は、ソフトウェア、サーバ、および／またはデータベースモジュール、またはその使用を含む。本明細書に提供される開示を考慮して、ソフトウェアモジュールは、当該技術分野で既知の機械、ソフトウェア、言語を使用して、当業者に既知の技術によって作成される。本明細書に開示されるソフトウェアモジュールは、多くの方法で実施される。様々な実施形態において、ソフトウェアモジュールはファイル、コードのセクション、プログラミングオブジェクト、プログラミング構造、またはそれらの組み合わせを含む。さらなる様々な実施形態において、ソフトウェアモジュールは複数のファイル、複数のコードのセクション、複数のプログラミングオブジェクト、複数のプログラミング構造、またはそれらの組み合わせを含む。様々な実施形態において、１つ以上のソフトウェアモジュールは、非限定的な例として、ウェブアプリケーション、モバイルアプリケーション、およびスタンドアロンアプリケーションを含む。いくつかの実施形態では、ソフトウェアモジュールは１つのコンピュータプログラム、またはアプリケーション中に存在する。他の実施形態では、ソフトウェアモジュールは１より多くのコンピュータプログラム中、またはアプリケーション中に存在する。いくつかの実施形態では、ソフトウェアモジュールは１つのマシンにホストされる。他の実施形態では、ソフトウェアモジュールは１より多くのマシンにホストされる。さらなる実施形態では、ソフトウェアモジュールクラウドコンピューティングプラットフォームにホストされる。いくつかの実施形態では、ソフトウェアモジュールは１つの位置にある１つ以上のマシンにホストされる。他の実施形態では、ソフトウェアモジュールは１より多くの位置にある１つ以上のマシンにホストされる。

データベース
いくつかの実施形態では、本明細書に記載のシステム、媒体、および方法は、１つ以上のデータベース、またはその使用を含む。本明細書に提供される開示を考慮して、当業者は、多くのデータベースが生体認証の情報の保存と検索に適していることを認識するだろう。様々な実施形態において、適切なデータベースは、非限定的な例として、リレーショナルデータベース、非リレーショナルデータベース、オブジェクト指向データベース、オブジェクトデータベース、実体関連モデルデータベース、アソシアティブデータベース、およびＸＭＬデータベースを含む。いくつかの実施形態では、データベースは、インターネットベースである。さらなる実施形態では、データベースは、ウェブベースである。またさらなる実施形態では、データベースは、クラウドコンピューティングベースである。他の実施形態にでは、データベースは、１つ以上の局所的なコンピュータ記憶装置に基づく。

実施例
次の実例となる実施例は、本明細書に記載されるソフトウェアアプリケーション、システム、および方法の実施形態を代表するものであり、いかなる方法でも限定する目的ではない。

実施例１−出退時間の管理
図２および図３は、ユーザがどのようにシステムを操作するかの例である。検証（図２）の場合には、ユーザがモバイル装置に自分の名前またはＩＤを入力する。単一行動の出退時間のプロセスが引き起こされる。モバイル装置は生体認証の情報を捕捉する。一旦生体認証の情報が捕捉されると、検出器は直ちに生体認証のスキャン中の対象領域を判断する。装置はさらに、ユーザに固有の特性の情報を抽出する。システムはこの特性の情報から特徴を抽出し、特徴、およびユーザＩＤまたはユーザ名をデータベースに保存されたモデルと比較する。一致が発見される場合、出退時間のデータはサーバへ送られる；そうでなければ、出退時間のデータは拒否される。同定（図３）の場合には、単動式の出退時間の工程が引き起こされ、最初にモバイル装置に名前またはＩＤを入力することをユーザに要求せずに、ユーザの同一性は承認または拒否される。

本発明の好ましい実施形態が図示され説明されたが、そのような実施形態は実施例としてのみ提供されることは、当業者に明らかだろう。多くの変形、変更、及び置換が本発明から逸脱することなく当業者に想到されるだろう。本明細書に記載の本発明の実施形態に対する様々な代替物が、本発明を実施する際に使用されてもよいことが理解されるべきである。

Claims (14)

1. モバイルエンド・ユーザの出退時間を測定および認証するコンピュータシステムであって、該システムが、
   （ａ）モバイル・デバイスであって、当該モバイル・デバイスが
   （ｉ）モバイルプロセッサ、
   （ｉｉ）実行可能命令を実行するように構成されたモバイルオペレーティングシステム、
   （ｉｉｉ）注釈、タグ、マーク、文書、または、メッセージ、あるいはこれらの組み合わせを含む分類ラベルを保存するように構成されたメモリーであって、分類ラベルがコストデータおよびカテゴリーデータの少なくとも１つをコード化することができる、メモリー、
   （ｉｖ）モバイル・デバイスの認証の時間と地理的位置を含む、出退データを測定および記録するように構成されたセンサ、
   （ｖ）モバイルエンド・ユーザの写真または生体認証方式を含む、モバイルエンド・ユーザの生体認証データを記録するように構成されたカメラ、および、
   （ｖｉ）出退データと生体認証データをサーバに送信するように構成された通信モジュールを含む、モバイル・デバイスと、
   （ｂ）サーバであって、
   （ｉ）認証時間がサーバのクロックに一致することを確認し、
   （ｉｉ）生体認証データがモバイルエンド・ユーザの生体認証モデルに一致することを確認し、
   （ｉｉｉ）前記地理的位置を、短距離無線通信によって許可されたモバイル・デバイスの地理的位置と、あるいは、短距離無線通信によって許可されたセンサ装置の地理的位置と比較することによってモバイル・デバイスの位置を決定し、
   （ｉｖ）認証の時間とモバイル・デバイスの前記位置が時間割り当てルールおよび位置割り当てルールの少なくとも１つに従っていることを確認し、および、
   （ｖ）モバイル・デバイスに確認を送信する、
   ように構成されたサーバを備え、
   モバイル・デバイスは、認証の時間、地理的位置、および、生体認証データの少なくとも１つを定期的に測定および記録するように構成され、
   サーバは、モバイルエンド・ユーザが依然として従っていることを保証するためのなりすまし対抗策として、認証の時間とモバイル・デバイスの前記位置が時間割り当てルールおよび位置割り当てルールの少なくとも１つに従っていることを、定期的に確認するように構成され、
   モバイルオペレーティングシステムはさらに、出退データと生体認証データの少なくとも１つに、分類ラベルを割り当てるように構成され、および、
   該システムは、氏名、パスコード、キーカードデータ、特徴、および同一性の形態を受け取ることなく、認証の時間とモバイル・デバイスの前記位置が時間割り当てルールおよび位置割り当てルールの少なくとも１つに従っていることを確認することができる、ことを特徴とするシステム。
2. モバイル・デバイスはさらに、モバイルエンド・ユーザに、確認、モバイル・デバイスの前記位置、出退時間データ、および現行の状態を表示するように構成されたディスプレイ、ボタン、タッチセンサーディスプレイ、またはマイクロフォンの少なくとも１つを含む、請求項１に記載のシステム。
3. 位置割り当てルールは、モバイル・デバイスの前記位置が、世界のある領域を表す地理的座標のセット内にあるかどうかを判定することを含む、請求項１に記載のシステム。
4. サーバは、
   （ａ）地理的座標のセット、および／または、
   （ｂ）構成可能な位置割り当てルールを提供するためにリアルタイムの地理的座標の更新されたセットの少なくとも１つを受け取るようにさらに構成される、請求項３に記載のシステム。
5. 地理的座標のセットは、世界の前記領域を包含する形状を形成する、ディジタルマップ上の１以上の地理的な座標点を含む、請求項４に記載のシステム。
6. サーバは、認証の時間とモバイル・デバイスの前記位置の少なくとも１つが時間割り当てルールおよび位置割り当てルールの少なくとも１つに従っていない場合に、モバイルエンド・ユーザの退出を記録するようにさらに構成され、サーバは、モバイルエンド・ユーザが能動的にモバイル・デバイスに退出指示を入力する必要なく、モバイルエンド・ユーザの退出を記録するように構成される、請求項１に記載のシステム。
7. （ａ）前記出退データ、前記確認、モバイル・デバイスの前記位置、および現行の状態の少なくとも１つを表示し、
   （ｂ）モバイル・デバイスに直接メッセージを伝え、あるいは、
   （ｃ）認証の時間とモバイル・デバイスの前記位置が時間割り当てルールおよび位置割り当てルールの少なくとも１つに従っていることを確認する、
   ように構成された管理モジュールをさらに含む、請求項１に記載のシステム。
8. コンピュータシステムにより実行される、モバイルエンド・ユーザの出退時間を測定および認証する方法であって、
   （ａ）認証の時間と地理的位置を含む出退データを、モバイル・デバイスのセンサによって測定および記録する工程と、
   （ｂ）モバイルエンド・ユーザの生体認証データを、モバイル・デバイスのカメラによって記録する工程であって、生体認証データがモバイルエンド・ユーザの写真または生体認証方式を含む、工程と、
   （ｃ）注釈、タグ、マーク、文書、メッセージ、あるいはこれらの組み合わせを含む分類ラベルを、モバイル・デバイスのメモリーによって保存する工程であって、分類ラベルがコストデータおよびカテゴリーデータの少なくとも１つをコード化することができる、工程と、
   （ｄ）モバイル・デバイスによって、出退データと生体認証データの少なくとも１つに分類ラベルを割り当てる工程と、
   （ｅ）モバイル・デバイスの通信モジュールによって、出退データ、生体認証データ、および、分類ラベルを、サーバに送信する工程と、
   （ｆ）認証の時間がサーバのクロックに一致することをサーバによって確認する工程と、
   （ｇ）生体認証モデルがモバイルエンド・ユーザの生体認証モデルに一致することを、サーバによって確認する工程と、
   （ｈ）前記地理的位置を、短距離無線通信によって許可されたモバイル・デバイスの地理的位置と、あるいは、短距離無線通信によって許可されたセンサ装置の地理的位置と比較することによってモバイルエンド・ユーザの位置を、サーバによって決定する工程と、
   （ｉ）モバイルエンド・ユーザが氏名、パスコード、キーカードデータ、特徴、および同一性の形態を提出することなく、認証の時間とモバイルエンド・ユーザの前記位置が時間割り当てルールおよび位置割り当てルールの少なくとも１つに従っていることを、サーバによって確認する工程と、
   （ｊ）従っていることが確認された場合、サーバによってモバイル・デバイスに確認を送信する工程と、
   （ｋ）認証の時間、前記地理的位置、および、生体認証データの少なくとも１つを定期的に測定および記録し、ならびに、モバイルエンド・ユーザが依然として従っていることを保証するためのなりすまし対抗策として、認証の時間とモバイルエンド・ユーザの前記位置が時間割り当てルールおよび位置割り当てルールの少なくとも１つに従っていることを定期的に確認する工程を、含む、方法。
9. （ａ）出退、モバイルエンド・ユーザの前記位置、および現行の状態の少なくとも１つをディスプレイによって表示する工程、および、
   （ｂ）ボタン入力、タッチディスプレイ入力、または音声を、モバイル・デバイスによって受け取る工程、の少なくとも１つをさらに含む、請求項８に記載の方法。
10. モバイルエンド・ユーザの前記位置が位置割り当てルールに従っていることをサーバによって確認する工程は、モバイルエンド・ユーザの前記位置が世界のある領域を表す地理的座標のセット内にあるかどうかを確認する工程を含む、請求項８に記載の方法。
11. （ａ）サーバによって地理的座標のセットを受け取りデータベースに入れる工程、および、
    （ｂ）構成可能な位置割り当てルールを提供するために地理的座標のセットを、サーバによってリアルタイムで更新する工程、の少なくとも１つを含む、請求項１０に記載の方法。
12. サーバによって地理的座標のセットを受け取る工程は、世界の前記領域を包含する形状を形成するディジタルマップ上の１以上の地理的な座標点を受け取る工程を含む、請求項１１に記載の方法。
13. モバイルエンド・ユーザが能動的にモバイル・デバイスに退出指示を入力する必要なく、認証の時間とモバイルエンド・ユーザの前記位置の少なくとも１つが時間割り当てルールおよび位置割り当てルールの少なくとも１つに従っていない場合に、サーバによってモバイルエンド・ユーザの退出を記録する工程をさらに含む、請求項１０に記載の方法。
14. （ａ）出退データ、前記確認、現行の状態、および、モバイルエンド・ユーザの前記位置の少なくとも１つを、管理モジュールによって表示する工程、
    （ｂ）モバイル・デバイスに管理モジュールによって直接メッセージを伝える工程、あるいは、
    （ｃ）認証の時間とモバイルエンド・ユーザの前記位置が時間割り当てルールおよび位置割り当てルールの少なくとも１つに従っていることを、管理モジュールによって確認する工程、をさらに含む、請求項８に記載の方法。

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