JP6415069B2 - ベルトコンベヤのリターンローラ - Google Patents

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Description

この発明は、ベルトコンベヤにおけるリターンローラに関し、機能を喪失したりリターンローラの交換作業性を良好にした点にある。
ベルトコンベヤは、周知のように、ヘッドプーリとテールプーリとに無端状のベルトをかけ渡し、ベルトのキャリヤ側裏面は、キャリヤローラで支承され、ベルトのリターン側表面は、リターンローラで支承されている。
このリターンローラの支持は、コンベヤフレームに取り付けてある梁材の両端から起立するスタンドや、コンベヤフレームから垂れ下がるアームに上面開放のU字状の切欠きを設けて、この切欠きにリターンローラの支軸の両端外周対称位置に設けてある切欠溝を上方から落とし込みにより嵌め込み係合させて、上記の支軸を不回転状態に支持する(特許文献1及び2参照)。
実開平6−42823号公報 特開2009−126662号公報
ところで、何らかの影響、例えばリターンローラの外周面の摩滅や支軸の両端軸承軸受の故障にともなうスムーズな回転を阻害する不都合が発生すると、リターンローラを交換しなければならない。
しかしながら、リターンローラの支軸の両端支持を特許文献1及び2のような定置式スタンドやアームの切欠きに切欠溝を嵌め込む方式によると、交換にともない切欠きからの切欠溝を脱出させるために、リターンローラとベルトを上記脱出可能な高さ(位置)迄持ち上げなければならない。
この要因のため、人手や機器を用いて行うに際し、人手の場合多大な労力を必要とし、また機器を用いる場合機器の搬入、搬出及び機器の操作に手数がかかるなどの問題があった。
特に狭い空間にあっては、上述の切欠きから切欠溝を脱出させるためのリターンローラとベルトを持ち上げできないので、リターンローラの交換ができない。
そこで、この発明は、リターンローラの交換が極めて容易(スムーズ)に行うことができるようにしたことにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、ベルトコンベヤに於けるリターン側ベルトの両側外側で、かつ前後所定間隔毎の位置に定置プレートを配置し、また先端とグリップを有する末端とが上記リターン側ベルトの側縁の前後に向く水平な姿勢のスライドプレートを上記定置プレートの内側に配置し、さらに上記スライドプレートの先端部から末端方向途中迄に前記スライドプレートの両側板面が開放する長孔を設けて、この長孔に上記定置プレートに支持させた上記スライドプレートのスライドガイド兼起伏支点用のピンを貫通し、また上記スライドプレートの上記長孔の端縁と上記グリップとの間の上縁から下方にU字状の切欠き凹部を設けて、この切欠き凹部の並行する両側縁にリターンローラのセンタ支軸の両端外周の対称位置に設けてある切欠溝を嵌め込み係合し、さらに上記定置プレートの板面から突出するように設けた突起と、上記スライドプレートの上記切欠き凹部とグリップとの間の上縁から上方に突出するよう設けた突片と、この突片の上記切欠き凹部側から上記グリップ側に向け上記スライドプレートのスライドにともない上記突起が嵌入係合するように設けた凹入するレールとで構成した上記スライドプレートの水平な姿勢制御手段を設けた構成を採用する。
以上のように、この発明のリターンローラによれば、姿勢制御手段により先端とグリップを有する端末とが前後方向に向くスライドプレートの姿勢を水平に維持することで、リターンベルトにリターンローラの上周面を接触(ベルトを支承)させて、ベルトコンベヤの運転を継続することができると共に、この状況下で姿勢制御手段の係合関係でスライドプレートの安定した水平な姿勢を保つことができる。
運転にともない何らかの影響でリターンローラの交換が必要な場合、ベルトの走行方向の反対方向にスライドプレートをスライドさせながら姿勢制御手段のレールと突起との係合関係を解除することにより把持したグリップを押し下げて、長孔のスライドプレート先端側に移動しているピンを上記長孔の端部が回動中心になって、上記スライドプレートの末端側を降下させることができて、スライドプレートが旋回するので、リターンローラを降下(ベルトに対し離反するように)させることができる。
すると、切欠き凹部から支軸の切欠溝を脱出させて嵌め込み係合の解除によりリターンローラを回収することができるので、次のリターンローラの交換が可能になり、交換に要した人手や機器を用いたベルトの持ち上げがなく、極めて容易(スムーズ)に交換ができ、ベルトコンベヤの稼働率の大幅な低下がない。
勿論、狭い空間であってもリターンローラの交換が容易になる以外に、ベルトにリターンローラが接触した状況下でスライドプレートをスライドさせることになるが、その際リターンローラが回転するためスムーズに、かつ大きな労力を必要とすることなくスライドさせることもできる。
この発明の実施の形態を示す縦断正面図である。 同上の要部を示す縦断拡大正面図である。 同拡大側面図である。 姿勢制御手段の係合関係の解除を示す拡大側面図である。 スライドプレートを倒した状態を示す拡大側面図である。 リターンローラの支軸の支持を示す縦断拡大正面図である。 姿勢制御手段の部分の縦断拡大正面図である。
次に、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すベルトコンベヤAは、周知のようにヘッドプーリとテールプーリ(いずれも図示省略)とに無端状のベルトaをかけ渡して形成され、キャリヤ側ベルトaの裏面は、前後に所定の間隔を存して配置したトラフ形のキャリアローラ1で支承してある。
また、リターン側ベルトaの下側には、前後に所定の間隔を存して多数列のリターンローラ2を配置する。
上記のリターンローラ2は、周知のように、軸芯に支軸3を貫通させて軸承し、この支軸3の両突出端の外周面対称位置には、図6に示すように切欠溝4が設けてある。
次に、リターンローラ2の支持を説明する。
リターンローラ2の配置位置の両端には、定置プレート5が設けてある。
上記の定置プレート5は、図示の場合コンベヤフレーム6に上縁を固定して垂設したが、限定されず、起立させて設けることもある。
また、定置プレート5の内側には、末端にベルトaの走行方向の反対方向に突出する(図示の場合)グリップ7を有するスライドプレート8が配置されている。
そして、このスライドプレート8は、ベルトaの長手方向にスライドし、かつ起伏旋回するようになっている。
上記のスライド及び起伏旋回は、スライドプレート8の先端部から末端方向中途迄の範囲に設けた長孔9と、この長孔9に貫通するように定置プレート5から突出させたピン10とからなり、長孔9の範囲(両端間)内でベルトaの長手方向にスライドプレート8をスライドさせることができる以外に、長孔9内をスライドプレート8のスライドにともない前記長孔9の前記スライドプレート8の先端側に移動したピン10を支点としてスライドプレート8を起伏状旋回できるようにしてある
さらに、定置プレート5とスライドプレート8には、リターン側ベルトaの側縁に平行するように水平な姿勢でベルトaの走行方向にスライドプレート8をスライドさせた際、上記水平な姿勢を維持する係合関係になり、かつスライドプレート8をベルトaの走行方向の反対方向にスライドさせた際、上述の係合関係が解除(解除にともないスライドプレート8が起伏旋回可能になる)できるよう姿勢制御手段Cが設けてある。
上記の姿勢制御手段Cは、図示の場合、スライドプレート8の中途上縁から突出する突片11と、この突片11のベルトaの走行方向側の縁からベルトaの走行方向の反対側に向け横向きU字状の切欠きにより設けたレール12と、スライドプレート8のベルトaの走行方向のスライドにともないレール12に係合関係になるよう嵌まり込むよう定置プレート5から突出させた突起13とで構成されている
勿論、スライドプレート8のベルトa走行方向へのスライドにともないレール12の開放端に突起13の嵌入がスムーズにできるよう、レール12の開放端の幅を大きく(拡幅)しておくとよい。
また、スライドプレート8の長孔9の端とグリップ7との間の上縁(水平な姿勢でのスライドプレート8の上縁)から下方の向けU字状の切欠き凹部14を設けて、この切欠き凹部14に支軸3の切欠溝4を落とし込みにともない係合すると、スライドプレート8にキリターンローラ2の支軸3を不回転状態に支持することができる。
図中15は定置プレート5の板面に突出させたストッパで、このストッパ15にベルトaの走行方向にスライドプレート8をスライドさせたときスライドプレート8の下縁を当接させて、スライドプレート8の安定した水平な姿勢を保つようになっている。
上記のように構成すると、グリップ7を把持して水平な姿勢のスライドプレート8をベルトaの走行方向にスライドさせながら姿勢制御手段Cを係合関係に(図3に示すように)しておく。
すると、水平な姿勢を維持したスライドプレート8に支持させてあるリターンローラ2の上周面をベルトaに接触させて、ベルトコンベヤAの運転を継続する。
何らかの影響によりリターンローラ2を交換する場合、まずグリップ7を把持してベルトaの走行方向の反対方向に長孔9と、この長孔9に挿入してあるピン10によりガイドしながらスライドプレート8をスライド(図3から図4に示すように)させて、図4に示すように姿勢制御手段Cの係合関係を解除する。
上記の解除後に把持したグリップ7により図4の状態から図5に示すようにグリップ7を押し下げてスライドプレート8を旋回させることで、ベルトaに対し離反するようにリターンローラ2を降下させることができる。
その後に、上方にリターンローラ2を持ち上げながら、切欠き凹部14から切欠溝4を脱出させ、そしてリターンローラ2を回収する。
交換(新しい)リターンローラ2は、切欠き凹部14に切欠溝4を落とし込みにより係合して支軸3を支持させたのち、グリップ7を持ち上げて起立方向にスライドプレート8を旋回させ、然るのち、ベルトaの走行方向にスライドプレート8をスライドさせながら、姿勢制御手段Cを係合関係にする。
すると、定位置にリターンローラ2を設置することができる。
なお、ベルトaの走行方向にスライドさせたスライドプレート8は、押し込みスライド位置で停止するので、運転中にあっては、スライドプレート8の姿勢制御手段Cの係合関係の解除はない。
A ベルトコンベヤ
a ベルト
C 姿勢制御手段
1 キャリヤローラ
2 リターンローラ
3 支軸
4 切欠溝
5 定置プレート
6 コンベヤフレーム
7 グリップ
8 スライドプレート
9 長孔
10 ピン
11 突片
12 レール
13 突起
14 切欠き凹部
15 ストッパ

Claims (1)

  1. ベルトコンベヤに於けるリターン側ベルトの両側外側で、かつ前後所定間隔毎の位置に定置プレートを配置し、また先端とグリップを有する末端とが上記リターン側ベルトの側縁の前後に向く水平な姿勢のスライドプレートを上記定置プレートの内側に配置し、さらに上記スライドプレートの先端部から末端方向途中迄に前記スライドプレートの両側板面が開放する長孔を設けて、この長孔に上記定置プレートに支持させた上記スライドプレートのスライドガイド兼起伏支点用のピンを貫通し、また上記スライドプレートの上記長孔の端縁と上記グリップとの間の上縁から下方にU字状の切欠き凹部を設けて、この切欠き凹部の並行する両側縁にリターンローラのセンタ支軸の両端外周の対称位置に設けてある切欠溝を嵌め込み係合し、さらに上記定置プレートの板面から突出するように設けた突起と、上記スライドプレートの上記切欠き凹部とグリップとの間の上縁から上方に突出するよう設けた突片と、この突片の上記切欠き凹部側から上記グリップ側に向け上記スライドプレートのスライドにともない上記突起が嵌入係合するように設けた凹入するレールとで構成した上記スライドプレートの水平な姿勢制御手段を設けたことを特徴とするベルトコンベヤのリターンローラ。
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