JP6413274B2 - 移動端末装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム - Google Patents

移動端末装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6413274B2
JP6413274B2 JP2014059100A JP2014059100A JP6413274B2 JP 6413274 B2 JP6413274 B2 JP 6413274B2 JP 2014059100 A JP2014059100 A JP 2014059100A JP 2014059100 A JP2014059100 A JP 2014059100A JP 6413274 B2 JP6413274 B2 JP 6413274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
terminal device
search
unit
position information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014059100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015184828A (ja
Inventor
長谷川 英司
英司 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2014059100A priority Critical patent/JP6413274B2/ja
Priority to US14/632,355 priority patent/US9829323B2/en
Publication of JP2015184828A publication Critical patent/JP2015184828A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6413274B2 publication Critical patent/JP6413274B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/20Instruments for performing navigational calculations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/087Inventory or stock management, e.g. order filling, procurement or balancing against orders

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Description

本願は、移動端末装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システムに関する。
従来から、会社におけるノート型コンピュータやプロジェクター等の可搬機器、商品管理倉庫内における商品、又は空港ターミナル内におけるコンテナ等の物品等(以下、機器)について、それらの位置を管理するための方法や位置管理システムが提案されている。
例えば、コンテナ等の機器にRadio Frequency Identification(RFID)のタグを取り付け、コンテナ運搬車等の移動体にタグリーダ及び測位装置を設ける。タグリーダは、移動体の移動中にRFタグの探索を行う。そしてタグリーダがRFタグを検知した際に、RFタグに記録されている機器情報と、測位装置によって得られる移動体の位置情報とを関連付けて格納する。このような手法により、機器の位置を管理する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−143658号公報
上述した特許文献1においては、機器の探索を行うタグリーダの動作について詳細な開示はなく、タグリーダが行う探索動作にかかる消費電力を抑制する技術は開示されていない。
本願は、移動端末装置に機器探索部を搭載し、機器探索部が位置の管理対象である機器を探索する際に消費する電力を抑制する技術を提供することを目的とするものである。
開示の移動端末装置は、前記移動端末装置の移動を検知するセンサと、前記移動端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、移動量算出部と、機器探索部とを有し、前記センサは、前記移動端末装置の移動を検知し、前記移動量算出部は、前記センサによって検知された前記移動端末装置の移動について、前記移動端末装置の移動量を算出し、前記移動量算出部によって算出された前記移動量が第1の値に達したことに基づき、前記機器探索部が機器の探索を実行し、前記機器探索部による前記探索によって前記機器が検知された場合に、前記機器が検知されたことに基づき前記位置情報取得部が前記移動端末装置の前記位置情報を取得し、前記位置情報取得部によって取得された前記位置情報と、前記機器探索部によって検知された前記機器を特定する機器情報とを記録する。
本願の技術により、移動端末装置が行う機器探索に要する消費電力を抑制することができる。
第1実施例におけるシステム構成を示す図である。 第1実施例における移動端末装置の機能ブロックを示す図である。 第1実施例における移動端末装置のハードウェア構成を示す図である。 第1実施例におけるRFIDリーダのハードウェア構成を示す図である。 第1実施例におけるGPSデバイスのハードウェア構成を示す図である。 第1実施例における機器のハードウェア構成を示す図である。 第1実施例における情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 第1実施例における移動端末装置の移動軌跡及び探索範囲と、機器との位置関係を説明する図である。 第1実施例における移動端末装置が有するプロセッサの機能ブロックを示す図である。 第1実施例における記録部に格納される情報を示す図である。 第1実施例における移動端末装置が有するプロセッサによる処理フローチャートである。 第2実施例における移動端末装置の移動軌跡及び探索範囲と、機器との位置関係を説明する図である。 第2実施例における移動端末装置が有するプロセッサの機能ブロックを示す図である。 第2実施例における記録部に記録される情報を示す図である。 第2実施例における移動端末装置が有するプロセッサによる処理フローチャートである。 第3実施例における移動端末装置の機能ブロックを示す図である。 第3実施例における移動端末装置が有するプロセッサの機能ブロックを示す図である。 第3実施例における移動端末装置が有するプロセッサによる処理フローチャートである。 第4実施例における移動端末装置が有するプロセッサによる処理フローチャートである。
第1実施例は、移動端末装置が所定の距離移動したことに基づいて、移動端末装置が機器の探索を行うものである。これにより、移動端末装置が行う機器の探索を間欠的に行うことができ、移動端末装置で消費される電力を抑制することができる。
図1から図7に基づいて、第1実施例にて用いられる機器や移動端末装置及びサーバ等の情報処理装置の装置構成及び機能を説明し、図8から図11に基づいて、機器の位置を管理するための情報処理方法について説明する。
図1は、第1実施例で用いられる位置情報の管理システムの構成図である。移動端末装置100は、例えばスマートフォン等の携帯端末やノート型コンピュータまたはタブレットコンピュータ等である。機器200は位置管理の対象となる機器である。本明細書において「機器」とは、位置を管理される対象物品全般を意味し、電子機器に限らない。機器200は、後述するように、電波や磁界等の電磁波を用いて自身の存在を移動端末装置100に対して通知することが可能な機能を有する。情報処理装置300は、クラウドサーバ等の情報処理装置であり、移動端末装置100との間で情報通信を行う機能を有する。
移動端末装置100は人によって持ち運びされるか、もしくは車等の移動体に設置されることにより移動が可能である。移動端末装置100は自らが発信する電波等の電磁波により、機器200に対する探索を実行し、移動端末装置100と機器200との間の距離が所定値以下である場合に機器200の存在を検知する。移動端末装置100が機器200を検知し得る距離は、移動端末装置100が発信する電磁波の強度等によって決定される。また移動端末装置100は自身の位置を測定する手段を有し、検知した機器200に関する機器情報、例えば機器を特定する機器IDとともに、自身の位置情報を記録する。また移動端末装置100は、必要に応じて、機器200に関する機器情報と自身の位置情報を情報処理装置300に通知する。情報処理装置300は移動端末装置100から受信した情報を格納し、機器200の位置を管理する。
図2は、移動端末装置100の機能ブロック図である。移動端末装置100は処理部11、移動量算出部12、機器探索部13、位置情報取得部14、記憶部15、通信部16、電力供給部17を有する。処理部11は、他の機能ブロックの制御を行う。移動量算出部12は、移動端末装置100を有する人または車等の移動体が移動することによって移動端末装置100が移動した場合は、移動端末装置100の移動量(移動距離)を算出する。機器探索部13は、電磁波信号を発信することにより機器200の探索を実行し、また機器200から電磁波信号を受信することにより当該機器200を検知し、機器200の機器情報を記憶部15に記憶する。位置情報取得部14は、移動端末装置100自身の位置情報を取得し、取得した位置情報を記憶部15に記憶する。記憶部15は、機器情報や位置情報を記録する他、所定のプログラムを格納する。通信部16は、情報処理装置300との通信を行い、記憶部15に記録された機器情報及び位置情報を情報処理装置300に通知する。電力供給部17は各機能ブロックに電力を供給する。
図3は、移動端末装置100のハードウェア構成を示す図である。移動端末装置100は、プロセッサ110、マイクロコンピュータ120、加速度センサ125、RFIDリーダ130、Global Positioning System(GPS)デバイス140、メモリ150、不揮発性メモリ155、無線通信デバイス160、バッテリ170を有する。プロセッサ110は図2に示した処理部11の一例であり、所定のプログラムを実行して情報通信や位置管理に関するデータ処理を行う。マイクロコンピュータ120及び加速度センサ125は、図2に示した移動量算出部12の一例である。マイクロコンピュータ120は、加速度センサ125がセンシングした移動端末装置100の加速度に基づき、移動端末装置100の移動距離の算出を行う。算出された距離が所定の値に達したか否かの判断は、マイクロコンピュータ120が行ってもよく、もしくはプロセッサ110が行ってもよい。RFIDリーダ130は図2に示した機器探索部13の一例であり、電波等の電磁波を発信し、RFタグを有する機器の探索及び検知を行う。GPSデバイス140は図2に示した位置情報取得部14の一例であり、GPS衛星からの信号に基づき、移動端末装置100の位置情報を取得する。メモリ150及び不揮発性メモリ155は図2に示した記憶部15の一例である。メモリ150は、プロセッサ110がデータ処理を行う際にデータ格納領域として利用することができ、また、RFIDリーダ130やGPSデバイス140によって取得された機器情報や位置情報を格納する。また不揮発性メモリ155はプロセッサ110にて実行されるプログラムを格納する。無線通信デバイス160は図2に示した通信部16の一例である。バッテリ170は図2に示した電力供給部17の一例である。
プロセッサ110は、Central Processing Unit(CPU)、Micro Processing Unit(MPU)、Digital Signal Processor(DSP)、Field Programmable Gate Array(FPGA)等の電子回路部品である。またメモリ150は、Dynamic Random Access Memory(DRAM)、Static Random Access Memory(SRAM)等の電子回路部品である。また不揮発性メモリ155はRead Only Memory(ROM)やフラッシュメモリ等の電子回路部品である。
図4は、RFIDリーダ130のハードウェア構成を示す図である。RFIDリーダ130は、アンテナ131、増幅回路132、送受信回路133、クロック生成回路134、プロセッサ135を有する。送受信回路133は、クロック生成回路134により生成されるクロックに同期して動作し、プロセッサ135の指示に基づき、機器200の探索に要する信号を生成する。増幅回路132は、送受信回路133より受けた信号を増幅し、アンテナ131から電磁波信号を発信する。またアンテナ131は、機器200から送信される電磁波信号を受信して増幅回路132へ引き渡し、増幅回路132は受信した信号を増幅して送受信回路133へ引き渡す。送受信回路133にてデジタル信号への変換等の処理がなされた信号は、プロセッサ135にてデータ処理が行われ、受信した信号の発信元である機器200の機器ID等の認識処理が行われる。
図5は、GPSデバイス140のハードウェア構成を示す図である。GPSデバイス140は、アンテナ141、増幅回路142、受信回路143、クロック生成回路144、プロセッサ145を有する。アンテナ141は、GPS衛星より位置情報に関する電波信号を受けて、増幅回路142へ引き渡す。増幅回路142はアンテナ141から受けた信号を増幅する。受信回路143は増幅された信号のデジタル信号への変換処理等を行う。プロセッサ145は、受信回路143が生成したデジタル信号に基づいてデータ処理を行い、移動端末装置100の位置を把握する。
図6は、機器200のハードウェア構成を示す図である。機器200は、RFタグ210を有する。RFタグ210は、RFIDリーダ130からの電磁波信号を受けると、当該RFタグ210が付されている機器200の機器情報を、電磁波信号を用いてRFIDリーダ130に対して返信する。尚、RFタグ210は、電波方式のものであっても電磁誘導方式のものであってもよい。またRFタグ210は、自身が電源を有しないタグであっても、自身が電源を有するタグであってもよい。
図7は、情報処理装置300のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置300は、プロセッサ310、主記憶装置350、補助記憶装置355、無線通信デバイス360を有する。プロセッサ310は、情報処理装置300全体の制御、通信制御及び情報処理を行う。無線通信デバイス360は、移動端末装置100との間でのデータの送受信を行う。主記憶装置350は、移動端末装置100から受信した機器情報や位置情報を格納する。補助記憶装置355は、プロセッサ310によって実行されるプログラム等を格納する。
図4、図5および図7にて示したプロセッサ135、プロセッサ145及びプロセッサ310は、CPU、MPU、DSP、FPGA等の電子回路部品である。また主記憶装置350は、DRAM、SRAM等の電子回路部品である。また補助記憶装置355はHard Disk Drive(HDD)等のストレージ装置である。
図8は、第1実施例における移動端末装置100の移動軌跡と、移動端末装置100が行う探索によって機器200を検知することができる範囲と、機器200の位置との関係を説明する図である。曲線400は移動端末装置100の移動軌跡を表している。黒丸1a、1b、1c、1d及び1eは、曲線400上を移動する移動端末装置100が、機器200の探索を実行する箇所を示している。また円2a、2b、2c、2d及び2eは、移動端末装置100による探索範囲を示している。また白丸3aは、機器200の位置を示している。
移動端末装置100は、移動端末装置100自身が所定距離移動すると機器200の探索を実行する。移動端末装置100が機器200から離れた位置にあって、探索範囲内に機器200が位置しない場合は、探索によって機器200は検知されない。しかし移動端末装置100が1cの位置にあり、円2cの内側に機器200が存在する状態で行った探索により、機器200を検知することができる。移動端末装置100が探索を実行する所定距離間隔は、各円の直径、すなわち移動端末装置100が機器200を検知し得る範囲に基づいて設定される。このように、移動端末装置100は、自身が一定距離を移動する毎に機器の探索を実行することとすることにより、移動端末装置100の、探索に要する消費電力を抑制することができる。そして機器200を検知した場合には、移動端末装置100の位置情報と機器200の機器情報とを関連付けることにより、機器200が移動端末装置100の位置又はその近傍に存在することを把握することができる。この方法により、例えば移動端末装置100が機器200を検知できない離れた位置に停止している場合に、繰り返し探索を行って電力を消費するようなことを回避することができる。この方法は、機器200自身が移動しない状況において、消費電力を抑制しつつ機器200の位置を管理する方法として特に有用である。但し、機器200が位置を変更する場合、例えば移動端末装置100を有する人とは異なる人が機器200を移動させるような場合においても、本実施例は適用可能であり、移動端末装置100の消費電力を抑制することができる。
図9は、第1実施例におけるプロセッサ110の機能ブロックを示す図である。プロセッサ110は、不揮発性メモリ155やメモリ150、又はプロセッサ110がアクセス可能な他の記憶装置に格納された所定のプログラムを実行することにより、図9に示す機能を実現する。プロセッサ110は、管理部111、移動量算出部コントローラ112、機器探索部コントローラ113、位置情報取得部コントローラ114及び記録部115として機能する。管理部111は、移動量算出部コントローラ112、機器探索部コントローラ113、位置情報取得部コントローラ114及び記録部115の全体の制御及び管理を行う。移動量算出部コントローラ112は、移動量算出部12を制御することにより移動端末装置100の距離移動を算出する。そして移動量算出部コントローラ112は、移動端末装置100の移動距離が所定値に達した場合に管理部111への通知を行う。ここで、移動距離の所定値は、機器200の探索のために発信される電磁波の強度に応じて設定するのが好ましい。例えば移動量算出部112は、図4にて示した増幅回路132の増幅率に応じて、移動距離の所定値の設定を変更してもよい。管理部111は、移動端末装置100の移動距離が所定値に達した場合に、機器探索部コントローラ113に対して機器200の探索の実行を指示する。機器探索部コントローラ113は、機器探索部13を制御することにより機器200の探索を行う。また機器探索部コントローラ113は、探索により機器200が検知された場合には、検知された機器200を特定する情報、例えば機器200の機器IDを記録部115に記録する。更に機器探索部コントローラ113は、機器200が検知されたことを位置情報取得部コントローラ114へ通知する。位置情報取得部コントローラ114は、位置情報取得部14を制御することにより、移動端末装置100の位置情報を取得し、記録部115に記録する。
尚、プロセッサ110は、図9に示す機能の全てを実現する必要はなく、一部の機能を他のデバイスに実行させてもよい。例えば移動量算出部コントローラ112としての機能を、マイクロコンピュータ120に実行させてもよく、また記録部115としての機能をメモリ150に実行させてもよい。移動量算出部コントローラ112としての機能を120に実行させる場合は、移動端末装置100の移動量が所定値に達したことをマイクロコンピュータ120が検出してプロセッサ110へ通知する。これにより、移動端末装置100の移動量が所定値に達するまでの間、プロセッサ110の動作モードをスリープモードにするなどにより、プロセッサ110の消費電力を抑制することができる。
図10は、第1実施例における、記録部115に記録された機器情報と位置情報の一例を示す図である。図10に示す例では、機器情報として、機器探索部13によって検知された機器200が有する機器ID(例えば(aa))が記録され、位置情報として、位置情報取得部14によって得られた位置情報(例えば(X,Y))が記録されている。これらの情報により、機器ID(aa)を有する機器200が、位置(X,Y)から一定の範囲内に存在することを認識することができる。
図11は、第1実施例におけるプロセッサ110による処理フローチャートである。プロセッサ110による処理は処理500により開始する。処理501において移動量算出部コントローラ112は、移動端末装置100の移動量を算出する。処理502において移動量算出部コントローラ112は、算出された移動量に基づき、移動端末装置100が所定距離移動したか否かを判定する。処理502において移動端末装置100が所定距離移動していないと判定される場合は、処理501へ戻る。処理502において移動端末装置100が所定距離移動したと判定された場合は、処理503へ進む。処理503において機器探索部コントローラ113が機器200の探索を実行する。処理504において機器探索部コントローラ113が、機器200が検知されたか否かを判定する。処理504において機器200が検知されたと判定された場合は、処理505へ進み、処理504において機器200が検知されないと判定された場合は、処理509へ進む。処理505において記録部115は、機器探索部コントローラ113によって検知された機器200の機器情報を記録する。処理506において位置情報取得部コントローラ114は、移動端末装置100の位置情報を取得する。処理507において記録部115は、位置情報取得部コントローラ114によって取得された移動端末装置100の位置情報を記録する。処理508において管理部111は、記録部115に記録された機器情報及び位置情報を、情報処理装置300に通知するよう、通信部16に指示する。尚、機器情報及び位置情報を情報処理装置300へ通知せずに、移動端末装置100自身がこれらの情報を保持し管理してもよい。処理509において管理部111は、移動量算出部コントローラ112にて算出された移動量を初期化し、処理501へ戻る。
このように、移動端末装置100が機器200の探索を実行し、機器200が検知された場合に機器200の機器情報と移動端末装置100の位置情報を関連付けて記録することにより、機器200の概ねの位置を把握することができる。また、移動端末装置100が所定距離移動したことに基づいて機器200の探索を実行するため、移動端末装置100の機器探索にかかる消費電力を抑制することができる。移動端末装置100がバッテリ170からの電力供給に基づいて動作する場合には、バッテリ170による移動端末装置100の動作時間を増加させることができる。
尚、本実施例において位置情報取得部14は、機器200が検知されたことに起因して位置情報の取得を行ってもよく、または機器200の検知とは無関係に位置情報の取得処理を実行してもよい。例えば機器200の位置管理とは異なる別の目的で、随時移動端末装置100の位置情報を得る必要があるような場合は、機器200の検知とはリンクせずに、位置情報の取得処理を行ってもよい。この場合は、当該別の目的のために取得する位置情報のうち、機器200が検知された時点における位置情報を、機器情報に対応付けて記憶させることにより、機器200の位置管理を行うことができる。
第1実施例の変形例として、機器200に取り付けられたRFタグ210を、自らが信号を発信して移動端末装置100に対して自身の存在を通知するものとしてもよい。この場合、移動端末装置100は、移動端末装置100が所定距離移動したことに基づいて機器200の検知処理を実行する。例えば図9に示した機器探索部113は、機器200を探索するための電磁波信号の発信は行わず、機器200から発信された電磁波信号を受信して機器200を検知する処理を、移動端末装置100が所定距離移動したことに基づいて実行する。これにより、例えば移動端末装置100がある位置で停止しているような場合に検知処理を繰り返し実行することを抑制でき、検知に要する移動端末装置100の消費電力を抑制することができる。尚、この変形例においては、機器200に設けられたRFタグ210が発信する電磁波の強度に基づいて所定距離が定められる。
次に第2実施例について説明する。第2実施例は、図1から図7に示した装置構成及び機能を用い、移動端末装置100の位置情報の取得に要する消費電力を抑制しつつ、移動端末装置100に伴って機器200が移動したことを認識し、新しい位置情報を記録するものである。例えば機器200の現在位置が既に移動端末装置100又は情報処理装置300に記録されている状態において、第1実施例に示した位置情報収集手順を実施したと想定する。第1実施例の方法では、移動端末装置100を保持する人が当該機器200の傍を通過した際に、移動端末装置100が機器200を検知し、機器が検知されたことに起因して移動端末装置100の位置情報が取得され、移動端末装置100又は情報処理装置300に記録する。しかしここで記録される機器200の位置情報は、既に当該機器200の位置情報として既に移動端末装置100又は情報処理装置300に記録されている情報と同一の内容である。第2実施例は、このような同一位置情報の重複した取得及び記録を避けるためのものである。
具体的には、移動端末装置100を有する人または車等の移動体が、単に機器200の傍を通過したと判断される場合には位置情報の取得は行わず、機器200を保持または搭載して移動した、つまり機器200を移動させたと判断される場合に、機器200の新しい位置に関する情報を取得して記録する。これにより、移動端末装置100が単に機器200の傍を通り過ぎる場合に消費される、位置情報取得にかかる消費電力を抑制することができる。
図12は、第2実施例における、移動端末装置100の移動軌跡及び探索範囲と、機器200の位置との関係を説明する図である。曲線4000は移動端末装置100の移動軌跡を表している。黒丸10a、10b、10c、10d及び10eは、曲線4000上を移動する移動端末装置100が、機器200の探索を実行する箇所を示している。また円20a、20b、20c、20d及び20eは、移動端末装置100による探索範囲を示している。また白丸30aは、機器200の位置を示している。また30b及び30cは、30aの位置にあった機器200が移動端末装置100の移動に伴って移動した場合の、機器200の位置を示す。例えば移動端末装置100を保持する作業者が機器200を保持して移動させた場合や、移動端末装置100を搭載する車が機器200を積んで別の場所へ移動する場合等は、図12の10cと30a、10dと30b、10eと30cに示すように、移動端末装置100と機器200が共に同様な移動軌跡を描くことになる。つまり、移動端末装置100を有する人又は移動体が機器200を移動させる場合は、移動端末装置100が所定距離移動する毎に行う機器探索において、複数回連続して同一機器200が検知されることになる。言い換えれば、複数回の探索で連続して同一機器200が検知された場合には、移動端末装置100を有する人や車等の移動体が機器200を移動させていると判定し、所定回数以下、例えば一度機器200が検知されただけの場合は、移動端末装置100を有する人や車等の移動体が機器200の傍を単に通過したに過ぎないと判定することができる。ここでの所定回数は1回である。
このような考え方に基づき、第2実施例では、複数回の探索において所定回数連続して同一の機器200が検知された場合は、移動端末装置100を有する人や車等の移動体が機器200を搬送中であると把握し、位置情報を更新する。また、一度の探索において機器200が検知されてもその時点では位置情報の取得は行わない。このようにすることで、位置情報の取得にかかる消費電力を抑制することができる。
図13は、第2実施例におけるプロセッサ110の機能ブロックを示す図である。プロセッサ110は、第1実施例にて開示した管理部111、移動量算出部コントローラ112、機器探索部コントローラ113、位置情報取得部コントローラ114及び記録部115に加え、更に機器移動判定部116として機能する。機器移動判定部116は、所定回数連続して機器探索部コントローラ113にて同一の機器200が検知されたか否かを判定する機能を有する。所定回数の具体的な数値は、限定されるものではないが、ここでは「2回」として説明する。尚、管理部111、移動量算出部コントローラ112、機器探索部コントローラ113、位置情報取得部コントローラ114及び記録部115の詳細については第1実施例にて説明したため、ここでは機器移動判定部116の機能を中心に説明する。
機器移動判定部116は、機器探索部コントローラ113が検知した機器情報を取得し、機器200が検知されたことを示すフラグを生成し、機器情報とともにフラグを記録部115に記録する。そして機器移動判定部116は、続いて実行される探索にて機器200が検知された場合に、記録部115にフラグが格納されているか否か、また前回の探索にて検知された機器200と同一の機器情報を有する機器200であるか否かを判定する。フラグが記録部115に格納され、かつ今回検知された機器200の機器情報と、記録部115に記録されている機器情報とが同一であると判定される場合には、機器移動判定部116は、位置情報取得部コントローラ114に位置情報を取得するよう指示を行う。位置情報取得部コントローラ114によって取得された位置情報は記録部115に記録され、必要に応じて情報処理装置300へ通知される。また、フラグが記録部115に格納されていない場合や、今回検知された機器200の機器情報と、記録部115に記録されている機器情報とが同一ではない場合には、機器移動判定部116は位置情報取得部コントローラ114への位置情報取得の指示は行わない。これにより、位置情報の取得にかかる消費電力を抑制することができる。
図14は、記録部115に記録される情報を示す図である。機器情報と位置情報とフラグとが関連付けられて記録される。図14に示す例では、前回の探索によって、機器ID(aa)を有する機器200が検知され、併せて位置情報として(X,Y)が記録されたことを示している。また、図14は、フラグとして「1」が記録されたことを示している。
図15は、第2実施例におけるプロセッサ110の処理フローチャートである。この処理フローチャートに沿って、最初に機器200が検知される際の処理フローを、続いて機器200が連続して検知される際の処理フローを、最後に機器200が検知されない場合の処理フローを、順に説明する。
プロセッサ110の処理は600により開始する。処理601において移動量算出部コントローラ112は、移動端末装置100の移動量を算出する。処理602において移動量算出部コントローラ112は、算出された移動量に基づき、移動端末装置100が所定距離移動したか否かを判定する。処理602において移動端末装置100が所定距離移動していないと判定される場合は、処理601に戻り、移動端末装置100が所定距離移動したと判定された場合は、処理603へ進む。処理603において機器探索部コントローラ113が機器200の探索を実行する。処理604において機器探索部コントローラ113が、機器200が検知されたか否かを判定する。処理604において機器200が検知されたと判定された場合は、処理605へ進み、機器200が検知されないと判定された場合は、処理613へ進む。
処理605において機器移動判定部116は、記録部115にフラグが登録されているか否かを判定する。処理605においてフラグが登録されていないと判定された場合は処理606へ進み、フラグが登録されていると判定された場合は処理609へ進む。処理606において記録部115はフラグを登録する。また処理607において記録部115は、検知された機器200の機器情報を記録する。そして処理608において管理部111は、移動量算出部コントローラ112において算出された移動量を初期化して処理601に戻る。ここまで、処理601、処理602、処理603、処理604、処理605、処理606、処理607、処理608により、一回目の機器200の検知を行なう処理を説明した。
処理601に戻った後、再度処理604まで進み機器200が検知された場合、処理605において機器移動判定部116が、記録部115にフラグが登録されているか否かを判定し、フラグが登録されていると判定された場合は処理609へ進む。処理609において機器移動判定部116が、機器探索部コントローラ113が検知した機器200の機器情報と、記録部115に記録された機器情報とが一致しているか否かを判定する。二つの機器情報が一致している場合、つまり前回検知された機器200と今回検知された機器200が同一の機器200である場合は処理610へ進み、同一の機器200でない場合は処理607へ進む。処理610において位置情報取得部コントローラ114は、移動端末装置100の位置情報を取得する。処理611において記録部115は、位置情報取得部コントローラ114によって取得された移動端末装置100の位置情報を記録する。処理612において管理部111は、必要に応じて、記録部115に記録された機器情報及び位置情報を情報処理装置300に通知するよう、通信部16に指示する。その後処理608において管理部111は、移動量算出部コントローラ112にて算出された移動量を初期化し、処理601へ戻る。ここまで、処理601、処理602、処理603、処理604、処理605、処理609、処理610、処理611、処理612、処理608により、2回の探索において連続して同一の機器200の検知が行われる場合の処理を説明した。
処理601に戻った後、再度処理604まで進み、処理604において機器が検知されないと判定された場合、処理613において機器移動判定部116は、記録部115に登録されているフラグを消去し、処理608を経て再度処理601へ戻る。
このように第2実施例では、移動端末装置100が一定距離移動することに基づいて繰り返し行われる探索において、一度機器200を検知した時点では移動端末装置100の位置情報を取得せず、所定の回数連続して同一の機器200が検知された場合に、移動端末装置100の位置情報を取得する。この手法により、機器200が移動した場合にのみ新しい位置情報を取得することが可能となり、位置情報の取得処理に要する移動端末装置100の消費電力を抑制することができる。
また第2実施例の変形例として、所定の回数連続して同一機器が検知された場合には、機器200の探索を行う際の電磁波の強度を低下させるよう変更してもよい。所定の回数連続して同一機器が検知された場合は、移動端末装置100を有する人または車等の移動体が、機器200を保持または搭載した状態にて移動していると判定できることから、その後も移動端末装置100と機器200とが近い位置関係を維持していくものと推測できるため、探索を行う際の電磁波の強度を低下させても、当該機器200の検知を継続して行うことができると考えられるからである。
また、他の変形例として、所定の回数連続して同一機器が検知された場合には、機器200の探索を行う距離間隔を変更してもよい。例えば、所定の回数連続して同一機器が検知された後は、所定の距離間隔を短くするよう設定変更を行ってもよい。このような設定変更を行うことにより、機器200の移動軌跡をより詳細に記録することができる。もしくは、移動端末装置100の消費電力を抑制するために、所定の距離間隔を長くするよう設定変更してもよい。この場合であっても、移動端末装置100と機器200が近い距離間隔を保っている限りは、移動端末装置100が機器200を見失うことなく、位置情報を更新し続けることができる。
尚、第1実施例に示した位置管理方法と、第2実施例に示した位置管理方法を適宜組み合わせて実施してもよい。例えば、最初に第1実施例に示した方法により機器200の位置を把握し、その後は第2実施例に示す方法により、機器200の位置が変更された場合にのみ、新しい位置情報を登録する等のようにしてもよい。
次に第3実施例について説明する。第3実施例は、図1から図7に示した装置構成及び機能を用い、移動端末装置100の機器検知に要する消費電力を更に抑制しつつ、移動端末装置100の移動に伴って機器200が移動したことを認識し、新しい位置情報を記録するものである。
第3実施例は、移動端末装置100を有する人や車等の移動体が機器200を移動させる際には、その機器200を人が保持又は移動体に搭載するために、一度機器200がある位置で停止するであろうという前提の下になされたものである。換言すれば第3実施例は、移動端末装置100が継続して移動している間に機器200を検知したとしても、その検知は、移動端末装置100が機器200の近傍を単に通り過ぎたことによるものであり、機器200は移動しない、という考えに基づく。このような前提の下、移動端末装置100の状態が、停止している状態から移動している状態に遷移したことを契機として、第2実施例にて説明した機器200の探索を実行する。そして所定回数連続して同一の機器200が検知された場合には、機器情報と位置情報を記録する。逆に、探索において機器200が検知されなかった場合は、機器探索部13を非活性状態として、移動端末装置100が所定距離移動しても機器200の探索は実行しない。そして移動端末装置100が一度停止し、その後、移動端末装置100の状態が停止から移動に遷移した際には、再度機器探索部13を活性化させる。このような制御を行うことにより、移動端末装置100を有する人または車等の移動体が、機器200を保持または搭載することなく単に移動しているだけのような場合に、機器200の探索を実行せずに移動端末装置100の消費電力を削減する。
図16は、第3実施例における移動端末装置100の機能ブロックを示す図である。移動端末装置100は、図2で説明した機能に加え、更に状態検出部18を有する。状態検出部18は、移動端末装置100が停止している状態であるか、移動している状態であるかを検出する。例えば図3に示したマイクロコンピュータ120及び加速度センサ125により状態検出部18を実現してもよい。またマイクロコンピュータ120及び加速度センサ125に加えてジャイロセンサ等を組み合わせて状態検出部18を実現してもよい。
図17は、第3実施例におけるプロセッサ110の機能ブロックを示す図である。プロセッサ110は、図13で示した機能に加え、更に状態遷移検出部118を有する。状態遷移検出部118は、状態検出部18を用いて検出された移動端末装置100の状態が、停止状態から移動状態へ遷移したことを管理部111に通知する機能を有する。状態遷移検出部118から通知を受けた管理部111は、機器探索部13による機器200の探索機能を活性化するよう機器探索部コントローラ113に指示する。そして実行された探索において機器200が検知されなかった場合に管理部111は、機器探索部13の探索機能を非活性化するよう機器探索部コントローラ113に指示する。尚、ここに示す機器探索部の非活性化とは、移動端末装置100が所定距離移動しても機器200の探索を実行しないことを意味し、例えば機器探索部13への電力供給を停止する方法や、機器探索部13への電力供給は行いつつ、移動端末装置100が所定距離移動しても管理部111が機器探索部コントローラ113に対して探索を行うための指示を行わない方法、もしくは移動量算出部コントローラ112による移動量算出の処理を停止する方法等を含むものである。
図18は、第3実施例におけるプロセッサ110の処理フローチャートである。ここでは、機器200が検知されなかった場合には機器探索部13の動作を非活性化し、移動端末装置100の状態が停止から移動へ遷移したことを契機として機器探索部13の動作を活性化させる例を説明する。尚、図15にて示した処理と同一内容の処理については同一の参照符号を付し、説明を省略する。
処理600にて処理を開始した後、処理620において状態遷移検出部118が、移動端末装置100の状態が停止から移動へ遷移したことを検出する。処理630において管理部111が、機器探索部13の状態を活性化する。これにより、処理601、処理602及び処理603において、移動端末装置100が所定距離移動したことに基づいて、機器200の探索が実行される。
また処理604において、機器200が検知されないと判定された場合は処理613へ進む。処理613において記録部115がフラグを消去し、処理640において管理部111が、機器探索部13を非活性化する。これにより、移動端末装置100が所定距離移動しても、機器200の探索処理は実行されない状態となる。その後、処理620へ戻り、再度、移動端末装置100の状態が停止から移動に変更された場合に、機器探索部13が活性化される。
このように、移動端末装置100が機器200を検知しなかった場合には、その後の機器200の探索を行わず、移動端末装置100が停止し、その後の移動を開始したことを契機として機器200の探索を再開させる。これにより、移動端末装置100を有する人または車等の移動体が、機器200を移動させたことを検知して位置情報を更新しつつ、移動端末装置100の消費電力を抑制することができる。
図18においては、機器200が検出されなかった場合には機器探索部13を非活性化する方法を例示したが、移動量算出部12による移動距離の算出処理を終了させるという変形例も可能である。この場合は、移動量算出部12の処理及び機器探索部13の処理にかかる消費電力を抑制することができる。またこの変形例においては、移動量算出部12を非活性化させる際に、算出された移動距離を初期化してもよい。この場合、移動端末装置100の状態が停止から移動に遷移した時点で最初の探索を行い、その後は移動端末装置100が一定距離移動した際に次の探索を行ってもよい。
次に第4実施例について説明する。第4実施例は、図1から図7に示した装置構成及び機能を用い、移動端末装置100を有する人や車等の移動体が機器200を保持または搭載して移動していると判定できる場合は、機器200の探索を停止することによって、探索に要する消費電力を更に抑制するものである。まず第4実施例の考え方について説明する。
移動端末装置100を有する人や車等の移動体が機器200を保持または搭載して移動している場合は、機器200は常に移動端末装置100の近傍に存在すると考えられるため、繰り返し機器200の探索を行って機器200の存在を確認する必要はないと考えることができる。言い換えれば、第2実施例や第3実施例にて説明したように複数回連続して同一の機器200を検出した場合は、その後、機器探索部13を非活性化することができると考えられる。また、移動端末装置100を有する人や車等の移動体は、保持または搭載している機器200を置いて位置を確定させる場合には、一度停止すると考えらえる。よって機器探索部13は、移動端末装置100が停止するまでは、機器200の探索を停止してもよいと考えられる。
第4実施例では、このような考え方を前提とし、所定の回数連続で同一機器200を検知した後に、移動端末装置100が移動し続ける間は、機器探索部13を非活性化し、機器200の探索を省略するものである。但しこの場合も、移動量算出部12による移動量の算出は継続して実行し、移動端末装置100が所定距離移動したことに基づき移動端末装置100の位置情報を記録する。これにより、機器200が移動端末装置100に伴ってどのように移動しているかを把握することができる。
第4実施例においては、移動端末装置100は、図16に示した機能ブロックと同様の機能を有し、プロセッサ110は、図17にて示した機能ブロックと同様の機能を実現する。
図19は、第4実施例におけるプロセッサ110の処理フローチャートである。第4実施例におけるプロセッサ110の処理は、第3実施例で説明した処理をベースとし、一部に新しい処理が加わるものであるため、図19は、図18に対して加えられる処理の部分のみを抜き出して示している。
第4実施例においては、図18にて示した処理612の後、処理608へは移行せずに、処理701へ移行する。処理701において移動量算出部コントローラ112が、算出した移動量を初期化する。処理702において移動量算出部コントローラ112が、移動端末装置100の移動量の算出を行う。処理703において状態遷移検出部118が、移動端末装置100が停止したか否かを判定する。処理703において移動端末装置100が停止したと判定された場合は処理620へ戻り、移動端末装置100が停止していないと判定された場合は、処理704へ進む。処理704において移動量算出部コントローラ112が、算出された移動量に基づき、移動端末装置100が所定距離移動したか否かを判定する。処理704において移動端末装置100が所定距離移動したと判定された場合は、処理610へ戻り、移動端末装置100が所定距離移動していないと判定された場合は、処理702へ戻る。つまり、移動端末装置100が停止したと判定されるまで、移動端末装置100が所定距離移動する毎に、機器200の検知を行うことなく、移動端末装置100の位置情報の記録が行われる。これによって、移動端末装置100が機器200を伴って停止することなく移動を続ける場合には、機器200の探索に要する消費電力を抑制しつつ、機器200がどのように移動しているかを把握することができる。
ここまで、実施例に基づいて本発明の適用例を説明したが、本発明は上述の実施例にて開示された内容に限定されるものではない。例えば、実施例では移動量算出部12に用いられるセンサとして加速度センサ125を例示したが、加速度センサ125に加えてジャイロセンサを用い、移動端末装置100の移動速度を求め、移動速度に基づいて移動量を算出してもよい。もしくは、歩数を測定する歩数計の機能を有する移動端末装置100であれば、移動端末装置100を有する人の歩数に基づいて、移動端末装置100の移動量を算出してもよい。他にも、GPSデバイス140を用いて移動端末装置100の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて移動端末装置100の移動量を算出してもよい。
また、機器200を探索する手法として、実施例ではRFID技術を利用した形態を説明したが、他にもWi‐Fi(登録商標)規格に準拠した無線通信デバイスを用い、アクティブスキャンと呼ばれる手順を利用して機器200の探索を行ってもよい。その場合、機器200にWi‐Fiのアクセスポイントを設置し、Wi‐Fiに準拠した通信機能を有する移動端末装置100から探索のための電波信号を発信する。電波信号を受信したアクセスポイントが、移動端末装置100に応答信号を返信することによって、移動端末装置100がアクセスポイントを有する機器200の存在を検知することができる。また、第1実施例の変形例として説明した、機器200から電磁波を発信することにより移動端末装置100が機器200の存在を検知する方法に対しても、Wi−Fiのパッシブスキャンと呼ばれる手順を利用することができる。この場合は、移動端末装置100が、アクセスポイントが発信するビーコンフレームを受信することにより、アクセスポイントを有する機器200を検知することができる。
機器200を探索する手法として、他にも、Bluetooth(登録商標)の規格に準拠した無線通信デバイスを用い、Inquiry(探索)と呼ばれる手順を利用して機器200の探索を行ってもよい。その場合、機器200にスレーブ側デバイスを設置し、マスター側デバイスを有する移動端末装置100から探索のための電波信号(コマンド)を発信する。電波信号を受信したスレーブ側デバイスが、移動端末装置100に応答信号を返信することによって、移動端末装置100がスレーブ側デバイスを有する機器200の存在を検知することができる。また、機器200から電磁波を発信することにより移動端末装置100が機器200を検知する方法に対しても、Bluetoothに規定される手順を利用することができる。この場合は、移動端末装置100が、スレーブ側デバイスが発信するアドバタイズパケットを受信することにより、スレーブ側デバイスを有する機器200を検知することができる。その他、Near Field Communication(NFC)規格に準拠した非接触ICカード等を用いた技術を適用して機器200の検知を行ってもよい。
また、移動端末装置100の位置情報を取得する手法として、実施例ではGPS技術を利用した形態を説明したが、他にも、Wi‐FiやBluetoothの技術を利用することも可能である。例えば、所定の位置に設置されたWi-Fiのアクセスポイントに位置情報を付加しておき、移動端末装置100が検知したアクセスポイントの位置情報に基づき、移動端末装置100の位置を特定してもよい。同様に、所定の位置に設置されたBluetoothのスレーブ側デバイスに位置情報を付加しておき、移動端末装置100が検知したスレーブ側デバイスの位置情報に基づき、移動端末装置100の位置を特定してもよい。またWi‐FiやBluetoothを利用して得た位置情報と、GPSデバイス140によって得られる位置情報を組み合わせて、より正確な位置情報を生成してもよい。更に、加速度センサ125やジャイロセンサから得られる移動端末装置100の移動の様子を検出し、GPSデバイス140によって得られる位置情報を補ってより正確な位置情報を生成してもよい。
以上に開示された内容に基づき、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
移動量算出部と機器探索部とを有する移動端末装置であって、
前記移動量算出部は前記移動端末装置の移動量を算出し、
前記移動量算出部によって算出された前記移動量が第1の値に達したことに基づき、前記機器探索部が機器の探索を実行することを特徴とする移動端末装置。
(付記2)
位置情報取得部を更に有し、
前記探索によって前記機器が検知された場合に、前記機器を特定する機器情報と、前記位置情報取得部によって得られた前記移動端末装置の位置情報とを記録することを特徴とする付記1に記載の移動端末装置。
(付記3)
前記機器探索部は、前記移動量が前記第1の値に達する毎に前記探索を実行し、複数回の前記探索で連続して前記機器が検知された場合に、前記機器情報と前記位置情報とを記録することを特徴とする付記1又は2に記載の移動端末装置。
(付記4)
前記探索において前記機器が検知されなかった場合に、前記機器探索部を非活性状態とすることを特徴とする付記3に記載の移動端末装置。
(付記5)
複数回の前記探索で連続して前記機器が検知された後は、前記機器探索部を非活性状態とし、前記移動量が前記第1の値に達する毎に前記位置情報を記録することを特徴とする付記3又は4に記載の移動端末装置。
(付記6)
状態遷移検出部を更に有し、
前記移動端末装置が停止している状態から移動している状態へ変化したことを前記状態遷移検出部が検出したことに基づき、前記機器探索部を活性状態とすることを特徴とする付記4又は5に記載の移動端末装置。
(付記7)
前記位置情報取得部は、前記探索によって前記機器が検知されたことに基づいて、前記移動端末装置の前記位置情報を取得することを特徴とする付記2乃至6何れか一に記載の移動端末装置。
(付記8)
前記機器探索部は、電磁波を出力することによって前記探索を行い、
複数回の前記探索で連続して前記機器が検知された後は、前記電磁波の強度を低下させることを特徴とする付記2乃至7何れか一に記載の移動端末装置。
(付記9)
複数回の前記探索で連続して前記機器が検知された後は、前記第1の距離を変更することを特徴とする付記2乃至8何れか一に記載の移動端末装置。
(付記10)
記録された前記位置情報及び前記機器情報を、情報処理装置へ通知することを特徴とする付記2乃至9何れか一に記載の移動端末装置。
(付記11)
移動端末装置の移動量を算出し、
算出された前記移動量が第1の値に達したことに基づき、前記移動端末装置が機器の探索を実行することを特徴とする情報処理方法。
(付記12)
前記探索によって前記機器が検知された場合に、前記機器を特定する機器情報と、前記移動端末装置の位置情報とを記録することを特徴とする付記11に記載の情報処理方法。
(付記13)
前記移動量が前記第1の値に達する毎に前記探索を実行し、複数回の前記探索で連続して前記機器が検知された場合に、前記機器情報と前記位置情報とを記録することを特徴とする付記11又は12に記載の情報処理方法。
(付記14)
前記探索において前記機器が検知されなかった場合は、前記探索を停止することを特徴とする付記13に記載の情報処理方法。
(付記15)
複数回の前記探索で連続して前記機器が検知された場合は、前記探索を停止し、前記移動量が前記第1の値に達する毎に前記位置情報を記録することを特徴とする付記13又は14に記載の情報処理方法。
(付記16)
前記移動端末装置が停止している状態から移動している状態へ変化したことに基づき、前記探索を開始することを特徴とする付記14又は15に記載の情報処理方法。
(付記17)
前記探索によって前記機器が検知されたことに基づいて、前記移動端末装置の前記位置情報を取得することを特徴とする付記12乃至16何れか一に記載の情報処理方法。
(付記18)
記録された前記位置情報及び前記機器情報を、情報処理装置へ通知することを特徴とする付記12乃至17何れか一に記載の情報処理方法。
(付記19)
コンピュータに、
移動端末装置の移動量を算出させ、
算出された前記移動量が第1の値に達したことに基づいて、前記移動端末装置に機器の探索を実行させる
ことを特徴とするプログラム。
(付記20)
機器と、
前記機器の位置情報を管理する情報処理装置と、
移動量算出部と、機器探索部と、位置情報取得部と、を有する移動端末装置と
を有し、
前記移動量算出部は前記移動端末装置の移動量を算出し、
前記移動量算出部によって算出された前記移動量が第1の値に達したことに基づき、前記機器対策部が前記機器の探索を実行し、
前記移動端末装置は、前記探索によって前記機器が検知された場合に、前記機器を特定する機器情報と、前記位置情報取得部によって得られる前記移動端末装置の位置情報とを、前記情報処理装置に通知する
ことを特徴とする情報処理システム。
100 移動端末装置
200 機器
300 情報処理装置
11 処理部
12 移動量算出部
13 機器探索部
14 位置情報取得部
15 記憶部
16 通信部
17 電力供給部
18 状態検出部
110 プロセッサ
120 マイクロコンピュータ
125 加速度センサ
130 RFIDリーダ
140 GPSデバイス
150 メモリ
155 不揮発性メモリ
160 無線通信デバイス
170 バッテリ
131、141 アンテナ
132、142 増幅回路
133 送受信回路
143 受信回路
134、144 クロック生成回路
135、145 プロセッサ
210 RFタグ
310 プロセッサ
350 主記憶装置
355 補助記憶装置
360 無線通信デバイス
111 管理部
112 移動量算出部コントローラ
113 機器探索部コントローラ
114 位置情報取得部コントローラ
115 記録部
116 機器移動判定部
118 状態遷移検出部

Claims (8)

  1. 移動端末装置の移動を検知するセンサと、
    前記移動端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    移動量算出部と、
    機器探索部と
    を有し、
    前記センサは、前記移動端末装置の移動を検知し、
    前記移動量算出部は、前記センサの前記移動の検知に基づいて、前記移動端末装置の移動量を算出し、
    前記移動量算出部によって算出された前記移動量が第1の値に達したことに基づき、前記機器探索部が機器の探索を実行し、
    前記機器探索部による前記探索によって前記機器が検知された場合に、前記機器が検知されたことに基づき前記位置情報取得部が前記移動端末装置の前記位置情報を取得し、
    前記位置情報取得部によって取得された前記位置情報と、前記機器探索部によって検知された前記機器を特定する機器情報とを記録する
    ことを特徴とする移動端末装置。
  2. 前記機器探索部は、前記移動量算出部によって算出される前記移動量が前記第1の値に達する毎に前記探索を実行し、複数回の前記探索で連続して前記機器が検知された場合に、前記機器情報と前記位置情報とを記録することを特徴とする請求項1に記載の移動端末装置。
  3. 前記探索において前記機器が検知されなかった場合に、前記機器探索部を非活性状態とすることを特徴とする請求項2に記載の移動端末装置。
  4. 複数回の前記探索で連続して前記機器が検知された後は、前記機器探索部を非活性状態とし、前記移動量が前記第1の値に達する毎に前記位置情報を記録することを特徴とする請求項2又は3に記載の移動端末装置。
  5. 状態遷移検出部を更に有し、
    前記移動端末装置が停止している状態から移動している状態へ変化したことを前記状態遷移検出部が検出したことに基づき、前記機器探索部を活性状態とすることを特徴とする請求項3又は4に記載の移動端末装置。
  6. 移動端末装置の移動を検知するセンサと、前記移動端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、移動量算出部と、機器探索部とを有する前記移動端末装置を用いた情報処理方法であって、
    前記センサが、前記移動端末装置の移動を検知し、
    前記移動量算出部が、前記センサの前記移動の検知に基づいて、前記移動端末装置の移動量を算出し、
    前記移動量算出部によって算出された前記移動量が第1の値に達したことに基づき、前記機器探索部が機器の探索を実行し、
    前記機器探索部による前記探索によって前記機器が検知された場合に、前記機器が検知されたことに基づき前記位置情報取得部が前記移動端末装置の前記位置情報を取得し、
    前記位置情報取得部によって取得された前記位置情報と、前記機器探索部によって検知された前記機器を特定する機器情報とを記録する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  7. 移動端末装置の移動を検知するセンサと、前記移動端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、機器探索部とを有する前記移動端末装置に、
    前記センサの前記移動の検知に基づいて、前記移動端末装置の移動量を算出させ、
    算出された前記移動量が第1の値に達したことに基づき、前記機器探索部を用いた機器の探索を実行させ、
    前記機器探索によって前記機器が検知された場合に、前記機器が検知されたことに基づき前記位置情報取得部に前記移動端末装置の前記位置情報を取得させ、
    前記位置情報取得部によって取得された前記位置情報と、前記機器探索部によって検知された前記機器を特定する機器情報とを記録させる
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 移動端末装置の移動を検知するセンサと、前記移動端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、移動量算出部と、機器探索部とを有する前記移動端末装置と、
    機器の位置情報を管理する情報処理装置と
    を有する情報処理システムであって、
    前記センサが、前記移動端末装置の移動を検知し、
    前記移動量算出部が、前記センサの前記移動の検知に基づいて、前記移動端末装置の移動量を算出し、
    前記移動量算出部によって算出された前記移動量が第1の値に達したことに基づき、前記機器探索部が機器の探索を実行し、
    前記機器探索部による前記探索によって前記機器が検知された場合に、前記機器が検知されたことに基づき前記位置情報取得部が前記移動端末装置の前記位置情報を取得し、
    前記位置情報取得部によって取得された前記位置情報と、前記機器探索部によって検知された前記機器を特定する機器情報とを前記情報処理装置に通知する
    ことを特徴とする情報処理システム。
JP2014059100A 2014-03-20 2014-03-20 移動端末装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム Active JP6413274B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014059100A JP6413274B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 移動端末装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム
US14/632,355 US9829323B2 (en) 2014-03-20 2015-02-26 Apparatus, information processing method, and information processing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014059100A JP6413274B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 移動端末装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015184828A JP2015184828A (ja) 2015-10-22
JP6413274B2 true JP6413274B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=54141807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014059100A Active JP6413274B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 移動端末装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9829323B2 (ja)
JP (1) JP6413274B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6204882B2 (ja) 2014-07-16 2017-09-27 キヤノン株式会社 情報処理装置、制御方法、並びにプログラム

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1038993A (ja) 1996-07-30 1998-02-13 Sony Corp 測位装置
US10375641B2 (en) * 2003-05-05 2019-08-06 Pluto Technologies, Inc. Mobile device management system using network parameter resources
US20060017545A1 (en) * 2004-03-26 2006-01-26 Volpi John P Radio frequency identification interrogation systems and methods of operating the same
JP2006048443A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 物品管理システムおよび物品管理装置
CN1741028A (zh) * 2004-08-25 2006-03-01 国际商业机器公司 物品位置检测设备及方法
US20060172736A1 (en) * 2005-02-01 2006-08-03 Intel Corporation Methods and apparatus for operating a wireless electronic device having a plurality of communication platforms
CN101185347A (zh) * 2005-03-01 2008-05-21 I.D.系统公司 用于无线射频识别应用的移动门户站点
KR101185378B1 (ko) * 2005-03-14 2012-09-24 삼성전자주식회사 Rf-id 태그 정보를 캐싱하는 휴대용 디바이스 및 그방법
JP2008143658A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Mitsubishi Electric Corp 位置管理システム
US20080167046A1 (en) * 2007-01-04 2008-07-10 Institute For Information Industry Method of mobile terminal for handover/switch among different wireless communication networks in a heterogeneous network environment
US8199014B1 (en) * 2007-06-29 2012-06-12 Sony Ericsson Mobile Communications Ab System, device and method for keeping track of portable items by means of a mobile electronic device
US8195122B1 (en) * 2007-12-14 2012-06-05 Dp Technologies, Inc. Method and apparatus for adjusting the frequency of testing for a wireless communications signal
KR101421164B1 (ko) * 2007-12-18 2014-07-18 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그의 무선기기 표시방법
US9264231B2 (en) * 2008-01-24 2016-02-16 Intermec Ip Corp. System and method of using RFID tag proximity to grant security access to a computer
US7876224B2 (en) * 2008-03-27 2011-01-25 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Airborne deployed radio frequency identification sensing system to detect an analyte
US8072371B2 (en) * 2008-05-23 2011-12-06 Qualcomm Incorporated Multiple-mode location determining methods and systems
US8843181B2 (en) * 2009-05-27 2014-09-23 Qualcomm Incorporated Sensor uses in communication systems
EP2341359B1 (en) * 2009-12-22 2015-08-05 9Solutions Oy Location tracking system
JP2011191135A (ja) 2010-03-12 2011-09-29 Fujitsu Ltd 移動端末、処理装置及びプログラム
US20110222523A1 (en) * 2010-03-12 2011-09-15 Mediatek Inc Method of multi-radio interworking in heterogeneous wireless communication networks
US8666399B2 (en) * 2011-04-15 2014-03-04 Blackberry Limited Methods and apparatus for use in efficiently scanning for wireless networks based on mobile device velocity
US8510238B1 (en) * 2012-06-22 2013-08-13 Google, Inc. Method to predict session duration on mobile devices using native machine learning
US9867016B2 (en) * 2014-11-17 2018-01-09 West Corporation System and method for locating a mobile phone with moveable wireless beacons

Also Published As

Publication number Publication date
US9829323B2 (en) 2017-11-28
US20150268049A1 (en) 2015-09-24
JP2015184828A (ja) 2015-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10834617B2 (en) Automated RFID reader detection
US20120235499A1 (en) Transmit Power over Wireless Signal
EP3560218B1 (en) Activation of wireless module utilizing magnetic field data
EP3422588A1 (en) Card detect architecture for near field communications
US20170180919A1 (en) Wireless data transmitting device and method for wireless data transmission
US11416813B2 (en) Systems and methods for determining inventory using time-slotted tag communications
KR20150103048A (ko) 패시브 인터로게이터를 갖는 액티브 rfid 태그
JP2008143658A (ja) 位置管理システム
KR20150143447A (ko) 근접 검출
JP2012175265A (ja) 通信装置、通信システムおよび通信方法
JP2017097750A (ja) 測位システム、無線タグ装置およびその測位方法
CN111433789A (zh) 用于操作标签的系统和方法
KR20220145873A (ko) 통신 장치, 정보 처리 장치, 및 위치 정보의 관리 방법
JP6413274B2 (ja) 移動端末装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム
US20230385570A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and computer-readable storage medium
US20190065984A1 (en) Method and electronic device for detecting and recognizing autonomous gestures in a monitored location
US9803971B2 (en) Proximity detection via magnetic resonance coupling
JP6313543B2 (ja) Rfidタグ及びこれを用いた物品管理システム
KR20130120298A (ko) 휴먼 머신 인터페이스를 지원하는 산업용 공장 자동화 장치, 이와 통신하는 휴대용 단말기 및 이들의 동작 방법
KR100936615B1 (ko) Rfid 태그를 이용한 위치 관리 시스템 및 그 제어방법
JP2016004528A (ja) 無線通信装置
JP6254472B2 (ja) Rfidタグ
EP2398002A1 (en) Method and related guarding device for guarding at least one object
US11822997B2 (en) Methods and apparatus for multi-stage activation of communication devices
US20220121831A1 (en) Reader apparatus, control method, and storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160401

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20180426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6413274

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150