JP6411155B2 - 姿勢保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作業者に装着されて、作業者の姿勢を保持するための姿勢保持装置に関する。
作業者に装着させて、作業者の姿勢を保持する姿勢保持装置では、作業者の胴体に本体部が装着されて、本体部に接続されるアーム部が動作制限機構によって、作業者の腕を所定の位置である保持位置において支持している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の姿勢保持装置では、保持位置を上下方向に変更する変更機構を備えている。変更機構は、ボルトを緩めることで所定位置を変更することが可能となる。
特開2014−113317号公報
上記特許文献1に記載の姿勢保持装置では、保持位置の変更に際して、変更機構のボルトを緩めること、及び緩められたボルトを締めることが必要である。このため、ボルトに合わせた工具の準備が必要である。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者の姿勢を保持する保持位置を容易に変更することができる姿勢保持装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について説明する。
上記課題を解決する姿勢保持装置は、本体部と、前記本体部に対して回動可能に取り付けられるアーム部と、前記本体部に設けられ、前記アーム部が保持位置に到達したときに前記アーム部を保持する保持機構と、前記アーム部に設けられ、前記保持位置を変更する変更機構と、を備え、前記変更機構は、前記アーム部に固定され、前記アーム部と連動する第1係合部材と、前記第1係合部材と係合して前記第1係合部材と連動する第2係合部材であって、前記第1係合部材に対する前記第2係合部材の相対位置が変更可能に構成され、複数の前記相対位置において前記本体部と当接することによって別々の前記保持位置を定める第2係合部材と、前記第1係合部材と前記第2係合部材との係合と非係合とを切り替え、前記非係合において前記第1係合部材が前記相対位置を変更することを許容する操作子と、を備えることをその要旨としている。
上記構成によれば、保持機構によって保持される保持位置を変更する変更機構を備え、変更機構の操作子を操作することで第1係合部材と第2係合部材とが係合と非係合とを切り替えられる。このため、作業者の姿勢を保持する保持位置の変更は操作子の操作によって実現され、結果として保持位置の変更が容易になる。
上記姿勢保持装置について、前記第1係合部材と前記第2係合部材とは、前記操作子の操作に伴って接触することで前記係合となり、前記操作子の操作に伴って離間することで前記非係合となることが好ましい。
上記構成によれば、第1係合部材と第2係合部材とが係合となると、保持機構によって第2係合部材が保持される保持位置が決定される。また、第1係合部材と第2係合部材とが非係合となると保持機構によって第2係合部材が保持される保持位置の変更が可能となる。
上記姿勢保持装置について、前記操作子に対する操作は、回動操作であって、前記操作子は、接続軸を備え、前記第2係合部材は、前記接続軸と螺合する第1螺子部を有し、前記接続軸は、前記第1螺子部と螺合する第2螺子部を有し、前記操作子が回動操作されると、前記接続軸が前記操作子とともに回動して、前記第2係合部材が前記接続軸による螺子送りによって前記第1係合部材と接離することが好ましい。
上記構成によれば、操作子が回動操作されることで接続軸が操作子とともに回動して、第2係合部材が接続軸による螺子送りによって第1係合部材と接離する。このため、操作子の回動操作を第1係合部材と第2係合部材との動作に直接用いることができ、伝達するための構成を簡素化することができる。
上記姿勢保持装置について、前記変更機構は、前記接続軸の軸方向の移動範囲を規定する移動規制部材を備え、前記接続軸は、前記移動規制部材によって移動が規制された規制状態となると、前記操作子の回動操作によって前記第2係合部材を螺子送りすることが可能となることが好ましい。
上記構成によれば、接続軸は移動規制部材によって規定される移動範囲において移動が可能であって、移動規制部材によって移動が規制された規制状態となると、操作子の回動操作によって第2係合部材を螺子送りすることが可能となる。このため、操作子を回動操作するだけでなく、操作子とともに接続軸を軸方向に移動させて軸方向に移動ができない規制状態とすることで、保持位置の変更が可能なるので、誤って保持位置が変更されることを抑制することができる。
上記姿勢保持装置について、前記保持機構による前記アーム部の保持を解除する解除操作を検出する解除操作部を備え、前記接続軸には、前記保持機構と前記解除操作部とを電気的に接続する接続線を挿通させるための貫通孔が軸方向に形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、接続軸に接続線を挿通するための貫通孔が形成されているので、操作子の回動操作によって接続線が操作子や接続軸等に巻かれることがなく、接続線を解除操作部へ容易に配線することができる。
上記姿勢保持装置について、前記保持機構は、前記アーム部とともに回動する回転板と、前記回転板に固定され、前記回転板の回動によって前記当接部と当接するストッパと、前記当接部を前記ストッパに対して接離させるソレノイドと、を備えることが好ましい。
上記構成によれば、回転板に固定されたストッパに対して当接部がソレノイドによって接離されるので、保持機構はソレノイドの動作によってアーム部の回動を規制して、アーム部を保持位置に保持することができる。
上記姿勢保持装置について、前記第1係合部材と前記第2係合部材との一方には、菊座形状の第1凹凸部が設けられ、前記第1係合部材と前記第2係合部材との他方には、前記第1凹凸部と嵌合する第2凹凸部が設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、菊座形状の第1凹凸部と、第1凹凸部と嵌合する第2凹凸部とが複数の位置で嵌合することで、位置決めを確実に行うことができるとともに、保持力を高めることができる。
上記姿勢保持装置について、前記操作子は、当該姿勢保持装置を作業者が装着した際に、作業者の腕と対向する側に配置されていることが好ましい。
上記構成によれば、作業者が保持位置を変更するために操作子を操作する際には、操作子を操作するために装置を回り込む必要がなく、操作子を容易に操作することができる。
本発明によれば、作業者の姿勢を保持する保持位置を容易に変更することができる。
姿勢保持装置の第1の実施形態における装着状態を示す右側面図。 同実施形態の姿勢保持装置における右側の保持部及びアーム部の構成を示す右側面図。 同実施形態の姿勢保持装置における右側の保持部及びアーム部の構成を示す左側面図。 同実施形態の姿勢保持装置における右側の保持部及びアーム部の構成を示す分解斜視図。 同実施形態の姿勢保持装置において変更機構のロック状態を示す断面図。 同実施形態の姿勢保持装置において変更機構の解除状態を示す断面図。 同実施形態の姿勢保持装置において回転子の形状を示す斜視図。 同実施形態の姿勢保持装置において回転板ベースの形状を示す斜視図。 姿勢保持装置の第2の実施形態における右側の保持部及びアーム部の構成を示す右側面図。 同実施形態の姿勢保持装置における右側の保持部及びアーム部の構成を示す左側面図。 同実施形態の姿勢保持装置における右側の保持部及びアーム部の構成を示す分解斜視図。 同実施形態の姿勢保持装置において変更機構のロック状態を示す断面図。 同実施形態の姿勢保持装置において変更機構のロック状態と解除状態との遷移途中状態を示す断面図。 同実施形態の姿勢保持装置において変更機構の解除状態を示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図8を参照して、姿勢保持装置の第1の実施形態について説明する。姿勢保持装置は、例えば頭上に位置する果樹や果実、電気設備等に対して作業を行う作業者が装着して使用する。
図1に示されるように、姿勢保持装置は、作業者に装着される本体部10と、本体部10に対して回動可能に取り付けられるアーム部20とを備えている。
本体部10は、作業者の背中に沿って上下方向に延出する背面フレーム部11と、背面フレーム部11の上部に固定されて左右それぞれに延出して、作業者の左右の上腕部に沿って作業者の前側へ延出する腕フレーム部12とを備えている。すなわち、作業者の右腕及び左腕のそれぞれに沿って腕フレーム部12が設けられている。本体部10は、ショルダベルト13を肩に掛けるとともに腰ベルト14を腰に取り付けることで作業者に装着される。以下では、右腕についてのみ説明し、左腕については左右対称であるため説明を割愛する。
本体部10の腕フレーム部12には、本体部10に対するアーム部20の位置決め等を行う保持部30が取り付けられている。アーム部20には、作業者の上腕部を支持する腕支持部21が伸縮可能に取り付けられている。腕支持部21は、調整螺子部21aを操作することでアーム部20に対して伸縮可能である。
姿勢保持装置は、保持機構31によるアーム部20の保持を解除する解除操作を検出する解除操作部50を備えている。解除操作部50は、作業者が前腕部を持ち上げて、前腕部が当接されることで解除操作を検出する。
図2に示されるように、本体部10には、アーム部20が保持位置に到達したときにアーム部20を保持する保持機構31が設けられている。保持機構31は、アーム部20とともに連動して回動する回転板32の回転を規制することでアーム部20を保持位置で保持する。保持機構31は、図2において時計回りである一方向の回転のみを規制するので、図2において反時計回りである反対方向の回転は可能である。ここで、「保持」とは、一方向の回転のみを規制することで保持位置に到達したときに止め、反対方向の回転は可能なことを意味する。保持機構31によってアーム部20を保持位置に保持可能な状態を保持可能状態とし、保持機構31によってアーム部20を保持位置に保持しない状態を保持不可状態とする。なお、左腕では反時計回りの回転のみを規制するとともに、時計回りの回転を可能とする。
保持機構31は、上記の回転板32と、回転板32に固定されるストッパ33と、ストッパ33に当接する当接部との一例であるピン34と、ピン34をストッパ33に対して接離させるソレノイド35とを備えている。ソレノイド35は、連結部材36を介してピン34に連結されている。連結部材36は、回動軸36aによって回動可能に保持部30に取り付けられている。連結部材36は、ソレノイド35の直進運動をピン34の回転運動に変換する。
図2に実線で示されるように、ソレノイド35のプランジャ35aが突出した状態では、連結部材36を介してピン34がストッパ33に当接して、保持機構31によってアーム部20を保持位置に保持可能な保持可能状態となる。図2に二点鎖線で示されるように、ソレノイド35によってプランジャ35aが引き込まれると、連結部材36を介してピン34がストッパ33から離間して、保持機構31によってアーム部20を保持位置に保持しない保持不可状態となる。なお、ソレノイド35によるプランジャ35aの吸引がなくなると、ばね35bによってプランジャ35aが突出した状態に変位される。
図3に示されるように、アーム部20には、アーム部20の保持位置を変更する変更機構40が設けられている。変更機構40は、アーム部20の保持位置を変更するときに操作する操作子41を備えている。操作子41は、把持されて回動操作されることで、アーム部20の保持位置を固定するロック状態と、アーム部20の保持位置を変更可能な解除状態とを切り替えることができる。
図4及び図5に示されるように、保持部30の基部37には、円状の開口部37aが形成されている。腕フレーム部12には、基部37の開口部37aと同芯円状の開口部12aが形成されている。基部37の開口部37aには、円柱状の回転板ベース42を回転可能に遊嵌する収容部37bが設けられている。回転板ベース42は、基部37のアーム部20が取り付けられる側から収容部37bに取り付けられる。回転板ベース42には、基部37の開口部37aと同芯の貫通部43が形成されている。回転板ベース42には、回転板32が螺子19によって固定されている。回転板ベース42と回転板32とは、一体に回転する。よって、回転板32に固定されるストッパ33にピン34が当接することで回転板32の回転が規制されると、回転板ベース42の回転も規制される。回転板32には、基部37の開口部37aと同芯の開口部32aが形成されている。
基部37に対して回転板32が配置された側とは反対側には、円板状の回転子44が基部37の開口部37aと同芯において回転可能に設置されている。回転子44には、基部37の開口部37aと同芯の貫通部44aが形成されている。回転子44には、基部37の収容部37bの内壁と回転板ベース42の外壁との間に挿入されるガイド部44bが設けられている。回転子44には、アーム部20を構成するアーム板22が螺子19によって固定されている。このため、回転子44は、アーム部20と連動して一体に回転する。アーム板22は長方形の板である。アーム板22の基端には、基部37の開口部37aと同芯円状の開口部22aが形成されている。
回転板32の開口部32aと、回転板ベース42の貫通部43と、回転子44の貫通部44aと、アーム板22の開口部22aとには、円筒状のジョイント軸45が貫装されている。ジョイント軸45の外周には、鍔部45aが設けられている。ジョイント軸45の鍔部45aは、回転子44とアーム板22との間に軸方向への移動が規制された状態で回動可能に保持されている。なお、ジョイント軸45が接続軸に相当する。
ジョイント軸45の外周下部には、雄螺子部46が設けられている。回転板ベース42の貫通部43の内壁には、雄螺子部46と螺合する雌螺子部47が設けられている。よって、ジョイント軸45は、回転板ベース42に螺合した状態で取り付けられる。そして、操作子41が回動操作されると、ジョイント軸45が操作子41とともに回動して、回転板ベース42がジョイント軸45による螺子送りによって回転子44と接離する。また、回転板ベース42が回動すると、ジョイント軸45が回転板ベース42と螺合しているので、操作子41、ジョイント軸45、回転板ベース42、及び回転板32が一体に回動する。なお、雄螺子部46が第1螺子部に相当し、雌螺子部47が第2螺子部に相当する。
回転子44と回転板ベース42とは、互いに対向して設置され、回転子44において回転板ベース42と対向する面と、回転板ベース42において回転子44と対向する面とが互いに係合することで、回転子44と回転板ベース42とが一体に回動する。また、回転子44と回転板ベース42とのこうした係合が解除されることによって、回転子44と回転板ベース42とは別々の回転を可能にする。
ジョイント軸45の先端には、円板状の操作子41が螺子19によって取り付けられている。操作子41の外周には、指で把持しやすいように、略指の大きさの複数の凹部からなる把持部41aが設けられている。操作子41は、回動操作されることで、回転子44と回転板ベース42との係合と非係合とを切り替えることができる。回転板ベース42は、回転子44と連動し、回転子44に対する相対位置が変更可能に構成されている。そして、回転板ベース42は、複数の相対位置において回転板32がピン34に当接することによって別々の保持位置が定められる。
なお、回転子44と、回転板ベース42と、ジョイント軸45と、操作子41とが、変更機構40として機能する。回転子44が第1係合部材に相当し、回転板32及び回転板ベース42が第2係合部材として機能する。
図5に示されるように、ジョイント軸45には、保持機構31と解除操作部50とを電気的に接続する接続線51を挿通させるための貫通孔45bが軸方向に形成されている。また、操作子41の中央には、ジョイント軸45の貫通孔45bに連通する開口部41bが形成されている。操作子41の開口部41bには、接続線51を収容して、アーム部20に案内する案内部52が連通されている。案内部52は、操作子41の開口部41bに対して固定されておらず、アーム部20と一体に回転する。
図7に示されるように、回転子44において回転板ベース42と対向する面である対向面は、回転板ベース42に向けて突き出た凸面である。こうした対向面には、菊座形状の第1凹凸部48が形成されている。菊座形状とは、回転子44の中心から警報孔に沿って延びる複数の凸部が、回転子44の周方向に沿って間隔をあけて並ぶ形状であって、複数の凹凸が放射状に設けられた形状である。
図8に示されるように、回転板ベース42において回転子44と対向する面である対向面は、回転子44から離れる方向に向かって窪む凹面である。こうした対向面には、第2凹凸部49が形成されている。第2凹凸部49は、回転板ベース42の中心から径方向に沿って延びる複数の凹部が、回転板ベース42の周方向に沿って間隔をあけて並ぶ形状であって、複数の凹凸が放射状に設けられた形状である。また、第2凹凸部49を構成する複数の凹部の各々は、第1凹凸部48を構成する複数の凸部の各々に嵌め込まれる形状を有している。
そして、回転子44における対向面と、回転板ベース42における対向面とが接触し、これら第1凹凸部48と第2凹凸部49とが係合することによって、回転板ベース42と回転子44とが係合する。また、回転子44における対向面と、回転板ベース42における対向面とが互いに離間し、これら第1凹凸部48と第2凹凸部49との係合が解除されることによって、回転板ベース42と回転子44とが非係合になる。
また、第1凹凸部48を構成する凸部と、それに嵌め込まれる第2凹凸部49の凹部との組み合わせが変わるごとに、回転子44に対する回転板ベースの位置が周方向に沿って変わる。すなわち、回転子44に対する回転板ベース42の位置は、第1凹凸部48における凸部の数量、あるいは、第2凹凸部49における凹部の数量だけ変わる。そして、回転子44に対する回転板ベース42の位置が変わるごとに、保持位置が変わる。なお、回転子44と回転板ベース42との相対位置は、360°変更可能である。アーム部20は、規定範囲内において保持位置を変更可能である。規定範囲は、例えば、図2及び図3に示されるように、アーム部20がほぼ水平である0°に対して−90°〜+90°の範囲である。なお、この規定範囲は使用目的に合わせて任意に仕様変更可能である。
回転子44と回転板ベース42とにおいては、操作子41の操作に伴って回転子44と回転板ベース42とが接触するとき、第1凹凸部48と第2凹凸部49とが嵌合し、回転子44と回転板ベース42とが係合する。反対に、操作子41の操作に伴って回転子44と回転板ベース42とが離れることによって、第1凹凸部48と第2凹凸部49とが離間し、回転子44と回転板ベース42とが非係合となる。すなわち、回転子44と回転板ベース42とが係合において、回転子44と回転板ベース42との相対位置を固定するロック状態となる。また、回転子44と回転板ベース42とが非係合において、回転子44と回転板ベース42との相対位置を変更することを許容する解除状態となる。
次に、上記のように構成された姿勢保持装置の作用について説明する。
(変更機構:ロック状態)
図5に示されるように、姿勢保持装置の変更機構40がロック状態においては、回転板ベース42が回転子44に接触した状態となっている。すなわち、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが係合して、回転子44と回転板ベース42とが一体に回転する。よって、アーム部20が回動すると、案内部52、操作子41、ジョイント軸45、回転子44、回転板ベース42、及び回転板32が一体に回動する。このため、変更機構40がロック状態では、アーム部20の保持位置を変更することはできない。
(変更機構:解除状態)
図6に示されるように、姿勢保持装置の変更機構40が解除状態においては、回転板ベース42が回転子44に接触していない状態となっている。すなわち、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが非係合であって、回転子44と回転板ベース42とが一体に回転しない。よって、アーム部20が回動しても、アーム部20と回転子44とだけが回動する。このため、変更機構40が解除状態では、回転板ベース42に対する回転子44の回転位置を変更することができるので、アーム部20の保持位置を規定範囲内において変更することができる。
(変更機構:ロック状態→解除状態)
図5に示した変更機構40がロック状態から図6に示した変更機構40が解除状態に変更されるときには、操作子41を時計回りに回動操作する。なお、左腕では反時計回りに回動操作する。操作子41が時計回りに回動操作されると、ジョイント軸45の雄螺子部46と回転板ベース42の雌螺子部47とが螺合しているとともに、ジョイント軸45の軸方向への移動が規制されているので、回転板ベース42が軸方向において下方へ螺子送りされる。この結果、回転板ベース42が回転子44に対して離間して、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが非係合となる。よって、アーム部20の保持位置を規定範囲内において変更可能な解除状態となる。
(変更機構:解除状態→ロック状態)
図6に示した変更機構40が解除状態から図5に示した変更機構40がロック状態に変更されるときには、操作子41を反時計回りに回動操作する。なお、左腕では時計回りに回動操作する。操作子41が反時計回りに回動操作されると、ジョイント軸45の雄螺子部46と回転板ベース42の雌螺子部47とが螺合しているとともに、ジョイント軸45の軸方向への移動が規制されているので、回転板ベース42が軸方向において上方へ螺子送りされる。この結果、回転板ベース42が回転子44に対して接触して、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが係合となる。よって、アーム部20の保持位置が変更不可なロック状態となる。
(保持機構:保持可能状態)
図2に実線で示されるように、姿勢保持装置の保持機構31は、ソレノイド35のプランジャ35aが突出した状態では、ピン34が回転板32に固定されるストッパ33に当接する。ストッパ33がピン34に当接した位置において、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが係合していれば(変更機構がロック状態)、アーム部20の下方への移動が規制され、アーム部20が保持位置において保持される。よって、アーム部20が保持位置で保持されることで、姿勢保持装置を装着した作業者の上腕部が保持位置において保持される。このため、作業者は、上腕部を持ち上げた状態を自身の筋力で維持する必要がなく、筋肉疲労を軽減することができる。
(保持機構:保持不可状態)
図2に二点鎖線で示されるように、姿勢保持装置の保持機構31は、ソレノイド35のプランジャ35aが吸引された状態では、ピン34が回転板32に固定されるストッパ33と当接しない。このようなストッパ33がピン34に当接しない状態では、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが係合していても、アーム部20の下方への移動が規制されないので、アーム部20が保持位置において保持されない。アーム部20が保持位置で保持されないことで、姿勢保持装置を装着した作業者の上腕部が保持位置において保持されない。よって、作業者は、上腕部を保持位置に関係なく動かすことができる。
上記のように、姿勢保持装置は、保持機構31によって作業者が定めた保持位置においてアーム部20が保持されることで、作業者の上腕部を保持することができる。また、姿勢保持装置は、変更機構40によって作業者が操作子41を回動操作することで、アーム部20の保持位置を変更することが可能となる。よって、作業者の上腕部を保持する保持位置を容易に変更することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)保持機構31によって保持される保持位置を変更する変更機構40を備え、変更機構40の操作子41を操作することで回転子44と回転板ベース42とが係合と非係合とを切り替えられる。このため、操作子41の操作によって作業者の姿勢を保持する保持位置を容易に変更することができる。
(2)回転子44と回転板ベース42とが係合となると、保持機構31によって回転板ベース42が保持される保持位置が決定される。また、回転子44と回転板ベース42とが非係合となると保持機構31によって回転板ベース42が保持される保持位置の変更が可能となる。
(3)操作子41が回動操作されることでジョイント軸45が操作子41とともに回動して、回転板ベース42がジョイント軸45による螺子送りによって回転子44と接離する。このため、操作子41の回動操作を回転子44と回転板ベース42との動作に直接用いることができ、伝達するための構成を簡素化することができる。
(4)回転板32に固定されたストッパ33に対してピン34がソレノイド35によって接離されるので、保持機構31はソレノイド35の動作によってアーム部20の回動を規制して、アーム部20を保持位置に保持することができる。
(5)回転子44の菊座形状の第1凹凸部48と、第1凹凸部48と嵌合する回転板ベース42の第2凹凸部49とが複数の位置で嵌合することで、位置決めを確実に行うことができるとともに、保持力を高めることができる。
(6)ジョイント軸45に接続線51を挿通するための貫通孔45bが形成されているので、操作子41の回動操作によって接続線51が操作子41やジョイント軸45等に巻かれることがなく、接続線51を解除操作部50へ容易に配線することができる。
(7)作業者が保持位置を変更するために操作子41を操作する際には、操作子41を操作するために装置を回り込む必要がなく、操作子41を容易に操作することができる。また、操作子41に対して、装着している腕を離間方向へずらして、操作子41と腕との間に空間を作ればより容易に操作子41を操作することができる。
(第2の実施形態)
以下、図9〜図14を参照して、姿勢保持装置の第2の実施形態について説明する。この実施形態の姿勢保持装置は、変更機構をロック状態と解除状態との間で切り替えるときに回動操作だけでなく、もう一操作を行う点が上記第1の実施形態と異なっている。以下では、こうした差異について主に説明し、第1の実施形態と同様の機能を有する構成については、同じ符号を付して、その説明を割愛する。
図9に実線で示されるように、ソレノイド35のプランジャ35aが突出した状態では、連結部材36を介してピン34がストッパ33に当接して、保持機構31によってアーム部20を保持位置に保持可能な保持可能状態となる。図9に二点鎖線で示されるように、ソレノイド35によってプランジャ35aが引き込まれると、連結部材36を介してピン34がストッパ33から離間して、保持機構31によってアーム部20を保持位置に保持しない保持不可状態となる。なお、ソレノイド35は、プッシュプル型であって、プランジャ35aを突出させるとともに吸引することができる。
ピン34には、調整つまみ38が取り付けられている。この調整つまみ38を回すと、ピン34の位置をピン34の延出方向において変位させることができる。よって、調整つまみ38を回動することで、回転板32のストッパ33が規制される位置を上下にほぼ10°変更することが可能である。
図11及び図12に示されるように、回転板ベース42は、基部37の回転板32が取り付けられる側から開口部37aに取り付けられる。
回転板32の開口部32aと、回転板ベース42の貫通部43と、回転子44の貫通部44aと、アーム板22の開口部22aとには、円筒状のジョイント軸45が貫装されている。ジョイント軸45は、ジョイントストッパ60によって軸方向の移動範囲が規定されている。すなわち、ジョイントストッパ60は、アーム板22とともに回転子44に螺子19によって固定されている。ジョイント軸45には、鍔部45aが設けられている。ジョイント軸45の鍔部45aは、アーム板22とジョイントストッパ60との間に軸方向の移動範囲が規定された状態で回動可能に保持されている。なお、ジョイント軸45が接続軸に相当し、ジョイントストッパ60が移動規制部材に相当する。
操作子41の外周には、指で把持しやすいように、等間隔で形成された複数の凹部からなる把持部41aが設けられている。操作子41は、回動操作に加えて、押す操作又は引く操作を行うことで、回転子44と回転板ベース42との係合と非係合とを切り替えることができる。回転板ベース42は、回転子44と連動し、回転子44に対する相対位置が変更可能に構成されている。そして、回転板ベース42は、複数の相対位置において回転板32がピン34に当接することによって別々の保持位置が定められる。
図12に示されるように、アーム板22には、操作子41をほぼ覆う操作子カバー53が取り付けられている。操作子カバー53は、作業者の上腕部が操作子41に接触することを抑制している。操作子カバー53には、接続線51が収容されている。
次に、上記のように構成された姿勢保持装置の作用について説明する。
(変更機構:ロック状態)
図12に示されるように、姿勢保持装置の変更機構40がロック状態においては、回転板ベース42が回転子44に接触した状態となっている。すなわち、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが係合して、回転子44と回転板ベース42とが一体に回転する。この状態では、ジョイント軸45の鍔部45aがアーム板22の上面に接触して、ジョイント軸45の軸方向における下方への移動が規制され、上方への移動は可能となっている。よって、アーム部20が回動すると、操作子カバー53、操作子41、ジョイント軸45、回転子44、回転板ベース42、及び回転板32が一体に回動する。このため、変更機構40がロック状態では、アーム部20の保持位置を変更することはできない。
(変更機構:解除状態)
図14に示されるように、姿勢保持装置の変更機構40が解除状態においては、回転板ベース42が回転子44に接触していない状態となっている。すなわち、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが非係合であって、回転子44と回転板ベース42とが一体に回転しない。この状態では、ジョイント軸45の鍔部45aがアーム板22の上面に接触して、ジョイント軸45の軸方向における下方への移動が規制され、上方への移動は可能となっている。よって、アーム部20が回動しても、アーム部20と回転子44とだけが回動する。このため、変更機構40が解除状態では、回転板ベース42に対する回転子44の回転位置を変更することができるので、アーム部20の保持位置を規定範囲内において変更することができる。
(変更機構:ロック状態→解除状態)
図12に示した変更機構40がロック状態から図14に示した変更機構40が解除状態に変更するときには、操作子41を時計回りに回動操作する。なお、左腕では反時計回りに回動操作する。操作子41が時計回りに回動操作されると、ジョイント軸45の雄螺子部46と回転板ベース42の雌螺子部47とが螺合しているので、回転板ベース42によってジョイント軸45が螺子送りされる。この結果、図13に示されるように、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが係合したまま、ジョイント軸45が軸方向において上方に螺子送りされて、ジョイント軸45の鍔部45aがジョイントストッパ60の下面に接触する。この状態となったら、操作子41を押し操作すると、図14に示されるように、回転板ベース42が回転子44に対して離間し、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが非係合となる。よって、アーム部20の保持位置を規定範囲内において変更可能な解除状態となる。
(変更機構:解除状態→ロック状態)
図14に示した変更機構40が解除状態から図12に示した変更機構40がロック状態に変更するときには、操作子41をまず軸方向において引く操作する。この結果、図13に示されるように、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが係合して、ジョイント軸45の鍔部45aがジョイントストッパ60の下面に接触する。この状態において、操作子41が反時計回り(左腕では反時計回り)に回動操作されると、ジョイント軸45の雄螺子部46と回転板ベース42の雌螺子部47とが螺合しているとともに、ジョイント軸45の軸方向において上方への移動が規制されているので、回転板ベース42によってジョイント軸45が軸方向において下方へ螺子送りされる。この結果、図12に示されるように、回転子44の第1凹凸部48と回転板ベース42の第2凹凸部49とが係合したまま、ジョイント軸45が軸方向において下方に螺子送りされて、ジョイント軸45の鍔部45aがアーム板22の上面に接触する。よって、アーム部20の保持位置を変更不可なロック状態となる。
(保持機構)
保持機構31の動作は、第1の実施形態と同様であって、加えて調整つまみ38を回すことによって、回転板32のストッパ33が規制される位置を上下にほぼ10°変更することが可能である。
上記のように、姿勢保持装置は、保持機構31によって作業者が定めた保持位置においてアーム部20が保持されることで、作業者の上腕部を保持することができる。また、姿勢保持装置は、変更機構40によって作業者が操作子41を回動操作することに加え、押す操作又は引く操作をすることで、アーム部20の保持位置を変更することが可能となる。よって、2種類の操作を必要とすることで誤操作による保持位置の変更を抑制しつつ、作業者の上腕部を保持する保持位置を容易に変更することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(7)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(8)ジョイント軸45はジョイントストッパ60によって規定される移動範囲において移動が可能であって、ジョイントストッパ60によって移動が規制された規制状態となると、操作子41の回動操作によって回転板ベース42を螺子送りすることが可能となる。このため、操作子41を回動操作するだけでなく、操作子41とともにジョイント軸45を軸方向に移動させて軸方向に移動ができない規制状態とすることで、保持位置の変更が可能なるので、誤って保持位置が変更されることを抑制することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもができる。
・上記各実施形態では、ジョイント軸45に接続線51を挿通させるためのジョイント軸45に貫通孔45bを形成したが、接続線51が他の部材と干渉することを避けられるならば、貫通孔45bを省略してもよい。
・上記各実施形態において、回転子44における対向面が回転板ベース42から離れる方向に窪む凹面であって、回転板ベース42における対向面が回転子44に向けて突き出た凸面であってもよい。
・上記各実施形態において、回転子44における対向面と、回転板ベース42における対向面とは、互いに平行な平面であってもよい。要は、これらの対向面の接触によって回転子44と回転板ベース42との係合が実現され、かつ、これら対向面の離間によって回転子44と回転板ベース42との非係合が実現される形状であればよい。
・上記各実施形態において、第1凹凸部48を構成する複数の凹部の形状は、第1凹凸部48の径方向に対して傾斜した線形状や単なる円形孔であってもよく、第2凹凸部49を構成する複数の凸部は、こうした第1凹凸部48に嵌め込まれる形状であればよい。要は、第1凹凸部48を構成する複数の凹部が周方向に沿って並ぶ構成であって、第2凹凸部49を構成する凸部が複数の凹部の各々に嵌め込まれる形状であればよい。
・上記各実施形態では、菊座形状の第1凹凸部48と第2凹凸部49とを設けた。しかしながら、回転子44と回転板ベース42とが係合できれば、菊座形状に限らず、他の形状でもよい。また、回転子44と回転板ベース42との対向する面の少なくとも一方に弾性部材を設けて、回転子44と回転板ベース42との対向する面が接触することで係合させてもよい。
・上記各実施形態では、回転板ベース42の雌螺子部47と操作子41に備えたジョイント軸45の雄螺子部46と螺合することで、螺子送りによって回転子44と回転板ベース42とを接離させた。しかしながら、螺子送りに限らず他の構成でもよい。例えば、回転板ベース42を回転子44に対して接離させる操作レバーを備えて、レバー操作によって回転板ベース42と回転子44とを接離させてもよい。
・上記各実施形態では、操作子41の操作に伴って、回転子44と回転板ベース42とを接触によって係合させ、離間によって非係合させた。しかしながら、操作子41の操作によって回転子44と回転板ベース42との相対位置の変更が許容されるのであれば、接触と離間とによる係合と非係合とに限らず、他の構成としてもよい。例えば、操作子の操作によって、回転子44と回転板ベース42との少なくとも一方から係合爪が突出して、回転子44と回転板ベース42とのうち係合爪が設けられていない方に係合爪が係合する。
・上記各実施形態において、ピン34と回転板32との当接は、回転板32の周方向に沿った移動によって生じる構成に限らず、例えば、回転板32が回転軸に沿って移動することによって生じる構成であってもよい。
・上記各実施形態において、回転板32が割愛されて、回転子44と連動する回転板ベース42がこうした連動を通じてピン34と当接する構成であってもよい。すなわち、第2係合部材は、第1係合部材と係合する部材と、当接部と当接する部材とから構成されてもよいし、これらが一体として構成されてもよい。
・上記各実施形態において、回転子44と回転板ベース42との相対位置は、周方向に沿った変位に限らず、操作子41の操作によって回転軸に沿って変位する構成であってもよい。
・上記各実施形態では、右腕では時計回りの回転のみを規制するとともに、反時計回りの回転を可能とし、左腕では反時計回りの回転のみを規制するとともに、時計回りの回転を可能とした。しかしながら、右腕と左腕との回転の規制方向を逆にしてもよい。すなわち、右腕では反時計回りの回転のみを規制するとともに、時計回りの回転を可能とし、左腕では時計回りの回転のみを規制するとともに、反時計回りの回転を可能とした。このようにすることで、操作子41の回動操作の方向も同様に逆にしてもよい。
・また、右腕と左腕との回転の規制方向を同じにしてもよい。すなわち、右腕及び左腕では時計回りの回転のみを規制するとともに、反時計回りの回転を可能とする。または、右腕及び左腕では反時計回りの回転のみを規制するとともに、時計回りの回転を可能とする。このようにすることで、操作子41の回動操作の方向も同様に同じにしてもよい。
10…本体部、11…背面フレーム部、12…腕フレーム部、12a…開口部、13…ショルダベルト、14…腰ベルト、19…螺子、20…アーム部、21…腕支持部、21a…調整螺子部、22…アーム板、22a…開口部、30…保持部、31…保持機構、32…回転板、32a…開口部、33…ストッパ、34…ピン、35…ソレノイド、35a…プランジャ、35b…ばね、36…連結部材、36a…回動軸、37…基部、37a…開口部、37b…収容部、38…調整つまみ、40…変更機構、41…操作子、41a…把持部、41b…開口部、42…回転板ベース、43…貫通部、44…回転子、44a…貫通部、44b…ガイド部、45…ジョイント軸、45a…鍔部、45b…貫通孔、46…雄螺子部、47…雌螺子部、48…第1凹凸部、49…第2凹凸部、50…解除操作部、51…接続線、52…案内部、53…操作子カバー、60…ジョイントストッパ。

Claims (6)

  1. 当接部を有する本体部と、
    前記本体部に対して回動可能に取り付けられるアーム部と、
    前記本体部に設けられ、前記アーム部が保持位置に到達したときに前記アーム部を保持する保持機構と、
    前記アーム部に設けられ、前記保持位置を変更する変更機構と、を備え、
    前記変更機構は、
    前記アーム部に固定され、前記アーム部と連動する第1係合部材と、
    前記第1係合部材と係合して前記第1係合部材と連動する第2係合部材であって、前記第1係合部材に対する前記第2係合部材の相対位置が変更可能に構成され、複数の前記相対位置において前記当接部と当接することによって別々の前記保持位置を定める第2係合部材と、
    前記第1係合部材と前記第2係合部材との係合と非係合とを切り替え、前記非係合において前記第1係合部材が前記相対位置を変更することを許容する操作子と、を備え
    前記操作子に対する操作は、回動操作であって、
    前記操作子は、接続軸を備え、
    前記第2係合部材は、前記接続軸と螺合する第1螺子部を有し、
    前記接続軸は、前記第1螺子部と螺合する第2螺子部を有し、
    前記操作子が回動操作されると、前記接続軸が前記操作子とともに回動して、前記第2係合部材が前記接続軸による螺子送りによって前記第1係合部材と接離し、
    前記変更機構は、前記接続軸の軸方向の移動範囲を規定する移動規制部材を備え、
    前記接続軸は、前記移動規制部材によって移動が規制された規制状態となると、前記操作子の回動操作によって前記第2係合部材を螺子送りすることが可能となる
    ことを特徴とする姿勢保持装置。
  2. 請求項1に記載の姿勢保持装置において、
    前記第1係合部材と前記第2係合部材とは、前記操作子の操作に伴って接触することで前記係合となり、前記操作子の操作に伴って離間することで前記非係合となる
    ことを特徴とする姿勢保持装置。
  3. 請求項に記載の姿勢保持装置において、
    前記保持機構は電動であって、
    前記保持機構による前記アーム部の保持を解除する解除操作を検出する解除操作部を備え、
    前記接続軸には、前記保持機構と前記解除操作部とを電気的に接続する接続線を挿通させるための貫通孔が軸方向に形成されている
    ことを特徴とする姿勢保持装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の姿勢保持装置において、
    前記保持機構は、
    前記アーム部とともに回動する回転板と、
    前記回転板に固定され、前記回転板の回動によって前記当接部と当接するストッパと、
    前記当接部を前記ストッパに対して接離させるソレノイドと、を備える
    ことを特徴とする姿勢保持装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の姿勢保持装置において、
    前記第1係合部材と前記第2係合部材との一方には、菊座形状の第1凹凸部が設けられ、
    前記第1係合部材と前記第2係合部材との他方には、前記第1凹凸部と嵌合する第2凹凸部が設けられている
    ことを特徴とする姿勢保持装置。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の姿勢保持装置において、
    前記操作子は、当該姿勢保持装置を作業者が装着した際に、作業者の腕と対向する側に配置されている
    ことを特徴とする姿勢保持装置。
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