JP6409918B2 - 端末装置、モーション認識方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、端末装置、モーション認識方法及びプログラムに関する。
従来より、ユーザの腕に装着された腕時計型のデバイスにおいて、当該デバイスに搭載された加速度センサ等の検出結果に基づいて、ユーザにより操作として行われた腕等のモーションを認識し、その認識結果を操作入力として受け付けることで、当該デバイスを入力装置として利用する技術が存在する(特許文献1乃至3参照)。
特開2011−175315号公報 特開2002−358149号公報 特開2008−136697号公報
しかしながら、特許文献1乃至3を含め従来のモーションの認識技術では、ユーザが日常生活で行う腕等の動きを、ユーザが操作として行う腕等のモーションとして誤認識してしまう可能性が高い。
本発明はモーションの認識精度を向上させることを目的とする。
請求項1は、端末装置に対する動きを検出する検出手段と、前記端末装置に対するユーザによる任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段と、前記端末装置の動きを検出した後は、当該端末装置における以後の動きを前記モーションとして認識させる開始の動きとして検出させる閾値の範囲を増加変更させ、前記端末装置の静止を検出した後は、前記閾値を減少変更させる閾値変更手段と、を具備し、前記閾値変更手段は、前記端末装置の静止後の所定時間経過した後に、前記閾値を減少変更させることを特徴とする。
請求項は、端末装置に対する動きを検出する検出手段と、前記端末装置に対するユーザによる任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段と、前記認識手段で前記モーションを認識した後は、当該端末装置における以後の動きを前記モーションとして認識させる開始の動きとして検出させる閾値の範囲を増加変更させ、前記認識手段で前記モーションを認識した後の所定時間経過後は、前記閾値を減少変更させる閾値変更手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項は、端末装置に対する動きを検出する検出手段と、基準状態にある端末装置に対する任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段と、前記基準状態として特定するための状態の閾値の範囲を、前記端末装置が動いた後は増加させ、前記端末装置が静止した後は減少させることで、前記基準状態の閾値を動的に変更させる閾値変更手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項は、端末装置に対する動きを検出する検出手段と、基準状態にある端末装置に対する任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段と、前記基準状態として特定するための状態の閾値の範囲を、前記モーションを認識した後では増加させ、前記モーションを認識した後の所定時間経過後は減少させることで、前記基準状態の閾値を動的に変更させる閾値変更手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によればモーションの認識精度を向上させることができる。

本発明の情報処理装置の一実施形態に係るリスト端末の外観構成の概略を示す模式図である。 図1のリスト端末のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図2のリスト端末の機能的構成のうち、モーション認識処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 ユーザの手首及び腕のモーションの第1のパターンを説明する模式図である。 ユーザの手首及び腕のモーションの第2のパターンを説明する模式図である。 ユーザの手首及び腕のモーションの第3のパターンを説明する模式図である。 ユーザの手首及び腕のモーションの第1のパターンを説明する模式図である。 モーションの認識に用いる閾値の違いを示す図である。 図3のリスト端末により可変設定される閾値の時間推移を示すタイミングチャートである。 図3の機能構成を有する図2のリスト端末11が実行する、モーション認識処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るリスト端末の外観構成の概略を示す模式図である。
リスト端末11は、図1に示すように、ユーザの腕に嵌められるリスト型の携帯端末であり、少なくとも、自己の姿勢を認識する機能を有している。本実施形態では、リスト端末11は、加速度センサ(後述の図2参照)を有し、当該加速度センサの検出結果に基づいて、自己の姿勢として、水平状態を基準として、当該水平状態から移動したか否かを検出することができる。
本実施形態では、大地に垂直に立つユーザが、図1に示すように腕を水平に維持した場合において、水平方向のうち、肘から手に向かう方向が「x方向」とされており、腕に対して直角の方向(ユーザからみて手前の親指から奥側の小指に向かう方向)が「y方向」とされており、鉛直上向き方向が「z方向」とされている。
図2は、図1のリスト端末11のハードウェアの構成を示すブロック図である。
リスト端末11は、CPU(Central Processing Unit)51と、ROM(Read Only Memory)52と、RAM(Random Access Memory)53と、バス54と、入出力インターフェース55と、入力部56と、表示部57と、記憶部58と、通信部59と、加速度センサ部60と、ドライブ61と、を備えている。
CPU51は、ROM52に記録されているプログラム、又は、記憶部58からRAM53にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM53には、CPU51が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU51、ROM52及びRAM53は、バス54を介して相互に接続されている。このバス54にはまた、入出力インターフェース55も接続されている。入出力インターフェース55には、入力部56、表示部57、記憶部58、通信部59、加速度センサ部60、及びドライブ61が接続されている。
入力部56は、例えば表示部57の表示画面に積層される静電容量式又は抵抗膜式の位置入力センサにより構成され、タッチ操作がなされた位置の座標を検出する。ここで、タッチ操作とは、入力部56に対する物体(ユーザの指やタッチペン等)の接触又は近接の操作をいう。
表示部57は、ディスプレイにより構成され、画像を表示する。
即ち、本実施形態では、入力部56と表示部57とにより、タッチパネルが構成されている。
記憶部58は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部59は、Bluetooth(登録商標)により図示せぬ携帯端末等と無線通信したり、Wi−Fiによりインターネットを含むネットワークを介して、図示せぬ他端末と通信する制御を実行する。
加速度センサ部60は、ピエゾ抵抗型もしくは静電容量型の検出機構により3軸加速度成分を検出して、その検出結果を表す3軸成分毎の加速度データを出力する。
なお、加速度センサ部30により検出される3軸成分は、どのように実装されても構わないが、本実施形態では図1に示す3軸成分(x,y,z)が採用されている。
ドライブ61には、必要に応じて、リムーバブルメディア62が適宜装着される。ドライブ61によってリムーバブルメディア62から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部58にインストールされる。また、リムーバブルメディア62は、記憶部58に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部58と同様に記憶することができる。
図3は、このようなリスト端末11の機能的構成のうち、モーション認識処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
モーション認識処理とは、加速度センサ部30の検出結果に基づいて、ユーザが行い得るモーションのうち、手首及び腕のモーション(本実施形態では後述の図4乃至図8に示す各パターンのモーション)を認識するまでの一連の処理をいう。
後述の図4乃至図8に示す各パターンのモーションの各々には、所定の入力操作が対応付けられており、モーション認識処理により所定モーションが認識されると、認識された当該所定モーションのパターンに対応付けられた入力操作がなされたと判断され、後段において、当該入力操作に応じた処理が実行される。ここで、後段の処理とは、リスト端末11内で実行される場合もあるし、リスト端末11と通信可能な別の装置(図示せず)で実行される場合もある。即ち、本実施形態では、リスト端末11は、ユーザのモーションを利用した、リスト端末11自体又は別の装置に対する入力装置として機能する。
モーション認識処理が実行される場合には、リスト端末11のCPU51においては、図3に示すように、モーション認識部71と、処理実行部72と、閾値設定部73と、カウント部74とが機能する。
モーション認識部71は、加速度センサ部30の検出結果に基づいて、図4乃至図8に示す各パターンの、ユーザの手首及び腕のモーションを夫々認識する。
図4乃至図7は、ユーザの手首及び腕のモーションの各パターンの夫々を説明する模式図である。
まず、リスト端末11を手首に嵌めたユーザは、当該リスト端末11の表示部57を水平上向きにして静止した状態を取る。この状態を、以下、「水平静止状態」と呼ぶ。水平静止状態は、図4乃至図8の何れのパターンでも基準状態として採用されている。
図4に示すパターンでは、ユーザは、水平静止状態から動作を開始し、手首を自身から見て外側に回転させることで、リスト端末11の表示部57を傾ける、といったモーションをする。
図5に示すパターンでは、ユーザは、水平静止状態から動作を開始し、手首を自身から見て内側に回転させる(図4のパターンとは逆回転させる)ことで、リスト端末11の表示部57を傾ける、といったモーションをする。
図6に示すパターンでは、ユーザは、水平静止状態から動作を開始し、肘から上を上向きに動かすことで、リスト端末11の表示部57を傾ける、といったモーションをする。
図7に示すパターンでは、ユーザは、水平静止状態から動作を開始し、肘から上を下向き(図6のパターンとは逆方向)に動かすことで、リスト端末11の表示部57を傾ける、といったモーションをする。
CPU51における判断部(図示せず)は、加速度センサ部30の検出結果に基づいて、先ず、水平静止状態を基準状態であると判断する。そして、モーション認識部71は、判断部(図示せず)によって基準状態であると判断された場合、リスト端末11の当該基準状態の検出後規定時間が経過した時点で、図4乃至図8に示す各パターンのうち所定パターンのモーションを認識する。
処理実行部72は、モーション認識部71により認識されたモーションのパターンに対応付けられた入力操作の内容に基づいて、所定の処理を実行する。
ここで、モーション認識部71によるモーションの認識手法は、規定時間が短ければ、ユーザの操作(腕を動かすという単純なモーション)に対して素早く応答するので操作性が良い。しかしながら、腕を動かすという単純なモーションは、日常生活の中に類似した動きが多く存在する。従って、モーション認識部71は、何らかの方法で、ユーザがリスト端末11を操作するためにモーションを行ったのか、それとも日常生活の中での動きだったのかを判別しなければ、モーションの誤検出をしてしまう。
そこで、モーション認識部71は、水平静止状態を検出した場合、ユーザがリスト端末11を操作するためにモーションを開始する態勢を取ったと認識し、規定時間が経過した時点で、図4乃至図8に示す各パターンのうち所定パターンのモーションを認識する。
本実施形態では、水平静止状態の検出方法として、加速度センサ部60の検出結果に基づいて判断される、リスト端末11の姿勢(水平方向に対してなす角度)が、所定の閾値の範囲内の場合、水平と検出する、といった手法が採用されている。
図8は、モーションの認識に用いる閾値の違いを示す図である。
図8(A)に示す閾値Th1の方が、図8(B)に示す閾値Th2と比較して、閾値が小さい、即ち水平とみなす許容角度が小さいことになる。
即ち、図8(A)の閾値Th1のように、閾値が小さい場合、モーション認識部71は、リスト端末11の表示部57が少しでも傾いていたら水平とはみなさず、即ち水平静止状態を検出しない。
その結果、ユーザが、たとえ操作としてモーションを行ったつもりでも、リスト端末11を静止させることがうまくできずに、リスト端末11の表示部57を少しでも傾けてしまった場合には、モーション認識部71は、当該モーションを認識することができない。
一方で、ユーザが、日常生活の中で、腕を軽く振ったり、別の動作中に腕を軽く動かした場合であっても、モーション認識部71は、水平静止状態を検出しないので、モーションの誤認識を防止することができる。
これに対して、図8(B)の閾値Th2のように、閾値が大きい場合、モーション認識部71は、リスト端末11の表示部57が多少傾いても水平とみなすので、水平静止状態を検出する。
その結果、ユーザが、操作としてモーションを開始しようとしたところ、リスト端末11を静止させることがうまくできずに、リスト端末11の表示部57を多少傾けてしまったような場合であっても、モーション認識部71は、水平静止状態を検出することができる。その結果、次のシーケンスでユーザがリスト端末11の表示部57を大きく傾ければ、モーションの認識を確実に行うことができる。
一方で、ユーザが、日常生活の中で、腕を軽く振ったり、別の動作中に腕を軽く動かした場合であっても、モーション認識部71は、水平静止状態と検出してしまう。その結果、その後、ユーザが操作をするつもりがないのにリスト端末11の表示部57を大きく傾けてしまった場合、モーション認識部71は、モーションの誤認識をしてしまう。
このようにし、閾値は、大きくても小さくても、状況に応じた一長一短があり、固定して用いることは不適である。即ち、閾値は、時間とリスト端末11の運動状態とによって動的に変化させると好適である。
そこで、本実施形態では、図3に示すように、モーション認識処理が実行される場合、CPU51においては、閾値設定部73とカウント部74とが機能する。
閾値設定部73は、時間と、リスト端末11の運動状態とに応じて、閾値を可変設定する。
カウント部74は、カウント動作をし、その動作結果(カウント値)を、閾値の可変設定に必要な時間の情報として、閾値設定部73に供給する。
図9は、閾値設定部73により可変設定される閾値の時間推移を示すタイミングチャートである。
縦軸は、水平判定のための閾値を示し、横軸は、時間軸を示している。なお、時間については、カウント部74のカウント値により計時されるものとする。
閾値設定部73は、リスト端末11が静止して一定時間経ったとき(時刻t1)、ユーザが操作のためにモーションを行う可能性は低いと判断し、閾値を減少させる。
閾値設定部73は、リスト端末11が運動を開始したとき(時刻t2)、ユーザがこの後操作のためのモーションを行う可能性が高まったと判断し、閾値を増加させる。
閾値設定部73は、モーションが認識された直後のとき(時刻t3)は、リスト端末11が運動していることと、ユーザがリスト端末11を十分に水平にしないまま次のモーションを行う可能性があることを考慮し、閾値をさらに増加させる。
閾値設定部73は、モーションが認識されてから一定時間経過したとき(時刻t4)、ユーザが操作をやめたのでその後操作以外で腕を動かす可能性があると判断し、閾値を減少させる。
なお、閾値の増減は、一度に変化させても、経過時間によって多段階に変化させても構わない。
次に、かかる機能的構成を有するリスト端末11が実行する、撮像制御処理について説明する。
図10は、図3の機能構成を有する図2のリスト端末11が実行する、モーション認識処理の流れの一例を示すフローチャートである。
閾値を変化させるための判定は、加速度センサ部60の検出結果(3軸の加速度値)によって行われる。
図10の例では、任意の時刻に設定されている水平判定のための閾値ath、任意の時刻における3軸の加速度値ax,ay,az、及び3軸の加速度の微分値△ax、Δay、Δazが用いられる。また、加速度値の閾値として設定可能な3種類として、閾値ath0 < 閾値ath1 < 閾値ath2が予め定義されている。
また、カウント部74が用いるカウント値(時間)としては、リスト端末11が静止状態のときにのみ進むカウント値t0、及びリスト端末11が水平状態であるかどうかに関わらず進むカウント値t1が用いられている。
また、閾値設定部73が閾値athを変えるカウント値(時間)のタイミング(閾値)としては、静止状態が検知されたことによる閾値athが変化するタイミングtth0 > モーションの検出後に閾値athが変化するタイミングtth1が予め定義されている。
また、運動状態判定のための閾値も用いられているため、以下、水平判定のための閾値と区別すべく、「運動状態判定閾値」と呼ぶ。同様に、水平判定のための閾値を、以下、運動状態判定閾値と区別すべく、「水平判定閾値」と呼ぶ。
運動状態判定閾値としては、加速度の微分値△athが定義されている。
このような定義等がなされたリスト端末11の電源が投入されて所定の条件が満たされると、モーション認識処理が開始されて、次のようなステップS1以降の処理が実行される。
ステップS1において、カウント部74は、カウント値t1がタイミングtth1を超えていないか否かを判定する。
カウント値t1がタイミングtth1を超えていない場合には、即ち前回のモーションが認識された時点(後述のステップS16参照)から所定時間tth1が経過していない場合(図9の例では時刻t3以降にモーションが認識され、それ以降であって時刻t4よりも前の場合)には、ステップS1においてNOであると判定されて、水平判定閾値athは変化されずに、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、カウント部74は、カウント値t1を、1だけインクリメントする(t1++)。その後、処理はステップS5に進むが、ステップS5以降の処理については後述する。
これに対して、カウント値t1がタイミングtth1を超えていた場合には、即ち前回のモーションが認識された時点(後述のステップS16参照)から所定時間tth1が経過した場合(図9の例では時刻t4の場合)、ステップS1においてYESであると判定されて、処理はステップS2に進む。
ステップS2において、閾値設定部73は、現在設定されている水平判定閾値athが、閾値ath1を超えているか否かを判定する。
現在設定されている水平判定閾値athが、閾値ath1以下の場合には、ステップS2においてNOであると判定されて、水平判定閾値athは変化されずに、処理はステップS5に進む。なお、ステップS5以降の処理については後述する。
これに対して、現在設定されている水平判定閾値athが、閾値ath1を超えていた場合には、即ち、閾値ath2である場合には、ステップS2においてYESであると判定されて、処理はステップS4に進む。
ステップS4において、閾値設定部73は、水平判定閾値athの設定を、閾値ath1に下げるように変化させる(ath=ath1:図9の例では時刻t4における変化参照)。これにより、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、閾値設定部73は、3軸の加速度の微分値△ax、Δay、Δazの各々が、運動状態判定閾値△athを超えていないか否かを判定する(△ax<△ath、Δay<△ath、かつΔaz<△ath)。即ち、ステップS5においては、リスト端末11が静止状態であるか否かが判定される。
3軸の加速度の微分値△ax、Δay、Δaz全てが、運動状態判定閾値△athを超えていない場合(例えば図9の例では、時刻t5以降又は時刻t2以前の場合)、静止状態であるとして、ステップS5においてYESであると判定されて、処理はステップS6に進む。
ステップS3において、カウント部74は、カウント値t0を、1だけインクリメントする(t0++)。
ステップS9において、カウント部74は、カウント値t0がタイミングtth0を超えていないか否かを判定する。
カウント値t0がタイミングtth0を超えていない場合には、即ち静止状態の継続時間が規定時間tth0を超えていない場合(図9の例では時刻t5〜t6の間や、時刻t1よりも前の場合)には、ステップS9においてNOであると判定されて、水平判定閾値athは変化されずに、処理はステップS13に進む。なお、ステップS13以降の処理については後述する。
これに対して、カウント値t0がタイミングtth0を超えていた場合には、即ち規定時間tth0の間静止状態が継続した場合(図9の例では時刻t6や時刻t1の場合)、ステップS9においてYESであると判定されて、処理はステップS10に進む。
ステップS10において、閾値設定部73は、現在設定されている水平判定閾値athが、閾値ath0を超えているか否かを判定する。
現在設定されている水平判定閾値athが、最低の閾値ath0の場合には、ステップS10においてNOであると判定されて、水平判定閾値athは変化されずに、処理はステップS13に進む。なお、ステップS13以降の処理については後述する。
これに対して、現在設定されている水平判定閾値athが、閾値ath0を超えていた場合には、即ち、閾値ath1又は閾値ath2である場合には、ステップS10においてYESであると判定されて、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、閾値設定部73は、水平判定閾値athの設定を、閾値ath0に下げるように変化させる(ath=ath0:図9の例では時刻t6や時刻t1における変化参照)。これにより、処理はステップS13に進む。なお、ステップS13以降の処理については後述する。
以上、リスト端末11が静止状態の場合、即ちステップS5においてYESであると判定された場合の一連の処理に付いて説明した。
次に、リスト端末11が運動状態の場合、即ち3軸の加速度の微分値△ax、Δay、Δazのうち少なくとも1つが、運動状態判定閾値△athを超えている場合(例えば図9の例では、時刻t2〜時刻t5の間の場合)の一連の処理について説明する。この場合、ステップS5においてNOであると判定されて、処理はステップS7に進み、次のような一連の処理が実行される。
ステップS7において、閾値設定部73は、現在設定されている水平判定閾値athが、閾値ath1未満か否かを判定する。
現在設定されている水平判定閾値athが、閾値ath1(又は閾値ath2)の場合には、ステップS7においてNOであると判定されて、水平判定閾値athは変化されずに、処理はステップS11に進む。なお、ステップS11以降の処理については後述する。
これに対して、現在設定されている水平判定閾値athが、閾値ath0の場合には、ステップS7においてYESであると判定されて、処理はステップS8に進む。
ステップS8において、閾値設定部73は、水平判定閾値athの設定を、閾値ath1に上げるように変化させる(ath=ath1:図9の例では時刻t2における変化参照)。これにより、処理はステップS11に進む。
ステップS11において、カウント部74は、カウント値t0を、0にリセットする(t0=0)。
このようにして0にリセットされたカウント値t0は、リスト端末11が運動状態にある限りインクリメントされることはなく、従って、水平判定閾値athとして閾値ath0になることもない。
ステップS13において、モーション認識部71は、モーション認識アルゴリズムに従って、モーションの認識を試みる。
この場合、モーション認識部71は、リスト端末11の水平方向に対するなす角度が、ステップS1乃至S12の処理で適宜変更された水平判定閾値ath以内に入っている場合に、リスト端末11が水平静止状態にあると判断する。具体的には、リスト端末11の水平方向に対する角度は、加速度センサ部60の検出結果のうち、x軸の加速度値ax及びy軸の加速度値ayよりも特定可能であるため、モーション認識部71は、x軸の加速度値ax及びy軸の加速度値ayが水平判定閾値athの範囲内に入っている場合に、リスト端末11が水平静止状態にあると判断する。
そして、モーション認識部71は、水平静止状態にあると判断後、リスト端末11の移動軌跡等に基づいて、上述の図3乃至図7の各パターンのうち何れのパターンのモーションが行われたのかを認識する。上述のように、水平静止状態が前提としてモーションが認識されるので、x軸の加速度値ax及びy軸の加速度値ayが水平判定閾値athの範囲内に入っていない場合には、水平静止状態が検出されず、その結果モーションの認識には至らない。
ステップS14において、閾値設定部73は、モーションが認識されたか否かを判定する。
モーションが認識されなかった場合には、ステップS14においてNOであると判定されて、水平判定閾値athは変化されずに、処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返し実行される。
これに対して、モーションが認識された場合には、ステップS14においてYESであると判定されて、処理はステップS15に進む。
ステップS15において、閾値設定部73は、水平判定閾値athの設定を、閾値ath2に上げるように変化させる(ath=ath2:図9の例では時刻t3における変化参照)。
ステップS16において、カウント部74は、カウント値t1を、0にリセットする(t1=0)。
その後処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
以上説明したように、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るリスト端末11は、CPU51における判断部(図示せず)と、モーション認識部71と、入力部36と、カウント部74と、加速度センサ部60と、閾値設定部73とを備える。
CPU51における判断部(図示せず)は、ユーザの腕に装着されるリスト端末11の表示部57が水平方向に対するなす角度が閾値(水平判定閾値ath)の範囲内にある場合、当該リスト端末11が水平な姿勢を取っている基準状態であると判断する。
モーション認識部71は、判断部(図示せず)によって基準状態であると判断された場合、リスト端末11のデバイスの当該基準状態からの動き(即ちモーション)を認識する。
入力部36は、認識したリスト端末11の基準状態からの動きに対応する入力操作を入力する。
カウント部74は、カウント動作をすることで、時間を計時する。
加速度センサ部60は、3軸の加速度値を、リスト端末11の運動状態として検出する。
閾値設定部73は、カウント部74により計時された時間と、加速度センサ部60により検出されたリスト端末11の運動状態とに応じて、閾値(水平判定閾値ath)を可変設定する。
これにより、ユーザが操作として行う腕等のモーションの認識精度を向上させることができる。
即ち、閾値が動的に変化されるので、ユーザが操作を行う可能性が高いときのモーションの認識精度を一定以上維持しつつ、ユーザが操作を行う可能性の低いときにおけるモーションの誤認識を防止することができる。
カウント部74は、リスト端末11が静止したことが加速度センサ部60により検出されると、計時を開始し、
閾値設定部73は、カウント部74により一定時間が計時されたとき(図9の時刻t1等)、閾値を減少させる設定をすることができる。
このように、ユーザが操作のためにモーションを行う可能性が低いときに閾値を減少させることで、ユーザが操作を行う可能性の低いときにおけるモーションの誤認識を防止することができる。
閾値設定部73は、リスト端末11が運動を開始したことが加速度センサ部60により検出されたとき(図9の時刻t2等)、閾値を増加させる設定をすることができる。
このように、リスト端末11が運動を開始した後にはユーザがモーションを行う可能性が高まるため、閾値を増加させることで、ユーザが操作を行う可能性が高いときのモーションの認識精度を一定以上維持することができる。
閾値設定部73は、モーション認識部71によりモーション(リスト端末11の動き)が認識されたとき、閾値を増加させる設定をすることができる。
このように、モーションが認識された直後のとき(図9の時刻t3等)は、リスト端末11が運動していることと、ユーザがリスト端末11を十分に水平にしないまま次のモーションを行う可能性があるため、閾値を増加させることで、ユーザが操作を行う可能性が高いときのモーションの認識精度を一定以上維持することができる。
カウント部74は、モーション認識部71によりモーション(リスト端末11の動き)が認識されると、計時を開始し、
閾値設定部73は、カウント部74により一定時間が計時されたとき、閾値を減少させる設定をすることができる。
このように、モーションが認識されてから一定時間経過したとき(図9の時刻t4等)、ユーザが操作をやめたのでその後操作以外で腕を動かす可能性があるため、閾値を減少させることで、ユーザが操作を行う可能性の低いときにおけるモーションの誤認識を防止することができる。
以上説明したように、リスト端末11の運動状態を検出する検出手段は、本実施形態では、加速度センサであり、閾値は、加速度値で表される。
このように、リスト端末11を水平だと認識する加速度値の閾値が、時間と加速の状態で動的に変化する。これにより、ユーザが操作を行う可能性が高いときのモーションの認識精度を維持しつつ、ユーザが操作を行う可能性の低いときはモーションの誤認識を防止することができる。
以上説明したように、本発明の情報処理装置の一実施形態はリスト端末11である。即ち、リスト端末11自体に、モーション認識部71と、カウント部74と、加速度センサ部60と、閾値設定部73とが設けられている。
これにより、ユーザは、他に特別な機器を用意しなくても、リスト端末11を腕にはめるだけで、当該リスト端末11を単純な動きで操作することができる。その際、日常生活の動きで腕も動くことがあっても、操作としてのモーションとして誤認識されることは少なくなる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、モーション認識処理として、図10のフローチャートに従った処理が採用されていたが、図10は、水平判定閾値として3種類、閾値を変えるタイミングの指標となるカウンタが2種類、及び運動状態判定閾値として1種類が用いられる例に過ぎない。即ち、モーション認識処理において、水平判定閾値として任意の2種類以上が採用されていれば足り、カウンタも任意の2種類以上が採用されていれば足りる。
上述の実施形態では、加速度センサ部60が採用されたが、特にこれに限定されず、リスト端末11の運動状態として検出する機能を有していれば、任意のセンサデバイスを採用することができる。
また、上述の実施形態では、リスト端末11に、閾値を可変設定する機能が搭載されていたが、特にこれに限定されず、閾値を可変設定する機能は図示せぬ別の装置に搭載されていてもよい。同様に、モーションを認識する機能等その他の機能についても、リスト端末11に必ずしも搭載されている必要はなく、図示せぬ別の装置(この場合1台である必要は無く複数台でも構わない)に搭載されていてもよい。
換言すると、上述の実施形態では、本発明が適用される情報処理装置は、リスト端末を例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、ユーザの腕等に装着されるデバイス自体、又は当該デバイスと通信をする機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がリスト端末11に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
ユーザの腕に装着されるデバイスの表示部が水平方向に対するなす角度が閾値の範囲内にある場合、当該デバイスが水平な姿勢を取っている基準状態であると判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記基準状態であると判断された場合、前記デバイスの当該基準状態からの動きを認識する認識手段と、
前記認識した前記デバイスの基準状態からの動きに対応する入力操作を入力する入力手段と、
時間を計時する計時手段と、
前記デバイスの運動状態を検出する検出手段と、
前記計時手段により計時された時間と、前記検出手段により検出された前記デバイスの運動状態とに応じて、前記閾値を可変設定する設定手段と、
を備える情報処理装置。
[付記2]
前記計時手段は、前記デバイスが静止したことが前記検出手段により検出されると、計時を開始し、
前記設定手段は、前記計時手段により一定時間が計時されたとき、前記閾値を減少させる設定をする、
付記1に記載の情報処理装置。
[付記3]
前記設定手段は、前記デバイスが運動を開始したことが前記検出手段により検出されたとき、前記閾値を増加させる設定をする、
付記1に記載の情報処理装置。
[付記4]
前記設定手段は、前記認識手段により前記デバイスの動きが認識されたとき、前記閾値を増加させる設定をする、
付記1に記載の情報処理装置。
[付記5]
前記計時手段は、前記認識手段により前記デバイスの動きが認識されると、計時を開始し、
前記設定手段は、前記計時手段により一定時間が計時されたとき、前記閾値を減少させる設定をする、
付記1に記載の情報処理装置。
[付記6]
前記検出手段は、加速度センサであり、
前記閾値は、加速度値で表される、
付記1乃至5のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記7]
前記情報処理装置は、前記デバイスである、
付記1乃至6のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記8]
情報処理装置が実行するステップとして、
ユーザの腕に装着されるデバイスの表示部が水平方向に対するなす角度が閾値の範囲内にある場合、当該デバイスが水平な姿勢を取っている基準状態であると判断する判断ステップと、
この判断ステップによって基準状態であると判断された場合に、当該基準状態からの前記デバイスの動きを認識する認識ステップと、
この認識ステップによって認識した前記基準状態からの動きに対応する入力操作を入力する入力手段と、
時間を計時する計時ステップと、
前記デバイスの運動状態を検出する検出ステップと、
前記計時ステップの処理により計時された時間と、前記検出ステップの処理により検出された前記デバイスの運動状態とに応じて、前記閾値を可変設定する設定ステップと、
を含む情報処理方法。
[付記9]
ユーザの腕に装着されるデバイスの表示部が水平方向に対するなす角度が閾値の範囲内にある場合、当該デバイスが水平な姿勢を取っている基準状態であると判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記基準状態であると判断された場合、前記デバイスの当該基準状態からの動きを認識する認識手段と、
時間を計時する計時手段と、
前記デバイスの運動状態を検出する検出手段と、
を備える情報処理装置を制御するコンピュータを、
前記計時手段により計時された時間と、前記検出手段により検出された前記デバイスの運動状態とに応じて、前記閾値を可変設定する設定手段、
として機能させるプログラム。
11 リスト端末、51 CPU、60 加速度センサ部、71 モーション認識部、72 処理実行部、73 閾値設定部、74 カウント部

Claims (13)

  1. 端末装置に対する動きを検出する検出手段と、
    前記端末装置に対するユーザによる任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段と、
    前記端末装置の動きを検出した後は、当該端末装置における以後の動きを前記モーションとして認識させる開始の動きとして検出させる閾値の範囲を増加変更させ、前記端末装置の静止を検出した後は、前記閾値を減少変更させる閾値変更手段と、
    を具備し、
    前記閾値変更手段は、前記端末装置の静止後の所定時間経過した後に、前記閾値を減少変更させることを特徴とする端末装置。
  2. 前記閾値変更手段は、前記認識手段で前記モーションを認識した直後では、前記閾値を更に増加させ、前記モーションを認識した後の所定時間経過後は、前記閾値を減少させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 端末装置に対する動きを検出する検出手段と、
    前記端末装置に対するユーザによる任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段と、
    前記認識手段で前記モーションを認識した後は、当該端末装置における以後の動きを前記モーションとして認識させる開始の動きとして検出させる閾値の範囲を増加変更させ、前記認識手段で前記モーションを認識した後の所定時間経過後は、前記閾値を減少変更させる閾値変更手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  4. 端末装置に対する動きを検出する検出手段と、
    基準状態にある端末装置に対する任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段と、
    前記基準状態として特定するための状態の閾値の範囲を、前記端末装置が動いた後は増加させ、前記端末装置が静止した後は減少させることで、前記基準状態の閾値を動的に変更させる閾値変更手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  5. 端末装置に対する動きを検出する検出手段と、
    基準状態にある端末装置に対する任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段と、
    前記基準状態として特定するための状態の閾値の範囲を、前記モーションを認識した後では増加させ、前記モーションを認識した後の所定時間経過後は減少させることで、前記基準状態の閾値を動的に変更させる閾値変更手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  6. 端末装置に対する動きからモーションを認識するモーション認識方法であって、
    端末装置に対するユーザによる任意の動きを検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識ステップと、
    前記端末装置の動きを検出した後は、当該端末装置における以後の動きを前記モーションとして認識させる開始の動きとして検出させる閾値の範囲を増加変更させ、前記端末装置の静止を検出した後は、前記閾値を減少変更させる閾値変更ステップと、
    からなり、
    前記閾値変更ステップは、前記端末装置の静止後の所定時間経過した後に、前記閾値を減少変更させる
    ことを特徴とするモーション認識方法。
  7. 端末装置に対する動きからモーションを認識するモーション認識方法であって、
    端末装置に対するユーザによる任意の動きを検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識ステップと、
    前記モーションを認識した後は、当該端末装置における以後の動きを前記モーションとして認識させる開始の動きとして検出させる閾値の範囲を増加変更させ、前記モーションを認識した後の所定時間経過後は、前記閾値を減少変更させる閾値変更ステップと、
    からなるモーション認識方法。
  8. 端末装置に対する動きからモーションを認識するモーション認識方法であって、
    基準状態にある端末装置に対する任意の動きを検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識ステップと、
    前記基準状態として特定するための状態の閾値の範囲を、前記端末装置が動いた後は増加させ、前記端末装置が静止した後は減少させることで、前記基準状態の閾値を動的に変更させる閾値変更ステップと、
    からなるモーション認識方法。
  9. 端末装置に対する動きからモーションを認識するモーション認識方法であって、
    基準状態にある端末装置に対する任意の動きを検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識ステップと、
    前記基準状態として特定するための状態の閾値の範囲を、前記モーションを認識した後では増加させ、前記モーションを認識した後の所定時間経過後は減少させることで、前記基準状態の閾値を動的に変更させる閾値変更ステップと、
    からなるモーション認識方法。
  10. 端末装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    端末装置に対する動きを検出する検出手段、
    前記端末装置に対するユーザによる任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段、
    前記端末装置の動きを検出した後は、当該端末装置における以後の動きを前記モーションとして認識させる開始の動きとして検出させる閾値の範囲を増加変更させ、前記端末装置の静止を検出した後は、前記閾値を減少変更させる閾値変更手段、
    として機能させ
    前記閾値変更手段は、前記端末装置の静止後の所定時間経過した後に、前記閾値を減少変更させるようにしたプログラム。
  11. 端末装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    端末装置に対する動きを検出する検出手段、
    前記端末装置に対するユーザによる任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段、
    前記認識手段で前記モーションを認識した後は、当該端末装置における以後の動きを前記モーションとして認識させる開始の動きとして検出させる閾値の範囲を増加変更させ、前記認識手段で前記モーションを認識した後の所定時間経過後は、前記閾値を減少変更させる閾値変更手段、
    として機能させるようにしたプログラム。
  12. 端末装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    端末装置に対する動きを検出する検出手段、
    基準状態にある端末装置に対する任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段、
    前記基準状態として特定するための状態の閾値の範囲を、前記端末装置が動いた後は増加させ、前記端末装置が静止した後は減少させることで、前記基準状態の閾値を動的に変更させる閾値変更手段、
    として機能させるようにしたプログラム。
  13. 端末装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    端末装置に対する動きを検出する検出手段、
    基準状態にある端末装置に対する任意の動きを前記検出手段が検出した際は、当該動きの種類に応じて複数のモーションの内の何れかのモーションを認識する認識手段、
    前記基準状態として特定するための状態の閾値の範囲を、前記モーションを認識した後では増加させ、前記モーションを認識した後の所定時間経過後は減少させることで、前記基準状態の閾値を動的に変更させる閾値変更手段、
    として機能させるようにしたプログラム。
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