JP6407266B2 - 形状記憶合金(sma)アクチュエータ誘導加熱システムのためのスマートサセプタ - Google Patents

形状記憶合金(sma)アクチュエータ誘導加熱システムのためのスマートサセプタ Download PDF

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Description

本開示のシステム及び方法は、形状記憶合金(SMA)アクチュエータの加熱に関し、より詳細には、スマートサセプタを用いてSMAアクチュエータを加熱するシステム及び方法に関する。
形状記憶合金を用いて、固有の熱特性及び機械特性を有するアクチュエータが形成され得る。このようなタイプのアクチュエータは形状記憶合金(SMA)アクチュエータと称され得る。例えば、マルテンサイト状態にある形状記憶合金が塑性変形されており、次いで相転移温度まで加熱されてオーステナイト状態に達する場合、形状記憶合金はもとの変形されていない形状に逆変態する。もとの変形されていない形状に戻る速度は、形状記憶合金に加えられる熱エネルギーの量と速度に依存する。
SMAアクチュエータは、相転移温度まで形状記憶合金を加熱することにより作動され得る。相転移温度は、形状記憶合金のマルテンサイトからオーステナイト状態への相変態を引き起こし、もとの変形されていない形状へ逆変態させる。SMAアクチュエータは、例えば航空機の翼システムなどの様々な用途に用いられ得る。しかしながら、少なくとも幾つかの場合に、SMAアクチュエータは制御が困難であることが証明されている。例えば、SMAアクチュエータが抵抗加熱要素によって作動されることがある。この手法の欠点の1つとしては、抵抗加熱要素が、SMAアクチュエータの形状記憶合金を相転移温度まで十分迅速に加熱しないことが挙げられる。従って、SMAアクチュエータ制御の技術改善に対する需要が当技術分野に存在する。
一実施形態で、形状記憶合金(SMA)アクチュエータを加熱するシステムは、SMAアクチュエータ、スマートサセプタ、複数の誘導コイル、及び制御モジュールを含み得る。SMAアクチュエータは少なくとも一のレイアップを有し得る。SMAアクチュエータは、転移温度まで選択的に加熱され得る。スマートサセプタは、SMAアクチュエータの少なくとも一のレイアップと熱接触状態にあり得る。誘導加熱コイルは、交流電流を受け、交流電流に基いて磁場を発生させるように構成され得る。磁場は、SMAアクチュエータを転移温度まで加熱するために、SMAアクチュエータ及びスマートサセプタのうちの少なくとも一方に渦電流を誘起し得る。制御モジュールは、誘導加熱コイルに供給される交流電流を起動(drive)するように構成され得る。
別の実施形態で、SMAアクチュエータを加熱するシステムは、SMAアクチュエータ、スマートサセプタ、複数の誘導コイル、及び制御モジュールを含み得る。SMAアクチュエータは、転移温度まで選択的に加熱され得る。誘導加熱コイルは、交流電流を受け、交流電流に基づき磁場を発生させるように構成され得る。磁場は、少なくとも、SMAアクチュエータ、及びスマートサセプタ内の2次磁場中に、渦電流を誘起し得る。スマートサセプタは、2次磁場がSMAアクチュエータ内の追加の渦電流を含むよう、SMAアクチュエータに対して位置決めされ得る。制御モジュールは、誘導加熱コイルに供給される交流電流を起動するように構成され得る。
更に別の実施形態で、形状記憶合金誘導加熱システムの製造方法は、形状記憶合金(SMA)アクチュエータを提供することを含み得る。SMAアクチュエータは少なくとも一のレイアップを有し得る。本方法は、スマートサセプタを、SMAアクチュエータの少なくとも一のレイアップとの熱接触状態で配置することを含み得る。本方法はまた、交流電流を受け、交流電流に基づいて磁場を発生させるように構成された複数の誘導加熱コイルを提供することも含み得る。磁場は、SMAアクチュエータを転移温度まで加熱するために、SMAアクチュエータ及びスマートサセプタのうちの少なくとも一方に渦電流を発生させ得る。本方法は、誘導加熱コイルに供給される交流電流を起動するように構成された制御モジュールを提供することを含み得る。
本開示の方法及びシステムの他の目的及び利点は、下記の記載、添付図面、及び添付の特許請求の範囲から明らかとなろう。
本開示の形状記憶合金誘導加熱システムの概略図である。 図1の形状記憶合金(SMA)アクチュエータを線2−2で切り取った断面図である。 図1に示すSMAアクチュエータ及び誘導コイルの概略図であり、磁場及び渦電流を示す。 図1に示すSMAアクチュエータの代替的な実施形態の断面図である。 図1に示すSMAアクチュエータの別の実施形態の斜視図である。 図1に示すSMAアクチュエータの更に別の実施形態の断面図である。 形状記憶合金誘導加熱システムの製造の例示的な手法を示すプロセスフロー図である。
図1に示すように、全体として10で表した形状記憶合金誘導加熱システムは、形状記憶合金(SMA)アクチュエータ20、誘導加熱コイル22、電源24、及び制御モジュール26を備える。SMAアクチュエータ20を誘導加熱するために、交流電流が電源24によってコイル22に供給され得る。形状記憶合金誘導加熱システム10は、例えば、航空機、動力システム、石油掘削設備、回転翼機、及び、及び自動車部品などの様々な用途に使用され得る。具体的には、形状記憶合金誘導加熱システム10は、航空機の翼又はドア、風力タービンのブレード、又は輸送体のトランクに位置する空気圧ラッチの作動に使用され得る。これらは例示に過ぎず、形状記憶合金誘導加熱システム10は他の用途にも使用され得ることを理解されたい。
SMAアクチュエータ20は、形状記憶合金(スマートメタル、メモリメタル、記憶合金、及びスマート合金としても知られる)で構成され得る。例えば、一実施形態で、形状記憶合金は、ニッケル−チタン合金、又は銅−アルミニウム−ニッケル合金であり得る。更に、形状記憶合金は、亜鉛、銅、金、及び鉄を合金化することにより作製され得る。SMAアクチュエータ20は、形状記憶合金を転移温度まで加熱することにより作動され得、相転移温度はマルテンサイトからオーステナイト状態への形状記憶合金の相変態を引き起こし、SMAアクチュエータ20中に形状の変化が誘起され得る。具体的には、例えば、SMAアクチュエータ20の第1の端部28が固定されており、形状記憶合金が転移温度まで加熱されると、SMAアクチュエータ20の第2の端部29がねじれるか又は変形して、SMAアクチュエータ20’の形状へと変態し得る。同様に、形状記憶合金が転移温度未満に冷却されると、SMAアクチュエータ20の第2の端部29は変態していない状態を取り戻し得る。
図1に示す例示的な実施形態では、SMAアクチュエータ20が、軸A−Aに沿って延びる、細長く概して管状の本体30を含み得る。図1は概して管状の本体を有するSMAアクチュエータ20を示しているが、SMAアクチュエータ20が様々な別の構成の形状とされてもよいことを理解されたい。例えば、図4A〜4Cは、SMAアクチュエータ20の様々な代替的実施形態を示す。これらについては下記で詳述する。SMAアクチュエータ20の本体30は、外側レイアップ32及び内側レイアップ34を含み得る。レイアップは、SMAアクチュエータ20の本体30の1つの層又はプライとして定義され得る。スマートサセプタ40は、SMAアクチュエータ20の内側レイアップ34に沿って位置し得る。図示の実施形態で、スマートサセプタ40は、スマートサセプタ材料で構成された一連の比較的薄いワイヤがシート内に埋め込まれたシートの形態であり得る(図1でワイヤは示されていない)。スマートサセプタ40の外側レイアップ52は、SMAアクチュエータ20の内側レイアップ34と熱接触状態にあり得る。図1はシートの形態のスマートサセプタ40を示しているが、スマートサセプタ40が様々な別の構成を含み得ることを理解されたい。例えば、代替的な実施形態では、スマートサセプタ40が、SMAアクチュエータ20の内側レイアップ34に沿って位置する溝(図示せず)内に収容された一連のワイヤであってもよい。
スマートサセプタ40は、キュリー点又はキュリー温度に到達するまで誘導加熱され得る。キュリー温度は、具体的なスマートサセプタ40の材料に依存する。例えば、非限定的な一実施形態では、スマートサセプタ40が、約34%のニッケルを含有し、約66%の鉄を含有し、且つ約138℃(華氏280度)のキュリー温度を有するニッケル−鉄合金で構成され得るが、スマートサセプタ40は他のタイプの合金であってもよいことを理解されたい。スマートサセプタ40はキュリー温度まで誘導加熱され得るが、これを越えて加熱されない。スマートサセプタ40がキュリー温度に到達すると、スマートサセプタ40の透磁率は急激に低下し、スマートサセプタ40は実質的に非磁性となり得る。
コイル22は、SMAアクチュエータ20の外側レイアップ32から、実効距離D(図2に示す)に配置され得る。電源24によって、交流電流がコイル22に供給され得る。制御モジュール26は、交流電流のコイル22への供給を制御又は起動するために、電源24と信号通信し得る。交流電流の周波数は、約10kHz〜約500kHzの任意の値であり得る。図1に示す実施形態で、コイル22は、SMAアクチュエータ20を受容するためのトンネル又は通路56をなす複数の個別のターン(巻き)54を有する、細長く概して円筒形の本体を含むソレノイド型誘導加熱コイルであり得る。SMAアクチュエータ20は、コイル22の通路56内に位置決めされ得る。図1はソレノイド型誘導加熱コイルとしてコイル22を示しているが、他のタイプの誘導加熱コイルが用いられてもよいことを理解されたい。例えば、一実施形態で、SMAアクチュエータ20はプレート型アクチュエータ(図4Bに示す)であってもよく、この場合にはパンケーキ型誘導加熱コイルが用いられ得る。
図3を参照すると、コイル22は、交流電流に基づいて、SMAアクチュエータ20の軸A−Aに対して概して平行な磁場Bを発生させ得る。磁場Bは、SMAアクチュエータ20内に渦電流Eを誘起する。渦電流EはSMAアクチュエータ20内で熱を発生させる。図2、3の双方を参照すると、磁場Bは、スマートサセプタ40がキュリー温度に到達しない限りは、スマートサセプタ40内部にも渦電流Eを誘起し得る。渦電流Eはスマートサセプタ40内で熱を発生させる。
SMAアクチュエータ20とスマートサセプタ40との間の熱接触が、SMAアクチュエータ20が転移温度まで誘導加熱される速度を加速し得る。具体的には、スマートサセプタ40の外側レイアップ52とSMAアクチュエータ20の内側レイアップ34との間の熱接触に基づき、スマートサセプタ40がSMAアクチュエータ20の加熱を加速し得る。電源24によって交流電流がコイル22に供給されると、スマートサセプタ40内で渦電流Eが誘起され得る。渦電流Eはスマートサセプタ40内で熱を発生させる。渦電流Eによってスマートサセプタ40内で発生した熱は、スマートサセプタ40の外側レイアップ52とSMAアクチュエータ20の内側レイアップ34との間の熱接触を介して、SMAアクチュエータ20へと伝導され得る。SMAアクチュエータ20とスマートサセプタ40との間の熱接触は、SMAアクチュエータ20が非導電性材料で構成される実施形態において重要性を増し得る。この実施形態では、SMAアクチュエータ20内で磁場Bによって渦電流が誘起されず、SMAアクチュエータ20内で熱が発生しない。従って、SMAアクチュエータ20への唯一の熱源は、SMAアクチュエータ20とスマートサセプタ40との間の熱接触である。
スマートサセプタ40は、SMAアクチュエータ20内で誘起される渦電流Eの量を増大させ得、また、SMAアクチュエータ20が転移温度まで誘導加熱される速度を加速し得る。具体的には、交流電流がコイル22に供給されると、スマートサセプタ40がキュリー温度未満である限り、磁場Bはスマートサセプタ40内で2次磁場(図示せず)を誘起する。図2を参照すると、スマートサセプタ40は、スマートサセプタ40内で誘起された2次磁場がSMAアクチュエータ20内で追加の渦電流E1を誘起するように、SMAアクチュエータ20に対して位置決めされ得る。追加の渦電流E1はSMAアクチュエータ20内で追加の熱を発生させ、SMAアクチュエータ20が転移温度まで誘導加熱される速度を増大させる。
一実施形態で、スマートサセプタ40は、SMAアクチュエータ20内で誘起される渦電流の量を最大化するために、SMAアクチュエータ20に対して位置決めされ得る。例えば、SMAアクチュエータ20が図1〜3に示すような概して管状の本体30を有する場合には、スマートサセプタ40内で最大量の渦電流Eを誘起するために、スマートサセプタ40が本体30の内側レイアップ34周囲に位置決めされ得る。
図1を参照すると、制御モジュール26は電源24を、交流電流がコイル22へ供給されるように所定の時間間隔、起動する。所定の時間間隔は、SMAアクチュエータ20を少なくとも転移温度まで加熱するのに要する時間量を表し得る。所定の時間間隔は、SMAアクチュエータ20の使用要件、スマートサセプタ40を構成する合金のタイプ、コイル22に供給される電流の量、コイル22に供給される電流の周波数、SMAアクチュエータ20の寸法形状、SMAアクチュエータ20が変位可能となる前に克服しなければならない任意の力、及びSMAアクチュエータ20が受ける変位の量などであるがこれらに限定されない、可変要素に依存し得る。制御モジュール26は、制御モジュール26がSMAアクチュエータ20又はスマートサセプタ40の温度を監視しないフィードフォワード制御を用いて電源24を起動し得る。
コイル22に電流が所定の時間間隔、供給されると、制御モジュール26は、電源24を作動停止するための制御信号を送信し得る。コイル22への電流供給が停止すると、SMAアクチュエータ20の誘導加熱が停止し得る。従って、形状記憶合金誘導加熱システム10においては熱遅延(thermal lag)が存在せず、SMAアクチュエータ20がオーバーヒートしない。
一実施形態で、SMAアクチュエータ20及びスマートサセプタ40は互いに熱的に結合されており(thermally tied)、スマートサセプタ40のキュリー温度はSMAアクチュエータ20の転移温度とほぼ等しくてよい。従って、SMAアクチュエータ20が転移温度に到達する場合、スマートサセプタ40もキュリー温度に達し、スマートサセプタ40が加熱を停止する。従って、スマートサセプタ40はSMAアクチュエータ20をオーバーヒートしない。
制御モジュール26は、電源24がコイル22に供給する電流の量も調整し得る。コイル22への電流の量が変化することにより、SMAアクチュエータ20を転移温度まで加熱するのに要する時間量(即ち、所定の時間間隔)も変化し得る。例えば、一実施形態で、コイル22に供給される約18アンペアの電流に基づくと、SMAアクチュエータ20を約32℃(華氏90度)から約99℃(華氏210度)へと加熱するのに約60秒かかり得る。この実施形態で、コイル22は約10センチメートル(4インチ)のコイル長を有する。対照的に、同じコイル22は、コイル22に供給される約25アンペアの電流に基づくと加熱に約30秒かかり得、コイル22に供給される約39アンペアの電流に基づくと加熱に約15秒かかり得、コイル22に供給される約50アンペアの電流に基づくと約10秒かかり得る。
図4A−4Cは、SMAアクチュエータ20の代替的な実施形態を示す。図4Aは、概して正方形又は長方形の断面を有するSMAアクチュエータ120を示す。SMAアクチュエータ120は外側レイアップ132及び内側レイアップ134を有し、スマートサセプタ140はSMAアクチュエータ120の内側レイアップ134と熱接触状態にあり得る。図4BはSMAアクチュエータ220の別の実施形態を示す。SMAアクチュエータ220は、上壁242、下壁244、及び2つの側壁246を有するプレート型アクチュエータであり得る。スマートサセプタ240は、SMAアクチュエータ220の内側レイアップ234と熱接触していてよい。SMAアクチュエータ220を誘導加熱するために、上壁242の上方にパンケーキ型誘導コイル(図示せず)が位置決めされ得、別のパンケーキ型誘導コイル(図示せず)が下壁244の下方に位置決めされ得る。更に別の実施形態では、図4Cに示すように、SMAアクチュエータ320が概して正弦波形状の構成を有し得る。スマートサセプタ340はSMAアクチュエータ320の上方レイアップ342に沿って位置し得る。SMAアクチュエータ320を誘導加熱するために、パンケーキ型誘導コイル(図示せず)は、SMAアクチュエータ320の下方レイアップ344の下方に位置決めされ得る。
形状記憶合金誘導加熱システム10の製造方法について説明する。図5は、形状記憶合金誘導加熱システム10の製造方法400を示す例示的なプロセスフロー図である。全体として図1−3及び5を参照すると、方法400は、SMAアクチュエータ20が提供されるブロック402で始まり得る。次いで、方法400はブロック404へ進む。ブロック404で、スマートサセプタ40はSMAアクチュエータ20のレイアップに沿って配置され得る。特に図1を参照すると、一実施形態で、SMAアクチュエータ20の内側レイアップ34が、スマートサセプタ40の外側レイアップ52と熱接触状態にある。次いで、方法400はブロック406へ進む。ブロック406で、コイル22、電源24、及び制御モジュール26が提供され、SMAアクチュエータ20を誘導加熱するために電源24によって交流電流がコイル22に供給され得る。制御モジュール26は、交流電流のコイル22への供給を起動するために、電源24と信号通信し得る。コイル22は、SMAアクチュエータ20の外側レイアップ32から実効距離D(図2に示す)に配置され得る。次いで方法400は終了する。
全体として図1−4Cを参照すると、上述した本開示の形状記憶合金誘導加熱システムにより、SMAアクチュエータを比較的素早く誘導加熱する比較的シンプルな手法がもたらされる。スマートサセプタは、SMAアクチュエータの形状記憶合金の非均一性、及びSMAアクチュエータのサイズに関わらず、SMAアクチュエータを概して均一に加熱し得る。スマートサセプタはSMAアクチュエータが加熱され得る速度を速め、従って少なくとも約0.81立方センチメートル(0.05立方インチ)の容積を有する比較的大きなSMAアクチュエータが使用され得る。更に、スマートサセプタはキュリー温度までのみ加熱されるので、一般的にはこのことがSMAアクチュエータ20のオーバーヒートを防ぐ。現在利用可能な幾つかのタイプの加熱システムはSMAアクチュエータを転移温度まで加熱するのに抵抗加熱要素を用いている。しかしながら、抵抗加熱要素はSMAアクチュエータの形状記憶合金を十分迅速に加熱しないことがある。対照的に、本開示のスマートサセプタは、SMAアクチュエータが転移温度まで誘導加熱され得る速度を、従来型の抵抗加熱要素を有するSMAアクチュエータの加熱と比較して、増大させ得る。
更に、本発明は下記の条項による実施形態を含む。
条項1
形状記憶合金(SMA)アクチュエータを加熱するシステムであって、
少なくとも一のレイアップを有し、転移温度まで選択的に加熱される、SMAアクチュエータと、
SMAアクチュエータの少なくとも一のレイアップと熱接触状態にある、スマートサセプタと、
交流電流を受け、該交流電流に基づいて磁場を発生させるように構成された複数の誘導加熱コイルであって、該磁場が、SMAアクチュエータを転移温度まで加熱するために、SMAアクチュエータ及びスマートサセプタのうちの少なくとも一方に渦電流を発生させる、複数の誘導加熱コイルと、
誘導加熱コイルに供給される交流電流を起動するように構成された、制御モジュール
を備える、システム。
条項2
スマートサセプタが、キュリー温度まで選択的に加熱され、該キュリー温度が転移温度にほぼ等しい、条項1に記載のシステム。
条項3
SMAアクチュエータが、内側レイアップ及び外側レイアップを有する概して管状の本体を含む、条項1に記載のシステム。
条項4
スマートサセプタがSMAアクチュエータの内側レイアップと熱接触状態にある、条項3に記載のシステム。
条項5
磁場がスマートサセプタ内で2次磁場を誘起し、スマートサセプタは、2次磁場がSMAアクチュエータの内部で追加の渦電流を誘起するようにSMAアクチュエータに対して位置決めされる、条項1に記載のシステム。
条項6
誘導加熱コイルが、通路をなす複数の個別のターンを有する概して円筒形の本体を含み、SMAアクチュエータが誘導加熱コイルの通路内に位置決めされている、条項1に記載のシステム。
条項7
誘導加熱コイルに交流電流を供給するための電流源を更に備え、制御モジュールが該電流源と信号通信する、条項1に記載のシステム。
条項8
SMAアクチュエータを転移温度まで加熱するために、所定の時間間隔、誘導加熱コイルに交流電流が供給される、条項1に記載のシステム。
条項9
所定の時間間隔が、SMAアクチュエータの使用要件、スマートサセプタを構成している合金のタイプ、誘導加熱コイルに供給される電流の量、交流電流の周波数、SMAアクチュエータの寸法形状、SMAアクチュエータが変位する前に克服する力、及び、SMAアクチュエータの変位量、からなる群のうちの少なくとも一に応じたものである、条項8に記載のシステム。
条項10
形状記憶合金(SMA)アクチュエータを加熱するシステムであって、
転移温度まで選択的にされるSMAアクチュエータと、
スマートサセプタと、
交流電流を受け、該交流電流に基づいて磁場を発生させるように構成された複数の誘導加熱コイルであって、該磁場が、少なくともSMAアクチュエータ中に渦電流を、且つスマートサセプタ中に2次磁場を誘起し、スマートサセプタは、2次磁場がSMAアクチュエータの内部で追加の渦電流を誘起するようにSMAアクチュエータに対して位置決めされる、複数の誘導加熱コイルと、
誘導加熱コイルに供給される交流電流を起動するように構成された、制御モジュールと
を備える、システム。
条項11
スマートサセプタが、SMAアクチュエータの少なくとも一のレイアップと熱接触状態にある、条項10に記載のシステム。
条項12
スマートサセプタがキュリー温度まで選択的に加熱され、該キュリー温度が転移温度にほぼ等しい、条項10に記載のシステム。
条項13
SMAアクチュエータが、内側レイアップ及び外側レイアップを有する概して管状の本体を含む、条項10に記載のシステム。
条項14
スマートサセプタがSMAアクチュエータの内側レイアップと熱接触状態にある、条項13に記載のシステム。
条項15
誘導加熱コイルに交流電流を供給するための電流源を更に備え、制御モジュールが該電流源と信号通信する、条項10に記載のシステム。
条項16
SMAアクチュエータを転移温度まで加熱するために、所定の時間間隔、誘導加熱コイルに交流電流が供給される、条項10に記載のシステム。
条項17
所定の時間間隔が、SMAアクチュエータの使用要件、スマートサセプタを構成している合金のタイプ、誘導加熱コイルに供給される電流の量、交流電流の周波数、SMAアクチュエータの寸法形状、SMAアクチュエータが変位する前に克服する力、及び、SMAアクチュエータの変位量、からなる群のうちの少なくとも一に応じたものである、条項16に記載のシステム。
条項18
形状記憶合金誘導加熱システムの製造方法であって、
少なくとも一のレイアップを有する形状記憶合金(SMA)アクチュエータを提供することと、
スマートサセプタを、SMAアクチュエータの少なくとも一のレイアップとの熱接触状態で配置することと、
交流電流を受け、該交流電流に基づいて磁場を発生させるように構成された、複数の誘導加熱コイルを提供することであって、該磁場は、SMAアクチュエータを転移温度まで加熱するために、SMAアクチュエータ及びスマートサセプタのうちの少なくとも一方に渦電流を発生させる、提供することと、
誘導加熱コイルに供給される交流電流を起動するように構成された、制御モジュールを提供することと
を含む、方法。
条項19
誘導加熱コイルに交流電流を供給するための電流源を提供することを更に含み、制御モジュールが該電流源と信号通信する、条項18に記載の方法。
条項20
SMAアクチュエータが、内側レイアップ及び外側レイアップを有する概して管状の本体を含み、スマートサセプタが、SMAアクチュエータの内側レイアップと熱接触状態にある、条項18に記載の方法。
本明細書に記載の装置及び方法の形態は本発明の好ましい実施形態を構成しており、本発明は、装置及び方法のこれらの詳細な形態に限定されず、それらに対する変更は本発明の範囲から逸脱することなくなされ得ることを理解されたい。

Claims (11)

  1. 形状記憶合金(SMA)アクチュエータ(20)を加熱するシステムであって、
    少なくとも一のレイアップ(32、34)を有する概して管状の本体を含む、転移温度まで選択的に加熱される、SMAアクチュエータと、
    前記SMAアクチュエータの前記少なくとも一のレイアップと熱接触状態にある、スマートサセプタ(40)と、
    交流電流を受け、前記交流電流に基づいて磁場(B)を発生させるように構成された複数の誘導加熱コイル(22)であって、前記磁場が、前記SMAアクチュエータを前記転移温度まで加熱するために、前記SMAアクチュエータ及び前記スマートサセプタのうちの少なくとも一方に渦電流(E)を発生させ、前記誘導加熱コイル(22)が、通路をなす複数の個別のターンを有する概して円筒形の本体を含み、前記SMAアクチュエータ(20)が、前記誘導加熱コイルの前記通路内に位置決めされている、複数の誘導加熱コイル(22)と、
    前記誘導加熱コイルに供給される前記交流電流を起動するように構成された制御モジュール(26)と
    を備える、システム。
  2. 前記スマートサセプタ(40)がキュリー温度まで選択的に加熱され、前記キュリー温度が前記転移温度にほぼ等しい、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記SMAアクチュエータ(20)が、内側レイアップ(34)及び外側レイアップ(32)を有する、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記スマートサセプタ(40)が、前記SMAアクチュエータ(20)の前記内側レイアップ(34)と熱接触状態にある、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記磁場(B)が前記スマートサセプタ(40)内で2次磁場を誘起し、前記スマートサセプタは、前記2次磁場が前記SMAアクチュエータ内で追加の渦電流を誘起するように、前記SMAアクチュエータ(20)に対して位置決めされる、請求項1から4の何れか一項に記載のシステム。
  6. 前記誘導加熱コイル(22)に前記交流電流を供給するための電流源を更に備え、前記制御モジュール(26)が前記電流源と信号通信する、請求項1から5の何れか一項に記載のシステム。
  7. 前記SMAアクチュエータ(20)を前記転移温度まで加熱するために、所定の時間間隔、前記誘導加熱コイル(22)に前記交流電流が供給される、請求項1から6の何れか一項に記載のシステム。
  8. 前記所定の時間間隔が、前記SMAアクチュエータ(20)の使用要件、前記スマートサセプタ(40)を構成している合金のタイプ、前記誘導加熱コイル(22)に供給される電流の量、前記交流電流の周波数、前記SMAアクチュエータの寸法形状、前記SMAアクチュエータが変位する前に克服する力、及び、前記SMAアクチュエータの変位量、からなる群のうちの少なくとも一に応じたものである、請求項7に記載のシステム。
  9. 形状記憶合金誘導加熱システムの製造方法であって、
    少なくとも一のレイアップ(32、34)を有する概して管状の本体を含む、形状記憶合金(SMA)アクチュエータ(20)を提供することと、
    スマートサセプタ(40)を、前記SMAアクチュエータの前記少なくとも一のレイアップとの熱接触状態で配置することと、
    交流電流を受け、前記交流電流に基づいて磁場(B)を発生させるように構成された、複数の誘導加熱コイル(22)を提供することであって、前記磁場は、前記SMAアクチュエータを転移温度まで加熱するために、前記SMAアクチュエータ及び前記スマートサセプタのうちの少なくとも一方に渦電流(E)を発生させ、前記誘導加熱コイル(22)が、通路をなす複数の個別のターンを有する概して円筒形の本体を含み、前記SMAアクチュエータ(20)が、前記誘導加熱コイルの前記通路内に位置決めされている、提供することと、
    前記誘導加熱コイルに供給される前記交流電流を起動するように構成された、制御モジュール(26)を提供することと
    を含む、方法。
  10. 前記誘導加熱コイル(22)に前記交流電流を供給するための電流源を提供することを更に含み、前記制御モジュール(26)は前記電流源と信号通信する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記SMAアクチュエータ(20)が、内側レイアップ(34)及び外側レイアップ(32)を有、前記スマートサセプタ(40)が、前記SMAアクチュエータの前記内側レイアップと熱接触状態にある、請求項9又は10に記載の方法。
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