JP6405913B2 - 負荷分散装置、負荷分散プログラム及び処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷分散装置、負荷分散プログラム及び処理装置に関し、例えば、SBC(Session Border Controller)装置に適用し得る。
従来、ネットワーク及びコンピュータ技術の発達と共に、情報処理装置は、多数の要求を処理するために、複数のリソースを並列的に接続する構成を採用し、規模を拡大する傾向にある。このような構成は、ある要求を処理する際に特定のリソースに負荷が集中するという問題も生じている。このような問題を解決するために負荷を分散するための様々な技術が提案されている(特許文献1を参照)。
例えば、負荷分散装置(ロードバランサ)は、以下の8つの方式等により、処理を実行させるリソースの振り分けを行い、複数のリソースの負荷分散制御を行う。なお、(1)〜(3)の方式は、静的負荷分散方式であり、(4)〜(8)の方式は、動的負荷分散方式である。(1)ラウンドロビン方式は、リソースを順次割り当てる方式である。(2)プライオリティ方式は、リソースに優先度を定義し優先度に応じてリソースを割り当てる方式である。(3)レシオ方式は、リソースに重み付けを定義しその割合に応じてリソースを割り当てる方式である。(4)リースト・コネクション方式は、現在のリソース毎割当状況を監視し最も割当数の少ないリソースに割り当てる方式である。(5)ファーステスト方式は、現在のリソース割当状況を監視し最速で処理可能と判断されるリソースに割り当てる方式である。(6)オブザーブド方式は、一定期間の割当状況を監視し該当期間内での割当数が最小のリソースに割り当てる方式である。(7)プリディクティブ方式は、一定期間の割当状況を監視しその結果から傾向を予測した結果から減少傾向にあるリソースを優先的に割り当てる方式である。(8)ダイナミック・レシオ方式は、各リソースの実行状況を監視しCPUやメモリなどの使用率が最も低いリソースを割り当てる方式である。
特開2010−122773号公報
しかしながら、負荷分散対象のリソースが、例えば、複数機能を処理可能なDSP(digital signal processor)の場合には、負荷分散装置は、各リソースには、極力同一機能を実行させるよう要求を割り当てた方が高い実行効率を得られる。また、要求機能毎にリソースあたりの処理負荷・割当許容数が異なる場合における負荷分散方式としては、前述の(1)〜(8)の一般的な負荷分散方式は、いずれも適用できないとの問題点があった。
具体的には、前述の一般的な負荷分散方式は、負荷量のみ分散すればいずれのリソースを割り付けてもよいことを前提としているため、同一リソースに同一機能を優先的に選択させるような振り分けをすることができない。この問題を解決しようとして、負荷分散装置が、常に要求種別に応じて固定的なリソース選択を行った場合、リソース数が要求種別数よりも少ないときには、特定の要求種別のみが優先的に割り付けられ、後続の他の要求種別がリソースを確保できなくなる可能性も考えられる。その場合には、負荷分散装置は、単一リソースで複数の要求種別を処理させるように、ある程度複数機能を実行させるようなリソースの振り分けをする点も考慮しなければならない。
そのため、複数のリソースを効率的に実行させるように各リソースの振り分けをすることができる負荷分散装置、負荷分散プログラム及び処理装置が望まれている。
第1の本発明は、受信した要求信号に含まれる要求種別に基づいて処理を行う複数の要求処理実行部と接続され、該要求処理実行部のいずれかに処理を振り分ける負荷分散装置であって、(1)前記複数の要求処理実行部全体で処理可能な最大要求数を要求種別毎に示す情報と、前記要求処理実行部個別で処理可能な最大要求数を要求種別毎に示す情報と、特定の要求種別に基づく要求処理を優先的に振り分ける前記要求処理実行部に関する情報と、前記要求処理実行部が要求種別ごとに処理中の要求数を示す情報とを記憶する記憶部と、(2)受信した要求信号に含まれる要求種別と、前記記憶部に記憶されるこれらの情報とに基づいて前記複数の要求処理実行部のいずれかに振り分け先を決定する振分先決定部とを備え、(3)前記振分先決定部は、受信した要求信号の要求種別に対応する処理を優先的に振り分ける前記要求処理実行部が存在する場合には、その存在する前記要求処理実行部をリスト化した要求処理実行部候補リストの中から振り分け先の前記要求処理実行部を決定し、(4)前記振分先決定部は、前記要求処理実行部候補リストの中に、振り分け先の前記要求処理実行部が存在しないと判定した場合には、要求信号に含まれる要求種別に対応する処理を1以上実行している前記要求処理実行部を再リスト化し、その再リスト化した前記要求処理実行部候補リストの中から前記要求処理実行部を決定することを特徴とする。
第2の本発明の負荷分散プログラムは、受信した要求信号に含まれる要求種別に基づいて処理を行う複数の要求処理実行部と接続され、該要求処理実行部のいずれかに処理を振り分ける負荷分散装置に搭載されるコンピュータを、(1)前記複数の要求処理実行部全体で処理可能な最大要求数を要求種別毎に示す情報と、前記要求処理実行部個別で処理可能な最大要求数を要求種別毎に示す情報と、特定の要求種別に基づく要求処理を優先的に振り分ける前記要求処理実行部に関する情報と、前記要求処理実行部が要求種別ごとに処理中の要求数を示す情報とを記憶する記憶部と、(2)受信した要求信号に含まれる要求種別と、前記記憶部に記憶されるこれらの情報とに基づいて前記複数の要求処理実行部のいずれかに振り分け先を決定する振分先決定部として機能させ、(3)前記振分先決定部は、受信した要求信号の要求種別に対応する処理を優先的に振り分ける前記要求処理実行部が存在する場合には、その存在する前記要求処理実行部をリスト化した要求処理実行部候補リストの中から振り分け先の前記要求処理実行部を決定し、(4)前記振分先決定部は、前記要求処理実行部候補リストの中に、振り分け先の前記要求処理実行部が存在しないと判定した場合には、要求信号に含まれる要求種別に対応する処理を1以上実行している前記要求処理実行部を再リスト化し、その再リスト化した前記要求処理実行部候補リストの中から前記要求処理実行部を決定することを特徴とする。
第3の本発明は、第1の本発明の負荷分散装置を備える処理装置であって、受信した要求信号の受付の可否を判定する要求信号受付部と、前記要求信号に含まれる要求種別に基づいて処理を行う複数の要求処理実行部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数のリソースを効率的に実行させるように各リソースの振り分けをすることができる。
第1の実施形態に係る要求信号処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る要求種別毎諸元定義表を示す説明図である。 第1の実施形態に係る装置全体実行状態表を示す説明図である。 第1の実施形態に係るリソース定義表を示す説明図である。 第1の実施形態に係るリソース毎実行状態表を示す説明図である。 第1の実施形態に係る要求信号処理装置の動作(要求受付)を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る要求信号処理装置の動作(負荷分散)を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る要求信号処理装置の動作(第1リスト判定処理)を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る要求信号処理装置の動作(第2リスト判定処理)を示すフローチャートである。
(A)第1の実施形態
以下に、本発明に係る負荷分散装置、負荷分散プログラム及び処理装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態に係る要求信号処理装置101の機能的構成を示すブロック図である。
図1において、要求信号処理装置101は、要求信号受付部102、負荷分散機能部103及び要求処理実行部104(104−0〜104−N)、記憶部105を有する。
要求信号処理装置101は、外部から要求信号106を受信し、対応する処理を実行する。
記憶部105は、要求信号受付部102又は負荷分散機能部103の処理で利用される種々のデータを記憶する記憶手段である。図1では、記憶部105に記憶されるデータとして、要求種別毎諸元定義表201と、装置全体実行状態表301と、リソース定義表401と、リソース毎実行状態表501とを図示している。
図2は、要求種別毎諸元定義表201(201−0〜201−M)を示す説明図である。図2において、要求種別毎諸元定義表201は、要求種別(#0〜#M)毎に装置全体として許容可能な要求数(MEPRS:Maximum Executable Requests number Per System)と、個々のリソースで許容可能な要求数(MERPR:Maximum Executable Requests number Per Resource)とを構成要素として含む。
なお、要求種別とは、受信した要求信号106に包含される情報について識別可能である要求機能種別を意味している。この実施形態では、その具体的な内容については限定していないが、例えば、セッション毎に異なるメディアコーデック信号を用いたIP通話のメディア信号処理を分散させる目的においては、要求種別は、SIP信号でネゴシエーションされた結果として抽出されるメディアコーデック種別情報等が該当する。
図2において、要求種別毎諸元定義表201は、この要求種別毎に最大要求許容数(装置全体)MEPRS及び最大要求許容数(リソース毎)MERPRが定義される。
図3は、装置全体実行状態表301を示す説明図である。
図3において、装置全体実行状態表301は、装置全体で実行中の要求種別毎実行中要求数を要求種別(#0〜#M)に応じて示している。
図4は、リソース定義表401を示す説明図である。
図4において、リソース定義表401(401−0〜401−N)は、個々のリソースで特定の要求種別のみを割り当てるか任意の要求種別を割り当て可能とするかを定義する割当方法と、割当方法が固定割当指定だった場合に、該当リソースに割り付ける要求種別を指定する固定割当要求種別を構成要素として含む。このリソース定義表401は、リソースの数に応じて存在する。
図5は、リソース毎実行状態表501を示す説明図である。
図5において、リソース毎実行状態表501(501−0〜501−N)は、リソース毎に実行中の該当要求種別毎の要求数を示している。なお、図5において、リソース毎実行状態表501は、各々の要求種別(#0〜#M)ごとにリソースで実行中の要求数が示される。このリソース毎実行状態表501は、リソースの数に応じて存在する。
なお、この実施形態において、リソースは、要求処理実行部104である。
要求信号受付部102は、要求信号106を受信して、要求受付可否を判断する。具体的には、要求信号受付部102は、受信した要求信号106に包含される要求種別を基に、あらかじめ定義された複数の要求種別毎諸元定義表201の中から対応する要求種別毎諸元定義表201を決定し、該当する要求種別毎諸元定義表201から最大要求許容数(装置全体)MEPRSを抽出する。そして、要求信号受付部102は、装置全体実行表301に格納された該当要求種別毎実行中要求数と比較して、要求の受付可否を判断する。詳しい動作については、後述する動作の項で明らかにする。
負荷分散機能部103は、要求信号受付部102において受付可能と判断された要求信号106を複数の要求処理実行部104に分散して振り分ける処理を行う。具体的には、負荷分散機能部103では、受信した要求信号106に包含される要求種別を基に、最大要求許容数(リソース毎)MERPRと、リソース定義表401と、リソース毎実行状態表501とを利用して、該当要求を割り付けるべきリソースを選択する。詳しい動作については、後述する動作の項で明らかにする。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の要求信号処理装置101の動作を、図面を参照しながら説明する。なお、要求種別毎諸元定義表201及びリソース定義表401は、予め定義されているものとする。
図6は、要求信号処理装置101の動作(要求受付)を示すフローチャートである。
要求信号受付部102は、要求信号106を受信したときに、図6で示すフローチャートに従った要求受付可否判断処理を行うことにより、要求信号処理装置101全体としての要求受付可否を判断する。具体的な手順は、以下である。
要求信号受付部102は、外部から受信した要求信号106から要求種別を抽出する(S601)。
要求信号受付部102は、抽出した要求種別に対応する要求種別毎実行表201から最大要求許容数(装置全体)MEPRSを取得する(S602)。
要求信号受付部102は、装置全体実行状態表301から該当要求種別に対応する装置全体の要求種別毎実行要求数を取得する(以下、取得した要求種別毎実行要求数を「meprs」と呼ぶ)(S603)。
要求信号受付部102は、先述のステップS602の処理によって得られたMEPRSと先述のステップS603の処理によって得られたmeprsの大小を比較する(S604)。
要求信号受付部102は、meprsがMEPRS未満であれば、「受付可能」と判断する(S605)。要求信号受付部102は、meprsがMEPRS以上であれば、「受付不可」と判断する(S606)。
次に、ステップS605の処理において、「受付可能」と判断された要求信号106は、負荷分散機能部103に引き渡される。そして、負荷分散機能部103は、負荷分散処理を行うことにより、要求信号106に係る処理ついて、実際に割り当てるリソース(要求処理実行部104)を判断する。
図7は、負荷分散機能部103が実行するリソースの分配処理を示すフローチャートである。
負荷分散機能部103は、受信した要求信号106から要求種別を抽出する(S701)。
負荷分散機能部103は、リソース定義表401から該当要求種別を固定割付するよう定義されたリソースを全て検索してリスト化する(S702)。
負荷分散機能部103は、先述のステップS702の処理において、一つでも該当リソースが存在していた場合には該当リストを対象として、第1リスト判定処理を実施する(S703)。
図8は、要求信号処理装置の動作(第1リスト判定処理)を示すフローチャートである。
負荷分散機能部103は、リソース毎実行状態表501を参照し、該当要求種別の要求種別毎実行中要求数が最大要求許容数(リソース毎)MERPR以上であるリソースを抽出されたリソースリストから全て除外する(S801)。
負荷分散機能部103は、先述のステップS801の処理において除外したリソースリストにリソースが残存しているかの判定を行う(S802)。
負荷分散機能部103は、リソースリストに一つでもリソースが残っていれば「選択可能」と判断して、編集したリソースリストと共に主処理に戻る(S803)。一方、負荷分散機能部103は、リソースリストにリソースが残っていなければ、「選択不可」と判断して主処理に戻る(S804)。
負荷分散機能部103は、ステップS703(第1リスト判定処理)の処理結果の判定を行う(S704)。
先述のステップS702の処理において、リソースリストに一つも該当リソースが存在していなかった場合、もしくは先述のステップS704の処理において、「選択不可」が返却されたと判断された場合には、負荷分散機能部103は、リソース定義表401から任意割当するよう定義されたリソースについて、対応するリソース毎実行状態表501の該当要求種別の要求種別毎実行中要求数が1以上であるリソースを抽出してリスト化する(S705)。
負荷分散機能部103は、一つでも該当リソースが存在していた場合には該当リストを対象として、第1リスト判定処理を実施する(S706)。ステップS706の処理は、ステップS703の処理と同様であるので、その説明を省略する。
負荷分散機能部103は、ステップS706(第1リスト判定処理)の処理結果の判定を行う(S707)。
先述のステップS705の処理において一つも該当リソースが存在していなかった場合、もしくは先述のステップS707の処理において、「選択不可」が返却されたと判断された場合には、負荷分散機能部103は、再度、リソース定義表401から任意割当するよう定義されたリソースについて、リソース毎実行状態表501の全要求種別の要求種別毎実行中要求数が0であるリソースを抽出してリスト化する(S708)。
負荷分散機能部103は、一つでも該当リソースが存在していた場合には該当リストを対象として、第1リスト判定処理を実施する(S709)。ステップS709の処理は、ステップS703及びステップS706の処理と同様であるので、その説明を省略する。
負荷分散機能部103は、ステップS709(第1リスト判定処理)の処理結果の判定を行う(S710)。
先述のステップS708の処理において、一つも該当リソースが存在していなかった場合、もしくは先述のステップS710の処理において、「選択不可」が返却されたと判断された場合には、負荷分散機能部103は、ステップS702、ステップS705及びステップS708の処理で検索対象外となった残リソースをリスト化する(S711)。
負荷分散機能部103は、一つでも該当リソースが存在していた場合には該当リストを対象として、第2リスト判定処理を実施する(S712)。
図9は、要求信号処理装置の動作(第2リスト判定処理)を示すフローチャートである。
負荷分散機能部103は、抽出されたリソースリストから、リソース毎実行状態表501にて要求種別毎実行中要求数が1以上の要求種別を抽出し、すべての使用率の総和(Σ(割当済み要求種別毎実行中要求数/該当要求種別のMERPR))と、受信した要求種別1つ分の使用率(1/追加要求種別のMERPR)の和が100%を超過するリソースを全て除外する(S901)。
負荷分散機能部103は、先述のステップS901の処理が実行されたリソースリストについて、リソースが存在するか否かの判定を行う(S902)。
負荷分散機能部103は、一つでもリソースが残れば「選択可能」と判断し判断して、編集したリソースリストと共に主処理に戻る(S903)。負荷分散機能部103は、リソースリストにリソースが存在しなければ「選択不可」と判断して主処理に戻る(S904)。
負荷分散機能部103は、ステップS712の第2リスト判定処理の処理結果の判定を行う(S713)。
先述のステップS711の処理において、一つも該当リソースが存在していなかった場合、もしくは、先述のステップS713の処理において、「選択不可」が返却されたと判断された場合には、負荷分散機能部103は、要求受付不可と判断して処理を終了する(S714)。
先述の第1リスト判定処理、又は第2リスト判定処理の判定結果(S704、S707、S710、S713)において「選択可能」と判断された場合には、負荷分散機能部103は、リスト判定処理から出力されたリソースリストから割当リソースを選択する(S715)。
なお、先述のステップS715の処理においてリソースリストから割当リソースを選択する方法は、この実施形態では特に限定しないが、例えば、レシオ方式・リースト・コネクション方式が考えられる。
負荷分散機能部103は、装置全体実行状態表301中の該当要求種別の要求種別毎実行中要求数と、リソース毎実行状態表501の該当リソースに係る要求種別の要求種別毎実行中要求数を加算する(S716)。
なお、負荷分散機能部103によって、処理の実行を割り当てられたリソース(要求処理実行部104)は、該当要求処理完了後に、装置全体実行状態表301中の該当要求種別の要求種別毎実行中要求数と、リソース毎実行状態表501中の該当リソースに係る要求種別の要求種別毎実行中要求数を減算する。
(A−3)第1の実施形態の効果
この実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
要求信号処理装置101では、個々のリソースで特定の要求種別のみを割り当てるか任意の要求種別を割り当て可能とするかを予めリソース定義表401にて定義し、負荷分散機能部103が、該当定義で「固定割当」とされているリソースや「任意割当」とされているリソースのうち既に該当要求のみを実行中のリソースを優先的に割り当てるように処理することによって(言い換えれば、極力同一リソースに同一機能を割り当てる)、高い実行効率を得られ、かつ機能毎にリソースあたりの処理負荷・割当許容数が異なる場合に最適な負荷分散を行うことが可能となる。
また、固定割当以外のリソースについては複数の要求種別を混在して利用することも可能となるため、常に要求種別に応じて固定的なリソース選択を行った場合にリソース数が要求種別数よりも少ないケースでは、特定の要求種別のみが優先的に割り付けられ後続の他の要求種別がリソースを確保できなくなるとの問題も解決できる。
(B)他の実施形態
上記実施形態に加えて、さらに、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B−1)上記実施形態では、要求信号処理装置101の負荷分散処理において、ステップS705の処理及びステップS708の処理を実行する例を示したが、このいずれかの処理を省くか又は両方の処理を省いて、要求信号処理装置101は、負荷分散処理を実行しても良い。
101…要求信号処理装置、102…要求信号受付部、103…負荷分散機能部、104…要求処理実行部、105…記憶部、106…要求信号、201…要求種別毎諸元定義表、301…装置全体実行状態表、401…リソース定義表、501…リソース毎実行状態表。

Claims (7)

  1. 受信した要求信号に含まれる要求種別に基づいて処理を行う複数の要求処理実行部と接続され、該要求処理実行部のいずれかに処理を振り分ける負荷分散装置であって、
    前記複数の要求処理実行部全体で処理可能な最大要求数を要求種別毎に示す情報と、前記要求処理実行部個別で処理可能な最大要求数を要求種別毎に示す情報と、特定の要求種別に基づく要求処理を優先的に振り分ける前記要求処理実行部に関する情報と、前記要求処理実行部が要求種別ごとに処理中の要求数を示す情報とを記憶する記憶部と、
    受信した要求信号に含まれる要求種別と、前記記憶部に記憶されるこれらの情報とに基づいて前記複数の要求処理実行部のいずれかに振り分け先を決定する振分先決定部とを備え、
    前記振分先決定部は、受信した要求信号の要求種別に対応する処理を優先的に振り分ける前記要求処理実行部が存在する場合には、その存在する前記要求処理実行部をリスト化した要求処理実行部候補リストの中から振り分け先の前記要求処理実行部を決定し、
    前記振分先決定部は、前記要求処理実行部候補リストの中に、振り分け先の前記要求処理実行部が存在しないと判定した場合には、要求信号に含まれる要求種別に対応する処理を1以上実行している前記要求処理実行部を再リスト化し、その再リスト化した前記要求処理実行部候補リストの中から前記要求処理実行部を決定する
    ことを特徴とする負荷分散装置。
  2. 前記振分先決定部は、前記要求処理実行部候補リストの中に、振り分け先の前記要求処理実行部が存在しないと判定した場合には、要求信号に含まれる要求種別に対応する処理を実行していない前記要求処理実行部を再リスト化し、その再リスト化した前記要求処理実行部候補リストの中から前記要求処理実行部を決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の負荷分散装置。
  3. 前記振分先決定部は、前記要求処理実行部候補リストの中に、振り分け先の前記要求処理実行部が存在しないと判定した場合には、一度もリスト化されなかった残余の前記要求処理実行部を再リスト化し、その再リスト化された前記要求処理実行部候補リストの中から前記要求処理実行部を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の負荷分散装置。
  4. 前記振分先決定部は、前記要求処理実行部候補リストの中から前記要求処理実行部により要求信号に含まれる要求種別に対応する処理を実行中の要求数が、前記要求処理実行部個別で処理可能な最大要求数以上であった場合には、該当する前記要求処理実行部を前記要求処理実行部候補リストの中から除外する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の負荷分散装置。
  5. 前記振分先決定部は、前記要求処理実行部候補リストの中から、前記要求処理実行部により、現在処理を実行中の要求数と前記要求処理実行部個別で処理可能な最大要求数とに基づき、要求種別ごとの使用率を求め、求めた要求種別ごとの使用率の総和に、今回受信した要求信号に含まれる要求種別1つ分の使用率を加算した値が100%を超える前記要求処理実行部を除外する
    ことを特徴とする請求項に記載の負荷分散装置。
  6. 受信した要求信号に含まれる要求種別に基づいて処理を行う複数の要求処理実行部と接続され、該要求処理実行部のいずれかに処理を振り分ける負荷分散装置に搭載されるコンピュータを、
    前記複数の要求処理実行部全体で処理可能な最大要求数を要求種別毎に示す情報と、前記要求処理実行部個別で処理可能な最大要求数を要求種別毎に示す情報と、特定の要求種別に基づく要求処理を優先的に振り分ける前記要求処理実行部に関する情報と、前記要求処理実行部が要求種別ごとに処理中の要求数を示す情報とを記憶する記憶部と、
    受信した要求信号に含まれる要求種別と、前記記憶部に記憶されるこれらの情報とに基づいて前記複数の要求処理実行部のいずれかに振り分け先を決定する振分先決定部として機能させ、
    前記振分先決定部は、受信した要求信号の要求種別に対応する処理を優先的に振り分ける前記要求処理実行部が存在する場合には、その存在する前記要求処理実行部をリスト化した要求処理実行部候補リストの中から振り分け先の前記要求処理実行部を決定し、
    前記振分先決定部は、前記要求処理実行部候補リストの中に、振り分け先の前記要求処理実行部が存在しないと判定した場合には、要求信号に含まれる要求種別に対応する処理を1以上実行している前記要求処理実行部を再リスト化し、その再リスト化した前記要求処理実行部候補リストの中から前記要求処理実行部を決定する
    ことを特徴とする負荷分散プログラム。
  7. 前記請求項1〜のいずれかに記載の負荷分散装置を備える処理装置であって、
    受信した要求信号の受付の可否を判定する要求信号受付部と、
    前記要求信号に含まれる要求種別に基づいて処理を行う複数の要求処理実行部と
    を備えることを特徴とする処理装置。
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