JP6405882B2 - 長尺材のバリ取り装置 - Google Patents

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本発明は長尺材のバリ取り装置に関し、特に切断時等に長尺材の端面周縁に生じるバリを除去するバリ取り装置に関するものである。
この種のバリ取り装置としては、特許文献1に示すものが知られている。ここでは、軸線と直交する方向へ移送される棒材や管材等の長尺材を載置し案内するスキッドレールを途中で山型状に成形して、砥石の手前位置で長尺材を水平面から一旦持ち上げ、その後、円板状砥石の板面上に長尺材の端面周縁を下降させることによって、当該端面周縁に生じたバリを除去している。
特開平10−000544
しかし、上記従来のバリ取り装置では、局所的に山型状に湾曲させたスキッドレールを設ける必要があって、従来使用されている長尺材の搬送設備をそのまま使用できないためにコストがかかるという問題があった。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、新たな長尺材搬送設備を用意することなく、長尺材端面周縁のバリ取りを安価かつ確実に行うことができる長尺材のバリ取り装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明では、長尺材(5)の端面周縁に対向させて設けられた砥石(46)と、前記砥石(46)を回転駆動する駆動手段(45)と、前記砥石(46)を端面周縁に弾性的に当接させるように付勢支持する付勢支持手段(44)と、前記付勢支持手段(44)を複数の前記長尺材(5)の端面周縁を連ねた経路で移動させる移動手段(1)とを備え、前記付勢支持手段(44)は、前記砥石(46)が前記複数の長尺材(5)を横切るように移動する間、前記砥石(46)が前記端面周縁に当接するように前記砥石(46)を上下動させる。
本第1発明において、砥石を回転させつつ長尺材の端面周縁を連ねた経路で移動させると、回転する砥石によって各長尺材の端面周縁に生じているバリが研削除去される。砥石が移動する間、砥石と長尺材の端面周縁との間の相対距離は遠近変動するが、この遠近変動は砥石が付勢支持手段によって端面周縁に対し弾性的に当接させられていることによって吸収される。したがって、砥石は常に適性に端面周縁に当接させられてバリが確実に研削除去される。本第1発明においては、複数の長尺材に対して砥石を移動させてバリ取りを行うから、従来のように局所的に湾曲したスキッドレールを新たに設ける必要が無く、長尺材のバリ取りを安価かつ確実に行うことができる。
本第2発明では、前記駆動手段(45)を支持板(43)上に設けて、当該支持板(43)を前傾回動可能に支持させ、かつ前記付勢支持手段(44)で前記支持板(43)を付勢支持する。このような構造によっても本第1発明と同様の効果がある。
上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明の長尺材のバリ取り装置によれば、新たな長尺材搬送設備を用意する必要が無いから、長尺材端面周縁のバリ取りを安価かつ確実に行うことができる。
バリ取り装置の全体概略側面図である。 図1のA方向から見た要部の概略正面図である。
なお、以下に説明する実施形態はあくまで一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が行う種々の設計的改良も本発明の範囲に含まれる。
図1にバリ取り装置の全体概略側面図を示す。図1において、バリ取り装置は走行台車1を備えており、走行台車1は紙面垂直方向へ延びる平行レール2上に載置されて、当該平行レール2に沿って紙面垂直方向へ走行移動可能である。そして、走行台車1は、図略の移動駆動機構によって後述するように一定距離内で平行レール2に沿って往復移動させられる。
走行台車1上にはハンドル31で上下方向へ伸縮操作可能な昇降機構3が設けてあり、当該昇降機構3上にバリ取り機構4が設置されている。バリ取り機構4は昇降機構3上に固定された基板41を備えており、基板41上の一端(後端)には支持柱42が立設されて、支持柱42の上端に、垂直面内で回動可能(図の矢印)に支持板43が結合されている。支持板43の前端は下方の基板41との間に配設した付勢支持手段たるバネ部材44によって支持されており、上方から荷重が印加すると、支持板43の前端はバネ部材44を圧縮しつつ荷重に応じて下降する。
支持板43上には駆動モータ45が載置されており、前方へ延びるその回転軸451の先端には軸心を一致させて円柱状の砥石46が固定されている。そして、円柱状の砥石46の外周面が、後述するように端面を揃えて紙面垂直方向へ間隔をおいて位置させられた複数の長尺材たる丸棒材5のうちの一本の、端面周縁に当接させられている。
なお、後方へ延出した支持板43の後端部には、図略のステーによって基板41側に固定された退避用駆動シリンダ47の伸縮ロッド471が連結されており、必要時には上記駆動シリンダ47によって支持板43の後端部を押し上げて、支持板43の前端をバネ部材44のバネ力に抗して大きく下降させて、砥石46の外周面を丸棒材5の端面周縁から下方へ離間させるようになっている。
図2は図1のA方向から見た砥石46と丸棒材5の位置関係を示す側面図である。丸棒材5は公知の転回トランスファー6によって間欠的に図2の左方へ搬送されるようになっており(図2の黒矢印)、搬送される毎に15°づつ丸棒材5は自転させられる。砥石46の外周面は既述のように、丸棒材5のうちの左端に位置する一本の端面周縁の下面側に当接させられている。なお、砥石46の丸棒材5への当たり具合は、昇降機構3(図1)によってバリ取り機構4全体を上下動させることによって最適に調整することができる。
図1に示した平行レール2は転回トランスファー6に沿って丸棒材5の搬送方向へ配設されており、砥石46を回転させつつ移動台車1を平行レール2上で右方へ移動させ、丸棒材5の端面周縁を連ねた経路で移動させると(図2の白矢印)、砥石46は転回トランスファー6の鋸型搬送台61上に一定間隔で載置されている複数(本実施形態では6本)の各丸棒材5の端面周縁の、下側略60°の角度範囲(図2の太い黒線領域)に接してこの部分に生じているバリを研削除去する。
砥石46が各丸棒材5に対しこれを横切るように相対移動する間に、砥石46の外周面と丸棒材5の円弧状をなす端面周縁との間の相対距離が遠近変動する。この遠近変動に応じて砥石46に印加する荷重が変化するが、荷重変化に応じてバネ部材44(図1)を圧縮しつつ支持台が上下動することによって、砥石46の外周は常に丸棒材5の端面周縁に適正に当接させられる。このようにして、砥石46が一行程直線移動させられる間に、15°づつ自転させられている各丸棒材5の下側端面周縁の、略60°の角度範囲でバリの研削除去が行われる。
そこで、転回トランスファー6に沿って各6本づつの丸棒材5に対してバリ取りを行う上記バリ取り機構4を移動台車1上に4組設置すると、15°×(6×4)=360°で、丸棒材5の端面周縁の全周に亘ってバリの除去を行うことができる。この際、搬送トラブル等によって転回トランスファ6が停止した場合には過研削を避けるために、退避用駆動シリンダ47(図1)を伸張作動させて支持板43の後端部を押し上げて当該支持板43を大きく前傾させ、砥石46を丸棒材5の端面周縁から下方へ離間させる。なお、長尺材は必ずしも丸棒材には限られない。
1…移動台車、3…昇降機構、4…バリ取り機構、43…支持板、44…バネ部材(付勢支持手段)、45…駆動モータ、46…砥石、5…丸棒材(長尺材)、6…転回トランスファー。

Claims (2)

  1. 長尺材の端面周縁に対向させて設けられた砥石と、前記砥石を回転駆動する駆動手段と、前記砥石を前記端面周縁に弾性的に当接させるように付勢支持する付勢支持手段と、前記付勢支持手段を複数の前記長尺材の端面周縁を連ねた経路で移動させる移動手段とを備え、前記付勢支持手段は、前記砥石が前記複数の長尺材を横切るように移動する間、前記砥石が前記端面周縁に当接するように前記砥石を上下動させる長尺材のバリ取り装置。
  2. 前記駆動手段を支持板上に設けて、当該支持板を前傾回動可能に支持させ、かつ前記付勢支持手段で前記支持板を付勢支持した請求項1に記載の長尺材のバリ取り装置。
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