JP6405732B2 - 電子装置 - Google Patents
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自身の一面側から裏面側に貫通した貫通孔(14)が設けられた絶縁性の基材(11)と、基材に形成された配線(12,12a)と、一面に実装されて配線に電気的に接続された電子部品(13,13a)と、電子部品及び配線の一部を封止している樹脂部材(17)と、を含む回路基板(10,10a)と、
裏面と対向して配置されており、配線の一部に電気的に接続された状態で回路基板に取り付けられたボディーアース用の導電性部材(20,20a,20b)と、
配線の一部であるグランド配線に電気的に接続された状態で回路基板に実装されており、導電性部材に保持される被保持部(33,33a,33b)を含む導電性のアース部材(30,30a,30b)と、を備えた電子装置であって、
導電性部材は、アース部材の一部が挿入される被挿入部(21,21a,21b)を有し、
アース部材は、貫通孔に挿入されて一面側から裏面側に亘って配置されており、基材の裏面側に被保持部が設けられており、且つ、一面に接合された部位であり貫通孔よりも幅広に設けられたフランジ部(31)が設けられており、
回路基板は、樹脂部材がフランジ部を封止して基材に固定しており、アース部材の一部が被挿入部に挿入された状態で被保持部が導電性部材に保持されることで、導電性部材に取り付けられると共に、配線の一部が導電性部材に電気的に接続されており、フランジ部は、一面と対向する面が、導電性接続部材(15)を介して、配線と電気的に接合されており、
被挿入部(21)は、導電性部材における回路基板との対向面から該対向面の反対面側に貫通して設けられており、
アース部材(30)は、フランジ部から突出し被挿入部を通って導電性部材の反対面側に達するねじ溝が形成された突出部とフランジ部とを有したねじと、ねじに対応した被保持部としてのナット(33)と、を含み、
ナットは、導電性部材の反対面に接触し、且つ、ねじに取り付けられて、導電性部材に保持されていることを特徴とする。
なお、ナット33は、特許請求の範囲における被保持部に相当する。ナット33は、周知技術であるため詳しい説明を省略する。
図4を用いて、変形例1の電子装置に関して説明する。変形例1の電子装置は、アース部材30の本数及びプレート20の構造が電子装置100と異なる。よって、ここでは、電子装置100と異なる点を説明し、電子装置100と同様の個所に関しては同じ符号を付与して説明を省略する。図4は、変形例1の電子装置におけるアース部材30の部分を示す部分的な断面図である。なお、プレート20は、貫通孔21などの個数が異なるだけなので、電子装置100と同じ符号を付与している。
図5を用いて、変形例2の電子装置に関して説明する。変形例2の電子装置は、導電性接続部材15aの構造及び回路素子の一例として発熱素子13aが設けられている点が電子装置100と異なる。よって、ここでは、電子装置100と異なる点を説明し、電子装置100と同様の個所に関しては同じ符号を付与して説明を省略する。なお、図5は、変形例2の電子装置における導電性接続部材15aの部分を示す部分的な断面図である。
図6を用いて、変形例3の電子装置に関して説明する。変形例3の電子装置は、アース部材30aの構造及びプレート20aの構造が電子装置100と異なる。よって、ここでは、電子装置100と異なる点を説明し、電子装置100と同様の個所に関しては同じ符号を付与して説明を省略する。なお、図6は、変形例3の電子装置におけるアース部材30aとプレート20aとの結合部分を示す部分的な断面図である。
図7を用いて、変形例4の電子装置に関して説明する。変形例4の電子装置は、アース部材30bの構造及びプレート20bの構造が電子装置100と異なる。よって、ここでは、電子装置100と異なる点を説明し、電子装置100と同様の個所に関しては同じ符号を付与して説明を省略する。なお、図7は、変形例4の電子装置におけるアース部材30bとプレート20bとの結合部分を示す部分的な断面図である。
図8を用いて、変形例5の電子装置に関して説明する。変形例5の電子装置は、回路基板10aの構造が電子装置100と異なる。よって、ここでは、電子装置100と異なる点を説明し、電子装置100と同様の個所に関しては同じ符号を付与して説明を省略する。
Claims (10)
- 自身の一面側から裏面側に貫通した貫通孔(14)が設けられた絶縁性の基材(11)と、前記基材に形成された配線(12,12a)と、前記一面に実装されて前記配線に電気的に接続された電子部品(13,13a)と、前記配線の一部及び前記電子部品を封止している樹脂部材(17)と、を含む回路基板(10,10a)と、
前記裏面と対向して配置されており、前記配線の一部に電気的に接続された状態で前記回路基板に取り付けられたボディーアース用の導電性部材(20,20a,20b)と、
前記配線の一部であるグランド配線に電気的に接続された状態で前記回路基板に実装されており、前記導電性部材に保持される被保持部(33,33a,33b)を含む導電性のアース部材(30,30a,30b)と、を備えた電子装置であって、
前記導電性部材は、前記アース部材の一部が挿入される被挿入部(21,21a,21b)を有し、
前記アース部材は、前記貫通孔に挿入されて前記一面側から前記裏面側に亘って配置されており、前記基材の前記裏面側に前記被保持部が設けられており、且つ、前記一面に接合された部位であり前記貫通孔よりも幅広に設けられたフランジ部(31)が設けられており、
前記回路基板は、前記樹脂部材が前記フランジ部を封止して前記基材に固定しており、前記アース部材の一部が前記被挿入部に挿入された状態で前記被保持部が前記導電性部材に保持されることで、前記導電性部材に取り付けられると共に、前記配線の一部が前記導電性部材に電気的に接続されており、
前記フランジ部は、前記一面と対向する面が、導電性接続部材(15)を介して、前記配線と電気的に接合されており、
前記被挿入部(21)は、前記導電性部材における前記回路基板との対向面から該対向面の反対面側に貫通して設けられており、
前記アース部材(30)は、前記フランジ部から突出し前記被挿入部を通って前記導電性部材の前記反対面側に達するねじ溝が形成された突出部と前記フランジ部とを有したねじと、前記ねじに対応した前記被保持部としてのナット(33)と、を含み、
前記ナットは、前記導電性部材の前記反対面に接触し、且つ、前記ねじに取り付けられて、前記導電性部材に保持されていることを特徴とする電子装置。 - 前記被保持部は、前記回路基板に対して複数設けられており、
前記導電性部材は、複数の前記被保持部の夫々に対応して前記被挿入部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。 - 前記導電性部材は、前記被挿入部と、前記被挿入部に挿入された前記アース部材との間の隙間を塞ぐ防水部材(25)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
- 自身の一面側から裏面側に貫通した貫通孔(14)が設けられた絶縁性の基材(11)と、前記基材に形成された配線(12,12a)と、前記一面に実装されて前記配線に電気的に接続された電子部品(13,13a)と、前記配線の一部及び前記電子部品を封止している樹脂部材(17)と、を含む回路基板(10,10a)と、
前記裏面と対向して配置されており、前記配線の一部に電気的に接続された状態で前記回路基板に取り付けられたボディーアース用の導電性部材(20)と、
前記配線の一部であるグランド配線に電気的に接続された状態で前記回路基板に実装されており、前記導電性部材に保持される被保持部(33)を含む導電性のアース部材(30)と、を備えた電子装置であって、
前記導電性部材は、前記アース部材の一部が挿入される被挿入部(21)を有し、
前記アース部材は、前記貫通孔に挿入されて前記一面側から前記裏面側に亘って配置されており、前記基材の前記裏面側に前記被保持部が設けられており、且つ、前記一面に接合された部位であり前記貫通孔よりも幅広に設けられたフランジ部(31)が設けられており、
前記回路基板は、前記樹脂部材が前記フランジ部を封止して前記基材に固定しており、前記アース部材の一部が前記被挿入部に挿入された状態で前記被保持部が前記導電性部材に保持されることで、前記導電性部材に取り付けられると共に、前記配線の一部が前記導電性部材に電気的に接続されており、
前記被挿入部は、前記導電性部材における前記回路基板との対向面から該対向面の反対面側に貫通して設けられており、
前記アース部材は、前記被挿入部を通って前記導電性部材の前記反対面側に達する部位を有したねじ(31,32)と、前記ねじに対応した前記被保持部としてのナットと、を含み、
前記ナットは、前記導電性部材の前記反対面に接触し、且つ、前記ねじに取り付けられて、前記導電性部材に保持されており、
前記導電性部材は、前記被挿入部と、前記被挿入部に挿入された前記アース部材との間の隙間を塞ぐ防水部材(25)が設けられていることを特徴とする電子装置。 - 自身の一面側から裏面側に貫通した貫通孔(14)が設けられた絶縁性の基材(11)と、前記基材に形成された配線(12,12a)と、前記一面に実装されて前記配線に電気的に接続された電子部品(13,13a)と、前記配線の一部及び前記電子部品を封止している樹脂部材(17)と、を含む回路基板(10,10a)と、
前記裏面と対向して配置されており、前記配線の一部に電気的に接続された状態で前記回路基板に取り付けられたボディーアース用の導電性部材(20a)と、
前記配線の一部であるグランド配線に電気的に接続された状態で前記回路基板に実装されており、前記導電性部材に保持される被保持部(33a)を含む導電性のアース部材(30a)と、を備えた電子装置であって、
前記導電性部材は、前記アース部材の一部が挿入される被挿入部(21a)を有し、
前記アース部材は、前記貫通孔に挿入されて前記一面側から前記裏面側に亘って配置されており、前記基材の前記裏面側に前記被保持部が設けられており、且つ、前記一面に接合された部位であり前記貫通孔よりも幅広に設けられたフランジ部(31)が設けられており、
前記回路基板は、前記樹脂部材が前記フランジ部を封止して前記基材に固定しており、前記アース部材の一部が前記被挿入部に挿入された状態で前記被保持部が前記導電性部材に保持されることで、前記導電性部材に取り付けられると共に、前記配線の一部が前記導電性部材に電気的に接続されており、
前記被挿入部は、前記導電性部材における前記回路基板との対向面から該対向面の反対面側に貫通して設けられており、
前記アース部材は、前記被保持部として、前記被挿入部を通って前記導電性部材の前記反対面側に配置されると共に、前記被挿入部よりも幅広に設けられた第2フランジ部(33a)を含み、
前記第2フランジ部は、前記導電性部材の前記反対面に接触することで、前記導電性部材に保持されており、
前記導電性部材は、前記被挿入部と、前記被挿入部に挿入された前記アース部材との間の隙間を塞ぐ防水部材(25)が設けられていることを特徴とする電子装置。 - 前記被保持部は、前記回路基板に対して複数設けられており、
前記導電性部材は、複数の前記被保持部の夫々に対応して前記被挿入部が設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の電子装置。 - 前記電子部品は、発熱素子(13a)を含むものであり、
前記発熱素子は、前記配線の一部を介して前記アース部材に接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電子装置。 - 前記被保持部と前記被挿入部の少なくとも一方にテーパーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電子装置。
- 前記回路基板と前記導電性部材との間には、前記回路基板と前記導電性部材の夫々に接触している放熱部材が設けられており、
前記回路基板と前記導電性部材の夫々は、前記放熱部材を介して取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電子装置。 - 前記導電性部材は、前記回路基板と前記被保持部とによって挟み込まれて、前記回路基板に固定されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の電子装置。
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