JP6403534B2 - 情報処理装置、端末装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、情報処理装置と端末装置とで行われる無線通信に関する。
無線通信機能を有する端末装置を相互に接続させ、端末装置間のデータの共有や遠隔操作等の制御を可能にする技術がある。この種の制御が不正に行われないようにするための技術として、例えば、特許文献1,2に記載された技術がある。特許文献1には、移動通信端末から機能制御が要求された場合に、この要求に含まれる端末情報(IMEI: International Mobile Equipment Identifier)と、加入者認証モジュール(SIM:Subscriber Identity Module)を特定するモジュール情報(MSISDN:Mobile Subscriber ISDN Number)との組み合わせが、データベースに記憶されていることを条件に、要求された機能制御を実施することが記載されている。特許文献2には、入出力処理装置と記憶装置とに物理的に分離可能な端末装置において、記憶装置が、アクセスを許可するアクセス許可固有番号リストを保持し、アクセス許可固有番号リストに固有番号が登録されている相手との通信を許可することが記載されている。
特開2011−77926号公報 特開平9−73336号公報
特許文献1に記載の技術では、移動通信端末が位置登録された際に、移動通信端末のIMEIと、この移動通信端末に装着されているSIMのMSISDNとの組み合わせが、データベースに登録される。このため、SIMが装着された状態で、移動通信端末が真のユーザでない第三者に使用された場合には、この第三者により、不正に機能制御が実施される可能性がある。特許文献2に記載の技術では、入出力処理装置と記憶装置とが一体化した状態で、端末装置が第三者に使用された場合に、この第三者により、入出力処理装置を用いて記憶装置に不正にアクセスされる可能性がある。
これに対し、本発明の目的は、第三者によって情報処理装置が外部の端末装置と接続され、不正に利用されるのを抑制することである。
上述した課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、固有の識別子を記憶した外部の端末装置と所定の距離に近接したときに無線通信を行う無線通信部と、第1端末装置との前記無線通信により取得された、当該第1端末装置の識別子を登録する第1登録部と、識別子が登録された前記第1端末装置との前記無線通信により、第2端末装置の識別子が取得された場合には、当該第2端末装置の識別子を登録する第2登録部と、識別子が登録された前記第1端末装置及び前記第2端末装置に対して、所定の機能を実行するための通信を許可する通信制御部とを備える。
本発明の情報処理装置において、前記第2登録部は、前記所定の機能を実行するための通信を不可とする非活性化状態で、前記第2端末装置の識別子を登録した後、当該第2端末装置と前記無線通信が行われた場合には、前記所定の機能を実行するための通信を可能とする活性化状態に変更してもよい。
この情報処理装置において、前記第2登録部は、前記非活性化状態で前記第2端末装置の識別子を登録した後、決められた時点までに当該第2端末装置と前記無線通信が行われた場合には、前記活性化状態に変更してもよい。
また、本発明の情報処理装置において、前記第2登録部は、前記第1端末装置との前記無線通信により、前記第2端末装置の識別子が取得された場合には、前記所定の機能を実行するための通信を可能とする活性化状態で、当該第2端末装置の識別子を登録してもよい。
本発明の情報処理装置において、前記通信制御部は、前記第2端末装置に対して許可する通信を、前記第1端末装置に対して許可する通信よりも制限してもよい。
本発明の情報処理装置において、前記第2登録部は、前記第2端末装置の識別子の登録の無効化、又は当該第2端末装置に対して許可された通信の制限の変更が、前記第1端末装置と行われた前記無線通信により指示された場合、当該指示に従ってもよい。
この情報処理装置において、前記第2登録部は、前記無効化、又は前記許可された通信の制限を大きくする指示については、前記第2端末装置と行われた前記無線通信による指示に従ってもよい。
本発明の端末装置は、固有の識別子を記憶した外部の端末装置、及び前記識別子を登録した端末装置に対して所定の機能を実行するための通信を許可する外部の情報処理装置の各々と、所定の距離に近接したときに無線通信を行う無線通信部と、自端末装置の識別子が前記情報処理装置により登録された場合には、前記外部の端末装置と行われた前記無線通信により、当該外部の端末装置の識別子を取得する取得部と、取得された前記外部の端末装置の識別子を、前記情報処理装置と行われた前記無線通信により、当該情報処理装置へ送信する送信部と、自端末装置の識別子が前記情報処理装置により登録された場合には、前記所定の機能を実行するための通信を、当該情報処理装置と行う通信制御部とを備える。
本発明のプログラムは、固有の識別子を記憶した外部の端末装置と所定の距離に近接したときに無線通信を行う無線通信部を備える情報処理装置のコンピュータに、第1端末装置との前記無線通信により取得された、当該第1端末装置の識別子を登録するステップと、識別子を登録した前記第1端末装置との前記無線通信により、第2端末装置の識別子を取得した場合には、当該第2端末装置の識別子を登録するステップと、識別子を登録した前記第1端末装置及び前記第2端末装置に対して、所定の機能を実行するための通信を許可するステップとを実行させるためのプログラムである。
また、本発明のプログラムは、固有の識別子を記憶した外部の端末装置、及び前記識別子を登録した端末装置に対して所定の機能を実行するための通信を許可する外部の情報処理装置の各々と、所定の距離に近接したときに無線通信を行う無線通信部を備える端末装置のコンピュータに、自端末装置の識別子が前記情報処理装置により登録された場合には、前記外部の端末装置と行われた前記無線通信により、当該外部の端末装置の識別子を取得するステップと、取得した前記外部の端末装置の識別子を、前記情報処理装置と行われた前記無線通信により、当該情報処理装置へ送信するステップと、自端末装置の識別子が前記情報処理装置により登録された場合には、前記所定の機能を実行するための通信を、当該情報処理装置と行うステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、第三者によって情報処理装置が外部の端末装置と接続され、不正に利用されるのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの全体構成を示す図。 同実施形態に係る端末装置のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る通信許可リストの構成例を示す図。 同実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る端末装置の機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る通信システムで実行される第2方式の無線通信を行うための処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係る通信システムの図7に続く処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係る端末装置と情報処理装置との接続例を説明する図。 同実施形態に係る通信許可リストの登録例を説明する図。 本発明の変形例1に係る通信システムで実行される、通信許可リストに登録された情報を更新するときの処理を示すシーケンス図。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システム1の全体構成を示す図である。図1に示すように、通信システム1は、複数の端末装置10(10A,10B)と、情報処理装置20とを備える。複数の端末装置10及び情報処理装置20は、ここでは同一のユーザによって使用(所有)されるが、一部又は全部が異なるユーザによって使用されてもよい。
端末装置10は、ユーザが把持して使用する形態の無線端末装置で、例えばスマートフォン又はタブレット端末である。情報処理装置20は、ユーザが体に装着して使用する形態の装置(即ち、ウェアラブルコンピュータ)で、例えばリストバンド型の装置である。複数の端末装置10及び情報処理装置20は、3G回線等の移動通信網を介さないで相互に接続して、無線通信を行うことが可能である。
なお、図1には、複数の端末装置10として、端末装置10A,10Bの2台が示されているが、3台以上存在してもよい。
図2は、端末装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、制御部11と、UI(User Interface)部12と、無線通信部13と、記憶部14と、SIMインタフェース部15とを備える。
制御部11は、演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を含むマイクロコンピュータを備える。CPUは、ROM又は記憶部14に記憶されたプログラムを、RAMに読み出して実行することにより、端末装置10の各部を制御する。UI部12は、例えばタッチスクリーンを採用した表示装置で、画像を表示する表示部を有するとともに、タッチスクリーンを用いてユーザの操作を受け付ける操作部を有する。
無線通信部13は、第1方式の無線通信を行う第1無線通信部131、及び第2方式の無線通信を行う第2無線通信部132を含み、外部の装置と無線通信を行う。第1方式の無線通信は、ここではNFC(Near Field Communication)の規格に準拠した近距離無線通信である。第1無線通信部131は、例えば数センチメートルから1メートル程度に近接した外部の装置と、第1方式の無線通信を行う。第2方式の無線通信は、ここでは、通信相手として設定された(即ち、ペアリングが行われた)外部の装置とBluetooth(登録商標)の規格に準拠した近距離無線通信である。第2無線通信部132は、例えば数メートルから数十メートル程度に近接した外部の装置と、第2方式の無線通信を行う。
なお、無線通信部13は、移動通信網(ネットワーク)に接続して通信する機能を有する。また、無線通信部13は、Wi−Fi(登録商標)やその他の規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)通信を行う機能を有してもよい。
記憶部14は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリ等の記憶装置を有し、OS(Operating System)や、このOS上で動作するアプリケーションプログラムとして、通信制御アプリケーション141を記憶する。通信制御アプリケーション141により実現する機能については、後で説明する。
SIMインタフェース部15は、SIMカードを着脱可能なスロットを備え、このスロットに装着されたSIMカード151に記録された情報を読み出す。SIMカード151は、特定の通信事業者によって管理、運用される移動通信網に接続してこの通信事業者が提供する通信サービスを利用するための情報を記憶した、カード型の記録媒体である。SIMカード151は、各カードを識別するための識別子を記憶する。端末装置10は、SIMカード151の装着により、自装置に固有の識別子を記憶する。以下ではこの識別子を、「端末識別子」と称する。端末識別子は、具体的には、SIMカード151に記録されたICCID(Integrated Circuit Card ID)である。
端末装置10Aに装着されたSIMカード151を、以下では「SIMカード151A」と称し、端末装置10Bに装着されたSIMカード151を、以下では「SIMカード151B」と称することがある。ICCIDは、例えば、10進数で19桁の数値で表されるが、以下の説明では、SIMカード151Aに記憶されている端末識別子を、「MID−A」と表し、SIMカード151Bに記憶されている端末識別子を、「MID−B」と表す。
図3は、情報処理装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、情報処理装置20は、制御部21と、操作部22と、無線通信部23と、セキュアエレメント(以下「SE」という。)24と、記憶部25とを備える。制御部21及び記憶部25は、端末装置10における同名の手段(要素)と同じハードウェア構成でよい。
制御部21は、情報処理装置20の各部を制御する。操作部22は、例えば物理キーを含み、ユーザによって操作される操作手段である。無線通信部23は、第1方式の無線通信を行う第1無線通信部231、及び第2方式の無線通信を行う第2無線通信部232を含み、外部の装置と無線通信を行う。第1方式の無線通信、及び第2方式の無線通信については、既に説明したとおりである。
SE24は、情報処理装置20で所定の機能を実現するための、ICチップのセキュリティを含めたコア部分となるセキュアエレメントである。SE24は、例えば、電子決済や、電子クーポン、電子乗車券、入退室管理等の機能を、認証鍵や暗号鍵等を用いたセキュアな通信により実現する。
記憶部25は、例えば、OSや、このOS上で動作するプログラムを記憶する。更に、記憶部25は、通信許可リスト251を記憶する。通信許可リスト251は、第2方式の無線通信を許可する端末装置10の情報が登録されるリストである。
図4は、通信許可リスト251の構成例を示す図である。図4に示すように、通信許可リスト251は、端末装置10毎に、端末識別子と、マスター/スレーブと、活性化/非活性化状態と、通信制限との各情報が登録されるリストである。
端末識別子は、前述したように、端末装置10に固有の識別子である。マスター/スレーブは、端末装置10が、マスター又はスレーブのいずれであるかを示す。マスターである端末装置10は、通信許可リスト251に情報を登録する権限を有する。スレーブである端末装置10は、通信許可リスト251に情報を登録する権限を有しない。図4の例では、端末識別子が「MID−A」である端末装置10A(第1端末装置)がマスターで、端末識別子が「MID−B」である端末装置10B(第2端末装置)がスレーブである。
活性化/非活性化状態は、第2方式の無線通信を可能とする「活性化状態」、又は第2方式の無線通信を不可とする「非活性化状態」のいずれかを示す。図4の例では、端末装置10A,10Bの各々に対応して、「活性化状態」と登録されている。通信制限は、第2方式の無線通信に適用される制限を示す。通信制限は、接続回数や通信可能な期間(時間)等の、第2方式の無線通信に関する何らかの制限である。図4において、通信制限が「−」と示されている箇所があるが、これは通信制限が適用されないことを意味する。
なお、通信許可リスト251は、情報処理装置20の使用開始時点でブランクである。図4に示す通信許可リスト251への情報の登録の方法については、後で説明する。
図5は、情報処理装置20の機能構成を示す図である。情報処理装置20の制御部21は、記憶部25に記憶されたプログラムを実行することにより、第1登録部211と、第2登録部212と、通信制御部213とに相当する機能を実現する。以下では、端末装置10Aがマスター、端末装置10Bがスレーブとなる場合を例に挙げて、機能構成を説明する。
第1登録部211は、マスターとする端末装置10に関する情報を、通信許可リスト251に登録する。具体的には、第1登録部211は、第1無線通信部231を介して、端末装置10Aと第1方式の無線通信が行われ、端末装置10Aの端末識別子が取得された場合に、取得された端末識別子を通信許可リスト251に登録する。本実施形態では、第1登録部211は、マスターの情報が未登録のときに、端末装置10Aの端末識別子が取得された場合には、端末装置10Aをマスターとして、その端末識別子を登録する。この端末識別子の登録により、以降、情報処理装置20に対するマスターの端末装置10が必ず存在することとなる。
第2登録部212は、マスターの情報が登録された後、端末装置10に関する情報を、通信許可リスト251に登録する。具体的には、第2登録部212は、第1無線通信部231を介して、マスターとされた端末装置10Aと第1方式の無線通信が行われ、端末装置10Bの端末識別子が取得された場合には、取得された端末装置10Bの端末識別子を通信許可リスト251に登録する。第2登録部212は、例えば、端末装置10Bをスレーブとして、その端末識別子を登録する。端末装置10Bの端末識別子は、端末装置10Bと端末装置10Aとで行われた第1方式の無線通信により、端末装置10Bから端末装置10Aへ送信された端末識別子である。
通信制御部213は、通信許可リスト251に基づいて、端末識別子を登録した端末装置10A、及び端末装置10Bの各々に対して、情報処理装置20と所定の機能を実行するための通信を許可する。本実施形態では、通信制御部213は、第2方式の無線通信を伴う機能を実行するために、端末装置10A、及び端末装置10Bの各々に対して、第2方式の無線通信を許可する。
また、通信制御部213は、通信許可リスト251に基づいて、活性化状態で端末識別子が登録された端末装置10と、通信制限の範囲内で、第2無線通信部232を介して第2方式の無線通信を行う。換言すると、通信制御部213は、端末識別子が未登録の場合、非活性化状態で端末識別子が登録されている場合、又は通信制限の範囲外である場合には、端末装置10と第2方式の無線通信を行わない(即ち、第2方式の無線通信を不許可とする)。
図6は、端末装置10の機能構成を示す図である。端末装置10の制御部11は、図2に示した通信制御アプリケーション141を実行することにより、取得部111と、送信部112と、通信制御部113とに相当する機能を実現する。
取得部111は、端末装置10の機器識別子が、情報処理装置20によりマスターとして登録された場合には、第1無線通信部131を介して外部の端末装置10と行われた第1方式の無線通信により、この外部の端末装置10の端末識別子を取得する。
送信部112は、取得された外部の端末装置10の端末識別子を、第1無線通信部131を介して情報処理装置20と行われた第1方式の無線通信により、情報処理装置20へ送信する。
通信制御部113は、第2無線通信部132を介して、第2方式の無線通信を情報処理装置20と行う。通信制御部113は、自端末装置10の端末識別子が通信許可リスト251に登録されて、通信制御部213により第2方式の無線通信が許可された場合に、情報処理装置20と第2方式の無線通信を行う。
次に、通信システム1の動作を説明する。
図7及び図8は、通信システム1において、第2方式の無線通信を行うために実行される処理を示すシーケンス図である。図9は、端末装置10A,10B、及び情報処理装置20により行われる第1方式の無線通信を説明する図である。図10は、通信許可リスト251への情報の登録例を説明する図である。以下の動作に先立ち、通信許可リスト251はブランクであるものとする。
まず、ユーザは、マスターとする端末装置10を決定する。端末装置10Aをマスターとする場合、ユーザは、図9(A)に示すように、端末装置10Aと情報処理装置20とを近接させる(例えば、接触させる)。これにより、端末装置10Aと情報処理装置20とは、第1方式の無線通信が可能な距離に近接する。そして、情報処理装置20と端末装置10Aとが、第1方式により接続して、無線通信を開始する(図7のステップS1)。以下、情報処理装置20と端末装置10Aとは、第1方式の無線通信を行って情報を送受信する。
次に、情報処理装置20は、端末識別子の送信を端末装置10Aへ要求する(ステップS2)。この要求に応答して、端末装置10Aは、SIMカード151Aの端末識別子「MID−A」を読み出してこれを取得し、情報処理装置20へ送信する(ステップS3)。情報処理装置20は、通信相手である端末装置10Aをマスターとし、通信許可リスト251に端末識別子を登録する(ステップS4)。具体的には、情報処理装置20は、図10(A)に示すように、端末識別子「MID−A」と、「マスター」と、「活性化状態」と、「−」(通信制限なし)との各情報を対応付けて、通信許可リスト251に登録する。また、情報処理装置20は、端末装置10Aをマスターとしたことを、例えば第1方式の無線通信により端末装置10Aに通知してもよい。この場合、端末装置10Aは、情報処理装置20からの通知に応じて、マスターになったことを認識する。
次に、情報処理装置20は、マスターである端末装置10Aとのペアリングを許可し、第2方式の無線通信を行う(ステップS5)。この無線通信は、通信許可リスト251に登録された通信制限内で行われるが、本実施形態では、マスターである端末装置10Aに対して通信制限は適用されない。
そして、情報処理装置20は、端末装置10Aの第2方式の無線通信による制御に応じて、例えば、SE24へのアクセスを伴う所定の機能(例えば、電子マネーの共有)、又は、SE24へのアクセスを伴わない所定の機能(例えば、記憶部のデータの共有や遠隔制御)を実行する。ただし、第2方式の無線通信により実行される機能は、特に問わない。
なお、ステップS1〜S5の処理のうち、端末装置10Aが行う処理は、例えば、OSの機能により実行されてもよいし、図2に示した通信制御アプリケーション141の機能により実行されてもよい。
次に、ユーザは、スレーブとする端末装置10を決定する。まず、マスターである端末装置10Aは、例えば、UI部12を介して行われたユーザの指示に応じて、図2に示した通信制御アプリケーション141を起動する(ステップS6)。次に、ユーザは、端末装置10Bをスレーブとする場合、図9(B)の「手順1」で示すように、端末装置10Aと端末装置10Bとを近接させる。この近接により、端末装置10Aと端末装置10Bとが、第1方式により接続して、無線通信を開始する(ステップS7)。以下、端末装置10Aと端末装置10Bとは、第1方式の無線通信を行って情報を送受信する。
次に、端末装置10Aは、端末識別子の送信を端末装置10Bへ要求する(ステップS8)。この要求に応答して、端末装置10Bは、SIMカード151Bの端末識別子「MID−B」を読み出してこれを取得し、端末装置10Aへ送信する(ステップS9)。端末装置10Aは、端末装置10Bから端末識別子「MID−B」を取得(受信)し、これをRAM又は記憶部14に記憶する。
次に、ユーザは、図9(B)の「手順2」で示すように、端末装置10Aと情報処理装置20とを近接させる。この近接により、端末装置10Aと情報処理装置20とが、第1方式により接続して、無線通信を開始する(図8のステップS10)。この無線通信が開始すると、端末装置10Aは、通信許可リスト251の更新を情報処理装置20へ要求する(ステップS11)。この更新要求には、要求元である端末装置10Aの端末識別子「MID−A」が含まれる。そして、情報処理装置20は、通信許可リスト251に基づいて、マスターの端末装置10Aから、更新要求がなされたかどうかを判定する。マスターの端末装置10Aから更新要求がなされた場合、情報処理装置20は、この更新要求に応答して、更新内容を示す情報の送信を端末装置10Aへ要求する(ステップS12)。
次に、端末装置10Aは、スレーブである端末装置10Bに適用する、第2方式の無線通信の通信制限を決定する(ステップS13)。端末装置10Aは、例えば、UI部12を用いて通信制限を決定するための画面を表示し、通信制限を指示するユーザの操作を受け付ける。端末装置10Aは、例えば、第2方式の無線通信での接続回数を10回とする通信制限を決定する。
なお、スレーブである端末装置10Bに対する通信制限は、必ずしも登録されなくてもよい。また、通信制限の決定のタイミングは、別のタイミングでもよく、例えば事前に決められていてもよい。また、通信制限は、マスターである端末装置10Aよりも、スレーブである端末装置10Bに対する制限が大きくなるように、情報処理装置20により設定、登録されてもよい。また、通信制限が常に適用されるのではなく、例えば、スレーブである端末装置10Bが海外で利用される場合等、端末装置10Bが所定の地理的条件又は時間的条件を満たす状況下である場合に限って、通信制限が適用されてもよい。
次に、端末装置10Aは、RAM又は記憶部14に記憶しておいた端末装置10Bの端末識別子、及びこの端末装置10Bに適用する通信制限の情報を、情報処理装置20へ送信する(ステップS14)。
次に、情報処理装置20は、ステップS14で送信された情報を取得(受信)すると、取得した端末識別子が示す端末装置10Bをスレーブとし、通信許可リスト251にこの端末識別子を登録する(ステップS15)。具体的には、情報処理装置20は、図10(B)に示すように、端末識別子「MID−B」と、「スレーブ」と、「非活性化状態」と、「接続回数「10」」との各情報を対応付けて、通信許可リスト251に登録する。
なお、マスターとなる端末装置10の台数は、情報処理装置20に対して1台に限られない。このため、情報処理装置20は、端末装置10Bをマスターとして、通信許可リスト251に情報を登録する場合があってもよい。情報処理装置20は、例えば、端末装置10Aのユーザの許諾があった場合には、端末装置10Bをマスターとする。
ところで、端末識別子「MID−B」は、非活性化状態で通信許可リスト251に登録されている。よって、この時点では、情報処理装置20と端末装置10Bとの第2方式の無線通信は不可である。
次に、ユーザは、スレーブである端末装置10Bについて、第2方式の無線通信を活性化状態に変更させる。まず、ユーザは、図9(C)に示すように、情報処理装置20と端末装置10Bとを近接させる。この近接により、情報処理装置20と端末装置10Bとが、第1方式により接続して、無線通信を開始する(ステップS16)。以下、情報処理装置20と端末装置10Bとは、第1方式の無線通信を行って情報を送受信する。
次に、情報処理装置20は、端末識別子の送信を端末装置10Bへ要求する(ステップS17)。この要求に応答して、端末装置10Bは、SIMカード151Bの端末識別子「MID−B」を読み出してこれを取得し、情報処理装置20へ送信する(ステップS18)。次に、情報処理装置20は、スレーブとした端末装置10Bの端末識別子「MID−B」を活性化状態で登録するように、通信許可リスト251を更新する(ステップS19)。具体的には、情報処理装置20は、図10(C)に示すように、端末装置10Bから取得(受信)した端末識別子「MID−B」に対応付けられた「非活性化状態」の情報を、「活性化状態」に更新する。この更新により、情報処理装置20と端末装置10Bとの第2方式の無線通信が可能となる。そして、情報処理装置20は、スレーブである端末装置10Bとのペアリングを許可し、第2方式の無線通信を行う(ステップS20)。この第2方式の無線通信は、通信許可リスト251に登録された通信制限の範囲内で行われる。
なお、ステップS16〜S20の処理のうち、端末装置10Bが行う処理は、例えば、OSの機能により実行されてもよいし、図2に示した通信制御アプリケーション141の機能により実行されてもよい。
また、情報処理装置20は、更に別の端末装置10をスレーブとして、通信許可リスト251に情報を登録してもよい。この場合、通信システム1では、端末装置10Bの場合と同様に各処理が実行される。
以上説明した実施形態によれば、情報処理装置20は、端末装置10Aをマスターとした後は、端末装置10Aから取得した端末装置10Bの端末識別子に基づいて、端末装置10Bと行う第2方式の無線通信を行う。即ち、情報処理装置20は、端末装置10Bと直接に第1方式の無線通信を行って、この端末装置10Bと第2方式の無線通信を行うことを許可するのではない。これにより、仮にユーザが情報処理装置20を紛失し又は盗難され、第三者に使用された場合であっても、この第三者はマスターである端末装置10Aを使用しないので、情報処理装置20と外部の端末装置とが接続され、不正に利用されてしまうことが抑制される。
また、ユーザは、マスター又はスレーブとなる端末装置10を、情報処理装置20に登録させる際、端末装置10と情報処理装置20とを近接させる動作を行えばよく、この登録に関して複雑な手続きが強いられない。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(変形例1)
情報処理装置20は、スレーブとなる端末装置10の情報を通信許可リスト251に登録した後、この登録した情報を更新(変更)してもよい。この更新の具体例として、端末装置10の端末識別子の登録の無効化、又は、この端末装置10に適用される通信制限の変更がある。
図11は、通信許可リスト251に登録された情報を更新するときに、通信システム1で実行される処理を示すシーケンス図である。
まず、マスターである端末装置10Aは、図2に示した通信制御アプリケーション141を起動する(ステップS31)。次に、ユーザは、端末装置10Aと情報処理装置20とを近接させる。この近接により、端末装置10Aと情報処理装置20とが、第1方式により接続して、無線通信を開始する(ステップS32)。以下、端末装置10Aと情報処理装置20とは、第1方式の無線通信を行って情報を送受信する。
次に、端末装置10Aは、通信許可リスト251の更新を、情報処理装置20に要求する(ステップS33)。この更新要求には、要求元である端末装置10Aの端末識別子「MID−A」が含まれる。そして、情報処理装置20は、通信許可リスト251に基づいて、マスターの端末装置10Aから更新要求がなされたかどうかを判定する。マスターの端末装置10Aから更新要求がなされた場合、この更新要求に応答して、情報処理装置20は、更新内容の情報の送信を、端末装置10Aへ要求する(ステップS34)。次に、端末装置10Aは、更新内容を決定する(ステップS35)。ここでは、端末装置10Aは、無効化すべき端末識別子、又は変更後の通信制限を指示する操作を、UI部12を介してユーザから受け付ける。そして、端末装置10Aは、更新内容を含む更新指示を、情報処理装置20へ送信する(ステップS36)。情報処理装置20は、ステップS35で送信された更新指示を受信すると、受信した更新指示に従って、通信許可リスト251を更新する(ステップS37)。
情報処理装置20は、端末装置10Bをスレーブから解除する場合、通信許可リスト251から、端末識別子「MID−B」を含むレコードの情報を削除する等して、登録を無効化する。情報処理装置20は、通信制限を変更する場合には、通信許可リスト251に登録された通信制限の情報を変更する。
この変形例の通信システム1によれば、通信許可リスト251に端末装置10の情報が登録された後であっても、マスターである端末装置10(ここでは端末装置10A)の権限によって、登録された情報を更新することが可能である。また、仮にユーザが情報処理装置20を紛失し又は盗難され、第三者に使用された場合であっても、この第三者がマスターである端末装置10Aを使用しないので、登録済みの情報が不正に変更されてしまうことが抑制される。
(変形例2)
上述した変形例1において、情報処理装置20は、スレーブである端末装置10Bの情報を登録した後、端末装置10Bについて通信許可リスト251に登録した情報を、この端末装置10Bからの更新指示に応じて更新(変更)する場合があってもよい。具体的には、情報処理装置20は、端末装置10Bの端末識別子を無効化する場合、又は端末装置10Bに適用される通信制限を大きくする場合については、この端末装置10Bからの指示に従ってもよい。その理由は、スレーブである端末装置10Bからの更新指示に応じて、通信許可リスト251が更新されても、この端末装置10Bにおいて新たに実行可能となる機能がないためである。
この変形例の通信システム1によれば、スレーブである端末装置10Bのユーザが、この端末装置10Bに関する情報の更新を、マスターである端末装置10Aを用いないで行うことができる場合がある。
(変形例3)
情報処理装置20は、スレーブである端末装置10Bの端末識別子を、非活性化状態で登録した後、活性化状態に変更するための時間的な制限を設けてもよい。具体的には、情報処理装置20は、端末装置10Bの端末識別子を、非活性化状態で通信許可リスト251に登録した後、決められた時点(例えば、決められた時間が経過する)までに、端末装置10Bと第1方式の無線通信が行われた場合には、活性化状態に変更する。他方、情報処理装置20は、決められた時点までに、端末装置10Bと第1方式の無線通信が行われなかった場合には、活性化状態に変更しない。この場合、情報処理装置20は、例えば、端末装置10Bの端末識別子を無効化する。
スレーブである端末装置10Bの端末識別子を登録してからの時間が極端に長い場合、ユーザが、この端末装置10Bをスレーブとする意思がなくなったと推定される。よって、この変形例の通信システム1によれば、ユーザにとってスレーブとする必要がない端末装置10がスレーブとなりにくくなる。この結果、仮に端末装置10Bと情報処理装置20とが第三者に拾得されても、これらが不正に利用される可能性が更に低くなる。
(変形例4)
情報処理装置20は、マスターである端末装置10Aとの第1方式の無線通信により、スレーブである端末装置10Bの端末識別子が取得された場合には、これを活性化状態として、通信許可リスト251に登録してもよい。これにより、情報処理装置20と端末装置10Bとで第2方式の無線通信を行うためにユーザが行うべき動作が減る。
(変形例5)
マスターである端末装置10Aは、他の端末装置10に、マスターの権限を継承させてもよい。端末装置10Aは、例えば、スレーブである端末装置10Bと第1方式の無線通信を行って、端末装置10Bにマスターの権限を継承させる。マスターの権限を継承した端末装置10Bは、情報処理装置20と第1方式の無線通信を行って、その旨を通知する。情報処理装置20は、この通知に基づいて、マスターの権限を継承に係る通信許可リスト251の更新を行う。情報処理装置20は、例えば、マスターの権限を継承した後の端末装置10Aを、スレーブとするか、又は端末識別子の登録を無効化するように、通信許可リスト251を更新する。
又は、端末装置10Aは、第1方式の無線通信を行うことにより、マスターの権限を情報処理装置20に一時的に継承させた後、情報処理装置20が、スレーブである端末装置10と第1方式の無線通信を行うことにより、マスターの権限を継承させてもよい。この際も、情報処理装置20は、マスターの権限を継承に係る通信許可リスト251の更新を行う。
なお、この変形例では、端末装置10Aが、他の端末装置10にマスターの権限を継承させる場合を説明したが、端末装置10Aがマスターの権限を持ったまま、他の端末装置10にもマスターの権限を持たせる(即ち、マスターの権限をコピーする)ようにしてもよい。
(変形例6)
マスターである端末装置10Aは、スレーブである端末装置10Bの利用状況を示す情報を、第1方式の無線通信により、この端末装置10Bから取得してもよい。この利用状況を示す情報としては、例えば、スレーブである端末装置10Bと、情報処理装置20とで行われた第2方式の無線通信の履歴(例えば、接続回数や通信日時)、又はこの無線通信を伴って実行された機能の履歴がある。
(変形例7)
端末装置10と情報処理装置20とは、第1方式及び第2方式の2つの方式の無線通信を行うことを必須とせず、1の方式の無線通信を行うだだけでもよい。この場合、情報処理装置20は、或る方式の無線通信により端末識別子を送受信し、識別子を登録した端末装置10に対しては、所定の機能を実行するための当該方式の無線通信を許可するとよい。
(変形例8)
上述した各実施形態で説明した構成又は動作の一部が省略されてもよい。また、上述した実施形態で説明した処理の順番は入れ替えられてもよい。
本発明の端末装置は、ユーザが把持して使用される装置に限られず、その形態は特に問わない。本発明の端末装置は、例えば、情報処理装置20のような着用型の装置であってもよいし、カード型デバイス装置であってもよい。また、本発明の情報処理装置は、着用型の端末装置に限られず、その形態は特に問わない。本発明の情報処理装置は、例えば、カード型デバイス装置や、ユーザに把持して使用される端末装置であってもよい。
本発明の識別子は、端末装置のユーザ(例えば契約者)を識別する情報であってもよく、無線通信が行われる各端末装置に対して、互いに重複しないように割り当てられた識別子であればよい。
本発明の第2端末装置の識別子は、マスターである第1端末装置に対して第2端末装置が送信するのではなく、ユーザによってこの第1端末装置に入力されてもよい。この場合、第1端末装置は、入力された第2端末装置の識別子を、情報処理装置へ送信する。
本発明の無線通信で採用される方式(通信規格)は、上述した実施形態で説明した方式以外の方式であってもよい。
上述した実施形態の端末装置10の制御部11や、情報処理装置20の制御部21が実現する機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の連係によって実現され得る。制御部11,21の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、接続制御方法として把握することも可能である。
1…通信システム、10,10A,10B…端末装置、11,21…制御部、111…取得部、112…送信部、113…通信制御部、12…UI部、13,23…無線通信部、131,231…第1無線通信部、132,232…第2無線通信部、14,25…記憶部、141…通信制御アプリケーション、15…SIMインタフェース部、151,151A,151B…SIMカード、20…情報処理装置、211…第1登録部、212…第2登録部、213…通信制御部、22…操作部、24…SE、251…通信許可リスト

Claims (10)

  1. 固有の識別子を記憶した外部の端末装置と所定の距離に近接したときに無線通信を行う無線通信部と、
    第1端末装置との前記無線通信により取得された、当該第1端末装置の識別子を登録する第1登録部と、
    識別子が登録された前記第1端末装置との前記無線通信により、第2端末装置の識別子が取得された場合には、当該第2端末装置の識別子を登録する第2登録部と、
    識別子が登録された前記第1端末装置及び前記第2端末装置に対して、所定の機能を実行するための通信を許可する通信制御部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第2登録部は、
    前記所定の機能を実行するための通信を不可とする非活性化状態で、前記第2端末装置の識別子を登録した後、当該第2端末装置と前記無線通信が行われた場合には、前記所定の機能を実行するための通信を可能とする活性化状態に変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2登録部は、
    前記非活性化状態で前記第2端末装置の識別子を登録した後、決められた時点までに当該第2端末装置と前記無線通信が行われた場合には、前記活性化状態に変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2登録部は、
    前記第1端末装置との前記無線通信により、前記第2端末装置の識別子が取得された場合には、前記所定の機能を実行するための通信を可能とする活性化状態で、当該第2端末装置の識別子を登録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記通信制御部は、
    前記第2端末装置に対して許可する通信を、前記第1端末装置に対して許可する通信よりも制限する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2登録部は、
    前記第2端末装置の識別子の登録の無効化、又は当該第2端末装置に対して許可された通信の制限の変更が、前記第1端末装置と行われた前記無線通信により指示された場合、当該指示に従う
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2登録部は、
    前記無効化、又は前記許可された通信の制限を大きくする指示については、前記第2端末装置と行われた前記無線通信による指示に従う
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 固有の識別子を記憶した外部の端末装置、及び前記識別子を登録した端末装置に対して所定の機能を実行するための通信を許可する外部の情報処理装置の各々と、所定の距離に近接したときに無線通信を行う無線通信部と、
    自端末装置の識別子が前記情報処理装置により登録された場合には、前記外部の端末装置と行われた前記無線通信により、当該外部の端末装置の識別子を取得する取得部と、
    取得された前記外部の端末装置の識別子を、前記情報処理装置と行われた前記無線通信により、当該情報処理装置へ送信する送信部と、
    自端末装置の識別子が前記情報処理装置により登録された場合には、前記所定の機能を実行するための通信を、当該情報処理装置と行う通信制御部と
    を備える端末装置。
  9. 固有の識別子を記憶した外部の端末装置と所定の距離に近接したときに無線通信を行う無線通信部を備える情報処理装置のコンピュータに、
    第1端末装置との前記無線通信により取得された、当該第1端末装置の識別子を登録するステップと、
    識別子を登録した前記第1端末装置との前記無線通信により、第2端末装置の識別子を取得した場合には、当該第2端末装置の識別子を登録するステップと、
    識別子を登録した前記第1端末装置及び前記第2端末装置に対して、所定の機能を実行するための通信を許可するステップと
    を実行させるためのプログラム。
  10. 固有の識別子を記憶した外部の端末装置、及び前記識別子を登録した端末装置に対して所定の機能を実行するための通信を許可する外部の情報処理装置の各々と、所定の距離に近接したときに無線通信を行う無線通信部を備える端末装置のコンピュータに、
    自端末装置の識別子が前記情報処理装置により登録された場合には、前記外部の端末装置と行われた前記無線通信により、当該外部の端末装置の識別子を取得するステップと、
    取得した前記外部の端末装置の識別子を、前記情報処理装置と行われた前記無線通信により、当該情報処理装置へ送信するステップと、
    自端末装置の識別子が前記情報処理装置により登録された場合には、前記所定の機能を実行するための通信を、当該情報処理装置と行うステップと
    を実行させるためのプログラム。
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