JP6401920B2 - バッグインボックス用コック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液用の容器に設けられて前記容器の口部から内容液を注出したり口部を閉止したりするコック装置に関し、特に、開閉用のレバー状のツマミを有するコック装置に関する。
飲料、洗剤、薬品等の液体を溜めるとともに必要に応じて注出する容器として、例えばバッグインボックスが知られている(特許文献1参照)。バッグインボックスは、段ボール製の外箱に柔軟な樹脂製の内袋を収容してなる容器であり、軽量で丈夫、かつ廃棄しやすいために業務用や家庭用に広く利用されている。前記内袋の一箇所には口部が設けられ、この口部に開閉用のコック装置が取り付けられている。
特許文献1等に開示されているように、この種のコック装置は、円形の蓋状の口栓部と、ノズル部と、コック部材とを備えている。口栓部が、内袋の前記口部に装着されて口部を塞ぐ。この口栓部の外側面に添うようにノズル部が設けられるとともに、口栓部からノズル部の内部に連通穴が貫通形成されている。ノズル部にはコック部材が回転可能に設けられている。コック部材の端部にはキャップ部が設けられている。このキャップ部からレバー状のツマミが延びている。ツマミは、キャップ部の周側面から突出された短い根元部(短椀部)と、この根元部の先端に連なる長いツマミ部(長椀部)とを含む。前記特許文献1においては、ツマミ部の延び方向が根元部に対して直交し、ツマミ全体がL字状になっている。つまり、ツマミ部と根元部とのなす角度が90°になっている。このツマミをつまんでコック部材を回すことによって、連通穴ひいてはノズル部を開閉できる。
特許第4021531号公報
前掲特許文献1のコック装置においては、ツマミの根元部(短椀部)とツマミ部(長椀部)とのなす角度が90°になっているため、ツマミ部の先端部をつまんでコック部材を回すことで開閉操作する際、ツマミ部と根元部との間の角部に比較的大きな応力が作用する。そのため、ツマミの所要強度を大きくする必要がある。
前記問題点を解決するために、本発明は、液用容器の口部を開け閉めするコック装置であって、
前記口部に装着される口栓部と、
前記口栓部の外側面に軸線を沿わせるように設けられたノズル部と、
前記ノズル部に前記軸線のまわりに回転可能に設けられ、前記口栓部から前記ノズル部の内部に貫通する連通穴を開閉することによって前記ノズル部を開閉するコック部材と、
を備え、前記コック部材が、前記ノズル部の端部に設けられたキャップ部と、前記キャップ部から前記軸線と交差するように延びるツマミとを含み、
前記ツマミが、前記キャップ部の周側面から突出された根元部と、前記根元部の先端に連なるとともに前記根元部よりも長く延びるツマミ部と、を含み、
前記ツマミ部の延び方向が、前記根元部の前記キャップ部からの突出方向に対して斜めであることを特徴とする。
このコック装置によれば、ツマミ部と根元部との連続部分の曲がり度合いを小さく(90°未満に)できる。したがって、コック部材を回して開け閉めする際、ツマミ部と根元部との連続部分に働く応力を緩和できる。よって、ツマミの所要強度を低減できる。
前記根元部の突出方向と前記ツマミ部の延び方向とのなす角度は、好ましくは30°〜60°であり、より好ましくは約45°である。これによって、前記角度を90°程度とした場合よりもノズル部の軸線と口栓部との間の距離を確実に短くでき、かつ前記角度を0°程度とした場合よりも閉位置においてツマミ部を口栓部に十分近づけてほぼ平行に添わせることができる。
前記根元部が、前記ツマミ部に向かうにしたがって前記ツマミ部の延び方向に漸近するように曲がっていることが好ましい。これによって、根元部が、ツマミ部に滑らかに連続するようにでき、ツマミ部と根元部との連続部分に働く応力を一層確実に緩和でき、ツマミの所要強度を一層確実に低減できる。
前記根元部が、前記キャップ部からの突出方向に沿って直線状に延び、この根元部の先端部から前記ツマミ部が前記根元部に対して斜めの角度で延びていてもよい。これによって、根元部の中心線に沿う長さを短くできる、また、ツマミの輪郭形状を簡素化でき、コック部材の成形を容易化できる。
本発明によれば、コック部材を回して開け閉めする際、ツマミ部と根元部との連続部分に働く応力を緩和でき、ツマミの所要強度を低減できる。
図1は、本発明の第1実施形態を示し、コック装置を備えたバッグインボックスの斜視図である。 図2は、前記コック装置の分解斜視図である。 図3は、前記コック装置を、閉位置の状態を実線で、開位置の状態を二点鎖線で示す正面図である。 図4は、前記コック装置を閉位置の状態で示す平面図である。 図5(a)は、前記コック装置を閉位置の状態で示す、図3のV−V線に沿う縦断面図である。図5(b)は、前記コック装置を開位置の状態で示す縦断面図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係るコック装置を閉位置の状態で示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1〜図5は、本発明の第1実施形態を示したものである。図1に示すように、バッグインボックス1(容器)は、段ボール製の外箱2と、柔軟な樹脂製の内袋3を含む。外箱2の内部に内袋3が収容されている。この内袋3に飲料、洗剤、薬液等の液体(内容液)が入れられている。ここでは、内容液として飲用の温泉水が入れられている。この温泉水の充填時の温度は、例えば50℃〜90℃程度であり、好ましくは65℃〜70℃程度である。内袋3の一側部には、硬質樹脂からなる概略円筒形状の口部4が設けられている。この口部4にコック装置5が打栓にて接合されている。外箱2の一側面には、コック取出口2bが形成されている。バッグインボックス1の使用に際して、コック装置5がコック取出口2bから外部に突出される。
図2に示すように、コック装置5は、ボディ部材5aと、コック部材5bとの2部材にて構成されている。ボディ部材5aは、口栓部10と、外筒21とを一体に含む。ボディ部材5aの材質は、例えばポリエチレン等の硬質樹脂である。コック部材5bは、内筒22と、ツマミ30とを一体に含む。コック部材5bの材質は、例えばポリプロピレン、ポリスチレン等の硬質樹脂である。外筒21と内筒22とによってノズル部20が構成されている。言い換えると、コック装置5は、口栓部10と、ノズル部20と、コック部材5bとを備えている。内筒22が、ノズル20の要素とコック部材5bの要素とを兼ねている。
図2及び図3に示すように、口栓部10は、円形の蓋状になっている。図1に示すように、この口栓部10が、口部4に打栓にて装着されて、口部4を塞いでいる。図2及び図3に示すように、口栓部10の外側面11には、受凸部14,15が左右一対形成されている。
図3に示すように、口栓部10の左右方向の中央部にノズル部20が設けられている。前述したように、ノズル部20は、外筒21と、内筒22とを含み、二重筒状になっている。外筒21は、両端開口の円筒形(筒状)になっている。外筒21の軸線ひいてはノズル部20の軸線Lは、口栓部10の外側面11に沿って上下方向に向けられている。
図2に示すように、口栓部10の外側面11のほぼ中央部には、概略四角形状の連続筒部13が突出するように形成されている。この連続筒部13を介して口栓部10と外筒21の周側部とが互いに一体に連続している。
図5に示すように、連続筒部13の内部に連通穴13aが形成されている。連通穴13aは、口栓部10から外筒21の内周面ひいてはノズル部20の内部に貫通している。外筒21の周側部における連通穴13aと180°離れて対向する位置には、空気穴21eが形成されている。
図2及び図5に示すように、内筒22は、外筒21と同軸かつ外筒21よりも長い円筒形(筒状)になっている。内筒22の内部空間がノズル孔29を構成している。内筒22ひいてはノズル孔29の上端(一端)は塞がれ、下端(他端)は開口されている。内筒22の周側部には、開閉穴22aが形成されている。開閉穴22aは、内筒22の外周面から内周面に貫通している。
この内筒22が、外筒21内に圧入されるとともに、外筒21に対して軸線Lまわりに開位置(図3の二点鎖線及び図5(b))と閉位置(図3の実線及び図5(a))の間で回転可能になっている。内筒22の外周面が外筒21の内周面にぴったり接することによって、これら外筒21と内筒22との間が液密にシールされている。内筒22の下端部は、外筒21より下方へ突出されている。この内筒22の下端の開口が、ノズル孔29の吐出口29aを構成している。
なお、外筒21が内筒22よりも下方へ突出することで、外筒21の下端の開口がノズル孔29の吐出口を構成していてもよい。
図3の二点鎖線及び図5(b)に示すように、内筒22ひいてはコック部材5bが開位置のとき、開閉穴22aが連通穴13aと一致することで、連通穴13aとノズル孔29とが開閉穴22aを介して連通する。これによって、ノズル部20が開通し、バッグインボックス1の内容液を、口部4、連通穴13a、開閉穴22a、及びノズル孔29を順次経て、吐出口29aから注出することができる。
図3の実線及び図5(a)に示すように、内筒22ひいてはコック部材5bが閉位置のとき、開閉穴22aが連通穴13aに対してノズル部20の周方向に例えば180°ずれることで、内筒22の周壁によって連通穴13aが塞がれる。したがって、連通穴13aとノズル孔29とが遮断され、ノズル部20が閉止される。よって、内容液の注出が停止又は阻止される。このとき、開閉穴22aが空気穴21eと一致することによって、ノズル孔29の内部から液抜きできる。
図3に示すように、内筒22の上端部は、外筒21の上端部から突出され、そこにキャップ部23が一体に設けられている。キャップ部23は、概略円錐台状になっており、その底部が内筒22よりも大径かつ外筒21の外径と略等大になっている。このキャップ部23の底部が、外筒21の上端縁に当接している。キャップ部23は、内筒22の上端部ひいてはノズル孔29の上端部(吐出口29aとは反対側の端部)を塞ぐとともに、外筒21の上端部を塞いでいる。
図2に示すように、キャップ部23にツマミ30が一体に設けられている。ツマミ30は、キャップ部23から軸線Lと交差するように延びるレバー状になっている。詳しくは、図4に示すように、ツマミ30は、短い根元部31と、長いツマミ部32とを一体に有している。根元部31は、キャップ部23の周側部から突出されている。根元部31のキャップ部23からの突出方向a31は、キャップ部23の1の半径方向にほぼ沿っている。
ここで、図4に示すように、突出方向a31は、根元部31とキャップ部23との連続部分30aにおける、根元部31の中心線L31の接線方向を言う。また、連続部分30aは、根元部31とキャップ部23との間においてキャップ部23の外周面を仮想的に補間した仮想線上又はその近傍の部分を言う。
根元部31は、キャップ部23に近い部分ほど太く、厚肉になっている。また、根元部31は、先端(キャップ部23とは反対側)に向かって円弧状に曲がっている。したがって、根元部31の中心線L31は、キャップ部23との連続部分30aにおいて突出方向a31と一致するとともに、根元部31の先端に向かうにしたがって突出方向a31から漸次離れるように円弧を描いている。
図2及び図4に示すように、根元部31の先端にツマミ部32が連なっている。ツマミ部32は、根元部31よりも長く延び、かつ真っ直ぐな板状になっている。ツマミ部32の延び方向a32は、ノズル部20の軸線Lと平行な方向と直交し、かつノズル部20の接線方向に沿っている。ツマミ部32の中心線L32が、延び方向a32と一致している。
図4に示すように、ツマミ部32の延び方向a32は、根元部31の突出方向a31に対して斜めになっている。すなわち、根元部31の突出方向a31とツマミ部32の延び方向a32との間には、0°超かつ90°未満の角度αが形成されている(0°<α<90°)。角度αは、好ましくはα=30°〜60°程度であり、より好ましくは45°程度である。
さらに、根元部31が、ツマミ部32に向かうにしたがってツマミ部32の延び方向a32に漸近するように曲がることによって、根元部31の中心線L31とツマミ部32の中心線L32とが、これら根元部31及びツマミ部32どうしの連続部分30bにおいて滑らかに連続している。
ノズル部20を開閉する際は、ツマミ30をつまんで軸線Lまわりに回転させる。図3の二点鎖線にて示すように、ツマミ30を例えば口栓部10の外側面11の右側部に添うように向けると、コック部材5bが開位置になり、ノズル部20が開く。図3の実線及び図4に示すように、ツマミ30を例えば口栓部10の外側面11の左側部に添うように向けると、コック部材5bが閉位置になり、ノズル部20が閉止される。
図3及び図4に示すように、ツマミ部32の裏側面(閉位置で口栓部10を向く面)には、1又は複数(ここでは3つ)の突起33,34,35が形成されている。また、図2に示すように、ツマミ30の表側面(閉位置で表側を向く面)とキャップ部23との間には、リブ板36が形成されている。リブ板36は、軸線Lと直交する概略四角形の板状になっている。このリブ板36が、ツマミ30とキャップ部23とに一体に連なっている。
詳細な図示は省略するが、コック部材5bを開位置(図3の二点鎖線及び図5(b))にすると、リブ板36の縁部が受凸部15に当接する。これよって、コック部材5bをそれ以上、開方向に回すのが阻止され、コック部材5bの開位置を定めることができる。
図3の実線及び図4に示すように、コック部材5bを閉位置にすると、突起33,34,35がそれぞれ口栓部10の外側面11に当接するとともに、受凸部14がツマミ部32の裏側面に当接する。これよって、コック部材5bをそれ以上、閉方向に回すのが阻止され、コック部材5bの閉位置を定めることができる。
なお、突起33,34,35を高突起部と低突起部との二段構造に形成し、閉位置において、高突起部を口栓部10の外側面11に当てるとともに、低突起部を受凸部14に当てるようにしてもよい。
図4に示すように、コック部材5bが閉位置のとき、根元部31の突出方向a31は、口栓部10の外側面11に対して斜めになり、ツマミ部32の延び方向a32は、口栓部10の外側面11に対してほぼ平行になる。好ましくは、閉位置における根元部31の突出方向a31は、口栓部10の外側面11に対して30°〜60°であり、より好ましくは約45°である。
コック装置5によれば、ツマミ30における根元部31の突出方向a31とツマミ部32の延び方向a32とが斜めになっているため(0°<α<90°)、コック部材5bを回して開け閉めする際、ツマミ部32と根元部31との連続部分30bに働く応力をα=90°とするよりも緩和できる。したがって、ツマミの所要強度を低減できる。特に、角度αが、好ましくはα=30°〜60°、より好ましくはα=約45°になっているため、応力を確実に緩和でき、ツマミの所要強度を確実に低減できる。また、開操作と閉操作の所要トルクを同程度にできる。
また、根元部31がツマミ部32に近づくにしたがってツマミ部32の延び方向a32に漸近するように曲がることによって、根元部31がツマミ部32に滑らかに連続するようにでき、ツマミ部32と根元部31との連続部分30bに働く応力を一層確実に緩和でき、ツマミの所要強度を一層確実に低減できる。
また、根元部31がキャップ部23に近づくにしたがって太くなっているため、根元部31とキャップ部23との連続部分30aの強度を高めることができる。
さらに、図4に示すように、コック部材5bが閉位置のとき、根元部31の突出方向a31が口栓部10の外側面11に対して斜めになるため、直交する場合(α=90°)よりも、ノズル部20の軸線Lと口栓部10の外側面11との間の距離Dを短くできる。したがって、コック装置5をコンパクトにできる。
特に、角度αを、好ましくはα=30°〜60°とし、より好ましくはα=約45°とすることによって、α=90°程度とした場合よりも距離Dを確実に短くでき、コック装置5を確実にコンパクトにできる。加えて、α=0°程度とした場合よりも、閉位置においてツマミ部32を口栓部10の外側面11に十分に近づけて平行に添わせることができる。更には、閉位置を定めるための受凸部14及び突起33,34,35の突出量を小さくできる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態を示したものである。第2実施形態では、ツマミ30の根元部31が、キャップ部23から突出方向a31に沿って直線状に延びている。したがって、根元部31の全長にわたって、根元部31の中心線L31が突出方向a31と一致している。突出方向a31及び中心線L31は、ノズル部20の1の半径方向に沿っている。根元部31の太さは全長にわたってほぼ一定である。
根元部31の先端部からツマミ部32が根元部31に対して斜めの角度αで延びている。つまりは、ツマミ30が、根元部31とツマミ部32との連続部分30bにおいて角度αだけ折れ曲がっている。角度αは、0°<α<90°であり、好ましくはα=30°〜60°程度であり、より好ましくはα=45°程度である。
第2実施形態のコック装置5によれば、根元部31を直線状にすることによって、根元部31の中心線L31に沿う長さを円弧状にするよりも短くできる。また、根元部31の輪郭形状が円弧状よりも簡素であるため、コック部材5bを容易に成形できる。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、ツマミ部32の延び方向a32と根元部31の突出方向a31とのなす角度αが、α=0°超〜30°又はα=60°〜90°未満であってもよい。
第2実施形態においても、根元部31の厚さをキャップ部23に向かって漸増させてもよい。
本発明に係るコック装置は、バッグインボックス以外の液体用容器にも適用できる。コック装置は、必ずしも柔軟な袋に取り付けられている必要はなく、ダンボール等の箱、その他の保形性又は自立性を有する容器本体に取り付けられていてもよい。
本発明は、例えばバッグインボックスのコックとして利用できる。
α 角度
31 突出方向
32 延び方向
軸線
1 バッグインボックス(容器)
4 口部
5 コック装置
5b コック部材
10 口栓部
11 外側面
13a 連通穴
20 ノズル部
23 キャップ部
30 ツマミ
31 根元部
32 ツマミ部

Claims (4)

  1. バッグインボックスの口部を開け閉めするバッグインボックス用コック装置であって、
    前記口部に装着される口栓部と、
    前記口栓部の外側面に軸線を沿わせるように設けられたノズル部と、
    前記ノズル部に前記軸線のまわりに回転可能に設けられ、前記口栓部から前記ノズル部の内部に貫通する連通穴を開閉することによって前記ノズル部を開閉するコック部材と、
    を備え、前記コック部材が、前記ノズル部の端部に設けられたキャップ部と、前記キャップ部から前記軸線と交差するように延びるツマミと、前記キャップ部と一体をなし前記ノズル部の内部に回転可能に圧入された内筒とを含み、
    前記ツマミが、前記キャップ部の周側面から前記キャップ部の半径方向に沿って突出された根元部と、前記根元部の先端に連なるとともに前記根元部よりも長く延びるツマミ部と、を含み、
    前記ツマミ部の延び方向が、前記根元部の前記キャップ部からの突出方向に対して斜めであり、前記根元部における中心線と直交し前記軸線とも直交する厚さが、前記ツマミ部の前記根元部と連なる部分の幅より大きく、かつ前記キャップ部に近いほど増大していることを特徴とするバッグインボックス用コック装置。
  2. 前記根元部の突出方向と前記ツマミ部の延び方向とのなす角度が、30°〜60°であることを特徴とする請求項1に記載のバッグインボックス用コック装置。
  3. 前記根元部が、前記ツマミ部に向かうにしたがって前記ツマミ部の延び方向に漸近するように曲がっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバッグインボックス用コック装置。
  4. 前記根元部が、前記キャップ部からの突出方向に沿って直線状に延び、この根元部の先端部から前記ツマミ部が前記根元部に対して斜めの角度で延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバッグインボックス用コック装置。
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