JP6401556B2 - 植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法 - Google Patents

植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6401556B2
JP6401556B2 JP2014194193A JP2014194193A JP6401556B2 JP 6401556 B2 JP6401556 B2 JP 6401556B2 JP 2014194193 A JP2014194193 A JP 2014194193A JP 2014194193 A JP2014194193 A JP 2014194193A JP 6401556 B2 JP6401556 B2 JP 6401556B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
spectrum
infrared absorption
absorption spectrum
magnesium deficiency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014194193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016065778A (ja
Inventor
鈴木 仁
仁 鈴木
秋草 文
文 秋草
尚宜 高本
尚宜 高本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP2014194193A priority Critical patent/JP6401556B2/ja
Publication of JP2016065778A publication Critical patent/JP2016065778A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6401556B2 publication Critical patent/JP6401556B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法に関する。
植物の主要な栄養成分は、窒素、リン、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどである。植物にマグネシウムが不足すると、植物の生育、品質、収量などに影響を及ぼすことが知られている。植物の栄養成分欠乏の診断には、目視による診断が行われている。しかしながら、目視による診断は測定者の経験と勘が必要となるなどの問題がある。
植物の栄養成分の診断法としては、例えば、特許文献1に開示された方法がある。特許文献1には、生育中の植物体からは葉茎の道管部位を採取し、圃場の根圏域からは土壌の一定量を底孔を有する容器に採取し、前記葉茎の道管部位は、これを洗浄後細断してその細片の所定量宛てをフラスコに収納して全量10倍になる迄蒸留水を満たし振とう作用を加えて水溶性の無機成分を抽出させ、前記土壌を採取した容器は、その容器の底孔から吸水帯を介して毛細管現象により容器容水量に達するまで吸水したら吸水帯を取除き、点滴容器に純水を入れ且つ点滴チュ−ブ先端に不織布を装着した点滴装置の該点滴チュ−ブ先端を前記土壌の表面に静置して前記容器の底孔から土壌溶液を自然流出させ、それら無機質成分及び土壌溶液を診断項目別に試験官に分注して、それぞれ光反射反応試験紙を浸し、反応設定時間経過後の試験紙をLED反射型光度計で数値測定することを特徴とする生育中の植物体栄養のリアルタイム診断法が記載されている。
特開平11−289870号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、植物体に含まれる栄養成分が測定できるに留まり、植物の欠乏症を診断する指標を与えるものではない。栄養成分濃度の情報だけでは、結局、欠乏症の診断には測定者の経験と勘が必要になる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、測定者の経験や勘を必要としない、赤外吸収スペクトルを利用した植物のマグネシウム欠乏症を診断する方法を提供することを目的とする。
上記問題を発明者らが検討した結果、植物の水抽出物の赤外吸収スペクトルを水(蒸留水)の赤外吸収スペクトルで差分した際に、9.0μm以上9.5μm以下の波長領域に存在するピークのピークトップの波長に着目することで、マグネシウム欠乏症を診断できることが判明した。
本発明は、植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法であって、植物の葉の水抽出物を調製する工程と、水抽出物の赤外吸収スペクトルを測定する工程と、水抽出物の赤外吸収スペクトルと、水の赤外吸収スペクトルから、差分スペクトルを算出する工程と、差分スペクトルのベースラインを補正し、補正スペクトルを得る工程と、補正スペクトルにおいて、9.0μm以上9.5μm以下の波長領域にピークトップを有するピークが存在し、上記ピークトップの波長が基準値以上にあるときに、植物をマグネシウム欠乏症と判定する工程と、を含む方法を提供する。
本発明は、発明者らが、植物の赤外吸収スペクトルを水(蒸留水)の赤外吸収スペクトルで差分した際に、正常な植物とマグネシウム欠乏症の植物を、赤外吸収スペクトルの特定の波長領域におけるピークのピークトップの波長によって見分けられることを見出したことに基づいている。すなわち、本発明の診断方法によれば、特定の波長領域にピークトップを有するピークの波長を、基準値と比較するだけで、測定者の経験や勘によらず、簡単にマグネシウム欠乏症を診断することができる。また、本発明の診断方法は、植物の赤外吸収スペクトルに基づいているため、マグネシウム欠乏症の症状が目視では判別しにくい初期状態での診断が可能となる。
上記マグネシウム欠乏症を診断する方法において、植物の葉の水抽出物を調製する際の水としては蒸留水が好ましい。この場合、水抽出物に余計なイオンなどが含まれないため、より正確な赤外吸収スペクトルを得ることができる。
上記マグネシウム欠乏症を診断する方法に用いられる植物は、アブラナ科の植物であってもよい。また、アブラナ科の植物としてはコマツナであってもよい。
上記植物がコマツナである場合、上記マグネシウム欠乏症を診断する方法の基準値は9.22μmであってもよい。
本発明によれば、測定者の経験や勘を必要としない、赤外吸収スペクトルを利用した植物のマグネシウム欠乏症を診断する方法を提供することが可能となる。また、本発明は赤外吸収スペクトルによりマグネシウム欠乏症を診断するため、目視では判断しにくい初期状態での診断が可能となる。
図1は、マグネシウム欠乏症(左)及びコントロール(右)のコマツナの写真である。 図2中、(a)はコントロール株、(b)はマグネシウム欠乏症株の補正スペクトルである。(c)はコントロール株及びマグネシウム欠乏症株の各補正スペクトルの平均値を示すスペクトルであり、(d)は図2(c)における8.5μm〜10.0μmの波長領域を拡大したものである。 図3中、(a)はコントロール株及びマグネシウム欠乏症株の9.0μm以上9.5μm以下の波長領域に存在するピークのピークトップの波長を示す図であり、(b)はコントロール株及びマグネシウム欠乏症株の上記ピークトップの波長の平均値を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という。)について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態の植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法は、植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法であって、植物の葉の水抽出物を調製する工程と、水抽出物の赤外吸収スペクトルを測定する工程と、水抽出物の赤外吸収スペクトルと、水の赤外吸収スペクトルから、差分スペクトルを算出する工程と、差分スペクトルのベースラインを補正し、補正スペクトルを得る工程と、補正スペクトルにおいて、9.0μm以上9.5μm以下の波長領域にピークトップを有するピークが存在し、上記ピークトップの波長が基準値以上にあるときに、植物をマグネシウム欠乏症と判定する工程と、を含む。なお、本明細書において、「ピークが存在する」とは、ある波長領域内において、補正スペクトルの吸光度が極大値を有することである。
本実施形態のマグネシウム欠乏症を診断する方法で用いられる試料としては、植物の葉が挙げられる。欠乏症の症状が表れやすいという観点から、上記試料として好適に用いられる部位は葉であるが、特に限定されるものではなく、茎であってもよいし、各部位の混合物であってもよい。
本実施形態に係る植物は、特に限定されるものではなく、草本でも木本でもよい。本実施形態に係る植物としては、中でも草本が好ましく、コマツナ、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、ダイコンなどのアブラナ科の植物がより好ましく、コマツナが更に好ましい。
本実施形態に係る水は、赤外吸収スペクトルの測定に影響を与えなければ特に限定されるものではない。水としては、例えば、蒸留水、脱イオン水、RO水、超純水などが好ましく、経済性及び赤外吸収スペクトルの正確性などの観点から、蒸留水がより好ましい。
(水抽出物の調製)
本実施形態に係る水抽出物の調製方法は、特に限定されるものではない。調製方法としては、例えば、植物の葉に蒸留水を加え、ホモジナイザーなどで破砕し、得られた破砕液を遠心分離し、その後、上清を水抽出物として回収する方法がある。
(測定方法)
本実施形態に係る赤外吸収スペクトルは、赤外分光法(IR)を利用した赤外分光光度計により測定することができる。赤外分光光度計としては、フーリエ変換を利用したフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)が好ましい。また、IRの測定方法としては、水分を多く含む試料の測定に適しているという観点から、減衰全反射(ATR)法が好ましい。
赤外吸収スペクトルの測定方法としてATR法によるFTIRを用いる場合、測定条件は、例えば以下のものが好ましい。波数分解能は、測定の精度、ノイズ、測定時間などの観点から、2〜8cm−1が好ましく、4〜8cm−1がより好ましい。測定波長は、2.5〜14μmが好ましく、6.6〜14μmがより好ましい。積算回数は、10〜50が好ましく、20〜50がより好ましい。走査速度は、2.0〜5.0mm/sが好ましく、2.0〜2.8mm/sがより好ましい。
FTIR−ATR法に用いられる試料の調製方法としては、特に限定されるものではないが、測定に用いる試料が液体であることから、溶液法が好ましい。
(スペクトルの処理)
以下に、本実施形態の窒素欠乏症を診断する方法を行うためのスペクトルの処理方法について説明する。
植物から調製した水抽出物を、赤外分光光度計により、赤外吸収スペクトルを測定する。測定した水抽出物の赤外吸収スペクトル(吸光度)と、水抽出物を調製する際に用いた水の赤外吸収スペクトル(吸光度)から、差分スペクトルを算出する。このときの水の赤外吸収スペクトルは、事前に測定しておいたものでもよいし、水抽出物を調製する度に測定したものでもよい。差分スペクトルは、例えば、Excelなどの表計算ソフトなどによって算出することができる。
算出した差分スペクトルは、赤外吸収スペクトルのスムージング処理を行うことが好ましい。スムージング処理の方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、Savitzky−Golay法などを用いることができる。
算出した差分スペクトルのベースラインを補正し、補正スペクトルを得る。ベースラインの補正方法としては、例えば、標準化処理やソフトウェアを用いたベースライン補正が挙げられる。標準化処理は、各サンプルの吸光度スペクトルデータのj(J=285)に対し、波長毎の吸光度値をxij(i:波長のチャンネル数)とすると、(1)式の左式より求められる。すなわち、平均値を減算し、標準偏差で除算するという処理を行っている。ベースライン補正を行うことができるソフトウェアとしては、例えば、IGOR Proなどが挙げられる。
(診断方法)
上記補正スペクトルにおいて、9.0μm以上9.5μm以下の波長領域にピークトップを有するピークが存在し、上記ピークトップの波長が基準値以上にある場合、測定に用いられた植物はマグネシウム欠乏症であると判定することができる。
基準値としては、判定対象となる植物種について、予め正常な植物及びマグネシウム欠乏症の植物の赤外吸収スペクトルを測定し、上述したピークトップの波長を比較して、両者を明確に区別できる波長の値を基準値として、決めておくことができる。基準値は、例えば、測定する植物がコマツナの場合には9.22μmとすることができる。
本発明の方法は、マグネシウム濃度に直接着目するのではなく、特定の波長領域に存在するピークトップの波長に着目することで、植物がマグネシウム欠乏症かどうかを診断している。本発明の方法によれば、植物の赤外吸収スペクトルを測定し、特定のピークトップの波長を、基準値と比較するだけでマグネシウム欠乏症であるかを判定することができる。そのため、測定者が特別な経験や勘を有する必要はなく、簡便に植物のマグネシウム欠乏症を診断することができる。また、本発明の診断方法は、植物の赤外吸収スペクトルに基づいているため、マグネシウム欠乏症の症状が目視では判別しにくい初期状態での診断も可能となる。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
(試料調製)
播種土には、バーミキュライトを使用した。コマツナの種を播種後、覆土し、底面給水により、プランターを管理した。プランターは、発芽までは水道水のみを処方し、発芽後は園試処方で管理した。播種後2週間経過したら、発芽したコマツナの苗を、キューブウレタンに1苗ずつ移植した。園試処方用(コントロール)及びマグネシウム欠乏処方用(マグネシウム欠乏症、園試処方用からマグネシウムのみを除いたもの)の2種類の養液を調整した。コマツナの苗を10〜11苗ずつプランターに定植し、それぞれの養液で5日間栽培した(図1、右がコントロール株、左がマグネシウム欠乏症株)。
それぞれの養液で栽培したコマツナの葉を約3g採取し、質量の4倍量の蒸留水と共にホモジナイズした。その後、ホモジナイズして得られた破砕液を遠心分離(6000rpm、5分)して、上清を回収し、これを測定用試料(水抽出物)とした。
(赤外吸収スペクトルの測定)
赤外吸収スペクトルの測定には、FTIR(FTIR−8400S、島津製作所社製)を用いた。測定方法にはATR法を採用し、FTIRにZnSe製液体用セル(ATR)を取り付けて、測定を行った。コントロール試料及びマグネシウム欠乏症試料、並びに蒸留水の赤外吸収スペクトルの測定条件は以下のとおりである。試料は10〜11苗を用いて、測定された。
波数分解能:4cm−1
測定波長:2.5〜15μm
積算回数:20回
走査速度:2.8mm/s
(スペクトルの処理)
試料の赤外吸収スペクトル(吸光度)から、蒸留水の赤外吸収スペクトル(吸光度)を引き、差分スペクトルを算出した。算出した差分スペクトルを、Savitzky−Golay法により、スムージング処理した。IGOR−Proを用いて、ピークフィッティングでよく用いられるベースライン補正を行い(Smooth Factor:1、データ点数:285、ベースライン:Linear)、補正スペクトルを得た。
(結果)
コントロール株及びマグネシウム欠乏株の補正スペクトルをそれぞれ図2(a)及び(b)に示す。また、コントロール株及びマグネシウム欠乏症株の各補正スペクトルの平均をとったスペクトルを比較したものを図2(c)に示し、図2(c)において8.5μm〜10.0μmの波長領域を拡大したものを図2(d)に示す。図2(c)及び(d)によれば、マグネシウム欠乏株及びコントロール株の補正スペクトルは、どちらも9.0μm以上9.5μm以下の波長領域(9μm帯)にピークトップを有するピークが存在するが、マグネシウム欠乏株の方が、ピークトップの波長は長波長側にあった。
コントロール株及びマグネシウム欠乏症株の補正スペクトルにおける、9μm帯に存在するピークトップの波長を、表1及び2に示す。
表1及び2の各サンプルの波長をグラフ化したものを図3(a)に示し、各サンプルの波長の平均値をグラフ化したものを図3(b)に示す(エラーバーは標準偏差)。
9μm帯に存在するピークのピークトップの波長に着目すると、コントロール株ではいずれも9.22μm未満であるのに対し、マグネシウム欠乏症株ではいずれも9.22μmよりも長波長側にあった。したがって、コマツナにおいて、9μm帯にピークトップを有するピークが存在し、そのピークトップの波長が9.22μm以上の場合には、その個体はマグネシウム欠乏症であると診断することができた。
また、マグネシウム欠乏処理5日目という、目視での診断が困難なマグネシウム欠乏症の初期状態であっても(図1)、赤外吸収スペクトルでは顕著な赤外吸収スペクトルパターンの変化を観測することができた。そのため、赤外吸収スペクトルの測定を利用することで、初期状態のマグネシウム欠乏症を診断することができるため、植物の迅速な栽培管理ができるようになると考えられる。

Claims (4)

  1. 植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法であって、
    前記植物の葉の水抽出物を調製する工程と、
    前記水抽出物の赤外吸収スペクトルを測定する工程と、
    前記水抽出物の赤外吸収スペクトルと、前記水抽出物を調製する際に用いた水の赤外吸収スペクトルから、差分スペクトルを算出する工程と、
    前記差分スペクトルのベースラインを補正し、補正スペクトルを得る工程と、
    前記補正スペクトルにおいて、9.0μm以上9.5μm以下の波長領域にピークトップを有するピークが存在し、前記ピークトップの波長が基準値以上にあるときに、前記植物をマグネシウム欠乏症と判定する工程と、を含み、
    前記植物がアブラナ科の植物である、方法。
  2. 前記水が蒸留水である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アブラナ科の植物がコマツナである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記基準値が9.22μmである、請求項に記載の方法。
JP2014194193A 2014-09-24 2014-09-24 植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法 Active JP6401556B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014194193A JP6401556B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014194193A JP6401556B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016065778A JP2016065778A (ja) 2016-04-28
JP6401556B2 true JP6401556B2 (ja) 2018-10-10

Family

ID=55804100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014194193A Active JP6401556B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6401556B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6401554B2 (ja) * 2014-09-24 2018-10-10 浜松ホトニクス株式会社 植物におけるカリウム欠乏症を診断する方法
JP6401555B2 (ja) * 2014-09-24 2018-10-10 浜松ホトニクス株式会社 植物における窒素欠乏症を診断する方法
CN114486761B (zh) * 2022-01-24 2024-04-12 云南省热带作物科学研究所 一种橡胶树叶片镁含量快速估算方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2979478B2 (ja) * 1998-04-16 1999-11-15 栃木県 生育中の植物体栄養のリアルタイム診断法とその測定装置
JP4054854B2 (ja) * 2000-10-17 2008-03-05 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 近赤外分光法を用いた液状試料の分析法
AU2010287885A1 (en) * 2009-08-31 2012-04-05 Oji Holdings Corporation Method for selecting marker for diagnosis of nutritional status of plant, method for diagnosing nutritional status of plant, and method for determining growth status
JP5604763B2 (ja) * 2010-09-03 2014-10-15 国立大学法人神戸大学 透過型近赤外線分光計測装置および透過型近赤外線分光計測方法
LT5858B (lt) * 2010-10-20 2012-08-27 Uab "Žemdirbių Konsultacijos" Augalo augimo sąlygų diagnostikos būdas ir įrenginys
JP6346052B2 (ja) * 2014-09-24 2018-06-20 大和製衡株式会社 ロードセル
JP6401555B2 (ja) * 2014-09-24 2018-10-10 浜松ホトニクス株式会社 植物における窒素欠乏症を診断する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016065778A (ja) 2016-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Padilla et al. Proximal optical sensors for nitrogen management of vegetable crops: A review
Samborski et al. Strategies to make use of plant sensors‐based diagnostic information for nitrogen recommendations
Padilla et al. Evaluation of optical sensor measurements of canopy reflectance and of leaf flavonols and chlorophyll contents to assess crop nitrogen status of muskmelon
Todeschini et al. Soybean genetic progress in South Brazil: physiological, phenological and agronomic traits
Feng et al. Assessment of plant nitrogen status using chlorophyll fluorescence parameters of the upper leaves in winter wheat
CN106718363B (zh) 一种面向精细农业的灌溉试验方法及其试验平台
Elvanidi et al. Crop water status assessment in controlled environment using crop reflectance and temperature measurements
JP6401556B2 (ja) 植物におけるマグネシウム欠乏症を診断する方法
Chea et al. Sugar yield parameters and fiber prediction in sugarcane fields using a multispectral camera mounted on a small unmanned aerial system (UAS)
Goffart et al. Crop nitrogen status assessment tools in a decision support system for nitrogen fertilization management of potato crops
Elvanidi et al. Crop reflectance measurements for nitrogen deficiency detection in a soilless tomato crop
Taira et al. Direct sugar content analysis for whole stalk sugarcane using a portable near infrared instrument
LIU et al. Leaf area index based nitrogen diagnosis in irrigated lowland rice
Warburton et al. Handheld near infared spectroscopy for the prediction of Leaf physiological status in tree seedlings
dos Santos et al. Use of allometric models to estimate leaf area in Hymenaea courbaril L.
Hatfield et al. Spatial patterns of water and nitrogen response within corn production fields
JP6401555B2 (ja) 植物における窒素欠乏症を診断する方法
Elfadl et al. Development of near infrared reflectance spectroscopy (NIRS) calibration model for estimation of oil content in a worldwide safflower germplasm collection
Reyes-Trujillo et al. Estimating canopy nitrogen concentration of sugarcane crop using in situ spectroscopy
Cicuendez et al. Assessment of soil respiration patterns in an irrigated corn field based on spectral information acquired by field spectroscopy
JP6401554B2 (ja) 植物におけるカリウム欠乏症を診断する方法
CN104236486A (zh) 一种棉花叶面积指数快速无损测定方法
Baralon et al. SPIDER: spatial extrapolation of the vine water status at the whole denomination scale from a reference site
JP5938768B2 (ja) 植物の生育状態を診断する方法及びこれに用いられる装置
Atik et al. Spatial Variability of NDVI and SPAD for Variable-and Fixed-Rate Fertilization in Olive Orchards

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6401556

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150