JP6396682B2

JP6396682B2 - 監視カメラシステム

Info

Publication number: JP6396682B2
Application number: JP2014112891A
Authority: JP
Inventors: 康央三浦
Original assignee: Hitachi Kokusai Electric Inc
Current assignee: Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date: 2014-05-30
Filing date: 2014-05-30
Publication date: 2018-09-26
Anticipated expiration: 2034-05-30
Also published as: JP2015228564A

Description

本発明は、監視カメラシステムに関するものである。

従来、監視カメラシステムの類似顔画像検索では、事前に検索対象として登録した顔画像を用いてリアルタイムの映像から一致した顔を検知する。そして、検知すると、画面上の検知した対象を赤枠で囲って表示を行っていた。

他の先行技術としては、監視カメラ等の撮像装置の記録画像データから類似画像を検索して表示する画像検索装置に関する技術が開示されている（例えば、特許文献１参照。）。

また、他の先行技術としては、複数の画像を検索条件として登録することで、対象の向きや撮影角度の違いによる検索見逃しを少なくすることができ、検索対象人物の映った画像をより多く得ることができる検索の効率の高い画像検索装置に関する技術が開示されている（例えば、特許文献２参照。）。

特開２０１１−１８６７３３号公報特開２０１１−４８６６８号公報

監視カメラシステムにおいて、検知対象の画像が、画面上で小さく表示されている場合、リアルタイムでは詳細について確認を取ることが困難であるため、後から録画映像を見直し、必要に応じて拡大するなどして、確認する必要がある。
また、リアルタイムで検知対象画像を拡大して表示させたい場合、監視カメラのズーム機能等を使用して拡大することはできるが、その場合、検知対象以外が監視映像から外れてしまう問題がある。

本発明の監視カメラシステムは、監視すべきエリアの映像を撮像する監視カメラと、データベースを内蔵し、顔画像から類似顔画像検索を行う類似顔画像検索ソフトを備える管理サーバと、前記監視カメラから出力される映像信号を記録する記録装置と、前記監視カメラから出力される映像信号を表示し、前記管理サーバや前記記録装置の制御操作を行う端末装置を備えた監視カメラシステムであって、前記管理サーバは、予め前記類似顔画像検索ソフトに検知対象を登録し、前記検知対象が前記監視カメラで撮像された映像に映った際に前記類似顔画像検索ソフトが前記検知対象であると認識すると、前記管理サーバに内蔵された前記データベースから前記検知対象の関連情報を取得し、前記検知対象の映像や、前記検知対象の関連情報を前記端末装置に画面表示させ、前記端末装置のオリジナル映像表示画面上に前記検知対象の映像を表示すると共に、前記検知対象をデジタルズームした映像を前記端末装置に表示させてデジタルズーム映像とオリジナル映像をリアルタイムに同時表示させ、前記管理サーバに記憶している前記類似顔画像検索ソフトが前記記録装置にアクセスし、記録映像の中から過去の前記検知対象の映像や関連情報を取得し、前記データベースからも、過去の検知対象の映像や関連情報を取得し、前記記録装置からの検知対象の映像や関連情報に加え、前記データベースからの検知対象の映像や関連情報をリアルタイムに前記端末装置に表示させることを特徴とする。

また、本発明の監視カメラシステムは、上述の監視カメラシステムであって、前記端末装置は、日時、場所、地図上の検知位置、カメラ番号から前記検知対象の過去の映像、行動時間、検知位置を表示することを特徴とする。

さらに、本発明の監視カメラシステムは、上述の監視カメラシステムであって、前記端末装置は、前記検知対象の過去の映像履歴一覧が表示され、その１つを選択すると関連情報を表示することを特徴とする。

さらに、本発明の監視カメラシステムは、上述の監視カメラシステムであって、前記端末装置は、検知対象映像、リアルタイムのズーム映像、過去の記録映像一覧及び選択した１つの関連情報の表示を１画面上に表示することを特徴とする。

本発明によれば、検知対象画像が、画面上で小さく表示されている場合でも、同時にデジタルズームした映像が表示されることで、リアルタイムで確認を取ることが可能となり、ユーザの認識の向上と、効率の向上を図ることができる。

本発明の一実施例に係る監視カメラシステムの概略構成例を示す図である。本発明の一実施例に係る監視カメラシステムの表示部に表示する内容を説明するための図である。本発明の一実施例に係る監視カメラシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。

以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する。
図１は本発明の一実施例に係る監視カメラシステムの概略構成例を示す図である。
図１において、監視カメラ１１−１〜１１−ｎ（ｎは整数）から出力される映像信号は、ネットワーク１２を介して管理サーバ１３と記録装置１４と端末装置である端末ＰＣ（Personal Computer）１５に伝送される。

監視カメラ１１−１〜１１−ｎは、監視すべきエリアの映像を撮像し、撮像した映像信号を出力可能とする。
管理サーバ１３は、データベース（ＤＢ）を内蔵している。また、管理サーバ１３は顔画像から類似顔画像検索を行う類似顔画像検索ソフトウェアと、監視カメラ１１−１〜１１−ｎを制御するためのＣＣＴＶ（Closed Circuit TeleVision）ソフトウェアを記憶している。
記録装置１４は、監視カメラ１１−１〜１１−ｎから出力される映像信号を記憶している。
端末ＰＣ１５は、監視カメラ１１−１〜１１−ｎから出力される映像信号の表示と、管理サーバ１３および記録装置１４の制御操作を行う。

次に、本発明の一実施例である監視カメラシステムの端末ＰＣの表示部に表示する内容について図２を用いて説明する。
図２は本発明の一実施例に係る監視カメラシステムの表示部に表示する内容を説明するための図である。
図２において、端末ＰＣ１５の表示部２０は、リアルタイム映像表示エリア２１と、検知対象表示エリア２２と、記録装置１４からの検知情報表示エリア２３で構成されている。

リアルタイム映像表示エリア２１は、オリジナル映像表示エリア２１１と、拡大映像表示エリア２１６で構成されている。
オリジナル映像表示エリア２１１は、監視カメラ１１−１〜１１−ｎより出力された映像信号によるオリジナル映像が表示される。例えば、オリジナル映像表示エリア２１１には、検知対象人物２１３、２１４、２１５が表示される。
拡大映像表示エリア２１６は、オリジナル映像表示エリア２１１の所定範囲の映像を拡大表示するエリアである。例えば、オリジナル映像表示エリア２１１中のエリア２１２を拡大してものが拡大映像表示エリア２１６に拡大映像として表示される。
なお、オリジナル映像と拡大映像をセットにしてリアルタイム映像として登録（録画）することができ、検知対象リストとして保存しておき、有事の際の利用に便利である。

検知対象表示エリア２２は、検知対象画像表示エリア２２１と、検知対象情報表示エリア２２２で構成されている。
検知対象画像表示エリア２２１は、検知対象とする人物の画像を表示する。
検知対象情報表示エリア２２２は、検知対象画像表示エリア２２１で表示されている検知対象の所定の情報を表示し、例えば、検知対象画像に関係する名前、特徴、検知対象の理由等を表示する。

記録装置１４からの検知情報表示エリア２３は、過去の検知映像情報表示エリア２３１と、関連情報表示エリア２３３で構成されている。
過去の検知映像情報表示エリア２３１は、例えば左から録画時刻の古い順に時系列で映像が表示されている。
表示されている映像は、ポインティングデバイス（マウス）等で選択されると、赤枠等で強調されると共に選択された画像の関連情報が関連情報表示エリア２３３に表示されるようになっている。
関連情報表示エリア２３３は、例えば、関連情報として、画像を撮影した日時、場所、カメラ番号等が表示される。また、関連情報表示エリア２３３は、さらに地図情報表示エリア２３４を有していて、地図上に検知位置２３５が表示される。
地図情報表示エリア２３４は、表示対象の移動経路を地図上に表示してもよい。

次に、本発明の一実施例に係る監視カメラシステムの動作について図１〜図３を用いて説明する。
図３は本発明の一実施例に係る監視カメラシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。
初期設定として、まず、管理サーバ１３に記憶している類似顔画像検索ソフトに、検知対象を登録する。
なお、検知対象の所持品、服装、髪型を画像から抽出して登録し、登録されたアイテムに基づいて検知対象の継続的な追跡に利用してもよい。
また、検知対象の所持品、服装、髪型を画像から抽出して登録し、登録されたアイテムに基づいて、次に検知対象となった際の参考としてもよい。

端末ＰＣ１５は、検知対象が監視カメラ１１−１〜１１−ｎで撮影された際（３０１）に、類似顔画像検索ソフトで事前登録してある類似画像の中の検知対象であると認識されると（３０２）、ＤＢから検知対象の情報を取得し（３０３）、検知対象情報表示エリア２２２に検知対象の画像や、検知対象の情報を画面表示させる（３０４）（３０５）。

次に、管理サーバ１３は、オリジナル映像表示エリア２１１上で検知対象を赤枠表示の指示を行い（３０６）、これにより、オリジナル映像表示エリア２１１の映像上の検知対象に赤枠が表示される（３０７）。
さらに、管理サーバ１３に記憶しているＣＣＴＶソフトウェアが拡大映像表示エリア２１６に、検知対象をデジタルズーム指示を行い（３０８）、これにより、拡大映像表示エリア２１６に検知対象をデジタルズームした映像を表示する（３０９）。

続いて、管理サーバ１３に記憶している類似顔画像検索ソフトが、記録装置１４にアクセスし、記録映像の中から、過去の検知対象の映像や、関連情報の取得を指示することにより（３１０）、記録装置１４では過去の検知対象の映像や関連情報を取得することができる（３１１）。これにより、記録装置１４は、検知対象の情報を管理サーバ１３に送信する（３１２）。

また、管理サーバ１３は、ＤＢからも、過去の検知対象の関連情報（日時や、場所、地図上の位置や、カメラ番号など）を取得し（３１３）、記録装置１４からの検知情報に加え、過去の検知対象の映像や、関連情報（日時や、場所、地図上の位置や、カメラ番号など）を表示させるよう指示し（３１４）、記憶装置からの検知情報表示エリア２３に過去の検知対象の関連情報を表示する（３１５）。

上述より、本発明の監視カメラシステムは、検知対象をデジタルズームした映像と、元の映像とを、リアルタイムで同時に同一画面上に表示することが可能になる。
さらに、同時に同一画面上に、録画映像の中から、過去の検知対象の映像や、関連情報（日時や、場所、地図上の位置や、カメラ番号など）を表示させることが可能になる。

本発明の実施形態である監視カメラシステムは、検知対象画像が、画面上で小さく表示されている場合でも、同時に同一画面上に小さく表示された映像とデジタルズームした映像が表示されることで、リアルタイムで確認ができるため、ユーザの認識の向上と、効率の向上が図れる。

以上本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された監視カメラシステムに限定されるものではなく、上記以外の監視カメラシステムに広く適用することができることは言うまでもない。

１１−１〜１１−ｎ：監視カメラ、１２：ネットワーク、１３：管理サーバ、１４：記録装置、１５：端末ＰＣ、２０：表示部。

Claims

監視すべきエリアの映像を撮像する監視カメラと、データベースを内蔵し、顔画像から類似顔画像検索を行う類似顔画像検索ソフトを備える管理サーバと、前記監視カメラから出力される映像信号を記録する記録装置と、前記監視カメラから出力される映像信号を表示し、前記管理サーバや前記記録装置の制御操作を行う端末装置を備えた監視カメラシステムにおいて、
前記管理サーバは、予め前記類似顔画像検索ソフトに検知対象を登録し、
前記検知対象が前記監視カメラで撮像された映像に映った際に前記類似顔画像検索ソフトが前記検知対象であると認識すると、前記管理サーバに内蔵された前記データベースから前記検知対象の関連情報を取得し、前記検知対象の映像と前記検知対象の関連情報を前記端末装置に画面表示させ、
前記端末装置のオリジナル映像表示画面上に前記検知対象の映像を表示すると共に、前記検知対象をデジタルズームした映像を前記端末装置に表示させてデジタルズーム映像とオリジナル映像をリアルタイムに同時表示させ、
前記管理サーバに記憶している前記類似顔画像検索ソフトが前記記録装置にアクセスし、記録映像の中から過去の前記検知対象の映像と関連情報を取得し、
前記データベースからも、前記検知対象の関連情報を取得し、
前記記録装置からの検知対象の映像と関連情報に加え、前記データベースからの前記検知対象の関連情報をリアルタイムに前記端末装置に表示させることを特徴とする監視カメラシステム。
請求項１に記載の監視カメラシステムにおいて、
前記端末装置は、前記検知対象の関連情報として、日時、場所、地図上の検知位置、カメラ番号を表示することを特徴とする監視カメラシステム。
請求項１又は請求項２に記載の監視カメラシステムにおいて、
前記端末装置は、前記検知対象の過去の映像履歴一覧が表示され、その１つを選択すると関連情報を表示することを特徴とする監視カメラシステム。
請求項１乃至請求項３に記載の監視カメラシステムにおいて、
前記端末装置は、検知対象映像、リアルタイムのズーム映像、過去の記録映像一覧及び選択した１つの関連情報の表示を１画面上に表示することを特徴とする監視カメラシステム。