JP6396187B2 - 二次電池 - Google Patents

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本発明の実施形態は、二次電池に関する。
近年二酸化炭素排出量の削減や、ガソリンのような化石燃料の枯渇の懸念などから、エネルギー源として二次電池を使用した自動車が実用化されて来ている。この二次電池としては、高出力、高エネルギー密度、小型軽量化、低価格などが求められるほか、安全性、耐久性の改善も必要不可欠である。
高エネルギー密度の自動車用二次電池としては、リチウムイオン二次電池が知られている。この高エネルギー密度リチウムイオン二次電池は、セパレータを介して積層した正極および負極を巻回した電極組立体を、有機電解液に含浸し電池缶に封入したものが典型的である。また、リチウムイオン二次電池が複数組み合わされた組電池が一般的に用いられている。
リチウムイオン二次電池は、有機電解液を使用しているため、過充電状態になると、電池電圧が上昇するばかりでなく、ガスの発生により電池内部の圧力が上昇し、さらに、電池内温度が上昇し、電解液の漏液や、缶の破裂といった事態に至る可能性もある。自動車用二次電池としては、頻繁に充放電が繰り返されることが予測されるため、安全性を確保する過充電の対策が講じられている。
これまで過充電対策として、電池の電流経路に電流ヒューズを含む過充電防止機構を設け、端子間の電圧が所定の範囲を超えた場合、電流ヒューズが溶断し、充電電流を遮断することにより安全性を確保することも知られている。
また、電極を収容した缶にガス解放弁を設けて、電池内部の圧力が上昇したときに缶が破裂することを回避すること方法も提案されている。
特開2006−185708号 特開2013−020965号
例えば、リチウムイオン二次電池の外装缶の一部に、電池内部の圧力により可動な部分を設け、過充電防止機構のトリガとして利用する場合には、外装缶の一部を他の部分よりも薄くする必要があった。また、ガス解放弁も、外装缶の他の部分が変形する前に開放すべく薄く形成する必要があった。この場合、外装容器の一部を、別途溶接して取り付ける等、製造工程が複雑になる可能性があった。
本発明の実施形態は、上記事情を鑑みて成されたものであって、安全性の高い二次電池を提供することを目的とする。
実施形態によれば、第1電極と第2電極とを有する電極群と、前記電極群を収納する外装容器と、第1部材と第2部材とを含み、前記外装容器の開口を閉じる蓋体と、前記蓋体の外側において前記第1電極と電気的に接続した第1プレートと、前記蓋体の外側において前記第2電極と電気的に接続し、前記第1プレートと離間して配置する第2プレートと、前記第1プレートと前記第2プレートとが接触して電気的に接続することにより形成される閉回路の経路の一部に設けられ、前記閉回路に流れる短絡電流により前記経路を遮断可能な電流遮断部と、を含、前記第1部材は前記第2部材および前記外装容器の板厚よりも薄く、前記外装容器内部側へ凹んだ圧力変形部を有し、前記第2部材は前記圧力変形部を露出する開口を有し、前記圧力変形部と、前記第1プレートと、前記第2プレートとは、前記蓋体と略直交する方向において互いに離間して重畳し、前記圧力変形部は、前記外装容器および前記蓋体により密閉された内部の圧力が上昇したときに外側へ突出するように構成され、前記圧力変形部が変形することにより前記第1プレートと前記第2プレートとが接触して電気的に接続する、二次電池が提供される。
図1は、一実施形態の二次電池の一構成例を概略的に示す図である。 図2は、一実施形態の二次電池の一部を分解した分解斜視図である。 図3は、一実施形態の二次電池の蓋体を分解した分解斜視図である。 図4は、図1の線IV−IVにおける二次電池の断面の一部を概略的に示す図である。 図5は、図1の線IV−IVにおける二次電池の断面の一部を概略的に示す図である。 図6は、一実施形態の二次電池内の圧力が上昇したときの動作の一例を説明するための図である。 図7は、一実施形態の二次電池の蓋体の他の構成例を説明するための図である。
以下、一実施形態の二次電池について、図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態の二次電池の一構成例を概略的に示す図である。なお、図1において、後述する正極端子PTおよび負極端子MTが蓋体4から突出した方向を第1方向D1、正極端子PTと負極端子MTとが並んだ方向を第2方向D2、第1方向D1と第2方向D2に対して略直交した方向を第3方向D3とする。
本実施形態の二次電池BTは、外装容器2と、蓋体(図2に示す)と、正極端子PTと、負極端子MTと、絶縁部材(図2に示す)と、第1プレート8と、第2プレート10と、を備えている。
外装容器2は略直方体形状であって、開口(図示せず)を備えている。外装容器2の開口は後述する蓋体により封止されている。外装容器2は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金等から形成することができる。アルミニウム合金としては、マグネシウム、亜鉛、ケイ素等の元素を含む合金が好ましい。合金中に鉄、銅、ニッケル、クロム等の遷移金属が含む場合、その量は100ppm以下にすることが好ましい。外装容器2の板厚は、1mm以下にすることができ、0.5mm以下であることがより好ましい。
外装容器2内には、図示しない電極群と電解液とが格納されている。電極群は、正極と負極とセパレータとを備えている。正極と負極とはセパレータを介して積層した状態で巻回されている。
第1プレート8は、導電性材料により形成され、絶縁部材を介して蓋体上に配置された板状の部材である。第1プレート8は、正極端子PTが貫通する開口82を有し、開口82において正極端子PTと電気的に接続している。正極端子PTは、第1プレート8の開口82に挿入され第1方向D1に突出している。
第2プレート10は、導電性材料により形成され、絶縁部材を介して蓋体上に配置された板状の部材である。第2プレート10は、負極端子MTが貫通する開口102を有し、開口102において負極端子MTと電気的に接続している。負極端子MTは、第2プレート10の開口102に挿入され第1方向D1に突出している。
第1プレート8と第2プレート10とは、互いに離間して配置している。本実施形態では、第1プレート8は、正極端子PTと負極端子MTとの間の位置において、蓋体から離間するように第1方向D1へ屈曲している。第1プレート8と第2プレート10との一部は、正極端子PTと負極端子MTとの間において、第1方向D1に離間した状態で重なっている。
すなわち、第1プレート8及び第2プレート10は、蓋体4側から第2プレート10、空間、第1プレート8の順で設けられている。第1プレート8と第2プレート10との間には、外装容器2および蓋体4で密閉された内部の圧力が所定の値未満である場合に互いに接触しないように所定間隔の空間が設けられている。
図2は、一実施形態の二次電池の一部を分解した分解斜視図である。
本実施形態の二次電池BTは、蓋体4と、絶縁部材6と、を更に備えている。
蓋体4は、外装容器2の開口に装着されている。蓋体4は例えば外装容器2に溶接により固定されている。これにより、外装容器2内が密閉される。蓋体4は、正極端子PTが挿入される開口42と、負極端子MTが挿入される開口44と、ダイアフラム(圧力変形部)46とを有している。開口42と開口44とには、絶縁体48P、48Mが取り付けられ、蓋体4と正極端子PTおよび負極端子MTとを絶縁している。
絶縁部材6は、蓋体4上に配置される。絶縁部材6は、正極端子PTが挿入される開口62と、負極端子MTが挿入される開口64と、ダイアフラム46を露出する開口66とを有している。絶縁部材6は絶縁性の材料により形成されたシート状或いは板状の部材であって、外装容器2および蓋体4と、第1プレート8および第2プレート10との間に介在している。
換言すると、絶縁部材6は、正極端子PT、負極端子MT、第1プレート8、及び第2プレート10が外装容器2および蓋体4に接触することを防ぐことができる形状で形成されている。例えば、絶縁部材6は、外装容器2及び蓋体4、または、第1プレート8及び第2プレート10を覆うように形成されてもよい。これにより、絶縁部材6は、外装容器2および蓋体4が変形したとしても正極端子PT、負極端子MT、第1プレート8、及び第2プレート10が外装容器2及び蓋体4に電気的に接続されることを防ぐことができる。
図3は、一実施形態の二次電池の蓋体を分解した分解斜視図である。
蓋体4は、第1部材4Aと第2部材4Bとを有している。第1部材4Aと第2部材4Bとは、例えば、外装容器2と同じ材料により形成されている。すなわち、第1部材4Aおよび第2部材4Bは、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金等から形成することができる。アルミニウム合金としては、マグネシウム、亜鉛、ケイ素等の元素を含む合金が好ましい。合金中に鉄、銅、ニッケル、クロム等の遷移金属が含む場合、その量は100ppm以下にすることが好ましい。
第1部材4Aは、凹部49Aと、凹部49Aに設けられた開口42A、44Aと、ダイアフラム46と、凹部49Aの淵を囲む支持部40Aと、を有している。第1部材4Aは、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金等の薄板を成形して形成されている。第1部材4Aの厚さ(第1方向D1の幅)は、例えば0.2mmである。開口42Aと開口44Aとは、第2方向D2に並んで配置している。
第1部材4Aの凹部49Aには第2部材4Bが嵌合する。第1部材4Aと第2部材4Bとは、例えば接着剤や溶接により互いに固定され、蓋体4が形成される。
ダイアフラム46は、第1部材4Aの凹部49Aに一体に成形されている。ダイアフラム46は、第2方向D2において、開口42Aと開口44Aとの間に配置している。支持部40Aは、後述するように外装容器2に固定される。
第2部材4Bは、第1部材4Aの凹部49Aに嵌合する。第2部材4Bは、開口42B、44B、46Bを有している。第2部材4Bは、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金等の板状部材を成形して形成されている。第2部材4Bは、少なくとも第1部材4Aよりも厚く、その厚さは例えば1.1mmである。開口42Bと開口44Bとは、第2方向D2に並んで配置している。開口46Bは、第2方向D2において、開口42Bと開口44Bとの間に配置している。
開口42Aと開口42Bとは、第2部材4Bが凹部49Aに嵌合したときに互いに連通して開口42となる。開口44Aと開口44Bとは、第2部材4Bが凹部49Aに嵌合したときに互いに連通して開口44となる。ダイアフラム46と開口46Bとは、第2部材4Bが凹部49Aに嵌合したときに重畳し、ダイアフラム46は開口46Bから露出する。
図4は、図1の線IV−IVにおける二次電池の断面の一部を概略的に示す図である。
ここでは、二次電池BTが通常使用時の場合、すなわち、二次電池BT内の圧力が所定の大きさ未満である状態での構成の一例を示している。
蓋体4の凹部49Aの第2方向D2および第3方向D3の幅は、外装容器2の開口と略同一であって、凹部49Aは外装容器2の開口を閉じるように嵌合する。蓋体4の支持部40Aは外装容器2の開口端に支持されている。蓋体4は支持部40Aが外装容器2の開口端に溶接されることにより、外装容器2に固定される。すなわち、外装容器2に溶接される部分は、蓋体4の第1部材4Aの支持部40Aであって外装容器2よりも薄い。この結果、例えば、二次電池BTの内部の圧力が上昇したときに、外装容器2よりが変形するよりも前に第1部材4Aが変形する。
第1プレート8の端部と第2プレート10と端部は、ダイアフラム46と第1方向D1において重畳して配置し、互いに離間している。本実施形態では、第1プレート8は、正極端子PTと負極端子MTとの間の位置において、蓋体から離間するように第1方向D1へ屈曲している。なお図示するように、第2プレート10は、ダイアフラム46側へ突出した突起104を備えていても良い。
正極端子PTは、蓋体4、絶縁部材6、第1プレート8を貫通して、二次電池BTの内部へ伸びて蓋体4に取り付けられている。負極端子MT、蓋体4、絶縁部材6、第2プレート10を貫通して、二次電池BTの内部へ伸びて蓋体4に取り付けられている。正極端子PTは、二次電池BT内部において図示しない正極と電気的に接続している。負極端子MTは、二次電池MT内部において図示しない負極と電気的に接続している。
図5は、図1の線IV−IVにおける二次電池の断面の一部を概略的に示す図である。
ここでは、二次電池BTの内部の圧力が上昇した状態の、二次電池BTの構成の一例を示している。
ダイアフラム46は、通常使用時には外装容器2の内側へ凹んでいる。ダイアフラム46は、二次電池BT内の圧力の増加によって二次電池BTの外側方向に変形する。ダイアフラム46は、図5に示されるように二次電池BT内の圧力の増加によって変形した場合に第2プレート10を押し上げる(変形させる)。これにより、第1プレート8と第2プレート10とが接触する。この結果、正極端子PTと負極端子MTとが短絡する。即ち、ダイアフラム46、第1プレート8、及び第2プレート10は、二次電池BT内の圧力がダイアフラム46の剛性などにより定まる所定の値以上に達した場合に正極端子PTと負極端子MTとを短絡させるスイッチSWとして機能する。
図6は、一実施形態の二次電池内の圧力が上昇したときの動作の一例を説明するための図である。
ここでは、第1プレート8と、第2プレート10と、スイッチSWと、電流遮断部FUと、電極群ELと、を有する二次電池BTの等価回路を示している。
二次電池BTは、第1プレート8及び第2プレート10を介して充電器(或いは負荷)12と接続される。すなわち、二次電池BTは、充電器12から第1プレート8及び第2プレート10を介して正極端子PT及び負極端子MTに入力された電力により充電される。
電流遮断部FUは、第1プレート8と電極群ELとの間の経路の一部に設けられている。電流遮断部FUは、例えば電極群ELの正極と第1プレート8との間に直列に設けられている。電流遮断部FUは、例えばヒューズなどの可溶体である。電流遮断部FUは、予め定まった電圧が印加された場合に電極群ELの正極と第1プレート8との間の電流を遮断する。例えば、電流遮断部FUがヒューズである場合、電流遮断部FUは、ヒューズの材料及び抵抗などにより予め定まった溶解電圧以上の電圧が印加された場合に溶断される。これにより、電流遮断部FUは、電極群ELの正極と第1プレート8との間の電流を遮断することができる。この結果、正極端子PTに所定の大きさ以上の電圧が印加された場合に、電流遮断部FUは、充電器12から電極群ELに電流が流れることを防ぐことができる。
次に、過充電状態が生じた場合において二次電池BTを流れる電流について説明する。
二次電池BTが過充電状態になると、二次電池BTは、通常よりも高い電圧(即ち、設定される閾値よりも高い電圧)を生じる。
正極端子PTと負極端子MTとの間の電圧が上記の閾値以上になった場合、スイッチSWがオン状態になる。スイッチSWがオンになると、二次電池BT内で閉回路が同時に形成される。この結果、二次電池BTの閉回路内で、短絡電流が同時に流れ始める。
二次電池BT内に閉回路が形成されると、閉回路内に流れる短絡電流は、電極群ELの正極側から流れる。短絡電流は、電流遮断部FUを流れると、正極端子PT、スイッチSW、及び負極端子MTを通過し、電極群ELの負極側へ流れる。
ここでは、電流遮断部FUに流れる短絡電流は、電流遮断部FUが切断する電流の閾値を超過する。したがって、電流遮断部FUは、切断し、正極端子PTと電極群ELとの電気的な接続を遮断する。
この結果、電流遮断部FUが溶断され、充電器12からの電流が二次電池BTに供給されない状態になる。この結果、充電器12とスイッチSWとを含む閉回路に充電器12による電流が流れる。以上の動作によって、二次電池BTは、充電器12からさらに電力を充電されることなく、二次電池BTの過充電状態が収束する。
上記のように、本実施形態によれば、安全性の高い二次電池を提供することができる。さらに、本実施形態によれば、蓋体4が、第1部材4Aと第2部材4Bとにより形成され、ダイアフラム46が薄板である第1部材4Aに一体に設けられることにより、蓋体4に別体のダイアフラム46を溶接などにより固定する必要がなくなり、二次電池BTの製造が容易になる。
図7は、一実施形態の二次電池の蓋体の他の構成例を説明するための図である。
この例では、二次電池BTの蓋体4は、ガス解放弁41を更に有している。
ガス解放弁41は、蓋体4の第1部材4Aに一体に成形されている。ガス解放弁41は、第2方向D2においてダイアフラム46と開口44Aとの間に配置している。第2部材4Bは、ガス解放弁41を露出する開口41Bを有している。開口41Bは、第2方向D2において開口46Bと開口44Bとの間に配置している。ガス解放弁41は、二次電池BTの外装容器2および蓋体4で密閉された内部の圧力が所定の大きさ以上となったときに開放する。上記の構成以外は図1乃至図5を用いて説明した二次電池BTの構成と同様である。
例えば、ダイアフラム46とガス解放弁41とが蓋体4の近傍に位置している場合、別体のダイアフラム46をガス解放弁41の近傍に溶接することは容易ではなく、二次電池BTを製造するために高い技術が必要となる。一方で、本実施形態のように、ダイアフラム46とガス解放弁41とを薄板である第1部材4Aに一体に成形して、第1部材4Aと第2部材4Bとを重ねて蓋体4を形成することにより、二次電池BTの製造が容易となる。
すなわち、この例でも上述の実施形態と同様に、安全性の高い二次電池を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…外装容器、4…蓋体、4A…第1部材、4B…第2部材、41…ガス解放弁、40A…支持部、46…ダイアフラム(圧力変形部)、6…絶縁部材、8…第1プレート、10…第2プレート、10D…二次電池、12…充電器、14D…正極端子、15D…負極端子、D1…第1方向、D2…第2方向、D3…第3方向。

Claims (3)

  1. 第1電極と第2電極とを有する電極群と、
    前記電極群を収納する外装容器と、
    第1部材と第2部材とを含み、前記外装容器の開口を閉じる蓋体と、
    前記第1電極と電気的に接続し、前記蓋体の外側に配置する第1プレートと、
    前記第2電極と電気的に接続し、前記蓋体の外側において前記第1プレートと離間して配置する第2プレートと、
    前記第1プレートと前記第2プレートとが接触して電気的に接続することにより形成される閉回路の経路の一部に設けられ、前記閉回路に流れる短絡電流により前記経路を遮断可能な電流遮断部と、を含
    前記第1部材は前記第2部材および前記外装容器の板厚よりも薄く、前記外装容器内部側へ凹んだ圧力変形部を有し、
    前記第2部材は前記圧力変形部を露出する開口を有し、
    前記圧力変形部と、前記第1プレートと、前記第2プレートとは、前記蓋体と略直交する方向において互いに離間して重畳し
    前記圧力変形部は、前記外装容器および前記蓋体により密閉された内部の圧力が上昇したときに外側へ突出するように構成され、前記圧力変形部が変形することにより前記第1プレートと前記第2プレートとが接触して電気的に接続する、二次電池。
  2. 前記第1部材は、前記第2部材が嵌合する凹部と、前記凹部を囲み前記外装容器の開口端に固定される支持部とを有する請求項1記載の二次電池。
  3. 前記第1部材は前記圧力変形部の近傍に配置する圧力解放弁を更に備え、前記第2部材は前記圧力解放弁を露出する第2開口を更に有する請求項1又は請求項2記載の二次電池。
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