JP6394982B2 - インターロックコネクタ - Google Patents

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Description

本明細書に開示される技術は、インターロックコネクタに関する。
ハイブリッド車や電気自動車に搭載される電気機器を収容するケースには、ケースの内部において作業を行うために開口部が設けられている。作業を行わないときには、開口部に、サービスカバーと称されるシールカバーが装着され、埃や水などの異物が開口部からケース内部に浸入しないようになっている。
この種の電気機器では、サービスカバーを外した際にはケース内部の作業部位が非通電状態になることが望ましい。このため、サービスカバーの着脱に伴って通電回路を入り切りするインターロック機構が装備されることがある(特許文献1参照)。
インターロック機構は、サービスカバーに装着されたインターロックコネクタと、ケース内に配置されてインターロックコネクタと嵌合する待受けコネクタとを有している。待受けコネクタには、被覆電線と、この被覆電線の両端に圧着された一対の接続端子とを備える端子付き電線が収容され、インターロックコネクタには、一対の接続端子間を接続する短絡端子が収容される。サービスカバーがケースの開口部に取り付けられると、待受けコネクタに対してインターロックコネクタが嵌合し、両端子が接続されることで、開口部が閉状態であることが検知され、通電回路が通電状態とされる。サービスカバーが取り外されると、待受けコネクタからインターロックコネクタが離脱することで、開口部が開状態であることが検知され、通電回路に対する電源供給が遮断される。
特開2012−236450号公報
ここで、例えば、インターロックコネクタに端子付き電線を配し、待受けコネクタに短絡端子を配することが考えられる。このような構成によれば、電気機器については接続端子および電線を短絡端子に変更した分だけ小型化を図ることができる。
しかし、上記のような構成では、インターロックコネクタに被覆電線を収容するスペースが必要となる分だけ、インターロックコネクタの重量が大きくなる。このため、車両の走行等による振動によって、接続端子と短絡端子との接点にかかる荷重が大きくなり、接点での摩耗が大きくなることが懸念される。
本明細書に開示されるインターロックコネクタは、機器ケースに取り付けられるカバーに装着されて、前記機器ケースの内部に配置された相手側コネクタと嵌合または離脱することによって、前記カバーの前記機器ケースへの取り付けまたは取り外しを検知するインターロックコネクタであって、前記カバーに装着されて前記相手側コネクタと嵌合されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに収容される端子付きばね部材とを備え、前記端子付きばね部材が、圧縮コイルばねにより構成されるコイル部と、前記コイル部から連なる一対の端子接続部とを備えるばね部材と、前記一対の端子接続部のそれぞれに接続される一対の接続端子とを備え、前記コネクタハウジングが、前記コイル部を収容するばね収容部と、前記ばね収容部から連なり、前記接続端子を収容する端子収容部とを備え、前記一対の端子接続部が、前記コイル部の両端のうち一端に配置され、前記コイル部が、前記両端のうち他端が前記コネクタハウジングから飛び出した状態で前記ばね収容部に収容されている。
上記の構成によれば、ばね部材は電線と比較して、コネクタハウジングに収容される際の全体形状をコンパクトにまとめることができる。このため、コネクタハウジングにおいてコイル部を収容するばね収容部を、従来の電線を収容する電線収容部と比較してコンパクト化することができ、コネクタハウジングを小型化、軽量化することができる。これにより、接続端子と相手側の端子との接点にかかる荷重を小さくでき、接点での摩耗を低減できる。
上記の構成によれば、コイル部の飛び出し分だけ、インターロックコネクタをサービスカバーに対して変位可能に取り付けることが可能となる。つまり、コネクタハウジングから飛び出したコイル部の他端をサービスカバーに当接させ、コイル部のばね力によってコネクタハウジングをサービスカバーに対して接近または離間する方向に移動可能な状態で保持させることが可能となる。これにより、インターロックコネクタと相手側ハウジングとの間に位置公差が生じている場合においても、位置公差を吸収し、インターロックコネクタと相手側ハウジングとを確実に嵌合させることができる。
本明細書に開示される技術によれば、端子の摩耗を低減できるインターロックコネクタを提供できる。
実施形態のインターロックコネクタの分解斜視図 実施形態の端子付きばね部材の底面図 実施形態の端子付きばね部材の製造工程の一部を示す図 実施形態のコネクタハウジングの斜視図 実施形態のインターロックコネクタがサービスカバーに装着された状態を示す平面図 実施形態のインターロックコネクタが待受けコネクタと嵌合された状態を示す断面図
実施形態を図1〜図6を参照しつつ説明する。本実施形態のインターロックコネクタ1は、車載用電気機器を収容したシールドケース(図示せず)に設けられた作業用の開口部を閉止するサービスカバー50(カバーに該当)に取り付けられ、このサービスカバー50の着脱に伴って電気機器への通電回路を入り切りする部材である。シールドケース内には、通電回路から引き出された一対の短絡端子62を収容する待受けコネクタ60(相手側コネクタに該当)が配置されている。
[インターロックコネクタ1の構成]
インターロックコネクタ1は、図1に示すように、端子付きばね部材10と、この端子付きばね部材10を内部に収容するとともに、サービスカバー50に取り付けられるコネクタハウジング30とを備えている。
端子付きばね部材10は、図1に示すように、ばね部材11と、このばね部材11に接続される一対の接続端子21とを備えている。
ばね部材11は、図2に示すように、金属等の導電性材料からなる線材により形成された部材であって、線材の両端部が、それぞれ接続端子21と接続される端子接続部13とされ、両端子接続部13の間の部分が圧縮コイルばねにより構成されるコイル部12とされている。
コイル部12は、図2に示すように、2つの端子接続部13のうち一方の端子接続部13から連なる第1のらせん部12Aと、他方の端子接続部13から連なる第2のらせん部12Bとが組み合わせられた形状となっている。図2では、一方の端子接続部13と第1のらせん部12Aとに網掛けを付さずに示し、他方の端子接続部13と第2のらせん部12Bとに網掛けを付して示している。2つのらせん部12A、12Bは、互いに同径であり、かつ、巻き方向が同じとなっている。2つのらせん部12A、12Bは、互いに端子接続部13から連なる端末が同じ側(図2の左側)に位置するようにして、軸心を一致させて配置され、第1のらせん部12Aにおいて互いに隣り合う巻線部の間に第2のらせん部12Bの巻線部が配置されている。2つのらせん部12A、12Bにおいて端子接続部13とは反対側の端部(図2の右側の端部)は、互いに連結されている。
一対の端子接続部13のそれぞれは、細い直線状をなし、コイル部12の一端12E(図2の左端)からコイル部12の軸方向に沿って延びている。一対の端子接続部13は、互いに並列して配置されている。
一対の接続端子21のそれぞれは、金属等の導電性材料からなり、図2に示すように、短絡端子62と接続される端子本体22と、端子接続部13に接続されるばね接続部23とを有している。端子本体22は、両端に開口した細長い角筒形の部分であって、2つの開口のうち一方は、短絡端子62が挿入される挿入口22Aである。ばね接続部23は、端子本体22から連なる基板部24と、この基板部24から延びる2対のかしめ片25とを有している。基板部24は、端子本体22において挿入口22Aとは反対側の端部から、挿入口22Aとは反対方向に延びる細長い板状の部分である。2対のかしめ片25のそれぞれは、基板部24の側縁から、基板部24の延び方向に対して垂直に延びる板片である。一対の接続端子21のそれぞれは、一対の端子接続部13のそれぞれに接続されている。各接続端子21は、端子接続部13を基板部24に沿うように配置し、かしめ片25によりかしめ付けることにより、ばね部材11に接続される。
端子付きばね部材10の製造方法の一例を、以下に記す。
まず、金属板材を打ち抜き加工して、図3に示すように、接続端子21となる端子金具片70の複数が、一枚の帯状のキャリア71に接続された連鎖端子72を得る。端子金具片70は、キャリア71の長さ方向に対して垂直に配置され、等間隔に並んでおり、その並列ピッチPは、自然状態(力を加えない状態)での一対の端子接続部13の並列ピッチPよりもやや広い。
次に、連鎖端子72に曲げ加工を施し、端子本体22を形成するとともに、かしめ片25を基板部24に対して垂直に折り立てる。
次いで、一対の端子接続部13を、隣り合う端子金具片70の間隔に合わせて広げ(図3において2点鎖線で表示)、各端子接続部13を、各端子金具片70の基板部24に載置する。そして、かしめ片25を曲げ加工することにより、端子接続部13を端子金具片70にかしめ付ける。
最後に、各端子金具片70をキャリア71から切り離す。このようにして端子付きばね部材10が完成する。
コネクタハウジング30は、合成樹脂製であって、図1に示すように、ハウジング本体31と、このハウジング本体31に着脱可能に取り付けられるリテーナ41とを備えている。ハウジング本体31は、図4に示すように、端子収容部32と、ばね収容部35と、2つのスライド板39とを備えている。
端子収容部32は、図4に示すように、全体として細長い角柱状の部分であって、角柱の一端面は、待受けコネクタ60との嵌合の際に待受けコネクタ60の方を向く嵌合面32Aとなっている。この端子収容部32は、2つの端子収容室33を有している。各端子収容室33は、図6に示すように、嵌合面32Aに開口部を有する空間であって、内部に接続端子21を収容可能となっている。
端子収容部32は、図1および図6に示すように、リテーナ収容室34を有している。リテーナ収容室34は、図6に示すように、端子収容部32の4つの側面(嵌合面32Aと垂直な面)のうち一面(リテーナ挿入面32B)に開口する空間であって、内部にリテーナ41を収容可能とされている。リテーナ収容室34は、複数の端子収容室33を横切って配置されている。
ばね収容部35は、図4および図6に示すように、端子収容部32において嵌合面32Aとは反対側から連なる部分であり、全体として、端子収容部32とは反対側の面(サービスカバー50のケースへの装着の際に、サービスカバー50と対向するケース対向面35A)に開口する角筒状となっている。ばね収容部35の内部空間は、図6に示すように、内部にばね部材11を収容するばね収容室36となっている。ばね収容室36は、複数の端子収容室33のそれぞれと連通している。
ばね収容部35において、角筒の4つの外周壁のうち一の外周壁は、図6に示すように、リテーナ挿入面32Bから外側に向かって(対向する他の外周壁から離れる方向に向かって)下る2つの段を有する階段壁37となっている。階段壁37の2つの段部、つまり、リテーナ挿入面32Bと平行な2つの段のうち端子収容部32に隣接する第1の段部37Aと、端子収容部32との間には、リテーナ挿入面32Bおよび第1の段部37Aに対して垂直に立ち上がるばね受け壁38が配置されている。ばね収容部35の深さH(ばね受け壁38からケース対向面35Aまでの距離)は、コイル部12の自由高さH(荷重を受けていないときの長さ;図2参照)よりもやや小さくなっている。
2つのスライド板39は、図4および図5に示すように、ばね収容部35の外周壁のうち、階段壁37と垂直な2つの壁部から、それぞれ外側に向かって延びる矩形の板状の部分である。各スライド板39は、ばね収容部35において、ケース対向面35A側の端縁に配置されている。
リテーナ41は、図4および図6に示すように、リテーナ収容室34の内部に収容される部材である。リテーナ41は、コネクタハウジング30に対し、端子収容室33を横切る方向に挿入されるサイドリテーナであって、端子収容室33に対する接続端子21の挿抜作業を許容する仮係止位置と、接続端子21の挿抜を規制する本係止位置(図6に示す位置)との間で変位可能とされている。
端子付きばね部材10をコネクタハウジング30に装着する際には、リテーナ41を仮係止位置に保持した状態で、端子付きばね部材10を接続端子21側からばね収容部35に挿入する。端子付きばね部材10を前進させると、各接続端子21が各端子収容室33の内部へと進入していく。コイル部12がばね受け壁38に当接するまで端子付きばね部材10を進入させたら、リテーナ41を本係止位置に移動させて端子付きばね部材10を抜け止めする。
装着が完了した状態では、図6に示すように、接続端子21が端子収容部32に収容され、コイル部12がばね収容部35に収容されている。ばね収容部35の深さHがコイル部12の自由高さHよりもやや小さくなっているため、コイル部12が荷重を受けていない状態では、コイル部12において端子接続部13とは反対側の端部(他端12E)がコネクタハウジング30から外方へ飛び出した状態となる。
[インターロックコネクタ1のサービスカバー50への装着]
サービスカバー50は、図5に示すように、シールドケースにインターロックコネクタ1が装着された際にスライド板39と係合する係合受部51を有している。係合受部51は、インターロックコネクタ1が配置されるコネクタ配置面52と、このコネクタ配置面52から立ち上がり、互いに向かい合って配置される一対の立設壁部53と、一対の立設壁部53のそれぞれから互いに近接する方向に延びる一対のスライド受け壁54とを備えている。
インターロックコネクタ1がサービスカバー50に装着される際には、図5に示すように、コネクタ配置面52と一方のスライド受け壁54との間に一方のスライド板39が、コネクタ配置面52と他方のスライド受け壁54との間に他方のスライド板39が、それぞれ収容される。各スライド板39と立設壁部53との間には、第1のクリアランスCが設定されている。また、詳細に図示しないが、立設壁部53の端部(図5の紙面と垂直方向の端部)には、スライド板39が脱落しないように保持する保持部が設けられており、この保持部とスライド板39との間にもクリアランスが設定されている。これにより、インターロックコネクタ1がサービスカバー50に対して、フローティング状態で保持されている。すなわち、インターロックコネクタ1は、サービスカバー50に対して、コネクタ配置面52に沿う方向(図5の上下方向、および紙面に垂直な方向)に移動可能な状態で保持固定されている。
また、コネクタ配置面52と一対のスライド受け壁54のそれぞれとの間隔Sが、スライド板39の厚さTよりも大きくなっている。インターロックコネクタ1がサービスカバー50に装着された状態では、コイル部12の他端12Eがばね収容部35から外方へ飛び出した状態で、コネクタ配置面52に当接している。これにより、インターロックコネクタ1が待受けコネクタ60と嵌合していない状態では、インターロックコネクタ1は、ばね部材11により、ばね収容部35から端子収容部32へ向かう方向(サービスカバー50から離間する方向;図5の左方向)へ付勢された状態で保持されており、コネクタ配置面52とスライド板39との間には、第2のクリアランスCが設定されている。これにより、インターロックコネクタ1は、サービスカバー50に対して、スライド板39がスライド受け壁54に突き当たる位置(図5に示す位置)とコネクタ配置面52に突き当たる位置(図6に示す位置)との間で、コネクタ配置面52に垂直な方向に移動可能な状態で保持固定されている。
[サービスカバー50のシールドケースへの装着]
シールドケース内に配置される待受けコネクタ60は、図6に示すように、サービスカバー50に向かって開口する筒状の待受けハウジング61と、この待受けハウジング61の内部に配置された短絡端子62とを備えている。短絡端子62は、接続端子と接続可能な一対の雄タブを有している。
サービスカバー50がシールドケースの開口部に装着されると、図6に示すように、インターロックコネクタ1の端子収容部32が待受けハウジング61の内部に進入し、インターロックコネクタ1と待受けコネクタ60とが嵌合される。接続端子21と短絡端子62とが導通可能に接続されることで、サービスカバー50が閉状態であることが検知され、通電回路が通電状態とされる。サービスカバー50を取り外すと、待受けコネクタ60からインターロックコネクタ1が離脱し、接続端子21と短絡端子62との接続が解除されることで、サービスカバー50が開状態であることが検知され、通電回路に対する電源供給が遮断される。
ここで、インターロックコネクタ1がサービスカバー50に対して、コネクタ配置面52に沿う方向(インターロックコネクタ1の待受けコネクタ60に対する嵌合方向と垂直な方向;図5の上下方向および紙面に垂直な方向)に移動可能な状態で保持固定されている。これにより、シールドケースに対する待受けコネクタ60の取付位置等の公差の関係で、インターロックコネクタ1と待受けコネクタ60との間に芯ずれ、つまり嵌合方向に垂直な方向において位置公差が生じている場合においても、位置公差を吸収し、インターロックコネクタ1を待受けコネクタ60に対して確実に嵌合させることができる。
また、インターロックコネクタ1は、サービスカバー50に対して、コネクタ配置面52に垂直な方向(インターロックコネクタ1の待受けコネクタ60に対する嵌合方向に沿う方向;図5の左右方向)にも移動可能な状態で保持されている。これにより、シールドケースに対する待受けコネクタ60の取付位置等の公差の関係で、インターロックコネクタ1と待受けコネクタ60との間に嵌合方向に沿う方向において位置公差が生じている場合においても、位置公差を吸収し、インターロックコネクタ1を待受けコネクタ60に対して確実に嵌合させることができる。
[作用効果]
本実施形態によれば、インターロックコネクタ1は、サービスカバー50に装着されて待受けコネクタ60と嵌合されるコネクタハウジング30と、コネクタハウジング30に収容される端子付きばね部材10とを備えている。端子付きばね部材10は、コイル部12と端子接続部13とを備えている。コイル部12は、圧縮コイルばねにより構成されており、一対の端子接続部13は、このコイル部12から連なっている。一対の接続端子21のそれぞれは、一対の端子接続部13のそれぞれに接続されている。そして、コネクタハウジング30が、コイル部12を収容するばね収容部35と、ばね収容部35から連なり、接続端子21を収容する端子収容部32とを備えている。
上記の構成によれば、ばね部材11は電線と比較して、コネクタハウジング30に収容する際の全体形状をコンパクトにまとめることができる。このため、コネクタハウジング30においてコイル部12を収容するばね収容部35を、従来の電線を収容する電線収容部と比較してコンパクト化することができ、コネクタハウジング30を小型化、軽量化することができる。これにより、接続端子21と短絡端子62との接点にかかる荷重を小さくでき、接点での摩耗を低減できる。
また、端子接続部13は、コイル部12の両端のうち一端に互いに並列して配置されており、コイル部12は、他端がコネクタハウジング30から飛び出した状態でばね収容部35に収容されている。これにより、コイル部12の飛び出し分だけ、インターロックコネクタ1をサービスカバー50に対して変位可能に取り付けることが可能となる。つまり、コネクタハウジング30から飛び出したコイル部12の他端12Eをサービスカバー50のコネクタ配置面52に当接させ、コイル部12のばね力によってコネクタハウジング30をコネクタ配置面52に対して接近または離間する方向(インターロックコネクタ1の待受けコネクタ60に対する嵌合方向に沿う方向)に移動可能な状態で保持させることが可能となる。これにより、インターロックコネクタ1と待受けコネクタ60との間に位置公差が生じている場合においても、位置公差を吸収し、インターロックコネクタ1を待受けコネクタ60に対して確実に嵌合させることができる。
<他の実施形態>
本明細書に開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、2対のかしめ片25によって端子接続部13がかしめ付けられていたが、かしめ片は1対であっても構わない。
(2)上記実施形態では、インターロックコネクタ1がサービスカバー50に対して、フローティング状態で保持されていたが、インターロックコネクタはサービスカバーに対して必ずしもフローティング状態で保持されていなくても構わない。
1…インターロックコネクタ
11…ばね部材
10…端子付きばね部材
12…コイル部
13…端子接続部
21…接続端子
30…コネクタハウジング
32…端子収容部
35…ばね収容部
39…スライド板(係合部)
50…サービスカバー(カバー)
60…待受けコネクタ(相手側コネクタ)

Claims (1)

  1. 機器ケースに取り付けられるカバーに装着されて、前記機器ケースの内部に配置された相手側コネクタと嵌合または離脱することによって、前記カバーの前記機器ケースへの取り付けまたは取り外しを検知するインターロックコネクタであって、
    前記カバーに装着されて前記相手側コネクタと嵌合されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに収容される端子付きばね部材とを備え、
    前記端子付きばね部材が、
    圧縮コイルばねにより構成されるコイル部と、前記コイル部から連なる一対の端子接続部とを備えるばね部材と、
    前記一対の端子接続部のそれぞれに接続される一対の接続端子とを備え、
    前記コネクタハウジングが、
    前記コイル部を収容するばね収容部と、
    前記ばね収容部から連なり、前記接続端子を収容する端子収容部とを備え
    前記一対の端子接続部が、前記コイル部の両端のうち一端に配置され、
    前記コイル部が、前記両端のうち他端が前記コネクタハウジングから飛び出した状態で前記ばね収容部に収容されているインターロックコネクタ。
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