JP6393533B2 - 診断システム及び診断サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、機器の故障予兆検知技術に関する。特に、消耗部品や摩耗部などの、定期的な保守が必要な部位を備えた機器の故障予兆検出技術に関する。
従来、機器の保守は機器運転時間を基準とした「時間基準保守(Time-Based Maintenance)」が主流だったが、機器稼働状況のセンシング技術の発達により、機器稼働状況を基準とした「状態基準保守(Condition-Based Maintenance)」が広まりつつある。
本技術分野の背景技術として、(特許文献1)がある。この背景技術では、搬送装置(特に、エレベータ)の保守分野において、エレベータに付帯する監視装置側で、検出器(センサ)や制御装置の出力を用いてエレベータの状態をセンシングするとともにその値があらかじめ登録された正常範囲の境界値を超えるか近づく場合に故障予兆を検出し、サーバ側で故障予兆の階級分けを実施する技術が示されている。
また、別の背景技術として、(特許文献2)がある。この背景技術では、自動車分野において、車両の制御及び診断処理において、時間的に余裕がない制御処理を車両側で、また、時間的に余裕のある診断処理を診断サーバ側で、それぞれ分担実行する技術が示されている。
これらの従来技術では、機器の状態診断や保守に関わる技術として、診断対象機器側で診断する構成と、診断対象機器に対してネットワークで接続された診断サーバ側で診断する構成の、両方が示されている。
しかし、これらの構成は、診断対象機器毎の事情に応じて、個別に開発されている。
具体的には、例えば、エレベータの場合は監視機器がサーバと有線接続されているため通信の安定性は期待でき、通信速度は設置場所に依存する(都市は高速通信可能だが、僻地は通信速度が落ちる、など)。このため、診断対象となるエレベータが都市部に設置されている場合には診断機能をサーバ側で実行する構成にすることもできるが、僻地の場合は診断に足る量のセンサデータをサーバに送ることができず、診断機能を監視機器側で実行する構成となる。また、例えば、自動車の場合は、診断対象自体が移動体であることから無線通信ネットワークが前提となるため、通信の安定性は期待しにくい。このため、診断機能を車両側で実行する構成が一般的である(但し、自動車は民生品であるため車両部品にかけられるコスト制約が厳しく、高性能な演算リソースを使えない。従って、複雑な診断アルゴリズムは実行できない)。
つまり、従来は、(1)診断対象機器側の演算性能、(2)診断サーバ側の演算性能、(3)診断対象機器〜診断サーバ間のネットワーク性能、の制約条件に合わせて、診断システムを個別開発していた。より具体的には、個別開発する際に、診断対象機器側とサーバ側それぞれの演算能力、及び、ネットワークの通信能力に対して設計マージン(安全マージン)を加味して能力上限を定め、その能力上限に合わせて診断機能を実行する演算リソースとネットワーク伝送内容を静的に設計していた。
特許03288255号公報 特表2005-529419号公報
一方、故障予兆診断機能の提供事業者側には、診断対象機器に応じて個別にシステム開発していては開発期間や開発費用が個別に必要なため「一つのシステムで複数の異なる診断対象機器(及び、機器が対象とする事業分野)をカバーしたい」という開発要求が存在する。しかしながら、前述の通り、個別開発となってしまう理由は演算性能やネットワーク性能などの物理制約に由来するため、従来の技術では、異なる診断対象機器に対する制約条件を一つのシステムで満たすことができない、という課題があった。
さらに、通信が不安定な状況ではセンサデータを安定してサーバに伝送することができないため、サーバ側で診断する構成として設計した場合に診断を継続できない、という課題があった。
さらに、複数診断項目を並行処理するなど演算余力が変動する状況では、診断機能を診断対象機器またはサーバのいずれかに静的に割り当てる構成として設計すると演算能力が足りなくなった際に診断を継続できない、という課題があった。
上記課題を達成するために、本発明は診断実行部と、配置部と、診断対象機器と、診断サーバと、ネットワークを備えた故障予兆診断システムにおいて、前記診断実行部は、センサ入力処理、前処理、診断処理、後処理の処理モジュールと、前記処理モジュールを接続する共通インタフェースを備え、前記配置部は、前記処理モジュールを、前記診断対象機器または前記診断サーバに配置して、実行させることを特徴とするものである。
更に、本発明は故障予兆診断システムにおいて、前記配置部は、負荷データ収集処理、配置先決定処理、配置実行処理を備え、前記配置部が、前記診断対象機器、前記ネットワーク、前記診断サーバそれぞれの処理負荷を計測し、前記処理負荷の変動に応じて、前記処理モジュールの配置実行先を前記診断対象機器、又は前記診断サーバに配置変更することを特徴とするものである。
更に、本発明は故障予兆診断システムにおいて、前記共通インタフェースは、ファイル入力、メモリ入力、通信入力、データベース入力から入力手段を選択し、かつ、ファイル出力、メモリ出力、通信出力、データベース出力から出力手段を選択し、選択された入出力手段の種別が異なる場合に、データ変換部が、入力されたデータを出力手段に合致するように変換することを特徴とするものである。
更に、本発明は故障予兆診断システムにおいて、前記共通インタフェースは、該共通インタフェースの入力側に接続された処理モジュールの処理状況を前段処理ステータスとして保持し、かつ、前記配置部は、前段処理ステータスが正常でない場合に、該共通インタフェースの出力側に接続された前記処理モジュールの処理を中断することを特徴とするものである。
更に、本発明は故障予兆診断システムにおいて、前記処理モジュールが診断対象機器または診断サーバのどちらに配置されているかを示す画面を表示ことを特徴とするものである。
更に、本発明は故障予兆診断システムにおいて、前記処理モジュールの配置可否を示すサービス可否データを有し、前記配置部が、前記サービス可否データを用いて、前記処理モジュール群のうち一部の処理モジュールに限って診断対象機器、又は診断サーバに配置することを特徴とするものである。
更に、本発明は故障予兆診断システムにおいて、前記共通インタフェースは、前記処理モジュール4種のうち該共通インタフェースの入力側に接続されたものと同種の処理モジュールを、該共通インタフェースの出力側に対して直列接続したことを特徴とするものである。
更に、本発明は故障予兆診断システムにおいて、前記共通インタフェースは、該共通インタフェースの出力側に対して、前記処理モジュール4種のうち同種の処理モジュールを並列接続したことを特徴とするものである。
更に、本発明は故障予兆診断システムにおいて、前記処理モジュール間の依存関係定義データを備え、前記配置部が、前記処理モジュールの配置実行先を、前記依存関係条件を満たすように診断対象機器または診断サーバに配置することを特徴とするものである。
本発明によれば、診断機能を前記処理モジュールに分割し、モジュール間の接続インタフェースを共通化するとともに、共通インタフェース内部に複数の切替可能な入出力手段とデータ変換手段を備えたことにより、処理モジュールのそれぞれを診断対象機器側と診断サーバ側のどちらにも配置実行することができる。よって、一つのシステムで異なる診断対象機器に対する制約条件を満たすことができる。
具体的には、診断対象機器の演算能力、ネットワークの通信能力、診断サーバの演算能力に合わせて、処理モジュールのうちセンサ入力処理と前処理を診断対象機器側に、診断処理と後処理を診断サーバ側にそれぞれ配置したり、別な構成として、センサ入力処理のみを診断対象機器側に、前処理、診断処理、後処理を診断サーバ側にそれぞれ配置するなど、柔軟に構成することができる。
また、本発明によれば、ネットワークの通信負荷状況に応じて診断処理をサーバ側から診断対象機器側に動的に変更することができるため、通信が不安定な状況ではサーバ側にセンサデータを送信せずに診断対象機器側で診断を継続することができる。
また、本発明によれば、診断対象機器及び診断サーバの処理負荷状況に応じて、診断対象機器の負荷が大きい場合には診断サーバ側に、逆に、診断サーバ側の負荷が大きい場合には診断対象機器側に、処理モジュール単位でその配置実行先を動的に変更することができるため、診断対象機器または診断サーバのいずれか処理負荷が低いほうで診断を継続することができる。
本発明の構成概要を示す図である。 共通インタフェースの構成を示す図である。 負荷データ収集処理の処理フローを示す図である。 配置先決定処理内で用いる配置条件判定ルールを示す図である。 配置先決定処理の処理フローを示す図である。 配置データのデータ構造及び再配置例を示す図である。 故障予兆診断システムの運用画面例を示す図である。 実施例2における配置データのデータ構造及び例を示す図である。 実施例3における共通インタフェースの構成を示す図である。 実施例3における入力切替部の構成を示す図である。 実施例3における出力切替部の構成を示す図である。 実施例3における診断実行部の構成例を示す図である。 実施例4における配置データのデータ構造及び例を示す図である。
以下、図面を用いて実施例を説明する。
図1に、本実施例の構成概要を示す。尚、図中の実線矢印は処理の流れを、点線矢印はデータの流れを、一点鎖線矢印は処理の配置実行(後述)を示す。
本発明で示す故障予兆診断システムは、診断実行部100、配置部200、診断対象機器300、診断サーバ400、ネットワーク500で構成される。なお、図1では診断対象機器と診断サーバは1台ずつ記載しているが、実際にはそれぞれ複数台の構成を採用することも可能である。
診断実行部100内部の処理は、センサ入力処理S110、前処理S120、診断処理S130、後処理S140と、S110〜S140を繋ぐ共通インタフェース150から構成される。尚、本発明では、S110〜S140の4種の処理をまとめて処理モジュールと呼び、処理モジュールを共通インタフェースで繋いで構成された故障予兆検出処理フローを実行することにより、診断機能が実現される。この際、機器診断を連続して実現するため、後処理S140までの処理が完了したら、センサ入力処理S110に戻る。
センサ入力処理S110は、診断対象機器300に対して取り付けられた各種センサ(例えば、振動センサ、温度センサなどの物理センサ)値や、診断対象機器の制御出力値(例えば、モータ回転数やバルブ開度など)を「機器の稼働状態情報」として取り込む。この処理で取り込まれた値はセンサ出力値や制御出力値などの値を未加工で取り込んだものであり、ノイズや異常値を含むことがある。
前処理S120は、前段処理であるセンサ入力処理S110によって取り込まれたセンサ値データに対して、後段の診断処理S130での処理に適するようにデータ加工を施す。例えば、外気温が255℃などの明らかなセンサ故障とみなせる値を除去したり、振動データに対して周波数フィルタをかける、などの処理を行う。
診断処理S130は、診断の根幹をなす部分であり、センサ毎の閾値診断処理や、複数センサ値を束ねたセンサベクトルに対して、パターン認識や識別器等による異常度診断を行う。例えば、時刻T=Tiの時点での前処理の結果を3次元のベクトルSi=(Si1,Si2,Si3)とするときに、閾値診断の場合はベクトルの各次元に対応する閾値(TH1,TH2,TH3)を定めておき、前処理結果ベクトルSiの各次元について閾値を超えた次元数を集計することで異常度ランクとして出力してもよいし、識別器による診断の場合は、あらかじめ機器が正常稼働している時の前処理結果ベクトルを学習させておき、診断時に得られた前処理結果ベクトルを識別器にかけることで異常度を求めるなどしてもよい。
後処理S140は、診断処理S130が出力する異常度を元に、故障予兆検出システムが機器異常を発報するかどうかを最終判定する。例えば、診断処理が一瞬だけ高い異常度を出した場合には発報せず、ある一定時間継続して高い異常度を出した場合には発報する、などの条件判定を行う。
診断機能を構成する各処理モジュールは診断対象機器または診断サーバのいずれかの計算機リソースに配置及び実行される。この際に、各処理モジュールの配置実行先を決定する機能を担うのが診断部200である。なお、本実施例では配置部200の処理は診断サーバ400上で行うものとするが、本実施例の制約事項ではない。例えば、診断対象機器の演算リソースが十分であれば、診断対象機器上で実行しても構わない。
配置部200は処理負荷データ収集処理S210、配置先決定処理S220、配置実行処理S230の各処理と、負荷データD210、配置データD220の各データにより構成される。以下、処理概要を示す。
まず、負荷データ収集処理S210が診断対象機器300、診断サーバ400、ネットワーク500の処理負荷を計測し、負荷データD210に記憶する。次に、配置先決定処理S220が、蓄積された負荷データを元にして、S110〜S140の各処理モジュールを診断対象機器と診断サーバのどちらに配置するか決定し、決定内容を配置データD220に記憶する。この処理の詳細は後述する。最後に、配置実行処理S230が、配置データD220に基づいて各処理モジュールを診断対象機器300または診断サーバ400に配置及び実行する。なお、処理モジュールの配置については、処理モジュール自体を都度配信する(つまり、配置と実行の両方を都度実施する)方式でも、診断対象機器や診断サーバに事前に記憶された処理モジュールを都度起動する(つまり、配置は事前実施しておき、実行だけを都度実施する)方式でも構わない。
次に、図2に、共通インタフェース150の詳細を示す。
共通インタフェース150は、ファイル入力部210、メモリ入力部215、通信入力部220、データベース(以下、DB)入力部225、ファイル出力部270、メモリ出力部275、通信出力部280、DB出力部285の、それぞれ入力と出力で対をなす入出力手段と、前記入出力手段を切り替える切替部230,290と、前段処理ステータス確認部240と、前記確認した結果を記憶する前段処理ステータスデータD250と、データ変換部260により構成される。
以下、各部位の構成について述べる。
まず、各入力部210〜225は、該共通インタフェースの前段で実行された処理モジュール(以下、このモジュールを前段処理モジュールと呼ぶ。例えば、前処理S120)の出力を受け取る。この際、どのような手段を用いて受け取るかを選択する「スイッチ」の役割を持つのが切替部230である。
次に、前段処理ステータス確認部240が、各入力部210〜225のうちいずれかの入力部を経由して得られた情報から、該共通インタフェースの前段で実行された処理モジュールS110〜S140の処理が正常終了したかどうかを確認し、その確認結果を、前段処理ステータスデータD250に記憶する。
次に、データ変換部260が、入力部210〜225を通じて得られた、前段処理モジュールの処理結果データを必要に応じて変換する。この際、変換の要否は以下の方法により判断する。
・変換が不要な場合=入力部210〜225で選択された入力手段と、出力部270〜285で選択された出力手段が同じ場合(例:入出力いずれもファイルの場合)。
・変換が必要な場合=入力部210〜225で選択された入力手段と、出力部270〜285で選択された出力手段が異なる場合(例:入力=ファイル、出力=通信の場合)
最後に、出力部270〜285が、該共通インタフェースの後段で実行される処理モジュール(以下、このモジュールを後段処理モジュールと呼ぶ。例えば、診断処理S130)に、データ変換後の前段処理モジュール処理結果を出力する。この際、どのような手段を用いて出力するかを選択する「スイッチ」の役割を持つのが切替部290である。
なお、本実施例ではデータの入出力手段としてファイル、メモリ、通信、データベースの4種類のみ示しているが、他の手段でも構わない。例えば、インターネット上のリポジトリサービスを経由するなどしても構わない。
次に、図3に、負荷データ収集処理S210の処理詳細を示す。
負荷データ収集処理S210では、まず、診断対象機器側の負荷を取得し、負荷データD210に記憶する(S310)。例えば、診断対象機器のCPU使用率、メモリ使用率、消費電力、バッテリ残量などを計測する。
次に、診断サーバ側の負荷を取得し、負荷データD210に記憶する(S320)。例えば、診断サーバのCPU使用率、メモリ使用率、I/O占有率、消費電力などを計測する。
次に、ネットワークの負荷を取得し、負荷データD210に記憶する(S330)。例えば、診断対象機器〜診断サーバ間の通信可否、応答時間、通信速度などを計測する。
最後に、診断実行部100に含まれる全ての共通インタフェース150が有する前段処理ステータスデータD250を集約し、負荷データD210に記憶する(S340)。
次に、図4に、後述する配置先決定処理S220で処理モジュールの配置先を決定する際に用いられる、配置条件判定ルールを示す。なお、図中の「L」は負荷が低い状態を、「H」は負荷が高い状態を示す。
配置条件判定ルールは配置先決定処理S220に組みこまれるもので、負荷データ収集処理S210で収集された負荷データにより表わされる前段処理ステータスと、前記ステータスに応じた再配置方法を、場合分けして定めたものである。
以下、Case番号毎に説明する。
Case0は、前段処理モジュールが正常終了しており、負荷も問題ないため、再配置は行わない。
Case1は、診断サーバ側の負荷だけが高い状態である。後段処理モジュールが機器側に配置済みの場合は特に配置変更は行わないが、診断サーバ側に配置済みの場合は、別の診断サーバに再配置する。
Case2は、ネットワーク負荷だけが高い状態で、機器側と診断サーバ側のいずれも処理負荷は問題ないが、機器側で実行済みの前段処理モジュール処理結果を診断サーバ側に全て送りきれない状況である。処理モジュールの再配置自体は行わないものの、診断サーバ側に配置済みの後段処理モジュールの処理開始を、機器側からのデータ到着まで遅らせる。
Case3は、ネットワークと診断サーバの負荷が高い状況で、後段処理がオーバフローしている状況である。従って、後段処理モジュールを機器側に再配置し、処理負荷を肩代わりする。但し、機器側は一般的に診断サーバよりも演算リソースが少ないため、再配置前に機器側演算リソースの上限をチェックし、再配置により機器側もオーバフローしてしまうようであれば処理負荷警告を出すなどしてもよい。
Case4は、機器側の負荷だけが高い状態である。後段処理モジュールが診断サーバ側に配置済みの場合は特に配置変更は行わないが、機器側に配置済みの場合は、診断サーバ側に再配置する。
Case5は、機器側と診断サーバ側のどちらも負荷が高い状況であり、どちらでも後段処理を分担できない。従って、処理負荷警告を出す。
Case6は、機器側とネットワークのどちらも負荷が高い状況であり、機器側から処理負荷を逃がしたいがネットワークも逼迫しているという状況である。機器側から診断サーバ側に後段処理モジュールを再配置するとともに、再配置後モジュールの処理開始を、機器側からのデータ到着まで遅らせる。
Case7は、機器側、ネットワーク、診断サーバ側の全ての負荷が高い状況であり、診断を継続できる状況ではない(仮に継続しても、診断結果が信頼できない)。従って、高負荷エラーを出し、処理を中段する。
尚、本実施例では、負荷の高低判断方法としてあらかじめ指定された単一の負荷率閾値との比較を用いるが、他の方法を用いても構わない。例えば、負荷率閾値を上限閾値と下限閾値の2種類指定しておき、実際の負荷率が上限を超えたときに高負荷、下限を下回ったときに低負荷と判断してもよい。この判断方法によれば、高低判断にヒステリシス性を持たせ、単一負荷率閾値近辺で負荷率が周期変動する場合に、高低判定結果が頻繁に切り替わることを防ぐことができる。
また、本発明では、配置条件判定ルールの判定基準を機器側負荷、ネットワーク負荷、診断サーバ側負荷に限定するものではない。例えば、本実施例では消費電力やバッテリ残量などを入れていないが、機器側バッテリ残量が残り少ない場合にはCase4と同様に処理モジュールを診断サーバ側に再配置するなど、別のルールを適用してもよい。
次に、図5に、配置先決定処理S220の処理詳細を示す。
配置先決定処理S220では、まず、診断実行部100に含まれる全ての共通インタフェースに対して、前段処理ステータスが正常かどうか判定し(S515)、正常でない場合は異常通知を行う(S520)。
続いて、診断実行部100に含まれる全ての処理モジュールに対して、図4で述べた配置条件判定ルールにしたがって配置条件判定を行い(S535)、判定結果に応じて処理内容を決定する。以下、場合分けして、Case番号毎に説明する。
Case1の場合は、現在ステータス確認中の共通インタフェースに対する後段処理モジュールの配置先を、現在割り当て中の診断サーバから別サーバに再配置する(S540)。
Case2の場合は、特に再配置は行わないが、後段処理モジュールの処理開始を遅らせる(S545)。
Case3の場合は、まず機器側の処理性能上限をチェックし(S550)、上限を超えていなければ後段処理モジュールを診断サーバ側から機器側に再配置する(S555)。もし上限を超えていれば、処理負荷警告を出す(S570)。
Case4の場合は、後段処理モジュールを機器側から診断サーバ側に再配置する(S560)。その後、ネットワーク負荷をチェックして(S565)、負荷が大きい場合がCase6に該当する。
Case6の場合は、Case4の処理に加えて、後段処理モジュールの処理開始を遅らせる(S545)。
Case5及び7の場合は、処理負荷警告を出す(S570)。この際、S570のステップで、さらにCase5かCase7かの条件判定を行い、Case5の場合は警告にとどめ、Case7の場合はエラーとするなどの場合分けを行ってもよい。
次に、図6に、配置データD220のデータ形式と、処理モジュールの再配置の例を示す。なお、図6(A)は再配置前(つまり、初期配置時点)の配置データの例、図6(B)は再配置後の配置データの例である。
配置データD220には、処理IDと、モジュール名と、配置先と、処理待ち有無フラグの4種のデータが記憶される。
処理IDは一つの機器に対する一つの診断項目に付与されるIDである。例えば、診断対象機器がN台、一つの機器あたり診断項目(ポンプ診断と軸受診断、など)がM種ある場合に、診断項目1種につきセンサ入力、前処理、診断処理、後処理の各モジュールがセットになるため、同セット内の処理モジュールには同じ処理IDが割り振られる。
モジュール名は、診断モジュールの種類を表す。
配置先は、各診断モジュールがどの機器に対して配置されるかを表す。尚、配置実行処理S230により再配置を行う際に、この配置先情報に沿って処理モジュールが配置され、実行される。
処理待ち有無フラグは、該処理モジュールが前段処理モジュールの処理結果到達を待つべきかどうかを表すフラグである。
次に、再配置の例について述べる。
まず、(A)は診断対象機器として機械A〜Dがあり、それぞれの機械に診断項目1〜4が一つずつ割り当てられている例である。さらに、処理ID1〜4のいずれも、初期配置として、センサ入力と前処理の2処理モジュールは機器側に、診断処理と後処理の2処理モジュールは診断サーバ側に、それぞれ配置実行されている。
次に、配置先決定処理S220の処理の結果、再配置が行われた後の状態が(B)である。この例では処理ID毎に異なるCaseを例示しているため、順に説明する。なお、図中、反転表示部分が変更箇所を示す。
まず、処理ID1は、前記配置条件判定ルールのCase1に相当する。元々配置されていた診断サーバAの負荷が高まったため別の診断サーバEに処理モジュールを振り替えた例である。
次に、処理ID2は、Case2に相当する。ネットワーク負荷は高いが機械Bも診断サーバBも負荷に余裕があるため、処理待ちフラグをOnにして機械B側の前処理結果が診断サーバB側の診断処理に入力されるのを待つ。
次に、処理ID3は、Case3に相当する。診断サーバCの負荷とネットワーク負荷が同時に高まったため、機械C側で診断処理及び後処理まで処理を完結させる。
次に、処理ID4は、Case4に相当する。機械D側負荷が高まったため診断サーバD側に処理モジュールを振り替えるが、前処理モジュールだけを振り替えることで機械D側の負荷が十分に下がり、センサ入力処理は機械D側に残った例である。
次に、図7に、本発明を適用した故障予兆検出システムの運用画面例を示す。
運用管理画面710には運用状態一覧表720が表示される。
運用状態一覧表に表示される項目は、機器名と診断項目名、処理モジュール名とその配置実行先である。
機器名と診断項目名は、別途管理される一般的な機器台帳等と、配置データD220内の処理IDとの割付データを元に生成され、「どの機器の、どのような項目を診断しているか」を示す。
図7の例では、表の縦軸1行が一つの診断項目を示し、表の横軸は処理モジュールを示す。また、表の直行部分に入る機器名または診断サーバ名が、各処理モジュールの現在の配置実行先を示す。
さらに、図7の例では、処理モジュールが配置変更された部分を反転表示で示し、処理待ちが生じている部分を機器名またはサーバ名の末尾に「△」を付記して示している。但し、これは本発明の制約事項ではなく、配置変更の有無と、処理待ちの有無が区別できれば他の手段でも構わない。例えば、配置変更と処理待ちのそれぞれを表すアイコンを用いてもよい。また、配置変更があった機器、処理待ちがあった機器、いずれもない(つまり、問題がない)機器を分けて表示するなどしてもよい。
なお、本実施例では運用管理画面710は診断サーバ400のいずれかに表示されるものとするが、これは本発明の制約事項ではない。例えば、診断サーバとは別の運用管理サーバを設けてそちらに表示しても構わない。
次に、図8に、本発明の実施例2を示す。
本実施例は、実施例1で述べたセンサ入力処理、前処理、診断処理、後処理の処理モジュール全てを含む故障予兆検出処理フロー構成だけでなく、部分的な処理フローを提供する例である。なお、実施例1と発明の構成が異なる部分のみ示し、同じ部分については省略する。
まず、図8に実施例2における配置データD220を示す。
実施例2における配置データD220には、実施例1における配置データD220と同じ項目に加えて、サービス可否データD810が追加される。
サービス可否データD810には、あらかじめ処理モジュール毎のサービス可否情報が記憶されている。なお、本実施例では、サービス可否情報=Onの場合にサービス提供可、=Offの場合にサービス提供不可とする。
実施例1における配置実行処理は配置データD220内の配置先情報のみを用いて処理モジュールを配置実行するのに対し、実施例2における配置実行処理S230では、まず前記サービス可否情報をチェックし、サービス提供不可の場合は処理モジュールの配置実行を行わない。
次に、サービス提供不可に設定した場合の例を説明する。
実施例2における処理ID1のケースは、前処理以降の処理モジュールは配置実行せず、センサ入力処理の結果をそのままユーザに提供する。従って、診断対象機器設計者向けの機器稼働詳細情報モニタリング機能を構築することが可能になる。
実施例2における処理ID2のケースは、診断処理以降の処理モジュールは配置実行せず、前処理の結果をユーザに提供する。従って、診断アルゴリズム分析者向けの機器稼働データ収集機能を構築することが可能になる。
実施例2における処理ID3のケースは、後処理モジュールは配置実行せず、診断処理の結果(つまり、サンプリング周期毎の異常度出力値)をユーザに提供する。従って、機器異常度トレンドのモニタリング機能を構築することが可能になる。
次に、図9〜12に、本発明の実施例3を示す。
本実施例は、実施例1で述べたセンサ入力処理、前処理、診断処理、後処理の各処理モジュールについて、同じ種類の処理モジュールを直列または並列に接続することによって、より複雑な故障予兆検出処理フローを構成する例である。なお、実施例1と発明の構成が異なる部分のみ示し、同じ部分については省略する。
まず、図9に実施例3における共通インタフェース150を示す。
実施例3における共通インタフェースは、実施例1における共通インタフェースのうち、入出力の切替部のみが異なる。具体的には、入力側の切替部230が入力切替部910に、出力側の切替部290が出力切替部920にそれぞれ交換されている。
次に、図10に、入力切替部910の詳細を示す。
入力切替部910は、あらかじめ定義された数(N個)の入力端子1010と、一つのスイッチ1020により構成される。スイッチは入力端子のうちいずれか一つと、ファイル入力210、メモリ入力215、通信入力220、DB入力225のうちいずれかを選択して接続する。従って、入力切替部910はN入力から1入力を選んで1出力に繋ぐ「セレクタ」として機能する。
次に、図11に、出力切替部920の詳細を示す。
出力切替部920は、一つのスイッチ1110と、中継端子1120と、分配経路1130と、あらかじめ定義された数(M個)の出力端子1140により構成される。スイッチ1110はファイル出力270、メモリ出力275、通信出力280、DB出力285のうちいずれか一つと中継端子を1:1に接続する。つまり、スイッチ1110は出力手段270〜285の選択機能を持つ。次に、中継端子1120を経由して流れる情報は分配経路1130を通じて全ての出力端子1140に出力される。従って、出力切替部920は4入力から1入力を選んで全出力端子に分配する「セレクタ兼分配器」として機能する。
次に、図12に、実施例3における診断実行部100の構成例を示す。
実施例3における診断実行部100は、実施例1における診断実行部に対して、前処理S120を2個直列に配置し、診断処理S130を2個並列に配置した点が異なる。例えば、前処理としてセンサ故障判定と周波数帯域フィルタを直列にかけて、その後、2種の診断アルゴリズムを切り替えて使うケースを示したものである。実施例1における共通インタフェースは入出力数が1入力1出力のインタフェースであるためこのような処理フローを構成することができないが、実施例3における入力切替部910及び出力切替部920を用いることで構成可能になる。
次に、図13に、本発明の実施例4を示す。
本実施例は、実施例1で述べたセンサ入力処理、前処理、診断処理、後処理の各処理モジュールについて、配置先を変更するにあたって、その前後の処理モジュールの配置先と同じ演算リソースに配置するように制約をつける例である。なお、実施例1と発明の構成が異なる部分のみ示し、同じ部分については省略する。
まず、図13に実施例4における配置データD220を示す。
実施例4における配置データD220には、実施例1における配置データD220と同じ項目に加えて、後段分離不可フラグD1310が追加される。
後段分離不可フラグD1310には、あらかじめ、各処理モジュールが、該処理モジュールの後段に接続されている処理モジュールと別の演算リソースに分離配置してよいかどうかを示す情報が記憶されている。ここで、本実施例では後段分離不可フラグ=Onの場合に分離不可、=Offの場合に分離可能とする。
実施例1における配置実行処理は配置データD220内の配置先情報のみを用いて処理モジュールを配置実行するのに対し、実施例4における配置実行処理S230では、まず前記後段分離不可フラグをチェックし、分離不可な処理モジュールについてはは再配置を中止する。
次に、分離不可に設定した場合の例を説明する。
実施例4における処理ID5のケースは、センサ入力処理の後段処理(つまり、前処理)が分離不可になっている。従って、仮に配置先決定処理S220で前処理配置実行先が変更されたとしても、その結果はキャンセルされ、センサ入力処理と前処理が同じ機械E上に配置実行される。
実施例4における処理ID6のケースは、前処理の後段処理(つまり、診断処理)が分離不可になっている。従って、仮に配置先決定処理S220で診断処理配置実行先が変更されたとしても、その結果はキャンセルされ、前処理と診断処理が同じ機械F上に配置実行される。
100 診断実行部
200 配置部
300 診断対象機器
400 診断サーバ
500 ネットワーク
S110 センサ乳量処理
S120 前処理
S130 診断処理
S140 後処理
150 共通インタフェース
S210 負荷データ収集処理
S220 配置先決定処理
S230 配置実行処理
D210 負荷データ
D220 配置データ

Claims (10)

  1. センサ及び第一の処理手段を有する診断対象機器と、
    前記診断対象機器とネットワークを介して結ばれた第二の処理手段を有するサーバと、を備えた診断システムにおいて、
    前記第一の処理手段または前記第二の処理手段のいずれかの計算機リソースに配置及び実行される、前記センサからの入力信号を処理する入力処理、前記入力処理からの信号を加工処理する前処理、前記前処理からの信号により前記診断対象機器を診断して異常度を求める診断処理、又は、前記診断処理からの信号により前記診断対象機器の異常を判定する後処理を備えるとともに、
    前記診断対象機器、前記サーバ及び前記ネットワークの負荷の変動に応じて、前記入力処理、前記前処理、前記診断処理、又は前記後処理を前記第一の処理手段と前記第二の処理手段のどちらに配置するか決定することを特徴とする診断システム。
  2. 請求項1において、
    前記ネットワークの負荷が高いと判断された場合には、再配置を行わないことを特徴とする診断システム。
  3. 請求項2において、
    前記入力処理と前記前処理との間、前記前処理と前記診断処理との間、又は、前記診断処理と前記後処理との間で、データの変換が行われることを特徴とする診断システム。
  4. 請求項2において、
    サービス可否データを有し、
    前記入力処理、前記前処理、診断処理、前記後処理のうち、前記サービス可否データが否の処理を行わないことを特徴とする診断システム。
  5. 請求項2において、
    配置データを備え、
    前記配置データが分離不可を示す前記入力処理と前記前処理とを、前記配置データが分離不可を示す前記前処理と前記診断処理とを、又は、前記配置データが分離不可を示す前記診断処理と前記後処理とを、前記第一の処理手段又は前記第二の処理手段へ割り当てを変更することを特徴とする診断システム。
  6. 処理手段を備え、
    センサ及び他の処理手段を有する診断対象機器とネットワークを介して結ばれる診断サーバにおいて、
    前記第一の処理手段または前記第二の処理手段のいずれかの計算機リソースに配置及び実行される、前記センサからの入力信号を処理する入力処理、前記入力処理からの信号を加工処理する前処理、前記前処理からの信号により前記診断対象機器を診断して異常度を求める診断処理、又は、前記診断処理からの信号により前記診断対象機器の異常を判定する後処理を備えるとともに、
    前記診断対象機器、前記サーバ及び前記ネットワークの負荷の変動に応じて、前記入力処理、前記前処理、前記診断処理、又は前記後処理を前記第一の処理手段と前記第二の処理手段のどちらに配置するか決定する変更手段を備えたことを特徴とする診断サーバ。
  7. 請求項6において、
    前記ネットワークの負荷が高いと判断された場合には、再配置を行わないことを特徴とする診断サーバ。
  8. 請求項7において、
    前記入力処理と前記前処理との間、前記前処理と前記診断処理との間、又は、前記診断処理と前記後処理との間で、データの変換が行われることを特徴とする診断サーバ。
  9. 請求項7において、
    サービス可否データを有し、
    前記入力処理、前記前処理、診断処理、前記後処理のうち、前記サービス可否データが否の処理を行わないことを特徴とする診断サーバ。
  10. 請求項7において、
    配置データを備え、
    前記配置データが分離不可を示す前記入力処理と前記前処理とを、前記配置データが分離不可を示す前記前処理と前記診断処理とを、又は、前記配置データが分離不可を示す前記診断処理と前記後処理とを、前記第一の処理手段又は前記第二の処理手段へ割り当てを変更することを特徴とする診断サーバ。
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