JP2023068264A - 予兆検知装置、予兆検知システム、および予兆検知方法 - Google Patents

予兆検知装置、予兆検知システム、および予兆検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却性能劣化の予兆検知の高精度化を図ること。【解決手段】予兆検知装置は、熱源と冷却媒体で前記熱源を冷却する冷却部とを有する冷却対象装置の稼働状況を示す時系列な特徴量を取得する前処理部と、前記前処理部によって取得された時系列な特徴量と、前記冷却部による冷却性能の正常または異常を示すラベルと、に基づいて、訓練データセットを生成し、前記訓練データセットを用いて予兆検知モデルを構築する構築部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、予兆を検知する予兆検知装置、予兆検知システム、および予兆検知方法に関する。
油冷却装置は冷却対象装置内に設けられ、冷却対象装置の定格範囲内の稼働状況であれば、冷却対象装置内のオイルを適正範囲内に冷却する。このため、冷却対象装置が異常状態に至ることはない。ただし、油冷却装置の冷却性能劣化が発生すると、冷却対象装置内のオイル温度は上昇して、冷却対象装置が異常状態に至り、冷却対象装置の安全な安定稼働が困難になる。通常、オイル温度が上昇して異常状態に至ると、油冷却装置のチェック機構が働き、冷却対象装置の稼働が停止する。
また、下記特許文献1は、診断実行部と、配置部と、診断対象機器と、診断サーバと、ネットワークにより構成される故障予兆診断システムを開示する。この故障予兆診断システムでは、診断実行部は、センサ入力処理、前処理、診断処理、後処理の処理モジュールと、処理モジュールを接続する共通インターフェースを有し、配置部が、処理モジュールを、診断対象機器または診断サーバに配置及び実行する。
特開2016-12157号公報
油冷却装置の冷却性能劣化の要因には、オイルクーラの目詰まり、オイルフィルタの目詰まり、オイル品質劣化、オイル配管劣化等が挙げられる。油冷却装置の冷却性能劣化は、冷却対象装置の同一負荷に対するオイル温度の差として現れる。しかし、負荷が高いとオイル温度に顕著な差として現れるが、負荷が低いとオイル温度の差は顕著に現れず、冷却性能劣化の予兆検知は困難である。
本発明は、冷却性能劣化の予兆検知の高精度化を図ることを目的とする。
本願において開示される発明の一側面となる予兆検知装置は、熱源と冷却媒体で前記熱源を冷却する冷却部とを有する冷却対象装置の稼働状況を示す時系列な特徴量を取得する前処理部と、前記前処理部によって取得された時系列な特徴量と、前記冷却部による冷却性能の正常または異常を示すラベルと、に基づいて、訓練データセットを生成し、前記訓練データセットを用いて予兆検知モデルを構築する構築部と、を有することを特徴とする。
本発明の代表的な実施の形態によれば、冷却性能劣化の予兆検知の高精度化を図ることができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図1は、予兆検知システムのシステム構成例を示すブロック図である。 図2は、予兆検知システムの詳細なシステム構成例1を示すブロック図である。 図3は、予兆検知システムの詳細なシステム構成例2を示すブロック図である。 図4は、冷却対象装置の構成例を示すブロック図である。 図5は、コンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図6は、センサデータテーブルの一例を示す説明図である。 図7は、訓練データセットテーブルの一例を示す説明図である。 図8は、吐出温度および周囲温度の時系列データを示すグラフである。 図9は、予兆検知モデルの生成例1を示す説明図である。 図10は、予兆検知モデルの生成例2を示す説明図である。
<予兆検知システムのシステム構成例>
図1は、予兆検知システムのシステム構成例を示すブロック図である。予兆検知システム100は、冷却対象装置101と、サンプリング処理部102と、データ前処理部103と、構築部104と、予兆検知部105と、を有する。
冷却対象装置101は、熱源111と、センサ112と、油冷却部113と、を有する。熱源111は、冷却対象装置101内での熱の発生源であり、冷却対象装置101が、たとえば、空気圧縮機であれば、モータである。センサ112は、冷却対象装置101内の各種稼働状況を検知する。センサ112は、たとえば、温度センサや電流計、圧力センサである。油冷却部113は、冷却対象装置101内を循環するオイルを冷却する機構である。本実施例では、冷却媒体としてオイルを例に挙げて説明するが、どのような冷却媒体を使用するかは冷却対象装置101の種類に依存するため、水やフロンのようなオイル以外の冷却媒体であってもよい。
サンプリング処理部102は、センサ112からのアナログデータをデジタル変換してセンサデータ114として出力する。
データ前処理部103は、センサデータ114の外れ値を除外したり、欠損した時刻におけるセンサデータ114を補間したりして、特徴量115として出力する。
構築部104は、特徴量115と陽性陰性ラベル116とを訓練データセットとし、予兆検知モデル117を構築する。具体的には、たとえば、構築部104は、訓練データセットを用いて、たとえば、決定木、ランダムフォレスト、深層学習により、予兆検知モデル117を生成する。
予兆検知部は、特徴量115を予兆検知モデル117に入力することにより、油冷却部113の冷却性能劣化の予兆を示す診断結果118を出力する。
図2は、予兆検知システム100の詳細なシステム構成例1を示すブロック図である。予兆検知システム100は、ユーザサイト201と、運用サイト202と、クラウドサイト203と、を有する。ユーザサイト201とクラウドサイト203、および運用サイト202とクラウドサイト203は、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して通信可能に接続される。
ユーザサイト201は、冷却対象装置101と、第1通信制御部210と、を有する。図2では、サンプリング処理部102は、冷却対象装置101に含まれるが、ユーザサイト201内であれば、冷却対象装置101外でもよい。
運用サイト202は、データ前処理部103と、構築部104と、第2通信制御部220と、を有する。
クラウドサイト203は、データ前処理部103と、予兆検知部105と、第3通信制御部230と、を有する。
まず、システム構成例1における予兆検知モデル117の構築処理について説明する。ユーザサイト201において、冷却対象装置101は、センサ112で検出されたアナログデータをサンプリング処理部102に出力し、サンプリング処理部102は、センサデータ114を第1通信制御部210に出力する。ユーザサイト201は、第1通信制御部210により、センサデータ114をクラウドサイト203の第3通信制御部230に送信する。
クラウドサイト203は、第3通信制御部230により、ユーザサイトからのセンサデータ114を運用サイト202の第2通信制御部220に転送する。
運用サイト202において、データ前処理部103は、第2通信制御部220によって受信されたセンサデータ114を取得して特徴量115を構築部104に出力する。構築部104は、訓練データセット(特徴量115および陽性陰性ラベル116)を用いて、予兆検知モデル117を構築し、第2通信制御部220に出力する。第2通信制御部220は、予兆検知モデル117をクラウドサイト203の第3通信制御部230に送信する。
クラウドサイト203において、第3通信制御部230は、運用サイト202からの予兆検知モデル117を予兆検知部105に出力する。
つぎに、システム構成例1における予兆検知モデル117による予兆検知処理について説明する。ユーザサイト201において、冷却対象装置101は、センサ112で検出されたアナログデータをサンプリング処理部102に出力し、サンプリング処理部102は、センサデータ114を第1通信制御部210に出力する。ユーザサイト201は、第1通信制御部210により、センサデータ114をクラウドサイト203の第3通信制御部230に送信する。
クラウドサイト203において、第3通信制御部230は、ユーザサイト201からのセンサデータ114をデータ前処理部103に出力する。データ前処理部103は、センサデータ114の外れ値を除外したり、欠損した時刻におけるセンサデータ114を補間したりすることで、特徴量115を予兆検知部105に出力する。予兆検知部105は、特徴量115を予兆検知モデル117に入力して、油冷却部113の冷却性能劣化の予兆を示す診断結果118を出力する。
図3は、予兆検知システム100の詳細なシステム構成例2を示すブロック図である。図2のシステム構成例1との相違点を中心に説明する。
ユーザサイト201は、冷却対象装置101と、第1通信制御部210と、を有する。図3では、サンプリング処理部102およびデータ前処理部103は、冷却対象装置101に含まれるが、ユーザサイト201内であれば、冷却対象装置101外でもよい。
運用サイト202は、構築部104と、第2通信制御部220と、を有する。
クラウドサイト203は、予兆検知部105と、第3通信制御部230と、を有する。
システム構成例2では、データ前処理部103は、ユーザサイト201にのみ存在する。すなわち、ユーザサイト201で特徴量115を生成することで、システム構成例1におけるセンサデータ114のサンプリング周期よりも短いサンプリング周期のセンサデータ114を用いて、予兆検知モデル117の構築および予兆検知が可能になる。
まず、システム構成例2における予兆検知モデル117の構築処理について説明する。ユーザサイト201において、冷却対象装置101は、センサ112で検出されたアナログデータをサンプリング処理部102に出力し、サンプリング処理部102は、センサデータ114をデータ前処理部103に出力する。データ前処理部103は、センサデータ114の外れ値を除外したり、欠損した時刻におけるセンサデータ114を補間したりすることで、特徴量115を第1通信制御部210に出力する。ユーザサイト201は、第1通信制御部210により、特徴量115をクラウドサイト203の第3通信制御部230に送信する。
クラウドサイト203は、第3通信制御部230により、ユーザサイトからの特徴量115を運用サイト202の第2通信制御部220に転送する。
運用サイト202において、第2通信制御部220は、ユーザサイト201からの特徴量115を構築部104に出力する。構築部104は、訓練データセット(特徴量115および陽性陰性ラベル116)を用いて、予兆検知モデル117を構築し、第2通信制御部220に出力する。第2通信制御部220は、予兆検知モデル117をクラウドサイト203の第3通信制御部230に送信する。
クラウドサイト203において、第3通信制御部230は、運用サイト202からの予兆検知モデル117を予兆検知部105に出力する。
つぎに、システム構成例2における予兆検知モデル117による予兆検知処理について説明する。ユーザサイト201において、冷却対象装置101は、センサ112で検出されたアナログデータをサンプリング処理部102に出力し、サンプリング処理部102は、センサデータ114をデータ前処理部103に出力する。データ前処理部103は、センサデータ114の外れ値を除外したり、欠損した時刻におけるセンサデータ114を補間したりすることで、特徴量115を第1通信制御部210に出力する。ユーザサイト201は、第1通信制御部210により、特徴量115をクラウドサイト203の第3通信制御部230に送信する。
クラウドサイト203において、第3通信制御部230は、ユーザサイト201からの特徴量115を予兆検知部105に出力する。予兆検知部105は、特徴量115を予兆検知モデル117に入力して、油冷却部113の冷却性能劣化の予兆を示す診断結果118を出力する。
<冷却対象装置101の構成例>
図4は、冷却対象装置101の構成例を示すブロック図である。図4では、冷却対象装置101として、空気圧縮機を例に挙げて説明する。冷却対象装置101は、インバータ400と、モータのような熱源111と、圧縮部401と、オイルパン402と、逆止弁403と、オイルクーラ404と、オイルポンプ405と、オイルフィルタ406と、アフタークーラ407と、エアクーラ408と、を有する。インバータ400は、熱源111であるモータを回転制御する。インバータ400によって変換された交流電圧の周波数が高くなるとモータの負荷が高くなりモータが高速回転して、圧縮部401により圧縮空気がより多く生成される。また、冷却対象装置101は、第1吸気口410と、第2吸気口461と、排気口480と、を有する。
また、冷却対象装置101は、センサ112として、電流計411と、圧力計451と、吐出温度計452と、周囲温度計462と、を有する。電流計411は、熱源111の電流値を検出する。圧力計451は、オイルの吐出圧力を検出する。吐出温度計452は、オイルの吐出温度を検出する。周囲温度計462は、第2吸気口461からの空気で冷却対象装置101の周囲温度を検出する。なお、センサ112は、インバータ400の電圧周波数も検出する。また、各センサ112から出力されるアナログデータは、サンプリング処理部102により同一タイミングでサンプリングされる。
熱源111⇒オイルパン402⇒逆止弁403⇒オイルクーラ404⇒オイルポンプ405⇒オイルフィルタ406⇒熱源111⇒…という経路が、油冷却部113によるオイルの循環経路である。
また、第1吸気口410⇒熱源111⇒圧縮部401⇒アフタークーラ407⇒エアクーラ408⇒排気口480という経路が空気の流れであり、圧縮部401で生成された圧縮空気が、排気口480から排出される。
<コンピュータ(ユーザサイト201、運用サイト202、クラウドサイト203)のハードウェア構成例>
図5は、コンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。コンピュータ500は、プロセッサ501と、記憶デバイス502と、入力デバイス503と、出力デバイス504と、通信インターフェース(通信IF)505と、を有する。プロセッサ501、記憶デバイス502、入力デバイス503、出力デバイス504、および通信IF505は、バス506により接続される。プロセッサ501は、コンピュータ500を制御する。記憶デバイス502は、プロセッサ501の作業エリアとなる。また、記憶デバイス502は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。記憶デバイス502としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリがある。入力デバイス503は、データを入力する。入力デバイス503としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナ、マイク、センサがある。出力デバイス504は、データを出力する。出力デバイス504としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカがある。通信IF505は、ネットワークと接続し、データを送受信する。
<データ前処理例>
つぎに、データ前処理部103によるデータ前処理例について説明する。
図6は、センサデータテーブルの一例を示す説明図である。センサデータテーブル600は、センサデータ114を保持するコンピュータ500に存在する。センサデータテーブル600は、センサデータ114をエントリとするテーブルであり、フィールドとして、日時601、吐出圧力602、吐出温度603、周囲温度604、負荷率605、電流値606、電源ON/OFF607、稼働状態608を含む。
日時601は、センサ112からのアナログデータをサンプリング処理部102がサンプリングした日付時刻である。吐出圧力602は、圧力計451からのアナログデータをサンプリング処理部102がサンプリングした日付時刻でのオイルの吐出圧力値である。吐出温度603は、吐出温度計452からのアナログデータをサンプリング処理部102がサンプリングした日付時刻でのオイルの吐出温度である。周囲温度604は、周囲温度計462からのアナログデータをサンプリング処理部102がサンプリングした日付時刻での冷却対象装置101の周囲温度である。
負荷率605は、インバータ400からのアナログデータ(交流電圧の周波数)をサンプリング処理部102がサンプリングした日付時刻での熱源111であるモータにかかる稼働負荷の割合を示す値であり、インバータ400によって変換された交流電圧の周波数に応じて増減する。
電流値606は、電流計411からのアナログデータをサンプリング処理部102がサンプリングした日付時刻での熱源111に印加した電流の値である。電源ON/OFF607は、センサ112からのアナログデータをサンプリング処理部102がサンプリングした日付時刻での冷却対象装置101の電源がONまたはOFFのいずれであるかを示す値である。稼働状態608は、センサ112からのアナログデータをサンプリング処理部102がサンプリングした日付時刻で冷却対象装置101が稼働中であるかアイドル中であるかを示す値である。
データ前処理部103は、たとえば、センサデータ114の負荷率605がしきい値以上であれば特徴量115として出力し、しきい値未満であれば特徴量115として出力しない。
また、データ前処理部103は、第1しきい値以上のセンサデータ114を第1特徴量115として出力し、第1しきい値よりも低い第2しきい値未満のセンサデータ114を第2特徴量115として出力してもよい。なおこの場合、構築部104は、第1特徴量115を用いて第1予兆検知モデル117を構築してもよく、第2特徴量115を用いて第2予兆検知モデル117を構築してもよい。
また、データ前処理部103は、時系列なセンサデータ114の集合のうち、オイルの吐出温度603の時系列データについて、日時601ごとに所定時間幅の移動平均値を算出する。そして、データ前処理部103は、日時601ごとに算出した移動平均値の最大値と最小値との範囲において、上位p%以上の移動平均値となるセンサデータ114を特徴量115に決定して出力し、上位p%未満の移動平均値となるセンサデータ114を特徴量115として出力しないこととしてもよい。
また、データ前処理部103は、ある日時601(t1とする)のセンサデータ114と、日時t0(日時t1から所定時間Tさかのぼった日時)から日時t1までのセンサデータ114の統計量と、を日時t1の特徴量115として出力してもよい。統計量は、たとえば、センサデータ114に含まれる各要素(吐出圧力602、吐出温度603、周囲温度604、負荷率605、電流値606、電源ON/OFF607、稼働状態608)の最大値、最小値、平均値、分散、標準偏差、自己共分散、自己相関の少なくとも1つである。
たとえば、サンプリング処理部102のサンプリング周期が30分であったとする。日時t1をある年月日の12:30とし、所定時間Tを12時間とすると、日時t0は、当該ある日時の0:30となる。この場合、データ前処理部103は、0:30(日時t0)から12:30(日時t1)までの30分毎のセンサデータ114の統計量を算出する。データ前処理部103は、12:30(日時t1)のセンサデータ114と、0:30(日時t0)から12:30(日時t1)の1つ前の日時である12:00までの30分毎のセンサデータ114の統計量とを、12:30(日時t1)の特徴量115として出力する。
なお、サンプリング周期が所定周期以下の場合、センサデータ114が膨大になる。特に、図3に示したシステム構成例2の場合、第1通信制御部210から第3通信制御部230への送信データ量が増大し、ユーザサイト201とクラウドサイト203との間の通信データ量に制限がある場合、ユーザサイト201からクラウドサイト203へのデータ送信ができないことになる。このような場合に備えて、データ前処理部103は、高速フーリエ変換により、センサデータ114を周波数成分に変換する。
たとえば、サンプリング処理部102のサンプリング周期が10msecであったとする。日時t1をある年月日の12:30とし、所定時間Tを30分とすると、日時t0は、当該ある日時の12:00となる。この場合、データ前処理部103は、12:00(日時t0)から12:30(日時t1)までの10msec毎のセンサデータ114を高速フーリエ変換により周波数成分に変換し、当該周波数成分を12:30(日時t1)の特徴量115として出力する。なお、周波数成分の特徴量115は、運用サイト202においてそのまま予兆検知モデル117の構築に用いられてもよく、運用サイト202で逆高速フーリエ変換することにより、時系列な特徴量115に変換されてもよい。
<予兆検知モデル構築例>
つぎに、構築部104による予兆検知モデル構築例について説明する。構築部104は、訓練データセット(特徴量115および陽性陰性ラベル116)の生成と、予兆検知モデル117の生成と、を実行する。まず、訓練データセット(特徴量115および陽性陰性ラベル116)の生成について説明する。
図7は、訓練データセットテーブルの一例を示す説明図である。訓練データセットテーブル700は、特徴量115を保持するコンピュータ500に存在する。訓練データセットテーブル700は、特徴量115および陽性陰性ラベル116をエントリとするテーブルであり、フィールドとして、日時601、吐出圧力602、吐出温度603、周囲温度604、負荷率605、電流値606、電源ON/OFF607、稼働状態608、陽性陰性ラベル116を含む。
構築部104は、運用サイト202の運用者からの操作入力により、冷却性能の異常発生日時の入力を受け付ける。構築部104は、異常発生の日時601をt1とすると、異常発生日時t1から所定時間Tさかのぼった日時(t1-T)から日時t1までの期間を陽性期間に設定して、陽性期間の特徴量115の陽性陰性ラベル116を、陽性を示す「1」に設定する。また、構築部104は、日時(t1-T)以前の陽性陰性ラベル116が付与されていない期間を陰性期間に設定して、陰性期間の特徴量115の陽性陰性ラベル116を、陰性を示す「0」に設定する。これにより、特徴量115ごとに訓練データセットが生成される。
また、構築部104は、時系列なセンサデータ114の集合において、吐出温度603の上昇開始から上昇終了までの温度上昇期間を特定することにより、特徴量115ごとに訓練データセットを生成してもよい。
図8は、吐出温度603および周囲温度604の時系列データを示すグラフである。グラフ800において、構築部104は、吐出温度603が所定以上の勾配で連続的に上昇する上昇傾向な期間を特定する。当該期間の開始日時は、吐出温度603の最低値となる日時であり、上昇開始の日時となる。また、ある日時の吐出温度603が次の日時で所定温度以上下降した場合(たとえば、上昇開始の日時の吐出温度603以下)、当該ある日時を上昇終了日時となる。構築部104は、上昇開始の日時から上昇終了の日時までの期間を温度上昇期間として特定する。
そして、構築部104は、温度上昇期間に冷却性能の異常発生日時が含まれていれば温度上昇期間を陽性期間に設定して、陽性期間の特徴量115の陽性陰性ラベル116を、陽性を示す「1」に設定する。一方、構築部104は、温度上昇期間に冷却性能の異常発生日時が含まれていなければ陰性期間に設定して、陰性期間の特徴量115の陽性陰性ラベル116を、陰性を示す「0」に設定する。また、構築部104は、温度上昇期間外についてもの陰性期間に設定して、陰性期間の特徴量115の陽性陰性ラベル116を、陰性を示す「0」に設定してもよい。
つぎに、予兆検知モデル117の生成について説明する。構築部104は、訓練データセットを用いて、たとえば、決定木、ランダムフォレスト、深層学習により、予兆検知モデル117を生成する。
図9は、予兆検知モデル117の生成例1を示す説明図である。生成例1では、決定木DTが生成される。決定木DTは、ノードごとに特徴量115の各要素(図9では、説明を単純化するため、例として、吐出温度603、周囲温度604、負荷率605)の分岐条件を有する。構築部104は、決定木DTに特徴量115を与え、末端ノードごとに正常件数(陽性陰性ラベル116が「0」)と異常件数(陽性陰性ラベル116が「1」)とを対応付けし、異常発生の予兆確度を算出する。予兆確度は、末端ノードごとに、予兆件数/(正常件数+予兆件数)により算出される。これにより、決定木DTが構築される。
この決定木DTを予兆検知モデル117として、予兆検知部105は、予測対象となる特徴量115を決定木DTに入力することで、予測対象となる特徴量115が到達した末端ノードを特定する。到達した末端ノードの予兆確度があらかじめ設定されたしきい値より大きい場合は、入力した予測対象となる特徴量115についての診断結果は陽性(予兆期間)であり、到達した末端ノードの予兆確度があらかじめ設定されたしきい値以下の場合は、入力した特徴量115についての診断結果は陰性(正常期間)である。
たとえば、入力した予測対象となる特徴量115が末端ノード900に到達した場合、45%の予兆確度があらかじめ設定されたしきい値より大きければ、入力した予測対象となる特徴量115についての診断結果は陽性(予兆)であり、あらかじめ設定されたしきい値以下であれば、入力した特徴量115についての診断結果は陰性(正常)である。
図10は、予兆検知モデル117の生成例2を示す説明図である。生成例2では、複数の決定木DT1、DT2、…、DT50を結合したランダムフォレストRFが生成される。決定木DT1、DT2、…、DT50の各々は、他の決定木がノードで採用した特徴量115の要素と同一または異なる要素の組み合わせにより構築される。同一要素が用いられた場合でも分岐条件が異なってもよい。
このランダムフォレストRFを予兆検知モデル117として、予兆検知部105は、予測対象となる特徴量115をランダムフォレストRFに入力することで、予測対象となる特徴量115が到達した末端ノードを決定木DT1、DT2、…、DT50ごとに特定する。予兆検知部105は、決定木DT1、DT2、…、DT50ごとの診断結果(正常期間または予兆期間)の多数決を採り、予測対象となる特徴量115の最終的な診断結果を出力する。図10の場合は、多数決により、予兆期間となる。
このように、本実施例によれば、冷却対象装置101の負荷またはオイルの温度上昇に着目して、油冷却部113の冷却性能に異常が発生の予兆を検出することができる。したがって、冷却対象装置101の負荷に着目した場合には、オイルの温度上昇に依存することなく、油冷却部113の冷却性能に異常が発生の予兆を検出することができる。また、オイルの温度上昇に着目した場合には、オイル上昇による直接的な異常発生の予兆を検知することができる。したがって、いずれの場合でも、冷却対象装置101の異常発生による性能劣化、冷却対象装置101の停止、冷却対象装置101の故障を未然に抑制することができる。
なお、上述した実施例では、冷却対象装置101として空気圧縮機を例に挙げて説明したが、冷却対象装置101は、圧延機やエンジンでもよい。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。たとえば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、または置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、たとえば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
100 予兆検知システム
101 冷却対象装置
102 サンプリング処理部
103 データ前処理部
104 構築部
105 予兆検知部
111 熱源
112 センサ
113 油冷却部
114 センサデータ
115 特徴量
116 陽性陰性ラベル
117 予兆検知モデル
118 診断結果
201 ユーザサイト
202 運用サイト
203 クラウドサイト
210 第1通信制御部
220 第2通信制御部
230 第3通信制御部

Claims (10)

  1. 熱源と冷却媒体で前記熱源を冷却する冷却部とを有する冷却対象装置の稼働状況を示す時系列な特徴量を取得する前処理部と、
    前記前処理部によって取得された時系列な特徴量と、前記冷却部による冷却性能の正常または異常を示すラベルと、に基づいて、訓練データセットを生成し、前記訓練データセットを用いて予兆検知モデルを構築する構築部と、
    を有することを特徴とする予兆検知装置。
  2. 請求項1に記載の予兆検知装置であって、
    前記前処理部は、前記冷却対象装置で検出された前記冷却対象装置の稼働状況を示し、かつ、前記熱源の稼働負荷を含む時系列なセンサデータを取得し、前記時系列なセンサデータのうち前記稼働負荷がしきい値以上のセンサデータを前記特徴量として取得する、
    ことを特徴とする予兆検知装置。
  3. 請求項1に記載の予兆検知装置であって、
    前記前処理部は、前記冷却対象装置で検出された前記冷却対象装置の稼働状況を示し、かつ、前記冷却媒体の温度を含む時系列なセンサデータを取得し、前記時系列なセンサデータのうち前記温度がしきい値以上のセンサデータを前記特徴量として取得する、
    ことを特徴とする予兆検知装置。
  4. 請求項1に記載の予兆検知装置であって、
    前記前処理部は、前記冷却対象装置で検出された前記冷却対象装置の稼働状況を示し、かつ、前記冷却媒体の温度を含む時系列なセンサデータを前記特徴量として取得し、
    前記構築部は、前記特徴量における前記温度の上昇傾向に基づいて、前記訓練データセットを生成する、
    ことを特徴とする予兆検知装置。
  5. 請求項1に記載の予兆検知装置であって、
    前記前処理部は、前記冷却対象装置で検出された前記冷却対象装置の稼働状況を示す時系列なセンサデータを周波数変換することにより、周波数成分の特徴量を取得する、
    ことを特徴とする予兆検知装置。
  6. 請求項1に記載の予兆検知装置であって、
    予測対象の前記特徴量を前記予兆検知モデルに入力することにより、前記冷却部による冷却性能を診断する診断結果を出力する予兆検知部と、
    を有することを特徴とする予兆検知装置。
  7. 熱源と冷却媒体で前記熱源を冷却する冷却部とを有する冷却対象装置を有する第1装置と、前記冷却部による冷却性能の正常または異常を示すラベルを有する第2装置と、前記第1装置および前記第2装置と通信可能な第3装置と、を有する予兆検知システムであって、
    前記第2装置は、
    前記冷却対象装置の稼働状況を示す時系列な特徴量を取得する前処理部と、前記前処理部によって取得された時系列な特徴量と、前記ラベルと、に基づいて、訓練データセットを生成し、前記訓練データセットを用いて予兆検知モデルを構築する構築部と、を有し、
    前記第3装置は、
    前記冷却対象装置の稼働状況を示す時系列な特徴量を取得する前処理部と、前記前処理部によって取得された予測対象の前記特徴量を、前記構築部から取得した前記予兆検知モデルに入力することにより、前記冷却部による冷却性能を診断する診断結果を出力する予兆検知部と、を有する、
    ことを特徴とする予兆検知システム。
  8. 熱源と冷却媒体で前記熱源を冷却する冷却部とを有する冷却対象装置を有する第1装置と、前記冷却部による冷却性能の正常または異常を示すラベルを有する第2装置と、前記第1装置および前記第2装置と通信可能な第3装置と、を有する予兆検知システムであって、
    前記第1装置は、
    前記冷却対象装置の稼働状況を示す時系列な特徴量を取得する前処理部を有し、
    前記第2装置は、
    前記前処理部によって取得された時系列な特徴量と、前記ラベルと、に基づいて、訓練データセットを生成し、前記訓練データセットを用いて予兆検知モデルを構築する構築部を有し、
    前記第3装置は、
    予測対象の前記特徴量を前記予兆検知モデルに入力することにより、前記冷却部による冷却性能を診断する診断結果を出力する予兆検知部を有する、
    ことを特徴とする予兆検知システム。
  9. 請求項8に記載の予兆検知システムであって、
    前記第1装置では、前記前処理部は、前記冷却対象装置で検出された前記冷却対象装置の稼働状況を示す時系列なセンサデータを周波数変換することにより、周波数成分の特徴量を取得し、
    前記第2装置では、前記構築部は、前記前処理部によって取得された前記周波数成分の特徴量と、前記ラベルと、に基づいて、前記訓練データセットを生成し、前記予兆検知モデルを構築する、
    ことを特徴とする予兆検知システム。
  10. プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する予兆検知装置が実行する予兆検知方法であって、
    前記プロセッサは、
    熱源と冷却媒体で前記熱源を冷却する冷却部とを有する冷却対象装置の稼働状況を示す時系列な特徴量を取得する前処理と、
    前記前処理によって取得された時系列な特徴量と、前記冷却部による冷却性能の正常または異常を示すラベルと、に基づいて、訓練データセットを生成し、前記訓練データセットを用いて予兆検知モデルを構築する構築処理と、
    を実行することを特徴とする予兆検知方法。
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