JP6390839B2 - 点灯装置、照明器具及び照明システム - Google Patents

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Description

本発明は、固体発光素子に電流を供給する点灯装置、並びに、その点灯装置を備える照明器具及び照明システムに関する。
LED(Light Emitting Diode)等の固体発光素子を光源とする照明システムにおいて、互いに異なる発光色を持つ複数の固体発光素子を組み合わせて、外部調光信号に応じて調色及び調光を実現する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、位相制御調光器と組み合わせたLED駆動装置であって、位相制御調光器から出力される波形の導通角に応じて、負荷LEDから出力される光量と光色とを連動させて制御する手法が開示されている。
特開2012−134001号公報
特許文献1に開示のLED駆動装置は、外部から2線を接続するだけで、LEDから出力される光量と光色を連動させて制御しようとしている。しかしながら、特許文献1に開示のLED駆動装置では、光量と光色との関係性が1対1に制限されるため、ユーザが、任意の光量及び光色の組み合わせを選択することができない。
そこで、本発明は、上記従来の問題を解決するために、任意の光量及び光色の組み合わせで点灯させることができる点灯装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る点灯装置は、第1の位相制御式調光器によって位相制御された交流電圧を受電する第1の入力端と、第1の発光色を有する第1の光源部に第1の電流を供給する第1の電流供給部と、第1の発光色と異なる第2の発光色を有する第2の光源部に第2の電流を供給する第2の電流供給部と、第1の電流及び第2の電流の大きさを制御することにより、第1の光源部及び第2の光源部から出力される光の合計光量及び合成光色を制御する制御回路と、制御回路に制御信号を供給する信号供給部と、を備え、制御信号は、第1の制御情報及び第2の制御情報を含み、第1の制御情報は、合計光量及び合成光色の一方を制御するための情報であって、第1の位相制御式調光器の導通角に対応し、第2の制御情報は、合計光量及び合成光色の他方を制御するための情報である。
本発明によれば、任意の光量及び光色の組み合わせで点灯させることができる点灯装置等を提供することができる。
実施の形態1に係る照明システムの機能構成を示すブロック図 実施の形態1に係る照明器具からから出力される光の合計光量と合成光色との対応関係を示すグラフ 実施の形態1に係る第1の位相制御式調光器によって生成される電圧波形の一例を示すグラフ 実施の形態1に係る整流回路における入出力電圧の時間波形の一例を示すグラフ 実施の形態1に係るPWM回路における入出力電圧の時間波形の一例を示すグラフ 実施の形態1に係るRC回路における入出力電圧の時間波形の一例を示すグラフ 実施の形態1に係る第1の位相制御式調光器によるオフ時間がT1未満である場合における制御回路の動作を示す図 実施の形態1に係る第1の位相制御式調光器によるオフ時間がT1以上T2未満である場合における制御回路の動作を示す図 実施の形態1に係る第1の位相制御式調光器によるオフ時間がT2以上である場合における制御回路の動作を示す図 実施の形態1の変形例に係る照明システムの機能構成を示すブロック図 実施の形態2に係る照明システムの機能構成を示すブロック図 実施の形態3に係る照明システムの機能構成を示すブロック図 実施の形態4に係る照明システムの機能構成を示すブロック図 実施の形態4に係る照明器具からから出力される光の合計光量と合成光色との対応関係を示すグラフ
以下、本発明の一態様に係る点灯装置及び照明器具について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明する。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
[1−1.照明システム全体の構成]
まず、実施の形態1に係る点灯装置、照明器具及び照明システムの構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る照明システム1の機能構成を示すブロック図である。なお、本図には、この照明システム1に入力される交流電圧を発生する交流電源5(例えば、商用電源)も併せて図示されている。
図1に示されるように、この照明システム1は、第1の位相制御式調光器6及び照明器具10を備える。
第1の位相制御式調光器6は、供給された交流電圧を位相制御して供給する調光器である。本実施の形態に係る照明システムにおいては、第1の位相制御式調光器6は、交流電源5から第1の位相制御式調光器6に供給される交流電圧のうち、照明器具10に供給する位相角(導通角)を制御することによって、照明器具10の調光を行う。さらに、本実施の形態に係る第1の位相制御式調光器6は、位相制御と独立して照明器具10への電圧の供給の継続及び遮断を操作できるスイッチを備える。当該スイッチにより、ユーザは、照明器具10の点灯及び消灯を容易に操作できる。
照明器具10は、任意の光量及び光色で点灯させることができる器具であり、第1の光源部7、第2の光源部8及び点灯装置11を備える。
第1の光源部7は、第1の発光色を有する光源である。本実施の形態においては、第1の光源部7は、2000Kの色温度の光を出力するLEDモジュールから構成される。
第2の光源部8は、上記第1の発光色と異なる第2の発光色を有する光源である。本実施の形態においては、第2の光源部8は、8000Kの色温度の光を出力するLEDモジュールから構成される。
点灯装置11は、第1の光源部7及び第2の光源部8の各々に電流を供給することにより、点灯させる装置である。点灯装置11は、第1の入力端18、整流回路12、直流電源回路13、第1の電流供給部14、第2の電流供給部15、信号供給部16及び制御回路17を備える。
第1の入力端18は、第1の位相制御式調光器6によって位相制御された交流電圧を受電する端子である。
整流回路12は、第1の入力端18から入力された交流電圧を整流する回路である。整流回路12は、例えば、ダイオードブリッジなどから構成される。また、整流回路12は、さらに、高周波ノイズを遮断するフィルタを備えてもよい。
直流電源回路13は、整流回路12から入力された脈流を含む電圧を平滑化して直流電圧を生成する回路である。
第1の電流供給部14は、第1の光源部7に第1の電流を供給する回路である。第1の電流供給部14は、例えば、DC/DCコンバータから構成される。第1の電流供給部14から供給される第1の電流は、制御回路17によって制御される。
第2の電流供給部15は、第2の光源部8に第2の電流を供給する回路である。第2の電流供給部15は、例えば、DC/DCコンバータから構成される。第2の電流供給部15から供給される第2の電流は、制御回路17によって制御される。
信号供給部16は、制御回路17に信号を供給する回路である。信号供給部16は、整流回路12から出力された電圧が印加される。そして、信号供給部16は、当該電圧に基づいて第1の制御信号S1及び第2の制御信号S2を生成し、かつ、それらの信号を制御回路17に入力する。信号供給部16は、整流回路12から印加された電圧に基づいて第1の制御信号S1を生成し、かつ、制御回路17に出力する第1の信号生成部161を備える。また、信号供給部16は、整流回路12から印加された電圧を第2の制御信号S2として制御回路17に入力する。なお、信号供給部16は、整流回路12から印加された電圧を、制御回路17への入力に適した電圧に変換することによって第2の制御信号S2を生成する電圧変換回路を備えてもよい。当該電圧変換回路は、例えば、分圧回路であってもよい。
第1の信号生成部161は、PWM(Pulse Width Modulation)回路162及びRC回路163を備える。
PWM回路162は、整流回路12によって整流された電圧波形に基づいてPWM信号を生成する回路である。PWM回路162は、印加される電圧と判定基準値とを比較し、比較結果に基づいてパルス信号を出力する。ここで、出力される当該パルス信号は、第1の位相制御式調光器6によって位相制御された交流電圧に同期したPWM信号である。
RC回路163は、PWM回路162から入力されたPWM信号を平滑化して直流電圧である第1の制御信号S1を制御回路17に入力する。
信号供給部16から制御回路17に入力される第1の制御信号S1は、第1の位相制御式調光器6による調光の程度(導通角)に関する情報である第1の制御情報を制御回路17に供給するために用いられる。また、第2の制御信号S2は、第1の位相制御式調光器6に備えられたスイッチがオフ(非導通状態)とされた期間に関する情報である第2の制御情報を制御回路17に供給するために用いられる。
制御回路17は、第1の光源部7に供給される第1の電流及び第2の光源部8に供給される第2の電流の大きさを制御することにより、第1の光源部7及び第2の光源部8から出力される光の合計光量及び合成光色を制御する回路である。制御回路17は、MCU(Micro−Control Unit)から構成される。例えば、制御回路17として、ルネサスエレクトロニクス製マイクロプロセッサRL78/I1Aを用いてもよい。制御回路17は、信号供給部16から入力される制御信号に基づいて制御を行う。例えば、制御信号をAD変換することによって、デジタル信号に変換し、当該デジタル信号に基づいて制御を行う。また、制御回路17は、上記合計光量と上記合成光色とを連動させて変化させるための特性テーブルを内部のメモリに記憶している。ここで、当該特性テーブルは、第1の制御情報と、第1の電流供給部14への出力信号と、第2の電流供給部15への出力信号との関係を示すテーブルである。また、当該特性テーブルは複数種類記憶されており、第2の制御情報に基づいて、一つの特性テーブルが選択される。そして、制御回路17は、選択された特性テーブルに基づいて、第1の制御情報に対応する、第1の電流供給部14及び第2の電流供給部15への出力信号を、それぞれ第1の電流供給部14及び第2の電流供給部15へと出力する。
[1−2.点灯装置の動作]
次に、本実施の形態に係る点灯装置11の動作について説明する。
まず、点灯装置11の合計光量及び合成光色の制御の概要について説明する。
上述のとおり、制御回路17は、第1の制御情報と、第1の電流供給部14への出力信号と、第2の電流供給部15への出力信号との関係を示す複数の特性テーブルを記憶している。当該特性テーブルに基づいて決定される照明器具10から出力される光の合計光量と合成光色との対応関係について図2を参照しながら説明する。
図2は、本実施の形態に係る照明器具10からから出力される光の合計光量と合成光色との対応関係を示すグラフである。図2のグラフにおいて、実線及び破線によって、二つの特性テーブルに対応する合計光量と合成光色との対応関係が示されている。図2に示された合計光量と合成光色との対応関係は、人間が心地よく感じる対応関係となるように決定されている。
図2に示されるように、複数の特性テーブルによって、合計光量と合成光色とが1対1で対応する複数の対応関係が定められている。そして、制御回路17に入力される第2の制御信号S2に含まれる第2の制御情報に基づいて、上記複数の特性テーブルのうちの一つが選択される。ここで、制御回路17は、選択された特性テーブルから、第1の制御情報に対応する第1の電流供給部14及び第2の電流供給部15への各出力信号を読み出す。そして、制御回路17は、各出力信号を第1の電流供給部14及び第2の電流供給部15にそれぞれ入力する。これにより、第1の光源部7及び第2の光源部8から所定の合計光量及び合成光色の光が出力される。
以上のように、本実施の形態に係る照明器具10は、第1及び第2の制御情報に基づいて合計光量及び合成光色が制御される。なお、図2に示されるように、本実施の形態では、制御回路17は、合成光色の色温度が、合計光量と正の相関を有する特性テーブルを複数備えている。また、各特性テーブルは、合成光色に対応する合計光量がそれぞれ異なる。例えば、図2に示される例では、実線で示された特性は、破線で示された特性における各合成光色に対応する合計光量を2倍にした特性を有する。
また、本実施の形態では、第2の制御情報に基づいて、特性テーブルが選択される。換言すると、本実施の形態では、第2の制御情報に基づいて、合計光量が制御される。
また、本実施の形態では、第1の制御情報に基づいて合成光色が制御され、その結果、合成光色が変化すると、特性テーブルに基づいて合計光量も連動して変化する。したがって、第1の制御情報に基づいて、合成光色及び合計光量が制御されると言える。
次に、点灯装置11が第1及び第2の制御情報を取得する動作について図面を参照しながら説明する。当該動作のうち、まず、第1の位相制御式調光器6における交流電圧の位相制御について図3を参照しながら説明する。
図3は、本実施の形態に係る第1の位相制御式調光器6によって生成される電圧波形の一例を示すグラフである。ここで、図3に示されたグラフの横軸は位相を示す。また、図3のグラフにおいて、位相制御される前の交流電圧の波形は破線で、位相制御された後の電圧波形は実線で、それぞれ示されている。
図3に示されるように、交流電圧の半周期毎に、第1の位相制御式調光器6から交流電圧がそのまま出力される導通角の位相が存在し、その他の位相においては、第1の位相制御式調光器6から交流電圧は出力されない。第1の位相制御式調光器6は、導通角の大きさを制御することにより出力電圧を調整し、当該出力電圧を点灯装置11に入力することで、調光を行う。
次に、整流回路12の動作について図4Aを参照しながら説明する。
図4Aは、本実施の形態に係る整流回路12における入出力電圧の時間波形の一例を示すグラフである。ここで、図4Aのグラフにおいて、入力電圧波形が破線で、出力電圧波形が実線で、それぞれ示されている。
図4Aに示されるように、整流回路12は、入力された位相制御された交流電圧を、整流して出力する。
次に、PWM回路162の動作について図4Bを参照しながら説明する。
図4Bは、本実施の形態に係るPWM回路162における入出力電圧の時間波形の一例を示すグラフである。ここで、図4Bのグラフにおいて、入力電圧波形が破線で、出力電圧波形が実線で、それぞれ示されている。なお、出力電圧波形のピーク電圧は、当該出力電圧波形が入力される制御回路17の特性に応じて定められる。
図4Bに示されるように、PWM回路162において、入力電圧が、判定基準値と比較される。なお、図4Bのグラフ中の一点鎖線が判定基準値のレベルを示す。そして、入力電圧の方が大きい場合には、ハイレベルの電圧がPWM回路162から出力される。また、入力電圧の方が判定基準値より小さい場合には、ローレベルの電圧がPWM回路162から出力される。これにより、図4Bに示されるようなPWM信号がPWM回路162から出力される。
次に、RC回路163の動作について図4Cを参照しながら説明する。
図4Cは、本実施の形態に係るRC回路163における入出力電圧の時間波形の一例を示すグラフである。ここで、図4Cのグラフにおいて、入力電圧波形が破線で、出力電圧波形が実線で、それぞれ示されている。
図4Cに示されるように、RC回路163に入力されたPWM信号は、RC回路163によって平滑化されて、直流電圧として出力される。したがって、制御回路17には、図4Cに示されるような直流電圧からなる第1の制御信号S1が入力される。ここで、当該直流電圧は、第1の位相制御式調光器6の導通角に対応する値となる。制御回路17は、第1の制御信号S1の直流電圧を検出して、当該直流電圧の値を第1の制御情報として取得する。なお、上述のとおり、本実施の形態では、第1の制御情報は、第1の位相制御式調光器6の導通角に対応する値となる。また、合成光色及び合計光量は、導通角と正の相関を有するように制御される。
次に、制御回路17が、第2の制御信号S2から第2の制御情報を取得する動作について説明する。
図1に示されるように、制御回路17には、整流回路12から出力された信号が第2の制御信号S2として入力される。制御回路17は、第2の制御信号S2に基づいて第1の位相制御式調光器6のスイッチがオフ状態である時間を検出する。制御回路17は、当該時間の検出のために、入力された第2の制御信号S2の電圧が所定値以下となる時間間隔を監視する。ここで、第1の位相制御式調光器6のスイッチがオンされていれば、第2の制御信号S2の電圧が所定値以下となる時間間隔は、交流電源5の半周期以下となり、スイッチがオフされていれば、当該時間間隔は交流電源5の半周期より長くなる。このことを利用して、制御回路17は、第2の制御信号S2の電圧が所定値以下である時間間隔が、交流電源5の半周期より長い場合に、第1の位相制御式調光器6のスイッチがオフ状態であると判断して、スイッチがオフ状態である時間(オフ時間Toff)を検出する。以上のようにして検出された第1の位相制御式調光器6のスイッチがオフ状態であるオフ時間Toffを、制御回路17は、第2の制御情報として取得する。
ここで、第2の制御情報によって、制御回路17が上述の複数の特性テーブルのいずれかを選択する制御例について図5A、5B及び5Cを参照しながら説明する。
図5A、5B及び5Cは、それぞれ、第1の位相制御式調光器6によるオフ時間Toffが、T1未満、T1以上T2未満、及び、T2以上である場合における制御回路17の動作を示す図である。図5A、5B及び5Cに示される例において、第1の位相制御式調光器6のスイッチがオフされる前には、特性テーブルC1が選択されている。
ここで、点灯装置11の制御回路17は、第1の位相制御式調光器6のスイッチがオフされたことを検出すると、第1の電流供給部14及び第2の電流供給部15に、それぞれ、第1の光源部7及び第2の光源部8への電流供給を停止させる。これにより、点灯装置11は、点灯オフ状態となり、照明器具10からの光の出力は停止される。しかしながら、制御回路17は、第1の位相制御式調光器6のスイッチがオフされても、オフ時間Toffが所定の時間(後述する第2の時間)を超えるまでは、制御を終了せずに待機する(図5A、5B及び5C参照)。
図5Aに示されるように、オフ時間Toffが第1の時間T1未満である場合には、制御回路17は、ユーザが意図してスイッチをオフしたとは判断せず、特性テーブルC1を選択した状態のまま維持する。ここで、第1の時間T1は、例えば、0.2秒に設定される。
図5Bに示されるように、オフ時間Toffが第1の時間T1以上で第2の時間T2(>T1)未満の範囲の値である場合には、制御回路17は、ユーザが特性テーブルを変更するために意図的にスイッチをオフ及びオンしたと判断して、選択する特性テーブルをC1からC2に変更する。そして、制御回路17は特性テーブルC2に基づいて、合計光量及び合成光色を制御する。ここで、第2の時間T2は、例えば、1秒に設定される。なお、特性テーブルの変更方法は、特に限定されないが、例えば、複数の特性テーブルの選択順序を定めて、上記スイッチ操作が行われた場合に当該順序に従って選択してもよい。
図5Cに示されるように、オフ時間Toffが第2の時間T2以上である場合には、制御回路17は、ユーザによって通常の消灯操作がなされたと判断する。そして、制御回路17は、オフ時間Toffが第2の時間T2以上になった場合に、その時点で選択されている特性テーブル(図5Cの場合、特性テーブルC1)をメモリに記憶して、制御動作を停止する。制御回路17は、次回点灯する際に、メモリを参照して記憶された特性テーブルを選択する。
なお、以上で述べた例では、特性テーブルを選択する際に、第2の制御情報だけを用いたが、第1の制御情報も併せて用いてもよい。例えば、第1の制御情報に対応する導通角が所定の範囲の値であり、かつ、第2の制御情報に対応するオフ時間Toffが所定の範囲の時間である場合に、所定の特性テーブルを選択する構成としてもよい。当該構成によれば、例えば、複数の点灯装置11を一つの第1の位相制御式調光器6によって制御する場合に、各点灯装置11において選択される特性テーブルを所定の特性テーブルに揃えることができる。すなわち、各点灯装置11の合計光量と合成光色との対応関係を所定の対応関係に揃えることができる。
[1−3.実施の形態1の変形例]
次に、本実施の形態に係る照明システム1の変形例について、図6を参照しながら説明する。
図6は、本変形例に係る照明システム1aの機能構成を示すブロック図である。
図6に示されるように、本変形例に係る照明システム1aは、図1に示された照明システム1と同様に、第1の位相制御式調光器6及び照明器具10aを備える。また、本変形例に係る照明器具10aは、図1に示された照明器具10と同様に、点灯装置11a、並びに、第1の光源部7及び第2の光源部8を備える。本変形例に係る点灯装置11aは、図1に示された点灯装置11と、信号供給部16a及び制御回路17aの構成において相違し、その他の点において一致する。図6に示されるように、本変形例に係る点灯装置11aでは、信号供給部16aは、第1の信号生成部161aのPWM回路162から出力されるPWM信号を第2の制御信号S2として制御回路17aに入力する。また、制御回路17aは、第2の制御信号S2として入力されたPWM信号のエッジ間隔を読み取る機能を有する。PWM回路162から出力されるPWM信号は、位相制御された交流電圧の全波整流電圧と同期しているため、例えば、PWM信号の連続するパルスの立ち上がりのエッジ間隔は、交流電圧の半周期と概ね等しい。よって、制御回路17aは、当該エッジ間隔が、交流電圧の半周期より大きい場合には、第1の位相制御式調光器6のスイッチがオフされたと判断する。これにより、変形例に係る点灯装置11aは、上記の実施の形態と同様に第2の制御信号S2から第2の制御情報を取得することができる。
[1−4.効果等]
以上に述べたように、本実施の形態に係る点灯装置11及び11aは、第1の位相制御式調光器6によって位相制御された交流電圧を受電する第1の入力端18と、第1の発光色を有する第1の光源部7に第1の電流を供給する第1の電流供給部14と、第1の発光色と異なる第2の発光色を有する第2の光源部8に第2の電流を供給する第2の電流供給部15と、第1の電流及び第2の電流の大きさを制御することにより、第1の光源部7及び第2の光源部8から出力される光の合計光量及び合成光色を制御する制御回路17及び17aと、制御回路17及び17aに制御信号を供給する信号供給部16と、を備える。また、制御信号は、第1の制御情報及び第2の制御情報を含み、第1の制御情報は、合成光色を制御するための情報であって、第1の位相制御式調光器6の導通角に対応し、第2の制御情報は、合計光量を制御するための情報である。
これにより、点灯装置11及び11aは、第1の位相制御式調光器6の導通角に対応する第1の制御情報に基づいて、合成光色を制御し、第2の制御情報に基づいて合計光量を制御することができる。すなわち、点灯装置11及び11aは、第1の制御情報及び第2の制御情報が調整されることにより、任意の合計光量及び合成光色の光を出力することができる。
また、点灯装置11及び11aにおいて、合計光量は、導通角と正の相関を持つ。
これにより、点灯装置11及び11aは、一般的な調光可能な点灯装置と同様に、第1の位相制御式調光器6の導通角を大きくするほど、大きい光量を得ることができる。さらに、点灯装置11及び11aにおいては、導通角を調整することにより、合成光色も連動して変更できる。
また、点灯装置11及び11aにおいて、第2の制御情報は、位相制御された交流電圧の供給が、交流電圧の半周期より長い時間に亘って停止された時間であるオフ時間に対応する値を含む。
これにより、点灯装置11及び11aは、第1の位相制御式調光器6だけによって、任意の合計光量及び合成光色の光に調整することができる。このため、点灯装置11及び11aにおいては、簡単な構成で、合計光量及び合成光色を任意に調整することができる。
また、点灯装置11及び11aにおいて、制御回路17及び17aは、オフ時間が第1の範囲の時間である場合に、第1の制御情報と合計光量との対応関係を変更する。
これにより、点灯装置11及び11aは、第1の位相制御式調光器6のオンオフ操作をすることにより、合成光色と合計光量との対応関係を変更することができる。
また、点灯装置11及び11aにおいて、前記制御回路17及び17aは、第1の制御情報が第1の範囲の値であり、かつ、オフ時間が第2の範囲の時間である場合に、第1の制御情報と合計光量との対応関係を所定の対応関係に決定する。
これにより、点灯装置11及び11aは、複数の点灯装置11及び11aを一つの第1の位相制御式調光器6で制御する場合に、すべての点灯装置11及び11aにおける合計光量と合成光色との対応関係を所定の対応関係に揃えることができる。
また、点灯装置11及び11aにおいて、制御回路17及び17aは、オフ時間が所定の時間以上である場合に、交流電圧の供給が停止される直前における第1の制御情報と合計光量との対応関係を記憶し、交流電圧の供給が再開された場合に、当該対応関係に基づいて合計光量及び合成光色の制御を行う。
これにより、点灯装置11及び11aは、消灯前に使用していた合計光量と合成光色との対応関係を記憶することができるため、次回に点灯する際に、消灯前の対応関係で点灯することができる。
また、点灯装置11及び11aにおいて、制御回路17及び17aは、第1の制御情報に基づいて合成光色に合計光量を連動させて制御し、かつ、第2の制御情報に基づいて合計光量を制御する。
これにより、点灯装置11及び11aにおいて、第2の制御情報により第1の制御情報に対応する合成光色及び合計光量を連動させて制御することができる。したがって、点灯装置11及び11aは、予め所望の合計光量と合成光色との対応関係を定めておくことにより、所望の合計光量と合成光色とを組み合わせた光を出力することができる。例えば、合計光量と合成光色との対応関係を、人間にとって心地よく感じられる対応関係となるように設定することにより、点灯装置11及び11aは、人間にとって心地よく感じられる合計光量と合成光色との組み合わせの光を出力することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係る点灯装置、照明器具及び照明システムの構成について説明する。
上記実施の形態1に係る点灯装置11においては、第2の制御情報が第1の位相制御式調光器6のオフ時間Toffによって定められた。本実施の形態では、これに代えて、別の調光器によって、第2の制御情報を定める形態について説明する。
以下、本実施の形態に係る点灯装置等について、上記実施の形態1に係る点灯装置11と相違する構成を中心に説明し、共通する構成については説明を省略する。
[2−1.照明システム全体の構成]
まず、本実施の形態に係る照明システム全体の構成について、図7を参照しながら説明する。
図7は、本実施の形態に係る照明システム1bの機能構成を示すブロック図である。
図7に示されるように、本実施の形態に係る照明システム1bは、図1に示された照明システム1と同様に、第1の位相制御式調光器6及び照明器具10bを備え、さらに、信号線式調光器9を備える。
信号線式調光器9は、信号線を介して調光信号を生成し、かつ、出力する信号生成器である。本実施の形態では、信号線式調光器9は、周波数が一定でデューティ比が可変のPWM信号を出力する。
また、図7に示されるように、本実施の形態に係る照明器具10bは、図1に示された照明器具10と同様に点灯装置11b、並びに、第1の光源部7及び第2の光源部8を備える。本実施の形態に係る点灯装置11bは、図1に示された点灯装置11と、第2の入力端19を備える点、並びに、信号供給部16b及び制御回路17bの構成において相違し、その他の点において一致する。
第2の入力端19は、外部信号が入力される端子である。本実施の形態に係る第2の入力端19は、信号線式調光器9から入力された外部信号を、点灯装置11bの信号供給部16bに入力する。
信号供給部16bは、制御回路17bに信号を供給する回路である。信号供給部16bは、第1の信号生成部161及び第2の信号生成部165を備える。第1の信号生成部161は、上記実施の形態1に係る第1の信号生成部161と同一である。第2の信号生成部165は、信号線式調光器9から第2の入力端19を介して入力された外部信号に基づいて、第2の制御信号S2を生成し、制御回路17bに入力する回路である。第2の信号生成部165は、整流回路166及びRC回路168を備える。
整流回路166は、信号線式調光器9から第2の入力端19を介して入力されたPWM信号を整流する回路である。
RC回路168は、整流回路166から入力されたPWM信号を平滑化し、直流電圧である第2の制御信号S2を制御回路17bに入力する。
制御回路17bは、第2の制御信号S2として入力される直流電圧を検出する点において、上記実施の形態1に係る制御回路17と相違し、その他の点において一致する。制御回路17bは、第2の制御信号S2である直流電圧の値を第2の制御情報として取得する。制御回路17bのその他の構成については、制御回路17と同様であるため説明を省略する。
[2−2.点灯装置の動作]
次に、本実施の形態に係る点灯装置11bの動作について説明する。
本実施の形態に係る点灯装置11bの動作は、主に、第2の制御信号S2に対応する外部信号が信号線式調光器9から入力される点において、上記実施の形態1に係る点灯装置11の動作と相違する。本実施の形態に係る点灯装置11bでは、信号線式調光器9から入力されるPWM信号に対応する直流電圧である第2の制御信号が、第2の信号生成部165において生成され、制御回路17bに入力される。そこで、制御回路17bは、当該直流電圧の値を第2の制御情報として検出する。そして、制御回路17bは、第2の制御情報に基づいて特性テーブルを選択する。
ここで、上述のように、第2の制御情報は、PWM信号に対応する直流電圧の値であるため、第2の制御情報の情報量は、PWM信号の分解能に依存する。そのため、上記実施の形態1に係る点灯装置11より、第2の制御情報の情報量が多い。したがって、本実施の形態では、制御の自由度が高い。例えば、本実施の形態では、上記実施の形態1より多くの特性テーブルを制御回路17bのメモリに記憶して、それらの特性テーブルの中から所望の特性テーブルを容易に選択することができる。また、制御回路17bは、特性テーブルに代えて、第1の制御情報と第2の制御情報とに基づいて、第1の電流供給部14への出力信号と、第2の電流供給部15への出力信号とを算出するための計算式をメモリに記憶していてもよい。これにより、高い分解能で合成光色及び合計光量を制御することができる。なお、本実施の形態に係る点灯装置11bにおいても、上記実施の形態1に係る点灯装置11と同様に、消灯前に使用していた特性テーブルを記憶して、再度点灯する際に用いる構成としてもよい。
[2−3.効果等]
以上のように、本実施の形態に係る点灯装置11bは、外部信号が入力される第2の入力端19をさらに備え、信号供給部16bは、第2の入力端19から外部信号を受信し、かつ、外部信号から第2の制御情報を取得する。
これにより、点灯装置11bは、高い分解能で合計光量及び合成光色を制御することができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3に係る点灯装置、照明器具及び照明システムについて説明する。
上記実施の形態2では、信号線式調光器9を用いて外部信号を点灯装置11bに入力する構成が示された。点灯装置11bでは、外部から接続される線が最低でも4本必要となる。本実施の形態では、外部信号を第2の位相制御式調光器によって点灯装置に入力することにより、外部から点灯装置へ接続する線を3本にできる構成を示す。
以下、本実施の形態に係る点灯装置等について、上記実施の形態1に係る点灯装置11と相違する構成を中心に説明し、共通する構成については説明を省略する。
[3−1.照明システム全体の構成]
まず、本実施の形態に係る照明システム全体の構成について、図8を参照しながら説明する。
図8は、本実施の形態に係る照明システム1cの機能構成を示すブロック図である。
図8に示されるように、本実施の形態に係る照明システム1cは、図1に示された照明システム1と同様に、第1の位相制御式調光器6及び照明器具10cを備え、さらに、第2の位相制御式調光器6cを備える。
第2の位相制御式調光器6cは、第1の位相制御式調光器6と同様に、供給された交流電圧を位相制御して供給する調光器である。本実施の形態では、第2の位相制御式調光器6cは、第2の制御情報を含む外部信号を生成し、照明器具10cに入力する。
また、図8に示されるように、本実施の形態に係る照明器具10cは、図1に示された照明器具10と同様に点灯装置11c、並びに、第1の光源部7及び第2の光源部8を備える。本実施の形態に係る点灯装置11cは、図1に示された点灯装置11と、第1の入力端18aの構成、第2の入力端19aが追加されている点、並びに、信号供給部16c及び制御回路17cの構成において相違し、その他の点において一致する。
第1の入力端18aは、第1の位相制御式調光器6によって位相制御された交流電圧、を受電する端子である。第1の入力端18aは、3線用の入力端子のうち2線分から構成される。
第2の入力端19aは、第2の位相制御式調光器6cによって位相制御された交流電圧を受電する端子である。第2の入力端19aは、3線用の入力端子のうち2線分から構成される。また、図8に示されるように、第1の入力端18aに接続される配線のうち1線と第2の入力端19aに接続される配線のうち1線とが共通化されている。このような構成は、図8に示されるように、交流電源5の2本の出力線のうち、一方に第1の位相制御式調光器6及び第2の位相制御式調光器6cを接続し、他方を帰還用線として第1の位相制御式調光器6及び第2の位相制御式調光器6cで共有することによって実現できる。
信号供給部16cは、制御回路17cに信号を供給する回路である。信号供給部16cは、第1の信号生成部161及び第2の信号生成部165cを備える。第1の信号生成部161は、上記実施の形態1に係る第1の信号生成部161と同一である。また、第2の信号生成部165cは、第2の位相制御式調光器6cから第2の入力端19aを介して入力された外部信号に基づいて、第2の制御信号S2を生成し、制御回路17cに入力する回路である。第2の信号生成部165cは、整流回路166c、PWM回路167及びRC回路168cを備える。整流回路166c、PWM回路167及びRC回路168cは、それぞれ、整流回路12、PWM回路162及びRC回路163と同様の回路から構成される。これにより、第2の信号生成部165cは、第2の位相制御式調光器6cによって位相制御された交流電圧に基づいて、直流電圧からなる第2の制御信号S2を生成し、制御回路17cに入力する。
制御回路17cは、上記実施の形態2に係る制御回路17bと同様の構成を有するため、その説明を省略する。
[3−2.点灯装置の動作]
次に、本実施の形態に係る点灯装置11cの動作について説明する。
本実施の形態に係る点灯装置11cの動作は、主に、第2の制御信号S2に対応する外部信号が第2の位相制御式調光器6cから入力される点において、上記実施の形態1に係る点灯装置11の動作と相違する。本実施の形態に係る点灯装置11cでは、第2の位相制御式調光器6cから入力される位相制御された交流電圧に対応する直流電圧である第2の制御信号が第2の信号生成部165cにおいて生成され、制御回路17cに入力される。そこで、制御回路17cは、当該直流電圧の値を第2の制御情報として検出する。そして、制御回路17cは、第2の制御情報に基づいて特性テーブルを選択する。
本実施の形態に係る点灯装置11cでは、第2の制御情報は、位相制御された交流電圧(すなわち、第2の位相制御式調光器6cの導通角)に対応する直流電圧の値であるため、第2の制御情報の情報量は、位相制御の分解能に依存する。そのため、上記実施の形態1に係る点灯装置11より、第2の制御情報の情報量が多い。したがって、本実施の形態に係る点灯装置11cは、上記実施の形態2に係る点灯装置11bと同様に、自由度の高い制御を行うことができる。なお、当該制御の詳細については、上記実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
[3−3.効果等]
以上のように、本実施の形態に係る点灯装置11cは、外部信号が入力される第2の入力端19aをさらに備え、信号供給部16cは、第2の入力端19aから外部信号を受信し、かつ、外部信号から第2の制御情報を取得する。また、外部信号は、第2の位相制御式調光器6cによって位相制御された交流電圧である。
これにより、点灯装置11cは、高い分解能で合成光色及び合計光量を制御することができる。
また、点灯装置11cは、第1の入力端18aに接続される配線のうちの1線と、第2の入力端19aに接続される配線のうちの1線とが、共通化されている。
これにより、点灯装置11cは、外部から接続される線を3本にすることができるため、構成が簡易化される。
(実施の形態4)
次に、実施の形態に4に係る点灯装置、照明器具及び照明システムについて説明する。
上記各実施の形態に係る点灯装置においては、図2に示されるような、合計光量と合成光色との対応関係を有し、第1の制御情報に基づいて合計光量と合成光色とが連動して制御された。本実施の形態においては、合計光量と合成光色とを個別に制御できる点灯装置が示される。
以下、本実施の形態に係る点灯装置等について、上記実施の形態1に係る点灯装置11と相違する構成を中心に説明し、共通する構成については説明を省略する。
[4−1.照明システム全体の構成]
まず、本実施の形態に係る照明システム全体の構成について、図9を参照しながら説明する。
図9は、本実施の形態に係る照明システム1dの機能構成を示すブロック図である。
図9に示されるように、本実施の形態に係る照明システム1dは、図1に示された照明システム1と同様に、第1の位相制御式調光器6及び照明器具10dを備える。
また、図9に示されるように、本実施の形態に係る照明器具10dは、図1に示された照明器具10と同様に点灯装置11d、並びに、第1の光源部7及び第2の光源部8を備える。本実施の形態に係る点灯装置11dは、図1に示された点灯装置11と、制御回路17dの構成において相違し、その他の点において一致する。
制御回路17dは、上記実施の形態1に係る制御回路17と、メモリ内に記憶された複数の特性テーブルの内容において相違し、その他の点において一致する。上記実施の形態1に係る制御回路17に記憶された複数の特性テーブルと同様に、制御回路17dのメモリに記憶された複数の特性テーブルも、それぞれ、第1の制御情報と、第1の電流供給部14への出力信号と、第2の電流供給部15への出力信号との関係を示す。ただし、本実施の形態に係る制御回路17dのメモリに記憶された複数の特性テーブルは、各特性テーブルが一つの合成光色の光を出力するためのテーブルであり、一つの特性テーブルにおいては、主に、合計光量だけが変化する。また、制御回路17dによれば、第2の制御情報に基づいて、一つの特性テーブルが選択され、第1の制御情報に基づいて、合計光量が決定される。
したがって、制御回路17dによれば、第1の制御情報及び第2の制御情報に基づいて、それぞれ主に合計光量及び合成光色が制御されると言える。なお、制御回路17dが記憶する複数の特性テーブルについては、以下の点灯装置11dの動作の説明において詳述する。
[4−2.点灯装置の動作]
次に、本実施の形態に係る点灯装置11dの動作について説明する。
ここでは、本実施の形態に係る点灯装置11dと上記実施の形態1に係る点灯装置11との相違点である特性テーブルに関する点について主に説明する。
まず、制御回路17dに記憶される複数の特性テーブルに基づいて決定される照明器具10dから出力される光の合計光量と合成光色との対応関係について図10を参照しながら説明する。
図10は、本実施の形態に係る照明器具10dからから出力される光の合計光量と合成光色との対応関係を示すグラフである。図10のグラフにおいて、実線及び破線によって、二つの特性テーブルに対応する合計光量と合成光色との対応関係が示されている。
図10に示されるように、一つの特性テーブルに対応する合成光色は、合計光量のごく小さい領域を除いてほぼ同一である。また、図10に示されるように、本実施の形態に係る点灯装置11dでは、第1の制御情報に基づいて、主に、合計光量が制御される。
したがって、本実施の形態に係る点灯装置11dでは、第2の制御情報に基づいて、一つの特性テーブル、すなわち、一つの合成光色が選択され、第2の制御情報に基づいて、合計光量が制御される。
なお、図10に示される合計光量と合成光色との対応関係において、ごく小さい合計光量の領域では、合成光色が2000Kとなるように制御される。すなわち、点灯装置11dは、2000Kの色温度で発光する第1の光源部7だけに電流を供給する。このような制御を行う理由は、照明器具10dから出力される光量が小さい場合には、2000K程度の低い色温度の光を出力する方が人間にとって心地よく感じられることが知られているからである。
なお、本実施の形態に係る点灯装置11dのその他の動作は、上記実施の形態1に係る点灯装置11の動作と同様であるため、説明を省略する。
[4−3.効果等]
以上に述べたように、本実施の形態に係る点灯装置11dは、第1の位相制御式調光器6によって位相制御された交流電圧を受電する第1の入力端18と、第1の発光色を有する第1の光源部7に第1の電流を供給する第1の電流供給部14と、第1の発光色と異なる第2の発光色を有する第2の光源部8に第2の電流を供給する第2の電流供給部15と、第1の電流及び第2の電流の大きさを制御することにより、第1の光源部7及び第2の光源部8から出力される光の合計光量及び合成光色を制御する制御回路17dと、制御回路17dに制御信号を供給する信号供給部16と、を備える。また、制御信号は、第1の制御情報及び第2の制御情報を含み、第1の制御情報は、合計光量を制御するための情報であって、第1の位相制御式調光器6の導通角に対応し、第2の制御情報は、合成光色を制御するための情報である。
これにより、点灯装置11dにおいて、合計光量と合成光色とを個別に制御することができるため、所望の合計光量と合成光色との組み合わせを容易に実現することができる。
また、点灯装置11dにおいて、制御回路17dは、導通角が所定の値以下の場合に第2の電流をゼロとする。
これにより、点灯装置11dにおいて、第2の光源部8の出力光の色温度より、出力光の色温度が低い光源を第1の光源部7として用いれば、出力される光の光量が小さい場合に、低い色温度の光を出力するため、ユーザにとって心地よく感じられる調光及び調色を実現することができる。
また、点灯装置11dにおいて、制御回路17dは、オフ時間Toffが第1の範囲の時間である場合に、第1の制御情報と合成光色との対応関係を変更する。
これにより、点灯装置11dは、第1の位相制御式調光器6のオンオフ操作をすることにより、合計光量と合成光色との対応関係を変更することができる。
また、点灯装置11dにおいて、制御回路17dは、第1の制御情報が第1の範囲の値であり、かつ、オフ時間が第2の範囲の時間である場合に、第1の制御情報と合成光色との対応関係を所定の対応関係に決定する。
これにより、点灯装置11dは、複数の点灯装置11dを一つの第1の位相制御式調光器6で制御する場合に、すべての点灯装置11dにおける合計光量と合成光色との対応関係を所定の対応関係に揃えることができる。
また、点灯装置11d、制御回路17dは、オフ時間Toffが所定の時間以上である場合に、交流電圧の供給が停止される直前における第1の制御情報と合計光量との対応関係を記憶し、交流電圧の供給が再開された場合に、当該対応関係に基づいて合計光量及び合成光色の制御を行う。
これにより、点灯装置11dは、消灯前に使用していた合成光色と合計光量との対応関係を記憶することができるため、次回に点灯する際に、消灯前の対応関係で点灯することができる。
(変形例等)
以上、本発明に係る点灯装置、照明器具及び照明システムについて、実施の形態1〜4に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を実施の形態に施したもの、及び、実施の形態における任意の構成要素を組み合わせて実現される形態も、本発明の範囲内に含まれてもよい。
たとえば、上記各実施の形態では、第1の光源部7及び第2の光源部8として、LEDモジュールを用いる構成が示されたが、第1の光源部7及び第2の光源部8はLEDモジュールに限られない。電流制御によって光量を調整できる光源であればよい。例えば、LEDチップ等であってもよいし、有機EL(Organic Electro−Luminescence)素子等の他の種類の光源であってもよい。
また、上記各実施の形態では、色温度の異なる白色光を出力する光源部を用いる構成が示されたが、白色光の光源部を用いなくてもよい。例えば、光源部として、単色光を出力する光源を用いてもよい。
また、上記各実施の形態では、制御回路が特性テーブルに基づいて合計光量と合成光色とを制御する構成が示されたが、制御回路は、制御情報と合計光量及び合成光色との関係を示す関数を用いる構成を有してもよい。
また、上記各実施の形態においては、第1の位相制御式調光器6がスイッチを備える構成が示されたが、第1の位相制御式調光器6はスイッチを備えなくてもよい。例えば、第1の位相制御式調光器6に備えられたダイヤルなどを操作することによっても、点灯装置への交流電圧の供給のオン及びオフを切り替えることができる。これにより、第1の位相制御式調光器6の構成を簡易化することができる。
また、上記実施の形態1及び4では、第1の制御信号S1及び第2の制御信号S2を制御回路に入力する構成が示されたが、一つの制御信号(例えば、第1の制御信号S1)だけを制御回路に入力する構成であってもよい。例えば、制御回路において、一つの制御信号から、第1の制御情報と第2の制御情報とを取得することも可能である。ただし、上記実施の形態1及び4に係るRC回路163の時定数が大きい場合には、第1の制御信号S1においてオフ時間Toffを正確に検出できない可能性がある。したがって、RC回路163の時定数が大きい場合には、二つの制御信号を用いる構成が有効である。
また、上記実施の形態2の信号線式調光器9が出力する信号の形態と、第2の信号生成部165の構成との組み合わせは、上記実施の形態2において示された組み合わせに限られない。第2の信号生成部165から出力される第2の制御信号S2から制御回路が第2の制御情報を取得できる構成であればよい。
また、上記実施の形態2においては、点灯装置11bが信号線式調光器9から信号線を介して外部信号を受信する構成が示されたが、外部信号を受信する構成はこれに限られない。例えば、外部信号を含む無線信号を受信して、第2の入力端19に外部信号を出力する受信素子を備える構成としてもよい。これにより、外部信号を無線信号によって点灯装置に送信することができるため、点灯装置及び調光器の配置の自由度が向上する。
また、実施の形態4に係る点灯装置11dの制御回路17dが記憶する対応テーブルを、上記実施の形態1の変形例、及び、実施の形態2及び3に係る各制御回路に記憶させてもよい。
また、上記実施の形態4では、合計光量が小さい場合において、点灯装置11dが第1の光源部7だけを点灯させる構成を有したが、合計光量が小さい場合においても、合計光量が大きい場合と同じ合成光色となるように第1の光源部7及び第2の光源部8を点灯させてもよい。
1、1a、1b、1c、1d 照明システム
6 第1の位相制御式調光器
6c 第2の位相制御式調光器
7 第1の光源部
8 第2の光源部
10、10a、10b、10c、10d 照明器具
11、11a、11b、11c、11d 点灯装置
14 第1の電流供給部
15 第2の電流供給部
16、16a、16b、16c 信号供給部
17、17a、17b、17c、17d 制御回路
18、18a 第1の入力端
19、19a 第2の入力端

Claims (14)

  1. 第1の位相制御式調光器によって位相制御された交流電圧を受電する第1の入力端と、
    第1の発光色を有する第1の光源部に第1の電流を供給する第1の電流供給部と、
    前記第1の発光色と異なる第2の発光色を有する第2の光源部に第2の電流を供給する第2の電流供給部と、
    前記第1の電流及び前記第2の電流の大きさを制御することにより、前記第1の光源部及び前記第2の光源部から出力される光の合計光量及び合成光色を制御する制御回路と、
    前記制御回路に制御信号を供給する信号供給部と、を備え、
    前記制御信号は、第1の制御情報及び第2の制御情報を含み、
    前記第1の制御情報は、前記合計光量及び前記合成光色の一方を制御するための情報であって、前記第1の位相制御式調光器の導通角に対応し、
    前記第2の制御情報は、前記合計光量及び前記合成光色の他方を制御するための情報であって、前記第1の位相制御式調光器の導通角に対応しない
    点灯装置。
  2. 第1の位相制御式調光器によって位相制御された交流電圧を受電する第1の入力端と、
    第1の発光色を有する第1の光源部に第1の電流を供給する第1の電流供給部と、
    前記第1の発光色と異なる第2の発光色を有する第2の光源部に第2の電流を供給する第2の電流供給部と、
    前記第1の電流及び前記第2の電流の大きさを制御することにより、前記第1の光源部及び前記第2の光源部から出力される光の合計光量及び合成光色を制御する制御回路と、
    前記制御回路に制御信号を供給する信号供給部と、を備え、
    前記制御信号は、第1の制御情報及び第2の制御情報を含み、
    前記第1の制御情報は、前記合計光量及び前記合成光色の一方を制御するための情報であって、前記第1の位相制御式調光器の導通角に対応し、
    前記第2の制御情報は、前記合計光量及び前記合成光色の他方を制御するための情報であって、
    前記制御回路は、前記導通角が所定の値以下の場合に、前記第2の電流をゼロとす
    灯装置。
  3. 第1の位相制御式調光器によって位相制御された交流電圧を受電する第1の入力端と、
    第1の発光色を有する第1の光源部に第1の電流を供給する第1の電流供給部と、
    前記第1の発光色と異なる第2の発光色を有する第2の光源部に第2の電流を供給する第2の電流供給部と、
    前記第1の電流及び前記第2の電流の大きさを制御することにより、前記第1の光源部及び前記第2の光源部から出力される光の合計光量及び合成光色を制御する制御回路と、
    前記制御回路に制御信号を供給する信号供給部と、を備え、
    前記制御信号は、第1の制御情報及び第2の制御情報を含み、
    前記第1の制御情報は、前記合計光量及び前記合成光色の一方を制御するための情報であって、前記第1の位相制御式調光器の導通角に対応し、
    前記第2の制御情報は、前記合計光量及び前記合成光色の他方を制御するための情報であって、
    前記第2の制御情報は、前記位相制御された交流電圧の供給が、当該交流電圧の半周期より長い時間に亘って停止された時間であるオフ時間に対応する値を含
    灯装置。
  4. 前記制御回路は、前記オフ時間が第1の範囲の時間である場合に、前記第1の制御情報と前記合計光量及び前記合成光色の前記他方との対応関係を変更する
    請求項に記載の点灯装置。
  5. 前記制御回路は、前記第1の制御情報が第1の範囲の値であり、かつ、前記オフ時間が第2の範囲の時間である場合に、前記第1の制御情報と前記合計光量及び前記合成光色の前記他方との対応関係を所定の対応関係に決定する
    請求項3又は4に記載の点灯装置。
  6. 前記制御回路は、前記オフ時間が所定の時間以上である場合に、交流電圧の供給が停止される直前における前記第1の制御情報と前記合計光量及び前記合成光色の前記他方との対応関係を記憶し、交流電圧の供給が再開された場合に、当該対応関係に基づいて前記合計光量及び前記合成光色の制御を行う
    請求項3〜5のいずれか1項に記載の点灯装置。
  7. 前記合計光量は、前記導通角と正の相関を持つ
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の点灯装置。
  8. 第1の位相制御式調光器によって位相制御された交流電圧を受電する第1の入力端と、
    第1の発光色を有する第1の光源部に第1の電流を供給する第1の電流供給部と、
    前記第1の発光色と異なる第2の発光色を有する第2の光源部に第2の電流を供給する第2の電流供給部と、
    前記第1の電流及び前記第2の電流の大きさを制御することにより、前記第1の光源部及び前記第2の光源部から出力される光の合計光量及び合成光色を制御する制御回路と、
    前記制御回路に制御信号を供給する信号供給部と、を備え、
    前記制御信号は、第1の制御情報及び第2の制御情報を含み、
    前記第1の制御情報は、前記合計光量及び前記合成光色の一方を制御するための情報であって、前記第1の位相制御式調光器の導通角に対応し、
    前記第2の制御情報は、前記合計光量及び前記合成光色の他方を制御するための情報であって、
    外部信号が入力される第2の入力端をさらに備え、
    前記信号供給部は、前記第2の入力端から前記外部信号を受信し、かつ、前記外部信号から前記第2の制御情報を取得す
    灯装置。
  9. 前記外部信号を含む無線信号を受信して、前記第2の入力端に前記外部信号を出力する受信素子をさらに備える
    請求項8に記載の点灯装置。
  10. 前記外部信号は、第2の位相制御式調光器によって位相制御された交流電圧である
    請求項9に記載の点灯装置。
  11. 前記第1の入力端に接続される配線のうちの1線と、前記第2の入力端に接続される配線のうちの1線とが、共通化されている
    請求項8〜10のいずれか1項に記載の点灯装置。
  12. 前記制御回路は、前記第1の制御情報に基づいて前記合成光色に前記合計光量を連動させて制御し、かつ、前記第2の制御情報に基づいて前記合計光量を制御する
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の点灯装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の点灯装置と、
    前記第1の光源部及び前記第2の光源部と、を備える
    照明器具。
  14. 請求項13に記載の照明器具と、
    前記第1の位相制御式調光器と、を備える
    照明システム。
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