JP6390440B2 - 車両用衝突検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に加えられた衝撃に基づいて、車両における衝突の有無を判定する車両用衝突検出装置に関する。
車両の各部位に、加速度センサまたは圧力センサといった衝撃検出センサを設け、その検出信号に基づいて、車両において衝突が発生したことを検出する車両用衝突検出装置は、広く知られているところである。当該車両用衝突検出装置に含まれるECU(Electronic Control Unit)は、衝撃検出センサからハイとローとにより形成された2値信号(デジタル信号)を受信し、複数の当該2値信号により構成されるデジタル値を所定の閾値と比較することにより、車両における衝突の有無を判定している。車両の衝突を検出した車両用衝突検出装置は、衝突状態に応じてエアバッグ装置等を作動させて乗員を保護しており、エアバッグ装置の誤作動を防ぐため、ECUが受信する検出信号には高度な正確性が要求されていた。
一般的に、デジタル信号はアナログ信号に比較して、ノイズ等の外乱に強く、通信時において信号劣化が起こりにくいという特長がある。しかしながら、デジタル信号といえども、通信上のノイズ等の影響を全く受けないわけではなく、ノイズによってそのレベルが正規の高さに対し上下(シフト)することもある。また、ノイズ以外に、衝撃検出センサまたはECU内において、通信電流がリークした場合においても、それに伴ってECUの受信信号レベルが上下することがある。ECUの受信信号レベルが正規の値に対し上下し、ハイとローが反転してしまった場合、誤ったデジタル値が所定の閾値を超え、車両において衝突が発生したことを誤判定する恐れがあった。
ここで、車両通信の信頼性を向上させるために、各ECUが通信線を介してデータ通信を行う第1送受信部と、電源線を介してデータ通信を行う第2送受信部とを備えた車両用通信システムに関する従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。当該車両用通信システムは、通信線を介して第1送受信部が受信した通信データに異常がある場合、第2送受信部を受信データの取り込み口に設定している。この車両用通信システムによれば、第1送受信部が受信した通信データに異常がある場合、第2送受信部によって、電源線を介したデータ通信を行うため、その通信データの信頼性を向上させることができる。
特開2004−350137号公報
しかしながら、上述した従来技術による車両用通信システムにおいても、通信線と電源線の双方がノイズの影響を受けた場合には、通信線および電源線の双方において送信される信号が上下に変動する。これにより、通信線を使用するか電源線を使用するかに拘わらず、通信データに異常が発生することがあった。この不具合は、各ECU内において通信電流がリークした場合にも発生し得る。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成によって、衝撃検出手段と衝突判定手段との間の通信の信頼性を向上できる車両用衝突検出装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る車両用衝突検出装置の発明は、車両(5)に加えられた衝撃を検出し、検出した衝撃に基づいて、ハイとローのいずれかの値をとる検出信号(G01〜G08)を形成する衝撃検出手段(2)と、衝撃検出手段に接続されて検出信号を受信し、受信した検出信号に基づいて、車両における衝突の有無を判定する衝突判定手段(3)と、衝撃検出手段と衝突判定手段とを接続し、検出信号を送受信するための信号線(Lsi、Lso)と、を備えた車両用衝突検出装置(1)であって、衝突判定手段は、受信した検出信号の値を、互いに値の異なる複数の検出閾値(Dth1、Dth2)とそれぞれ比較する検出値比較部(32a、32b)と、検出値比較部によって、検出信号の値が一の検出閾値(Dth1)以上であって、かつ、当該一の検出閾値(Dth1)より大きい他の検出閾値(Dth2)未満であると判定された場合に、検出信号がシフトしたという通信異常の発生を検出する通信異常検出部(33)と、を有している。
この構成によれば、車両用衝突検出装置の衝突判定手段は、検出値比較部によって、検出信号の値が一の検出閾値以上であって、かつ、他の検出閾値未満であると判定された場合に、通信異常の発生を検出する通信異常検出部を有している。これにより、ノイズの影響あるいは通信電流のリークによって、衝撃検出手段からの検出信号が正規の値に対して上下し、複数の検出閾値の間に位置した場合に、通信異常検出部によって通信異常の発生が検出される。このため、変動した検出信号に基づいて、車両の衝突を誤判定することを防止することができる。
本発明の一実施形態による車両用衝突検出装置が取り付けられた車両の平面図 車両用衝突検出装置の構成を示したブロック図 エアバッグECUによって受信した検出信号と各閾値との関係を表したタイムチャートを示した図 検出信号に基づいた通信異常検出の結果を表したテーブルを示した図 リーク電流が所定量以上に増大した場合の、検出信号と双方の閾値との関係を表したタイムチャートを示した図 通信異常検出のフローチャートを示した図
<実施形態の構成>
図1乃至図6に基づき、本発明の一実施形態による車両用衝突検出装置1について説明する。図1に示すように、右ハンドルの車両5(左ハンドル車でもよい)には、車両5の前方部5aのそれぞれ左右に取り付けられた右前方衝撃センサ2aおよび左前方衝撃センサ2b、右フロントピラー(Aピラー)5bおよび左フロントピラー5c内にそれぞれ取り付けられた右前方ピラー衝撃センサ2cおよび左前方ピラー衝撃センサ2d、車両5の運転席と後席との間に位置する右センターピラー(Bピラー)5dおよび左センターピラー5e内にそれぞれ取り付けられた右中間ピラー衝撃センサ2eおよび左中間ピラー衝撃センサ2f、車両5の後席の後方に位置する右リヤピラー(Cピラー)5fおよび左リヤピラー5g内にそれぞれ取り付けられた右後方ピラー衝撃センサ2gおよび左後方ピラー衝撃センサ2h、車両5の右前ドア5hおよび左前ドア5i内にそれぞれ取り付けられた右ドア衝撃センサ2iおよび左ドア衝撃センサ2j、前方部5aに設けられたバンパー(図示せず)内に配置されたバンパーセンサ2kが設けられている。以下、これらのサテライトセンサを包括して衝撃センサ2(それぞれが衝撃検出手段に該当する)という。
上述した衝撃センサ2のうち、右前方衝撃センサ2a、左前方衝撃センサ2b、右前方ピラー衝撃センサ2c、左前方ピラー衝撃センサ2d、右中間ピラー衝撃センサ2e、左中間ピラー衝撃センサ2f、右後方ピラー衝撃センサ2gおよび左後方ピラー衝撃センサ2hは、加速度検出センサであって、車両5に発生した加速度を検知することにより、衝突時に車両5に加えられた衝撃を検出している。
一方、右ドア衝撃センサ2i、左ドア衝撃センサ2jおよびバンパーセンサ2kは、圧力検出センサであって、右前ドア5h、左前ドア5iおよびバンパー内の圧力上昇により、衝突時に車両5に加えられた左右方向または前後方向の衝撃を検出している。
各々の衝撃センサ2は、検出した衝撃に基づいて、衝撃信号を形成する。衝撃センサ2は、必ずしも上述したもののすべてを必要とするものではなく、そのうちの一部のみを備えていてもよい。また、衝撃センサ2として、上述したもの以外のものを含んでいてもよい。また、衝撃センサ2として、荷重センサを使用してもよい。
また、車両5において、運転席前側のフロアトンネル上には、エアバッグECU3(衝突判定手段に該当する)が取り付けられている。エアバッグECU3は、図示しない入出力装置、CPU、RAM等により形成された制御装置である。エアバッグECU3には、前述した衝撃センサ2がそれぞれ通信線を介して接続されている。本実施形態において、エアバッグECU3は、衝撃センサ2による検出値に基づいて車両5の衝突を判定し、図示しない乗員保護装置あるいは歩行者保護装置を作動させている。
以下、説明する図2においては、衝撃センサ2のうちの一つを代表して表しており、当該図に記載された構成は、上述した衝撃センサ2のうちのいずれにも適用可能である。
衝撃センサ2は、車両5に加えられた衝撃である加速度または圧力もしくは荷重を検出し、検出した衝撃に基づいて衝撃信号を形成する検出部21を備えている。
検出部21は、A/D変換部22に接続されている。A/D変換部22は、検出部21によって形成された衝撃信号をA/D変換した後、信号送信部23(単一の信号送信部に該当する)に供給する。
信号送信部23は、スイッチング素子231を有している。信号送信部23は、検出部21によって形成された衝撃信号に基づいて、スイッチング素子231を繰り返し作動させる。これにより、エアバッグECU3から供給された電流を断続して、その電流値がハイ(H)とロー(L)のいずれかの値をとる検出信号G01、G02、G03、G04、G05、G06、G07、G08(図3示)を形成する。以下、検出信号G01、G02、G03、G04、G05、G06、G07、G08を包括して、検出信号G01〜G08という。衝撃センサ2は、信号送信部23以外には検出信号G01〜G08をECUエアバッグ3に送信する構成を備えていない。
エアバッグECU3は、電流駆動部31を有している。電流駆動部31は、衝撃センサ2の信号送信部23に電流を供給するための電力供給線Lsi(信号線に該当する)と、信号送信部23からの電流を還流させるための電力流入線Lso(信号線に該当する)とによって、信号送信部23と接続されている。上述したように、信号送信部23のスイッチング素子231が繰り返し作動して、電流駆動部31から供給された電流を断続することにより、電力供給線Lsiおよび電力流入線Lso上に検出信号G01〜G08が形成される。これによって、電力供給線Lsiおよび電力流入線Lsoは、信号送信部23とECUエアバッグ3との間において、検出信号G01〜G08の送受信を可能にしている。電力供給線Lsiと電力流入線Lsoとによって、信号送信部23と電流駆動部31との間には閉ループが形成されているため、電力供給線Lsiおよび電力流入線Lso上には、同一の信号が形成されることは言うまでもない。
エアバッグECU3の第1比較部32aおよび第2比較部32bは、電力供給線Lsiおよび電力流入線Lsoを介して、衝撃センサ2の信号送信部23と接続されている。第1比較部32aおよび第2比較部32bは、検出値比較部および複数の比較部に該当する。第1比較部32aおよび第2比較部32bは、それぞれ信号送信部23から、同一の電力供給線Lsiおよび電力流入線Lsoを介して送信された同一の検出信号G01〜G08を互いに別々に受信している。
第1比較部32aは、電力供給線Lsi上に設けられた検出抵抗32a1を具備している。第1比較部32aは、検出抵抗32a1の両端の電圧を検出することにより、信号送信部23からの検出信号G01〜G08を受信している。
電圧検出部32a2は、検出抵抗32a1の両端の電圧を検出して、コンパレータ32a3の一方の入力端子に入力している。コンパレータ32a3の他方の入力端子には、第1比較電圧32a4が入力されている。第1比較電圧32a4の第1電圧値はVaに設定されている。第1電圧値Vaは、検出信号G01〜G08の電流値の閾値である第1検出閾値Dth1(一の検出閾値および固有閾値に該当する)を、電圧値に換算した値に設定されている。すなわち、第1比較部32aは、信号送信部23から受信した検出信号G01〜G08の電流値を、所定の第1検出閾値Dth1と比較している。コンパレータ32a3は、検出信号G01〜G08の電流値が第1検出閾値Dth1以上であって、検出抵抗32a1の両端の電圧が、第1電圧値Va以上である場合に、H信号を出力する。一方、コンパレータ32a3は、検出信号G01〜G08の電流値が第1検出閾値Dth1未満であって、検出抵抗32a1の両端の電圧が、第1電圧値Va未満である場合に、L信号を出力する。
また、第1比較部32aと同様に、第2比較部32bも、電力供給線Lsi上に設けられた検出抵抗32b1、電圧検出部32b2、コンパレータ32b3および第2電圧値Vbに設定された第2比較電圧32b4を具備している。第2電圧値Vbは、検出信号G01〜G08の電流値の閾値である第2検出閾値Dth2(他の検出閾値および固有閾値に該当する)を、電圧値に換算した値に設定されている。すなわち、第2比較部32bは、信号送信部23から受信した検出信号G01〜G08の電流値を、所定の第2検出閾値Dth2と比較している。第2検出閾値Dth2は第1検出閾値Dth1よりも高い値であるため、第2電圧値Vbは、第1電圧値Vaよりも高い値に設定されている。第2比較部32bのコンパレータ32b3は、検出信号G01〜G08の電流値が第2検出閾値Dth2以上であって、検出抵抗32b1の両端の電圧が、第2電圧値Vb以上である場合に、H信号を出力する。また、コンパレータ32b3は、検出信号G01〜G08の電流値が第2検出閾値Dth2未満であって、検出抵抗32b1の両端の電圧が、第2電圧値Vb未満である場合に、L信号を出力する。
上述したように、第1比較部32aおよび第2比較部32bの各々は、第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2に含まれる一つであって、他の比較部32a、32bとは異なる固有の検出閾値を有している。第1比較部32aおよび第2比較部32bは、それぞれ受信した検出信号G01〜G08の電流値を、固有の検出閾値である第1検出閾値Dth1または第2検出閾値Dth2と比較している。
通信異常検出部33には、第1比較部32aおよび第2比較部32bの双方のコンパレータ32a3、32b3からの信号が入力されている。通信異常検出部33は、コンパレータ32a3、32b3からの信号に基づいて、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信異常の発生を検出する。通信異常検出部33は、双方のコンパレータ32a3、32b3からの信号が、ともにH信号である場合、またはともにL信号である場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信は正常と判定する。すなわち、検出信号G01〜G08の電流値が、第1検出閾値Dth1以上であって、かつ、第2検出閾値Dth2以上である場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信の正常が検出される。また、検出信号G01〜G08の電流値が、第1検出閾値Dth1未満であって、かつ、第2検出閾値Dth2未満である場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信の正常が検出される。
一方、通信異常検出部33は、第1比較部32aのコンパレータ32a3からの信号がH信号であって、かつ、第2比較部32bのコンパレータ32b3からの信号がL信号である場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間において通信異常が発生したと判定する。すなわち、検出信号G01〜G08の電流値が、第1検出閾値Dth1以上であって、かつ、第2検出閾値Dth2未満である場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間において、通信の異常があったと判定される。
衝突判定部34は、衝撃センサ2からの検出信号G01〜G08を受信し、受信した検出信号G01〜G08に基づいて、車両5における衝突の有無を判定する。エアバッグECU3は、車両5において衝突が発生したと判定した場合、車両5の衝突形態に応じて、図示しない乗員保護装置または歩行者保護装置を作動させる。
次に、図3乃至図6に基づき、通信異常検出部33による、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信異常検出の具体的方法について説明する。尚、図4において、各々の検出信号G01〜G08が、エアバッグECU3に対し情報を供給するための本来の電流値について、Hは1により表され、Lは0により表されている。また、第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2による閾値判定は、それぞれの閾値以上であると判定される場合が1で表され、閾値未満であると判定される場合が0により表されている。また、通信異常判定については、○は通信が正常であると判定される場合を表し、×は通信が異常であると判定される場合を表している。さらに、△は、その時の検出信号G01〜G08のサンプリングのタイミングによって、判定結果が変わる場合を表している(後述)。
図3に示したように、衝撃センサ2は、最初に送信する検出信号G01から、最後に送信する検出信号G08まで、検出信号G01〜G08をエアバッグECU3に対し順番に送信する。デジタル値TGは、衝撃センサ2から連続して送信された複数の検出信号G01〜G08の集合体であって、その全体がエアバッグECU3に送信されることにより、車両5に加えられた衝撃に関する情報を供給している。
図3において、検出信号G01〜G08のそれぞれが、車両5に発生した衝撃に関する情報を提供するために意図する本来の電流値は、検出信号G01、G03、G05、G07がLの値をとり、検出信号G02、G04、G06、G08がHの値をとっている。
これに対して、図2に示した衝撃センサ2において、センサ側負荷28を流れる電流のリークが発生した場合(図2において破線の矢印にて示す)、電力供給線Lsiおよび電力流入線Lso上を流れる検出信号G01〜G08の電流値も増減(シフト)する。同様に、エアバッグECU3において、ECU側負荷38を流れる電流のリークが発生した場合(図2において一点鎖線の矢印にて示す)にも、電力供給線Lsiおよび電力流入線Lso上を流れる検出信号G01〜G08の電流値が増減する。衝撃センサ2内またはエアバッグECU3内における電流のリークによって、図3に示したように、検出信号G01〜G08の電流値は、時間の経過にともなって徐々に上昇する。
図3に示したように、最初の検出信号G01の電流値は、第2検出閾値Dth2未満であり、かつ、第1検出閾値Dth1未満である。この場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信は正常と判定され、検出信号G01の電流値はLであることが検出される(図4示)。
また、検出信号G02、G04、G06、G08の各々の電流値については、第2検出閾値Dth2以上であり、かつ、第1検出閾値Dth1以上である。この場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信は正常と判定され、検出信号G02、G04、G06、G08の電流値はHであることが検出される。
一方、検出信号G05の電流値は、第2検出閾値Dth2未満(検出閾値未満に該当する)となるが、第1検出閾値Dth1以上(検出閾値以上に該当する)となる。したがって、この場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間において、通信に異常が発生したと判定され、検出信号G05を含んだデジタル値TG全体が破棄される。
また、検出信号G03の電流値については、第2検出閾値Dth2未満となるが、そのサンプリングのタイミングによって、第1検出閾値Dth1以上となったり、第1検出閾値Dth1未満となったりする。したがって、検出信号G03の電流値が、第1検出閾値Dth1未満となった場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信は正常と判定され、検出信号G03の電流値はLであることが検出される。
これに対し、検出信号G03の電流値が、第1検出閾値Dth1以上となった場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間において、通信に異常が発生したと判定され、検出信号G03を含んだデジタル値TG全体が破棄される。
本来、検出信号G03の電流値はLを意図しているため、上述したように、第1検出閾値Dth1未満となった場合に、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間において、通信は正常と判定され、第1検出閾値Dth1以上となった場合、通信に異常が発生したと判定されることで問題はない。
また、検出信号G07の電流値については、第1検出閾値Dth1以上となるが、そのサンプリングのタイミングによって、第2検出閾値Dth2以上となったり、第2検出閾値Dth2未満となったりする。したがって、検出信号G07の電流値が、第2検出閾値Dth2未満となった場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間において、通信に異常が発生したと判定され、検出信号G07を含んだデジタル値TG全体が破棄される。
一方、検出信号G07の電流値が、第2検出閾値Dth2以上となった場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信は正常と判定される。この場合、本来はLである検出信号G07の電流値について、Hであると判定されるため、支障が生ずるように思われる。しかしながら、このような場合には、同じデジタル値TGを形成するG01〜G08のうちのいずれか(例えば、G05)について通信に異常が発生したと判定され、デジタル値TG全体が破棄されるため問題はない。
衝撃センサ2またはエアバッグECU3において発生したリーク電流が、所定量以上となると、図5に示したように、すべての検出信号G01〜G08の電流値が第1検出閾値Dth1以上であって、かつ、第2検出閾値Dth2以上となる。通信異常検出部33は、デジタル値TGに含まれた検出信号G01〜G08のすべての電流値が、第1検出閾値Dth1以上である場合、通信異常の発生を検出してデジタル値TG全体を破棄する。また、通信異常検出部33は、デジタル値TGに含まれた検出信号G01〜G08のすべての電流値が、第2検出閾値Dth2以上である場合にも、通信異常の発生を検出してデジタル値TG全体を破棄する。
また、通信異常検出部33は、図5とは異なり、検出信号G01〜G08の電流値の減少により、デジタル値TGに含まれた検出信号G01〜G08のすべての電流値が、第1検出閾値Dth1未満である場合にも、通信異常の発生を検出してデジタル値TG全体を破棄する。また、通信異常検出部33は、デジタル値TGに含まれた検出信号G01〜G08のすべてが、第2検出閾値Dth2未満である場合にも、通信異常の発生を検出してデジタル値TG全体を破棄する。
以下、図6に基づいて、エアバッグECU3による、通信異常検出制御について説明する。最初に、衝撃センサ2の信号送信部23からエアバッグECU3に対し、検出信号G01〜G08が送信される(ステップS101)。エアバッグECU3に送信された検出信号G01〜G08は、それぞれ第1比較部32aおよび第2比較部32bによって、最初の検出信号G01から最後の検出信号G08まで順次受信される(ステップS102、ステップS103)。受信された最初の検出信号G01の電流値は、第1比較部32aにおいて第1検出閾値Dth1と比較される(ステップS104)。同時に、検出信号G01の電流値は、第2比較部32bにおいて第2検出閾値Dth2と比較される(ステップS105)。
次に、検出信号G01の電流値と、第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2との比較結果に基づいて、当該比較結果が一致したか否かが判定される(ステップS106)。検出信号G01の電流値と、第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2との比較結果の一致とは、検出信号G01の電流値が第1検出閾値Dth1以上であり、かつ、第2検出閾値Dth2以上となった状態、または検出信号G01の電流値が第1検出閾値Dth1未満であり、かつ、第2検出閾値Dth2未満となった状態を言う。検出信号G01の電流値と第1検出閾値Dth1との比較結果および検出信号G01の電流値と第2検出閾値Dth2との比較結果が互いに一致すれば、検出信号G01は衝突判定部34による衝突判定において使用される。
検出信号G01の電流値と第1検出閾値Dth1との比較結果および検出信号G01の電流値と第2検出閾値Dth2との比較結果が互いに異なれば、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信異常が検出される。すなわち、検出信号G01の電流値が、第1検出閾値Dth1以上であり、かつ、第2検出閾値Dth2未満であることが検出された場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信に異常が発生したと判定される。この場合、デジタル値TGに含まれるすべての検出信号G01〜G08は、衝突判定部34による衝突判定において使用されず破棄される(ステップS110)。衝撃センサ2とエアバッグECU3との間の通信に異常が発生したと判定された場合、その時点において本制御フローは終了する。
最初の検出信号G01について、ステップS106における第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2との比較結果が一致するか否かの判定が終了すると、デジタル値TGに含まれるすべての検出信号G01〜G08の受信が完了したか否かが判定される(ステップS107)。すべての検出信号G01〜G08の受信が完了していないため、次の検出信号G02を受信した後(ステップS102、ステップS103)、第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2と比較される(ステップS104、ステップS105)。次に、検出信号G01の場合と同様に、検出信号G02の電流値と、第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2との比較結果に基づいて、当該比較結果が一致したか否かが判定される(ステップS106)。以下、最後の検出信号G08まで、検出信号G01〜G08の受信(ステップS102、ステップS103)、第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2との比較(ステップS104、ステップS105)および双方の比較結果が一致したか否かの判定(ステップS106)が順次実行される。
各々の検出信号G01〜G08の電流値と第1検出閾値Dth1との比較結果および各々の検出信号G01〜G08の電流値と第2検出閾値Dth2との比較結果が互いに一致すれば、検出信号G01〜G08は衝突判定部34による衝突判定において使用される。それぞれの検出信号G01〜G08の電流値と第1検出閾値Dth1との比較結果およびそれぞれの検出信号G01〜G08の電流値と第2検出閾値Dth2との比較結果が互いに異なれば、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間の通信異常が検出され、デジタル値TGに含まれるすべての検出信号G01〜G08は破棄される(ステップS110)。衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信に異常が発生したと判定された場合、その時点において本制御フローは終了する。
ステップS107において、デジタル値TGに含まれるすべての検出信号G01〜G08の受信が完了したと判定されると、ステップS108において、すべての検出信号G01〜G08について、第1検出閾値Dth1以上である、または第2検出閾値Dth2以上であるか否かが判定される。また、ステップS108においては、すべての検出信号G01〜G08について、第1検出閾値Dth1未満である、または第2検出閾値Dth2未満であるか否かが判定される。ステップS108における判定は、ステップS104およびステップS105において実行された比較結果に基づいて実行される。
ステップS108において、すべての検出信号G01〜G08の電流値について、第1検出閾値Dth1以上である、または第2検出閾値Dth2以上であると判定された場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信に異常が発生したと判定され、すべての検出信号G01〜G08は破棄される(ステップS110)。また、すべての検出信号G01〜G08の電流値について、第1検出閾値Dth1未満である、または第2検出閾値Dth2未満であると判定された場合にも、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信に異常が発生したと判定され、すべての検出信号G01〜G08は破棄される。
一方、検出信号G01〜G08の電流値について、第1検出閾値Dth1以上であるものと、第1検出閾値Dth1未満であるものとが混在し、かつ、第2検出閾値Dth2以上であるものと、第2検出閾値Dth2未満であるものとが混在している場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信は正常であると判定され、すべての検出信号G01〜G08が、衝突判定部34における衝突判定に使用される(ステップS109)。
<実施形態の作用効果>
本実施形態によれば、検出信号G01〜G08のうちのいずれかの電流値が、第1比較部32aによって第1検出閾値Dth1以上と判定され、かつ、第2比較部32bによって第2検出閾値Dth2未満であると判定される場合がある。この場合、エアバッグECU3の通信異常検出部33は、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信異常の発生を検出する。これにより、ノイズの影響あるいは通信電流のリークによって、検出信号G01〜G08の電流値が正規の値に対して上下し、第1検出閾値Dth1と第2検出閾値Dth2との間に位置した場合、通信異常の発生が検出される。このため、変動した検出信号G01〜G08に基づいて、車両5の衝突を誤判定することを防止することができる。
検出信号G01〜G08のうちのいずれかの電流値が、第1検出閾値Dth1と第2検出閾値Dth2との間に位置した時点において、通信異常の発生が検出される。このため、すべての検出信号G01〜G08の受信を待たずに、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信異常の発生を早期に検出することができる。
また、各検出信号G01〜G08の電流値について、第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2の双方との比較を行うことにより、検出信号G01〜G08の信頼性を向上させ、車両5の衝突判定における冗長性を満足させることができる。
衝撃センサ2は、検出信号G01〜G08を送信する単一の信号送信部23を有している。これにより、衝撃センサ2を小型、軽量化することができ、車両5への搭載を容易にすることができる。
一方、第1比較部32aおよび第2比較部32bの各々は、他の比較部32a、32bとは異なる固有の第1検出閾値Dth1または第2検出閾値Dth2を有し、それぞれ受信した検出信号G01〜G08の電流値を、それぞれ固有の検出閾値と比較している。これにより、第1比較部32aおよび第2比較部32bは、衝撃センサ2から検出信号G01〜G08を同時に受信し、受信した検出信号G01〜G08の電流値を、それぞれ第1検出閾値Dth1または第2検出閾値Dth2と同時に比較することができる。したがって、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信異常の検出時間を短縮化することができる。
通信異常検出部33は、デジタル値TGに含まれるすべての検出信号G01〜G08の電流値が、第1検出閾値Dth1未満であると判定された場合、通信異常の発生を検出している。また、すべての検出信号G01〜G08の電流値が、第2検出閾値Dth2未満である、あるいは第1検出閾値Dth1以上である、もしくは第2検出閾値Dth2以上である場合も同様に、通信異常の発生を検出している。これにより、リーク量が所定量以上となり、すべての検出信号G01〜G08の電流値が、正規の値に対して増大または減少した場合、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信異常を検出することができる。この場合、各々の検出信号G01〜G08の電流値について、第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2に対する比較結果が互いに同じであっても、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信異常を検出することが可能になる。
また、エアバッグECU3は、通信異常検出部33によって、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信異常の発生が検出された場合、受信した検出信号G01〜G08を衝突の有無の判定に使用せずに破棄している。これにより、エアバッグECU3が、衝撃センサ2との間における通信異常時に受信した検出信号G01〜G08を用いて、車両5の衝突の有無を誤判定することを確実に防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における信号の授受は、電流通信に限られたものではなく、電圧通信によって行われてもよい。
また、本発明は、ノイズの影響あるいは通信電流のリークによって、検出信号G01〜G08の電流値が正規の値に対して減少した場合にも適用可能である。
また、エアバッグECU3は、単一の検出値比較部によって、検出信号G01〜G08の電流値を第1検出閾値Dth1および第2検出閾値Dth2と比較するようにしてもよい。
さらには、エアバッグECU3は、検出信号G01〜G08の電流値を、互いに値の異なる3つ以上の検出閾値と比較し、その比較結果が一つでも異なる場合に、衝撃センサ2とエアバッグECU3との間における通信異常を検出するようにしてもよい。これにともない、それぞれ固有の検出閾値を有する3つ以上の比較部によって、検出信号G01〜G08の電流値と検出閾値との比較を行ってもよい。
図面中、1は車両用衝突検出装置、2は衝撃センサ(衝撃検出手段)、3はエアバッグECU(衝突判定手段)、5は車両、23は信号送信部、32aは第1比較部(検出値比較部、比較部)、32bは第2比較部(検出値比較部、比較部)、33は通信異常検出部、G01,G02,G03,G04,G05,G06,G07,G08は検出信号、Dth1は第1検出閾値(検出閾値、固有閾値)、Dth2は第2検出閾値(検出閾値、固有閾値)、Lsiは電力供給線(信号線)、Lsoは電力流入線(信号線)を示している。

Claims (3)

  1. 車両(5)に加えられた衝撃を検出し、検出した衝撃に基づいて、ハイとローのいずれかの値をとる検出信号(G01〜G08)を形成する衝撃検出手段(2)と、
    前記衝撃検出手段に接続されて前記検出信号を受信し、受信した前記検出信号に基づいて、前記車両における衝突の有無を判定する衝突判定手段(3)と、
    前記衝撃検出手段と前記衝突判定手段とを接続し、前記検出信号を送受信するための信号線(Lsi、Lso)と、
    を備えた車両用衝突検出装置(1)であって、
    前記衝突判定手段は、
    受信した前記検出信号の値を、互いに値の異なる複数の検出閾値(Dth1、Dth2)とそれぞれ比較する検出値比較部(32a、32b)と、
    前記検出値比較部によって、前記検出信号の値が一の前記検出閾値(Dth1)以上であって、かつ、当該一の前記検出閾値(Dth1)より大きい他の前記検出閾値(Dth2)未満であると判定された場合に、前記検出信号がシフトしたという通信異常の発生を検出する通信異常検出部(33)と、
    を有する車両用衝突検出装置。
  2. 前記衝撃検出手段は、
    前記検出信号を送信する単一の信号送信部(23)を有し、
    前記検出値比較部は、
    それぞれ前記信号送信部から、同一の前記信号線を介して送信された同一の前記検出信号を別々に受信する複数の比較部(32a、32b)を含み、
    前記複数の比較部の各々は、前記検出閾値に含まれる一つであって、他の前記比較部とは異なる固有閾値を有し、それぞれ受信した前記検出信号を、前記固有閾値と比較する請求項1記載の車両用衝突検出装置。
  3. 前記衝突判定手段は、
    前記検出値比較部によって、前記検出信号の値が一の前記検出閾値以上であって、かつ、当該一の前記検出閾値より大きい他の前記検出閾値未満であると判定された場合、受信した前記検出信号を衝突の有無の判定に使用せずに破棄する請求項1または2に記載の車両用衝突検出装置。
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