JP6388848B2 - 移動端末試験装置及び移動端末試験方法 - Google Patents

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本発明は、移動端末の試験を行う移動端末試験装置及び移動端末試験方法に関する。
近年、DC−HSDPA(Dual Cell High Speed Downlink Packet Access)及びLTE−A(Long Term Evolution Advanced)などのように、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末が開発されている。このような移動端末の試験を行うために、複数の移動端末試験装置を用いる技術が特許文献1に提案されている。
特開2015−035689号公報
上述したような従来の技術は、複数の移動端末試験装置を連携させて制御する必要があるため、各移動端末試験装置を設定したり、各移動端末試験装置に処理を実行させたりするためのコマンドが複雑になり、コマンドを設定するユーザに負担をかけてしまうといった課題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末の試験を行うにあたって、コマンドを設定するユーザにかかる負担を軽減することができる移動端末試験装置及び移動端末試験方法を提供することを目的とする。
本発明の移動端末試験装置は、外部端末(2)から送信されたコマンドに基づいて移動端末(3)の試験を行う移動端末試験装置であって、前記移動端末と信号を送受信することで基地局を擬似する複数の擬似基地局(11a〜11c)と、前記外部端末から送信されたコマンドを受信するコマンド受信部(10)と、前記コマンド受信部に受信されたコマンドに応じて前記擬似基地局を制御する制御部(12)と、を備え、前記制御部は、前記複数の擬似基地局のうち少なくとも1つの擬似基地局を制御するための第1種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信されたことを条件に、当該少なくとも1つの擬似基地局を前記第1種別のコマンドに応じて制御し、前記複数の擬似基地局を制御するための第2種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信されたことを条件に、前記複数の擬似基地局のうち前記第2種別のコマンドに応じた少なくとも1つの擬似基地局を前記第2種別のコマンドの制御内容の通りに制御するとともに、他の擬似基地局を前記第2種別のコマンドと制御内容が相反するように制御するようになっており、さらに、前記擬似基地局を識別するための識別情報が付された第3種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信された場合に、前記第3種別のコマンドに付された識別情報及び前記第3種別のコマンドの制御内容に応じて、少なくとも1つの前記第3種別のコマンドを前記第1種別及び前記第2種別のコマンドのいずれかのコマンドに変換するコマンド変換部(14)を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の移動端末試験装置は、第1種別又は第2種別の1つのコマンドによって複数の擬似基地局を連携させて制御することができるため、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末の試験を行うにあたって、コマンドを設定するユーザにかかる負担を軽減することができる。また、本発明の移動端末試験装置は、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末を試験するために複数の移動端末試験装置を用いる際に使用する一連のコマンドよりなるリモートシーケンスを利用することができ、リモートシーケンスを新たに作成するユーザの負担を省くことができる。
本発明の移動端末試験装置は、外部端末(2)から送信されたコマンドに基づいて移動端末(3)の試験を行う移動端末試験装置であって、前記移動端末と信号を送受信することで基地局を擬似する複数の擬似基地局(11a〜11c)と、前記外部端末から送信されたコマンドを受信するコマンド受信部(10)と、前記コマンド受信部に受信されたコマンドに応じて前記擬似基地局を制御する制御部(12)と、を備え、前記制御部は、前記複数の擬似基地局のうち少なくとも1つの擬似基地局を制御するための第1種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信されたことを条件に、当該少なくとも1つの擬似基地局を前記第1種別のコマンドに応じて制御するようになっており、さらに、前記擬似基地局を識別するための識別情報が付された第3種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信された場合に、前記第3種別のコマンドに付された識別情報及び前記第3種別のコマンドの制御内容に応じて、少なくとも1つの前記第3種別のコマンドを前記第1種別のコマンドに変換するコマンド変換部(14)を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の移動端末試験装置は、第1種別の1つのコマンドによって複数の擬似基地局を連携させて制御することができるため、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末の試験を行うにあたって、コマンドを設定するユーザにかかる負担を軽減することができる。また、本発明の移動端末試験装置は、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末を試験するために複数の移動端末試験装置を用いる際に使用する一連のコマンドよりなるリモートシーケンスを利用することができ、リモートシーケンスを新たに作成するユーザの負担を省くことができる。
本発明の移動端末試験方法は、移動端末(3)と信号を送受信することで基地局を擬似する複数の擬似基地局(11a〜11c)を有する移動端末試験装置(1)を用いて、外部端末(2)から送信されたコマンドに基づいて前記移動端末の試験を行う移動端末試験方法であって、前記外部端末から送信されたコマンドを受信するコマンド受信ステップと、前記コマンド受信ステップで受信されたコマンドに応じて前記擬似基地局を制御する制御ステップと、を有し、前記制御ステップは、前記複数の擬似基地局のうち少なくとも1つの擬似基地局を制御するための第1種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信されたことを条件に、当該少なくとも1つの擬似基地局を前記第1種別のコマンドに応じて制御する第1制御ステップと、前記複数の擬似基地局を制御するための第2種別のコマンドが前記コマンド受信ステップで受信されたことを条件に、前記複数の擬似基地局のうち前記第2種別のコマンドに応じた少なくとも1つの擬似基地局を前記第2種別のコマンドの制御内容の通りに制御するとともに、他の擬似基地局を前記第2種別のコマンドと制御内容が相反するように制御する第2制御ステップとを含み、さらに、前記擬似基地局を識別するための識別情報が付された第3種別のコマンドが前記コマンド受信ステップで受信された場合に、前記第3種別のコマンドに付された識別情報及び前記第3種別のコマンドの制御内容に応じて、少なくとも1つの前記第3種別のコマンドを前記第1種別及び前記第2種別のコマンドのいずれかのコマンドに変換するコマンド変換ステップを有する
このように、本発明の移動端末試験方法は、第1種別又は第2種別の1つのコマンドによって複数の擬似基地局を連携させて制御することができるため、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末の試験を行うにあたって、コマンドを設定するユーザにかかる負担を軽減することができる。また、本発明の移動端末試験方法は、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末を試験するために複数の移動端末試験装置を用いる際に使用する一連のコマンドよりなるリモートシーケンスを利用することができ、リモートシーケンスを新たに作成するユーザの負担を省くことができる。
本発明の移動端末試験方法は、移動端末(3)と信号を送受信することで基地局を擬似する複数の擬似基地局(11a〜11c)を有する移動端末試験装置(1)を用いて、外部端末(2)から送信されたコマンドに基づいて前記移動端末の試験を行う移動端末試験方法であって、前記外部端末から送信されたコマンドを受信するコマンド受信ステップと、前記コマンド受信ステップで受信されたコマンドに応じて前記擬似基地局を制御する制御ステップと、を有し、前記制御ステップは、前記複数の擬似基地局のうち少なくとも1つの擬似基地局を制御するための第1種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信されたことを条件に、当該少なくとも1つの擬似基地局を前記第1種別のコマンドに応じて制御する第1制御ステップを含み、さらに、前記擬似基地局を識別するための識別情報が付された第3種別のコマンドが前記コマンド受信ステップで受信された場合に、前記第3種別のコマンドに付された識別情報及び前記第3種別のコマンドの制御内容に応じて、少なくとも1つの前記第3種別のコマンドを前記第1種別のコマンドに変換するコマンド変換ステップを有する。
このように、本発明の移動端末試験方法は、第1種別の1つのコマンドによって複数の擬似基地局を連携させて制御することができるため、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末の試験を行うにあたって、コマンドを設定するユーザにかかる負担を軽減することができる。また、本発明の移動端末試験方法は、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末を試験するために複数の移動端末試験装置を用いる際に使用する一連のコマンドよりなるリモートシーケンスを利用することができ、リモートシーケンスを新たに作成するユーザの負担を省くことができる。
本発明は、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末の試験を行うにあたって、コマンドを設定するユーザにかかる負担を軽減することができる移動端末試験装置及び移動端末試験方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る移動端末試験装置のブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る移動端末試験装置によって実行されるコマンド受信動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、移動端末試験装置1は、外部端末としてのパーソナルコンピュータ装置(以下、単に「PC」という)2から送信されたコマンドに基づいて移動端末3の試験を行うようになっている。
移動端末3は、DC−HSDPA及びLTE−Aなどのように、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠して構成されている。なお、本実施の形態に係る移動端末試験装置1は、LTE−Aに準拠した移動端末3を試験する装置とする。
本実施の形態において、移動端末試験装置1は、同軸ケーブルなどを介して有線で移動端末3と信号を送受信するようになっている。なお、移動端末試験装置1は、アンテナを介して無線で移動端末3と信号を送受信するようにしてもよい。
移動端末試験装置1は、移動端末3と通信を行うための通信モジュールが設けられた図示しないコンピュータ装置によって構成される。このコンピュータ装置は、それぞれ図示しないCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、ハードディスク装置と、入力装置と、表示装置と、各種入出力ポートとを有する。
このコンピュータ装置のROM及びハードディスク装置には、コンピュータ装置を移動端末試験装置1として機能させるためのプログラムが格納されている。すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータ装置は、移動端末試験装置1として機能する。
移動端末試験装置1は、PC2と通信を行うための通信部5を備えている。通信部5は、通信モジュールによって構成される。通信部5は、入出力ポートに接続されたイーサネット(登録商標)に準拠したネットワークを介してPC2に接続されている。
移動端末試験装置1は、PC2から送信されたコマンドを受信するコマンド受信部10と、移動端末3と信号を送受信することで基地局を擬似する複数の擬似基地局11a〜11cと、コマンド受信部10に受信されたコマンドに応じて擬似基地局11a〜11cを制御する制御部12と、結合器13と、コマンド受信部10によって受信された受信コマンドを変換するコマンド変換部14と、コマンドを受信した移動端末3によって送信された応答データを解析する応答データ解析部15と、応答データ解析部15による解析の結果を表す解析データをPC2に送信する解析データ送信部16とを更に含んで構成される。
本実施の形態において、コマンド受信部10及び解析データ送信部16は、通信部5によって構成される。各擬似基地局11a〜11cは、FPGA(field-programmable gate array)等のプログラマブルなデバイス、又は、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェアによって構成される。制御部12、コマンド変換部14及び応答データ解析部15は、CPUによって構成される。
なお、図1において、3つの擬似基地局11a〜11cが図示されているが、擬似基地局の数は、2以上であればよく、その数を限定するものではない。以下の説明においては、LTE−Aに準拠したCA(Carrier Aggregation)に用いられる各CC(Component Carrier)に対して、擬似基地局11aがPCC(Primary Component Carrier)を用いた通信を行うように設定され、擬似基地局11bがSCC(Secondary Component Carrier)としてSCC−1を用いた通信を行うように設定され、擬似基地局11cがSCCとしてSCC−2を用いた通信を行うように設定されることとする。
コマンド受信部10に受信されるコマンドとしては、第1種別のコマンドと、第2種別のコマンドと、擬似基地局11a〜11cを識別するための識別情報が付された第3種別のコマンドとがある。
本実施の形態において、擬似基地局11a〜11cを識別するために識別情報は、TCP(Transmission Control Protocol)ポート番号(以下、単に「ポート番号」という)とするが、擬似基地局11a〜11cが識別できる情報であれば、いかなる情報でもよい。
第1種別のコマンドは、擬似基地局11a〜11cのうち少なくとも1つの擬似基地局を制御するためのコマンドであり、制御対象とするCCが規定されている。制御部12は、第1種別のコマンドの制御対象として複数のCCが規定されている場合には、該当する擬似基地局11a〜11cを第1種別のコマンドに応じた同一な制御内容で制御するようになっている。
第1種別のコマンドとしては、「PRESET」、「DLSCC」、「BANDWIDTH」、「DLCHAN」、「BANDWIDTH_SCC1」、「BANDWIDTH_SCC2」、「DLCHAN_SCC1」、「DLCHAN_SCC2」、「DLRMC_RB」、「DLRB_START」、「DLIMCS1」、「DLIMCS2」、「DLIMCS3」、「OLVL」、「DLRMC_RB_SCC1」、「DLRB_START_SCC1」、「DLIMCS1_SCC1」、「DLIMCS2_SCC1」、「DLIMCS3_SCC1」、「OLVL_SCC1」及び「OLVL_SCC2」などがある。
例えば、「PRESET」は、全てのCCのパラメータを初期設定するためのコマンドであり、制御部12は、「PRESET」に応じて、パラメータを初期化するように擬似基地局11a〜11cを制御する。
また、「DLSCC」は、下りのSCCの数を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLSCC」に応じて、下りのSCCの数を設定するように擬似基地局11aを制御する。例えば、制御部12は、擬似基地局11b及び11cを下りのSCCとする場合には、「DLSCC」の値として「2」が設定される。
「BANDWIDTH」は、PCCのチャネルの帯域幅を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「BANDWIDTH」に応じて、PCCのチャネルの帯域幅を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「DLCHAN」は、PCCの下りのチャネルを設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLCHAN」に応じて、PCCの下りのチャネルを設定するように擬似基地局11aを制御する。
「BANDWIDTH_SCC1」は、SCC−1のチャネルの帯域幅を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「BANDWIDTH_SCC1」に応じて、SCC−1のチャネルの帯域幅を設定するように擬似基地局11a及び11bを制御する。SCC−2のチャネルの帯域幅を設定するための「BANDWIDTH_SCC2」も同様である。
「DLCHAN_SCC1」は、SCC−1の下りのチャネルを設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLCHAN_SCC1」に応じて、SCC−1の下りのチャネルを設定するように擬似基地局11a及び11bを制御する。SCC−2の下りのチャネルを設定するための「DLCHAN_SCC2」も同様である。
「DLRMC_RB」は、PCCの下りのRMC(Reference Measurement Channel)におけるリソースブロック(Resource Block、以下、「RB」という)の数を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLRMC_RB」に応じて、PCCの下りのRMCにおけるRBの数を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「DLRB_START」は、PCCの下りのRMCにおけるRBの開始番号を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLRB_START」に応じて、PCCの下りのRMCにおけるRBの開始番号を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「DLIMCS1」は、PCCの下りのMCS(Modulation and Coding Scheme)の第1インデックス番号を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLIMCS1」に応じて、PCCの下りのMCSの第1インデックス番号を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「DLIMCS2」は、PCCの下りのMCSの第2インデックス番号を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLIMCS2」に応じて、PCCの下りのMCSの第2インデックス番号を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「DLIMCS3」は、PCCの下りのMCSの第3インデックス番号を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLIMCS3」に応じて、PCCの下りのMCSの第3インデックス番号を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「OLVL」は、PCCの出力レベルを設定するためのコマンドであり、制御部12は、「OLVL」に応じて、PCCの出力レベルを設定するように擬似基地局11aを制御する。
「DLRMC_RB_SCC1」は、SCC−1の下りのRMCにおけるRBの数を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLRMC_RB_SCC1」に応じて、SCC−1の下りのRMCにおけるRBの数を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「DLRB_START_SCC1」は、SCC−1の下りのRMCにおけるRBの開始番号を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLRB_START_SCC1」に応じて、SCC−1の下りのRMCにおけるRBの開始番号を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「DLIMCS1_SCC1」は、SCC−1の下りのMCSの第1インデックス番号を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLIMCS1_SCC1」に応じて、SCC−1の下りのMCSの第1インデックス番号を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「DLIMCS2_SCC1」は、SCC−1の下りのMCSの第2インデックス番号を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLIMCS2_SCC1」に応じて、SCC−1の下りのMCSの第2インデックス番号を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「DLIMCS3_SCC1」は、SCC−1の下りのMCSの第3インデックス番号を設定するためのコマンドであり、制御部12は、「DLIMCS3_SCC1」に応じて、SCC−1の下りのMCSの第3インデックス番号を設定するように擬似基地局11aを制御する。
「OLVL_SCC1」は、SCC−1の出力レベルを設定するためのコマンドであり、制御部12は、「OLVL_SCC1」に応じて、SCC−1の出力レベルを設定するように擬似基地局11bを制御する。SCC−2の出力レベルを設定するための「OLVL_SCC2」も同様である。
このように、「PRESET」、「BANDWIDTH_SCC1」、「BANDWIDTH_SCC2」、「DLCHAN_SCC1」及び「DLCHAN_SCC2」などの第1種別のコマンドは、一度の受信に対して、複数の擬似基地局11a〜11cが制御部12によって制御される。これにより、コマンドの過不足などの原因で擬似基地局11a〜11cの設定に不整合が生じることが防止される。
第2種別のコマンドは、擬似基地局11a〜11cのうち少なくとも1つの擬似基地局を制御内容の通りに制御するとともに、他の擬似基地局11a〜11cを制御内容が相反するように制御するためのコマンドであり、制御内容の通りに制御する制御対象とするCCと、制御内容が相反するように制御するCCとが規定される。
第2種別のコマンドとしては、「CALLPROC」及び「CHCODING RMC_DLCA_PCC」などがある。例えば、「CALLPROC」は、呼処理を行うか否かを設定するためのコマンドであり、制御部12は、「CALLPROC」に応じて、例えば、呼処理を行うように擬似基地局11aを制御する一方で、呼処理を行わないように擬似基地局11b及び11cを制御する。
「CHCODING RMC_DLCA_PCC」は、チャネルコーディングをPCCの下りのRMC用に設定するためのコマンドであり、制御部12は、「CHCODING RMC_DLCA_PCC」に応じて、チャネルコーディングをPCCの下りのRMCに設定するように擬似基地局11aを制御する一方で、チャネルコーディングをSCCの下りのRMC用に設定するように擬似基地局11b及び11cを制御する。
このように、「CALLPROC」及び「CHCODING RMC_DLCA_PCC」などの第2種別のコマンドは、一度の受信に対して、制御部12によって制御対象である擬似基地局11a〜11cが制御される一方で、制御対象でない擬似基地局11a〜11cが相反する制御内容で制御される。これにより、コマンドの過不足などの原因で擬似基地局11a〜11cの設定に不整合が生じることが防止される。
第3種別のコマンドは、TCPポート番号によって識別される擬似基地局11a〜11cを制御するためのコマンドで、例えば、複数の移動端末試験装置を用いて、LTE−Aに準拠した移動端末3を試験していたときに使用されていたコマンドである。
このような第3種別のコマンドは、例えば、複数の移動端末試験装置を用いて移動端末の試験を行うためにユーザが作成したリモートシーケンスを動作させるために必要なコマンドである。このため、移動端末試験装置1は、第3種別のコマンドでも移動端末3を試験することができるように、コマンド変換部14を備えている。
コマンド変換部14は、第3種別のコマンドがコマンド受信部10によって受信された場合には、第3種別のコマンドに付されたポート番号及び第3種別のコマンドの制御内容に応じて、少なくとも1つの第3種別のコマンドを第1種別及び第2種別のコマンドのいずれかのコマンドに変換するようになっている。なお、コマンド変換部14は、コマンド受信部10によって第1種別又は第2種別のコマンドが受信された場合には、コマンドの変換を行わないようになっている。
第3種別のコマンドとしては、「PRESET」、「CALLPROC」、「CHCODING RMC_DLCA_PCC」、「CHCODING RMC_DLCA_SCC」、「DLSCC」、「BANDWIDTH」、「DLCHAN」、「BANDWIDTH_SCC1」、「DLCHAN_SCC1」、「BANDWIDTH_SCC2」、「DLCHAN_SCC2」、「DLRMC_RB」、「DLRB_START」、「DLIMCS1」、「DLIMCS2」、「DLIMCS3」、「OLVL」、「DLRMC_RB_SCC1」、「DLRB_START_SCC1」、「DLIMCS1_SCC1」、「DLIMCS2_SCC1」及び「DLIMCS3_SCC1」などがある。
これら第3種別の各コマンドは、IPアドレスなどの識別情報を付して複数の移動端末試験装置を連携させていた従来のコマンドと同様であるため、各コマンドについての詳細な説明は省略する。
コマンド変換部14は、コマンド受信部10によって受信された第3種別のコマンドを第1種別のコマンドに変換するようになっている。ただし、第1種別又は第2種別の1つのコマンドに変換される複数の第3種別のコマンドがコマンド受信部10によって受信された場合には、コマンド変換部14は、第1種別又は第2種別のコマンドに変換される全ての第3種別のコマンドがコマンド受信部10によって受信されたことを条件に、これら第3種別のコマンドを第1種別又は第2種別の1つのコマンドに変換するようになっている。
例えば、コマンド変換部14は、擬似基地局11a〜11cの各ポート番号が付された第3種別の「PRESET」がコマンド受信部10によって全て受信されたことを条件として、第1種別の「PRESET」に変換するようになっている。
また、コマンド変換部14は、擬似基地局11aのポート番号が付された「BANDWIDTH_SCC1」と、擬似基地局11bのポート番号が付された「BANDWIDTH」とがコマンド受信部10によって全て受信されたことを条件として、第1種別の「BANDWIDTH_SCC1」に変換するようになっている。
また、コマンド変換部14は、擬似基地局11a〜11cの各ポート番号が付された第3種別の「CALLPROC」がコマンド受信部10によって全て受信されたことを条件として、第2種別の「CALLPROC」に変換するようになっている。
以上に説明したように、制御部12は、第1種別又は第2種別のコマンドに応じた擬似基地局11a〜11cを当該コマンドに応じて制御するようになっている。詳細には、制御部12は、第1種別又は第2種別のコマンドに応じて、パラメータの設定、移動端末3の状態を変更させる信号の送信、及び、計測用のデータの送信などを擬似基地局11a〜11cに実行させるようになっている。
また、応答データ解析部15は、コマンドを受信した移動端末3によって送信された応答データを擬似基地局11a〜11cを介して受信し、受信した応答データを解析するようになっている。
解析データ送信部16は、応答データ解析部15による解析の結果を表す解析データをPC2に送信するようになっている。これにより、PC2は、PC2に設けられた表示装置などに解析データ、すなわち、移動端末3の試験結果などを表す画像を表示させることができる。
なお、移動端末試験装置1が表示装置を有する場合には、解析データ送信部16は、解析データを移動端末試験装置1の表示装置に送信し、移動端末3の試験結果などを表す画像を表示させるようにしてもよい。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る移動端末試験装置1によるコマンド受信動作について図2を参照して説明する。なお、以下に説明するコマンド受信動作は、PC2から送信されたコマンドが移動端末試験装置1によって受信されたことを契機にスタートする。
したがって、PC2に予め格納された一連のコマンドよりなるリモートシーケンスに沿って、PC2から送信されたコマンドが移動端末試験装置1に受信される度に、コマンド受信動作が実行される。
PC2から送信されたコマンドが移動端末試験装置1のコマンド受信部10によって受信されると、コマンド変換部14は、受信コマンドに擬似基地局11a〜11cのポート番号が付されているか否かを判断する(ステップS1)。
受信コマンドに擬似基地局11a〜11cのポート番号が付されていると判断した場合、すなわち、受信コマンドが第3種別の受信コマンドである場合には、コマンド変換部14は、第1種別又は第2種別のコマンドに変換するための全ての第3種別のコマンドを受信したか否かを判断する(ステップS2)。
第1種別又は第2種別のコマンドに変換するための全ての第3種別のコマンドを受信していないと判断した場合には、コマンド変換部14は、コマンド受信動作を終了する。一方、第1種別又は第2種別のコマンドに変換するための全ての第3種別のコマンドを受信したと判断した場合には、コマンド変換部14は、第1種別又は第2種別のコマンドに変換するための全ての第3種別の受信コマンドを1つの第1又は第2種別のコマンドに変換する(ステップS3)。
ステップS1において、受信コマンドに擬似基地局11a〜11cのポート番号が付されていないと判断した場合、すなわち、受信コマンドが第1種別又は第2種別のコマンドである場合、又は、ステップS3の処理を実行した後、制御部12は、受信コマンド又はステップS3で変換された第1種別又は第2種別の変換コマンドに応じた擬似基地局11a〜11cを受信コマンド又は変換コマンドに応じて制御し(ステップS4)、コマンド受信動作を終了する。
以上に説明したように、本実施の形態は、第1種別又は第2種別の1つのコマンドによって複数の擬似基地局11a〜11cを連携させて制御することができるため、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末3の試験を行うにあたって、コマンドを設定するユーザにかかる負担を軽減することができる。
また、本実施の形態は、コマンド変換部14を設けることにより、複数のキャリアを用いて通信を行う規格に準拠した移動端末3を試験するために複数の移動端末試験装置を用いる際に使用する第3種別の一連のコマンドよりなるリモートシーケンスを利用することができ、リモートシーケンスを新たに作成するユーザの負担を省くことができる。
なお、本実施の形態における移動端末試験方法は、移動端末3と信号を送受信することで基地局を擬似する複数の擬似基地局11a〜11cを有する移動端末試験装置1を用いて、外部端末2から送信されたコマンドに基づいて移動端末3の試験を行う。
本実施の形態における移動端末試験方法は、外部端末2から送信されたコマンドを受信するコマンド受信ステップと、コマンド受信ステップで受信されたコマンドに応じて複数の擬似基地局11a〜11cを制御する制御ステップとを有する。
制御ステップは、第1種別のコマンドがコマンド受信ステップで受信されたことを条件に、複数の擬似基地局11a〜11cのうち第1種別のコマンドに応じた少なくとも1つの擬似基地局を第1種別のコマンドに応じて制御する第1制御ステップと、第2種別のコマンドがコマンド受信ステップで受信されたことを条件に、複数の擬似基地局11a〜11cのうち第2種別のコマンドに応じた少なくとも1つの擬似基地局を第2種別のコマンドの制御内容の通りに制御するとともに、他の擬似基地局を第2種別のコマンドと制御内容が相反するように制御する第2制御ステップとを含む。
また、本実施の形態における移動端末試験方法は、擬似基地局11a〜11cを識別するためのポート番号が付された第3種別のコマンドがコマンド受信ステップで受信された場合には、第3種別のコマンドに付されたポート番号及び第3種別のコマンドの制御内容に応じて、少なくとも1つの第3種別のコマンドを第1種別及び第2種別のコマンドのいずれかのコマンドに変換するコマンド変換ステップを更に有する。
また、上述した実施の形態において、複数の第3種別のコマンドに基づいて、第1種別又は第2種別のコマンドに変換されるコマンドについては、コマンド変換部14は、第1種別又は第2種別のコマンドに変換される全ての第3種別のコマンドがコマンド受信部10によって受信されたことを条件に、これら第3種別のコマンドを1つの第1種別又は第2種別のコマンドに変換するものとして説明した。
これに対し、コマンド変換部14は、複数の第3種別のコマンドに基づいて、第1種別又は第2種別のコマンドに変換されるコマンドについては、第1種別又は第2種別のコマンドに変換するために必要な情報が付されたコマンドがコマンド受信部10によって受信されたことを条件に、受信済みの第3種別のコマンドを第1種別又は第2種別のコマンドに変換し、残りの第3種別のコマンドを廃棄するようにしてもよい。
例えば、コマンド変換部14は、擬似基地局11aのポート番号が付された第3種別の「PRESET」がコマンド受信部10によって受信されたことを条件として、この第3種別の「PRESET」を第1種別の「PRESET」に変換し、擬似基地局11b又は11cのポート番号が付された第3種別の「PRESET」を廃棄するようにしてもよい。
また、コマンド変換部14は、擬似基地局11a〜11cのいずれかのポート番号が付されてコマンド受信部10によって受信された第3種別の「CALLPROC」のパラメータが「ON」であることを条件として、この第3種別の「CALLPROC」を第2種別の「CALLPROC」に変換し、他の擬似基地局のポート番号が付された第3種別の「CALLPROC」を廃棄するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態において、コマンド変換部14は、受信コマンドに擬似基地局11a〜11cのポート番号が付されているか否かを判断することにより、受信コマンドが第3種別のコマンドであるか否かを判別するものとして説明した。
これに対し、第3種別のコマンドを受信するか否かを決定するスイッチを移動端末試験装置1に設け、コマンド変換部14は、スイッチの状態に応じて、受信コマンドが第3種別のコマンドであるか否かを判別するようにしてもよい。
また、コマンド変換部14は、第3種別のコマンドを受信するか否かを決定する制御信号をPC2から受けて、この制御信号に応じて、受信コマンドが第3種別のコマンドであるか否かを判別するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が特許請求の範囲に記載された請求項に含まれることが意図されている。
1 移動端末試験装置
2 PC(外部端末)
3 移動端末
10 コマンド受信部
11a〜11c 擬似基地局
12 制御部
14 コマンド変換部

Claims (4)

  1. 外部端末(2)から送信されたコマンドに基づいて移動端末(3)の試験を行う移動端末試験装置であって、
    前記移動端末と信号を送受信することで基地局を擬似する複数の擬似基地局(11a〜11c)と、
    前記外部端末から送信されたコマンドを受信するコマンド受信部(10)と、
    前記コマンド受信部に受信されたコマンドに応じて前記擬似基地局を制御する制御部(12)と、を備え、
    前記制御部は、
    前記複数の擬似基地局のうち少なくとも1つの擬似基地局を制御するための第1種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信されたことを条件に、当該少なくとも1つの擬似基地局を前記第1種別のコマンドに応じて制御し、
    前記複数の擬似基地局を制御するための第2種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信されたことを条件に、前記複数の擬似基地局のうち前記第2種別のコマンドに応じた少なくとも1つの擬似基地局を前記第2種別のコマンドの制御内容の通りに制御するとともに、他の擬似基地局を前記第2種別のコマンドと制御内容が相反するように制御するようになっており、
    さらに、
    前記擬似基地局を識別するための識別情報が付された第3種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信された場合に、前記第3種別のコマンドに付された識別情報及び前記第3種別のコマンドの制御内容に応じて、少なくとも1つの前記第3種別のコマンドを前記第1種別及び前記第2種別のコマンドのいずれかのコマンドに変換するコマンド変換部(14)を備えた移動端末試験装置。
  2. 外部端末(2)から送信されたコマンドに基づいて移動端末(3)の試験を行う移動端末試験装置であって、
    前記移動端末と信号を送受信することで基地局を擬似する複数の擬似基地局(11a〜11c)と、
    前記外部端末から送信されたコマンドを受信するコマンド受信部(10)と、
    前記コマンド受信部に受信されたコマンドに応じて前記擬似基地局を制御する制御部(12)と、を備え、
    前記制御部は、
    前記複数の擬似基地局のうち少なくとも1つの擬似基地局を制御するための第1種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信されたことを条件に、当該少なくとも1つの擬似基地局を前記第1種別のコマンドに応じて制御するようになっており、
    さらに、
    前記擬似基地局を識別するための識別情報が付された第3種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信された場合に、前記第3種別のコマンドに付された識別情報及び前記第3種別のコマンドの制御内容に応じて、少なくとも1つの前記第3種別のコマンドを前記第1種別のコマンドに変換するコマンド変換部(14)を備た移動端末試験装置。
  3. 移動端末(3)と信号を送受信することで基地局を擬似する複数の擬似基地局(11a〜11c)を有する移動端末試験装置(1)を用いて、外部端末(2)から送信されたコマンドに基づいて前記移動端末の試験を行う移動端末試験方法であって、
    前記外部端末から送信されたコマンドを受信するコマンド受信ステップと、
    前記コマンド受信ステップで受信されたコマンドに応じて前記擬似基地局を制御する制御ステップと、を有し、
    前記制御ステップは、
    前記複数の擬似基地局のうち少なくとも1つの擬似基地局を制御するための第1種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信されたことを条件に、当該少なくとも1つの擬似基地局を前記第1種別のコマンドに応じて制御する第1制御ステップと、
    前記複数の擬似基地局を制御するための第2種別のコマンドが前記コマンド受信ステップで受信されたことを条件に、前記複数の擬似基地局のうち前記第2種別のコマンドに応じた少なくとも1つの擬似基地局を前記第2種別のコマンドの制御内容の通りに制御するとともに、他の擬似基地局を前記第2種別のコマンドと制御内容が相反するように制御する第2制御ステップとを含み、
    さらに、
    前記擬似基地局を識別するための識別情報が付された第3種別のコマンドが前記コマンド受信ステップで受信された場合に、前記第3種別のコマンドに付された識別情報及び前記第3種別のコマンドの制御内容に応じて、少なくとも1つの前記第3種別のコマンドを前記第1種別及び前記第2種別のコマンドのいずれかのコマンドに変換するコマンド変換ステップを有する移動端末試験方法。
  4. 移動端末(3)と信号を送受信することで基地局を擬似する複数の擬似基地局(11a〜11c)を有する移動端末試験装置(1)を用いて、外部端末(2)から送信されたコマンドに基づいて前記移動端末の試験を行う移動端末試験方法であって、
    前記外部端末から送信されたコマンドを受信するコマンド受信ステップと、
    前記コマンド受信ステップで受信されたコマンドに応じて前記擬似基地局を制御する制御ステップと、を有し、
    前記制御ステップは、
    前記複数の擬似基地局のうち少なくとも1つの擬似基地局を制御するための第1種別のコマンドが前記コマンド受信部によって受信されたことを条件に、当該少なくとも1つの擬似基地局を前記第1種別のコマンドに応じて制御する第1制御ステップを含み、
    さらに、
    前記擬似基地局を識別するための識別情報が付された第3種別のコマンドが前記コマンド受信ステップで受信された場合に、前記第3種別のコマンドに付された識別情報及び前記第3種別のコマンドの制御内容に応じて、少なくとも1つの前記第3種別のコマンドを前記第1種別のコマンドに変換するコマンド変換ステップを有する移動端末試験方法。
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