JP6386423B2 - 通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システムおよび通信方法に関する。
近年、ネットワークの仮想化を実現する技術として、L2 over L3トンネリング技術の検討が活発である。VXLAN(Virtual eXtensible Local Area Network)はその代表的なトンネリング技術であり、IETF(Internet Engineering Task Force)で標準化されている(非特許文献1参照)。VXLANは、L2フレーム転送におけるBUM(Broadcast Unknown-unicast Multicast)フレームを扱う必要がある。
BUMフレームの転送をIPネットワーク上で実現する方法として、IPユニキャストで行う方法が検討されている。この方法は、BUMフレームを宛先のVXLANスイッチ分コピーし、IPユニキャストで送信先のVXLANスイッチそれぞれへ転送する方法である。
いまさら聞けない?VXLANの仕組みとVTEPの役割、[online]、CTC教育サービス、[平成27年7月21日検索]、インターネット<URL:http://www.school.ctc-g.co.jp/columns/nakai/nakai64.html>
しかし、BUMフレームの転送をIPユニキャストで行う場合、ネットワーク構成の変更やVXLANスイッチの増減等によるVTEP(VXLAN Tunnel End Point)のアドレスの追加や削除に対応するためには、VNI(VXLAN Network Identifier)ドメイン内においてVTEPとなる全VXLANスイッチの設定変更が必要である。そのため、VTEPのアドレスの追加や削除に伴う運用管理の手間が大きいという問題がある。そこで、本発明は、前記した問題を解決し、VXLANにおける、VTEPのアドレスの追加や削除に伴う運用管理の手間を軽減することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、VNI(VXLAN Network Identifier)ドメインのVTEP(VXLAN Tunnel End Point)装置がユニキャストで、前記VNIドメイン内の他のVTEP装置それぞれへBUM(Broadcast Unknown-unicast Multicast)フレームを送信する通信システムであって、前記VNIドメインのマスターのVTEP装置は、前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す運用情報を記憶する記憶部と、他のVTEP装置から前記VNIドメインに参加する旨の制御フレームを受信した場合、受信した当該制御フレームの送信元のVTEP装置の識別情報を前記運用情報に追加する運用情報更新部と、前記運用情報を参照して、前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す制御フレームを、前記VNIドメインを構成するVTEP装置それぞれへ送信する第1の制御フレーム送信部とを備え、前記VNIドメインのマスター以外のVTEP装置は、新たにVNIドメインに参加する場合、前記VNIドメインに参加する旨の制御フレームを前記VNIドメインのマスターのVTEP装置へ送信する第2の制御フレーム送信部と、前記マスターのVTEP装置から、前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す制御フレームを受信した場合、受信した制御フレームを用いて、前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す構成VTEP情報を更新する構成VTEP情報更新部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、VXLANにおける、VTEPのアドレスの追加や削除に伴う運用管理の手間を軽減することができる。
図1は、通信システムの動作概要を説明する図である。 図2は、マスターのVTEPを示す図である。 図3は、運用情報の一例を示す図である。 図4は、スレーブのVTEPを示す図である。 図5は、設定情報の一例を示す図である。 図6は、構成VTEP情報の一例を示す図である。 図7は、Joinフレームの一例を示す図である。 図8は、Keepaliveフレームの一例を示す図である。 図9は、Advertiseフレームの一例を示す図である。 図10は、通信システムの処理手順の一例を示す図である。 図11は、制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。まず、図1を用いて本実施形態の通信システムの動作概要を説明する。
例えば、通信システムは、複数のVXLANスイッチ(図示省略)を備え、これらのVXLANスイッチによりVNIドメイン(例えば、VNI=xxxのドメイン)が構成される。以下、このVNIドメインにおいてVTEPとして機能するVXLANスイッチを「VTEP」とする。VNIドメイン内のVTEPのうち、1台のVTEPがマスターとして動作し、その他のVTEPはスレーブとして動作する。以下の説明において、マスターのVTEPをVTEP10とし、スレーブのVTEPをVTEP20とする。
例えば、図1に示すVNIドメイン(VNI=xxx)には、VTEP10とVTEP20B,20Cとが存在し、このVNIドメインに新たにVTEP20Aが参加する場合を考える。なお、VTEP20(20A,20B,20C)はそれぞれマスターとなるVTEP10のアドレスを設定情報として保持しているものとする。
まず、VTEP20AがVNIドメインへの参加を示す制御フレーム(Joinフレーム)をVTEP10へ送信すると、これを受信したVTEP10は、VTEP20Aの情報(例えば、VTEP20Aのアドレス)を運用情報に追加する。
その後、VTEP10は、当該VNIドメインを構成するVTEP20(20A,20B,20C)のアドレスを通知する制御フレーム(Advertiseフレーム)をVTEP20A,20B,20Cに送信する。これにより、VNIドメイン内のVTEPはそれぞれ、VNIドメイン内の各VTEPのアドレスを知ることができる。その結果、VNIドメイン内の各VTEPは、当該アドレスを参照して、VNIドメイン内の各VTEPへユニキャストでBUM(Broadcast Unknown-unicast Multicast)フレームを送信することができる。
また、VNIドメインを構成するVTEP20(20A,20B,20C)は、それぞれ所定期間ごとに、自身がVNIドメインに参加中であることを示す制御フレーム(Keepaliveフレーム)をVTEP10へ送信する。これにより、VTEP10は、VNIドメインを構成するVTEP20(20A,20B,20C)が当該VNIドメインに参加中であることを確認することができる。ここで、例えば、VTEP10が、VNIドメインを構成するVTEP20のうち、所定期間ごとに制御フレーム(Keepaliveフレーム)を受信できなかったVTEP20があった場合、運用情報から当該VTEPの情報を削除する。その後、VTEP10は、更新後のVNIドメインを構成するVTEP20のアドレスを通知する制御フレーム(Advertiseフレーム)をVNIドメインの各VTEP20に送信する。これにより、VNIドメインのいずれかのVTEP20が削除された場合も、これをVNIドメインの各VTEP20に通知することができる。
なお、上記の制御フレーム(Joinフレーム、Advertiseフレーム、Keepaliveフレーム)は、例えば、VXLANフレーム(RFC7348参照)をベースとしたフレームが考えられる。この制御フレームの構成例については、図面を用いて後記する。
上記のような通信システムによれば、VNIドメインにおけるBUMフレームの転送をIPユニキャストで行う場合における、VTEPのアドレスの追加や削除に伴う運用管理の手間を軽減することができる。
(マスターのVTEP)
次に、図2を用いて、VTEP10を説明する。VTEP10は、通信部11、記憶部12、制御部13を備える。通信部11は、VXLANフレームや制御フレーム等の通信インタフェースを司る。記憶部12は、VTEP10を動作させるための各種情報を記憶する。制御部13は、VTEP10全体の制御を司る。
記憶部12は、運用情報を記憶する。運用情報は、VNIドメインを構成するVTEP20の識別情報を示した情報である。例えば、図3に示す運用情報は、VNIドメイン(VNI=xxx)を構成するVTEP20は、VTEP20A、VTEP20B、VTEP20Cであり、それぞれのIPアドレスは「aaa.bbb.ccc」、「ddd.eee.fff」、「ggg.hhh.iii」であることを示す。
制御部13は、制御フレーム受信部131と、制御フレーム送信部132と、運用情報更新部133と、通信フレーム送信部134とを備える。
制御フレーム受信部131は、VTEP20から制御フレーム(Joinフレーム、Keepaliveフレーム)を受信する。
制御フレーム送信部132は、運用情報(図3参照)に登録されるVNIドメインを構成する各VTEP20の識別情報をAdvertiseフレームに含め、当該VNIドメインを構成する各VTEP20へ送信する。例えば、制御フレーム送信部132は、運用情報(図3参照)に登録されるVTEP20が更新されたとき、更新後の運用情報(図3参照)に登録されるVNIドメインを構成する各VTEP20の識別情報をAdvertiseフレームに含め、当該VNIドメインを構成する各VTEP20へ送信する。
運用情報更新部133は、運用情報(図3参照)を更新する。例えば、運用情報更新部133は、VTEP20からJoinフレームを受信した場合、Joinフレームの送信元のVTEP20の識別情報を運用情報(図3参照)に追加する。また、運用情報更新部133は、運用情報(図3参照)に登録されるVTEP20のうち、所定期間ごとに、Keepaliveフレームが受信できなかったVTEP20があった場合、当該VTEP20の識別情報を運用情報(図3参照)から削除する。
通信フレーム送信部134は、VNIドメインにおけるBUMフレームの転送を行う。なお、通信フレーム送信部134は、BUMフレームの転送を行う際、運用情報(図3参照)を参照し、当該VNIドメインを構成する各VTEP20へIPユニキャストでBUMフレームを送信する。
(スレーブのVTEP)
次に、図4を用いて、VTEP20を説明する。VTEP20は、通信部21、記憶部22、制御部23を備える。通信部21は、VXLANフレームや制御フレーム等の通信インタフェースを司る。記憶部22は、VTEP10を動作させるための各種情報を記憶する。制御部23は、VTEP20全体の制御を司る。
記憶部22は、当該VTEP20の設定情報を記憶する。この設定情報には、VTEP20が参加するVNIドメインのマスターのVTEP(VTEP10)の識別情報が設定される。例えば、図5に示す設定情報は、VNIドメイン(VNI=xxx)のマスターのVTEP(VTEP10)のIPアドレスが「jjj.kkk.lll」であることを示す。
また、記憶部22は、構成VTEP情報を記憶する領域を備える。この構成VTEP情報は、自身が属するVNIドメインを構成するVTEP20の識別情報を示した情報である。例えば、図6に示す構成VTEP情報は、VNIドメイン(VNI=xxx)を構成するVTEP20(自身のVTEP20を除く)が、VTEP20B、VTEP20Cであり、それぞれのIPアドレスは「ddd.eee.fff」、「ggg.hhh.iii」であることを示す。
この構成VTEP情報は、構成VTEP情報更新部233(後記)により更新される。
制御部23は、制御フレーム送信部231と、制御フレーム受信部232と、構成VTEP情報更新部233と、通信フレーム送信部234とを備える。
制御フレーム送信部231は、設定情報に設定されるVNIドメインのマスターのVTEP(VTEP10)へ制御フレーム(Joinフレーム、Keepaliveフレーム)を送信する。具体的には、制御フレーム送信部231は、自身のVTEP20がVNIドメインに参加するとき、VTEP10へ制御フレーム(Joinフレーム)を送信する。また、VNIドメインへの参加後は、制御フレーム送信部231は、所定期間ごとに、VTEP10へ制御フレーム(Keepaliveフレーム)を送信する。
制御フレーム受信部232は、VTEP10から制御フレーム(Advertiseフレーム)を受信する。
構成VTEP情報更新部233は、VTEP10からAdvertiseフレームを受信した場合、受信したAdvertiseフレームを用いて構成VTEP情報(図6参照)を更新する。すなわち、構成VTEP情報更新部233は、構成VTEP情報(図6参照)におけるVNIドメインを構成するVTEP20の識別情報を、受信したAdvertiseフレームに含まれるVNIドメインを構成するVTEP20の識別情報で更新する。
通信フレーム送信部234は、VTEP10の通信フレーム送信部134と同様、IPユニキャストでVNIドメインにおけるBUMフレームの転送を行う。なお、通信フレーム送信部234は、BUMフレームの転送を行う際、ここでのBUMフレームの送信先は、構成VTEP情報(図6参照)に示されるVNIドメイン内の各VTEP20と、設定情報(図5参照)に設定されるVTEP10である。
なお、上記において説明を省略しているが、VTEP10,20は、上記の機能の他、VXLANスイッチとしての機能や、VNIドメインにおいてトンネルの終端としての機能を備える。
(制御フレーム)
次に、図7〜図9を用いて制御フレーム(Joinフレーム、Keepaliveフレーム、Advertiseフレーム)を説明する。
前記したとおり、制御フレームは、例えば、VXLANフレーム(RFC7348参照)をベースとしたフレームが考えられる。図7〜図9は、各制御フレームのヘッダ部分を示している。例えば、制御フレームは、図7〜図9に示すようにOuter IPヘッダ、UDPヘッダ、VXLANヘッダを備え、VXLANヘッダは、Flag(8bit)、reserved(24bit)、VNI(24bit)、reserved(8bit)を備える。このうち、VXLANヘッダのreserved(24bit)の領域の一部を、当該制御フレームがJoinフレームか、Advertiseフレームか、Keepaliveフレームかを示す制御情報を書き込む領域(例えば、図7〜図9の領域701参照)とする。
例えば、VTEP20の制御フレーム送信部231がJoinフレームを送信する場合、図7の領域701に当該制御フレームがJoinフレームである旨の制御情報(Control_Join)を書き込み、VTEP10へ送信する。そして、VTEP10の運用情報更新部133は、受信した制御フレームの領域701に当該制御フレームがJoinフレームである旨の制御情報(Control_Join)が書かれていれば、当該制御フレームをJoinフレームと判断する。そして、運用情報更新部133は、当該制御フレームのOuter IPヘッダのSource IP(送信元のIPアドレス)を、VNIドメインを構成するVTEP20のアドレスとして運用情報(図3参照)に登録する。
また、VTEP20の制御フレーム送信部231がKeepaliveフレームを送信する場合、図8の領域701に当該制御フレームがKeepaliveフレームである旨の制御情報(Control_Keepalive)を書き込み、VTEP10へ送信する。そして、VTEP10の運用情報更新部133は、受信した制御フレームの領域701に当該制御フレームがKeepaliveフレームである旨の制御情報(Control_Keepalive)が書かれていれば、当該制御フレームをKeepaliveフレームと判断する。また、運用情報更新部133は、当該制御フレームのOuter IPヘッダのSource IPを参照することで、どのVTEP20からのKeepaliveフレームかを判断する。
さらに、VTEP10の制御フレーム送信部132がAdvertiseフレームを送信する場合、図9のControlの領域701に当該制御フレームがAdvertiseフレームである旨の制御情報(Control_Advertise)を書き込む。また、制御フレーム送信部132は、VXLANヘッダ以降に当該VNIドメインを構成するVTEP20の識別情報(例えば、VTEP20A,20B,20Cの識別情報)を書き込む。そして、VTEP20の構成VTEP情報更新部233は、VTEP10からAdvertiseフレームの領域701に当該制御フレームがAdvertiseフレームである旨の制御情報(Control_Advertise)が書かれていれば、当該制御フレームを用いて構成VTEP情報(図6参照)を更新する。
なお、VTEP10の制御フレーム送信部132が上記のAdvertiseフレームを送信する場合、VXLANヘッダのreserved(24bit)の領域の一部(例えば、図9の領域701)に、当該VNIドメインを構成するVTEP20の識別情報の個数を示す情報を含めてもよい。このようにすることで、当該Advertiseフレームを受信したVTEP20の構成VTEP情報更新部233は、受信したAdvertiseフレームのVXLANヘッダ以降の何bit分までの領域に、VNIドメインを構成するVTEP20の識別情報が書かれているかを知ることができる。
このようにVTEP10とVTEP20との間で送受信される制御フレームに、既存のVXLANフレームをベースとしたフレームを用いることで、制御フレームの定義に要する手間を軽減できる。
(処理手順)
次に、図10を用いて、通信システムの処理手順を説明する。ここでは、VTEP10、VTEP20B,20Cを備えるVNIドメインに、VTEP20Aが参加する場合を例に説明する。
VTEP10の制御フレーム受信部131が、VTEP20AからJoinフレームを受信すると(S11)、運用情報更新部133は、運用情報(図3参照)を更新する(S12)。例えば、運用情報更新部133は、Joinフレームの送信元のVTEP20AのIPアドレスを運用情報(図3参照)に追加する。
S12の後、VTEP10の制御フレーム送信部132は、運用情報(図3参照)に登録されるVNIドメインを構成するVTEP20(20A,20B,20C)の識別情報を示したAdvertiseフレームを、当該VNIドメインを構成するVTEP20(20A,20B,20C)へ送信する(S13)。
S13の後、VTEP20(20A,20B,20C)の制御フレーム受信部232が、VTEP10からAdvertiseフレームを受信すると、構成VTEP情報更新部233は、構成VTEP情報(図6参照)を更新する(S14、S15、S16)。つまり、VTEP20の構成VTEP情報更新部233は、Advertiseフレームにより通知されたVNIドメインを構成するVTEP20(20A,20B,20C)の識別情報を用いて、構成VTEP情報(図6参照)を更新する。
また、VTEP20(20A,20B,20C)の制御フレーム送信部231は、所定期間ごとに、VTEP10へKeepaliveフレームを送信する(S17、S18、S19)。そして、VTEP10の運用情報更新部133は、運用情報(図3参照)に登録されるVTEP20(20A,20B,20C)のうち、前回のKeepaliveフレームの受信から所定期間以内に、Keepaliveフレームを受信しなかったスレーブのVTEP(VTEP20)があった場合(S20でYes)、運用情報(図3参照)を更新する(S12)。つまり、運用情報更新部133は、所定期間ごとにKeepaliveフレームを受信しなかったVTEP20があれば当該VTEP20の識別情報を運用情報(図3参照)から削除する。その後、制御フレーム送信部132は、当該VTEP20の識別情報の削除後の運用情報(図3参照)に基づき、VNIドメインを構成するVTEP20へAdvertiseフレームを送信する。
一方、運用情報(図3参照)に登録されるVTEP20(20A,20B,20C)すべてから、前回のKeepaliveフレームの受信から所定期間以内に、Keepaliveフレームを受信した場合(S20でNo)、再度各VTEP20から送信されるKeepaliveフレームの到着を待ち、前回のKeepaliveフレームの受信から所定期間以内にKeepaliveフレームを受信しなかったVTEP20があったか否かを判定する(S20)。
上記のような通信システムによれば、VTEPはVNIドメインを構成する各VTEPの識別情報(例えば、IPアドレス)の追加や削除を自動で行うことができる。その結果、VTEPがVNIドメインにおけるBUMフレームの転送をIPユニキャストで行う場合における、VTEPの識別情報(例えば、IPアドレス)の追加や削除に伴う運用管理の手間を軽減することができる。
(プログラム)
また、上記実施形態に係るVTEPが実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成し、実行することもできる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかるプログラムをコンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。以下に、VTEPと同様の機能を実現する制御プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図11は、制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図11に示すように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU(Central Processing Unit)1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM(Random Access Memory)1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。ディスクドライブ1100には、例えば、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が挿入される。シリアルポートインタフェース1050には、例えば、マウス1110およびキーボード1120が接続される。ビデオアダプタ1060には、例えば、ディスプレイ1130が接続される。
ここで、図11に示すように、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094を記憶する。上記実施形態で説明した各情報は、例えばハードディスクドライブ1090やメモリ1010に記憶される。
また、制御プログラムは、例えば、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、ハードディスクドライブ1090に記憶される。具体的には、上記実施形態で説明したVTEPが実行する各処理が記述されたプログラムモジュールが、ハードディスクドライブ1090に記憶される。
また、制御プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータとして、例えば、ハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して、上述した各手順を実行する。
なお、制御プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば、着脱可能な記憶媒体に記憶されて、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、制御プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
10 VTEP
11、21 通信部
12、22 記憶部
13、23 制御部
20(20A,20B,20C) VTEP
131、232 制御フレーム受信部
132、231 制御フレーム送信部
133 運用情報更新部
134、234 通信フレーム送信部
233 構成VTEP情報更新部

Claims (4)

  1. VNI(VXLAN Network Identifier)ドメインのVTEP(VXLAN Tunnel End Point)装置がユニキャストで、前記VNIドメイン内の他のVTEP装置それぞれへBUM(Broadcast Unknown-unicast Multicast)フレームを送信する通信システムであって、
    前記VNIドメインのマスターのVTEP装置は、
    前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す運用情報を記憶する第1の記憶部と、
    他のVTEP装置から前記VNIドメインに参加する旨の制御フレームを受信した場合、当該制御フレームの送信元のVTEP装置の識別情報を前記運用情報に追加する運用情報更新部と、
    前記運用情報を参照して、前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す制御フレームを、前記VNIドメインを構成するVTEP装置それぞれへ送信する第1の制御フレーム送信部と
    前記運用情報を参照して、前記VNIドメインを構成するVTEP装置それぞれへユニキャストでBUMフレームを送信する第1の通信フレーム送信部とを備え、
    前記VNIドメインのマスター以外のVTEP装置は、
    前記VNIドメインのマスターのVTEP装置の識別情報、および、前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す構成VTEP情報を記憶する第2の記憶部と、
    新たにVNIドメインに参加する場合、前記VNIドメインに参加する旨の制御フレームを前記VNIドメインのマスターのVTEP装置へ送信する第2の制御フレーム送信部と、
    前記マスターのVTEP装置から、前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す制御フレームを受信した場合、受信した制御フレームを用いて、前記構成VTEP情報を更新する構成VTEP情報更新部と
    前記構成VTEP情報を参照して、前記VNIドメインを構成するVTEP装置それぞれへユニキャストでBUMフレームを送信する第2の通信フレーム送信部とを備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記第2の制御フレーム送信部は、さらに、
    所定期間ごとに、前記VNIドメインに参加中である旨の制御フレームを前記VNIドメインのマスターのVTEP装置へ送信し、
    前記運用情報更新部は、さらに、
    前記運用情報に登録されるVTEP装置のうち、前記所定期間ごとに、前記VNIドメインに参加中である旨の情報を含む制御フレームが受信できなかったVTEP装置があった場合、前記運用情報から、当該VTEP装置の識別情報を削除することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記制御フレームは、VXLAN(Virtual eXtensible Local Area Network)フレームのVXLANヘッダのreserved領域に、当該制御フレームが、前記VNIドメインに参加する旨の制御フレームか、前記VNIドメインを構成するVTEP装置を示す制御フレームか、前記VNIドメインに参加中である旨の制御フレームかを示す制御情報を含み、
    前記マスターのVTEP装置は、
    前記制御情報に基づき、受信した制御フレームが、前記VNIドメインに参加する旨の制御フレームか、前記VNIドメインに参加中である旨の制御フレームかを判断し、
    前記VNIドメインのマスター以外のVTEP装置は、
    前記制御情報に基づき、受信した制御フレームが、前記VNIドメインを構成するVTEP装置を示す制御フレームか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. VNI(VXLAN Network Identifier)ドメインのVTEP(VXLAN Tunnel End Point)装置がユニキャストでBUM(Broadcast Unknown-unicast Multicast)フレームを送信する通信システムにおいて、
    前記VNIドメインのマスターのVTEP装置の識別情報、および、前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す構成VTEP情報を記憶する記憶部を備える、前記VNIドメインのマスター以外のVTEP装置が、
    新たにVNIドメインに参加する場合、前記VNIドメインに参加する旨の制御フレームを前記VNIドメインのマスターのVTEP装置へ送信するステップと、
    前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す運用情報を記憶する記憶部を備える、前記VNIドメインのマスターのVTEP装置が、
    他のVTEP装置から前記VNIドメインに参加する旨の制御フレームを受信した場合、当該制御フレームの送信元のVTEP装置の識別情報を前記ドメインの運用情報に追加するステップと、
    前記VNIドメインの運用情報に登録されるVTEP装置の識別情報を示す制御フレームを、前記VNIドメインの運用情報に登録されるVTEP装置それぞれへ送信するステップと、
    前記ドメインの運用情報を参照して、前記VNIドメインを構成するVTEP装置それぞれへユニキャストでBUMフレームを送信するステップと、
    前記VNIドメインのマスター以外のVTEP装置が、
    前記マスターのVTEP装置から、前記VNIドメインを構成するVTEP装置の識別情報を示す制御フレームを受信した場合、受信した制御フレームを用いて、前記構成VTEP情報を更新するステップと
    前記構成VTEP情報を参照して、前記VNIドメインを構成するVTEP装置それぞれへユニキャストでBUMフレームを送信するステップと、
    を含んだことを特徴とする通信方法。
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