JP6383708B2 - バーチカルドレン工法施工機 - Google Patents
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Description
1.バーチカルドレン工法施工機
図1は本発明の第1実施形態に係るバーチカルドレン工法施工機の一例の外観を示す側面図である。図1に示したバーチカルドレン工法施工機は、走行体1、旋回体2、フロントフレーム3、ローラ式圧入装置4、ケーシングガイド装置5、シリンダチャック式圧入装置6及びタワー7を備えている。旋回体2は走行体1の上部に旋回可能に設けられている。フロントフレーム3は旋回体2の前部に取り付けられている。ローラ式圧入装置4はフロントフレーム3上に、ケーシングガイド装置5はローラ式圧入装置4上に、シリンダチャック式圧入装置6はケーシングガイド装置5上に、タワー7はシリンダチャック式圧入装置6上に設置されている。
図2はシリンダチャック式圧入装置6の一構成例を表した一部破断側面図である。図2に示したシリンダチャック式圧入装置6は、本体11、圧入シリンダ12、チャック機構13及びチャックシリンダ14を備えている。本体11はケーシングガイド装置5(図1)上に設けた枠状の部材である。チャック機構13はベース15及び一対のリンク16a,16bを備えている。ベース15は上下に延びる複数の圧入シリンダ12により本体11に連結されている。リンク16a,16bはベース15に対してピン17a,17bにより連結され、それぞれピン17a,17bを中心に同一平面内(若しくは平行な平面内)で回動するように構成されている。リンク16a,16bの先端(下端)にはピン18a,18bを介してチャック19a,19bが回動可能に連結されている。リンク16a,16bのピン18a,18bを挟んだ反対側の先端(上端)は、ピン20a,20bを介して上記チャックシリンダ14で連結されている。チャックシリンダ14はケーシング8に干渉しない位置で概略水平方向に延在している。圧入シリンダ12及びチャックシリンダ14は例えば油圧シリンダである。
図3はローラ式圧入装置4の一構成例を表した一部破断側面図、図4は図3中の左側から見たローラ式圧入装置4の正面図、図5は図3中のV−V線による矢視断面図である。図3−図5に示したローラ式圧入装置4は、本体31、第1及び第2ローラユニット32a,32b、支持機構33、付勢装置34及び調整機構35を備えている。但し、図5では付勢装置34及び調整機構35は図示省略してある。
(1)作業性向上
前述したように、支持機構33は、第1及び第2ローラ37a,37bがケーシング8に接触した状態では、第1及び第2移動体36a,36bに対して自重でケーシング8から離反する方向に力が作用する構成である。そのため、例えば調整機構35の拘束部材47を緩めていけば、第1及び第2ローラユニット32a,32bが自重により自然にケーシング8から離反する。従って、ケーシング8から第1及び第2ローラ37a,37bを容易に離反させることができ、ケーシング8に付着した異物の除去やメンテナンスに伴う労力や時間を大幅に軽減することができる。
支持機構33により吊り下げた状態でロッド45を介して第1及び第2ローラユニット32a,32bを連結したことにより、調整機構35で第1及び第2ローラ37a,37bの間隔を調整する際、ケーシング8に対して第1及び第2ローラ37a,37bの双方が進退し、第1及び第2ローラユニット32a,32bの構造的対称性が確保されていれば、第1及び第2ローラ37a,37bの水平方向の中間位置は一定位置に維持される。例えばケーシング8の外径サイズが変化しても、ローラの位置を個別に調整する構成のように調心する必要がない。また、第1及び第2ローラユニット32a,32bの位置を個別に調整する機構に比べて構造を簡素化することができる。
第1及び第2ローラユニット32a,32bを支持する支持機構33として平行リンクを用いたことにより、ケーシング8との相対的な位置関係が変わっても第1及び第2ローラユニット32a,32bの姿勢が不変である。従って、例えばケーシング8から第1及び第2ローラ37a,37bを離反させる作業の最中に第1及び第2ローラユニット32a,32bが不意に傾いたりすることもないので、より安全にメンテナンス等の作業を進めることができる。また、第1及び第2ローラユニット32a,32bの移動方向がケーシング8に対する進退方向に限定され、第1及び第2ローラユニット32a,32bの可動範囲が小さく制限されるので、ローラ式圧入装置4の小型化にも寄与する。
図7は本発明の第2実施形態に係るバーチカルドレン工法施工機に備えられたローラ式圧入装置の一構成例を表した側面図である。第1実施形態と同様の部分には既出図面と同符号を付して説明を省略する。本実施形態が第1実施形態と相違する点は、ローラユニットの支持機構の構成である。図7に示したローラ式圧入装置54は、本体51、第1及び第2ローラユニット52a,52b、支持機構53、付勢装置34及び調整機構35を備えている。
以上においては、一対のローラ37a,37bを備えたローラ式圧入装置4,54を例示して説明したが、ローラ対は上下複数段とすることもできる。また、第1及び第2ローラ37a,37bの双方にそれぞれ駆動用のモータを設けた構成を例示して説明したが、例えば2つのローラでモータを共用し、チェーンやベルト、ギア等の駆動伝達機構で共用のモータの駆動力を2つのローラへ伝達する構成とすることも考えられる。
Claims (6)
- ケーシングを地中に圧入するローラ式圧入装置を備えたバーチカルドレン工法施工機において、
前記ローラ式圧入装置は、
本体と、
上下に延びる前記ケーシングを挟む位置に配置した第1及び第2移動体と、
前記第1移動体に設けた第1ローラと、
前記第2移動体に設けられ、前記第1ローラとの間に前記ケーシングを挟持する第2ローラと、
前記第1ローラに連結した第1モータ、及び第2ローラに連結した第2モータの少なくとも一方と、
前記第1及び第2移動体に対して自重で前記ケーシングから離反する方向に力が作用するようにそれぞれ第1及び第2移動体を前記本体に対して支持する支持機構と、
前記第1及び第2移動体の間隔を調整する調整機構と、
前記第1及び第2移動体を互いに近付ける方向に付勢する付勢装置と
を備えたことを特徴とするバーチカルドレン工法施工機。 - 請求項1のバーチカルドレン工法施工機において、前記支持機構は、前記第1及び第2移動体の自重で前記第1及び第2ローラが前記ケーシングから離反する方向に力が作用するように前記本体に対して前記第1及び第2移動体を吊り下げる吊り下げ部材を備えていることを特徴とするバーチカルドレン工法施工機。
- 請求項2のバーチカルドレン工法施工機において、前記吊り下げ部材は平行リンクであることを特徴とするバーチカルドレン工法施工機。
- 請求項1のバーチカルドレン工法施工機において、
前記支持機構は、
前記本体に設けられ、前記ケーシングから離れるにつれて下る傾斜面を有するガイド部材と、
前記第1及び第2移動体の下部に設けられ、前記傾斜面に接地した車輪と
を含んでいることを特徴とするバーチカルドレン工法施工機。 - 請求項3又は4のバーチカルドレン工法施工機において、
前記調整機構は、
前記第1及び第2移動体を水平に貫通するロッドと、
前記第1及び第2移動体に係り合い、前記ロッドに沿って移動させることで前記第1及び第2移動体の間隔を調整する拘束部材と
を備えていることを特徴とするバーチカルドレン工法施工機。 - 請求項5のバーチカルドレン工法施工機において、前記付勢装置は、前記第1移動体及び前記拘束部材の間、前記第2移動体及び前記拘束部材の間の少なくとも一方に設けた圧縮スプリングであることを特徴とするバーチカルドレン工法施工機。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2015135915A JP6383708B2 (ja) | 2015-07-07 | 2015-07-07 | バーチカルドレン工法施工機 |
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Family
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Family Applications (1)
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