JP6380234B2 - シールド導電体 - Google Patents

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本発明は、シールド導電体に関する。
従来、車両等に配線される電線を各種のシールド部材によって包囲することでノイズ遮蔽するようにしたシールド導電体が知られている。例えば下記特許文献1に記載されたシールド導電体は、シールド部材として、電線の配索経路に沿った所定の形状に曲げ加工されるシールドパイプと、比較的自由に屈曲することが可能な可撓性を有するシールドチューブとを備えている。シールドチューブは、シールドパイプの端部にかしめリングによってかしめ付けられることで接続固定されている。
特開2015−76899号公報
ところで、上記のような構成のシールド導電体は、シールドパイプとシールドチューブとを接続するためのかしめリングに加え、シールドパイプを車体に固定するための固定部材や、シールド部材をボディアースするためのアース端子等が必要であり、部品点数が多くなる傾向があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、部品点数を減らすことが可能なシールド導電体を提供することを目的とする。
本発明のシールド導電体は、電線と、前記電線を包囲してシールドするシールド部材と、前記シールド部材を構成するものであり、所定の形状を保持可能な剛性を有するシールドパイプと、前記シールド部材を構成するものであり、可撓性を有するシールドチューブと、前記シールドパイプの端部に前記シールドチューブの端部を接続するリング部および車体の金属部分に固定される固定部を一体に有する金属製の多機能部品と、を備え、前記リング部に、周方向の一部を開放する開放部が形成され、前記リング部が、開いた状態に変形可能とされており、前記リング部が、閉じた状態で内側に配される第1端部及び外側に配される第2端部を有し、前記固定部が、前記第2端部に連続して一体に設けられ、前記第1端部が、前記リング部の径方向における外側に突出するとともに内側に凹部が形成された係止突起を有し、前記第2端部には、前記係止突起が係止する係止孔が形成され、前記係止突起及び前記係止孔が、前記リング部の周方向に少なくとも一対ずつ並んで設けられ、前記一対の係止孔のうち少なくとも一方の前記係止孔の周縁に、前記係止突起の内側に配される係止片が設けられ、前記一対の係止突起のうち少なくとも一方の前記係止突起が、前記リング部の周方向に対して略直交し、前記係止孔に係止する切り立った面を有している
本発明によれば、一つの多機能部品が、シールドパイプとシールドチューブとを接続するためのかしめリングとしての機能と、シールドパイプを車体に固定するための固定部品としての機能と、シールド部材をボディアースするためのアース端子としての機能とを備えているから、部品点数を減らすことができる。
また、本発明のシールド導電体は、リング部に、周方向の一部を開放する開放部が形成され、リング部が、開いた状態に変形可能とされている。このような構成によれば、リング部を開いた状態にしてシールドパイプに外嵌することができるから、多機能部品の取り付け作業を容易に行うことができる。
実施例1におけるシールド導電体の端部の構造を示す部分拡大側面図 多機能部品が車体に固定された状態のシールド導電体を示す断面図 多機能部品を取り付ける様子を示すシールド導電体の断面図 (A)は係止突起を係止孔に係止する様子を示す多機能部品の部分拡大図、(B)は係止突起が係止孔に係止した状態を示す多機能部品の部分拡大図 多機能部品が取り付けられた状態のシールド導電体を示す断面図 実施例2におけるシールド導電体を示す断面図
本発明の好ましい形態を以下に示す
また、本発明のシールド導電体は、前記リング部が、かしめられることで前記リング部を縮径させるかしめ部を備えているものとしてもよい。
また、本発明のシールド導電体は、前記リング部が、ネジの回転によって前記リング部を縮径させる縮径操作部を備えているものとしてもよい。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図5を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例におけるシールド導電体10は、車両に取り付けられるものであり、複数本(本実施例では2本)の電線11と、電線11を包囲してシールドするシールド部材12とを備えている。各電線11は、室外(床下)を通って車両に搭載された各種機器Mに接続される。
電線11は、複数本の素線を撚り合わせてなる導体13の外周を絶縁被覆14で包囲してなる。導体13は、銅あるいは銅合金、アルミあるいはアルミ合金によって形成されている。
電線11の端末部には、車両に搭載される各種機器Mの端子部に接続される端子金具15が固着されている。端子金具15は、所定形状に打ち抜いた導電性の金属板材を曲げ加工等して成形されている。端子金具15は、各種機器Mの端子部に接続される第1接続部16と、各電線11の端末部に接続される第2接続部17とを備えている。端子金具15は、第1接続部16と第2接続部17とが略直角をなすように屈曲したL字形状をなしている。
第1接続部16には接続孔が貫通形成され、第2接続部17には、各電線11の端末部にかしめ付けられる一対のカシメ片が備えられている。第2接続部17は、各電線11の端末部において絶縁被覆14が剥がされて露出した導体13に圧着されている。
シールド部材12は、所定の形状を保持可能な剛性を有するシールドパイプ12Pと、比較的容易に撓み変形可能な可撓性を有するシールドチューブ12Tとを備えている。
シールドパイプ12Pは金属製(銅やアルミニウム等)のパイプであり、内部には、2本の電線11を一括して挿通可能な空間が確保されている。シールドパイプ12Pは、電線11が挿通された後に、電線11の決められた配索経路に沿うように所定の形状に曲げ加工される。シールドパイプ12Pは、略円形断面を有し、比較的長尺なものとされている。
シールドチューブ12Tは、導電性の金属細線(例えば、銅)をメッシュ状に編み込んで筒状に形成してなる編組部材である。シールドチューブ12Tは、電線11のうちシールドパイプ12Pから引き出された部分を一括して包囲している。シールドチューブ12Tの一端側は、シールドパイプ12Pの外周側に被せ付けられ、後述する多機能部品20によってシールドパイプ12Pの端部に導通可能に固着されている。シールドチューブ12Tの他端側は、テープ等の固定材18によって電線11の絶縁被覆14に止められている。
さて、シールド導電体10は、一の部品で多数の機能を有する多機能部品20を備えている。多機能部品20は金属製であって、シールドチューブ12Tの端部をシールドパイプ12Pの端部に接続するリング部21と、車体Bの金属部分に固定される固定部22とを一体に有している。
リング部21は、シールドパイプ12Pに外嵌する環状をなしている。リング部21は、シールドパイプ12Pの全周に巻き付けることが可能な長さ寸法を有する細長い金属板材により形成され、全周が閉じた形態をなしている。
リング部21には、かしめられることでリング部21を縮径させるかしめ部23が設けられている。かしめ部23は、リング部21の径方向の外側に突出している。
また、リング部21には、図3に示すように、周方向の一部が切り離されて開放部24が形成され、開いた状態に弾性変形可能とされている。なお、リング部21は、常には開放部24が閉鎖されてリング部21が閉じた状態をなす。
リング部21は、互いに係止してリング部21を閉じた状態に保持可能な係止構造を備えている(図5参照)。係止構造は、リング部21のうち開放部24の両側に位置する端部(以後、第1端部21Fおよび第2端部21Sと称する)に設けられている。第1端部21Fおよび第2端部21Sは、リング部21が閉じた状態では内外方向に重なって配される。なお、第1端部21Fが第2端部21Sの内側に配される。
係止構造は、係止突起25と係止孔26とを一対ずつ備え、係止突起25は第1端部21Fに、係止孔26は第2端部21Sに設けられている。
係止孔26は、リング部21を内外方向に貫通する貫通孔である。係止孔26は、複数(本実施例では2つ)がリング部21の周方向に並んで設けられている。2つの係止孔26はいずれも略方形をなし、第2端部21Sのうち開放部24側に近い位置の係止孔(以後、第1係止孔26Fと称する)がそれよりも遠い位置の係止孔(以後、第2係止孔26Sと称する)よりも若干大きくされている(図4参照)。なお、第1係止孔26Fには、係止突起25の内側の凹部28に係止可能な係止片27が設けられている。
係止突起25は、係止孔26に対応してリング部21の周方向に2つが並んで設けられている。係止突起25は、リング部21の径方向における外側に突出して設けられ、内側には凹部28が形成されている。
各係止突起25のうち開放部24の閉鎖方向における前側の面は、同方向における後側に向かって突出寸法が次第に増す傾斜面とされ、後側の面は、周方向に対して略直交する切り立った面とされている。また、各係止突起25の左右両側面は、左右方向(幅方向)の両端から中央に向かって次第に突出寸法が増す傾斜面とされている。
2つの係止突起25のうち第1係止孔26Fに係止する係止突起(以後、第1係止突起25Fと称する)は、第2係止孔26Sに係止する係止突起(以後、第2係止突起25Sと称する)よりも若干大きくされている。第1係止突起25Fの突出端は、前側および左右両側の傾斜面によって尖った形状に形成され、第2係止突起25Sの突出端には、周方向に対して略平行をなす平坦な面が形成されている。
固定部22は、図3に示すように、リング部21の第2端部21Sに連続して一体に設けられている。固定部22は、車体Bの金属部分にねじ止めされる。固定部22は、全体的な外形がリング部21よりも厚い板状をなすように形成され、リング部21の径方向における外側に突出している。なお、固定部22の内外方向の寸法は一定とされている。
固定部22には、ネジSの軸部が通されるネジ穴22Hが設けられている。ネジ穴22Hは、固定部22を内外方向に貫通している。固定部22のうちリング部21の内周面に連なる板面29は、ネジ穴22Hに通されたネジSの頭部が当接可能な平坦な面とされている。
次に、本実施例におけるシールド導電体10の製造作業の一例を説明する。
まず、電線11が挿通されたシールドパイプ12Pにシールドチューブ12Tを接続する。シールドパイプ12Pの端部にシールドチューブ12Tの端部を被せ、シールドチューブ12Tが被せ付けられたシールドパイプ12Pの端部に多機能部品20を嵌合する。この際、図3に示すように、リング部21を開いてシールドパイプ12Pに外嵌し、図4に示すように、係止突起25を係止孔26に係止させる。係止突起25はそれぞれ対応する係止孔26に嵌り、各係止突起25の後面が各係止孔26に係止する。これにより、リング部21は閉じた状態に保持され、多機能部品20がシールドパイプ12Pに取り付けられる。
そして、図4に示すように、かしめ部23をかしめ付けると、リング部21が縮径し、シールドチューブ12Tがシールドパイプ12Pに全周にわたり強く密着した状態になる。こうして、シールドパイプ12Pとシールドチューブ12Tとが電気的に接続される。
以上により、シールド導電体10の製造作業が完了する。
次に、シールド導電体10を車体Bに取り付ける作業の一例を説明する。
シールドパイプ12Pの複数個所を図示しない固定部材によって適宜車体Bに固定し、また多機能部の固定部22を車体Bの金属部分に固定する。図2に示すように、固定部22の外側端を車体B側に向け、板面29側からネジ穴22HにネジSを通して車体Bの金属部分に螺合する。これにより、固定部22が車体Bの金属部分に強固に固定され、シールド部材12がボディアースされる。
以上により、シールド導電体10を車体Bに取り付ける作業が完了する。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例のシールド導電体10は、電線11と、電線11を包囲してシールドするシールド部材12とを有し、シールド部材12は、所定の形状を保持可能な剛性を有するシールドパイプ12Pと、可撓性を有するシールドチューブ12Tとを備えている。そして、シールド導電体10には、シールドパイプ12Pの端部にシールドチューブ12Tの端部を接続するリング部21および車体Bの金属部分に固定される固定部22を一体に有する金属製の多機能部品20が備えられている。
この構成によれば、一つの多機能部品20が、シールドパイプ12Pとシールドチューブ12Tとを接続するためのかしめリングとしての機能と、シールドパイプ12Pを車体Bに固定するための固定部品としての機能と、シールド部材12をボディアースするためのアース端子としての機能とを備えているから、部品点数を減らすことができる。
また、リング部21に、周方向の一部を開放する開放部24が形成され、リング部21は、開いた状態に変形可能とされている。この構成によれば、リング部21を開いた状態にしてシールドパイプ12Pに外嵌することができるから、多機能部品20の取り付け作業を容易に行うことができる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2に係るシールド導電体30を図6によって説明する。
本実施例のシールド導電体30は、ネジ31の回転によってリング部21を縮径させる縮径操作部32を備えている点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例に係るシールド導電体30は、実施例1と同様、電線11と、電線11を包囲してシールドするシールド部材12と、を有し、シールド部材12は、所定の形状を保持可能な剛性を有するシールドパイプ12Pと、可撓性を有するシールドチューブ12Tとを備えている。
また、シールド導電体30は、実施例1と同様、シールドパイプ12Pの端部にシールドチューブ12Tの端部を接続するリング部21および車体Bの金属部分に固定される固定部22を一体に有する金属製の多機能部品20を備えている。多機能部品20のリング部21は、実施例1と同様、周方向の一部に開放部24が形成されるとともに、互いに係止してリング部21を閉じた状態に保持可能な係止構造を備えている。
そして、リング部21は、ネジ31の回転によってリング部21を縮径させる縮径操作部32を備えている。縮径操作部32は、リング部21において周方向に相対変位可能な状態で内外方向に重なって配された内周部32Uおよび外周部32Sを備えている。
内周部32Uには、ネジ31の回転を許容した状態でネジ31を保持するネジ保持部34が設けられている。ネジ保持部34は、内部にネジ31の軸部31Zを収容可能な箱状をなして内周部32Uの外側に突設されている。ネジ保持部34に保持されたネジ31の軸部31Zは、ネジ保持部34に差し入れられた外周部32Sに沿って配される。
外周部32Sには、ネジ31の軸部31Zに螺旋状に設けられたネジ山に係止可能な溝部35が複数設けられている。溝部35は、リング部21の幅方向(軸方向)に細長い形状をなして外周部32Sを貫通している。複数の溝部35は、リング部21の周方向に略一定ピッチで形成されている。
そして、ネジ31の軸部31Zのネジ山が溝部35に係止した状態でネジ31を一方向に回転すると、外周部32Sが内周部32Uに沿ってリング部21を縮径する方向に相対変位する。なお、ネジ31を反対方向に回転すると、外周部32Sがリング部21を拡径する方向に相対変位する。
本実施例におけるシールド導電体30の製造作業においては、実施例1と同様、シールドパイプ12Pの端部にシールドチューブ12Tの端部を被せ、リング部21を開いた状態にして多機能部品20をシールドパイプ12Pに外嵌し、係止突起25を係止孔26に係止させた後、ネジ31を一方向に回してリング部21を縮径させ、シールドチューブ12Tとシールドパイプ12Pとを接続する。
以上のように本実施例においては、実施例1と同様、一つの多機能部品20が、シールドパイプ12Pとシールドチューブ12Tとを接続するためのかしめリングとしての機能と、シールドパイプ12Pを車体Bに固定するための固定部22品としての機能と、シールド部材12をボディアースするためのアース端子としての機能とを備えているから、部品点数を減らすことができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、シールドパイプ12Pは金属製(銅やアルミニウム等)とされているが、これに限らず、シールドパイプは所定の剛性を備えたシールド部材であればよく、例えば樹脂製のパイプの外周面に金属箔を巻き付けたものであってもよい。
(2)上記実施例では、シールドチューブ12Tは編組部材とされているが、これに限らず、シールドチューブは可撓性を有したシールド部材であればよく、例えば蛇腹形状をなす金属製のコルゲートチューブであってもよい。
(3)上記実施例では、係止構造の具体的な構成を例示したが、これに限らず、係止孔および係止突起の数、形状、位置等は任意に変更することができる
B…車体
10,30…シールド導電体
11…電線
12…シールド部材
12P…シールドパイプ
12T…シールドチューブ
20…多機能部品
21…リング部
22…固定部
23…かしめ部
24…開放部
31…ネジ
32…縮径操作部

Claims (3)

  1. 電線と、
    前記電線を包囲してシールドするシールド部材と、
    前記シールド部材を構成するものであり、所定の形状を保持可能な剛性を有するシールドパイプと、
    前記シールド部材を構成するものであり、可撓性を有するシールドチューブと、
    前記シールドパイプの端部に前記シールドチューブの端部を接続するリング部および車体の金属部分に固定される固定部を一体に有する金属製の多機能部品と、
    を備え
    前記リング部に、周方向の一部を開放する開放部が形成され、前記リング部が、開いた状態に変形可能とされており、
    前記リング部が、閉じた状態で内側に配される第1端部及び外側に配される第2端部を有し、前記固定部が、前記第2端部に連続して一体に設けられ、
    前記第1端部が、前記リング部の径方向における外側に突出するとともに内側に凹部が形成された係止突起を有し、前記第2端部には、前記係止突起が係止する係止孔が形成され、
    前記係止突起及び前記係止孔が、前記リング部の周方向に少なくとも一対ずつ並んで設けられ、
    前記一対の係止孔のうち少なくとも一方の前記係止孔の周縁に、前記係止突起の内側に配される係止片が設けられ、
    前記一対の係止突起のうち少なくとも一方の前記係止突起が、前記リング部の周方向に対して略直交し、前記係止孔に係止する切り立った面を有しているシールド導電体。
  2. 前記リング部が、かしめられることで前記リング部を縮径させるかしめ部を備えている請求項1に記載のシールド導電体。
  3. 前記リング部が、ネジの回転によって前記リング部を縮径させる縮径操作部を備えている請求項1に記載のシールド導電体。
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