JP6377904B2 - 振動アクチュエータ、および携帯情報端末 - Google Patents
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Description
筐体およびコイルを備えた固定子と、前記筐体内に収容されたマグネットおよび錘部を有する可動子と、前記筐体と前記可動子との間に設けられた付勢部材と、を有し、前記コイルと前記マグネットの協働により、前記可動子が前記固定子に対して振動方向にリニアに振動する振動アクチュエータであって、前記筐体は、前記可動子に対する内周面に前記可動子側に突出した第1の凸部または第1の凹部を有し、前記可動子は、その外周面に、前記筐体の前記第1の凸部に遊嵌する第2の凹部、または、前記筐体の前記第1の凹部に遊嵌する第2の凸部と、を有し、前記第1の凸部と前記第2の凹部の凹凸遊嵌構造、または前記第1の凹部と前記第2の凸部の凹凸遊嵌構造により、前記可動子が、該可動子の振動方向と直交する面内で規定角度以上回転することを規制されていることを特徴とする。
また、本発明によれば、その振動アクチュエータを有する携帯情報端末を提供することができる。
本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。なお、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
図1は本発明の第1実施形態に係る振動アクチュエータ1の斜視図である。図2は振動アクチュエータ1の分解斜視図である。図3は図1に示した振動アクチュエータ1のA−A線に沿った断面図である。図4は振動アクチュエータ1の透過上面図である。図5は振動アクチュエータ1の上ケース部11(2)の斜視図である。図6は振動アクチュエータ1の錘部15の斜視図である。
以下、振動アクチュエータ1の各構成要素について詳細に説明する。
錘部15(分銅)は、タングステンなどの所定の材料により形成されている。可動子はこの錘部15とマグネット13を有する。錘部15の上面側には環状の緩衝部材32が設けられている。
フランジ部21bと仕切部21dと支柱21eとで第1のボビン部21Aを構成し、フランジ部21cと仕切部21dと支柱21fとで第2のボビン部21Bを構成している。
第1のボビン部21Aと第2のボビン部21Bは、軸線L方向に並設されている。また、支柱21eおよび支柱21fを貫通する中央孔21aに対して、シャフト20は圧入若しくは少ない誤差をもって差し込まれている。
第1のコイル部22のコイル線と第2のコイル部23のコイル線は直列に接続され、コイル24はフレキシブル回路基板19に電気的に接続されている。
すなわち、ケース2内で立設させたシャフト20を基準としたコイル24の位置決めを可能にし、これによって、ケース2内におけるボビン21の組み付けが容易になる。
このような構成を採用すると、落下衝撃時、錘部15(分銅)の外周面15cと、ケース2の周壁11bとが衝突することはあっても、コイル24の外周面24aとマグネット13の内周面13dとが衝突することがないので、落下衝撃によりコイル24が断線し難くなる。
上述した凹凸遊嵌構造により、可動子である錘部15およびマグネット13が、その可動子の振動方向と直交する面内で規定角度θa以上回転することを規制するように構成されている。詳細には、凹凸遊嵌構造により、可動子である錘部15およびマグネット13が、その可動子の振動方向と平行な軸線Lを中心にして規定角度θa以上回転することを規制するように構成されている。本実施形態では、上ケース部11(2)の凸部11g(2g)は軸線L方向に沿って延在するように形成されている。本実施形態では、規定角度θaは10°程度に設定されている。
このため、外部から衝撃力が加わり可動子が軸線Lと中心として回転した場合であっても、簡単な構造で、マグネット13と錘部15を有する可動子の規定角度θa以上の回転を防止可能な振動アクチュエータ1を提供することができる。すなわち、付勢部材としての板バネ17の破損や不要な変形を防止することができる。
図7は本発明の第2実施形態に係る振動アクチュエータ100の斜視図である。図8は振動アクチュエータ100の分解斜視図である。図9は図7に示した振動アクチュエータのB−B線に沿った断面図である。図10は振動アクチュエータ100の透過上面図である。図11は振動アクチュエータ100の上ケース部11(2)の斜視図である。図12は振動アクチュエータ100の錘部15の斜視図である。
詳細には、筐体としての上ケース部11(2)は、可動子としての錘部15(分銅)に対する内周面に、凹部11h(2h)が形成されている。可動子としての錘部15(分銅)の外周面には、筐体としての上ケース部11(2)の凹部11h(2h)に遊嵌する凸部15hが設けられている。上ケース部11(2)の凹部11h(2h)は、例えば、絞り加工処理、プレス加工処理などにより形成される。尚、錘部15の外周面に設けられた凸部15hは別部材により構成されていてもよい。そして、凹凸遊嵌構造により、可動子がその振動方向に直交する面内で規定角度θa以上回転することを規制するように構成されている。詳細には、凹凸遊嵌構造により、可動子が、その可動子の振動方向と平行な軸線Lを中心にして規定角度θa以上回転することを規制するように構成されている。
本発明の実施形態では、携帯情報端末500は、上記小型の振動アクチュエータ1(100)を有する。このため、小型の携帯情報端末500を提供することが可能である。また、携帯情報端末500に外部から衝撃力が加わり、振動アクチュエータ1(100)の可動子が軸線Lと中心として回転した場合であっても、簡単な構造で、付勢部材としての板バネ17の破損や不要な変形を防止することができる。
振動アクチュエータ1(100)は、凹凸遊嵌構造により、可動子がその可動子の振動方向と直交する面内で規定角度θa以上回転するように構成されている。詳細には、凹凸遊嵌構造により、可動子がその可動子の振動方向と平行な軸線Lを中心にして規定角度θa以上回転することを規制するように構成されているので、付勢部材の一例としての板バネ17の破損や不要な変形を防止することができる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
例えば、筐体(ケース2)の内周面に1つまたは複数の凸部を形成し、可動子の外周面に1つまたは複数の凸部を設けた構造であってもよい。可動子がその可動子の振動方向と平行な軸線Lを中心にして規定角度θa以上回転することを規制するように構成されていればよい。
Claims (4)
- 筐体およびコイルを備えた固定子と、前記筐体内に収容されたマグネットおよび錘部を有する可動子と、前記筐体と前記可動子との間に設けられた付勢部材と、を有し、前記コイルと前記マグネットの協働により、前記可動子が前記固定子に対して振動方向にリニアに振動する振動アクチュエータであって、
前記筐体は、前記可動子に対する内周面に前記可動子側に突出した第1の凸部または第1の凹部を有し、
前記可動子は、その外周面に、前記筐体の前記第1の凸部に遊嵌する第2の凹部、または、前記筐体の前記第1の凹部に遊嵌する第2の凸部と、を有し、
前記第1の凸部と前記第2の凹部の凹凸遊嵌構造、または前記第1の凹部と前記第2の凸部の凹凸遊嵌構造により、前記可動子が、該可動子の振動方向と直交する面内で規定角度以上回転することを規制されていることを特徴とする
振動アクチュエータ。 - 前記第1の凸部または前記第2の凸部は、前記第1の凹部または前記第2の凹部に向かって、前記可動子の外周面と前記筐体の内周面との間の距離の2倍以上の大きさとなる突出した形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の振動アクチュエータ。
- 前記筐体から径方向に突出する給電端子を備え、
前記第1の凹部は、前記筐体の内周面のうち前記給電端子側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の振動アクチュエータ。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の振動アクチュエータを有する携帯情報端末。
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