JP6374598B2 - 再生制御方法、再生制御装置及び電子機器 - Google Patents

再生制御方法、再生制御装置及び電子機器 Download PDF

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Description

本出願は、2015年3月31日に出願された中国特許出願第201510149222.4号に基づく優先権を主張し、当該中国特許出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
本発明は、ウェアラブル技術の分野に関連し、より具体的には、再生制御方法、再生制御装置及び電子機器に関する。
科学技術の進歩に伴い、スマートブレスレット、スマートメガネ等の益々多くのウェアラブル装置が登場している。故に、いかにしてこれらウェアラブル装置のハードウェア特徴を利用することによって、人々の日常生活の便宜を図れるかは取り組むべき課題である。
本発明は、上記関連技術における欠点を解決するために、再生制御方法、再生制御装置及び電子機器を提供するものである。
本発明の実施形態における第1の態様によれば、ビデオファイルを取得するステップと、前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するステップと、満たすと判定した場合には、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイするステップとを含む。
選択的には、前記ビデオファイルを取得する前記ステップは、所定装置のカメラを起動させ、前記被写体を撮影するステップ、又は、前記被写体を前記所定装置と別の装置のカメラで撮影することによって得られたビデオファイルを受け取るステップを有する。
選択的には、前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定する前記ステップは、前記被写体の動き特徴パラメータを取得するステップと、前記動き特徴パラメータに基づいて、前記被写体の動き強度が所定の強度範囲に属するか否かを判定し、前記被写体の動き強度が所定の強度範囲に属すると判定した場合には、前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定するステップとを有する。
選択的には、前記動き特徴パラメータは、動き速度と動き頻度との少なくとも一つを含み、前記動き特徴パラメータが動き速度を含む場合には、前記動き速度が所定の速度範囲内に属するならば、前記被写体の前記動き強度が前記所定の強度範囲に属するとし、前記動き特徴パラメータが動き頻度を含む場合には、前記動き頻度が所定の頻度範囲内に属するならば、前記被写体の前記動き強度が前記所定の強度範囲内に属するとする。
選択的には、前記所定の速度範囲の境界値は、前記被写体の撮影距離に対して正の相関関係にある。
選択的には、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイする前記ステップは、前記動き特徴パラメータの値が前記所定の強度範囲の下限値未満である場合には、前記ビデオファイルを高速で再生するステップと、前記動き特徴パラメータの値が前記所定の強度範囲の上限値を超える場合には、前記ビデオファイルを低速で再生するステップとを有する。
選択的には、前記ビデオファイル中の前記被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定する前記ステップは、前記被写体の各要素が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するステップを有する。
選択的には、前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定する前記ステップは、前記被写体の類型又は前記被写体によって実行されるアクションの類型に基づいて、前記ビデオファイルの撮影シーンを識別するステップと、前記撮影シーンが所定の可変速リプレイシーンに属するか否かに基づいて、前記ビデオファイル中の前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定し、前記撮影シーンが前記所定の可変速リプレイシーンに属する場合には、前記ビデオファイル中の前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定するステップとを有する。
選択的には、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイする前記ステップは、前記被写体を含むビデオ映像全体を可変速度でリプレイするステップを有する。
選択的には、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイする前記ステップは、前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するステップと、前記ビデオファイルを正常リプレイする時に、抽出された前記再生データを重ねて再生するステップとを有する。
選択的には、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイする前記ステップは、前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するステップと、前記ビデオファイルを正常リプレイする時に、所定位置のリプレイ領域内において、抽出された前記再生データを重ねて再生するステップとを有する。
選択的には、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイする前記ステップは、前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するステップと、前記ビデオ映像から、抽出された前記再生データに対応する前記ビデオ映像中の元の画像要素を消去して、処理済みビデオファイルを取得するステップと、前記処理済みビデオファイルをリプレイする時に、抽出された前記再生データを重ねて再生するステップとを有する。
本発明の実施形態の第2の態様によれば、再生制御装置が提供され、当該再生制御装置は、ビデオファイルを取得するように構成された取得ユニットと、前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するように構成された判定ユニットと、前記ビデオファイル中の前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定した場合に、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイするように構成されたリプレイユニットとを含む。
選択的には、前記取得ユニットは、起動サブユニット又は受取サブユニットを有し、前記起動サブユニットは、前記被写体を撮影するように当該再生制御装置のカメラを起動するように構成され、前記受取サブユニットは、前記被写体を別装置のカメラで撮影することによって得られた前記ビデオファイルを受け取るように構成されている。
選択的には、前記判定ユニットは、前記被写体の動き特徴パラメータを取得するように構成されたパラメータ取得サブユニットと、前記動き特徴パラメータの値に基づいて、前記被写体の動き強度が所定の強度範囲に属するか否かを判定し、属すると判定した場合には、前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定するように構成されたパラメータ判定サブユニットとを有する。
選択的には、前記動き特徴パラメータは、動き速度と動き頻度との少なくとも一つを含み、前記動き特徴パラメータが動き速度を含む場合には、前記動き速度が所定の速度範囲内に属するならば、前記被写体の前記動き強度が前記所定の強度範囲に属するとし、前記動き特徴パラメータが前記動き頻度を含む場合には、前記動き頻度が所定の頻度範囲内に属するならば、前記被写体の前記動き強度が前記所定の強度範囲内に属するとする。
選択的には、前記所定の速度範囲の境界値は、前記被写体の撮影距離に対して正の相関関係にある。
選択的には、前記リプレイユニットは、前記動き特徴パラメータの値が前記所定の強度範囲の下限値未満である場合に、前記ビデオファイルを高速で再生するように構成された高速再生サブユニットと、前記動き特徴パラメータの値が前記所定の強度範囲の上限値を超える場合に、前記ビデオファイルを低速で再生するように構成された低速再生サブユニットとを有する。
選択的には、前記判定ユニットは、前記被写体の各要素が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するように構成された部分判定サブユニットを有する。
選択的には、前記判定ユニットは、前記被写体の類型又は前記被写体によって実行されるアクションの類型に基づいて、前記ビデオファイルの撮影シーンを識別するように構成されたシーン識別サブユニットと、前記撮影シーンが所定の可変速リプレイシーンに属するか否かに基づいて、前記ビデオファイル中の前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定し、前記撮影シーンが前記所定の可変速リプレイシーンに属する場合には、前記ビデオファイル中の前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定するように構成されたシーン判定サブユニットとを有する。
選択的には、前記リプレイユニットは、前記被写体を含むビデオ映像全体を可変速度でリプレイするように構成された全体リプレイサブユニットを有する。
選択的には、前記リプレイユニットは、前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するように構成された第1データ抽出サブユニットと、前記ビデオファイルを正常リプレイする時に、抽出された前記再生データを重ねて再生するように構成された第1重ねリプレイサブユニットとを有する。
選択的には、前記リプレイユニットは、前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するように構成された第2データ抽出サブユニットと、前記ビデオファイルを正常リプレイする時に、所定位置のリプレイ領域内において、抽出された前記再生データを重ねて再生するように構成された第2重ねリプレイサブユニットとを有する。
選択的には、前記リプレイユニットは、前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するように構成された第3データ抽出サブユニットと、処理済みビデオファイルを得るべく、前記ビデオ映像から、抽出された前記再生データに対応する前記ビデオ映像中の元の画像要素を消去するように構成された要素消去サブユニットと、前記処理済みビデオファイルをリプレイする時に、抽出された前記再生データを重ねて再生するように構成された第3重ねリプレイサブユニットとを有する。
本発明の実施形態の第3の態様によれば、電子機器が提供され、当該電子機器は、プロセッサと、前記プロセッサによって実行可能な命令を格納するように構成されたメモリとを含み、前記プロセッサは、ビデオファイルを取得し、前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定し、満たすと判定した場合には、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイするように構成されている。
本発明の実施形態によれば、上述した技術的手段は次のような作用効果を有する。
撮影過程において、被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するために分析を行うことにより、ビデオファイルを自動的に可変速度でリプレイ可能となる。従って、被写体が高速で動く場合には、自動低速リプレイによって、被写体を明確に観察することに有利になり、また、被写体が低速で動く場合には、自動高速リプレイによって、被写体の全体の動き状況を迅速に閲覧することに有利になる。これにより、鑑賞時のユーザ体験が向上する。
上記発明の概要及び下記の詳細説明は、もっぱら例示的で説明的なものであって、本発明を限定するものではないことが理解される。
本明細書に含まれ、その一部を構成する添付の図面は、本発明内容と一貫する実施形態を図示するものであって、記載と共に、本発明の原理を説明するのに役立つものである。
一例示的実施形態による再生制御方法のフローチャートである。 一例示的実施形態によるビデオ撮影シーンの概略図である。 一例示的実施形態による別のビデオ撮影シーンの概略図である。 一例示的実施形態による別の再生制御方法のフローチャートである。 一例示的実施形態によるビデオ映像の概略図である。 一例示的実施形態によるビデオ映像の概略図である。 一例示的実施形態によるビデオ映像の概略図である。 一例示的実施形態によるビデオ映像の概略図である。 一例示的実施形態による可変速度での再生の概略図である。 一例示的実施形態による可変速度での再生の概略図である。 一例示的実施形態による可変速度での再生の概略図である。 一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。 一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。 一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。 一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。 一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。 一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。 一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。 一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。 一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。 一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。 一例示的実施形態による再生制御装置の概略図である。
以下、例示的実施形態について詳細に説明し、その具体例が添付の図面に示されている。以下の記載では、添付の図面について言及する場合に、特に明記されない限り、異なる図面における同じ参照符号が同じ又は類似の部材又は要素を表す。実施形態の下記の説明に記載の構成は、本発明と一貫するすべての構成を示すものではなく、それらは単に、添付の請求項に記載の本発明に関連する態様と一貫する装置と方法の具体例に過ぎない。
図1は、一例示的実施形態による再生制御方法のフローチャートである。図1に示されているように、本方法は、ウェアラブル装置に使用可能であり、下記のステップを含むことができる。
ステップ102において、ビデオファイルを取得する。
本実施形態において、ウェアラブル装置は、スマートメガネとして構成することができ、被写体の撮影及び条件の判定により、ビデオファイルを可変速度で再生する必要があるか否かを自動的に推測することが可能であるため、ユーザのビューイングプロセスを最適化することができる。
スマートメガネを例に挙げる。一例示的実施形態として、スマートメガネは、被写体を直接に撮影可能である。図2を参照し、一例示的実施形態として、スマートメガネは、カメラとディスプレイスクリーンとを備えるため、スマートメガネはそれ自身のカメラを直ちに起動して被写体を撮影することができると共に、当該被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たす場合には、ディスプレイスクリーン上で可変速度でリプレイすることができる。
別の例示的実施形態として、スマートメガネは、別の装置と協働して撮影することができる。図3に示されているように、別の例示的実施形態として、スマートメガネがカメラを備えず、ディスプレイスクリーンのみを備えるように構成することも可能である。そのような場合、別の装置(スマートフォン等)のカメラによって被写体を撮影してビデオファイルを取得した後、スマートメガネは、そのビデオファイルを受け取るだけでよい。また、たとえスマートメガネ自身にカメラを備えているとしても、スマートフォン等の別の装置がより性能の優れたカメラを備えている場合には、当該スマートフォン等の別の装置によってビデオ画像を撮影した後、このビデオファイルをスマートメガネに伝送することで可変速リプレイを実現することができる。
ここで、前記スマートメガネと前記スマートフォンとの間では、ブルートゥース(登録商標)等のワイヤレス式によってビデオファイルを伝送することができる。勿論、任意のワイヤレス又は有線式データ伝送方式は本発明の技術的手段に適用可能であり、本発明は伝送方式を限定しない。
ステップ104において、前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定する。
本実施形態において、動き強度範囲、撮影シーン等種々の方法により、前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定することができる。これらの詳細について後述する。
ステップ106において、前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定した場合には、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイする。
上記実施形態から、前記撮影過程において、前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するために分析を行うことによって、前記ビデオファイルを自動的に可変速度でリプレイすることができる。従って、前記被写体が高速で動く場合には、自動低速リプレイによって、前記被写体を明確に観察することに有利になり、また、前記被写体が低速で動く場合には、自動高速リプレイによって、前記被写体の動き状況の全体を迅速に閲覧することに有利になる。これにより、鑑賞時のユーザ体験が向上する。
ステップ104における可変速リプレイ条件の判定及びステップ106における可変速リプレイの実行といった処理については、本発明の技術的手段として、種々の可能な実行構成を有する。以下、各処理の特徴構成について説明する。
下記の実施形態のいずれにおいても、説明の便宜のために「スマートメガネ」を例に挙げている。ここで、情報処理及び画像表示機能を有し(ディスプレイスクリーンのように)、被写体を識別可能であり、且つ被写体が条件を満たすか否かを判定可能な電子機器であれば、そういったその他の非ウェアラブル電子機器にも本発明の技術的手段を適用可能であることは、当業者により理解されるであろう。
1.可変速リプレイ条件の判定
1.1.動き特徴パラメータに基づく
図4は、一例示的実施形態による再生制御方法のフローチャートである。図4に示されているように、当該再生制御方法は以下のステップを含むことができる。
ステップ402において、スマートメガネのビデオ撮影機能を起動し、被写体の撮影操作を行う。
ステップ404において、被写体の動き特徴パラメータを取得する。
ステップ406において、動き特徴パラメータに基づいて、被写体の動き強度が所定の強度範囲に属する否か(即ち、正常か否か)を判定する。属すると判定した場合には、ステップ408の実行へ移り、属しないと判定した場合には、ステップ410の実行へ移る。
本実施形態において、被写体の動き強度が高すぎると、ユーザが当該被写体の動き状況を明確に観察できない恐れがある。一方、被写体の動き強度が低すぎると、ユーザが当該被写体の動きプロセスを観察するのに多大な時間を要する恐れがある。即ち、これらの場合のいずれにおいても、鑑賞時の良好なユーザ体験を得ることができない。
前記動き特徴パラメータの値に基づいて被写体の動き強度を判定する前記プロセスは、動き特徴パラメータの類型によって、幾らか相違する。
(1)動き速度
動き速度に関しては、速すぎるか遅すぎる状態、つまり2つの状態が存在するが、ここで、「速すぎる」状態を例として挙げる。人間の目の「視覚的持続」の時間tは、約0.1〜0.4秒である。そのため、被写体の動き速度が速すぎると、前記被写体の、ユーザの視野における動き時間がt未満となり得るため、ユーザはその被写体を正常に観察できなくなり、識別すらもできない。
従って、被写体の動き強度が前記所定の強度範囲内にあり、ユーザが当該被写体を識別し正常に観察可能であるようにするためには、被写体がユーザの視野に入ってからユーザの視野を離れるまでの時間をtよりも長くしなければならない。
持続時間に関する上記要件を満たすためには、被写体の実際の動き速度と被写体への撮影距離との両方を考慮に入れなければならない。例えば、図5は、自動車レースを鑑賞する時のユーザの視野を示しており、自動車の実際の移動速度はv、自動車の現在の撮影距離(カメラと自動車との間の距離)を考慮したユーザの視野における自動車の動き軌跡の実際の長さはLであることから、自動車がユーザの視野範囲を通過する時間はT=L/vとなる。ここで、T>tであれば、ユーザが自動車の動き状況を明確に観察可能となる。一方、図5に示されている撮影距離とユーザの視野の場合には、「所定の強度範囲」(ここで、「所定の速度範囲」に相当)の上限値はL/tとなる。即ち、自動車の実際の動き速度vがL/t未満であれば、ユーザが自動車の動き状況を明確に観察可能となり、それ以外の場合には、ビデオファイルを低速でリプレイする必要がある。
自動車の撮影距離が増大する時、それに対応するユーザの視野は図6に示されているようになる。自動車の動き軌跡の、ユーザの視野における実際の長さはL’に増大し、「所定の強度範囲」の上限値はL’/tとなる。即ち、自動車の実際の動き速度vがL’/t未満であれば、ユーザが自動車の動き状況を明確に観察可能となり、それ以外の場合には、ビデオファイルを低速でリプレイする必要がある。
(2)動き頻度
同様に、動き頻度に関しても速すぎるか遅すぎる状態が存在する。ここでは、「速すぎる」状態を例として挙げる。人間の目の「視覚的持続」の時間tは、約0.1〜0.4秒であるため、ユーザの視野における被写体の動き頻度Fが25回/秒を超える場合には、ユーザはその被写体を正常に観察できず、識別すらもできない。
例えば、図7は、ハチドリの飛行を観察している場合のユーザの視野を示している。観察過程を通じて、ハチドリがユーザの視野内に留まっているかもしれないが、羽ばたき頻度は通常毎秒50回を超えており、最高毎秒数百回に達することさえある。その結果、ユーザはハチドリの飛行過程を正常に観察することはできない。よって、「ハチドリ」の羽ばたき頻度がfであることを検出し、fがFよりも大きい場合には、動き強度は所定の強度範囲(ここで、「所定の頻度範囲」に相当し、Fがこの所定の頻度範囲の上限値である)を超えたと判定し、鑑賞時のユーザ体験を最適化するためには、ビデオファイルを低速でリプレイする必要があると判定する。
ここで、上述した動き速度と動き頻度に関する説明のいずれにおいても、「速すぎる」状態を具体例として挙げていた。同様に、「所定の強度範囲」の下限値を設定することも可能であり、動き速度又は動き頻度が当該下限値よりも小さい場合には、動き強度が遅すぎると判定し、鑑賞時のユーザ体験を最適化するためには、ビデオファイルを高速でリプレイする必要があると判定する。ここで、動き速度に対して下限値を設定する場合に、当該下限値は、撮影距離に対して正の相関関係にある。
一例として、図8は、カタツムリの爬行を観察する時のユーザの視野を示している。カタツムリがユーザの視野を通過するには数十分かかるかもしれないので、動き過程の全体に関する全体観察及び全体評価に有利ではない。従って、カタツムリの爬行過程を高速でリプレイすることによって、ユーザが、爬行過程の終始を短時間で全体観察することが可能となり、カタツムリの動き軌跡及び動き状況をよりよく観察することができる。
ステップ408において、ビデオファイルをリプレイしないか、又は、通常リプレイする。
ステップ410において、ビデオファイルを可変速度でリプレイする。
上記説明は、動き特徴パラメータの比較に基づいて、被写体の動き強度を判定し、さらに、ビデオファイルを可変速度でリプレイする必要があるか否かを最終的に判定する実施形態に関するものであった。ここで、動き特徴パラメータの値が所定の強度範囲の下限値よりも小さい場合には、ビデオファイルを高速で再生し、動き特徴パラメータの値が所定の強度範囲の上限値よりも大きい場合には、ビデオファイルを低速で再生する。
1.2.撮影シーンに基づく
スマートメガネは、被写体の類型又は被写体によって実行されるアクションの類型に基づいて、ビデオファイルの撮影シーンを識別することができる。そして、撮影シーンが所定の可変速リプレイシーンに属するか否かに基づいて、ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定することができる。
本実施形態において、可変速度でリプレイする必要のあるシーン、即ち、「所定の可変速リプレイシーン」を予め定義すると共に、各所定の可変速リプレイシーンにおける識別特徴を設定し、例えば、被写体の類型や被写体によって実行されるアクションの類型を設定することによって、ビデオファイルの撮影シーンをこれらに基づいて決定することができる。
図5の自動車レースの撮影シーンを、低速でリプレイする必要のある撮影シーンとして予め決定することができる。また、「レーシングカー(自動車)」の特徴及び自動車の「運転」アクションが、現在の撮影シーンの識別特徴として構成される。そこで、スマートメガネは、現在の被写体がレーシングカー(自動車)であり且つ当該自動車が運転状態にあることを識別すれば、現在の撮影シーンを可変速度で、好適には低速でリプレイする必要があると判定することができる。
同様に、図8のカタツムリの爬行の撮影シーンを、高速でリプレイする必要のある撮影シーンとして予め決定することができる。また、カタツムリの特徴が現在の撮影シーンの識別特徴として構成される。スマートメガネは、現在の被写体がカタツムリであることを識別すれば、現在の撮影シーンを可変速度で、好適には高速でリプレイする必要があると判定することができる。
2.可変速リプレイ
ビデオファイルを可変速度でリプレイすることは、様々な形態により実行可能である。以下にいくつかの可能な形態を例示する。ただし、本発明はこれらに限定されるものではない。
2.1.重ねリプレイ
ビデオファイルのビデオ映像から、被写体に対応し又は被写体のうち予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出し、その後、前記ビデオファイルを正常リプレイする時に、抽出した再生データを重ねて再生する。
図9に示されているように、被写体は車両であり、図9の左側の破線で示す車両はビデオファイル映像から抽出された画像要素を表している。すべてのビデオ映像から抽出された画像要素は、抽出された再生データを構成する。また、図9の右側の実線で示す車両はビデオファイルの元の画像要素を表す。故に、可変速リプレイ過程において、右側の実線で示された車両を含むビデオ映像に対して、左側の破線で示された車両、即ち抽出された画像要素を重ねて表示することで、図9に示された最終のディスプレイ画像が得られ、図2又は図3に示されたスマートメガネのディスプレイスクリーン上で再生することができる。
図9に示すように、低速リプレイによって、右側の実線で示された車両の運転距離はL2である時に、左側の破線で示された車両の運転距離はL1しかない。これにより、ユーザは車両の運転過程を細かく観察することが可能となる。
ここで、「被写体のうち予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データ」と記載されたように、必ずしも全ての被写体については、全体として高い強度の動きを作り出す図9の車両と同じであると限らない。そのため、被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定する場合には、被写体の各要素が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かについて夫々判定可能であると共に、予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定した要素のみを可変速度でリプレイすることが可能である。
図10に示されているように、ハチドリが空中に浮かんでいる時、羽の運動頻度のみが所定の頻度範囲より大きいため、ハチドリの羽の領域を低速リプレイのために抽出することができる。勿論、抽出された画像要素が元の画像要素と共に重ねて表示されるとすれば、被写体の位置が実質的に変化していないため、低速でリプレイされる羽の動きが元の羽の動きに干渉し、ユーザの観察に影響を与える恐れがある。この問題を解決するために、以下の再生方法を採用することができる。
(1)ビデオファイルのビデオ映像(即ち、ビデオフレーム)から、被写体に対応し又は被写体のうち予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出する。ビデオファイルをリプレイする時に、所定位置のリプレイ領域内に、抽出された再生データを重ねて再生する。
例えば、図10に示されているように、所定位置は、ユーザの視野の右下コーナー又はその他の任意の位置とすることができるが、当該所定位置が元の画像要素を妨げないようにすることが必要である。これにより、ユーザは、通常再生されるビデオファイルと、前記所定位置において低速でリプレイされる再生データとを同時に見ることができるため、両者の比較観察が実現される。
(2)ビデオファイルのビデオ映像から、被写体に対応し又は被写体のうち予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出する。前記ビデオ映像から、抽出された前記再生データに対応する前記ビデオ映像中の元の画像要素を消去し、処理済みビデオファイルを取得する。前記処理済みビデオファイルをリプレイする時に、抽出された再生データを重ねて再生する。
本実施形態において、抽出された画像要素と元の画像要素との干渉を回避するために、元の画像要素をビデオファイルから直接消去することが可能であり、また、ユーザによる所望の観察対象は可変速度でリプレイされる画像要素であるため、鑑賞時のユーザ体験に影響を与えることがない。
2.2.全体可変速リプレイ
一例示的実施形態として、被写体を含むビデオ映像の全体を可変速度でリプレイすることができる。例えば、図11に示されているように、カタツムリの爬行過程に対応するビデオファイル全体を直接に高速でリプレイすることが可能であり、ビデオファイルのビデオ映像に対して複雑な処理をする必要がない。
また、本発明は、上述した再生制御方法の実施形態に対応する再生制御装置の実施形態をも提供する。
図12は、一例示的実施形態による再生制御装置のブロック図である。図12を参照し、当該再生制御装置は、取得ユニット1201と、判定ユニット1202と、リプレイユニット1203とを含む。ここで、取得ユニット1201は、被写体を撮影して対応のビデオファイルを生成するように構成され、判定ユニット1202は、ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するように構成され、リプレイユニット1203は、被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定した場合に、ビデオファイルを可変速度でリプレイするように構成されている。
図13は、一例示的実施形態による別の再生制御装置のブロック図であり、図13に示されているように、当該実施形態は、図12に示された実施形態を前提としたものであり、取得ユニット1201は、起動サブユニット1201A又は受取サブユニット1201Bを含むことができる。起動サブユニット1201Aは、被写体を撮影するべく当該再生制御装置のカメラを起動するように構成され、受取サブユニット1201Bは、前記被写体を別の装置のカメラで撮影することによって得られた前記ビデオファイルを受け取るように構成されている。
図14は、一例示的実施形態による別の再生制御装置のブロック図であり、図14に示されているように、当該実施形態は、図12に示された実施形態を前提としたものであり、判定ユニット1202はパラメータ取得サブユニット1202Aとパラメータ判定サブユニット1202Bとを含むことができる。パラメータ取得サブユニット1202Aは、被写体の動き特徴パラメータを取得するように構成され、パラメータ判定サブユニット1202Bは、前記動き特徴パラメータに基づいて、被写体の動き強度が所定の強度範囲に属するか否かを判定し、属すると判定した場合には、被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定するように構成されている。
選択的には、前記動き特徴パラメータは、動き速度と動き頻度との少なくとも一つを含む。前記動き特徴パラメータが動き速度を含む場合には、前記動き速度が所定の速度範囲内に属するならば、前記被写体の動き強度が所定動き強度範囲に属する。前記動き特徴パラメータが動き頻度を含む場合には、前記動き頻度が所定の頻度範囲内に属するならば、前記被写体の動き強度が所定の強度範囲内に属する。
選択的には、前記所定の速度範囲の境界値は、前記被写体の撮影距離に対して正の相関関係にある。
ここで、図14に示された実施形態におけるパラメータ取得サブユニット1202Aとパラメータ判定サブユニット1202Bとの構成を、図13の実施形態に包含させることが可能であるが、本発明はこれを限定するものではない。
図15は、一例示的実施形態による別の再生制御装置のブロック図である。図15に示されているように、当該実施形態は、図14に示された実施形態を前提としたものである。リプレイユニット1203は、高速再生サブユニット1203Aと低速再生サブユニット1203Bとを含むことができる。ここで、高速再生サブユニット1203Aは、動き特徴パラメータの値が所定の強度範囲の下限値未満である場合に、ビデオファイルを高速で再生するように構成され、低速再生サブユニット1203Bは、動き特徴パラメータの値が所定の強度範囲の上限値を超える場合に、ビデオファイルを低速で再生するように構成されている。
図16は、一例示的実施形態による別の再生制御装置のブロック図である。図16に示されているように、当該実施形態は、図12における実施形態を前提としたものである。判定ユニット1202は、部分判定サブユニット1202Cを含むことができる。部分判定サブユニット1202Cは、前記被写体の各要素が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するように構成されている。
ここで、図16に示された実施形態における部分判定サブユニット1202Cの構成を、図13〜図15の各実施形態に包含させることが可能であるが、本発明はこれを限定するものではない。
図17は、一例示的実施形態による別の再生制御装置のブロック図である。図17に示されているように、当該実施形態は、図12に示された実施形態を前提としたものである。判定ユニット1202は、シーン識別サブユニット1202Dとシーン判定サブユニット1202Eとを含むことができる。ここで、シーン識別サブユニット1202Dは、前記被写体の類型又は前記被写体によって実行されるアクションの類型に基づいて、前記ビデオファイルの撮影シーンを識別するように構成される。シーン判定サブユニット1202Eは、前記撮影シーンが所定の可変速リプレイシーンに属するか否かに基づいて、前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定し、前記撮影シーンが所定の可変速リプレイシーンに属すると判定した場合に、前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定するように構成されている。
ここで、図17に示された実施形態におけるシーン識別サブユニット1202Dとシーン判定サブユニット1202Eとの構成を、図13〜図16の各実施形態に包含させることが可能であるが、本発明はこれを限定するものではない。
図18は、一例示的実施形態による別の再生制御装置のブロック図である。図18に示されているように、当該実施形態は、図12に示された実施形態を前提としたものである。リプレイユニット1203は、全体リプレイサブユニット1203Cを含むことができる。全体リプレイサブユニット1203Cは、前記被写体を含むビデオ映像全体を可変速度でリプレイするように構成されている。
ここで、図18に示された実施形態における全体リプレイサブユニット1203Cの構成を、図13〜図17の各実施形態に包含させることが可能であるが、本発明はこれを限定するものではない。
図19は、一例示的実施形態による別の再生制御装置のブロック図である。図19に示されているように、当該実施形態は、図12に示された実施形態を前提としたものである。リプレイユニット1203は、第1データ抽出サブユニット1203Dと第1重ねリプレイサブユニット1203Eとを有することができる。ここで、第1データ抽出サブユニット1203Dは、前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するように構成され、第1重ねリプレイサブユニット1203Eは、前記ビデオファイルを正常リプレイする時に、抽出された再生データを重ねて再生するように構成されている。
ここで、図19に示された実施形態における第1データ抽出サブユニット1203Dと第1重ねリプレイサブユニット1203Eとの構成を、図13〜図18の各実施形態に包含させることが可能であるが、本発明はこれを限定するものではない。
図20は、一例示的実施形態による別の再生制御装置のブロック図である。図20に示されているように、当該実施形態は、図12に示された実施形態を前提としたものである。リプレイユニット1203は、第2データ抽出サブユニット1203Fと第2重ねリプレイサブユニット1203Gとを含むことができる。ここで、第2データ抽出サブユニット1203Fは、前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するように構成され、第2重ねリプレイサブユニット1203Gは、前記ビデオファイルをリプレイする時に、所定位置のリプレイ領域内において、抽出された前記再生データを重ねて再生するように構成されている。
ここで、図20に示された実施形態における第2データ抽出サブユニット1203Fと第2重ねリプレイサブユニット1203Gとの構成を、図13〜図19の各実施形態に包含させることが可能であるが、本発明はこれを限定するものではない。
図21は、一例示的実施形態による別の再生制御装置のブロック図である。図21に示されているように、当該実施形態は、図12に示された実施形態を前提としたものである。リプレイユニット1203は、第3データ抽出サブユニット1203Hと要素消去サブユニット1203Iと第3重ねリプレイサブユニット1203Jとを含むことができる。ここで、第3データ抽出サブユニット1203Hは、前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するように構成され、前記要素消去サブユニット1203Iは、処理済みビデオファイルを得るべく、前記ビデオ映像から、抽出された前記再生データに対応する前記ビデオ映像中の元の画像要素を消去するように構成され、前記第3重ねリプレイサブユニット1203Jは、前記処理済みビデオファイルをリプレイする時に、抽出された再生データを重ねて再生するように構成されている。
ここで、図21に示された実施形態における第3データ抽出サブユニット1203Hと要素消去サブユニット1203Iと第3重ねリプレイサブユニット1203Jとの構成を、図13〜図20の各実施形態に包含させることが可能であるが、本発明はこれを限定するものではない。
上記諸実施形態の装置に関して、それらに含まれる個々のモジュールの作動を行う具体的な方法については再生制御方法に関する実施形態において既に詳述したので、ここでは繰り返さない。
前記装置の実施形態は、実質的に前記方法の実施形態に対応するものであるため、方法の実施形態の関連部分を参照することができる。上述した装置の実施形態は例示的なものに過ぎず、別々のコンポーネントとして記載したユニットは物理的に分離されているものであってもよく又は分離されていないものであってもよい。ユニットとして示されたコンポーネントは、物理ユニットであってもよく又は物理ユニットでなくてもよい。換言すると、これらは一か所に存在するものであってもよく又は複数のネットワーク要素に分布されたものであってもよい。本発明の課題を解決するために、これらモジュールの一部又はすべてを選択することが可能であり、そのようなことは当業者にとって特に創造的な努力無く実行可能であろう。
それに伴い、本発明は、更に、再生制御装置を提供する。当該再生制御装置は、プロセッサと、前記プロセッサによって実行可能な命令を格納するように構成されたメモリとを含み、ここで、前記プロセッサは、被写体を撮影すると共に、対応のビデオファイルを生成し、前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定し、満たすと判定した場合には、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイするように構成されている。
それに伴い、本発明は、更に、端末を提供する。当該端末は、メモリと、当該メモリに格納される一つ又は複数のプログラムとを有する。前記一つ又は複数のプログラムは、被写体を撮影すると共に対応のビデオファイルを生成する操作、及び前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定し、満たすと判定した場合には、ビデオファイルを可変速度でリプレイする操作を実行する命令を含み、これらの命令は、一つ又は複数のプロセッサにより実行可能である。
図22は、一例示的実施形態による再生制御装置2200のブロック図である。例えば、装置2200は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージング装置、ゲームコンソール、タブレット、医療装置、運動機器、パーソナルデジタルアシスタント、ウェアラブルデバイス(スマートメガネ等)等とすることができる。
図22を参照し、装置2200は、プロセシングコンポーネント2202、メモリ2204、電力コンポーネント2206、マルチメディアコンポーネント2208、オーディオコンポーネント2210、入力/出力(I/O)インタフェース2212、センサコンポーネント2214及び通信コンポーネント2216のうちの一つ又は複数のコンポーネントを含むことができる。
プロセシングコンポーネント2202は、通常、装置2200の全体操作を制御し、例えば、表示、電話の呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作等に関連する操作等を制御する。プロセシングコンポーネント2202は、上述した方法のステップのすべて又は一部を行うために、命令を実行するための一つ又は複数のプロセッサ2220を有することができる。更に、プロセシングコンポーネント2202は、当該プロセシングコンポーネント2202と他のコンポーネントとの間のインタラクションを容易にするために、一つ又は複数のモジュールを備えることができる。例えば、プロセシングコンポーネント2202は、マルチメディアコンポーネント2208とプロセシングコンポーネント2202との間のインタラクションを容易にするために、マルチメディアモジュールを備えることができる。
メモリ2204は、装置2200の作動をサポートするために、種々のデータを格納するように構成されている。当該データは、具体的に、装置2200上で実行される任意のアプリケーション又は方法のための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオ等を含む。メモリ2204は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読取専用メモリ(PROM)、読取専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気又は光ディスク等の任意のタイプの揮発性又は不揮発性メモリデバイス、又はそれらの組合せにより構成することができる。
電力コンポーネント2206は、装置2200の様々なコンポーネントに電力を供給するように構成されている。電力コンポーネント2206は、電力管理システムと、一つ又は複数の電源と、装置2200における電力の生成、管理及び配電に関連する他の任意のコンポーネントとを備えることができる。
マルチメディアコンポーネント2208は、装置2200とユーザとの間の出力インタフェースを形成するスクリーンを備える。いくつかの実施形態において、前記スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)及びタッチパネル(TP)を含むことができる。当該スクリーンがタッチパネルを含む場合、該スクリーンは、ユーザからの入力信号を受け取るために、タッチスクリーンとして構成することができる。当該タッチパネルは、接触、スワイプ及びタッチパネルにおけるその他のジェスチャーを感知する一つ以上のタッチセンサを含む。当該タッチセンサは、接触又はスワイプ動作の境界を感知するだけではなく、接触操作又はスワイプ操作の継続時間及び圧力も感知してもよい。いくつかの実施形態において、マルチメディアコンポーネント2208は、フロントカメラ及び/又はリアカメラを含む。装置2200が、撮影モード又はビデオモード等の動作モードになっているときに、フロントカメラ及び/又はリアカメラは、外部マルチメディアデータを受け取ることができる。フロントカメラ及びリアカメラの各々は、固定光学レンズシステムであってもよく、又は焦点及び光学ズーム性能を有することができる。
オーディオコンポーネント2210は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成されている。例えば、オーディオコンポーネント2210は、マイクロフォン(MIC)を備え、当該マイクロフォンは、装置2200が発呼モード、記録モード及び音声認識モード等の操作モードになっているときに、外部オーディオ信号を受け取るように構成されている。受け取ったオーディオ信号は、さらにメモリ2204に格納してもよく、又は、通信コンポーネント2216を介して送信してもよい。いくつかの実施形態において、オーディオコンポーネント2210はオーディオ信号を出力するスピーカーを更に備える。
入力/出力インタフェース2212は、プロセシングコンポーネント2202と、キーボード、クリックホイール、ボタン等の周辺インタフェースモジュールとの間のインタフェースを提供するように構成されている。前記ボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、スタートボタン及びロッキングボタンを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
センサコンポーネント2214は、装置2200の種々な態様に関する状態評価を提供するために、一つ又は複数のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント2214は、装置2200の開閉状態、装置2200のコンポーネントの相対的位置(例えば、当該コンポーネントが装置2200の表示スクリーンやキーパッド)を検出してもよい。更に、センサコンポーネント2214は装置2200又は装置2200のコンポーネントの位置の変化、ユーザによる装置2200に対する接触の有無、装置2200の方位又は加速若しくは減速、及び装置2200の温度の変化を検出してもよい。センサコンポーネント2214は、何らかの物理的接触を伴うことなく、近傍の物体の存在を検出するように構成された近接センサを更に含んでもよい。センサコンポーネント2214は、更に、撮像用途に用いるための、CMOS又はCCDイメージセンサ等の光センサも含んでもよい。いくつかの実施形態においては、センサコンポーネント2214は、加速度計、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサも含んでもよい。
通信コンポーネント2216は、装置2200と他の端末との間の有線又は無線の通信を容易にするように構成されている。装置2200は、WiFi、2G又は3G、又はこれらの組合せ等の通信規格に基づいて無線ネットワークにアクセスすることができる。一つの実施例において、通信コンポーネント2216は、放送チャネルを介して外部放送管理システムからの放送信号又は放送関連情報を受信する。一つの例示的な実施形態において、通信コンポーネント2216は、近距離通信を容易にするための近距離無線通信(NFC)モジュールを更に備える。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ通信協会(IrDA)技術、超広帯域無線通信(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術又はその他の技術に基づいて実装することができる。
例示的な実施形態において、装置2200は、上述した方法を実行するための、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジック装置(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、又は、その他の電子コンポーネント等の一つ以上の電子コンポーネントを用いて実施することができる。
例示的な実施形態においては、上述した方法を実行するための命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体、例えば、装置2200のプロセッサ2220によって実行可能な命令を含むメモリ2204も設けられる。例えば、前記非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フレキシブルディスク、光データ記憶装置等とすることができる。
本発明のその他の実施例は、本明細書の検討及びここに開示された本発明の実施により当業者にとって明らかになるであろう。本出願は、本発明の如何なる変形、用途又は適切な変化を包含するものを意図しており、これらの変形、用途又は適切な変化は、本発明の一般的な原理に基づいたものであると共に、本明細書により開示されていない当該技術分野における公知技術又は慣用手段を含むものとする。明細書及び実施例は、あくまでも例示的な記載に過ぎず、本発明の真の範囲及び趣旨は特許請求の範囲に基づいたものとなる。
本発明は、上記の記載及び添付の図面により記載された詳細な構成に限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び変形を行うことが可能であると理解されるべきである。本発明の範囲は、特許請求の範囲に基づいて限定するものであることが意図される。

Claims (18)

  1. ビデオファイルを取得するステップと、
    前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するステップと、
    満たすと判定した場合には、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイするステップとを含み、
    前記ビデオファイルを可変速度でリプレイする前記ステップは、
    前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するステップと、
    前記ビデオ映像から、抽出された前記再生データに対応する前記ビデオ映像中の元の画像要素を消去して、処理済みビデオファイルを取得するステップと、
    前記処理済みビデオファイルを正常リプレイする時に、抽出された前記再生データを重ねて再生するステップとを有する、
    再生制御方法。
  2. 前記ビデオファイルを取得する前記ステップは、
    所定装置のカメラを起動させ、前記被写体を撮影するステップ、又は、
    前記被写体を前記所定装置と別の装置のカメラで撮影することによって得られたビデオファイルを受け取るステップを有する、請求項1に記載の再生制御方法。
  3. 前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定する前記ステップは、
    前記被写体の動き特徴パラメータを取得するステップと、
    前記動き特徴パラメータに基づいて、前記被写体の動き強度が所定の強度範囲に属するか否かを判定し、前記被写体の動き強度が所定の強度範囲に属すると判定した場合には、前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定するステップとを有する、請求項1又は2に記載の再生制御方法。
  4. 前記動き特徴パラメータは、動き速度と動き頻度との少なくとも一つを含み、
    前記動き特徴パラメータが動き速度を含む場合には、前記動き速度が所定の速度範囲内に属するならば、前記被写体の前記動き強度が前記所定の強度範囲に属するとし、
    前記動き特徴パラメータが動き頻度を含む場合には、前記動き頻度が所定の頻度範囲内に属するならば、前記被写体の前記動き強度が前記所定の強度範囲内に属するとする、請求項3に記載の再生制御方法。
  5. 前記所定の速度範囲の境界値は、前記被写体の撮影距離に対して正の相関関係にある、請求項4に記載の再生制御方法。
  6. 前記ビデオファイルを可変速度でリプレイする前記ステップは、
    前記動き特徴パラメータの値が前記所定の強度範囲の下限値未満である場合には、前記ビデオファイルを高速で再生するステップと、
    前記動き特徴パラメータの値が前記所定の強度範囲の上限値を超える場合には、前記ビデオファイルを低速で再生するステップとを有する、請求項3から5のいずれか一項に記載の再生制御方法。
  7. 前記ビデオファイル中の前記被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定する前記ステップは、
    前記被写体の各要素が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するステップを有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の再生制御方法。
  8. 前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定する前記ステップは、
    前記被写体の類型又は前記被写体によって実行されるアクションの類型に基づいて、前記ビデオファイルの撮影シーンを識別するステップと、
    前記撮影シーンが所定の可変速リプレイシーンに属するか否かに基づいて、前記ビデオファイル中の前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定し、前記撮影シーンが前記所定の可変速リプレイシーンに属する場合には、前記ビデオファイル中の前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定するステップとを有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の再生制御方法。
  9. 前記ビデオファイルを可変速度でリプレイする前記ステップは、前記被写体を含むビデオ映像全体を可変速度でリプレイするステップを有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の再生制御方法。
  10. ビデオファイルを取得するように構成された取得ユニットと、
    前記ビデオファイル中の被写体が予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するように構成された判定ユニットと、
    前記ビデオファイル中の前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定した場合に、前記ビデオファイルを可変速度でリプレイするように構成されたリプレイユニットとを含み、
    前記リプレイユニットは、
    前記ビデオファイルのビデオ映像から、前記被写体に対応し又は前記被写体のうち前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たす要素部分に対応する再生データを抽出するように構成された第3データ抽出サブユニットと、
    処理済みビデオファイルを得るべく、前記ビデオ映像から、抽出された前記再生データに対応する前記ビデオ映像中の元の画像要素を消去するように構成された要素消去サブユニットと、
    前記処理済みビデオファイルを正常リプレイする時に、抽出された前記再生データを重複して再生するように構成された第3重複リプレイサブユニットとを有する、
    再生制御装置。
  11. 前記取得ユニットは、起動サブユニット又は受取サブユニットを有し、
    前記起動サブユニットは、前記被写体を撮影するように当該再生制御装置のカメラを起動するように構成され、前記受取サブユニットは、前記被写体を別装置のカメラで撮影することによって得られた前記ビデオファイルを受け取るように構成されている、請求項10に記載の再生制御装置。
  12. 前記判定ユニットは、
    前記被写体の動き特徴パラメータを取得するように構成されたパラメータ取得サブユニットと、
    前記動き特徴パラメータの値に基づいて、前記被写体の動き強度が所定の強度範囲に属するか否かを判定し、属すると判定した場合には、前記被写体が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすと判定するように構成されたパラメータ判定サブユニットとを有する、請求項10又は11に記載の再生制御装置。
  13. 前記動き特徴パラメータは、動き速度と動き頻度との少なくとも一つを含み、
    前記動き特徴パラメータが動き速度を含む場合には、前記動き速度が所定の速度範囲内に属するならば、前記被写体の前記動き強度が前記所定の強度範囲に属するとし、
    前記動き特徴パラメータが前記動き頻度を含む場合には、前記動き頻度が所定の頻度範囲内に属するならば、前記被写体の前記動き強度が前記所定の強度範囲内に属するとする、請求項12に記載の再生制御装置。
  14. 前記所定の速度範囲の境界値は、前記被写体の撮影距離に対して正の相関関係にある、請求項13に記載の再生制御装置。
  15. 前記リプレイユニットは、
    前記動き特徴パラメータの値が前記所定の強度範囲の下限値未満である場合に、前記ビデオファイルを高速で再生するように構成された高速再生サブユニットと、
    前記動き特徴パラメータの値が前記所定の強度範囲の上限値を超える場合に、前記ビデオファイルを低速で再生するように構成された低速再生サブユニットとを有する、請求項12から14のいずれか一項に記載の再生制御装置。
  16. 前記判定ユニットは、前記被写体の各要素が前記予め定義された可変速リプレイ条件を満たすか否かを判定するように構成された部分判定サブユニットを有する、請求項10から15のいずれか一項に記載の再生制御装置。
  17. 請求項1からのいずれか一項に記載の再生制御方法を、コンピュータでの実行を可能にする、コンピュータプログラム。
  18. 請求項17に記載のコンピュータプログラムを含む、コンピュータ可読記憶媒体。
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