JP6373769B2 - 樹脂硬化装置 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態について、図1〜図6に基づいて説明すれば以下のとおりである。
図2は、樹脂硬化装置1の外観を示す図である。樹脂硬化装置1は、ユーザの手が挿入可能な開口部30、および開口部30を有する器体32の内部に形成される光照射室31を有する。例えば、樹脂硬化装置1の外観の形状はかまくら形状である。
図3は、実施形態1の樹脂硬化装置1aが紫外光を照射する一例を概略的に示す図である。図3に示すように、樹脂硬化装置1aは、第1のUV光源(第1光源)13および第2のUV光源(第2光源)14を備えている。なお、樹脂硬化装置1aは制御部12を備えていてもよい(不図示)。
図4は、第1のUV光源13と第2のUV光源14との接続例を示す回路図である。図4の(a)は、第1のUV光源13と第2のUV光源14とが、並列に接続されており、スイッチaの開閉により第1のUV光源13および第2のUV光源14の照射が同時に制御される。例えば、スイッチaがON(閉)状態の場合、第1のUV光源13および第2のUV光源14は紫外光を照射する。また、スイッチaがOFF(開)状態の場合、第1のUV光源13および第2のUV光源14の照射は停止する。
図5の(a)は、第2のUV光源14の構造の一例を示す上面図である。図5の(a)に示すように、第2のUV光源14の中央には、LED(light emitting diode)基板40、LED41、カットフィルタ42、および石英ガラス43が備えられている。LED基板40には、LED配線44の端部であるカソード側コネクタ45とアノード側コネクタ46とが取り付けられている。
図1は、樹脂硬化装置1(1a)の要部構成を示すブロック図である。樹脂硬化装置1は、入力受付部11、制御部12、第1のUV光源13、および第2のUV光源14を備えている。なお、第1センサ15については実施形態2にて後述する。また、第2センサ16については、実施形態4にて後述する。
図6は、第1のUV光源13および第2のUV光源14の照射を制御する処理の一例を示すフローチャートである。入力受付部11が照射開始を示す入力を受け付けると(S1にてYES)、照射制御部21はスイッチa(図4の(b)参照)をON状態とし、第1のUV光源13の照射を開始する(S2)。また、照射制御部21はスイッチb(図4の(b)参照)もON状態とし、第2のUV光源14は照射を開始する(S3)。
本発明の他の実施形態について、図7および図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態では、光照射室31内にユーザの手が挿入されているか否かに応じて、第2のUV光源14の照射制御を行う。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図7は、実施形態2の樹脂硬化装置1bが紫外光を照射する例を概略的に示す図である。図7に示すように、樹脂硬化装置1bは、制御部12、第1センサ15および電源部を備えている点で、図3にて上述した樹脂硬化装置1aと異なる。
次に、図1に基づいて、本実施形態に係る樹脂硬化装置1(1b)について説明する。実施形態2における樹脂硬化装置1は、第1センサ15および挿入判定部(検知部)22を備えている点で実施形態1における樹脂硬化装置1(1a)と異なる。このため、照射制御部21および第2のUV光源照射停止部23の処理も、実施形態1における樹脂硬化装置1と異なる。
図8は、ユーザの手が挿入されているか否かに応じて第2のUV光源14の照射を制御する処理の一例を示すフローチャートである。スイッチa(図4の(b)参照)がON状態である場合(図8のS11にてYES)、第1のUV光源13は紫外光をユーザに照射する(S12)。一方、スイッチa(図4の(b)参照)がOFF状態である場合(図8のS11にてNO)、第1のUV光源13の照射は停止する(S13)。
本発明の他の実施形態について、図9および図10に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態は、第2のUV光源14が照射している間、出力インジケータを点灯する。
図9は、実施形態3の樹脂硬化装置1cが紫外光を照射する例を概略的に示す図である。図9に示すように、樹脂硬化装置1cは、出力インジケータ17を備えている点で図7にて上述した樹脂硬化装置1bと異なる。
第2のUV光源14が照射している間中、出力インジケータ17が点灯する構成について説明する。図10は、第2のUV光源14に出力インジケータ17を接続した例を示す回路図である。図10に示すように、出力インジケータ17は、第2のUV光源14とスイッチbとの間に直列接続されている。なお、図10の回路図は、出力インジケータ17を含む点で、図4に示した回路図と異なる。
本発明の他の実施形態について、図11〜図14に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態では、ユーザのスキンタイプに応じて第2のUV光源14の照射量を決定する。
図11は、実施形態4の樹脂硬化装置1dが紫外光を照射する例を概略的に示す図である。図11に示すように、樹脂硬化装置1dは、第2センサ16を備えている点で図9にて上述した樹脂硬化装置1cと異なる。
次に、図1に基づいて、本実施形態に係る樹脂硬化装置1(1d)について説明する。実施形態4における樹脂硬化装置1は第2センサ16、スキンタイプ判定部24、照射量決定部25、および出力量設定部26を備えている点で実施形態2における樹脂硬化装置1(1b)と異なる。このため、照射制御部21および時間設定部27の処理も、実施形態2における樹脂硬化装置1と異なる。
スキンタイプ判定部24のスキンタイプ判定について説明する。図12は、スキンタイプの判定例を示す表である。図12に示すスキンタイプI〜VIは、紫外光による皮膚の反応(赤くなるか黒くなるか)の違いにより分類される。スキンタイプIは、紫外光による皮膚の反応が、非常に赤くなりやすい一方で、決して黒くならないタイプである。スキンタイプIIは、紫外光による皮膚の反応が、容易に赤くなり、かつわずかに黒くなるタイプである。スキンタイプIIIは、紫外光による皮膚の反応が、赤くなった後、すぐ黒くなるタイプである。スキンタイプIVは、紫外光による皮膚の反応が、あまり赤くならず、かつすぐ黒くなるタイプである。スキンタイプVは、紫外光による皮膚の反応が、めったに赤くならず、かつ非常に黒くなるタイプである。スキンタイプVIは、紫外光による皮膚の反応が、決して赤くならず、非常に黒くなるタイプである。例えば、日本人においてはスキンタイプIIIである人が多いことが知られている。
次に、照射量決定部25が決定する第2のUV光源14の照射量について説明する。まず、ユーザが受容可能な紫外光の最大許容量が、予め決定されているものとする。例えば、紫外光の最大許容量が、例えば皮膚紅斑量に準じて決定されており、スキンタイプがIであるユーザの最大許容量は200(J/m2)であり、スキンタイプがII〜VIであるユーザの最大許容量は、順に250、300、450、600、1000(J/m2)である。第2のUV光源14が照射する照射量は、上述した最大許容量以下の値に決定される。例えば、スキンタイプがIであるユーザに対する照射量は120(J/m2)であり、スキンタイプがII〜VIであるユーザに対する照射量は、順に150、180、270、360、600(J/m2)である。
図14の(a)は、決定された照射量に対応する照射時間を用いて、第2のUV光源14の照射を制御する処理の一例を示すフローチャートである。本処理では、第2のUV光源14の出力量Pが予め一定に設定されていることとする。このため、第2のUV光源14の照射量は、照射時間を調整することにより決定される(図13の(a)参照)。
図14の(b)は、決定された照射量に対応する照射出力量を用いて、第2のUV光源14の照射を制御する処理の一例を示すフローチャートである。本処理では、第2のUV光源14が照射する上限時間Tが予め一定に設定されている点で、図14の(a)にて上述した処理と異なる。このため、本処理における第2のUV光源14の照射量は、出力量Pを調整することにより決定される(図13の(b)参照)。
樹脂硬化装置1の制御ブロック(特に制御部12)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る樹脂硬化装置(1、1a、1b、1c、1d)は、ユーザの手が挿入可能な開口部(30)と、上記開口部を有する器体(32)の内部に形成される光照射室(31)と、上記光照射室内に挿入されたユーザの爪に塗布された樹脂を硬化する第1紫外光を照射する第1光源(第1のUV光源13)と、ビタミンDの生成を促進する第2紫外光を上記ユーザの手に照射する第2光源(第2のUV光源14)と、を備えている。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
11 入力受付部
12 制御部
13 第1のUV光源(第1光源)
14 第2のUV光源(第2光源)
15 第1センサ(距離センサ、赤外線センサ)
16 第2センサ
17 出力インジケータ
21 出力量設定部
21 照射制御部
22 挿入判定部(検知部)
23 第2のUV光源照射停止部(第2光源照射停止部)
24 スキンタイプ判定部
25 照射線決定部
26 出力量設定部
27 時間設定部
30 開口部、 31 光照射室、32 器体
40 LED基板、 41 LED、 42 カットフィルタ、 43 石英ガラス
44 LED配線、 45 カソード側コネクタ、 46 アノード側コネクタ
50 LED取付板
A、B ベース
a、b スイッチ
Claims (5)
- ユーザの手が挿入可能な開口部と、
上記開口部を有する器体の内部に形成される光照射室と、
上記光照射室内に挿入されたユーザの爪に塗布された樹脂を硬化する第1紫外光を照射する第1光源と、
ビタミンDの生成を促進する第2紫外光を上記ユーザの手に照射する第2光源と、を備えていることを特徴とする樹脂硬化装置。 - 上記第2光源は、上記ユーザの手のひらに照射することを特徴とする請求項1に記載の樹脂硬化装置。
- 上記光照射室内に、上記ユーザの手が挿入されているか否かを検知する検知部と、
上記検知部が上記ユーザの手が挿入されていないことを検知した場合に、上記第2光源の照射を停止する第2光源照射停止部と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂硬化装置。 - 上記第2光源が照射している状態にあることを上記ユーザに示す出力インジケータをさらに備え、
上記出力インジケータは、上記第2光源と直列に接続されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の樹脂硬化装置。 - 上記光照射室内に挿入されている上記ユーザのスキンタイプを判定するスキンタイプ判定部と、
上記スキンタイプ判定部により判定された上記ユーザのスキンタイプ別に、上記第2光源の紫外光の照射量を決定する照射量決定部と、を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の樹脂硬化装置。
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