JP6372092B2 - 印刷システムのためのワークフローを生成するシステム、方法及びコンピュータ可読媒体 - Google Patents

Description

本発明は、印刷ワークフローシステムの分野、特に、印刷ワークフローシステムのためのグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）に関する。

プリントショップは、通常、様々な顧客要求を満足するよう印刷サービスを供給することができる媒体又は大規模設備である。例えば、プリントショップは、しばしば、大量メールのための文書を印刷するために使用される（例えば、顧客請求書、広告、等）。プリントショップは、整合するのが難しい規模において印刷に従事するので、それらの顧客基盤は通常、多様である。従って、プリントショップの顧客には、大口法人顧客（例えば、クレジットカード会社及び銀行）及び個人客（例えば、中小企業及び教会）の両方が含まれる。

プリントショップは、一般的に、経済的でありながら速い方法において、顧客から入来するジョブを印刷するよう配置される。よって、プリントショップは、しばしば、入来するジョブを高速に且つ高品質で印刷することができる大容量プリンタを多数有する。プリントショップはまた、通常、夫々のジョブの印刷文書を処理するために使用される印刷後装置を有する（例えば、スタッカー、ステープラー、カッター、バインダー、等）。プリントショップはまた、デジタル／ウェブ出版業、電子メール、又は他のマルチメディアサービスを顧客に提供してよい。プリントショップは様々な顧客にサービスを提供するので、それらは、しばしば、種々の印刷フォーマット、受渡日、及びメディア要求を有するジョブ処理を課せられる。

プリントショップへ送られる夫々の印刷ジョブは、ワークフローと関連付けられる。ワークフローは、印刷ジョブ（の電子データ）を顧客のための受け渡し可能な物的生産物に変形するようプリントショップで実行するアクティビティの順序づけられた組である。例えば、ワークフローのアクティビティは、エラーをチェックするよう印刷ジョブをプリフライトすること、印刷ジョブをレンダリングすること、印刷ジョブを物理的に印刷し乾かすこと、印刷ジョブを校正すること、及びシステムから印刷ジョブを削除することを含んでよい。印刷ジョブは通常、異なるタイプの処理を要求するので、所与の印刷ジョブと関連付けられる具体的なワークフローはジョブごとに異なる。

印刷ワークフローシステムは、印刷ジョブのためのワークフローにおいて実行するアクティビティのタイプ及び順序をユーザが定義することを可能にする。

しかし、プリントショップにおいて、特定のアクティビティは、そのアクティビティが適切に実行されるために満足されるべき要件を有することがある。例えば、特定のアクティビティを特定の順序で実行することが、重要なことがある（例えば、印刷ジョブは、印刷される前に配送のためにまとめられ得ない。）。膨大な起こり得るワークフローアクティビティ（例えば、数百）が存在し、夫々のアクティビティはそれ自体の固有の要件を有することができるので、プリントショップのオペレータがプリントショップでエラーを発生させないワークフローを作成することは、複雑なプロセスのままである。よって、プリントショップのオペレータは、印刷システムのためのワークフローを作成するのを助ける高度なユーザインターフェースを望み続けている。

ここで記載される実施形態は、ドラッグアンドドロップのグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）をユーザに提供するワークフローシステムを改善する。ユーザは、ワークフローのアクティビティをワークフローにドラッグアンドドロップすることによって、ワークフローを動的に組み立てることができる。更に、アクティビティがユーザによってワークフローにドラッグされる場合に、システムは、そのアクティビティのための要件が満足される位置（すなわち、エラーを引き起こすことなくそのアクティビティが位置付けられ得る位置）を動的にハイライト表示することができる。

一実施形態は、印刷システムのためのワークフローを生成するシステムである。システムは、プリントショップで利用可能な複数のアクティビティの夫々をワークフローに順序づける要件を記憶するメモリを有する。システムは、ワークフローをグラフィカル提示することができるグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を更に有する。ワークフローは、印刷ジョブを処理するために実行するアクティビティの順序づけられたサブセットを含む。ＧＵＩは更に、利用可能なアクティビティをグラフィカル提示し、ユーザが利用可能なアクティビティをワークフローにドラッグしてワークフローを変更することを可能にすることができる。システムは、アクティビティがユーザによってドラッグされたことを検出し、当該アクティビティのための要件が満足される前記ワークフローにおける位置を決定し、前記グラフィカルユーザインターフェースを操作して前記決定された位置をハイライト表示することができる処理システムを更に有する。

他の実施形態は、ワークフローを生成する方法である。方法は、プリントショップで利用可能な複数のアクティビティの夫々をワークフローに順序づける要件を記憶するメモリにアクセスするステップと、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）において、印刷ジョブを処理するために実行するアクティビティの順序づけられたサブセットを含むワークフローをグラフィカル提示するステップとを有する。方法は、前記利用可能なアクティビティをグラフィカル提示するステップと、ユーザが前記ワークフローを変更するよう利用可能なアクティビティを前記ワークフローにドラッグしていることを検出するステップと、当該アクティビティのための要件が満足される前記ワークフローにおける位置を決定するステップとを更に有する。方法は、前記決定された位置をハイライト表示するよう前記ＧＵＩを動作させるステップを更に有する。

他の実施形態は、プロセッサによって実行される場合に方法を実行することができるプログラム可能な命令を坦持する非一時的なコンピュータ可読媒体を有する。方法は、プリントショップで利用可能な複数のアクティビティの夫々をワークフローに順序づける要件を記憶するメモリにアクセスするステップと、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）において、印刷ジョブを処理するために実行するアクティビティの順序づけられたサブセットを含むワークフローをグラフィカル提示するステップとを有する。方法は、前記利用可能なアクティビティをグラフィカル提示するステップと、ユーザが前記ワークフローを変更するよう利用可能なアクティビティを前記ワークフローにドラッグしていることを検出するステップと、当該アクティビティのための要件が満足される前記ワークフローにおける位置を決定するステップとを更に有する。方法は、前記決定された位置をハイライト表示するよう前記ＧＵＩを動作させるステップを更に有する。

他の例となる実施形態（例えば、上記の実施形態に関連する方法及びコンピュータ可読媒体）は以下で記載される。

本発明の実施形態によれば、印刷システムのためのワークフローを作成するのを助ける高度なユーザインターフェースを提供することが可能となる。

実施例におけるプリントショップのブロック図である。 実施例においてプリントショップのためのワークフローシステムの動作方法を表すフローチャートである。 実施例においてワークフローシステムのためのワークフローを生成し編集するグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を表すブロック図である。 実施例においてワークフローシステムのためのワークフローを生成し編集するグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を表すブロック図である。 実施例においてワークフローシステムのためのワークフローを生成し編集するグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を表すブロック図である。 実施例においてワークフローシステムのためのワークフローを生成し編集するグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を表すブロック図である。 実施例においてワークフローシステムのためのワークフローを生成し編集するグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を表すブロック図である。 実施例において所望の機能を実行するプログラム命令を坦持するコンピュータ可読媒体を実行するよう動作する処理システムを表す。

本発明の幾つかの実施形態について、単なる一例として、添付の図面を参照して記載する。同じ参照符号は、全ての図面において同じ要素又は同じタイプの要素を表す。

図面及び以下の記載は、本発明の具体的な実施例を表す。よって、当業者であれば、ここで明示的に記載又は図示されていなくとも、本発明の原理を具現化し且つ本発明の適用範囲内に含まれる様々な配置を考え出すことができることは明らかである。更に、ここで記載される如何なる例も、本発明の原理を理解するのを助けることを目的とし、そのような具体的に挙げられている例及び条件に制限されないと解釈されるべきである。結果として、本発明は、以下で記載される具体的な実施形態又は例に制限されず、特許請求の範囲及びその均等によって定義される。

図１は、実施例におけるプリントショップ１００のブロック図である。プリントショップ１００は、印刷システム１３０と、印刷後設備１４０とを有する。印刷システム１３０は、顧客から受け取った印刷ジョブに基づき印刷媒体に跡を残す何らかの装置及び／又は構成要素を有する。例えば、印刷システム１３０は、連続フォーム印刷システムを有してよい。印刷後設備１４０は、印刷システム１３０からの物理的に印刷された出力に対して動作を実行する。例えば、印刷後設備１４０は、カッター、スタッカー、インサーター、ステープラー、バインダー、パッケージャー、又は他の要素を有してよい。

プリントショップ１００は、ワークフローシステム１１０を含むよう増強されている。ワークフローシステム１１０は、ユーザが印刷ジョブのためのワークフローを生成することを可能にし、各ワークフローは、プリントショップで印刷ジョブを処理するために実行するアクティビティの順序づけられた組を定義する。例えば、ワークフローは、印刷ジョブがレンダリングされ、次いで印刷され、次いで、ユーザに配達される前にカットされるべきことを示してよい。多様な顧客基盤又は１度に処理される大量の印刷ジョブを有するプリントショップにおいて、印刷ジョブごとのワークフローを有することは、夫々の入来する印刷ジョブが望むように処理されることを確かにする。

ワークフローシステム１１０は、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）１１２を利用する。ＧＵＩ１１２は、表示装置１２０（例えば、モニタ、スクリーン、テレビ受像機、プロジェクタ、等）で編集するためにユーザにワークフローをグラフィカル表示する。処理システム１１４は、ＧＵＩ１１２の動作を管理し、ユーザ入力に基づき、メモリ１１６内のワークフローを変更して記憶することができる。それらの記憶されたワークフローは、如何にしてプリントショップ１００が入来するジョブを処理するのかを指示するために、それらのジョブと関連付けられ得る。ワークフローシステム１１０は、表示装置１２０で提示されるワークフローを操作するようＧＵＩ１１２でのドラッグアンドドロップインターフェースを有する。このドラッグアンドドロップインターフェースは、ユーザがワークフローを編集するようプリントショップアクティビティをドラッグする場合に、そのアクティビティが配置可能であるそのワークフロー内の利用可能な位置をＧＵＩ１１２がハイライト表示するように、増強されている。

印刷ワークフローシステム１１０は、例えば、カスタム回路として、関連するプログラムメモリにおいて記憶されるプログラムされた命令を実行する特別の若しくは汎用のプロセッサとして、又はそれらのいずれかの組み合わせとして実施されてよい。印刷ワークフローシステム１１０は図１において独立した要素として表されているが、幾つかの実施形態では、それはプリントショップ１００において印刷サーバに組み込まれてよい。

印刷ワークフローシステム１１０の動作の実例となる詳細は、図２に関して論じられる。この実施形態に関し、ユーザはワークフローシステムを起動しており、既存のワークフローをＧＵＩ１１２による表示装置１２０での提示のためにメモリ１１６からワークフローシステム１１０にロードしているとする。

図２は、実施例においてプリントショップ１００のためのワークフローシステム１１０の動作方法を表すフローチャートである。方法２００のステップは、図１のワークフローシステム１１０を参照して記載されるが、当業者には明らかなように、方法２００は他のシステムで実行されてよい。ここで記載されるフローチャートのステップは、全てを含んでいるわけではなく、図示されていない他のステップを含んでよい。ここで記載されるステップはまた、代替の順序において実行されてよい。

ステップ２０２で、処理システム１１４はメモリ１１６にアクセスして、どのアクティビティがプリントショップ１００で利用可能であるのかを決定する。処理システム１１４はまた、メモリ１１６へアクセスして、利用可能なプリントショップのアクティビティの夫々を順序づけるための要件を決定する。アクティビティのための順序づけ要件は、そのアクティビティが実行される前（又は後）に満足されるべき条件を示す。要件は、アクティビティが単一のワークフローにおいて使用され得る最大回数、現在のアクティビティの前に実行されるべき前提のアクティビティ、アクティビティを配置する特定のワークフローフェーズ、等を示してよい。アクティビティは、プリントショップ１００における設備要素（例えば、カッター、スタッカー、ステープラー、等）によって実行されてよい。アクティビティは、プリントショップ内の人々によってさえ実行されてよい（例えば、印刷ジョブのプリフライト又は校正等のアクティビティは、プリントショップにいる人々によって実行されてよい。）。如何にして夫々のアクティビティが実際に実行されるのかにかかわらず、夫々のアクティビティとその対応する要件とを記述する情報はメモリ１１６において記憶され、ワークフローを生成するようワークフローシステム１１０によって処理される。

ステップ２０４で、処理システム１１４は、表示装置１２０でワークフローをグラフィカル提示するようＧＵＩ１１２を操作する。ワークフローは、入来する印刷ジョブを適切に処理するよう実行されるべきプリントショップでの利用可能なアクティビティの順序づけられたサブセットを含む。例えば、順序づけられたサブセットは、“印刷ジョブの受け取り”、“印刷”、“校正”、及び“ジョブの完了”といったアクティビティを有してよい。アクティビティの夫々は、ＧＵＩでグラフィカル表示され、それにより、ユーザは、視覚的に、ワークフローアクティビティが実行される順序を理解することができる。

ステップ２０６で、処理システム１１４は、プリントショップで利用可能なアクティビティをグラフィカル提示するようＧＵＩ１１２を操作する。よって、利用可能なアクティビティは、ワークフロー自体とともに、ＧＵＩ１１２で提示される。それらの利用可能なアクティビティは、潜在的に、ワークフローに加えられてよい。利用可能なアクティビティは、グラフィカルオブジェクトのパレット／組としてＧＵＩ１１２で提示されてよく、夫々のグラフィカルオブジェクトは、具体的なワークフローアクティビティに対応する。

ステップ２０８で、処理システム１１４は、ユーザがワークフローを変更するようワークフロー上に利用可能なアクティビティをドラッグしていることを検出する。例えば、関数呼出しは、ユーザが（例えば、マウス又はタッチスクリーン等のポインタにより）アクティビティのためのグラフィカルオブジェクトを選択し、ポインタを解放せずにＧＵＩを横切ってアクティビティのためのグラフィカルオブジェクトを物理的にドラッグしていることを処理システムに知らせてよい。ここで論じられるように、この動作は、単に「ワークフローアクティビティのドラッグ」と呼ばれることがある。一実施形態において、処理システム１１４は、ＧＵＩ１１２内の特定の場所での“オンクリック（On Click）”イベントを検出する場合にユーザがワークフローアクティビティをドラッグしていると検出し、“オンリリース（On Release）”イベントを検出するまでアクティビティが依然としてドラッグされていると決定してよい。

アクティビティがドラッグされている間、処理システム１１４は更に、ＧＵＩ１１２でのアクティビティの位置を追跡してよい（例えば、ＧＵＩでの水平座標として、ＧＵＩでの水平及び垂直座標として、等）。

ステップ２１０で、処理システム１１４は、アクティビティのための要件が満足されるワークフローにおける位置を決定する。一実施形態において、処理システム１１４は、ＧＵＩ１１２における位置をワークフロー内の時間的位置と相互に関連付ける。アクティビティが、ワークフローに既にある２つのアクティビティの間でＧＵＩ上をドラッグされる場合は、処理システム１１４は、ドラッグされているアクティビティがワークフローにおけるその時間的位置に挿入され得るかどうかを積極的に決定する。他の実施形態において、処理システム１１４は、同時にワークフローの全体を解析してよく、アクティビティが配置され得るワークフローにおける夫々の位置を決定してよい。

ステップ２１２で、処理システム１１４は、アクティビティのための要件が満足される位置をハイライト表示するようＧＵＩ１１２を操作する。位置をハイライト表示することは、その位置自体の色を変更すること、アクティビティが配置され得るワークフローに“ゴースト”ボックスを加えること、アクティビティが配置され得る位置にドラッグされる場合にそのアクティビティの色／形状／視認性を変更すること、等を含んでよい。

ＧＵＩ１１２は、どこに夫々のアクティビティが落とし込まれ得るのかを示す情報を提示するので、ユーザは、ワークフローがプリントショップ１００で扱われ得るかどうかに関して危惧することなく瞬く間にワークフローを組み立てることができる。

更なる実施形態において、夫々のワークフローは、フェーズに分割される。夫々のフェーズは、複数のアクティビティと関連付けられ、夫々のフェーズは、異なる色によりＧＵＩ１１２において提示される。アクティビティがワークフローの所与のフェーズ内での配置を対象とする場合に、パレットにおいて提示されるそのアクティビティは、対応するフェーズの色と一致する。複数のフェーズにおける配置を対象とするアクティビティは、灰色等の中間色を有してよい。

以下の例では、更なる処理、システム及び方法が、プリントショップのためのワークフローシステムに関連して記載される。具体的に、図３乃至７は、実施例においてワークフローシステムのためのワークフローを生成し編集するグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を表すブロック図である。

図３は、印刷ワークフローシステム１１０のためのＧＵＩ１１２を提示するウィンドウ３００を表す。図３に従って、ウィンドウ３００は、プリントショップのアクティビティ３１２のパレット３１０を含む。夫々のアクティビティは、ワークフローを組み立て及び／又は編集するためにワークフロー３２０上にドラッグされてよい。この実施形態では、組み立てられるワークフローは夫々４つの別個に定義されたフェーズ（RECEIVE（受け取り）、PREPARE（準備）、PRINT（印刷）、及びCOMPLETE（完了））を含む。しかし、如何なる生成されるワークフローも夫々のフェーズにアクティビティを含める必要はない。

図４は、ワークフロー４００が作成されているウィンドウ３００を表す。ワークフロー４００は、目下、グラフィカル表示されている３つのアクティビティ、すなわち、“CREATEVE JOB（ジョブ生成）”、“PRINT（印刷）”及び“REMOVE JOB（ジョブ削除）”しか含まない。ワークフロー４００がグラフィカル提示される時点で、このワークフローのためのアクティビティの順序付きリスト４１０が処理システム１１４によってメモリに記憶される点に留意されたい。

図５において、ユーザはパレットから“PRE-FLIGHT（プリフライト）”アクティビティ５００を選択し、アクティビティ５００をワークフロー４００に沿ってドラッグし始める。この時点で、処理システム１１４は、ＧＵＩ１１２に提示されるワークフローアクティビティの夫々の水平位置を追跡する。例えば、“CREATE JOB（ジョブ生成）”アクティビティは座標Ａにあり、アクティビティ５００は目下座標Ｂへドラッグされ、“PRINT（印刷）”アクティビティは座標Ｃを占め、“REMOVE JOB（ジョブ削除）”アクティビティは座標Ｄを占める。様々なアクティビティの決定された水平位置に基づき、処理システム１１４は、ワークフローにおいてアクティビティ５００に関し提案される位置を決定する。提案される位置は、“CREATE JOB”アクティビティと“PRINT”アクティビティとの間である。これは全て、アクティビティ５００がユーザによって依然としてドラッグされている間に起こる。

処理システム１１４は、次いで、要件が満足されているかどうかを確認するよう、アクティビティ５００のための要件を見直す。例えば、アクティビティのための要件は、そのアクティビティが印刷後のアクティビティであり、従って、印刷アクティビティの前に置かれるべきではないことを示してよい。一実施形態において、入来するデータストリームをポータブルドキュメントフォーマット（ＰＤＦ）に変換するために使用される変換アクティビティは、ワークフローの準備フェーズにしか配置され得ない。他の実施形態において、リテインアクティビティは、完了フェーズにしか配置され得ず、且つ、削除アクティビティの前にワークフローにおいて配置されなければならない。

図６において、処理システム１１４は、アクティビティ５００が提案される位置に配置された場合に、そのアクティビティのための要件が満足されることを決定する。従って、処理システム１１４は、ワークフローにおいてアクティビティ５００の現在の位置をハイライト表示するようＧＵＩ１１２を操作する。ここで、“ゴースト”ボックス６００が作成され、アクティビティ５００がこの位置でワークフローに落とし込まれ得ることを示す。ユーザがアクティビティをこの位置に落とし込む場合は、ワークフロー４００のためのリスト４１０は、提案される位置においてアクティビティ５００を含めるよう更新され、ＧＵＩ１１２は適切に更新される。

図７は、ワークフローアクティビティが、その要件が満足されない位置へドラッグされる状況を表す。この場合に、グラフィカルインジケータ又はテキストメッセージのような警報がユーザに提示され、アクティビティが現在の提案される位置には配置され得ないことを示す。この実施形態では、警報は、ドラッグされているアクティビティを表すグラフィカルオブジェクトに加えられるグラフィカルインジケータ７００を有する。ユーザが自身のマウス／ポインタをこの時点で解放する場合は、アクティビティは、ワークフロー４００を変更することなくパレットに戻される。これは、ユーザが、プリントショップで問題を引き起こしうる形で誤ってワークフロー４００を変更することを防ぐ。

ここで開示される実施形態は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの様々な組み合わせの形をとることができる。１つの特定の実施形態において、ソフトウェアは、印刷ワークフローシステム１１０の処理システムに、ここで開示される様々な動作を実行するよう指示するために使用される。図８は、実施例において所望の機能を実行するプログラムされた命令を坦持するコンピュータ可読媒体を実行するよう動作する処理システム８００を表す。処理システム８００は、コンピュータ可読記憶媒体８１２に有形に具現されるプログラミング命令を実行することによって上記の動作を実行するよう動作する。これに関して、本発明の実施形態は、コンピュータ又はその他命令実行システムによって使用されるプログラムを提供するコンピュータ可読媒体８１２を介してアクセス可能なコンピュータプログラムの形を取ることができる。この記載のために、コンピュータ可読記憶媒体８１２は、コンピュータによって使用されるプログラムを収容又は記憶することができるあらゆるものであってよい。

コンピュータ可読記憶媒体８１２は、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線又は半導体デバイスであってよい。コンピュータ可読記憶媒体８１２の例には、ソリッドステートメモリ、磁気テープ、リムーバブルコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読出専用メモリ（ＲＯＭ）、硬質磁気ディスク、及び光ディスクがある。光ディスクの目下の例には、コンパクトディスク読出専用メモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）、コンパクトディスク・リード／ライト（ＣＤ−Ｒ／Ｗ）、及びＤＶＤがある。

処理システム８００は、プログラムコードを記憶及び／又は実行するのに適し、システムバス８５０を介してプログラム及びデータメモリ８０４へ結合されている少なくとも１つのプロセッサ８０２を有する。プログラム及びデータメモリ８０４は、プログラムコードの実際の実行の間に用いられるローカルメモリと、バルク記憶装置と、コード及び／又はデータが実行中にバルク記憶装置から取り出される回数を減らすために少なくとも一部のプログラムコード及び／又はデータの一時記憶を提供するキャッシュメモリとを有することができる。

入出力（Ｉ／Ｏ）装置８０６（キーボード、ディスプレイ、ポインティング装置等を含むが、これらに限られない。）は、直接に、又は介在するＩ／Ｏコントローラを介して、結合され得る。ネットワークアダプタインターフェース８０８はまた、処理システム８００が介在するプライベート又はパブリックネットワークを介して他のデータ処理システム又は記憶装置へ結合されることを可能にするよう、システムと一体化されてよい。モデム、ケーブルモデム、ＩＢＭチャネルアタッチメント、ＳＣＳＩ、ファイバチャネル、及びイーサネット（登録商標）カードは、現在利用可能なタイプのネットワーク又はホストインターフェースアダプタの一部にすぎない。提示装置インターフェース８１０がシステムと一体化されてよく、プロセッサ８０２によって生成された提示データの提示のための印刷システム及びディスプレイのような１以上の提示装置とインターフェース接続する。

具体的な実施形態がここで記載されているが、本発明の適用範囲はそれらの具体的な実施形態に制限されない。本発明の適用範囲は、特許請求の範囲及びその均等によって定義される。

１００ プリントショップ
１１０ ワークフローシステム
１１２ グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）
１１４，８００ 処理システム
１１６ メモリ
１２０ 表示装置
１３０ 印刷システム
１４０ 印刷後設備
３１０ パレット
３１２，５００ アクティビティ
３２０，４００ ワークフロー
４１０ 順序付きリスト
７００ 警報（グラフィカルインジケータ）
８１２ コンピュータ可読記憶媒体

Claims (18)

1. プリントショップで利用可能な複数のアクティビティの夫々をワークフローに順序づける要件を記憶するメモリと、
   印刷ジョブを処理するために実行するアクティビティの順序づけられたサブセットを含むワークフローをグラフィカル提示し、前記ワークフローに含まれる夫々のフェーズを異なる色によりグラフィカル提示し、前記利用可能なアクティビティの夫々を該アクティビティの配置可能なフェーズと同じ色でグラフィカル提示し、ユーザが該利用可能なアクティビティを前記ワークフローにドラッグして該ワークフローを変更することを可能にするよう動作するグラフィカルユーザインターフェースと、
   アクティビティがユーザによってドラッグされたことを検出し、当該アクティビティのための要件が満足される前記ワークフローにおける位置を決定し、前記グラフィカルユーザインターフェースを操作して前記決定された位置をハイライト表示するよう動作する処理システムと
   を有するシステム。
2. 前記処理システムは更に、前記アクティビティがドラッグされる場合に前記ワークフローに対して前記グラフィカルユーザインターフェース上で当該アクティビティの位置を決定し、該位置に基づき前記ワークフローにおける当該アクティビティの時間的順序を決定し、前記グラフィカルユーザインターフェースを操作して、当該アクティビティのための要件が前記時間的順序で前記ワークフローにおいて位置付けられる場合に満足される場合は、前記位置で前記ワークフローをハイライト表示するよう動作する、
   請求項１に記載のシステム。
3. 前記処理システムは更に、当該アクティビティのための要件が前記時間的順序で前記ワークフローにおいて位置付けられる場合に満足されない場合は、前記グラフィカルユーザインターフェースで警報を生成するよう動作する、
   請求項２に記載のシステム。
4. 当該アクティビティのための要件は、当該アクティビティのまえに実行される前提のアクティビティを示す、
   請求項１に記載のシステム。
5. 当該アクティビティのための要件は、単一のワークフローにおいて認められる当該アクティビティのインスタンスの最大数を示す、
   請求項１に記載のシステム。
6. 前記ワークフローは複数のフェーズに分割され、
   当該アクティビティのための要件は、当該アクティビティが位置付けられる許容フェーズを示す、
   請求項１に記載のシステム。
7. プリントショップで利用可能な複数のアクティビティの夫々をワークフローに順序づける要件を記憶するメモリにアクセスするステップと、
   グラフィカルユーザインターフェースにおいて、印刷ジョブを処理するために実行するアクティビティの順序づけられたサブセットを含むワークフローをグラフィカル提示するステップと、
   前記ワークフローに含まれる夫々のフェーズを異なる色によりグラフィカル提示するステップと、
   前記利用可能なアクティビティの夫々を該アクティビティの配置可能なフェーズと同じ色でグラフィカル提示するステップと、
   ユーザが前記ワークフローを変更するよう利用可能なアクティビティを前記ワークフローにドラッグしていることを検出するステップと、
   当該アクティビティのための要件が満足される前記ワークフローにおける位置を決定するステップと、
   前記決定された位置をハイライト表示するよう前記グラフィカルユーザインターフェースを動作させるステップと
   を有する方法。
8. 前記アクティビティがドラッグされる場合に前記ワークフローに対して前記グラフィカルユーザインターフェース上で当該アクティビティの位置を決定するステップと、
   前記位置に基づき前記ワークフローにおける当該アクティビティの時間的順序を決定するステップと、
   当該アクティビティのための要件が前記時間的順序で前記ワークフローにおいて位置付けられる場合に満足される場合は、前記位置で前記ワークフローをハイライト表示するよう前記グラフィカルユーザインターフェースを動作させるステップと
   を更に有する請求項７に記載の方法。
9. 当該アクティビティのための要件が前記時間的順序で前記ワークフローにおいて位置付けられる場合に満足されない場合は、前記グラフィカルユーザインターフェースで警報を生成するステップ
   を更に有する請求項８に記載の方法。
10. 当該アクティビティのための要件は、当該アクティビティのまえに実行される前提のアクティビティを示す、
    請求項７に記載の方法。
11. 当該アクティビティのための要件は、単一のワークフローにおいて認められる当該アクティビティのインスタンスの最大数を示す、
    請求項７に記載の方法。
12. 前記ワークフローは複数のフェーズに分割され、
    当該アクティビティのための要件は、当該アクティビティが位置付けられる許容フェーズを示す、
    請求項７に記載の方法。
13. プログラム可能な命令を坦持する非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
    前記命令は、プロセッサによって実行される場合に、
    プリントショップで利用可能な複数のアクティビティの夫々をワークフローに順序づける要件を記憶するメモリにアクセスするステップと、
    グラフィカルユーザインターフェースにおいて、印刷ジョブを処理するために実行するアクティビティの順序づけられたサブセットを含むワークフローをグラフィカル提示するステップと、
    前記ワークフローに含まれる夫々のフェーズを異なる色によりグラフィカル提示するステップと、
    前記利用可能なアクティビティの夫々を該アクティビティの配置可能なフェーズと同じ色でグラフィカル提示するステップと、
    ユーザが前記ワークフローを変更するよう利用可能なアクティビティを前記ワークフローにドラッグしていることを検出するステップと、
    当該アクティビティのための要件が満足される前記ワークフローにおける位置を決定するステップと、
    前記決定された位置をハイライト表示するよう前記グラフィカルユーザインターフェースを動作させるステップと
    を有する方法を実行するよう動作する、コンピュータ可読媒体。
14. 前記方法は、
    前記アクティビティがドラッグされる場合に前記ワークフローに対して前記グラフィカルユーザインターフェース上で当該アクティビティの位置を決定するステップと、
    前記位置に基づき前記ワークフローにおける当該アクティビティの時間的順序を決定するステップと、
    当該アクティビティのための要件が前記時間的順序で前記ワークフローにおいて位置付けられる場合に満足される場合は、前記位置で前記ワークフローをハイライト表示するよう前記グラフィカルユーザインターフェースを動作させるステップと
    を更に有する、請求項１３に記載のコンピュータ可読媒体。
15. 前記方法は、
    当該アクティビティのための要件が前記時間的順序で前記ワークフローにおいて位置付けられる場合に満足されない場合は、前記グラフィカルユーザインターフェースで警報を生成するステップ
    を更に有する、請求項１４に記載のコンピュータ可読媒体。
16. 当該アクティビティのための要件は、当該アクティビティのまえに実行される前提のアクティビティを示す、
    請求項１３に記載のコンピュータ可読媒体。
17. 当該アクティビティのための要件は、単一のワークフローにおいて認められる当該アクティビティのインスタンスの最大数を示す、
    請求項１３に記載のコンピュータ可読媒体。
18. 前記ワークフローは複数のフェーズに分割され、
    当該アクティビティのための要件は、当該アクティビティが位置付けられる許容フェーズを示す、
    請求項１３に記載のコンピュータ可読媒体。

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