JP2009129417A - 情報処理装置、情報処理システム、管理装置、情報端末、方法、プログラム、及びデータ構造 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、管理装置、情報端末、方法、プログラム、及びデータ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、煩雑な操作を要さずに設定値が設定可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域を表示する表示手段と、設定アイコンを第2の表示領域から第1の表示領域に移動可能に操作入力を行うための操作入力手段と、設定アイコンの移動先位置をアクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、アクティビティアイコンに重ねあわされた設定アイコンの設定条件情報をアクティビティに関連付けてプロセスの実行を可能とするとともに、アクティビティアイコンに設定アイコンを重ねて表示する制御を行う制御手段を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、管理装置、情報端末、情報処理方法、プログラム、管理プログラム、端末プログラム、及びデータ構造に関し、特に、ビジネスプロセス動作制御システムなどに関する。
情報処理システムの一例であるワークフロー管理システムが知られている。「ワークフロー」とは、「ビジネスプロセス全体あるいはその一部の自動化であり,これによってドキュメント・情報・タスクが,手続き規則に従って、担当者から担当者へ引き継がれる」ことをいう。また、「ワークフロー管理システム」とは、「一つまたは複数のワークフローエンジンの上で動作するソフトウェアにより実行されるワークフローを定義し、生成し、運用するシステムである。それは,プロセス定義データを解釈し,ワークフローの担当者と相互作用し、必要に応じてアプリケーションを起動する」ものである。更に、「同時に、ワークフローの実行を監視し,その履歴を記録する」ものである。このように、「ワークフロー管理システム」では、定義、生成、運用、監視、記録を行うことができる。
ワークフローにおける作業の単位を「アクティビティ」と呼ぶ。プロセス定義では,アクティビティごとの作業内容,開始と終了の条件,担当者,関連するアプリケーションプログラムとデータなどを定義する。アクティビティ間の順序関係も定義する。そして、各アクティビティ間の順序関係に関連を持たせて、これらの各アクティビティの集合(セット)によって、プロセスを構築する。これにより、ビジネス目標を達成するために実行する必要があるアクティビティを表示部上に表現していく。このようなシステムでは、例えば、受注から顧客情報信用のチェックや在庫チェックまでのプロセスを処理することができる。
ビジネスプロセスの自動実行は、アクティビティと呼ばれる処理単位を定義された制御構造に従って順次実行していくことで行われる。システムの運用時、ビジネスプロセスの動作を監視すると同時に、ビジネスプロセスの実行状態に対して、可用性を確保するため、当該ビジネスプロセスの特定アクティビティの同時実行数を制限したり、実行状態の分析のため特定のアクティビティで実行を一時停止したりするといった、ビジネスプロセスに対する設定や操作が必要になる場合がある。
ビジネスプロセスの状態監視については、ビジネスプロセスの制御構造をアイコンを用いて可視化し、ビジネスプロセスの進行状態や障害発生状況を運用者がリアルタイムで把握できるシステムが提供されている。
例えば、図24に示すように、ビジネスプロセス動作制御装置における表示部1000には、アクティビティアイコン1011(1011a〜1011g)を矢印1012で連結して構成されたビジネスプロセスに関する情報が表示形成される。
このような表示部1000において、各アクティビティの設定条件を設定するには、別途設定画面1013a、1013bを開いた上で、設定に関する設定数値等をキーボードなどによって入力する作業を行うことが行われる。
また、この種の情報処理システムにおいて、アイコンに他のアイコンを貼り付ける関連技術として、例えば以下に示す特許文献1、特許文献2などが挙げられる。
特許文献1では、スイッチアイコンをアイコンに取り付ける例が開示されている。この特許文献1では、ファイルなどのオブジェクトを表すアイコンに対して、スイッチアイコンと呼ばれる二次的なアイコンを付加し、各種スイッチアイコンをクリックすることでそのオブジェクトへの様々な操作を可能にする。
特許文献2では、修飾アイコンを本体のアイコンに付加する例が開示されている。
すなわち、アプリケーションプロセスを画面上に表したアイコンと、マウスなどのアイコン操作手段とを含むグラフィカル・ユーザ・インタフェースを備えたアイコン操作装置において、あるアイコンと他のアイコンとの間で、サービス要求及びサービス提供の相互関係があることを表す修飾アイコンを表示する手段を設けている。
修飾アイコンは、本体のアイコンに接触或いは近接するように表示されている。サービス提供管理リストに対応する修飾アイコンは、本体アイコンの右側に配置されている。サービス受理管理リストに対応する修飾アイコンは、本体アイコンの左側に配置されている。
人が黒板の使用を開始しようとするときは、人を管理するアプリケーション装置に対応する‘人’の形をしたアイコンを、黒板機能を持つアプリケーション装置に対応する‘黒板’の形をしたアイコンに重ねる。
サービス開始メニューで、たとえば、”concurrent drawing”を選択することで、複数の人が同時に書き込める黒板機能の使用開始を宣言する。ユーザは、使用が開始されたことを、‘人’の形をしたアイコンの左側に、‘鉛筆’の形をした修飾アイコンが表示されたことで知る。同時に、‘黒板’の形をしたアイコンの右側に、‘人’の形をした修飾アイコンが表示されたことでも知る。
人が黒板の使用を終了しようとするときは、‘人’の形をしたアイコンをマウスなどで指定する。サービス終了メニュー、”concurrent drawing”を選択することで、複数の人が同時に書き込める黒板機能の使用終了を宣言する。
このように、特許文献2は、異なるアプリケーションの一方のアイコンによるサービスと他方のアイコンによるサービスとをアイコンを重ねることによって相互に関係を持たして、サービス開始を行うものである。
特開平6−274304号公報 特開平7−244573号公報
しかしながら、関連技術においては、次のような不具合がある。
すなわち、図24に示すビジネスプロセス動作制御装置では、プロセスやアクティビティに対する設定の確認や実行については、別途設定画面やダイアログなどを開き設定値を確認したり、チェックボックスにチェックを入れ、数値を入力したりなどの煩雑な操作が必要である、という不具合があった。
また、プロセスの動作状態についても、同時実行数などの数値で表される状態については、別途プロパティ画面などで確認する必要がある、という不具合があった。
加えて、特許文献1では、スイッチアイコンは、操作そのものではなく、操作へのメニューを追加するものである。
このため、スイッチアイコンを取り付けたアイコンをクリックすることによって、例えばバッチファイルの内容を閲覧し、内容の変更(設定変更)をテキスト入力によって行わなければならず、アイコンに関連付けられている設定条件を変更する際には、ユーザに煩雑な作業が伴う、という不具合があった。
さらに、特許文献2では、各アイコンが複数のアプリケーション間での相互作用を表しており、そもそも各アイコンを重ね合わせて各アプリケーションを相互に関連させる技術思想しかなく、アイコンに関連する設定条件の中身(アプリケーション内部の設定条件)を変更することができない、という不具合がある。
また、アイコンに他のアイコンを重ねる操作の他に、サービスの開始には、サービス開始メニューで選択操作を行い、使用開始を行なわなければならない。このため、仮に、特許文献2の技術を、アクティビティアイコンの設定条件情報の設定を行う場合に利用したとすると、アイコンの移動操作に加えて、メニュー選択が必要となる。特に、複数の各アクティビティアイコンに設定を行うには、それぞれのアクティビティアイコンに対する各々の移動操作及びメニュー選択が必要となり、ユーザに負担を強いることとなる、という不具合があった。
本発明は、上記した技術の不具合を解決することを課題としてなされたものであって、その目的とするところは、煩雑な操作を要さずにアクティビティの設定条件が設定可能な情報処理装置、情報処理システム、管理装置、情報端末、情報処理方法、プログラム、管理プログラム、端末プログラム、及びデータ構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する表示手段と、前記設定アイコンを前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に移動可能に操作入力を行うための操作入力手段と、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行う制御手段と、を含むことを特徴としている。
本発明の情報処理システムは、ユーザが利用する情報端末と、前記情報端末と通信可能に形成された管理装置と、を含み、前記情報端末は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する表示手段と、前記設定アイコンを前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に移動可能に操作入力を行うための操作入力手段と、前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置からの前記設定アイコン及び前記アクティビティアイコンに関する情報を受け付ける制御を行う端末制御手段と、を含み、前記管理装置は、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行う通信制御手段と、前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行う管理制御手段と、を含むことを特徴としている。
本発明の管理装置は、ユーザが利用する情報端末と通信可能に形成され、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置であって、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行う通信制御手段と、前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行う管理制御手段と、を含むことを特徴としている。
本発明の情報端末は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置と通信可能に形成された情報端末であって、前記プロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する表示手段と、前記設定アイコンを前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に移動可能に操作入力を行うための操作入力手段と、前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置にて前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とし、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記管理装置より受け付ける制御を行う端末制御手段と、を含むことを特徴としている。
本発明の情報処理方法は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行する処理をコンピュータが行う情報処理方法であって、コンピュータが、前記複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示手段に表示する制御を行う第1制御ステップと、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて前記表示手段に表示する制御を行う第2制御ステップと、を含むことを特徴としている。
本発明のプログラムは、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行する処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、前記複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示手段に表示する制御を行う第1制御機能と、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて前記表示手段に表示する制御を行う第2制御機能と、を含む機能をコンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明の管理プログラムは、ユーザが利用する情報端末と通信可能に形成され、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置が備えたコンピュータが実行する管理プログラムであって、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行う通信制御機能と、前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行う管理制御機能と、を含む機能をコンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明の端末プログラムは、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置と通信可能に形成された情報端末が備えたコンピュータが実行する端末プログラムであって、前記プロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する表示制御を行う端末表示制御機能と、ユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置にて前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とし、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記管理装置より受け付ける制御を行う端末制御機能と、を含む機能をコンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明のデータ構造は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行する処理をコンピュータが行うのに利用されるデータ構造であって、前記アクティビティアイコンを識別する第1の識別情報と、前記アクティビティアイコンの種類を示す第1の画像情報と、前記アイクティビティアイコンの表示手段における位置を示す第1の位置情報とが対応づけられて格納された第1構造部と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを識別する第2の識別情報と、前記設定アイコンの設定条件の種類を示す第2の画像情報と、前記設定アイコンの前記表示手段における位置を示す第2の位置情報とが対応づけられて格納された第2構造部と、前記設定アイコンの設定動作を識別する第3の識別情報と、前記設定アイコンの設定動作の種類を示す設定動作種類情報とが対応づけられて格納された第3構造部と、を含み、前記第1構造部、前記第2構造部、及び前記第3構造部は、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて前記表示手段に表示する制御を行う制御処理を行うのに利用されることを特徴としている。
本発明によれば、制御手段が、アクティビティアイコンに重ねあわされた設定アイコンの設定条件情報をアクティビティに関連付けてプロセスの実行を可能とする制御を行うので、アクティビティアイコンに設定アイコンを重ねる操作のみで、アクティビティアイコンの設定条件を設定できるという、関連技術にない優れた情報処理装置、情報処理システム、管理装置、情報端末、情報処理方法、プログラム、管理プログラム、端末プログラム、及びデータ構造を提供することができる。
〔情報処理装置の基本的構成〕
先ず、情報処理装置の基本的構成について説明する。本発明の情報処理装置は、複数のアクティビティアイコン(例えば図5に示す符号11a〜符号11gなど)を構成要素とするプロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコン(例えば図5に示す符号14など)を表示した第2の表示領域(例えば図5に示す符号13)とを表示する表示手段(例えば図1に示す符号10など)と、前記設定アイコンを前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に移動可能に操作入力を行うための操作入力手段(例えば図1に示す符号20など)と、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行う制御手段(例えば図1に示す符号31、32、33、34からなる構成など)と、を含む構成としている。
このような構成の情報処理装置によれば、制御手段が、アクティビティアイコンに重ねあわされた設定アイコンの設定条件情報をアクティビティに関連付けてプロセスの実行を可能とする制御を行うので、アクティビティアイコンに設定アイコンを重ねる操作のみで、アクティビティアイコンの設定条件を設定できる。
以下、このような本発明の「情報処理装置」を、「ビジネスプロセス動作制御装置」に適用した好適な実施の形態の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
〔第1の実施の形態〕
(ビジネスプロセス動作制御装置の全体構成)
先ず、本実施の形態のビジネスプロセス動作制御装置の具体的構成について、全体構成から説明し、続いて各部の詳細構成について説明することとする。図1は、本発明における第1実施の形態のビジネスプロセス動作制御装置の全体の概略構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態のビジネスプロセス動作制御装置1は、ビジネスプロセスに関連するソフトウエアの各種画面を表示するための表示部10と、この表示部10に表示する前記ビジネスプロセスに関する各種図やアクティビティアイコン、設定アイコンなどの画像を生成するための画像生成部32とを含んで構成される。
さらに、ビジネスプロセス動作制御装置1は、前記ビジネスプロセスの構成要素である
アクティビティアイコンの情報を保持するアクティビティアイコンテーブル41aを格納するためのアクティビティアイコン情報記憶部41と、設定アイコンの情報を保持する設定アイコンテーブル42aを格納するための設定アイコン情報記憶部42とを含んで構成される。
また、ビジネスプロセス動作制御装置1は、前記表示部10に表示される表示画面上にてユーザにより各種操作ないしは表示操作による操作入力を受け付ける入力部20と、この入力部20の操作入力にて入力された各種設定入力情報を判断・解釈する入力解釈部31とを含んで構成される。
さらに、ビジネスプロセス動作制御装置1は、設定アイコンの設定動作情報を保持する設定動作テーブル43aを格納するための設定動作情報記憶部43と、実際のビジネスプロセスを実行する制御処理を行うプロセス実行部34と、このプロセス実行部34で実装されているプロセスの状態を監視すると共に該プロセスの状態情報を画像生成部32へ送る制御処理を行うプロセス監視部33と、を含んで構成されている。
ビジネスプロセス動作制御装置1は、プログラム制御により動作するものであり、ネットワーク関連の機能を有していれば、デスクトップ、ラップトップコンピュータその他無線・有線通信機能を有する情報機器、またはこれに類するコンピュータなどいかなるコンピュータでもよく、移動式・固定式を問わない。
アクティビティアイコン情報記憶部41のアクティビティアイコンテーブル41aは、図2に示すようなデータ構造を有する。アクティビティアイコンテーブル41aは、プロセスの処理単位であるアクティビティの表示に関する情報を保持する。すなわち、アクティビティアイコンテーブル41aは、各アクティビティアイコンを識別するためのアクティビティ識別情報であるアクティビティIDと、各アクティビティの種類を示す画像を定義した画像種類情報と、各アクティビティの位置を示す位置情報とが対応づけて格納されるものである。
図2に示す例では、アクティビティID「1」のアクティビティアイコンに対しては、アクティビティアイコンの種類として「Start」の画像が割り当てられ、アクティビティの位置は(X、Y)=(0、50)の位置となっている。
同様に、アクティビティID「2」のアクティビティアイコンに対しては、アクティビティアイコンの種類として「Copy」の画像が割り当てられ、アクティビティの位置は(X、Y)=(100、50)の位置となっている。
同様に、アクティビティID「3」のアクティビティアイコンに対しては、アクティビティアイコンの種類として「If」の画像が割り当てられ、アクティビティの位置は(X、Y)=(150、50)の位置となっている。
同様に、アクティビティID「4」のアクティビティアイコンに対しては、アクティビティアイコンの種類として「Invoke」の画像が割り当てられ、アクティビティの位置は(X、Y)=(200、50)の位置となっている。
さらに、設定アイコン情報記憶部42の設定アイコンテーブル42aは、図3に示すようなデータ構造を有する。設定アイコンテーブル22aは、設定アイコンの表示に関する情報を保持する。すなわち、設定アイコンテーブル42aは、各設定アイコンを識別するための設定アイコン識別情報である設定アイコンIDと、各設定アイコンの種類を示す画像を定義した設定アイコン画像種類情報と、設定後の各設定アイコンの位置を示す位置情報とが対応づけて格納されるものである。
図3に示す例では、設定アイコンID「1」の設定アイコンに対しては、設定アイコンの種類として「Stop」(一時停止<例えば図5に示す符号14aなど>)の画像が割り当てられ、(一時停止)設定アイコンの設定後の位置は(X、Y)=(0、50)の位置となっている。
同様に、設定アイコンID「2」の設定アイコンに対しては、設定アイコンの種類として「Max」(最大実行数<例えば図5に示す符号14c―1など>)の画像が割り当てられ、(最大実行数)設定アイコンの設定後の位置は(X、Y)=(100、50)の位置となっている。
同様に、設定アイコンID「3」の設定アイコンに対しては、設定アイコンの種類として「Priority」(優先度<例えば図5に示す符号14bなど>)の画像が割り当てられ、(優先度)設定アイコンの設定後の位置は(X、Y)=(150、50)の位置となっている。
さらにまた、設定動作情報記憶部43の設定動作テーブル43aは、図4に示すようなデータ構造を有する。すなわち、設定動作テーブル43aは、各設定動作を識別するための設定動作識別情報である設定動作IDと、各設定動作の種類を定義した設定動作態様情報と、対応する復元動作を規定した復元動作態様情報とが対応づけて格納されるものである。
図4に示す例では、設定動作ID「1」の設定動作に対しては、設定動作の種類として「Stop」(一時停止)の機能が割り当てられ、復元動作に対しては、「Resume」(復元)の機能が割り当てられている。ここにいう「一時停止」は、アクティビティの処理に関して処理を一時停止することを意味する。また、「復元」は、一時停止していたものを解除し、一時停止する前のアクティビティの設定状態に戻すことを意味する。
同様に、設定動作ID「2」の設定動作に対しては、設定動作の種類として「setMaxProcess」(最大実行数の設定)の機能が割り当てられ、復元動作に対しては、「resetMaxProcess」(最大実行数の設定の復元)の機能が割り当てられている。ここにいう、「復元」は、設定されている最大実行数の設定を解除し、設定される前のアクティビティの設定状態に戻すことを意味する。
同様に、設定動作ID「3」の設定動作に対しては、設定動作の種類として「setPriority」(優先度の設定)の機能が割り当てられ、復元動作に対しては、「resetPriority」(優先度の設定の復元)の機能が割り当てられている。ここにいう、「復元」は、設定されている優先度の設定を解除し、設定される前のアクティビティの設定状態に戻すことを意味する。
ここで、入力解釈部31、画像生成部32、プロセス監視部33、及びプロセス実行部34により、「制御手段30」を構成することができる。また、アクティビティアイコン情報記憶部41、設定アイコン情報記憶部42、設定動作情報記憶部43により、「記憶手段」を構成することができる。さらに、表示部10は「表示手段」ということもできる。また、入力部20は「操作入力手段」ということもできる。
従って、ビジネスプロセス動作制御装置1のハードウエア構成は、種々の情報等を表示するための表示手段(スクリーン)としての表示部10、この表示部10の表示画面上(の各種入力欄等)にデータを操作入力するための操作入力手段(例えばキーボード・マウス等)としての入力部20、各種信号・データを送受信するための送受信手段(通信手段)、各種プログラム・各種データを記憶しておく記憶手段(例えばメモリ、ハードディスク等)、これらの制御を司る制御手段30(例えばCPU等)などを有することができる。
この「表示手段」は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示するものである。また、「操作入力手段」は、前記設定アイコンを前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に移動可能に操作入力を行うことができる。
また、「制御手段30」は、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行うことができる。
上述のような構成からなるビジネスプロセス動作制御装置1は、概略つぎのように動作する。
先ず、表示部10は、画像生成部32が生成した画像を表示する。すなわち、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する。
次に、ユーザが操作入力を行うと、入力部20は、ユーザの入力を受け付けそれを入力解釈部31に渡す。
これにより、画像生成部32は、プロセス監視部33からのプロセスの状態情報と、入力解釈部31からのユーザの操作情報とに基づいて画像を生成し、生成された前記画像を表示部10へ渡す。
一方、入力解釈部31は、入力部20から受け取ったユーザ操作入力による設定入力情報を、画像生成部32および設定動作テーブル43aで保持されている情報からプロセス実行部34への命令へと変換し、プロセス実行部34へ実行を依頼する。
プロセス実行部30では、実際にビジネスプロセスを実行するとともに、入力解釈部14からの設定依頼に基づいて、その設定依頼が反映された状態でのビジネスプロセスを実行処理する。さらに、プロセス実行部30は、このようなビジネスプロセスの実行状態をプロセス監視部15に送る。
プロセス監視部33では、プロセス実行部34で実行されているビジネスプロセスの状態を監視し、プロセスの状態を表示部10の画像に反映させるよう画像生成部32へプロセスの状態に関する情報を渡す。
(表示画面例について)
次に、表示部に表示される表示画面の例について、図5に基づいて説明する。図5は、ビジネスプロセス動作制御装置の表示部に表示される表示画面の一例が示されている。
同図に示すように、表示部10には、複数のアクティビティアイコン11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gを構成要素とするプロセスの全体要素を表示した表示領域(第1の表示領域)の他に、各アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコン14を表示した設定アイコン表示領域13(第2の表示領域)が表示形成されている。
各アクティビティアイコン11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gは、矢印12によって連結され、相互に関連付けがなされる。
設定アイコン表示領域13には、種々の種類の設定アイコン14が予め用意されている。具体的には、設定アイコン14には、前記アクティビティに関する処理を一時停止するための一時停止設定アイコン14a、前記アクティビティに関する処理の優先度を設定するための優先度設定アイコン14b、前記アクティビティに関する処理の最大実行数を設定するための最大実行数設定アイコン14c―1などが表示形成されている。
より詳細には、優先度設定アイコン14bには、優先度を示す数値「1」、「2」、「3」、・・・などが表示形成されており、所望の数値のアイコンを選択することによって優先度の設定が可能なように構成されている。また、最大実行数設定アイコン14c―1には、最大実行数を示す数値「10」、「20」、「30」、・・・などが表示形成されており、所望の数値のアイコンを選択することによって最大実行数の設定が可能なように構成されている。
さらに、設定アイコン表示領域13には、前記プロセスの実行時に、前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンの一例である実行数表示アイコン14dを表示形成してもよい。実行数表示アイコン14dは、前記プロセスの実行時において、前記アクティビティの処理における実行数を表示する機能を有する。
ユーザーが入力部20にて操作入力を行うことにより、ポインタPOの指示位置を設定アイコン表示領域13の設定アイコン14の一つである最大実行数設定アイコン14c―1(図5の例では、最大実行数が10と表記されたアイコン)の位置に合わせてドラッグ操作を行い、図5の矢印に示すようにポインタPOの位置を移動させることによって、前記最大実行数設定アイコン14c―1が複製された最大実行数設定アイコン14c―2を移動させる。
最大実行数設定アイコン14c―2の移動先が、アクティビティアイコン11eであるとすると、アクティビティアイコン11eに重なる領域(例えば図5に示すTG1の位置)にてポインタPOの移動を停止させ、ドロップ操作によって、最大実行数設定アイコン14c―2の移動先を確定させる。
移動先が確定すると、アクティビティアイコン11eと重なるように最大実行数設定アイコン14c―2が表示形成される。
図5に示す例では、アクティビティアイコン11dには、設定アイコン14の一種類である一時停止設定アイコン15aが重なるように表示形成されている。これは、アクティビティアイコン11dのアクティビティが、一時停止状態に設定されていることを意味する。
また、アクティビティアイコン11eの一領域TG2には、設定アイコン14の一種類である優先度設定アイコン14bがアクティビティアイコン11eと重なるように表示形成されている。さらに、アクティビティアイコン11eの他の領域TG1には、先に設定された最大実行数設定アイコン14c―2がアクティビティアイコン11eと重なるように表示形成される。
これは、アクティビティアイコン11eのアクティビティが、最大実行数が10、優先度が5に設定されたことを意味する。
ここで、アクティビティアイコン11eに重なる領域にて、設定アイコン14を確定させるには、設定アイコン14の表示領域とアクティビティアイコン11eの表示領域との包含関係が、例えば図7に示すSA1やSA2のような状態にときに成立し、SA3のような状態のときには成立しないような判定基準を有することが好ましい。この場合、図7に示すRSの領域面積が、0でない場合には、設定条件を設定可能とすることができ、他の場合には、エラーとなる。
一方、設定された設定条件を解除する場合の例として、例えば図6に示すような表示画面などが挙げられる。図6は、ビジネスプロセス動作制御装置の表示部に表示される表示画面の一例が示されている。
同図に示すように、表示部10には、複数のアクティビティアイコン11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gを構成要素とするプロセスの全体要素を表示した表示領域(第1の表示領域)の他に、各アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコン14を表示した設定アイコン表示領域13(第2の表示領域)が表示形成され、さらに、前記アクティビティに設定された前記設定アイコン14による設定条件を解除するための設定条件解除アイコン16を表示した第3の表示領域が表示形成されている。
ユーザーが入力部20にて操作入力を行うことにより、ポインタPOの指示位置をアクティビティアイコン11eに重なるように表示形成された優先度設定アイコン15b―1(図6の例では、優先度が5と表記されたアイコン)の位置に合わせてドラッグ操作を行い、図6の矢印に示すようにポインタPOの位置を移動させることによって、前記優先度設定アイコン15bを移動させる。
優先度設定アイコン15bの移動先が、設定条件解除アイコン16(図6の例ではゴミ箱と表記されたアイコン)であるとすると、設定条件解除アイコン16に重なる領域(例えば図6に示すGARの位置)にてポインタPOの移動を停止させ、ドロップ操作によって、優先度設定アイコン15bの移動先を確定させる。
移動先が確定すると、アクティビティアイコン11eに対する優先度の設定が解除され、優先度が設定されていない状態に復元する。
従って、図6の例では、アクティビティアイコン11eの設定は、最大実行数の10のみが設定条件として設定されることになる。
また、設定を解除する場合の設定条件解除アイコン16の表示領域と、設定アイコン14の表示領域との包含関係が、例えば図7に示すSA1やSA2のような状態にときに設定解除が成立し、SA3のような状態のときには設定解除が成立しないような判定基準を有することが好ましい。この場合、図7に示すRSの領域面積が、0でない場合には、設定解除を可能とすることができ、他の場合には、エラーとなる。
このようにして、チェックや数値入力で行っていたプロセスやアクティビティに対する設定や指示を、画面上で表示および操作が可能なアイコン(設定アイコン)で行うこととする。
すなわち、画面上で設定アイコンをアクティビティに重ね合わせて配置することで、そのアクティビティに対する設定を行うようにする。
この際、プロセスやアクティビティに特定の数値などが既に設定されている場合、その設定に対応する設定アイコンをそのアクティビティに重ねて表示する。
さらに、そのアクティビティから設定アイコンを除去することで、その設定をアクティビティから削除する復元処理を行うようにする。
(処理手順について)
次に、上述のような構成を有するビジネスプロセス動作制御装置における前記表示態様を機能させるための各種の処理手順について、図8及び図9を参照しつつ説明する。図9は、本発明の情報処理装置をビジネスプロセス動作制御装置に適用した第1の実施の形態における処理手順の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態に係る情報処理方法は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行する処理をコンピュータが行うものを対象とするものである。
この情報処理方法は、基本的構成として、コンピュータが、前記複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示手段に表示する制御を行う第1制御ステップ(例えば、以下に示す第1の基本画像生成制御ステップ)を含む。
さらに、この情報処理方法では、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて前記表示手段に表示する制御を行う第2制御ステップ(例えば図9に示すステップS101、S103、S104、S105、S106、S110からなるステップ)を含むことができる。
また、この情報処理方法では、コンピュータが、前記アクティビティに設定された前記設定アイコンによる設定条件を解除するための設定条件解除アイコンを表示した第3の表示領域を前記表示手段に表示する制御を行う第3制御ステップ(例えば、以下に示す第2の基本画像生成制御ステップ)を含むことができる。
さらに、この情報処理方法では、前記アクティビティに重ねあわされた設定アイコンを、前記第3の表示領域の前記設定条件解除アイコンに重ね合わせるように移動させる前記ユーザによる操作入力に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティから設定解除した状態で前記プロセスの実行を可能とする制御を行う第4制御ステップ(例えば図9に示すステップS102、S107、S108、S109からなるステップ)を含むことができる。
本実施の形態の処理手順では、前提として、図5及び図6に示す複数のアクティビティアイコンよりなるプロセスを表示した第1の表示領域と、複数種類の設定アイコンを表示した第2の表示領域とが表示部10の表示画面上に画像生成部32により生成され、表示制御されている第1の制御処理が行われているものとする(例えば図8に示すステップS10)。この第1の制御処理は、第1の基本画像生成制御ステップないしは第1の基本画像生成制御機能ということもできる。
さらに、設定条件解除アイコンを表示した第3の表示領域が表示部10の表示画面上に画像生成部32により生成され、表示制御されているものとする(第2の基本画像生成制御ステップないしは第2の基本画像生成制御機能)。
このような前提の下で、ユーザが設定アイコンを選択する操作を行う。
すなわち、まず、ユーザが入力部20を操作すると、制御手段は、設定アイコン14を表示部10の表示画面上に配置する制御処理を行う(図9のステップS101)<設定アイコン配置制御処理ステップないしは設定アイコン配置制御処理機能>。
すなわち、入力解釈部31及び画像生成部32を含む制御手段が、ポインタが指示した(ドロップ)した位置に対応する表示画面上の位置に設定アイコンが表示されるように表示処理を行う。
次に、制御手段に含まれる入力解釈部31は、その情報(ポインタが指示した設定アイコン14の位置情報)を元に画像生成部32へ、配置された設定アイコン14がゴミ箱16と重なっているかどうかを問い合わせる処理を行う(ステップS102)<第1の包含関係判定処理ステップないしは第1の包含関係判定処理機能>。
すなわち、制御手段に含まれる入力解釈部31は、設定アイコン14の表示領域の位置情報と、画像生成部32から取得されるゴミ箱16の表示領域の位置情報とから、双方のアイコンの表示領域(有効領域)の包含関係を判定する。
ステップS102の第1の包含関係判定処理ステップにおいて、入力解釈部31がポインタが指示した設定アイコン14の表示領域とゴミ箱16の表示領域とが重なっていないと判定した場合、入力解釈部31は、さらに、配置された設定アイコン14がアクティビティアイコン11(11a〜11gのいずれか)と重なっているかを問い合わせる処理を行う(ステップS103)<第2の包含関係判定処理ステップないしは第2の包含関係判定処理機能>。
すなわち、制御手段に含まれる入力解釈部31は、ポインタが指示した設定アイコン14の表示領域の位置情報と、画像生成部32から取得されるアクティビティアイコン11(11a〜11gのいずれか)の表示領域の位置情報とから、双方のアイコンの表示領域(有効領域)の包含関係を判定する。
ステップS103の第2の包含関係判定処理ステップにおいて、入力解釈部31がポインタが指示した設定アイコン14の表示領域とアクティビティアイコン11(11a〜11gのいずれか)とが重なっていないと判定した場合、入力解釈部31は、画像生成部32に対して、意味のない動作として設定アイコン14を自動的に元の場所(例えば図5に示す第2の表示領域である設定アイコン表示領域13など)に戻す旨の要求を出力し、画像生成部32はその要求を受けて、エラー(警告)メッセージを表示部10に表示する制御処理を行う(ステップS110)<第1の警告情報表示制御処理ステップ>。
一方、ステップS103の第2の包含関係判定処理ステップにおいて、ポインタが指示した設定アイコン14の表示領域とアクティビティアイコン11(11a〜11gのいずれか)とが重なっていると入力解釈部31が判定した場合、入力解釈部31は、設定動作テーブル43aから、その設定アイコン14に対応する「設定動作」の種類に関する情報を取得する処理を行う。(ステップS104)<設定動作種類情報取得処理ステップ>。
すなわち、入力解釈部31は、先ず、ポインタが指示した設定アイコン14の位置情報及び設定アイコンID情報を、画像生成部32に渡す。画像生成部32は、設定アイコンテーブル42aに、当該設定アイコンIDに対応する位置情報を書き込む処理を行う。これによって、画像生成部32は、設定アイコン14を表示部10上の対応する位置(アクティビティアイコンに重なる領域)に表示することができる。
そして、入力解釈部31は、設定動作テーブル43aを参照し、設定アイコンIDに対応する設定動作の種類(例えば「setMaxProcess」など)を取得する。
次に、入力解釈部31は、画像生成部32より、設定アイコン14と重なるアクティビティアイコン(例えば11e)のアクティビティID(プロセス実行部34でのアクティビティの処理ID)を取得する(ステップS105)<第1のアクティビティ識別情報取得処理ステップないしは第1のアクティビティ識別情報取得処理機能>。
続いて、入力解釈部31は、ステップS105で取得したアクティビティIDで指定したアクティビティに対し、ステップS104で取得した内容の設定動作(例えば「setMaxProcess」など)の実行を、プロセス実行部34に対して依頼する処理を行う(ステップS106)<設定動作実行制御処理ステップないしは設定動作実行制御処理機能>。
これによって、設定アイコン14にて指定した設定条件を、プロセス実行に反映させることができる。
一方、上述のステップS102における第1の包含関係判定処理ステップにおいて、入力解釈部31が、ポインタにて指定され配置された設定アイコン14がゴミ箱16と重なっていると判定した場合は、入力解釈部31は、設定動作テーブル43aを参照し、指定された設定アイコン14の設定アイコンIDに対応する復元動作の種類に関する情報(例えば「resetMaxProcess」)を取得する処理を行う(ステップS107)<復元動作種類情報取得処理ステップ>。
前記ステップS107の復元動作種類情報取得処理ステップに続いて、入力解釈部31は、画像生成部32より、移動前に設定アイコン14がもともと重なっていたアクティビティアイコン(移動した設定アイコン14が移動前に重なっていた以前のアクティビティアイコン)のアクティビティID(プロセス実行部34の以前のアクティビティの処理ID)を取得する処理を行う(ステップS108)<第1の前アクティビティ識別情報取得処理ステップ>。
さらに、前記ステップS108の第1の前アクティビティ識別情報取得処理ステップに続いて、入力解釈部31は、ステップS108にて取得した以前のアクティビティID(プロセス実行部34の以前のアクティビティの処理ID)で指定したアクティビティに対して、ステップS107にて取得した復元動作の内容に関する情報(例えば「resetMaxProcess」)についての実行を行うように、プロセス実行部34に対して実行を依頼する制御処理を行う(ステップS109)<復元動作実行制御処理ステップ>。
ここで、以上のステップS101、S103、S104、S105、S106、S110からなるステップを、「第2制御ステップ」ということもできる。この「第2制御ステップ」は、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて前記表示手段に表示する制御を行うことができる。
さらに、以上のステップS102、S107、S108、S109からなるステップを、「第4制御ステップ」ということもできる。この「第4制御ステップ」は、アクティビティに重ねあわされた設定アイコンを、前記第3の表示領域の前記設定条件解除アイコンに重ね合わせるように移動させる前記ユーザによる操作入力に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティから設定解除した状態で前記プロセスの実行を可能とする制御を行うことができる。
(効果について)
以上のように本実施の形態によれば、設定条件情報の数値を表示した設定アイコンを、アクティビティアイコンに着脱自在に構成してアクティビティに対する設定条件の設定及び解除を容易に行うことができる。
すなわち、プロセスやアクティビティに付加される設定条件を、設定アイコンの移動という形で、ユーザが直接的に付加の操作が可能であるため、プロセスやアクティビティの設定条件の設定を容易に付加できる。
さらに、プロセスやアクティビティに付加されている設定条件を、設定アイコンの移動という形で、ユーザが直接的に削除の操作が可能であるため、プロセスやアクティビティの設定条件を容易に削除、変更できる。
また、プロセスやアクティビティに付加されている設定条件が、設定アイコンという形で常にそのプロセスやアクティビティと明確に関連付けられた形で明示されているため、プロセスやアクティビティに付加されている設定条件(例えば、優先度や最大実行数や一時停止の有無など)を、プロパティ表示などの操作を行うことなく容易に確認できることにある。
このように、プロセスの動作をグラフィカルに監視する画面上で、プロセスを表す図の上にアイコンを配置することで動的にプロセスの動作を制御できる。
さらに、前記設定アイコンは、前記アクティビティに関する処理の最大実行数を設定するための最大実行数設定アイコンを含むことができる。この場合、前記「制御手段」は、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記最大実行数設定アイコンの最大実行数情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記最大実行数設定アイコンを重ねて表示する制御を行うことができる。
これにより、最大実行数の数値が表記された最大実行数設定アイコンを選択することにより、所望の最大実行数の設定を行うことができる。
さらに、前記設定アイコンは、前記アクティビティに関する処理の優先度を設定するための優先度設定アイコンを含むことができる。この場合、前記「制御手段」は、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記優先度設定アイコンの優先度情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記優先度設定アイコンを重ねて表示する制御を行うことができる。
これにより、優先度の数値が表記された優先度設定アイコンを選択することにより、所望の優先度の設定を行うことができる。
また、前記設定アイコンは、前記アクティビティに関する処理を一時停止するための一時停止設定アイコンを含むことができる。この場合、前記「制御手段」は、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記一時停止設定アイコンの一時停止情報を前記アクティビティに関連付けて当該アクティビティが一時停止された状態での前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記一時停止設定アイコンを重ねて表示する制御を行うことができる。
これにより、一時停止設定アイコンを選択することにより、所望のアクティビティに対する一時停止を容易に行うことができる。
さらに、前記「表示手段」は、前記アクティビティに設定された前記設定アイコンによる設定条件を解除するための設定条件解除アイコンを表示した第3の表示領域を含むことができる。この場合、前記「制御手段」は、前記アクティビティに重ねあわされた設定アイコンを、前記第3の表示領域の前記設定条件解除アイコンに重ね合わせるように移動させる前記ユーザによる操作入力に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティから設定解除した状態で前記プロセスの実行を可能とする制御を行うことができる。
ここで、図1に示すブロック図における一部の各ブロック(例えば符号31、32、33、34等)は、コンピュータが適宜なメモリに格納された各種プログラムを実行することにより、該プログラムにより機能化された状態を示すソフトウエアモジュール構成であってもよい。
すなわち、物理的構成は例えば一又は複数のCPU(或いは一又は複数のCPUと一又は複数のメモリ)等ではあるが、各部(回路・手段)によるソフトウエア構成は、プログラムの制御によってCPUが発揮する複数の機能を、それぞれ複数の部(手段)による構成要素として表現したものである。
CPUがプログラムによって実行されている動的状態(プログラムを構成する各手順を実行している状態)を機能表現した場合、CPU内に各部(手段)が構成されることになる。プログラムが実行されていない静的状態にあっては、各手段の構成を実現するプログラム全体(或いは各手段の構成に含まれるプログラム各部)は、メモリなどの記憶領域に記憶されている。
以上に示した各部(手段)の説明は、プログラムにより機能化されたコンピュータをプログラムの機能と共に説明したものと解釈することも出来るし、また、固有のハードウエアにより恒久的に機能化された複数の電子回路ブロックからなる装置を説明したものとも解釈することが出来ることは、当然である。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現でき、いずれかに限定されるものではない。
[第2の実施の形態]
次に、本発明にかかる第2の実施の形態について、図10に基づいて説明する。以下には、前記第1の実施の形態の実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。図10は、本発明の情報処理装置をビジネスプロセス動作制御装置に適用した第2の実施の形態の一例を示すブロック図である。
上述の第1の実施の形態では、設定条件情報の数値を表示した設定アイコンを、アクティビティアイコンに着脱自在に構成してアクティビティに対する設定条件の設定及び解除を容易に行う構成としたが、本実施の形態では、プロセス実行中に状態が順次変化するアクティビティの状況を表示可能な状態表示アイコンを、同様にしてアクティビティアイコンに(ドラッグアンドドロップ操作により)貼り付けることで、指定されたアクティビティに対するプロセス実行中における状況を容易に把握できる構成としている。
(ビジネスプロセス動作制御装置の全体構成)
具体的には、本実施の形態のビジネスプロセス動作制御装置100は、図10に示すように、ビジネスプロセスに関連するソフトウエアの各種画面を表示するための表示部110と、この表示部110に表示する前記ビジネスプロセスに関する各種図やアクティビティアイコン、状態表示アイコンなどの画像を生成するための画像生成部32とを含んで構成される。
さらに、ビジネスプロセス動作制御装置100は、前記ビジネスプロセスの構成要素であるアクティビティアイコンの情報を保持するアクティビティアイコンテーブル141aを格納するためのアクティビティアイコン情報記憶部141と、状態表示アイコンの情報を保持する表示アイコンテーブル144aを格納するための表示アイコン情報記憶部144とを含んで構成される。
また、ビジネスプロセス動作制御装置100は、前記表示部10に表示される表示画面上にてユーザにより各種操作ないしは表示操作による操作入力を受け付ける入力部120と、この入力部120の操作入力にて入力された各種設定入力情報を判断・解釈する入力解釈部131とを含んで構成される。
さらに、ビジネスプロセス動作制御装置100は、状態表示アイコンの状態情報を保持する表示状態テーブル145aを記憶した表示状態情報記憶部145と、実際のビジネスプロセスを実行する制御処理を行うプロセス実行部134と、このプロセス実行部134で実装されているプロセスの状態を監視すると共に該プロセスの状態情報を画像生成部132へ送る制御処理を行うプロセス監視部133と、プロセス監視部133が監視すべき状態のリストを保持する監視リスト146aを記憶した監視リスト情報記憶部146と、を含んで構成されている。
ビジネスプロセス動作制御装置100は、プログラム制御により動作するものであり、ネットワーク関連の機能を有していれば、デスクトップ、ラップトップコンピュータその他無線・有線通信機能を有する情報機器、またはこれに類するコンピュータなどいかなるコンピュータでもよく、移動式・固定式を問わない。
アクティビティアイコン情報記憶部141のアクティビティアイコンテーブル141aは、前記第1の実施の形態の図2に示すようなデータ構造を有する。アクティビティアイコンテーブル141aは、プロセスの処理単位であるアクティビティの表示に関する情報を保持する。すなわち、アクティビティアイコンテーブル141aは、各アクティビティアイコンを識別するためのアクティビティ識別情報であるアクティビティIDと、各アクティビティの種類を示す画像を定義した画像種類情報と、各アクティビティの位置を示す位置情報とが対応づけて格納されるものである。
表示アイコン情報記憶部144の表示アイコンテーブル144aは、例えば図11に示すようなデータ構造を有する。表示アイコンテーブル144aは、状態表示アイコンの表示に関する情報を保持する。すなわち、表示アイコンテーブル144aは、各状態表示アイコンを識別するための状態表示アイコン識別情報である状態表示アイコンIDと、各状態表示アイコンの表示条件(表示内容)の種類を示す画像を定義した状態表示アイコン画像種類情報と、各状態表示アイコンの位置を示す位置情報とが対応づけて格納されるものである。
図10に示す例では、状態表示アイコンID「1」の状態表示アイコンに対しては、状態表示アイコンの種類として「Round」(円<例えば図13に示す符号118b−2など>)の画像が割り当てられ、(実行数)状態表示アイコンの設定後の位置は(X、Y)=(0、50)の位置となっている。
同様に、状態表示アイコンID「2」の状態表示アイコンに対しては、状態表示アイコンの種類として「Square」(四角<例えば図13に示す符号119aなど>)の画像が割り当てられ、(経過時間)状態表示アイコンの設定後の位置は(X、Y)=(100、50)の位置となっている。
さらにまた、表示状態情報記憶部145の表示状態テーブル145aは、図12に示すようなデータ構造を有する。表示状態テーブル145aは、状態表示アイコンに表示すべき状態の情報を保持する。すなわち、表示状態テーブル145aは、表示内容の種類を識別するための表示内容識別情報である表示内容IDと、各表示内容に応じた値を取得するための表示内容パラメータを定義した表示内容パラメータ情報とが対応づけて格納されるものである。
図12に示す例では、表示内容ID「1」に対しては、表示内容パラメータの種類として「ProcessCount」(処理の実行数)の機能が割り当てられている。
同様に、表示内容ID「2」に対しては、表示内容パラメータの種類として「duration」(処理の経過時間情報)の機能が割り当てられている。
監視リスト情報記憶部146の監視リスト146aは、プロセス監視部133で監視すべきプロセス実行部134で実行中のプロセスの状態の情報を保持する。
ここで、入力解釈部131、画像生成部132、プロセス監視部133、及びプロセス実行部134により、「制御手段130」を構成することができる。また、アクティビティアイコン情報記憶部141、表示アイコン情報記憶部144、表示状態情報記憶部145により、「記憶手段」を構成することができる。さらに、表示部110は「表示手段」ということもできる。また、入力部120は「操作入力手段」ということもできる。
この「表示手段」は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、前記プロセスの実行時に、前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを表示した第4の表示領域とを含むことができる。
この場合、前記「制御手段130」は、ユーザの前記操作入力手段による操作入力指示に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記状態表示アイコンを重ねて表示し、前記状態表示アイコンに表示される状態表示条件情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行うことができる。
上述のような構成からなるビジネスプロセス動作制御装置1は、概略つぎのように動作する。
先ず、表示部110は、画像生成部132が生成した画像(アクティビティアイコンや状態表示アイコンなど)を表示する。すなわち、表示部110は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、前記プロセスの実行時に、前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを表示した第4の表示領域とを表示する。
次に、ユーザによる操作入力が行われると、入力部120は、ユーザの入力を受け付けそれを入力解釈部131に渡す。
これにより、画像生成部132は、プロセス監視部133からのプロセスの状態情報と、入力解釈部131からのユーザの操作情報から、画像を生成し表示部110へ渡す。
一方、入力解釈部131は、入力部120から受け取ったユーザ操作を、画像生成部132および表示状態記憶部145の表示状態テーブル145aで保持されている情報からプロセス監視部133で監視すべき状態へと変換し、プロセス監視部133へ監視を依頼する。
ここで、プロセス実行部134では、実際にビジネスプロセスを実行すると同時に、その状態をプロセス監視部133に送っている。
そして、プロセス監視部133は、プロセス実行部134で実装されているプロセスの状態を監視し、画像生成部132へ渡す処理を行う。これによって、プロセスの状態をリアルタイムに画像(状態表示アイコンなど)に反映させることができる。
(表示画面例について)
次に、表示部に表示される表示画面の例について、図13に基づいて説明する。図13は、ビジネスプロセス動作制御装置の表示部に表示される表示画面の一例が示されている。
同図に示すように、表示部110には、複数のアクティビティアイコン111a、111b、111c、111d、111e、111f、111gを構成要素とするプロセスの全体要素を表示した表示領域(第1の表示領域)110Aの他に、各アクティビティに関連する処理状況を表示するための状態表示アイコン118を表示した状態表示アイコン表示領域117(第4の表示領域)が表示形成されている。
各アクティビティアイコン111a、111b、111c、111d、111e、111f、111gは、矢印112によって連結され、相互に関連付けがなされる。
状態表示アイコン表示領域117には、種々の種類の状態表示アイコン118が予め用意されている。具体的には、状態表示アイコン118には、例えばプロセス実行中に変化する前記アクティビティに関する処理の経過時間をリアルタイムに表示するための経過時間表示アイコン118a、プロセス実行中に変化する前記アクティビティに関する処理の実行数をリアルタイムに表示するための実行数表示アイコン118b―1などが表示形成されている。
より詳細には、例えば図13に示すアクティビティアイコン111dに設定された経過時間表示アイコン119aには、現在の経過時間を示す数値「12sec」などが表示形成される。また、例えば図14に示すアクティビティアイコン111eに設定された実行数表示アイコン118b−2には、現在の実行数を示す数値「1」などが表示形成される。
ユーザーが入力部120にて操作入力を行うことにより、図13に示すように、ポインタPOの指示位置を状態表示アイコン表示領域117の状態表示アイコン118の一つである実行数表示アイコン118b―1(図13の例では、円形のアイコン)の位置に合わせてドラッグ操作を行い、図13の矢印に示すようにポインタPOの位置を移動させることによって、前記実行数表示アイコン118b―1が複製された実行数表示アイコン118b−2を移動させる。
実行数表示アイコン118b―2の移動先が、アクティビティアイコン111eであるとすると、アクティビティアイコン111eに重なる領域(例えば図13に示すARの領域)にてポインタPOの移動を停止させ、ドロップ操作によって、実行数表示アイコン111eの移動先を確定させる。
移動先が確定すると、図14に示すように、アクティビティアイコン111eと重なるように実行数表示アイコン118b―2が表示形成される。
図13に示す例では、アクティビティアイコン111dには、状態表示アイコン118の一種類である経過時間表示アイコン119aが重なるように表示形成されている。これは、アクティビティアイコン111dのアクティビティの処理の経過時間が、処理を開始してから12secが経ていることを意味する。
また、図14に示すアクティビティアイコン111eの領域ARには、状態表示アイコン118の一種類である実行数表示アイコン118b―2がアクティビティアイコン111eと重なるように表示形成されている。
これは、アクティビティアイコン111eのアクティビティの処理の現在の実行数が1であることを意味する。
ここで、アクティビティアイコン111eに重なる領域にて、状態表示アイコン118を確定させるには、状態表示アイコン118の表示領域とアクティビティアイコン111eの表示領域との包含関係が、前記第1の実施の形態と同様に、例えば図7に示すSA1やSA2のような状態にときに成立し、SA3のような状態のときには成立しないような判定基準を有することが好ましい。この場合、図7に示すRSの領域面積が、0でない場合には、設定可能とすることができ、他の場合には、エラーとなる。
このようにして、アクティビティアイコン111dに設定された経過時間表示アイコン119aには、図14に示すように、数値「12sec」が表示される。また、アクティビティアイコン111eに設定された実行数表示アイコン118b−1には、図14に示すように、数値「1」が表示される。
そして、プロセスが実行されるに従い、経過時間表示アイコン119aには、図15に示すように、数値「16sec」が表示されるように表示遷移する。また、プロセスが実行されるに従い、実行数表示アイコン118b―1には、図15に示すように、数値「2」が表示されるように表示遷移する。
一方、設定された状態表示アイコンの設定を解除する場合の例として、例えば図16に示すような表示画面などが挙げられる。図16は、ビジネスプロセス動作制御装置の表示部に表示される表示画面の一例が示されている。
同図に示すように、表示部110には、複数のアクティビティアイコン111a、111b、111c、111d、111e、111f、111gを構成要素とするプロセスの全体要素を表示した表示領域(第1の表示領域)の他に、各アクティビティに関連する処理状況を表示するための状態表示アイコン118を配列した状態表示アイコン表示領域118(第4の表示領域)が表示形成され、さらに、前記アクティビティに設定された前記状態表示アイコン118による設定条件を解除するための設定条件解除アイコン116を表示した第3の表示領域が表示形成されている。
ユーザーが入力部120にて操作入力を行うことにより、ポインタPOの指示位置をアクティビティアイコン111eに重なるように表示形成された実行数表示アイコン118b―2(図16の例では、実行数が「2」と表記されたアイコン)の位置に合わせてドラッグ操作を行い、図15の矢印に示すようにポインタPOの位置を移動させることによって、前記実行数表示アイコン118b―2を移動させる。
実行数表示アイコン118b―2の移動先が、設定条件解除アイコン116(図16の例ではゴミ箱と表記されたアイコン)であるとすると、設定条件解除アイコン116に重なる領域(例えば図16に示すGARの位置)にてポインタPOの移動を停止させ、ドロップ操作によって、実行数表示アイコン118b−2の移動先を確定させる。
移動先が確定すると、アクティビティアイコン111eに対する現在実行数表示の設定が解除され、実行数が表示されていない状態に復元する。
また、設定を解除する場合の設定条件解除アイコン116の表示領域と、状態表示アイコン118の表示領域との包含関係が、例えば図7に示すSA1やSA2のような状態にときに設定解除が成立し、SA3のような状態のときには設定解除が成立しないような判定基準を有することが好ましい。この場合、図7に示すRSの領域面積が、0でない場合には、設定解除を可能とすることができ、他の場合には、エラーとなる。
このようにして、状態表示アイコンにより、画像内でプロセスやアクティビティの特定の状態(真偽値や数値)を表示することができる。この際、状態表示アイコンは、画面上で表示および操作が可能なアイコンであるので、プロセスやアクティビティに適宜追加可能である。
これにより、状態表示アイコンがプロセスやアクティビティに重ね合わせて配置された場合、その状態表示アイコンに設定されたプロセスやアクティビティの状態をその状態表示アイコン内で表示し、さらに、プロセスやアクティビティの状態が変化した場合は、状態表示アイコン内の表示もそれに応じて変化させることができる。
(処理手順について)
次に、上述のような構成を有するビジネスプロセス動作制御装置における前記表示態様を機能させるための各種の処理手順について、図17及び図18を参照しつつ説明する。図18は、本発明の情報処理装置をビジネスプロセス動作制御装置に適用した第2の実施の形態における処理手順の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態に係る情報処理方法は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行する処理をコンピュータが行うものを対象とするものである。
この情報処理方法は、基本的構成として、コンピュータが、前記プロセスの実行時に、前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを表示した第4の表示領域を前記表示手段に表示する制御を行う第5制御ステップ(例えば、以下に示す第3の基本画像生成制御ステップなど)を含むことができる。
さらに、この情報処理方法では、ユーザによる操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記状態表示アイコンを重ねて表示し、前記状態表示アイコンに表示される状態表示条件情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行う第6制御ステップ(例えば図18に示すステップS201、S203、S204、S205、S206、S210からなるステップ)を含むことができる。
本実施の形態の処理手順では、前提として、図13に示す複数のアクティビティアイコンよりなるプロセスを表示した第1の表示領域と、複数種類の状態表示アイコンを表示した第4の表示領域とが表示部110の表示画面上に画像生成部132により生成され、表示制御されている第5の制御処理が行われているものとする(図17に示すステップS50)。この第5の制御処理は、第3の基本画像生成制御ステップないしは第3の基本画像生成制御機能ということもできる。
さらに、設定条件解除アイコンを表示した第3の表示領域が表示部10の表示画面上に画像生成部32により生成され、表示制御されているものとする(第4の基本画像生成制御ステップないしは第4の基本画像生成制御機能)。
このような前提の下で、ユーザが設定アイコンを選択する操作を行う。
まず、ユーザが入力部120を操作すると、制御手段は、状態表示アイコン118を表示部110の表示画面上に配置する制御処理を行う(図16のステップS201)<状態表示アイコン配置制御処理ステップないしは状態表示アイコン配置制御処理機能>。
すなわち、入力解釈部131及び画像生成部132を含む制御手段が、ポインタが指示した(ドロップ)した位置に対応する表示画面上の位置に状態表示アイコンが表示されるように表示処理を行う。
次に、制御手段に含まれる入力解釈部131は、その情報(ポインタが指示した状態表示アイコン118の位置情報)を元に画像生成部132へ、配置された状態表示アイコン118がゴミ箱116と重なっているかどうかを問い合わせる処理を行う(ステップS202)<第3の包含関係判定処理ステップないしは第3の包含関係判定処理機能>。
すなわち、制御手段に含まれる入力解釈部131は、状態表示アイコン118の表示領域の位置情報と、画像生成部132から取得されるゴミ箱116の表示領域の位置情報とから、双方のアイコンの表示領域(有効領域)の包含関係を判定する。
ステップS202の第3の包含関係判定処理ステップにおいて、入力解釈部131がポインタが指示した状態表示アイコン118の表示領域とゴミ箱116の表示領域とが重なっていないと判定した場合、入力解釈部131は、さらに、配置された状態表示アイコン118がアクティビティアイコン111(111a〜111gのいずれか)と重なっているかを問い合わせる処理を行う(ステップS203)<第4の包含関係判定処理ステップないしは第4の包含関係判定処理機能>。
すなわち、制御手段に含まれる入力解釈部131は、ポインタが指示した状態表示アイコン118の表示領域の位置情報と、画像生成部132から取得されるアクティビティアイコン111(111a〜111gのいずれか)の表示領域の位置情報とから、双方のアイコンの表示領域(有効領域)の包含関係を判定する。
ステップS203の第4の包含関係判定処理ステップにおいて、入力解釈部131がポインタが指示した状態表示アイコン118の表示領域とアクティビティアイコン111(111a〜111gのいずれか)とが重なっていないと判定した場合、入力解釈部131は、画像生成部132に対して、意味のない動作として状態表示アイコン118を自動的に元の場所(例えば図12に示す第4の表示領域である状態表示アイコン表示領域117など)に戻す旨の要求を出力し、画像生成部132はその要求を受けて、エラー(警告)メッセージを表示部110に表示する制御処理を行う(ステップS210)<第2の警告情報表示制御処理ステップないしは第2の警告情報表示制御処理機能>。
一方、ステップS203の第4の包含関係判定処理ステップにおいて、ポインタが指示した状態表示アイコン118の表示領域とアクティビティアイコン111(111a〜111gのいずれか)とが重なっていると入力解釈部131が判定した場合、入力解釈部131は、表示状態テーブル145aから、その状態表示アイコン118に対応する「状態」(状態表示内容)の種類に関する情報を取得する処理を行う。(ステップS204)<第1の状態表示内容種類情報取得処理ステップないしは第1の状態表示内容種類情報取得処理機能>。
すなわち、入力解釈部131は、先ず、ポインタが指示した状態表示アイコン118の位置情報及び状態表示アイコンID情報を、画像生成部132に渡す。画像生成部132は、表示アイコンテーブル144aに、当該状態表示アイコンIDに対応する位置情報を書き込む処理を行う。これによって、画像生成部132は、状態表示アイコン118を表示部110上の対応する位置(アクティビティアイコンに重なる領域)に表示することができる。
そして、入力解釈部131は、表示状態テーブル145aを参照し、状態表示アイコンIDに対応する状態表示内容の種類(例えば「duration」など)を取得する。
次に、入力解釈部131は、画像生成部132より、状態表示アイコン118と重なるアクティビティアイコン(例えば111e)のアクティビティID(プロセス実行部134でのアクティビティの処理ID)を取得する(ステップS205)<第2のアクティビティ識別情報取得処理ステップないしは第2のアクティビティ識別情報取得処理機能>。
続いて、入力解釈部131は、ステップS205で取得したアクティビティIDで指定したアクティビティに対し、ステップS204で取得した内容の状態表示内容(例えば「duration」など)の実行状態の監視を開始するよう、プロセス監視部133に対して依頼する処理を行う(ステップS206)<実行状態監視制御処理ステップないしは実行状態監視制御処理機能>。
これによって、状態表示アイコン118に対応するアクティビティアイコン111eの状態表示内容(例えば現在の実行数など)がリアルタイムに表示させることができる。
一方、上述のステップS202における第3の包含関係判定処理ステップにおいて、入力解釈部131が、ポインタにて指定され配置された状態表示アイコン118がゴミ箱116と重なっていると判定した場合は、入力解釈部131は、表示状態テーブル145aを参照し、指定された状態表示アイコン118の状態表示アイコンIDに対応する状態表示内容の種類に関する情報(例えば「duration」)を取得する処理を行う(ステップS207)<第2の状態表示内容種類情報取得処理ステップないしは第2の状態表示内容種類情報取得処理機能>。
前記ステップS207の第2の復元動作種類情報取得処理ステップに続いて、入力解釈部131は、画像生成部132より、移動前に状態表示アイコン118がもともと重なっていたアクティビティアイコン(移動した状態表示アイコン118が移動前に重なっていた以前のアクティビティアイコン)のアクティビティID(プロセス実行部134の以前のアクティビティの処理ID)を取得する処理を行う(ステップS208)<第2の前アクティビティ識別情報取得処理ステップないしは第2の前アクティビティ識別情報取得処理機能>。
さらに、前記ステップS208の第2の前アクティビティ識別情報取得処理ステップに続いて、入力解釈部131は、ステップS208にて取得した以前のアクティビティID(プロセス実行部134の以前のアクティビティの処理ID)で指定したアクティビティに対して、ステップS207で取得した状態表示内容(例えば「duration」)の監視を中止するように、プロセス監視部133に対して、実行を依頼する処理を行う(ステップS209)<監視中止実行制御処理ステップないしは監視中止実行制御処理機能>。
(効果について)
以上のように本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、プロセスやアクティビティの状態が、状態表示アイコン内での表示という形で常にそのプロセスやアクティビティと明確に関連付けられた形で明示されているため、プロセスやアクティビティの状態をリアルタイムに容易に確認できる。
また、プロセスやアクティビティに対する状態確認の設定を、状態表示アイコンの移動という形でユーザが直接的に付加および削除の操作が可能であるため、プロセスやアクティビティの状態確認の設定を容易に付加、変更および削除できる。
このように、プロセスの動作をグラフィカルに監視する画面上で、プロセスを表す図上でプロセスの状態を動的に表示できる。
さらに、ビジネスプロセスの運用監視時に、運用に必要な設定をグラフィカルに行うことで、ビジネスプロセスの運用監視を容易にすることができる。
また、ビジネスプロセスの停止などのように、ビジネスプロセスの動作がその設定箇所で到達した時点で発揮されるもののみならず、ビジネスプロセスの同時実行可能数の設定といった、複数のビジネスプロセスにわたる設定や、プロセスの状態表示といった、設定ではない機能など、多様な機能をアイコンで設定できる。
さらに、設定変更なども、ドラッグアンドドロップ操作によって容易に行うことができる。
また、前記状態表示アイコンは、前記プロセスの実行時において、前記アクティビティの処理における経過時間を表示する経過時間表示アイコンを含むことができる。この場合、前記「制御手段」は、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記経過時間表示アイコンの経過時間情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記経過時間表示アイコンを重ねて表示し、前記経過時間表示アイコンに表示される経過時間情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行うことができる。
これにより、プロセス実行に従って変化するアクティビティの処理に関する経過時間表示がリアルタイムに変化する経過時間表示アイコンを参照することによって、当該アクティビティに関する諸量を確認できる。
さらに、前記状態表示アイコンは、前記プロセスの実行時において、前記アクティビティの処理における実行数を表示する実行数表示アイコンを含むことができる。この場合、前記「制御手段」は、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記実行数表示アイコンの実行数情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記実行数表示アイコンを重ねて表示し、前記実行数表示アイコンに表示される実行数情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行うことができる。
これにより、プロセス実行に従って変化するアクティビティの処理に関する実行数表示がリアルタイムに変化する実行数表示アイコンを参照することによって、当該アクティビティに関する諸量を確認できる。
その他の構成およびその他のステップ並びにその作用効果については、前述した第1の実施の形態の場合と同一となっている。また、上記の説明において、上述した各ステップの動作内容及び各部の構成要素をプログラム化し、コンピュータに実行させてもよい。
[第3の実施の形態]
次に、本発明にかかる第3の実施の形態について、図19に基づいて説明する。以下には、前記第1の実施の形態の実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。図19は、本発明の情報処理システムをビジネスプロセス動作制御システムに適用した第3の実施の形態の一例を示すブロック図である。
本実施の形態では、上述の第1の実施の形態をビジネスプロセス動作制御システムとして構成した場合を示している。
すなわち、図19に示すように、本実施の形態のビジネスプロセス動作制御システム201は、前記第1の実施の形態の各部と同様の機能を有する表示装置210、入力装置220、入力解釈装置231、画像生成装置232、プロセス監視装置233、プロセス実行装置234、アクティビティアイコンテーブル241aを備えたアクティビティアイコン情報記憶装置(第1の記憶装置)241、設定アイコンテーブル242aを備えた設定アイコン情報記憶装置(第2の記憶装置)242、設定動作テーブル243aを備えた設定動作情報記憶装置(第3の記憶装置)243を備えた構成とすることもできる。
このようなビジネスプロセス動作制御システム201を構築することによっても、前記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
その他の構成およびその他のステップ並びにその作用効果については、前述した第1の実施の形態の場合と同一となっている。また、上記の説明において、上述した各ステップの動作内容及び各部の構成要素をプログラム化し、コンピュータに実行させてもよい。
[第4の実施の形態]
次に、本発明にかかる第4の実施の形態について、図20に基づいて説明する。以下には、前記第2の実施の形態の実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。図20は、本発明の情報処理システムをビジネスプロセス動作制御システムに適用した第4の実施の形態の一例を示すブロック図である。
本実施の形態では、上述の第2の実施の形態をビジネスプロセス動作制御システムとして構成した場合を示している。
すなわち、図18に示すように、本実施の形態のビジネスプロセス動作制御システム300は、前記第2の実施の形態の各部と同様の機能を有する表示装置310、入力装置320、入力解釈装置331、画像生成装置332、プロセス監視装置333、プロセス実行装置334、アクティビティアイコンテーブル341aを備えたアクティビティアイコン情報記憶装置(第1の記憶装置)341、表示アイコンテーブル344aを備えた表示アイコン情報記憶装置(第4の記憶装置)344、表示状態テーブル345aを備えた表示状態情報記憶装置(第5の記憶装置)345、監視リスト346aを備えた監視リスト情報記憶装置(第6の記憶装置)346aを備えた構成とすることもできる。
このようなビジネスプロセス動作制御システム300を構築することによっても、前記第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
その他の構成およびその他のステップ並びにその作用効果については、前述した第2の実施の形態の場合と同一となっている。また、上記の説明において、上述した各ステップの動作内容及び各部の構成要素をプログラム化し、コンピュータに実行させてもよい。
[第5の実施の形態]
次に、本発明にかかる第5の実施の形態について、図21に基づいて説明する。以下には、前記第1の実施の形態の実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。図21は、本発明の情報処理システムをビジネスプロセス動作制御システムに適用した第5の実施の形態の一例を示すブロック図である。
本実施の形態では、上述の第1の実施の形態を、クライアントサーバ形式のビジネスプロセス動作制御システムとして構成した場合を示している。
具体的には、本実施の形態のビジネスプロセス動作制御システム400は、図21に示すように、ユーザが利用する情報端末402と、前記情報端末402と通信可能に形成された管理装置404とを含んで構成される。
情報端末402は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置404と通信可能に形成される。この情報端末402は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する表示手段としての表示部410を有している。
また、情報端末402は、前記設定アイコンを前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に移動可能に操作入力を行うための操作入力手段としての入力部420を有している。
さらに、情報端末402は、管理装置404と通信を行うための通信制御部421と、入力部420、表示部410、通信制御部421などの各部の制御を司る端末制御部422とを含んで構成されている。また、メモリなどの記憶部を構成することもできる。
この通信制御部421と端末制御部422とにより、「端末制御手段」を構成することもできる。この「端末制御手段」は、前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置からの前記設定アイコン及び前記アクティビティアイコンに関する情報を受け付ける制御を行うことができる。
また、「端末制御手段」は、前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置にて前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とし、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記管理装置より受け付ける制御を行うことができるということもできる。
管理装置404は、ユーザが利用する情報端末402と通信可能に形成され、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能なものであり、前記第1の実施の形態のビジネスプロセス動作制御装置と同様に、入力解釈部431と、画像生成部432と、プロセス監視部433と、プロセス実行部434と、アクティビティアイコンテーブル441aを備えたアクティビティアイコン情報記憶部441、設定アイコンテーブル442aを備えた設定アイコン情報記憶部442と、設定動作テーブル443aを備えた設定動作情報記憶部443と、を含んで構成される。
さらに、前記管理装置404は、情報端末402と通信を行うための通信制御部435を備えている。この通信制御部435は、「通信制御手段」ということもできる。この「通信制御手段」は、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行うことができる。
また、入力解釈部431と、画像生成部432と、プロセス監視部433と、プロセス実行部434とにより「管理制御手段」を構成することもできる。この「管理制御手段」は、前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行うことができる。
さらに、「通信制御手段」は、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行うことができる。
この場合、「管理制御手段」は、前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行うことができる。
このようなビジネスプロセス動作制御システム400を構築することによっても、前記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
その他の構成およびその他のステップ並びにその作用効果については、前述した第1の実施の形態の場合と同一となっている。また、上記の説明において、上述した各ステップの動作内容及び各部の構成要素をプログラム化し、コンピュータに実行させてもよい。
[第6の実施の形態]
次に、本発明にかかる第6の実施の形態について、図22に基づいて説明する。以下には、前記第2の実施の形態の実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。図22は、本発明の情報処理システムをビジネスプロセス動作制御システムに適用した第6の実施の形態の一例を示すブロック図である。
本実施の形態では、上述の第2の実施の形態を、クライアントサーバ形式のビジネスプロセス動作制御システムとして構成した場合を示している。
具体的には、本実施の形態のビジネスプロセス動作制御システム500は、図20に示すように、ユーザが利用する情報端末502と、前記情報端末502と通信可能に形成された管理装置504とを含んで構成される。
情報端末502は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置504と通信可能に形成される。この情報端末502は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、プロセス実行時に、前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを表示した第4の表示領域と、状態表示アイコンの設定を解除するための設定解除アイコンを表示した第3の表示領域とを表示する表示手段としての表示部510を有している。
また、情報端末402は、前記状態表示アイコンを前記第4の表示領域から前記第1の表示領域、又は第4の表示領域から第3の表示領域に移動可能に操作入力を行うための操作入力手段としての入力部420を有している。
さらに、情報端末502は、管理装置504と通信を行うための通信制御部521と、入力部520、表示部510、通信制御部521などの各部の制御を司る端末制御部522とを含んで構成されている。また、メモリなどの記憶部を構成することもできる。
この通信制御部521と端末制御部522とにより、「端末制御手段」を構成することもできる。この「端末制御手段」は、前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置からの前記状態表示アイコン及び前記アクティビティアイコンに関する情報を受け付ける制御を行うことができる。
また、「端末制御手段」は、前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置にて前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの監視を可能とし、前記アクティビティアイコンに前記状態表示アイコンを重ねて表示するための情報を前記管理装置より受け付ける制御を行うことができるということもできる。
管理装置504は、ユーザが利用する情報端末502と通信可能に形成され、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能なものであり、前記第2の実施の形態のビジネスプロセス動作制御装置と同様に、入力解釈部531と、画像生成部532と、プロセス監視部533と、プロセス実行部534と、アクティビティアイコンテーブル541aを備えたアクティビティアイコン情報記憶部541、表示アイコンテーブル544aを備えた表示アイコン情報記憶部544と、表示状態動作テーブル545aを備えた表示状態情報記憶部545と、監視リスト546aを備えた監視リスト情報記憶部546と、を含んで構成される。
さらに、前記管理装置504は、情報端末502と通信を行うための通信制御部535を備えている。この通信制御部535は、「通信制御手段」ということもできる。この「通信制御手段」は、前記状態表示アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記状態表示アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行うことができる。
また、入力解釈部531と、画像生成部532と、プロセス監視部533と、プロセス実行部534とにより「管理制御手段」を構成することもできる。この「管理制御手段」は、前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記状態表示アイコンを重ねて表示する制御を行うことができる。
さらに、「通信制御手段」は、プロセス実行中に前記アクティビティの状態(状態表示条件情報)表示するための状態表示アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記状態表示アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行うことができる。
この場合、「管理制御手段」は、前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記状態表示アイコンを重ねて表示する制御を行うことができる。
このようなビジネスプロセス動作制御システム500を構築することによっても、前記第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
その他の構成およびその他のステップ並びにその作用効果については、前述した第2の実施の形態の場合と同一となっている。また、上記の説明において、上述した各ステップの動作内容及び各部の構成要素をプログラム化し、コンピュータに実行させてもよい。
[各種変形例]
また、本発明にかかる装置及び方法は、そのいくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形が可能である。
例えば、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。すなわち、上記第1の実施の形態では、設定アイコンの種類として、最大実行数設定アイコン、優先度設定アイコン、一時停止設定アイコンの3種類の例を示したが、本発明は、これらの種類を制限するものではなく、設定アイコンとしては他の種々の設定条件を設定することもできる。
さらに、上記第2の実施の形態では、状態表示アイコンの種類として、経過時間表示アイコン、実行数表示アイコンの2種類の例を示したが、本発明は、これらの種類を制限するものではなく、状態表示アイコンとしては他の種々の表示内容をリアルタイムに表示することもできる。
また、上記第1の実施の形態では、最大実行数設定アイコンの種類として、「10」、「20」、「30」、・・の例を示したが、本発明は、これらの種類を制限するものではなく、最大実行数設定アイコンとしては他の種々の設定条件を設定することもできる。
例えば、最大実行数設定アイコンとして10の桁を表示したアイコンと、1の桁を表示したアイコンとを組み合わせて設定する形式であってもよい。
さらに、上記第1の実施の形態では、優先度設定アイコンの種類として、「1」、「2」、「3」、・・の例を示したが、本発明は、これらの種類を制限するものではなく、優先度設定アイコンとしては他の種々の設定条件を設定することもできる。
また、例えば図23に示すように、アクティビティアイコンに対して、設定アイコンと状態表示アイコンとの双方を設定可能に構成する場合であってもよい。
この際、表示手段は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域と、前記プロセスの実行時に、前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを表示した第4の表示領域とを含むことができる。
この場合、前記「制御手段」は、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行い、さらに、ユーザの操作入力指示に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記状態表示アイコンを重ねて表示し、前記状態表示アイコンに表示される状態表示条件情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行うことができる。
さらに、1台のPCにインストールする場合に限らず、クライアント・サーバシステムにおける情報端末及びサーバ(管理装置)であっても構わない。この際、Web上でアクセス可能な構成であっても構わない。さらに、P2Pで利用可能な構成であっても構わない。
さらに、設定変更を行う場合、設定アイコンをゴミ箱に貼り付ける構成としたが、これに限らず、設定アイコンを設定アイコン表示領域のもとの箇所へ戻すことにより設定解除を行う構成であってもよい。
(プログラム)
また、前述した実施形態の機能を実現する本発明のソフトウエアのプログラムは、前述した各実施の形態における各種ブロック図などに示された処理部(処理手段)、機能などに対応したプログラムや、フローチャートなどに示された処理手順、処理手段、機能などに対応したプログラムや、図に示すデータ構造を利用するプログラムなどにおいて各々処理される各処理プログラム、本明細書で全般的に記述される方法(ステップ)、説明された処理、データ(例えば、各種テーブル等)の全体もしくは各部を含む。
具体的には、本発明のプログラムは、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行する処理をコンピュータに行わせるプログラムを対象とするものである。このプログラムは、前記複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示手段に表示する制御を行う第1制御機能(例えば前記第1の実施の形態の第1の基本画像生成制御ステップなど)を含む機能をコンピュータに実行させることができる。
さらに、このプログラムは、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて前記表示手段に表示する制御を行う第2制御機能(例えば図9に示すステップS101、S103、S104、S105、S106、S110からなるステップによる機能)を含む機能をコンピュータに実行させることができる。
また、前記プログラムは、前記アクティビティに設定された前記設定アイコンによる設定条件を解除するための設定条件解除アイコンを表示した第3の表示領域を前記表示手段に表示する制御を行う第3制御機能(例えば前記第1の実施の形態の第2の基本画像生成制御ステップなど)と、前記アクティビティに重ねあわされた設定アイコンを、前記第3の表示領域の前記設定条件解除アイコンに重ね合わせるように移動させる前記ユーザによる操作入力に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティから設定解除した状態で前記プロセスの実行を可能とする制御を行う第4制御機能(例えば図9に示すステップS102、S107、S108、S109からなるステップによる機能)とを含む機能をコンピュータに実行させることができる。
さらに、前記プログラムは、前記プロセスの実行時に、前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを表示した第4の表示領域を前記表示手段に表示する制御を行う第5制御機能(例えば前記第2の実施の形態の第3の基本画像生成制御ステップなど)と、ユーザによる操作入力指示に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記状態表示アイコンを重ねて表示し、前記状態表示アイコンに表示される状態表示条件情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行う第6制御機能(例えば図18に示すステップS201、S203、S204、S205、S206、S210からなるステップによる機能)と、を含む機能をコンピュータに実行させることができる。
さらに、クライアントサーバシステムにおける管理プログラムでは、ユーザが利用する情報端末と通信可能に形成され、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置が備えたコンピュータが実行する管理プログラムを対象とすることができる。
この管理プログラムは、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行う通信制御機能()を含む機能をコンピュータに実行させることができる。
さらに、この管理プログラムは、前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行う管理制御機能を含む機能をコンピュータに実行させることができる。
また、クライアントサーバシステムにおける端末プログラムでは、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置と通信可能に形成された情報端末が備えたコンピュータが実行する端末プログラムを対象とすることができる。
この端末プログラムは、前記プロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する表示制御を行う端末表示制御機能()を含む機能をコンピュータに実行させることができる。
また、この端末プログラムは、ユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置にて前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とし、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記管理装置より受け付ける制御を行う端末制御機能()を含む機能をコンピュータに実行させることができる。
プログラムは、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムは、高水準プロシージャ型またはオブジェクト
指向プログラミング言語で、あるいは必要に応じてアセンブリまたはマシン言語で実装することができる。いずれの場合も、言語はコンパイラ型またはインタープリタ型言語であってもよい。上述のプログラムを、一般のパソコンや携帯型情報端末などで動作可能なアプリケーションソフトに組み込んだものも含む。
プログラムを供給する手法としては、電気通信回線(有線、無線を問わない)によってコンピュータと通信可能に接続された外部の機器から前記電気通信回線を通じて提供することも可能である。
例えば、コンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、プログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバも、本発明の範囲に含まれるものである。
本発明のプログラムによれば、当該プログラムを格納するROM等の記憶媒体から、当該プログラムをコンピュータ(CPU)に読み込んで実行させれば、或いは、当該プログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明に係る装置を比較的簡単に実現できる。発明の思想の具現化例として装置のソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウェアを記憶した記憶媒体上においても当然に存在し、利用される。
また、プログラムは、一次複製品、二次複製品などの複製段階については全く問う余地無く同等である。プログラムの供給方法として通信回線を利用して行なう場合であれば通信回線が伝送媒体となって本発明が利用されることになる。
さらに、各実施の形態の記憶部のテーブルによるデータ構造を構成することができる。この場合、データ構造は、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行する処理をコンピュータが行うのに利用されるデータ構造を対象とするものである。
このデータ構造は、前記アクティビティアイコンを識別する第1の識別情報と、前記アクティビティアイコンの種類を示す第1の画像情報と、前記アイクティビティアイコンの表示手段における位置を示す第1の位置情報とが対応づけられて格納された第1構造部(例えば図2に示す符号41aなど)を含むことができる。
また、このデータ構造は、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを識別する第2の識別情報と、前記設定アイコンの設定条件の種類を示す第2の画像情報と、前記設定アイコンの前記表示手段における位置を示す第2の位置情報とが対応づけられて格納された第2構造部(例えば図3に示す符号42aなど)を含むことができる。
さらに、このデータ構造は、前記設定アイコンの設定動作を識別する第3の識別情報と、前記設定アイコンの設定動作の種類を示す設定動作種類情報とが対応づけられて格納された第3構造部(例えば図3に示す符号43aなど)を含むことができる。
この場合、前記第1構造部、前記第2構造部、及び前記第3構造部は、前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて前記表示手段に表示する制御を行う制御処理を行うのに利用されるものである。
さらに、前記第3構造部は、前記設定アイコンの復元動作の種類を示す復元動作種類情報がさらに対応づけられて格納することもできる。
この場合、前記第1構造部、前記第2構造部、及び前記第3構造部は、前記アクティビティに重ねあわされた設定アイコンを、第3の表示領域の設定条件解除アイコンに重ね合わせるように移動させる前記ユーザによる操作入力に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティから設定解除した状態で前記プロセスの実行を可能とする制御を行う制御処理を行うのに利用されるものである。
また、このようなデータ構造は、前記プロセスの実行時に前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを識別する第4の識別情報と、前記状態表示アイコンの種類を示す第3の画像情報と、前記状態表示アイコンの前記表示手段における位置を示す第3の位置情報とが対応づけられて格納された第4構造部(例えば図10に示す符号144a)を含むことができる。
さらに、データ構造は、前記状態表示アイコンの状態表示を識別する第5の識別情報と、前記状態表示の種類を示す状態表示種類情報とが対応づけられて格納された第5構造部(例えば図11に示す符号145a)を含むことができる。
この場合、前記第4構造部及び前記第5構造部は、ユーザによる操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記状態表示アイコンを重ねて表示し、前記状態表示アイコンに表示される状態表示条件情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御処理を行うのに利用されるものである。
(情報記録媒体)
また、上述のプログラム(管理用プログラム、端末用プログラムを含む)及びデータ構造を、情報記録媒体に記録した構成であってもよい。情報記録媒体には、上述のプログラムを含むアプリケーションプログラムが格納されており、コンピュータが当該情報記録媒体からアプリケーションプログラムを読み出し、当該アプリケーションプログラムをハードディスクにインストールすることが可能である。これにより、上述のプログラムは、磁気記録媒体、光記録媒体あるいはROMなどの情報記録媒体に記録してプログラムを提供することができる。そのようなプログラムが記録された情報記録媒体を、コンピュータにおいて使用することは、好都合な情報処理装置を構成する。
プログラムを供給するための情報記録媒体としては、例えばROM、RAM、フラッシュメモリやSRAM等の半導体メモリ並びに集積回路、あるいはそれらを含むUSBメモリやメモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体等を用いてよく、さらに、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD―R、CD―RW、FD、DVDROM、HDDVD(HDDVD−R−SL<1層>、 HDDVD−R−DL<2層>、HDDVD−RW−SL、HDDVD−RW−DL、HDDVD−RAM−SL)、DVD±R−SL、DVD±R−DL、DVD±RW−SL、DVD±RW−DL、DVD−RAM、Blu−Ray Disk<登録商標>(BD−RーSL、BD−R−DL、BD−RE−SL、BD−RE−DL)、MO、ZIP、磁気カード、磁気テープ、SDカード、メモリスティック、不揮発性メモリカード、ICカード、等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置、等に記録して構成して用いてよい。
さらに「情報記録媒体」は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体ないしは伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、コンピュータ上で稼働しているOS、端末(例えば携帯電話など)上のRTOS等が処理の一部又は全部を行う場合にも、上記実施の形態と同等の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることができる。
さらに、プログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。この場合、本発明の構成は、プログラムの各構成要素(各種の手段、ステップ及びデータ)と、前記プログラム(各種の手段、ステップ及びデータ)を暗号化する暗号化手段と、を含んでよい。
また、上記実施の形態では、クライアントサーバーシステムを例に説明したが、サーバを介さずに端末同士がネットワークを組み、相互にデータを送受信するピアツーピア(Peer
To Peer)通信によるシステムであってもよい。その際、管理装置は、ピア・ツゥ・ピア方式におけるマスタ端末であればよいまた、上述の実施の形態の「システム」を、他の「情報処理システム」と統合したシステムとして、これら全体を本発明の「システム」として構成することも一向に構わない。「情報処理システム」には、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
さらに、上述のプログラムなどが搭載される情報処理装置としては、サーバは、例えばパーソナルコンピュータに限らず、各種サーバー、EWS(エンジニアリングワークステーション)、中型コンピュータ、メインフレームなどが挙げられる。情報端末は、以上の例に加えて、携帯型情報端末、各種モバイル端末、PDA、携帯電話機、ウエアラブル情報端末、種々の(携帯型などの)テレビ・DVDレコーダ・各種音響機器及びそのリモコン、各種情報通信機能を搭載した家電機器、ネットワーク機能を有するゲーム機器等からも利用できる構成としても構わない。あるいは、これらの端末に表示されるアプリケーションとして改良されたものも本発明の範囲に含めることができる。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
さらにまた、本明細書において、フローチャートに示されるステップは、記載された手順に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。また、実装では、プログラム手順(ステップ)が実行される順序を変更することができる。さらに、実装の必要に応じて、本明細書で説明した特定の手順(ステップ)を、組み合わされた手順(ステップ)として実装、除去、追加、または再配置することができる。
さらに、装置の各手段、各機能、各ステップの手順の機能などのプログラムの機能を、専用のハードウエア(例えば専用の半導体回路等)によりその機能を達成してもよく、プログラムの全機能のうち一部の機能をハードウエアで処理し、全機能のうちさらに他の機能をソフトウエアで処理するようにしてもよい。専用のハードウエアの場合、各部を集積回路例えばLSIにて形成されてもよい。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部または全部を含むように1チップ化されても良い。また、LSIには、ストリーミングエンジンなど他の機能ブロックが含まれていても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。
さらに、「通信」では、無線通信および有線通信は勿論、無線通信と有線通信とが混在した通信、即ち、ある区間では無線通信が行われ、他の区間では有線通信が行われるようなものであってもよい。さらに、ある装置から他の装置への通信が有線通信で行われ、他の装置からある装置への通信が無線通信で行われるようなものであってもよい。
そして、この通信には通信網が含まれる。通信網を構成するネットワークとしては、例えば携帯電話回線網(基地局及び交換システムを含む)、公衆電話回線網、IP電話網、ISDN回線網などこれに類する各種回線網、インターネット(乃ち、TCP・IPプロトコルを用いた通信態様)やイントラネット、LAN(イーサネット:登録商標、やギガビットイーサネットなどを含む)、WAN、光ファイバー通信網、電力線通信網、ブロードバンド対応可能な各種専用回線網などいずれのハードウエア構成でもよい。さらに、ネットワークは、TCP・IPプロトコルの他、種々の通信プロトコルを用いたネットワークあるいはソフトウエア的に構築された仮想ネットワークやこれに類するあらゆるネットワークを含むネットワークなどいかなる通信プロトコルであってもよい。また、ネットワークは、有線に限らず、無線(衛星通信、各種高周波通信手段等を含む)ネットワーク(例えば、簡易電話システムや携帯電話のようなシングルキャリア通信システム、W―CDMAやIEEE802.11bに準拠した無線LANのようなスペクトラム拡散通信システム、IEEE802.11aやHiperLAN/2のようなマルチキャリア通信システム、などを含むネットワーク)であっても構わず、これらの組み合わせを利用してもよく、他のネットワークと接続されたシステムであってもよい。さらに、ネットワークは、ポイントツーポイント、ポイントツーマルチポイント、マルチポイントツーマルチポイントなど如何なる形態でもよい。
また、管理装置と情報端末との間の通信構造に際し、いずれか一方又は双方に形成されるインタフェースの種類は、例えばパラレルインタフェース、USBインタフェース、IEEE1394、LANやWAN等のネットワークやその他これに類するもの、もしくは今後開発される如何なるインタフェースであっても構わない。
さらに、設定アイコン、状態表示アイコンによりアクティビティの設定条件を設定する手法は、必ずしも実体のある装置に限られる必要はなく、その方法としても機能することは容易に理解できる。このため、方法にかかる発明も、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法としても有効であることに相違はない。この場合、方法を実現するための一例として情報処理装置、ビジネスプロセス動作制御装置、情報端末、管理装置なども含めることができる。
ところで、このような情報処理装置は、単独で存在する場合もあるし、ある機器(例えば電子機器)に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むものである。従って、ソフトウェアであったりハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。発明の思想の具現化例として装置のソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウェアを記憶した記憶媒体上においても当然に存在し、利用されるといわざるをえない。
さらに、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現されている場合であってもよく、一部を記憶媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものとしてあってもよい。本発明をソフトウェアで実現する場合、ハードウェアやオペレーティングシステムを利用する構成とすることも可能であるし、これらと切り離して実現することもできる。
実現方法は、オペレーティングシステムにおける所定の関数を呼び出して処理することも可能であれば、このような関数を呼び出すことなくハードウェアから入力することも可能である。そして、オペレーティングシステムの介在のもとで実現するとしても、プログラムが媒体に記録されて流通される過程においては、このプログラムだけで本発明を実施できるものと理解することができる。
さらに、情報処理装置における従属請求項は、管理装置、情報端末、情報処理方法,プログラム、管理プログラム、端末プログラム、データ構造において従属請求項に対応した構成にすることも可能である。
さらに、上記各実施の形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。つまり、上述の各実施の形態同士、あるいはそれらのいずれかと各変形例のいずれかとの組み合わせによる例をも含む。この場合において、本実施形態において特に記載しなくとも、各実施の形態及びそれらの変形例に開示した各構成から自明な作用効果については、当然のことながら実施の形態の作用効果として含めることができる。逆に、本実施の形態に記載されたすべての作用効果を奏することのできる構成が、本発明の本質的特徴部分の必須構成要件であるとは限らない。また、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除された構成による実施の形態並びにその構成に基づく技術的範囲も発明になりうる。また、発明の範囲は、図示例に限定されないものとする。
そして、各実施の形態及びそれらの変形例を含むこれまでの記述は、本発明の理解を容易にするために、本発明の多様な実施の形態のうちの一例の開示、すなわち、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、例証するものであり、制限するものではなく、適宜変形及び/又は変更が可能である。本発明は、その技術思想、またはその主要な特徴に基づいて、様々な形で実施することができ、各実施の形態及びその変形例によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
従って、上記に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物を含む趣旨である。
本発明は、コンピュータ産業、データ処理産業、通信業界、その他これに類する情報処理サービス産業に適用可能であり、必ずしも特定の基準に準拠していない可能性のあるコンピュータソフトウェアアプリケーションにも適用可能である。
本発明の情報処理装置をビジネスプロセス動作制御装置に適用した第1の実施の形態による全体構成の一例を示すブロック図である。 図1のビジネスプロセス動作制御装置のアクティビティアイコンテーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 図1のビジネスプロセス動作制御装置の設定アイコンテーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 図1のビジネスプロセス動作制御装置の設定動作テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 図1のビジネスプロセス動作制御装置の表示部に表示される表示画面の一例を説明するための説明図である。 図1のビジネスプロセス動作制御装置の表示部に表示される表示画面の一例を説明するための説明図である。 図1のビジネスプロセス動作制御装置において、表示部に表示されるアクティビティアイコンと設定アイコンとの重なり関係を説明するための説明図である。 本発明の情報処理装置をビジネスプロセス動作制御装置に適用した第1の実施の形態における処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置をビジネスプロセス動作制御装置に適用した第1の実施の形態における処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置をビジネスプロセス動作制御装置に適用した第2の実施の形態による全体構成の一例を示すブロック図である。 図10のビジネスプロセス動作制御装置の表示アイコンテーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 図10のビジネスプロセス動作制御装置の表示状態テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 図10のビジネスプロセス動作制御装置の表示部に表示される表示画面の一例を説明するための説明図である。 図10のビジネスプロセス動作制御装置の表示部に表示される表示画面の一例を説明するための説明図である。 図10のビジネスプロセス動作制御装置の表示部に表示される表示画面の一例を説明するための説明図である。 図10のビジネスプロセス動作制御装置の表示部に表示される表示画面の一例を説明するための説明図である。 本発明の情報処理装置をビジネスプロセス動作制御装置に適用した第2の実施の形態における処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置をビジネスプロセス動作制御装置に適用した第2の実施の形態における処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理システムをビジネスプロセス動作制御システムに適用した第3の実施の形態による全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の情報処理システムをビジネスプロセス動作制御システムに適用した第4の実施の形態による全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の情報処理システムをビジネスプロセス動作制御システムに適用した第5の実施の形態による全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の情報処理システムをビジネスプロセス動作制御システムに適用した第6の実施の形態による全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の他の実施の形態による情報処理装置の表示部に表示される表示画面の一例を説明するための説明図である。 関連技術における情報処理装置の表示部に表示される表示画面の一例を説明するための説明図である。
符号の説明
1 ビジネスプロセス動作制御装置(情報処理装置)
10 表示部
20 入力部
31 入力解釈部
32 画像生成部
33 プロセス監視部
34 プロセス実行部
41 アクティビティアイコン情報記憶部
41a アクティビティアイコンテーブル
42 設定アイコン情報記憶部
42a 設定アイコンテーブル
43 設定動作情報記憶部
43a 設定動作テーブル

400 ビジネスプロセス動作制御システム(情報処理システム)
402 情報端末
404 管理装置






Claims (22)

  1. 複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する表示手段と、
    前記設定アイコンを前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に移動可能に操作入力を行うための操作入力手段と、
    前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行う制御手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記設定アイコンは、
    前記アクティビティに関する処理の最大実行数を設定するための最大実行数設定アイコンを含み、
    前記制御手段は、
    前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記最大実行数設定アイコンの最大実行数情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記最大実行数設定アイコンを重ねて表示する制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記設定アイコンは、
    前記アクティビティに関する処理の優先度を設定するための優先度設定アイコンを含み、
    前記制御手段は、
    前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記優先度設定アイコンの優先度情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記優先度設定アイコンを重ねて表示する制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記設定アイコンは、
    前記アクティビティに関する処理を一時停止するための一時停止設定アイコンを含み、
    前記制御手段は、
    前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記一時停止設定アイコンの一時停止情報を前記アクティビティに関連付けて当該アクティビティが一時停止された状態での前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記一時停止設定アイコンを重ねて表示する制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記表示手段は、
    前記アクティビティに設定された前記設定アイコンによる設定条件を解除するための設定条件解除アイコンを表示した第3の表示領域を含み、
    前記制御手段は、
    前記アクティビティに重ねあわされた設定アイコンを、前記第3の表示領域の前記設定条件解除アイコンに重ね合わせるように移動させる前記ユーザによる操作入力に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティから設定解除した状態で前記プロセスの実行を可能とする制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記表示手段は、
    前記プロセスの実行時に、前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを表示した第4の表示領域を含み、
    前記制御手段は、
    ユーザの前記操作入力手段による操作入力指示に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記状態表示アイコンを重ねて表示し、前記状態表示アイコンに表示される状態表示条件情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置において、
    前記状態表示アイコンは、
    前記プロセスの実行時において、前記アクティビティの処理における経過時間を表示する経過時間表示アイコンを含み、
    前記制御手段は、
    前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記経過時間表示アイコンの経過時間情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記経過時間表示アイコンを重ねて表示し、前記経過時間表示アイコンに表示される経過時間情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項6に記載の情報処理装置において、
    前記状態表示アイコンは、
    前記プロセスの実行時において、前記アクティビティの処理における実行数を表示する実行数表示アイコンを含み、
    前記制御手段は、
    前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記実行数表示アイコンの実行数情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記実行数表示アイコンを重ねて表示し、前記実行数表示アイコンに表示される実行数情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
  9. ユーザが利用する情報端末と、
    前記情報端末と通信可能に形成された管理装置と、
    を含み、
    前記情報端末は、
    複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する表示手段と、
    前記設定アイコンを前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に移動可能に操作入力を行うための操作入力手段と、
    前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置からの前記設定アイコン及び前記アクティビティアイコンに関する情報を受け付ける制御を行う端末制御手段と、
    を含み、
    前記管理装置は、
    前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行う通信制御手段と、
    前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行う管理制御手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
  10. ユーザが利用する情報端末と通信可能に形成され、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置であって、
    前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行う通信制御手段と、
    前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行う管理制御手段と、
    を含むことを特徴とする管理装置。
  11. 複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置と通信可能に形成された情報端末であって、
    前記プロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する表示手段と、
    前記設定アイコンを前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に移動可能に操作入力を行うための操作入力手段と、
    前記操作入力手段によるユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置にて前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とし、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記管理装置より受け付ける制御を行う端末制御手段と、
    を含むことを特徴とする情報端末。
  12. 複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行する処理をコンピュータが行う情報処理方法であって、
    コンピュータが、前記複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示手段に表示する制御を行う第1制御ステップと、
    前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて前記表示手段に表示する制御を行う第2制御ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 請求項12に記載の情報処理方法において、
    コンピュータが、前記アクティビティに設定された前記設定アイコンによる設定条件を解除するための設定条件解除アイコンを表示した第3の表示領域を前記表示手段に表示する制御を行う第3制御ステップと、
    前記アクティビティに重ねあわされた設定アイコンを、前記第3の表示領域の前記設定条件解除アイコンに重ね合わせるように移動させる前記ユーザによる操作入力に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティから設定解除した状態で前記プロセスの実行を可能とする制御を行う第4制御ステップと、
    をさらに有することを特徴とする情報処理方法。
  14. 請求項12に記載の情報処理方法において、
    コンピュータが、前記プロセスの実行時に、前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを表示した第4の表示領域を前記表示手段に表示する制御を行う第5制御ステップと、
    ユーザによる操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記状態表示アイコンを重ねて表示し、前記状態表示アイコンに表示される状態表示条件情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行う第6制御ステップと、
    をさらに有することを特徴とする情報処理方法。
  15. 複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行する処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、
    前記複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示手段に表示する制御を行う第1制御機能と、
    前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて前記表示手段に表示する制御を行う第2制御機能と、
    を含む機能をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムにおいて、
    前記アクティビティに設定された前記設定アイコンによる設定条件を解除するための設定条件解除アイコンを表示した第3の表示領域を前記表示手段に表示する制御を行う第3制御機能と、
    前記アクティビティに重ねあわされた設定アイコンを、前記第3の表示領域の前記設定条件解除アイコンに重ね合わせるように移動させる前記ユーザによる操作入力に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティから設定解除した状態で前記プロセスの実行を可能とする制御を行う第4制御機能と、
    を含む機能をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  17. 請求項15に記載のプログラムにおいて、
    前記プロセスの実行時に、前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを表示した第4の表示領域を前記表示手段に表示する制御を行う第5制御機能と、
    ユーザによる操作入力指示に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記状態表示アイコンを重ねて表示し、前記状態表示アイコンに表示される状態表示条件情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御を行う第6制御機能と、
    を含む機能をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. ユーザが利用する情報端末と通信可能に形成され、複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置が備えたコンピュータが実行する管理プログラムであって、
    前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定する前記情報端末からのユーザの操作指示要求を受け付けるとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記情報端末に対して送信する制御を行う通信制御機能と、
    前記操作指示要求に基づいて、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示する制御を行う管理制御機能と、
    を含む機能をコンピュータに実行させることを特徴とする管理プログラム。
  19. 複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行可能な管理装置と通信可能に形成された情報端末が備えたコンピュータが実行する端末プログラムであって、
    前記プロセスの全体要素を表示可能な第1の表示領域と、前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを表示した第2の表示領域とを表示する表示制御を行う端末表示制御機能と、
    ユーザの操作入力指示に基づいて、前記管理装置に対して操作指示要求を送信するとともに、前記管理装置にて前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とし、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて表示するための情報を前記管理装置より受け付ける制御を行う端末制御機能と、
    を含む機能をコンピュータに実行させることを特徴とする端末プログラム。
  20. 複数のアクティビティアイコンを構成要素とするプロセスを実行する処理をコンピュータが行うのに利用されるデータ構造であって、
    前記アクティビティアイコンを識別する第1の識別情報と、前記アクティビティアイコンの種類を示す第1の画像情報と、前記アイクティビティアイコンの表示手段における位置を示す第1の位置情報とが対応づけられて格納された第1構造部と、
    前記アクティビティに関連する設定条件情報を設定するための設定アイコンを識別する第2の識別情報と、前記設定アイコンの設定条件の種類を示す第2の画像情報と、前記設定アイコンの前記表示手段における位置を示す第2の位置情報とが対応づけられて格納された第2構造部と、
    前記設定アイコンの設定動作を識別する第3の識別情報と、前記設定アイコンの設定動作の種類を示す設定動作種類情報とが対応づけられて格納された第3構造部と、
    を含み、
    前記第1構造部、前記第2構造部、及び前記第3構造部は、
    前記設定アイコンの移動先位置を前記アクティビティアイコンに重なる領域に確定するユーザの操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティアイコンに前記設定アイコンを重ねて前記表示手段に表示する制御を行う制御処理を行うのに利用されることを特徴とするデータ構造。
  21. 請求項20に記載のデータ構造において、
    前記第3構造部は、
    前記設定アイコンの復元動作の種類を示す復元動作種類情報とがさらに対応づけられて格納され、
    前記第1構造部、前記第2構造部、及び前記第3構造部は、
    前記アクティビティに重ねあわされた設定アイコンを、第3の表示領域の設定条件解除アイコンに重ね合わせるように移動させる前記ユーザによる操作入力に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記設定アイコンの設定条件情報を前記アクティビティから設定解除した状態で前記プロセスの実行を可能とする制御を行う制御処理を行うのに利用されることを特徴とするデータ構造。
  22. 請求項20に記載のデータ構造において、
    前記プロセスの実行時に前記アクティビティの状態を表示する状態表示アイコンを識別する第4の識別情報と、前記状態表示アイコンの種類を示す第3の画像情報と、前記状態表示アイコンの前記表示手段における位置を示す第3の位置情報とが対応づけられて格納された第4構造部と、
    前記状態表示アイコンの状態表示を識別する第5の識別情報と、前記状態表示の種類を示す状態表示種類情報とが対応づけられて格納された第5構造部と、
    をさらに有し、
    前記第4構造部及び前記第5構造部は、
    ユーザによる操作入力指示に基づいて、コンピュータが、前記アクティビティアイコンに重ねあわされた前記状態表示アイコンの状態表示条件情報を前記アクティビティに関連付けて前記プロセスの実行を可能とするとともに、前記アクティビティに前記状態表示アイコンを重ねて表示し、前記状態表示アイコンに表示される状態表示条件情報が前記プロセスの実行とともに変化する制御処理を行うのに利用されることを特徴とするデータ構造。




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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012027181A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Sharp Corp 表示操作装置及び画像処理装置
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