JP6371139B2 - 切替方法 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮装置、圧縮装置の態様の切替方法及び圧縮装置の組立方法に関するものである。
近年、特許文献1に開示されるように、圧縮ガスの熱エネルギーを回収して発電を行う技術が提案されている。特許文献1には、圧縮機と、圧縮機から吐出された圧縮ガスと液相作動媒体とを熱交換させる蒸発器と、蒸発器から流出したガスを冷却する冷却器と、蒸発器から流出した気相作動媒体が流入するタービンと、タービンに接続された交流発電機と、タービンから流出した作動媒体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出した液相作動媒体を蒸発器へ圧送する循環ポンプと、蒸発器、タービン、凝縮器及び循環ポンプを接続する作動媒体流路と、を備える圧縮機のエネルギー回収システムが開示されている。冷却器には、冷却流体供給流路を通じて冷却流体(例えば冷却水)が供給されている。このシステムでは、圧縮ガスが有するエネルギーが蒸発器で回収され、そのエネルギーによって交流発電機での発電が行われている。
特開2013−057256号公報
ところで、特許文献1では、蒸発器および冷却器、すなわち、互いに独立した2つの熱交換器が圧縮ガスの流路上に設けられるため当該流路における流路抵抗が増大し、圧縮ガスの吐出圧が低下してしまう。さらに、圧縮機や冷却器などの機器が1つの収容部内に収容される圧縮装置の場合、収容部内に蒸発器を設置するスペースを確保することが困難である。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、圧縮ガスの流路における流路抵抗の増大を抑えつつ膨張機を駆動する作動媒体が流れる作動媒体流路が取り付けられた熱交換器を圧縮装置に容易に設けることを目的としている。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、ガスを圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から吐出された圧縮ガスの熱を回収する熱交換器と、を備え、前記熱交換器が、圧縮ガスが通過するガス流路と、両端に接続端部を有する第1流路と、両端に接続端部を有する第2流路と、前記第1流路の一方の接続端部及び前記第2流路の一方の接続端部に対して着脱自在に接続可能で前記第1流路と前記第2流路とを連通させる形状を有する第3流路と、を備え、冷却流体が流れる冷却流路に前記第1流路、前記第2流路及び前記第3流路が接続される第1態様と、前記第3流路が取り外された状態において、圧縮ガスの熱を回収して膨張機を駆動する作動媒体が流れる作動媒体流路に前記第1流路が接続され、かつ、前記冷却流路に前記第2流路が接続される第2態様と、の間を切り替え可能である、圧縮装置を提供する。
本発明では、第1流路の一方の接続端部及び第2流路の一方の接続端部に第3流路を接続することにより、第1態様として第1流路及び第2流路に共通の媒体(例えば冷却水)を流すことによって圧縮ガスを冷却することが可能となる。一方、第1流路及び第2流路から第3流路を取り外すことにより、第2態様として第1流路及び第2流路に互いに異なる媒体を流すことによって圧縮ガスを冷却することが可能となる。圧縮装置では、大掛かりな変更を加えることなく、第1態様から第2態様へ容易に切り替えることができる。また、圧縮ガスの流路上に冷却流体が流れる熱交換器、及び、作動媒体が流れる熱交換器を別体として設ける場合に比べて圧縮ガスの流路抵抗の増大を抑えることができ、圧縮ガスの圧力を確保することができる。
この場合において、前記第3流路が、前記ガス流路、前記第1流路及び前記第2流路を収容する前記熱交換器の筐体の外部に位置することが好ましい。
このようにすれば、第3流路を容易に取り外すことができる。
また、本発明は、ガスを圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から吐出された圧縮ガスの熱を回収する熱交換器と、を備え、前記熱交換器が、圧縮ガスが通過するガス流路と、両端に接続端部を有し、圧縮ガスの熱を回収して膨張機を駆動する作動媒体が流れる作動媒体流路に接続可能である第1流路と、冷却流体が流れる冷却流路に接続される第2流路と、前記第1流路が前記作動媒体流路に接続される前の状態において、前記第1流路の両端の接続端部に対して着脱自在に接続され、前記第1流路を閉塞する閉塞部材と、を備える、圧縮装置を提供する。
本発明では、予め、熱交換器内の流路に閉塞部材にて閉塞された部位を設けることにより、作動媒体にて圧縮ガスの熱を回収する際に圧縮装置に大掛かりな変更を加えることなく、容易に作動媒体流路を圧縮装置に取り付けることができる。また、圧縮ガスの流路上に冷却流体が流れる熱交換器、及び、作動媒体が流れる熱交換器を別体として設ける場合に比べて圧縮ガスの流路抵抗の増大を抑えることができ、圧縮ガスの圧力を確保することができる。また、閉塞部材により閉塞されている流路内は、クリーンな状態に維持される。
また、本発明において、前記作動媒体流路と、前記膨張機と、前記膨張機に接続された動力回収部と、前記膨張機から流出した作動媒体を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮した作動媒体を前記熱交換器へ作動媒体を送るポンプと、を備え、前記ポンプ、前記熱交換器、前記膨張機及び前記凝縮器が前記作動媒体流路に接続される熱エネルギー回収ユニットをさらに備えることが好ましい。
このようにすれば、作動媒体によるランキンサイクルを利用して熱交換器において圧縮ガスを作動媒体で冷却するとともにそのときに作動媒体が圧縮ガスから受け取った熱エネルギーを動力回収部で回収することが可能となる。
また、本発明において、前記第1流路は、前記熱交換器内において前記第2流路よりも上流側に配置されていることが好ましい。
この態様では、第2流路を流れる冷却流体で圧縮ガスが冷却される前に当該圧縮ガスの有する熱エネルギーが作動媒体により有効に回収されるので、作動媒体が圧縮ガスからより多くのエネルギーを回収することが可能となる。
また、本発明において、前記ガス流路が前記熱交換器の筐体の内部空間であり、前記第1流路及び前記第2流路が、前記内部空間にて蛇行しつつ延びるチューブであることが好ましい。
この態様では、熱交換器がいわゆるシェル&チューブ式であり、圧縮ガスが筐体の内部空間を通るため、圧縮ガスを配管に通す場合に比べて圧縮ガスに生じる圧力損失を低減することができる。さらに、第1流路及び第2流路が蛇行して延びるチューブであることから、圧縮ガスからの熱回収を効率よく行うことができる。
この場合において、前記第1流路の外面及び前記第2流路の外面には、複数のフィンが形成されていることが好ましい。
このようにすれば、圧縮ガスと第1流路との接触面積及び圧縮ガスと第2流路との接触面積がそれぞれ大きくなるので、圧縮ガスの冷却効率が向上する。
また、本発明は、圧縮装置の態様の切替方法であって、前記第1態様から前記第2態様へと切り替える際に、前記膨張機と、前記膨張機から流出した作動媒体を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮した作動媒体を前記熱交換器へ送るポンプと、前記ポンプ、前記膨張機及び前記凝縮器が接続される前記作動媒体流路と、を有する組立体を準備する準備工程と、前記第1流路及び前記第2流路から前記第3流路を取り外す取外工程と、前記作動媒体流路の両端の接続端部を前記第1流路の両端の接続端部にそれぞれ接続し、かつ、前記冷却流路の両端の接続端部を前記第2流路の両端の接続端部にそれぞれ接続する接続工程と、を備える、切替方法を提供する。
この方法では、第3流路を通じて第1流路及び第2流路を流れる1種類の媒体により圧縮ガスを冷却する第1態様から、第1流路を流れる作動媒体及び第2流路を流れる冷却流体の2種類の媒体により圧縮ガスを冷却しつつ、第1流路で作動媒体が圧縮ガスから受け取った熱エネルギーを熱エネルギー回収ユニットの動力回収部で回収する第2態様に、簡単に切り替えることができる。
この場合において、前記取外工程と前記接続工程との間に前記第1流路内を流れていた冷却流体を除去する除去工程をさらに備えることが好ましい。
このようにすれば、第1態様から第2態様に切り替えられる前に、第1態様において第1流路を流れていた流体が除去されるため、第2態様において第1流路を流れる作動媒体との混合が抑制される。
また、本発明は、圧縮装置の組立方法であって、前記膨張機と、前記膨張機から流出した作動媒体を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮した作動媒体を前記熱交換器へ送るポンプと、前記ポンプ、前記膨張機及び前記凝縮器が接続される前記作動媒体流路と、を有する組立体を準備する第1準備工程と、前記第1流路から前記閉塞部材を取り外す取外工程と、前記作動媒体流路の両端の接続端部を前記第1流路の両端の接続端部にそれぞれ接続し、かつ、前記冷却流路の両端の接続端部を前記第2流路の両端の接続端部にそれぞれ接続する接続工程と、を備える、組立方法を提供する。
この方法では、作動媒体にて圧縮ガスの熱を回収する際に圧縮装置に大掛かりな変更を加えることなく、容易に作動媒体流路を圧縮装置に取り付けることができる。
この場合において、前記圧縮機と前記熱交換器とを組み立て、前記閉塞部材により前記熱交換器の前記第1流路を閉塞する第2準備工程をさらに備え、前記第1準備工程及び前記第2準備工程を組立施設にて行い、前記取外工程及び前記接続工程を前記圧縮装置の据え付け地にて行うことが好ましい。
熱エネルギー回収ユニットを組立施設内にて行い、熱エネルギー回収ユニットの圧縮機及び熱交換器への取り付けを据え付け地にて行うことにより、熱エネルギー回収ユニットと圧縮機及び熱交換器とが組立施設内にて組み立てられた状態で据え付け地に搬送される場合に比べて搬送作業や搬送コストを低減することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、圧縮ガスの流路における流路抵抗の増大を抑えつつ膨張機を駆動する作動媒体が流れる作動媒体流路が取り付けられた熱交換器を圧縮装置に容易に設けることができる。
本発明の第1実施形態の圧縮装置の構成の概略を示す図である。 図1の圧縮装置に対して排熱回収ユニットが接続された状態の図である。 本発明の第2実施形態の圧縮装置の構成の概略を示す図である。
本発明の好ましい実施形態について、以下、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の圧縮装置について、図1を参照しながら説明する。
図1に示されるように、本圧縮装置は、空気等のガスを圧縮する第1圧縮機10と、第1熱交換器20と、第1熱交換器20から流出した圧縮ガスをさらに圧縮する第2圧縮機110と、第2熱交換器120と、冷却流路50と、後述の熱エネルギー回収ユニット40(図2参照)とを備えている。以下の説明では、第1圧縮機10、第1熱交換器20、第2圧縮機110及び第2熱交換器120をまとめて圧縮装置の「本体部」という。本実施形態では、本体部が1つの収容部(図示省略)内に収容される。
第1熱交換器20は、シェル&チューブ式であり、圧縮ガスが通過するガス流路22と、第1流路24と、第2流路26と、第3流路30と、を備えている。第1熱交換器20の筐体29内にガス流路22、第1流路24及び第2流路26が収容される。接続端部30aを含む第3流路30全体は筐体29の外部に位置する。ガス流路22は筐体29に形成された内部空間であり、第1流路24及び第2流路26は当該内部空間にて蛇行しつつ延びるチューブである。第1流路24は一方側の端部に形成された接続端部24aと、他方側の端部に形成された接続端部24bと、を有している。第1流路24の外面には、複数のフィン25が形成されている。
第2流路26は一方側の端部に形成された接続端部26aと、他方側の端部に形成された接続端部26bと、を有している。第2流路26の外面には、複数のフィン27が形成されている。第2流路26は、ガス流路22中の圧縮ガスの流れ方向において第1流路24よりも下流側に配置されている。
第3流路30は、その接続端部30aが第1流路24の接続端部24a及び第2流路26の接続端部26aに接続され、第1流路24と第2流路26とを連通させる。第3流路30の接続端部30aは、第1流路24の接続端部24a及び第2流路26の接続端部26aに対して着脱自在である。
第2圧縮機110は、第1熱交換器20の下流側に配置されている。第2圧縮機110の構造は、第1圧縮機のそれと同じである。
第2熱交換器120は、第2圧縮機110の下流側に配置されている。第2熱交換器120の構造は、第1熱交換器20のそれと同じであるので説明を簡略化する。すなわち、第2熱交換器120は、ガス流路122、第1流路124、第2流路126及び第3流路130を有している。ガス流路122、第1流路124、第2流路126は筐体129内に収容され、第3流路130は筐体129の外部に位置する。第1流路124の外面及び第2流路126の外面には複数のフィン125,127が形成されている。第1流路124の接続端部124a、及び、第2流路126の接続端部126aがそれぞれ第3流路130の接続端部に着脱自在に接続され、第3流路130により第1流路124及び第2流路126が連通される。
冷却流路50には圧縮ガスを冷却するための冷却流体が流れる。冷却流体として例えば、水が利用される。冷却流体は水以外の液体であってもよい。冷却流路50は分岐流路51を有する。第1熱交換器20では、第1流路24の第3流路30が接続される接続端部24aとは反対側の接続端部24bが冷却流路50の接続端部50aに着脱自在に接続される。また、第2流路26の第3流路30が接続される接続端部26aとは反対側の接続端部26bが冷却流路50の接続端部50aに着脱自在に接続される。これにより、第1熱交換器20には、冷却流路50を介して第1流路24、第2流路26及び第3流路30に冷却流体が流れる。
第2熱交換器120では、第1流路124の第3流路130が接続される接続端部124aとは反対側の接続端部124bが分岐流路51の接続端部51aに着脱自在に接続される。第2流路126の第3流路130が接続される接続端部126aとは反対側の接続端部126bが分岐流路51の接続端部51aに着脱自在に接続される。これにより、第2熱交換器120には、分岐流路51を介して第1流路124、第2流路126及び第3流路130に冷却流体が流れる。
以下の説明では、冷却流路50及び分岐流路51に第1流路24,124、第2流路26,126及び第3流路30,130が接続される圧縮装置の態様を「第1態様」と呼ぶ。第1態様では、第1熱交換器20において、第1流路24及び第2流路26を流れる冷却流体がガス流路22を通過する圧縮ガスと熱交換し、圧縮ガスが冷却される。これにより、高温の圧縮ガスが第2圧縮機110に流入することによる第2圧縮機110の不具合の発生を防止することができる。第2熱交換器120においても、第1流路124及び第2流路126を流れる冷却流体がガス流路122を通過する圧縮ガスと熱交換し、圧縮ガスが冷却される。なお、第1熱交換器20から流出した冷却流体は第2熱交換器120から流出した冷却流体と合流する。
次に、図2を参照しながら、熱エネルギー回収ユニット40について説明する。
熱エネルギー回収ユニット40は、いわゆるランキンサイクル装置であり、ポンプ42と、膨張機44と、動力回収部45と、凝縮器46と、作動媒体が循環する循環流路である作動媒体流路48とを備える。作動媒体流路48は分岐流路49を備える。後述するように第1熱交換器20及び第2熱交換器120は、熱エネルギー回収ユニット40の一部として液状の作動媒体を蒸発する蒸発器としての役割も果たす。本実施形態では、作動媒体としてR245fa等の水よりも低沸点の有機流体が利用される。
作動媒体流路48は、膨張機44、凝縮器46、ポンプ42並びに第1熱交換器20及び第2熱交換器120をこの順に接続している。作動媒体流路48は、第1熱交換器20の第1流路24の各接続端部24a,24bに対して着脱自在に接続可能な接続端部48aを有している。この接続端部48aは、作動媒体流路48のうち当該作動媒体流路48とポンプ42との接続部よりも下流側でかつ当該作動媒体流路48と膨張機44との接続部よりも上流側の部位に形成されている。
分岐流路49は、作動媒体流路48のうちポンプ42と膨張機44との間の部位に対して並列に接続されている。換言すれば、分岐流路49は、ポンプ42から流出した液状の作動媒体の一部を分岐させ、作動媒体流路48のうち膨張機44の上流側の部位に合流させる。分岐流路49は、第2熱交換器120の第1流路124の接続端部124a,124bに対して着脱自在に接続可能な接続端部49aを有している。
作動媒体流路48及び分岐流路49の第1流路24,124への接続は図1の第3流路30,130が取り外された状態で行われる。
ポンプ42は、液状の作動媒体を所定の圧力まで加圧して第1熱交換器20及び第2熱交換器120へと送り出す。ポンプ42としては、インペラをロータとして備える遠心ポンプや、ロータが一対のギアからなるギアポンプ等が用いられる。
膨張機44は、作動媒体流路48において第1熱交換器20及び第2熱交換器120よりも下流に位置する。膨張機44として容積式のスクリュー膨張機が用いられている。この膨張機44は、内部にロータ室が形成されたケーシングと、ロータ室内に回転自在に支持された雌雄一対のスクリュロータとを有している。ロータ室に流入した気相の作動媒体が膨張することにより前記スクリュロータが回転される。なお、膨張機44としてはスクリュー膨張機に限らず、遠心式のものやスクロールタイプのものが用いられてもよい。
動力回収部45は、膨張機44に接続されている。本実施形態では、動力回収部45として発電機が用いられている。この動力回収部45は、膨張機44の一対のスクリュロータのうちの一方に接続された回転軸を有している。動力回収部45は、前記回転軸が前記スクリュロータの回転に伴って回転することにより電力を発生させる。
凝縮器46は、作動媒体流路48のうち膨張機44の下流側の部位(作動媒体流路48における膨張機44とポンプ42との間の部位)に設けられている。凝縮器46は、作動媒体を冷却流体(冷却水等)で冷却することにより凝縮(液化)させる。本実施形態では、凝縮器46において作動媒体と熱交換する流体として第1熱交換器20及び第2熱交換器120にて使用される冷却流体が用いられる。凝縮器46と第1熱交換器20及び第2熱交換器120との間にて冷却流体を共有することにより、圧縮装置を小型化することができる。
以上に説明した熱エネルギー回収ユニット40が駆動される際には、蒸発器として機能する第1熱交換器20及び第2熱交換器120にて作動媒体が圧縮ガスの熱を回収して蒸発し、膨張機44に流入して膨張することにより、膨張機44及び動力回収部45が駆動される。膨張機44から吐出された作動媒体は凝縮器46にて凝縮され、凝縮した液状の作動媒体はポンプ42により再び第1熱交換器20及び第2熱交換器120へと送出される。このように、作動媒体が作動媒体流路48内を循環することにより、動力回収部45にて電力が生成される。
第1熱交換器20では、第1流路24に作動媒体流路48が接続される場合、冷却流路50の接続端部50aが第2流路26の接続端部26a,26bに接続される。第2熱交換器120においても、第1流路124に作動媒体流路48の分岐流路49が接続される場合、冷却流路50の分岐流路51の接続端部51aは、第2熱交換器120の第2流路126の接続端部126a,126bに接続される。以下の説明では、第3流路30,130が取り外された状態において、作動媒体流路48及びその分岐流路49に第1流路24,124が接続され、かつ、冷却流路50及びその分岐流路51に第2流路26,126が接続される圧縮装置の態様を「第2態様」と呼ぶ。
続いて、圧縮装置が第1態様から第2態様に切り替える際の流れについて説明する。まず、図2に示す膨張機44、凝縮器46及びポンプ42が作動媒体流路48に接続され、膨張機44に動力回収部45が接続される(準備工程)。以下、第1及び第2熱交換器20,120に接続される前の膨張機44、動力回収部45、凝縮器46、ポンプ42及び作動媒体流路48を纏めて「組立体」という。組立体が準備されると、図1に示す第1熱交換器20から冷却流路50が取り外されるとともに、第2熱交換器120から分岐流路51が取り外される。そして、第1熱交換器20の第3流路30及び第2熱交換器120の第3流路130が取り外される(取外工程)。第1熱交換器20では第3流路30が筐体29の外部に位置するため、取り外しが容易に行われる。第2熱交換器120においても同様である。
第1熱交換器20の第1流路24内及び第2熱交換器120の第1流路124内に乾燥した温風を吹き込むことにより、各第1流路24,124内を乾燥させ、冷却流体が除去される(除去工程)。
次に、図2に示すように、第1熱交換器20の第1流路24の接続端部24a,24bに作動媒体流路48の接続端部48aを接続するとともに、第2熱交換器120の第1流路124の接続端部124a,124bに分岐流路49の接続端部49aを接続する。さらに、第1熱交換器20の第2流路26の接続端部26a,26bに冷却流路50の接続端部50aを接続するとともに、第2熱交換器120の第2流路126の接続端部126a,126bに分岐流路51の接続端部51aを接続する(接続工程)。
以上の流れにより、本体部への熱エネルギー回収ユニット40の取り付けが完了し、圧縮装置の態様が第1態様から第2態様となる。第2態様では、各ガス流路22,122を通る圧縮ガスは、第1流路24,124を流れる作動媒体によって冷却された後、第2流路26,126を流れる冷却流体によって冷却される。よって、第2態様では、作動媒体及び冷却流体によって圧縮ガスを効果的に冷却することができ、かつ、作動媒体を介して圧縮ガスの有する熱エネルギーを動力回収部45において有効に回収することができる。なお、冷却流体は圧縮ガスの冷却の前に凝縮器46にて作動媒体の凝縮に利用されることから、作動媒体を十分に冷却することができ、発電効率を向上することができる。
以上説明したように、本実施形態の圧縮装置では、第3流路30,130を取り外すことにより、本体部に熱エネルギー回収ユニット40を容易に取り付けることができる。特に、1つの収容部内に本体部が収容される場合であっても、熱エネルギー回収ユニット40の取付作業が煩雑となることが防止される。また、圧縮装置では、第1熱交換器20及び第2熱交換器120において冷却流体が流れる流路の一部を作動媒体の流路に利用することから、作動媒体と圧縮ガスとの熱交換のために第1熱交換器20及び第2熱交換器120とは別に新たな熱交換器を設ける必要がなく、圧縮ガスが流れる流路上における流路抵抗の増大を防止することができる。圧縮装置の製造コストも抑えることができる。
第1熱交換器20では、圧縮ガスが流れるガス流路22が第1熱交換器20の筐体29の内部空間であることから、圧縮ガスに生じる流路抵抗をより低減させることができる。第2熱交換器120においても同様である。
さらに、本実施形態では、各第3流路30,130を取り外した後、作動媒体流路48及び分岐流路49を接続する前に各第1流路24,124内を乾燥させる。よって、第1態様において第1流路24,124を流れていた冷却流体と第2態様において第1流路24,124を流れる作動媒体との混合が抑制される。なお、冷却流体を除去することができるのであれば、必ずしも乾燥させる必要はなく、例えば、第1流路24,124に作動媒体や膨張機44内の機器の潤滑に利用する潤滑油などの流体を流し込み、冷却流体が押し流されてもよい。
上記実施形態では、作動媒体流路48は、第2流路26よりも圧縮ガスの流れ方向における上流側に配置された第1熱交換器20の第1流路24に対して着脱自在に接続可能となっている。同様に、分岐流路49は、第2熱交換器120の第1流路124に対して着脱自在に接続可能となっている。よって、第2態様では、第2流路26,126を流れる冷却流体で圧縮ガスが冷却される前に当該圧縮ガスの有する熱エネルギーが作動媒体により有効に回収されるので、作動媒体が圧縮ガスからより多くのエネルギーを回収することが可能となる。
上記実施形態では、第1流路24,124の外面及び第2流路26,126の外面には、複数のフィン25,27,125,127が形成されている。よって、圧縮ガスと第1流路24,124との接触面積及び圧縮ガスと第2流路26,126との接触面積がそれぞれ大きくなるので、熱交換の効率が向上する。
第1実施形態では、組立体の準備工程が、第3流路30,130の取外工程及び冷却流体の除去工程の後に行われてもよく、並行して行われてもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の圧縮装置について、図3を参照しながら説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行い、第1実施形態と同じ構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態では、第1熱交換器20は、第3流路30ではなく閉塞部材32を備えている。なお、第1熱交換器20が、ガス流路22、第1流路24及び第2流路26を備えていることは、第1実施形態と同じである。第2熱交換器120は、第1熱交換器20と同様に、ガス流路122、第1流路124、第2流路126及び閉塞部材132を備えている。
第1熱交換器20では、第1流路24の両端の接続端部24a,24bに閉塞部材32が着脱自在に接続され、第1流路24が閉塞される。同様に、第2熱交換器120においても、第1流路124の両端の接続端部124a,124bに閉塞部材132が着脱自在に接続され、第1流路124が閉塞される。以下、第1流路24,124に閉塞部材32,132が取り付けられる圧縮装置の態様を「第3態様」という。
次に、圧縮装置の本体部と熱エネルギー回収ユニット40との組み立ての流れについて説明する。まず、工場等の組立施設内にて本体部である第1圧縮機10、第1熱交換器20、第2圧縮機110及び第2熱交換器120が組み立てられ、第1熱交換器20及び第2熱交換器120の第1流路24,124に閉塞部材32,132が取り付けられて上述の第3態様とされる(第2準備工程)。また、図2と同様に、膨張機44、凝縮器46、ポンプ42、作動媒体流路48及び動力回収部45の組立体が準備される(第1準備工程)。第1準備工程及び第2準備工程は同時に行われてもよく、一方が他方に先行していてもよい。また、必ずしも、第1準備工程と第2準備工程とが同じ組立施設内にて行われる必要はない。
第1準備工程と第2準備工程が完了すると、本体部及び組立体が圧縮装置の据え付け地に搬送される。
据え付け地にて、図3に示す本体部の第1熱交換器20から閉塞部材32が取り外されるとともに、第2熱交換器120から閉塞部材132が取り外される(取外工程)。そして、図2と同様に、第1熱交換器20の第1流路24の両端の接続端部24a,24bに作動媒体流路48の接続端部48aが接続される。第2熱交換器120の第1流路124の両端の接続端部124a,124bに作動媒体流路48の分岐流路49の接続端部49aが接続される。また、第1熱交換器20の第2流路26の両端の接続端部26a,26bには、冷却流路50の接続端部50aが接続され、第2熱交換器120の第2流路126の両端の接続端部126a,126bには、冷却流路50の分岐流路51の接続端部51aが接続される(接続工程)。なお、凝縮器46も冷却流路50に接続される。
以上の流れにより、圧縮装置の組み立てが完了する。
第2実施形態では、第1熱交換器20及び第2熱交換器120から閉塞部材32,132を取り外することにより本体部に熱エネルギー回収ユニット40を容易に取り付けることができる。熱エネルギー回収ユニット40及び本体部が組立施設にて組み立てられた後、据え付け地にて一体とされることから、これらの部材が一体とされた状態で据え付け地に搬送される場合に比べて搬送作業の負荷や搬送コストを低減することが可能となる。圧縮装置の組み立ての自由度も向上する。
第1実施形態と同様に、作動媒体と圧縮ガスとの熱交換のための専用の熱交換器を設ける場合に比べて、圧縮ガスが流れる流路上における流路抵抗の増大を防止することができる。
第1流路24,124が作動媒体流路48に接続される前の状態において、閉塞部材32,132が第1流路24,124に接続されることにより、第1流路24,124がクリーンな状態に維持される。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態の熱エネルギー回収ユニット40では、第1熱交換器20または第2熱交換器120の一方のみを圧縮ガスからの熱を回収する蒸発器として利用してもよい。熱エネルギー回収ユニット40を用いて圧縮ガスから熱を回収する手法は、単段式の圧縮装置に適用されてもよく、3以上の圧縮機を有する圧縮装置に適用されてもよい。
第1実施形態では、第3流路30,130がそれぞれ第1熱交換器20及び第2熱交換器120の内部に配置されてもよい。
上記実施形態では、膨張機44がカップリングを介して第1圧縮機10や第2圧縮機110に直接接続されてもよい。すなわち、第1圧縮機10又は第2圧縮機110が動力回収部45とされてもよい。上記実施形態では、冷却流体が圧縮ガスの熱を回収した後に凝縮器46に流入してもよい。凝縮器46では、第1及び第2熱交換器20,120とは異なる経路を流れる冷却流体が利用されてもよい。第1熱交換器20及び第2熱交換器120においても、互いに異なる経路を流れる冷却流体が利用されてよい。
10 第1圧縮機
20 第1熱交換器
22 ガス流路
24 第1流路
24a,24b 接続端部
25 フィン
26 第2流路
26a,26b 接続端部
27 フィン
30 第3流路
32 閉塞部材
40 熱エネルギー回収ユニット
42 ポンプ
44 膨張機
45 動力回収部(発電機)
46 凝縮器
48 作動媒体流路
48a 接続端部
49 分岐流路
49a 接続端部
50 冷却流路
50a 接続端部
51 分岐流路
51a 接続端部
110 第2圧縮機
120 第2熱交換器
122 ガス流路
124 第1流路
124a,124b 接続端部
126 第2流路
126a,126b 接続端部
130 第3流路

Claims (6)

  1. 圧縮装置の態様の切替方法であって、
    前記圧縮装置は、
    ガスを圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出された圧縮ガスの熱を回収する熱交換器と、
    を備え、
    前記熱交換器が、
    圧縮ガスが通過するガス流路と、
    両端に接続端部を有する第1流路と、
    両端に接続端部を有する第2流路と、
    前記第1流路の一方の接続端部及び前記第2流路の一方の接続端部に対して着脱自在に接続可能で前記第1流路と前記第2流路とを連通させる形状を有する第3流路と、
    を備え、
    冷却流体が流れる冷却流路に前記第1流路、前記第2流路及び前記第3流路が接続される第1態様と、
    前記第3流路が取り外された状態において、圧縮ガスの熱を回収して膨張機を駆動する作動媒体が流れる作動媒体流路に前記第1流路が接続され、かつ、前記冷却流路に前記第2流路が接続される第2態様と、
    の間を切り替え可能であり、
    前記第1態様から前記第2態様へと切り替える際に、
    前記膨張機と、前記膨張機から流出した作動媒体を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮した作動媒体を前記熱交換器へ送るポンプと、前記ポンプ、前記膨張機及び前記凝縮器が接続される前記作動媒体流路と、を有する組立体を準備する準備工程と、
    前記第1流路及び前記第2流路から前記第3流路を取り外す取外工程と、
    前記作動媒体流路の両端の接続端部を前記第1流路の両端の接続端部にそれぞれ接続し、かつ、前記冷却流路の両端の接続端部を前記第2流路の両端の接続端部にそれぞれ接続する接続工程と、を備える、切替方法。
  2. 請求項1に記載の切替方法において、
    前記取外工程と前記接続工程との間に前記第1流路内を流れていた冷却流体を除去する除去工程をさらに備える、切替方法。
  3. 請求項1又は2に記載の切替方法において、
    前記第3流路が、前記ガス流路、前記第1流路及び前記第2流路を収容する前記熱交換器の筐体の外部に位置する、切替方法。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載の切替方法において、
    前記第1流路は、前記熱交換器内において前記第2流路よりも上流側に配置されている、切替方法
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載の切替方法において、
    前記ガス流路が前記熱交換器の筐体の内部空間であり、
    前記第1流路及び前記第2流路が、前記内部空間にて蛇行しつつ延びるチューブである、切替方法
  6. 請求項に記載の切替方法において、
    前記第1流路の外面及び前記第2流路の外面には、複数のフィンが形成されている、切替方法
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