JP6370806B2 - アプリケーション駆動の高速休止 - Google Patents

アプリケーション駆動の高速休止 Download PDF

Info

Publication number
JP6370806B2
JP6370806B2 JP2015552660A JP2015552660A JP6370806B2 JP 6370806 B2 JP6370806 B2 JP 6370806B2 JP 2015552660 A JP2015552660 A JP 2015552660A JP 2015552660 A JP2015552660 A JP 2015552660A JP 6370806 B2 JP6370806 B2 JP 6370806B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless device
state
network traffic
traffic information
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015552660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016503274A (ja
JP2016503274A5 (ja
Inventor
シンハイ、サンディープ
シン、アヌラグ
カーラ、ナビーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2016503274A publication Critical patent/JP2016503274A/ja
Publication of JP2016503274A5 publication Critical patent/JP2016503274A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6370806B2 publication Critical patent/JP6370806B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0212Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0212Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
    • H04W52/0216Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave using a pre-established activity schedule, e.g. traffic indication frame
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)

Description

[0001] 本特許出願に説明されている技術は、概して、ワイヤレス通信システムに関し、より具体的には、ワイヤレス通信ネットワークにおけるユーザ機器の電力消費の緩和に関する。
[0002] ワイヤレス通信ネットワークは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、等のような、様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。通常は多元接続ネットワークであるこのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。このようなネットワークの1つの例は、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)地上無線アクセスネットワーク(UTRAN:UMTS Terrestrial Radio Access Network)である。
[0003] モバイルブロードバンドアクセスの需要が増加し続けるにつれて、モバイルブロードバンドアクセスの高まる需要を満たすためだけでなく、モバイル通信を用いたユーザ経験を進歩および向上させるために、研究開発はUMTS技術を進歩させ続けている。ユーザ経験の1つの重要な態様は、電池式モバイルデバイスの動作時間である。モバイルデバイスのデータ使用量が増加するにつれて、モバイルデバイスの動作時間は、モバイルデバイスがいかに有効にその電力使用を扱うことができるかによって著しく影響される。
いくつかの実例的な実施形態の簡単な概要
[0004] 本開示の1つまたは複数の態様の基礎的な理解を提供するために、下記は、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、本開示の企図されるすべての特徴の広範な概略ではなく、本開示のすべての態様の重要な要素または決定的な要素を特定することも、本開示のいずれかまたは全ての態様の範囲を線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に提示される、より詳細な説明への前置きとして、簡略化された形態で本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を提示することである。
[0005] 本開示の態様は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作可能なユーザ機器と、そのユーザ機器がアプリケーション駆動の方式によって制御される休止状態(a dormant state)に遷移することができる方法とを対象としている。
[0006] 1つの態様において、本開示は、ワイヤレス通信ネットワークにおいてコントローラ(例えば、無線ネットワークコントローラまたはRNC)を動作させる方法を提供する。方法は、休止状態に入るようにワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、アプリケーションサーバにおけるアクティブプロセスから受信することと、時間間隔に対応するネットワークトラフィック情報をワイヤレスデバイスから受信することと、アクティブプロセスがその時間間隔の間のワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるネットワークトラフィックを単独で担っている(solely responsible)ことを、そのネットワークトラフィック情報が示す場合に、ワイヤレスデバイスが休止状態に入るようにワイヤレスデバイスに1つまたは複数のコマンドを送信することと、を含む。
[0007] 本開示の別の態様は、通信ネットワークにおいてワイヤレスデバイスを動作させる方法を提供する。方法は、時間間隔の間のワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィック情報を記憶することと、通信ネットワークのコントローラからの要求を受信することに応答して、ワイヤレスデバイスからコントローラにネットワークトラフィック情報を送信することと、コントローラからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して休止状態に入ることと、を含む。
[0008] 本開示の別の態様は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作可能なコントローラを提供する。コントローラは、休止状態に入るようにワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、アプリケーションサーバにおけるアクティブプロセスから受信するための手段と、時間間隔に対応するネットワークトラフィック情報をワイヤレスデバイスから受信するための手段と、アクティブプロセスがその時間間隔の間のワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるネットワークトラフィックを単独で担っていることを、そのネットワークトラフィック情報が示す場合に、ワイヤレスデバイスが休止状態に入るようにワイヤレスデバイスに1つまたは複数のコマンドを送信するための手段と、を含む。
[0009] 本開示の別の態様は、通信ネットワークにおいて動作可能なワイヤレスデバイスを提供する。ワイヤレスデバイスは、時間間隔の間のワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィック情報を記憶するための手段と、通信ネットワークのコントローラからの要求を受信することに応答して、ワイヤレスデバイスからコントローラにネットワークトラフィック情報を送信するための手段と、コントローラからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して休止状態に入るための手段と、を含む。
[0010] 本開示の別の態様は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作可能なコントローラを提供する。コントローラは、少なくとも1つのプロセッサと、その少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、を含み、この少なくとも1つのプロセッサは、休止状態に入るようにワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、アプリケーションサーバにおけるアクティブプロセスから受信し、時間間隔に対応するネットワークトラフィック情報をワイヤレスデバイスから受信し、アクティブプロセスがその時間間隔の間のワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるネットワークトラフィックを単独で担っていることを、そのネットワークトラフィック情報が示す場合に、ワイヤレスデバイスが休止状態に入るようにワイヤレスデバイスに1つまたは複数のコマンドを送信する、ように構成される。
[0011] 本開示の別の態様は、通信ネットワークにおいて動作可能なワイヤレスデバイスを提供する。ワイヤレスデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、その少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、を含み、この少なくとも1つのプロセッサは、時間間隔の間のワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィック情報を記憶し、通信ネットワークのコントローラからの要求を受信することに応答して、ワイヤレスデバイスからコントローラにネットワークトラフィック情報を送信し、コントローラからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して休止状態に入る、ように構成される。
[0012] 本開示の別の態様は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、通信ネットワークにおいて動作可能なワイヤレスデバイスに、時間間隔の間のワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィック情報を記憶することと、通信ネットワークのコントローラからの要求を受信することに応答して、ワイヤレスデバイスからコントローラにネットワークトラフィック情報を送信することと、コントローラからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して休止状態に入ることと、を行わせるためのコードを含むコンピュータ可読記憶媒体を含む。
[0013] 本開示の別の態様は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、ワイヤレス通信ネットワークのコントローラに、休止状態に入るようにワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、アプリケーションサーバにおけるアクティブプロセスから受信することと、時間間隔に対応するネットワークトラフィック情報をワイヤレスデバイスから受信することと、アクティブプロセスがその時間間隔の間のワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるネットワークトラフィックを単独で担っていることを、そのネットワークトラフィック情報が示す場合に、ワイヤレスデバイスが休止状態に入るようにワイヤレスデバイスに1つまたは複数のコマンドを送信することと、を行わせるためのコードを含むコンピュータ可読記憶媒体を含む。
[0014] 本発明の他の態様、特徴、および実施形態は、以下に続く本発明の具体的で実例的な実施形態の説明を添付の図面と併せて検討すると、当業者には明らかになるであろう。本発明の特徴は、以下のある特定の実施形態および図に関連して説明されうるが、本発明のすべての実施形態は、本明細書に説明される有利な特徴の1つまたは複数を含むことができる。言い換えると、1つまたは複数の実施形態は、ある特定の有利な特徴を有するものとして説明されうるが、そのような特徴の1つまたは複数は、また、本明細書に説明される発明の様々な実施形態にしたがって使用されうる。同様の方法で、実例的な実施形態は、デバイス、システム、または方法の実施形態として以下に説明されうるが、そのような実例的な実施形態が、様々なデバイス、システム、および方法にインプリメントされうることが理解されるべきである。
[0015] いくつかの実施形態にしたがった、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)の例を概念的に例示するブロック図。 [0016] いくつかの実施形態にしたがったユーザ機器(UE)を概念的に例示するブロック図。 [0017] いくつかの実施形態にしたがった無線ネットワークコントローラ(RNC)を概念的に例示するブロック図。 [0018] いくつかの実施形態に対するユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を概念的に例示する図。 [0019] いくつかの実施形態に対する図1のネットワークにおいて動作可能なUEの動作モードを概念的に例示する図。 [0020] いくつかの実施形態にしたがった、アプリケーション駆動の高速休止制御方式(an application driven fast dormancy control scheme)をインプリメントする通信ネットワークのいくつかのエレメントを例示する機能的ブロック図。 [0021] いくつかの実施形態にしたがったポートアクティビティ統計テーブル(a port activity statistics table)を概念的に例示する図。 [0022] いくつかの実施形態にしたがった、ポートアクティビティ統計テーブルに記録された多数のネットワークI/Oイベントに関するタイムラインの例を概念的に例示する図。 [0023] いくつかの実施形態にしたがった、アプリケーション駆動の高速休止制御方式をインプリメントするように構成されたワイヤレス通信ネットワークを動作させるための方法を例示するフローチャート。
詳細な説明
[0024] 添付の図面に関連して以下に記載される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書に説明される概念が実現されうる唯一の構成を表すように意図されたものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供するために具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実現されうることは当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、周知の構造およびコンポーネントが、そのような概念を曖昧にすることを避けるためにブロック図の形態で示される。
[0025] 本開示の様々な態様は、ワイヤレス通信ネットワーク(例えば、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UTMS)を対象とし、ならびに、そのネットワークにおいて動作可能なネットワークエンティティ(例えば、ユーザ機器、ワイヤレスデバイス、アクセス端末、等)が、アクティブプロセス(例えば、アプリケーションサーバにおいて稼働するアプリケーション)がパケットデータを転送するためにネットワークエンティティを活用し終えたというインジケーションに応答して、低電力状態または休止状態に遷移することができる方法を対象としている。アクティブプロセス(例えば、eメールサーバ)は、ある時間期間の間はユーザ機器(UE)を用いるそれ以上のデータトラフィックがありそうもないことを知っている。したがって、アクティブプロセスは、ネットワーク内の適した制御エンティティ(例えば、RNC)がその状況に気づいて、UEの電力消費を低減させるために休止状態に入るようにUEをトリガするための適切なアクションを取ることができるように、制御エンティティにインジケーションを送ることができる。
[0026] これ以上のデータ転送が予想されないときには、UEのバッテリ電力を節約(conserve)するために、現在のデータトラフィックの完了時に休止状態に迅速に入ることが有益である。本開示において、休止状態は、概して、UEがより低い電力消費状態に入り、そのシグナリングチャネルのうちの1つまたは複数を解除(release)しうるコンディションを指す。しかしながら、UEが早まって休止状態になった場合、それは、エアシグナリングオーバーヘッドを望ましくなく増加させてデータ呼び出しを再度持ち出す(bring up)ことになる。関連技術において、このトレードオフは、継続時間tの間、ネットワーク規模の不活動タイマ(a network wide inactivity timer)を有することによって対処され、休止(すなわち、休止状態に入ること)は、継続時間tの間、データトラフィックが何もないときにトリガされ、何らかのデータトラフィックがある時はいつでもタイマがリセットされる。
[0027] しかしながら、時として、ネットワーク規模のタイマのアプローチは、特定のアプリケーションがデータトラフィックをトリガおよび消費して、そのアプリケーションが、何らかの予め決められた間隔の間はこれ以上のデータトラフィックが予期されない、または見込まれないことを知っている場合には部分最適(sub-optimal)である。このようなシナリオでは、t継続時間の間に予期されるデータトラフィックが何もなくても、上記継続時間の間データ呼び出しが休止にならないことになる。したがって、以下の本開示の例に例示されるように、周期的な同期スケジュールに従うアプリケーションは、休止に入るようにUEをトリガするアプリケーション駆動のアプローチの恩恵を受けるであろう。例えば、eメールアプリケーションがUEへのeメールをすべてダウンロードしたら、データ呼び出しの他のユーザがいない場合、UEはすぐに休止に入ることができ、次のeメールのダウンロードが、ある特定の時間間隔の後にのみ生じるようにスケジュールされる。本開示の他の態様および例は、以下により詳細に説明されることになる。
[0028] 本開示全体を通して提示される様々な概念は、幅広く様々な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたりインプリメントされうる。図1は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)ネットワークのような、ワイヤレス通信システム100の例を概念的に例示するブロック図である。しかし、本発明の実施形態は、他のタイプの通信ネットワークに利用されることができる。
[0029] 限定のない例示的な例として、図1をここで参照すると、本開示の様々な態様が、UMTSネットワーク100を参照して例示されている。UMTSネットワーク100は、相互作用する3つのドメイン、すなわち、コアネットワーク104、無線アクセスネットワーク(RAN)102(例えば、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN))、およびユーザ機器(UE)110、を含む。この例において、UTRAN102に利用可能ないくつかのオプションの中で、例示されたUTRAN102は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを可能にするためのW−CDMA(登録商標)エアインターフェースを採用しうる。UTRAN102は、無線ネットワークサブシステム(RNS:Radio Network Subsystems)107のような複数のRNSを含むことができ、その各々が、無線ネットワークコントローラ(RNC)106のようなそれぞれのRNCによって制御される。ここで、UTRAN102は、例示されたRNC106およびRNS107に加えて、任意の数のRNC106およびRNS107を含みうる。RNC106は、特に、RNS107内の無線リソースを割り当て、再構成し、解除することを担う装置である。RNC106は、直接的な物理接続、仮想ネットワーク、または任意の適したトランスポートネットワークを使用する同様のもののような、様々なタイプのインターフェースを通じてUTRAN102内の他のRNC(図示せず)に相互接続されうる。
[0030] RNS107によってカバーされる地理的領域は多数のセルに分割され、無線トランシーバ装置は各セルにサービス提供しうる。無線トランシーバ装置は、通常、UMTSアプリケーションにおいてノードB108と称されるが、当業者によって、基地局(BS)、基地トランシーバ局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または他の何らかの適した専門用語でも称されうる。明確さのために、各RNS107内に3つのノードB108しか示されていないが、RNS107は、任意の数のワイヤレスノードBを含みうる。ノードB108は、任意の数のモバイル装置に、コアネットワーク104までの複数のワイヤレスアクセスポイントを提供する。モバイル装置の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタル音声プレイヤ(例えば、MP3プレイヤ)、カメラ、ゲーム機、または他の任意の同様に機能するデバイスを含む。モバイル装置は、通常、UMTSアプリケーションにおいてユーザ機器(UE)と称されるが、当業者によって、モバイル局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの適した専門用語でも称されうる。
[0031] UMTSネットワーク100において、UE110は、ネットワークへのユーザの加入情報を含むユニバーサル加入者アイデンティティモジュール(USIM:a universal subscriber identity module)をさらに含みうる。例示的な目的のために、多数のノードB108と通信している1つのUE110が示されている。ダウンリンク(DL)は順方向リンクとも呼ばれ、ノードB108からUE110までの通信リンクを指し、アップリンク(UL)は逆方向リンクとも呼ばれ、UE110からノードB108までの通信リンクを指す。
[0032] コアネットワーク104は、UTRAN102のような1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースで接続することができる。示されるように、コアネットワーク104はUMTSコアネットワークである。しかしながら、当業者が認識することになるように、本開示全体にわたって提示される様々な概念が、RANまたは他の適したアクセスネットワークにインプリメントされて、UMTSネットワーク以外の複数のタイプのコアネットワークへのアクセスをUEに提供しうる。
[0033] 例示されたUMTSコアネットワーク104は、回線交換(CS:circuit-switched)ドメインおよびパケット交換(PS:packet-switched)ドメインを含む。回線交換エレメントのいくつかは、モバイルサービス交換センタ(MSC:Mobile services Switching Centre)、ビジタロケーションレジスタ(VLR:Visitor Location Register)、およびゲートウェイMSC(GMSC)である。パケット交換エレメントは、サービングGPRSサポートノード(SGSN:Serving GPRS Support Node)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN:Gateway GPRS Support Node)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのような、いくつかのネットワークエレメントは、回線交換ドメインおよびパケット交換ドメインの両方によって共有されうる。
[0034] 例示された例において、コアネットワーク104は、MSC112およびGMSC114を有する回線交換サービスをサポートする。いくつかのアプリケーションにおいて、GMSC114は、メディアゲートウェイ(MGW:media gateway)と称されうる。RNC106のような1つまたは複数のRNCは、MSC112に接続されうる。MSC112は、呼び出し設定、呼び出しルーティング、およびUEのモビリティ機能を制御する装置である。MSC112は、UEがMSC112のカバレッジエリア内にいる継続時間の間の加入者関連の情報を含むビジタロケーションレジスタ(VLR)もまた含む。GMSC114は、回線交換ネットワーク116にアクセスするためにMSC112を通じたゲートウェイをUEに提供する。GMSC114は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映しているデータのような、加入者データを含むホームロケーションレジスタ(HLR:home location register)115を含む。HLRは、また、加入者固有の認証データを含む認証センタ(AuC:authentication center)と関連付けられる。特定のUEに対する呼び出しが受信されると、GMSC114は、そのUEのロケーションを決定するためにHLR115に問合せ(query)、そのロケーションにサービス提供している特定のMSCにその呼び出しを回送(forwards)する。
[0035] 例示されたコアネットワーク104は、また、サービングGPRSサポートノード(SGSN)118およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)120を有するパケット交換データサービスをサポートする。汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)は、標準的な回線交換データサービスを用いて利用可能なパケットデータサービスよりも高速でパケットデータサービスを提供するように設計されている。GGSN120は、パケットベースのネットワーク122への接続をUTRAN102に提供する。パケットベースのネットワーク122は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または他の何らかの適したパケットベースのネットワークでありうる。
[0036] ネットワーク122内のアプリケーションサーバ124上で稼働するアクティブプロセス124a(以下、「アプリケーション」)は、UTRAN102およびコアネットワーク104を介してUE110とデータ通信しうる。GGSN120の主要な機能は、パケットベースのネットワーク接続をUE110に提供することである。データパケットは、SGSN118を通してGGSN120とUE110との間で転送されることができ、それは、MSC112が回線交換ドメインにおいて実行するのと本質的に同様の機能をパケットベースのドメインにおいて実行する。いくつかの例において、アプリケーションサーバ124は、eメールサーバ、インスタントメッセージングサーバ、データベースサーバ、または、UE110と周期的に同期(例えば、データ転送)するように構成されうる、アプリケーション124aのような1つまたは複数のアクティブプロセスを稼働させる他の任意の適したサーバまたはコンピュータでありうる。アプリケーション124aは、以下により詳細に説明されることになる。
[0037] 図2は、少なくとも1つの例にしたがったUE110の抜粋したコンポーネントを例示するブロック図である。当該技術分野において一般に知られているUE110のコンポーネントは、明確さおよび分かり易さの理由から示されていない。図2に示されるように、UE110は、概して、通信インターフェース204および記憶媒体206に結合された、またはそれらとの電気通信状態に設置されている処理回路202を含む。
[0038] 処理回路202は、データを取得、処理、および/または送信し、データアクセスおよびデータ記憶を制御し、コマンドを発行し、他の所望の動作を制御するように配列される。処理回路202は、少なくとも1つの例において、適切な媒体によって提供される所望のプログラミングをインプリメントするように適応された回路を含みうる。例えば、処理回路202は、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のコントローラ、および/または実行可能なプログラミングを実行するように構成された他の構造としてインプリメントされうる。処理回路202の例は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理コンポーネント、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、本明細書に説明された機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせを含みうる。汎用プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンだけでなく、マイクロプロセッサも含みうる。処理回路202は、DSPとマクロプロセッサ、多数のマイクロプロセッサ、DSPコアに連結した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、ASICとマイクロプロセッサ、の組み合わせのようなコンピューティングコンポーネントの組み合わせ、または他の任意の数の多様な構成としてもまたインプリメントされうる。処理回路202のこれらの例は、例示のためのものであり、本開示の範囲内の他の適した構成もまた企図される。
[0039] 処理回路202は、プログラミングの実行を含む処理のために適応され、それは記憶媒体206に記憶されうる。本明細書に使用されるように、「プログラミング」という用語は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外で称されようと、限定ではなく、命令、命令のセット、データ、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数、等、を含むように幅広く解釈されるべきである。
[0040] 通信インターフェース204は、UE110のワイヤレス通信を容易にするように構成される。例えば、通信インターフェース204は、1つまたは複数のネットワークノードに対して双方向の情報の通信を容易にするように適応された回路および/またはプログラミングを含みうる。通信インターフェース204は、1つまたは複数のアンテナ(図示せず)に結合されることができ、(例えば、1つまたは複数の受信機チェーンのような)少なくとも1つの受信機回路208および/または(例えば、1つまたは複数の送信機チェーンのような)少なくとも1つの送信機回路210を含む、ワイヤレストランシーバ回路を含む。
[0041] 記憶媒体206は、プロセッサ実行可能なコードまたは命令(例えば、ソフトウェア、ファームウェア)、電子データ、データベース、または他のデジタル情報のような、プログラミングを記憶するための1つまたは複数のコンピュータ可読デバイス、機械可読デバイス、および/またはプロセッサ可読デバイスを表しうる。記憶媒体206は、プログラミングを実行するときに、処理回路202によって操作されるデータを記憶するためにも使用されうる。記憶媒体206は、携帯または固定の記憶デバイス、光学記憶デバイス、およびプログラミングを記憶すること、含むこと、ならびに/あるいは搬送することが可能な様々な他の媒体を含む、汎用または専用プロセッサによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、記憶媒体206は、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光学記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラム可能なROM(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM(登録商標))、レジスタ、リムーバブルディスク、および/またはプログラミングを記憶するための他の媒体、さらに、これらの任意の組合せのような、コンピュータ可読記憶媒体、機械可読記憶媒体、および/またはプロセッサ可読記憶媒体を含みうる。
[0042] 記憶媒体206は、処理回路202が記憶媒体206から情報を読み取り、記憶媒体206に情報を書き込むことができるように、処理回路202に結合されうる。すなわち、記憶媒体206が処理回路202によって少なくともアクセス可能であるように、記憶媒体206は処理回路202に結合されることができ、それは、記憶媒体206が処理回路202に一体化される例、および/または記憶媒体206が処理回路202から分離される例(例えば、UE110に内在、UE110の外部、および/または複数のエンティティにわたって分配)を含む。
[0043] 記憶媒体206によって記憶されたプログラミングは、処理回路202によって実行されたときに、処理回路202に、本明細書に説明された様々な機能および/またはプロセスのステップのうちの1つまたは複数を実行させる。例えば、記憶媒体206は、ポートアクティビティ統計(PAS)テーブル212を含み、処理回路202は、PAS生成回路216を含みPASテーブル212を生成、更新、および/または維持しうる。UE110は、PASテーブル212を利用して、時間期間内に何らかのパケット入力/入力(I/O)を有するTCP/UDPポートすべての経過を追いうる。PASテーブル212は、下記により詳細に説明されることになる。記憶媒体206は、休止処理ルーチン(a dormancy handling routine)214もまた含みうる。処理回路202は、休止処理ルーチン214にしたがって様々な休止機能を実行する休止回路218を含みうる。休止機能は、下記により詳細に説明されることになる。
[0044] よって、本開示の1つまたは複数の態様にしたがって、処理回路202は、本明細書に説明されたUE(例えば、UE110)のいずれかまたは全てのためのプロセス、機能、ステップ、および/またはルーチンのうちのいずれかまたは全てを、(記憶媒体206と連結して)実行するように適応される。本明細書において使用されるように、処理回路202に関連する「適応される」という用語は、処理回路202が、本明細書に説明される様々な特徴にしたがって特定のプロセス、機能、ステップ、および/またはルーチンを実行するように、構成、採用、インプリメント、および/またはプログラミングのうちの1つまたは複数が行われることを指しうる。
[0045] 図3は、少なくとも1つのインプリメンテーションにしたがったRNC106の抜粋したコンポーネントを例示するブロック図である。当該技術分野において一般に知られているRNC106のコンポーネントは、明確さおよび分かり易さの理由から示されていない。示されるように、RNC106は、通信インターフェース304および記憶媒体306に結合された、またはそれらとの電気通信状態に設置されている処理回路302を含む。処理回路302は、データを取得、処理、および/または送信し、データアクセスおよびデータ記憶を制御し、コマンドを発行し、他の所望の動作を制御するように配列される。処理回路302は、少なくとも1つの例において記憶媒体306に記憶された媒体を含む、適切な媒体によって提供されるプログラミングの実行およびインプリメンテーションを含む処理のために適応された回路を含みうる。処理回路302の例およびインプリメンテーションは、図2を参照して上述された処理回路202の様々な例およびインプリメンテーションのいずれかを含みうる。図2の処理回路202を参照して記載された例を含む処理回路302の例は、例示のためのものであり、本開示の範囲内の他の適した構成もまた企図される。
[0046] 通信インターフェース304は、RNC106の有線および/またはワイヤレス通信を容易にするように構成される。例えば、通信インターフェース304は、1つまたは複数の他のネットワークノードだけでなく1つまたは複数のUEに対しても双方向の情報の通信を容易にするように適応された回路および/またはプログラミングを含みうる。通信インターフェース304は、1つまたは複数のアンテナ(図示せず)に結合されることができ、(例えば、1つまたは複数の受信機チェーンのような)少なくとも1つの受信機回路308、および/または(例えば、1つまたは複数の送信機チェーンのような)少なくとも1つの送信機回路310を含む、ワイヤレストランシーバ回路を含む。
[0047] 記憶媒体306は、プロセッサ実行可能なコードまたは命令(例えば、ソフトウェア、ファームウェア)、電子データ、データベース、または他のデジタル情報のような、プログラミングを記憶するための1つまたは複数のコンピュータ可読デバイス、機械可読デバイス、および/またはプロセッサ可読デバイスを表しうる。記憶媒体306は、プログラミングを実行するときに、処理回路302によって操作されるデータを記憶するためにもまた使用されうる。記憶媒体306は、携帯または固定の記憶デバイス、光学記憶デバイス、およびプログラミングを記憶すること、含むこと、ならびに/あるいは搬送することが可能な様々な他の媒体を含む、汎用または専用プロセッサによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。記憶媒体306の例は、図2を参照して上述された記憶媒体206の説明に含まれる例のいずれかを含みうる。
[0048] 記憶媒体306は、処理回路302が記憶媒体306から情報を読み取り、記憶媒体306に情報を書き込むことができるように、処理回路302に結合されうる。すなわち、記憶媒体306が処理回路302によって少なくともアクセス可能であるように、記憶媒体306は処理回路302に結合されることができ、それは、記憶媒体306が処理回路302に一体化される例、および/または記憶媒体306が処理回路302から分離される例(例えば、RNC106に内在、RNC106の外部、および/または複数のエンティティにわたって分配)を含む。
[0049] 記憶媒体306によって記憶されたプログラミングは、処理回路302によって実行されたときに、処理回路302に、本明細書に説明された様々な機能および/またはプロセスのステップのうちの1つまたは複数を実行させる。例えば、記憶媒体306は、休止マネージャ312を含み、処理回路102は、休止マネージャ312にしたがって様々な機能を実行するように適応された休止回路314を含みうる。休止マネージャ312の様々な機能は、下記により詳細に説明されることになる。したがって、本開示の1つまたは複数の態様にしたがって、処理回路302は、本明細書に説明されたRNC106のいずれかまたは全てのためのプロセス、機能、ステップ、および/またはルーチンのうちのいずれかまたは全てを、(記憶媒体306と連結して)実行するように適応される。本明細書において使用されるように、処理回路302に関連する「適応される」という用語は、処理回路302が、本明細書に説明される様々な特徴にしたがって特定のプロセス、機能、ステップ、および/またはルーチンを実行するように、構成、採用、インプリメント、および/またはプログラミングのうちの1つまたは複数が行われることを指しうる。
[0050] ワイヤレステレコミュニケーションネットワークにおいて、通信プロトコルアーキテクチャは、特定のアプリケーションに依存して様々な形態を呈しうる。例えば、3GPP UMTSネットワークにおいて、シグナリングプロトコルスタック(the signaling protocol stack)は、非アクセス層(NAS:Non-Access Stratum)およびアクセス層(AS:Access Stratum)に分割される。NASは、UE110とコアネットワーク104との間のシグナリング(図1参照)のために上位レイヤを提供し、回線交換プロトコルおよびパケット交換プロトコルを含みうる。ASは、UTRAN102とUE110との間のシグナリングのために下位レイヤを提供し、ユーザプレーンおよび制御プレーンを含みうる。ここで、ユーザプレーンおよびデータプレーンはユーザトラフィックを搬送するが、制御プレーンは制御情報(すなわち、シグナリング)を搬送する。
[0051] 図4は、ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を例示する概念図である。図4を参照すると、ASは3つのレイヤ、すなわち、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3、を用いて示される。レイヤ1は、最下位のレイヤであり、物理レイヤの様々な信号処理機能をインプリメントする。レイヤ1は本明細書では物理レイヤ406と称されることになる。レイヤ2 408と呼ばれるデータリンクレイヤは、物理レイヤ406の上部にあり、物理レイヤ406を介したUE110とノードB108との間のリンクを担う。レイヤ3では、無線リソース制御(RRC)レイヤ416が、UE110とノードB108との間の制御プレーンシグナリングを扱う。RRCレイヤ416は、より高いレイヤのメッセージのルーティング、ブロードキャスティング機能およびページング機能の処理、無線ベアラの確立および構成、等のための多数の機能的エンティティを含む。
[0052] 例示されたエアインターフェースにおいて、L2レイヤ408は複数のサブレイヤに分けられる。制御プレーンにおいて、L2レイヤ408は、2つのサブレイヤ、すなわち、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ410および無線リンク制御(RLC)サブレイヤ412を含む。ユーザプレーンにおいて、L2レイヤ408は、さらに、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:a packet data convergence protocol)サブレイヤ414を含む。示されていないが、UE110は、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワークレイヤ(例えば、IPレイヤ)、および接続の他端(例えば、遠端のUE、サーバ、等)で終端するアプリケーションレイヤを含む、L2レイヤ408の上部に、いくつかの上位レイヤを有しうる。
[0053] PDCPサブレイヤ414は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を提供する。PDCPサブレイヤ414はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位レイヤのデータパケットのヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによるセキュリティ、およびノードB間のUEのハンドオーバのサポートを提供する。
[0054] RLCサブレイヤ412は、概して、(肯定応答および再送信プロセスが誤り訂正に使用されうる)肯定応答モード(AM:acknowledged mode)、非肯定応答モード(UM:unacknowledged mode)、およびデータ転送のための透過モード(a transparent mode)をサポートし、MACレイヤにおけるハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序通りでない受信を補うためのデータパケットの再順序付けと上位レイヤデータパケットのセグメント化および再組み立て(reassembly)とを提供する。肯定応答モードにおいて、RNCおよびUEのようなRLCピアエンティティは、特に、RLCデータプロトコルデータユニット(PDU:protocol data units)、RLCステータスPDU(RLC Status PDUs)、およびRLCリセットPDU(RLC Reset PDUs)を含む、様々なRLC PDUを交換しうる。本開示において、「パケット」という用語は、RLCピアエンティティ間で交換される、いかなるRLC PDUも指しうる。
[0055] MACサブレイヤ410は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ410は、また、1つのセルにおける様々な無線リソース(例えば、リソースブロック)を複数のUE間で割り振ることを担う。MACサブレイヤ410は、HARQ動作もまた担う。
[0056] 本開示の様々な態様にしたがって、UE110の電力緩和は、UE110とデータ通信しているアプリケーション124aから駆動されることができる。
[0057] 図5は、例えば、上述のようなUMTSネットワーク100において動作可能なUE110の動作モードを例示する状態図である。UEの2つの基本的な動作モードは、アイドルモード(idle mode)と接続モード(connected mode)である。接続モードは、多数のサービス状態にさらに分割されることができ、それらはどの種類の物理チャネルをUE110が使用しているかを定義する。図5は、接続モードにおけるRRCの主なサービス状態を示す。それは、また、アイドルモード500と接続モードとの間の遷移、および接続モード内での可能な遷移を示す。アイドルモード500において、UE110は、システム情報とセルブロードキャスト(CB)メッセージとを受信することができる。UE110は、RRC接続を確立するための要求を送信するまでアイドルモード500のままである。アイドルモード500において、UTRAN102は、アイドルモードの個々のUEについてのそれ自体の情報を有さず、例えば、セル内のすべてのUEまたはページングの機会を監視しているすべてのUEに対処することのみできる。
[0058] 接続モードにおいて、UE110は、セル_DCH状態502、セル_FACH状態504、セルPCH_状態506、およびURA_PCH状態508のうちの1つでありうる。セル_DCH状態502では、専用物理チャネルがUE110に割り振られ、UE110は、セルレベルまたはアクティブセットレベルでそのサービングRNCによって知られている。セル_FACH状態504では、専用物理チャネルはUE110に割り振られないが、ランダムアクセスチャネル(RACH)および順方向アクセスチャネル(FACH)が、シグナリングメッセージと少量のユーザプレーンデータの両方を送信するために、代わりに使用される。UEの電力消費は、通常、セル_DCH状態502の電力消費よりも、セル_FACH状態504での方が少ない。
[0059] セル_PCH状態506において、UE110は、サービングRNC(SRNC)においてセルレベルで依然として知られているが、ページングチャネル(PCH)を介してのみ到達されることができる。この状態において、UEの電池消費は、PCHを監視することが不連続受信(DRX:discontinuous reception)機能を含むので、セル_DCH状態502および/またはセル_FACH状態504の電池消費よりも少ない。UE110がセル再選択を行った場合、それはセル更新プロシージャを実行するためにセル_FACH状態504に自律的に移り、その後、他のアクティビティがセル更新プロシージャの間にトリガされない場合に、セル_PCH状態506に再び入る。新規セルが別の無線アクセスシステムから選択された場合、UTRANの状態は、アイドルモード500に変わり、その別のシステムへのアクセスは、そのシステムの仕様にしたがって行われる。
[0060] URA_PCH状態508は、UE110が各セル再選択の後にセル更新を実行しないことを除いて、セル_PCH状態506に非常に類似しているが、代わりに、UTRAN登録エリア(URA:UTRAN Registration Area)アイデンティティをBCHから読み込み、(セル再選択の後に)URAが変わる場合に限り、UE110はそのロケーションをSRNCに通知する。UE110の電力消費は、通常、セル_DCH状態502および/またはセル_FACH状態504の電力消費よりも、URA_PCH状態508での方が少ない。
[0061] UE110は、RRC接続が解除された、またはRRC接続失敗であるときに、接続モードを離れ、アイドルモード500に戻る。上記状態の間でUE110を遷移させることは、制御チャネル上で制御メッセージを交換することを伴う。例えば、UE110は、シグナリング接続解除インジケーション(SCRI:signaling connection release indication)をRNC106に送ることができる。受信されたSCRIの値に基づいて、RNC106は、RRC接続を解除してUE110をアイドルモード500に下げる代わりに、セル_PCH状態506またはURA_PCH状態508を使用するようにUE110にコマンドしうる。別の例において、RNC106は、セル_DCH状態502からアイドルモード500に直接下がるようにUE110にコマンドすることができる。
[0062] アイドルモード500において、UE110は、セル_DCH状態502またはセル_FACH状態504に遷移することができる。アイドルモード500からのこの遷移は、RRC接続要求によって開始される。このステップは、必要な無線アクセスベアラ(RAB)を設定することを伴う。セル_FACH状態504またはセル_DCH状態502からセル_PCH状態506への遷移は、割り振られている無線アクセスベアラを分解する(tearing down)ことを伴う。セル_DCH状態502からセル_FACH状態504への遷移は、割り振られたコードおよび電力を取り消す(withdrawing)ことを伴う。UE110がセル_DCH状態502であるとき、UE110は、その接続をDCH状態で続けるために他の状態よりも多くのエネルギーを消費する。
[0063] 多くのワイヤレスネットワーク(例えば、UMTS)において、ある特定の条件下で電力消費を低減するために、接続はセル_DCH状態502からセル_FACH状態504に遷移することができるが、セル_FACH状態504におけるデータスループットは、セル_DCH状態502のデータスループットよりも低い。しかしながら、UE側で必要とされるエネルギー量が、セル_FACH状態504では依然として著しいことがある。したがって、UE110は、セル_DCH状態502およびセル_FACH504から、セル_PCH状態506、URA_PCH状態508、またはアイドルモード500のような、さらにより低いエネルギー消費状態に遷移することができる。
[0064] 図6は、本開示の例にしたがって、アプリケーション駆動の高速休止制御方式をインプリメントするワイヤレス通信ネットワークのいくつかのエレメントを概念的に例示するブロック図である。UE110は、予め決められた、または構成可能な時間期間(例えば、t秒)内に何らかのネットワークアクティビティ(例えば、TCPまたはUDP)を有しているトランスポートレイヤのポートの経過を追うように構成される。
[0065] 1つの例において、適した時間期間(t)で開始した後に時間期間を適応可能に調整するためのストラテジは、時間期間をこれ以上低減すると休止状態に入った直後にデータ接続を使用するアプリケーションに悪影響を及ぼすことになるポイントになるまで、その時間期間を低減し続けることである。例えば、時間期間tは、休止状態になるための正常な(successful)要求ごとに100msだけ減少しうる。正常な要求は、この要求によりその状態に入った直後に休止から出てくることをシステムにさせないものとして定義されうる。この状況に多すぎる頻度で遭遇(hit)することを防ぐまたは回避するために、それはtの下限を確立することを助けるであろう。同じ理論が逆の場合に使用されることができ、ここで、tは、失敗の要求が生じるまで100msだけ増加することになる。
[0066] 1つの例において、UE110のネットワークレイヤドライバ600は、経過したt秒内に何らかのパケット入力/入力(I/O)を有するTCP/UDPポートすべての経過を追うように利用されうる。このアクティビティについての情報は、例えば、ポートアクティビティ統計(PAS)テーブル601と呼ばれるデータ構造において、動的に更新、記録、記憶、および/または維持されうる。
[0067] 図7は、本開示の例にしたがって、ポートアクティビティ統計テーブルを概念的に例示する図である。PASテーブル601は、<ポート番号、タイムスタンプ>の形式で多数のタプル(tuples)(データ項目(data entries))を記憶し、ここで、「タイムスタンプ」は、データパケットがUE110の対応するポートから送られたか、またはそこで受信されたかのいずれかの最後の時間である。このテーブルにルックアップを速く作成するために、ハッシュベースのキャッシングが、本開示のいくつかの例において使用されうる。
[0068] 1つの例において、ネットワークレイヤドライバ600は、プロセッサ202(図2)によって実行されるコンピュータ可読記憶媒体206(図2)に記憶されたコードまたは命令としてインプリメントされうる。PASテーブル601は、この記憶媒体206に記憶され、動的に更新されうる。
[0069] 引き続き図6を参照すると、あるエレメントが休止マネージャ(DM)602として描かれており、それは、要求より前にUE110とデータ通信していたアクティブプロセス604からの要求に応答してUE110における休止をいつトリガすべきかのアルゴリズムおよびロジックを含む。アクティブプロセス604は、予め決められたある特定の条件下で今後のデータ転送が予想されないことをDM602に伝達するように構成される。例えば、アクティブプロセス604は、UE110によってアクセスされているeメールサーバでありうる。eメールサーバは、予め決められた同期スケジュールまたはサイクルにしたがって、UE110へのeメールをダウンロードするように構成されうる。メールサーバが、ネットワーク(例えば、インターネット122、CN104、UTRAN102)を介してUE110へのeメールをすべてダウンロードしたときに、メールサーバはDM602に、UE110とのデータ接続を維持する必要がもはやないことを通知する。したがって、DM602は、最後のt秒の間に他のプロセスがいずれのTCP/UDP I/Oも生成していない場合に、休止に入るようにUE110をトリガしうる。しかしながら、本開示はこれに限定されるものではなく、アクティブプロセス604は、インスタントメッセージングサーバ、ソーシャルメディアサービスサーバ、等のような、他の適したプロセスまたはアプリケーションでありうる。
[0070] 図8は、PASテーブル601に記録された多数のネットワークI/Oイベントについてのタイムラインの例を概念的に例示する図である。図8を参照すると、4つのネットワークI/Oイベント(A、B、C、およびD)が、UE110のトランスポートレイヤにおいて順に生じる。これらのイベントのポート番号とタイムスタンプは、UE110のPASテーブル601に記憶されうる。例えば、イベントDに対応するアクティブプロセス604(例えば、eメールサーバ)は、UE110とのアクティブデータ接続を維持する必要がもはやないことを決定する。したがって、アクティブプロセス604は、休止要求をDM602に送り、その要求に応答してDM602は、UE110からPASテーブル601を取得し、アクティブプロセス604が、最後のt秒の間のUE110のトランスポートレイヤにおけるネットワークトラフィック(例えば、TCPまたはUDPトラフィック)を単独で担っているか否かを決定する。アクティブプロセス604が最後のt秒の間にUE110のトランスポートレイヤにおいて何らかのネットワークI/Oを生成した唯一のプロセスであると決定された場合、DM602は、1つまたは複数のコマンド(例えば、RRCシグナリングメッセージ)をUE110に送り、UE110は、そのコマンドに応答して休止に入る。
[0071] UMTSネットワークにおいて、RRCメッセージは、レイヤ2およびレイヤ1のプロトコルエンティティを、設定、修正、および解除するために必要とされるすべてのパラメータを搬送する。RRCメッセージは、また、より高いレイヤのすべてのシグナリング(モビリティ管理(MM)、接続管理(CM)、セッション管理(SM)、等)を、それらのペイロードにおいて搬送する。接続モードでのユーザ機器のモビリティは、RRCシグナリング(測定、ハンドオーバ、セル更新、等)によって制御される。
[0072] いくつかの例において、DM602は、また、ワイヤレス通信ネットワークを介してUE110とアクティブプロセス604との間でデータを転送するために利用されるモデムデータチャネルインターフェースに関連するポートとWiFi(登録商標)インターフェースに関連するポートとを区別することができうる。DM602は、UTRAN102およびコアネットワーク104のうちの1つまたは複数のエレメントにおいて、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせとしてインプリメントされうる。例えば、RNC106は、DM602を含むように構成されうる。
[0073] 1つの例において、DM602は、UE110(例えば、UEネットワークレイヤドライバ600)から送信されたPASテーブル601を受信または取得し、テーブルの項目を分析してアクティブプロセス604がI/Oを生成したトランスポートポートのセットを決定し、次いで、このセットをPASテーブル601におけるポート番号のセットから引き算する。いくつかの例において、UE110がDM602の代わりにPASテーブル601を分析することができ、その結果をDM602に転送する。この差分演算が空のセットをもたらす場合、TCP/UDP通信に関する限り、休止を要求するアクティブプロセス604がシステムの中の唯一のアクティブエンティティである。プロセス/アプリケーション604が、最後のt秒にわたってネットワークI/Oを行った唯一のエンティティであるときに、DM602は、すぐに休止に入るようにUE110をトリガするように構成されうる。これは、他のプロセスがネットワークを使用していない、またはネットワークを使用しそうでないことを、その結果が示しているからである。例えば、DM602は、休止をトリガするために、1つまたは複数のコマンド(例えば、RRCシグナリングメッセージ)をUE110に送信しうる。
[0074] 本開示の例において、UE110が休止に入るときに、第1の状態から、第1の状態のエネルギー消費よりも低いエネルギー消費を有する第2の状態に遷移する。第1の状態は、セル_DCH状態502、セル_FACH状態504、セル_PCH506、またはURA_PCH状態508でありうる。第2の状態は、セル_FACH状態504、セル_PCH状態506、URA_PCH状態508、またはアイドルモード500でありうる。1つの例において、UE110は、送信機210(図2)を使用してPASテーブル601をDM602に送ることができ、受信機208を使用してDM602からコマンドを受信する。休止に入るための1つまたは複数のコマンドがUE110によって受信された後、UE110の処理回路202(例えば、PAS回路216および/または休止回路218)は、記憶媒体206に記憶された対応する命令(例えば、休止ルーチン214)を実行して、休止に入るようにその回路のうちの1つまたは複数を再構成しうる。
[0075] 1つの例において、UEネットワークレイヤドライバ600は、ポートレベルで最後のパケット(port-level last-packet)のタイムスタンプをPASテーブル601に維持する。いくつかの例では、(IPおよびトランスポートパケットのタイプを決定した後に)正しいメモリオフセットを読み取ってポート番号を決定することによってそうすることができる。ソースポートおよび宛先ポートをただ読み取ることは、計算的に集中するものではないため、ごくわずかなオーバーヘッドを誘発することになるだけである。ユーザ空間にPASテーブル601を露呈する(exposing)ために使用されるメカニズムは、OS依存でありうる。例えば、Linux(登録商標)では、これはprocファイルシステムのおかげで行われることができる。
[0076] 図9は、本開示の例にしたがって、アプリケーション駆動の高速休止制御方式をインプリメントするように構成されたワイヤレス通信ネットワークにおいてUE110を動作させるための方法を例示するフローチャート700である。702において、適したアプリケーションサーバ(例えば、eメールサーバ)において稼働するアクティブプロセス604は、トランスポートレイヤを使用する1つまたは複数のデータチャネルを介して、そのアプリケーションを用いてデータパケットを転送するように構成されたUE110におけるデータ休止をトリガするために、DM602に要求を送る。ここで、UE110は、セル_DCH状態502またはセル_FACH状態504のような接続モードでありうる。1つの例において、アクティブプロセス604は、同期スケジュールまたはサイクルにしたがってUE110へのeメールをダウンロードするeメールサーバでありうる。アクティブプロセス604が、同期セッションにおいてUE110へのeメールをすべてダウンロードしたときに、アクティブプロセス604は、UE110と交換すべきeメールがそれ以上なく、同じセッション内でUE110を用いるそれ以上のデータ転送がありそうもないことを決定しうる。したがって、アクティブプロセス604は、UE110における休止をトリガするための要求をDM602に送りうる。
[0077] 704において、アクティブプロセス604からの要求に応答して、DM602はUE110からPASテーブル601(すなわち、ネットワークトラフィック情報)を取得しうる。上述のように、PASテーブル601は、<ポート番号、タイムスタンプ>の形式で多数のタプルを記憶し、ここで、「タイムスタンプ」は、パケットがUE110のトランスポートレイヤから送られたか、またはそこで受信されたかの、いずれかの最後の時間である。DM602は、PASテーブル601に含まれるデータを分析して、アクティブプロセス604がその要求の前の最後のt秒の間にトランスポートレイヤにおいて何らかのネットワークI/Oを生成した唯一のプロセスであったか否かを決定する(706)。その結果が「はい」である場合、708において、DM602は、1つまたは複数のコマンド(例えば、RRCシグナリングメッセージ)をUE110に送信して、UE110が休止になるようにトリガする。しかしながら、その結果が「いいえ」である場合、710において、DM602はアクティブプロセス604からの要求を無視する。言い換えると、DM602は、休止をトリガするためのいずれのコマンドもUE110に送らないことになる。UE110が休止に入るときに、第1の状態から、比較的より低いエネルギー消費を有する第2の状態に遷移する。
[0078] 電気通信ネットワークのいくつかの態様は、UMTSネットワークを参照して提示されている。当業者は、本開示全体にわたって説明された様々な態様が他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格に拡大されうることを容易に認識するであろう。
[0079] 例として、様々な態様が、TD−SCDMAおよびTD−CDMAのような他のUMTSシステムに拡大されうる。様々な態様はまた、(FDD、TDD、または両方のモードでの)ロングタームエボリューション(LTE)、(FDD、TDD、または両方のモードでの)LTE−Advanced(LTE−A)、CDMA2000、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、ウルトラワイドバンド(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適したシステムを採用するシステムに拡大されうる。採用される実際の電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、システムに課せられた全体的な設計制約および特定のアプリケーションに依存するであろう。
[0080] 開示された方法におけるステップの特定の順序または階層は、実例的なプロセスの例示であると理解されるべきである。設計の選好に基づいて、これら方法におけるステップの特定の順序または階層が並べ替えられうることが理解される。付随の方法の請求項は、実例の順序で様々なステップのエレメントを提示し、本明細書に明確に記載されていない限り、提示された特定の順序または階層に限定されるように意図されるものではない。
[0081] 先の説明は、当業者が本明細書に説明された様々な態様を実現することを可能にするために提供されている。これらの態様に対する様々な修正は、当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義される包括的な原理は他の態様に適用されうる。このように、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるように意図されたものではなく、特許請求の範囲およびこれの均等物の文言と矛盾しない最大範囲であると認められるべきであり、ここにおいて、単数形のエレメントの参照は、そのように明確に述べられていない限りは「1つおよび1つのみ」を意味するのではなく、むしろ「1つまたは複数」を意味するように意図されている。そうでないことが明確に述べられていない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を指す。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」に関するフレーズは、単一のメンバを含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。
例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、ならびに、aおよびbおよびcをカバーするように意図されている。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様のエレメントに対するすべての構造的および機能的な均等物は、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるよう意図されている。さらに、本明細書に開示されたことのいずれも、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に記載されているかどうかに拘らずに公共に寄与されるようには意図されていない。請求項のエレメントのいずれも、そのエレメントが「〜のための手段」というフレーズを使用して明確に記載されない限り、または、方法の請求項の場合には、そのエレメントが「〜のためのステップ」というフレーズを使用して記載されていない限り、米国特許法第112条第6段落の規定のもとで解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信ネットワークにおいてコントローラを動作させる方法であって、
休止状態に入るようにワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、アプリケーションサーバにおけるアクティブプロセスから受信することと、
前記ワイヤレスデバイスから、時間間隔に対応するネットワークトラフィック情報を受信することと、
前記アクティブプロセスが前記時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるネットワークトラフィックを単独で担っていることを、前記ネットワークトラフィック情報が示す場合に、前記ワイヤレスデバイスが前記休止状態に入るように、1つまたは複数のコマンドを前記ワイヤレスデバイスに送信することと
を備える、方法。
[C2]
前記ネットワークトラフィックは、TCPトラフィック、UDPトラフィック、またはこれらの組み合わせを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記ネットワークトラフィック情報は、前記時間間隔の間の前記ネットワークトラフィックにしたがって動的に更新される、C1に記載の方法。
[C4]
前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する、C1に記載の方法。
[C5]
前記時間間隔は予め決められている、C1に記載の方法。
[C6]
前記時間間隔を調整することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記1つまたは複数のコマンドは、第1の状態から前記休止状態に遷移するように前記ワイヤレスデバイスをトリガするように適応され、前記休止状態の前記ワイヤレスデバイスの電力消費は、前記第1の状態の電力消費よりも少ない、C1に記載の方法。
[C8]
前記第1の状態は、セル_DCH状態、セル_FACH状態、セル_PCH状態、およびURA_PCH状態から成るグループから選択された1つである、C7に記載の方法。
[C9]
前記休止状態は、セル_FACH状態、セル_PCH状態、URA_PCH状態、およびアイドルモードから成るグループから選択された1つである、C7に記載の方法。
[C10]
通信ネットワークにおいてワイヤレスデバイスを動作させる方法であって、
時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィック情報を記憶することと、
前記通信ネットワークのコントローラからの要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスデバイスから前記コントローラに前記ネットワークトラフィック情報を送信することと、
前記コントローラからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して休止状態に入ることと、
を備える、方法。
[C11]
前記ネットワークトラフィック情報は、前記時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるポートアクティビティを備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記ポートアクティビティは、TCPトラフィック、UDPトラフィック、またはこれらの組み合わせを備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるネットワークトラフィックにしたがって、前記ネットワークトラフィック情報を動的に更新することをさらに備える、C10に記載の方法。
[C14]
前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する、C10に記載の方法。
[C15]
前記時間間隔は予め決められている、C10に記載の方法。
[C16]
前記時間間隔を調整することをさらに備える、C10に記載の方法。
[C17]
前記1つまたは複数のコマンドに応答して第1の状態から前記休止状態に遷移することをさらに備え、ここにおいて、前記休止状態の前記ワイヤレスデバイスの電力消費は、前記第1の状態の電力消費よりも少ない、C10に記載の方法。
[C18]
前記第1の状態は、セル_DCH状態、セル_FACH状態、セル_PCH状態、およびURA_PCH状態から成るグループから選択された1つである、C17に記載の方法。
[C19]
前記休止状態は、セル_FACH状態、セル_PCH状態、URA_PCH状態、およびアイドルモードから成るグループから選択された1つである、C17に記載の方法。
[C20]
ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作可能なコントローラであって、
休止状態に入るようにワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、アプリケーションサーバにおけるアクティブプロセスから受信するための手段と、
前記ワイヤレスデバイスから、時間間隔に対応するネットワークトラフィック情報を受信するための手段と、
前記アクティブプロセスが前記時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるネットワークトラフィックを単独で担っていることを、前記ネットワークトラフィック情報が示す場合に、前記ワイヤレスデバイスが前記休止状態に入るように、1つまたは複数のコマンドを前記ワイヤレスデバイスに送信するための手段と
を備える、コントローラ。
[C21]
通信ネットワークにおいて動作可能なワイヤレスデバイスであって、
時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィック情報を記憶するための手段と、
前記通信ネットワークのコントローラからの要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスデバイスから前記コントローラに前記ネットワークトラフィック情報を送信するための手段と、
前記コントローラからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して休止状態に入るための手段と
を備える、ワイヤレスデバイス。
[C22]
ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作可能なコントローラであって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
休止状態に入るようにワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、アプリケーションサーバにおけるアクティブプロセスから受信し、
前記ワイヤレスデバイスから、時間間隔に対応するネットワークトラフィック情報を受信し、
前記アクティブプロセスが前記時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるネットワークトラフィックを単独で担っていることを、前記ネットワークトラフィック情報が示す場合に、前記ワイヤレスデバイスが前記休止状態に入るように、1つまたは複数のコマンドを前記ワイヤレスデバイスに送信する
ように構成される、コントローラ。
[C23]
前記ネットワークトラフィックは、TCPトラフィック、UDPトラフィック、またはこれらの組み合わせを備える、C22に記載のコントローラ。
[C24]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記時間間隔の間の前記ネットワークトラフィックにしたがって前記ネットワークトラフィック情報を動的に更新するようにさらに構成される、C22に記載のコントローラ。
[C25]
前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する、C22に記載のコントローラ。
[C26]
前記時間間隔は予め決められている、C22に記載のコントローラ。
[C27]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記時間間隔を調整するようにさらに構成される、C22に記載のコントローラ。
[C28]
前記1つまたは複数のコマンドは、第1の状態から前記休止状態に遷移するように前記ワイヤレスデバイスをトリガするように適応され、前記休止状態の前記ワイヤレスデバイスの電力消費は、前記第1の状態の電力消費よりも少ない、C22に記載のコントローラ。
[C29]
前記第1の状態は、セル_DCH状態、セル_FACH状態、セル_PCH状態、およびURA_PCH状態から成るグループから選択された1つである、C28に記載のコントローラ。
[C30]
前記休止状態は、セル_FACH状態、セル_PCH状態、URA_PCH状態、およびアイドルモードから成るグループから選択された1つである、C28に記載のコントローラ。
[C31]
通信ネットワークにおいて動作可能なワイヤレスデバイスであって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィック情報を記憶し、
前記通信ネットワークのコントローラからの要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスデバイスから前記コントローラに前記ネットワークトラフィック情報を送信し、
前記コントローラからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して休止状態に入る
ように構成される、ワイヤレスデバイス。
[C32]
前記ネットワークトラフィック情報は、前記時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるポートアクティビティを備える、C31に記載のワイヤレスデバイス。
[C33]
前記ポートアクティビティは、TCPトラフィック、UDPトラフィック、またはこれらの組み合わせを備える、C32に記載のワイヤレスデバイス。
[C34]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記時間間隔の間のネットワークトラフィックにしたがって前記ネットワークトラフィック情報を動的に更新するようにさらに構成される、C31に記載のワイヤレスデバイス。
[C35]
前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する、C31に記載のワイヤレスデバイス。
[C36]
前記時間間隔は予め決められている、C31に記載のワイヤレスデバイス。
[C37]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記時間間隔を調整するようにさらに構成される、C31に記載のワイヤレスデバイス。
[C38]
前記1つまたは複数のコマンドは、第1の状態から前記休止状態に遷移するように前記ワイヤレスデバイスをトリガするように適応され、前記休止状態の前記ワイヤレスデバイスの電力消費は、前記第1の状態の電力消費よりも少ない、C31に記載のワイヤレスデバイス。
[C39]
前記第1の状態は、セル_DCH状態、セル_FACH状態、セル_PCH状態、およびURA_PCH状態から成るグループから選択された1つである、C38に記載のワイヤレスデバイス。
[C40]
前記休止状態は、セル_FACH状態、セル_PCH状態、URA_PCH状態、およびアイドルモードから成るグループから選択された1つである、C38に記載のワイヤレスデバイス。
[C41]
コンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータ可読記憶媒体は、通信ネットワークにおいて動作可能なワイヤレスデバイスに、
時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィック情報を記憶し、
前記通信ネットワークのコントローラからの要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスデバイスから前記コントローラに前記ネットワークトラフィック情報を送信し、
前記コントローラからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して休止状態に入る
ようにさせるためのコードを備える、コンピュータプログラム製品。
[C42]
コンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータ可読記憶媒体は、ワイヤレス通信ネットワークのコントローラに、
休止状態に入るようにワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、アプリケーションサーバにおけるアクティブプロセスから受信し、
前記ワイヤレスデバイスから、時間間隔に対応するネットワークトラフィック情報を受信し、
前記アクティブプロセスが前記時間間隔の間の前記ワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるネットワークトラフィックを単独で担っていることを、前記ネットワークトラフィック情報が示す場合に、前記ワイヤレスデバイスが前記休止状態に入るように、1つまたは複数のコマンドを前記ワイヤレスデバイスに送信する
ようにさせるためのコードを備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (34)

  1. ワイヤレスデバイスおよびアプリケーションサーバとのワイヤレス通信においてコントローラを動作させる方法であって、
    前記コントローラの休止マネージャにおいて、休止状態に入るように前記ワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、前記アプリケーションサーバで稼働するアクティブプロセスから受信することと、前記アクティブプロセスは、ワイヤレス通信ネットワークを介して前記ワイヤレスデバイスとデータ通信する
    前記アクティブプロセスからの前記要求に応答して、前記ワイヤレスデバイスから、ネットワークトラフィック情報を取得することと、前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する
    前記アクティブプロセスが構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィックを生成する唯一のプロセスであることを、前記ネットワークトラフィック情報が示すときに、前記ワイヤレスデバイスが前記休止状態に入るように、1つまたは複数のコマンドを前記休止マネージャから前記ワイヤレスデバイスに送信することと
    を備える、方法。
  2. 前記ネットワークトラフィックは、TCPトラフィック、UDPトラフィック、またはこれらの組み合わせを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ネットワークトラフィック情報は、前記構成可能な時間期間の間の前記ネットワークトラフィックにしたがって動的に更新される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記休止状態に入るための前の正常な要求に基づいて、前記構成可能な時間期間を調整することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数のコマンドは、第1の状態から前記休止状態に遷移するように前記ワイヤレスデバイスをトリガするように適応され、前記休止状態の前記ワイヤレスデバイスの電力消費は、前記第1の状態の電力消費よりも少ない、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の状態は、セル_DCH状態、セル_FACH状態、セル_PCH状態、およびURA_PCH状態から成るグループから選択された1つである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記休止状態は、セル_FACH状態、セル_PCH状態、URA_PCH状態、およびアイドルモードから成るグループから選択された1つである、請求項5に記載の方法。
  8. アプリケーションサーバおよびコントローラとのワイヤレス信においてワイヤレスデバイスを動作させる方法であって、
    前記アプリケーションサーバで稼働するアクティブプロセスおよび前記コントローラにおける休止マネージャと通信することと、前記アクティブプロセスは、ワイヤレス通信ネットワークを介して前記ワイヤレスデバイスとデータ通信し、前記休止マネージャは、休止状態に入るように前記ワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、前記アクティブプロセスから受信する、
    記ワイヤレスデバイスにおいてネットワークトラフィック情報を記憶することと、前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する
    前記休止マネージャからの要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスデバイスから前記休止マネージャに前記ネットワークトラフィック情報を送信することと、前記ネットワークトラフィック情報は、前記アクティブプロセスが構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィックを生成する唯一のプロセスであることを示す
    休止マネージャからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して前記休止状態に入ることと、
    を備える、方法。
  9. 前記ネットワークトラフィック情報は、前記構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるポートアクティビティを備える、請求項に記載の方法。
  10. 前記ネットワークトラフィックは、TCPトラフィック、UDPトラフィック、またはこれらの組み合わせを備える、請求項8に記載の方法。
  11. 前記構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスにおける前記ネットワークトラフィックにしたがって、前記ネットワークトラフィック情報を動的に更新することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  12. 前記休止状態に入るための前の正常な要求に基づいて、前記構成可能な時間期間を調整することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  13. 前記1つまたは複数のコマンドに応答して第1の状態から前記休止状態に遷移することをさらに備え、ここにおいて、前記休止状態の前記ワイヤレスデバイスの電力消費は、前記第1の状態の電力消費よりも少ない、請求項に記載の方法。
  14. 前記第1の状態は、セル_DCH状態、セル_FACH状態、セル_PCH状態、およびURA_PCH状態から成るグループから選択された1つである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記休止状態は、セル_FACH状態、セル_PCH状態、URA_PCH状態、およびアイドルモードから成るグループから選択された1つである、請求項13に記載の方法。
  16. アプリケーションサーバおよびワイヤレスデバイスとワイヤレス通信するように動作可能なコントローラであって、
    前記コントローラの休止マネージャにおいて、休止状態に入るように前記ワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、前記アプリケーションサーバで稼働するアクティブプロセスから受信するための手段と、前記アクティブプロセスは、ワイヤレス通信ネットワークを介して前記ワイヤレスデバイスとデータ通信する
    前記アクティブプロセスからの前記要求に応答して、前記ワイヤレスデバイスから、ネットワークトラフィック情報を取得するための手段と、前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する
    前記アクティブプロセスが構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィックを生成する唯一のプロセスであることを、前記ネットワークトラフィック情報が示すときに、前記ワイヤレスデバイスが前記休止状態に入るように、1つまたは複数のコマンドを前記休止マネージャから前記ワイヤレスデバイスに送信するための手段と
    を備える、コントローラ。
  17. アプリケーションサーバおよびコントローラとワイヤレスに通信するように動作可能なワイヤレスデバイスであって、
    前記アプリケーションサーバで稼働するアクティブプロセスおよび前記コントローラにおける休止マネージャと通信するための手段と、前記アクティブプロセスは、ワイヤレス通信ネットワークを介して前記ワイヤレスデバイスとデータ通信し、前記休止マネージャは、休止状態に入るように前記ワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、前記アクティブプロセスから受信する、
    記ワイヤレスデバイスにおいてネットワークトラフィック情報を記憶するための手段と、前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する
    前記休止マネージャからの要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスデバイスから前記休止マネージャに前記ネットワークトラフィック情報を送信するための手段と、前記ネットワークトラフィック情報は、前記アクティブプロセスが構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィックを生成する唯一のプロセスであることを示す
    休止マネージャからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して前記休止状態に入るための手段と
    を備える、ワイヤレスデバイス。
  18. アプリケーションサーバおよびワイヤレスデバイスとワイヤレスに通信するように動作可能なコントローラであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記コントローラの休止マネージャにおいて、休止状態に入るように前記ワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、前記アプリケーションサーバで稼働するアクティブプロセスから受信することと、前記アクティブプロセスは、ワイヤレス通信ネットワークを介して前記ワイヤレスデバイスとデータ通信する、
    前記アクティブプロセスからの前記要求に応答して、前記ワイヤレスデバイスから、ネットワークトラフィック情報を取得することと、前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する、
    前記アクティブプロセスが構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィックを生成する唯一のプロセスであることを、前記ネットワークトラフィック情報が示すときに、前記ワイヤレスデバイスが前記休止状態に入るように、1つまたは複数のコマンドを前記休止マネージャから前記ワイヤレスデバイスに送信することと
    を行うように構成される、コントローラ。
  19. 前記ネットワークトラフィックは、TCPトラフィック、UDPトラフィック、またはこれらの組み合わせを備える、請求項18に記載のコントローラ。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記構成可能な時間期間の間の前記ネットワークトラフィックにしたがって前記ネットワークトラフィック情報を動的に更新するようにさらに構成される、請求項18に記載のコントローラ。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記休止状態に入るための前の正常な要求に基づいて、前記構成可能な時間期間を調整するようにさらに構成される、請求項18に記載のコントローラ。
  22. 前記1つまたは複数のコマンドは、第1の状態から前記休止状態に遷移するように前記ワイヤレスデバイスをトリガするように適応され、前記休止状態の前記ワイヤレスデバイスの電力消費は、前記第1の状態の電力消費よりも少ない、請求項18に記載のコントローラ。
  23. 前記第1の状態は、セル_DCH状態、セル_FACH状態、セル_PCH状態、およびURA_PCH状態から成るグループから選択された1つである、請求項22に記載のコントローラ。
  24. 前記休止状態は、セル_FACH状態、セル_PCH状態、URA_PCH状態、およびアイドルモードから成るグループから選択された1つである、請求項22に記載のコントローラ。
  25. アプリケーションサーバおよびコントローラとワイヤレスに通信するように動作可能なワイヤレスデバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記アプリケーションサーバで稼働するアクティブプロセスおよび前記コントローラにおける休止マネージャと通信することと、前記アクティブプロセスは、ワイヤレス通信ネットワークを介して前記ワイヤレスデバイスとデータ通信し、前記休止マネージャは、休止状態に入るように前記ワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、前記アクティブプロセスから受信する、
    前記ワイヤレスデバイスにおいてネットワークトラフィック情報を記憶することと、前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する、
    前記休止マネージャからの要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスデバイスから前記休止マネージャに前記ネットワークトラフィック情報を送信することと、前記ネットワークトラフィック情報は、前記アクティブプロセスが構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィックを生成する唯一のプロセスであることを示す、
    前記休止マネージャからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して前記休止状態に入ることと
    を行うように構成される、ワイヤレスデバイス。
  26. 前記ネットワークトラフィック情報は、前記構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスのトランスポートレイヤにおけるポートアクティビティを備える、請求項25に記載のワイヤレスデバイス。
  27. 前記ネットワークトラフィックは、TCPトラフィック、UDPトラフィック、またはこれらの組み合わせを備える、請求項25に記載のワイヤレスデバイス。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記構成可能な時間期間の間の前記ネットワークトラフィックにしたがって前記ネットワークトラフィック情報を動的に更新するようにさらに構成される、請求項25に記載のワイヤレスデバイス。
  29. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記休止状態に入るための前の正常な要求に基づいて、前記構成可能な時間期間を調整するようにさらに構成される、請求項25に記載のワイヤレスデバイス。
  30. 前記1つまたは複数のコマンドは、第1の状態から前記休止状態に遷移するように前記ワイヤレスデバイスをトリガするように適応され、前記休止状態の前記ワイヤレスデバイスの電力消費は、前記第1の状態の電力消費よりも少ない、請求項25に記載のワイヤレスデバイス。
  31. 前記第1の状態は、セル_DCH状態、セル_FACH状態、セル_PCH状態、およびURA_PCH状態から成るグループから選択された1つである、請求項30に記載のワイヤレスデバイス。
  32. 前記休止状態は、セル_FACH状態、セル_PCH状態、URA_PCH状態、およびアイドルモードから成るグループから選択された1つである、請求項30に記載のワイヤレスデバイス。
  33. ンピュータプログラムであって
    アプリケーションサーバおよびコントローラとのワイヤレス信においてワイヤレスデバイスに、
    前記アプリケーションサーバで稼働するアクティブプロセスおよび前記コントローラにおける休止マネージャと通信することと、前記アクティブプロセスは、ワイヤレス通信ネットワークを介して前記ワイヤレスデバイスとデータ通信し、前記休止マネージャは、休止状態に入るように前記ワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、前記アクティブプロセスから受信する、
    前記ワイヤレスデバイスにおいてネットワークトラフィック情報を記憶することと、前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する、
    前記休止マネージャからの要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスデバイスから前記休止マネージャに前記ネットワークトラフィック情報を送信することと、前記ネットワークトラフィック情報は、前記アクティブプロセスが構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィックを生成する唯一のプロセスであることを示す、
    前記休止マネージャからの1つまたは複数のコマンドを受信することに応答して前記休止状態に入ることと
    を行うようにさせるためのコードを備える、コンピュータプログラム。
  34. コンピュータプログラムであって、
    アプリケーションサーバおよびワイヤレスデバイスとのワイヤレス通信において、コントローラに、
    前記コントローラの休止マネージャにおいて、休止状態に入るように前記ワイヤレスデバイスをトリガするための要求を、前記アプリケーションサーバで稼働するアクティブプロセスから受信することと、前記アクティブプロセスは、ワイヤレス通信ネットワークを介して前記ワイヤレスデバイスとデータ通信する、
    前記アクティブプロセスからの前記要求に応答して、前記ワイヤレスデバイスから、ネットワークトラフィック情報を取得することと、前記ネットワークトラフィック情報は、複数のデータ項目を備え、前記データ項目の各々は、前記ワイヤレスデバイスのためのポート番号とタイムスタンプとを備え、前記タイムスタンプは、データパケットが前記ポート番号によって識別されたポートにおいて前記ワイヤレスデバイスによって最後に送信または受信された時間に対応する、
    前記アクティブプロセスが構成可能な時間期間の間の前記ワイヤレスデバイスにおけるネットワークトラフィックを生成する唯一のプロセスであることを、前記ネットワークトラフィック情報が示すときに、前記ワイヤレスデバイスが前記休止状態に入るように、1つまたは複数のコマンドを前記休止マネージャから前記ワイヤレスデバイスに送信することと
    を行うようにさせるためのコードを備える、コンピュータプログラム。
JP2015552660A 2013-01-11 2013-12-30 アプリケーション駆動の高速休止 Active JP6370806B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/739,622 US9838964B2 (en) 2013-01-11 2013-01-11 Application driven fast dormancy
US13/739,622 2013-01-11
PCT/US2013/078348 WO2014109930A1 (en) 2013-01-11 2013-12-30 Application driven fast dormancy

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016503274A JP2016503274A (ja) 2016-02-01
JP2016503274A5 JP2016503274A5 (ja) 2016-12-28
JP6370806B2 true JP6370806B2 (ja) 2018-08-08

Family

ID=50001292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015552660A Active JP6370806B2 (ja) 2013-01-11 2013-12-30 アプリケーション駆動の高速休止

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9838964B2 (ja)
EP (1) EP2944127B1 (ja)
JP (1) JP6370806B2 (ja)
KR (1) KR101843238B1 (ja)
CN (1) CN104904278B (ja)
BR (1) BR112015016603B1 (ja)
TW (1) TWI526814B (ja)
WO (1) WO2014109930A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9008023B2 (en) * 2013-01-22 2015-04-14 Apple Inc. Fast transition from PCH to DCH for UMTS
US10044799B2 (en) 2013-05-28 2018-08-07 International Business Machines Corporation Implementing synchronization of state information betweeen instances of an application as well as between different applications in an efficient, scalable manner
US9854035B2 (en) * 2013-05-28 2017-12-26 International Business Machines Corporation Maintaining state synchronization of an application between computing devices as well as maintaining state synchronization of common information between different applications without requiring periodic synchronization
US10136381B2 (en) * 2013-09-25 2018-11-20 Sony Corporation Telecommunications apparatus and methods
CN107113879B (zh) 2014-11-13 2020-09-18 瑞典爱立信有限公司 用于无线设备的不连续操作的系统和方法
US9775168B2 (en) 2015-05-19 2017-09-26 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods assigning resources for dedicated scheduling requests using MAC messages and related wireless terminals and base stations
CN108737119B (zh) * 2017-04-21 2021-01-15 中国移动通信有限公司研究院 一种数据传输方法、装置及系统
CN109548151B (zh) * 2017-09-22 2022-09-27 珠海市魅族科技有限公司 无线局域网的通信方法、装置、接入点设备和站点设备
IL259504B (en) 2018-05-21 2019-11-28 Elbit Systems Land & C4I Ltd A system and method for fast response information services over a cellular network
CN110191446B (zh) * 2019-05-13 2022-07-08 惠州Tcl移动通信有限公司 基于wifi的应用下载控制方法、移动终端及存储介质
US20220182858A1 (en) * 2020-12-09 2022-06-09 Qualcomm Incorporated Extending ue fast dormancy at upper layers

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7558557B1 (en) * 1991-11-12 2009-07-07 Broadcom Corporation Low-power messaging in a network supporting roaming terminals
US6877122B2 (en) 2001-12-21 2005-04-05 Texas Instruments Incorporated Link instruction register providing test control signals to core wrappers
JP2004164566A (ja) * 2002-09-27 2004-06-10 Casio Comput Co Ltd 通信端末の電力制御装置及び通信端末の電力制御方法
EP2262328B1 (en) * 2005-12-14 2012-09-26 Research In Motion Limited Method and apparatus for user equipment directed radio resource control
US7680478B2 (en) * 2006-05-04 2010-03-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Inactivity monitoring for different traffic or service classifications
US8339991B2 (en) * 2007-03-01 2012-12-25 Meraki, Inc. Node self-configuration and operation in a wireless network
US8688826B2 (en) 2009-11-30 2014-04-01 Motorola Mobility Llc Mobile computing device and method with intelligent pushing management
EP2385734A1 (en) 2010-05-03 2011-11-09 Alcatel Lucent Managing the operation of a machine type communication device in a mobile communication system
US8743763B2 (en) * 2010-07-23 2014-06-03 Qualcomm Incorporated User device dormancy
US8654691B2 (en) * 2010-11-15 2014-02-18 Blackberry Limited Managing wireless communications
US8594747B2 (en) * 2011-05-06 2013-11-26 Apple Inc. Adaptive fast dormancy in a mobile device

Also Published As

Publication number Publication date
BR112015016603A2 (pt) 2017-07-11
WO2014109930A1 (en) 2014-07-17
KR101843238B1 (ko) 2018-03-28
CN104904278B (zh) 2018-10-16
CN104904278A (zh) 2015-09-09
JP2016503274A (ja) 2016-02-01
TWI526814B (zh) 2016-03-21
US9838964B2 (en) 2017-12-05
BR112015016603B1 (pt) 2022-10-18
TW201428481A (zh) 2014-07-16
EP2944127B1 (en) 2016-10-12
KR20150106906A (ko) 2015-09-22
US20140199979A1 (en) 2014-07-17
EP2944127A1 (en) 2015-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6370806B2 (ja) アプリケーション駆動の高速休止
TWI700948B (zh) 無線傳輸/接收單元及由其實施的方法
JP7138601B2 (ja) マシンタイプ通信をサポートする方法および装置
KR101999041B1 (ko) 주문형 페이징 지시자
CN109314984B (zh) 用于网络节点的无线通信的方法
WO2014161472A1 (zh) 一种进行寻呼的方法、装置及系统
KR101745812B1 (ko) 불연속 수신(drx) 사이클의 적용
US9955422B2 (en) User equipment power optimization
CN110024456A (zh) 控制装置、寻呼方法和非暂时性计算机可读介质
JP6336573B2 (ja) シグナリングおよび電力消費オーバーヘッドを低減するためのモバイル端末における強化された再構成手順
JP6208153B2 (ja) Pppセッションを維持するための拡張時間期間を容易にするための装置および方法
JP2016536905A (ja) 電力効率の良いデバイス用の拡張アイドルモード機構
WO2018206821A1 (en) Timer-controlled idle mode and non-pageable mode
US11096240B2 (en) Systems and methods for a connection release procedure between user equipment and a base station
TW201813423A (zh) 傳輸資料的方法、存取網路裝置和終端裝置
WO2016090847A1 (zh) 智能寻呼方法和系统、服务网关、移动管理实体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161104

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6370806

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250